元レインボーとディオのベーシストとして知られるジミー・ベインが、68歳で死去した。ジミーとはディオとラスト・イン・ザ・ラインとして共に活動していたヴィヴィアン・キャンベルがフェイスブックでこの悲報を発表し、音楽業界に対するジミーの貢献をたたえた。デフ・レパードのギタリストであるキャンベルは「僕たちの親愛なる友人でラスト・イン・ラインのバンド仲間でもあるジミー・ベインが他界したことを心苦しいながらもお伝えしなければなりません」と発表。「音楽業界でブレイクする足がかりとなってくれたのはジミーでしたので僕は彼に一生の借りがあります」と感謝の気持ちを伝え、「ジミーが長年自身の悪と戦っていたことはよく知られていますが、ここ1年半はその戦いについに打ち勝ち、明るくさえ渡った頭とやる気で作曲活動と新作のレコーディングに取り組んでいました」と近年の様子を明かした。そして、「彼はレインボーとワイルド・ホーシズ、ディオ、そしてラスト・イン・ラインを通して豊かな作品の数々を遺していきました。ジミーはニューアルバムをとても誇りに思っていましたし、その作品への彼の貢献は図り知れません」とたたえ、「彼はとても親切で寛大な魂を持った紳士でしたし、彼を知ることで僕たちの生活もとても豊かになったものです。僕たちはこれからも彼の音楽を通じてその人生をたたえていくつもりです」とつづっている。スコットランド出身のジミーは、シン・リジィのフロントマンであるフィル・ライノットとも共に活動したほか、1980年代にディオではロニー・ジェイムス・ディオと共に『ホーリー・ダイヴァー』『レインボー・イン・ザ・ダーク』など数々のヒット曲を生み出した。ジミーの死因についてはまだ明らかになっていないものの、メガデスのデイヴ・ムステインやモーターヘッドのフィル・キャンベルなどすでに各方面から追悼メッセージが相次いでいる。(C)BANG Media International
2016年01月26日本田技研工業(ホンダ)は27日、原付二種スクーター「ディオ110」をフルモデルチェンジし、3月6日に発売すると発表した。今回のフルモデルチェンジでは、使い勝手と燃費性能のさらなる向上、より上質感のあるスタイリングを追求している。燃費性能の向上では、オフセットシリンダーの採用や各部に低フリクション技術を採り入れた、空冷・4ストローク・OHC単気筒のスクーター用エンジン「eSP(イーエスピー)」を搭載し、57.9km/L(60km/h定地走行テスト値)という高い燃費性能を実現。燃焼効率の向上により、最高出力値は従来モデルに対し約6%向上させた6.6kWを実現するなど、力強い走りも持ち合わせている。停車時の燃料消費・騒音・排出ガスを抑止するアイドリングストップシステムの新採用も行われた。使い勝手では、メインスイッチとハンドルロック機構を集約した「シャッター付キーシリンダー」、ワンタッチでシートが開けられる「シートオープンスイッチ」、シート下に設けられた容量18Lの「ユーティリティースペース」などの装備を採用している。車体と足回りでは、フレームを新開発して従来モデルに対して車両重量を3kg軽量化し、ゆとりある走行に寄与する大径14インチタイヤを継承。スタイリングは「スタンダードでありながら上質を兼ね備えた洗練のカタチ」をデザインテーマに掲げ、流麗かつ立体的な面構成とした。カラーバリエーションは、「エグザルテッドブルーメタリック」や「フォースシルバーメタリック」など、街で映える4種類を展開する。ディオ110の価格は、22万8,960円(税込)。
2015年02月27日