先日の来日で日本中を沸かせたジョニー・デップとティム・バートン監督。数々のヒット作を生み出してきた黄金コンビの最新作『ダーク・シャドウ』の公開まで間もなく!ジョニー初の念願のヴァンパイア役ももちろん魅力的な本作だが、それと同様に、いやそれ以上に強烈な印象を放つのが、完璧な美貌と“怖さ”を誇る美女たちとの競演。ミシェル・ファイファーにエヴァ・グリーン、クロエ・グレース・モレッツ、そしてベラ・ヒースコート。麗しき美女たちに囲まれたらジョニーもタジタジ?豪華一同が集結した会見の模様をお届け!ジョニーとバートン監督にとっては本作で8度目のタッグとなるが、元々2人が大ファンだったという同名TVドラマの映画化の構想は『スウィーニー・トッドフリート街の理髪師』の撮影時に浮かんだそう。その当時をジョニーはふり返る。ジョニー:本当に即興的だったんだ。ティムと僕が会話をしているとき、「いつかヴァンパイア映画をやるべきだね」と話していたんだ。なぜかというと、僕たち2人ともすごくファンだったからだよ。「ダーク・シャドウ」だけじゃなくて、一般的にホラー映画のファンだったんだ。とても若かった頃からずっとね。そして気づいたら、セス(・グラハム=スミス/脚本)と一緒に部屋に座って、どういうふうにしようかって考えていたんだよ。『シザーハンズ』以来、バートン監督との付き合いは実に20年以上に及ぶ。その共同作業について「ティムと一緒にいることでコンフォート・ゾーン(居心地のいいゾーン)にいたり、家にいるみたいに感じてはいても、何かを思いつかないといけないという、初めの頃のプレッシャー、いやプレッシャーじゃなくて、やる気をいまも感じるんだ」と語るジョニー。ジョニー:ティムのビジョンと、僕の変な小さなアイディアを組み合わせるということなんだ。だからいつも、彼を喜ばせることができるような、何か違ったことをできないかなという小さな願いを持っているんだ。彼が気に入ってくれるようなことをできないかとね。僕はこんなに長く一緒にやってこれて、とてもラッキーだと感じているよ」。では、ほかの女優陣にとってバートン監督の現場はどうだったのだろう?バートン監督とは20年ぶりのタッグとなるミシェルは、自ら監督に本作への参加を直談判したそうだが。ミシェル:みんな、私が仕事を懇願して電話をしたってことを、もう知ってるのよね?―― 一同笑。ミシェル:私は子供の頃、このTVシリーズに夢中だったの。ティムがこの作品を監督するって業界誌で読んだの、ジョニーと一緒にこの映画を企画開発しているって。それで恥知らずにも、私は20年ぶりにティムに電話したのよ(笑)。彼とまったく話していなかったのに…。バートン監督:それまで、君は一度も僕と話さなかったよ。一度も「ハロー」とも言わなかった。そういうのは全くなかったよね(笑)。ミシェル:とにかく幸運なことに、この作品には私に演じられるものがあったのよ。自ら作品ファンだったというミシェルに対して、クロエは母親が原作の大ファンだったそう。2人が親子を演じているのも何か縁を感じる。クロエ:母は「わあ!本当にあのTV番組から映画を作るんだわ!」って感じだったの。だから、私も母と一緒にすごく興奮していたのよ。だから、もちろんこれは断然「イエス!」っていうものだったわ(笑)。一方、エヴァは自身に与えられた役の魅力に取り憑かれたよう。彼女は、ジョニー扮するバーバナスを愛する余りに呪いで彼をヴァンパイアに変えてしまう、怖ろしき魔女を演じている。エヴァ:これはすごい役なの。彼女はあまりに極端だから、役者にとっては贈り物のような役よ。彼女を演じるのはとても興味深い冒険だったわ。彼女は、最初は完全に全てをコントロールしていて、バービー人形みたいにパーフェクトなの。そして映画が進むにつれて崩壊していく。これほど複雑な役を演じるのは、すごく楽しかったわ。ジョニーとは、言葉通り“体当たり”の演技もあるが…。エヴァ:なかなかすごい関係よ。刺激的な関係。ああ…わからないわ(笑)。強烈な関係、そう呼ぶことにしましょう。彼女は彼とセックスをするか、さもなければ彼を殺したいの。妥協は許されない。すごく激しいのよ。エヴァ扮する魔女とは全く対照的な美女として輝きを放つのが、バーバナスの恋人を演じるベラ。オーストラリア出身の彼女にとって、本作はまさに挑戦だったという。ベラ:私はまだ新米なの。L.A.というのは、私にとって大きなことだったし、すごく楽しかったわ(笑)。撮影の初日、ティムは私を連れてセットを案内してくれたの。そのとき、「おお、私はティム・バートン映画に出ているんだわ!」と思ったわ。撮影中も毎日、そういう瞬間が続いたのよ。不本意ながらヴァンパイアへと姿を変えられてしまったバーバナスだが、ヴァンパイアならではの本領発揮で彼は家族を守り抜いていく。ヴァンパイアといえば、何かの動物に変身することもできるが、そのときにはバートン監督は「毛むくじゃらの鼻になりたい」と以前に回答していたそうで…。「僕はそのとき、薬漬けだったんだよ」と言い訳する監督をよそに、ほかのキャストからも珍答が…。エヴァ:私はシャーマン(預言者)に会ったの。すごく変に聞こえると思うけど。その人が私に、私の動物は「鶴」だと言ったのよ。そうね、鶴よ。ジョニー:僕は、ティムの鼻毛の一本になりたいよ(笑)。変身したい動物?そうだな、チワワ?フェレット?背骨がないやつは…たぶんカエルの一つかな。背中を舐めたら幻覚を起こすやつ。ティムと僕は、この間、それをやったんだよ。毛むくじゃらの鼻になりたかったんだ。バートン監督とあうんの呼吸で一同を和ませるジョニー。そんな彼について、女性陣に聞いてみたところ、一番ノリで「私はいつもジョニーに夢中だったわ」と答えたのはミシェル。ジョニー:僕たちはみんな、この後(男っぽく見えるように?)体に油を塗るよ。みんなジョインしたければ(笑)。エヴァ:彼は素晴らしいわ。なぜって私たちはみんなとても悪い子ちゃんのように感じているの。私たちはそういうことのファンクラブよ。彼は多くのリスクを冒すし、すごく強烈な目をしている。だから、その目で全てお見通しなの。それは、全く大したものよ。――一同笑。ミシェル:私は既に彼と分かち合いすぎたと思うわ。私は幸せな結婚生活を送っているのよ。「ジョニー・デップにずっと夢中だった」という私の発言のところに、それもちゃんと入れておいてね(笑)。私はずっと彼の大ファンだったの。まず何よりも、みなさんがご覧になったように彼はとてもファニーなの。彼は現場で楽しむのが大好きで、それは私も大好き。でもカメラが回り始めるととてもシリアスになる。いつもものすごく準備をしてきていて、ほかの役者に対してすごく寛大なの。彼ぐらいの(すごい)人には、容易くおじけづかされるわ。ジョニー:サンキュー。僕の顔が赤くなっているのが見れるよ。この質問は僕に向けられるべきだね。(ほかのキャストたちを見ながら)僕が一緒に仕事をしたみんなを見てよ。僕は彼ら全員に夢中だよ。あまりにそれがひどくなって、ティムにさえ夢中になったんだ。バートン監督:絶望的だね。ジョニー:でも、彼はたやすく僕をガッカリさせるんだ。最も美しく、才能のある女性たちと仕事ができて、毎日がギフトだったよ。僕だけじゃなくて、映画が終わったから言えるけど、スタッフたちみんながとても興奮していたよ。それがハッキリ分かったよ。美しくパワフルな美女たちに囲まれ、照れを隠しきれない様子のジョニー。彼、彼女たちが繰り広げる、愛と嫉妬と執念に満ちためくるめくドラマとは…?あなたもきっと、この華麗なる競演の虜になるはず。© AP/AFLO■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:クロエ・グレース・モレッツ、今度はゾンビ役に?ジョニー・デップ、初のヴァンパイア役は2人の子供たちにも好評!ジョニー・デップ、異例のファンサービス延長戦!イベント終了後に再びファンの元へジョニー・デップ、大興奮!『ダーク・シャドウ』L.A.プレミアに女優陣も集結クロエ・グレース・モレッツ、『キャリー』リメイク作で着用のドレスを自らデザイン
2012年05月15日来日中のジョニー・デップが13日に都内ホテルで主演最新作『ダーク・シャドウ』の記者会見に、8度目のタッグを組んだ盟友のティム・バートン監督とともに出席した。デップの来日は2011年3月の『ツーリスト』PR以来、1年2か月ぶり。東日本大震災が発生して初めての来日で、「お亡くなりになった方々のご冥福を祈ると共に、被災地へのサポートもしていきたい。日本が地球上で最も好きな場所のひとつだ」と親日家の素顔を見せる場面もあった。その他の写真本作は、魔女によってヴァンパイアにされ、200年に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家の姿を描くブラック・ファンタジー。1966年から71年まで米国でテレビ放映された同名ドラマをベースに、今や没落してしまった子孫の繁栄を取り戻そうと“吸血鬼”デップが悪戦苦闘する。これまで海賊や、不思議な帽子屋、カメレオン、殺人狂の理髪師、伝説の犯罪者など数々の役柄に挑んできたデップにとって、今回が意外にも初のヴァンパイア役。「往年のホラー映画に出てくるような、クラシカルな怪物をイメージした。実際の“変身”も古典的な手法を用いて、顔を白塗りしたんだ」とデップ。エヴァ・グリーン演じる魔女とのアクロバティックなラブシーンでは「彼女も同じメイクだから、キスすると口元がドナルド・マクドナルドみたいになってしまうんだ」と苦労も絶えなかった様子。それでも「うちの子どもたちには、(『アリス・イン・ワンダーランド』の)マッドハッターよりかっこいいって評判だよ」と手応え十分だった。バートン監督は本作をはじめ、リンカーン大統領の秘密を描くヴァンパイア映画『リンカーン秘密の書』のプロデュースを手がけるなど最近は“吸血鬼づくし”。ヴァンパイアを描いた作品が多く公開される現状に「確かにトレンドなのかもしれないが、僕にとってヴァンパイアは5歳の頃からのトレンドさ(笑)。