アイ・オー・データ機器は18日、ブルーライトを低減する「ブルーリダクション機能」を搭載した23.8型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF244ED」シリーズを発表した。ホワイトとブラックを用意。12月下旬より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別23,800円前後。長時間の使用に配慮した、23.8型ワイド液晶ディスプレイ。長時間の連続使用を避けるため、一定時間でアラートメッセージを表示させる「VDTモード」を搭載し、目が疲労しないよう警告を表示する。表示メッセージはカスタマイズも可能。このほか、バックライトのちらつきを低減した「フリッカーレス」設計や、ディスプレイ本体でブルーライトを低減させる「ブルーリダクション」機能を搭載。ブルーライトの低減率は5段階で調整できる。液晶パネルには広視野角のADSパネルを使用し、本体はベゼル幅13.9mmの狭額ベゼル設計。PC電源と連動してディスプレイの電源をオン / オフする「自動電源オフ機能」も搭載する。主な仕様は、画面サイズが23.8型ワイドの非光沢(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下 / 左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms(GTG)で、オーバードライブ最大時が6.1ms(GTG)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-Sub×1。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上20度 / 下-5度で調整可能。VESAマウントは100mmに対応する。本体サイズはW557×D210×H409mm、重量は約4.2kg。
2015年11月18日米Optinventは、Android OSとARディスプレイを搭載したヘッドホン「ORA-X」を開発した。現在クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて資金援助を募っている。11月13日18時の時点で59,000ドル以上を集めており、目標額の60,000ドルをまもなく達成しそうな勢いだ。ORA-Xは、Google GlassのようなARディスプレイを搭載したBluetoothヘッドホン。15フィート(約4.6m)先に仮想ディスプレイを表示し、音と同時に映像を楽しめる。Android OSを内蔵しており、アプリの利用も可能。IngressやPokemon GO (2016年提供開始予定)のような拡張現実ゲームをサウンドとともに楽しめる。ORA-Xは349ドルの出資で1台入手可能。2016年5月に出荷を予定しており、製品化後の販売予定価格は599ドルとなっている。バッテリー駆動時間は約8時間。Wi-Fi機能により、メールやメッセージの受信もOK。500万画素のカメラを搭載し、写真撮影を行える。
2015年11月13日EIZOは28日、液晶ディスプレイ画面の色合いといった設定値をクラウド上に保存して共有できるサービス「G-Ignition Drive」を発表した。主にゲーミング環境を想定しており、10月28日から開始する。液晶ディスプレイの設定は、ディスプレイ本体かPC上の専用ソフトウェアに設定値を保存するのが一般的だが、このサービスを利用してクラウドに保存して共有することにより、自分の設定値を知人が使用したり、他人の設定を自分のディスプレイに適用したりできる。設定の保存はゲームのタイトルごとに行えるので、ゲームタイトルを選んでインポートすれば瞬時に最適な設定でプレイが楽しめる。日本の「DeToNator」や、スウェーデンの「Ninjas in Pyjamas」などのプロゲームチームも「G-Ignition Drive」で設定を公開中。プロの画面設定がどのようなものなのかを確認したり、プロゲーマーと同じ画面設定でゲームをプレイできる。「G-Ignition Drive」対応液晶ディスプレイは、「FORIS FG2421」、「FORIS FS2434」、「FORIS FS2434-R」など。対応ソフトは「G-Ignition Version 2.0」。
2015年10月28日マウスコンピューターは21日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、業務用となる21.5型タッチ対応モデル「ProLite T2234MC-B1X」を発表した。10月23日から発売する。価格はオープンで、楽天市場の直販ショップにおける参考価格は92,448円(税込)。ProLite T2234MC-B1Xは、投影型静電容量方式の10点マルチタッチに対応した21.5型の液晶ディスプレイ。Windows 7 / 8 / 8.1のOS標準タッチドライバで動作し、Mac OS 9とOS X用のドライバも提供される。Windows 10については、基本的なタッチ操作が可能なことは確認済みだが、すべてを保証するものではないとしている。本体のフロントベゼル正面は、IP65の防塵防滴に適応。常に水がかかる環境を除いて、医療や工場の現場、店舗の操作端末など、さまざまな場所での使用を想定している。主な仕様は、液晶パネルがIPS方式、バックライトがLED、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル(タッチパネル装着時は225cd/平方メートル)、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下左右とも178度、応答速度が14ms(GtoGは8ms)。映像入力インタフェースはDVI-DとD-Subで、そのほかタッチパネル通信用のUSBポートがある。スタンドのチルト角は90度と大きく、画面の縦回転(ピボット)も可能。ネック部分には、各種のケーブルをまとめておくケーブルホール/カバーを設けている。VESAマウントは100mmに対応。消費電力は標準27W、最大30W、パワーマネジメントモードで最大2Wとなっている。本体サイズはW517.5×D219×H351.5mm、重量は7.2kg。
