人それぞれ性格が違うように、犬も社交的だったり、ちょっぴりシャイだったりとさまざまな性格の犬がいます。愛犬の性格を誰よりもよく知る飼い主にとっては、犬はまるで我が子のように感じるのではないでしょうか。「あの子がいじめる!」大型犬が怖がっているのは?ラブラドールレトリバーのデクスターくんとの日常をInstagramで紹介しているインディ(shnootle.hound)さん。彼女が投稿した、ある動画に大きな反響が上がりました。ほかの犬に追いかけられたデクスターくんが、「ママ、助けて!」」というようにインディさんに抱きついたのです。大型犬のデクスターくんをそこまで怖がらせたのは…。こちらをご覧ください。 この投稿をInstagramで見る Dexter Black(@shnootle.hound)がシェアした投稿 パグのベラちゃん…!インディさんが「あのパグがあなたに向かって吠えたの?」と聞くと、デクスターくんは「あの子がいじめる!」というように彼女にくっついて離れません。まるで母親に甘える小さな子供のようですね。自分よりうんと小柄のパグに怯えるデクスターくんの姿には、121万件の『いいね』と、笑いと同情の声が集まりました。・かわいそうだけど笑った!大きな赤ちゃんだ。・この子がママに抱きついている姿が大好き!ママはいつでも守ってくれるよね。・うちのグレートデーンもいつも狂暴なチワワを怖がっているよ。デクスターくんには、ほかにもいくつか苦手なものがあるのだとか。インディさんは「どうやらヘアドライヤー、掃除機、ポンポンが付いたニット帽をかぶったおばあさんと一緒に、パグもNGリストに加えることになりそう」とつづっています。ベラちゃんは人懐っこい犬だそうですが、それでもデクスターくんは吠えられて怖かったのでしょう。大きな体と繊細な心の持ち主のデクスターくん。これからも何があってもインディさんが守ってくれるから大丈夫だよ![文・構成/grape編集部]
2024年06月28日大きな木の枝を見つけると、嬉しそうに家に持ち帰ろうとする犬は多いものです。散歩中に太くて長い枝を見つけて、得意気にくわえている愛犬を見たことがある人もいるでしょう。枝がドアに引っかかって通れない!アメリカに住むデクスターくんも枝が大好きなのだそう。ある日、デクスターくんは自宅の庭で長い木の枝を拾いました。まるで宝物を見つけたかのように、意気揚々と枝をくわえて家の中に持って入ろうとするデクスターくん。ところが、犬用ドアの横幅より枝のほうが長くて、引っかかってしまいます。何度も挑戦するデクスターくんを、飼い主さんはほほ笑ましく見守っていました。すると次の瞬間、デクスターくんはついに枝を持って入る方法を思い付いたのです。その方法とは…こちらをご覧ください。何度も挑戦した後、デクスターくんはとうとう枝を口から離してしまいます。そして枝を外に置いたまま、自分だけ犬用ドアから家の中に入って行きました。飼い主さんがおそらく「さすがに無理だと分かって諦めたのかな」と思った次の瞬間、なんとデクスターくんが家の中から枝をくわえて引っ張り入れたのです!これには飼い主さんも笑いが込み上げてしまいました。なんて賢いのでしょうか!動画のコメント欄には、デクスターくんの行動に驚きの声が上がっています。・この犬は本当に賢いよ!・めちゃくちゃかわいくて面白い!・この枝がものすごく欲しかったんだね。やったねワンちゃん!デクスターくんが枝を口から離した時、よく見ると枝の片側が犬用ドアの縁の部分に立てかけられています。これを意図的に行っていたのだとしたら、デクスターくんは頭の中で『枝を確実に持って入る方法』がひらめいていたということになるでしょう。犬は人間でいうと2~3歳程度の知能を持つといわれますが、デクスターくんの賢さは想像を超えてきましたね![文・構成/grape編集部]
2023年09月29日全国無料放送のBS12トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は、毎週土曜日の夜7時から放送中の「土曜洋画劇場」内で、4月1日(土)の『荒野の七人』を皮切りに、『続・荒野の七人』『新・荒野の七人/馬上の決闘』『荒野の七人/真昼の決闘』『マグニフィセント・セブン』の『荒野の七人』関連作品5本を放送します。黒澤明『七人の侍』のリメイク、豪華キャストでおくる西部劇の傑作 『荒野の七人』5作品一挙! 4月の『土曜洋画劇場』で放送!1.放送情報好評を博した2023年お正月の『荒野の七人』特集をアンコール放送!西部劇史上に燦然と輝く名作を再びお届けします。■放送スケジュール毎週土曜よる7時~「土曜洋画劇場」4/1(土)『荒野の七人』4/8(土)『続・荒野の七人』4/15(土)『新・荒野の七人/馬上の決闘』4/22(土)『荒野の七人/真昼の決闘』4/29(土)『マグニフィセント・セブン』※夕方6時~■番組HP: 2.放送作品『荒野の七人』 ■4月1日(土)よる7時黒澤明監督「七人の侍」の舞台を開拓時代のメキシコに移し、ユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン他豪華キャストでハリウッドリメイクした不朽の名作。一度聴いたら忘れられないテーマ曲は、映画音楽の巨匠エルマー・バーンスタインが手掛ける。本作の大ヒットにより、続編3本が制作され、2016年にはリメイク作「マグニフィセント・セブン」が公開された。(英語・日本語字幕)【あらすじ】毎年、野盗に襲われるメキシコの寒村イストラカン。そこで村の長老は助っ人を雇うことを決意する。報酬はわずかにすぎなかったが、農民達の熱意に打たれて7人のガンマンが集まってきた。着々と進む戦いへの準備!思わぬ農民たちの抵抗により、いったんは逃げ帰った一味だったが……。【キャスト】ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、ホルスト・ブッフホルツ、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ブラッド・デクスター、ロバート・ヴォーン、イーライ・ウォラック、ロゼンダ・モンテロス、ジョン・アロンゾ、ウラディーミル・ソコロフ ほか【スタッフ】監督:ジョン・スタージェス、原作:黒澤 明、橋本 忍、小国 英雄『七人の侍』コピーライト:© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved『続・荒野の七人』 ■4月8日(土)よる7時黒澤明監督「七人の侍」をリメイクした大ヒット作「荒野の七人」から、10年後の物語となる続編。前作に引き続きリーダーのクリスを演じるユル・ブリンナーのほか、ロバート・フラー、ウォーレン・オーツ、エミリオ・フェルナンデスら西部劇の雄が顔をそろえる。(英語・日本語字幕)【あらすじ】前作で村娘と結ばれ、平和な農村生活を送っていたチコが暮らす村に、再び不穏な空気が。辺り一帯を勢力下に治めようと野盗が現れたのだ。知らせを受けたチコの昔の仲間、クリスとヴィンは、早速村へ急行すべく仲間集めを開始、たちまち、ひと癖もふた癖もある男たちが集まってくるが……。【キャスト】ユル・ブリンナー、ロバート・フラー、ジュリアン・マテオス、ウォーレン・オーツ、クロード・エイキンス、ヴィルジリオ・テクセイラ、ジョーダン・クリストファー、エミリオ・フェルナンデス ほか【スタッフ】監督:バート・ケネディコピーライト:© 1966 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1966 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1966 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1966 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.『新・荒野の七人/馬上の決闘』■4月15日(土)よる7時黒澤明監督「七人の侍」をリメイクした大ヒット西部劇「荒野の七人」シリーズの3作目。7人の正義のガンマンたちは、メキシコで圧政に苦しむ農民の自由のために戦う。リーダーのクリスを演じるのは、『暴力脱獄』のジョージ・ケネディ。(英語・日本語字幕)【あらすじ】時代は19世紀末期。舞台はメキシコ。独裁者として悪名高いホセ・デ・クルス・ボルフィリオ・ディアス大統領の圧制と暴虐が続き、農民は飢えと絶えざる死の恐怖におののいている。この農民たちの救い主、幽閉された革命家キンテロを救い出すため、7人のプロフェッショナルが命を賭ける。【キャスト】ジョージ・ケネディ、モンテ・マーカム、ジェームズ・ホイットモア ほか【スタッフ】監督:ポール・ウェンドコスコピーライト:© 1969 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1969 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1969 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1969 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.