ラトックシステムは15日、USB 3.0接続のディスプレイアダプタ「REX-USB3DP-4K」を発表した。2月上旬から発売し、価格は14,200円(税別)。PCのUSBポートに接続するディスプレイアダプタ。PCのグラフィックス機能が4K解像度の出力に対応していなくても、本機を使うことで4K解像度の画面が得られる。対応表示モードは、メイン画面を複製する複製モード、メイン画面を拡張する拡張モードの2種類。4K以外の解像度でも利用可能で、フルHD以下の解像度であれば、複数台を導入して最大6台までのマルチディスプレイ環境を構築できる。オリジナルソフト「マルチディスプレイユーティリティ」を使うことで、ディスプレイごとに異なる壁紙を指定したり、ポインタやウィンドウを別の画面に移動できるホットキー設定が可能。対応解像度は、ワイド画面の場合で3,840×2,160ドット~1,280×720ドット、4:3の場合で1,600×1,200ドット~800×600ドットとなっている。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。ホットプラグも対応している。本体サイズはW75.5×D13.9×H44mm、重量は約35g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
2015年01月15日ブラザー工業およびブラザー販売は7日、業務用ヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter」(エアスカウター)の次世代モデルを発表した。2015年1月14日~16日に東京ビッグサイトで開催の展示会「ウェアラブルEXPO」に参考出展する。AiRScouterは、離れた場所からの教育やトレーニング、医療機器のサブモニター、セキュリティ・メンテナンス業務といった利用を想定。画面を見ながら両手で作業ができるため、情報を確認するときに大きく視線を動かす必要がなく、作業効率の向上やミスの防止に貢献するとしている。次世代モデル「WD-200S」(仮型番)では、独自のフレキシブル・アームとヘッドバンドを採用。ずれにくく自然な装着感を実現し、自由なポジションにしっかり固定できるようにした。眼鏡やゴーグルの上からでも使える。ディスプレイ部分の解像度は1,280×720ドットと高く、視覚サイズは「1m先に13インチ」、画面の透過と非透過を選択でき、焦点距離(30cm~5m)を変更できるピント調整機能を搭載した。映像入力インタフェースはHDMIとアナログコンポジット、電源は内蔵バッテリおよびACアダプタだ。本体サイズは、ヘッドディスプレイ部がW70×D35×H26mm、コントロールボックスがW115×D83×H28mmとなっている。重量は、ヘッドマウントユニットが約141g、コントロールボックスが約204gだ。
2015年01月08日ブラザー工業は1月7日、業務用ヘッドマウントディスプレイの新モデル「AiRScouter WD-200S(仮)」を発表した。同社は2012年6月より業務用途に向けて「AiRScouter WD-100G/WD-100A」を販売しており、「WD-200S(仮)」はその次世代モデルとなる。1280×720(現行モデル:800×600)の画像解像度と焦点距離を変更できるピント調整機能により映像の見やすさを向上させたことで、業務内容や環境に合わせて快適に作業することができるという。装着方法も変更となった。現行モデルはメガネ型だが、新モデルでは独自のフレキシブル・アームとヘッドバンド方式を採用。ずれにくく自然な装着感を実現した。また、ディスプレイのポジションを用途に合わせて自由に固定でき、眼鏡やゴーグルの上からでも使用できる。さらに映像入力用のインターフェースとしてHDMI端子とビデオ端子を搭載し、ケーブル1本でさまざまな器機と簡単に接続することが可能となった。ブラザー工業は、離れた場所からの教育やトレーニング、医療機器のサブモニターとしての利用などを想定しており、画面を見ながら両手で作業でき、情報確認のため視線を大きく動かす必要が無いため、作業効率の向上やミスの防止に貢献するとしている。なお、同製品は1月14日~16日まで東京ビッグサイトで開催される「第1回 ウェアラブルEXPO ~装着型デバイス技術展~」に参考出品される予定だ。
2015年01月07日米Lenovoは4日(現時時間)、液晶ディスプレイ「ThinkVision」の新モデルとして、フルHD(1,920×1,080ドット)解像度の23.8型ディスプレイ「ThinkVision X24」を発表した。米国では4月の発売を予定し、価格は249ドル。Neo-Bladeパネルによる狭ベゼルが特徴の液晶ディスプレイ。ディスプレイ本体の厚さも7.5mmと薄型に仕上げた。背面カバーにはプレコートメタルを採用する。主な仕様は、パネルがNeo-Blade IPS、画面サイズが23.8型ワイド、解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)、視野角が水平垂直とも178度、輝度が250cd/平方メートル、応答速度が7ms、コントラスト比が1000:1。映像入力インタフェースは、DisplayPort×1、HDMI×1。本体サイズはW540×D220×H412.78mm、重量は3.79kg(いずれもスタンド含む)。
2015年01月06日AndroidのGoogleマップ・アプリ(マップ)のストリートビュー機能が、Googleの手作りVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ「Cardboard」に対応していた。Google CardboardのGoogle+でCardboardチームが明らかにした。マップ・アプリで地図にピンを落とす(長押し)か、または検索して表示したい場所に移動し、画面下部にあらわれる情報カードから[ストリートビュー]をタップする。ストリートビュー画面では、右下に回転用のアイコンが表示される。回転アイコンをタップして有効にすると、スマートフォンを持つ手の動きに連動して、ストリートビュー表示が動くようになる。この回転アイコンをタップではなく、ダブルタップすると、ストリートビュー表示がVR用の左右2つの表示に切り替わる。Cardboardに装着して見ると、ストリートビューをVRコンテンツとして楽しめる。Cardboardは、Googleが今年6月にGoogle I/O 2014で公開した。キットをダウンロードし、ダンボール紙、レンズ、磁石、ベルクロテープ、輪ゴムなどを使って、低コストでVRディスプレイを自作できる。