2015年10月21日パイオニアは10月7日、カロッツェリアブランドから2Dメインユニットタイプのディスプレイオーディオ「FH-9200DVD」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は39,800円前後(税込)。FH-9200DVDは、タッチパネル式の7V型(ワイドVGA)ディスプレイを採用。タッチやフリック、スライドなどスマートフォンのような直感的な操作が可能だ。高コントラストでメリハリのある画質を実現する「ブリリアントフィニッシュパネル」の採用により、動画もクリアに表示できるという。高性能なDSPにより、各スピーカーからの音の到達時間をコントロールして音像を定位させる「タイムアライメント」や、13バンドのグラフィックイコライザーも搭載。圧縮音源の補間を行う「アドバンスド・サウンドレトリバー」も搭載した。光学ドライブはDVD。USBデバイスからの音楽・動画再生も可能だ。Bluetooth機能も搭載しており、ペアリングしたスマートフォンにかかってきた電話のハンズフリー通話にも対応する。iPhoneを使用した場合には、Siriによる音声認識操作も可能だ。ドコモ ドライブネットナビ(Android版)の表示と操作に対応する「マップリンク機能」を搭載。ドコモ ドライブネットナビは、NTTドコモとパイオニアが共同開発したアプリで、NTTドコモの端末でのみ使用可能だ。ドコモのスマートフォンをUSB接続することで、ドライブネットナビの画面がメインユニットの画面に表示される。月額使用料は300円だ。○6.2V型モニターを採用する「FH6200DVD」も同時発売6.2V型の「FH-6200DVD」も同時に発売する。推定市場価格は29,800円前後だ(税込)。Bluetoothは非搭載となる。
2015年10月08日シャープは10月6日、フリーフォームディスプレイ(FFD)の進化形として、12.3型FFDの中央部が凸型に湾曲した「曲面型FFD」など新たに4種類のFFDを開発したと発表した。曲面型FFDは、曲面デザインが多い自動車のダッシュボードなどへの搭載を想定して開発されたもので、残りの3種類も円形型ディスプレイの周囲に操作ダイヤルを備えた「ダイヤルUI搭載円形型FFD」、車のバックミラーを想定しFFDの側面にタッチセンサを備えた「エッジUI搭載ミラー型FFD」、そして「台形型FFD」と、自動車への搭載を意識したものとなっている。なお、これらのFFDは10月7日より千葉県・幕張メッセにて開催される「CEATEC JAPAN2015」の同社ブースにて展示される予定だという。
2015年10月06日ジャパンディスプレイ(JDI)は10月1日、放送局や映像制作現場向けに17.3型の8K(7680×4320画素)液晶ディスプレイを開発したと発表した。同ディスプレイは低温poly-Si(LTPS)技術を用いて8K画素(RGBストライプ配列)を実現。精細度は510ppiで、表面輝度は500cd/m2、フレーム周波数は120Hzと、なめらかかつ高精細な画質をIPS液晶の特徴である広視野角、高コントラスト(2000:1)などと組み合わせることで、8K映像を表現することを可能とした。なお、同社では、今後、業務用映像機器をはじめとした幅広い用途に8K技術を提案していきたいとしている。
2015年10月02日センチュリーが運営する「白箱.com」は1日、強化ガラスを採用した液晶ディスプレイ用ガラススタンド「Table GEAR」を発売した。価格は2,980円(税込)。液晶ディスプレイを載せるためのガラススタンド。天板がガラス製で、割れても飛散しにくい厚さ8mmの強化(耐圧)ガラスを使用。脚部は鏡面加工されたスチール製で耐久性に優れ、最大30kgの荷重に耐える。32型ワイドの液晶ディスプレイを設置できる設計。スタンドの高さは120mmあり、下部のスペースにキーボードなどを収納可能。机上スペースの節約にも役立つ。スタンドは工具不要の組み立て式。脚部のはめ込みを緩めることで傾きなどを調整できる。本体サイズはW700×D280×H120mm、重量は約3.4kg、脚部の直径は29mm。
2015年10月01日韓国Samsung Electronicsは9月25日(現地時間)、コンシューマー向けのヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」を発表した。今秋に発売し、米国での価格は99ドル。日本での発売については明らかになっていない。Gear VRはSamsung Electronicsと米Oculus VRが共同開発しているVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ。4月に国内発表された「Gear VR Innovator Edition」が開発者向けだったのに対し、今回のGear VRは一般消費者向けとなる。対応するスマートフォン・タブレット「Galaxy Note 5」「Galaxy S6 edge+」「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」をGear VRにセットして使用。360度3DでVRコンテンツを楽しめる。「Gear VR Innovator Edition」に比べて22%軽量化したほか、より快適に装着できるよう新たなクッション素材を採用。さらに操作しやすくタッチパッドも改良したという。サイズはW201.9×D116.4×H92.6mm、重量は310g。加速度センサーとジャイロセンサー、近接センサーを搭載。視野角は96度。スマートフォンと接続するためのmicroUSB端子を持つ。カラーはフロストホワイト。
2015年09月25日シャープは東京メトロと共同で、同社が試作したシースルー・ディスプレイを有楽町線豊洲駅の透過型ホームドアに設置し、9月19日から半年程度の予定で実証実験を開始する。設置箇所は同駅4番線(和光市方面行きホーム)の先頭から2両目の透過型ホームドア、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示する。同ディスプレイは、カラーフィルターを使用せず、RGB各色の光源の点灯に合わせて画面を切り替えることで、シースルーのカラー映像を表示するもの。また、IGZO液晶ディスプレイ技術の採用により、画面の高速切り替えによる滑らかな動画表示と透過率の向上を実現した。透過型ホームドアで表現している駅空間の広がりを損なうことなく、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示可能という。実証実験では、地下駅の環境に適した映像や技術的課題などを、半年程度かけて検証するという。なお、国内の鉄道駅にある透過型ホームドアへの設置は、東京メトロによると国内初とのこと。同ディスプレイは、シャープと国立研究開発法人 産業技術総合研究所が国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「クリーンデバイス社会実装推進事業」に申請し、2015年6月に「デザイン多用途型省エネディスプレイ」に採択されたという。