『荒野の七人/真昼の決闘』■4月22日(土)よる7時黒澤明監督「七人の侍」をリメイクした大ヒット西部劇「荒野の七人」シリーズの完結編となる4作目。正義のガンマン7人は、女性ばかりが取り残された集落を守るために立ち上がる。(英語・日本語字幕)【あらすじ】群盗に襲われてどん底にあったメキシコの寒村を助けるため、無報酬で生命を賭けて戦った7人のガンマンの戦いから10年。クリス(リー・ヴァン・クリーフ)は今、アリゾナ南部の町で保安官の職にある。女だけがとり残された国境の町へ爆薬のプロ、縄投げのプロ、作戦のプロなど4人、5人を集めて乗り込み、300人を越える群盗と凄まじい決闘にもつれこんでいく。7人目の従軍記者はいつしか自身も群盗と戦うガンマンに変身していく。【キャスト】リー・ヴァン・クリーフ、マイケル・カラン、ルーク・アスキュー、ステファニー・パワーズ ほか【スタッフ】監督:ジョージ・マッコーワンコピーライト:© 1972 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1972 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1972 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1972 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.『マグニフィセント・セブン』■4月29日(土)夕方6時大ヒット西部劇「荒野の七人」1作目から56年の時を経て公開されたリメイク作。デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホン他豪華スターの共演で、アウトローな男たちの熱き生き様を描く。監督は「イコライザー」のアントワーン・フークワ。(英語・日本語字幕)【あらすじ】冷酷非道な悪漢バーソロミュー・ボーグに支配された町で、彼に家族を殺されたエマは賞金稼ぎのサム、ギャンブラーのジョシュなど荒れ果てた大地にやってきた<ワケありのアウトロー7人>を雇って正義のための復讐を依頼する。最初は小遣い稼ぎのために集められたプロフェッショナルな即席集団だったが、圧倒的な人数と武器を誇る敵を前に一歩もひるむことなく拳銃、斧、ナイフ、弓矢などそれぞれの武器を手に命がけの戦いに挑んでいく。【キャスト】デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオ、イ・ビョンホン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、マーティン・センズメアー、ヘイリー・ベネット、ピーター・サースガード、ルーク・グライムス、マット・ボマー ほか【スタッフ】監督:アントワーン・フークワコピーライト:© 2016 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.© 2016 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.© 2016 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.© 2016 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.3.みどころ(映画評論家・立花珠樹氏)これぞ映画だ!スターの輝きと面白さに脱帽侍ジャパン快挙直後の放送も嬉しいジョン・スタージェス監督『荒野の七人』(1960年)は、黒澤明監督『七人の侍』をリメイクした西部劇だ。海外では『Seven Samurai』のタイトルで公開された映画が、「侍」を世界に広めたことを思うと、BS12の今回の放送が、侍ジャパン世界一の快挙直後に放送されるのが、なんとも嬉しい。時代劇を西部劇に変えるのは、簡単なことではない。日本人の価値観や振舞い方が、そのまま世界に受け入れられるわけではないし、アクション映画の見せ場である戦闘シーンも、刀と銃とでは見せ方が全く違ってくる。『荒野の七人』のすごさは、そうした問題を乗り越えて、これぞ映画だ!という超一流の娯楽作品に仕上げたことだ。シンプルな中に名セリフを散りばめた脚本。一度聴いたら忘れられないエルマー・バーンスタインのテンポのいい音楽。さまざまな理由があるが、やはり最大のポイントは、7人のガンマンを演じた俳優たちの魅力だ。10代で初めて見た時は、リーダー役のユル・ブリンナー、その補佐役のスティーブ・マックイーン、ナイフの名手役のジェームズ・コバーン、子どもたちになつかれる優しいガンマン役のチャールズ・ブロンソンに憧れた。だが、年を取るにつれ、秘密の儲け話があるに違いないと思い込むハリー役のブラッド・デクスターや、死の恐怖におびえる賞金稼ぎ役のロバート・ヴォーンの渋さにも引かれるようになった。7人目の、農民出身の若者チコを演じたホルスト・ブッフホルツは「ドイツのジェームズ・ディーン」と呼ばれるドイツ人俳優というのも驚きだった。2003年に69歳で亡くなった彼は、晩年はロベルト・ベニーニ監督『ライフ・イズ・ビューティフル』で医師役を演じていた。まだ映画の世界では無名だったマックイーンが、撮影中、自分が映る場面では帽子に触るなど目立つ動きをわざとして、ブリンナーに注意されたエピソードを、頭の片隅に置いて見ると面白い。俳優が余計な演技をするのを嫌った小津安二郎監督なら、きっと激怒しただろう。マックイーンは『荒野の七人』の3年後、同じスタージェス監督の『大脱走』で大活躍し、世界中の観客を魅了する大スターになった。© 1960 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved© 1966 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1969 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 1972 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.© 2016 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月28日2月8日(水)よりDVD発売、レンタル開始された「ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男」より特典映像の一部が公開された。本作は50周年を迎えた歴史的傑作『ゴッドファーザー』の製作の裏側に隠された知られざる人間ドラマを描く全10話のドラマシリーズ。この度解禁されたのは、DVDに収録されている特典映像の一部で、製作総指揮・第1話&第2話の監督を務めたデクスター・フレッチャー(『ボヘミアン・ラプソディ』、『ロケットマン』)らが映画本編へのオマージュを語り、主人公のモデルとなったプロデューサー、アルバート・S・ラディ本人が製作当時をふり返っている。デクスター・フレッチャーが、「映画のシーンを参考にして撮った部分がある。特徴的なカメラワークもさりげなく取り入れた。ファンが見れば分かるだろう」と語り、ファンの心をくすぐる贅沢な仕掛けの存在を明かすと、該当する映画本編の映像と交えて解説。映画『ゴッドファーザー』を観なおすことでさらに深くこの作品を楽しめるはずだ。ほかにも、マイルズ・テラーが演じるキャラクターのモデルとなったアルバート・S・ラディ本人が製作当時をふり返る証言や、当時の空気を生み出すために細部までこだわった美術の解説など、DVDには豪華な特典映像が満載となっている。「ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男」DVDは2月8日(水)より発売・レンタル開始、デジタルセル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2023年02月08日ラッシュ(LUSH)から新作バスボム「デクスターズ ドラゴンエッグ」が登場。2023年2月15日(水)より数量限定で発売される。“金色のドラゴンの卵”をイメージ「デクスターズ ドラゴンエッグ」は、金色に輝く“ドラゴンの卵”をモチーフにしたバスボムだ。お湯に溶かすと、パチパチという音とともに、ドラゴンの炎のようなオレンジゴールドがバスタブに広がる。香りはさわやかなレモンとベルガモットのオイルに、華やかで深みのあるジャスミンアブソリュートを合わせた、リラクシングな仕上がりとなっている。なお、「デクスターズ ドラゴンエッグ」の全売上(消費税を除く)は、動物実験を行わない横紋筋肉腫の研究のために寄付される。【詳細】「デクスターズ ドラゴンエッグ」発売日:2023年2月15日(水)取扱店舗:ラッシュ店舗、公式オンラインストア価格:1個 890円【問い合わせ先】ラッシュジャパンTEL:0120-125-204
