ザック・エフロン主演『アイアンクロー』よりインタビュー映像が解禁された。プロレス界の伝説“鉄の爪”フォン・エリック一家の衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁されたのは、物語の中心となる、もの静かで優しい性格で愛情深い次男ケビンを務めたザック・エフロン、三男デビッド役のハリス・ディキンソン、四男ケリー役のジェレミー・アレン・ホワイト、五男マイク役のスタンリー・シモンズら、フォン・エリック兄弟を演じた主要キャスト4名によるインタビュー映像。役作りにおける撮影秘話や本作の見どころなどを語り尽くしている。本作での注目ポイントの一つでもある肉体改造について、ザックは「僕にとってはフォン・エリック兄弟といえばあのたくましい体格が何よりも印象的だった。会場を盛り上げるショーマンシップとリングでの超人的な身体能力を持つ彼らのような肉体になることは俳優にとってものすごく大変なことだ。だから本作の役作りは僕にとって大きな挑戦だった」と、『ベイウォッチ』(17)で見事な肉体美を披露したザックにとっても、今回のトレーニングはかなり辛かった様子。だが、そうした中でも彼らがどんな生活を送り、何を感じて生きていたのかなどを理解することができたようで尊敬の念も述べている。ジェレミーは、ストーリーの要ともなる彼らの人間性や内面部分を表現するにあたり、「私生活を映したものはほとんどなくて映像の彼らはいつもパフォーマンス・モードだった。だから素顔を知るために彼らを取り巻く人間関係を理解しようとしたんだ。兄弟同士の関係や父親との関係についてね」と、想像を絶するほどの喪失を体験した兄弟を演じるには彼らの人間性や当時の生活を十分に理解する必要があったことをふり返る。最後にハリスは、「これは人の心の強さを力強く訴える物語だ。様々な不幸を乗り越えていくケビンの姿を通じて描かれる。いかに彼がすばらしい人間かよく分かるよ。それに本作ではメンタルヘルスや男らしさについて議論するシーンも多い。本作を見た人がある種の共感を得て、その共感が他の分野にも広がることを願うよ」と、本作の見どころを熱くコメントした。プロレスラー役を演じるために努力を惜しまず作り上げた圧巻の肉体、そしてプロレスシーンも勿論見どころだが、家父長制の家庭で育った兄弟たちの絆や葛藤する姿は現代にも通ずるものがあり、観客もそのドラマティックなストーリーに心揺さぶられるはずだ。『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.
2024年03月26日ザック・エフロン主演、“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とした伝説的プロレスラーを演じるA24最新作『アイアンクロー』。本作のみならず、この春に公開を控える最新映画にはネクストブレイクの呼び声高い、すでにアカデミー賞、エミー賞などでも話題沸騰中の注目俳優6人が登場している。ジェレミー・アレン・ホワイト『アイアンクロー』4月5日公開ジェレミー・アレン・ホワイトは、ブラックコメディドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」シリーズに出演したアメリカ・ニューヨーク出身の俳優。18歳だった2011年から10年間もの間出演した。業界内では演技力に定評があった彼が大きな注目を集めるきっかけとなったのが、大ヒットドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」。ジェレミー・アレン・ホワイト『アイアンクロー』© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.主人公の悩めるシェフ、カーミー役を演じ、第74回エミー賞(コメディシリーズ部門)主演男優賞、第80回・第81回ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)を2年連続受賞、一躍トップ俳優の仲間入りを果たした。最近では、世界的アパレルブランド「カルバン・クライン(Calvin Klein)」の新アイコンに起用されるなどキャリアの幅を広げている。最新作『アイアンクロー』では、実在したプロレスラー兄弟の四男役を演じ、本格的なプロレスシーンと鍛えられた肉体を披露した。ハリス・ディキンソン『アイアンクロー』4月5日公開若い頃より俳優・映画製作を志していたイギリス出身のハリス・ディキンソンは、2017年に初主演作『ブルックリンの片隅で』でフランキー役を演じ、インディペンデント・スピリット・アワードの主演男優賞とゴッサム・インディペンデント映画賞のブレイクスルー・アクター賞にノミネート、ロンドン映画批評家協会賞でヤングブリティッシュ/アイルランド・パフォーマー賞を受賞。ハリス・ディキンソン『アイアンクロー』© 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.さらにアンジェリーナ・ジョリー主演『マレフィセント2』でのフィリップ王子役や、グザヴィエ・ドラン監督作『マティアス&マキシム』、大人気シリーズの前日譚『キングスマン:ファースト・エージェント』、第75回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した『逆転のトライアングル』、リース・ヴィザースプーン製作の『ザリガニの鳴くところ』など注目作に次々と出演。最新作『アイアンクロー』では、プロレスラー兄弟の三男役を演じ、カリスマ的な人気を誇った実在のプロレスラーを見事に表現した。ユ・テオ『パスト ライブス/再会』4月5日公開ユ・テオはドイツ出身の俳優で、高校卒業後にアメリカ・ニューヨークへ渡り、リーストラスバーグ演劇学校にて演技を学んだ。以降、インディペンデント系作品や舞台を中心に活動し、2009年からはソウルに拠点を移すも、長い下積みを過ごす。2020年、ロシアに実在した伝説のバンドのボーカルを描いた青春映画で第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『LETO レト』で主演を務め、話題を集める。韓国でもドラマ「その恋、断固お断りします」などに出演、CIAの新人弁護士が主人公の大ヒットスリラードラマ「ザ・リクルート」続編の新レギュラーに抜擢されているほか、本年度のアカデミー賞作品賞・脚本賞にノミネートされ、英国アカデミー賞では自身が主演俳優賞にノミネートされた最新作『パスト ライブス/再会』では24年振りに再会した主人公の初恋の相手を演じるなど、今後もグローバルな活躍に期待が高まっている。ケイリー・スピーニー『プリシラ』4月12日公開アメリカ出身のケイリー・スピーニーは、15歳の頃よりスプリングフィールド・リトル・シアターで演技を学びながら、歌手としても活動。2016年の短編犯罪映画『Counting to 1000』でデビューを果たすと、その2年後、スティーブン・S・デナイト監督のSFアクション超大作『パシフィック・リム:アップライジング』に起用された。また、ケイト・ウィンスレット主演のドラマ「メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実」に出演するなど活躍の場を広げるなかで、ソフィア・コッポラ監督最新作『プリシラ』の主演に大抜擢。“世界的スター”故エルヴィス・プレスリーの妻・プリシラ役を務め、華やかな恋に隠された孤独を繊細に体現。ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞を手にした。一躍時の人となったスピ―ニーは、現在、SFホラー大作「エイリアン」シリーズの最新作『エイリアン・ロミュラス』(原題)への出演も決定しており、今後の活躍から目が離せない。ジェイコブ・エロルディ『プリシラ』4月12日公開オーストラリア出身のジェイコブ・エロルディは、2018年より配信されたNetflix映画『キスから始まるものがたり』に抜擢され、大ブレイク。実生活でも恋人だったジョーイ・キングとの共演でも注目を浴びた。さらに、2019年からはドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などの制作で知られるHBOと気鋭の映画スタジオA24がタッグを組み、製作総指揮にラッパーのドレイクが名を連ねたドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」に出演。ゼンデイヤを主演に様々な問題を抱えて生きるZ世代の葛藤を描いたドラマシリーズで、スクールカーストの頂点に君臨するネイト役を務めた。エメラルド・フェネル監督の最新作『Saltburn』でも主人公を上流階級の世界へ誘う魅惑的な大学生・フェリックス役を演じ、その存在感を示した。最新作『プリシラ』では、“世界的スター”故エルヴィス・プレスリーを演じる。ポール・メスカル『異人たち』4月19日公開10代の頃はサッカー選手として活躍していたアイルランド出身のポール・メスカルは、怪我によって引退したのち、ダブリン大学トリニティ・カレッジで演技を学び、以降は舞台俳優としてキャリアを積む。2020年には傑作青春ドラマ「ふつうの人々/ノーマル・ピープル」でTVドラマ初出演にして主演を務める。さらに、11歳の少女と父親がふたりきりで過ごす、ある夏休みの思い出を描いた『aftersun/アフターサン』に出演し、アカデミー賞主演男優賞に最年少で初ノミネート、2023年には名匠リドリー・スコットの超大作『グラディエーター』の続編で主役の座を射止めたことが話題に。山田太一の長編小説を基にした最新作『異人たち』では、アンドリュー・スコット演じる主人公と恋仲になる謎めいた青年ハリーを演じている。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.パスト ライブス/再会 2024年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開2022 © Twenty Years Rights LLC. All Rights Reservedアイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロープリシラ 2024年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023
