デビッド・エアーが『Heart of the Beast』を監督することになった。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼルがプロデューサーを務める。大きな事故に遭った元米軍兵が普通の生活に戻ろうとするというストーリーらしいが、詳しいことはわかっていない。製作、配給はパラマウント・ピクチャーズ。エアーは最近、ジェイソン・ステイサム主演のアクション映画『The Beekeeper』をヒットさせたばかり。チャゼルの最近作は、2022年の監督作『バビロン』。文=猿渡由紀
2024年03月26日デイミアン・チャゼル監督映画『セッション』が、2024年3月8日(金)より、全国19館の劇場で1週間限定リバイバル上映される。デイミアン・チャゼル監督映画『セッション』リバイバル上映名門音楽大学が舞台の映画『セッション』は、“完璧”を求める鬼教師の常軌を逸したレッスンと、それに喰らいつく若きジャズドラマーの対峙を描いた物語。『バビロン』や『ラ・ラ・ランド』などを手掛けたデイミアン・チャゼル監督の出世作としても知られており、今回は『セッション』の製作10周年を記念したリバイバル上映となる。マイルズ・テラー × J・K・シモンズ一流のドラマーを目指すアンドリュー・ニーマンを演じるのは『トップガン マーヴェリック』でも話題のマイルズ・テラー。対する鬼教師、テレンス・フレッチャーを演じるのはチャゼル監督作品や『スパイダーマン』シリーズでもおなじみのJ・K・シモンズだ。両者は、理想の音楽を追求し合う狂気に満ちた師弟関係を好演。特にラスト9分19秒の衝撃的な“セッション”は見逃せない。映画『セッション』あらすじ世界的ジャズ・ドラマーを目指して名門音楽学校に入学したニーマン・アンドリューは、教師のテレンス・フレッチャー率いるバンドにスカウトされる。ここで成功すれば、偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。しかし、ニーマンを待ち受けていたのは、完璧な音楽を求めるためなら手段を厭わないフレッチャーの狂気的なレッスンだった。浴びせられる容赦ない罵声や、仕掛けられる罠。じりじりと精神を追い詰められていくニーマンは、それでもフレッチャーの指導にしがみついていくが…。【上映情報】映画『セッション』公開日:2024年3月8日(金)~1週間限定上映公開劇場:全国19館※劇場により、上映日・上映期間が異なる監督・脚本:デイミアン・チャゼル出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、メリッサ・ブノワ公開劇場[北海道]札幌シネマフロンティア[埼玉]MOVIXさいたま[千葉]ユナイテッド・シネマ幕張、イオンシネマ市川妙典、キネマ旬報シアター(※3月9日(土)〜)[東京]新宿ピカデリー、池袋HUMAXシネマズ、恵比寿ガーデンシネマ、イオンシネマ板橋、イオンシネマ シアタス調布[神奈川]イオンシネマみなとみらい、イオンシネマ茅ヶ崎[愛知]ミッドランドスクエア シネマ[京都]MOVIX京都[大阪]なんばパークスシネマ、シネ・リーブル梅田[兵庫]kino cinéma神戸国際、塚口サンサン劇場[福岡]ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13※上映日や上映時間は各劇場に確認※上映劇場・期間が変更になる場合あり※チケット販売は各劇場にて行う※1,600円均一(各種サービスデーや他の割引サービスは利用不可)※プレミアムシートなどにより料金が異なる場合あり
2024年02月11日『ラ・ラ・ランド』『バビロン』のデイミアン・チャゼル監督が、今年のヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で国際審査員長の一人に決定したことが発表された。フランスのアリス・ディオップ監督、イタリアのジョナス・カルピニャーノ監督と共に務めるという。チャゼル監督の作品は、2016年に『ラ・ラ・ランド』、2018年に『ファースト・マン』が同映画祭のオープニング作品として選出、上映された。今年、審査員長に起用されたことに対し、「毎年10日間、ティントレット、ティツィアーノ、ヴェロネーゼを輩出した芸術の町が、映画の町となります。今年は審査員長として招かれ、身の引き締まる思いですし大変うれしいです。第80回ヴェネチア国際映画祭で素晴らしい作品を見つけることを楽しみにしています」とコメントしている。ディオップ監督は長編フィクションデビュー作『サントメール ある被告』が2022年の同国際映画祭で、銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞をW受賞した。カルピニャーノ監督は2015年、『Mediterranea(原題)』で長編監督デビュー。同作がカンヌ国際映画祭国際批評家週間で上映され、インディペンデント・スピリット賞で3部門にノミネート、ゴッサム賞でブレイクスルー監督賞を受賞した。長編監督作第2弾『チャンブラにて』、第3弾『キアラへ』はどちらもカンヌ国際映画祭でヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を受賞。第80回ヴェネチア国際映画祭は8月30日から9月9日まで開催される。(賀来比呂美)
2023年05月08日映画館が閉鎖され、映画をスクリーンで観ることのできない期間があったコロナ禍。そんな状況下でスティーヴン・スピルバーグ監督や、デイミアン・チャゼル監督、インド出身のパン・ナリン監督らが次々と映画へのラブレターともいえる作品を生み出した。イギリスの演劇界で活躍し、映画『1917 命をかけた伝令』や『007 スペクター』などでも知られるサム・メンデス監督も、最新作『エンパイア・オブ・ライト』を「最も個人的な思いのこもった作品」として、自身が10代を過ごした1980年代初めを舞台に映画と映画館についての愛の物語をオリジナル脚本で作り上げた。メンデス監督がその演技に魅了され、主演に起用したオリヴィア・コールマンに、注目の新鋭マイケル・ウォード、英国の至宝コリン・ファースらが“映画館「エンパイア劇場」”に勢ぞろい。社会不安や性的抑圧、メンタルヘルス、人種差別など今日と地続きのテーマが盛り込まれている。オリヴィア・コールマンが熱演痛みを抱えた女性の人生に光を射す映画主人公は、海辺のやや寂れた「エンパイア劇場」で働くヒラリー・スモールという中年女性。過去に辛い経験をして、いまはひとり慎ましく暮らしているヒラリーの前に、サッチャー政権の厳しい不況下で夢を諦め、エンパイア劇場で働き始めた黒人の青年スティーヴン(マイケル・ウォード)が現れる。前向きに生きるスティーヴンと心を通わせながら、次第に生きる希望を見出していくヒラリーだったが、あるときから、まるで人が変わったようになってしまう。オリヴィア・コールマンは常に“史上最高の演技”を更新していく、現代を代表する“お気に入り”俳優の1人だ。孤独で哀れな女王を演じてアカデミー賞主演女優賞を受賞した『女王陛下のお気に入り』や、ノミネートされた『ファーザー』や『ロスト・ドーター』、あるいは「Fleabag フリーバッグ」のイヤミな継母、「ハートストッパー」の温かい母親役で知る人も多いだろう。そのほかアニメの声優からマーベル作品まで、近年は特に多彩なキャリアを築いている。もともとシットコム「ピープ・ショー ボクたち妄想族」や映画『ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン!』などコメディで活躍してきたが、その卓越した演技力からシビアな役柄を任されることも多い。メンデス監督はオリヴィアと面識はなかったそうだが、彼女がエリザベス2世を演じたNetflixシリーズの「ザ・クラウン」を見て本作の主演に当て書きしたという。「ザ・クラウン」シーズン3&4では当時のサッチャー首相(演:ジリアン・アンダーソン)との対立も描かれており、同時代を生きた女性を演じているわけだ。本作のヒラリーは、毎日エンパイア劇場でマネージャーとしての仕事を淡々とこなす、一見、物静かで繊細な女性だ。スティーヴンと知り合い、惹かれるようになってからは明るい表情を見せるものの、序盤の彼女の瞳は虚ろで光が感じられない。彼女が抱える事情につけ込んだ劇場支配人のエリスからは、性的な関係を強要されている。多くは語られないが、複雑な内面を持ち合わせているヒラリー。夫からDVを受ける女性を演じた『思秋期』(2010)もよぎる。長びく不況も遠因だろう。幾層にも重なった悲しみ、怒り、拒絶や絶望が彼女の心を蝕んできたのだと、オリヴィアに圧倒されながら腑に落ちていく。その姿には監督自身の母親が投影されているという。ただ、ヒラリーは、オリヴィアが2021年のドラマ「ランドスケーパーズ 秘密の庭」で演じた、現実から逃げるために映画の世界に生きるしかなかった女性とはまた違う。ヒラリーは映画館で、ある映画に救われる。人生には何が起きるか分からない。決して“煌めき”ばかりではないからこそ、私たちには暗闇に包まれる瞬間が、映画館が必要なのだと彼女が教えてくれるのだ。イギリスの名優たちが「エンパイア劇場」に集う『ブルース・ブラザース』から『炎のランナー』まで、「エンパイア劇場」にかかる映画からも時代を感じられる本作。映画を映画館で見ることの喜びと、感情の浄化を描く本作の舞台となったのは、イングランド南東部の海辺の町マーゲイト。“ドリームランド”という名の現存する元映画館とダンスホールというロケーションが使用されている。劇中では、全盛期を過ぎた「エンパイア劇場」は当初4つあったスクリーンが半分閉鎖されており、ゴージャスだった時代がうかがえる最上階はいまやハトたちの住処になっている。また、劇場の仕事といえば、上映前後はスナックを用意したり、掃除やゴミ捨てをしたり、売り上げを計算したりと慌ただしいが、上映が始まればちょっとした時間ができる。その時間と、かつての華やかな場所がヒラリーとスティーヴンが心と体を通わすオアシスとなった。この2人のシーンでは、メンデス監督と5度目のタッグとなり本年度アカデミー賞にノミネートされている撮影監督ロジャー・ディーキンスの手腕がいかんなく発揮された。寂れた空気感の中にも、過去の栄光に思いを馳せることができる映像はスクリーンで目にしてほしい光景ばかり。何より、スティーヴンを演じるマイケル・ウォードは、あのオリヴィアと対峙しながら眩い光を放つまさに新星だ。スティーヴンが直面する、職にあぶれたスキンヘッドの白人青年たちからの惨い差別もしっかりと描かれる。彼が苦境の白人を助けるためだけの、単なる“親切な黒人”とならぬよう努めていることも伝わってくる。さらに、オリヴィアと夫婦役を演じたことのあるコリン・ファース扮するセクハラ・パワハラ支配人のエリスはさて置き、スティーヴンに「暗闇の中の光」について話す映写技師ノーマン役(彼の映写室がまた素晴らしい)のトビー・ジョーンズ、「ザ・クラウン」シーズン4でも女王に関わる重要な役を演じていたトム・ブルックら、劇場スタッフたちの人間味と温かさも疑似家族のように2人を包み込んでいる。『エンパイア・オブ・ライト』は2月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(上原礼子)■関連作品:エンパイア・オブ・ライト 2023年2月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年02月23日お笑いタレントの渡辺直美が、映画『バビロン』(2月10日公開)のデイミアン・チャゼル監督と出演したジョヴァン・アデポ&リー・ジュン・リーに直撃インタビューした映像が11日、公開された。