2023年02月04日日本初上陸の作品が目白押し、世界中から集めた選りすぐりの話題作を追加料金なしで楽しめるブランド「Huluプレミア」。この度、「Huluプレミア」2022年のラインアップが発表された。▼イチ押しの話題作を独占配信まず注目なのが、あの最恐ホラーアイコン“チャッキー”がまたも人々をゾワゾワさせる、史上初となるドラマ「CHUCKY」(原題)シーズン1。2021年10月からアメリカで放送され、つい先日、シーズン2の制作決定も発表された話題作。今作では、新たな親友となった少年ジェイクを傷つける者たちをターゲットに大暴れ。さらに、彼が初めて犯した殺人をはじめ、長年のファンも興味津々だったチャッキーの知られざる過去もついに明かされる。また人気シリーズ「デクスター」の最新作「DEXTER:NEW BLOOD」(原題)も配信。善良な警察官でありながらも連続殺人に手を染め、前シーズンのラストでは忽然と姿を消した主人公デクスター。最新作では名前を変え、田舎町で暮らしていることが判明。ところが、再び殺人鬼としての過去、さらに新たな敵と対峙せざるを得ない状況に…。そして新ドラマ、ロサンゼルスの中心地に突如、巨大な穴が出現、大惨事に巻き込まれてしまった人々のサバイバル・ミステリー「LA BREA」(原題)シーズン1も配信。アメリカにおける18~49歳の視聴者数が秋ドラマNo.1を記録し、すでにシーズン2の制作も決定している。さらに、「ウェントワース女子刑務所」のファイナルシーズンも登場。▼まだまだある新作ドラマ今後、日本で話題を呼ぶこと間違いなしの初登場ドラマも続々配信。“正義を超えた復讐の是非”を問うブラジル発のドラマ「ジャスティス 彼らの選択」。「PRODUCE101」シーズン2から誕生したボーイズグループ「Wanna One」出身のオン・ソンウ、「ペントハウス」シリーズのパク・ホサンが出演し、新人バリスタがコーヒー名人のもとでコーヒーと人について学んでいく韓国ドラマ「コーヒーを飲みましょうか?」。人気SFドラマ「4400 未知からの生還者」を基に制作された新作「4400」(原題)シーズン1。死をもたらす新種のウィルスが蔓延るN.Y.で繰り広げられるソンビ・ブラックコメディ「THE BITE」(原題)。アリッサ・ナッティングの同名小説を基に映像化したダークでシニカルなコメディ「MADE FOR LOVE」(原題)シーズン1。懐疑的な心理学者と修行中の神父が、奇跡や悪魔憑きなど科学では説明できない超自然的な事件を調査していく「EVIL」(原題)シーズン1。ルーシー・リューら豪華キャストが出演する人気ダーク・コメディ「WHY WOMEN KILL」(原題)シーズン1も見逃せない。▼人気作品の新シーズンも続々シーズン4まで配信されている「ロック・アップ/スペイン 女子刑務所」の続編「VIS A VIS: EL OASIS」(原題)をはじめ、「ロスト・イン・オーシャン 消えた大陸」シーズン2&3、「アウトランダー」シーズン6と、すでに「Huluプレミア」で配信され、高い支持を得ている人気ドラマの続編も登場する。Huluプレミア 2022 LINE UP映像(cinemacafe.net)
2021年12月10日ディズニーやピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの作品が見放題で楽しめるディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」に10月27日(水)より新たなコンテンツブランド「スター」が加わることが発表された。このコンテンツ拡大により、ディズニー・テレビジョン・スタジオ(ABC Signatureと20thテレビジョン)やFXプロダクションズ、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズなどの最新映画からオリジナル作品、日本のコンテンツまでそのラインナップは16,000作を突破。そこで、新作や話題作、名作の中から「スター」で配信開始となる300以上もの映画作品の中から、特に注目したい映画作品9タイトルを厳選し「アカデミー賞を受賞した話題作」、「日本では劇場未公開だった注目作」、そして「今後の最新作につながる先取り予習・復習タイトル」の、3テーマに分けて紹介したい。<アカデミー賞を受賞した話題作>『ノマドランド』「第93回アカデミー賞」で作品賞、監督賞、主演女優賞を獲得し世界中から大絶賛された本作がいよいよ見放題で配信開始となる。今最も注目されるクロエ・ジャオ監督だが、マーベル・スタジオも早くから注目し、11月 5日公開予定のマーベル・スタジオ映画『エターナルズ』でも監督を務めている。そんな彼女の作品に共通するのは、雄大な自然とキャラクターの内なる感情をエモーショナルに切り取る点だ。『ノマドランド』は、そんな彼女の芸術性が世界に認められた傑作。企業の破たんと共に、長年住み慣れたネバタ州の住居も失ったファーンは、キャンピングカーに亡き夫との思い出を詰め込んで「現代のノマド=遊牧民」として、季節労働の現場を渡り歩く。その日、その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。今の時代を希望で照らす感動のロードムービー。『ジョジョ・ラビット』「第92回アカデミー賞」で脚色賞を受賞した作品。『マイティ・ソー バトルロイヤル』でオフビートな笑いを炸裂させ、一躍人気者の仲間入りを果たしたタイカ・ワイティティが監督・脚本を務めた話題作だ。舞台は第二次世界大戦下で、主人公は想像上のヒトラーが友だちという少し変わった少年、ジョジョ。愛らしい子どもの視点を通じて戦争の恐ろしさを描きつつ、ワイティティ節も全開。ユーモラスな笑い、そしてどうしようもない人間愛が涙を誘う。『女王陛下のお気に入り』「第91回アカデミー賞」で作品賞を含む9部門10ノミネート賞を受け、見事主演女優賞を獲得した話題作。18世紀初頭のイングランドの宮廷を舞台に、孤独な女王とその寵愛を奪い合う女官と侍女を描いた禁断の歴史絵巻で、豪華絢爛な王室に愛と野望が渦巻く様子はまさに英国版“大奥”だ。気まぐれで病弱、それでも頑固に国を守る孤独な女王を演じたのは、本作でアカデミー賞ほか世界の主演女優賞を総なめにしたオリヴィア・コールマン。人間の弱さ、愚かさを表す迫真の演技が世界を魅了した。さらにエマ・ストーン、レイチェル・ワイズともに「アカデミー賞」受賞者であり、主要キャスト3人が互いに冷酷なまでに罠を仕掛け合い、激しい演技合戦で火花を散らす人間ドラマは必見。<日本劇場未公開作>『ある女流作家の罪と罰』メリッサ・マッカーシー主演、2018年米公開の実話映画『ある女流作家の罪と罰』は、海外メディアや批評家から絶賛されながらも、日本では劇場公開が見送られていた、まさに「隠れた名作」。主人公はニューヨークで細々と暮らす51歳、職なし、恋人なしの崖っぷち作家リー・イスラエル。ある時、著名人の手紙をねつ造すると高値で売れることに気付いたイスラエルは、様々な手紙を偽造する職人となっていく。れっきとした犯罪行為だが、イスラエルは自分の“仕事”が評価されることが嬉しく、かつてないほどのやり甲斐を感じていた。やがて偽物だと疑う声があがり、FBIが捜査に乗り出すのだが…。彼女の悲哀に満ちて人間くさい罪は、罰に値するだろうか?「こんな良作があったなんて!」と、ぜひ驚いてほしい。『イーグル・ジャンプ』『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』のデクスター・フレッチャーが監督を務め、『キングスマン』のタロン・エガートンが主演、さらに『X-MEN』『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマンが共演しながらも、日本では劇場公開されなかった作品がある。それが『イーグル・ジャンプ』だ。小さい頃から運動音痴で、極度の近眼だったエディ・エドワーズが、周囲から「お前には無理だ」と言われても、オリンピック出場を目指してスキージャンプ競技に挑む実話物語。ヒュー・ジャックマンは、かつて天才と呼ばれながらも今では練習場の整備係まで落ちぶれたブロンソン・ピアリーを熱演。奇想天外なトレーニングでエディを鍛える中で、ピアリー自身もスキージャンプへの情熱を取り戻していく。スポーツドラマの感動と、自分自身を信じることの尊さが詰まった、魂ゆさぶる一作。(c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.