東京都中央区のチョコレート専門店「ジョエルデュラン銀座本店」はこのほど、クリスマスケーキの予約を開始した。同店は、フランス版ミシュランと言われる「クラブ・デ・クロクールドショコラ」を最年少で受賞したフランス人ショコラティエ、ジョエル・デュランの店「ジョエルデュラン」の海外初出店店舗。アルファベットボンボンショコラやコンフィチュール、タブレットチョコ、アマンダなど合計60種類の商品をフランス・プロヴァンスから直輸入している。今回の商品は、彼が10月21日から27日の1週間来日し、600名近くを招待したクリスマスケーキ試食会イベントにて発表された作品の予約を開始するもの。「プロヴァンスローズが彩る恋人たちのクリスマスフランポワーズとレモンムースのクリスマスケーキ」は、プロヴァンスハーブのひとつであるバジルを入れたサブレをベースに、プロヴァンス産フランポワーズとプロヴァンスの名産品であるレモンムースを使った、酸味・甘味・スパイスの3つの要素が溶け合ったケーキとなっている。「ジョエルデュランの故郷・ブルターニュの思い出ヘーゼルナッツとアールグレイチョコムースのクリスマスケーキ」は、彼の故郷であるブルターニュがテーマ。独自配合したクーベルチュールに囲まれたケーキの中は、アールグレイをこして手作りされたムースとブルターニュ伝統菓子のガヴォット(クレープを焼いてキャラメリゼしたもの)となる。手作りのプロヴァンス産ヘーゼルナッツプラリネをはさみこんだ、全部で4層のぜいたくなチョコレートケーキ。どちらも1ホール(15cm×15cm)が5,775円で、限定500個。冷凍便にて全国配送、もしくは店頭での受け取りが可能で、店頭受け取りは12月20日~25日。予約は、店頭もしくは同店ホームページから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日今年1月、銀座ショコラストリートにオープンした「ジョエルデュラン銀座本店」の2階カフェでは、6月20日から7カ月連続で、南フランス・プロヴァンスの素材をふんだんに使用した新作パフェを提供する。「ジョエルデュラン銀座本店」の看板商品は、26種類ある「アルファベットボンボンショコラ」。2階に併設されているカフェでは、この名物ショコラをモチーフにしたフランスの大人パフェ「リエジョア」を楽しむことができる。今回は「ショコラA(ブラックショコラ)」と「ショコラO(オレンジショコラ)」をイメージした既存の2種類にプラスして、毎月1種類ずつ異なるイメージフレーバーのリエジョアを発表する。連作第1弾を飾るニューフェースは「ショコラV」をイメージした「すみれのリエジョア」。ショコラティエ、ジョエル・デュランのアルファベットボンボンショコラは、ジャスミンやラベンダー(ショコラL)など、花やハーブをモチーフにした作品が豊富だが、中でも香水をイメージして創作したと言われる「V」は、まるで食べる香水。AからZの中でもひときわ華やかな芳香を放つ「V」の風味を、たっぷりのボリュームで味わえる。ジョエル・デュランのアイデアが凝縮されたユニークなビジュアルや、素材そのものの鮮やかな香りなど、彼が創りだす商品の魅力は五感に訴える美しさにある。時季ごとに変わる7種のリエジョアを楽しめるのは、「ジョエルデュラン銀座本店」のみ。今後、連続で発表される作品の内容は、ホームページと会員限定で開催される「リエジョアマニア」と呼ばれるファンイベントにて発表される予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日銀座ショコラストリートで話題 奇才ジョエルデュランが創り出す、プロヴァンス素材とチョコレートを使った新商品「プロヴァンスショコラピザ」が4月15日から数量限定で発売を開始する。常識を覆すフランスプロヴァンスの素材とカカオのピザ完成!生地はピザ生地を作る専門の機械と本場フランスで修行した経験のあるシェフに指導を受けたスタッフがこねて作られる。そしてその上を飾るのは、プロヴァンスを代表する素材ばかり。プロヴァンスの石灰岩石の土地の上で強く育ったミントとバジル。香り付けにプロヴァンスの太陽を燦々と浴びたラベンダーから採れる、貴重なはちみつがたっぷりかかっている。最後に「フランスでピザと言えば欠かせない」天日干ししたトマトをのせて、200度のオーブンで焼き上げる。焼き上がる直前にジョエルデュランオリジナルの苦みが深いタブレットチョコレートを贅沢にちりばめて、さらに焼き上げ完成する。もう一度オープンへ。合成着色料、添加物が一切入っていない、自然そのものの味の完成だ。はちみつとチョコレートが入っているにも関わらず甘すぎず、新鮮なトマトとハーブがマリアージュし、フレッシュで飽きのこない、「スイーツ」ではなく「世界初のショコラピザ」を楽しめる。お問い合わせ:JoelDurand 日本総合窓口 tel.03-6251-9707
2012年04月15日フランスで最も美味しいと称されたチョコレートブランド「JoelDurand」銀座本店が、銀座のショコラストリートにオープンした。奇才ジョエルデュランが作るボンボンショコラはもちろんのこと、コンフィチュール、ビスキュイ、グラス(アイス)、板チョコ、アマンダなど、合計60種類もの新商品をプロヴァンスから直輸入。 日本ではこの店鋪のみでの販売となる商品が数多くそろう。店舗の2階には世界初のジョエルデュランカフェがオープン。ほろ苦いチョコレートパフェ「リエジョア」や、オレンジショコラショーなど、ジョエルデュランのカカオとプロヴァンス素材とのマリアージュを存分に楽める空間となっている。ジョエルデュラン 銀座本店住所:東京都中央区銀座5-5-8 西五番街坂口ビル1•2Fopen.11:00~21:00(1F物販/2Fカフェ)お問い合わせ:ショコラコンコース tel.0120-983-506 公式サイト
