読書家であり、これまでに数々のSF小説を読んできたというティモンディの前田裕太さん。世界中で一大ムーブメントを起こし、Netflixでの実写化も話題の『三体』をはじめとするSF小説の魅力を語ってくれました。理論に基づいた現実にありそうな物語が好き。――最初に触れたSF作品は何でしたか?筒井康隆先生の『時をかける少女』です。先にアニメを見ていたのですが、僕が好きな『現代語裏辞典』を書いている人が原作者なんだと知り、興味が湧いて読みました。すると、科学的な裏付けや人間ドラマが熱く描かれていて楽しくて。それが高校3年生くらいの時でした。――前田さんが思うSF作品の魅力とはどんなものでしょうか。幼少期には『ハリー・ポッター』や『バーティミアス』などファンタジー作品を読んでいたんですけど、SF作品は、“F=フィクション”に“S=サイエンス”がついているように、理論や理屈があって作られた“本当にあるかもしれない”と思わせてくれるストーリーが面白いです。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の世界が近づいてきた時に似たワクワク感があるというか。しかも、毎年、さまざまなSF作品が発表されますから、“ようやくあの作品の世界に現実が近づいてきた”と思っていた矢先に、さらに想像を超えた新しいアイデアで描かれた作品が登場するから、結局、いつまでも追いつけない。追いかけても手に入らない好きな人、みたいな魅力もあります(笑)。――近年、中国の作家・劉慈欣の手がけた『三体』シリーズが、世界で大きな話題になっています。バラク・オバマ元米大統領がスピーチで『三体』の話をしているのを聞いて読んでみたら、とんでもなかったです。まさに、出合えて嬉しい作品ですね。『三体』は3部作で、1部が『三体』、2部が『三体II 黒暗森林』、3部が『三体III 死神永生』となっています。それぞれに異なるSFのいいところがグッと色濃く出ていて。1部は歴史を絡めた少し難解な部分があり、2部と3部に関しては、SF要素と、激しいバトルシーンが登場するなどエンターテインメント性が増していきます。1部を読んだ後に、これを超える作品はあるのだろうかと思っていたら、2部で軽く超え、さらに3部でも超えていったので恐ろしいなと思いました。3部の途中からうれションが止まらなくなり(笑)、読み終わった後は30分くらい放心状態になって現実に戻ってこられませんでした。人間の脳みそが、ここまで面白くて楽しいものを考えつくんだなと。想像を裏切るとかではなく、誰も想像のつかない展開が繰り広げられる。つまり、全読者が1000%裏切られるし、リアリティゆえのゾッとする感じも体験できる。エンターテインメント性の高いSF作品の中でもトップクラスに面白いです。世界中のファンたちがこぞって二次創作をしていますが、作品の余白の部分を自分なりに想像して楽しめる、“はかどる”作品でもあると思います。二次創作が熱いというのは、元の作品が最高だという証拠でもありますから。『三体』の出版社が、二次創作作品の中から「これは公式と言っていい」というものにお墨付きを与え、『三体X 観想之宙』として出版しているのも面白いです。――日本でここまで人気になった理由は何だと考えますか?作者の劉慈欣先生は、検閲のために日本の作品を読むことが難しかった時代が終わったタイミングで、小松左京先生の『日本沈没』や、星新一先生の作品に触れ、日本にこんなに面白い作品があるんだと思ったそうで。『三体』の源流を辿ると、日本のSF作品にインスピレーションを受けた部分があることは間違いないとも公言しています。だから日本人は、『三体』で描かれているものに馴染みがないわけではなく、作中で起こる突飛な出来事に対しても、“意味がわからない”で終わらない何かがあると思います。日本のSF黄金世代の源流を濃縮し、劉慈欣先生の味付けをした、エンターテインメントの原液みたいなものが『三体』ではないでしょうか。――内容や言葉が難解で、途中で止まっているという人も少なくありません。前田さんはどのようにして読んでいったのでしょう?結構、いろいろな部分を読み飛ばしながら読みましたね。科学的な部分は本当に何を言っているかわからないところも多く、最初は理解しようと頑張って調べたりもしましたが、個人的には“調べたとて…”くらいだったんです。何度も繰り返し読んでいますが、ちゃんと理解している理論は2割くらいしかないし、それでもめちゃくちゃ楽しめます。難解な部分は、物語の展開に根拠や裏付けがあるよ、適当なことを言っているわけじゃないよ、と伝える時間だと考えています。思っているよりも適当に読んでいいと思いますよ。翻訳をしている大森望先生ですら、「読み飛ばしてますよ」と言っていますから(笑)。登場人物たちの名前も難しいと感じるかもしれませんが、極論を言うと、物語が壮大すぎて一回しか名前の出てこない人もたくさんいます。そういう人は“誰だっけ?”のままでよく、“よく出てくるな”という人だけ覚えておけばいいのかなと。本に主要人物の名前が書かれた小さな冊子が付いているので、気になった人がいたらそれを見れば大丈夫。“地球の歴史で考えたら一人一人の名前なんて覚えられない”くらいの気持ちでいてください(笑)。――ついに実写化もされます。こんな面白い発想や壮大な世界が実写映像化できるのか、どのように描くんだろうか、と思いました。世界中に多くのファンがいるということはプレッシャーもすごいでしょうし、制作側の腕も試されるでしょうし。でも、SF小説を実写化した作品を見ると、本では難解で不明瞭だった描写が、映像で見るとすぐにわかることも多くて。たとえば、「重力に耐えるために接合部分がどうのこうの~」みたいな表現が、映像では部品を映して終わりとか。『三体』も、小説では“わかる人にはわかる”だった部分を、視覚表現によってみんなが理解できるものにしてくれそうだという期待があります。100%、楽しみです!『三体』アジア初のヒューゴー賞受賞作。文化革命で父を亡くし、人類に絶望した女性科学者の葉文潔は、宇宙に向けて電波を発信、それが惑星「三体」の異星人に届く。