『Love, サイモン 17歳の告白』ゲイであることを秘密にする高校生の恋と青春をみずみずしく描き、批評家と観客から大絶賛を受けながらも、日本公開が見送られていた作品。出演のジェニファー・ガーナーは本作に惚れ込み、マット・ボマーらと共に自腹で本作の上映会を開催。評判のあまり、本国ではスピンオフドラマ「Love, ヴィクター」も製作されるほどの一大センセーショナルに。デジタル配信やブルーレイ&DVDで鑑賞した日本のファンからも好意的な評価で迎えられている。愛に溢れた、観るべき価値のある作品だ。<先取り予習・復習作品>『グランド・ブダペスト・ホテル』独創的な美的感覚で世界中を魅了し続けるウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2022年1月28日公開)に備えて、彼の華麗なる代表作『グランド・ブダペスト・ホテル』を堪能しよう。とある高級ホテルで描かれるコンシェルジュとベルボーイの不思議な交友を描いた本作。一癖も二癖もあるキャラクターたちによる先の読めない物語展開はもちろん、細部まで徹底的にこだわり抜き、審美的に非常に優れた画作りが魅力で、今も多くのファンを心酔させている。ウェス監督作品といえば常連俳優が多いことでも知られ、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』には、本作からエイドリアン・ブロディやティルダ・スウィントン、レア・セドゥ、オーウェン・ウィルソンら多数が出演している。『キングスマン:ゴールデン・サークル』12月24日に『キングスマン:ファースト・エージェント』が度重なる延期を経てついに公開に。世界最強のスパイ組織「キングスマン」の超過激な誕生秘話を描く本作に向けて、シリーズ前作『キングスマン:ゴールデン・サークル』を抑えておこう。本作では、イギリスのスパイ組織「キングスマン」に対して、アメリカの組織「ステイツマン」が登場し、シリーズに広がりをもたらした爽快アクション大作となった。キレッキレの革新的アクションは1作目よりもさらに洗練されており、前日譚となる最新作『ファースト・エージェント』がより楽しみになる。もちろんディズニープラスでは、シリーズ第1作『キングスマン』も配信されるため、2作あわせてチェックしたい。『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』ここのところ、海外エンタメの最前線で取り上げられやすいのが、『ロマンシング・ストーン秘宝の谷』。サンドラ・ブロック&チャニング・テイタムが主演の『Lost City of D(原題)』と、クリス・エヴァンス&スカーレット・ヨハンソンが主演の『Ghosted(原題)』といった最新作が、共に『ロマンシング・ストーン』のようなロマンス・アドベンチャー作品になると報じられている。『Lost City of D(原題)』には、『ハリー・ポッター』ダニエル・ラドクリフが悪役として出演するほか、ブラッド・ピットもカメオ出演。『Ghosted(原題)』は、『ロケットマン』デクスター・フレッチャーが監督を務め、脚本は『デッドプール』のレット・リース&ポール・ワーニックが担当する。どちらも公開が近づけば大きな話題になることは必至。その2作のインスパイア元となった『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』は、ロバート・ゼメキス監督&マイケル・ダグラス主演による1984年の冒険映画。妹をさらわされた作家の女性と胡散臭い冒険家の男が、南米のジャングルで伝説の宝をめぐる争奪戦に巻き込まれていく物語だ。耳の早い洋画ファンは、今から抑えておいて損はないはず。最新作から劇場未公開の話題作、あの名作まで豊富なラインアップが揃った、新しいディズニープラスの「スター」でお届けする映画作品の数々に期待しよう。ディズニープラスの「スター」で配信される映画作品のラインアップ一覧は下記公式サイトを参照してほしい。「スター作品ラインナップ一覧ページ」:
2021年10月20日『アメリカのスイス』ともいわれる美しい山々に囲まれたコロラド州ユアレイ郡に、とても有名な1匹の犬がいます。名前はデクスター。6歳のブリタニー・スパニエルです。デクスターはInstagramが7万人以上、TikTokではなんと23万人近いフォロワーをもつ大人気の犬なのです。人気の理由は、デクスターが人間のように2本の脚で歩く姿があまりにもかわいいから! この投稿をInstagramで見る dexter.the_three_legged_dog (@dexterdogouray)がシェアした投稿 事故で前脚を失った犬海外メディア『People』によると、デクスターは1歳の時に近くにいたシカの匂いを嗅ぎつけて道路に飛び出したのだそう。そこへ運悪くトラックが通り、彼の前脚が轢かれてしまったのです。デクスターの飼い主であるケンティ・パセクさんは、犬が助からないかもしれないと思いながらも「生きるチャンスをあげずに安楽死させることはできなかった」といいます。また獣医師もデクスターが生き延びられると信じていたため、損傷がひどかった右の前脚を切断し、左脚はピンで固定。その後も数回の手術とリハビリを行いました。そうするうちにデクスターは誰に教わったわけでもなく、後ろ脚だけで上手に歩けるようになっていったのです。 この投稿をInstagramで見る dexter.the_three_legged_dog (@dexterdogouray)がシェアした投稿 ある日、ケンティさんの母親がデクスターの散歩をしていた時に、通りがかりの人が彼の動画を撮り、TikTokにアップしたのだとか。それが話題となり、デクスターは一躍『時の犬』となりました。デクスターの動画にはファンからの熱いコメントがたくさん寄せられています。・デクスター、大好きだよ!あなたを見るたびに笑顔になれる。・歩く姿だけでこんなにも生きる勇気をくれる犬はほかにいないよ。・この子は「不可能はない」というお手本だ!・デクスターを見ていると幸せな気持ちが伝わってきて泣けてくる。 この投稿をInstagramで見る dexter.the_three_legged_dog (@dexterdogouray)がシェアした投稿 器用に2本の脚でバランスをとりながら歩くデクスターは、とても嬉しそうな表情をしています。きっと彼にとっては生きているだけで、歩けるだけで、毎日が喜びに満ちあふれているのでしょう。逆境を乗り越えて幸せに生きる姿で、多くの人に勇気や希望を与える存在となったデクスター。彼のように日々の生活の中で幸せを見つけることが上手になっていきたいものですね![文・構成/grape編集部]
2021年05月05日『キック・アス』や『キングスマン』を監督したマシュー・ヴォーンが、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』でプロデューサーを務めている。エルトン・ジョン本人から脚本を託されたヴォーンは「この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない!」と強く思ったという。マシュー・ヴォーンと言えば数々のヒット作でメガホンをとる“監督”のイメージが強いが、実はプロデューサーのキャリアの方が長い。彼はガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ』でプロデューサーを務め、自身が監督していない『X-MEN:フューチャー&パスト』でも製作陣に名を連ねている。そんな彼がエルトン・ジョンに会ったのは自身が監督した『キングスマン:ゴールデン・サークル』の頃。あの映画でエルトンはあらゆる紳士たちをなぎ倒すほどの怪演を見せたが、そこで彼はヴォーンに長年に渡って温め続けている脚本を手渡した。それはエルトンと彼の夫でプロデューサーのデヴィッド・ファーニッシュが10年以上かけて脚本家と練ってきたものだ。「読んでみたらとても素晴らしい内容でした。もともと僕はエルトンの音楽が大好きだったので、この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない! という気持ちになりました」そこで彼はプロジェクトへの参加を決めたが少しだけ残念なこともあったようだ。「自分で監督したい気持ちもあったのですが、他の作品も手がけていてスケジュール的に自分で監督するのは難しかった。ですから、この作品を通じて残念だったのは……自分で監督したかった! その一方でよかったことは、この作品を自分でプロデュースできたことです」自分で演出もできるヴォーンが、本当は自分でメガホンをとりたかったプロジェクトを誰に託すのか? 彼はすぐさまデクスター・フレッチャー監督に声をかけた。本作で主演を務めたタロン・エガートンとタッグを組んで『イーグル・ジャンプ』を監督した才人だ。