全世界で大ヒットを連発し続けているマーベル・スタジオがこの秋、新たなヒーローの登場を描く『シャン・チー/テン・リングスの伝説』を公開し、好評を集めている。スタジオを率いるケヴィン・ファイギはスタジオを統括する最重要人物で、若い映画作家を抜擢し、観客にとってあまりなじみのないキャラクターをスクリーンに送り込んで大成功させてきた。実は“シャン・チー”はスタジオが映画づくりをはじめた初期の段階から映画化候補リストにいたが、彼らはこのタイミングでシャン・チーを描くことに決めた。ファイギは語る。「ありがたいことに、すべてのマーベル映画はいつも正しい時期に生まれる」学生時代に映画プロデューサーの見習いを始めたファイギは、『X-メン』などの作品で研鑽を積み、2007年にマーベル・スタジオの社長に就任。人気コミックを映画会社に“貸す”のではなく、自ら映画製作に乗り出すことを決めた。「みなさんがご存知のように、コミックブックの映画ビジネスは、人気のあるヒーローたちで始まったのです」とファイギは振り返る。「僕が子どもの頃、スーパーマンやバットマンが唯一のコミックブック映画だった。そして、僕はとても幸運にも『X-MEN』『スパイダーマン』『ファンタスティック・フォー』、ベン・アフレックの『デアデビル』といったマーベル・キャラクターたちの復活が始まる時にそこにいた。これらはすべて人気のあるコミックとみなされていて、おそらく映画でやる上で“安全な賭け”と思われていました。そして、僕らがマーベル・スタジオを作った時、そういったキャラクターたちを映画化する権利はひとつも持っていませんでした」彼らが自前で映画づくりを始めた当初、人気キャラクターの映画化権はすでに別の会社が保有していた。でも、ファイギたちはこう考えた。「僕らには他のすべての作品へのアクセスがある」「それで、アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカのようなあまりに知られていないキャラクターたちを映画化することからはじめて、『アベンジャーズ』に導いていった。そうやって、僕らは自分たちを際立たせたのです。僕らには共有できるユニバースがある。僕たちは素晴らしいキャラクターたちのリストに戻り、とても多くのキャラクターたちを紹介した。それが“インフィニティ・サーガ”でした」現在では超人気キャラクターとして知られているアイアンマンやソーも、ファイギたちが映画づくりを始めた時はスーパーマンのようなアイコン的な存在ではなかった。そこで彼らは発想を逆転して、ファイギ曰く「コミックを映画化するのではなく、コメディだったり、スリラーだったり、SFだったり自分たちのやりたいジャンルの映画がまずあって、それに合うコミックを見つけ出してくる方法」で映画をつくり、圧倒的な成功をおさめた。そしてファイギはこう宣言する「そして今、観客にさらに新しいキャラクターを紹介したい」映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は、犯罪集団を率いる父に最強の武術を仕込まれるも、優しすぎるゆえに戦うことを自ら禁じ、父のもとを離れた青年シャン・チーが主人公だ。親友や周囲の人を大事にし、穏やかな日々を過ごしていたシャン・チーは、父が恐ろしい力を秘めた伝説の腕輪テン・リングスのパワーによって悪に染まり、世界の脅威になっていることを知り、自身の運命に向き合う。スパイダーマンやドクター・ストレンジなど他のマーベル作品と同じ世界観を共有することから生まれる楽しさは健在で、そこに新たな世界観やドラマが描かれるのがポイントだ。なかでもアジア映画が長年に渡って培ってきた技や伝統を、彼らは敬意をもって新作に取り込んでいる。「香港アクションの振り付けは20年に渡って、ハリウッド映画にインパクトを与えている。僕は最初の『X-MEN』映画の時に香港のチームがやってきて、仕事を始めたときを覚えているよ。この映画でなにが楽しかったかというと、そこには確かにスーパーパワーが関わっていて、たくさんの派手なマーベル・アクションがある。でも、同時に僕らは純粋なマーシャル・アーツ・ファイトを貫くことも出来たのです。今回のバスのファイトは、人々の注目を集めている。高層ビルの側面での竹を使ったファイトもね。僕らは素晴らしいスタッフたちに『あなたたちがやりたいことがなんでもできるとしたら、なにをする? ここにマーベル・スタジオの予算がある。あなたたちが僕らのためにできる最も大きなファイトはどういったものになるだろう?」とたずねた。そこで彼らはそんなシーンの数々を僕たちに与えてくれた。それは素晴らしいことでした」劇中にはトニー・レオン、ミシェル・ヨーら世界に名だたるアジア系キャストが集結し、日本にもルーツをもつデスティン・ダニエル・クレットンが監督に就任。シャン・チー役には中国系カナダ人シム・リウが抜擢された。これまでのマーベル・スタジオ映画にはなかったテイスト、登場しなかった俳優たち、そして描かれなかったアクションが満載だ。そして、多くの人が予想する通り、シャン・チーの物語は、マーベルの巨大な世界=ユニバースにつながっていくことになる。「僕たちと(監督)のデスティンにとって、主演のシムがもっと大きなMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界に足を踏み入れるのを何かしらのかたちで見せることは重要でした」ついに訪れたシャン・チーのスクリーン登場と、マーベルの巨大なユニバースへの参入。ファイギはこの瞬間を長年に渡って待ちわびていたはずだ。「僕はマーベルに入って最初の数年間、コミックスを丹念に読んだり、素晴らしいキャラクターのリストを見ていました。素晴らしい映画になりえるであろうキャラクターのね。そのリストにはずっとシャン・チーがいました。僕はいつも言うんです。『ありがたいことに、すべてのマーベル映画はいつも正しい時期に生まれる』とね。もし、僕らがこの映画を5年前か10年前につくろうとしていたら、主演のシムは若過ぎるだろうし、デスティンは監督する立場にいなかったでしょう。そして、トニー・レオンはハリウッド映画をやることに興味がなかったかもしれない。映画化のタイミングは時々、一番いい形でうまくいくんです。『シャン・チー』の場合は明らかにそうでしたね」マーベル・スタジオが長年に渡ってリストにその名をキープし、ベストのタイミングで映画化した“シャン・チー”は今後、インタバールを置くことなく、再びスクリーンに姿を現すことになりそうだ。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』公開中(C)Marvel Studios 2021
2021年09月10日興行収入が公開日から右肩上がりとなり、話題となっている『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。ついにベールを脱いだ、マーベル・スタジオの新ヒーロー誕生の物語に早くも絶賛の声が相次ぐ中、ひと際熱い視線が注がれているのが、本作のヴィランを演じたトニー・レオン。その「繊細な演技」により「好きなヴィラン1位更新した」と称賛の声が相次いでいる中、日本のファンへ語りかけるメッセージ映像が到着した。トニー・レオンといえば、言わずと知れたアジアが誇るトップ俳優。演じたどの役柄からも感じられる叙情的な表現力で、世界中に多くのファンを抱えている。そんな彼が新たに演じるキャラクターには熱い視線が集まっていたが、早々に本作を鑑賞したファンたちからは「悪役としての繊細な演技がたまらない」「アクションと繊細な表情の演技がほんと素晴らしかった…」「好きなヴィラン1位更新したかも」など称賛の声が続々。主人公の敵という役柄を演じているにも関わらず、観る者全てを魅了している。そんなトニー・レオンからメッセージ映像が到着。直々に、日本のファンに向けて語り掛ける贅沢な内容となっており、本作をまだ観ていない方にはお茶目なひと言を、1回観てくれた方にはセクシーなウインクを、そして2回以上観てくれた方にはなんと愛のメッセージも…!?本作では最凶のヴィランとして、エモーショナルな演技で魅せる鋭い眼差しや迫力満点のアクションでファンたちのハートを掴んでいるが、そんな役柄とは対照的に、本映像内ではチャーミングで愛らしい姿が見られ、そのギャップは必見となっている。今回トニー・レオンが演じたのは、主人公シャン・チーの父で、伝説の腕輪<テン・リングス>を操る悪の組織のリーダー《シュー・ウェンウー》。息子シャン・チー(シム・リウ)は父が思い描いた通りの悪の道へは進まず、「二度と戦わない」と自らの力を封印し、姿を隠してしまう…。だが、父シュー・ウェンウーは、ある事を理由に、平凡な青年として生きていた彼を再び荒波の道へと引き戻そうと暗躍。次第にその父子の関係が、地球の命運すら握る壮大なストーリーへと発展していく。マーベル・スタジオの新時代を築くヒーロー《シャン・チー》と、“最凶の父”《シュー・ウェンウー》とのドラマ、“ヴィラン”として新たな魅力を発揮したトニー・レオンの演技に要注目だ。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年09月10日現在公開中の映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』より、アクションシーンの裏側が明らかになるメイキング映像が公開された。全世界を席巻し、衝撃と感動を巻き起こした映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。公開当時、全世界歴代興行収入記録を塗り替え世界1位を記録した、世界中の人々の記憶に残るこのビッグタイトルを生み出したマーベル・スタジオが贈り出す『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。日本での初週末3日間の興行収入は3億円を突破。さらに動員は19万人を記録(興収:3億113万円 / 動員:196,412人)し、堂々の国内週末興行ランキング1位でスタートしている。公開された映像では、自らの運命から逃れるために渡ったサンフランシスコで、ホテルで働く平凡な青年“ショーン”として暮らしていたシャン・チーが、彼の父であり犯罪組織「テン・リングス」のリーダーであるシュー・ウェンウーが送り込んだ刺客の襲撃を受けて、走り続ける狭いバスの中でのシーンの撮影風景が明らかに。本作で最初のアクションが展開するこのカットは、平凡な青年として過ごしていたシャン・チーが父から授かった最強の力を解放しヒーローへと覚醒する重要な場面だ。狭いバスの中を隅々まで活用して縦横無尽に駆け回り、華麗なアクションが次々と繰り出される。デスティン・ダニエル・クレットン監督も「初めての経験だった」というように、実際にサンフランシスコの坂道で本物の車をぶつけながら撮影されており、まさに冒頭から観客の度肝を抜く演出となっている。本作は主人公シャン・チーが繰り出すマーシャル・アーツが注目を集めているが、シャン・チーを演じたシム・リウは、この作品を「根っからのマーベル映画だ」と語る。さらに「当然、アクションが満載。展開する各シーンのクオリティも間違いない」とアクションは当然のことながら、そのほかの演出にも太鼓判。マーベル・スタジオの社長であり、本作のプロデューサーで、これまでも数々のマーベル・スタジオ作品を手掛けてきたケヴィン・ファイギは「マーベル映画で史上最大級のスケール」と断言し、自信を見せている。本作ではそのほかにもシャン・チーと最強の刺客デス・ディーラーがビルの中で肉薄のバトルを繰り広げるシーンや、離れ離れになっていた妹シャーリンと熱狂する格闘場で拳を交えるシーンも。さらにはトニー・レオンらが太極拳を活用した優雅で神秘的ながら圧巻のアクションを繰り広げるシーンもあり、シャン・チー以外のキャラクターによるアクションも逃せない。本作のアクションは世界中のあらゆる武術を結集して作られており、シャン・チーの親友ケイティを演じたオークワフィナが「スタントチームは最高峰」と語るように、本作のためにまさに世界中からトップクラスのスタッフが集められた。その中にはジャッキー・チェンのスタントチームメンバーとして長年活躍したアンディ・チェンやブラッド・アランも含まれており、さらにシャン・チーの母親を演じたファラ・チェンは太極拳の世界女王から直接指導を受けたほか、数々のアクション映画に出演してきたトニー・レオンもリハーサルだけで2週間を費やしたほど。これまで多くの作品に出演し、本作ではシャン・チーの伯母イン・ナンを演じるミシェル・ヨーも神秘的な物語と世界中の武術を取り入れたアクションの融合を以って「個性的な作品」と語る。シム・リウはインタビューでも「これまでのマーベル映画では決して見られなかったシーンや場面に驚かされるはずだよ。そういうシーンに衝撃を受けて魅了されることになると思うんだ。とにかく観てもらわなければ信じてもらえないだろうけれどねと」と笑顔を見せつつ、さらに「デザイナーたちが考案したとても素晴らしくてクリエイティブなシーンがいくつかある。それらのシーンは、マーベル映画だけにとどまらず、一般的な映画全体のハードルを上げることになると僕は思っているよ」と自信たっぷりのコメントを寄せている。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』公開中
