アンドリュー・ヘイ監督作『異人たち』よりアンドリュー・スコットとポール・メスカルのインタビュー映像が解禁された。山田太一作の長編小説「異人たちとの夏」(新潮社刊)を、『荒野にて』『さざなみ』のアンドリュー・ヘイが再映画化した本作。この度解禁されたのは、本作で恋に落ちていくアダムとハリーを演じたアンドリュー・スコットとポール・メスカルのインタビュー映像。2人が脚本について、ヘイ監督について、そしてお互いの共演について、ラフな姿勢で明るく朗らかに語っている。スコットが「2人とも心を揺さぶられた。涙が落ちたね」と脚本を読んだ時の気持ちを話し始めると、メスカルは「何度も」と相づちを打ち、穏やかな様子で本作製作の裏側を明かしていく。最初に本作へと向き合った時の印象を「家族同士の関係性が絶妙に描写されていて真実味があるんだ。ラブストーリーの描き方には胸を締め付けられた。そういう部分が印象的だった」と分析するスコットに対し、メスカルはスコットと同じ思いであったことを告げ、「他に類を見ない映画だ」と語る。さらにメスカルは「今までにない映画に初めて挑戦できるのは役者として光栄だね。僕が知る限りでは唯一無二の作品だ」とハリー役に挑んだ想いを吐露している。本作は監督にとって、とてもパーソナルな物語になっているという点に触れつつ、「彼を演じるつもりで臨んだけど…」と話しはじめるスコットだったが、その途端、言葉に熱がこもり過ぎたのか、勢い余ってタイトルボードに肘を打ち付けてしまうハプニングが。「ごめんね」と小声でボードに謝る優しい一面を見せたのも束の間、話を中断させる原因になってしまった物言わぬタイトルボードに思わず八つ当たり。「離れてろ」とボードを隅へと追いやるお茶目な姿を披露している。そんなスコットの様子に笑顔を見せながら笑い声を上げるメスカルの姿もあり、和気あいあいと本作について語り合う貴重な2ショットとなっている。最後に、映画の公開に向けて「僕が感じているのは、人々の心とつながる映画を作れたということだ。誰もが自分を投影できる。一生心の中に残る映画になるはずだ」とメッセージを贈るスコットに続き、メスカルも「ぜひ劇場で観て欲しい。友達とでもいいし、一人でもいいから、できる限り劇場に足を運んでほしいね」と映画公開への期待を寄せたメッセージを投げかけている。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月17日アンドリュー・スコットが主演をつとめ、2024年ローレンス・オリヴィエ賞の演劇部門リバイバル賞と主演男優賞にノミネートされているNTLive2024の新作第2弾「ワーニャ」から、場面写真とリハーサル中のメイキング写真が到着した。NTLive2024シーズンの新作第2弾「ワーニャ」は、チェーホフによる人気の古典を、ローレンス・オリヴィエ賞やトニー賞の受賞脚本家サイモン・スティーヴンス(「夜中に犬に起こった奇妙な事件」)がひとり芝居に仕立て、NTLive「プレゼント・ラフター」やドラマ「Fleabag フリーバッグ」「SHERLOCK/シャーロック」などで人気のアンドリュー・スコットが主演。5月24日(金)から劇場で上映されるのは、イギリスのデューク・オブ・ヨーク劇場にて収録されたもの。演出はスクリーン・インターナショナル・スター・オブ・トゥモローに選ばれた注目の才能、サム・イェーツ。演劇界では各地で毎年上演されている「ワーニャ伯父さん」が新たに生まれ変わり、現地時間4月14日(日)にイギリスのロイヤル・アルバート・ホールで授賞式が開催されるローレンス・オリヴィエ賞にて演劇部門リバイバル賞と主演男優賞にノミネートされている。すでに本作には「アンドリュー・スコットの一人芝居の演技はベスト・オブ・ザ・イヤーだ」(iNews)、「マスタークラス!」(Evening Standard)、「文句なしに最高の演劇」(Broadway World)、「アンドリューに魅了される」(Telegraph)などの声が寄せられている。ナショナル・シアター・ライブ「ワーニャ」は5月24日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日アンドリュー・スコット、ポール・メスカルを迎え、故・山田太一の原作を再映画化した『異人たち』が4月19日(金)に公開。この度、2人が演じたアダムとハリーの愛について語る特別映像が解禁となった。本国イギリスでは、大作・競合ひしめく中、2位で初登場。引き続き4週連続トップ10を維持するスマッシュヒットとなり、山田氏のオリジナリティ溢れたストーリーに、アンドリュー・ヘイ監督ならではの感性あふれる脚色と演出が加えられた。今回到着したのは、主人公アダム(アンドリュー・スコット)とハリー(ポール・メスカル)の2人が惹かれ合い、互いを受け入れていく様子を描いた特別映像。ロンドンのタワーマンションに暮らす40代の脚本家・アダムは、子どもの頃に両親を交通事故で亡くしたトラウマから悲しみと孤独を纏っている。そんなアダムと出会い、恋に落ちていくハリーは、どこか儚げな空気が感じられる一方で、少年のような無邪気さも併せ持つミステリアスな男性。誰よりも繊細で優しいがゆえに傷つきやすく、他者とのつながりを求めながらもそれを恐れる2人は、互いの心の奥底にある孤独を見出し、恐る恐るながらも確かにつながりを深めていく。主人公・アダム役を演じたアンドリュー・スコットが観る者を魅了する演技を披露するのはもちろん、本作ではハリーを演じたポール・メスカルからも目が離せない。メスカルは、アイルランド出身のいま大注目の俳優の1人。『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされて以降、その人気・注目度は留まることを知らず、すでに明らかになっているものだけでもリドリー・スコット監督の『Gladiator 2』(24)、クロエ・ジャオ監督の『Hamnet』(未定)、リチャード・リンクレイター監督の『Merrily We Roll Along』(未定)など、錚々たる作品に出演することが決まっている。そんな彼が本作で魅せる繊細な演技にヘイ監督も魅了されたようで「ポールは名優だ。絶妙なバランスで繊細さと強さを併せ持ち人を引き付ける」と絶賛。親密なシーンも多く、複雑な関係性を演じる必要のあったスコットはメスカルとの共演を「ポールと僕の課題は経歴を多く語らず相性を示すことだった。愛を演じるというのがいい。美しいものだからね」とふり返っており、若い才能に魅せられたことを明かす。そんなメスカルは「彼らの孤独はお互いを映し合っていると思います」とアダムとハリーの関係性について明かし、自身が演じたハリーという役について、「もっと幸せになれるのに自分を隠して性に奔放な生活をしている」と分析。「ドラッグやアルコールの問題を抱え、追い詰められている。僕自身や友人たち、そして世の中の若者たちの中に、彼の存在をわずかに感じることがあります」とも捉えており、自身にとってひとつの“役”以上の想いを持っていたことを明かしている。「大事なのは愛し合おうとすること。人生は有限だからできるだけ愛すること」。そう明かすスコットの言葉に続き、「愛する人々との絆を諦めずに求め続け、人生で孤立しないこと。信じる勇気も必要だ」と語るメスカル。豊かな色調と陰影に富んだ35mmフィルムに映し出される映像には、孤独のなかに差し込む一筋の希望の光かのように琥珀色の光がきらめいている。“出かけよう、君と僕と2人で外の世界に”という言葉が示す、2人の愛の行方は――?ヘイ監督の繊細かつ先鋭的な演出と相まって、本作は観る者をリアルとファンタジーの狭間へと誘う夢幻的な映画体験を味わえる1作となっている。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月09日『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』に『デューン 砂の惑星PART2』と、ここ数か月でワーナー・ブラザース作品を大ヒットに導いた主演のティモシー・シャラメ。ワーナーは今後もティモシーとのコラボを続けていきたいようで、複数年にわたるファーストルック契約を結んだことが分かった。ティモシーは、主演俳優及びプロデューサーとして、未来のワーナー作品に関わっていくという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。ワーナー・ブラザース・モーション・ピクチャー・グループを率いるマイケル・デ・ルカとパム・アブディは、「(ティモシーが)私たちのスタジオを彼のクリエイティブ・ホームとして選んでくれたことを大変うれしく思います」と連名でコメント。「ティモシーが演じる役柄の幅広さや深さを見れば明らかですが、彼は自分の作品に対するコミットメントだけでなく、彼がここワーナーや他の場所で作ったすべてのプロジェクトに100%の自分の時間を捧げ注力し、揺るぎない献身を示しました」とティモシーを称賛した。すでに『ウォンカ』と『デューン』で2人とコラボしてきたティモシーは、2人を「本物の映画製作というものに信念を持っているスタジオのトップ」と評している。「俳優、プロデューサー、コラボレーターとして彼らのサポートを受けられるのはとてもありがたいです。このパートナーシップは自然な次のステップのように感じます。レッツゴー!」とノリのいい前向きなコメントを発表。「彼の未来は明るい」「ティモシーの名前だけで人々を映画館にやってこさせたのは本当にすごいこと。今後のプロジェクトが楽しみ」とファンも期待を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:デューン 砂の惑星PART2 2024年3月15日より全国にて公開© 2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX®is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2024年03月27日アンドリュー・スコットとポール・メスカルの共演で、英国インディペンデント映画賞作品賞ほか最多7部門受賞、英国アカデミー賞6部門にノミネートされた『異人たち』。この度、2人がそれぞれ演じたアダムとハリーの出会いを描いた本編映像が解禁された。今回解禁されたのは、主人公・アダムとハリーが出会うシーンの本編映像。ロンドンにそびえ立つ真新しいタワーマンションの上層階で暮らすアダムは、12歳の時に両親を交通事故で亡くす悲劇を経験して以来、埋めようのない喪失感に苛まれずっと孤独に生きてきた。