「デクスターはキャストと仕事をするのが本当に上手で、彼らの居心地をよくして最高のパフォーマンスを引き出す特別な能力を持っているんですよ。それに彼は人とコラボレーションするのが好きな人。彼は毎日、撮影現場にポジティブな気持ちと情熱をもたらしてくれる人です」ちなみに撮影に際し、映画のモデルになっているエルトン・ジョン本人は作品に対して干渉したり、自分を美化して描くように要求することは一切なかったという。「彼はこの映画を作るにあたって、自分の良い時も悪い時も誤魔化さずにすべて描いてほしいと、何かを改変することは絶対にしないでくれと言ってくれました。ですから、この映画におけるエルトンの最大の貢献は“この生を生きてくれた”ことですね。彼が生き抜いてくれたから、この物語が僕たちのもとにやってきたわけですし、素晴らしい音楽もつくってくれました。そして何よりもこの物語を僕たちに綴らせてくれた……これも大きな貢献ですね」映画で語られるエルトンの人生は決して順風満帆なものではない。幼少期に両親から愛されずに育った彼はいつも本当に自分を直視できずに、現実から遠く離れた華やかな場所や時間を求めて疾走する。結果的に彼はロック・スターになるが、彼の中の孤独や哀しみが消えることはない。ヴォーンは「王様であっても、ただ道を歩いている人であっても不安を感じたり、人とのつながりを感じたり、泣いたり笑ったりするのは同じ」という。「エルトンと私たちもそうです。彼は自分のことを否定されたり、依存症になってしまう人生を歩んできましたが、私たちも人生の中で自分を受け入れられなかったり、愛を求めているけどその愛を手に入れられなかったり、不幸せな気持ちなってしまった経験をしていると思います。エルトンは驚異的な音楽の才能に恵まれた結果、独特のライフスタイルを築きましたけど、根底では彼も僕たちも普通の人間です。だから多くの人がこの映画に共感してくれたのだと思います」ヴォーンが手がける作品は『キングスマン』にせよ、『キック・アス』にせよ、どれもトリッキーでド派手で情報が雪崩れのようにやってくるが、観ているといつしか共感したり、感動したりしてしまう作品ばかりだ。今回、彼はプロデュースにまわったが、彼の信念や物語に対する価値観は『ロケットマン』にもしっかりと息づいている。『ロケットマン』公開中
2019年08月30日フレディ・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が爆発的ヒットを果たし、レディ・ガガの初主演映画『アリー/スター誕生』も人気を集めるなど、ハリウッドで音楽映画ブームが巻き起こっている。そんな中、エルトン・ジョンの半生を描くミュージック・エンタテインメント映画『ロケットマン』(8月23日公開)が日本に上陸。『ボヘミアン・ラプソディ』で最終監督を務めたデクスター・フレッチャーが監督を担い、ミュージカルシーンやファンタジックな映像など、わくわくするような自由さでエルトンの波乱に満ちた人生をつづる本作。来日したフレッチャー監督を直撃し、エルトンとフレディの共通点と共に、音楽映画ブームへの思いを語ってもらった。――エルトン・ジョンがスターダムを駆け上がっていく興奮だけでなく、薬物中毒や両親との間に抱えた問題など、彼の暗い部分も赤裸々に描かれています。エルトン自身も製作総指揮として映画化に関わっていますが、彼からはどんなオーダーがあったのでしょうか。交わした言葉で印象的なものなどはありましたか?エルトンからは「こういうことはするな」とは一度も言われたことがなかったんだ。むしろ「正直に包み隠さず、何もかもを語ってほしい」「事実をありのままに描いてもらって、何も問題ない」と言われたよ。彼はもともととてもオープンな性格で、過去に悩んだ薬物依存やアルコール依存についても、オープンに語っている。あれほど浮き沈みの激しい人生を送っている人もなかなかいないと思うくらい、波乱の人生だよね。ドラマとして考えても、落ちるときはとことん落ちて、そこからまた這い上がってくるという人生の波は、人々を非常に惹きつけると思った。エルトンが「ありのままを描いてほしい」と言ってくれたことで、“ありのままの自分を受け入れて、自分を愛することの大切さ”をメッセージとして送る映画になったと思っているよ。――世界中にエルトンのファンがいますが、彼らの存在はプレッシャーにはなりませんでしたか。最初は、プレッシャーに感じた部分もある。だからこそ、“ミュージカル・ファンタジー”という形式をとったということもあるんだ。本作はドキュメンタリー映画ではないので、もちろんハードコアなファンに敬意を評しつつも、すべてが事実に忠実である必要はないと感じて映画化に臨んだ。僕自身、スキージャンプ選手のエディ・エドワーズの物語を描いた『イーグル・ジャンプ』、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』で実在の人物を描いてきたけれど、そもそも2時間でその人の人生を余すところなく撮るなんていうことは、不可能なんだ。ある一点に焦点を絞って描いていくことが大事だと思っているよ。――『ロケットマン』で柱として考えたのは、どんなことでしょうか。もっとも力を入れたのは、ハートの部分だ。実際に起きた出来事をそのまま描くのではなく、そのときの感情を映し出すこと。例えば、トルバドールでやったアメリカでの初ライブシーンでは、エルトンや観客が浮き上がっていく演出をしているけれど、もちろん実際にはそんなことはないしね(笑)。何か大変な、マジカルなことが起きている。そういった感情、ハートを描きたいと思っていたんだ。――エルトン役を、『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンが演じています。歌唱シーンではタロンがすべての楽曲を自らの声で歌い上げています。実際に歌唱してもらうことは、エルトンのハートを表現する上でも欠かせなかったことでしょうか。確かにキャスティング段階でも、タロンが歌を歌えるとういうことは大きなポイントだった。音楽の伝記モノにもいろいろあって、それぞれ音楽の使い方も違うし、口パクだったりする映画もある。でもエルトン・ジョンというペルソナの下にある素顔や、胸の内を表現するためには、本当の歌で伝えてほしかった。そういった意味でも、演技力と歌唱力を兼ね備えたタロンでなければ、この映画は成立しなかったと思っているよ。映画冒頭では、「I Want Love」を家族それぞれが歌うシーンがある。もちろんみんなタロンほどうまくはないんだけれど(笑)、メロディに乗せてその人の心情を演じられる役者が、この映画には必要だったんだ。――『ボヘミアン・ラプソディ』は日本でも大ヒットしました。いま世界的に音楽映画ブームが巻き起こっているのは、どんな理由だと思いますか?そういった映画が人気の一つには、まず誰もが実話に基づくストーリーが好きだということがあると思う。事実は小説より奇なりといったように、『伝説的な人々の人生には、本当にこんなことが起きていたのか?』と知ることに興味を持っているんだと思う。そして悲しいことに、今やどんどん荒んだ世の中になっていて、みんなが現実逃避を求めている。心を揺さぶる音楽と共に、思い切りその世界に没頭させてくれる体験というものを望んでいるんじゃないかな。映画館ならば、大勢の人と一緒にそれができるんだからね。本作はまさにそういう映画で、エルトンの楽曲と共に、プールの底から空の上にまで飛び立つような、すばらしい空想の世界へと連れて行ってくれるはずだよ。――エルトン・ジョンとフレディ・マーキュリーの人生を描く上で、欠かせなかった要素は“孤独”のようにも感じます。その通り、エルトンもフレディも孤独だった。彼らは、街を歩けば「エルトン!」など声をかけられる。誰もが自分の名前を知っているという状況だよね。でも彼自身は、その人のことをまったく知らない。それってものすごく孤独なことだと思う。どれだけたくさんの人に囲まれていても、自分は誰のことも知らない。本作を観ると、スターというのは、名声や地位を得てゴージャスな生活を送っているものだけれど、たくさんの人に囲まれていればいるほど、孤独だったんだということがわかると思う。また世界中がネットワークでつながり、あらゆることを共有できるようになった世の中では、逆に一人一人の孤立感や孤独は深まっているような気がしている。だからこそ、エルトンやフレディの孤独が人々を惹きつけるのかもしれないね。■デクスター・フレッチャー英国アカデミー賞にノミネート経験を持つロンドン出身の俳優であり、2011年に『ワイルド・ビル』(11・未)で監督デビュー。その後、スコットランドの舞台ミュージカルを映画化した『サンシャイン/歌声が響く街』(13)を監督。2016年には、実在のスキージャンプ選手エディ・エドワーズの物語に基づく『イーグル・ジャンプ』(16・未)を監督、その年の後半にクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(18)の監督を引き継いでほしいと打診を受ける。