『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞したデイミアン・チャゼル監督が、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーほか豪華キャストを迎えた本作の舞台は、ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く。昨年12月にアメリカ・ロサンゼルスで開催された本作のワールドプレミアで、日本を代表するスペシャルゲストとしてゴージャスな装いで登場した渡辺直美。ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーらハリウッドを代表する豪華俳優陣と共にレッドカーペットを彩ったことで大きな話題を呼び、先日、本人のインスタグラムに投稿された豪華3ショットも大きな反響を呼んだ。そしてこのたび、本作のメガホンをとったデイミアン・チャゼル監督と、群像劇のメインキャラクターを演じたジョヴァン・アデポとリー・ジュン・リーへの直撃インタビューを実施した特別映像が公開された。チャゼル監督編では、あの『ラ・ラ・ランド』で史上最年少のアカデミー賞監督賞を受賞した、いま世界でもっとも注目される監督のひとりに話を伺うとあって、さすがに少々緊張の面持ちで現場に入ってきた渡辺。チャゼル監督はその様子を見るや否や「その衣装、最高だね! 君も(『バビロン』に)出演すべきだ!」と笑顔で語りかけ、思わぬ出演オファー!? に渡辺も照れ隠しの表情を見せつつも一気に打ち解けたムードに。監督の演出手腕のおかげで実に和やかな雰囲気となったなか、渡辺はゴージャス&クレイジーなこの作品が描くテーマや、超大規模な撮影の制作秘話などをグイグイと引き出していく見事なインタビュアーっぷりを発揮した。チャゼル監督は「“夢を追う”というのは僕自身が共感できるテーマだ。『ラ・ラ・ランド』はハリウッドが舞台だけど、誰もが熱い夢と強い願望を持ち、何かを成し遂げたいと思っている」と自身の映画作りの根底にある“夢”への想いや、作品を象徴するワンシーンである狂騒のパーティーシーンについても「どこにカメラを向けても面白い画が撮れる状態だ。観客にも僕たちと同じような没入感を味わってほしい」と熱弁。最後には日本で公開を待つ多くのファンにむけて「日本の皆さん、こんにちは。もうすぐ公開の『バビロン』、ぜひ観てくださいね。目まぐるしい展開だらけの斬新な作品で、刺激的な時間を過ごせるはずです!」とうれしいメッセージも飛び出し、2人とも終始笑顔の絶えないインタビューとなった。ジョヴァン&リーも、独自の個性が輝く渡辺のファッションに「すごくステキな服!」と感激した様子であたたかなムードで始まり、それぞれが演じた役について回顧。1920年代のアメリカという人種の壁が色濃い時代のなかで、いずれもアジア系、黒人系ながらたくましくハリウッドを駆け抜けていった先人スターたちをモデルに生み出されたキャラクターを演じた2人とあって、丁寧で入念なリサーチを重ねた共通点で盛り上がったり、数百人規模で2週間をかけて行われたというパーティーシーンの大規模撮影を思い返したりしながら、この作品の仕上がりに誇りを持っている様子が捉えられている。ブラピ、マーゴットとの共演についても、ジョヴァン「なぜ2人がスターなのか分かった。才能があるだけじゃなく、周囲への気遣いもできるんだ。キャストやスタッフへの配慮を忘れない。彼らの姿勢は、この業界で生き残るための“指針”とも言える。そんなコミュニティの一因に慣れて光栄だよ」、リー「キャスト全員を支える技量も必要よね。私もジョヴァンに全面的に同意するわ。本当に感謝の念しかない。ブラッドもマーゴットも謙虚でとても優しかった。安心できる空間を2人が作ってくれた」と感謝が口をつく2人。ゴージャス&クレイジー極まる作品のなかで、ぞれぞれが確かな存在感を見せつける演技を披露できた裏に、“座長”ともいうべき主演俳優たちの思いやりと映画作りへの信念があったことを明かした。(C) 2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved
2023年02月11日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼルがハリウッドを舞台に描く夢と音楽のエンターテインメント最新作『バビロン』から、ド派手なパーティーで引っ張りだことなる超一流スターを演じたブラッド・ピットの本編映像が解禁となった。今回解禁となった本編映像は、映画業界の人間を集め、夜毎行われる豪華でド派手な狂乱のパーティシーン。昼間は主演俳優として撮影に臨み、夜は連日パーティに参加しては注目を集めるジャック・コンラッド(ブラッド・ピット)が、パーティ会場へとまさに足を踏み入れた瞬間を切り取っている。姿を見せたとたんに人だかりができ、何とかジャックと話しをしようと人々が殺到する。そんな中、人混みをかき分け、誰に対しても笑顔で話しかける姿はまさに超一流スターそのもの!ブラッドだからこそ体現できたインパクトあるシーンでもあり、圧倒的なオーラを放ち、見る者を夢中にさせる色気をふりまくジャックはまさに彼のハマり役といえる。これだけの説得力を感じさせるのもさすが、ブラッドといったところ。中には、ジャックへの愛が強すぎて背中に似顔絵のタトゥーを入れた女性まで登場し、1920年代ハリウッド黄金期のゴージャスでクレイジーなカオスっぷりが伺える名シーンとなっている。このパーティには、後にジャックの付き人として映画業界に足を踏み入れ、活躍していく“新鋭”ディエゴ・カルバが演じたマニー・トレス、そして、あっという間にスターへの階段を駆け上がっていくマーゴット・ロビー演じるネリー・ラロイも参加しており、図らずも劇中、時代に翻弄されることになる3人が一同に会する重要なシーンとなる。チャゼル監督はブラッド演じるジャックというキャラクターについて「世界で最も高い興行収入を稼ぐ主演男優だ。まさにその瞬間にスターダムの頂点を極めた人物の一人であり、映画スター界という概念が比較的新しかったこの時代に、彼が呼び起こすヒステリックな愛と称賛は、現代の我々には到底考えつかないものだ」と明かしている。ファンの群衆の中で、たとえ短い時間であっても、バーに向かう途中でも一息つくことなく、ジャックはその場にいる全員に話しかけ、皆を特別な気持ちにさせる術を持っており、まさにハリウッド黄金時代を象徴する本作に欠かせない役柄だ。そんなジャック役を託したブラッドについてチャゼル監督は、「共に協力できる何かをもたらしてくれた。なぜなら、ストーリーは彼自身の経験を語るキャンバスとなり、その根底にある人間性、つまり脆さや不安を見ることができるからね」と語り、現実世界でも大スターたるブラッド自身が持つ魅力や人間性、キャリアの多くが役作りにも活かされていることを明かしている。ド派手なパーティーでタキシードをバシッと着こなし、大スターの貫禄をみせつけたブラッドが演じる、サイレント映画全盛の時代に頂点を極めた伝説的存在であるジャックが、変化の荒波に飲まれた映画業界に刻んだ切ない運命に注目だ。『バビロン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バビロン(2022) 2023年2月10日、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2023年02月10日デイミアン・チャゼル監督の大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』がブロードウェイミュージカル化されることになった。演出家とプロデューサーは、いずれもトニー賞受賞者であるバートレット・シャーとマーク・プラット。映画に出てきたジャスティン・ハーウィッツ、ベンジ・パセック、ジャスティン・ポールによる音楽も使用される。映画は2016年に公開され、監督、主演女優、作曲部門など6部門でオスカーを受賞した。オーケストラの生演奏と同時に映画を上映するライブイベント『ラ・ラ・ランド・イン・コンサート』は、全世界をツアーし、大好評を得ている。今回の舞台ミュージカル化で、さらにファンが増えそうだ。文=猿渡由紀
2023年02月08日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』より特別映像が到着。ブラッド・ピット演じるジャックのキャラクターについて、キャストと監督が語っている。第80回ゴールデングローブ賞作曲賞受賞、第95回アカデミー賞3部門ノミネートと賞レースも賑わし公開に向けてますます注目を集める本作。ハリウッド黄金期の時代を舞台に描く、夢と音楽のエンターテインメントだ。本作でブラッド・ピットが演じるのは、1920年代・サイレント映画全盛のなか、映画業界の頂点に立つ超一流スターのジャック・コンラッド。昼は大作映画の主役を努め、夜は連日豪華なパーティーに現れては人々から羨望の眼差しを向けられる大物だ。映画を誰よりも愛し、役者業にも誇りを持っているジャックは、かつて「犬以下だった」というハリウッドでの役者の扱いを大きく変えた立役者でもあり、スターの輝きをハリウッドにもたらした“生ける伝説”といえる存在。誰もが憧れるそのカリスマ性は、まさにいま、映画業界の頂点に君臨し続けるブラッド・ピットだからこそのリアリティあるキャラクター。観客を映画の世界に没頭させてくれる見事な快演をみせている。チャゼル監督も、「ブラッドは伝統的な映画スターがどのようであったかを感じることができる、数少ない現代役者の一人だ。当時のスターが一見何の苦労もなく発散できたような伝説的なオーラ。それがブラッドにもある」と明かしており、ジャック役のキャスティングにブラッドの名が上がるのはごく自然な流れだったとか。「彼にこの時代の映画スターを演じてもらうことは、最高に素晴らしいことだと感じた」と語るチャゼル監督。映像内では、「当時の映画スターをモデルにしている。ジョン・ギルバードやダグラス・フェアバンクスたちをね。彼は全てを手に入れ全てが神がかっている」とジャック役は実在の映画スターをモデルにしていると明かしている。ジャック役を演じたブラッドも、そのためのリサーチを欠かさなかったそう。「過去に遡り、勉強した。ギルバート、フェアバンクス、(ルドルフ・)ヴァレンチノの作品をたくさん見たよ。彼らの演技には真の魅力がある」と、かつてのスターたちから自身の役作りのヒントをもらったと語っている。しかし、時はサイレント映画からトーキー映画へと移りゆくハリウッド激動の時代。大成功を収めたジャックの前にも、急激な変化の荒波が押し寄せる。ジャックとともに新鋭女優としてハリウッド黄金期を駆け抜けるネリー・ラロイ役を演じたマーゴット・ロビー、そしてジャック役を演じたブラッド自身も、「映画業界に変化が訪れ」「流れに置いていかれる」と口にする。チャゼル監督が語るように「当時は異常だった」という映画スターの存在。その輝きを体現する、ブラッド・ピットの演技にも注目だ。『バビロン』は2月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バビロン(2022) 2023年2月10日、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2023年02月04日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』より、ヒロイン役のマーゴット・ロビーが自身のキャラクター愛を熱弁する特別映像が解禁された。映画の舞台は、ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代。富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く。ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、トビー・マグワイアなど豪華キャストが集結し、『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツが再び楽曲を担当する。本作でマーゴット・ロビー扮するネリー・ラロイは、誰もが大きな夢を追うギラギラした1920年代のハリウッドで、一躍トップスターへと昇りつめながら、破滅と隣り合わせの危うさのなかを進んでいく、才能と魅力に満ちた新進気鋭の女優。映像内では、ロビーが「こんな親近感のある役は初めて」「今までで最も誇れる仕事よ。人生においてもね」と特別な想い入れを明かし、共演したブラッド・ピットも「彼女は自然体だ」とロビーの役柄との調和を称えている。チャゼル監督は本作を撮る上で、10年以上かけて作り上げたこの重要キャラクターに命を吹き込める最適な人物を探すことを重要視し、どのキャラクターよりも先にキャスティングを行ったそうで、白羽の矢が立ったのがマーゴット・ロビーだった。「ネリーのような役には、恐れを知らない役者が必要だ。まるでスクリーンを両脇から掴んで揺さぶり、やりたいようにやれる役者がね。それが僕にとってはネリーであり、そしてマーゴットだった。他の多くの点で彼らは全く異なるタイプの人間だが、ふたりに共通するエネルギーや熱意、渇望がある」とその理由を明かした。信じられないほどの成功をつかむ大スターが次々に登場した傍らで、ひとたび堕ち始めてしまうと瞬く間に滑り落ちる―。当時の激動すぎるハリウッドでは、明るく燃え、激しく堕ちていったサイレント映画のスターが多く、ジャンヌ・イーグルス、アルマ・ルーベンス、セルマ・トッド、メアリー・ノーラン、さらに当時としては珍しいワイルドなロングヘアが特にインスピレーションの源となったリア・ラプッティなど多くの名女優を参考にされたネリー役。中でも、モデルとして大部分を占めたのが、まさに本作が描く1920年代に創設されたアカデミー賞で第1回作品賞を受賞した『つばさ』にも出演している名女優であり、サイレント映画時代の最大のセックス・シンボルとしても愛されたクララ・ボウの物語で、ロビーもネリーという役柄を理解する上で大きな助けとなったという。「クララ・ボウは、おそらくこれまで聞いた中で最もひどい子ども時代を過ごした人だと思う。クララの両親は彼女のために出生証明書を取得しなかった。すでにふたりの子どもを亡くしていて、彼女も生き長らえると思わなかったから。それを読んだとき、ネリーというキャラクターを理解できるようになった。この地球で過ごす日々はいつ終わってもおかしくないと感じていたから、毎日全力で立ち向かっていたのだと想像できたの」と激動の時代を貪欲に生き抜いてきたボウの壮絶な人生にロビーはいたく共鳴。故郷の田舎での過酷な生活から抜け出し、人生を変えるためにハリウッドへと飛び込むネリーのバックボーンを自身に落とし込み、難しい役柄を見事に体現してみせた。『バビロン』特別映像 マーゴット・ロビー編『バビロン』2月10日(金)公開(C) 2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2023年02月02日第80回ゴールデングローブ賞作曲賞受賞、デイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』より特別映像が解禁された。ゴールデンエイジと呼ばれた1920年代ハリウッドを舞台に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く本作で、大スターブラッド・ピット、話題作に引っ張りだこのマーゴット・ロビーほか豪華キャストたちと化学反応を起こしているのが、ハリウッド映画初出演の新鋭ディエゴ・カルバだ。ディエゴ・カルバが演じるのは、経験0、知識0、お金も0の何もない状況から映画製作の夢を追いかけてハリウッドにやってきたメキシコ出身の青年マニー・トレス。少しでも夢に近づくため、ハリウッドの権力者たちから無茶な御用聞きをして、何とか夢を叶えるための道を模索している。ある晩、とある無茶振りに応えるために向かった映画業界の豪華なパーティ会場で、大スターを夢見る新人女優ネリー・ラロイ(マーゴット・ロビー)と運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がり、マニーもまた、サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)の助手として映画界での一歩を踏み出すことになる。この度解禁されたのは、そんなマニーのキャラクターについて、監督やキャストたちが語る特別映像。映画業界の右も左も分からず、何でもアリなハリウッド黄金期の怒涛の現場を目の当たりに悪戦苦闘しながらも、次第に自分の居場所を見出していくマニー。その姿は、当時のハリウッドの空気そのものを観客に疑似体験させるかのような役割を果たし、劇中、錚々たる大スターたちを差し置いて抜群の存在感を放つ。チャゼル監督も解禁された映像内でマニーというキャラクターについて「マニーは物語の案内役だ。ハリウッドにいるような体験をさせてくれる」と語っており、ディエゴ演じるマニー役は、観客と映画をつなぐ最も重要な役どころを担っていると言えるだろう。そんなディエゴは本作が初めてのアメリカ映画出演。チャゼル監督自らが、1年半以上もの歳月をかけてようやく見つけ出した新鋭だ。「ヘッドショットを何枚も見ていたら、詩人のような顔をしたディエゴと遭遇した。彼の目には詩的なものがある。彼が持つ夢想家のようなものがね」とチャゼル監督は運命的な出会いをふり返る。妻であり、本作にプロデューサーとしても俳優としても携わっているオリヴィア・ハミルトンとともに、自宅の裏庭を仮設の映画スタジオと見立てて一つ一つのシーンのリハーサルを重ねてじっくりと才能を見出したそうで、「僕はディエゴがすべてのシーンの準備に満足できるようにiPhoneで撮影をした。すべての撮影が終わったとき、それらのリハーサル映像をつなぎ合わせたものとジャスティンの音楽デモを合わせて、iPhoneで撮影した裏庭バージョンの映画を仕上げることができた」と幻の裏庭版映画「バビロン」の存在を明かし、マニー役大抜擢の裏話も明らかとなっている。マニーと心を通わせ、ともに映画界をのし上がっていくネリー役を演じたマーゴットは「ディエゴは素晴らしい俳優。この映画が公開されたら、彼は世界を熱狂の渦に巻き込むことになる」と絶賛。キャスティングはコロナ禍で行われたためZoomでの初めての本読みでも、「Zoom上でケミストリーを測ることは本当に難しい。でもそうなったらやるしかない。それから実際に会うことができて、顔を合わせると、はっきりと分かった。彼はマニーで、私はネリー。もちろん、彼らはお互いを見つけることができるはず」と当時をふり返っている。映像内では「彼は変化を予感してるんだ。だから関わりたかった。邪魔する者は誰もいない」とディエゴ自身が明かす通り、時はハリウッド激動の時代。映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいくことになる。ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、トビー・マグワイアらの大スターたちにも引けを取らず、本作でその存在感を世界に知らしめた新鋭ディエゴ・カルバ。劇中のマニーさながら、リアルに映画界を駆け上がりシンデレラ・ストーリーを実現させたその堂々たる演技にも注目だ。『バビロン』は2月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バビロン(2022) 2023年2月10日、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2023年01月26日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が、ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーら豪華キャストを迎え、再びハリウッドを舞台に描く夢と音楽のエンタテインメント最新作『バビロン』。この度の「第80回ゴールデングローブ賞」作曲賞(ジャスティン・ハーウィッツ)受賞を記念して、極上の楽曲がいかに生み出され、キャスト&スタッフそして観客を魅了するのか、音楽制作の裏側に迫った特別映像が公開された。映像では、伝統的なメロディラインの美しさと新時代の感性を融合させた、熱狂的なまでのジャズミュージックが鳴りやまない本作に、マーゴットは「これは間違いなく歴史に残る音楽」、ブラッドも「彼の音楽は落ち着く。そして美しい」といずれも感嘆の様子。チャゼル監督の「1920年代の曲なのに今の時代に負けない、そんな音楽を求めた」というオーダーに見事応えたジャスティンは、「台本に衝撃を受けてすぐに作曲を始めたよ。当時の楽器を使い、ロックとダンスを加えてみた。最高にワクワクした!“攻めた音楽”は何か追求し続けた。大変だったけど最高の音楽ができた」と明かす。オーケストラとの収録には、靴ベラで床を叩く、実際の劇中シーンであふれ出る人々の熱量をそのまま音楽で表現するため大胆なアレンジも採り入れている。ジャスティンは、第74回の『ラ・ラ・ランド』に続いての受賞となり、本作でもチャゼル監督とのゴールデンタッグによる珠玉の楽曲が、観客を大いに魅了していることを物語る結果に。受賞のスピーチでは、「みなさん、どうもありがとうございます。若い頃に音楽をやっていこうと思える機会を得たこと、そして両親、通っていたパブリックスクールにもとても感謝しています。僕はそこで音楽の授業を受けていました。世界には才能を持っている多くの人々がいます。ですが、自分に何の才能があるのか分かっている人は多くはありません。ですから、このような機会を広げて、大人も子供も自分が何に向いているのか気づけるチャンスがたくさんあるといいですね。自分が何に向いているのか、何が一番好きなのかを理解することは素晴らしいこと。みんなが自分の才能に気づけるように機会を広げていくべきです」と感無量の様子で語った。ジャスティン・ハーウィッツ『バビロン』は2月10日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バビロン(2022) 2023年、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2023年01月11日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』より、特別映像が公開された。併せてポスタービジュアルも解禁となった。ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代のハリウッドを舞台に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く本作。解禁された特別映像では、監督やキャスト陣が本作の魅力について語っている。映像では、デイミアン・チャゼル監督が「ハリウッド初期の堕落と狂乱の人々を描いた、これまでで最大の挑戦だ」と力をこめて語るように、冒頭から1920年代のハリウッドを舞台にした怒涛の世界を駆け抜けていく。ブラッド・ピット演じるサイレント映画の超大物スター、マーゴット・ロビー演じる怖いもの知らずの新鋭女優、ディエゴ・カルバ演じるハリウッドの世界に飛び込んできた青年ら、人生を大きく変える夢を追い求めて奮闘する登場人物たちを捉えていく。