ある夜、ハリーと名乗るミステリアスな青年が、アダムの部屋のチャイムを鳴らす。日本製のウイスキーをちらつかせて「飲まない?」と誘ってくるハリー。「俺が怖い?」「部屋の外に吸血鬼がいるんだ」そんな謎めいたことを言う彼は酩酊しているよう。突然の訪問に戸惑うアダムだが、ハリーの姿からは、必死に人の温もりを求めているような、どこか切羽詰まった雰囲気が感じられる。ハリーもまた、アダムと同様に寂しさと孤独を抱えた日々を送っていたのだ。この日を境に、アダムはハリーのことを気にかけるようになり、次第に2人は親密な関係になっていく…。アダム役のアンドリュー・スコットは、TVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」のモリアーティ教授役で人気を博し、英国アカデミー賞TV部門助演男優賞を受賞。さらに『007 スペクター』『否定と肯定』「Fleabag フリーバッグ」『1917 命をかけた伝令』など話題作への出演が続き、いま絶大な支持を集める注目の実力派俳優。スコットは「アダムはとても孤独な人物です。とても危うい境地にまで行かなければならないという意味で、演じるのは大変な役でした」と自身が演じたアダムについて明かし、アダムを演じる難しさを痛感していたというが、出演については「即座に心を奪われました」と即決するほど魅了されたそう。また、ハリー役を演じたポール・メスカルは、『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネート、2023年には英国アカデミー賞TV部門主演男優賞を受賞した、いま大注目の期待の俳優。2024年以降の出演作として、リドリー・スコット監督の『Gladiator 2』(24)、クロエ・ジャオ監督の『Hamnet』(未定)、リチャード・リンクレイター監督の『Merrily We Roll Along』(未定)など、錚々たる作品に出演が決まっている。メスカルは自身が演じたハリーとアダムの関係について、「彼らは真のつながりを見つけるのだと思います。映画の中でアダムとハリーが持っているようなつながりを見つけるのは、ますます難しくなっているのです」と明かしている。劇中、2人は孤独によって見失った互いの魂を見つけ出すように深い愛を紡いでいき、心の底からのつながりを見出していく。そんな2人の関係は、他者とのつながりを求める全ての人の心にそっと寄り添うかのようで、その切なさに胸を打たれること必至だ。ミステリアスな暗い影と少年のような無邪気さが同居するハリーを好演したメスカルについて、ヘイ監督は「とても自然体で素晴らしい俳優で、以前から好きでした。繊細さと力強さが絶妙に融合された、実に興味深い存在です」と、次代を担う才能溢れる俳優として絶賛。スコットも「彼には信じられないほどの才能があります。親密なシーンをたくさんこなさなければなりませんでしたし、一緒に笑い合える相手、背中を押してくれる相手がいることはとても重要なことです」とコメントする。「この物語には悲しみがたくさんありますが、彼は、決して多くの俳優に備わっているわけではない、明るさを演じる能力を持っています」とポールの存在に助けられたことを明かしている。実はヘイ監督とスコット、メスカルは撮影前にライブに出かけ、互いの人生について語り合う時間を設けたそう。そのおかげで、早い段階から彼らの間には強い信頼関係が築かれ、繊細で胸を打つ、リアリティ溢れる演技がより豊かなものになっていったという。2人のほか、アダムの父親役・母親役として、『リトル・ダンサー』『ロケットマン』のジェイミー・ベル、「ザ・クラウン」『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のクレア・フォイが出演。主な登場人物は彼らが演じるわずか4人。実力派キャストだからこそ成し得た、美しく夢幻的な映画体験が堪能できる。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月26日アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイらが豪華共演する、『荒野にて』『さざなみ』などのアンドリュー・ヘイ監督が手掛ける『異人たち』。この度、故・山田太一作の長編小説「異人たちとの夏」(新潮社刊)を蘇らせた愛と喪失の物語について監督・キャストらがガイドする豪華特別映像が解禁となった。2023年11月29日に逝去された山田さん原作による本作は、英国インディペンデント映画賞で作品賞・監督賞・脚本賞・助演男優賞(ポール・メスカル)など最多7冠に輝き、第77回英国アカデミー賞では作品賞・監督賞・助演男優賞・助演女優賞・脚色賞・キャスティング賞にノミネートされた。今回解禁された映像で、本作の監督・脚本を手掛けたアンドリュー・ヘイは、「自分の世界に閉じこもり建設的な生き方をやめた男」と主人公・アダムを紹介する。少しずつ明かされていく物語と共に、12歳で両親を亡くして以来、喪失感を埋められずに孤独を抱えているアダムの姿や、互いの寂しさを感じ取り、少しずつ惹かれあっていくアダムとハリーの様子、そして、亡くなった当時のままの姿で現れた両親との再会に戸惑いながらも、彼らの前では子どものような笑顔を見せるアダムの姿などが次々と紡がれていく。少しずつ物語を紐解いていく監督、キャストらの姿が映し出されていく中で、「誰もが思うだろう。過去に戻って両親との関係を見直したいと」と明かすのはヘイ監督。もし、あのときに戻れたら?もし、過去に戻ってやり直せるとしたら?そんな、誰もが一度は考えたことのある切なくも苦しい想いが感じ取れ、大人になったアダムだけではなく、30年前の姿のままで再会した両親にも、多くの葛藤と後悔があった様子が映し出される。主人公のアダムを演じたアンドリュー・スコットは、本作について「心揺さぶる物語だ。演じていてもその悲しさと美しさに打たれる」と明かしており、いま蘇った奇跡の映画化に賞賛を送っている。◆映画『異人たち』公開とともに、山田太一氏の追悼企画を実施中なお、神保町シアターでは3月23(土)~4月19日(土)まで、追悼企画<映画で辿る――山田太一と木下惠介>を実施予定。日本を代表する名脚本家・作家である山田太一氏の軌跡を辿る。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月21日ティモシー・シャラメが、『デューン 砂の惑星PART2』で共演したオースティン・バトラーと再共演を熱望しているようだ。「NME」とのインタビューで語った。ジェームズ・マンゴールド監督がメガホンを取る『A Complete Unknown(原題)』で、ボブ・ディランを演じることが決定しているティモシー。オースティンは2022年、同作と同じ「音楽家の伝記映画」である『エルヴィス』でエルヴィス・プレスリーを演じて高い評価を受けたこともあり、「オースティンからノンストップでアドバイスをもらっているんだ」と話す。「一緒にミュージカル・シネマティック・ユニバースみたいなものを作り上げられたらいいなと思っている」と、オースティンに対して『A Complete Unknown』にエルヴィス役でカメオ出演して欲しいとラブコールを送った。「ジョニー・キャッシュの伝記映画(『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』)に、エルヴィスのキャラクターが登場した例もあるし」と、この案は決して非現実的な話ではないと強調もしている。奇しくも、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』もマンゴールド監督作。ティモシーの希望が実現することは十分にありえそうだ。一緒にインタビューを受けていたオースティンも「毎日撮影現場でマジックが起こるのを見たい」と乗り気。映画ファンは「エルヴィスはボブの曲をカバーしたことがあるし、ボブもそれを気に入っていた。だからティモシーの案はすごくいいと思う」「オースティンのエルヴィスをまた見られるかもしれないの?うれしい」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedデューン 砂の惑星PART2 2024年3月20日より全国にて公開© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2024年03月07日ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメやゼンデイヤら豪華共演で贈る『デューン 砂の惑星PART2』の公開を前に、メイキングブック「ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・デューン 砂の惑星PART2」(DU BOOKS)が3月8日(金)より3,000部で限定販売されることになった。前作限定版は即完売となったメイキングブック。本作のプロデューサーでもあるタニア・ラポイントが、壮大な舞台設定、複雑な衣装コンセプト、画期的なデジタル効果にいたるまで、このプロジェクトの裏側を紹介。ドゥニ・ヴィルヌーヴをはじめ、主要スタッフや、豪華キャストへの独占インタビューも掲載。序文はヴィルヌーヴ監督本人、イントロダクションはブライアン・ハーバート&ケヴィン・J・アンダーソンが記した。「ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・デューン 砂の惑星PART2」は3月8日(金)より発売。価格:6,000円+税3,000部限定『デューン 砂の惑星PART2』は3月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デューン 砂の惑星PART2 2024年3月20日より全国にて公開© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2024年03月03日劇場公開を経て世界中で称賛を浴びた、リドリー・スコット監督によるApple Original Films『ナポレオン』が3月1日(金)に配信スタートする。アカデミー賞では視覚効果賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門にノミネート、英国アカデミー賞では英国作品賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアー賞、特殊視覚効果賞にノミネートされ話題となった本作。