2021年09月09日マーベル・スタジオ映画の最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が世界各地で大ヒットを記録している。本作の監督を手がけたのは『ショート・ターム』で注目を集め、『ガラスの城の約束』や『黒い司法 0%からの奇跡』なども手がけるデスティン・ダニエル・クレットン。彼は自身のルーツでもある日本の作品やアジア映画などのテイストを交え、豪快なアクションを描きながら、キャリアの中で追い続けてきた“家族”のドラマを物語の中心に据えている。驚異的なヒット作を量産するマーベル・スタジオは、ネームバリューや経験ではなく、その作品に対するビジョンや個性が光る若い才能を監督に抜擢している。多くの若い監督たちはスタジオのメンバーの前で、その作品をどのように描きたいかプレゼンテーションをする時間があり、そこで作品への想いや計画を披露するようだ。「とても個人的なプレゼンだったよ。僕は好きな映画、中国映画、韓国映画、日本映画からアニメを含む自分の好きな多くのアジア映画のビジュアルを使ってパワーポイントのプレゼンを作ったんだ」とクレットン監督は振り返る。「僕が望む映画がどういったものになるか、それがどんな感じになるかについて話した。それからトーンについてもかなり話をしたね。僕は人生を反映するトーンが欲しかったんだ。ドラマや人生の痛みを伝えながら、同時に、身近にある人生のユーモアを伝えるトーンが欲しかった。少なくとも僕の人生においては、家族の中に多くの痛みがある時はいつでも、多くの笑いもあるんだ。だから僕はこの映画の中でそういったすべての面をちゃんと見れるようにしたかった」彼が描こうとしていたのは、タイトルにもなっている“シャン・チー”という名の青年だ。サンフランシスコのホテルで駐車係をしている彼は、穏やかな笑顔が印象的な心優しい男性だ。彼はかつて父が率いる犯罪集団で最強の武術を見つけるも、自ら戦うことを封印し、父のもとを離れていた。親友のケイティや周囲の人々には“ショーン”と名乗っているシャン・チーは過去を捨て、家族を捨て、恐ろしい武術を捨てた。はずだった。しかし、彼の父が恐ろしいほどのパワーを秘めた伝説の腕輪“テン・リングス”を操り、世界を脅かす存在になったことで、シャン・チーは自身の過去、家族、運命と対峙することになる。「僕はほとんどの映画で“家族”という題材を掘り下げてきた」と語るクレットン監督はアクション満載の本作でも、家族のドラマを追求している。「僕は大家族の中で育った。僕の家族には6人の子供たちがいる。僕は移民で曽祖父母はサトウキビ畑で働くために日本からハワイに移住したんだ。そして自分が今、この椅子に座って、この映画についてあなたたちと話すことが出来ているのは、自分の曽祖父母たちがその選択をし犠牲を払ったからだと強く感じている。だから、家族におけるそういった考えは、僕にとってとても強いものなんだ」ポイントは、クレットン監督が家族を"何世代にもわたる壮大な時間や人の流れ”として捉えていることだ。本作でもシャン・チーは、悪の道を突き進む父、幼い頃にこの世を去った母に向き合うが、物語が進んでいくと主人公の親の親、そのさらに親……と時間をさかのぼり、長い時間をかけて脈々と血が受け継がれてきたこと、先祖たちが故郷を守り、次の世代へと受け継いできたことがドラマティックに描かれる。ビジュアル面では“水”が重要なモチーフになっており、形を変えながら、流れていく家族や時間を詩的に表現している。「この映画の中で何世代にも渡る家系を掘り下げることは重要なことだった。そういったことに共感出来るものにしたかったし、この映画をただのスーパーヒーローのアクション大作にはしたくなかったんだ。この映画を見た時、エンターテインメント以上にそこからなにかを得られるようにしたかったんだよ」私たちは長い時間をかけて誰かが受け継いできたバトンを持って生まれてきた。そして、そのバトンを次の誰かに渡すことになるだろう。クレットン監督はこの重要なテーマをキャスティングの段階から俳優たちと共有したようだ。「僕がトニー(シャン・チーの父シュー・ウェンウーを演じた名優トニー・レオン)と初めて話したのは電話だった。後になって彼は僕に言ったけど、彼はこの映画をやるつもりはなかった(笑)。でも僕と電話で話すことには同意してくれた。それで、僕らは人生について話した。自分たちの家族について話したんだ。電話が終わった後も彼がこの映画をやってくれるかわからなかったけど(笑)、僕はトニー・レオンと話をした。もし彼がこの映画をやらなくてもそれで十分だと思ったよ。でもそれから、彼がこの映画をやりたいと言ってくれたんだ」本作はアクロバティックなバトルが次々に登場し、通常の映画のクライマックス級のスタントが冒頭から惜しみなく披露されるアクション大作だ。その一方で、本作は主人公シャン・チーの“はじまり”の物語であり、彼がそこにたどり着くまでの長い長い時間をかけた家族の、何世代にもわたる時の流れの物語でもある。「だから、人々が映画館を出て、自分の母親に電話して『ありがとう』と言いたくなったり、自分の周りにいる家族に対してもう少し感謝の気持ちを感じたりすることが出来たら僕はハッピーだよ」ちなみに日本にもルーツを持つクレットン監督は先述のプレゼンテーションの場で、日本の名作アニメーションをスタジオのスタッフたちに見せたそうだ。「実際に『ドラゴンボールZ』の映像を使ったよ。僕は『ドラゴンボールZ』で育ったんだ。孫悟空が“かめはめ波”をやる映像を見せたんだ。この映画の中で、あるふたりが互角の戦いをする場面がある。そこでは『ドラゴンボールZ』のようにかめはめ波が起こっていて、両者は互角の戦いを繰り広げる。間違いなく『ドラゴンボールZ』はこの映画のインスピレーションになったもののひとつだよ!」『シャン・チー/テン・リングスの伝説』公開中(C)Marvel Studios 2021
2021年09月08日クリステン・スチュワート主演、ダイアナ元皇太子妃の人生を変えたクリスマス休暇が描かれる映画『スペンサー』(原題)が、現在開催中の第78回ヴェネチア国際映画祭(~9月11日)コンペティション部門でワールドプレミアとなり、公式上映とともに記者会見が現地時間9月3日(金)に行われた。監督は、『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』で第73回ヴェネチア映画祭脚本賞を受賞、主演のナタリー・ポートマンをアカデミー賞主演女優賞ノミネートに導いたチリのパブロ・ラライン監督。同映画祭では常連なだけに、本作でも受賞に期待がかかる中、すでに各メディアでのレビューも高く、「ザ・ガーディアン」「ザ・テレグラフ」はともに5つ星、「フィナンシャル・タイムズ」は4つ星。特にクリステンの演技への評価が集まり、「スリリングで勇敢で魅惑的な作品でクリスティンは見事にダイアナである」「クリステンは今年、最も煌びやかな変身を成し遂げた」「クリステンの演技は完璧」と評されている。約5分間のスタンディングオベーション<公式上映>メイン会場のサラ・グランデ前のレッドカーペットに主演のクリステン・スチュワートは、リボンベルトがポイントのペパーミント・グリーンの「シャネル(CHANEL)」のスリップ・ドレスに、同素材の細身のパンツを合わせた可憐なコーディネートのドレスアップで登場。タキシード姿のパブロ・ラライン監督と共に詰めかけたカメラマンたちの前でフォトコールに応じた。今年はコロナの感染対策を考慮し、一般観客の密を避けるためにレッドカーペット前には高い壁が設置され、クローズドで行われたレッドカーペットセレモニー。場外にあるモニターにレッドカーペット場のクリステンやラライン監督の姿が映し出されると大きな歓声が上がるなど注目の高さを感じさせた。映画祭ディレクターのアルベルト・バルベラ氏のエスコートで、1席空けながら満席のサラ・グランデ(1,200席)に入った2人は大きな拍手とともに迎えられ、会場には、今年のコンペ部門の審査員長である韓国のポン・ジュノ監督、同じく審査員で去年、『ノマドランド』で金獅子賞を受賞したクロエ・ジャオ監督も姿を見せた。コミカルなシーンは時折笑いが起こり、またサスペンスフルなシーンでは息を飲むような緊張感が走るなど、観客が集中している様子を感じさせる上映となったよう。エンドクレジットが流れ、場内が明るくなるや否や「ブラボー!」という声と共に拍手が起こり、スタンディングオベーションは約5分間続いた。クリステンとラライン監督も歓声に応え立ち上がり、普段はクールであまり表情を崩さない印象のクリステンが、恥ずかしそうにしながらも満面の笑顔で観客に応える姿が印象的だった。「彼女は本当に光輝くように飛び抜けた存在」とクリステン<記者会見>クリステンは、アイコニックな女優ジーン・セバーグを演じた『セバーグ』がプレミア上映された第76回以来、2年ぶりのヴェネチア映画祭参加。会見冒頭、司会者から「なぜ、ダイアナというテーマを選んだのか」という質問に対し、ラライン監督は「私の母に気に入ってもらえる映画を作りたいと思っていました。ダイアナは著名で美しさにあふれたアイコンでしたが、同時に彼女は母親でもあり、私の母のような普通の人々に深く共感させる力をもった人でした。非常に恵まれた環境に生まれ、貴族出身の人が、なぜあれほどまでにごく普通の人物でいられたのかに、私は長年興味があったんです」と応じる。クリステンも、監督の言葉を引き継ぎ、ダイアナの人々の心に訴えかける力について「彼女の生まれ持った力。この世界には、突き抜けたエネルギーを持っている人がいますから」と回答。「ただ、彼女がどんなにカジュアルで魅力的であったにも関わらず、孤独で寂しい思いをしていたことが、本当に悲しい。人に喜びを与える代わりに、心の中では嫌な思いをしている。人とのつながりを心から欲し、エネルギーを惜しみなく使っている…歴史上、そのような人はいなかったでしょう。だから、彼女は本当に光輝くように飛び抜けた存在となったのだと思います」とダイアナの魅力的な人となりについて触れた。さらに、「誰もが彼女のことを知っているような気がするのは、それが彼女の才能だからであり、親しみやすく、彼女が自分の友達や母親のように感じられるところに、彼女の美しさがありました。しかし皮肉なことに、彼女は心の内を知ることができない人物であり、心の底では孤独になりたくない人物だったのです」ともコメント。通常の伝記映画と異なり、ダイアナが離婚を決意する1991年の3日間に焦点を当てた構成としたことについて、監督は「彼女の長い人生を振り返るのではなく、大きな危機に瀕した瞬間を選べば、彼女の本質にうまく迫ることができるのではないかと思った」と、その意図を明かした。また、ダイアナと同様にパパラッチの標的となってきたクリステンだが、セレブリティの私生活をスクリーンで見せることについて聞かれると、「他人の私生活に立ち入ることと、芸術が世界にもたらす多様性には違いがあります。この映画は何か新たな情報を提供するわけではありません。この映画の狙いは人々の間にある溝を埋めることにあると思います。仮にもし誰かが私についての映画を作ることがあったとしても、私は盗用されたとか、何かが奪われたとは思わないと思います」と本作への誇りを滲ませていた。映画『スペンサー』(原題)は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スペンサー(原題) 2022年、全国にて公開©Pablo Larraín
2021年09月06日星野源がマーベル・スタジオ最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のアルバム、「シャン・チー/テン・リングスの伝説:ザ・アルバム」に参加。韓国出身アーティスト、Zion. T(ザイオン・T)とのコラボ楽曲で名を連ねる。全曲書き下ろしで構成された本アルバムには世界中のトップ・アーティストが参加。アルバムには2形態あり、劇中で使用されている12曲で構成されているスタンダード版と、それに6曲のインスパイア楽曲を収録したデラックス版がデジタル配信されている。「シャン・チー/テン・リングスの伝説:ザ・アルバム」アジアと世界の音楽シーンの架け橋としても知られる総合エンタテイメント集団「88rising」がInterscope Records、マーベル・スタジオらとタッグを組み、アルバムをキュレート、アルバムのエグゼクティブ・プロデュースを手掛ける。スタンダード版の参加アーティストには「88rising」所属のリッチ・ブライアンやNIKIを始め、アメリカからアンダーソン・パークやスウェイ・リー、フランスからDJスネイク、シンガポールからJJ・リンが名を連ねる。インスパイア楽曲を提供しているのは、韓国の新世代クリエーター集団「DPR」からライヴとイアン、そして日本から星野源が韓国出身アーティスト、ザイオン・Tとのコラボ楽曲で名を連ねる。なお、シャン・チーたちの戦いを劇中で盛り上げる、ジョエル・P・ウェスト作曲のスコア(劇伴)を収録した「シャン・チー/テン・リングスの伝説 オリジナル・スコア」も配信中。 さらに、各音楽サービスで展開中のMARVELプレイリストも、期間限定でシャン・チーのアートに変更、主要楽曲をピックアップしている。「シャン・チー/テン・リングスの伝説 オリジナル・スコア」『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は全国にて公開中。「シャン・チー/テン・リングスの伝説:ザ・アルバム」「シャン・チー/テン・リングスの伝説 オリジナル・スコア」は配信中。