ブラッドが「ときに可笑しく、ときにセクシーで、ときに壮大な物語」、マーゴットも「クレイジーな時代」と言い表し、道化師のような身なりでひと際異質な存在感を放つ役を演じるトビー・マグワイアも「予想外のハリウッドが描かれている」と興奮気味に語っている本作。その言葉通り、一気に隆盛していく映画業界の荒波に乗りながら、様々な夢と、野心、欲望がうずまくなかでキャラクターたちの物語が交錯していく。チャゼル監督はキャストについて、次のように語る。「キャスティングはある意味、この映画のストーリーを映し出していると言えます。『バビロン』には業界で埋もれる人、這いあがってくる人など様々な人物が出てきますが、キャストはこの多様性を反映していると思います」。「ブラッド・ピットは大スターの役ですし、マーゴット・ロビーはこれから芽が出るタイプのスターの役です。そして、メキシコ・シティ出身の素晴らしい新人俳優であるディエゴ・カルバはLAに来たばかりの人物を演じています。彼は、観客が映画の世界を発見していく目の役となっています」。「皆さまが良く知っている様々な役者がキャスティングされている点が楽しいポイントですし、同時に彼らの今まで見た事がないような顔や演技が見れると思います。予想を裏切るような、イメージを覆すような姿を期待していただければと思います」と語り、現代の第一線で活躍する俳優陣が、20年代のハリウッドを舞台に魅せる新境地は見逃せないだろう。ハリウッドの急成長と時代を同じくして、“ジャズ・エイジ”とも呼ばれているほどジャズ黄金時代の喧騒も加わり、『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツ作曲による切れ味鋭いサウンドも必聴。デイミアン・チャゼルの映画へのあくなき想い、エンターテインメントが持つ悦びの全てが凝縮された本作への期待がさらに高まる特別映像となっている。さらに、併せて到着したポスタービジュアルは、全ての登場人物たちが、輝かしい夢をかなえてトップスターとして活躍している瞬間を切り取り“夢の頂点”を見せるデザインに。本作の物語がどんな世界へ我々を導いてくれるのか…。期待が膨らむ1枚となっている。『バビロン』は2023年2月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バビロン(2022) 2023年、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2022年12月12日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼルが、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストを迎え、再びハリウッドを舞台に描く夢と音楽のエンターテインメント最新作『バビロン』。“映像”と“音”と“夢”が畳みかけ、感性が揺り動かされる新予告が世界一斉解禁された。解禁となった予告編は、「ハリウッドで成功するには上品さが大切…」と語るブラッドを尻目に、両手で花火を散らしながら「朝までパーティーよ!」とはじけるマーゴットが映し出され、幕を開ける。1920年代、目覚ましい発展を遂げる映画業界の最高峰・ハリウッドでの成功をつかみとろうと、夢を追うツワモノたちがギラギラしたどん欲さを隠すことなく体当たりで挑んでいく。新鋭女優ネリー(マーゴット・ロビー)とハリウッドに夢を抱きやってきたマニー(ディエゴ・カルバ)が意気投合、まばゆいばかりの映画の世界へと飛び込むと、サイレント映画での大活躍で業界を牽引してきた大物ジャック(ブラッド・ピット)との出会いによって、運命がさらに大きく動き出す――。なりふりかまわずトップを目指す潔さを持ち、特別な才能と輝きを放ちはじめるネリーは、ジャックやマニーをはじめ多種多彩なパフォーマーも威厳たっぷりの有力者も魅了、歴史を変える新スターへと駆け上がる。そして、ゴージャスでクレイジーな魅惑の世界で人間の欲望と思惑がうずまくなか、映画界を変えたトーキー映画の革命の波が押し寄せ、彼らの夢をつかむ覚悟が試される。チャゼル監督と組んできたジャスティン・ハーウィッツ作曲のオールドファッションとニューエイジが融合したような小気味よいジャズミュージックが、エモーショナルな展開にますます拍車をかける。完成した本作をひと足早く鑑賞した、ハリウッドのジャーナリストや観客たちは「すごい映画でした!映画へのラブレターですね。デイミアン・チャゼルの最高傑作!」「大胆で、ユニークで、強烈で、最強に深い映画だ」「監督のデイミアン・チャゼルは彼の代名詞である音楽性と動きを作品全体に盛り込んだ。ジャスティン・ハーウィッツの音楽は音の洪水のようだった」「息を呑むようなカットがたくさん、勢いのある映画で心が高鳴ります」「マーゴット・ロビーはこれまでで1番の最高の演技を見せている!」など熱い感想が飛び交い、本年度賞レースの目玉とされている。『バビロン』は2023年2月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バビロン(2022) 2023年、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2022年11月29日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』の日本公開日が2023年2月10日(金) に決定し、併せて新予告編が公開された。本作はブラッド・ピットとマーゴット・ロビーを迎え、ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代のハリウッドを舞台に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描いた作品。共演者には、トビー・マグワイア、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド、キャサリン・ウォーターストン、新鋭ディエゴ・カルバ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリー、など多彩なキャストが集結。楽曲は、『ラ・ラ・ランド』でもタッグを組んだジャスティン・ハーウィッツが担当する。公開された新予告では、「ハリウッドで成功するには上品さが大切……」と語るブラピを尻目に、両手で花火を散らしながら「朝までパーティーよ!」とはじけるマーゴットの姿が映し出される。意気投合した新鋭女優ネリー(マーゴット・ロビー)とハリウッドに夢を抱きやってきたマニー(ディエゴ・カルバ)が手を組み、まばゆいばかりの映画の世界へと飛び込むと、サイレント映画での大活躍で業界を牽引してきた大物ジャック(ブラッド・ピット)との出会いによって、運命がさらに大きく動き出す。1920年代のアメリカ・ハリウッドで、なりふりかまわずトップを目指す潔さとクラシックな衣装を見事に着こなす美しさを兼ね備え、特別な才能と輝きを放ちはじめるネリーは、ジャックやマニーら多種多彩なパフォーマーや威厳たっぷりの有力者も魅了し、歴史を変える新スターへと駆け上がっていく。ゴージャスでクレイジーな魅惑の世界で人間の欲望と思惑がうずまくなか、映画界を変えたトーキー映画の革命の波が押し寄せ、彼らの夢をつかむ覚悟が試される。果たして3人の夢が迎える結末は?完成した本作を一足早く鑑賞した、本場ハリウッドのジャーナリストや観客たちからはSNSを中心に「すごい映画でした!映画へのラブレターですね。デイミアン・チャゼルの最高傑作!」「大スクリーンでこんな度肝を抜くような映画にはそうそうお目にかかれないが、デイミアン・チャゼルの『バビロン』はそんな映画だった。大胆で、ユニークで、強烈で、最強に深い映画だ」など、熱い感想が飛び交い、本年度賞レースの目玉として大注目を浴びている。映画『バビロン』新予告編<作品情報>『バビロン』2023年2月10日(金) 全国公開監督・脚本:デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』■キャストブラッド・ピット / マーゴット・ロビー / ディエゴ・カルバ / トビー・マグワイア / キャサリン・ウォーターストン / フリー / エリック・ロバーツ / サマラ・ウィーヴィング / オリヴィア・ワイルド / ほか公式サイト:
2022年11月28日ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーほか豪華キャスト出演、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督作『バビロン』よりキャラクターポスターが解禁された。ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッドを舞台に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く本作。ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーのほかに、トビー・マグワイア、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド、キャサリン・ウォーターストン、新鋭ディエゴ・カルバ、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のベーシストのフリーなど多彩なキャストが集結。この度到着した6種のキャラクターポスターでは、豪華キャスト陣が演じるキャラクターらの、最高潮の輝きの一瞬を切り取っている。いままさに世界の中心にいるかのようなオーラを放ち、サングラスに蝶ネクタイでビシっと決めたブラッド・ピットや、鮮やかな赤のドレスをまとい豪快に髪を振り乱して踊るマーゴット・ロビーの鮮烈なショットもインパクト大だ。ド派手なパーティ会場で四方八方からあがる羨望の手の真ん中で、とびきり華やかな活躍を見せつけるハリウッド黎明期に生まれた彼らのようなスターたちの陰では、乱れた服のまま隅で座り込むディエゴ・カルバや、強烈な舞台衣装とは裏腹に鋭くも不穏な視線を送るジーン・スマートにリー・ジュン・リー、トランペットをひたすらにかき鳴らすジョヴァン・アデポの姿など、様々な人々の夢と野心が響きあい、交錯する。奔放で大胆、ゴージャスでクレイジーなハリウッドゴールデンエイジを象徴する仕上がりとなっている。チャゼル監督は、15年ほど前に脚本家・監督を志してL.A.に飛び込んだ頃から本作の構想をずっとあたためてきたそうで、「少しばかり巨大すぎたので、ずっと先延ばしにしていたのです」と回顧している。ついにいま、その長年の夢を叶える一本に取りかかった決め手として、「その時やっていることにある意味で全力投球してしまう。なので、ある作品から離れたら、それまでの嗜好を変えてくれる、いわば口直しが必要で、ここまでで学んだことは、自分は本能的に180度違うことをやりたい性分なのです。『セッション』で怒りを感じたあとには、優雅な何かをしたくなり、『ラ・ラ・ランド』で華やかなものを撮ったあとには、内省的なものをやりたくなり、『ファースト・マン』の静けさの後には、ド派手で騒がしいものを撮りたくなりました。これが『バビロン』です」と語っており、満を持して取りかかった渾身の本作にますます期待が膨らむ。さらに、本作のムビチケオンラインが10月13日(木)より先行発売開始。詳細は公式サイトにて確認を。『バビロン』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バビロン(2022) 2023年、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2022年10月13日『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞した監督デイミアン・チャゼル最新作『バビロン』。