すると彼らは地球への侵略活動を開始、とんでもない災厄に襲われることになる。『三体II 黒暗森林』『三体III 死神永生』と続く3部作。実写版がNetflixで来年1月から配信予定。劉慈欣 著立原透耶 監修大森望、光吉さくら、ワン・チャイ 訳早川書房まえだ・ゆうた1992年8月25日生まれ、神奈川県出身。芸人。『ハレバレティモンディ』(札幌テレビ)、『天才てれびくん』(NHK Eテレ)、ラジオ『ティモンディの決起集会』(FM愛媛)などにレギュラー出演中。エッセイの連載も。※『anan』2023年8月30日号より。写真・小笠原真紀取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年08月27日高岸宏行さんはプロ野球選手、前田裕太さんは文筆業と、芸人としてはもちろん、さまざまなフィールドで活躍し話題を呼んでいるティモンディのお二人。それぞれにアプローチの異なるスキルを高める方法やその喜びを語っていただきました!捉え方や工夫次第ですべてがスキルアップに。――お二人が野球と文筆に必要なスキルを高めるために、いま取り組んでいることを教えてください。高岸宏行:僕はピッチャーなので、基本的に走り込みや体幹を鍛える運動などの体づくりと、投げる練習です。公園とか室内練習場で、15~16年の野球人生における経験から自分に合うものを精査して、行うようにしています。前田裕太:書くことが好きだから書く、というのが本質にあるんですけど。いいアウトプットのためには、いいインプットが必要だと思いますが、ただ、その時の自分なりの感性で頑張って表現をすることも大事なのかなと。例えば1年前より今の方がボキャブラリーの量は多いですが、1年前の文章もそれはそれで面白くて。若手社員には若手社員の良さがあるといいますか(笑)。自分の文章に向き合い、いいところを活かす努力が大事なように感じています。――忙しい中でのスキル磨きやインプットはさぞ大変かと思いますが、どのようにして時間を捻出しているのでしょうか?高岸:お芝居のお仕事をしている時だって空き時間があるし、バラエティ番組の中で球を投げることもある。それに野球の試合に出場している時も練習といえば練習です。僕は自分がやってきたことが仕事になっている恵まれた環境ということもあり、捉え方次第、工夫次第でいくらでも時間は作れるし、すべてが練習とつながっているんです。前田:もし、インプットする時間がなければ楽しみにして、置いておくこともいいのかなって。例えば、僕は映画を映画館で観ることが好きなんですけど、時間が確保できない時は、“空いた時間ができたら行こう”と意識的に楽しみにしておいて、お腹をすかせてごはんを食べるように一番いいタイミングで観る。同じインプットでもワクワク度が高ければ高いほど、吸収率が上がる気がするんです。高岸:僕は、夢だったり、こうすれば楽しそうだなという目標があれば、どうしてもやりたくなっちゃうんです。例えば、球速150km/hを投げられたらもっと楽しくなるだろうなと思う。そのためにできることを考えて没頭する時間はワクワクするし、人生に輝きが生まれる、自分を肯定してくれるものになります。人生に彩りが生まれそうというのがモチベーションにつながっているのかなと。“自分がどうなりたいか”と妄想することは大事だと思います。前田:モチベーションがないという人もいるでしょうし、一定して続くものでもないと思いますが、僕たちは生まれたその瞬間から終活が始まっているわけじゃないですか。そういう意識を持つと、うかうかしてられないな、自分のやりたいことをやろうという気持ちが芽生えやすくなるはずです。好きなことをしよう、そのために必要なことをやらなきゃなって。――お二人が新たに興味を向けていることを教えてください。前田:最近は物理が面白いなと思い、科学雑誌『Newton』を読んだりしています。あと、この間ショッピングセンターで薬の構造式みたいなものを模したキーホルダーが売られていて、薬学もいいなと。ちょっと形が違うだけで毒性のあるものが体にいい薬になったりするらしいんです。掘り下げるかどうかは保留中ですが、楽しそうだと思ったことはメモしておくようにしています。高岸:僕は全部です。目に入るものすべてに興味が湧きます。その中でも特に人ですね。自分以外の人をみんなすごいと思っているので、歩んできた人生や夢などを聞いてみたいと常に思っているし、いつまでも話を聞いていられます。――それぞれに違ったアプローチでスキルを高めているお互いの姿を見て、刺激を受けることもあるのでしょうか?高岸:前田は、映画、本、ゴルフ、猫といろんなことに興味を持っていて知識があり、だいたいのことを知っていて、どんな人とも話せるんです。ビール一つとっても製法はこうだとか、惑星の位置関係がどうだとか。それは、興味を持ったことに対して怖がらず、億劫にならず取り組んだ結果ですよね。興味とアクションの結晶だなって。挑戦して無駄なことはないんだとあらためて思います。前田:高岸は、僕とは違うコツコツタイプの人間なんです。僕は1歩目を踏み出すところから、“最初にしては上手じゃん”というところまで行くのは早いけど、その先に至ることが少ない。階段を1段ずつ上がることに楽しさを感じられない性格だから、あらためて、よくコツコツできるなぁと。お互いが持っていないものを持っている、いいコンビだなと思います。――最後に高岸さんから、スキルを身につけようとしている読者へエールをお願いします!高岸:自分の興味のアンテナや心の琴線に触れたことがあれば、どんどん挑戦してほしいです。動き出すことに価値があり無駄なことは決してない。そんなあなたを応援していますし、やればできる!ティモンディお笑いコンビ。2015年結成。高岸宏行(写真右)さんが応援、前田裕太(写真左)さんがツッコミを担当。高岸さんはプロ野球独立リーグのルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスに所属。『ハレバレティモンディ』(STV)、『ティモンディの決起集会』(FM愛媛)などに出演中。※『anan』2023年2月22日号より。写真・市原慶子ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)インタビュー、文・重信 綾構成・野尻和代(by anan編集部)