2024年03月18日ザック・エフロン主演のA24最新作『アイアンクロー』より俳優たちによる驚異の“再現度”を確認できる比較写真が解禁された。プロレス界伝説の一家に起こった衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁となったのは、フォン・エリック一家を演じたキャストたちが実際の彼らの姿を再現した特別写真。試合着でポーズをきめる兄弟たちや、亡きデビッドの異名“テキサスの黄色いバラ”にちなんだ黄色いバラを捧げるケビンの様子を収めたものなど、当時の貴重な写真と比較することで、本作の圧倒的な“再現度”を楽しむことができる。また、特別写真解禁にあわせて、劇中に登場する往年のプロレスラーたちを捉えた特別映像も到着。劇中ではフォン・エリック家のみならず、リック・フレアーやハリー・レイス、ブルーザー・ブロディなど、当時大活躍した名プロレスラーの容姿や着こなし、言動を完全再現している。彼らによる本格的なプロレスシーンは、米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンコーディネーターを務めたことによるもので、それぞれがレスラー役として劇中にも出演している。さらに、本作ではダラスの名物プロレス会場スポルタトリアムを忠実に再現したセットが使用された。観客を前にしたプロレスシーンの撮影では、実際に当時の試合を子どもの頃に見て育ったプロレスファンたちがエキストラとして参加している。コーディネーターのチャボ・ゲレロ・ジュニアは、「多くのエキストラがワールドクラス・チャンピオンシップ・レスリング(WCCW)を思い出した。昔見たシーンだったんだ。撮影が終わったあと、みんな俺にこう言った『子どものころ見たのと同じだった』ってね」と撮影をふり返っている。『アイアンクロー』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロー
2024年03月10日ザック・エフロン主演、A24最新作『アイアンクロー』より特別映像が解禁された。プロレス界伝説一家の絆と兄弟に起こった悲劇を描く衝撃の実話を映画化した本作。この度解禁されたのは、キャストと監督、そしてザック・エフロンが演じたケビン・フォン・エリック本人が作品に込めたメッセージと思いを明かす特別映像【True Story 編】。幼少期からプロレスに夢中になり、9歳の頃から“鉄の爪”の元祖フリッツ・フォン・エリックや、その息子たちであるフォン・エリック兄弟のファンだったというショーン・ダーキン監督は、自ら「プロレス狂」であると公言する。本作のテーマについて「映画化にあたりケビンがこだわったのは、兄弟の絆を描くことだった」と話すように、父フリッツではなく次男ケビンを中心に置くことで、プロレス界の大スターであったフォン・エリック家の兄弟たちに何が起こったのかを描き出していく。こうしたアプローチについて、現在フォン・エリック兄弟の中で唯一生存するケビン・フォン・エリック本人は「安心して彼に任せられた」と、納得して製作が進められたことを明かしている。ケビンを演じたザック・エフロンは「役作りは今までで最も大変だった」とふり返っており、随所に散りばめられた本編シーンからも、驚異的な肉体改造の成果を垣間見ることができる。ケビン本人も「ザックのロープワークには驚いたよ、プロ以上の技術だ」と絶賛するほどの迫真の試合シーンにも注目だ。兄弟の中でのまとめ役を演じたザックは、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(17)で見せた甘いフェイスではなく、これまで目にしたことのない哀愁帯びた静かで繊細な演技を見せているが、いまは亡き兄弟を演じたキャストを見て、ケビンは「劇中のセリフは弟が話しているようだった」と思いを馳せる。ケビン・エリック・フォン、ザック・エフロン(プレミアにて)本作では本格的なプロレスシーンにも注目だが、四男ケリーを演じたジェレミー・アレン・ホワイトは、「監督は兄弟の物語を可能な限り忠実に描いた、常に支え合った彼らの愛もね」と、本作が単なる悲劇で終わらないエモーショナルな人間ドラマに仕上がっていると絶賛。愛する兄弟たちに先立たれ、ひとり生き残るという想像を絶する経験をしながらも、妻と子どもを守ろうとするケビンの姿に、観客は心を揺さぶられるはずだ。現在66歳となったケビンが口にする「人生には意味があると感じてほしい、諦めずに闘う価値があるとね」と語るその想いからは、彼の人生の重みを感じ取ることができるだろう。『アイアンクロー』は4月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アイアンクロー 2024年4月5日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開アイアンクロー
2024年02月21日ザック・エフロン主演ピーター・ファレリー監督作『俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー』が3月7日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始されることが決定。キーアート、場面写真、US予告編が公開された。仲良し3人組の男の子がちょっとしたいたずらをするはずが、大失敗して警察も駆けつける事件を引き起こしてしまい、彼らはトラブルから逃れるためにとっさに“リッキー・スタニッキー”という架空の人物をでっちあげて罪をなすりつける。ディーン、JT、ウェス(ザック・エフロン、アンドリュー・サンティーノ、ジャーメイン・ファウラー)の幼なじみの親友3人組は、20年経ったいまでも、自分たちが何かやらかした時の便利なアリバイとして、架空の人物リッキー・スタニッキーを使って難を逃れている。だがある日、不審に思った彼らの妻やパートナーに、とうとう“伝説のリッキー・スタニッキーに会わせろ”と要求され、これまでさんざん罪を犯してきた3人組は思案の末、有名人の物まねをする落ちぶれたいかがわしい俳優ロック・ハード・ロッド(ジョン・シナ)を雇い、彼にリッキー・スタニッキーになりすましてもらうことにした。しかし、予想を超えてロッドが一世一代の大役を果たしすぎ、彼らのコントロールが効かなくなった時、彼らはリッキーを最初から発明しなければよかったと思い始めるのだった…。本作の監督・脚本は感動ヒューマンドラマ『グリーンブック』でアカデミー賞作品賞&脚本賞を受賞したピーター・ファレリー。元々『メリーに首ったけ』や『Mr.ダマー』シリーズといったコメディ作品で定評があったピーター・ファレリー監督は、本作では笑いと感動を見事に融合。プロデューサーは、『マネーボール』などで3度アカデミー賞作品賞にノミネートされている名プロデューサー、マイケル・デ・ルカが務める。幼なじみの仲良し3人組のリーダー、ディーン役にザック・エフロン、JT役にドラマ「デイブ」のアンドリュー・サンティーノ、ウェス役に『星の王子 ニューヨークへ行く2』のジャーメイン・ファウラー、そして架空の人物リッキー・スタニッキーを演じるはずが暴走する雇われ俳優ロック・ハード・ロッド役には元プロレスラーで『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のピースメイカー役などでもお馴染みのジョン・シナが演じる。ほかにもディーンが勤める会社の社長役を『ファーゴ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたベテラン俳優ウィリアム・H・メイシーが演じ、作品に深みを与えている。『俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー』は3月7日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日A24製作の映画『アイアンクロー』が、2024年4月5日(金)より公開される。主演はザック・エフロン。プロレス界の伝説“鉄の爪”フォン・エリック一家の実話映画『アイアンクロー』は、『ムーンライト』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』など革新的な作品を世に送り出してきた映画会社A24が手掛ける作品。