今回は違った角度でヴァンパイアを描いたつもりだし、ヴァンパイアでいたくないヴァンパイアっていう発想も面白いと思うね」とコメント。本作を2D上映のみにした理由については「舞台となる70年代特有の空気感や“ノリ”を表現したかった。特に当時の鮮やかな色調にこだわりたかったんだ。3Dはどうしても映像が暗くなってしまうからね」と説明。デップとの前作『アリス・イン・ワンダーランド』では3Dに挑んでおり、「もちろん、3Dに対する興味がなくなった訳ではないよ」と補足していた。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年05月14日昨日より来日中のジョニー・デップとティム・バートン監督が、5月13日(日)に都内で行われた記者会見に出席した。2人のタッグは1990年の『シザーハンズ』から数えて8度目で、ジョニーの来日は昨年『ツーリスト』のプロモーションで訪れて以来で通算9回目。現在、新作の『ローンレンジャー』の撮影に入っており多忙を極める中、昨日到着し本日中に離日するという超ハードスケジュールでの来日となった。前回の来日は東日本大震災の発生直前で、震災後はこれが初めての日本となったが、ジョニーは改めて日本のファンの歓迎への感謝、その温かさに触れると共に「あの悲劇で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします」と語った。“盟友”バートン監督についてジョニーは、二十数年前の出会いをふり返り「初めて会ったときからティムとは繋がりを感じたし、『シザーハンズ』の役で僕を起用するためにスタジオと戦ってくれたんだ。あの作品と役が僕のキャリアを作ってくれたと思ってるよ。これまで僕らは対立したことはないし、ティムは素晴らしいフィルムメーカーであり、作家性のあるアーティスト。そばで彼が作品の幅を広げ、キャラクターや世界観を深めていくのを見てこられたというのは幸せなこと」と称えた。監督も「全くモメることなく過ごしてきたね。2人とも似たアプローチの仕方を持ってるからだと思う。今回で8回目だけど、毎回ジョニーは異なるキャラクターを演じるから8人の別の人と仕事をしているような気になるんだ」と頷いた。魔女の呪いでヴァンパイアとなり、地中に埋められてしまった男が200年ぶりに甦り、没落した一族を再興するために悪戦苦闘する姿が描かれるが、主人公が目を覚ますのは1972年。この設定についてジョニーは「’72年というのはいろんな意味で――映画でもファッションでも音楽でも――奇妙なものが流行した時代だったと思う。当時は普通のこととして受け止められていたことを、僕もティムも馬鹿げてるって思ってたんだ。そういうものを映画の中に持ち込むのは面白かったよ」とふり返った。200年分“遅れている”主人公・バーナバスが時代について行けない様がコミカルに描かれるが、監督とジョニーもまたすべてがハイスピードで進む現代の流れに「ついて行けない」ことがあるよう。監督は「すべてにおいてね。自分の電話番号すら分かってないし、最新のテクノロジーにも疎いんだ。3歳の息子の方が詳しいんだ(笑)」と告白。ジョニーも「ここのところ忙しくて、朝起きたときに『僕はいまどのキャラを演じてるんだっけ?』と思うことはあるよ。『ローンレンジャー』の現場でもう少しでマッドハッタ―(『アリス・イン・ワンダーランド』)の声を出しそうになったりね(笑)」とユーモアたっぷりに語っていた。なりたくないのにヴァンパイアになってしまった男という新たなヴァンパイア像を作り上げたが、家族の反応を尋ねると「子供たちは10歳と13歳になるけど、オレンジ色のカツラでスカートをはいてるキャラクター(『アリス――』のマッドハッタ―)よりもヴァンパイアの方がカッコいいって言ってくれているよ(笑)。撮影現場でも子供たちと一緒だったんだ」と笑顔で明かしてくれた。ジョニーは毎回、分刻みのスケジュールでの来日で観光もままならないようだが、「歴史や文化にも興味がそそられるよ。京都や田舎の方にも行ってみたいね」と変わらぬ日本への強い思いを語っていた。『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ジョニー・デップ、異例のファンサービス延長戦!イベント終了後に再びファンの元へジョニー・デップ、大興奮!『ダーク・シャドウ』L.A.プレミアに女優陣も集結クロエ・グレース・モレッツ、『キャリー』リメイク作で着用のドレスを自らデザインジョニー・デップ×コスプレ=大ヒット?T・バートンが生みの親の法則を検証ジョニー&バートンの新たな魔法炸裂!『ダーク・シャドウ』試写会に50組100名様ご招待
2012年05月13日ジョニー・デップ&ティム・バートンというハリウッドが誇るゴールデンコンビが、8度目のタッグを組んだ最新作『ダーク・シャドウ』を携えて来日!5月12日(土)に都内で開催されたジャパン・プレミアに揃って出席した。最初に会場に姿を現したのはバートン監督。レッドカーペットへ向かうかと思いきや、その脇で待機する残念ながらイベント会場に入ることができなかったファンの元へと赴きサイン、握手、ハイタッチのサービス。その最中にジョニーが登場すると会場はさらにヒートアップ!破れかけたハットと薄いサングラスに羽根飾りのピアス、首には大量のアクセサリーを巻きつけた独特のスタイルのジョニーに悲鳴のような歓声が飛んだ。ジョニーは関係者とガードマンに伴われてTVの取材を受けていたが、ひと区切りついたところですぐにバートン監督同様に会場外で待つファンの元へ。サインを求めるファンの願いに丁寧に応じ、小さな女の子の手を取って優しく語りかける姿も見られた。本作のオリジナル作品は1969年代から70年代にかけて放送された人気ドラマ。魔女の呪いでヴァンパイアとなった男が、200年の時を経て1970年代に復活。落ちぶれた一族の再興に奮闘する。ジョニーにとっては初のヴァンパイア役となったが、実は元々オリジナルとなったドラマのファンだったそうで「子供の頃から(役の)バーナバス・コリンズに憧れてマネしてたよ。今回、夢が叶ったし、一番大切な友人である監督と一緒に実現できて本当に嬉しい」と笑顔で語った。バートン監督は「いつも温かい歓迎をありがとう!」と日本の熱烈なファンへの感謝を口にし、8回目となったジョニーとの仕事については「毎回、全然違う役柄なので全くの別人と仕事しているような気分なんだ」と語った。バーナバスは2世紀もの時を越えて甦るが、もし可能ならジョニーが甦らせてみたい過去の人物は?という問いに、少し考え込んで「(画家の)ヴァン・ゴッホかな。ちょっと会ってみたいね」と意外な人物の名を挙げた。監督は「家族とは奇妙なもの、人生とは奇異なものだけど、だからこそ愛すべきものなんです」と本作で伝えたいメッセージを呼びかけ、揃って劇中のバーナバスの決めポーズでプレミアイベントを締めくくった。この後、2人は屋内の劇場での舞台挨拶に向かったが、時間の関係でサインや握手に応じられなかった屋外に残されたファンのために、舞台挨拶後に再び会場に戻ってくることを約束。一度会場を後にしたハリウッドスターが、ファンサービスのためだけに戻ってくるというのは異例中の異例の出来事。改めて何よりファンを大切にするというハリウッド最強コンビの哲学を見せつけた。『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ジョニー・デップ、大興奮!『ダーク・シャドウ』L.A.プレミアに女優陣も集結クロエ・グレース・モレッツ、『キャリー』リメイク作で着用のドレスを自らデザインジョニー・デップ×コスプレ=大ヒット?T・バートンが生みの親の法則を検証ジョニー&バートンの新たな魔法炸裂!『ダーク・シャドウ』試写会に50組100名様ご招待ジョニー来日!舞台挨拶付き『ダーク・シャドウ』ジャパン・プレミアに5組10名様ご招待
2012年05月12日『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『アリス・イン・ワンダーランド』を始め、唯一無二の世界観とキュートなキャラクターで数々の傑作ファンタジーを送り出してきた奇才、ティム・バートン。新作『ダーク・シャドウ』を引っさげ主演のジョニー・デップとの来日も注目される中、この冬公開される彼の最新ファンタジー・アドベンチャー『フランケンウィニー』のビジュアルがこのほど解禁となった。1984年に実写短編映画として製作された『フランケンウィニー』は、少年が科学の力で愛犬を生き返らせてしまったことから起こる大騒動を描いた作品で、“変だけどステキ”な世界を舞台に、エッジの効いたキャラクターがエモーショナルな物語を繰り広げるという、バートン監督のルーツをたどることのできる伝説的な作品。映画ファンはもちろん、バートン自身もこよなく愛する本作が、最新の映像技術と温もりあふれるストップモーション・アニメーションを融合し、モノクロ3Dの長編アニメーションとして蘇る。今回解禁となったビジュアルに写るのは、主人公の科学オタク少年・ヴィクターと、フランケンシュタインのように継ぎはぎとはった愛犬・スパーキー。長編化に伴い、ふたりを含むキャラクターたちも遙かにパワーアップしており、バートンらしい愛嬌あるルックスと性格のキャラクターたちが多数登場する。『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国にて公開。■関連作品:フランケンウィニー 2012年12月15日より全国にて公開© 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2012年05月12日ジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウ』のLAプレミアがこのほど行われ、デップとバートン監督のほか、エヴァ・グリーン、ベラ・ヒースコート、ミシェル・ファイファー、ゲスト出演しているアリス・クーパーらが登場した。