2014年12月19日ソニーは12月17日、さまざまなデザインのアイウェアに装着することでウェアラブル端末を実現する、アイウェア装着型の片眼用ディスプレイモジュールを開発したと発表した。同モジュールには、独自の有機EL技術と半導体駆動技術により実現した0.23型超小型高精細カラー有機ELディスプレイが搭載されている。解像度は640x400画素。コントラストは1万:1以上と高く、黒をより深く表現できる他、sRGB色域を100%カバーするメリハリのある色彩豊かな美しい映像を表示する。また、従来パネルでは画素構造において、RGBストライプ配列内に色純度を確保するための遮光部を配置していたが、新開発パネルでは、配列を最適化することで遮光部を最小化し、画素サイズを小さくすると同時に開口率を向上させている。これにより、屋外での使用に必要とされる輝度の維持とパネル外形10.2mm×7.9mmサイズの超小型化を両立させている。さらに、小型・軽量を追求するため、同ディスプレイ専用に開発された超小型専用光学ユニットを搭載しており、晴天下でも暗い屋内でも照度環境によらず、同ディスプレイによる高画質の映像を投影できる。投影された映像は視野角に換算すると対角13度になる。これは2m先の16型ディスプレイによる映像と同等の視野であり、実世界の視界の妨げとならずに必要な情報を確認できる、サブウィンドウとしての活用に適した画面サイズに設計されている。そして、小型の有機ELディスプレイと光学ユニットに加え、スマートフォン相当の処理能力を持つプロセッサと無線機能、各種センサを有する制御基板を、独自の高密度実装技術によって小型化した。これにより、高機能でありながら小型で約40g(ディスプレイ表示部:約22g、その他:約18g)の軽量を実現し、アイウェアに装着しても使用者の負担となりにくく、違和感の少ない形状の小型デザインが可能になったという。この他、同モジュールの高い処理能力を生かして、さまざまな活用法に向けたアイウェア型ウェアラブル端末ソリューションを提供するため、アプリケーション開発用のソフトウェア開発キット(SDK)が用意されている。同キットを用いて用途に合わせた専用アプリを開発することにより、同モジュール自体にアプリを搭載して単独で使用することや、無線接続したスマートフォンのアプリから動作させることができるようになる。そして、豊富な演算機能と無線機能を生かし、クラウドデータと連携したアプリケーションやインフラシステムと連携したアプリケーションなど、アイウェア型のウェアラブル端末の新たな用途の開拓を目指すという。さらに、ソフトウェア開発キットとともに機器連携のための通信仕様を公開し、無線接続したさまざまな機器とアイウェア型ウェアラブル端末を組み合わせたより便利な使い方を可能にするとしている。なお、ソニーでは、2015年内に同モジュールの量産開始を目指している。
2014年12月18日ソニーは17日、対角0.23インチの超小型カラー有機ELディスプレイを備えた、アイウェア装着型の片眼用ディスプレイモジュールを発表した。2015年内に量産開始を目指し、対応アプリケーション開発のためのSDKも用意する。世界最小クラスとなる対角0.23インチの超小型カラー有機ELディスプレイと、超小型光学ユニット、スマートフォン相当の演算処理能力を有する小型制御基板を備えた小型軽量モジュール。パネルは新開発で、遮光部の最小化と画素サイズの小型化を行いながら、開口率を従来パネルの55%と比べ、95%に向上させた。また、、0.23インチの小型サイズながら、ピクセル数640×400の高解像度を実現している。搭載プロセッサはCoretex-A7。Bluetooth 3.0+High Speed、IEEE801.11b/g/n準拠の無線LANなどの通信機能も備え、スマートフォンやタブレットなどとの連携も見込む。モジュール全体で約40gと軽く、ファッション性の高い眼鏡やゴーグル、サングラスなどのアイウェアに装着でき、付け外しも可能。投影映像は、2メートル先の16インチディスプレイと同等のサイズ。想定用途としては、スポーツやエンターテイメントなど特定用途のアイウェアを販売するメーカーや、自社製品とウェアラブルデバイスとの連携を検討する電機メーカーなどへの販売を予定する。例えば、スポーツ用サングラスに装着してスマートフォンと接続し、コースマップや距離情報などを表示させるといった使い方を想定する。表示仕様はH640×V400ピクセル、表示色はRGB 24bit、色域はsRGB100%。ディスプレイ輝度が最大800cd/平方メートル、コントラスト比が10,000:1以上、ディスプレイ応答速度が0.01msec以下。搭載センサーは電子コンパス、加速度、タッチ。バッテリ容量は400mAh。重量は約40g(ディスプレイ表示部が約22g、その他が約18g)。
2014年12月17日米Googleが今年6月にGoogle I/O 2014で公開したVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ・プロジェクト「Google Cardboard」。キットをダウンロードし、ダンボール紙、レンズ、磁石、ベルクロテープ、輪ゴムなどを使って、低コストでVRディスプレイを自作できる。Andrew Nartker氏(製品マネージャー)によると、Cardboardユーザーはすでに50万人を超えた。大きな製品プロジェクトではないが、急速にコミュニティが拡大している。そこで同社は10日(米国時間)にユーザーと開発者向けにCardboardのいくつかのアップデートを発表した。ユーザー向けには、Cardboard対応アプリのコレクションページ「Apps for Google Cardboard」をGoogle Playに用意した。Googleが提供する体験アプリ「Cardboard」、ポール・マッカートニーのライブをVRディスプレイで楽しめる「Paul McCartney」など、10日時点で24個のCardboard対応アプリがリストされている。また、公開しているCardboardの仕様書をカッティングツールも考慮したものにアップデートした。開発者向けにはソフトウエア開発キット「Cardboard SDKs for Android and Unity」を公開した。同SDKによって開発者は、レンズの歪みの補正や頭のトラッキング、2画面のレンダリングといったVRに関する負担から解放され、アプリそのものの開発に集中できるようになる。