かつて「呪われた一家」と呼ばれた、伝説のプロレス一家の衝撃の実話をもとに、知られざる真実を描き出す。モデルとなるのは、“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とし、1960~70年代に日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げた、アメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックの家族。フォン・エリック家は、人気レスラーたちとの激闘の中、プロレス界で栄光を築き上げつつも、相次ぐ悲劇によって家族間を引き裂かれそうになり、いつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになる。映画『アイアンクロー』は、そんな壮絶な状況に立たされた家族の道のりを、主人公の長男、ケビンの視点からドラマチックに描いた作品となっている。絶対的な権力者である父、フリッツの教えに従い、プロレスの世界ヘビー級王者になることを宿命づけられた兄弟の実話が、家族の喪失の物語として描かれる。主演はザック・エフロン主人公・ケビン…ザック・エフロンフリッツ・フォン・エリックの息子で長男。演じるのは、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』や『炎の少女チャーリー』などに出演したザック・エフロン。『ハイスクール・ミュージカル』や『ヘアスプレー』などにも出演し、美しい歌声やダンスでも有名なザックが、本作では筋骨隆々な肉体が魅力のプロレスラーを演じる。なお撮影にあたって、過酷なトレーニングと食事制限を行い、その肉体を手に入れた。フリッツ・フォン・エリック…ホルト・マッキャラニー元AWA世界ヘビー級王者のアメリカの伝説的プロレスラー。演じるのは、『キャッシュトラック』のホルト・マッキャラニー。デビッド…ハリス・ディキンソンフォン・エリック家の次男。世界ヘビー級王座戦へ使命を受けた直後、日本でのプレレスツアー中に急死する。『逆転のトライアングル』や『ザリガニの鳴くところ』のハリス・ディキンソンが演じる。ケリー…ジェレミー・アレン・ホワイトフォン・エリック家の三男。ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で、第80回ゴールデン・グローブ賞のテレビ部門ミュージカル・コメディシリーズで主演男優賞を受賞したジェレミー・アレン・ホワイトが務める。パム…リリー・ジェームズケビンの妻。実写版『シンデレラ』や『きっと、それは愛じゃない』のリリー・ジェームズが演じる。また、アメリカのプロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンが、エグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを担当。それぞれレスラー役で劇中にも登場するのもポイントだ。監督はショーン・ダーキン監督を務めるのは、カナダ出身のショーン・ダーキン。エリザベス・オルセン主演の『マーサ、あるいはマーシー・メイ』やジュード・ロウ主演の『不都合な理想の夫婦』などを手掛けた実力派作家だ。自身を“プロレス狂”と呼ぶほど大のプロレスファンで、フォン・エリック兄弟には並々ならぬ思いがあったという。映画『アイアンクロー』は、そんなフォン・エリック兄弟への熱い思いを抱いているショーンならではの視点で、単なる悲劇では終わらない、エモーショナルな人間ドラマに仕上げられている。父フリッツではなく次男ケビンを中心に置くことで、プロレス界の大スターであったフォン・エリック家の兄弟たちに何が起こったのかを描き出していく。映画『アイアンクロー』あらすじ1980年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。元AWA世界ヘビー級王者の父、フリッツに厳しく育てられた長男ケビン、次男デビッド、三男ケリー、四男マイクら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビューし、“プロレス界の頂点”を目指す。しかし、デビッドが急死すると、フォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは――。【作品詳細】映画『アイアンクロー』公開日:2024年4月5日(金)監督・脚本:ショーン・ダーキン出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズ字幕翻訳:稲田嵯裕里原題:THE IRON CLAW
2023年12月22日A24最新作『アイアンクロー』(原題:THE IRON CLAW)が2024年4月5日(金)より公開されることが決定。場面写真、主演のザック・エフロンとショーン・ダーキン監督のコメントが到着した。1980年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元AWA世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の長男ケビン(ザック・エフロン)、次男デビッド(ハリス・ディキンソン)、三男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、四男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。ここからフォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは…?“アイアンクロー=鉄の爪”を得意技とし、1960~70年代に日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げた、アメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリック。本作は、そんな絶対的な権力者である父の教えに従ってプロレスの道を選び、世界ヘビー級王者になることを宿命づけられた兄弟の実話を基にした知られざる衝撃のドラマ。いつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになったフォン・エリック家は、リック・フレアー、ハリー・レイス、ファビュラス・フリーバーズといった人気レスラーたちとの激闘のなかで、プロレス界で栄光を築き上げながらも相次ぐ悲劇によって引き裂かれそうになっていく。そのなかで彼らが辿った壮絶な道のりを、長男ケビンの視点からドラマチックに描いた作品となった。長男ケビン役は、先日ハリウッド殿堂入りを果たしたザック・エフロン。本物のプロレスラーと見紛うほどの筋骨隆々な肉体を披露しており、公開前からSNSで話題となっている。ザック・エフロンは今回の肉体改造について、「今までで最も厳しい挑戦のひとつだった。経験したことのない過酷なトレーニングと食事制限を始めた。ワークアウトから戻って、ワークアウトして、撮影して、またワークアウトみたいな感じだった。辛かったよ、でも結果的にそれはケビンとは何者なのかという深い洞察につながった。彼が自身の運動能力やプロレス、肉体に捧げようとしたものや、完璧を求める姿勢が見えてきたんだ」とコメントしている。また、次男デビッド役を『逆転のトライアングル』や『ザリガニの鳴くところ』などで近年活躍がめざましいハリス・ディキンソンが演じ、三男ケリー役をDisney+で配信中の人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で第80回ゴールデングローブ賞主演男優賞(テレビ部門ミュージカル・コメディシリーズ)を受賞したジェレミー・アレン・ホワイトが演じた。いまもっともホットな人気俳優たちが惜しげもなく披露する、その鍛え上げた肉体と迫力満点のアクションも本作の見どころだ。そのほか、『キャッシュトラック』のホルト・マッキャラニーが厳格な父フリッツ、実写版『シンデレラ』や『きっと、それは愛じゃない』のリリー・ジェームズがケビンの妻パム、「ER 緊急救命室」のモーラ・ティアニーが信心深い母ドリスをそれぞれ演じている。また、米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを務め、それぞれレスラー役で劇中にも登場する。監督はカナダ出身のショーン・ダーキン。エリザベス・オルセン主演の『マーサ、あるいはマーシー・メイ』やジュード・ロウ主演の『不都合な理想の夫婦』など、これまでインディペンデント映画で高い評価を得てきた実力派作家が監督に抜擢された。ダーキン監督は自身を「プロレス狂」と呼ぶほど、子どもの頃からのプロレスファンで、フォン・エリック兄弟には並々ならぬ想いがあったという。まさに「事実は小説より奇なり」とも言うべきこの物語について、監督は「なぜ、あれほどまでにフォン・エリック兄弟に惹かれたのだろう。彼らは他に類を見ないエンターテイナーで、彼らの華やかなプロレスは観ていて最高に楽しかった。それに、今のプロレスの基盤になったスタイルでもある。しかし、それよりも僕の心を捉えて離さなかったのは、彼ら家族の喪失の物語だったんだ」とコメントしている。