その他の写真『ダーク・シャドウ』は、1966年から71年までアメリカでテレビ放映された同名ドラマを基にした家族劇で英国から米国に移住するも魔女によってバンパイアにされ、2世紀に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家の姿を描くダークテイストのファンタジー。作品のイメージにあわせて赤ではなく“ブラックカーペット”が用意されたグローマンズ・チャイニーズ・シアターには、ファン約1500人が集結。大歓声に迎えられて登場したデップは「数年前、『スウィーニー・トッド』を撮ってた時に、ヴァンパイア映画をやってみようか、という監督とのちょっとした会話がきっかけで、これが実現したんだ」と振り返り、「彼が仕掛けることなら、僕はいつでものるよ!」と朋友バートン監督とのタッグ継続を力強く宣言した。また、黒いレースのドレスで登場したエヴァ・グリーンはデップとの共演について「彼はすごくリラックスしていて、謙虚で、とても仕事がしやすい人よ。そして、クールだわ」と語り、「この映画を楽しんでくれたらうれしいわ。ちょっと変わってるけど、楽しいわよ」と日本のファンにメッセージをおくった。ちなみにデップとバートン監督は今週末にPR来日が予定されている。オリジナルとなったドラマシリーズのファンだと公言しているふたりは、本作に対する想い入れが強いそうで、来日イベントや会見では、これまでのコンビ作以上に熱いコメントが飛び出すことが予想される。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年05月09日ジョニー・デップ来日を目前に控え、いよいよ『ダーク・シャドウ』旋風が本格始動!5月7日(現地時間)夜、米ロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターにて本作のL.A.プレミアが開催され、新作撮影のためほとんど宣伝活動を行っていなかったジョニーがファンの前に登場。さらに、エヴァ・グリーンやミシェル・ファイファーら豪華女優陣も集結し、ファンの大声援に応えた。『チャーリーとチョコレート工場』や『アリス・イン・ワンダーランド』などの傑作ダークファンタジーを共に送り出してきたティム・バートン監督&ジョニーの8度目のタッグとなる本作。原作である人気TVシリーズの大ファンを公言するジョニーが自ら製作に乗り出し、没落した一家のために奮闘するヴァンパイアを愛嬌たっぷりに演じている。会場周辺にはキャストの到着を心待ちにするファンがあふれ、作品イメージに合わせて敷かれたブラックカーペットには約1,500人のファン、スチール約100台、ムービー約60台の報道陣が詰めかけた。そんな中、次々とキャスト陣が到着。役柄にぴったりの透け感のある黒いセクシーなドレスに身を包んだエヴァ・グリーンや、清楚な白いドレスのベラ・ヒースコートら女優陣に続き、ジョニーが黒で統一したスーツで登場するとファンの興奮はヒートアップ!ジョニーはファンサービスに終始応え続けた。ファンの大興奮を前にして「とにかくすごいよ、気分いいね!」と絶好調の様子のジョニー。本作が誕生したきっかけについて「数年前、『スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師』を撮ってたときに、『ヴァンパイア映画をやってみようか』という監督とのちょっとした会話がきっかけで実現したんだ」と明かし、「彼(監督)がまたいろいろ考えてるようだけど、彼が仕掛けることなら僕はいつでも乗るよ!」とタッグのさらなる可能性を示唆した。ジョニー扮するバーナバスがヴァンパイアになる前に愛した女性・ジョゼッテと彼女に瓜二つの女性・ヴィクトリアの2役を演じるベラ・ヒースコートは、「私は、二役を演じられてとてもエキサイティングでした。コスチュームもすごく素敵だったわ」とコメント。「特にビジュアルの世界観、セットが素晴らしいと思うわ」と見どころを語った。また、エヴァ・グリーンは「ハロー、ジャパン!この映画を楽しんでくれたら嬉しいわ。ちょっと変わってるけど、楽しいわよ」と日本へメッセージ。バーバナスに振られた腹いせで彼を不死のヴァンパイアにする呪いをかける役どころだが、「すごくユニークで、漫画の悪役みたいに危険なキャラクター。でも、彼女はバーナバスに夢中なだけなの。こういう極端なキャラクターを演じられるのは、やりがいがあってとても楽しいわ」と楽しそうに語った。さらに、バートン監督からも日本のファンに向けて「もうすぐ行くよ!来週会いましょう」と期待高まるメッセージが到着。プレミアイベントには、ゲスト出演しているアリス・クーパーやスティーブン・タイラーなど豪華ゲストも集まり、イベントを盛り上げていた。『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:クロエ・グレース・モレッツ、『キャリー』リメイク作で着用のドレスを自らデザインジョニー・デップ×コスプレ=大ヒット?T・バートンが生みの親の法則を検証ジョニー&バートンの新たな魔法炸裂!『ダーク・シャドウ』試写会に50組100名様ご招待ジョニー来日!舞台挨拶付き『ダーク・シャドウ』ジャパン・プレミアに5組10名様ご招待ジョニーに会える!『ダーク・シャドウ』レッド・カーペットイベントに50組100名様ご招待
2012年05月09日間もなくティム・バートン監督と共に新作『ダーク・シャドウ』を引っさげ来日予定のジョニー・デップ。これまで数多くのヒット作品に出演してきたハリウッドきっての大スターであるジョニーだが、その代表作における“メガヒットの法則”を発見!ジョニーのこれまでの出演作からその法則を検証してみたい。奇抜なコスプレで個性豊かなキャラクターを演じるたびに、世界中に新鮮な驚きと予測不能のどよめき、そして感動をもたらしてきたジョニー。“カメレオン俳優”と呼ばれる彼の主演作は多数に及ぶが、世界だけでなく国内の過去興行成績を見ても、記録的メガヒットを遂げているのは、彼が“コスプレ”を披露しているものばかりなのだ。その代表格といえば、シリーズで世界興行収入合計36億ドル以上を稼ぎ出した『パイレーツ・オブ・カリビアン』。当たり役となったジャック・スパロウ船長役で新境地を開いたジョニーだが、その後、奇抜なお菓子屋に扮した『チャーリーとチョコレート工場』(’05)では日本興行収入50億円を突破。さらに一昨年には、アリスと共に戦う帽子屋に扮した『アリス・イン・ワンダーランド』で社会現象となる日本興行収入110億円越えの大ヒットを記録した。この記録を見ただけでも「ジョニー×コスプレ=大ヒット」という法則に確信が芽生えてくる。もちろん、これらの作品の合間合間にも“コスプレなし”で数々の映画に出演しているジョニーだが、彼の出演作でお気に入り作品を聞けば、きっと前述した“コスプレ”作品を挙げる人が多いだろう。実際、昨年ジョニーファンの読者を対象にしたアンケートを実施したところ、1位『パイレーツ・オブ・カリビアン』、2位『シザーハンズ』、3位『チャーリーとチョコレート工場』という結果になった。また、この「ジョニー・デップ×コスプレ=大ヒット」の生みの親と言えるのが、ティム・バートン監督。その初タッグ作で、ジョニーが初めて奇抜な衣裳で登場したのが『シザーハンズ』(’91)である。当時バートン監督は、主人公の第1候補だったトム・クルーズではなく、ほとんど無名の新人でアイドル俳優だったジョニーの才能に賭けた。本作で、ジョニーは愛する人に触れるたびに傷つけてしまうハサミの両手をもった人造人間・エドワードを演じ、その数奇な運命が感動を呼び、世界中で大ヒットを記録した。以来20年以上もの間、ハリウッドを代表する最強のコンビとして常に新たな作品を世界に贈り出してきたジョニー&バートン監督。その8度目のタッグ作となる『ダーク・シャドウ』では、ジョニーは蒼白な顔色で漆黒の巨大マントを羽織るインパクト大のヴァンパイア、バーバナスを熱演!これまでの系譜通りならば、本作の大ヒットも間違いなし?ジョニー×バートン監督が誕生させた新たなるキャラクターにに期待が高まる。『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。<セル>「チャーリーとチョコレート工場」[ブルーレイ]価格:2,500(税込)「チャーリーとチョコレート工場」[DVD]価格:1,500(税込)「スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師」[ブルーレイ]価格:2,500(税込)「スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師」[DVD]価格:1,500(税込)「ティム・バートンのコープスブライド」[ブルーレイ]価格:2,500(税込)「ティム・バートンのコープスブライド」[DVD]価格:1,500(税込)発売中発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ■関連作品:シザーハンズ 1991年7月より公開アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ジョニー&バートンの新たな魔法炸裂!『ダーク・シャドウ』試写会に50組100名様ご招待ジョニー来日!舞台挨拶付き『ダーク・シャドウ』ジャパン・プレミアに5組10名様ご招待ジョニーに会える!『ダーク・シャドウ』レッド・カーペットイベントに50組100名様ご招待ハリウッドNo.1セクシー“ナイスミドル”はJ・デップ!ジョージ、ブラピを抑え戴冠シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第26回)あなたの“理想の母親”女優は誰?