「シャン・チー/テン・リングスの伝説:ザ・アルバム」国内盤CDは9月17日(金)より発売(全18曲収録、歌詞対訳付き)、価格:2,750円(税込)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年09月03日インターネット総合ショッピングモール「Qoo10(キューテン)」を運営するeBay Japan合同会社(本社:東京都港区、代表取締役:グ ジャヒョン、以下 eBay Japan)は、Qoo10では初となるライブショッピングを2021年9月2日(木)と5日(日)8日(水)の3日間実施します。Qoo10 ライブショッピングQoo10 ライブショッピング URL: 今回のライブショッピングは、1日1セラー(販売店)に参加いただく形式で、第1回目の9月2日(木)は韓国の自然主義ビューティーブランドNature Republic(ネイチャーリパブリック)のライブ限定シカ・ビタペアCセット、5日(日)は大阪王将のライブ限定セット商品、8日(水)はCICA成分配合のスキンケア・コスメが人気の韓国ブランドTIRTIR(ティルティル)の商品を紹介すると同時にLIVE紹介商品を50%OFFで販売します。さらに、ケンドーコバヤシさんやトレンディエンジェル、AKB48の宮崎美穂さんなど多彩なゲストがライブショッピングを盛り上げます。なお、Qoo10のライブショッピングは2021年10月から、レギュラーで毎週水曜日に配信していく予定です。ライブショッピングは、オンラインでの販売とライブ配信を組み合わせ、お客様がその場で質問など行いながらセラーと双方向性でコミュニケーションを取れることが魅力の販売形態です。長引くコロナ禍で、リアルなお買い物を楽しめる機会が減少傾向にありますが、商品に対するお客様の疑問や不安をその場で解消し、売り手と買い手のコミュニケーションにより、ライブならではの楽しいお買い物の場を提供できるものと考えています。各日ともに、ライブショッピング中は、「Like」をつけたり、「質問」を投稿したり「アンケート」に答えたりすることができます。パフォーマンスのデモンストレーションや司会やゲストとのリアルタイムでのトークなどで、ショッピングだけでなく、見て、聞いて、参加できる、楽しい体験をお届けします。「Qoo10」は、話題の商品をいち早く手軽に手に入れることができるインターネット総合ショッピングモールとして、お得で楽しいショッピングを、皆様にご提供して参ります。■Qoo10 ライブショッピング概要【開催日時】2021年9月2日(木)、9月5日(日)、9月8日(水)各日 20:00~21:00(約1時間)【ライブコマースサイト】 ※詳細はライブショッピングページをご参照下さい。【出演&取扱商品】Nature Republic ライブショッピング<9月2日(木)>Nature Republicのライブ限定シカ・ビタペアCセットをご紹介。購入者の方にはNCT 127の写真集をプレゼントします。また、購入者に抽選でDyson、iPad、Apple Watch、NCT 127全メンバーサイン入りの写真集など豪華景品が当たるイベントを実施します。出演 :井上咲楽 小山愛理取扱商品:Nature Republic ライブ限定のパッケージ商品(ショップURL: )大阪王将 ライブショッピング<9月5日(日)>大阪王将のライブ限定セット商品(大容量よくばり餃子×炒飯15点詰め込みセット【51人前】)(通常価格の49%OFF)を紹介します。対象の商品購入者には、お店の気分を再現できるオリジナル大阪王将お皿セットを抽選でプレゼントします。出演 :ケンドーコバヤシ、トレンディエンジェル取扱商品:大阪王将 ライブ限定セット商品(ショップURL: )TIRTIR ライブショッピング<9月8日(水)>TIRTIRの人気商品を紹介します。また、ライブ限定で紹介した全商品を50%OFFで販売します。出演 :宮崎美穂、宮崎瑠依取扱商品:TIRTIR商品(ショップURL: )【出演者プロフィール】ケンドーコバヤシケンドーコバヤシ大阪市出身。1992年 NSC大阪校 11期生レギュラー番組SUN「ケンコバのバコバコテレビ」、CBC「ゴゴスマ」、YTV「にけつッ!!」などトレンディエンジェルトレンディエンジェル左:たかし 右:斎藤司(さいとうつかさ)結成2005年4月。NSC東京校 10期生「M-1グランプリ2015」優勝井上咲楽井上咲楽(いのうえさくら)第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン 特別賞出演TX「おはスタ」、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月曜)など小山愛理小山愛理(こやまあいり)出演TVK「キックオフ!Fマリノス」、NTV「news every」特集コーナーリポーターなど宮崎美穂宮崎美穂(みやざきみほ)AKB48チームA出演bayFM「柱NIGHT! with AKB48」など公式YouTube#みゃおちゃんねる宮崎瑠依宮崎瑠依(みやざきるい)出演NTV「ZIP!」特集コーナーリポーター、TBSラジオ「ドライバーズ リクエスト」など【会社概要】■eBay Japan合同会社本社所在地:東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川9F事業内容 :インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」の運営「Qoo10(キューテン)」は、eBay Japan合同会社が運営するオープンマーケットプレイスです。2010年に運営を開始した「Qoo10」は、ファッション・ビューティ・スポーツ・デジタル・モバイル・ホームリビング・生活・食品・ベビー・エンタメ・ブック・eチケット等あらゆるジャンルにわたり、豊富な品揃えを誇ります。「Qoo10」を通じて、セラー(売り手)は法人・個人を問わず、国内外から自由に商品を出品でき、バイヤー(買い手)は、安全かつ安心な環境で、お買い物を楽しむことができます。URL : Facebook: YouTube : ※文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。※記載されている内容は、発表日時点の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。■お客様からのお問い合わせ先Qoo10 サポートセンター(受付:平日 9時-18時、土・日・祝日休み)TEL:050-5840-9100 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月02日『アベンジャーズ/エンドゲーム』を生み出したマーベル・スタジオが新ヒーロー誕生を描く『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。そんな新時代を築くヒーロー、シャン・チーに熱い視線が注がれる中、封印してきた力を解放する瞬間と白熱バトルを捉えた本編映像が解禁となった。今回解禁となったのは、自らの運命から逃れるため渡ったサンフランシスコで、“ショーン”と名乗り平凡なホテルマンとして暮らしていたシャン・チーの前に、彼の父であり最大の敵となるシュー・ウェンウーが送り込んだ刺客が突如襲い掛かるシーン。彼と共にバスに乗っていた親友のケイティは「人違いしてる! 弱そうでしょ?」と間に入って止めようとするが、敵に殴り飛ばされてしまう。その様子を見た瞬間、心優しい青年ショーンが最強の戦士“シャン・チー”へと覚醒する…!走り続ける狭いバスの中で始まった、シャン・チーVS父の刺客たちとの白熱のバトル。渾身の拳を放ち、敵をぶっ飛ばしたシャン・チーは、その後も驚異的な武術を駆使しながら瞬きもできない速さで敵を一蹴。ホテルマンとして平凡な日々を送りその“力”を封印していたショーンが、ヒーロー・シャン・チーとしての力を発揮する。この集団が狙っていたのは、シャン・チーの母の形見である大事なペンダント。彼らがこのペンダントを奪おうとする理由は?彼が“シャン・チー”として目覚めたいま、壮大な物語が始まろうとしていた。シャン・チーはアイアンマンのようにパワードスーツを身に着けたり、ソーが持つムジョルニアのような特殊な武器は持たない。“生身”で真っ向から敵と戦う本映像からも分かるように、本作ではマーベル・スタジオが新境地へ踏み込んだ最強の武術“マーシャル・アーツ”が披露されており、まさにこの“マーシャル・アーツ”というスタイルがほかのマーベル作品とは一線を画す本作ならではの魅力だ。シャン・チー役に抜擢されたシム・リウはこの役を演じるため、世界各国の武術の達人によるトレーニングを受けたという。「本当に驚異的な経験でした。毎日、世界の最高峰の人たちから学んでいるんだ、って肌で感じることができました。僕らは、人類に知られているほぼすべてのファイティング・スタイルを、考え得る限りおさらいしました」と驚きの舞台裏を明かす。シャン・チーが戦うシーンでは、目で追えないほどの高度な武術が駆使されており、いままでのマーベル作品では見たことのない新鮮かつ大胆なアクションシーンを目の当たりにできる。さらにシムは「この仕事をやるにあたって、武術やアクションシーンがものすごく大切な役割を果たすこと、シャン・チーがマスクをつけたり、顔まで隠れるスーパー・ハイテク・スーツを身につけたりしないことも分かっていました」と、シャン・チー独自の“生身で戦う”スタイルについてコメント。「それが意味するところは、僕自身がたくさんのアクションをしなければならないということです。そのことは初日から分かっていたし、ものすごくワクワクして飛び込んでいったんです」と、“生身”の身体のアクションに挑んだ撮影時をふり返っている。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年09月01日クリステン・スチュワートがダイアナ元皇太子妃を演じる『スペンサー』(原題)、そして、その生涯を紡いだドキュメンタリー映画『ダイアナ』(原題)が没後25年となる2022年、公開されることが決定した。1997年8月31日、突然の交通事故でダイアナ元皇太子妃が亡くなる…というニュースは世界中を駆け巡った。スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、両親が7歳で離婚、チャールズ皇太子と恋に落ち、20歳で結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ。世界中で「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」。36歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の生きざまは、いまなお人々に注目され愛され続けている。ダイアナ元皇太子妃の人生を変えたクリスマス休暇『スペンサー』物語は、1991年12月。週末をロイヤルファミリーたちと過ごすためにエリザベス女王の私邸サンドリンガムハウスを訪れたダイアナ。チャールズとの離婚を決意し、家族と過ごした最後のクリスマス休暇が描かれる。クリステン・スチュワートダイアナを演じるのは、クリステン・スチュワート。さらに、チャールズ皇太子役には「風の勇士 ポルダーク」ジャック・ファーシング、そのほか『英国王のスピーチ』のティモシー・スポール、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のショーン・ハリスらが出演。監督は、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でジャクリーン・ケネディを描いたパブロ・ラライン。2021年、第78回ヴェネチア国際映画祭(9月1日から開催)コンペティション部門でワールドプレミアとなり、トロント映画祭への出品も決定している。ヴェネチアの金獅子賞争いはもちろんのこと、今年から来年の映画賞レースに絡んでくる重要作品として、各メディアでの話題性も高い。全米公開は2021年11月5日予定。アーカイブ映像、未公開フッテージで紡ぐドキュメタリー映画『ダイアナ』エド・パーキンズ監督(Netflix『本当の僕を教えて』)による本作は、過去に撮影された記録や未公開のフッテージのみで構成され、これまで以上にダイアナを新鮮で身近に感じるように構築。ダイアナを扱ったドキュメンタリー映画の劇場公開は日本では初となる。製作陣はダイアナを通じて、「イギリス王室ばかりでなく、より広い社会にパワフルな影響力を持っていたこの複雑な女性を出来る限り正直に描きたいのです。それはダイアナと王室、そしてダイアナと私達皆といった関係を描いたとても個人的で人間的な話ということになります」と語っている。世界公開は2022年予定。Netflixオリジナルドラマシリーズ「ザ・クラウン」も高い人気を得ている、在りし日のダイアナ。彼女の魅力、そして死の真相が、彼女の死後25年を経て紐解かれる。『スペンサー』(原題)『ダイアナ』(原題)は2022年、日本公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スペンサー(原題) 2022年、全国にて公開©Pablo Larraín