2023年02月16日2022年10月22日に明らかになった、お笑いコンビ『ティモンディ』の高岸宏行さんと、俳優の沢井美優さんの結婚。ティモンディ高岸が、沢井美優と結婚!「おめでとう!」「嬉しくて涙でた!」「やればできる!」というポジティブなセリフが口癖の高岸さんと、沢井さんの結婚発表に、多くの人が祝福しています。それは、俳優の北川景子さんも同じ気持ちです。同日、北川さんはTwitterを通じて、沢井さんに祝福の言葉を贈りました。我らがうさぎちゃんが結婚しました一緒に戦った戦友であり、良きライバルでもあり、尊敬し合えるかけがえのない親友です。いつもキラキラ輝く笑顔で、優しい沢井さん。大好きな沢井さん。結婚おめでとう✨どうか末長くお幸せに…! pic.twitter.com/FCVwLEEPtr — 北川景子/ Keiko Kitagawa (@KKeiko_official) October 22, 2022 2003年10月~2004年9月に放送されたドラマ『美少女戦士セーラームーン』(TBS系)で、共演していた北川さんと沢井さん。沢井さんは主人公の月野うさぎ役、北川さんは火野レイ役として出演していました。そのため、沢井さんのことを『うさぎちゃん』と呼び、「一緒に戦った戦友であり、よきライバルでもあり、尊敬し合えるかけがえのない親友」と語っている北川さん。親友の結婚発表に、心から祝福の言葉を贈ったのです。北川さんから沢井さんへのメッセージに、多くの人が反応しています。・『セーラームーン』で北川さんも沢井さんも見ていました。2人のやり取りを目にすると、ウルッとしてしまいます。・共演から20年近く経っても、ずっと仲よしなのが素敵です!・親友想いの文章に、泣けてきます…!結婚生活が始まってからも沢井さんは、北川さんと親友として仲よくしていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月22日2022年10月22日、お笑いコンビ『ティモンディ』の高岸宏行さんが、結婚したことを発表しました。お相手は、俳優の沢井美優さんです。高岸さんは、自身のTwitterに、直筆のメッセージと、沢井さんとのツーショットを投稿しました。ご報告です! pic.twitter.com/I4iH7XM7iM — 高岸宏行 ティモンディ (@Timon_Chan_) October 22, 2022 地球のみなさんへ高岸宏行と沢井美優は結婚しました!バッテリーとして支え合いながら、これからも夢、勇気、元気、希望愛、活気、パワー、力、エネルギーをみなさんに与えられるように全力で応援していきます!やればできる!@Timon_Chan_ーより引用高岸さんといえば、お笑いタレントとして活躍しながら、同年7月に野球の独立リーグ『ルートインBCリーグ』の『栃木ゴールデンブレーブス』に投手として入団。プロ野球選手としても活躍しています。「やればできる!」というセリフが口癖で、元気いっぱいな高岸さんの人柄は、大人のみならず、子供たちからも人気です。Twitterに投稿された、高岸さんらしい元気いっぱいな文面に、笑みがこぼれた人は多いことでしょう。また、沢井さんは2003年に放送された、テレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』(TBS系)で、月野うさぎ役を演じていました。2人の幸せそうな表情は、高岸さんの宣言通り、多くの人に元気や勇気を与えたようです。・おめでたい!嬉しくて涙が出ました!・高岸さんの「やればできる!」は息子も気に入っていて、家で何度も口にしています。いつもありがとう!結婚おめでとう!・お2人のファンなので、とってもうれしいです。幸せな家庭を築いてくださいね。・いや~、めでたい!嬉しいニュースだ!高岸さん、沢井さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年10月22日「やればできる!」というフレーズでおなじみのお笑いコンビ・ティモンディ。お笑いだけでなく、演技や文章を書く仕事など個人の活躍も注目されている、対照的な個性を持った二人の気になる関係に迫ります!――プロ野球選手を目指し、高校野球の名門・済美高校の同級生として出会ったお二人。初対面の日にキャッチボールをしたとか。前田裕太:入寮して一番最初に話したのが高岸で。その日、みんなでキャッチボールをすることになり、じゃあ一緒にやろうよと。「サードかと思った」といきなり言われて、初対面なのに?と思ったことを覚えています(笑)。高岸宏行:クッとした強い目力で、太もものデカさが半端じゃなかったから、体で止めるファイタータイプのサードだと思い込んだんです。前田:卒業後、高岸は大学野球、僕は法学部へと進学しました。高岸:久しぶりに会った前田が六法全書を持っているのを見た時は、ええっ!と思いましたけど、頑張っていて素晴らしいなと思いました。僕はプロ野球選手になることしか考えていなかったのですが、大学時代に怪我で諦めることに。その時、これまで応援してくれたみなさんに「高岸の知り合いです」と誇りに感じてほしい。自分がされたように人を応援して恩を返したいと思ったんです。そんな時にサンドウィッチマンさんの復興支援活動を見て芸人になろうと決め、前田に声をかけました。――誘われた時のお気持ちは?前田:大学院にも行き、法曹界で働くつもりでしたが、楽しそうだなと思って始めました。「コンビニ行こう」くらいの気持ちというか。晴天の霹靂みたいな驚きがなかったのは、ずっと付き合いが続いていたからかもしれません。高岸の大学に遊びに行った時、「ここが南館だよ!」