本作は『ミッドサマー』や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『ザ・ホエール』などを手掛けてきた映画会社A24が製作・配給を務め、12月22日より北米公開が予定されている。先日、発表された「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」では、ザック・エフロンをはじめとするキャストたちが「アンサンブル演技賞」に輝き、同賞が発表した2023年トップ10に、作品賞の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』をはじめ、『バービー』、『オッペンハイマー』、『哀れなるものたち』、『マエストロ:その音楽と愛と』、『君たちはどう生きるか』などとともに選出された。また、「圧倒的に打ちのめされる」(IndieWire)、「脳裏にずっと焼き付いて離れない!」(Deadline)など、北米公開を前に批評家たちから高評価を得ている注目作だ。『アイアンクロー』は2024年4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月19日ザック・エフロンがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に2767番目の星型プレートを獲得した。お祝いセレモニーが開催され、『The Iron Claw(原題』)共演者のジェレミー・アレン・ホワイトと監督のショーン・ダーキン、友人のマイルズ・テラーが駆け付けた。共に36歳のマイルズとザックは、2014年に『恋人まで1%』で共演して以来の友人だという。マイルズは「私たちの世代でザックは初の“本物のスター”でしたし、現在もそうです」と称賛した。ザックはこの記念すべき日に、10月に亡くなったマシュー・ペリーを追悼した。「今日ここにはいないけれど、絶対に名前を挙げたい人がいて。それはマシュー・ペリーです。『セブンティーン・アゲイン』で共演した時、彼はとても親切でやさしかった。彼とのコラボは本当に楽しくて、いろんな意味で私を突き動かし、モチベーションをアップさせてくれました。それが、私がキャリアの次章に進む後押しになりました。マシュー、本当にありがとう」と感謝を述べた。先月、マシューが生前、「自身の伝記映画を製作してザックに“若い頃のマシュー”を演じてもらいたいと望んでいた」と報じられた。この報道を知ったザックは、「彼は私のメンターでした」「とても光栄です。ぜひやりたい!」と話しており、実現が待たれる。(賀来比呂美)
2023年12月12日A24が製作するプロレスの名門フォン・エリック一家の伝記映画『The Iron Claw』(原題)の全米公開日が、12月22日に決定した。また、ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、スタンリー・シモンズが扮するケヴィン、ケリー、デヴィッド、マイクのフォン・エリック4兄弟の画像も公開された。監督・脚本は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキン。「1960年代から現在まで、レスリングに多大な影響を与えたレスラーの王朝、フォン・エリック一家の盛衰を追う」作品だという。昨年11月、ザック演じるケヴィンがリングの上で対戦相手にドロップキックを見舞っている画像が公開された。その際はケヴィンの筋骨隆々の肉体に注目が集まったが、今回は“兄弟愛”を感じさせるファミリーフォトだ。とは言え、タンクトップ姿でむき出しのケヴィンとケリーの筋肉質な腕には思わず目がいってしまう。2017年、ライフガードを演じた『ベイウォッチ』でも激しい肉体改造に取り組んだザック。「Men’s Health」誌に語ったところによると、厳しいトレーニングのせいで「長い間、かなりひどいうつに陥ってしまった」ことから、今作での肉体改造は、『ベイウォッチ』とは違うアプローチを行い、実在のケヴィンが「すごくいい!」と太鼓判を押す身体を作り上げたという。(賀来比呂美)
2023年07月28日ボブ・ディランの伝記映画『A Complete Unknown』(原題)で主演を務めるティモシー・シャラメが、劇中で歌声を披露することが分かった。同作のメガホンを取るジェームズ・マンゴールドが「Collider」に明かした。ボブの歌声はティモシー本人が担当するのか、それとも吹き替えが使用されるのかと聞かれたマンゴールド監督は、ティモシーの声が使われると示唆し「当然でしょう」と答えた。今作については「アメリカ文化の中でもすごくいい時代。19歳のボブ・ディランがニューヨークにやってくる。手持ち金はポケットに2ドルくらい。それが3年経たずして世界的なセンセーションを巻き起こすのです。最初はニューヨークのフォーク音楽界のファミリーに受け入れられた。でもある時期に彼のスター性は信じられないほど上昇し、彼らを追い越してしまうのです」と説明し、「とても興味深い実話です」と語った。ティモシーが「歌う」と報じられたことに、ファンは「勇気があるね」「いよいよオスカーを手にする時が来た!」と期待の声を寄せている。ティモシーは今年12月に全米公開の『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚映画『Wonka(原題)』でも歌声を披露しており、「どちらも楽しみ!」という声も。『A Complete Unknown』の製作時期については今年の8月に始まるという。(賀来比呂美)
2023年04月10日『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロン主演最新作『リミテッド』よりメイキング&インタビュー映像が到着。ポスターと予告編も解禁となった。砂漠を旅していた青年(ザック・エフロン)とその仲間は、史上最大の金塊を発見し、発掘計画を立てる。しかし、金塊の大部分が地下に埋まっていることが判明。そこで、仲間が必要な道具を調達し戻るまでの間、青年は灼熱地獄の地と血に飢えた狂狼の中で金塊を盗賊から守り抜くことに。果たして、青年の運命は…?孤立無援の砂漠で金塊を守るために、生死を彷徨いながらもサバイバルを繰り広げる1人の男を描く本作。『ハイスクール・ミュージカル』でブレイクし、ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門作品賞にノミネートされた『グレイテスト・ショーマン』で主要キャラクターを演じ、幅広い役柄で活躍する実力派俳優のザック・エフロン主演最新作である。この度解禁された日本版予告編では、青年(ザック・エフロン)に灼熱の太陽や狼など自然の猛威が次々に襲いかかる緊迫感に満ちた場面が映し出されている。『リミテッド』メイキング映像さらに、今回特別に公開されたメイキング映像では、砂嵐に見舞われるなど厳しい状況の中で行われた撮影の様子を見ることができる。本作の撮影についてエフロンは「まれに見るほど過酷な状況下で撮影してたんだ」と語り「あんな悪天候じゃ普通は外にすら出ないよ」と撮影時の苦労を笑顔でふり返った。また、日本版ポスタービジュアルは過酷な状況を連想させる傷だらけの青年(エフロン)が描かれ、スリリングな展開を予感させる。『リミテッド』は1月27日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち”にて公開。シネ・リーブル梅田でも近日公開予定。U-NEXTにて2月3日(金)~3月1日(水)オンライン上映。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リミテッド 2023年1月27日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて公開©2021 Nugget Film Holdings PTY LTD and Stan Entertainment PTY LTD