2021年08月30日マーベル・スタジオの新ヒーローの誕生を描く『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。米レビューサイト「Rotten Tomatoes」にはひと足先に本編を観た映画評論家から絶賛の声が続々と上がっており、92%の高評価となっている(8月24日現在)。この度、主人公シャン・チー役を務めたシム・リウ、物語の鍵を握る重要キャラクターを演じたメンガー・チャン、オークワフィナの3人が集結し、3人が演じたキャラクターのまた違った一面が見える特別映像が解禁となった。解禁となったのは、「一番〇〇しそうなのは…?」というテーマに沿って、本作のキャラクターの魅力をゲーム形式で楽しく紹介していく新映像。「最もケンカっ早そうなのは?」という早速の問いに「絶対 私」と瞬時に答えたのは、シャン・チーの妹シャーリン役を務めたメンガー・チャン。その答えを聞いたシム・リウが、「君自身もケンカっ早いけどね」とすかさず突っ込むなど兄妹役を演じた2人の仲睦まじさが窺える。だが実は、シャン・チーとシャーリンの兄妹関係は一筋縄ではない複雑なものだった。兄のシャン・チーが「二度と戦わない」と最強の力を封印し姿を隠したことで、自分を守るために心を閉ざし孤高の戦士となったということ以外、そのキャラクターは未だベールに包まれているシャーリン。そんな彼女が、本映像内では全身を使った華麗なアクションで兄シャン・チーを攻撃する姿が収められており、その強さはシャン・チーに匹敵するレベルか…!?迫力満点の兄妹バトルを繰り広げる2人だが、一度は離れ離れとなった彼らは、再び手を取り合い、同じ方向に進むこととなるのか、兄妹のドラマチックなストーリーも気になるところだ。続いて、「ジョーク対決を切り抜けそうなのは誰?」という問いに対しては、意外にも「シム」と回答したのは、シャン・チーの親友ケイティを演じたオークワフィナ。シャン・チーとは学生時代からの親しい間柄ながら、彼が犯罪組織の後継者として育てられ、最強の力を持っているということは知らされずにいたケイティ。“ショーン”という偽りの名を語り、過去を伏せて生きてきた彼の正体を偶然知ることとなる彼女だが、それまでと変わらぬ態度で常に寄り添い、シャン・チーが巻き込まれていく戦いに自らも果敢に飛び込んでいく。今回、シャン・チーにとっての1番の理解者を演じたオークワフィナが、“ショーン”はユーモア溢れる一面もあるということを暴露。意外にもシャン・チーは“コミカルな一面”も併せ持つ楽しい人物なのかも…?コミカルな演技も抜群に光るオークワフィナだが、彼女が演じるユーモアセンス抜群のケイティとの間で生み出される、シャン・チーとの愉快な掛け合いシーンにも期待したい。そのほか、「ゾンビの世界を生き残れそうなのは誰?」、「舌を噛みそうなドリンクをオーダーしそうなのは誰?」などの質問も。楽しくトークを進めていく息ピッタリの3人だったが、最後に、「誰が一番世界を救いそう?」という問いに対し、シム・リウが「僕ら全員だよ だって僕らはスーパーチームだからね」と笑顔で回答。映像内では、フードを被り怪しげなムードを漂わせるシャーリン、険しい表情で弓矢を放つオークワフィナ、伝説の腕輪テン・リングスをめぐって父と対決するシャン・チーの姿も収められているが、考え方や戦い方さえも異なる個性豊かな3人が一丸となり、“テン・リングス”を巡る壮大なバトルを繰り広げていく物語は見逃せない。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年08月29日マーベル・スタジオが贈る『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の日本版声優を務める細谷佳正、内田真礼、ニケライ・ファラナーゼが集結した一夜限りのスペシャルトークイベントが8月26日(木)に実施された。世界を熱狂させるヒーローを次々と生み出してきたマーベル・スタジオが新たに贈り出すのは、最強ゆえに戦うことを禁じた新ヒーロー“シャン・チー”だ。その記念すべき誕生ストーリーが描かれる本作で、一族に伝わる伝説の腕輪<テン・リングス>を受け継ぐ後継者として育てられ、最強の力を持ちながらも、自らの過去を封印した主人公シャン・チーの声を担当した細谷は、「シャン・チーを演じたシム・リウさんは、お芝居が本当に魅力的で、とても軽妙で軽やかで理知的でスマートな印象を受けて、観れば観るほど魅力的に見えてくる」と絶賛。「お芝居をする上で一つの感情に留まり続けるってことをせずに、一瞬でパッパと切り替わっていくんですよ。いろんな顔を短時間で観せることが出来て、目の離せない魅力的な俳優さんだと思いました」と語り、そんな魅力あふれるキャラクターを演じられたことを喜んでいる様子だった。オールラベンダーカラーの華やかなワンピース姿で登場した内田が演じたのは、細谷演じるシャン・チーの妹“シャーリン”(メンガー・チャン)。兄のシャン・チーが姿を隠したことで、自分を守るために心を閉ざし孤高の戦士となったシャーリンだが、内田はそんな彼女について「シャーリンは、とあることで兄を憎んでいるんですよね。そこで彼女は彼女なりに強くなっていくんです。この作品って家族のお話だと思うんですけれども、彼女がそんな家族の中でどんな想いで技を磨いていったのかとか、彼女の立ち姿を見ていると、凄く凛としてかっこいいんですけど、後ろに何かが透けて見えるような、そんないろんなものを秘めた女性」と説明し、そんな彼女の活躍を早く観てほしいと意気込みを明かす。そして、シャン・チーの親友“ケイティ”役(オークワフィナ)を務めたニケライは、秋を先取りしたかのようなチェック柄のドレス姿で登場。偶然にもシャン・チーの正体を知ることになりながらも常に彼に寄り添い、自らも戦いに飛び込んでいく勇敢な相棒を演じた彼女は、ケイティを演じたオークワフィナについて、「ラッパーだったり女優だったり脚本家だったりすごくマルチにやってらっしゃる方で、エネルギッシュですよね。ケイティの役も相まって、エネルギッシュでノリが良くて明るくて、でも図々しいところも可愛いなって印象を受ける役だなと思っていて、凄く心の優しい女性です」と語る。「シャン・チーとは高校時代からの親友なんですよね。シャン・チーが高校の頃にいじめられていたのを、ケイティが助けたことをキッカケにそこからずっと友だちという関係で。そんな関係も魅力的ですよね」と語り、明るいと言われるニケライ自身の性格にもぴったりハマる演じやすい役どころを演じた喜びの心境を露わにした。そんな彼らが演じた3人のキャラクターたちは、それぞれが葛藤を抱えながらも手を取り合い、伝説の腕輪<テン・リングス>を悪用して世界を脅かすシャン・チーとシャーリンの父“シュー・ウェンウー”(トニー・レオン)に立ち向かうこととなる。そんなシュー・ウェンウーの魅力について細谷は、「<テン・リングス>っていう伝説の腕輪の力を使って、巨大な犯罪組織を率いる大ボス。シャン・チーをその後継者として育てたんですけど、実は描かれている印象よりも優しい面もあって、完璧な殺し屋集団のボスに見えるところに、ものすごいギャップが見えてくるところが魅力的」とコメント。想像を遥かに超えた家族の切ないドラマにも期待感を示した。ニケライもまた、「本当は心優しいお父さんだったけれども、あることがきっかけで悪の道を再スタートするんです。本当はそういう時こそ娘息子と手を取り合って行く必要があるのに、そうじゃなくて悪の道に行っちゃうっていうのは本当に悲しいですよね」と話しつつ、そこがリアルな人間らしさを感じさせる部分であり、誰もが共感できるポイントなのだと話す。本作ではマーベル・スタジオ作品の醍醐味ともいえる大迫力のアクションシーンも見どころ。これまでのマーベル映画のアクションとは違う、本格的な生身のアクションを堪能できるが、そんな本作の中でお気に入りのアクションシーンについて、細谷は「とても足場の悪い場所で、ケイティのピンチを救うために全力ダッシュをするんですけど、そこで敵たちを倒しながら進んでいくところは非常に迫力のある見ごたえ充分なシーンでしたね」と興奮交じりで話しつつ、今回、そんな迫力満点のシーン満載の本作ならではの難しさも感じたのだと説明。「原音には格闘もあるので、被ってくるんですよね。シャン・チーの声と敵役の“えいっ”て声が。走って殴って名前を呼んでってところは秒単位でコロコロ変わっていかなければならないので、聞き分けながらあてていくっていうのが大変でした」と語り、汗だくになりながら声をあてた裏話を披露した。内田もまた同様の点で苦労したようで、「(アクションシーンは)息遣いが細かく入っているんですよね。しかも肉弾戦なので、すごく動きが速いんですよ。今自分が優位に立っていたと思ったら、下でやられてたとか。そういう時に息がついていかないときがあって。そのくらい迫力のあるシーンがあった」と告白。一方、ニケライは、「バスのアクション見どころです!是非是非!」と車好きのケイティが披露したカーアクションにも注目してほしいと明かす。レパートリーに富んだアクションも見どころの一つのようだ。今回、そんな見どころ満載のアクションシーンでも実力を発揮した3人。これまでも、数多くの役を経験してきた彼らだが、自分にとってのヒーローについて「常識を軽やかに壊していく人」と答えた細谷は、何かを発信する立場として、受け手のことを考える必要性を強調しつつも、「今認められなくても何か月後何年後に認められているかもしれないので、今までの常識を壊して新しいことをしていく人は魅力的だなって僕は思いますね」と、周りの反応を意識しすぎずしいものを生み出すことができる人を尊敬しているのだという。「うけとめてくれる人」と答えた内田にとってのヒーローは、作品を受け取ってくれる視聴者なのだとか。音や芝居を出す自分たちがヒーローに観られがちだが、「批評してくれたりとか、見てくれること・感じてくれることがとても大切な役割だと思う」だと熱弁。「両親」と答えたニケライは、言葉の通り、生き抜くために働いて自分を育ててくれた両親がヒーローのようで、「毎日毎日尊敬しかない」との回答に細谷・内田も感嘆。彼らの活躍の裏にも、ヒーローの存在が関係していることを明かした。熱いトークが繰り広げられる中、公開を待ち望むファンからの質問に声優陣が回答する質問コーナーも開催。本作では、⽗親による厳しい訓練によって鍛え上げられていく主人公シャン・チーの姿が描かれることにちなみ、「師匠と呼べる存在は誰?」との質問を受けた細谷は、「音響監督の神尾千春さん」と回答。若手の頃、吹替の役をもらったときに何かを残そうと自身の実力以上のものを出そうとしていたという細谷に「演技をするな」と指導されたのだと話す。難しいことは考えず、 “ただ与えられたことをそのままの声でやればいい”という生涯声優をやる上で大事なことを学んだ様子。内田もまた、「中学時代の演劇部の先生」と回答し、調子に乗っていた自分に活を入れてくれた存在が、今自身が仕事をする姿勢に繋がっているのだという。「今作のディレクター」と回答したニケライは、緊張の初収録で落ち着かせてくれた存在に感謝。ファンたちとの一夜限りの夢の交流を楽しんだ。さらにここでスペシャルゲストが登場。この夏日本中を感動の渦に飲み込んだ、柔道100キロ級のウルフ・アロン選手が応援に駆け付けたのだ。2021年アジア・オセアニア柔道選手権優勝、東京2020オリンピック金メダルの実力を誇るアロン選手は、幼い頃から鍛錬を繰り返し、今ではシャン・チーと同じように“心優しく強いニューヒーロー”となった。かねてよりマーベル・スタジオ作品の大ファンで、作品を観ながら減量のトレーニングを練習することもあるのだという彼は、「本当にマーベル・スタジオが大好きで、今回オファーを受けて嬉しかった。声優の皆さんとお話しできるもの光栄です」と本イベントへ出演できた喜びをかみしめる。そんなアロン選手だが、本作を一足早く鑑賞し、目的を持つことの大切さを改めて実感。「僕自身もオリンピックで優勝したいという強い想いがあったので、その方向に向かってモチベーションを上げられた」と、目的のために禁じたはず力を再度発揮したシャン・チーに共感した様子だ。また、最強の力を封印し隠れて生きるシャン・チーについても、「力を持っていてもその力の使い方は大切」とも語り、自身の柔道でも、得意技を出すタイミングを見計らって効果的に出すようにしているのだと明かした。一方、「シャン・チーと戦ったら勝てる?」との質問に対しては、「柔道のルールだったら勝てると思う」と映画を観ながら戦い方を分析していたことも明かし、その新たな楽しみ方で声優陣を驚かせる一幕も。また、自分にとってのヒーローを「キャプテン・アメリカ」と明かし、「最初から強かったわけじゃなくて、最初はヒョロヒョロの男の人だったんですけど、考え方がヒーローで、自己犠牲の塊なんですよね」と熱弁。「それを体現しているのがキャプテン・アメリカ。少しでも近づいていけたら」と尊敬の念を示した。イベントも終盤に差し掛かり、ここで更なるサプライズが。アロン選手と同じく、生粋のマーベル映画ファンである東京2020オリンピック金メダルを獲得したスケートボードの堀米雄斗選手、西矢椛選手から、本作に関するスペシャル動画メッセージが披露された。堀米選手は「ヒーローに大切なのは、“心の強さ”。自分のやりたいことが見えていれば自分との勝負になっていくと思うので、シャン・チーにも、新しいヒーローとして、世界をどんどん変えていってほしい」という新ヒーローの活躍への期待が。すでに本作を見た西矢選手からも「迫力があって、面白いシーンも入っていて、でもやるときはめっちゃカッコイイから観てください」とこれから本作を見るファンに向けてのコメントも寄せられ、声優陣も共感しきりだった。新ヒーロー誕生に期待の集まるコメントが続々と飛び出す中、 アロン選手は「新しいマーベルの幕開けとして、これまで観てきた方たちも、これから観たいと思っている方にもオススメの映画です。是非映画館でご覧ください」と力強く作品をアピール。細谷もまた、「声優の発表になった時から、皆さんから好意的なコメントをたくさんいただいて、改めて嬉しさを噛みしめた瞬間がありました。喜んでくださった皆様の期待に充分こたえられるような映画になっていますので、是非字幕版と吹替版併せてご覧いただけたら嬉しく思います」と締めくくり、新ヒーロー誕生にふさわしい熱いムードが会場内を包み込み、イベントは幕を閉じた。■映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』日本語吹替版予告映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9月3日(金)より公開