2012年05月01日ティム・バートンが製作を、『ウォンテッド』や『ナイト・ウォッチ…』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフが監督を務めるアクション超大作『リンカーン/秘密の書』が今秋に日本公開されることが決まり、第一弾ポスター画像が公開された。『リンカーン/秘密の書』は、セス・グレアム=スミスの著書『エイブラハム・リンカーン:ヴァンパイア・ハンター』を作者自らが脚本化し、ベクマンベトフ監督が実写化したアクション作。アメリカ第16代大統領として知られるリンカーンに、知られざる“別の顔”があったという大胆な設定を用いて、深い森の中でリンカーンと“恐るべきものたち”の壮絶な戦いが描き出される。このほど公開された画像は、“昼は大統領、夜はハンター正義は闇の中で作られた”という想像力をかきたてるコピーと、森の中でイスに腰かけるリンカーンと思われる男の姿がデザインされたもの。リンカーンがひとりで記していたという“秘密の書”には一体、何が書かれているのか、気になるところだ。本作を手がけるベクマンベトフ監督は、『ナイト・ウォッチ…』シリーズで注目を集め、アンジェリーナ・ジョリーが出演した『ウォンテッド』でアクション映画ファンから高い評価を集めたフィルムメイカー。豪快なアクションと、観るものをアッと驚かせるアクロバティックなカメラワーク、謎に満ちた物語、ダークな色づかいを活かした個性的な映像美を武器に、ベクマンベトフ監督がどんな作品を作り出すのか気になるところだ。ベンジャミン・ウォーカー、ドミニク・クーパー、メアリー・エリザベス・ウィンステッドらが出演する本作は、現地時間6月22日に全米公開され、今秋に日本公開される。『リンカーン/秘密の書』2012年秋ロードショー
2012年04月27日ティム・バートンとジョニー・デップの最強タッグが贈る、全世界待望のファンタジー大作『ダーク・シャドウ』が、いよいよ5月19日(土)に公開に先駆けて、ジョニー・デップが新作映画撮影中の超過密スケジュールを調整し、ティム・バートン監督と共に、5月12日(土)に本作PRのために緊急来日することが決定!デップとバートン監督は、12日(土)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行うジャパンプレミアと、13日(日)に都内で行う記者会見に出席する見通しが急遽整った。日本のファンを大切に思うデップが最新作を引っ提げ、自信作をPRする予定。デップの来日は、2011年3月「ツーリスト」以来1年2ヶ月ぶり9度目。昨年3月3日の来日時では、「日本に戻ってくる時は、いつも幸せな気持ちになります。いつも皆さんが暖かく迎えてくれる。とてもマジカルな体験です。日本は世界で最高の場所といつも思っています。また、日本に戻ってくるよ!」と語っていた。今回その言葉通りに約束を果たす来日が実現する。作品情報『ダーク・シャドウ』監督:ティム・バートン出演:ジョニー・デップ、エヴァ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・モレッツ、ガリバー・マクグラス、ジャッキー・アール・ヘイリー、ビクトリア・ウィンター配給:ワーナー・ブラザース映画5月19日(土)、丸の内ルーブル他全国ロードショー!(c) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年04月21日ハリウッド映画界の中でも随一の人気を誇るジョニー・デップが、最新作『ダーク・シャドウ』を引っさげ、超過密スケジュールの中、ティム・バートン監督と共に緊急来日することが決定した。『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』に続き8度目の最強タッグとなるジョニー×バートン監督のコンビが贈るのは、人間味あふれるヴァンパイアを主人公にしたダーク・ファンタジー。ジョニー演じる、自分がフッた魔女により不死のヴァンパイアの姿に変えられ、生き埋めにされていた名家の青年・バーナバスが200年の眠りから覚め、没落してしまった一家の復興をかけて奮闘する。当初、新作『ローン・レンジャー』の撮影中のジョニーの来日は難しくバートン監督のみの来日とされていたが、愛する作品のため、愛する日本のためにと超過密スケジュールの間を縫って緊急来日することとなった。昨年3月に『ツーリスト』を携えて来日した際に放った「日本に戻ってくるときは、いつも幸せな気持ちになります。いつもみなさんが温かく迎えてくれる。日本は世界で最高の場所といつも思っています。また、日本に戻ってくるよ!」という言葉通り、1年2か月ぶり9度目の来日を果たす。ジョニーが本作のキャンペーンを行うのは、アメリカ・イギリス・日本のわずか3か国のみ。ジョニーと監督は、日本到着予定の5月12日(土)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われるジャパン・プレミア、翌日13日(日)の記者会見への出席を予定している。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDラム・ダイアリー 2012年6月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 GK Films, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ジョニー・デップ、親友のコンサート会場で近くに居合わせた女性から訴えられる“普通じゃない”ヴァンパイア、ジョニーが暴走!『ダーク・シャドウ』予告編到着シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?ジョニーの素顔が垣間見える!『ラム・ダイアリー』特報映像が解禁スーツ男子1位は藤木直人!向井理、G・クルーニーら色気と知性を備えた俳優たちも
2012年04月20日タッグを組んだというだけで、何かが起こる予感がするティム・バートンとジョニー・デップ。奇想天外を形にするこの最強コンビが贈るブラック・ファンタジー『ダーク・シャドウ』が5月19日(土)に公開予定。『チャーリーとチョコレート工場』で大旋風を巻き起こし、前作『アリス・イン・ワンダーランド』では世界中の話題をかっさらい興行収入100億越えの大ヒットを記録。本作でデップ&バートンが新たな魔法を世界中にかける!そしてこの度、ジョニー・デップが自身初にして、これまでのヴァンパイア像を軽々と飛び越えて、海賊や、お菓子屋や、帽子屋にも勝るとも劣らない最高に魅力的なヴァンパイア、主人公バーナバス・コリンズと、バーナバス率いるコリンズ家が集う日本版ポスターも完成。3月31日(土)より順次全国の劇場に登場。ファン待望の劇場前売り券の発売も同日3月31日(土)より開始する。作品情報『「ダーク・シャドウ』監督:ティム・バートン出演:ジョニー・デップ、エヴァ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・モレッツ、ガリバー・マクグラス、ジャッキー・アール・ヘイリー、ビクトリア・ウィンター配給:ワーナー・ブラザース映画5月19日(土)、丸の内ルーブル他全国ロードショー!(c) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年03月31日ティム・バートン監督×ジョニー・デップの最強タッグが贈る注目作『ダーク・シャドウ』の予告編映像&日本版ポスターが遂に完成。これまでのヴァンパイア像を覆す、ジョニー扮する人間味あふれる“普通ではない”ヴァンパイアをチェック!両手がハサミの人造人間に海賊、お菓子屋、帽子屋…と数々の変身を遂げてきたジョニーだが、本作で念願のヴァンパイア役に初挑戦。彼が演じるバーナバス・コリンズは、イギリスからアメリカに移民し裕福な家庭で育ったプレイボーイ。だがある日、自分がフッた魔女・アンジェリークの恨みにより、不死のヴァンパイアに姿を変えられ、生き埋めにされてしまう。そして時は流れ、200年ぶりの眠りから目を覚ましたバーナバスは、すっかり朽ち果てたコリンズ家と、没落してしまった子孫と出会う――。何せ200年ぶりに蘇ったものだから、時代の流れについていけない。髪形もちょっとおかしく、サングラスがあれば太陽もへっちゃら。あらゆるヴァンパイアの常識を覆すこのバーナバスだが、彼の最大の魅力は家族思いであること。華々しかった時代からすっかり姿を変えてしまった一家を復興させるべく、珍騒動を巻き起こしていく。そんな彼の暴走に巻き込まれていくコリンズ一家の姿が日本版ポスターでカラフルに集結!遂に完成した予告編もティム・バートンならではの世界観がぎゅぎゅっと詰まっている。こちらのポスターと予告編は3月31日(土)より順次、全国の劇場に登場する。さらに、同日よりファン待望の本作の前売り鑑賞券が劇場にて発売。日本公開に向けて、いよいよプロジェクトが本格始動する。『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?スーツ男子1位は藤木直人!向井理、G・クルーニーら色気と知性を備えた俳優たちもジョニー演じるヴァンパイアはとっても家族思い?『ダーク・シャドウ』新写真が到着!ヴァネッサ・パラディ、仏のTV番組でジョニー・デップとの破局説を完全否定ジョニー・デップと破局騒ぎ渦中のヴァネッサ・パラディ、過熱報道についてコメント
2012年03月30日『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』のジョニー・デップとティム・バートン監督の最強タッグでおくる『ダーク・シャドウ』。まだ誰も見た事がない、奇妙で、おかしくて、ありえない、このブラック・ファンタジー超大作の最新情報が続々と到着している。ジョニー・デップ演じるヴァンパイアがフツーでない理由1.愛人をフッて、ヴァンパイアにされた。2.200年ぶりに蘇ったので、時代の流れについていけない。3.髪型がちょっとおかしい。4.人を襲うのはちょっと…。5.サングラスがあれば、太陽光もへっちゃら。6.そして、家族思い。最新ビジュアル公開この度、ジョニー・デップ演じるバーナバス・コリンズの最新ビジュアルが公開された。ミシェル・ファイファー演じる謎だらけのコリンズ家の女主人エリザベスに迫り、何かを打ち明けている様子のジョニー・デップ演じるバーナバス・コリンズ。本編では、どのような奇想天外なストーリーが繰り広げられるのか、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウを越える人気キャラクターとなりうるか、世界中の注目が集まる。豪華すぎるキャストに注目主演ジョニー・デップの他、バーナバスをヴァンパイアに変えてしまう魔女アンジェリーク役に『007/カジノ・ロワイヤル』のエヴァ・グリーン、コリンズ家の末裔エリザベス役に『ニューイヤーズ・イブ』のミシェル・ファイファー、コリンズ家に雇われた精神科医ジュリア役に『アリス・イン・ワンダーランド』のヘレナ・ボナム=カーターを迎えるなど超豪華演技派俳優が集結。そして、エリザベスの怠惰な兄弟ロジャー役を『トレインスポッティング』のジョニー・リー・ミラー、エリザベスの反抗的期の10代の娘キャロリン役を『キック・アス』のクロエ・モレッツ、ロジャーの早熟な10歳の息子デイビッド役を『ヒューゴの不思議な発明』の天才子役デイビッド・コリンズが演じ、謎に満ちたコリンズ一家に加わっている。『ダーク・シャドウ』は、5月19日(土)に日本公開を予定。作品情報『ダーク・シャドウ』監督:ティム・バートン出演:ジョニー・デップ、エヴァ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・モレッツ、ガリバー・マクグラス、ジャッキー・アール・ヘイリー、ビクトリア・ウィンター配給:ワーナー・ブラザース映画5月19日(土)、丸の内ルーブル他全国ロードショー!(C) 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2012年03月17日数々の傑作映画を送り出してきたジョニー・デップとティム・バートン監督のタッグで贈る注目の最新作『ダーク・シャドウ』。一昨年に公開された『アリス・イン・ワンダーランド』以来となるブラック・ファンタジーの完成に期待が集まる中、このほどジョニーが演じるヴァンパイア、バーバナス・コリンズの新たな写真が到着した。1966年から5年間にわたり米ABCテレビで放送され、カルト的人気を集めたドラマ「ダーク・シャドウズ」を基に、ジョニーを始め、エバ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、クロエ・モレッツなど豪華キャストを集結させた本作。魔女の仕業によってヴァンパイアにされ、生き埋めにされた主人公・バーバナスが、200年の眠りから醒め、没落した自身の末裔と出会い、共に復興を目指す姿を独特のダークな世界観で描いていく。かねてよりTVシリーズの熱狂的ファンと公言しており、バーバナス役で初のヴァンパイア役を演じるジョニーだが、どうやらこのヴァンパイア、これまで描かれてきた恐ろしいイメージのヴァンパイアとは一味違うよう。というのも、バーバナスはかつてはプレイボーイであったが、自分が振った魔女にヴァンパイアにされ、2世紀を経て目覚めた後に更正した男。ヴァンパイアと言えば、人間の血液を糧としたり、ニンニクや十字架に弱い、というイメージで語られることが多いが、こちらのバーバナスは「唯一の財産は家族だ」という亡き父の言葉を胸に抱きながら、家族をとても大切に思うヴァンパイア。色白の顔で爪が伸び、ヴァンパイアの風貌でありながらも、どこか人間味のある表情がこの写真からもうかがえる。2012年も『フライトナイト/恐怖の夜』のコリン・ファレルや『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』のロバート・パティンソン、さらにTVドラマ「トゥルーブラッド」のスティーヴン・モイヤーなど、映画にTVドラマにまだまだ“ヴァンパイア熱”はおさまりそうにないが、そんな中ジョニーが魅せてくれる新たなヴァンパイア像とは…?『ダーク・シャドウ』は5月19日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:ダーク・シャドウ 2012年5月19日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED■関連記事:ヴァネッサ・パラディ、仏のTV番組でジョニー・デップとの破局説を完全否定ジョニー・デップと破局騒ぎ渦中のヴァネッサ・パラディ、過熱報道についてコメントジョニー・デップとヴァネッサ・パラディ、L.A.とパリで別居中?ジョニー初のヴァンパイア姿がお目見えに!『ダーク・シャドウズ』場面写真公開ジョニー・デップ、盟友キース・リチャーズへの授賞プレゼンターとして登場