2023年01月25日ショーン・ペン監督・主演作『フラッグ・デイ父を想う日』より新場面写真が解禁。さらに、親子役で共演するディラン・ペンのコメントも到着した。ジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルが2005年に発表した回顧録「Film-Flam Man: The True Story Of My Father‘s Counterfeit Life」を原作に、大好きな父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を映画化した本作。ショーン・ペンが構想15年をかけて監督・主演で映画化した。ショーンが演じるジョンの娘ジェニファーは、彼の実娘であるディラン・ペンが演じている。この度解禁となった場面写真では、ジェニファー(ディラン・ペン)が父の起こした衝撃的な事件がTV中継されているのを偶然目にして驚きを隠せない表情、久しぶりに再会した父の悩みに耳を傾ける様子、人生を変えることになる進学のための面接の様子など様々なシーンが切り取られている。ジェニファーの髪の色がシーンによって全く異なっているのが印象的だ。同居する母親との関係悪化で生活が荒み黒髪に染めていた高校時代、ジョンへの反発心を表すかのようなイエロー系ブロンド、そして小さな新聞社でジャーナリストとして活躍し始めていた現在のシーンでは、ディラン本人の髪色に近い落ち着いたブロンドに。取材をするシーンでは、気どらないおだんごヘア。ジェニファーを演じるディランが起伏に富んだ10年以上に及ぶひとりの人物を演じるにあたり、様々な工夫を行ったことが垣間見える。ショーン・ペンを父に、ロビン・ライトを母に持つディランは、2013年からモデルの仕事を始め、「GAP」や「ASOS」など多くのブランドでキャンペーンモデルを務め、2015年には『Condemned』(未公開)で映画デビューを主演で飾った。その後、何本か映画出演をしているが、出演作が日本で劇場公開されるのは今回が初めて。本作では、不器用な父親と真っすぐ向き合おうとする娘を多彩な感情表現で見事に演じきり、代表作と呼ぶにふさわしい熱演を披露した。ディランが初めて本作の脚本を読んだのは15歳のとき。彼女はその時のことを「まるで自分の日記を読んでいるかのようでした」と言い、当時は自信がないと即座に断った彼女がこの役を引き受けるまでに15年の時間を要したという。それまでのことを「最初はとても不安だったんです。OKする前に、おそらく10回はノーと言ったと思います」と明かす。ディランは、結果的にこの役柄を演じるための準備に必要な時間を得ることになったが、「やがて30歳になろうとする頃に再び脚本を読んだ時は、自分が悩める10代だった頃のことを思い出すような感じで、とても懐かしい気がしました。ジェニファーがこの物語の中でそうだったように自分も成長したのだと感じ、この物語は自分自身の人生と似ていると思ったのです」とふり返る。ディランは自身が演じることになる原作者のジェニファー・ヴォーゲルに、彼女自身と母親との関係性について度々質問をしたという。ヴォーゲルは、ディランのことを「物事の核心を追求する人物という意味で、“真実の探求者”だと思います」と評している。そして、ディランはショーンとの共同作業について、「共演者そして監督として父と共に働くことは、物凄く強烈でしたよ!と言っても、父は本当に私が経験した中で最高の共演者であり監督なんです。そういう意味では、父と一緒に働けたのは良かったですね。本当に驚くほど支えられている感じがして、そのおかげで、弱さを見せ、本質的、そして感情的にありのままの自分を曝け出すことができました」と明かす。ジェニファー役はリアルで自然な演技のできる役者でなければならないと考え、鋭い先見の明を持って、かねてからディランに出演の打診をしていたショーンは、「ディランは1日目から、リアルさを作り出すマシンのように僕らを驚かせました」と語っている。『フラッグ・デイ父を想う日』は12月23日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フラッグ・デイ 父を想う日 2022年12月23日より、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2021 VOCO Products, LLC
2022年11月14日1950年代、高校生だったボブ・ディランが恋人へと書き送った42通、150枚にも及ぶラブレターの数々がオークションにかけられている。手紙は、ディランが改名する前の名前、“ロバート・ジマーマン”だったころに、恋人のバーバラ・アン・ヒューイットさんへの愛を綴ったものだ。ヒューイットさんが亡くなった後、その娘が手紙を発見し、競売にかけられるに至ったと米Billboardは報じている。主催者のRR AUCTIONは手紙の詳細な内容は明かしていないが、「100万枚のレコードを売る」「アメリカン・バンドスタンドに出演して大勢の女の子たちの歓声を浴びる」といった未来の成功を予言したかのような文章が見られるという。また、改名することについてヒューイットさんに意見を求めており、そこには候補として「リトル・ウィリー」「エルストン」などの名前が書いてあったそうだ。2人の関係が終わりを迎えたとき、最後の手紙でディランは自分の写真を返して欲しいと頼んでいたが、その後もディランはヒューイットさんを忘れられなかったようだと彼女の娘がRR AUCTIONに語っている。1960年代に大成功を収めたあと、ディランはヒューイットさんに電話をかけ、カリフォルニアへ来ないかと誘ったという。ヒューイットさんはこの申し出を断り、別の男性と結婚したが7年後に離婚。生涯再婚はしなかったそうだ。RR AUCTIONのボビー・リビングストン氏は「ディランの曲に赤毛の女性がたびたび登場するのは、ヒューイットさんにインスパイアされたからでは」という推測を語ったと、Billboardは伝えている。開始価格は25万ドル(約3530万円)、入札締め切りは11月18日だという。
2022年11月11日ザック・エフロンが『The Iron Claw』に出演することになった。世界的に有名なレスラーのフォン・エリック3兄弟についての映画で、ジェレミー・アレン・ホワイトとハリス・ディキンソンがほかのふたりを演じる。監督、脚本は『不都合な理想の夫婦』のショーン・ダーキン。A24が製作配給する。エフロンの最新作は、トロント映画祭でお披露目された『The Greatest Beer Run Ever』。ホワイトは今年アメリカで配信された『The Bear』に主演し、注目を集めたばかり。ディキンソンの最近作は『キングスマン:ファースト・エージェント』。文=猿渡由紀
2022年09月16日ザック・エフロンが、元カフェスタッフの恋人ヴァネッサ・ヴァルダレスと交際10か月で破局してしまったようだ。ザックの友人でラジオ・パーソナリティのカイル・サンディランズが自身のラジオ番組で語った。「『デイリー・テレグラフ』紙が言っているだけじゃないんだ。ぼくは昨日ザックと話したから(破局を)認めることができる」と2人の破局を明らかにした。破局時期は「最近のことだよ。とは言っても、昨日なんていう最近ではないけれど。2人はそれぞれの道を進んでいる」とのこと。昨年の夏、ザックはオーストラリアのカフェで働いていたヴァネッサと出会い、交際がスタート。ザックはNetflixの「ザック・エフロンが旅する明日の地球」という旅番組に出演しており、ヴァネッサはザックの旅行に付き添えるように9月に仕事を辞めた。今年1月にはザックがロサンゼルスの自宅を売りに出し、オーストラリアで物件を探していることが報じられた。その後、バイロン・ベイに借りた邸宅で一緒に住み、婚約説が飛び出すほど「真剣な関係」を築いていると伝えられていたが…。カイルは破局について「大きな揉めごとがあったわけじゃない」と説明。「ザックが仕事をしていないときは、2人は浜辺の豪邸に住んでランチをしたり、多くの時間を一緒に過ごしていた。でも仕事となると、現実にまっすぐに引き戻される。残念なことだ」と話した。(Hiromi Kaku)
2021年04月22日ザック・エフロンが『Gold』に主演することになった。スリラーで、監督は俳優のアンソニー・ヘイズ。ヘイズは脚本の共同執筆もし、出演もする。主人公は見知らぬふたりの男性。彼らは砂漠で偶然、巨大な金塊を発見、それを掘るためにひとりが道具を探しに行き、その間、もうひとりが残って守ることにする。しかし、残ったほうは、思いのほか多くの危険に晒されるという物語らしい。撮影は今月、オーストラリアでスタートの予定。エフロンの最近作は、アニメ映画『Scoob!』。同作品は劇場公開予定だったが、コロナのため、アメリカではHBO Maxで配信リリースされている。文=猿渡由紀
2020年11月06日ティモシー・シャラメがフォックス・サーチライト・ピクチャーズの映画『Going Electric』(原題)でボブ・ディランを演じるかもしれない。「Deadline」などが、現在ティモシーが出演交渉中であると報じた。同作は、イライジャ・ウォールドの著書「Dylan Goes Electric」(原題)をベースとし、フォークミュージックのアイコンからロック歌手へと転換していくディランにフォーカスする作品。すでに監督は『フォード vs フェラーリ』のジェームズ・マンゴールド、脚本は『沈黙-サイレンス-』のジェイ・コックスに決定しているという。また、ディラン自身が製作総指揮の1人を務め、長年マネージャーを務めているジェフ・ローゼンも製作陣に名を連ねている。ティモシーは同作のほか、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のリメイク版『デューン/砂の惑星』や、ウェス・アンダーソン監督の『The French Dispatch』(原題)への出演を控えている。『ボヘミアン・ラプソディ』に『ロケットマン』と、近年映画界で大ヒットを放っているミュージシャンの伝記映画。今後製作される同ジャンルの映画には、ディランの『Going Electric』のほか、『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサー、グレアム・キングが故・マイケル・ジャクソンを主役とした伝記映画を製作予定。(Hiromi Kaku)