2021年08月27日木曜日(現地時間)、クリステン・スチュワートが演じる故ダイアナ妃の物語『Spencer』(原題)の予告編がついに公開された。数か月前からすでにクリステンが扮するダイアナ妃の姿画像で公開されていたが、“動く”ダイアナ妃が見られるのは今回の予告編が初めて。見た目の役作りについては「そっくりすぎて2度見した!」「これは期待できる!」などの称賛の声が寄せられていたが、クリステンといえばやはり『トワイライト』シリーズのベラ役のイメージがいまだに強く、「本当にダイアナ妃を演じられるの?」という心配の声も上がっていた。しかし、予告編によってその不安は払しょくされ、「クリステンはオスカーを獲りにいくね」「ノミネートは確実!」と早くもオスカーの話が持ち上がっている。1分強の予告編の中で、“ダイアナ妃”のセリフは「They don’t.」という短い短文だけ。しかし、アメリカ人であるクリステンがイギリス英語のアクセントを完全にマスターし、本物のダイアナ妃と同じように話している姿に「完璧!」「素晴らしい。ずっと聞いていたい」とイギリスの人たちにもお墨付きをもらっている。また、ほかのシーンはセリフがなくても「ダイアナ妃をしっかりとらえている」という表情や演技に高い評価が集まっており、映画公開の前から多くのファンを獲得したようだ。『Spencer』は、ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマスの週末が描かれる。9月にヴェネチア国際映画祭で世界初上映が決定している。(Hiromi Kaku)
2021年08月27日『ブラック・ウィドウ』が全世界44か国で週末NO.1、230億円を超える大ヒットスタートを記録したマーベル・スタジオ。続く最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が、いよいよ9月3日(金)に公開を迎える。期待高まる新ヒーロー、シャン・チーを紐解いてみた。本作で新たに登場する、シャン・チー。マーベル・スタジオの新時代を築く存在に期待は高まるばかりだが、あたかも一般人のようなルックスに見える彼は、実は最高の武術をマスターした特別な過去を持ちながらも、それを隠して生きている人物だという。マーベル・スタジオといえば、世界中を熱狂させる魅力あふれるヒーローを次々と生み出してきたことで知られるが、これまでも、シャン・チーと同じく、ヒーローという素性を隠して戦ってきたキャラクターたちが度々登場してきた。一体彼らはなぜ、自身が実はすごいパワーを持つヒーローだという事実を伏せて戦っていたのだろうか?強さを隠すヒーローたち…トニー・スターク/アイアンマン『アベンジャーズ』 ディズニープラスで配信中 ©2012 MARVELまずはアベンジャーズの中心人物・アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)。自ら開発したパワードスーツを身に纏い、その超人的な腕力や音速飛行のパワーで数々の強敵に立ち向かってきた彼は、アベンジャーズの絶対的ヒーローとして名を轟かせた。そんなトニーだが、ヒーローになった当初は素顔を隠して戦っていた。 元々、武器開発の分野をリードする大企業スターク・インダストリーズの社長として、持ち前の天才的頭脳で次々と最先端の武器を開発してきたトニー。しかし、ある日テロ組織“テン・リングス”に拉致され、そこで自分の会社の武器が陰で売りさばかれていることを知り、傷心。その武器の生みの親であるトニーはパワードスーツで素性を隠して、それらを壊しに行くことに――。『アベンジャーズ』 ディズニープラスで配信中 ©2012 MARVELおそらく、それは大切な会社を守るため。社長として、会社の未来を担う責任ある立場のトニーだからこそ、密輸が公になった場合に被る会社への影響を考慮し、誰にも言わずに自分一人でこっそり実行したのではないだろうか。その後、トニーは自らの天才的な知能とビジネスセンスを今度は世界平和のために使うことを決意、大勢のメディアを前にした会見で、自分が「アイアンマンだ」と発表。武器製造から手を引き、世界を守るために戦うことを公言した。大切なものためを守るため姿を隠す…ピーター・パーカー/スパイダーマン『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 ディズニープラスで配信中 ©2019 MARVELそして、蜘蛛の糸を操り戦うスパイダーマンもまた、ヒーローの姿を隠して世界の危機を救ってきた存在のひとり。ごく普通の高校生として暮らしてきたピーター・パーカー(トム・ホランド)は、偶然にも特殊な蜘蛛に噛まれた影響で蜘蛛の持つ様々なパワーを手に入れる。憧れの存在であるアイアンマンのように世界を守るヒーローになることを決意した彼は、素性を隠して生活圏であるニューヨークのクイーンズでスパイダーマンと名乗って自警活動を行っていた。そんな彼がヒーローとしての一面を隠している理由―――それは愛する人の存在が大きく関わっている。ニューヨーク・クィーンズのアパートで叔母と同居するピーター。自分のことを大切に思ってくれる叔母に心労をかけまいという優しい思いからだ。後に、ジャーナリストのジョナ・ジェイムソンによってニュース番組で「スパイダーマンの正体はピーター・パーカーだ」と暴露されてしまうこととなるが、姿を隠して戦った理由は、アイアンマン同様、大切なものを守るという強い想いから来たのだろう。何かしらの理由を抱え、素性を隠して戦ってきた過去を持つアイアンマンとスパイダーマン――。そこに新たに仲間入りするのが、新ヒーロー、シャン・チーだ。かつて父(トニー・レオン)が率いる犯罪組織で手塩にかけて育て上げられ、最強の武術を身に付けたシャン・チー。組織の後継者になることを期待されていたが、なぜかその運命から逃げ出し、アメリカ・サンフランシスコでしがないホテルマンとして働いている。せっかく最強の力を身に付けたのに、なぜ彼はその力を封印したのだろうか。悪の組織に育て上げられたということに負い目を感じているのか、最強のパワーを持つがゆえに何かしらの葛藤を抱えているのか…。その真相は未だベールに包まれたままだが、ほかのヒーローたち同様、素顔を隠して生きるシャン・チーにも、壮大なドラマが待ち受けている予感大!そして、平凡な暮らしを手に入れたはずのシャン・チーが、悪に染まり、伝説の腕輪“テン・リングス”を操って世界を脅かそうとする父の陰謀に巻き込まれ、封印してきた力をついに解放。世界の未来をかけた壮大な戦いに挑んでいくこととなる。彼が本当の姿を隠す理由とは?そして、彼に秘められた最強のパワーとは?決別した過去と再び向き合い、“本当の強さ”に目覚めていく、マーベル・スタジオの新ヒーローの誕生を描いたドラマチック・アクション・エンターテインメントが、ついに始まる。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVELシャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年08月22日『アベンジャーズ/エンドゲーム』から約2年、2021年に本格的に再始動したマーベル・スタジオ。『ブラック・ウィドウ』、そして『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に続き、アベンジャーズを超える最強ヒーローチームの活躍を描く映画『エターナルズ』から、物語の一端を垣間見ることのできる本予告が全世界で解禁、併せてUS版ポスターも到着した。本作は、アベンジャーズが誕生するよりも、はるか昔から地球に存在し、7000年もの間、人知れず人類を見守ってきた“エターナルズ”の物語。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後を描く世界で、あのサノスをも超える未曽有の脅威が人類に迫るとき、“エターナルズ”はついに我々の前にその姿を現す。今回の本予告では、“エターナルズ”が数千年の時を経て、再び集結する理由が明らかになる。サノスによって半分になった人口を復活させた“アベンジャーズ”。しかし、人類が復活したことで新たな脅威が地球に迫り、“エターナルズ”は再び集結を余儀なくされることに。地球滅亡まで残された時間はわずか7日間…。さらに、映像では地球を見守り続けてきた“エターナルズ”メンバーの能力を垣間見ることもできる。この壮大な物語のキャストには、アンジェリーナ・ジョリーに加え、『クレイジー・リッチ!』のジェンマ・チャン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンとキット・ハリントン。『新感染 ファイナル・エクスプレス』『悪人伝』の韓国俳優マ・ドンソクら、超豪華キャストが集結。そしてメガホンを取るのは、『ノマドランド』でアジア系女性として米アカデミー賞(R)にて初の監督賞を受賞した、クロエ・ジャオ監督だ。『エターナルズ』は11月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エターナルズ 2021年11月5日より全国にて公開
2021年08月19日映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が9月3日(金)に公開される。この度、本作のカギを握る登場人物たちが固い決意を感じさせるキャラクターポスターと、特別映像「一族に伝わる最強の“力”編」が同時公開された。主演であるシャン・チー役は、本作の主演に大抜擢された最注目俳優シム・リウ。そして、彼の人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演。さらには女優にラッパーに脚本家にと、マルチな才能を発揮し度々話題を集める人気ハリウッド女優のオークワフィナほか豪華俳優陣が脇を固め、新ヒーロー誕生を華やかに彩る。今回解禁となったキャラクターポスターでは、シャン・チーのほかストーリーのカギを握る重要人物たちがそれぞれの固い決意が現れている。一族に伝わる伝説の力「テン・リングス」を受け継ぐ後継者として育てられ、最強の力を持ちながらも、自らの宿命から逃げ出したシャン・チー(シム・リウ)。力を封印し「2度と戦わない」と決意した彼が再び脅威と向き合い、葛藤しながらも“本当の強さ”に目覚めていく姿に注目だ。そのシャン・チーの親友・ケイティ(オークワフィナ)は、偶然にもシャン・チーの正体を知ることになりながらも常に彼に寄り添い「どんな秘密があっても、ずっと味方だから」と自らも戦場へ。一方で、復讐のためにシャン・チーを最強の後継者として育て上げ、最凶の父であり犯罪組織のリーダーでもあるシュー・ウェンウー(トニー・レオン)は「失ったものは、“力”で奪い返す」と「テン・リングス」を両腕にまとい、冷酷な表情を浮かべる。その他にも、シャン・チーが自らの運命から逃げ出したことで自分を守るために心を閉ざし、孤高の戦士となった妹・シャーリン(メンガー・チャン)、シャン・チーの伯母であり、伝説の地、ター・ローの戦士であるイン・ナン(ミシェル・ヨー)、そしてウェンウーへの強い忠誠心を持ち、シャン・チーを狙う刺客デス・ディーラーといったキャラクターたちがどういった活躍を見せるのかにも注目したい。また、同時に解禁となった特別映像「一族に伝わる最強の“力”編」では、冒頭からいきなりファイトクラブで戦うことになったシャン・チーの姿が。これまで名前を変え、自らの力を封印し”普通の人生”を送ろうとしていた彼だが、映像では暴走するバスの中でハラハラするような間一髪のアクションや「テン・リングス」の能力を使った迫力の戦闘シーンも展開される。「父さんとは違う」とその運命と決別しようとするものの、最強の力である「テン・リングス」をめぐって再び過去と向き合うことでついに “本当の強さ”を手に入れたシャン・チーは、“世界の脅威”となった父親とどんな戦いを見せるのだろうか。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9月3日(金)公開