2014年12月11日サンワダイレクトは5日、液晶ディスプレイとタブレットを並べて設置可能なディスプレイアーム「液晶モニター・タブレットアーム(デュアルアーム・水平垂直3関節アーム)」を発売した。通販サイト「サンワダイレクト」での価格は21,800円。液晶ディスプレイと7~10.1型のタブレットを設置し、向きや高さを調節できるディスプレイアーム。3関節のアームを採用することで、上下や左右、奥行き、角度を自由に調節することができる。関節部分はバネ式で、一度設定すれば次回からのネジ調整が不要となる。タブレットを装着するホルダは、ワンタッチでアームから取り外しや装着が可能となっている。また、アームにはケーブルカバーを備え、ケーブルが目立たないように配線することができる。上下の調整は130~630mm、奥行きの調整は約570mm、画面の角度は上下180度、左右に180度調節できる。また180度のローテーションにも対応する。対応機種はディスプレイがVESA規格のネジ穴を備えた5kgまでのモデル、タブレットが本体サイズと重量がW160~200×D12mm/5kg内のモデル。また、天板の厚みが15~75mmのデスクに対応する。アーム本体の重量は約5.6kg。
2014年12月05日Native Instrumentsは、高解像度フルカラーディスプレイを搭載したオールインワンDJシステム「TRAKTOR KONTROL S8」を発売した。価格は13万9,800円。同製品は、TRAKTOR PRO 2用に設計されたオールインワンDJコントローラーとなっている。TRAKTORソフトウェアの情報を正確にとらえた「タッチ・アンド・シー」ワークフローを実現するふたつの高精細フルカラーディスプレイをはじめ、タッチセンシティブ・ノブ、4chの独立したオーディオミキサー、さまざまな入出力を備えた最高24bit/48khz対応のオーディオ・インタフェースなどの多彩な機能を集約した。なお、Remix DecksとDVSに対応した同社のプロフェッショナルDJソフトウェア「TRAKTOR SCRATCH PRO 2」も付属する。
2014年12月04日JSRは12月1日、台湾の大手化学メーカーである長春石油化学(長春石化)と、中国常熟市にディスプレイ材料の製造を行う合弁会社として、捷時雅精細化工(常熟)を設立することで合意したと発表した。合弁会社の設立にあたってはJSRが51%、長春石化が49%を出資する。JSRの投資額は約40億円である。新設する工場は、中国常熟市にある長春石化の現地法人敷地内に建設し、LCD用材料である着色レジスト、感光性スペーサ、保護膜などの生産を行う。常熟市は中国国内ユーザーへの供給に優れた立地であるという。なお、2015年中頃に着工し、2016年中の生産開始を予定している。設立する合弁会社は、JSRのディスプレイ材料事業として3カ所目の海外生産拠点となる。
2014年12月02日キヤノンは11月26日、マンモグラフィ用カラーディスプレイを開発したと発表した。乳がん診断においては、検査部位の微細な変化まで確認できるよう、診断画像を高画質・高精細に表示できるディスプレイが求められている。現在、2Dやトモシンセシスのマンモグラフィ画像はモノクロで表示されるのが一般的となっている。しかし、超音波などの検査方法では、しこりなどの組織の硬さを色の変化で示すためにカラー画像が使用されており、モノクロとカラーの両方の画像を表示することのできるディスプレイのニーズが高まっている。今回、開発されたのは、高画質・高精細で高いモノクロ表示性能を持つ30型1000万画素(4096×2560画素)対応のマンモグラフィ用カラーディスプレイである。独自の高画質技術を医療画像の表示に生かしたディスプレイを開発することで、今後の医療の発展に貢献できると考えているという。なお、キヤノンでは、詳細な仕様や価格は未定だが、2015年中に、同ディスプレイを製品化し、医用ディスプレイ市場に新規参入することを目指しているとコメントしている。
2014年11月27日アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は11月26日、デジタルパネル、ディスプレイ機器、データロガーなどを手掛ける英Lascarの4.3型多機能ディスプレイ「PanelPilotACE SGD 43-A」の販売を開始したと発表した。価格は2万8700円(税抜き)。同製品は、フルカスタマイズのGUIを簡単に開発できるディスプレイプラットフォーム。タッチスクリーン式の4.3型ディスプレイとドラッグ&ドロップで視覚的に操作できる設計ソフトウェア「PanelPilotACE デザインスタジオ」との組み合わせにより、最先端ディスプレイの開発期間を数カ月単位で短縮することができる。このうち、ディスプレイはARM 9を搭載しLinuxに対応する他、5V~30VのDC電源もしくはUSBで動作する。さらに、16ビットのバイポーラアナログ入力を4基、デジタル入出力ピンを8基、最大電流シンク10mAのアラーム出力を2基、PWM出力を4基搭載している。組み込み用に設計されており、工業用・製造用として幅広く使用できる他、医療機器や科学的研究の監視装置、公共施設の情報ディスプレイなどとしても使用できる。また、「PanelPilotACE デザインスタジオ」は、LascarのWebサイトから無料でダウンロードできる。多種多様なエレメントが揃っており、プログラムコードを入力せずに、用途に合ったマルチスクリーンのインタフェースを短時間で作成することができる。例えば、背景イメージやテキスト要素、アナログ/デジタル様式のメータ、タッチスクリーンのナビゲーション、複雑な論理ステートメントなどの定義済みエレメントのライブラリが用意されており、ディスプレイをカスタマイズすることができる。加えて、独自に作成したエレメントをインポートすることもでき、幅広い分野に対応している。そして、「PanelPilotACE デザインスタジオ」により、マルチスクリーンのインタフェースを作成した後は、USBを介してディスプレイにアップロードする。ディスプレイにはマルチ入力機能があり、ナビゲーション、測定、アナログ/デジタル表示、バス入力を行える。さらに、出力やアラームの制御などは、ユーザーがタッチスクリーン機能を使って切り替え、設定することができる。この他、USB経由で設計をアップロードする前に、開発キット(別売)を使って開発したディスプレイをテスト確認できる。