2012年02月07日ジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウ』の最新画像がこのほど公開され、ヴァンパイアの主人公バーバナス・コリンズに扮したデップの姿が披露された。その他の写真『ダーク・シャドウ』は、1966年から71年までアメリカでテレビ放映された同名ドラマを基にした家族劇で英国から米国に移住するも魔女によってバンパイアにされ、2世紀に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家の姿を描くダークテイストのファンタジー。これまで海賊や、不思議な帽子屋、カメレオン、殺人狂の理髪師、伝説の犯罪者など数々の役柄に挑んできたデップだが、意外にもヴァンパイアを演じるのは初めて。さらに本役はデップが幼少期から愛してきたTVシリーズに登場する役柄だけに、これまで以上に熱のこもった演技が期待できそうだ。ちなみに主人公コリンズは、ヴァンパイアではあるがとても家族想いの男で、かつてはプレイボーイとしてならしたものの、200年眠った後に更正し、亡き父の“唯一の財産は家族”の言葉を胸に抱きながら、家族第一に暮らす男だという。デップ×バートン監督はこれまでも『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』などの作品で、“家族のあり方”を少し変わった設定で描いてきたが、本作ではこれまで以上に奇妙で斬新なヴァンパイア一家の物語が描かれるようだ。『ダーク・シャドウ』5月19日(土)、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2012年02月07日もしも、“Time is money”という言葉通りの世界が訪れたら…。裕福な者は永遠の命を享受し、貧しい者は余命時間を延ばすために日々働き続ける、“25歳で全ての人間の成長がストップする”という近未来を描いたノンストップ・アクション『TIME/タイム』が2月17日(金)より公開される。斬新なストーリーに主演のジャスティン・ティンバーレイクとアマンダ・サイフリッドによるラブロマンスが目を引く本作だが、これに加えて心くすぐられるのが、アマンダが魅せる贅沢なファッションの数々である。トレードマークの長いブロンドヘアから赤髪のボブスタイルに変身したアマンダが本作で演じるのは、何不自由なく暮らす大富豪の娘・シルビア。時間を持て余し、代わり映えのしない毎日に辟易していた彼女だったが、ある日“タイム・ゾーン”を超えてスラム・ゾーンから富裕ゾーンに忍び込んだ主人公・ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)の人質にされ、逃走劇に巻き込まれる羽目になる。絶体絶命の逃避行の中で、彼の真の目的に気づくシルビア。やがて2人の間には、恋心が芽生えるのだが…。「時間=金」が絶対的であるこの世界では、貧しい者は一刻をも無駄にできないため、身にまとうものも素早く着用できるシンプルなものであるのに対し、富裕層は「時間をつぶす」という考えが反映されており、服装も髪型もメイクもいつだって煌びやかでゴージャス。アマンダが着こなすドレスファッションも当然のことながら、高級ブランドの名前がずらりと並ぶ。贅の限りを尽くしたファーと黒のヴィンテージドレスと合わせるのは女性の憧れ「クリスチャン・ルブタン」のハイヒール(上写真・右)であり、銃を片手にスマートに着こなすのは、「ジャン=ポール・ゴルチエ」のモーニング・コートにヴェルサーチのブーツ(上写真・左)。アマンダの完璧なプロポーションを引き立てるワンピーススタイルには、フェンディの黒ワンピや、多くのハリウッドセレブが愛用するニューヨークの人気セレクトショップ「OPENING CEREMONY」のチェック柄ワンピなどをチョイス。ブラックを基調にしたモードなラインのものを多く取り入れているのも、近未来的でスピード感あふれる本作ならでは。そして、何と言ってもドキリとさせられるのが彼女のセクシーな美脚だが、それを一層美しく見せるのがピンヒールの数々。先述のフェンディのミニワンピには「プラダ」のピンヒール、ジャスティンとの逃走シーンでは「イヴ・サンローラン」のピンヒールで颯爽と駆け抜ける!そのほかにも見逃せないのが、アマンダのためにカスタムメイドされたドレスたちである。衣裳デザインを手がけるのは、『シザーハンズ』や『アリス・イン・ワンダーランド』など数多くのティム・バートン監督作品や『ツーリスト』などジョニー・デップ出演作品の衣裳を手がけているコリーン・アトウッド。中でも胸元を大きく見せる、ネイビーブルーのボックスプリーツに黒のシフォン&大きなボタンを組み合わせたユニークなドレスは、アマンダのボブヘア&マットな質感のメイクを映えさせていて、とってもお似合い。『マンマ・ミーア!』や『ジュリエットからの手紙』などで見せてきた甘い魅力とはまた一味違う、スパイスの効いたアマンダのクールな着こなし術はぜひ参考にしてみたいところ。さらに劇中、彼女が身を置く富裕層とスラム層、“永遠の若さ”を軸にしたそれぞれの世界を絶妙に表現した美術やカラーに目を凝らしてみるのもまた、面白いかもしれない。『TIME/タイム』は2月17日(金)より全国にて公開。■関連作品:TIME/タイム 2012年2月17日より TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:J・ティンバーレイク×A・サイフリッド『TIME/タイム』カップル限定ジャパンプレミアに10組20名様ご招待AKB篠田、ハリウッド映画声優デビュー!『TIME/タイム』で大富豪ヒロインにジャスティン・ティンバーレイク、ジェシカ・ビールとついに婚約?J・ティンバーレイク×A・サイフリッド『TIME/タイム』予告編&ポスターが到着『長ぐつをはいたネコ』、ジョニーらの競合を抑えハロウィン新記録のヒットスタート
2012年01月28日ジョニー・デップとティム・バートン監督が8度目のタッグを組んだ映画『ダーク・シャドウズ(原題)』が来年5月に日本公開されることが決まり、このほど作品写真が公開された。『ダーク・シャドウズ(原題)』は、1966年から71年までアメリカでテレビ放映された同名ドラマを基にした家族劇で、英国から米国に移住するも魔女によってバンパイアにされ、2世紀に渡って生き埋めにされていたバーバナス・コリンズ(デップ)と、その末裔であるコリンズ一家が主人公のゴシック・ホラーになるという。vデップは「僕はずっと『ダーク・シャドウズ』に魅了されてきた。家に走っては帰ってテレビにかじりついて見ていた。子供の頃からジョナサン・フリットが演じたバンパイア一家の家長バーバナスを演じたかったんだ」と語っており、“幼少期から夢”を実現させ、朋友バートン監督との黄金コンビで挑む本作は、デップの“新たな代表作”になることが期待される。他にも、バートン監督の私生活のパートナーでもあるヘレナ・ボナム=カーター、エバ・グリーン、ミシェル・ファイファー、クロエ・モレッツ、ジャッキー・アール・ヘイリーらバートン監督らしい“濃いメンバー”が集結。こちらも監督の朋友であるダニー・エルフマンが音楽を手がけることも決定しており、“デップ×バートン映画”ファンにはたまらない作品になりそうだ。『ダーク・シャドウズ(原題)』2012年5月公開
2011年12月07日『シザーハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』などの黄金コンビ、ジョニー・デップとティム・バートン監督の8度目のタッグ作となるゴシック・ホラー『ダーク・シャドウズ』(原題)が、このほど2012年5月に日本公開されることが決定!これに先駆けて、子供時代からの念願の夢だったという主人公バーバナス・コリンズ役で初のヴァンパイアを演じるジョニー・デップを含む、不思議な謎を秘めたコリンズ一家の場面写真がこのほど公開となった。原作は、1966年から71年の5年間にわたり、米ABCテレビで放送されカルト的人気を誇ったゴシック・ソープ・オペラ「ダーク・シャドウズ」。日本では同TVシリーズは放映されていないが、TV版監督・製作のダン・カーティスによって製作された劇場版『血の唇』が1971年に日本公開されている。かねてより同シリーズの熱狂的なファンと公言するジョニーだが、本作で演じるのは18世紀半ば、イギリスからアメリカに移民し裕福なコリンズ家に育ったプレイボーイ、バーバナス・コリンズ。ある日、魔女の呪いによってヴァンパイアにされ生き埋めにされてしまった彼は、2世紀後の1972年に予期せぬ形で自分の墓から開放され、暗い秘密を隠して生きるコリンズ家の末裔たちを目にすることに…。劇的な変化を遂げた世の中と、不可思議な謎を秘めるコリンズ家の末裔の姿をティム・バートンならではの新解釈で描く。今回解禁となった場面写真では、暗い影を落とすコリンズ一家を演じる豪華キャスト10名の姿がお目見えに。写真の一番左、一際目を引くのはバートン作品の常連であり、コリンズ家に雇われた精神科医・ジュリア役のヘレナ・ボナム=カーター。さらに、左からコリンズ家の末裔エリザベスの娘・キャロリン役のクロエ・モレッツ、バーバナスをヴァンパイに変えるアンジェリーク役のエバ・グリーンの美女2人。ロジャーの息子・デイビッド役のデイビッド・コリンズ、ベビーシッター・ビクトリア役のベラ・ヒースコート、ヴァンパイア姿のジョニー、ミセス・ジョンソン役のレイ・シャーリー、世話人ウィリー役のジャッキー・アール・ヘイリー、エリザベスの兄弟・ロジャー役のジョニー・リー・ミラー、そして末裔・エリザベス役のミシェル・ファイファーがそれぞれ無表情でこちらを見つめる。ワケあり一家の怪しい雰囲気をプンプンと醸し出し、ティム・バートンならではのダークな世界観が伝わってくる一枚だ。これまでティム・バートンとのタッグで様々な変貌を遂げてきたジョニーの、意外とも思える初のヴァンパイア役はもちろん、ベテランから若手注目キャストまで、豪華俳優陣たちが繰り出す化学変化が楽しみな本作。現在、イギリスにて製作が進められている。『ダーク・シャドウズ』(原題)は2012年5月、全国にて公開。■関連作品:ダーク・シャドウズ (原題) 2012年5月、全国にて公開© 2012 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2011年12月07日『ROCK MUSICAL BLEACH』の日番谷冬獅郎役も記憶に新しい木戸邑弥と、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で今秋ジュリエット役を務め話題を呼んだ昆夏美。このフレッシュな若手俳優が主演する舞台『有毒少年』の公開稽古が、11月15日(火)の初日に先駆け、東京・CBGKシブゲキ!!にて14日行われた。本作は元惑星ピスタチオで関西を拠点とする演劇ユニット、ピースピットの末満健一が2003年に上演した自身の代表作。今年初め、故・今敏監督のアニメ映画『千年女優』の舞台版再演も好評を博した末満が、東京の俳優と組んで自らの自信作を放つ。『有毒少年』のチケット情報はこちら舞台はティム・バートン監督の世界を彷彿とさせるような直球のファンタジー。汚染された世界で唯一人間の住める街・ヘブンズパレスでは、15年前、人の“名前”が失われ、皆が異形のものと化した。その街の地下水路に長年住み、有毒な環境でしか生きられない有毒少年(木戸)が怪盗・蝙蝠(姜暢雄)の導きで地上へと出る。様々な異形の人との出会いを経て、彼は無菌室で育てられた噂の無毒少女(昆)に、また無毒少女も有毒少年の存在を知り会いたいと願う。交わることのない孤独なふたりの出会いが、やがてこの街の隠された秘密を暴くこととなり……。末満の詩的なセリフと和田俊輔のオリジナル楽曲、多彩な照明がバランス良くマッチして、ドラマチックな世界観の中にも登場人物の心にある光と影を映し出している。また幻想的な物語ながらも、時間や物語の経過を極力人間の肉体を使って見せるのも何とも末満らしい。ダンスシーンやミュージカル風のシーンもあり、キャストは皆、大忙しなのだが、物語の核となる主演ふたりもイノセントな魅力を垣間見せた。孤独な状況下で生きてきた有毒少年役の木戸は、地上に出て人に会えることの喜びを素直に表現。また毒を持つが故に、仲良くなった人を危めてしまう切なさを体現した。一方、昆は閉じ込められて育った環境から生じる外部への衝動をまっすぐに演じ、魔女役のシルビア・グラブとのシーンでも自身の歌唱力をしっかりと見せつけた。キャストは小劇場界で活躍する俳優から主演の昆やシルビア・グラブといったミュージカル界の面々まで、バラエティに富んだ布陣も見どころ。それぞれのキャラクターに見合った怪しい役を演じているのも面白い。東京公演は11月26日(土)まで同劇場、大阪公演は11月29日(火)・30日(水)まで梅田芸術劇場シアター ドラマシティにて上演される。チケットはいずれも発売中。