2021年08月16日『ブラック・ウィドウ』に続くマーベル・スタジオ最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』から、本作のカギを握る登場人物たちの固い決意を感じさせるキャラクターポスターが解禁。シャン・チーの力と“テン・リングス”にフォーカスした特別映像「一族に伝わる最強の“力”編」も同時解禁となった。今回解禁となったキャラクターポスターでは、シャン・チー(シム・リウ)をはじめストーリーのカギを握る重要人物たちがそれぞれの固い決意が現れている。一族に伝わる伝説の力“テン・リングス”を受け継ぐ後継者として育てられ、最強の力を持ちながらも、自らの宿命から逃げ出したシャン・チー。力を封印し、「二度と戦わない」と決意した彼は再び脅威と向き合い、葛藤しながらも“本当の強さ”に目覚めていくこととなる。そのシャン・チーの親友・ケイティ(オークワフィナ)は、偶然にもシャン・チーの正体を知ることになるも常に彼に寄り添い「どんな秘密があっても、ずっと味方だから」と、自らも戦いに飛び込んでいく勇敢さを見せる。一方で、復讐のためにシャン・チーを最強の後継者として育て上げ、最凶の父であり犯罪組織のリーダーでもあるシュー・ウェンウー(トニー・レオン)は「失ったものは、“力”で奪い返す」と“テン・リングス”を両腕にまとい、冷酷な表情を見せる。そのほかにも、シャン・チーが自らの運命から逃げ出したことで自分を守るために心を閉ざし、孤高の戦士となった妹・シャーリン(メンガー・チャン)、シャン・チーの伯母であり、伝説の地、ター・ローの戦士であるイン・ナン(ミシェル・ヨー)、そしてウェンウーへの強い忠誠心を持ち、シャン・チーを狙う刺客デス・ディーラーといったキャラクターたちがどういった活躍を見せるのかにも注目だ。また、同時に解禁となった特別映像「一族に伝わる最強の“力”編」では、冒頭からいきなりファイトクラブで戦うことになったシャン・チーの姿が。これまで名前を変え、自らの力を封印し“普通の人生”を送ろうとしていたシャン・チー。しかし、一族に伝わる伝説の力“テン・リングス”を受け継ぐ後継者として育てられた彼は、その運命に抗いながらも、飲み込まれていくこととなる…。暴走するバスの中でハラハラするような間一髪のアクションや、“テン・リングス”の能力を使った迫力の戦闘シーンも展開。「父さんとは違う」とその運命と決別しようとするものの、最強の力である“テン・リングス”をめぐって再び過去と向き合うことでついに“本当の強さ”を手に入れたシャン・チーは“世界の脅威”となった父親とどんな戦いを見せるのか、期待が高まる。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年08月16日口下手で、なかなか会話が弾まない、すぐに会話が終わってしまう……そんな悩みを抱えている人も少なくないはず。好きな人との会話は緊張してしまったりテンパって変なことを言ってしまったりして、なかなかスムーズに話せない、なんて方も多いのではないでしょうか。話すのが上手というのは、恋愛面でも強力な武器になります。そこで今回は、誰でも会話上手になれるコツをご紹介!■ 自分のことばかり話さない話し上手というと、一方が話をしていて、もう一方が聞き役に回っている状況を思い浮かべる人が多いと思いますが、実際はそうではありません。じつは、話し上手の人ほど相手の話をよく聞いているのです。逆に相手の話を聞かず、自分のことばかりを一方的に話すような人は、ただ「おしゃべりな人」なだけ。会話はキャッチボールが基本ですので、自分と相手が交互にボールを受け渡すことを意識しましょう。相手がどのような反応を期待しているのか、自分の話に対してどのようなリアクションをしているのかを、しっかりとみて会話してみて。沈黙が怖くてずっと自分の話をしてしまう!という人もいますが、自分の話が終わり、沈黙になったとしても落ち着いて一呼吸置いてください。そうすると自然と相手から話を始めてくれます。万が一、相手もなかなか話し出さなかったときには、相手に質問をするなどしてこちらから相手の話を促してあげるといいかも。■ たくさんの知識を身に着けるどんな会話でも知識がないとなかなか長続きしません。自分がまったく知らないことだと、ついつい会話も単語や相槌で返してしまいがち。そこで、日頃からネットや雑誌、テレビなどで意識的に情報を収集することでいろいろな話題についていきやすくなります。深く知識を得る必要はなく、概要さえ頭に入っていれば、ある程度会話として適応できるからです。まったく知識がない状態では、いろいろな話題についていくことは難しいですが、広く浅い知識を持つことでバリエーションに富んだ会話をすることができるのです。■ 相手のペースの把握をする話すペースが速すぎてなかなか相手に話の内容が伝わらなかったり、逆に何を話そうか頭のなかで考えすぎてしまって相手をイライラさせてしまったという経験ありませんか?話し上手な人は、必ず話すペースを相手に合わせています。自分の好きなペースで会話を進めるようなことは絶対にしません。いま会話をしている人がどのようなペースで話す人なのかをしっかりと見極め、相手に合わせることが、相手が気持ちよく会話できる状況を作ります。常に相手を思いやり、ペースを合わせることが会話を盛り上げることに繋がるものです。■ 思いやりのある人は会話上手?自分の話だけを一方的にするような話し上手な人はいません。話上手な人ほど相手をよく見ています。常に相手に気を配り、相手に興味を持つことが会話を続ける上で一番大切な事です。相手を惹き込むような会話ができなくても大丈夫。誰だって自分の話を真剣に聞いてくれたら嬉しいですし、もっと話を聞いてほしくなるもの。これらを意識すると、相手との距離がぐんと近くなりますよ!(コンテンツハートKIE/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年08月16日ディズニーのCEOボブ・チャペックが、同社の収支報告会にて『シャン・チー/テン・リングスの伝説』については劇場“限定”公開(9月3日日米同時公開)とし、Disney+で同時配信をしないことを改めて強調した。新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るっている現在、チャペックのこの宣言の数時間前にはソニーが『ヴェノム』続編の公開日を9月24日から3週間先送りした10月15日に変更している。チャペックは、『シャン・チー』を劇場限定公開に設定した数か月前の当時は、世界の情勢がこのようになっているとは予想していなかったと認めている。とはいえ、「『シャン・チー』は、おもしろい実験になると思うのです。マーベル映画を45日間は映画館で公開し、その後Disney+で配信する。興味深いデータが得られることでしょう」と強気な発言も。ハリウッドでは、新型コロナウイルスが感染拡大する前は、デジタル配信やDVD販売などは、劇場公開から90日以上経ってからという“お約束”が存在していた。コロナ禍において、『ムーラン』『クルエラ』『ブラック・ウィドウ』『ジャングル・クルーズ』など、劇場公開と同時にDisney+で同時配信を行ってきたディズニー。『シャン・チー』はコロナ禍で初めて劇場限定公開される作品となる。(Hiromi Kaku)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年08月13日映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が9月3日(金)に公開される。この度、本作より本編とメイキングシーン、ポスターが解禁となった。主演であるシャン・チー役は、本作の主演に大抜擢された最注目俳優シム・リウ。そして、彼の人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演。さらには女優にラッパーに脚本家にと、マルチな才能を発揮し度々話題を集める人気ハリウッド女優オークワフィナほか豪華俳優陣が脇を固め、新ヒーロー誕生を華やかに彩る。公開された映像は豪華キャスト&制作陣が映画の魅力について語る内容となっている。マーベル・スタジオの社長で、本作の製作プロデューサーでもあるケヴィン・ファイギは「この話は、マーベル・シネマティック・ユニバースの最初に立ち戻る事になる。そこには重要な出来事があった。その出来事とは、トニー・スタークがアイマンマンになったこと。トニーは自社の武器が、ある組織に利用されている事を知る…その組織というのが、テン・リングスだ。そこに私達が心から登場させたい素晴らしいキャラクターがいた。それがシャン・チーなんだ」と、MCUの原点に回帰する作品であることを示唆。最強の武術を駆使して戦う新ヒーロー“シャン・チー”の持つ存在感に太鼓判を押す。またシャン・チーの背景について、「シャン・チーのバックストーリーはとてもユニークで、彼の父親が悪に染まった犯罪組織のリーダーだということを知る。テン・リングスは“力”の象徴だ」と語る。幼い頃から、父が率いる犯罪組織での厳しく苦しい鍛錬を耐え抜き、誰にも負けない“最強の存在”に仕立て上げられ後継者として育てられながらも自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出した秘密の過去があるシャン・チー。新ヒーロー誕生の背景には伝説の腕輪《テン・リングス》が関係し、世界の未来をかけた壮大な戦いに隠された<陰謀の存在>を予感させる。果たして、一際優しく人間味に溢れる彼が父から授かった力を解き放つことはできるのだろうか。表情を殺し冷酷な最凶の父が抱える闇を醸し出す、トップスターとしてキャリアを重ねるトニー・レオンの圧巻の演技にも注目していただきたい。主人公のシャン・チー役を務めたシム・リウは「この映画製作が発表されたとき、僕は本当に興奮したよ。ちょっとしたジョークのつもりでマーベルに、そろそろシャン・チーについて話そうとツイートしたことがあって、今思えば、そうしておいて本当に良かったね」と、当時の運命的な出会いを振り返る。さらに「彼は父親のところに連れ戻される…そして彼と正面から対峙しなければならない。しかも父親は非情だ。そして、とんでもないことが起きる」と語った。「いまこそ私のもとへ戻るのだ」「断る」と自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーと悪に染まった最凶の父が対峙する場面も。父は何を望み、なぜ世界を脅かすのか。そして世界にとって最凶の悪としてたちはだかる父親を目の前にシャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか。今後の新たな展開に期待が高まるばかりだ。また、勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ役のオークワフィナは「彼はこのキャラクターに強烈な情熱を注いでいる。シャン・チーはシムのために作られたキャラクターだし、彼の情熱を肌で感じることができる」と、シャン・チー役のシム・リウの力強い演技を絶賛。デスティン・ダニエル・クレットン監督は「間違いなく心血を注いでこの作品をつくりました。私の信念に即しているようにさえ感じました。そして、それは、とてもクレイジーでワイルドな巨大なライドでした」と、絶対的な自信を覗かせた。同時に本ポスターも解禁。「最強ゆえに戦いを禁じた、新ヒーロー誕生」という本作のキャッチコピーとともに、鋭く前を見据える凛々しい表情のシャン・チーからは強い意志と芯の強さが感じられる。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9月3日(金)公開
2021年08月10日マーベル・スタジオの新時代を築く新ヒーロー誕生を描く『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が9月3日(金)に公開。この度、圧巻のスケールと迫力を生み出している本編&メイキングシーンとともに豪華キャスト&製作陣が映画の魅力について語る特別映像と、宿命の敵となった父に立ち向かうシャン・チーの姿も印象的なポスターが解禁された。6月にインターネット上でUS版予告映像が解禁されると、SNSには「シャン・チーの予告来てたー!めためたかっこいい……」「情報量多すぎて頭の中がシャン・チーでいっぱいだ、いいぞシャン・チー最高」、「今年1番楽しみな映画になった笑」など日本公開への期待が大いに膨らんだ本作。特別映像では、マーベル・スタジオの社長で本作の製作プロデューサーでもあるケヴィン・ファイギが「この話は、マーベル・シネマティック・ユニバースの最初に立ち戻る事になる。そこには重要な出来事があった。その出来事とは、トニー・スタークがアイマンマンになったこと。トニーは自社の武器が、ある組織に利用されている事を知る…その組織というのが、テン・リングスだ。そこに、私達が心から登場させたい素晴らしいキャラクターがいた。それが、シャン・チーなんだ」と、MCUの原点に回帰する作品であることを示唆、最強の武術を駆使して戦う新ヒーロー“シャン・チー”のMCUでの存在感を語る。また、「シャン・チーのバックストーリーはとてもユニークで、彼の父親が悪に染まった犯罪組織のリーダーだということを知る。テン・リングスは“力”の象徴だ」と語るように、シャン・チーは幼い頃から、父が率いる犯罪組織での厳しく苦しい鍛錬を耐え抜き、誰にも負けない“最強の存在”に仕立て上げられ後継者として育てられながらも自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出した秘密の過去があることが語られる。新ヒーロー誕生の背景には伝説の腕輪《テン・リングス》が関係し、世界の未来をかけた壮大な戦いに隠された“陰謀の存在”を予感させる。冷酷な最凶の父が抱える闇を表現するアジアのトップスター、トニー・レオンの圧巻の演技にも注目だ。主人公のシャン・チー役を務めたシム・リウは「この映画製作が発表されたとき、僕は本当に興奮したよ。ちょっとしたジョークのつもりでマーベルに、そろそろシャン・チーについて話そうとツイートしたことがあって、今思えば、そうしておいて本当に良かったね」と、当時の運命的な出会いをふり返る。続けて、「彼は父親のところに連れ戻される…そして彼と正面から対峙しなければならない。しかも、父親はとても非情な父親だ。そして、とんでもないことが起きる」と語るように、「いまこそ私のもとへ戻るのだ」「断る」と自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーと悪に染まった最凶の父が対峙する場面も。勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ役のオークワフィナは「彼はこのキャラクターに強烈な情熱を注いでいる。シャン・チーはシムのために作られたキャラクターだし、彼の情熱を肌で感じることができる」と、シム・リウの力強い演技を絶賛。デスティン・ダニエル・クレットン監督は「間違いなく心血を注いでこの作品をつくりました。私の信念に即しているようにさえ感じました。そして、それは、とてもクレイジーでワイルドな巨大なライドでした」と、絶対的な自信を覗かせた。そして同時に本ポスターも解禁。鋭く前を見据える凛々しい表情の主人公シャン・チーからは、強い意志と芯の強さが感じられる。シャン・チーの背後には、本作の中でも印象的な伝説の腕輪《テン・リングス》を身に付けた、最愛の妻を失い悪に染まった最凶の父・ウェンウー(トニー・レオン)の姿や、一匹狼の格闘家として生きるシャン・チーの妹シャーリン(メン・ガー・チャン)、勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ(オークワフィナ)や、物語の鍵を握る人物たちの姿も収められている。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年08月10日9月3日(金)に公開されるマーベル・スタジオの最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の場面写真が到着した。スパイダーマン、アイアンマンなど、魅力溢れるキャラクターを次々と生み出してきたマーベル・スタジオが新たに贈り出すのは、最強であるがゆえに、力を封印した“優しすぎる”新ヒーロー、シャン・チー。一見すると、どこにでもいるようなごく普通の人間にも見えるシャン・チーだが、実は彼には、かつて手に入れた最強の力を封印してきた秘密があった。今回、そのシャン・チーがヒーローとして覚醒し、ただならぬ雰囲気を漂わせながら走行中の不安定なバスの中で戦いに挑んでいく姿を捉えた場面写真が公開された。マーベル・スタジオの新境地ともいえる“マーシャル・アーツ”を得意とする彼の抜群の身体能力を活かしたバトルは目を見張るが、世界中を熱狂させてきたヒーローたちの中でも、一際優しく人間味に溢れる彼が戦う理由。そこには彼を手塩にかけて育てた父の存在が関係していた。幼い頃から、父が率いる犯罪組織での厳しい修行の日々を繰り返してきたシャン・チー。苦しい鍛錬を耐え抜き、誰にも負けないほど“最強”の存在に仕立て上げられていた彼だったが、優しすぎる彼は、後継者として育てられながらも自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出したのだ。シャン・チーは過去の自分と決別し、アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていくことを決意。しかし、悪に染まり、伝説の腕輪《テン・リングス》を操って世界を脅かそうとする父の陰謀に巻き込まれ、封印してきた力をついに解き放つ。そして、それは世界の未来をかけた壮大な戦いに発展。公開された写真の中には、シャン・チーが自らの強大な力を露わにし、《テン・リングス》と思わしき、光るリングのようなものを操って激しく戦う姿も収められているが、これまで幾度となく、他に類を見ない壮大スケールのバトルで世界中を沸かせてきたマーベル・スタジオだけに、新ヒーローのシャン・チーが魅せるド迫力のアクションシーンは必見だ。さらに今回、シャン・チーの人生に大きく関われることとなる人物たちの姿もお披露目。自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受けれ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーと、彼を取り巻く新たなキャラクターたちにも期待が高まる。これまでも、人々の想像を超える衝撃的展開で世を圧倒し続けてきたマーベル・スタジオ。最強であるがゆえに、力を封印した新ヒーローの活躍に注目してほしい。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9月3日(金)公開
2021年07月21日ダイアナ妃の伝記映画『Spencer』(原題)が、9月1日から11日まで開催されるヴェネチア国際映画祭で世界初公開されることが分かった。コンペティション部門で上映されるという。「Variety」誌が報じた。主人公のダイアナ妃を演じるのはクリステン・スチュワートで、今年1月と3月にクリステンがダイアナ妃に扮した写真が公開されると「本物のダイアナ妃の写真かと思った」「思わず2度見した」と映画ファンを驚かせた。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン。『ジャッキー』も5年前にヴェネチア国際映画祭のコンペ部門で金獅子賞を争ったが、脚本賞の受賞となった。『Spencer』は、金獅子賞争いはもちろんのこと、今年から来年の賞レースに絡んでくる重要作品であるとして、各メディアでの話題性も高い。物語の中心となっているのは、ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマスの週末。「スペンサー」とはダイアナ妃の旧姓である。チャールズ皇太子役はジャック・ファーシング(「風の勇士 ポルダーク」)が演じる。今年のヴェネチア国際映画祭では、映画ファンの待望作『DUNE/デューン 砂の惑星』も世界初公開を迎えるが、こちらはコンペ部門での上映ではないという。(Hiromi Kaku)
2021年07月13日クラネ(CLANE)とテン(TEN.)がコラボレーションしたアクセサリーが、2021年8月3日(火)よりクラネ直営店ほかで発売される。先駆け、7月7日(水)よりクラネ伊勢丹新宿店にて先行発売する。クラネ×テンのコラボアクセサリーコラボレーションアクセサリーは、クラネの2021年秋冬コレクションをイメージして、ニットやアウターの素材感に合わせたエレガントなデザインで登場。ネックレス、ピアス、バングル、イヤーカフの計4型を、ゴールドとシルバーの2色で展開する。太さの異なるチェーンで仕上げた2WAYネックレス中でも注目したいのは、テンで人気の「カンダマントネックレス」をベースにしたアクセサリー。太さの異なる2種類のチェーンにクラネらしい華奢なメタルラインをあしらい、アクセントを加えた。1連でロングでも、2連にしてチョーカーとしても使える2WAY仕様なので、気分やコーディネートに合わせて様々な表情が楽しめる。“多年植物の葉”のような質感のピアスピアスは、“多年草植物の葉”のようにデコボコとしたナチュラルな質感が印象的。インパクトのある太幅のピアスだが、女性らしい上品なカーブを描くようにデザインされているので、厚手のニットなどにもすっと馴染みそうだ。“コロン”と丸みを帯びたイヤーカフ“コロン”と丸みを帯びたフォルムがチャーミングなテンのピアス「プラムピアス」は、イヤーカフにアレンジ。ピンキーリングとして楽しめるのも嬉しいポイントだ。“重ね付けにもおすすめ”サークルカットバングルさらに、サークルカットのバングルもラインナップ。程よい存在感がありつつも、シンプルなデザインなので、手持ちのブレスレットや時計と重ね付けするのもおすすめだ。【詳細】クラネ×テン発売日・取扱店舗:・2021年7月7日(水):クラネ伊勢丹新宿・2021年8月3日(火):クラネ直営店、クラネ公式オンラインストアアイテム:・TEN.×CLANE TWIG CHAIN NECKLACEシルバー:36,300円 / 素材:シルバー925ゴールド:38,500円 / 素材:シルバー925に18金メッキミックス:37,400円 / 素材:シルバー925,シルバー925に18金メッキ※伊勢丹新宿店限定カラー・TEN.×CLANE CALATHEA PIERCEシルバー:22,000円 / 素材:シルバー925ゴールド:24,200円 / 素材:シルバー925に18金メッキ・TEN.×CLANE EAR COMBI PLUMP RINGシルバー:13,200円 / 素材:シルバー925ゴールド:15,400円 / 素材:シルバー925に18金メッキ・TEN.×CLANE TOWER UP BANGLEシルバー:29,700円 / 素材:シルバー925ゴールド:31,900円 / 素材:シルバー925に18金メッキ■クラネ×テン期間限定ストア日程:2021年7月7日(水)~7月13日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館2F センターパーク/ザ・ステージ#2住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2021年07月01日モデルの佐藤マクニッシュ怜子が代表欧米でトレンドの アスレジャーファッションを取り入れたフィットネス・アクティブウェアブランド『TENN(テン)』が誕生した。同ブランドは株式会社AMATERASの展開するライフスタイルブランド「AMATERAS(アマテラス)」の姉妹ブランドだ。『TENN』の代表はAMATERASと同じくモデルの佐藤マクニッシュ怜子が務める。アスレジャーファッションって?同ブランドは「和」×「洋」をコンセプトに、アスレチックとレジャーを組み合わせた欧米で人気のファッショントレンド「アスレジャーファッション」を提案する。代表の佐藤マクニッシュ怜子は、理想の体型を目指しトレーニングする中で、日々を充実させ、マインドフルネスな実感を高めてほしいという想いによって、このスポーツウェアラインを誕生させた。周囲の評価ではなく着たいものを着て、トレーニングを身近に感じることで、理想の体型に近づきながら心の充実感も高めることができるだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】※TENN公式オンラインショップ
2021年06月29日9月3日(金)に公開される『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の本予告映像が初公開された。全世界を席巻し、衝撃と感動を巻き起こした映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。世界中の人々を魅了する最強ヒーローたちが結集し、世界を救うべく壮絶なバトルを繰り広げた本作が“エンドゲーム”という名に相応しいドラマチックな結末で、全世界の涙を誘ったことは記憶に新しい。そんなマーベル・スタジオが贈り出す最新作『ブラック・ウィドウ』では新たなヒーローの誕生が描かれる。主演シャン・チー役には、本作の主演に大抜擢された最注目俳優シム・リウ。そして、彼の人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演。さらには女優にラッパーに脚本家にと、マルチな才能を発揮し度々話題を集める人気ハリウッド女優オークワフィナほか豪華俳優陣が脇を固め、新ヒーロー誕生を華やかに彩る。今回解禁された映像では、マーベル・スタジオの新たな時代を築く新ヒーロー「シャン・チー」の秘密が明らかに。かつて父が率いる犯罪組織で、子供の頃から苦しい修行の毎日だったシャン・チーは、誰にも負けないほど“最強”の存在として鍛えられ、組織の後継者になることを期待されていた。しかし優しすぎる彼は自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出すのだった。そして過去の自分を捨て、アメリカのサンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らす。しかし悪に染まった父が伝説の腕輪「テン・リングス」を操り世界を脅かす時、シャン・チーは遂に封印していた力を解き放してしまう。本映像内では、自らの宿命に抗おうとするシャン・チーが再び父のもとへと呼び戻される様子が描かれる。過去と決別して平穏に生きることを誓った彼と、彼を手塩にかけて育てた父親との一筋縄ではいかない葛藤のドラマにも注目だ。また、鍛え抜かれた肉体から繰り出される度肝を抜くアクションシーンが存分に披露されている。これまでも、悪に立ち向かう最強ヒーローたちが繰り広げる過激なバトルシーンで世界を熱狂させてきたマーベル・スタジオだが、本作では新境地ともいえるマーシャル・アーツを大胆に取り入れた巧妙な戦闘シーンが続々登場。マーベル・スタジオならではの目を見張る迫力抜群のアクション、世界の未来をかけた壮大なストーリー展開にも期待が高まる。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9月3日(金)公開