天才的な軍事戦略で国を守り英雄と呼ばれる一方で、迅速かつ冷酷さを持ち“悪魔”と恐れられたフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトを、オリジナル脚本で描く物語。揺るぎない野心や驚くほど戦略的な思考を持つナポレオンの、後に語り継がれる有名な戦い。戦いの最中で描かれるナポレオンの心の内を、最愛の妻ジョセフィーヌとの複雑な関係を通して迫っていく。キャストには、スコット監督とは23年ぶりのタッグとなったホアキン・フェニックスが主演するほか、『ミッション:インポッシブル』シリーズのヴァネッサ・カービーがジョセフィーヌ役で出演。デヴィッド・スカルパが脚本を手掛け、製作はApple StudiosがScott Free Productionsと共同で行い、スコット監督がプロデューサーを兼任。ケヴィン・J・ウォルシュ、マーク・ハッファム、ホアキン・フェニックスらがプロデューサーを、マイケル・プルスとエイダン・エリオットが製作総指揮を務めた。Apple Original Films『ナポレオン』は3月1日(金)よりApple TV+にて配信開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2024年02月16日映画『デューン 砂の惑星PART2』より、主演のティモシー・シャラメをはじめキャスト陣が本作の見どころを語る特別映像が公開された。映像に登場するのは、主人公ポール役のティモシー、彼と恋に落ちる砂漠の民チャニ役のゼンデイヤ、ポールの命を狙う新たな狂敵フェイド=ラウサ役のオースティン・バトラー、皇帝の娘イルーラン役のフローレンス・ピュー、砂漠の民のリーダー・スティルガー役のハビエル・バルデム、因縁の宿敵ハルコンネン男爵役のステラン・スカルスガルド、ポールの武術指南役ガーニイ・ハレック役のジョシュ・ブローリンの7名。前作の物語を引き継ぎつつ、見事なビジュアルや大迫力のアクションシーンに加え、新たな登場人物、全宇宙を巻き込む最終決戦、そして力強く感動的なラブストーリーでそのスケールを拡大している本作。ポールの過酷な戦いを通して、観客は全く新しい体験ができる。ティモシーは「人類未踏の惑星体験を、ぜひ映画館で観ていただけると嬉しいです」とファンにメッセージを送り、ゼンデイヤも『デューン』の世界に「みなさんが戻って来るのが待ちきれないです」と笑顔。新たな脅威として抜群の存在感を見せているフェイド=ラウサ役のオースティンは、自らフェイドを「最狂の敵」と称し、PART1でポールたちを恐怖に陥れたハルコンネン男爵役のステランも「ハルコンネン男爵より最悪な男」と太鼓判を押す。映画本編では、ポールとフェイドの迫力満点の決闘シーンも見逃せないポイントだ。また、ポールのアトレイデス家が全滅した裏には、ハルコンネン家と共謀を図った皇帝の存在があり、皇帝の娘イルーランがポールとどう対峙していくのか、砂漠の民のリーダー・スティルガーは、前作でポールと出会った頃はまだ懐疑的な態度を取っていたが、共に砂漠で生きるうちにポールを“救世主”と信じ支えていくようになるが、何か大きな力に目覚めようとしているポールが、いかに救世主として覚醒していくのかにも期待が高まる。さらに、日本公開に先駆け、3月8日(金)、9日(土)、10日(日)の3日間限定で先行上映が決定。IMAX、Dolby Cinemaの合計60館にて実施される。『デューン 砂の惑星PART2』は3月15日(金)より全国にて公開(IMAX/4D/ドルビーシネマ/ScreenX)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デューン 砂の惑星PART2 2024年3月20日より全国にて公開© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2024年02月15日3月15日(金) 公開の映画『デューン 砂の惑星PART2』のスペシャル予告映像と、主演のティモシー・シャラメによる日本のファンへ向けたメッセージ動画が公開された。その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる惑星デューンを舞台に壮大な宇宙戦争を描いた『デューン 砂の惑星』(フランク・ハンバード著/早川書房)。2021年に劇場公開されると、興行収入は全世界で4億ドル以上を記録した。その続編となる本作では、砂の惑星デューンを舞台に、ハルコンネン家の策略により一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者・ポール(ティモシー)の復讐が描かれる。公開された予告編では、「僕はポール・アトレイデス。この惑星(デューン)を救う者だ!」と声をあげ、救世主としての意識が芽生え始め覚醒していくポールの姿が収められている。そんな彼の前に立ちはだかるのは、デューンの新たな支配者として送り込まれた、宿敵ハルコンネン男爵の残忍な甥フェイド=ラウサ(オースティン・バトラー)。ポールとラウサの緊迫した決闘シーンや戦いを見つめる皇帝の娘イルーラン(フローレンス・ピュー)の姿が描かれていく中、目にするのは、広大な砂地に生息する巨大砂虫サンドワームによる大迫力の総攻撃だ。砂漠の民たちが複数のサンドワームに乗っている場面や、銃撃、爆撃が飛び交う迫力ある決戦シーンを見ることができる。併せて、救世主として覚醒していく凛々しいポールや、彼の身を案じるあまりどこか不安そうなチャニ(ゼンデイヤ)、戦場に襲い掛かる巨大なサンドワームの群れなど、本作の壮大な世界観と迫りくる最終決戦を感じさせる印象的な場面写真の数々が公開となった。『デューン 砂の惑星PART2』スペシャル予告映像『デューン 砂の惑星PART2』ティモシー・シャラメ メッセージ映像<作品情報>映画『デューン 砂の惑星PART2』3月15日(金) 公開公式サイト: Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2024年01月12日『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウィリー・ウォンカの若き日の物語『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』から、主演ティモシー・シャラメのインタビュー映像が解禁となった。待望の公開を迎えた本作。SNSには、「笑いあり涙あり、素敵な音楽とダンスに乗せて最高の物語を見られました」「チョコレートの魔法、カラフルな映像でワクワク」「夢に溢れた楽しくて美しい作品でした」と、カラフルでワクワクなファンタジーに煌めく世界に心奪われる観客が続出。中でも注目を浴びているのが、作品のプロモーションとして初来日を果たし、1,200人以上の日本のファンを魅了したティモシー・シャラメ演じる主人公のウィリー・ウォンカ。ティモシーは『君の名前で僕を呼んで』で初主演を飾りアカデミー賞主演男優賞にノミネート。その後も数々の賞に輝いた作品に出演を重ね、来年『デューン 砂の惑星PART2』も控える、ハリウッドも唸る演技力を披露する実力派俳優。そんなティモシーのインタビュー映像が解禁。ウィリー・ウォンカを主人公とする作品は、『夢のチョコレート工場』(1971)、『チャーリーとチョコレート工場』(2005)と時代を超えて愛されてきたが、本作はロアルド・ダールによる小説「チョコレート工場の秘密」を元にした新たなオリジナル作品。亡き母との約束である“世界一のチョコレート店を作る”という夢を追うウォンカについては「志高い若きチョコレート職人で、まだ成功してないウィリーなんだ。野心を抱き、陽気さにあふれ帽子一杯の夢を抱えているけれど、まだ自分を模索している」とその魅力を語る。何度邪魔をされてもウォンカは夢を追いかけ続け、彼ならではの煌めくイマジネーションを働かせて、マジカルなチョコレートで人々に甘く幸せなひと時を届ける。本作の出演について、ティモシーは2021年に役のオファーをもらい脚本を読んですぐに魅了されたそうで「音楽がなく歌詞だけ書かれていたけれど、魅力的な歌詞のおかげでこの役を瞬時に理解できた。ウィリーはお金はないけれどずっとかたくなに世界は可能性にあふれていると信じてる」と純粋無垢に夢を追うウォンカの魅力を熱く語る。「『チャーリーとチョコレート工場』のウォンカとは違うと思った。そんな巧みな描写に魅力を感じたよ」と続け、『ハリー・ポッター』シリーズのデイビッド・ヘイマンと『パディントン』のポール・キング監督のタッグによって生み出された本作をティモシーもすぐに好きになったそう。ダンスと歌も披露しているティモシーは、「今まで出演したどの作品よりもたくさんトレーニングをした」と数か月にわたる練習を重ねたといい、新境地となったパフォーマンスについても語った。そんなウォンカのほかにも個性豊かなキャラクターが登場。期待の新星ケイラ・レーン演じる、ウォンカの魔法を信じ、彼の良き相棒となっていく孤独な少女ヌードルをはじめ、ヒュー・グラントが演じるチョコを盗み続ける小さな紳士・ウンパルンパ、コメディアンでありながら数々の話題作に出演するキーガン=マイケル・キーが演じる、ウォンカの夢を邪魔するチョコレート組合と手を組み悪事を働く警察署長、アカデミー賞主演女優賞も獲得した実力派女優のオリビア・コールマンによる、いじわるな宿屋の主人ミセス・スクラビット、「Mr.ビーン」でお馴染みのローワン・アトキンソン演じる謎に満ちたチョコレート中毒の神父まで、一度みると忘れられないキャラの濃い登場人物が一挙集結。ティモシーは名優たちとの競演についても触れた。ティモシーは本作について「この映画のメッセージは“夢を諦めないこと”だね」と語る。ウォンカの亡き母からの言葉である”夢見ることからすべては始まる“というメッセージがある本作。「すべてがポール・キングのなせる技だ。ウォンカのはじまりを魅力的に描く物語を作った。予想を超えて素晴らしかったよ。みんなが夢を抱きたくなるような作品になっていると思う」と絶賛。「子どもでも大人でも自分のなかの子供心と繋がり、自分らしさとは何かを思い出させてくれるんだ」と続けるティモシーの言う通り、夢中になって夢を追うときのワクワク感やカラフルでファンタジーな世界観に魅了されるシーンの数々など、まるでチョコレートを食べたときのような心ときめく瞬間を届けてくれるにちがいない。