2020年01月07日ザック・エフロンが“シリアルキラー”の始まりとなった連続猟奇殺人犯を演じる『テッド・バンディ』。この度、ジョン・マルコヴィッチの誕生日12月9日を祝し、彼が演じる判事とザック演じるバンディとの法廷バトルシーン映像が到着した。容疑者でありながら、その法的能力を認められ、自らを弁護することを認められたテッド・バンディ。今回解禁となった映像でも、ロースクールに通った成果を思う存分発揮する場面を垣間見ることができる。バンディが検察側の参考人を皮肉れば、傍聴席の女性たちから拍手や声援が送られる異常事態に。それを見たマルコヴィッチ演じるコワート判事は、「ここは春休みのフロリダじゃないんだ!」「シーワールドのイルカのショーとは違う」と一喝。バンディにも厳しく言い渡す。このマルコヴィッチとの共演に関してザックは、「最高にかっこいいね」と一言。「真剣だけど、好奇心旺盛で演技を愛する人と話すのが好きみたい。彼からは多くのことを学んだ。1人の役者からこんなに学んだのは珍しいね。彼の目を真っすぐ見つめて演技をするシーンは鳥肌が立ったよ」とコメント。「彼は僕の憧れだね。ヒーローさ」とマルコヴィッチとの共演を喜んでいる。『テッド・バンディ』は12月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テッド・バンディ 2019年12月20日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 Wicked Nevada,LLC
2019年12月09日ザック・エフロンが1970年代アメリカで30人以上の女性を惨殺したとされるシリアルキラーを演じる『テッド・バンディ』。ザックの脅威のシンクロ率を比較した画像が公開された。本作は、日本以外はNetflixで配信となり、日本でのみ劇場公開となるファン待望の注目作。ザックが演じるのは、1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。IQ160の頭脳と端麗な容姿で司法・メディアを翻弄し、“シリアルキラー”の語源になった稀代の殺人鬼だ。葛藤があったザック「殺人鬼を美化したくなかった」髪型や手振り身振りだけでなく、口のすぼめ方や視線の投げ方まで、ほぼ一致しているといえるような再現率。すでにSNSでも“ザック・エフロン完コピ論”が散見されるが、いままで主に学園ミュージカルやコメディに出演してきたザックには、この極めて邪悪なシリアルキラーを演じるにあたり、葛藤があったという。「実家に帰った時、仕事について母に聞かれ、『殺人鬼を演じるかもしれない』と言ってテッド・バンディの名前を出したら、振り返って僕を凝視してきたんだ。そこには恐怖が感じられた。明らかに動揺していたね」と当時の母親の反応を明かす。「母はテッド・バンディの裁判をリアルタイムで見てきて、それだけショッキングな事件だったのさ。外見や人柄で、その人の善悪を判断することはできないと、世に知らしめた裁判だった」と言う。「僕も最初は正直迷ったよ。殺人鬼を美化したくなかったからだ。今でもこの作品はバンディを美化していると感じている人も多いようだが、僕という役者が彼を演じることによって、新たな見方ができたのではないかと信じている」とザック。これまで自身が築き上げてきた“ザック・エフロン像”を利用することで、「邪悪な者というのは、見た目は普通の人」という本作を通して監督の伝えたいメッセージに真実味を持たせることに成功している。『テッド・バンディ』は12月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テッド・バンディ 2019年12月20日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 Wicked Nevada,LLC
2019年12月04日ボブ・ディランが来年4月に、東京・Zepp DiverCity(TOKYO)、東京・Zepp Tokyo、大阪・Zepp Namba(OSAKA)にて来日公演を開催することが決定した。【チケット情報はこちら】ノーベル文学賞を受賞したことでも話題を集めたボブ・ディラン。今回の来日公演は本人の希望で日本限定のライヴハウスツアー、東京と大阪のZeppで14公演行われる。今回で9度目の来日ツアーであるが、いままで毎回ちがったステージを見せてくれているボブ・ディラン。1978年の初来日では大編成のバンド、1986年はトム・ペティと組み、ネヴァーエンディング・ツアーでは、1994年、1997年、2001年、2010年、2014年、2016年と6回来日し、ロック、カントリー、フォーク、さらに多くのアメリカン・スタンダード曲をカバーするなど、じつに多彩なステージを見せた。昨年は1回のステージだったが、フジロック・フェスティヴァルにも参加した。一般発売に先駆けて、ぴあではいち早プレリザーブを実施。受付は11月5日(火)より。■ボブ・ディラン開催日程・会場2020/4/1(水)・2(木)・4(土)・5(日)・6(月) Zepp DiverCity(TOKYO) (東京都)2020/4/8(水)・9(木)・10(金) Zepp Namba(OSAKA) (大阪府)2020/4/14(火)・15(水) Zepp Tokyo (東京都)2020/4/17(金)・19(日)・20(月)・21(火) Zepp DiverCity(TOKYO) (東京都)
2019年10月28日本日10月18日はザック・エフロン32歳の誕生日。これを祝して、主演最新作『テッド・バンディ』からザックの次なる挑戦が伺える新場面写真が解禁となった。1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。IQ160の頭脳で容姿端麗、司法・メディアを翻弄した稀代の殺人鬼。その余罪はいまなお謎に包まれており、本当の被害者の数は誰も知らない…。この度解禁となったのは、そんなテッドとリリー・コリンズ演じるシングルマザーのリズが恋に落ちる瞬間を収めたロマンチックな1枚から(でもどこか獲物を狙う目をしている…)、彼女とその娘の誕生日を手作りケーキで祝う、恋人思いな一面が垣間見える1枚(でも右手に握られている包丁が気になる…)。さらに、法廷で雄弁に語る姿も凛々しく、スーツ姿も様になっているが、見逃せないのが囚人服。握りこぶしを壁に押し付け声を荒げている様子のテッドには、ほかの写真で見せていた温厚さが全く感じられず、シリアルキラーの片鱗を見せている。この善人と悪人の狭間を行き来する演技を披露している本作のザックは、まさに新境地であること間違いなし。本作にコラムを寄せている映画評論家の森直人氏はその書き出しを「ザック・エフロンが凄い」とし、「テッド・バンディはよく気が利き、話も上手だが、押し出しが強いわけでもない。そんな一見無双の男をザック・エフロンは過去作の“延長”で演じている。『グレイテスト・ショーマン』では階級や人種を超えた恋をピュアに貫く優しき上流階級出身の青年役。お下劣コメディ『ダーティ・グランパ』ではロバート・デ・ニーロ御大の暴走を丁寧にサポート。しかしその正体は“シリアルキラー”の殿堂入り――世にも邪悪でおぞましい美女狩り猟奇野郎のテッド・バンディなのである」。まさにザック・エフロンが持ち合わせているキャリア、イメージこそが、テッド・バンディを演じるうえで一番の強みになっている様子。今作で観れるのは、そんな“ザック・エフロン”という概念をまるっと覆す、レベルアップした姿に違いない。『テッド・バンディ』は12月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月18日ザック・エフロンが主演を務めた『Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile』(原題)が、邦題を『テッド・バンディ』として日本公開することが決定。この度、ポスタービジュアルと予告編が初解禁となった。■ストーリー1969年、ワシントン州シアトル。テッド・バンディとシングルマザーのリズは、あるバーで恋に落ちる。素晴らしい出逢いの一日から始まり、デッド、リズと彼女の幼い娘モリーの3人は、幸福を絵に描いたような家庭生活を築いていく。しかしその運命は一変。テッドが信号無視で警官に止められた際、車の後部座席に積んでいた道具袋を疑われて逮捕されてしまう。マレーで起きた誘拐未遂事件の容疑だった。またその前年にも女性の誘拐事件が起きており、キング郡警察の発表によると、目撃された犯人らしき男の車はテッドの愛車と同じフォルクスワーゲン。新聞に公表された似顔絵は、テッドの顔によく似ていた。突然の事態に混乱するリズ。テッドは全てまったくの誤解だと説明するが、次第に、いくつもの事件の真相が明らかになっていき…。■アメリカ史上最も凶悪な殺人犯、テッド・バンディの衝撃の実話を映画化!1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。IQ160の頭脳と美しい容姿で、司法・メディアを翻弄し、“シリアル・キラー”の語源になった稀代の殺人鬼。その余罪はいまなお謎に包まれており、本当の被害者の数は誰も知らない。刑務所には連日多くのファンレターが寄せられるなど、魅惑的なカリスマ性も持ち合わせていた彼は、3度死刑判決を受けるが無罪を主張。法律を学んでいた彼は、ついには自らが弁護人となり法廷で徹底抗弁を繰り広げた。本作では、世界を震撼させた殺人犯の裏側へと迫ると共に、バンディの長年の恋人の視点を通して善人としての姿を描き、観客を予測不可能な迷宮に誘い込んでいく。監督はドキュメンタリーの分野で高い評価を受けるジョー・バリンジャー。