2015年09月15日マウスコンピューターは11日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、AMD FreeSyncテクノロジーに対応した27型2,560×1,440ドットの「ProLite B2783QSU」を発売した。価格はオープンで、楽天市場の直販ショップにおける参考価格は59,800円(税込)。AMD FreeSyncテクノロジーに対応したADM製GPU(APU内蔵グラフィックスを含む)と、同じく対応ディスプレイの通信を制御し、ティアリングなどをおさえた滑らかなゲーム画面の表示を実現する機能。また、ProLite B2783QSUは、LEDバックライトのちらつきを減らすフリッカーフリー技術や、画面から発せられるブルーライト成分を減らすBlue Light Reducer機能を搭載している。主な仕様は、液晶パネルが非光沢(ノングレア)タイプのTN方式、画面サイズが27型、解像度が2,560×1,440ドット、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ACR時12,000,000:1)、視野角が上下160度/左右170度、応答速度が標準で5msおよびGtoGで1msだ。映像入力インタフェースは、DVI、HDMI、DisplayPortの3系統で、2.0W+2.0Wのステレオスピーカーを内蔵、音声入力は3.5mmステレオミニジャック。ヘッドホン出力端子と、USB 3.0×2ポートのUSBハブ機能も内蔵している。スタンド機能は、27度のチルト、90度のスウィーベル、130mmの高さ調節、90度のピボットをサポート。VESA 100mmマウントにも対応する。消費電力は標準で44W、最大で70W、パワーマネジメント時で最大0.5W。本体サイズはW622.5×D230×H400.5~530.5mm、重量は6.1kg。
2015年09月11日グリーンハウスは9日、VESAマウント規格に対応し、4軸の関節を備えたアームによって4画面同時搭載が可能な液晶ディスプレイ用アーム「GH-AMCB1-F」を発表した。発売は9月中旬を予定しており、価格はオープンプライス。VESAマウント75mm/100mm規格に対応した液晶ディスプレイアーム。耐加重はアーム1本につき6.0kgで、4画面合計24.0kg。対応画面サイズは最大23.6インチとなる。C型クランプによりしっかりとデスクなどの天板に固定可能。上20度下25度のチルト調整、左右各25度のパン調節に加え、左右各90度のスイング、360度回転に対応する。取り付けできる天板は、厚さ15~75mmで奥行き90mm以上、幅170mm以上。本体サイズはW580×D242×H888mm、重量は約5.8kg。
2015年09月09日ASUSは2日(ドイツ時間)、ゲーミングブランド「R.O.G」から、IPS液晶パネルを採用するゲーミング液晶ディスプレイとして、34型曲面モデル「ROG Swift PG348Q」と、27型ワイドモデル「ROG Swift PG279Q」を発表した。価格や発売時期などは未定。「ROG Swift PG348Q」は、画面が弓なりに湾曲した34型ワイド液晶ディスプレイ。解像度は3,440×1,440ドット、アスペクト比は21:9(シネスコサイズ)、液晶パネルは広視野角のIPS方式を採用する。リフレッシュレートは最大100Hz駆動で、表示遅延やティアリングを抑えるNVIDIAのディスプレイ表示技術「G-SYNC」に対応する。画面上に照準やタイマーを表示する「ASUS GamePlus」や、プレイするゲームに合わせて色調などを変えられる「GameVisual」機能を搭載。また、チルト角度やスイーベル、高さの調節が可能。「ROG Swift PG279Q」は、IPS液晶を採用する27型ワイド液晶ゲーミングディスプレイ。リフレッシュレートは最大165Hz駆動で、NVIDIA G-SYNCに対応する。
2015年09月04日ソニーモバイルコミュニケーションズは9月2日(ベルリン時間)、Xperia Z4の後継になるフラッグシップスマートフォン「Xperia Z5」、4Kディスプレイを搭載した最上位モデル「Xperia Z5 Premium」、小型モデル「Xperia Z5 Compact」などXperia Z5シリーズを発表した。Z5とZ5 Compactは10月、Z5 Premiumは11月の発売を予定している。Xperia Z5シリーズはアルミフレームを用いた筐体にガラスを組み合わせたデザインを継承し、Xperia Z4と同様にIP65/68相当の防水・防塵性能を備える。3機種ともに新たに指紋センサーが電源ボタンに統合されており、電源ボタンに触れて素早くロックを解除できるようになった。大きな強化ポイントになっているのがカメラだ。Xperia Z1以来となるカメラモジュールの刷新を行っており、背面カメラに1/2.3型と大きな2300万画素のExmor RS for Mobileセンサーを採用し、F2.0のGレンズを組み合わせた。さらに位相差方式とコントラスト方式を併用したハイブリッドオートフォーカスを用いることで最速0.037秒の高速オートフォーカスを実現している。最大ISO12800の静止画と4Kビデオの撮影をサポート。クリアイメージズーム技術によって、5倍ズーム使用時でも画質を維持した鮮明な写真を撮影できる。SteadyShotも向上しており、自転車やスケートボードなどアクション撮影において映像や画像がより安定する。前面カメラは、500万画素のExmor R for Mobileセンサーを備える。オーディオ機能も充実しており、ハイレゾ音源再生に対応、MP3やAACなどの圧縮音源もDSEE HXTMテクノロジによってアップスケールした音質で再生する。またノイズキャンセリング機能を搭載したハイレゾ・オーディオ対応ヘッドセット「MDR-NC750」を用いることで、ノイズキャンセリングしながらハイレゾ音源を楽しめるようになった。プロセッサはQualcomm Snapdragon 810 (MSM8994)でRAMは3GB。フラッシュメモリは最大32GB、microSDカードスロット(最大200GB)を備える。ワイヤレス機能は、Wi-Fi(Z5とZ5 PremiumはMIMO、Z5 CompactはSISO)、Bluetooth 4.1、NFCなど。OSはAndroid 5.1 Lollipopだ。○Xperia Z5 / Xperia Z5 CompactXperia Z5とXperia Z5 Compactには、背面のガラスにつや消し処理を施したフロストガラスが用いられており、シンプルで一体感のあるデザインになっている。Xperia Z5は、5.2インチのフルHD(1920×1080)ディスプレイを搭載する。バッテリー容量は2900mAh。本体サイズは146×72×7.3ミリ、重さは154グラムだ。色は、ホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーンの4色。片手で扱いやすいコンパクトサイズのXperia Z5 Compactは、4.6インチの720p HD(1280×720)ディスプレイを搭載し、本体サイズは127×65×8.9 ミリ、重さは138グラムだ。色は、ホワイト、グラファイトブラック、イエロー、コーラルの4色。○Xperia Z5 Premium5.5インチ・ディスプレイのXperia Z5 Premiumは、スマートフォンとして初の4K UHD(3840×2160、806 PPI)液晶を搭載し、撮影した4Kビデオをそのままの解像度で楽しむことが可能。また、フルHD以下のビデオや写真もアップスケール技術によって、4K解像度に相当する画質で表示する。背面のガラスに鏡のようにつやのあるガラスが用いられており、高級感のある仕上がりになっている。本体サイズは154.4×76.0×7.8 ミリ、重さは180グラム。3430mAhの大容量バッテリーを内蔵し、最大2日のバッテリーライフを実現している。色はクローム、ゴールド、ブラックの3色。Xperia Z5シリーズには、各モデルのサイズや色に合わせた「Style Cover Window」ケースが用意される。カバーを閉じたままでも最大5つのウイジェットにアクセスすることが可能だ。