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年12月10日リドリー・スコット監督映画『テルマ&ルイーズ』4K版が、2024年2月16日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国の劇場で順次公開される。リドリー・スコット監督映画『テルマ&ルイーズ』リバイバル上映最新作『ナポレオン』の公開を控えるリドリー・スコットが監督した『テルマ&ルイーズ』は、90年代を代表するロードムービー、そしてシスターフッド映画の金字塔。平凡な主婦のテルマとウェイトレスのルイーズの逃避行を通して、女性の自立や抵抗といったテーマを痛烈に描き出した作品だ。男性優位社会における女性の自由や自己解放、性暴力への強い批判、友情か愛情かで議論が巻き起こった複雑な関係性といった難しいテーマを、ロードムービーというフォーマットに巧みに落とし込んだ本作。“90年代の女性版アメリカン・ニューシネマ”と評され、第64回アカデミー賞では6部門にノミネート、見事に脚本賞を受賞している。このほか、デッド・ホース・ポイントをはじめとする壮大なロケーションが楽しめる映像美、短時間ながら強烈な印象を残し、結果的に本作が出世作にもなったブラッド・ピットの出演シーン、映画音楽の巨匠として知られるハンス・ジマーが手掛けた劇伴などにも注目しながら、本作を鑑賞してみてほしい。あらすじ平凡な主婦のテルマ(ジーナ・デイヴィス)とウェイトレスのルイーズ(スーザン・サランドン)は週末のドライブ旅行に出発した。その途中、立ち寄った店の駐車場でテルマが男に襲われるという事件が発生。テルマがレイプされそうになった寸前、助けに入ったルイーズが護身用の拳銃で男を射殺。ルイーズにはかつて、レイプの被害を受けたトラウマがあった。次から次へとトラブルが重なり、警察に指名手配された2人は、車でメキシコを目指し逃避行を続けるうちに、自分らしく生きることに目覚めていく……。上映情報『テルマ&ルイーズ 4K』※リドリー・スコット監督の監修による4Kレストア版での上映上映開始日:2024年2月16日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次公開■作品詳細監督・製作:リドリー・スコット製作:ミミ・ポーク・ギトリ脚本:カーリー・クーリ撮影:エイドリアン・ビドル音楽:ハンス・ジマー出演:スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス、ハーヴェイ・カイテル、マイケル・マドセン、ブラッド・ピット1991年/アメリカ/129分/THELMA&LOUISE/カラー/シネスコ/5.1chThelma & Louise © 1991 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
2023年12月03日『ナポレオン』より主演のホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の対談映像が解禁。さらに撮影現場の様子を捉えたメイキング写真も初解禁された。『グラディエーター』(2000)以来23年ぶりのタッグとなるホアキン・フェニックスを主演に、リドリー・スコット監督がフランス皇帝・ナポレオンを描く本作。この度、旧知の仲であるホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の対談が実現。撮影時のエピソードや「ナポレオン」の人物像などについて語り合っている。冗談も多く飛び交うリラックスムードの中、フェニックスが「この映画が大変だったのは僕のせいじゃない?」とズバリ切り込むと、スコット監督は「君のせいだ」と即答。「僕のせいか」と爆笑するフェニックスに「それは冗談だけど(笑)君から学んだね。物語の真の意味を探ってくれただろ。実に楽しかった」と感慨深げ。撮影中の話になると、「正直リハは嫌いだ。大まかな構想だけをイメージして、何も決めずに演技したい」と本心を明かしたフェニックス。「撮影中、何回僕に腹を立てた?」と聞くフェニックスにスコット監督は「毎日だね」と返すなど、2人の気さくな関係がこちらにまで伝わってくる。「君はいい意味で複雑な人間だ。この役では、それが大きなプラスになる」とスコット監督がいうと照れ笑いを浮かべるフェニックス。「僕の性格をよくわかってる。演じてて最高に楽しかった」と笑顔でふり返った。また、2人の出会いとなった映画『グラディエーター』についても話が及ぶ。「初対面は23年前。以来監督は多くの作品を作ってきた。英雄、偉人、優れた人たちをね。今回はこの男だ。背が低く気が短い・・・僕を選んだ理由は?」とユーモアたっぷりに聞くフェニックス。スコット監督も笑いながら「『グラディエーター』を思い出した。“ナポレオンがいる”と。これは褒め言葉ではない」と語ると、フェニックスがたまらず「いいことを言おうとして思いつかなかったんだろ!」と笑いながら突っ込みを入れる、息のあった様子を見せた。リドリー・スコット×ホアキン・フェニックス「今作を作って、初めて知ったナポレオンの真実はあった?」とフェニックスが訊ねると、スコット監督は「もちろんたくさんあった。欠点が多いからこそあれだけの立身出世をなし得た。実に複雑で一筋縄ではいかない男だ。あまりに脆く、あまりに残酷すぎた」と答える。フェニックスは「一方でユーモアと茶目っ気もあった」とナポレオン像について語り合う。2人の言葉から、いかにナポレオンが両極端に思える性質を内存させた人物だったかが垣間見える。そして話はナポレオンの妻・ジョゼフィーヌとの話に。「最初に言ったね。“ナポレオン”を演じるなら、ジョゼフィーヌとの関係性を理解しろ”と。まだできていない」と率直に語るフェニックス。それに対しスコット監督は「ナポレオンの名声の始まりは、ジョゼフィーヌとの出会いだ」と語る。互いを振り回し、傷つけ、それでも離れることのなかった2人の複雑な関係を、フェニックスは「きっと本人たちも分かっていない。なぜ惹かれあい、なぜ離れられないのか。ミステリアスな関係だ」とふり返った。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年11月28日映画『ナポレオン』の12月1日(金)からの公開を前に、主演のホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の特別対談映像とメイキング写真が解禁された。歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトはいかにして皇帝の座へ上りつめたのか?映画では、彼が唯一愛した妻ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、大いなる野望と驚くべき戦略で歴史に残る数々の戦争を仕掛けたナポレオンの真の姿が描かれる。旧知の仲であるホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督。冗談も多く飛び交うリラックスムードの中、フェニックスが「この映画が大変だったのは僕のせいじゃない?」と切り込むと、スコット監督は「君のせいだ」と即答。「僕のせいか」と爆笑するフェニックスに「それは冗談だけど(笑)君から学んだね。物語の真の意味を探ってくれただろ。実に楽しかった」と感慨深げ。撮影中の話になると、「正直リハは嫌いだ。大まかな構想だけをイメージして、何も決めずに演技したい」と本心を明かしたフェニックス。「撮影中、何回僕に腹を立てた?」と聞くフェニックスにスコット監督は「毎日だね」と返すなど、ふたりの気さくな関係が伝わってくる。また、ふたりの出会いとなった映画『グラディエーター』についてにも話が及ぶ。フェニックスは「初対面は23年前。以来監督は多くの作品を作ってきた。英雄、偉人、優れた人たちをね。今回はこの男だ。背が低く気が短い……僕を選んだ理由は?」とユーモアたっぷりに聞くと、スコット監督も笑いながら「『グラディエーター』を思い出した。“ナポレオンがいる”と。これは褒め言葉ではない」と回答。フェニックスはたまらず「いいことを言おうとして思いつかなかったんだろ!」と笑いながらツッコむ。そして「今作を作って、初めて知ったナポレオンの真実はあった?」とフェニックスが切り込む。スコット監督は「もちろんたくさんあった。欠点が多いからこそあれだけの立身出世をなし得た。実に複雑で一筋縄ではいかない男だ。あまりに脆く、あまりに残酷すぎた」と答えると、フェニックスは「一方でユーモアと茶目っ気もあった」と語った。最後、ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌとの話になると、「最初に言ったね。“ナポレオン”を演じるなら、ジョゼフィーヌとの関係性を理解しろ”と。まだできていない」と率直に語るフェニックス。それに対しスコット監督は「ナポレオンの名声の始まりは、ジョゼフィーヌとの出会いだ」と語る。互いを振り回し、傷つけ、それでも離れることのなかったふたりの複雑な関係。フェニックスは「きっと本人たちも分かっていない。なぜ惹かれあい、なぜ離れられないのか。ミステリアスな関係だ」と振り返った。『ナポレオン』ホアキン・フェニックス×リドリー・スコット監督の対談映像『ナポレオン』12月1日(金)公開