と紹介され、南館を紹介されてもな…と思ったことを今でも覚えてます(笑)。――そしてサンドウィッチマンさんと同じ事務所へ。前田:履歴書と一緒に肩を寄せ合って撮った写真を送って(笑)。高岸:オーディションで写真が必要だと知り、東武百貨店の階段の踊り場で撮りました。互いの家から真ん中の場所が池袋で、そこでいつも話し合っていたんです。――芸人を始めたばかりのころはいかがでしたか?前田:僕たちの場合、まったく売れていない状態で事務所が仕事を取ってきてくれるということはなく、お金を払ってライブに出ます。その、すべての責任が自分に返ってくるところが面白かったんです。高岸:前田は、僕の応援したいという気持ちをくみ取って、「こういう表現がいいんじゃない」という話をしてくれる。その試行錯誤の時間が本当に楽しかった。このままでもいいよねと話してました。前田:少し意識が変わったのは、お手伝いをしていたサンドウィッチマンさんの全国ライブの打ち上げの時。富澤(たけし)さんが「前田は頭がいいからちゃんとネタを書いたら売れるよ」と言ってくださったんです。――素敵な先輩です。前田:でも、僕は富澤さんのお子さんの家庭教師をしたりと、いいようにも使われていて(笑)。高岸:自転車も教えたよね。前田:そうそう。高岸はそこでも「頑張れ!」って応援して(笑)。高岸:技術的なことはわからないので、とにかく応援しました!――楽しそうです(笑)。前田さんがネタ作りにおいて大事にしていることはありますか。前田:僕か高岸どちらかの良さが出ればいい、というのが一つの基準としてあるので、たとえネタが飛んでもそこは気にしません。逆に、二人ともあまりピンときていない場合は、ネタの道筋が通っていてもよくないんです。――風向きが変わったと感じた瞬間はありましたか?前田:風向きというものを世間一般的な評価とするのであれば、2019年に『アメトーーク!』と『ゴッドタン』に続けて出演した時。でも、富澤さんに言われて二人で話し合った日から、やっていることも言っていることも変わってない。そこが自分たちの良さだと思っています。それに、嬉しい半面、まだ早いとも思いました。僕らの倍くらいの芸歴がある方が若手として出ている世界だし、あと、済美高校がセンバツで初出場初優勝をする姿を見ていた影響もデカかった。万全を期した状態でテレビに出たかったんです。高岸:僕は、テレビに出るということは、より多くの人に応援のメッセージが届きやすいということなので、純粋に嬉しかったですね。誰かにいいと思ってもらえないと出られない舞台でもありますから。「やればできる!」には、そのままのあなたで素晴らしいという気持ちを込めています。――高岸さんは大河ドラマ『鎌倉殿の13人』への出演も話題に。高岸:最初、マネージャーから「大河が来ました」と言われた時は、マネージャーの友だちに大河さんという人がいて、その人が遊びに来たんだと思っていました。――まさかの勘違い(笑)。高岸:驚きましたけど、どんな仕事であれ僕にできることは応援です。芸人という肩書だったり、もともと野球をやっていた人が急に大河ドラマに出てチャレンジする姿を見た時に、僕だったら元気をもらえるかもしれないと思ったので断る理由はないし、一生懸命やりたいと。しかも、仁田忠常という実在した人なので、末裔の方もいれば、その人を好きな人もいるわけです。より魅力を伝え、より有名にすることができたらいいなという気持ちで全力で挑みました。役者としての下積みや技術はないですが、役の気持ちをくんで投影するということは、生きていればできると思ったので、その命綱一本だけでなんとかやりました。前田:僕も驚きはしましたけど、富澤さんのように俳優としてもお仕事をされている芸人はいるし、高岸がドラマに出ることは目指すべき背中の一つの形ではあるなと思いました。それに、高校時代の友だちが大河ドラマに出ているのって面白いじゃないですか(笑)。―― 一方の前田さんは、エッセイを書くお仕事もされています。前田:好きだなと思う仕事ではあります。語弊がないように自分で文章を作れるし、語弊があってもいいと思えるものでもあるというか。思っていることをちゃんと落とし込めたり、独りよがりでいいというのは楽しい世界です。経験値がないものについて書く場合は偏見でしかないので、語弊がないようにと思い、保険をかけようとして時間はかかりますけど(笑)。冠番組『ハレバレティモンディ』(札幌テレビ)が毎週土曜13時~、高岸さんが出演するNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)が毎週日曜20時~放送中。ラジオ『ティモンディの決起集会』(FM愛媛)が毎週日曜24時~放送されている。いろいろなスポーツに挑戦する公式YouTube「ティモンディチャンネル」も更新中。右・高岸宏行(たかぎし・ひろゆき)1992年10月8日生まれ、愛媛県出身。左・前田裕太(まえだ・ゆうた)1992年8月25日生まれ、神奈川県出身。2015年に結成、高岸さんはボケと応援、前田さんがツッコミとネタ作りを担当している。高岸さんは7月、プロ野球独立リーグのルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスに入団し、大きな話題に。※『anan』2022年8月10日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年08月05日・言葉に温もりがあり、肩の力が抜けます。・少しだけ、自分も頑張ったと自分自身で褒めてみます。・この言葉に救われる。お笑いコンビ『ティモンディ』の高岸宏行さんの投稿に、そんな共感の声と感謝の声が寄せられています。高岸さんといえば、「僕の人生のテーマは『応援』」と明言するほど、応援に力を注ぎ、バラエティ番組でも、すべてを肯定する姿でおなじみ。そんな高岸さんだからこそ、SNSで発信する投稿も、ポジティブで前向きな思いになるものが目立ちます。2022年7月24日には、周囲と比べて落ち込んでしまう人に向けたメッセージを投稿しました。