2015年09月03日韓国Samsung Electronicsは8月31日、円形ディスプレイを搭載したスマートウォッチ「Samsung Gear S2」を2モデル発表した。価格や発売時期、提供地域についてはアナウンスしていない。「Samsung Gear S2」は、1.2インチ円形Super AMOLEDディスプレイ搭載のスマートウォッチ。回転式のベゼルとホームボタン、戻るボタンを搭載しており、アプリに迅速にアクセスできるほか、直感的な操作性を実現しているという。そのほか、NFCに対応しており、モバイル決済が利用可能となっている。デザイン面では、スポーティな「Gear S2」と革バンドの「Gear S2 classic」の2モデルをラインナップ。なお、どちらのモデルも機能面では差がなく、デザインのみ異なっている。また、「Gear S2」には単体で3G通信が行えるモデルも用意している。3G通信に対応しない標準モデルの主な仕様は次の通り。OSはTizen OS。CPUは1GHzのデュアルコア。内蔵メモリは512MB。ストレージは4GB。ディスプレイ解像度は360×360ピクセル。サイズ/重量は、「Gear S2」が幅約42.3mm×高さ約49.8mm×厚さ約11.4mm/約47g、「Gear S2 classic」が幅約39.9mm×高さ約43.6mm×厚さ約11.4mm/約42g。バッテリー容量は250mAh。連続駆動時間は2日から3日。IP68に準拠した防水・防塵性能を備える。通信面では。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、NFCに対応する。カラーバリエーションは、「Gear S2」がDark GrayとWhiteの2色、「Gear S2 classic」はBlackのみ。3G通信対応「Gear S2」は、サイズ/重量が幅約44.0mm×高さ約51.8mm×厚さ約13.4mm/約51g。バッテリー容量は300mAh。連続駆動時間は約2日。そのほかの仕様は標準モデルと同様。対応周波数やバンドについてはアナウンスされていない。
2015年09月01日EIZOは1日、フレーム幅が1mmの27型ワイド液晶ディスプレイ「FlexScan EV2750」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。価格はオープンで、同社の通販サイト「EIZO ダイレクト」での価格は111,024円(税込)。ディスプレイの額縁部分、四辺すべてが1mm以下の27型ワイド液晶ディスプレイ。電源スイッチなどを新規開発することで、フレームレスのフラットデザインを実現した。非表示エリアは左右6.7mm、下部が15.3mm(額縁除く)となっており、マルチディスプレイ環境においても継ぎ目が気にならず、快適に使用できるとしている。画質関連の機能として、紙に似た風合いの「Paperモード」と、周囲の明るさを検知して画面を自動調整する「Auto EcoView」を併用することで、画面から発生するブルーライトを大幅にカット。加えてフリッカーフリーによる「ちらつき削減機能」を搭載するなど、眼精疲労などを極力抑えるように配慮されている。なお、ブルーライトカット機能、ちらつき削減機能については、ドイツ認証機関の認証を取得済み。主な仕様は、液晶パネルが27型ワイドの非光沢(ノングレア)IPS方式、解像度が2,560×1,440ドット、視野角が水平垂直とも178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms(中間階調域)。映像入力インタフェースは、HDMI×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。2ポートのUSB 3.0ハブポートと、1.0W+1.0Wのスピーカーを搭載する。スタンドのチルト角度は上35度/下5度で、左右344度のスイーベルと、上下155mmの高さ調節、90度ピボットが可能。VESA 100mmマウントにも対応している。本体サイズはW611.6×D245×390.2~545.2mm、重量は約7.9kg。
2015年09月01日みんなでワイワイ気兼ねなく楽しめるのがホームパーティやおうちご飯。ゲストが一品ずつ持ち寄ったり、ホストが用意することもあるでしょう。色々なお料理や飲み物を楽しみながら、会話も弾みます。そんなホームパーティに一役買ってくれる、楽しくて便利なアイテムをご紹介します。かわいらしい『ヘタ』がアクセントに「ヘタツキ」と「ヘタヨウジ」ひとくちでパクっと食べられるフィンガーフードにさしたり、本来ヘタがついているトマトやいちごなどにさしたり、使い方は様々。「これ何?」と会話も弾み、コミュニケーションツールにもなるアイテムです。ただ買ってきただけのお惣菜もこれがあれば、彩りも遊び心も抜群。いつもの爪楊枝をこれ変えるだけで、食卓に楽しさが溢れます。使い捨てではないので、何度でも使え、環境にも優しいですよね。「ヘタツキ」は、グリーンとライトグリーンの2色。3本入りでそれぞれの枝も表情が異なるので、自分が使っているのがどれかもわかりやすい。アウトドアでお弁当を食べるときにも便利なカトラリーです。「ヘタヨウジ」は、まるで本物のヘタのよう。果物にさしたり、ミートボールやウィンナーなど、ちょっとした意外な食べ物にさして使うのも楽しい。グリーンとライトグリーンの2色の8本入り。 まるで切り絵アート!「アニマルバラン」一見すると昔からお弁当に入っているあのお馴染みのバランのように見えますが、よく見ると動物の形にカッティングされています。お皿の上で、動物たちが会話をしているような楽しいエッセンスが加わります。かわいいけれど、食材を傷めないための仕切りとしての機能も。蓋を開けた瞬間が楽しいお弁当箱にもおすすめです。ネコ、イヌ、アヒル、ウサギの4種類。それぞれたっぷり18枚入り。マイグラスを迷子にしない「グラスマーカー」ホームパーティでよく見かけるのが、あちらこちらに置いてあるグラス。さっきまで持っていたはずの自分のグラスも、目の前に同じグラスが隣り合わせになっていると、どちらが自分の飲みかけグラスだったのか分からなくなってしまうことがよくあります。そんな時に目印として気軽に使えるアイテムが「グラスマーカー」です。グラスの足元に切り目からはめ込むだけ。紙製なので、人数が多い時はそれぞれの名前やマークを書いておくのがおすすめです。イヌ、鳥、魚、キリンの4種類。それぞれ10枚入り。ちょっと使うだけでパーティがさらに楽しく演出でき、お料理にももちろん、会話にも彩りを添えてくれるグッズ。ぜひ次のパーティグッズにプラスしてみてはいかがでしょうか。お問い合わせ/・KONCENT蔵前本店 TEL 03-3862-6018 ・SERAX/株式会社トーク TEL 0572-23-5166