この度、6種のキャラクターポスターが公開された。本作はデイミアン・チャゼルが、オスカー俳優のブラッド・ピット、いま世界で最も輝く女優のひとりマーゴット・ロビーほか豪華キャストを迎え、再びハリウッドを舞台に描く夢と音楽のエンタテインメント作。ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド、サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く。共演にはトビー・マグワイア、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド、キャサリン・ウォーターストン、新鋭ディエゴ・カルバ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリー、など多彩なキャストが集結した。また楽曲は、現在もCMで連日使用される『ラ・ラ・ランド』の名曲を作曲し、第89回「アカデミー賞」作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツが担当。ジャズ・エイジと呼ばれたジャズ全盛期の音楽をいかに作曲するかも注目のポイントとなっている。公開されたキャラポスターは、今まさに世界の中心にいるかのようなオーラを放ち、サングラスに蝶ネクタイでビシっと決めたブラッド・ピットや、鮮やかな赤のドレスをまとい豪快に髪を振り乱して踊るマーゴット・ロビーの鮮烈なショットがインパクト大。ド派手なパーティ会場で四方八方から上がる羨望の手の真ん中で、とびきり華やかな活躍を見せつけるハリウッド黎明期に生まれた彼らの様なスターたちの陰では、乱れた服のまま隅で座り込むディエゴ・カルバや、強烈な舞台衣装とは裏腹に鋭くも不穏な視線を送るジーン・スマートにリー・ジュン・リー、トランペットをひたすらにかき鳴らすジョヴァン・アデポの姿など、様々な人々の夢と野心が響き交錯する。チャゼル監督は、15年ほど前に脚本家・監督を志してLAに飛び込んだ頃から本作の構想を温めてきたそうで「少しばかり巨大すぎたので、ずっと先延ばしにしていました」と回顧。ついに今、その長年の夢を叶える作品に取りかかった決め手として「その時やっていることにある意味で全力投球してしまう。なので、ある作品から離れたら、それまでの嗜好を変えてくれる、いわば口直しが必要で、ここまでで学んだことは、自分は本能的に180度違うことをやりたい性分なのです。『セッション』で怒りを感じた後には優雅な何かをしたくなり、『ラ・ラ・ランド』で華やかなものを撮った後には内省的なものをやりたくなり、『ファースト・マン』の静けさの後には、ド派手で騒がしいものを撮りたくなりました。これが『バビロン』です」と語った。なお本作のムビチケオンラインの先行発売も開始。詳細は公式サイトにて。『バビロン』2023年日本公開公式サイト:
2022年10月13日映画『バビロン』が、2023年2月10日(金)に公開される。ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーが出演。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル最新作映画『バビロン』は、『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞6部門に輝いたデイミアン・チャゼル監督の最新作。史上最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルが、『ラ・ラ・ランド』以来、初めて自身で脚本も執筆した意欲作だ。ハリウッド黄金時代を音楽と共に描く『バビロン』の舞台は、ゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代のハリウッド。サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に、映画業界で夢を叶えようとする男女を描く。シャネル(CHANEL)に代表される豪華絢爛な1920年代ファッションや、毎晩繰り広げられる華やかなパーティー、スケールの大きな映画撮影など、ゴージャスでクレイジーなゴールデンエイジを、ジャズミュージックと共にリズミカルに映し出した。ブラッド・ピットやマーゴット・ロビーら豪華キャスト■ジャック・コンラッド…ブラッド・ピットサイレント映画界の頂点に君臨するスター。ファンの群衆の中で、たとえ短い時間であっても、一息つくことなくその場にいる皆に話しかけ、誰をも虜にする大御所ならではの余裕と色気に満ちた魅力的な俳優。■ネリー・ラロイ…マーゴット・ロビースターになることを夢みて、ニュージャージー州の田舎からロサンゼルスに。自信と野心に溢れ、恐れ知らずで向こう見ずなネリー・ラロイ。自分を売り込むために乗り込んだパーティーでは会場全体を巻き込み全身から魅力を放って踊り狂う。ぶっ飛んだ振る舞いによって映画出演のチャンスを入手する。スターへの階段を登り始めるが、映画産業の過渡期で荒波に揉まれていき……。■マニー…ディエゴ・カルバハリウッドに夢をみてジャックの元に飛び込んできた青年。■エリノア・セント・ジョン...ジーン・スマートゴシップ・コラムニスト。ハリウッドの大物たちの撮影現場やオフショットでの生活を常に記録。“エリノアに酷評された映画の興行は失敗する”と言われる存在。ネリー・ラロイ(マーゴット・ロビー)を見て、次の大スターになると可能性を感じる。■シドニー・パーマー...ジョヴァン・アデポトランペットの名手。ハリウッドで日夜行われる盛大すぎるパーティーでは、バックグラウンドの音楽を奏でているひとりの演奏者にすぎなかった。しかし、サイレント映画からトーキー映画へと移行すると、スクリーンにおいて、音楽が重要になる。その流れがシドニーを主役の座に押し上げていく。■レディ・フェイ・ズー...リー・ジュン・リー大物女優でシンガー。パーティーではタキシードを着用、わざと中国語アクセントで歌いで神々しいステージパフォーマンスを披露。当時、流行していた“オリエンタリズム”に乗じて「東洋のエメラルド」「オリエントの装飾品」と言われる。中国系の出自だが人種の壁を逆手に取って成り上がる。トビー・マグワイア、サマラ・ウィーヴィングなども出演主演は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で第92回アカデミー賞助演男優賞を受賞し、伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』のハリウッド実写映画化『ブレット・トレイン』でも注目を集めているブラッド・ピット。DCのハーレイ・クイン役として知られ、『スキャンダル』では第92回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたマーゴット・ロビーもメインキャストとして出演する。また、『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイア、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』のサマラ・ウィービング、『ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー』のオリヴィア・ワイルド、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト・フリーなど、多彩なキャストが映画『バビロン』には集結している。音楽は『ラ・ラ・ランド』ジャスティン・ハーウィッツが担当楽曲は、『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツが担当。“ジャズ・エイジ”と呼ばれたジャズ全盛期の音楽を、どのように表現するのか注目だ。第80回ゴールデングローブ賞で作曲賞受賞映画『バビロン』は、第80回ゴールデングローブ賞の作品賞(ミュージカル・コメディ部門)をはじめとする5部門にノミネート。そのうち、ジャスティン・ハーウィッツが作曲賞受賞を果たした。ジャスティン・ハーウィッツは、映画『ラ・ラ・ランド』に続いての受賞となる。また、第95回アカデミー賞では、作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞の3部門にノミネートされた。作品詳細映画『バビロン』原題:BABYLON公開日:2023年2月10日(金)監督・脚本:デイミアン・チャゼル製作:マーク・プラット, p.g.a.、マシュー・プルーフ, p.g.a.、オリヴィア・ハミルトン, p.g.a.製作総指揮:マイケル・ビューグ、トビー・マグワイア、ウィク・ゴッドフリー、ヘレン・エスタブルック、アダム・シーゲル出演:ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート、ジョヴァン・アデポ、リー・ジュン・リー、P・J・バーン、ルーカス・ハース、オリヴィア・ハミルトン、トビー・マグワイア、マックス・ミンゲラ、ローリー・スコーヴェル、キャサリン・ウォーターストン、フリー、ジェフ・ガーリン、エリック・ロバーツ、イーサン・サプリ―、サマラ・ウィーヴィング、オリヴィア・ワイルド
2022年09月16日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督がブラッド・ピット、マーゴット・ロビーほか、豪華キャストを迎え製作した最新作『バビロン』(原題:BABYLON)が、2023年日本公開されることが決定、予告編が解禁された。ハリウッドを舞台に、夢を叶えようとする男女の甘く切ない恋を、極上のミュージカル・エンターテイメントで描き第89回アカデミー賞6部門を受賞し、世界中で大ヒットを記録した『ラ・ラ・ランド』。自身も最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルが、再びハリウッドを舞台に物語を描いたのが本作。『ラ・ラ・ランド』以来、自身で脚本も執筆するなど、作品への強い熱意が感じとれる。舞台はゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド。サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に、映画業界で夢を叶えようとする男女を描く。主演は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で第92回アカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ブレット・トレイン』での来日PRも記憶に新しいブラッド・ピット。その『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にも出演し、『スキャンダル』で第92回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、ハーレイ・クイン役も有名なマーゴット・ロビーといった、賞レース常連の監督とメインキャストによる夢の組合せが実現した。