2014年11月27日ポール・マッカートニーのライブをVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイで体験できるAndroidアプリ「Paul McCartney」を米Jauntが無料公開した。Google Playから入手できる。これはJauntが同社のシネマティックVRコンテンツを体験できるように公開したもの。Paul McCartneyアプリを使って「Live and Let Die (007 死ぬのは奴らだ)」のライブ映像にアクセスでき、360度の立体3D映像をアンビソニックス・オーディオと共に楽しめる。なお、このライブは今年8月14日に米サンフランシスコで行われたコンサートで、解体が決まったキャンドルスティック・パークの最後のイベントになった。VRヘッドマウントディスプレイには、米Googleが今年6月にGoogle I/O 2014で公開した「Cardboard」を用いる。対応Androidスマートフォンは、Google Nexus 4、Google Nexus 5、Motorola Moto X、Samsung Galaxy S4、 Samsung Galaxy S5、Samsung Galaxy Nexusなど。
2014年11月21日EIZOは18日、液晶ディスプレイ「FlexScan」シリーズの新製品として、解像度が1,920×1,920ドット(アスペクト比1:1)という正方形画面の26.5型「FlexScan EV2730Q」を発表した。本体のキャビネットカラーは、ブラックとセレーングレイの2色を用意。2015年1月から3月の発売を予定しており、発表時点で価格は未定となっている。PC向けの液晶ディスプレイとしては珍しい、正方形の画面を持った液晶ディスプレイ。解像度が1,920×1,920ドットと大きいため、全体を広く使ったり、作業するアプリケーションに応じて使いやすいようにウィンドウを並べたりと、自由度が高い。液晶パネルは非光沢(ノングレア)タイプのIPS方式、表示面積は475.7×475.7mm、表示色は約1,677万色(8bit対応)、輝度は300cd/平方メートル、コントラスト比は1,000:1、応答速度(中間階調域)は5ms、視野角は水平垂直とも178度。映像入力インタフェースは、HDMI対応DVI-DとDisplayPortの2系統。USB 2.0ハブ(アップストリーム×1、ダウンストリーム×2)、1W+1Wのスピーカー、ステレオミニジャック音声入力、ヘッドホン端子を備える。スタンド機能は、チルトが下5度/上35度、スウィーベルが左右344度、高さ調節が最大141mm。VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW497×D245×H512.5~613.5mm、重量は約7.1kg。
2014年11月18日NECディスプレイソリューションズは6日、カラーマネジメント機能を搭載した4K対応31.5型ワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-PA322UHD-BK」と、84型モデル「MultiSync LCD-X841UHD」を発表した。11月17日から発売する。価格はオープンで、予想価格(税別)は31.5型「MultiSync LCD-PA322UHD-BK」が500,000円前後の見込み。84型「MultiSync LCD-X841UHD」は、設置などを含めて案件別の対応となる。○MultiSync LCD-PA322UHD-BK「MultiSync LCD-PA322UHD-BK」は、Adobe RGB相当の色域をカバーする31.5型ワイド液晶ディスプレイ。3,840×2,160ドット(4K)解像度に対応するIPS液晶パネルを採用し、光学フィルムの最適化で黒の締まりを改善。映像編集など、暗い環境で作業する場合の表示品質が向上している。液晶パネル面にはギラツキを抑える「アンチ・スパークリング・フィルム」を使用。画像処理エンジンには「SpectraViewエンジン」を搭載し、3次元ルックアップテーブルと独自の色変換アルゴリズムにより、白色点 / 色域 / ガンマなどの調整がディスプレイ単体で可能だ。内蔵カラーセンサが秒単位で自動補正を行う「セルフカラーコレクション」や、ムラ補正機能(UNIFORMITY)など高度な機能も備える。「マルチピクチャー機能」では、画面を分割して複数の入力信号を同時に表示可能。画面分割は2画面 / 3画面 / 4画面に対応する。1つの入力を最大4画面にコピーして表示し、異なるピクチャーモードで比較できる「リアルタイムプレビュー機能」も利用できる。「UHDアップスケーリング機能」では、入力信号の解像度が4Kに満たない場合、足りない画素を補間して表示する。オプションのソフト「SpectraView II」とカラーセンサ「LCD-MDSVSENSOR3」を用いることで、高精度に色の調節やガンマ補正ができるハードウェアキャリブレーションをサポート。キャリブレーション目標値(輝度 / 色温度 / ガンマ)を設定するだけで、自動的にディスプレイの調節とICCプロファイルの作成 / 保存が行える。ベースデータの基準値を外部カラーセンサの測定値に書き換える「ベースキャリブレーション機能」にも対応。そのほか主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、視野角が上下左右とも176度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が10ms(GtoG、RESPONSE IMPROVEオン時)。映像入力インタフェースは、HDMI×4、DVI-D×2、DisplayPort×2。USB 3.0ハブのダウンストリームポート×3、アップストリームポート×2を装備。2W+2Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上30度/下5度、スイーベルが90度、150mmの高さ調節、ピボットが可能だ。本体サイズはW744.8×D301.6×H468.4~618.4mm、重量は約20.5kg。○MultiSync LCD-X841UHD「MultiSync LCD-X841UHD」 は、3,840×2,160ドット(4K)対応の84型ワイド液晶ディスプレイ。受注生産で提供される。「マルチピクチャー機能」により、2画面 / 3画面 / 4画面の画面分割に対応。ほかにも「リアルタイムプレビュー機能」やムラ補正機能(UNIFORMITY)などを搭載する。NFCセンサを内蔵しており、対応スマートフォンなどをかざすことで、ディスプレイの設定情報 / 動作ログの読み出し / 書き込みが可能。電源がオフの状態でも使用できる。主な仕様は、解像度が3,840×2,160ドット、視野角が上下左右とも178度、輝度が500cd/平方メートル、コントラスト比が1,400:1、応答速度が12ms(GtoG)。映像入力インタフェースは、HDMI×4、DVI-D×2、DisplayPort×1。USB 2.0対応のダウンストリームポート×1、アップストリームポート×1と、10W+10Wのステレオスピーカー、制御用の10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN×1を搭載する。リモコンが付属し、本体サイズはW1931×D85×H1117mm、重量は約70.5kg。
