インドア親子に、デイキャンプのお誘いが…私たち親子は家で過ごすのが大好き。休日は、私は読書、男女2人の子どもたちはゲームをしながら、インドアライフを送っていました。たまには近くの公園に行くこともありましたが、日差しや蚊も気になるのでできれば室内で遊んでいてほしいというのが私の本音。ところがある日、ママ友から親子デイキャンプへのお誘いが!息子が小学2年生、娘は幼稚園年長の時でした。アウトドア用品持ってない!何を準備すればいいの?息子が年長の時から、子どもだけで行くキャンプ教室は何度か行かせたことがありましたが、親子でデイキャンプをするのははじめて。当然わが家にはアウトドア用品はゼロ。何を準備したらよいかも皆目見当がつきません。不安な気持ちを友人に伝えたところ、今回は主催者側で必要なものをすべて用意してもらえるとのこと。持ち物は食器や飲み物、軍手だけで大丈夫と言われ、「それなら…」と勇気を出して重い腰を上げてみることにしたのです。でも内心は、デイキャンプの場所で息子に「ゲーム持ってくればよかった」と言われやしないかと気になっていました。え!?思った以上に子どもたちがイキイキしてる!【デイキャンプのタイムテーブル】10:30~スタート→自己紹介など11:00~13:30バーベキュー13:30~モルック大会(フィンランドの遊び)14:00~終わりの会→写真撮影自然豊かなキャンプ場で、まずは自己紹介。最初は緊張気味だった子どもたちでしたが、徐々に周りの子どもと話すように。私も初対面のママたちの間でドキドキしていましたが、バーベキューの準備など身体を動かしながら話すうちに、自然と打ち解けることができました。そしてキャンプ好きなママたちの手際のいいことにビックリ!火加減などを教わりながら、たくさんのお肉を焼いたことも今では楽しい思い出です。外で食べる肉や野菜、焼きマシュマロのおいしさに子どもたちは大喜びでした。緑の中で、フィンランドのモルックという遊びを楽しんだり、遊び疲れたらハンモックに揺られ、テントで休んだり。子どもたちは、私が驚くほどイキイキと楽しんでいました。大人たちが片づけや掃除をしている間も、子どもたちは遊び続け、解散後も別の公園でまだ遊びたい!と言い出すほどの盛り上がり。「外で遊ぶよりゲームがいい」と言い出すのでは…なんていう心配は無用でした!アウトドアへの気持ちがムクムクと…デイキャンプから帰って、子どもたちも私も「また公園で遊びたいね」と盛り上がり、それならばと購入したのが、写真のバスケット。今回、荷物をすべてリュックに詰めていきましたが、日帰りとはいえ、気分を出して行けばよかったかなという思いがあったのです。タンブラーに好きな飲み物を入れ、バスケットに軽食やおやつを入れたらお出かけ気分がアップするかなと。なんと、一緒に持ち歩くかわいいランチョンマットまで手作りしてしまった気合いの入れように自分でもビックリ(笑)。気分をさらに盛り上げるアイテムを買ってみた!周りのアウトドア好きのファミリーが持っていて、私が欲しいと思ったものがもう1つ。それはテントです。デイキャンプ当日は晴れていたのですが、冷たい風が吹いていました。設営されていたテントに娘と一緒に中に入り、「暖かい!」と感動。敷いてあるシートは厚みがあり、思わず寝転びたくなりました。そこで、家族で大きさや形を何度も検討し、軽くて持ち運び安い簡易テントを購入。購入から数日は、家の中でテントを広げ、「キャンプごっこしよう!」「夜はここで寝る!」と子どもたちは大はしゃぎでした。この夏休みは、テントを持って家族で大きな公園に行く予定。とても軽いので、旅行の荷物にも入れていきたいと思っています!外で過ごすことに前向きになった自分に驚きママとして、子どもとの時間を楽しむ方法はたくさんありますが、自然の中に身をおいてみると、自分が思っていた以上に楽しめました。苦手意識や経験がないからという理由でアウトドアを避けてきた私でしたが、ちょっと前向きに。今後も準備があまりいらないものから(笑)少しずつ参加してみたいと思っています。<文・写真:ライターよしだひろこ>