ほか共演者には、トビー・マグワイア(『スパイダーマン』シリーズ)、サマラ・ウィービング(『レディ・オア・ノット』)、オリヴィア・ワイルド(『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』)、キャサリン・ウォーターストン(『ファンタスティック・ビースト』シリーズ)、新鋭ディエゴ・カルバ(「ナルコス:メキシコ編」)、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のベーシストのフリー、リー・ジュン・リー(「クワンティコ」)、エミー賞受賞のジーン・スマート(「Hacks」)など多彩なキャストが集結。また楽曲は、『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツが担当。ジャズ・エイジと呼ばれたジャズ全盛期の音楽をいかに作曲するかも注目のポイントとなっている。併せて公開された予告編では、「シャネル(CHANEL)」に代表されるような豪華な1920年代ファッションに、毎晩繰り広げられるド派手なパーティー、大スケールの映画撮影といった、ゴージャスでクレイジーなハリウッドゴールデンエイジを伺い知ることができる映像となった。『バビロン』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バビロン 2022年10月7日よりヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開© 1980 National Film Trustee Company Ltdバビロン(2022) 2023年、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2022年09月14日第89回アカデミー賞6部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督による最新作『バビロン』(原題:BABYLON)が2023年に日本公開されることが決定し、あわせて予告編&場面写真が解禁された。本作にはブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストが出演する。ハリウッドを舞台に夢を叶えようとする男女の甘く切ない恋を、極上のミュージカル・エンタテインメントで描いた大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』。この作品で最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルが、今作でも再びハリウッドを舞台に物語を描く。舞台はゴールデンエイジ(黄金時代)と呼ばれた1920年代ハリウッド。サイレント映画からトーキー映画へと移り変わる時代に、映画業界で夢を叶えようとする男女を映し出す。主演は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で第92回アカデミー賞助演男優賞を受賞し、先日の来日の記憶も新しいブラッド・ピット。そして『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でブラピと共演し、『スキャンダル』で第92回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、DCのハーレイ・クイン役でも知られるマーゴット・ロビーが出演。賞レース常連の監督とメインキャストによる夢の組合せが実現した。そのほか、トビー・マグワイア(『スパイダーマン』シリーズ)、サマラ・ウィービング(『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』)、オリヴィア・ワイルド(『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』)、キャサリン・ウォーターストン(『ファンタスティック・ビースト』シリーズ)、新鋭ディエゴ・カルバ(『ナルコス:メキシコ編』)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリー、など多彩なキャストが集結。また楽曲は、現在もCMでも使用されるなど、なじみのある『ラ・ラ・ランド』の名曲を作曲し、第89回アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツが担当。ジャズ・エイジと呼ばれたジャズ全盛期の音楽を、いかに作曲するかも注目ポイントとなっている。あわせて公開された予告動画では、シャネルに代表されるような豪華な1920年代ファッションに、毎晩繰り広げられるド派手なパーティー、大スケールの映画撮影といった、ゴージャスでクレイジーなハリウッドゴールデンエイジが、躍動感あるジャズのリズムに乗せて映し出されている。デイミアン・チャゼル監督が『ラ・ラ・ランド』以来、初めて自身で脚本も執筆するなど、作品への強い熱意も感じられる映画『バビロン』。その全貌は未だベールに包まれており、今後の続報に期待が高まる。映画『バビロン』予告編『バビロン』2023年公開
2022年09月13日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督の最新作『Babylon』(原題)より、ファーストルック画像が公開された。舞台は無声映画からトーキーへと移行する1920年代のハリウッド。「桁外れの野心と非道行為」が描かれ、脚本はチャゼル監督が手掛けた。チャゼル監督は今作について、「基本となっているアイディアは、ロサンゼルスやハリウッドの初期を舞台に、規模が大きくて複数のキャラクターが登場する映画を撮ろうというものです。なにもかもが新しくてワイルドだったあの時代の」「その世界がいかに大きく、大胆で、図太く、あけすけであったかを、映画に収めたかったのです」と語っている。出演者はブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルヴァ(「ナルコス:メキシコ編」)、ジーン・スマート(「ファーゴ」)、キャサリン・ウォーターストン(『ファンタスティック・ビースト』)、ルーカス・ハース、トビー・マグワイアら。キャストがそれぞれの役に扮したファーストルック画像は、どれもミステリアスな雰囲気に包まれており、ツイッターでは映画ファンから「早く予告編を!」という声が相次いでいる。『Babylon』は北米の一部劇場でクリスマスに公開、2023年1月6日から全米公開予定。(賀来比呂美)
2022年09月09日エマ・ストーンが『Babylon』を降板した。映画は、デイミアン・チャゼルの次回作で、サイレント映画からトーキーに移行する時代を舞台にしたハリウッド物。『ラ・ラ・ランド』のコンビが再び組むということで期待されたが、ストーンのスケジュールが合わなかったようだ。代わりの候補にはマーゴット・ロビーが挙がっている。ブラッド・ピットの出演も決まっており、実現すれば、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のふたりが再び共演することになる。映画の北米公開予定は、来年末。しかし、コロナでハリウッドの撮影に大きな影響が出ていることから、どうなるかわからない。ストーンの次回作は、『101匹わんちゃん』の実写版『Cruella』。ロビーの次回作は『ピーターラビット2』。文=猿渡由紀
2020年12月03日《text:SYO》毎回、オススメの配信作品をご紹介する本企画。今回はNetflixオリジナルドラマ「ジ・エディ」です。本作は、『セッション』『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督の最新作。彼がエピソード監督と、製作総指揮を務めています。自身もジャズに傾倒し、音楽家を目指していたこともあり、チャゼル監督の作品は「音楽」が重要なテーマ。「ジ・エディ」では、フランス・パリを舞台に、ジャズクラブを経営する男に降りかかる受難を描きます。かつてアメリカ・ニューヨークで名を馳せたジャズピアニスト。家族関係で癒えない傷を負った彼は、演奏家ではなく経営者として、パリで再出発を図ります。しかし、共同経営者がトラブルを起こし、借金取りに付きまとわれ、バンドメンバーとは衝突し、突然現れた娘とはうまく接することができず…。割とずっと、ただひたすらに、踏んだり蹴ったりな展開が続きます。ではなぜ、この作品をオススメするのか。それは、「挑戦的で新しい」から。そして、「ドラマでしかできない表現を追求している」からです。『ラ・ラ・ランド』は明るさや華やかさの中に、夢に生きる残酷さがありました。『セッション』は、音楽で生計を立てる難しさや、表現者の身勝手さや狂気を描いていました。そして「ジ・エディ」は、この2作品の特長を内包しつつも、さらに深く、「音楽家の業」とでもいうべきものを追求しています。独善的で他者に当たり散らす主人公は視聴者から好かれるタイプではないし、1つひとつのシーンも暗く、長い。だけれどそれこそが、製作陣が見せたかった「音楽家の真実」のように思います。2時間の映画では描けないスローテンポで作られた本作は、興行として成立させるために不可欠だったメリハリや共感できるキャラクターが、存在しない。それは裏返せば、よりむき出しの「作家性」に出会えるということでもあります。Netflixでは初となる16ミリフィルムで撮影された映像も、挑戦心の表れといえるでしょう。劇中の言語もフランスと英語が混在していますし、スタッフも、脚本は『ワンダー 君は太陽』のジャック・ソーン、撮影監督は『モーターサイクル・ダイアリーズ』のエリック・ゴーティエと多国籍。音楽の表現も、『セッション』や『ラ・ラ・ランド』からより深化した印象です。冒頭、素晴らしい演奏シーンで始まったと思えば「今日の演奏は最低だ」と視聴者の高揚感を叩き落とし、バンドの関係は終始ギスギス…。ただそれでも、どんな苦境にあっても、彼らは音楽から離れられない。印象的なのは、「葬(おく)る」ための演奏シーン。愛する人が亡くなったときも、絶望の中で楽器を手に取り、奏でるのです。好きとか嫌いとかいう次元を超えた、音楽との向き合い方――。デイミアン・チャゼルという作家の、新たな一面に出会える作品です。(text:SYO)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年05月22日デイミアン・チャゼルの次回作に、ブラッド・ピットとエマ・ストーンが出演を検討しているようだ。タイトルは、『Babylon』。1920年代のハリウッドを舞台にした話で、ピットはサイレント映画からトーキーへの移行に苦しむ架空のスター、ストーンは実在の女優クララ・ボウを演じる予定。製作、配給はパラマウント。北米公開予定は2021年の年末。早くもオスカー候補入りを狙っているようだ。チャゼルは『ラ・ラ・ランド』で、史上最年少でオスカー監督賞を受賞した。ストーンも同作品で主演女優賞を受賞している。その次の『ファースト・マン』も、批評家の評価は高かったものの、興行成績はふるわなかった。今作で挽回となるかが注目される。文=猿渡由紀