2014年11月06日韓国LG Displayは30日(現地時間)、0.7mmという極狭ベゼル幅の5.3インチスマートフォン用ディスプレイを開発したと発表した。同社の発表によると、0.7mmというベゼル幅は世界最狭だという。同社が新開発したことを発表した5.3インチディスプレイは、世界最狭だという0.7mmのベゼル幅が特徴。開発にはパネルの回路板とバックライトユニットを装着するために接着剤を使用する「Neo Edge」技術、タッチパネルをLCDモジュールに埋め込む「AIT」技術を採用している。こうした技術を使うことで、ベゼル幅を狭くするだけでなく、コストの削減や防水性の向上に繋がるという。このディスプレイは11月より量産を開始し、中国市場向けのスマートフォンにて搭載される予定となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日ユニットコムは30日、同社の「iiyama PC」ブランドより、3200×1800ドット(QHD+)と高解像度の13.3型ディスプレイを搭載したゲーミングノートPC「13GSX7100」シリーズを発表した。即日販売を開始し、価格は134,979円から。スタンダードモデル「13GSX7100-i5-REB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4210M(2.60GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリが8GB PC3-12800(8GB×1)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 860M 2GB、光学ドライブは非搭載、ディスプレイが13.3型QHD+(3200×1800ドット)光沢IPS液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成の価格は税別124,980円から。上記構成からOSにWindows 7 Professional 64bitを搭載した場合の価格は140,379円から。上位モデル「13GSX7100-i7-RSB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリが8GB PC3-12800(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 860M 2GB、光学ドライブは非搭載、ディスプレイが13.3型QHD+(3200×1800ドット)光沢IPS液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成の価格は税別151,179円から。上記構成からOSにWindows 7 Professional 64bitを搭載した場合の価格は156,579円から。最上位モデル「13GSX7100-i7-RRB」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4810MQ(2.80GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリが16GB PC3-12800(8GB×2)、ストレージが120GB SSD + 1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 860M 2GB、光学ドライブは非搭載、ディスプレイが13.3型QHD+(3200×1800ドット)光沢IPS液晶、OSがWindows 8.1 Update 64bit。本構成の価格は税別186,819円から。上記構成からOSにWindows 7 Professional 64bitを搭載した場合の価格は192,219円から。
2014年10月30日LGエレクトロニクス・ジャパンは30日、アスペクト比が21:9の"曲面"34型ワイド液晶ディスプレイ「34UC97-S」を発表した。10月30日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は132,000円前後(税別)。曲面型IPSパネルを採用する34型ワイド液晶ディスプレイ。狭額ベゼル+曲面パネルによって、映像への没入感を高めている。左右が内側にカーブしていることで、視覚移動が少なくなり、目の負担も軽減する。sRGB 99%以上の色域表示が可能で、眼精疲労の原因とされるフリッカーやブルーライトを抑えるモードも搭載。7W+7WのステレオスピーカーとWaves社の音声ツール「MaxxAudio」の搭載により、高品質なサウンドを出力する。そのほかにも、1画面に2つの機器の画面を同時に出力する「Dual Linkup」機能や、付属ソフト「Screen Split」によるウィンドウの自動分割など、多彩な機能を搭載する。主な仕様は、画面サイズが34型ワイド、解像度が3,440×1,440ドット、アスペクト比が21:9、液晶パネルがIPS方式、視野角が水平178度 / 垂直178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(最大5,000,000:1)、応答速度が5ms。映像入力インタフェースはHDMI×2、DisplayPort×2。3ポートのUSB 3.0ハブ機能とThunderbolt2×2基を搭載。スタンドのチルト角度が上15度/下5度。VESAマウント100mmに対応。本体サイズはW831×D226×H473mm、重量は9kg。