2019年07月22日家族でキャンプに行きたいと思っていても「道具を一式揃えるのが大変で、なかなか始められない!」という人におすすめなのが「デイキャンプ」。日帰りのなので、キャンプに比べると荷物が少なく済むというのが最大のメリット。今回は子連れデイキャンプのマストアイテム10選を紹介します。まずはこれだけは揃えてスタート!1)タープ本格的なテント用品は、最初はなくても大丈夫。とはいえ、日陰で休めるスペースは必須。セッティングが簡単なタープがあれば、キャンプでもお庭のBBQでも活躍してくれますよ。2)道具入れホームセンターで売っている収納ボックスを愛用しているキャンパーが多いです。我が家でもホームセンターで買った、安くて頑丈なタイプを愛用中。人が座れるタイプはベンチとしても、ちょっとしたテーブルとしても使えますよ。持ち物は細々としたものが多いので、メッシュの収納ケースに小分けしておくと、どこに何があるのか分からなくて困る心配もありません。3)テーブル&椅子テーブルは、作業用と食事用の2台あると便利です。最初は1台から始めて、必要だと感じたら増やすといいかもしれません。我が家では、収納ボックスをテーブル代わりに使っていましたが、やはり2つ必要ということになり、買い足しました。4)バーベキューコンロ・焚き火台バーベキューコンロは、ご飯を作る時の必需品。ホームセンターなどで購入できますよね。でも、もっとキャンプの雰囲気を楽しみたいなら焚き火台がおすすめです。整備されたキャンプ場は、環境面から直火NGなところがほとんどですが、焚き火台があれば気軽に焚き火を楽しむことができます。網や鉄板をのせられるタイプはバーベキューコンロにもなるんですよ。火をおこすという貴重な経験ができるだけではなく、小枝を拾ってきてもらったり、火が消えそうな時に薪をくべてもらったり、子どものお手伝いの幅も広がります。触ると火傷をすることをきちんと教えて、火傷には十分気を付けて楽しんでくださいね。炭を捨てるところがない場所には火消しポットを持参しましょう。5)食器・調理器具食器や調理器具は家にあるものを使えば、わざわざ買い足す必要はありません。お皿やコップは割れないものであれば、100円ショップのもので十分です。6)ウォータータンク&ウォーターバッグ水場が離れているときに重宝するのがウォータータンク。ちょっと手を洗いたいとき、水が飲みたいとき、お湯を沸かしたいときに便利です。蛇口の下の地面が水びたしになるので、我が家では折りたたみバケツをセットして使っています。バケツは使用済みの食器を入れておき、洗うときそのまま運べる優れもの。そこまで高価なものではないので揃えておきたいアイテムです。最初はなくても大丈夫! 後々揃えたいもの7)クーラーボックスデイキャンプなら、食材をその日のうちに使うので、発泡スチロールや段ボールで代用できます。我が家では冷凍したお肉やお魚を保冷剤代わりにしています。長時間保冷効果が持続するようなものを選ぶと失敗しないので、よく考えてから購入したいですね。8)テント慣れてきたらやはりテントは欲しいもの。主に、寝室だけのコンパクトなタイプと、リビングと寝室が分かれているツールームタイプがあります。暖かい時期にしかキャンプをしない人なら寝室とタープを組み合わせて使うのもいいですね。寒い時期もキャンプしたいという人には、寒さをしのげるリビング付きのツールームタイプがおすすめです。キャンプ場ではテントの貸し出しもあるので、まずは設営の経験を積んでからの購入がおすすめ。買ってみたら大きすぎて自分たちで設営するのが大変!という失敗もありません。家族のスタイルに合ったテントを選んでくださいね。