2012年01月12日すっかり秋ですね。夏と違い、少しは心を落ち着けて芸術を楽しむことができそうな気配になってきました。以前、アートを嗜むことのできる映画をご紹介しましたが、今回は音楽。しかも英国ロック・シーンが楽しめる映画をご紹介します。1作目は、『リトル・ランボーズ』。1982年のイギリス郊外を舞台に、家庭の温かさを知らず大人びてしまった不良少年と、プリマス同胞教会(俗世の娯楽から距離を置いて厳格な規律を持つ宗教)の元に育てられ、子供らしくあることを許されない少年との友情の物語。ひょんなことから、交流を持った2人は、映画『ランボー』に刺激されたことを共通点に、自主映画作りに没頭していくのです。そんな微笑ましい情景のバックに流れるのが、80年代を彩ったブリティッシュ・ロックの数々。1972年に英国に生まれた監督が選んだのは、デュラン・デュランの「ワイルド・ボーイズ」やディペッシュ・モードの「ジャスト・キャント・ゲット・イナフ」、ザ・キュアーの「クロース・トゥ・ミー」などその時代に青春を生きた人々には、なんともノスタルジックなサウンド。でも、もしかすると新鮮に感じる若い人々も多いかもしれませんね。これらの音楽が集中的に流れるのが、英国ならではの文化のひとつだという“コモンルーム”の中。コモンルームとは、学校や寮にある娯楽室、談話室のことで、この映画に登場するように、6年生のコモンルームには6年生以外は立ち入り禁止になっているのだとか。そんな刺激的なヒミツの場所で80年代の若者たちが、どんな音楽をどんなファッションで、そしてどのように聴いていたのかを垣間見ることができるので、そんな点にも注目してみては?そして2作目は、英国のロック、そして世界のロックを語るとき、決して欠かせないある人物の物語『ノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ』。1950年代半ばの英国リバプールで育った一人の少年が、音楽に芽生え、バンド活動を本格的にスタートしていくまでを描いています。ご想像通り、これはジョン・レノンが大スターになる直前までを描いた実話。厳格な伯母と優しい伯父に育てられたジョンは、かなりの問題児だったことが本作からもうかがえますが、実の母親ジュリアと再会し、彼女によって音楽的才能を開花させていくのです。ただ、音楽的才能をより伸ばす手助けとなったのは、どうやら皮肉にも愛と孤独感だったよう。常に「父親はどこにいるのか、なぜ伯母に育てられているのか、なぜ母親のそばで暮らせないのか」という複雑な思いを抱えていて、育ての母、生みの母のいずれにも打ち明けられない、行き場のない思いをぶつけるかのように音楽に没頭。やがて自分をとりまく複雑な事情を知ったとき、その事情を通して見えて来る愛が、人間的、音楽的な成長をさらに促していくのです。私たちが知っていると思っているジョン・レノンとは違った彼の側面を知ることができる本作。彼の書いた作品への理解もより一層深まっていくこと間違いなしです。もちろん、この物語には出演者たちと同じくらい大切な役割を持って音楽が登場しています。ジョンを刺激したエルビス・プレスリーの歌声、ジョンが学校の仲間たちと結成したバンド“クオリーメン”のサウンド、そしてポール・マッカートニーと出会って、後に“レノン=マッカートニー・ソング”の礎となったサウンド等々。ビートルズファンでなくても、たまらない音の数々に出会えるのです。ところで、この作品でジョンを演じたアーロン・ジョンソンくんについて少し。次回作『キック・アス』でニコラス・ケイジと共演する躍進ぶりからもお分かりのように演技の才能も認められていますが、どうやら女性たちをメロメロにするジョン・レノン的な魅力も持ち合わせているよう。『ノーウェアボーイ』の監督と23歳差結婚で話題となったのも記憶に新しい限り。彼のジョン・レノンぶりには、オノ・ヨーコも太鼓判を押しちゃったというからなかなかのもの。もちろん演技力ゆえでもあるのでしょうが、それだけでないような気も。彼が発する若々しい色気の前では、大人の女性だって恋する乙女になってしまうのかなと思ったりして。若き才能について言うのなら、『リトル・ランボーズ』の2人も英国映画界期待の星です。厳格な家庭に育った少年を演じたビル・ミルナーは、その繊細な演技でリバー・フェニックスやジェイミー・ベルに匹敵するとも囁かれていますし、不良少年を演じたウィル・ポーターと共に、昨年の英国映画誌「エンパイア」で“20歳以下の人気映画スター20人”にも選ばれているとか。偶然にも、英国ロックを背景に、自分の居場所を探して葛藤する少年たちを演じたこの3人。今後が楽しみな限りですよね。英国ロックを楽しみながら、彼らの今後の成長ぶりを想像しつつ、目を細めてみるのもいいのではないでしょうか。(text:June Makiguchi)■関連作品:リトル・ランボーズ 2010年11月6日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© Hammer&Tongs,Celluloid Dream,Arte France,Network Movie,Reason Picturesノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ 2010年11月5日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2009 Lennon Films Limited Channel Four Television Corporation and UK Film Council. All Rights Reserved.キック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.■関連記事:ニコラス・ケイジ、国連親善大使として組織犯罪撲滅を呼びかける「ゴシップガール」のイケメン、チャック緊急登場(?)にファン大熱狂想像力が少年の世界を変える!『リトル・ランボーズ』試写会に20組40名様ご招待若き頃のジョン・レノンを描く『ノーウェアボーイ』試写会に15組30名様ご招待「ゴシップガール」のチャックが『リトル・ランボーズ』でもイケメン傲慢男に!
2010年10月22日