監督としてクレジットされてはいないが、フレッチャーは撮影最後の数週間とポストプロダクションを引き継いだ。場面写真&メイキング写真(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月23日彼なくして、ここまで胸に迫る作品になったか?答えは「ノー」だ。『ロケットマン』を観た誰もが、タロン・エジャトンとエルトン・ジョン役の幸せな出会いを実感すると思う。それを真っ先に予期したのは、監督のデクスター・フレッチャーだ。この素敵な主演俳優と監督がタッグを組むのは、『イーグル・ジャンプ』に続いて2度目。「あのときのタロンは全く使い物にならなかったけどね(笑)」とジョークを飛ばすフレッチャー監督だが、その目には、隣にいるタロンへの愛が溢れている。“エルトン・ジョン”に繋がる幼少期の経験「スキー選手の役なのに、スキーができなくてね。それは冗談として(笑)、あのころから僕は、タロンの歌声が素晴らしいと知っていた。だから、彼がエルトン・ジョンを演じるのが最高のアイデアに思えたんだ。実際、僕の考えは正しかったね。『ロケットマン』はミュージカルであり、キャストは歌声を通して役の心情を伝える。それには、演技も歌も素晴らしいものでなくてはならない。それができるのは、タロンだけだったと思う」。音楽界のスーパースター、エルトン・ジョンの人生をたどる『ロケットマン』で、タロンは圧巻のパフォーマンスを見せた。名曲にのせて心情を吐露する場面においても、観客を魅了するライブシーンにおいても。愛すべきアニメーション映画『SING/シング』や王立演劇学校出身の経歴に触れるまでもなく、いまや世界中が彼のスキルを知ることになったが、どんな道のりを経て「演技も歌も素晴らしい」青年に?「褒めていただいて、ありがとう」と照れながら、タロンが10代を振り返る。「大抵のティーンエイジャーがそうであるように、僕も音楽と映画に興味があった。それに、物作りも大好きだったんだ。クリエイティブな子供ってやつだね(笑)」。「絵を描いたり、粘土で何かを作ったり。合唱やミュージカルにも積極的に参加した。その中でも演技は僕にとってすごく重要で、家族で引っ越しをした12歳のとき、新しい町で友達を作ろうと演劇グループに参加したんだ。おかげで大勢の仲間ができたよ。お芝居が、僕の世界を広げてくれた。みんなで物を作る楽しさを知ったんだ」。次のページ:「僕の考える彼になりきった」エルトンを真似る必要はない「僕の考える彼になりきった」製作総指揮にも名を連ねるエルトン・ジョンは、物作りの楽しさをいまも探求し続けるタロンを終始サポートした。「自分のことを包み隠さず語ってくれたりしてね。僕には、彼の惜しみないサポートがあった。それでいて、自由もあった。エルトン・ジョンという人にはエゴがない。彼の人生を描いた作品ではあるけど、僕らの作品であることを尊重してくれたんだ」とタロン。フレッチャー監督が続ける。「エルトンはタロンにこう言っていた。“僕を真似る必要はない”とね。エルトンも僕らも、薄っぺらい物真似映画など目指していなかった。僕らが語りたい物語を、彼は誰よりも理解してくれていたんだ」。「だからね、僕の考える彼になりきったんだ。“エルトン・ジョンだ!”と自分に言い聞かせて」(タロン)、「エルトン・ジョンじゃないのにね」(フレッチャー)、「エルトンだってば。大きな意味では」(タロン)とじゃれ合う2人だが、大勢の心をつかむ作品になったのは、「薄っぺらい物真似映画」をよしとしない彼らの姿勢によるのだろう。大スターの極めてパーソナルな物語でありながら、どうしようもなく普遍的。世界的アーティストでさえ、自分自身を愛するのがどんなに難しいかを『ロケットマン』は教えてくれる。「自分を愛するにはどうすればいいか。難しい問題だよね。生きるうえでの信念にもつながることだから。僕にはよく分からないし、結局はそれぞれが自分なりの答えを見つけていかなきゃいけないのだと思う」。「ただ、僕に言えるのは、人生は一度きりだし、体も1つで、置かれた状況もこれしかない。その中で選択するのが人生なのだから、いくら苦しくても、自分を愛するという選択をしたほうが生きやすいということかな」(タロン)。次のページ:作品も自分も愛することから始まる作品も自分も愛することから始まるちなみに、俳優の立場から“愛される作品の作り方”にも言及してもらったところ、「そっちはますます分からない。永遠に解けない謎だよ」と苦笑。「でも、少なくとも僕たちは映画作りを楽しんでいるし、作品にたくさんの愛を注いでいる」。「美術担当、撮影担当、音楽担当など、すべてのスタッフが愛情を持って、家族のように、同じ目標に向かうんだ。そうすれば、僕たちが愛するように、観客も作品を愛してくれる…はず(笑)。経験から言えば、撮影がつまらないと、いい作品にならないことが多いし」。タロンの言葉を受け、「万人に愛される作品を作る方法があれば、僕らはいまごろもっと稼いでいるし、天才だと思われている(笑)。でも、残念ながら、そんな方法は決して見当たらない」と頭を抱えるフレッチャー監督。一方、「自分自身を愛すること」に関して語る口調は確かだ。「自分を愛せなければ、人からの愛を受け入れることもできない。愛されていい存在だと自分を説得できない人間は、たとえ誰かに“愛している”と言われても、“自分を愛してくれる人なんているわけない”と壁を作ってしまうからね。堂々巡りの悲劇だ。それによって、深い関係を築けなくなるのだから」。「結局は、自分を愛さないと、人を愛することもできない。それが『ロケットマン』の大きなメッセージになっているし、僕自身も自分を愛せる人間でありたいと願っている」。数ある“お気に入りのエルトン・ジョン楽曲”の中の1曲として、映画用に書き下ろされた新曲「(I’M GONNA)LOVE ME AGAIN」を挙げ、歌い出す2人。 タロンとエルトンがエンドロールで共に歌うこの曲には、“自分を愛する”というテーマが込められている。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月20日8月23日公開の映画『ロケットマン』の舞台あいさつが15日、東京・日比谷のTOHOシネマズ日比谷で行われ、主演のタロン・エガートン、デクスター・フレッチャー監督が出席した。音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン"エルトン・ジョン"の半生を、『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー監督が映画化した本作。生きる伝説・エルトン・ジョンを、タロン・エガートンが熱演している。ブルーカーペット・イベントの後に、本作の試写会が行われるTOHOシネマズ日比谷に会場を移し、タロン・エガートンとデクスター・フレッチャー監督が登壇して舞台あいさつ。劇中でエルトン・ジョンを演じたタロン・エガートンは「素晴らしい歓迎をうれしく思います。東京はずっと来たいと思っていた街でした。PR活動で忙しくてホテルで過ごす時間が長いですが、そこで出会った多くの日本の方々に温かい歓迎を受けて非常に感謝しております。そして美味しい食べ物をたくさんいただきました」と初めての日本を満喫している様子。続けて「俳優をやっていてまだ存命中の有名な人を演じることはありませんでした。エルトン・ジョンはまだご存命で、さらにこの作品にも関わっています。この映画を通して彼とは深い絆と友情が生まれました。今回の作品に出演できたことは自分にとって特別で魔法のような経験でしたね」と振り返り、「今回の作品は本当に素晴らしい作品になりました。エルトンは成功しましたが、彼が抱えた悩みは我々も抱えていると思います。すごく人間臭さを感じてもらえる映画だと思いますので、その辺も楽しんでもらえたらと思います」とアピールした。そんなタロン・エガートンについてデクスター・フレッチャー監督は「タロンが全曲すべてアフレコなしで歌っているところが見どころですよ。彼は俳優として素晴らしいだけでなく、歌唱力も並外れたものを持っています。彼が生で歌っているシーンは心がこもっていて感情がストレート。そこに注目して欲しいですね」と絶賛。そのデクスター・フレッチャー監督は、日本で大ヒットを記録した『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたが、「日本でクイーンが人気だということは知っていました。だから大ヒットは全然不思議ではないと思います」と分析しつつ、「この映画はあの映画とは全く違います。純粋なミュージカルですよ。今回は暗い面も描きながら、最終的には希望の物語であり、どんな状況に置かれても人生捨てたものじゃないという人生讃歌のメッセージも込められています。劇場を後にする時に最高のご機嫌な顔になっていただければ自分にとってこれ程うれしいことはないですね」と期待を寄せていた。映画『ロケットマン』は、8月23日より全国公開。