2011年11月15日ポール・W・S・アンダーソン監督による3D大作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。今週末から公開されるこのコスチュームプレイ・アクションでセクシーな悪女ミレディを演じたミラ・ジョヴォヴィッチが作品の魅力について語ってくれた。その他の写真デュマの心躍る冒険小説『三銃士』は、これまでも何度も映画化され、スクリーンとの相性はバツグン。そんな素材に今回トライしたのはアンダーソン&ジョヴォヴィッチ・コンビ。『バイオハザード』シリーズで知られる映画界のオシドリ夫婦だ。「私が演じるミレディは悪女なの。フランスとイギリス、ふたつの国に通じた二重スパイ。私がそんなスパイを演じるとなると当然、みんなはアクションを期待するわよね。で、やることにした。それも15キロもあるコスチュームと、息をするのもやっとのコルセットを付けて。本当に本当に大変だったけど、やりがいはあったわ。おそらく、そういうスタイルでアクションをやった女優はいないと思うから」そのミラのアクションは『バイオハザード』のアリスを彷彿とさせる激しさ。アクション女優としての面目躍如だ。「すべてはポールのおかげなの。彼はどんな仕事も他人任せにしないから、しっかりがっちり打ち合わせをする。そうやって生まれたのがあのアクション。いや、映画のすべてが彼の努力の結晶だわ。私はいつも思うのよ。そういう監督と仕事だけじゃなく、私生活も一緒だなんて、なんてラッキーなのってね」多くの男性と浮名を流したミラだが、いまや自分が選んだ旦那様にメロメロな様子。ちなみに、アンダーソン監督はおたくとしても有名。そういうおたくな精神が、飛行船まで登場する新しい『三銃士』を生んだともいえるのだが。「ええ、ポールはおたくよ。ただし、すっごくゴージャスなおたく。“ゴージャス”を付けるのを忘れないでよね(笑)。だってハンサムでしょー、もちろんクレバーだし、仕事にかける情熱は最高なんだから!」ミラの口をついて出る言葉は旦那様への賛辞ばかり。ちなみに、その旦那様のほうは「ミラは頑張ってくれたよ」くらいとそっけない。この温度差、どこかで見たことが……と思ったらティム・バートン&ジョニー・デップだった。このカップル(?)もジョニーのほうがティムにぞっこんなのだ。美女(ハンサム)のほうがおたくな相手に夢中。この関係性が黄金コンビが長続きするコツなのかもしれない。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー取材・文:渡辺麻紀(c)2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions,S.A.S., and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.
2011年10月26日最新主演作『ランゴ』が日本公開初日を迎えた22日、ジョニー・デップはテキサス州・オースティンにいた。開催中のオースティン国際映画祭で、俳優としての映画への貢献を高く評価する賞「Extraordinary Contribution to Film- Acting Award」に輝いた。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを始め、大ヒット作に主演し、正真正銘のハリウッドのAリストのスターとなったジョニーだが、スピーチでは「僕のキャリアは20年間失敗の連続でしたから」と受賞の驚きと悦びを謙虚に語った。ジョニーは最優秀脚本賞のプレゼンターも務め、『シザーハンズ』(’90)、『ティム・バートンのコープスブライド』(’05)の脚本を手がけたキャロライン・トンプソンに授賞した。前日には最新主演作『The Rhum Diary』(原題)が上映され、ブルース・ロビンソン監督と共に登壇、観客とのQ&Aセッションを行った。ジョニーにとっては『ラスベガスをやっつけろ』(’98)に続いて、原作者であるハンター・S・トンプソンをモデルとしたキャラクターを演じるのは二度目。リラックスした調子でトンプソンとの思い出話を聴衆に語ったジョニーは「彼がいないことを毎日毎晩、寂しく思っているよ」と結んだ。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ランゴ 2011年10月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連記事:『ランゴ』のマドンナ、アイラ・フィッシャーが語る「ジョニーは本物の紳士よ」ジョニーファンも9割以上が納得!ジャック・スパロウに通ずるランゴって?ジョニデ、大ピンチでトイレに逃げ隠れ!?『ランゴ』本編映像を先行解禁自分探しの旅へ!『ランゴ』サボテンコップ5名様プレゼントジョニー・デップファン集合!シネマカフェ独占『ランゴ』試写会に40組80名様をご招待
2011年10月25日演劇ユニット“ピースピット”を2002年に旗揚げし、関西を拠点に活動を続ける元惑星ピスタチオの俳優・末満健一。緻密に構築されたダークファンタジーを得意とし、その劇世界は映画界の鬼才ティム・バートンにも例えられる。今敏監督の同名アニメ映画『千年女優』の舞台化(2009年初演)でも注目を集めた。その末満の自他共に認める代表作で、2003年、2010年にピースピットで上演された『有毒少年』が、木戸邑弥(ミュージカル「テニスの王子様」「ROCK MUSICAL BLEACH」)&昆夏美(現在上演中のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』でジュリエット役に抜擢)というフレッシュな主役コンビを得て、満を持して東京に初上陸する。東京公演は11月15日(火)から11月26日(土)まで、今夏渋谷に新しくオープンしたCBGKシブゲキ!!での上演となる。『有毒少年』チケット情報9月某日、都内で行われた、作品の本格始動となるポスター撮影現場に潜入した。スタジオに入ると、ドライフラワーの花畑が一面に広がっていた。生気のない花の群集は、美しくもどこか恐ろしい。人工雪が絶え間なく降り積もる中、クールなメイクと真っ白な衣装に身を包んだ2人がそのセットに立つ。周りの景色とは対照的な、若いピュアネスが際立つようだ。ほぼ初対面という2人だが、顔がギリギリまで近づくキス寸前のショットも撮影された。なお役どころはそれぞれ、毒性環境でしか生きられない“有毒少年”と、生まれたときから無菌室に閉じ込められた“無毒少女”。「ずっと一人で生活してきた孤独な青年が、何かを静かに考えている途中というようなイメージを持ちながら撮影していました。今回は役作りにおいて正解がいくつもあるというか、僕自身が“有毒少年”を作っていけるのが楽しみですね」(木戸)、「“無毒少女”は何も色のついていない透明なイメージ。意図的にやろうとするのではなく、台本を読んで生まれた感情のまま素直に演じることが、そういう透明な女の子につながるのかなと思っています」(昆)と、現在の胸の内を聞かせてくれた。東京ではこの『有毒少年』がオリジナル作品の初お披露目となる末満。「自分の中にある要素を全部盛り込んだ集大成的作品なので、名刺代わりとしても一番適した公演」と自信をのぞかせる。「“毒”はいろんなものにかかっていますが、“孤独”もそのひとつ。孤独はマイナスなものとしてとらえられているけど、孤独があるから人は惹かれ合う。孤独であることをいかに受容していくかを描けたら」と語る。若い息吹がもたらされ、切なさと儚さをより増した“決定版”誕生の予感。11月、未知のダークファンタジーへの扉が開く。東京公演の後、11月29日(火)から11月30日(水)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでも上演される。チケットは10月8日(土)より発売。東京公演はチケットぴあにて先行受付中。取材・文:武田吏都
2011年09月20日『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続くクリストファー・ノーラン監督による『バットマン』3部作の最新作『ダークナイト ライジング』で、アン・ハサウェイ演じるキャットウーマンの新ビジュアルが解禁となった。バットマン伝説の起源を描いた『バットマン ビギンズ』に、故ヒース・レジャーにオスカーをもたらした『ダークナイト』に続く、3部作の完結編となる本作。前作でヒースが演じたジョーカーと並ぶ、バットマンにとって最強の敵と言われるベインとキャットウーマン(セリーナ・カイル)が登場することで話題に。ノーラン監督の『インセプション』でも存在感を放ったトム・ハーディがベインを、そしてアン・ハサウェイがキャットウーマンを演じ、トムと同じく『インセプション』組のマリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットも出演している。キャットウーマンといえば、過去の「バットマン」映画でも幾度となく登場。ティム・バートン監督による『バットマン・リターンズ』(’92)では、ミシェル・ファイファーがセクシーなコスチュームに身を包んだ。原作コミックでも猫をモチーフにした印象的なコスチュームで描かれているが、今回のアン・ハサウェイの衣裳はかなり洗練されたデザインになっている。サングラスをかけてバット・ポットにまたがり、髪をなびかせる姿はクール!アン・ハサウェイはキャットウーマンのコスチュームについて「大好きよ!本当に大好き!いままで聞かれた質問は大体『どんな女の子も子供の頃、お姫様になりたいって思ったはずだけど、君もお姫様になりたいって思ってた?』っていう質問ばかりだったわ。でも、その当時、本当のことは言えなかったの。本当は――、『いいえ、私はキャットウーマンになりたかったの!』って言いたかったの。その夢がいままさに現実になったのよ!」と興奮気味に喜びを語っている。ミシェル・ファイファーにハル・ベリー、ジュリー・ニューマー、リー・メリウェザー、アーサ・キットなど錚々たる女優たちが演じてきた役に抜擢されたことについては「私より前に素晴らしい女性たちが、あのコスチュームを着てきたわけだから、あのスーツを自分が身につけることは、本当に光栄ね」と物語のカギを握る新キャラクターを楽しんでいる様子だ。物語の詳細についてはクリストファー・ノーランとワーナー・ブラザースによる厳重な箝口令の下、いままでのところ一切の説明がなく、キャットウーマンおよび、その正体であるセリーナ・カイルがどのように、クリスチャン・ベイル扮するブルース・ウェイン、すなわちバットマンに関わってくるかは不明である。先述の『バットマン・リターンズ』では、バットマンを倒そうと画策しつつも、皮肉なことにその正体のブルースとは惹かれ合っていくという役どころだったが、今回は果たして――?ビジュアルの新鮮さはもちろんだが、ノーラン作品だけにあっと驚くオリジナリティあふれる設定、独自の演出が期待されるところ。『ダークナイト ライジング』は2012年夏、全国にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All rights reserved.■関連記事:『ダークナイト ライジング』特報&ポスターが解禁!病室で横たわる男の正体とは?