あの人に比べたら…あれと比較したら…じゃなくて、あなたはどうだったんだ!状況がどうあれその中でベストを尽くせたのならあなたはチャンピオンだよ✨— 高岸宏行 ティモンディ (@Timon_Chan_) July 24, 2022 同月に、プロ野球チーム『栃木ゴールデンブレーブス』への所属が発表されたことも記憶に新しい、高岸さん。お笑いタレントとプロ野球選手という二足のわらじはもちろん、挑戦を忘れない高岸さんの言葉だからこそ、多くの人の心を打ったのでしょう。投稿は8万件を超える『いいね』を集めました。寄せられた『いいね』の数は、それほど高岸さんの言葉に勇気をもらった人が多いことの証明。これからも、高岸さんは言葉で、そして行動で、多くの人を応援していってくれるはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年07月26日ティモンディ・高岸宏行さんが骨にアプローチするグッズをお試し!どれも手軽に取り入れられるものばかり。気になるアイテムを見つけて、早速、トライしてみて。明るいキャラクターと「やればできる」という応援芸で知られ、お茶の間に愛される高岸さんが、骨を整えることに役立つ3つのアイテムにトライ。ユニークな感想コメントに注目です!姿勢がいいと応援する気持ちも届きやすい!高校野球の名門校ではピッチャーとして活躍。球速150km/hをマークするなど、高い身体能力の持ち主であるお笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行さん。「普段からよくスポーツをしますが、無理のない、効率のいい体の動かし方をしないと、パフォーマンスは上がりません。だから最近は、骨と筋肉を一つのセットとして考えながらトレーニングや競技を行っています。勉強しているのは、体の連動性。たとえば腕を動かしたい時は、腕だけでなく、連動する股関節や骨盤、肩甲骨を動かすことが大事です。走る時も、足だけでなく、胸郭や肩甲骨を意識すると大きなパワーを出すことができると気づき、すごく面白いなと思いました。また、野球をする時、ピッチャーは最初の立ち姿でボールが決まってしまうこともあり、ずっと姿勢を意識するように言われてました。意外と、骨のことを意識しています!」応援にも骨や姿勢が大切だそう。「僕が猫背だったり、腰が曲がっていると、人への前向きなメッセージも伝わりにくいと思うんです。やっぱり、胸を張って相手の目を見て言うことが大事!姿勢がいいと気持ちも前向きになるし、人生もより楽しくなるはず。その点、今日試したグッズは、家の中で意気込まずとも使える点が魅力的。アプローチはさまざまですが、無意識に使えて、嫌でも姿勢が整います。姿勢が変われば未来が変わる。目標がある人はきっと輝く。骨を整えて、夢に向かって、頑張っていきましょう!」水の動きを使って骨盤まわりを整えながらお腹を鍛える!高岸’s VOICEこ、これは、巡り合ったことのないタイプのトレーニングアイテムです!骨盤まわりはもちろん、僕が弱くて悩んでいる股関節にもアプローチできて素晴らしい。体のキモとなる部分ですからね。腹筋にもしっかりと負荷がかかるので、体幹を鍛えたい時にもいい!プロイデア「下腹スリムスイング Jabooon」まるで水の入った浮輪のような、斬新なエクササイズアイテム。両足を入れると骨盤まわりが立つような正しいポジションに。さらに腰から下を左右にひねると、予測不能な水の動きによって負荷がかかり、インナーマッスルを鍛えられる。寝姿勢で行うと負荷がさらにアップ。¥9,900(プロイデア)表情筋にアプローチして理想のコンディションへ。高岸’s VOICEEMSアイテムを使うの、初めてです。(装着してみて)おお、おおお…!おおおおお~!これまで体感したことのない刺激だったので驚きましたが、クセになってきました。筋肉がほぐれていくのも感じますね。興味本位で使ってみたら夢中になっちゃうやつです。アテックス「モノルルドEMS フェイスギア」表情筋の中には、自分の意思では動かしにくいものも。まるでヘッドホンのように装着できるEMS搭載のフェイスギアは、30Hzの低周波が表情筋を刺激。さらにヒーター機能で心地よくケアできる。使いたい部分を水で濡らすだけと手軽さも魅力。こめかみや首などにも使えます。¥9,900(アテックス TEL:0120・486・505)座るだけで正しい姿勢に!スマホ首や猫背にさようなら。高岸’s VOICE優しい色が素敵ですね!生地の肌触りもいい感じです。もたれると、背中が自然とまっすぐに。すっぽりと体が包まれて、まるでおじいさんに見つけられた時のかぐや姫のような気分です!腕を置くことができるので、肩への負荷も少なくラクなのもいい!iWellness「うつむかないチェア ais」座って体を委ねるだけで首と腕、腰を快適にホールド。下がりがちな両腕を最適な位置で支えるので、首や腰を曲げることなくスマホや読書、ゲームなどを楽しめる。丸みのあるフォルムや落ち着いた色は、インテリアともよく馴染む。座面の高さは34cmと44cmの2種類。¥32,800~(ais/iWellness)たかぎし・ひろゆき1992年10月8日生まれ、愛媛県出身。2015年に結成されたお笑いコンビ・ティモンディのボケ担当。初の冠番組である『ハレバレティモンディ』(STV)が毎週土曜13:00~放送中。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に仁田忠常役で出演している。※『anan』2022年6月1日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年05月29日三代目 J SOUL BROTHERS今市隆二率いるLDH野球チーム「中目黒リュージーズ」とお笑いコンビ・ティモンディ率いるグレープカンパニー野球チームが4月3日(日)に草野球対決を行った。この様子がデジタルコミュニケーションサービス「CL」において、5月1日(日)から配信される。