2019年08月16日8月23日公開の映画『ロケットマン』のジャパンプレミア ブルーカーペット・イベントが15日、東京・日比谷の東京ミッドタウン日比谷で行われ、タロン・エガートン、デクスター・フレッチャー監督、ハリセンボンの近藤春菜、箕輪はるか、ふかわりょうが出席した。イベントの冒頭では"ロケットマン"名義で音楽活動を行ってきたふかわりょうが登場。"ロケットマン"のタオルを持参して登場したふかわは「私が来てよかったんでしょうか?」と観客に投げ掛けると、観客からは大きな拍手が。それに笑顔を見せたふかわは「ありがとうございます。若干昨日は眠れなかったんですが、呼んでいただけて本当にありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。ふかわは、1998年よりロケットマン名義で音楽活動している。「ロケットマンとして20年続けてきまして、タオルを作った甲斐がありました」と満足げで、本作については「エルトン・ジョンの楽曲を子供の頃から聴いていたので非常にうれしいですね」と大好きなエルトン・ジョンの反省を映画化した本作には笑顔を見せた。ふかわの次は、近藤春菜のネタ「エルトンじゃねぇよ」でお馴染みのハリセンボンが登壇。エルトン・ジョンを意識したメイクと衣装の近藤とともに登場した箕輪が「自分の半生が映画になるっていうのは、どんな気持ちですか?」と近藤に振ると、近藤は「エルトン・ジョンじゃねえよ!」とお馴染みのネタを披露して会場は大爆笑。そんな近藤のファッションに会場から「可愛いー!」という声を聞いた近藤は「知ってる!」と満更でもない様子で、「自分でもエルトン・ジョンかな? と思える仕上がりで、エルトン・ジョンに感謝したいですね」と満足げも、隣にいた箕輪から「現金取引しかしない社長っぽい」と指摘されて会場の笑いを誘った。その後に劇中でエルトン・ジョン役を演じたタロン・エガートンとデクスター・フレッチャー監督が登場して報道陣向けの写真撮影。撮影後はファンにサインや写真撮影に応じるなど、ファンサービスを実施した。音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン"エルトン・ジョン"の半生を、『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー監督が映画化した本作。生きる伝説・エルトン・ジョンを、タロン・エガートンが熱演している。映画『ロケットマン』は、8月23日より全国公開。
2019年08月16日“エルトン・ジョン”の半生を映画化したミュージック・エンターテインメント『ロケットマン』を引っさげ、主演タロン・エガートン、デクスター・フレッチャー監督の来日が決定!併せて、タロンの美声が響く名曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」誕生の瞬間が明らかになる本編映像とタロンのコメントが到着した。『キングスマン』シリーズのエグジー役で一躍その名を世界に轟かし、本作では音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞、世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”を演じ切ったタロン・エガートンが満を持しての初来日。かねてから日本に来ることを切望していたというタロンは、日本のファンへ向けて「日本は、ずっと訪ねてみたい場所のリストのトップだったんだ。『ロケットマン』で日本に行けることになって、興奮しているよ。僕らが一生懸命つくった作品なので、日本の人々にも早く見てもらいたい。日本に到着するのがとても楽しみだよ」とコメント。全編の歌唱シーンを吹き替えなしで歌い、エルトン本人も舌を巻いたと語る入魂の本作を引っ提げ、ファン待望の初来日を果たすタロンが、日本で何を語ってくれるのか期待が高まる!さらに、ノンクレジットながら大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたデクスター・フレッチャーが『ワイルド・ビル』、『サンシャイン/歌声が響く街』に引き続き自身3度目、約5年ぶりの来日も決定し、「素晴らしい友人であり、一緒に映画を作った仲間でもあるタロンと一緒に、東京に行けることになり、本当に嬉しいです」とコメント。「私にとって日本は、素晴らしい文化の生まれた場所であり、その文化を心から愛し、享受しています。スタイルの極致であり、深い伝統が素晴らしい現代性と結びついているんです。我々は『ロケットマン』のことをとても誇りに思っています。本作品は、エルトン・ジョンの目と音楽を通して描かれたミュージカルファンタジーアドベンチャーです。日本の皆さんは、きっと我々がこの作品につぎ込んだ労力と想像力を評価してくださるでしょうし、一緒にこの作品を楽しんでくれるのを楽しみにしています」と語っている。タロンとフレッチャ-監督は8月15日(木)に開催予定のジャパンプレミアイベントでレッドカーペットイベントに登場、その模様は当日Twitterで生中継される予定となっている。そしてこの来日を記念し、日本でも大人気なエルトン・ジョンの代表曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」が誕生する“運命の瞬間”を収めた本編映像が初解禁!親友であり、信頼する作詞家のバーニー(ジェイミー・ベル)が書いた詩からインスピレーションを受け、楽曲誕生後、時代や世代を超えて愛されていく音楽史上に残るメロディーが生まれていく。その類まれな音楽の才能によってキャリア初の大ヒット曲が瞬く間に完成されていく様子に、思わず笑みをこぼすバーニーも次第に真剣に聞き入り、エルトンの家族と共に釘付けになっていく姿が…。エルトンとバーニーという最強の音楽パートナーとして強い絆で結ばれた友情を実感する瞬間や、タロンの美声で紡がれた名曲の再現度にワクワクせずにはいられない。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月01日伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を描いた、タロン・エガートン主演の映画『ロケットマン』が、2019年8月23日(金)に公開される。エルトン・ジョンの人生を描いたミュージック・エンターテイメント映画『ロケットマン』は、ミュージック・エンターテイメント作品。音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100組」にも選ばれた“エルトン・ジョン”に焦点を当て、その波瀾万丈な人生を描く。ボヘミアン・ラプソディxキングスマンの制作陣が集結監督は日本でも大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー。同じ音楽を題材にした映画だけに余計に期待が高まる。そして『キングスマン』シリーズの監督を務めていたマシュー・ヴォーンがプロデューサーとして参加した。なお、エルトン・ジョン自身もプロデューサーとして映画に関わっている。エルトンを演じるタロン・エガートンエルトン・ジョン役を演じるのは『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン。両親から満足な愛情を注がれずに育った少年時代から、並外れた音楽の才能を認められ、瞬く間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がっていったエルトン・ジョンの青年時代を演じる。また過酷なボイストレーニングを経て、エルトン・ジョンの楽曲を吹き替え無しで歌いきったという渾身の美しい歌声にも注目だ。豪華キャスト勢主役の脇を固めるのは、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワード、『シンデレラ』のリチャード・マッデンといった実力派キャスト勢の顔ぶれが揃う。カンヌでエルトン×タロンカンヌ国際映画祭でも『ロケットマン』は上映され、映画が終わると約5分以上のスタンディングオベーション。主演のタロン・エガートンとエルトン・ジョンのツーショットも見られた。タロン・エガートンはエルトンの曲について、「自分の人生の思い出の一部」と話していた。エルトン・ジョンとタロン・エガートンが共演した新曲「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」が『ロケットマン』のエンドロールを飾る。『ロケットマン』詳細映画『ロケットマン』原題:ROCKETMAN公開日:2019年8月23日(金)監督:デクスター・フレッチャー脚本:リー・ホール製作:マシュー・ヴォーン出演:タロン・エガ-トン、ジェイミー・ベル、ブライス・ダラス・ハワード、リチャード・マッデン全米公開:2019年5月31日(予定)配給:東和ピクチャーズ■特典付きムビチケカード発売日:2019年6月7日(金)※チケット1枚につき豪華台紙付きのコレクターズ・ミュージック・カード1枚が付属。