2015年08月20日トーワ電機は31日、同社が販売する「BOXX」ブランドのプロ向けワークステーション「APEXX5 8901」とEIZO製4Kディスプレイのバンドルモデルに新ラインナップを追加した。「APEXX5 8901」は、Haswell-EPコアのIntel Xeon E5-2600 v3を搭載したハイエンドワークステーション。オプションでNVIDIA Quadro M6000の選択も可能で、3D CGやCAD制作、高解像度の動画編集などに適しているという。今回新たにEIZO製ディスプレイ「ColorEdge CG318-4K」「ColorEdge CG248-4K」の2機種に対して互換性の検証を行い、バンドルモデルに追加したほか、すでに提供中の「FlexScanEV3237」についても互換性の検証を行った。
2015年07月31日NECディスプレイソリューションズは7月29日、4K対応の27型ワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-EA275UHD-BK」を発表した。発売は8月6日。価格はオープンで、店頭予想価格は税別90,000円前後だ。企業におけるウェブデザインやカタログ、映像編集などのほか、ハイアマチュア層の映像・画像編集での使用を想定している。LCD-EA275UHD-BKは、4K(3,840×2,160ドット)表示に対応した液晶ディスプレイ。IPSパネルを採用し、広視野角を実現する。DisplayPort端子とHDMI端子からの10bitカラー入力に対応し、約10億6,433万色の表示が可能だ。RGB各色に12bitルックアップテーブルを搭載し、滑らかな階調表示で正確な色再現を行えるとする。ハードウェアキャリブレーションに対応しており、任意に設定した輝度・白色点・ガンマなどの目標値に対して、正確かつ高精度な色調節が可能だ。4K相当にアップスケーリングする機能を搭載。そのほか、HDMIの入力信号(24Hz / 30Hz / 50Hz / 60Hz)、著作権保護技術HDCP2.2に対応。輝度ムラや色ムラを補正できる機能も持つ。主な仕様は、画面サイズが27型、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下/左右ともに178度、最大輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ダイナミックモード時15,000:1)、応答速度が5ms(G to G、RESPONSE IMPROVE ON時)。インタフェースは、HDMI×1、DVI-D×1、DisplayPort×1、USB 3.0(ダウンストリーム×2、アップストリーム×1)、USB 2.0(ダウンストリーム×1)。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は上30度 / 下5度、スイーベル角度は340度。本体サイズはW639.2×D230×H417.9~547.9mm、スタンドを含む重量は約9.1kg。
2015年07月29日マウスコンピューターは21日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、AH-IPSパネルを採用し、ブルーライト低減機能を備えた25型フルHDモデル「ProLite XU2590HS」を発売した。価格は31,800円(税込)。ProLite XU2590HSは、従来のIPSパネルよりも透過率が向上し、低消費電力であるAH-IPSパネルを採用した25型液晶ディスプレイ。3パターンの省エネ・節電モードにより、通常モードと比べて消費電力を最大約35%削減できる。ブルーライトを最大60%低減する機能も搭載している。上左右のベゼル部分と画面部分に段差がないフラットなデザインを採用。また、ベゼル幅(非表示部分を含む)は12mmと細く、マルチディスプレイとして使う場合でも、すっきりと使用できる。画面表示機能として、テキスト作成、ゲーム、ムービーなど用途に合わせた画質を選べるi-Style Color機能を持っている。色温度は、ウォーム、ノーマル、クール、sRGBというプリセット設定から選べるほか、ユーザー側でのRGBカスタム調整も可能だ。主な仕様は、液晶がAH-IPS方式パネル、画面サイズが25型、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ACR時5,000,000:1)、視野角が上下各89度/左右各89度、GtoGの応答速度が5ms。映像入力インタフェースはHDCP対応DVI-D、HDMI、D-Subの3系統。2W+2Wのスピーカーを内蔵し、音声入力は3.5mmステレオミニジャック。消費電力は最大40W、標準26W、パワーマネジメントモード時で最大0.5W。スタンドのチルド角度は上20度~下4度。VESA 100mmマウントに対応する。本体サイズはW577.5×H407.5×D180.0mm、重量は4.4kg(スタンドなし3.6kg)。付属品はDVI-Dケーブル、HDMIケーブル、D-Subケーブル、オーディオケーブル。