2023年11月28日12月8日(金) 公開される映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』に出演するティモシー・シャラメ、ヒュー・グラントらの来日を記念して、11月20日六本木ヒルズアリーナにてマジカル・チョコレート・ナイトが実施された。本作は、『ハリー・ポッター』シリーズ(01~11) のプロデューサーが豪華キャスト&スタッフを迎えて贈る、歌と魔法と感動のファンタジー大作。若きウィリー・ウォンカはいかにしてあのチョコレート工場をつくったのか。世界中を虜にしたファンタジー『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が明かされる。ウォンカのチョコレート店を象徴する桜の木をイメージしたステージセットから、チョコレートの香りが香る六本木ヒルズの会場へ、純粋すぎるチョコ職人ウィリー・ウォンカ役のティモシー・シャラメ、チョコを盗む謎の紳士ウンパルンパ役ヒュー・グラント、ポール・キング監督、デイビッド・ヘイマン、アレクサンドラ・ダービシャープロデューサー陣らが登場。会場に集結した総勢1200人のファンの熱気の中、パープルの衣装に身を包みチョコレート・カーペットへ颯爽と現れたシャラメは、念願の来日に喜びと興奮を抑えられない様子で「19歳の時にプライベートで日本に来たことがありますが、その時は何をしたらいいのか分からなかったので(笑)今回は本当に夢が叶いました!日本は素晴らしい!大好きです」とコメント。“夢見ることから全てが始まる”という本作のメッセージについては、「とにかく夢が実現するまで諦めないでと伝えたいです」と述べた。物凄い熱気でシャラメを迎えた日本のファンに対しては「『DUNE2』ですぐに戻ってきたいです!ありがとう」と日本語を交えて感謝伝え、ファンに対して丁寧に挨拶をし写真撮影に応じるだけでなく、ハグをしたりサインをしたりと世界中でも話題の“神対応”で黄色い声援に応えた。グラントは日本でも話題となっているウンパルンパを演じて、「体を作らなければいけなかったので、ジムに通いよく走りました」と役作りについてコメント。映画を待ち望んでいる日本のファンへ「自分の作品に対していつも温かく迎えてくださるので、僕自身も皆様のことを大好きです。本作も楽しんでください!」と日本への愛と公開への喜びを伝えた。キング監督は「ティモシー・シャラメは素晴らしい俳優で、別世界からやってきたような不思議な雰囲気を纏っていて。うっとりするような演技を見せてくれるので、ぜひご堪能いただきたいと思います」とシャラメが演じるウィリー・ウォンカの注目ポイントを明かし、日本のファンに向けて「神経を注いで作った作品なのでぜひ早く観ていただきたいです!」と述べた。プロデューサーを務めたヘイマンは「歌声が本当に素晴らしいのですが、彼の寛大な心と夢を信じる心が演じる上で光って見えていました」とシャラメならではのウォンカの魅力を語り、「日本の方に気に入っていただける映画だと思います。とても感動的で笑えるだけでなく、心も温める作品になりました」と日本のファンへ本作をアピールした。さらに、プロデューサーを務めたダービシャーは「素晴らしいマジックに溢れている作品です!チョコレートもたくさん登場し、ダンスも歌もあります。物凄く大きなスペクタクルがあり、劇場で楽しむべき映画で色んなディテールと喜びに溢れる作品です。作り手の私たちが楽しんで作ったのと同じくらい観て楽しんでいただければと思います」と作り手ならではの視点でコメントし、「映画を作るまで非常に長い道のりでした。素晴らしい演技やメッセージが詰まっており、感情も動かされます。“諦めないでほしい”、“ポジティブでいよう”、“お互いに親切でいよう”というメッセージを日本の皆様にもお届けします!」と見どころを熱く述べた。ステージに登壇したシャラメは「東京に来られて本当に嬉しいです!」と来日と本作公開への喜びをコメント。続いてグラントは「日本の方々は自分の作品をずっと温かく迎えてくださっています。この作品は本当にティモシーが素晴らしいので楽しんでもらえたら嬉しいです」と日本のファンへ想いを述べると、ティモシーが「ヒューも素晴らしい!」とお互いに褒め合う場面も。キング監督は「世界で一番初めに作品を観てくれる皆さんが、本作を楽しんでくれることを願っています」と挨拶。プロデューサーのヘイマンは「寒い日になってしまいましたが、作品を観ていただいた皆さんの心はきっと温まると思います」と述べると、同じくプロデューサーのダービシャーは「日本も東京も初めてですが、最高ですね!」と来日して作品を分かち合える喜びを明かした。ティモシー・シャラメシャラメは日本の滞在について聞かれると「最っっ高!!大好きです!プライベートでもぜひ訪れたいと思います」と日本を存分に満喫している模様。約6年ぶり8度目の来日となるグラントは「とても楽しんでいます!日本に来るといつも楽しすぎてしまうことが課題です」と反省も交えながら久々に来日が叶った喜びの想いをあらわにした。ウンパルンパを演じる上で気を付けたことに対しては「実はどんな風に演じたか技術的に分かっていないんです……、すごく綿密なシステムの上で、イラっとしてしまうこともありましたが(笑)。一番覚えているのはヘルメットを被りながら撮影したことです」とCGでの撮影に苦戦した様子を明かした。“夢見ることから全てが始まる”という母からのメッセージを大事に歩み続けていく、ウォンカを演じたシャラメは、まだ僕はアドバイスをする立場ではないですがと謙遜しつつも、「ポール・キング監督が素晴らしい脚本を書いてくれて。僕が多分10歳くらいだった頃、ジョニー・デップが演じた『チャーリーとチョコレート工場』を観て、すごく感動したんです。(その頃の自分に)今、あのウィリー・ウォンカを演じて、東京にいると言ったら絶対に嘘だと思うと思います」と自身の過去を振り返りつつ、「皆さんも夢を追いかけて下さい」と夢を追いかけている人へエールを送る場面も。キング監督は「すべての方に観てもらいたい作品を作りました。私の5歳の娘も105歳の方も楽しんでいただきたいです。夢を叶えることだけでなく、本作を通じて世界を変えたい、共にいろんなことを分かち合いたいと思っています。家族や傍にいらっしゃる方と映画館で楽しんでいただきたいです」と本作への想いを伝えると、「みなさんと作品を分かち合うことが大事だと思っています。この映画をみなさんで一緒に楽しんでいただきたいです」(ヘイマン)、「喜び、温かさ、ユーモア、チョコレート、歌、ダンスで満ち溢れている作品です!泣いて笑える作品になっているので、公開を迎えたらお楽しみください!」(ダービシャー)と見どころをコメントした。さらに、アーティスト、俳優、芸人、ミュージカル声優、声優と各界の実力派が集結し、セリフだけでなく全13曲に及ぶ楽曲もすべてキャストが吹替を担当した“完全吹替版”も見どころのひとつである本作で、ウォンカとヌードルの吹替版を演じた花村想太とセントチヒロ・チッチが登場。来日を祝してシャラメ、グラント、キング監督、ヘイマン、ダービシャーへチョコレートの香りがするチョコレートコスモスという花束が贈呈された。「スクリーンで観ていた方々なので、オーラがすごくて固まってしまいました(笑)」(花村)、「夢のはじまりのような日で嬉しいです。お会いできると思っていなかったので、みなさんから大きな心をプレゼントとしていただいたようで嬉しいです」(チッチ)と来日キャストを前に感動と驚きの想いを告げた。シャラメは「すごく嬉しいです!感謝でいっぱいです。声優さんの仕事はとても大事だと思っているので、とにかく素晴らしい仕事をしてくれてありがとうございます!」と吹替を担当した花村とチッチへ感謝を伝えながら大きくハグをした。シャラメが日本のファンに向けて「今日は来てくれてありがとう!お会いできて嬉しいです。12月8日からいよいよ公開となりますので、ぜひ映画を楽しんでください!」と最後に挨拶をし、ウォンカのイメージカラーであるピンクの色鮮やかなキャノン砲が発射。ファンからの声援とともに、会場全体が多幸感あふれるウォンカのチョコレートの魔法に包まれイベントの幕が閉じた。続いてTOHOシネマズ六本木ヒルズでおこなわれたマジカル・チョコレート・ナイト世界最速試写会には、引き続きシャラメ、グラント、キング監督、プロデューサーのヘイマン、ダービシャーが登壇。シャラメは「日本に来れてとても嬉しく思います!12月8日公開です」と挨拶し、グラントは「日本に毎回来るのを楽しみにしております。日本の聡明な皆さんにこの作品も愛していただけたらと思います」と述べた。会場に集まった、世界で初めて本作を観る一般客に向けてシャラメは「私たちも一生懸命作った作品です。とても楽しい映画なのでチョコレートを楽しむ気分で楽しんでほしいです」と作品への想いを述べ、グラントは「気に入ってくださったらなと思います。ご友人や周りの方全員に傑作だと宣伝してください!もしお好みじゃなかったとしても傑作だと伝えてくれたら大変嬉しいです」と自ら作品を売り込み。「初めてお客さんにこの映画が届くことにすごく緊張していますが、みなさんに楽しんで頂きたいです」(キング監督)、「この映画で心が温まることを祈っております」(ヘイマン)、「映画を楽しんでください!」(ダービシャー)とコメントした。ティモシーは「素敵な歌とダンスが観られます!予告編に写っていない画も楽しみにしてください。ダンスナンバーとヒューもお楽しみに!」と見どころをコメント。「いろんな要素が溢れている作品で、笑って泣いてほしいです。ウンパルンパにも注目してください!」(ヘイマン)と見どころを伝えた。最後にティモシーが日本のファンに向けて感謝を込めて挨拶をしてイベントの幕が閉じた。映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』本予告<作品情報>映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』12月8日(金) 公開『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』日本版ポスター公式サイト:
2023年11月21日映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)のために初来日を果たしたティモシー・シャラメ(ウォンカ役)が20日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われたチョコレート・カーペットイベントに出席し、熱いファンサービスを繰り広げた。イベントにはヒュー・グラント(ウンパルンパ役)、ポール・キング監督、プロデューサーのデイビッド・ヘイマン、アレクサンドラ・ダビーシャーも参加した。本作は、世界中を虜にしたファンタジー映画『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウィリー・ウォンカが、いかにしてあのチョコレート工場を作ったのか――。ウォンカの“夢のはじまり”が描かれる。寒空のもと、約1200人のファンが詰めかけた本イベント。ティモシーが来場すると、ファンからは悲鳴に近い歓声が上がる。そんななか、ティモシーは気軽にサインや写真撮影、さらにハグなど熱いファンサービスを繰り広げた。初来日を果たしたティモシーは「東京に来られてとってもうれしいです。ありがとう」と挨拶すると、日本の感想を聞かれ「最高です。大好きです。映画の宣伝ではなくプライベートで来たいぐらい」とすっかりお気に入りの様子。ティモシーが映画で演じたウォンカは夢を見ることからすべてが始まる。ティモシーは「私はアドバイスできる立場ではないのですが」と謙遜しつつも、「10歳頃にジョニー・デップが演じた『チャーリーとチョコレート工場』を観て感動していました。その時の自分が、いまウォンカを演じて、東京に来ているなんて信じられない。皆さんも夢を追いかけてください」とメッセージを送った。この日は日本語吹き替え版でウォンカの声を務めた花村想太(Da-iCE)、ヌードル役のセントチヒロ・チッチが花束を持って来場。花村、チッチともに目の前にティモシーやヒューがいることに「固まってしまいました」と緊張していたが、気さくに声を掛けてくれたことに感謝を述べていた。