中目黒リュージーズは三代目 J SOUL BROTHERSの今市隆二が監督となり、 東京ドームでの試合を目指す野球チーム。2019年からLDHでの野球チーム作りをはじめ、宮本慎也(元ヤクルトスワローズ)コーチ指導のもと、ゲストを交えながらの紅白戦や社会人チームとの対抗戦を行ってきた。この度、社外野球チーム グレープカンパニー芸人との初の対抗戦を実施。当日は抽選で選ばれたファンが招待され、会場の熱が高まる有観客試合となった。この試合は、LDH大好き芸人でおなじみのレッドガオ・REOTOがSNSにて「中目黒リュージーズとの試合がしたい」と投稿したことをきっかけに実現したのだという。OPアクトとしてEXPG STUDIOより10名の「リュージーズガール」が『Ki・mi・ni・mu・chu』をチアガール姿で踊り、会場を盛り上げると、各チームの選手が入場。監督の今市は「たくさんの方の力をお借りしてここまでくることができました。楽しみながらも、でも勝負なので、今日は絶対に勝ちたいと思います。絶対に負けません!」とコメント。ティモンディ・高岸も「これだけのお客さんが来てくださったということは、もう我々プロ野球選手ですからね、しっかり自覚を持って戦いましょう!」と意気込んだ。また、中目黒リュージーズコーチの宮本は「結成されてから練習は何度か見ているので、中目黒リュージーズが勝てると思いますよ!『やればできる!』」と高岸のギャグで笑いを誘い、試合きっかけを作ったレッドガオ・REOTOは「今日は、夢のひと時のような感じなので自分も思い出をたくさん作って楽しみながらプレーしたいと思います。」と語った。試合の勝敗に関してREOTOは、「勝ったら、CLで中目黒リュージーズと初ロケを希望します。グレープカンパニー出演者は僕単体でいいですけど。」と提案。それに対し、今市は「ぜひお願いします!」と乗り気の様子を見せ、REOTOは「前編後編の2本立てでお願いしますね。万が一負けたら・・・罰ゲームになるかわからないですが、LDHネタを披露しますね。」と笑った。先攻・グレープカンパニーの先頭打者は高岸。対する中目黒リュージーズの先発投手は今市でゲームがスタート。高岸がヒットを放つも、1回表はリュージーズが0点で切り抜けた。1回裏・リュージーズの攻撃では、ELLY、MAKIDAIが2者連続でヒットを放ち、先制。その後もBALLISTIK BOYZ・深堀がライト前ヒットで続き、点数を重ね、リュージーズが初回からゲームの主導権を握った。さらにこの1回にはELLYが110kmを超えるストレートを披露する場面も。対するグレープカンパニーも、その後ニルベース齋藤とトミドコロのヒットによるチャンス作り、チカトプライドのセカンドゴロの間や、ティモンディ高岸のライトオーバーの3ベースヒットで得点するなど、反撃に出ていた。試合中盤の4回裏攻撃前には「リュージーズガール」が『R.Y.U.S.E.I.』パフォーマンス。LDH大好き芸人のレッドガオ・REOTOもともに踊り、会場は大盛り上がり。また、この日、ティモンディ高岸は試合中の投球はなかったが、試合終了後に今市からのリクエストに応えて投球を披露。最速で136kmの投球を見せ、今市は「あれは受けられないですね〜(笑)」とコメントしていた。詳細の試合内容と勝敗については、5/1(日)から配信開始の「CL」オンデマンドPPVにて視聴することができる。<入場時・選手コメント>今市隆二「みなさん今日はありがとうございます。そしてグレープカンパニーの皆さんもありがとうございます。たくさんの方の力をお借りしてここまでくることができました。楽しみながらも、でも勝負なので、今日は絶対に勝ちたいと思います。絶対に負けません!」ELLY「こんなに多くの方に来ていただいて本当にありがとうございます。今日は久しぶりに本気だしますよ。一生懸命、今市くんと見に来てくださっているみなさんのために頑張ります!」REOTO(レッドガオ)――今日は夢の試合が実現しましたねとMCから振られて「僕もびっくりですよ。Instagramで投稿したらスタッフの方に見つけていただいて。お客さんも入っていただいて実現できたので。今日は、夢のひと時のような感じなので自分も思い出をたくさん作って楽しみながらプレーしたいと思います。」高岸 宏行(ティモンディ)――多くのお客様が来てくれましたね、とMCから振られて「これだけのお客さんが来てくださったということは、もう我々プロ野球選手ですからね、しっかり自覚を持って戦いましょう!」宮本慎也(中目黒リュージーズコーチ)「結成されてから練習は何度か見ているので、中目黒リュージーズが勝てると思いますよ!『やればできる!』」<各チーム代表からの試合への意気込み>高岸 宏行(ティモンディ)「一生懸命にベストを尽くして両チームが優勝できるようにベストを尽くします。みんななら『やればできる!』」今市隆二「勝負なので、勝ちにこだわりたいと思います!」スターティングメンバー【先攻】グレープカンパニー1番ショート:高岸宏行(ティモンディ)2番ピッチャー:REOTO(レッドガオ)3番センター:前田裕太(ティモンディ)4番キャッチャー:ニルベース齋藤5番セカンド:トミドコロ6番ファースト:口笛なるお(わらふぢなるお)7番サード:魂人(ウォーターズ)8番ライト:とう(ウォーターズ)9番レフト:斎藤サトル(控え選手)赤壁 裕樹(レッドガオ)シオマリアッチチカラプライドほか社会人野球選手【後攻】中目黒リュージーズ1番ショート:今市隆二2番レフト:GS3番キャッチャー:数原龍友4番ピッチャー:ELLY5番サード:EXILE MAKIDAI6番ライト:DEEP KEISEI7番センター:深堀未来8番ファースト:奥田力也9番セカンド:比嘉涼樹<試合終了後コメント>今市隆二「みなさん楽しんでくれましたでしょうか。寒い中応援ありがとうございました。初の対外試合でしたが、中目黒リュージーズ、強くなっていませんか?みんなそれぞれスキルもあがっていますし、ほんと野球やってるな〜という感じがしています。最高の時間を過ごさせていただきました。