2019年11月13日『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ『ファースト・マン』。この度、宇宙飛行士の山崎直子も共感したというリアルな心理描写が描かれた本編映像が、いち早くシネマカフェに到着した。『ラ・ラ・ランド』『セッション』とチャゼル監督とコンビを組んできたジャスティン・ハーウィッツが、サテライト賞に続き、ゴールデン・グローブ賞でも作曲賞を受賞した本作。その音楽はもちろん、最新技術を駆使した圧倒的な映像体験も高い評価を集めているが、劇中ではライアン演じるニール・アームストロングが宇宙飛行士になることを決断する直前に幼い娘を病気で亡くしたことが明かされ、その大きな心の傷、そして苦悩や葛藤を抱えながら宇宙飛行士を目指し、人類の夢を背負ったミッションに挑んでいく人間ドラマの部分も、繊細な心理描写とともに丁寧に描かれる。今回到着した本編映像に映し出されるのは、ニールが宇宙飛行士の選抜試験で面接をするワンシーン。4名以上もの面接官が見守る前で、自身の持論を淡々と披露し、一同を唸らせるニール。何も言うことなしといった完璧な受け答えに、キアラン・ハインズ演じる宇宙センターの初代責任者ボブが一同に「ほかに質問は?」と確認すると、ひとりの面接官が「娘さんのことは気の毒だ」と声をかける。するとニールは黙ったまま面接官を見つめ、「質問は何ですか?」とひと言。改めて面接官が「そのことが影響を与えると思うか?」と聞きなおすと、「影響を与えないと思うのは難しいでしょう」とまるで当たり前のように回答している。宇宙飛行士になる素質として、申し分ない見解や考え方を持つ一方で、トラウマとなっている愛娘の死についても言葉を濁すわけでもなく、正直に答えるニールの姿からは、ひとりの父親としての人間味を感じることができ、この男がどのようにして月面着陸という最も偉大かつ過酷なミッションを遂行するのか、その行動や葛藤の行方に注目が高まるシーンとなっている。■宇宙飛行士・山崎直子が最も印象に残ったシーンチャゼル監督は本作について「月面着陸についての話はたくさんあるけど、それを成し遂げるまでの間に何を感じていたのか、そして月面に立った初めての人間になるのはどんな気持ちだったのかを知りたかった。何より重要なのは、これは宇宙旅行を経験しながらも良き父親、良き夫であろうと努力した1人の男の感動的な物語という点なんだ」と語り、ニール・アームストロングという男、そしてその人生にフォーカスをあてて描いたことを明かしている。また、実際に宇宙を体験した宇宙飛行士の山崎さんは、本作を「上映時間の2時間21分の映像すべてがリアリティたっぷりだった」と大絶賛!中でも最も印象に残った場面として挙げたのが今回の映像のシーンで、山崎さんはニールの返答について「宇宙飛行士として任務に集中すると同時に、人間として、父親として“嘘をつきたくない”と思う心情が、わたしも一人の宇宙飛行士、そして一人の親としてとても共感できました。その受け答えを汲み取ったうえで、ニールを信頼して、一緒に訓練をしていくことを選ぶ。そのようなチームワークや信頼関係を描くことで、ニールの心の部分をしっかり引き出しているのだなと感じました」とコメント。宇宙飛行士である以前に、父親であり、夫である“人間”ニールの心情を描いた点に賛辞を贈っている。『ファースト・マン』は2月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月8日より全国にて公開
2019年01月07日俳優ライアン・ゴズリング×オスカーに輝くデイミアン・チャゼル監督の『ラ・ラ・ランド』コンビが、再タッグを組んだ最新作『ファースト・マン』を引っさげ、揃って来日!12月3日(月)、都内で行われた記者会見に出席し、同作への熱き思いを語った。■アカデミー賞有力!『ファースト・マン』はどんな映画?人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロング(ゴズリング)を主人公に、人類未踏の「月面着陸」を描く。アポロ11号の船長でもあったニール・アームストロングの壮絶な人生と壮大な宇宙体験を、圧倒的なスケールで映し出した。アームストロングの妻・ジャネットは、来年1月に公開の『蜘蛛の巣を払う女』で主演に大抜擢されたクレア・フォイが好演。『スポット・ライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョシュ・シンガーが脚本を務めた。史上最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したチャゼル監督が、『ラ・ラ・ランド』で逃した悲願のアカデミー賞作品賞を手にするかも注目される。■ライアン・ゴズリング「光栄であり、プレッシャー」二人の来日は昨年2月の『ラ・ラ・ランド』プロモーション以来。今回はゴズリングにとって3度目、チャゼル監督は2度目の来日となった。主演を務めたゴズリングは、実在したアームストロングを演じる上で、「生前のジャネットさんや二人の息子、知人やNASAの元同僚と会って、話を聞くことができた」と振り返り、「偉業の裏に、大いなる犠牲と喪失があったと知ったんだ。だからこそ、歴史的ヒーローを演じるのは光栄であり、プレッシャーもあった」と語った。また、チャゼル監督は「ゴールを追求するために、いかなる犠牲を払うべき。そんなテーマは、デビュー作の『セッション』に通じると思った。月面着陸ほど大きなゴールはないからね」。その上で「リサーチを続ける中で、『何がニールを駆り立てたのか?』と考えた。月へのミッションという偉業と、妻や息子たちの関係性も含めたドラマ性のバランスを意識した」と話していた。■チャゼル監督“月旅行”宣言の前澤社長に「嫉妬」記者会見には宇宙飛行士の山崎直子氏と、株式会社ZOZO代表取締役社長で2023年の月旅行を宣言している前澤友作氏が出席した。「まるでドキュメンタリー。アポロ時代の古めかしい機械の感触や、危険と隣り合わせの訓練と何気ない日常の対比もとてもリアル」と“本職”の目線で、太鼓判を押す山崎さん。一方、前澤氏は「事故やトラブルも描かれているので、一緒に見た周りのスタッフは『大丈夫か?』と不安になっていた。でも、僕は逆にワクワクした」と映画の感想をコメント。これにはチャゼル監督も「僕らはリアルを追求したけど、実際に月に行ったわけじゃないから、とても嫉妬しますね」と本音を明かした。『ファースト・マン』は2019年2月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月8日より全国にて公開
2018年12月03日『ラ・ラ・ランド』の俳優ライアン・ゴズリングと監督デイミアン・チャゼルがふたたびタッグを組んだ『ファースト・マン』が、この冬公開される。本作公開に先駆け、ライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督の来日が決まった。『ラ・ラ・ランド』以来2度目のタッグとなるライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督。本作『ファースト・マン』では、人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロングを主人公に、人類未踏の「月面着陸」を描く。アポロ11号の船長でもあったニール・アームストロングの壮絶な人生と壮大な宇宙体験を、圧倒的なスケールで映し出した。アームストロングの妻・ジャネットは、来年1月に公開の『蜘蛛の巣を払う女』で主演に大抜擢されたクレア・フォイが演じる。また、『スポット・ライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したジョシュ・シンガーが脚本を務めた。史上最年少でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼル監督は、本作でもアカデミー賞受賞となるかにも、注目が集まる。そしてこの度、昨年の『ラ・ラ・ランド』のプロモーション以来、ライアン・ゴズリングは3度目、デイミアン・チャゼル監督は2度目の来日が決定!ゴズリングの本作の企画への参加には、『ラ・ラ・ランド』のオファー前からチャゼル監督と話が進んでいたという。ゴズリングは「前作に比べて映画としての表現の仕方がかなり違う分、本作でも念入りな準備が必要だった」と語る。また、チャゼル監督は「当時のロケットや宇宙船は本当に壊れやすく月面着陸は無謀な挑戦だった。だからこそ国を挙げて取り組んだんだ。ニールはその重荷をたった1人で背負い、第一歩を踏み出した。その勇気に僕は感銘を受けた」と本作への熱い想いを明かしている。日本でも人気の高い2人が、日本の地で、最新作とともに何を語るのか、どのようなプロモーションを見せてくれるのかに期待が高まる。2人の来日で、本作の公開に向け、さらに盛り上がりを見せることは間違いなさそうだ。『ファースト・マン』は2019年2月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月8日より全国にて公開
2018年11月21日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と主演ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ待望の最新作『ファースト・マン』。本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。本作は、史上最も危険なミッション、月面着陸計画に人生を捧げ、命がけで成功へと導いたアポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を、壮大なスケールで描く。アームストロングを演じるのは『ラ・ラ・ランド』でゴールデングローブ賞映画部門主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)受賞のライアン・ゴズリング。アームストロングを支える妻ジャネットを、『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作『蜘蛛の巣を払う女』で主演に大抜擢されたクレア・フォイが演じる。今回解禁された予告編はニール・アームストロングへ告げられる「ニール、きみは最高のパイロットだ。月へ行ってくれ」という言葉から始まる。NASAのプロジェクトチームの生死をかけた訓練、仲間の死を伝えられる辛い宣告、「帰ってくるよね?」と尋ねる幼い息子に対し、「そのつもりだよ」と何の保証もないまま答える父親の会話から伝わる家族間の緊張などが映し出される。遂に打ち上げのカウントダウンが開始され、妻のジャネットや、NASAの局員たちが見守る中、アームストロングが搭乗するアポロ11号は未知なる“月”へと飛び立っていく。映像内では、宇宙空間で絶体絶命のアクシデントに直面した壮絶な場面の一部始終も収められており、アームストロングはこの後どうなるのか、気にせずにはいられない展開になっている。また、デイミアン・チャゼル監督がリアルを追求して生み出した“あたかもアポロ11号に同乗して宇宙空間を旅しているような臨場感”も垣間見られる。併せて到着したのは、ライアン・ゴズリング演じるニール・アームストロングが宇宙服を身に着け、力強い眼差しで空を見上げる横顔が印象的なポスタービジュアルだ。その視線は、宇宙を目指し垂直に飛び立つロケットとアームストロングのヘルメットにくっきりと浮かび上がったアポロ計画における最大の目標“月”のシルエットへと真っすぐに向けられている。果たしてアームストロングは無事生きて帰還できるのか?死と隣り合わせの壮絶な宇宙体験が劇場で待っている。『ファースト・マン』は、2019年2月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月8日より全国にて公開