2015年07月21日●使い勝手が改善7月13日、ブラザーは同社のヘッドマウントディスプレイ「エアスカウター」の新型「WD-200A」と「WD-250A」を発表した。主に工業分野や医療分野にフォーカスすることで、AR/VRとはまた違った、ウェアラブルディスプレイの利用法を提案している。○改善された使い勝手ヘッドマウントディスプレイというと、Oculus Riftのように両目を覆って没入するタイプのものを考えがちだが、「AirScouter」は最初から片目側にのみ表示するタイプのウェアラブルディスプレイとして開発されており、コンシューマ向けではなく工業分野や医療分野に専念するなど、しっかりした目的意識のもとに開発されてきた製品だ。例えばベテラン作業員と新人作業員が一緒に作業をすると、新人作業員はマニュアルを広げながら作業したり、わからないところをベテランに聞いたりする必要があるため、二人とも作業に集中できず、結果として作業効率が大きく下がることがある。しかし作業ポイントをビデオなどにまとめ、新人は必要に応じてそのビデオを見ながら手元と比較して作業すれば、ベテランに迷惑をかけることなく一人で効率を高めていくことができる。こうしたデジタルマニュアルやビデオを閲覧しながらの作業は、タブレット端末を使って行っているところもあるが、タブレットは両手がふさがったり、置いておく場所のない環境で使うのは難しい。こうしたことからも、両手が空くヘッドマウントディスプレイタイプの端末に期待がかかっていた。前モデルとなる「AirScouter WD-100G/A」 は2012年に市場に投入され、主に工場や医療分野で使われてきた。WD-100G/Aは度のないメガネの上にディスプレイ部分を付けるデザインだったが、元々メガネをかけている人は装着しづらいと指摘されていた。WD-200A/250Aではこうしたフィードバックを元に、ヘッドバンドを装着し、そこにアームでディスプレイ部を固定するタイプに変更。メガネをかけている人でも装着しやすくなっている。ディスプレイ部も、アスペクト比4:3のSVGA(800x600ピクセル)から16:9の720p(1,280x720ピクセル)へと高解像度化し、映像もかなりシャープになっている。また、映像の奥行きを30cm~5m相当まで自在に合わせられる焦点距離調整機能を搭載しており、正しく調整しておけば、現実世界で見ているものと、大きく視点を変えることなくディスプレイを覗き込めるので、視線移動も少なく、目も疲れにくいというわけだ。医療分野でも基本的な使い方は変わらないが、ブラザーと共同研究を行ってきた東京大学では、超音波エコー検診装置を使って透析治療時の穿刺部位を、エアスカウターで確認しながら穿刺するといった使い方を提唱している。従来であれば検診装置のディスプレイを見ながらの作業になるため、無理な姿勢で覗きこんだり、穿刺位置がズレてしまうといった苦労もあったが、これが解消できるようになる。●コンシューマ向けはなしと明言○メガネの種類を問わず見えやすさも向上WD-100A/Gはディスプレイ部からハーフミラを使ってメガネに映像を写し込むため、現実の視界の上に映像が入りこむというスタイルだった。200A/250Aはミラー部を交換することで、反射型と半透過型を使い分けられるようになっている。反射型と半透過型の使い分けは用途や利用スタイルにもよるが、映像の鮮明さや明るさ、見易さといった点では断然、反射型に軍配があがる。一方で、視点の移動や現実世界にARを重ねるといった用途では半透過型にメリットがあり、1台でどちらも選べるというのは心強い。実際に筆者が装着してみたのは反射型だったが、着けなれないせいもあってか位置取りがうまくいかず、ディスプレイをしっかり見るのにはコツが要ると感じられた。ただし映像の鮮明さは相当なもので、映画などを流してもそれなりの迫力で見られるのではないか、というレベルだった。本機が対象としている産業用途の場合、細部をしっかり確認したいこともあるだろうが、この鮮明さなら見落としはなさそうだ。○将来の職場はヘッドマウントディスプレイが当たり前に?エアスカウターは今後3年間で1万2,000台程度を販売する予定だという。将来、業務用ヘッドマウントディスプレイが数十万台規模の市場になるころには、全体のシェアの40%前後を占めたいという話だった。一方で、コンシューマ向けの製品展開は考えていないということも明言されており、少々残念なところもある。実際に先行してAirScouter WD-200A/250Aを導入しているパナソニックの群馬大泉工場と、当代医学部付属病院では、かなりの好評が得られているということで、将来はこうしたヘッドマウントディスプレイを装着しながらの作業が当たり前のように増えていくかもしれない。WD-200Aの販売予想価格は25万円前後、WD-250AはOEMによるセット販売が中心ということだったが、それよりも高い値段付けになるということだったが、魅力的な機器だけに、もう少し戦略的でアグレッシブな値付けにも期待したい。
2015年07月15日ブラザー販売は13日、ヘッドマウントディスプレイ「エアスカウター」の新製品を発表した。単眼式のディスプレイを備えた製品で、ヘッドバンドで固定できるため、画面を見ながら両手で作業が行える。同日、都内では製品説明会が開催された。○使いやすい、見やすい、つながりやすい今回のエアスカウターは、業務モデル「WD-200A」(7月下旬発売)と、医療モデル「WD-250A」(10月下旬発売)の2機種を用意。価格はオープンで、市場想定価格はWD-200Aが約25万円になる見込みだという。目標販売台数は3年間で12,000台としている。製品説明会では、ブラザー工業 常務執行役員の松本勇美夫氏が登壇し、製品の特徴を説明した。松本氏によれば、ブラザーがヘッドマウントディスプレイの開発を開始したのは今から10年ほど前。現在では、医療系や製造系の会社を中心に、様々な業界から反響があるという。ブラザーでは、2012年に業務用のヘッドマウントディスプレイ「WD-100」を発売した。今回の新製品はその後継機にあたり、「使いやすい」「見やすい」「つながりやい」をアピールしている。松本氏は、使いやすさについて「メガネ型のウェアラブル製品には限界がある。ヘッドマウント型にしたことで、首を振ってもズレることがない、安定した使い心地が実現できた」と説明している。高品質な液晶パネルを搭載したのも特長のひとつ。独自の光学設計で、明るくシャープな720p(1,280×720ピクセル)の高解像度を実現している。また、焦点距離調整機能によって、液晶に表示した情報と実視野の情報をわずかな視線移動で見比べることも可能となった。松本氏は「世界最高水準の解像度と画質を実現した。焦点距離調整機能により、目に大きな負荷をかけることなく、ストレスなく使うことができる」とアピールした。つながりやすさについては、映像インタフェースにHDMIを採用し、様々な機器に接続できる。○医療シーンでも活用できるブラザー販売 ソリューション事業部長の西村賢治氏は「ブラザーの強みは、現場を知っていること」と話す。同氏はパナソニック群馬大泉工場や、シチズンマシナリーにおけるエアスカウターの導入実績を紹介。「エアスカウターなら手を止めることなく、作業を続けることができる。業務効率が20%上がった例もある。経験の浅い作業者も、エキスパートと同じ作業が行える」と製品の魅力をアピールした。医療モデルWD-250Aの開発には、東京大学医学部附属病院の花房規男氏が協力している。そこで、花房氏が医療に携わる医師の目線から、製品の特長を説明した。同氏は、まず「血液透析では専用の血管に針を刺すことが必須となる。1スタッフあたりの担当患者数は近年増加している」と現状を説明。そして「従来の方法では、画面を見ながら患者さんの患部も見なければならず、処置が困難だった」と問題点を指摘した上で、「WD-250Aなら視線の移動を最小限にしつつ処置を行える」と、そのメリットを説明した。医療現場において、超音波画面を見ながら処置を行うケースは多い。したがって、WD-250Aは様々な医療現場で有用とのことだった。○ドローンにも応用できる!?質疑応答では、ブラザーが説明している「WD-200Aをドローンを使った業務にも応用できる」という点について質問があった。ブラザー工業 E&I事業推進部長の杉本吉市氏は「(ドローンの業務利用を考えている)橋や高速道路などの経年劣化を検査する、ゼネコン業界の方々からご相談をいただいている」と紹介。本来、ドローンの操縦には本体をコントロールする人間と、カメラの向きやズームなどを合わせる人間の2人が必要だが、WD-200Aを使えば、それを1人でこなすことができるとした。