2023年11月21日映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』チョコレート・カーペット・イベントが11月20日(月)に都内で行われ、主人公のウォンカを演じるティモシー・シャラメが共演のヒュー・グラントらと登場。集まった約1200人に、サインやセルフィ―、ハグをしたりなど、東京の寒風を吹き飛ばすような笑顔でたっぷり1時間にわたりファンサービスしていた。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は『チャーリーとチョコレート工場』の工場長ウィリー・ウォンカの若き日の物語。幼い頃から、いつか母と一緒においしいチョコレートの店を作ろうと夢見ていたウォンカは、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。ウォンカの魔法のチョコレートは瞬く間にみんなを虜にし、ウォンカは一躍人気者となるが、彼の才能を妬んだチョコレート組合3人組に目をつけられてしまう。ステージに登壇したティモシーは「後ろの方々もありがとう!東京に来られてとてもうれしいです!アリガト!」と、日本語で感謝の挨拶。ヒューも「日本の方々には自分の作品をずっと温かく見てもらっています。ティモシーが素晴らしいので、本作も気に入ってくださったらうれしいです」と言うと、すかさずティモシーが「ヒューも素晴らしい!!」と言い、ヒューの役どころである「ウンパ♪ルンパ♪」と楽しそうに口ずさんでいた。プロモーションでは初来日となったティモシー。滞在について聞かれると、「アメイジング!最高、大好きです!宣伝ではなくプライベートでぜひ訪れたいです」とお気に入りの地となったそう。本作は夢を見ることからすべてが始まるというメッセージが込められている。日本で夢を追いかけている人へのアドバイスを求められると、ティモシーは「アドバイスをさしあげる立場ではないけど」と前置きした上で、「監督が素晴らしい脚本を書いてくれて。僕が10~12歳の頃にジョニー・デップ版を観て感動したとき、自分がここにいて演じて東京に来ると言われても“絶対嘘だ”と思ったと思います。皆さんも夢を追いかけてください!」と夢を形にした話をアドバイスに変えていた。そのほか、チョコレート・カーペット・イベントにはポール・キング監督、プロデューサーのデイビッド・ヘイマンとアレクサンドラ・ダビーシャー、日本語吹き替え版を務める花村想太、セントチヒロ・チッチが登壇した。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年11月20日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督最新作『ナポレオン』より特別映像が解禁。さらに新たな場面写真も解禁された。本作は、撮影カメラ11台、集められたエキストラ総勢8000人、莫大な製作費をかけてヨーロッパロケを敢行し、「皇帝ナポレオン」を描いたスペクタクル超大作。この度解禁されたのは、ナポレオンを演じたホアキン・フェニックスにフォーカスした特別映像。ハリウッドを代表する俳優となったホアキンについて、共演のヴァネッサ・カービーやリドリー・スコット監督が語っている。かつてホアキン・フェニックスといえば、個性的な監督たちと組んで、映画通の間で愛される役者、何よりあの伝説の俳優リバー・フェニックスの弟という印象が強かった。映画賞にも常連の実力派だったが、『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、映画も世界中で爆発的なヒットを記録し、スター俳優として脚光を浴びることとなった。音楽のセンスもユーモアのセンスも独特なエピソードを持つ彼だが、本作の現場ではどうだったのだろうか?解禁となった映像で「ホアキンは本当にすごかった」と語り出すヴァネッサ・カービー。ホアキン・フェニックス演じる本作のナポレオンは、「私は他の男とは違う」と言い聞かせ、天才的な戦略で大群を率いてヨーロッパを侵攻するも、妻・ジョゼフィーヌに振り回されるというキャラクターだ。豪胆さと矮小さが同時に存在し、ナポレオンという人物を形作っている。カービーは「ナポレオンという予測不能な人物の特異な精神性を見事に表現した。ナポレオンの中にある真っ黒な部分をホアキンは完全に理解していた」と語る。さらにリドリー・スコット監督は「ホアキンを選んだ理由は彼の情熱だ」と話す。ホアキンとは『グラディエーター』以来のタッグとなるが、きっかけはホアキンがアカデミー賞に輝いた『ジョーカー』を見た時だったという。「彼が『グラディエーター』にどのように取り組んだか、彼の姿を見て鮮やかによみがえってきました。彼は正直でいてくれるし、私も彼に対して誠実さを大切にする。互いにとって良い存在ですね」と語る。同時に「彼こそがナポレオンだ、と思いました。身体的にも彼は役にピッタリです。彼の顔の特徴のいくつかは驚くほどナポレオンに似ている」とも言っており、ぜひ劇中にも登場するナポレオンのおかかえ画家、ジャック=ルイ・ダヴィッドらが残した自画像などと照らし合わせて見てほしい。現場でのホアキンの立ち振る舞いについて、プロデューサーのケヴィン・ウォルシュも「彼のような人はいません。彼はカメラの前に立つ度に自分を消します。何よりも、とても働き者です。自分の仕事を深く掘り下げ、映画全体の構成をより良くするために疑問を投げかけます。さらに、素晴らしいユーモアのセンスもあります。映画にとって、かけがえのない財産です」と絶賛している。今回のナポレオン役については、さすがのホアキンも不安を覚えたそうだが、鍵になったのは【肖像画】だったという。当時でいう写真代わりの肖像画をホアキンは見つめ続けた。ちなみにナポレオンの墓や縁ある場所なども訪れたそうだが、それらはホアキンの心を動かすことがなく、ナポレオンの着用したジャケットを見ても「“こりゃ小さいジャケットだな”と思う程度だった」という。そんな独自の感性を持つ彼が本作でどのように「ナポレオン」像を作り上げていったのか。スコット監督は、「彼はナポレオンの歩き方、話し方、座り方に注目していた」と明かし、改めて「ホアキンは撮影中に進化していく。ナポレオンになっていくんだ。最高の俳優だ」と賛辞を送っており、そんなホアキン・フェニックスが体現した「ナポレオン」にますます期待が高まる。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年11月18日映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が12月8日(金) に公開される。このたび主演のティモシー・シャラメとポール・キング監督が本作へ込めた想いなどを語る特別映像が公開となった。本作は、『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が描かれる。公開された映像は、ティモシーによる「こんにちは!ウィリー・ウォンカです」の挨拶でカチンコが鳴り響き、桜の木やピンク色が幻想的な雰囲気の中、ウォンカが綿あめの雲にふんわり乗る様子が映し出される。そんな作品にウォンカ役で参加できたことを、「ウィリー・ウォンカは誰もが知っている物語の登場人物。最初から夢みたいなプロジェクトだった」と喜びを明かすティモシー。『パディントン』シリーズなど温かい作品で高評価を得ているポール監督も「ティモシーは素晴らしい役者だよ。まだ若く、純粋で希望に満ち溢れているウォンカを魅力的に表現している」と彼の演技を絶賛するとともに、「この映画を作るうえで本当のパートナーのようだった。撮影したものを一緒に見て、どうやったら上手くいくか会話を重ねた。ティモシーは、どんな要望にも細かく応えてくれた」と、どんなシチュエーションでも監督の演出に丁寧に寄り添った、ティモシーへの感謝の言葉を口にした。チョコレートの木を登っていく場面や、ウォンカが風船で舞い上がっていくシーンなどからも分かるように、どんな時でも上を目指し、亡き母との約束の夢を諦めない、優しくも強い心を持つウォンカ。そんな魅力溢れる役柄についてティモシーは、「ウォンカを演じることができて、この物語の一部になれて、本当に光栄だよ」と言葉を繋げる。「この映画は本当に喜びが溢れている。世の中に光を照らしてくれるような作品なんだ。夢見ることを応援してくれるし、僕にとってはそれが力をくれる」と語り、この映画がティモシー自身の力にもなっていると明かした。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』特別映像<ウォンカ誕生の舞台裏編><作品情報>映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』12月8日(金) 公開公式サイト: Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年11月17日先週末、ティモシー・シャラメが「サタデー・ナイト・ライブ」で2回目のホストを務めた。コメディトリオの「Please Don't Destroy」と共にスキット(寸劇)にも出演したのだが、これの内容に視聴者から厳しい批判が寄せられている。スキットでティモシーが演じているのは自殺願望を持つミュージシャンのフランクで、ビルの窓から飛び降りようとしている。それを目撃した「Please Don't Destroy」のメンバーが、「あなたには大切な人や大切なものが、なにかあるでしょう?」と地上から必死に語り掛ける。するとフランクは「音楽だ。音楽を作ったけれど、臆病者だからだれにも聴かせたことがないんだ」と話す。メンバーたちはフランクに自殺を思いとどまらせようと、「音楽を聴かせて」と頼む。フランクは喜んで聴かせるが、その音楽は非常に冴えないもので、メンバーたちは困惑しながらもなんとか褒め称える。気をよくしたフランクはもう一曲聴かせ、さらに「インスタでシェアしてくれる?」とノリノリだ。メンバーは「それで死にたいという思いがなくなるなら」と快諾。フランクにバンド名を尋ねると「ハマス。H-A-M-A-S」と返し、メンバーは「ハマス?ハマスの曲なんてインスタに載せないよ!」と拒否するというもの。イスラエルとイスラム組織ハマスによる軍事衝突により、パレスチナ・ガザ地区への大規模な攻撃が続く現在、このようなスキットは「ありえない」「全然ジョークにならない」などの批判がXに殺到中だ。(賀来比呂美)