2011年09月06日ジョニー・デップが主人公を演じたCGアニメーション映画『ランゴ』と、人気のTシャツブランド“graniph(グラニフ)”のコラボレーションTシャツが製作され、10月1日(土)から全国発売されることが決定した。コラボレーションTシャツ『ランゴ』は、人間に飼われていたカメレオンのランゴが、導かれるままに訪れた水不足に悩む街で、成り行きで保安官に就任し、真のヒーローになるべく奔走する姿を描く。このたび製作されたコラボTシャツは全7種類。ピンク地に黒でランゴの顔がプリントされた“Sketch Rango”や、映画のキャラクターたちが集結した“Rango&Friends”、着るだけでランゴ同様の保安官気分が楽しめる“Fake Waistcoat”など、映画のビジュアルを巧みに活かしたデザインがそろった。それぞれSS/S/M/Lとキッズ4サイズが発売される。本作に登場するキャラクターはカメレオンや巨大なヘビ、フクロウなどクセのある生き物たちばかりだが、それぞれが個性豊かにデフォルメされており、最初は少しだけとっつきにくくはあるものの、観れば観るほどクセになり、いつしか愛着がわく“キモ可愛い”キャラばかり。かつて、デップの朋友であるティム・バートン氏が手がけたアニメ『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』は、ダークトーンに統一された奇怪でおどろおどろしいキャラクターに衆目が集まったが、現在では定番の人気キャラクターとして定着。アニメやデザインの多様性・先鋭性に敏感な日本では『ナイトメア…』の独自グッズが数多く開発されたという歴史があり、デップが演じた“ランゴ”も日本の観客に愛されるのかどうか注目したいところだ。『ランゴ』10月22日(土) 新宿バルト9 ほか全国ロードショー
2011年08月24日10代にして…いや10代だからこそと言うべきか、スクリーンの中で特別な輝きと瑞々しさを見せる女優が時に現れる。かつて『レオン』で鮮烈にデビューしたナタリー・ポートマンはその代表例だろう。今年のオスカーで助演女優賞候補に名を連ねた『トゥルー・グリット』のヘイリー・スタインフェルドに、『つぐない』、『ラブリーボーン』での演技が絶賛を集めたシアーシャ・ローナン然り。10代半ばにしてベテラン俳優陣と渡り合い、観る者を惹きつける。だがいま、最も強い輝きを放つ10代は誰かと聞かれたら、クロエ・グレース・モレッツを挙げたい。昨年公開された『キック・アス』でコミカルかつ強烈なキャラクターを演じたクロエ。そんな彼女がまもなく公開となる『モールス』では、雪に閉ざされた街で、ある秘密を抱えながら主人公の少年と淡い恋に落ちる不思議な少女・アビーをゾッとするほど美しく、そして切なく演じ上げている。あどけなさと大人の“女”の色気をあわせ持った14歳が公開を前にその胸の内を明かしてくれた。前作の過激なヒーローから一転、今回は哀しい運命を背負う少女にその残酷さすら美しいと世界中で注目を集めたスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のハリウッド版となる本作。クロエにとっては初めてのラブストーリー出演となった。「まだ14歳だし、恋に落ちたことがないから(笑)、恋愛感情の表現は難しかった」とふり返る。「そうなの。今回が全く初めてだったのよ。これからもラブストーリーに出てみたいな。兄や母とか、家族以外の他の人を愛する経験をしたことがないから、私にとっては新しい挑戦だったわ。これまでと違う新しい経験だったし、役を演じていて楽しかったし、面白くてとても勉強になったわ」。いやいや、彼女が演じるアビーからは「これが演技?」と思わせるような妖艶さと色気が匂い立っていた。哀しい運命を背負った少女を見事なまでに表現しているが、クロエはアビーの内面の葛藤や思いについて、自らと重ね合せながらこんな言葉で表現する。「アビーは運命のために苦しんでいると思う。悲しいばかりじゃなく、幸せなときもあるわ。オーウェンと一緒にゲームセンターに行くところなんて幸せそうだもの。アビーが“恋しい”、そして“愛しい”と感じる人間性に気づくの。彼女はきっと人間であることが恋しくて愛しいと思っているはずだわ。特に誰かを愛したり、呼吸しながら生きていくこと、そして死んでいくことをね。だからアビーは悲しさと幸せな部分と両方を持っているわ。私自身もそんなアビーに共通点を感じるわ。口では上手く言い表せないことなんだけど、彼女が私自身の一部だと感じるの。私自身の中にこの役柄の一部が存在するんだと感じるわ」。今回、「私なりのアビーを演じるために影響を受けたくなかった」と、事前に原作小説(「モールス」)もオリジナル版の『ぼくのエリ 200歳の少女』もあえて手に取らなかったというクロエ。演じる上でのアプローチも徹底しているが、それ以前に作品の選び方についても「常に全く違った役を演じていきたい」と語り、一番の理解者である“家族”の存在の大きさを挙げる。「次の出演作品を決めるのは難しいわ。いろいろ考えなきゃいけないから。アクション映画をやった後は、すぐにまたアクションではなくて、何かまた別の違った作品、変わったものに出るべきだと思うの。自分をひとつのジャンルに絞り込んでしまうのではなくて、もっとオープンに様々な役に挑戦して、いろんな感情を引き出していくべきだと思う。出演作を選ぶのは私の母や兄、つまりマネージメントの方の仕事でもあるの。次回作を決定するときは母と兄の2人が中心となって手伝ってくれて、脚本を読んで、それから私のところに持ってきてくれてみんなで決めるの。つまり家族事業ってわけね(笑)」。ラストはハッピー?それともバッド?クロエの分析は…本作以降も『Movie 43』(原題)に『Texas Killing Fields』(原題)、『Hick』(原題)と出演作が続く。彼女の“いま”をフィルムに焼き付けたいという、フィルムメイカーたちの思いはもっともなところ。「常に違った役柄を」という言葉通り『ユゴーの不思議な発明』では巨匠マーティン・スコセッシの手によるファンタジー映画に挑戦し、『ダークシャドウズ』(原題)では、ティム・バートンの下で、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーターら“バートン・ファミリー”と共演を果たしている。「『ダークシャドウズ』はいま、撮影中なの。ジョニー・デップはすごく素敵で、あんなにいい人に会ったことないわ。ティム・バートンも素晴らしいし、ヘレナ・ボナム=カーターも素敵よ。ミシェル・ファイファーも、もうとっても素敵な人なの!映画の全てが完璧なの。夢が叶ったって感じがするわ」。そう興奮して語る表情には確かに14歳のあどけなさが残っているが、なおさら、劇中での研ぎすまされた美しさが非現実的なもののように思えてくる…。本作の結末を巡り、果たしてハッピーエンドなのか、それともバッドエンドなのかと話題を呼んでいるが、彼女の答えは「両方だと思うわ。幸せでもあれば悲しくもあるわ」。そのどちらの要素も含んだ“危うさ”が彼女自身に内包されている。冒頭に挙げたナタリー・ポートマンは、彼女が目標とする女優でもある。ナタリーと同様に、いや、彼女が歩んだ道をさらに塗り替えていくような輝きをこの先も見せてほしい。限定解禁!『モールス』本編 衝撃映像スペシャルサイト実施期間:8月1日(月)〜4日(木)19:00〜5:00■関連作品:モールス 2011年8月5日よりTOHO シネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 Fish Head Productions, LLC All Rights Reserved.■関連記事:映画監督を夢見た少年達の想いが交錯『モールス』&『SUPER8』に見るノスタルジーこの20年のアメリカでNo.1スリラー『モールス』試写会に25組50名様ご招待今夏No.1の切ない系ホラー『モールス』試写会に20組40名様ご招待
2011年08月01日ジョニー・デップの製作会社「Infinitum Nihil」と『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのディズニーが共同で2本の映画製作に取り掛かった。1本は70年代に日本でも放映されたTVドラマ「事件記者コルチャック」の映画化、もう1本はアメリカ独立戦争前夜の英雄として知られるポール・リヴィアの伝記映画だという。「事件記者コルチャック」は超常現象やヴァンパイア、狼男などが関わる怪事件ばかり扱う新聞記者・コルチャックが主人公の特撮ホラー。90年代に人気を博したTVシリーズ「Xファイル」のクリエイター、クリス・カーターが影響を受けた番組としても知られている。タイトル未定のポール・リヴィアの伝記映画は、レキシントン・コンコードの戦いの前夜に伝令として活躍した「真夜中の騎行」について描くもので、ジョニーは両作とも主演すると見られている。現在ティム・バートン監督のもとで撮影中の『ダークシャドウズ』(原題)では、役作りで体重140ポンド(約63.5キロ)まで緑茶ダイエットで減量したというジョニー。同作も、次に撮影予定の『The Lone Ranger』(原題)も往年の人気シリーズの映画化。少年時代に見ていたお気に入りの番組を次々リメイクしたくなってきたということだろうか?(text:Yuki Tominaga)写真は今年のカンヌ国際映画祭でレッドカーペットを歩いたときのジョニー・デップ。© AFLO■関連作品:ダークシャドウズ (原題) 2012年夏、公開予定■関連記事:ジョニー&バートン監督、8度目のコラボ作『ダークシャドウズ』が英国で撮影開始!