2015年07月13日マウスコンピューターは10日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、10点マルチタッチ対応した23型フルHDモデル「ProLite T2336MSC-2」を発表した。7月10日に発売し、価格は54,000円。液晶パネルにAH-IPSパネルを採用した23型フルHDディスプレイ。Windows8/8.1をサポートし、タッチにより操作できる。タッチパネルは投影型静電容量式を採用するほかパネル表面に硬度7H / 厚さ1.52mmの硬化ガラスを使用し、透過率も高く傷や汚れなどもつきにくいという。スタンド部分は、強度と安定性を重視したワイドレンジスタンド。スタンドと水平にした状態で使うこともできる。節電機能として3種類のエコモードを搭載。消費電力を最大40%削減可能。また、ブルーライト低減機能では、3パターンでブルーライトを調整できる。主な仕様は、ディスプレイサイズが23型ワイド、液晶パネルがAH-IPS、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が左右各89度 / 上下各89度、輝度が213cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ACR機能時5,000,000:1)、応答速度が5ms(GtoG)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1。2W+2wのアンプ付きステレオスピーカーと4ポートのUSBハブ機能を搭載。VESAマウント100mmに対応する。スタンドのチルト角度は-5度~90度。本体サイズはW561×D238.5×H379mm、重量は約6.3kg。
2015年07月10日センチュリーは17日、リテイル事業のひとつ「秋葉館」から、ノートPCのディスプレイにiPadなどを連結できるコネクタ「SideCar - Laptop to Tablet connector -」を発売した。ホワイトとブラックの2色を用意し、価格は2,980円(税込)。MacBookや各種ノートPCのディスプレイサイドに、iPadなどのタブレットを固定するためのコネクタ。取り付け部には、滑り止め用および本体の傷つき防止用のゴムパッドを装備する。本体のノブを回転させてコネクタを固定し、その上でタブレットを装着する仕組み。iPadとMacBookの組み合わせであれば、両者をWi-Fiでリンクさせ、iPadをMacBookのサブディスプレイとして利用するアプリを使い、デュアルディスプレイ環境を構築できる。または、iPadをそのままタブレット端末として使用してもよい。材質はABS樹脂で、本体サイズはW76×D25×H89mm、重量は60g。
2015年06月17日Texas Instruments(TI)は、DLP Pico 0.47型(11.9mm)TRP フルHD 1080pディスプレイ・チップセットの評価を可能とする開発ツール「TI DLP LightCrafter Display 4710 評価モジュール(EVM)」の供給を開始したと発表した。同EVMは、Mini HDMIを装備しており、プラグアンドプレイ機能によるさまざまなコンピューティング機器への接続が可能。また、micro-USBインタフェースも搭載しており、USBベースのGUIにより、チップセットの機能やペリフェラル群のリアルタイム評価も可能となっている。さらに量産品質レベルの光学エンジンが搭載されているため、製品開発サイクルの短縮も可能だという。なお、同EVMはTI.comにて入手することが可能となっている。
2015年06月12日台湾BenQは4日、COMPUTEX TAIPEI 2015と合わせBenQ本社のプレスツアーを開催。世界初という144Hzリフレッシュレートの曲面ディスプレイや、プロジェクタ用のワイヤレスアダプタなど、コンシューマ向け・ビジネス向け製品のデモンストレーションを行った。○144Hzリフレッシュレートの湾曲35型ディスプレイ、今夏に日本投入35型のゲーミングディスプレイ「XR3501」は、画面が湾曲した2,560×1,080ドットの液晶ディスプレイ。「他社製曲面ディスプレイで144Hzのリフレッシュレート対応製品はまだない」として、世界初をうたう。発表自体は4月末になされているが、今回、日本への投入予定や価格が明かされた。デモンストレーションでは製品を3台並べた状態で、顔の周りを取り囲むかのような深い湾曲でレーシングゲームを試すことができた。なお、本製品はNVIDIAのディスプレイ同期技術「G-SYNC」や、AMDによるディスプレイ同期技術「FreeSync」はサポートしない。ただし、将来的に、次世代モデルでの搭載は検討する、とのこと。パネルタイプはAMVAで、sRGB比100%の色域をカバー。また、ちらつきを低減するフリッカーフリーやブルーライト低減機能も備える。インタフェースはHDMI 1.4×2、DisplayPort 1.2、ミニDisplayPort、ヘッドフォンジャックなど。ワールドワイドへの出荷は今週から開始。日本での発売は7月から8月をめどに行い、価格は999米ドル(約124,000円)以下を想定している。○スマホ/タブレットとプロジェクタをNFCでペアリングまた、スマートフォンやタブレット内の画面をワイヤレスでプロジェクタで再生できる専用キット「Quick Wireless NFC Kit」も紹介された。「Quick Wireless NFC Kit」は、NFCワイヤレスドングル、NFCカード、NFCステッカー、USBドングルがセットになったキット。プロジェクタのUSBポートにNFCワイヤレスドングルを接続し、NFC搭載のスマートフォンやタブレットをかざしてペアリングすると、スマートフォンやタブレット内の画面をワイヤレスでプロジェクタ上に再生できる。端末の画面上に手書きで描いた文字やイラストもリアルタイムで反映するほか、端末側でカメラを起動すると、撮影画面がそのままプロジェクタ上に表示される。接続は無線(IEEE802.11b/g/n)によるP2P。端末とプロジェクタの接続は、NFCのほか、Android対応の「tapNshow」アプリ、Android/iOS対応の「QPresenter Pro」アプリを使用しても接続できる。PCと接続する場合には付属のUSBドングルをPC側に挿して使用する。台湾や米国などで販売しているが、まだ発売したての最新製品のため、日本では未提供。価格はや約70~80米ドル。このほか、教育/ビジネス向けのディスプレイも多く展示していた。教育向けには、スクリーン設置型のプロジェクタ用センサーを展示。センサーとソフトウェアで、指の触れる位置を検出し、通常のスクリーンでタッチ操作が行える。また、ビジネス向けには、映像を半透明で再生するディスプレイ用モニタを紹介。ショッピングモールや小売店舗、ドリンク販売コーナー(飲み物用の冷蔵庫)などでの展開を予定する。