2023年11月13日『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカの若き日の物語を描く『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』に主演するティモシー・シャラメが初来日することが分かった。さらに、ウンパルンパ役のヒュー・グラントほか監督や製作陣も揃って来日する。満を持して初来日を果たすことになったウォンカ役のティモシー・シャラメは、傑作『君の名前で僕を呼んで』(17)で初主演を飾り、弱冠22歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネート。レオナルド・ディカプリオ以来の実力と人気を兼ね備えた才能と世界中に称賛され、若くしてスターの階段を一気に昇りつめる。その後も同年のアカデミー賞をにぎわせたグレタ・ガーウィグ監督作『レディ・バード』(17)、ハリウッド映画賞、ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を受賞した『ビューティフル・ボーイ』(18)、米アカデミー賞6部門ノミネート『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(19)、『ボーンズ アンド オール』(23)、翌年は『デューン 砂の惑星PART2』も控えるなど大作に次々と引っ張りだこで、ハリウッドも唸る演技力を発揮する実力派俳優だ。さらに俳優としてだけではなく、ファッションアイコンとしても愛されていおり、映画祭で披露する個性的なファッションが常に注目の的に。ハリウッド俳優として初めて「シャネル(CHANEL)」のフレグランス「ブルー ドゥ シャネル」の公式アンバサダーに就任し、英国VOGUE誌では106年の歴史で初となる男性で表紙を飾るなど、時代を象徴するアイコンとして数々の偉業を成し遂げてきた。本作では、人々を魔法のチョコレートで魅了するチョコ職人のウォンカとして、美しい歌声とダンスも披露しており、ティモシーが本作で届ける新たな魅力は日本中を席巻すること間違いなし。そしてヒュー・グラントは『パディントン2』(18)以来、約6年ぶり8度目の来日。『ラブ・アクチュアリー』(03)など数々の名作に名を残してきたヒューが今回演じるのは、とある因縁からチョコを盗み続けるウォンカの宿敵ウンパルンパ。歌って踊る、オレンジ色の小さな紳士・ウンパルンパはすでに世界中で話題となっており、ヒューがどんな魅力を語ってくれるのか、要注目だ。また、豪華キャスト陣が登壇する“マジカル・チョコレート・ナイト”開催も決定。チョコレート・カーペット・イベントや世界最速試写会も予定されている。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年11月10日12月8日(金) 公開の映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で主人公のウィリー・ウォンカを演じるティモシー・シャラメの初来日が決定。またウンパルンパ役のヒュー・グラント、ポール・キング監督、デイビッド・ヘイマン、アレクサンドラ・ダビーシャーらプロデューサー陣の来日も発表された。『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が描かれる本作。ティモシーは2017年公開の映画『君の名前で僕を呼んで』で初主演を務め、弱冠22歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネート。その後もグレタ・ガーウィグ監督作『レディ・バード』(17)、ハリウッド映画賞、ゴールデン・グローブ賞で助演男優賞を受賞した『ビューティフル・ボーイ』(18)、などに出演し、2024年には『デューン 砂の惑星PART2』の公開も控えている。そんな彼は日本でも“ティム”、“ティミー”の愛称でも親しまれており、多くのファンが彼の来日を願う中で、念願の初来日を果たす。さらに、本作のキャスト陣が登壇する『マジカル・チョコレート・ナイト』の開催が決定。チョコレート・カーペット・イベントや世界最速試写会も予定されている。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』世界最速試写会に20組40名様をご招待!詳細は こちら()<作品情報>映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』12月8日(金) 公開『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』日本版ポスター公式サイト: Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年11月10日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督作『ナポレオン』より特別映像と日本版本ポスターが解禁された。歴史にその名を刻むフランスの皇帝ナポレオンをホアキン・フェニックスが演じる本作。今回解禁となる特別映像では、リドリー・スコット監督が劇中で圧倒的な迫力を誇る戦闘シーンの撮影について語っている。「戦闘シーンの撮影は全てが規格外となる。歴史的な戦いを再現した」と監督自らが語る通り、陣形の全体像が分かる上空からのカット、さらには息を呑む大砲の炎、吹き飛ばされる兵士の姿、戦場を駆け抜ける騎兵隊など、迫力ある映像が続く。「一気に撮影したかった」という監督の要望通り、エキストラ300人、馬100頭とカメラ11台が用意された。「私自身の中にナポレオンが宿り、撮影に影響を及ぼした。良くも悪くもだ」とスコット監督は語る。今年で御年86歳となるリドリー・スコット監督。50年近いキャリアの中で、『ブレードランナー』『エイリアン』『グラディエーター』『オデッセイ』など、映画史に刻まれる名作を生み出してきたが、特に戦争、SFといった非日常な世界をテーマに、細部にまでこだわり抜いてリアリティを積み上げ、圧倒的な世界観を構築した作品を多く手掛けてきた。監督の思い描く壮大なビジョンを実現するために、スタッフたちは完璧な仕事が求められる。本作では最大11台のカメラを使用するため、広大なロケーションは360度完璧に装飾された。ごまかしは一切なし。隠れられるような背景もない。戦闘シーンでは当時の兵士のように動ける膨大な人数の俳優が必要だった。そこで軍事アドバイザー、ポール・ビティスによりナポレオン時代に使われていた軍事演習が行われた。銃の構え方、足並みの揃え方、軍隊としての移動の仕方まで、当時のナポレオン兵が行っていた訓練がほどこされたという。俳優たちは消耗戦だったナポレオン戦争で兵士たちが感じていた死と直面する恐怖や、砲弾が飛び交い、すぐ隣にいた人間が一瞬で命を落としていく、まるで死を迎える準備のような戦場のリアルを演技で伝える必要があったからだ。最終的には戦闘の決まった振り付けを用意するのではなく、<事態に備える>よう心がけさせたという。スコット監督が「正方形に整列してほしい」と言えばビティスが「騎兵隊の位置に」と告げ、俳優たちは正方形に整列し、必要なポジションを取ることができるまでになった。何事にも備えよ――ビティスが24年の兵役経験から身につけてきたモットーが、撮影現場では戦闘シーンのさらなるリアルな演出に生かされた。本作では、そうしたスペシャリストたちのきめ細やかな仕事が、リドリー・スコット映画の唯一無二のリアリティを作り上げているのだ。併せて、日本版本ポスターも解禁。前回解禁された“静”のイメージのポスターから一転、フランス国旗たなびく中、サーベルを片手に鬼神のごとき表情で先陣を切り突撃していくホアキン・フェニックス演じるナポレオンの躍動する姿がとらえられたポスターとなっている。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年11月01日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督、Apple Original Filmsによる映画『ナポレオン』から新場面写真が解禁。ナポレオン役のホアキンとジョゼフィーヌ役のヴァネッサ・カービーについてリドリー・スコット監督が語った。今回解禁となる新場面写真は、キャラクターにフォーカス。“英雄”のイメージから一変、悪魔の一面を覗かせるナポレオン役のホアキンの鋭い眼光が印象的だ。スコット監督は、『ナポレオン』の製作に取り掛かる直前に公開された『ジョーカー』(19)でのフェニックスの演技に魅了されたという。「ナポレオンは戦場において怪物のような存在で、いかに人を欺き、荒廃させるかを知っています。無慈悲です。しかし彼のアキレス腱はジョゼフィーヌでした」と話す。スコット監督は、ナポレオンが持つこのジョゼフィーヌに対する“執着心”を表現するのは、「これまで一緒に仕事をした中で最高の俳優の一人」と語るホアキン・フェニックスしかいないと考えた。「私はホアキンを見つめながら、“この小さな悪魔はナポレオン・ボナパルトそのものだ”と言いました。彼はナポレオンに似ています」。一方、フェニックスは「リドリーとまた仕事がしたいという、とてもノスタルジックな思いがありました」と語る。彼はナポレオンに関する膨大な量の書籍を読み漁り、リサーチを進め、ナポレオンに近づこうとしたというが、「ホアキンがやってきて、“どうしたらいいのか分からない”と言うのです」と監督。「私たちは10日間、1日中座って、1つ1つのシーンについて話し合いました。ある意味、リハーサルを行ったのです。とにかく細部に渡って」とふり返る。この結果、すでに台本は固まりつつあったころだったが、台詞を大幅に削減し、シーンが単純化され、視覚的な合図や身体的なジェスチャーが代わりに重要な役割を果たすようになったそうだ。また、ナポレオンの“運命の女性”ジョゼフィーヌを演じたカービーについて、スコット監督は彼女がアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『私というパズル』や、マーガレット王女を演じた人気シリーズ「ザ・クラウン」で惚れ込んでいた。