2018年11月13日『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と主演のライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ最新作『ファースト・マン』(原題:FIRST MAN)。この度、現地時間8月29日(水)に、本作が第75回ヴェネチア国際映画祭のオープニングを飾り、華やかにワールドプレミア。ライアンやヒロインのクレア・フォイら個性光る演技派たちとアカデミー賞監督のデイミアン・チャゼル、脚本家ジョシュ・シンガーらがベネチアに集結した。映画祭公式記者会見には、前作『ラ・ラ・ランド』で各映画賞を席巻したチャゼル監督の最新作ということもあり、250人のキャパシティが満席になるほどのマスコミ陣が殺到。大きな歓声とフラッシュの嵐に歓迎されながら、チャゼル監督、主人公ニール・アームストロングを演じたライアン・ゴズリング、アームストロングを支える妻ジャネットを演じたクレア・フォイ、アームストロングとともにアポロ計画に参加する友人で、宇宙飛行士エド・ホワイトを演じたジェイソン・クラーク、その妻パットを演じたオリヴィア・ハミルトン、脚本のジョシュ・シンガーが登壇し、大勢の海外メディアからの質問に丁寧に答えた。■人類初の月面着陸を成功させたアームストロング船長を描く人類初となる月面着陸を成し遂げたアポロ11号船長、ニール・アームストロングをテーマに本作を製作したことについてチャゼル監督は、「月面着陸を象徴的な画像や断片的な映像でしか知らない世代としては簡単にできたことだと感じてしまうが、実際はそうでなく、実現までの道のりを段階的に描きたかった」と熱を込めてコメント。そのアームストロングを演じたライアンは、役作りについて「彼の息子たちや妻だったジャネットなど家族や幼なじみまで会い、飛行機の操縦法を身につける訓練もした」と明かす。「アームストロングはテストパイロット時代、その時点で開発中のテスト機に乗り込み、知識を向上させるために命がけでテスト飛行に臨むことができるような特殊な人で、自分(ライアン自身)には到底できない、その違いを認識することが役作りにおいて重要だった」と真摯に語った。また、チャゼル監督は、よくある美しく、ロマンチックな宇宙映画とは全く異なる本作について「博物館で宇宙船の実物を観て、宇宙計画の文献や映像などからは感じられない、恐ろしくよく成功したなというリアルな想いを大切にしたかった」と、監督ならではの視点を語った。■“妻”クレア・フォイ「子どもたちにとって両親がどのように映っていたかを尊重」本作ではアームストロング船長は偉業を成し遂げた“ヒーロー”でなく、家族を通して性格や心情が描かれることが大きなポイントだ。脚本のシンガーは「アームストロングをよく知る元NASA長官マイク・グリフィンから『象徴的な物語でなく人間的な物語にするなら協力を惜しまない』と言われ、それはこの会見に臨む我々全員の目標だった」と語り、そして、アームストロングの妻・ジャネット役を演じたクレアも、「アームストロングの子どもたちにとって両親たちがどのように映っていたかを尊重した」とふり返った。これまでの作品では、音楽や音響面で特に注目されてきたチャゼル監督。「月面探査時にヘルメットを通し、聞こえるライアンの呼吸音のシーンは実際にアポロ16号で月面探索したジョン・ヤング宇宙飛行士のヘルメットを使用した」という、こだわりの製作エピソードも明かしている。■レッドカーペットでは「ライアンコール」も!公式会見の後にワールドプレミアが開催され、レッドカーペットには一転、華やかにドレスアップしたキャストと制作陣が登場!ライアンはさわやかな白のジャケット、クレアは本映画祭開催国イタリアが輩出したハイブランドの「ヴァレンチノ(VALENTINO)」のドレス、ジェイソンは黒のタキシードで登場し、チャゼル監督は、自身の妻であり、本作にも出演しているオリヴィアとともに仲むつまじく闊歩。期待と興奮で熱気が高まる観客やメディアからは「ライアンコール」が沸き起こる中、彼らは気軽にサインや撮影に応じていた。ワールドプレミアでは全世界初のお披露目となり、絶賛のレビューが続々とアップされ、全米レビューサイト「Rotten Tomato」でも92%フレッシュ(8月30日現在)を獲得。今後、トロント国際映画祭にも出品が決まっており、本年度の賞レースが期待される。ヴェネチア国際映画祭の授賞式は9月8日(土)19時ごろ~(日本時間=9月9日(日)午前2時ごろ~)に開催予定。『ファースト・マン』は2019年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファースト・マン 2019年2月、全国にて公開予定
2018年08月31日デイミアン・チャゼル監督最新作、映画『ファースト・マン』が、2019年2月8日(金)に全国の劇場で公開される。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル最新作鬼監督の狂気のドラムレッスンを描いた映画『セッション』で、わずか3億円という低予算にも関わらず、第87回アカデミー賞において5部門にノミネートされたデイミアン・チャゼル。これを機に一気に映画界のスターダムを駆け上がったチャゼルは、続くLAを舞台に夢見る2人を主役に据えた『ラ・ラ・ランド』でも、第89回アカデミー賞で計6部門受賞という快挙を達成。なんとアカデミー監督賞を受賞してしまった。全く毛色の異なる物語で映画界に新風を巻き起こしてきたチャゼルが、今度は人類にとって偉大な飛躍となった壮大なミッションの映像化に挑む。ニール・アームストロングの視点から、アポロ11号の月面着陸計画を描くチャゼルが次に世に送り出すのは、人類史上初となる月面着陸計画に人生を捧げた、アポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を壮大なスケールで描く『ファースト・マン』。偉業達成に向けて果敢に立ち向かう乗船員たちや、NASAのプロジェクトチームとの生死をかけた訓練。1961年から1969年にかけて行われたNASAの実際のミッションをベースにした物語を、船員の人命を犠牲にしてまで行う計画の意義に葛藤しながらも、不退転の決意をもって臨むアームストロングの視点から描く。さらに、命に関わる重大な未知の計画だと理解していながらも、彼を傍で支える家族たちも登場。月面着陸に挑むだけでなく、人類の偉大な一歩を歴史に刻んだニール・ア ームストロングの、壮絶な飛行体験とその人生を映し出す。アームストロング役にライアン・ゴズリングニール・アームストロング役を務めるのは、『ブレードランナー 2049』にも出演したライアン・ゴズリング。『ラ・ラ・ランド』ではゴールデングローブ賞の映画部門主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)を受賞したゴズリングが、本作で再びチャゼル監督とタッグを組む。妻ジャネット役にクレア・フォイまた、『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作となる『蜘蛛の巣を払う女』で主演に大抜擢されたクレア・フォイが、アームストロングの妻であるジャネット役を演じる。デイミアン・チャゼルはこれまで、自身の作品では自ら脚本を手掛けてきたが、『ファースト・マン』で脚本を担当するのはジョシュ・シンガー。『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞脚本賞を獲得し、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』を手掛けるなど実話を元にした脚本に定評がある。作曲にジャスティン・ハーウィッツ『セッション』と『ラ・ラ・ランド』を手掛けたジャスティン・ハーウィッツが作曲を担当した。本作で描かれるニール・アームストロングが、好んで聞いていたと言われている“テルミン”を楽曲に盛り込むために自ら演奏も行った。今やジャスティンは『ラ・ラ・ランド』の胸が高鳴るミュージカル曲から、壮大な宇宙、歴史的偉業の「月面着陸」まで幅広いジャンルのオリジナル曲を生み出し、チャゼル作品の音楽に欠かせない存在だ。第76回ゴールデングローブ賞2部門ノミネート、作曲賞受賞アカデミー賞の前哨戦となる第76回ゴールデングローブ賞においては、助演女優賞(クレア・フォイ)と作曲賞(ジャスティン・ハーウィッツ)の2部門にノミネート。現地時間2019年1月6日(日)に開催された授賞式にて、ジャスティン・ハーウィッツが作曲賞を受賞した。『ラ・ラ・ランド』に続き、2作品連続2度目の受賞となる。作品情報映画『ファースト・マン』公開時期:2019年2月8日(金)原題:『FIRST MAN』監督:デイミアン・チャゼル出演:ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ、カイル・チャンドラーほか製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、アダム・メリムズ、ジョシュ・シンガー脚本:ジョシュ・シンガー原作:「ファーストマン:ニール・アームストロングの人生」著/ジェイムズ・R・ハンセン
2018年07月23日アカデミー賞を席巻した『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と、主演ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ最新作『FIRST MAN』(原題)が、『ファースト・マン』の邦題で来年2月に日本公開されることが決定。併せて特報映像が到着した。本作は、史上最も危険なミッション、月面着陸計画に人生を捧げ、命がけで成功へと導き、「That’s one small step for (a) man, one giant leap for mankind.」(これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である)という名言を残した男、アポロ11号の船長ニール・アームストロングの人生を、壮大なスケールで描く。アームストロング役には、『ラ・ラ・ランド』でゴールデン・グローブ賞映画部門主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)を受賞したライアン・ゴズリング。そして、『ラ・ラ・ランド』で最年少記録となるアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルが監督を務め、ライアンと再びのタッグが実現した。また、Netflix「ザ・クラウン」でゴールデン・グローブ賞テレビ部門主演女優賞(ドラマ部門)を受賞、『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作『蜘蛛の巣を払う女』で主演に大抜擢されたクレア・フォイが、アームストロングの妻ジャネット役を演じ、『スポット・ライト 世紀のスクープ』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のジョシュ・シンガーが脚本を務める。そんな本作が、人類が月面着陸を果たした1969年から50周年のメモリアルイヤーとなる2019年2月に日本公開が決定。そして、着陸を果たした世界的な記念日の7月20日に待望の特報映像が初解禁!映像では、オレンジ色に光る噴射炎とともに打ち上げられる宇宙船を一点に見つめるアームストロングの姿から始まる。人類の夢であり、未来を切り開いた月面着陸計画――。生死をかけた訓練のシーン、船員の人命を犠牲してまで行うこの計画の意義に葛藤しながらも、不退転の決意をもって臨むアームストロングの姿が描かれる。また、ロケット発射のカウントダウンともに、妻や子どもたちとの日常生活がフラッシュバックし、複雑な心情も伺える。2分半という映像ながら、終始、緊迫感溢れる映像となっている。『ファースト・マン』は2019年2月、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年07月20日