2014年10月30日アドバンテストは10月27日、次世代ディスプレイドライバIC向けテストシステム「T6391」を発表した。同装置は、多ピン化、高速インタフェース化、多機能化といった、次世代ディスプレイドライバICの技術トレンドに対応するテスト・プラットフォームで、同社が提供するディスプレイドライバICテスタ「T6300シリーズ」の後継機種として、TDL言語など従来同様の使用環境を継承しつつデータ処理および伝送速度を改善することにより、テスト・スループットを向上することを可能としたもの。多ピンデバイス、高速インタフェース、アナログ回路やメモリなど、ディスプレイドライバICに求められるさまざまあ機能のテストをカバー可能で、高スループットのテストを実現する高速伝送路や、複数のチップを同時にテストできる512のI/Oチャンネルを備えているほか、最大3584ピンのLCDチャンネルは、フルHDやWXGA、スマートフォン向けのHD720といった高画質の映像規格向けドライバICのテストもカバーすることが可能だという。また、I/Oピンは最大1.6Gbpsの周波数で動作し、モバイル機器の標準インタフェース規格であるMIPI向けディスプレイICをテストすることも可能なほか、モジュールを追加することで、4Kなどの次世代テレビ向けのディスプレイICのテストに必要な最大6.5Gbpsまで高速化が可能。さらに、アナログ機能のテストに対応した16チャンネルのAWG(arbitrary wave form:アナログテスト用の任意波形発生器)およびデジタル・キャプチャを備えており、タッチセンサ機能を搭載したディスプレイICのテストも可能なほか、ロジック回路のテストを効率化するSCPG(scan pattern generator)、メモリテスト用のパターンを発生するALPG(algorithmic pattern generator)、メモリセルのフェイル解析に用いるAFM(address fail memory)などの機能も揃えているという。なお、同装置の出荷開始は2014年12月末を予定しているという。
2014年10月27日米Actiontec Electronics inc.は20日、MiracastとWiDiに対応したワイヤレスディスプレイレシーバー「ScreenBeam Pro」と「ScreenBeam Mini2」を発表した。12月より発売し、価格はオープン。○ScreenBeam Pro「ScreenBeam Pro」は、2.4GHz帯と5GHz帯(屋内専用)のIEEE802.11a/b/g/n無線LANに対応するワイヤレスディスプレイレシーバー。MiracastやWiDiが利用可能な携帯端末の映像を、ワイヤレス受信できる。携帯機器とレシーバー間はピアツーピアで接続されるため、面倒な設定も必要ない。1080p解像度の入力が可能で、オーディオ形式は5.1chに対応。最短66m秒(2フレーム)以内の表示を可能にしている。インタフェースはHDMIで、HDCP2.1以上に対応するコンテンツを再生可能。本体サイズはW78×D75×H20mm、重量は約62.5g。対応OSはWindows 7 / /8 / 8.1。Android 4.2以降。○ScreenBeam Mini2HDMI端子に直結するタイプのモデル。オーディオ形式はリニアPCMに対応し、電源は1AのUSB給電に対応。本体サイズはW29.5×D98×H12mm、重量は39.5g。そのほかの仕様は「ScreenBeam Pro」とほぼ共通。
2014年10月20日10月17日、日本国内の報道関係者向けに行われたアップルのハンズオンイベントにて、同日より出荷開始となったiMac Retina 5Kディスプレイモデルが展示された。5,120 × 2,880ピクセルという広大なピクセルの海には、実際に見なくては分からない生々しさが溢れていた。○画面を見ている気がしない没入感27インチという画面サイズ自体が、目の前に座った時に視界を覆うのにはすでに十分だが、そこに詰め込まれたピクセル数は1,470万。もう液晶画面を見ている気が全くしない。紙ともポジフィルムとも違う、繊細で広大でぬるんとした何かだ。iPhone 4で初めてRetinaディスプレイが登場した時、その解像度が人間の網膜を上回るもの、つまり理論的には人の目にピクセルが見えないものと謳われていた。確かに、Retinaディスプレイ搭載のiPhoneやiPadを使っていて、ピクセルのある液晶画面のように感じることは全くない。しかし、このiMac Retina 5Kディスプレイモデルはその感覚を簡単に過去のものへと置き去りにする。網膜レベルでは画面と現実の区別がついていない視覚信号を、脳で補正してディスプレイ上の映像だと理解しているような感覚だ。iMac Retina 5Kディスプレイモデルでは、単体で1,470万ピクセルを駆動する独自設計のタイミングコントローラを搭載。ピクセル数を増やしながらも表示品質向上と消費電力低減を実現し、新しい光配向プロセスと補償フィルムによってどの視野角でも締まった黒と鮮やかな色を見ることができる。地デジ切り替えで液晶テレビ特需があった頃、液晶画面の隅々までムラなく鮮やかに表示させるにはいかに高い技術が必要なのかがよく宣伝されていたが、iMacはピクセル数でいえばその7倍の数を制御していることになる。○5KだからできることRetina 5Kディスプレイは、映像業界で需要が高まる4Kよりさらに大きいことになる。4から5なら従来の2割増しかと思うとそうではなく、4Kディスプレイよりもピクセル数は67%も多い。4Kではなく5K。その利点がもっともよく分かるのが、動画編集ソフトの編集画面だ。5Kの画面であれば、4Kの映像を原寸で表示させながらメニューやタイムラインを同時の同じ画面上で操作することができるのだ。しかもこの解像度の高さにより、タイムラインのサムネイルもメニューの文字も、隅々までくっきりと見える。サブディスプレイを用意する必要はない。3.5GHzクアッドコアIntel Core i5、AMD Radeon R9 M290Xグラフィックス、8GBメモリと1TB Fusion Drive標準搭載というスペックが、4K動画の編集も可能なパワーを支えている。しかしこのiMacの本当の進化の意味は、「普通に」写真やブラウザを見ている時に感じられるものなのかもしれない。実際に目の前で見て初めて感じた文字や写真の実在感は、今まで体験したことのなかったものだ。データを可視化して表示するためのツールだったディスプレイが、人間の感覚限界を超えて進化することで逆にその存在感を消し、データを自分の目で直接見ているような気にさせる。これを見ればWebであれ動画であれ、自ずと作るもののクオリティにこだわらざるを得ない。クリエイティビティが詰め込まれたという意味では、非常にMacらしい進化の形と言えるだろう。