子連れキャンプだからこそのアイテムとは?9)ゴムハンマーキャンプをすると、子どもは普段よりお手伝いをしたがります。ペグ(タープやテントを地面に固定する道具)を打ったり、はずしたりするときも「じぶんでやりたい!」と言われるかも。そんなときは、固いハンマーでは危険なので、ゴム製のハンマーを用意しておけば安心して任せられますよ。10)マシュマロ道具ではありませんが、キャンプのお楽しみとしてやっぱり外せないのがマシュマロ!棒にさして自分で焼いて食べるという特別感と、甘くてふわとろな焼きマシュマロは子どもの大好物。ビスケットにチョコレートと一緒にサンドして“スモワ”を作ってみるのもおすすめ。「マシュマロを焼かないと終われない!」というくらい我が家ではマストアイテムです。いかがでしたか?最初は少ない荷物から始めて、必要だと感じたら買い足していくのがベスト。少しぐらいの不便さはアウトドアの醍醐味です。デイキャンプに慣れてきたら、本格的なキャンプにも挑戦してみてくださいね。<文:フリーランス記者三浦麻耶>
2018年04月27日アウトドアと言えば、夏というイメージをお持ちの方は多いと思いますが、実は冬でも楽しめるアクティビティはあります。その中でも、子連れでも楽しめる冬のアウトドアとしておすすめなのが「焚き火」。焚き火の楽しみ方を、親子のハイキング講座などを手掛けるアウトドアユニット「外あそびtete」の東麻吏さんに教えてもらいました。冬は予約も取りやすい、キャンプ場でデイキャンプ焚き火東さんによれば、冬こそアウトドア初心者にメリットが多いそうです。「まず焚き火をどこでやるかというと、キャンプ場を借りるということになりますが、冬は、キャンプ場がすいているというのが1つの大きなメリットです。東京都内にもいくつかキャンプ場がありますが、それらは暖かい季節には、なかなか予約が取れなかったり、取れても混んでいたりしますが、冬は予約も取りやすく、すいています」(東さん、以下同)東京都内で冬でも焚き火などのデイキャンプを楽しめるキャンプ場として、若洲海浜公園や平和島公園キャンプ場、本門寺公園キャンプ場などがあります。また、蚊に刺されない、標高の低い都心でも暑くないので快適という点も、冬のアウトドアのメリットだそうです。子どもに火の「面白さ」と「怖さ」を教えるいい機会に焚き火をしながら、ゆらゆらと燃える火を見ていると、なぜか飽きないもの。しかし、普段、現代生活をしていると火が燃えるのを見たことがないという子どもは多いものです。焚き火は、火が燃えるのを子どもたちに近くで見せてあげられ、火の面白さはもちろん、その危険性も体感させることができます。「火が燃え始めたら、子どもと一緒に少し近づいてみて『火って、近づくと熱いよね』と、体験しながら教えることができるので、火の危険を身をもって感じさせることができます。また、焚き火に限らずキャンプなどでも同じですが、焚き火台を組み立てたり、着火用の小さな木の枝を拾ったりと、子どもでもお手伝いできることがあるので、段取りを考えながら準備をする力が身につくのも、子どもと一緒にキャンプや焚き火をやるメリットですね」大人がメインのバーベキューでは、すべて大人が準備して、子どもは食べるだけとなりがちですが、できるだけ子どもにも役割を持たせて、一緒に準備から片付けまで行う方が、子どもも楽しめるようです。地面に直火はNG!焚き火台を用意して焚き火といっても、地面で直接火を燃やすのはキャンプ場でも禁止の場合が多いです。では、どうするかというと「焚き火台」なる道具を使います。「折りたたみ式で持ち運べる焚き火台がありますので、それを持って行きましょう。炭をおこして上に網や鉄板を乗せれば調理に使えるものもあります」これらは、スノーピークやユニフレーム 、モノラルといったアウトドアメーカーから発売されています。そのほか、焚き火に必要なグッズは次の通りです。