2011年07月13日ジョニー・デップと盟友、ティム・バートン監督の8度目のコラボレーションとなる『ダークシャドウズ』(原題)の撮影が先週からイギリスで開始になった。『アリス・イン・ワンダーランド』に続いての2人のコラボ作は1966年から71年まで放映され、カルト的人気を持つTVドラマシリーズ「Dark Shadows」(原題)を基に映画化するもので、ジョニーのほかにミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、『キック・アス』のヒット・ガール役で話題沸騰のクロエ・モレッツ、ジャッキー・アール・ヘイリーらが出演する。物語は17世紀後半のアメリカの荘園に暮らす裕福なプレイボーイのバルナバス・コリンズが、魔女によってヴァンパイアに変えられ、生き埋めにされるところから始まる。200年後、1970年代にバルナバスは蘇り、荘園に暮らす彼の末裔のコリンズ家や周囲の人々に不可思議な事態が降りかかる。ジョニーはバルナバスを演じ、現代のコリンズ家の女性をミシェル、クロエがその娘に扮する。ヘレナは住み込みの精神科医、ジャッキーは世話人・ウィリーを演じる。バートンとジョニーは製作も兼任。撮影はロンドン郊外のパインウッド・スタジオを中心にサリー州のロケなども含め、全てイギリスで行われる。全米で2012年5月、日本では同年夏に公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)写真は『アリス・イン・ワンダーランド』に来日したときのジョニー・デップ&ティム・バートン監督。■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.キック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.ダークシャドウズ (原題) 2012年夏、公開予定■関連記事:ニコラス・ケイジ、20歳の息子の挙式に出席ニコラス・ケイジ、泥酔のあげくの夫婦げんかで逮捕ジョニー・デップが観客席にスライム攻撃!キッズ・チョイス・アワーズ開催ガーリーなファッションが似合う俳優ランキング!混戦を制したのは向井理【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?
2011年05月26日現在公開中の『トゥルー・グリット』で長編映画デビューを果たすと同時に14歳にしてオスカー助演女優賞候補になったヘイリー・スタインフェルドが、童話「眠れる森の美女」の実写版に主演するかもしれない。映画サイト「Deadline Hollywood」によると、リンジー・デヴリン執筆の脚本はディズニーの長編アニメでおなじみの「眠れる森の美女」のストーリーとは違う展開で、魔女の呪いで眠りについたヒロインのオーロラ姫はただ助けを待つのではなく、自ら夢の世界から脱出しようと奮闘するという設定。『トゥルー・グリット』でヘイリーが演じたマティにも通ずる強さを持ったヒロインのようだ。「眠れる森の美女」の物語はもう1本映画化の企画が進行中。ティム・バートンがメガホンを取る予定で、主人公はオーロラ姫ではなく彼女に呪いをかける魔女マレフィセント。ディズニー・アニメの中で屈指の悪役といわれるマレフィセント役にはアンジェリーナ・ジョリーの起用がうわさされている。最近ハリウッドでは童話を新しい視点で映画化する企画が流行中で、アマンダ・セイフライド主演の『赤ずきん』は6月に日本公開が決定。「白雪姫」はクリステン・スチュワートとシャーリーズ・セロンが出演の『Snow White and the Huntsman』(原題)とジュリア・ロバーツとアーミー・ハマーが出演の『The Brothers Grimm: Snow White』(原題)の2本、「ヘンゼルとグレーテル」の実写版『Hansel&Gretel: Witch Hunters』(原題)などの企画が進行中だ。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:トゥルー・グリット 2011年3月18日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.赤ずきん 2011年6月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.エクリプス/トワイライト・サーガ 2010年11月6日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ツーリスト 2011年3月5日より日劇3ほか全国にて公開■関連記事:ジョニー&アンジーが顔を見合わせ爆笑!『ツーリスト』貴重なNG映像が到着アンジー、UNHCR親善大使として、チュニジアとリビア国境の難民キャンプを訪問コーエン兄弟×スピルバーク『トゥルー・グリット』鑑賞券を5組10名様プレゼントJ・デップ声優出演の『ランゴ』9,000万ドル突破全米1位はあのイケメン主演作クリステン・スチュワート、今度は白雪姫に?
2011年04月06日いよいよ、近づいてきましたね、アカデミー賞授賞式。毎年、ノミネートされる作品や俳優、スタッフたちは違えども(いや、俳優やスタッフには常連もいますが…)、常に気になってしまうのが女優賞。男同士の闘いよりも、女同士の闘いの方が、どうしても大きな火花が散っていそうなイメージがあるもので、つい舞台裏を面白く想像してしまうのです。誰かが、誰かのドレスの裾をふんづけていたりしないのかなとか(笑)。でも、以前公開されたドキュメンタリー映画『デブラ・ウィンガーを探して』で、キアラ・マストロヤンニが「女優同士でも、結構仲がいい」というような発言をしていたけれど、それも本当なのでしょう。女優たちは、互いに競う心は持ちながらも、尊敬し合い、共演したいと思いながら、切磋琢磨して素晴らしい演技を見せ、ひいては素晴らしい作品を作っていくのでしょう。例えば、今回アカデミー賞の主要4部門にノミネートされた『キッズ・オールライト』。製作の初期段階から参加していた主演女優、ジュリアン・ムーアが、相手役としてぜひにと、直接e-mailを送った相手がもうひとりの主演女優、アネット・ベニング。監督、そしてジュリアンの期待に応え、アネットは2人の子供を持つレズビアンのカップルの大黒柱を堂々と演じ、どんな家族にも起こりうる問題を抱えながらも、家族を守ろうとする母ライオンのような強さと、愛する者を失いそうになる現実に怯える繊細な女性の両面を表現しました。特に後半の演技は、恐ろしいほどの迫力に満ちていて、ちょっとゾッとしたほど。そして、見事に4度目のアカデミー賞ノミネートとなりました。ゴールデン・グローブ賞では、アネット、ジュリアンともに主演女優賞候補になりましたが、アカデミー賞ではアネットのみが候補に。それでもジュリアンはアネットを誘ったことを後悔などせず、アネットのノミネートを心から喜んでいるのでは、と勝手に思っています。ノミネートの常連ではあるものの、未だ無冠のアネットが受賞したら、やはり無冠のジュリアンとどのように喜びを分かち合うのかも見ものでしょう。一方、彼女の強力なライバルとなるのが、ナタリー・ポートマン。『ブラック・スワン』でバレエダンサー役に挑んだ彼女。「白鳥の湖」で、白鳥役と黒鳥役を演じわける難しさを体現しました。少女のような純真さを残した女性が、孤独な闘い、表現の可能性への挑戦に明け暮れる中で、あせり、ライバルへの憧れと嫉妬、芸術への献身によって我を失っていく様を、壮絶な心理劇として極限のレベルで表現しています。観ているうちに、役になりきれず追い詰められながら、やがて狂気に囚われていくヒロインの心に次第に魅せられていくのですが、クライマックスでは言いようもない感情の波に襲われます。ひとことで言うと、とにかく臨場感のすさまじい作品。この作品が持つ独自性、独創性、映画的表現力が場面を追うごとに心をぐいぐいと掴んでくるのです。そのすさまじさには、ナタリーの存在なしには到達できなかったはず。バレエダンサー役として説得力を持つ体づくりや動きはもちろん、自らが持つ純真なイメージを払拭するそら恐ろしいほどの捨て身の演技は、文句なくオスカー級。注目の2人、どちらが獲っても文句なしです。また、助演女優賞でのノミネートではありますが、私が気になる女優がひとり。ヘレナ・ボナム=カーターです。ここのところ、こってりとした化粧や妙な仮装がお似合いだった彼女ですが、今回『英国王のスピーチ』で見せたのは、英国史上最も内気な国王・ジョージ6世を優しく支える妻・エリザベス役。最初に登場したシーンでは、「そうそう、普通の役もできる人だったんだ」と思ってしまいました。ロンドン生まれ、上流階級出身として知られる彼女ですが、ぴったりすぎる英国淑女役は、決して“普通”ではないのですが、久々に正統派の演技を見せられて、しみじみと彼女が良い女優だったことを思い出したのでした。先日、とあるメディアで「オスカー女優たちの離婚率が高い」という記事を見つけて、なるほどと思ったのですが、私が今回注目したアネット、ナタリー、ヘレナ・ボナム(ティム・バートンとパートナー)が受賞した際には、ぜひそんなことにならないようにと願いつつ、賞レースのゆくえを見守ることといたしましょう。(text:June Makiguchi)© Todd Wawrychuk / cA.M.P.A.S.特集「2011年 第83回アカデミー賞」■関連作品:キッズ・オールライト 2011年4月29日より、渋谷シネクイント、TOHOシネマズ シャンテ、シネリーブル池袋ほか全国にて公開© 2010 TKA Alright, LLC All Rights Reservedブラック・スワン 2011年5月13日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.■関連記事:コリン・ファース、『マンマ・ミーア!』は「出演作ベスト3の1本」と発言【ハリウッドより愛をこめて】オスカーに輝くのは…トム・ハンクスがスピーチの指導?働き女子の心得vol.3英国王室ロマンスに胸キュン、その“裏側”をお勉強!英国大使館で『英国王のスピーチ』上映!王子婚約で沸く英国王室も本作に感動英国アカデミー賞開催。やはり強い『英国王のスピーチ』が7部門を制覇
2011年02月23日