2014年10月17日アップルは10月17日、「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」を発表した。同日より販売が開始される。価格は258,800円。VESAマウントアダプタ搭載モデルは263,200円。iMac Retina 5Kディスプレイモデルはコンシューマ向けとしては初となる、4Kを上回る「5K」ディスプレイ(5120×2880)のIPS液晶を採用。画面解像度は218ppiと、ほぼ15インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(220ppi)と同等の解像度を実現している。CPUは第4世代のCoreプロセッサ(Haswellアーキテクチャ9を採用し、3.5GHzクアッドコアCore i5(Turbo Boost使用時3.9GHz)を搭載。グラフィックスには従来の米NVIDIA製GPUから変わって、米AMD製のAMD Radeon R9 M290Xを搭載する。メモリは標準で8GB(スロット数は4、最大32GB)、ストレージには1TBのFusion Driveを搭載する。CTOによるカスタマイズでは、CPUに4GHzのクアッドコアCore i7(Turbo Boost使用時4.4GHz)、グラフィックスにAMD Radeon R9 M295Xがそれぞれ選択できるほか、ストレージには最大1TBのフラッシュストレージが選択できる。なお、ストレージの標準構成はFusion Driveだが、ハードディスクのみの構成は選択できなくなっている。その他のインターフェースはSDXCカードスロット×1、USB 3.0×4、Thunderbolt 2×2、ギガビットEthernet×1、Wi-Fi(802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth 4.0、オーディオ出力など。なお、非RetinaモデルのiMacのラインナップは従来と同様だが、昨今の為替相場上昇に合わせるかたちで値上がりしている。新価格は以下の通り。特に27インチモデルの値上がり率が高く、相対的に5Kモデルのお買い得感が高まっている。
2014年10月17日マウスコンピューターは14日、光学カメラ方式の2ポイントタッチパネルセンサーを採用した23.6型フルHD液晶ディスプレイ「ProLite T2452MTS-4」を発表した。10月15日より発売し、価格はオープン、参考価格は44,064円。Windows 7の標準ドライバで動作するマルチタッチ対応の液晶ディスプレイ。光学カメラ式のタッチセンサーは、傷による座標ずれや抵抗膜方式のような打点寿命がないシンプル機構であり、付属する専用タッチペンのほか、手袋や爪などでもスムーズに感知する。画面の表面には、硬化ガラス保護パネル(8H)を採用した。なお、Windows 8 / 8.1のタッチ機能には対応しない点に注意。主な仕様は、液晶パネルがTN方式、画面サイズが23.6型、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が260cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ACR時5,000,000:1)、視野角が上下各80度/左右各85度、白黒間の応答速度が5ms、GtoGの応答速度が2ms。映像入力インタフェースはHDCP対応DVI-DとHDMI、D-Subで、2W+2Wのステレオスピーカーを内蔵する。音声入力は3.5mmステレオミニジャック。そのほかタッチ機能の通信用として、PCと接続するUSBポートを備える。消費電力は最大40W、標準22W、パワーマネジメントモード時で最大0.5W。スタンド機能は上22度/下9度のチルト、VESA 100mmマウントに対応する。本体サイズはW556×D240×H399mm、重量は6.2kg。付属品はD-Subケーブル、DVI-Dケーブル、HDMIケーブル、USBケーブル、オーディオケーブルなど。
2014年10月14日KDDI、沖縄セルラーは8日、独立して動作する曲面ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「GALAXY Note Edge」を発売すると発表した。同端末のチャコールブラックモデルを10月23日より全国一斉に販売する。フロストホワイトモデルは11月中旬以降を予定。ドコモからも同一の端末が発売されるが、au限定機能も備えている。GALAXY Note Edgは、スーパー有機EL(Super AMOLED)ディスプレイを搭載した約5.6インチサイズのスマートフォン。メインディスプレイのほかに、独立して動く曲面ディスプレイの「エッジスクリーン」も搭載したのが特徴。エッジスクリーンを通じてアプリや音楽プレイヤーの素早い切り替え、時刻、天気、ニュース、メジャーなどの各種情報を表示し、スマートフォンの新しいスタイルを提供する。au限定の機能として、au Eメール(@ezweb.ne.jp)やSMS受信時のアニメーション通知や本文表示も可能。GALAXY Noteシリーズの特徴となるSペン機能も進化。ペンの感度がGALAXY Note 3の2倍の2,048レベルに向上し、筆記感を改善したほか、Sペンで線を引くことでPCマウスのように範囲選択やイメージ、テキストの一括選択も行える。また、2.7GHzのクアッドコアCPUを搭載し、処理速度も向上。1画面にアプリを2つ同時操作するマルチウィンドウ機能が快適になったという。カメラ機能では、自分撮りを意味する"セルフィ"への対応強化を図った。サブカメラにF値1.9のレンズを採用し、最大120度の広角撮影に対応し、ワイド自分撮りが可能になった。サブカメラで集合写真も撮影できる。通信面では、LTEの最新技術「キャリアアグリゲーション」や「WiMAX 2+」の高速データ通信に対応する。上記以外の主な仕様は以下のとおり。OSはAndroid 4.4、RAMは約3GB、ROMは約32GB。サイズ/重量は、約82(W)x151(H)x8.5(D)mm、最厚部約10.1mm/約177g。カメラはメインが約1600万画素、サブが約370万画素。連続通話時間は約1300分、待受時間は3Gで約470時間、LTEで約440時間。通信面はWi-FiがIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1、NFC、Wi-Fiテザリング(最大10台接続)、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+、WIN HIGH SPEED、グローバルバスポート(LTE/GSM/UMTS)に対応。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月08日アユートは7日、3,840×2,160ドットの4K解像度に対応した28型ワイド液晶ディスプレイ「AUT-LCD28-4K」を発表した。10月10日より発売する。価格はオープンで、直販価格は60,000円(税別)。「AUT-LCD28-4K」は3,840×2,160ドットの28型ワイド液晶ディスプレイ。60Hz出力に対応し、滑らかな表示を可能としている。PinP(Picture in Picture)機能による大画面と小画面の分割表示のほか、同サイズで画面を左右に2分割するPBP(Picture by Picture)機能にも対応している。主な仕様は、画面サイズが28型ワイド、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、液晶パネルはTNの非光沢(ノングレア)、視野角が水平170度 / 垂直160度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。側面にUSB 3.0×2、USB 2.0×2の計4基のUSBポートを備えている。スタンドのチルト角度が上23度 / 下5度、スイーベルが左右160度、130mmの高さ調節や右回転90度のピボットも行える。3W+3Wのステレオスピーカーを搭載し、VESAマウント100mmに対応。本体サイズはW659.7×D244.5×H555.4mm、重量は約7.9kg。