改めてみなさん本当にありがとうございました。チームとして、引き続き目標は変わらず「ROAD TO DOME」ということでドーム目指して頑張りますので、応援のほどよろしくお願いいたします。」MAKIDAI「今日は皆さまお集まりいただき、本当にありがとうございました。中目黒リュージーズが 始まって 3 年くらいですかね。グレープカンパニーの皆さまとの試合が実現できて本当に嬉しいです。EXPG STUDIO リュージーズガールのハーフタイムショーでのREOTOさんのランニングマンも、会場が盛り上がり1つになっていて最高でした。感謝の気持ちでいっぱいです。」前田 裕太(ティモンディ)「今日はありがとうございました。本当に楽しい試合をさせていただきました。強いて言うなら数原さんとかが気を遣ってバラエティーをしてくださったのを、こっちがやらなきゃなと思いましたけど。もしまたチャンスをいただけるのであれば、このユニフォームにある『草野球伝説』というチーム名を考えた、サンドイッチマンの富沢さんも呼んで対戦出来たら嬉しいです。高岸 宏行(ティモンディ)「ありがとうございました〜!お客様の熱い声援とリュージーズの素晴らしいプレーによって本当にいい試合になりました。『みんなに金メダルだ~~~!』」<番組配信情報>「中目黒リュージーズ vs グレープカンパニー 草野球対決」配信スケジュール5/1(日)~配信配信URL※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。【出演者】◆中⽬⿊リュージーズ今市隆二 / EXILE MAKIDAI / ELLY / 数原龍友 / GS / DEEP KEISEI / 比嘉涼樹 / 深堀未来 / 奥田力也◆グレープカンパニーティモンディ / トミドコロ / チカトプライド / レッドガオ / シオマリアッチ / 口笛なるお斉藤サトル / ニルベース齋藤 / ウォーターズ※その他、両チームにスタッフ部員&社会人野球チーム「茨城トヨペット公式野球部」の選手、社会人野球OB選手で構成◆ゲスト・中目黒リュージーズコーチ:宮本慎也(元ヤクルトスワローズ)・MC:南隼人・盛り上げ:EXPG STUDIO「リュージーズガール」【CL概要】CLトップページ: 月額料金1,100円(税込)※一部、無料コンテンツあり(無料オンデマンド視聴・ライブキャスト配信視聴など)
2022年04月04日お笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行、前田裕太が9日、都内で行われた男性用スキンケアブランド「ADI×VIOTERAS」の新商品発表会に出席した。来年のNHK大河ドラマに高岸が出演予定と、若手お笑いタレントの中でも勢いのあるティモンディの高岸は「僕のような人間でも大河ドラマに出演できて、演技だってチャレンジすればできるんです。演技を通して少しでも前向きになる人を増やしたいですね」と変わらず前向きで、相方の前田も「まさかですよ。僕の中では俳優ではありませんが、この感じで鎌倉時代に合うのか楽しみなところです」と待ち遠し様子。番組で共演した新庄剛志が北海道日本ハムファイターズの監督に就任したことにも言及し、高岸が「BIG BOSSはそのままで大丈夫だと思うので、スターらしく皆さんに元気と勇気を与えてもらいたいです。僕自身、北海道で冠番組を持っているので、いつか対戦させてもらえたらいいなと。是非新しい球場ができた時に対戦をお願いします」と宣戦布告し、前田も「ご一緒した時に『野球やろうぜ』と言ってくれたので、BIG BOSSになりましたが機会があれば野球を一緒にやらせてもらいたいと思います」と再会を熱望した。この日発表された新商品をすでに使用しているという前田は「ワンプッシュで使いやすいし我々のような美肌や肌に関心がない人でもすごく使いやすいです」と褒め、高岸も「簡単に手入れできるし元気になれます。匂いもそうだし感触も素晴らしい! 高級感がありながら爽やかなビタミン臭がすごいですよ。元気になれるビタミン臭です!」と絶賛。イベント中には済美高校野球部のあいさつを交えたネタで同商品をアピールし、「皆さんもこれを使用して肌を元気にし、心と身体を元気に成長して行きましょう!皆さんのことを応援しています! やれば出来る!」と得意のネタを交えつつ同商品をすすめていた。
2021年11月10日夏の風物詩の1つでもある、全国高校野球選手権大会。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2020年の大会は中止となりました。2年ぶりの白球を追いかける、夏の高校球児の姿に、感動した人も多いのではないでしょうか。お笑い芸人のティモンディの2人は、野球の強豪校である愛媛県済美高校出身で、ともにプロ野球選手になることを夢見て練習に励んでいました。そんな2人のYouTubeチャンネル『ティモンディベースボールTV』では野球にまつわるコンテンツを配信しています。その中で、強豪校である済美高校ならではのエピソードや、壮絶な練習の思い出を語っています。「おはようございます!」=「オヨヨドォース!」「はい!」=「アイヤァー!」もはや、ただの雄叫びにしか聞こえず、何度も再生してしまいました。普段は柔らかい話し方の高岸さんの『なんともいえない声のトーン』も必見です。済美高校の厳しい練習内容と独特な挨拶に驚くとともに、その厳しい練習を耐え抜いた2人だからこそ、今、いい思い出の1つとして語ることができるのだと思います。ほかにも『ティモンディベースボールTV』には、野球に興味がない人でも楽しめる動画がたくさんありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年09月22日タレントのMatt、お笑いコンビ・ティモンディが18日、都内で行われた令和時代のスターを発掘するガールズオーディション「DUO presents TGC AUDITION 2021」に参加した。