2015年06月05日サンコーは5月27日、メガネ型ディスプレイ「HDMIビデオグラス」を販売開始した。パソコンやiPhone、iPad、XboxなどHDMI接続した機器の映像を視聴できる。サイドバイサイド方式の3D動画にも対応。サンコーレアモノショップでの直販価格は税込44,800円だ。HDMIビデオグラスは、HDMI接続した機器の映像を視聴できるメガネ型のディスプレイ。メガネ型のため、視聴する際にパソコンなどの画面と向かい合う必要がない。概算として「5m先に98型相当」の画面にて、2D映像や3D映像を楽しめる仕様だ。解像度は854×480ドット。本体サイズはW170×D190×H37mmで、重量は200g。映像と電源を供給するケーブルは本体に直付けされている。再生機器に接続する側は二股に分かれており、一方はHDMI端子、もう一方は電源用のUSB端子だ。そのほか、イヤホンとメガネクロス、アイシールドを同梱。メガネフレームのフィッティング調整機能は持っていない。対応OSはWindows 7 / 8、Mac OS X 10.10以降。ゲーム機はXboxに対応。Lightning端子を持つiOS端末も使用できるが、別途Lightning - Digital AVアダプタ、USB-ACアダプタが必要となる。
2015年05月28日ベンキュージャパンは27日、IPS(AHVA)液晶パネルを採用した23.8型ワイド液晶ディスプレイ「BL2420PT」を発表した。5月29日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は52,800円前後。「BL2411PT」の後継モデルとなる23.8型ワイド液晶ディスプレイ。解像度は2,560×1,440ドットで、sRGB比100%の色域をカバーしている。フリッカーフリーのLEDバックライトを採用するとともに、「ブルーライト軽減モード」を搭載。用途に合わせて表示モードを選択でき、色温度や輝度を調整できるようになっている。そのほか、周囲の明るさを自動で検知して最適な輝度に調整する「オートアイプロテクトセンサー」や、ディスプレイの前から人がいなくなったことを検知して消費電力を節約する機能を搭載(センサーの感知エリアは3パターン)。主な仕様は、液晶パネルが23.8型ワイドのIPS(AHVA)方式、解像度が2,560×1,440ドット、視野角が上下左右とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DCR時20,000,000:1)、応答速度が14ms(GTG:5ms)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-DL×1、D-sub×1、DisplayPort×1。2ポートのUSB 2.0ハブ機能や、1W+1Wのステレオスピーカーを搭載する。スタンドの調整機能は、チルト角度が下5度/上20度、スイーベルが左右45度ずつ、高さ調整が140mm、90度のピボット機能。本体サイズはW500×D198×H665mm、重量は約7.0kg。
2015年05月27日サンワサプライは21日、PCのUSBポートに液晶TVやディスプレイを接続するための変換アダプタ「AD-USB23HD」と「AD-USB24VGA」を発売した。価格はオープン。直販価格は前者が税込7,280円、後者が税込5,880円○AD-USB23HD「AD-USB23HD」は、PCのUSBポートにHDMI入力がある液晶TVなどに使用するモデル。接続したTVなどは外付けディスプレイとして使用可能で、2つの画面全体を1つのものとして使用する「拡張モード」と、2つの画面に同一の画面を複製表示する「ミラーモード」の2種類の画面モードを利用できる。最大表示解像度は1,920×1,080ドット。対応入力解像度はワイドで最大1,920×1,080ドット、4:3で最大1,600×1,200ドット。最大接続可能台数は6台。インタフェースは入力がUSB 2.0、出力がHDMI。本体サイズはW54×D88×H18.5mm。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1。○AD-USB24VGA「AD-USB24VGA」は、D-Sub端子を持つ液晶TVやディスプレイなどに使用するモデル。インタフェースは入力がUSB 2.0、出力がD-Subとなっている。そのほかの仕様は「AD-USB23HD」とほぼ共通。
2015年05月21日アップルは5月19日、5K Retinaディスプレイを搭載する「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」に安価な下位モデルを追加した。価格は23万8,800円。主なスペックは以下の通り。ディスプレイ:27インチ Retinaディスプレイ (5,120×2,880)プロセッサ:3.3GHzクアッドコアIntel Core i5 (Turbo Boost時最大3.7GHz)メモリ:8GBストレージ:1TBハードドライブグラフィックス:AMD Radeon R9 M290カメラ:FaceTime HDカメラインターフェイス:USB 3.0×4、Thunderbolt 2×2、SDXCカードスロット、ギガビットEthernet、ヘッドフォン/光デジタルオーディオ出力、Wi-Fi (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0サイズ:65.0×20.3×51.6センチ、9.54キロ25万8,800円の上位モデルは、プロセッサが3.5GHzクアッドコアIntel Core i5、ストレージが1TB Fusion Drive、グラフィックスがAMD Radeon R9 M290Xとなっており、またApple Storeでのカスタマイズオーダーでプロセッサやストレージ、メモリ、グラフィックスをアップグレードできる。下位モデルはカスタマイズがメモリとストレージに限られ、プロセッサとグラフィックスはアップグレードできない。
2015年05月20日