2019年04月28日『デクスター(シーズン6)』日本版ブルーレイ&DVDのリリースを前に、主演のマイケル・C・ホールがインタビューに応えた。シーズン1から6年間演じてきたホールは、昼間は警察勤めを、夜は連続殺人鬼という特異なキャラクターや、今シーズンの重要なテーマである“宗教”についてなど、思いを語った。その他の写真ホールは、“デクスター”の役作りについて「連続殺人鬼のインタビュー記事を読んだり、たまたま見つけたドキュメンタリーを見たり、FBIの心理分析官によって書かれた連続殺人鬼を作り上げる彼らの心理についての本を読んだりしたよ。きっと“デクスター”の場合は、そういうことをよく熟知していて、どのプロファイルにも当てはまらないようにするだろうから、僕もそうしたよ。この役を演じるには、すぐれた想像力が要求されるんだ。」と語る。本作はすでにシーズン8までの製作が決定しているが、「人はそれぞれ、影の部分を持っていると思う。みんな秘密を持っているんだ。恐らく“デクスター”の秘密は通常の人よりも大きくて、並外れているし、影が多いのだろうけど、この部分が受け入れられるところだと思う」と人気の理由を分析。更に、今シーズンで重要なテーマになっている“宗教”については、「もし“デクスター”の世界に神が存在するのであれば、それはほぼ間違いなく、“ハリーの掟”か“デクスター”本人だと思う。知っての通り、彼は人の命を終わらせるという、神の仕事を自分の手で行っているんだ。神が何なのかということは、デクスターが今回直面しているものではないんだ」と話し、「僕が今回のシーズンで好きなところは、聖書をもとにして凶悪犯罪を繰り返す犯罪者を描くことで、宗教国家に対して否定的な表明をしていることなんだ。その一方で、デクスターは信仰の力を通して、「シーズン6」の登場人物と正真正銘の友情を持つ。そうやって光と影の両方が表現され、デクスターはその両方に触れるんだ」と振り返る。最後に、デクスターと息子ハリソンとの関係がやがてどうなるか、という問いには「それは鍵となる質問なので、作品の中で答えが出るんじゃないかな」と期待を持たせながらも煙に巻いた。ゲストスターにトム・ハンクスの息子コリン・ハンクス、『バトルスター・ギャラクティカ』のエドワード・ジェームズ・オルモス、人気ラッパーのモス・デフを迎えた新シーズンの日本版は、9月14日(金)よりブルーレイ&DVDがレンタル&発売開始。『デクスター(シーズン6)』9月14日(金)より、ブルーレイ&DVDをレンタル&発売開始セル(ブルーレイBOX、全12話収録):12600円(税込)セル(DVDコンプリートBOX、全12話収録):10290円(税込)レンタル(DVD):Vol.1~3※レンタルDVD Vol.4~6は、10/12(金)レンタル開始発売元:パラマウント ジャパン
2012年09月10日『デクスター(シーズン6)』ブルーレイ&DVDのアメリカでのリリースを記念して、現地時間8月7日にハリウッドのルーズベルトホテルでパーティが行われ、デクスターの父親ハリー役のジェームズ・レマーなどが登場した。その他の写真本作は、警察の血痕鑑識官として働きながらも、法で裁ききれない凶悪犯を殺害していくシリアルキラーを主人公にした人気ドラマ・シリーズ。パーティ会場では、鑑識などの小道具や、登場人物になりきり写真が撮れるデクスターの撮影ブースが展示され、出席者はそこで死体役としてこぞって寝そべるなど盛り上がりをみせた。そんな中レマーは、発売目前のブルーレイを手に、新シーズンでのデクスターと父ハリーの関係について熱く語った。自身も子をもつレマーは「子供というのは、親を試し、絆をテストするものなんだ。悪い影響を与えるヤツが周りにいると、子供はそういうヤツに踊らされてしまう。デクスターの兄ブライアンがまさにそうだよ。デクスターはヤツの言いなりになってしまいそうになる。でもデクスターは気づくんだ。自分を一番理解し、導いてくれるのは父ハリー以外にはいないってね」と語る。また「(シーズン6で)親子の強い絆を感じたね。難しい局面を乗り越えたからこそ、絆がさらに深まったんだ」と振り返る。更に、日本人の妻をもち、片言の日本語が話せるレマーは「ハリーは自分の感情をあまり表に出さないタイプ。ニホンジンのオトーサンと共通するものがあるよね」と、本作と日本の共通点も見出したようだ。『デクスター(シーズン6)』9月14日(金)より、ブルーレイ&DVDレンタル&発売開始レンタル(DVD):Vol.1~3セル(ブルーレイBOX,全12話収録):12600円(税込)セル(DVDコンプリートBOX,全12話収録):10290円(税込)発売元:パラマウント ジャパン(c) DEXTER(R) (C)SHOWTIME NETWORKS INC. ALL RIGHTS RESERVED. DEXTER(R) (C) 2012 Showtime Networks Inc. All rights reserved. SHOWTIME and related marks are registered trademarks of Showtime Networks Inc., a CBS Company. (C) 2012 CBS Studios Inc. CBS and related marks are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM, (R) & (C) by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年08月10日今回ご紹介するスマイルさんは、エミー賞作品賞にも輝いた超話題作「マッドメン」のドン・ドレイパー。前回登場した「デクスター」のデクスター・モーガンとは、ひと味もふた味も違う笑顔の持ち主です。と言うのも、ドンは現代とは常識の異なる60年代ニューヨークに生き、欲望渦巻く広告業界で活躍している敏腕広告マン。大手広告代理店のクリエイティブ・ディレクターとして商品を売るための知恵やアイディアをひねり出す一方、クライアントをいろいろな意味で満足させなくてはならない彼にとって、笑顔はある種の武器でもあるのです。ただし!敏腕広告マンの自負を持つドンは無駄に媚びるのが大嫌いで、基本姿勢はむしろクール。男性の同僚からは一目置かれ、女子たちからは「ドレイパーさんって、ミステリアスよね〜」と胸キュンされるタイプでもあります。でも、実はそんなタイプの男性ほど、スマイルパワーは絶大!私たちの現実世界でも、いつもはあまり笑顔を見せない上司から褒められるときほど嬉しい…ってこと、ありませんか?普段は冷静なドンが口の端をちょっとだけ上げ、同僚の功績を認めたとき。普段は無関心を装っているドンが女性秘書にちらりと笑顔を見せ、「いつもありがとう。今日は早く帰っていいよ」なんて言っちゃったとき…。そのターゲットが同性であれ異性であれ、彼のスマイルはもはや鋭い凶器レベルに達し、相手をズキュンと射抜いてしまうのです。では、家庭ではどうかと言うと、ドンは良き父であり、良き夫。郊外のステキな一軒家で、元モデルの美人妻と2人の幼い子供たちに囲まれながら理想的な暮らしを送っています。となると、自然と笑顔がこぼれ落ちそうなものですが、笑顔大安売りとはいかないのが人間ドラマの佳作たる「マッドメン」の複雑さ。職場で様々なストレスを抱えるドンは完璧な家庭を持ちながらも、別次元の癒しを求めて愛人女性と密かに不倫中!夢のような自宅で良き家庭人モードに入ったときに見せる彼の笑顔は、秘密の関係を隠すドス黒スマイルでもあるのです。とは言え、そんなワケあり笑顔さえもステキに見えてしまうのがドン・ドレイパーの魅力なのですが…。演じるジョン・ハムはドン役で一躍ブレイクし、ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞にも輝いている38歳。「30 Rock」のエミー賞受賞クリエイター、ティナ・フェイも、彼の容貌を「地球上で最もハンサム」と絶賛したそうです。そんな彼だからこそ、一歩間違えば嫌味なキャラになりかねないドンを、危険で複雑だけれども魅力的で目の離せない主人公として成り立たせることに成功。ちなみに、俳優になる前のジョンは高校で教鞭をとっていたこともあるのだそうですが、こんなイケメン先生がいたら勉強に身が入らないですよね…。(text:Hikaru Watanabe)「マッドメン シーズン1 DVD-BOX」価格:20,790円(税込)発売元:フジテレビ映像企画部/ポニーキャニオン販売元:ポニーキャニオン発売中© MMVII Lions Gate Television Inc. All Rights Reserved■関連作品:マッドメン [海外TVドラマ]© MMVII Lions Gate Television Inc. All Rights Reserved
2009年09月10日