カービーは依頼されたその晩に脚本を読んでとても気に入り、準備期間として1か月を与えられた。書籍などからリサーチを進め、ジョゼフィーヌの領地であったマルメゾンで多くの時間を過ごし、墓にも訪れたという。カービーのジョゼフィーヌは魅惑的で、束縛できない女性。率直だが儚く、優美で、やや異質でもある。カービー曰く、ジョゼフィーヌがもつ多面的な女性像はとても魅力的だと感じながらも、その複雑さゆえに役作りには苦労したそう。スコット監督は「すべてはヴァネッサの力量です。素晴らしい俳優です。情報を得るための努力、自分で行うリサーチ、それらが様々な形で現れています。私は驚かされるのが大好きです」と語る。ナポレオンについてはたくさんの書籍や逸話が残されているものの、それらを見ていくと証言同士が互いに矛盾していることが多かったのだという。人間がいかに複雑な内面を抱えているか、フェニックスでも役作りに悩み苦しんだナポレオンが抱えていた“矛盾”。フェニックスのナポレオンは圧倒的なカリスマ性を持ちながらも、不器用で神経質で、まるで迷子の子どものような振る舞いも見せる。歴史に名を残す“英雄”でありながら、一方で“悪魔”と恐れられた男。様々な矛盾をはらんだ“人間・ナポレオン“の姿を、悩み抜いた末に鬼気迫る迫真の演技で魅せている。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年10月24日ティモシー・シャラメが主演を務める映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のキャラクターポスターが公開された。本作では、『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”が描かれる。幼い頃から、いつか母と一緒に美味しいチョコレートの店をつくろうと夢見ていたウォンカは、夢を叶えるため一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。誰も味わったことのないウォンカの“魔法のチョコレート”は瞬く間にみんなを虜にし、ウォンカは一躍人気者となるが、彼の才能を妬んだ“チョコレート組合3人組”に目をつけられてしまう。さらに、とある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパというオレンジ色の小さな紳士も現れ……。このたび公開されたのは、ウォンカをとりまく愉快なキャラクター全14名のポスタービジュアル。魔法のチョコレートを作る、純粋すぎるチョコ職人のウォンカをはじめ、ウォンカの魔法を信じる孤独な少女のヌードル、ウォンカの仲間たちのパイパー&ロッティー&アバカス&ラリー、チョコが好きすぎて悪事に手を染める警察署長、ウォンカの夢を邪魔する町の実力者のスラグワース&ブロドノーズ&フィクルグルーバー、謎に満ちたチョコレート中毒の神父、意地悪でがめつい、お金が好きな宿屋の主人とその相棒のミセス・スクラビット&ブリーチャー、チョコを盗む小さな紳士のウンパルンパが映し出されている。<作品情報>映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』12月8日(金) 公開公式サイト: Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2023年10月19日ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、フローレンス・ピュー、オースティン・バトラー、レア・セドゥら豪華競演による『デューン 砂の惑星 PART2』が、2024年1月公開から日本公開日は2024年3月20日(水・祝)に決定。場面写真も到着した。父親を殺され、全てを失った砂漠の王子ポールの運命の恋と復讐、そして、宇宙の命運を賭けた最終決戦が幕を開ける本作。主演には『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の公開を控えるティモシー・シャラメ。共演は「ユーフォリア/EUPHORIA」でエミー賞史上最年少での主演女優賞受賞や大ヒット作『スパイダーマン』シリーズにも出演するゼンデイヤを始め、レベッカ・ファーガソン、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリンら。さらに、本作から『エルヴィス』で第95回アカデミー賞主演男優賞ノミネートのオースティン・バトラー、『ミッド・サマー』『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピュー、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のレア・セドゥも加わり、宇宙の命運を賭けた物語に夢のオールスターキャストが集結する。監督は、前作に引き続き『メッセージ』『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。音楽は映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが担当。ティモシーとゼンデイヤをとらえた、壮大な物語を予感させる新写真も解禁されている。『デューン 砂の惑星 PART2』は2024年3月20日(水・祝)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:デューン 砂の惑星PART2 2024年3月20日より全国にて公開© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2023年10月04日ティモシー・シャラメが若きウィリー・ウォンカを演じ、“夢のはじまり”が描かれるファンタジー超大作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。予告編が解禁されると、「待ってました!」「楽しみすぎる!」「これは期待以上」と瞬く間に話題を呼び大きな注目が集まる中、ティモシー演じるウィリー・ウォンカの魅力満載の場面写真が解禁された。幼い頃から、いつか母と一緒に美味しいチョコレート店をつくろうと夢見ていたウォンカは、夢を叶えるため、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。しかし、そこは夢見ることが禁じられた町。人々をあっと驚かせる魔法のチョコレートを生み出すウォンカが、彼の才能を妬んだ“チョコレートカルテル3人組”に邪魔されながらも、大切な仲間と共にあの“チョコレート工場”を作るまでの軌跡が明かされる。場面写真にはウォンカが杖を立てて踊る華やかな場面や、輝く夜空のなか少女と手を繋いで歌うシーンが公開されファンタジーな世界観を存分に彩っている。ティモシーが劇中で披露する歌声とダンスにも期待が高まる。さらに予告編に登場した名優ヒュー・グラントが演じるウンパルンパの姿も収められている。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月14日リドリー・スコット監督と『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが『グラディエーター』以来の再タッグで挑むスペクタクル超大作『ナポレオン』の日本版予告編と新場面写真が解禁された。歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトはいかにして皇帝の座へ上りつめたのか?映画では、彼が唯一愛した妻ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、大いなる野望と驚くべき戦略で歴史に残る数々の戦争を仕掛けたナポレオンの真の姿が描かれる。解禁された日本版予告は、1789年に始まったフランス革命により、マリー・アントワネットが国民の罵声飛び交う中でギロチン(斬首刑)にかけられるショッキングなオープニングから始まる。それを冷静に見守るひとりの男、フランスの将校ナポレオン(ホアキン・フェニックス)。革命による国内の混乱を鎮め、イギリスやオーストリアから国を守るべく、類まれなる軍事戦略でたちまち頭角を現し、皇帝にまで上り詰めていく。最愛の妻ジョゼフィーヌ(ヴァネッサ・カービー)と共に出席したノートルダム大聖堂での戴冠式では、自らの手で冠を取り上げて被り、大いなる野望を描く印象的なシーンも。また、予告編ではアウステルリッツとワーテルローという、ナポレオンの戦いの中でも重要な二大戦闘シーンも見られる。フランス国旗を手にした軍隊と数百頭の馬と共に勇ましく指揮を執るナポレオン。そして予告ラストに描かれるのは、一面、氷と霧に覆われたアウステルリッツの戦い。オーストリアとロシアの連合軍を雪で覆われた氷上に誘い込み、突然、大砲を発射。彼らの足元の氷を打ち割り、血まみれになった敵国の兵や馬が氷の割れた湖へと落ちていくという、ナポレオンの狡猾かつ冷酷ぶりを伺わせる衝撃的なシーンとなっている。『ナポレオン』日本版予告『ナポレオン』12月1日(金)公開
2023年09月08日ティモシー・シャラメが「summer23!」とキャプションをつけて、今年の夏の思い出写真をインスタグラムにアップした。1枚目は、『君の名前で僕を呼んで』で初タッグを組んで以来親しいルカ・グァダニーノ監督との2ショット。2人ともカジュアルな服装で隣り合ってソファに座り、グァダニーノ監督の話を聞いている笑顔(しかし目をつぶってしまっているレアショット)のティモシーが写っている。ちなみに、ティモシーは自分のインスタグラムのプロフィール写真をグァダニーノ監督にするほど、仲が良い模様。2枚目は『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でタッグを組んだグレタ・ガーウィグ監督と、パートナーのノア・バームバックらと一緒の写真。つい最近、ガーウィグ監督は最新作の『バービー』に「ティモシーにもカメオ出演してもらう予定だったが、スケジュールの都合で叶わなかった」と語っていた。3枚目以降は家の中から窓の外を見ている犬や、テレビ画面に映った「FIFA23」の写真などが続く。ティモシーのファンは「2023年の夏、楽しかったみたいだね。シェアしてくれてありがとう」「ルカとは『君の名前で僕を呼んで』の続編の相談?」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)
2023年08月24日