記録映像やインタビューなどを通してバンディに迫ったNetflixオリジナル作品「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」でも監督を務め、劇映画とドキュメンタリーシリーズ、両方のスタイルで“悪のカリスマ”とも評される人物を徹底的に掘り下げていく試みに成功している。主演を務めるのは、『ハイスクール・ミュージカル』『一枚のめぐり逢い』などに出演し、『グレイテスト・ショーマン』では主人公の相棒役を務めたザック・エフロン。テッド・バンディを愛してしまったヒロインに、『あと1センチの恋』『白雪姫と鏡の女王』などで主演を務めたリリー・コリンズ。判事役に『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』『マルコヴィッチの穴』などに出演する名優ジョン・マルコヴィッチなど、豪華キャストが充実の演技を見せる。今回解禁された予告編では、リリー・コリンズ演じる恋人リズとの出会いから家庭での仲睦まじい様子を描きながらも、ザック・エフロン演じるテッド・バンディの裏側にスリリングな展開で迫る。裁判では彼の凶悪さが垣間見える一方で、涙を流すシーンやリズに「あなたがやったの?」と問われて苦渋の表情を浮かべるシーンでは彼の多面性もうかがえる。予告編と同時にポスタービジュアルも解禁。メインコピーには、実際の裁判でテッド・バンディへ向けられた言葉とされ、予告編で判事に扮するジョン・マルコヴィッチがラストシーンで語った「極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣」という言葉が印象的に使用されている。また、ジョー監督は12月上旬、日本公開を前に来日することが決定している。『テッド・バンディ』は12月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月08日人気アニメシリーズ「スクービー・ドゥー」の映画『Scoob』(原題)で、ザック・エフロンとアマンダ・セイフライドが声優を務めることになったという。「Varitey」誌が伝えた。1969年からアメリカで放送されている「スクービー・ドゥー」は、不思議な事件を解決しながら旅をする、4人のティーンの男女と臆病な大型犬スクービー・ドゥーの物語。2002年には実写版の映画が製作され、マシュー・リラードがスクービー・ドゥーの飼い主のシャギー、フレディ・プリンゼ・ジュニアがイケメンリーダーのフレッド、サラ・ミシェル・ゲラーが裕福な家庭出身の美人なダフネ、リンダ・カーデリーニが頭脳明晰のメガネっ子ヴェルマを演じた。2020年5月15日全米公開予定の『Scoob』では、ザックがシャギー、アマンダがダフネを演じることに。また、先月、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のウィル・フォーテがシャギー、「ジェーン・ザ・ヴァージン」のジーナ・ロドリゲスがヴェルマを演じることが報じられた。『Scoob』では「スクービー・ドゥー」のキャラクターだけでなく、原作者のハンナ・バルベラが手掛けたほかのアニメシリーズのキャラクターたちも登場。チームを組んで助け合い、敵のディック・ダスタードリーから世界を守るというストーリーになるそうだ。監督は「トムとジェリー」シリーズのトニー・サーヴォン。『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバスらがプロデューサーに決定している。(Hiromi Kaku)
2019年03月25日なだぎ武(48)が3月5日、Twitterを更新。ドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」「ビバリーヒルズ青春白書」(ともにNHK総合)のディラン・マッケイ役などで知られるルーク・ペリーさん(享年52)の死を受け、心境を吐露した。各メディアによるとルークさんは現地時間の4日、アメリカ・ロサンゼルスの病院で死去。先月27日に脳卒中を起こして病院へ搬送されたものの、そのまま意識が戻ることはなかったという。またルークさんの倒れた日は、「ビバリーヒルズ」の新シリーズがオリジナルキャストで製作されるというニュースが報じられたばかりだった。ルークさん演じるディランから着想を得たという同名のキャラクターで、全国的な人気を博したなだぎ。5日にTwitterを更新し、《朝からショック過ぎる、、、悲しい、、ルーク、、、、》と投稿。続けて自身の思いを綴った。《『ビバリーヒルズ青春白書』復活の喜ばしいニュースの直後にルークが病院に搬送というニュースはびっくりした。でも何処かで病気を跳ね除け、ドラマと共に復活するルーク・ペリーを想像してた。こんなニュースを見るなんて思いもしてなかった……部屋にあるフィギュア見てたら涙が出ます、、悲しい、、》さらに《ありがとうルーク・ペリー、、さよなら……ディラン》とツイートした。なだぎはルークさんが倒れた当時、《この病気を早く乗り越え、また元気な姿で復活される事を、心より願っております》とTwitterに投稿。さらにルークさんと肩を組む姿など3枚の写真をアップし《#私の宝物の写真》とも綴っていた。Twitterではなだぎの心痛を物語るツイートに《テレビで実際に憧れのディランに会ってお話していましたね。なだぎさんのお気持ち、察して余り有ります》《ディランも、なだぎさんのディランも大好きです》《なだぎさん、ずっとディランやり続けてくださいね》といったエールが上がっている。実はなだぎがルークさんのディランに惹かれたのは、自身の過去が影響しているようだ。「『ビバリーヒルズ』のキャラクターでまっさきにディランにハマったというなだぎさんですが、当初は小杉十郎太さん(61)の吹き替えに惹かれたようです。ですがドラマを見続けるにつれ、ディランの一匹狼的な性格に自らを重ねたといいます。というのもなだぎさんは学生時代、壮絶なイジメや引きこもりを経験。そんななかで、1人でいることの苦しみや大切さも学びました。ですから孤独を愛するディランにシンパシーを覚え、よりそのキャラクターを好きになったそうです」(テレビ局関係者)5日、小杉氏もTwitterを更新し《ルーク・ペリーが亡くなるなんて信じられない。ディラン・マッケイは僕にとってもう一人の自分と言っても過言ではない》と投稿。さらにこう綴った。《喜びも悲しみも共有してきた。今でもそうだ。ルーク、悲しすぎるけどどうぞ安らかに。いつかゆっくり話そう。ディランは俺の中に生きつづけるぜ……》それぞれの胸に、ルークさんもディランも生き続ける――。
2019年03月05日人気ドラマシリーズ『ビバリーヒルズ高校白書』『ビバリーヒルズ青春白書』でディラン・マッケイを演じていたルーク・ペリーが3月4日(アメリカ現地時間)に亡くなったことを受け、ディランの声優を務めていた小杉十郎太が5日、ツイッターを通じてコメントした。小杉は「ルーク・ペリーが亡くなるなんて信じられない」と胸の内を明かし、「ディラン・マッケイは僕にとってもう一人の自分と言っても過言ではない」と存在の大きさを表現。「喜びも悲しみも共有してきた。今でもそうだ」とし、「ルーク、悲しすぎるけどどうぞ安らかに。いつかゆっくり話そう。ディランは俺の中に生きつづけるぜ…」と追悼メッセージをつづっている。海外メディアによると、ルークは現地時間2月27日、重度の脳卒中により自宅で倒れて病院に搬送。意識が戻らないまま3月4日に息を引き取った。52歳だった。
2019年03月05日「ビバリーヒルズ高校白書/青春白書」(以下、「ビバヒル」)のディラン・マッケイ役で知られるルーク・ペリーが 、重度の脳卒中を起こして緊急搬送されたという。「TMZ.com」によれば、水曜日(現地時間)の午前9時40分、ルークの自宅から救急車の要請コールがあり、ルークは近くの病院へ運び込まれたといい、現在入院中。ルークの代理人によると「ペリー氏は病院で経過観察中」とのことで、詳細については明かさなかった。「TMZ.com」は「治療のために薬で昏睡状態を保っている」と報じ、代理人はこれを否定。後に同サイトは「鎮静状態である」と変更した。ルークが倒れてしまったのは、奇しくも「ビバヒル」のリバイバルドラマが製作されると明らかになった日と同日。ジェニー・ガースやジェイソン・プリーストリーらオリジナルキャストが契約する中、ルークは出演契約を結ばなかったという。しかし、「ビバヒル」の共演者たちはルークを心配し、SNSでお見舞いメッセージを送っている。スティーブ役のイアン・ジーリングはルークの頬にキスしている画像とともに「一日も早い回復を」と祈り、ブレンダ役のシャナン・ドハーティーは「ビバヒル」の中でルークにハグされている画像でルークを思いやった。ルークは2017年から現在まで「リバーデイル」に出演し、メインキャラクターのアーチー(KJ・アパ)の父を演じている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ビバリーヒルズ高校(青春)白書 [海外TVドラマ]© 2006 Torand Productions Inc.All Rights Reserved.CBS and related marks trademarksof CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM, (R)&(C)by Paramount Pictures.All Rights Reserved.