2014年10月07日グリーンハウスは6日、白色LEDバックライトを搭載した21.5型ワイド液晶ディスプレイ「GH-LCW22A」シリーズと「GH-LCW22A-BM」シリーズを発表した。ともにブラックとホワイトの2色を用意。10月中旬より発売する。価格はオープン、店頭予想価格は16,500円前後より(税別)。○GH-LCW22Aシリーズ最大解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)の21.5型ワイド液晶ディスプレイ。バックライトにエッジライト式の白色LEDを採用し、省電力性を高めている。主な仕様は、画面サイズが21.5型ワイド、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下160度 / 左右170度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DCEオン時5,000,000:1)、応答速度が5ms。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-sub×1。スタンドのチルト角度が上20度。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、VESAマウント100mmに対応。本体サイズはW506.6×D178×H390mm、重量は約3.3kg。○GH-LCW22A-BMシリーズ「GH-LCW22A-BM」シリーズは、眼精疲労の原因といわれるブルーライトを約24%カットするブルーライトカットフィルタを内蔵するモデル。傷に強い「2Hハードコート」仕様で、汚れに強い防脂処理と映り込みを防ぐアンチグレア処理が施されている。ブルーライトカットフィルタは、全光線透過率が79.5%、ヘイズが7.6%、グロスが51.2%、ブルーライト透過率(450nm)が76.30%。ディスプレイとしての機能と仕様は「GH-LCS17BG-WH」とほぼ共通。
2014年10月06日シャープは6日、MEMS-IGZOディスプレイを搭載した7型Androidタブレット「メディアタブレット」の開発を発表した。OSはAndroid 4.4。法人市場に向け2015年上半期に発売する予定。「メディアタブレット」は、米Qualcomm社の子会社PixtronixのMEMSディスプレイ技術と、同社のIGZO技術を組み合わせた、MEMS-IGZOディスプレイを搭載するAndroidタブレット。同ディスプレイは1,280×800ドット解像度で、一般的な液晶ディスプレイに比べ低消費電力ながら、高い色再現性を備えていることが特徴となる。また、外光下でも鮮明に表示できる高輝度モードや省電力で表示するグレースケール/白黒モードなど、利用シーンやコンテンツに応じ最適な表示モードに切替えられる。このほか、本体機能として、NTTドコモの「Xi」に接続できるLTE対応や音声通話、IPX5/IPX7準拠の防水性能なども有する。プロセッサにはQualcommのSnapdragon 800を採用。カメラはフロント、リア各1基を搭載。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac。本体サイズは重量など、その他詳細は未定。
2014年10月06日シャープは9月29日、JR名古屋駅の中央コンコースにデジタルサイネージ用の60型液晶ディスプレイ「PN-R603」を100台納入したと発表した。JR名古屋駅では設置工事後、10月7日より運用を開始する。JR名古屋駅は、太閤通口と桜通口とを結ぶ中央コンコースの柱の両面に設置する。これまでは紙のポスターが貼られていたが、デジタルサイネージに置き換えて、広告情報や災害情報などさまざまな情報を掲示する。シャープによると、交通広告としての利用では日本最大級の連続・多面デジタルサイネージだという。同社はデジタルサイネージ用の液晶ディスプレイの販売強化に取り組んでおり、大型モデル、タッチディスプレイ、マルチディスプレイ、高輝度モデル、薄型・軽量モデルなど、幅広い機種をラインアップしている。PN-R603は、60型・フルHD画質の液晶ディスプレイ。本体サイズは横1378mm×縦794mm×奥行約39.4mm。入力・出力端子は、ミニD-sub、DisplayPort、DVI-I、HDMI、ビデオ、コンポーネントなど豊富にそろっている。
2014年09月30日横浜ディスプレイミュージアムは10月20日~12月12日、売り場全館にて2014クリスマス売り場をグランドオープンする。○横浜で"ワンランク上"のクリスマス装飾を同店は、造花メーカー兼卸を営むポピーが直営するディスプレイ専門店。業態は業務用のプロショップだが、この時期は土曜日営業も増やし、一般顧客に向けたサービスも強化する。1階の「+Edition」では、「ワンランク上のディスプレイ」をコンセプトに、国内外のメーカーから厳選された高感度アイテムをショールームのように展示する。トレンドをおさえたクリスマスアイテムが随所にコーディネイトされ、ついまねしたくなる都会的なセンスが見どころとなるという。2階は、生花デザイナーによる、生花デザイナーのための花装飾専門フロア。随所にフラワーアレンジメントの作品を展示している。展示作品はすべてデザイナーによる1点もので、予約をすれば一般来店者でも購入可能な作品も多数用意。フラワーアレンジに必要な素材やツールもそろっており、数々の作品を参考に、自分だけのクリスマスデコレーションを制作することもできる。また、10月25日~11月3日に開催される、横浜ポートサイド「ひかりの街づくり」イベントの参加店として、店内にイベント特設コーナーを設置。来店者やスタッフが作った「ひかりの実」を、店内や目の前のポートサイド公園にて飾りつけ、イベントを盛り上げる。同店の所在地は、神奈川県横浜市神奈川区大野町1-8 アルテ横浜。
2014年09月30日