大型ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」がプロデュースする同オーディション。芸能プロダクションの生島企画室、エイジアプロモーション、エイベックス・マネジメント、プラチナム プロダクション、プロダクション尾木、ホリプロの6社が参加し、所属契約をかけた公開ドラフト会議を実施した。各社1位指名に決まった6人の中から選ぶグランプリは、東京在住の14歳、寺島季咲さんとなった。Mattは「この会場に来る前、色々資料を見させてもらって、(寺島さんが)グランプリになるのではと思っていて、選ばれたとき『やっぱり』って」と予想的中だったことを告白。「彼女はキラキラしていたので残れるなって。写真の映り方は人それぞれだけど、すごく自信があって、生で見ても姿勢がキレイだった。この子に決まってほしいなと個人的に思っていて、グランプリになって僕もうれしかった」と語った。オーディションのMCを担当したティモンディの高岸宏行は「僕は自己アピール終わった時点で、みんな優勝でしたね!」と大声で参加者を称え、「僕たちコンビは舞台に立つとき2人ですけど彼女たちは1人でアピールする。敵わない、頭が上がらない」と度胸に感服していた。前田裕太は、「我々が初めて舞台に立ったのは22歳とか23歳のとき。お客さんをまったく見ることができなかった。みんなそれより若いのに堂々していたし、周りも見えていた」と褒めていた。オーディションには各プロダクション代表として、朝比奈彩、近藤千尋、小室安未、鈴木ゆうか、市川美織、足立梨花が参加。ゲスト審査員を務めた。
2021年04月19日お笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行と前田裕太が、11月2日よりAmazon Prime Videoで配信されているバラエティ番組『内村さまぁ~ず SECOND シーズン6』にゲスト出演。先日、都内で行われた収録後に取材に応じ、出演の感想を語った。『内村さまぁ~ず SECOND』は、毎回ゲストを“司会者”として迎え、内村光良、さまぁ~ずの大竹一樹と三村マサカズを相手に、その場まかせの展開で送る脱力系成り行きバラエティ。シーズン6の一発目となる今回、「芸人魂を懸けた本気勝負を挑む令和芸人はしご旅!!」と題し、お笑い第7世代の令和芸人と内さまの3人が、芸人魂を賭けた勝負を繰り広げる。高校野球の名門である済美高校(愛媛)の野球部出身のティモンディは、野球企画で内さまの3人と勝負。特別ルールによる「ピッチング速球対決」と、ファインプレーのように見せて芸術点で競う「あたかもファインプレー」に挑戦した。大先輩の内さまの3人との共演に、前田は「初絡みできてすごくうれしかったです」と感激。高岸も「平成も昭和もずっとみんなに元気を与えている方なので、学ぶべきことしかないなと。いい先生に出会えたなという感動の気持ちです」と喜んだ。また、高岸は「少年野球の指導者みたいな、親戚のおじさんのような柔らかい空気で、ぜひみんなでお正月集まりたいなと思います。休憩中も野球の話とかしてくださったり、本当に優しかった」と3人の優しさに感謝。前田も「あれだけ芸歴を重ねていくとどうしても威圧感が出るけどそんなことない。芸歴を重ねてもあれくらい気を使えるというのは、我々も学んでいかないといけないなと思いました」と語った。内さまの3人が理想的な後輩を探すという番組の裏テーマにちなみ、「理想的な先輩芸人はどんな人か?」と聞かれると、前田は「クオリティの高いことを何年もやり続けられるのはリスペクトしかない。方向性や芸風は違えど、みなさんすごいと思います」と何年も活躍している先輩芸人全員をリスペクト。高岸も「スタイルは違えど、みんなに元気を与えているという志は一緒だと思うので、みなさんリスペクトです」と同調した。そして前田は「我々は年代は若いですが、『テレビって面白いぞ!』というのを見せていきたい」と力を込め、「内村さんやさまぁ~ずさんがコント番組に出演しているのを小さい頃に見て『お笑い面白い』と思い、芸人になるときもそれがひとつモチベーションになっていたので、今の子供たちが『芸人って面白い』、『テレビっていいな』と思ってもらえるように頑張りたいです」と語った。次に『内さま』に出演するとしたらどんな企画をやりたいか聞かれると、前田は「今回は野球選手としてのオファーみたいな感じでしたが、お笑い芸人なのでお笑い企画をやりたいです。大喜利など。ずっと見ていたので、そういう企画に出られたら、小さい頃に見ていた『内さま』に僕らも出られているという実感が湧くと思います。今日は『内さま』に出た感がちょっと(笑)」とお笑い企画を希望した。10月4日に行われたプロ野球・ヤクルト対広島戦で始球式を務めた高岸の涙と、キャッチャーを務めた前田と抱き合う姿が感動を呼び、今後さまざまな番組のスポーツ系企画へのオファーが続出しそうだが、前田としては「お笑いがしたい」という思いが強いそう。前田の身体能力もすごいと言われているが、「汗水流すのは高岸で十分かなと思っています」と笑った。一方、高岸は「僕はチャレンジ大好きなので、どんなお仕事も、僕を通して勇気を与えられるのであれば全部お受けします。全部!」と笑顔全開でコメント。『内さま』でやってみたい企画については「僕自身、応援するためにこのお仕事をやっているので、お三方、(MCの)ビビる大木さんも含め、みなさんがやりたいことや夢を聞いて応援していく企画はやりたいです」と話した。最後に、前田は「僕らは野球という特技で今回出演させていただきましたが、野球にそんなに携わってきていなかったお三方の野球の姿がいいです」と見どころを伝え、高岸も「50歳を超えても体をいじめ抜いて成長するんだというあの姿勢にみんなビタミンをいただいてほしい。お三方、そして大木さん含め、お四方の雄姿をみなさん楽しみに見てください」とアピールした。ティモンディのほか、ぺこぱ、宮下草薙、ゾフィー、ザ・マミィ、ハナコもゲスト出演。MCはビビる大木が務める。
2020年11月16日