2019年03月01日映画『七つの会議』から、主題歌となっているボブ・ディランの「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」をじっくりと聴くことができるスペシャル映像が期間限定で公開された。池井戸潤の小説を、主演・野村萬斎をはじめ、香川照之、及川光博、音尾琢真、橋爪功、北大路欣也ら重厚かつ超豪華俳優陣が参加し映画化した本作。“結果がすべて”――そんな考え方がいまもなお続く中堅メーカーを物語の舞台に、社内で起きたパワハラ騒動をきっかけとして、そこに隠されたある謎により会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがしていくというストーリー。そんな本作の主題歌は、あの世界的ロックアーティスト、ボブ・ディランが歌うバラード「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」。これまで、数々の有名アーティストたちがカヴァーしてきた本楽曲。例えば、ビリー・ジョエルのカヴァーは愛の歌として感銘を受けるが、オリジナルの歌には、より広範に渡って人を包み込む優しさや癒しというものが感じられ、今回の主題歌は、闘いを終えた人々への鎮魂歌となっている。公開されたスペシャル映像では、豪華俳優陣が織りなすストーリー展開に合わせて編集、初公開シーンもたくさん登場。映画を観る前に、また観た後にも楽しめる映像となっている。なお、今回のスペシャル映像は3か月間の期間限定。ぜひお見逃しなく。『七つの会議』は2月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:七つの会議 2019年2月1日より全国東宝系にて公開©2019映画「七つの会議」製作委員会
2019年01月31日2016年のノーベル文学賞を受賞した米の歌手ボブ・ディラン(77)の楽曲が、狂言師・野村萬斎(52)主演の映画「七つの会議」(福澤克雄監督、来年2月1日公開)の主題歌として使用されることとなったという。一部スポーツ紙によると、主題歌となるのは97年の名曲「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」。ディランは同賞の受賞後にドラマや映画のタイアップ契約を結んでおらず、日本の映像作品に楽曲の使用を許可するのは今作が受賞後初めて。プロデューサーがディランの大ファンであることから、約1年にわたって交渉。何度も長文のメールを送ってオファーし、説得したという。「世界的ロックバンド『クイーン』のフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒット。日本では。ひそかにクイーンブームが巻き起こっています。『七つの会議』がヒットすれば、デュランブームも再来するのではないでしょうか」(音楽業界関係者)「七つの会議」の原作者は、11年に「下町ロケット」で直木賞を獲得した池井戸潤氏(55)。数多くの作品がドラマ化されているが、映画化されるのは今年公開された「空飛ぶタイヤ」に続き2作目だ。「『空飛ぶタイヤ』の主題歌は、サザンオールスターズの『闘う戦士たちへ愛を込めて』。映画のために桑田佳祐さんがわざわざ作詞作曲を手がけた力作です。そして今回はボブ・ディラン。立て続けに大物が起用されただけに、3作目はさらにハードルが上がりそうです」(芸能記者)ディランのファンも劇場に足を運ぶことになりそうだ。
2018年11月30日池井戸潤原作の野村萬斎主演映画『七つの会議』の主題歌が、ボブ・ディランの「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」に決定。最新予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。ロック界最重要アーティストであるボブ・ディラン。全世界アルバム・トータル・セールスは1億2500万枚を超え、38作のオリジナル作品、ライヴやコンピレーションを合わせると60タイトルを超え、600曲以上の自作曲、そして世界中で2千回以上のライヴを行い、半世紀以上に渡って常に第一線で活躍している唯一のアーティストだ。過去11度のグラミー賞受賞(1991年にはグラミー特別功労賞受賞)、1982年には「ソングライターの殿堂」入り、1988年には「ロックの殿堂」入りを果たすなど数多くの功績を残している。今回本作の主題歌に決定したのは、1998年のグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞した「タイム・アウト・オブ・マインド」収録のバラード「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」。歌・作詞・作曲をボブが手掛けた本楽曲は、ビリー・ジョエル、アデル、エド・シーランなどなど、多くのアーティストもカバーするほどの名曲。なお、ボブが日本映画へ楽曲提供するのは、2016年のノーベル文学賞受賞後初となった。本映画製作着手と同時にボブの楽曲使用を打診、何度も交渉が続く中で、夏にフジロックで来日したボブがこの曲を演奏したことで一層の力を得、「正義」を問いそれが晴らされた印象的な場面、企業戦士が戦い終わった時の「鎮魂歌」として、疲れ切ったサラリーマンに癒しと希望を与えたいことを強調できるとさらに熱望。結果、約1年に渡る交渉の末、主題歌に決定したのだという。主題歌決定と同時に公開された予告編では、主題歌が挿入。主演の野村萬斎をはじめ、香川照之、及川光博、北大路欣也ら豪華キャストたちの激しい演技合戦を覗くことができる。なお、映画主題歌「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」をフィーチャーしたボブ初のラヴ・ソング集「フィール・マイ・ラヴ ~ Love Songs of BOB DYLAN」が2019年1月23日に発売されることも決定した(※日本独自企画)。『七つの会議』は2019年2月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:七つの会議 2019年2月1日より全国東宝系にて公開©2019映画「七つの会議」製作委員会
2018年11月27日滅多にテレビに姿を見せないボブ・ディラン(77)が、人気のトークショーに出演した。これだけでも驚愕に値するが、“トーク”を見せる番組であるにも関わらず、何と一言も発することなく退場してしまった。ジミー・ファロンが司会を務める「THE TONIGHT SHOW」の冒頭。エリック・サティのジムノペディ第1番が流れる中、薄暗い客席に座るファロンのもとへ、ウイスキーボトルを手にしたディランが歩み寄る。グラスをファロンに手渡し、ウイスキーを注いで乾杯。2人でウイスキーを楽しみながら、なぜかサーカスの鑑賞がスタートする。無言でグラスを傾けつつ、サーカスに見入るディランとファロン。サーカスはクライマックスに達し、感極まったファロンはスタンディングオベーションを贈るが、ふと気づくと横に座っていたディランが消えている。「ボブ?ボブ?ボブはどこへ行ったんだ?」とうろたえるファロン。サーカスの出演者に「そこには誰もいなかったわよ」と指摘されると、「……あのウイスキー、何が入っていたんだ……」。そしてウイスキーにスポットが当たり、スキットは終了する。言うまでもないが、これはボブ・ディランのオリジナルウイスキー「Heaven’s Door」のプロモーションだ。ディランは2015年に「bootleg whiskey」という商標を取得し、酒造家のマーク・ブシャラ氏と提携、“テネシー・ストレート・バーボン、ダブル・バレル・ウィスキー、ストレート・ライ・ウィスキーの3種の発売を今年4月に発表していた。価格帯は1本50〜80ドル(約5600円〜9000円)だが、限定の「テネシー・ストレート・バーボン10年」が130ドル(約14700円)で仲間入りした。オフィシャルサイトで販売中だが、残念ながら日本からの注文は受け付けていない。
2018年11月26日