2021年06月25日マーベル・スタジオの新たなヒーローの誕生を描く最新映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』から、“最強”ゆえにその力を封印したヒーロー、シャン・チーの活躍に期待が高まる本予告映像が初解禁された。今回解禁された映像では、マーベル・スタジオの新たな時代を築く新ヒーローシャン・チーの秘密が少しずつ明らかになってきた。かつて父が率いる犯罪組織で、子どもの頃から苦しい修行の毎日だったシャン・チー。誰にも負けないほど“最強”の存在として鍛えられた彼は、組織の後継者になることを期待されていた。しかし、優しすぎる彼は、自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出したのだった…。過去の自分を捨て、アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていくはずだったシャン・チー。だが、悪に染まった父が伝説の腕輪“テン・リングス”を操り世界を脅かすとき、シャン・チーは封印していた力を解き放つ。本映像内では、自らの宿命に抗おうとするシャン・チーが再び父のもとへと呼び戻される様子が描かれる。過去と決別して平穏に生きることを誓ったシャン・チーと、彼を手塩にかけて育てた父親との一筋縄ではいかない葛藤のドラマにも注目だ。また、鍛え抜かれた肉体から繰り出される度肝を抜くアクションシーンも披露。本作では、まさにマーベルヒーローの新境地ともいえるマーシャル・アーツを大胆に取り入れた巧妙な戦闘シーンが続々登場!目を見張る迫力抜群のアクション、世界の未来をかけた壮大なストーリー展開にも期待が高まる。『アイアンマン』(08)など、これまでのマーベル作品にも随所に登場してきた“テン・リングス”の正体も明らかになるのかもしれない。主演シャン・チー役には、本作の主演に大抜擢された最注目俳優シム・リウ。シャン・チーの人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演。さらには、女優に、ラッパーに、脚本家にとマルチな才能を発揮し話題を集めるオークワフィナ、『クレイジー・リッチ!』『イップ・マン外伝マスターZ』などのベテラン、ミシェル・ヨーなど豪華俳優陣が脇を固める。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年06月25日インクルーシブ・シアタークリエーション・プロジェクト 日・英・バングラデシュ3か国共同事業『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』がプレビュー公演を終え、6月2日より、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)で本上演をスタートする。ストーリーは日本、英国、バングラデシュの3カ国での『テンペスト』の作品上演を控えた稽古場から始まる。登場人物たちは、新型コロナウイルスの影響により、海外キャスト・スタッフの来日が不可能となった日本の稽古場をオンラインで海外と繋いで本番に向けた稽古を行っていた。本作は様々な障がいやバックグラウンドを持つ出演者たちが、それぞれに異なる表現方法で『テンペスト』を創造するため奮闘するという、劇中劇なのだ。総合演出のジェニー・シーレイは、実際にフルリモート体制で英国から稽古に参加。英国とバングラデシュのキャストは映像での出演となる。現実を投影するかのように、コロナ禍での公演に向け起こる様々な困難を、劇中劇テンペストと共にキャストたちは熱演するだろう。ブリティッシュ・カウンシルと駐日英国大使館が展開する日英交流年「UK in JAPAN」の主要プログラムとしても位置付けられている本公演は、日本・英国・バングラデシュ3か国の障害のあるアーティスト、聴覚障害のある母親に育てられたコーダ(CODA:Child of Deaf Adults)の俳優が、それぞれの文化や言葉、障害の違いを超えて共演。劇場内外でも、あらゆる人が作品を楽しめることを目指し、舞台セットや衣装の説明音声・動画説明を劇場ロビーで上映。劇中でも手話や日英の両字幕、ボイス・オーヴァーを取り入れ、表現する側にとっても鑑賞する側にとってもバリアフリーな作品の創造となるはずだ。<演出 / 出演:大橋ひろえ・コメント>客席に満開のお花を咲かせられるように、頑張りたいと思いますので、ぜひ皆さんお越し頂けると嬉しいです。カンパニー、一同お待ちしております。<演出:岡康史>面白かった!自分たちで作っておきながらそう思ってしまうほど、予測がつきません!私たちは違うのです。でも、だから「繋がりたい」のです。あなたと。<出演:柳浩太郎>いま、劇場まで足をお運びいただける、皆様の想いに感謝します。障害を持つ僕たちにはそれぞれの芝居のやり方があって、物語や演出にもなっています。僕たちにしかできないことを感じて欲しいです。「泳ぎ方」とは何か?ジョニー(関場理生)に注目して物語を楽しんで!僕の芝居でも伝えていけたら嬉しいです。■公演情報インクルーシブ・シアタークリエーション・プロジェクト日・英・バングラデシュ3カ国共同事業『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』6月1日(火)~6日(日)(6月1日はプレビュー公演)会場:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)料金(全席指定・税込):一般 5,000円 ほか上映時間:1時間45分(休憩なし)チケット発売中・当日券あり
2021年06月02日映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』から約2年、『ブラック・ウィドウ』、そして『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に続き、“アベンジャーズ”の後を継ぐ最強ヒーローチームの活躍を描くクロエ・ジャオ監督の映画『エターナルズ』から、壮大な特報映像とUS版ティザービジュアルが全世界解禁された。本作は様々な脅威から地球を守ってきたアイアンマンやキャプテン・アメリカら最強のヒーローチーム“アベンジャーズ”が誕生するよりも、はるか昔から地球に存在し、何世紀もの間、人知れず人類を見守ってきた不死の種族“エターナルズ”の物語。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後を描く世界で、あの宇宙最凶最悪の敵・サノスをも超える未曽有の脅威が人類に迫るとき、“エターナルズ”はついに我々の前にその姿を現す。マーベル史上最大スケールで描かれる、新たな最強ヒーローチームがついに始動する。解禁された特報では、何千年もの時を超えた壮大なスケールと、どこか牧歌的かつ神々しくもある美しい世界観、そして新たなヒーローたちの登場を予感させる映像となっている。「我々はずっとこの星を見守り人類を導いてきた」という言葉通り、紀元前ともおぼしき太古の地球で人々が生活する様子から始まる映像は、これまでアベンジャーズが戦ってきた現代よりも、はるか昔から“エターナルズ”が存在していることがうかがえる。さらに、何世紀もの間、人知れず人類を導き見守ってきた彼らの存在が人類を守護する立場にあり、同時に彼らが我々の前に姿を現したということは、かつてない脅威が人類に迫っていることを示している。あのアベンジャーズをも超える力を持つという、“エターナルズ”がどんな活躍を見せるのか、気になるばかり。この壮大な物語のキャストには、10年ぶりにアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、『クレイジー・リッチ!』のジェンマ・チャン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンやキット・ハリントン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソク、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』「シリコンバレー」のクメイル・ナンジアニ、『ダンケルク』バリー・コーガン、『フリーダ』のサルマ・ハエックなど、多彩な豪華キャストが集結。そしてメガホンを取るのは、『ノマドランド』でアジア系女性として米アカデミー賞にて初の監督賞を受賞したクロエ・ジャオ監督だ。日本のマンガをきっかけにかつては漫画家を志しており、日本文化をこよなく愛すことでも知られるジャオ監督。本作について、「監督として映画を作っているわけではない。ファンとして作っている」とコメントするほどマーベル愛を見せている。『エターナルズ』は11月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エターナルズ(原題) 2021年10月29日より全国にて公開
2021年05月25日気になる人ができると様々なモテテクを試してみたり相手の好きそうな服装をしてみたりと、努力を重ねると思います。今回は、そんななかでも「会話」に注目して、男性のテンションが上がる会話術をご紹介。いまの時点でできているか確認して、できていない場合は明日から取り入れてみてくださいね。■ 「おはよう」「ありがとう」など、基本ができている親しき仲にも礼儀ありという言葉もあるように、好きな人にしっかり挨拶、感謝を欠かさずにしていますか。朝に明るく大きな声で「おはよう!」と言われたら、それだけでなんだか元気がでますよね。ある意味、誰もができるプレゼントとも言えますね。自分のことを特別視してほしいと思うなら、まずは小さなことでも「ありがとう」と伝えたり、彼の言動に「すごい!」と褒めたり、男性が嬉しくなるような言葉をかけられるといいでしょう。「この子と話すとなんだか楽しい気分になれるな~」と、男性はテンションが上がるはずです。あまり接点がない人を好きなった場合、すれ違ったときに挨拶をするだけでも好印象を与えられるでしょう。■ マイブームや趣味の話をいっしょにアツく語る趣味が合う子と話すのは、誰でもテンションが上がると思います。とくに好きな人といっしょに語れたらこちらも舞い上がっちゃいますよね…!もし彼と今ハマっていることが同じなら、アツく語ってみて。ほかにも彼の好きなことや趣味について聞くなかで、グッと距離を縮めることができるはずです。いつの間に、彼も「あ、この話あとであの子にしなくちゃ」とあなたのことを思ってくれるようになるかもしれません。■ 「聞く」「話す」のバランスは、1:1がベスト会話を盛り上げようとするとどうしてもこちらから話す量が増えてしまうと思いますが、彼の意見や話を聞くことも大切です。聞く量と話す量が同じくらいなら、彼のことを知るだけでなく、こちらのことも知ってもらうことができます。たとえ彼と意見が異なったとしても自分のことばかり話さず、「〇〇くんはそうなんだ~」と彼に気を配る知ることも忘れないようにしてくださいね。■ 真剣な相談に乗ってもらう男性のテンションを上げるのは、何も楽しい話だけではありません。真剣な話を自分だけにしてくれる、特別感に喜びを感じてくれることもあります。ちょっとくらい照れくさくても、「ゴメンね。変な話しちゃって」と誤魔化すのはNG。聞いてもらったら丁寧にお礼をするのがいいかもしれません。「じつはこういう話できるの、〇〇くんだけなの」「話せてよかった!また相談させてね」と感謝を伝えれば、彼もテンションが上がりまた違った角度で心の距離を縮めることができるはずです。ある程度彼との距離が縮まったと感じたら、真剣な相談に乗ってもらってみてください。■ 少し意識するだけでテンションが上がる会話に普段の会話は、距離を縮める第一歩。ときにはドキッとするようなロマンチックな会話も大切ですが、何気ない会話を盛り上げることが、じつは彼の本命になる鍵なのかもしれません。今回紹介したようなトーク術を身につけて、趣味の話から真剣な話までどんな会話もできる素敵な関係を目指してみてくださいね。(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年05月20日マーベル映画の『シャン・チー/テン・リングスの伝説』と『エターナルズ』の中国公開を危ぶむ声が上がっている。「Variety」誌によると、中国の「CCTV6 映画チャンネル」で、今後アメリカで公開されるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4の映画が紹介されたが、前述の2本を除いた8本だけだったという。中国で公開される外国映画については、中国当局による「承認」が不可欠で、検閲を突破しなければならない。『エターナルズ』と『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が紹介されなかったというだけの理由で、検閲を通過できず、中国では公開されないと結論付けるには早合点かもしれないが、これら2つの作品について「中国当局でなんらかのトラブルが発生している」ことを示唆する可能性については否めない。なぜこれら2つの作品が問題視されているのか。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は主人公がMCU映画初のアジア人ヒーローで、演じているのは中国出身のシム・リウ。トニー・レオン演じるシャン・チーの父親が、現代では黄色人種への侮辱とも捉えられているキャラクター「フー・マンチュー」がモデルになっていると考えられている。『エターナルズ』は中国生まれのクロエ・ジャオが監督を務め、マーベル初の有色人種女性が手掛ける映画となった。どちらも「中国」とは切っても切れない作品であるのは確かだ。特にジャオ監督は中国を批判した過去があり、中国で検閲の対象となっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:シャンチー・アンド・レジェンド・オブ・テンリングス(原題) 2021年9月3日より全国にて公開エターナルズ(原題) 2021年10月29日より全国にて公開
2021年05月13日