・焚き火台・薪・着火剤・着火ライター焚き火をやるために必須のグッズはこの4つ。着火剤は、小枝や牛乳パックなどでも代用できますが、薪と一緒に購入しておいたほうが、楽に火を着けることができます。「火を起こすのは難しいと思われがちですが、着火剤を使うと、意外と初心者でもすぐに火をつけられるので安心ですよ」焚き火を楽しむコツは、目的を絞ること焚き火に限らずですが、初心者がアウトドアを楽しむコツは、欲張りすぎないことだそう。料理も焚き火もと目的を広げずに、潔く今日は焚き火だけ、と絞ってしまった方がいいそうです。「バーベキューもして、料理にもこだわって、その後焚き火をしてと、欲張りに計画を立ててしまうと、親も子も疲れてしまい楽しめません。例えば、焚き火をするというのを1番の目的にするなら、食事は水筒にお湯を入れてもっていってドライフードを食べるだけにするとか、シングルバーナーで簡単に作るだけでOKとしてみてはいかがでしょうか?残りの時間はひたすら焚き火で温まりながらのんびり何もしないで過ごすというのがおすすめです」お湯を沸かしてスープだけ作り、あとは持っていったおにぎりを食べるなど、手抜きアウトドア料理でいいということですね。張り切りすぎるとかえって疲れてしまい、「アウトドアなんて面倒臭い」となってしまいがち。これくらい手抜きして、いい意味で「テキトーに」楽しみましょう。楽しく安全に焚き火を行うための3つの注意点最後に、焚き火を楽しく安全に行うための注意点を3つ、東さんに教えてもらいました。・天気が良くても風が強い日は避ける。・火の粉が飛ぶので燃えやすい素材の服は着ない。・焚き火が終わったら、バケツなどに水を汲み、炭を必ず水に入れて完全に消火する。当日外に出てみて、風が強いなと思ったら、晴れていても無理せず日程を変えることが大切だそうです。また、冬は、外へ出た瞬間はそれほど寒くなくても、長時間外にいると体が冷えます。そのため、防風性の高い上着を着ていく、足元や腰回りは特に冷えるので携帯カイロなどで温めるなど、防寒対策をしっかりと行なって出かけることも大切とのこと。東さんから教えてもらった持ち物や注意点を参考に、冬のアウトドア「焚き火」に挑戦してみませんか?(取材・文:相馬由子/ディライトフル)
2018年02月18日自然散策やデイキャンプと聞くと、ファミリーやグループを連想しがちだけど、自然を満喫できるスポットはマンネリがちなカップルにも是非おすすめ!そこで、都会の真ん中で自然を楽しめる穴場なスポットとして、「しながわ区民公園」はいかがでしょう。京急大森海岸駅から徒歩約5分(JR大井町駅から無料送迎バスあり)。自家用車の人には、96台分の有料駐車場が備わる。敷地内には、トンネル水槽を使ったパフォーマンスなどを楽しめる「しながわ水族館」や湖のほとりに浮かぶレストランなどが並ぶ。無料の貸し自転車(11月までは無休)もあり、園内の小道をサイクリングするのも楽しい。お散歩をしていると、ところどころにストレッチなどの運動をするポイントがあり、試してみるのも面白い。また木々には番号がついており、何の木かを考えて、園内の看板で答え合わせもできる。ほかにも、つり堀(10月以降利用可)やデイキャンプ場などもある。 また、近隣にも魅力的なスポットがある。公園の北口を出て、大井競馬場の側道を約15分程度歩いて、(車で約5分)勝島橋を渡ると、「大井ふ頭中央海浜公園」が見えてくる。ここでは、川沿いでバーベキューや釣りを楽しむことができる。ほかにも、敷地面積900平方メートルのドックランや、虫や花などの自然観察を楽しめる「せせらぎの森」や望遠鏡が配置されている「野鳥観察小屋」なども。さまざまな楽しみ方ができるこちらのエリア。都心の真ん中でいつもとは違った一日を満喫してみては?参考サイト: しながわ区民公園ホームページ
2012年05月12日