アメリカで一番人気のある映画スターは、トム・ハンクス。ハリス世論調査が、アメリカに住む2200人に、一番好きなハリウッドの俳優または女優を挙げてもらった結果、判明した。その他の写真ハンクスは、2002年、2004年、2005年、2013年にも1位に輝いている。2位以下は、ジョニー・デップ、デンゼル・ワシントン、ジョン・ウェイン、ハリソン・フォード、サンドラ・ブロック、ジェニファー・ローレンス、クリント・イーストウッド、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツの順。昨年トップ10入りしたアンジェリーナ・ジョリーとメリル・ストリープは、今年は入らなかった。ハンクスの最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』は、作品部門をはじめ、6部門でオスカーにノミネートされている。ハンクスの次回公開作は、ロン・ハワード監督の『インフェルノ』。ダン・ブラウンの人気小説の映画化で、ロバート・ラングドン役に復帰する。『ブリッジ・オブ・スパイ』公開中文:猿渡由紀(C)2015 DREAMWORKS II DISTRIBUTION CO., LLC and TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION.
2016年01月29日Forbes誌がギャラをもらいすぎている俳優のトップ10を発表した。2015年6月以前の3つの主演作の興行成績と、それらに対してその俳優が受けたギャラを見比べ、ギャラ1ドルに対して見返りはいくらだったかを試算したもの。その他の情報デップの『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の北米興行収入がわずか770万ドル。『トランセンデンス』も、わずか2300万ドル(製作費は1億ドル)で、彼がもらった1ドルに対し、見返りは1ドル20セントだった計算になる。2位は、デンゼル・ワシントン。ワシントンはギャラ1ドルに対し見返りは6ドル50セントで、1位と2位の間には大きな開きがある。3位はウィル・フェレル。それ以下はリーアム・ニーソン、ウィル・スミス、クリスチャン・ベール、チャニング・テイタム、ブラッド・ピット、ベン・アフレック、トム・クルーズの順。過去2年はアダム・サンドラーが1位だったが、サンドラーがNetflixと特別の契約を結んだため、今年はこの評価の対象になっていない。文:猿渡由紀
2015年12月24日代表作『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の舞台となった2015年10月21日(水)、監督のロバート・ゼメキスは日本にいた。最新作『ザ・ウォーク』を引っさげ、プロモーション来日を果たしたのだ。同日、都内で会見を行い、映画が進むべき“未来”について語った。「今後、ますますデジタル技術が本領を発揮し、より効率的かつ経済的…つまり製作費を抑えた映画製作が可能になるはず。私自身、最新のテクノロジーを駆使するのは大好きです。ただし、あくまで伝えたいストーリー、描きたいキャラクターあっての話であり、『この技術を使いたいから、こんな映画を作ろう』という発想は本末転倒。アートの領域において、デジタル技術はより良い作品づくりを手助けしてくれるツールだと思っている」その言葉通り、ゼメキス監督は先端技術を武器に、映画の可能性を切り開く“開拓者”である。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作はもちろん、実写とアニメが見事に融合した『ロジャー・ラビット』(1988)や当時のVFW技術を駆使し、メリル・ストリープをイジり倒したコメディ作品『永遠に美しく…』(1992)。巧みな語り手としても評価が高く、『フォレスト・ガンプ/一期一会』『コンタクト』『キャスト・アウェイ』と秀作を連打する。21世紀に入ると、モーションキャプチャに執心し『ポーラー・エクスプレス』『ベオウルフ/呪われし勇者』といった3DCG長編アニメーションを発表した。久々の実写復帰作となった、デンゼル・ワシントン主演の『フライト』(2012)は依存症というシリアスな題材を扱ったヒューマンドラマ。重厚かつスリリングな演出が、熱心な映画ファンの支持を集めたのは記憶に新しい。第85回アカデミー賞では、脚本賞と主演男優賞にノミネートされた。最新作『ザ・ウォーク』は1974年、フランス人の大道芸人、フィリップ・プティが、当時世界一の高さを誇ったニューヨークのワールドトレードセンターのツインタワー間で、命綱なしの“綱渡り”に挑んだ実話を映画した。意外にも実在の人物が主人公になるのは、ゼメキス作品では初めて。見どころは思わず足がすくむ驚異の3D映像だが、プティの数奇な人生を描くファンタジックな語り口は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』を連想させる。ちなみに来日会見で、ゼメキス監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの新作やリブートに関して「すでに完結しているから、作る予定はない」と断言。常に“未来”を見続けるゼメキス監督にとっては、当然の見解であると同時に、過去のヒット作を資産運用するフランチャイズ映画だらけのハリウッドへの警鐘にも受け取れる。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』第1作から30年。次の30年は映画にどんな未来をもたらすのか?『ザ・ウォーク』は2016年1月23日(土)より公開される。(photo / text:Ryo Uchida)
2015年10月30日川崎重工業(川崎重工)は4月14日、ワシントン首都圏交通局(WMATA)向け新型地下鉄電車(7000系)の初編成を引き渡したと発表した。ワシントンD.C.に地下鉄電車を日本企業として供給する初めての例だという。今回引き渡した電車は、2010年8月に受注したベース契約64両の第1編成8両で、4月14日(現地時間)から営業運転を開始する予定。7000系地下鉄電車は、ダレス国際空港への延伸計画、老朽化した車両の更新計画、旅客サービス向上計画にともなって導入される。WMATAとしては初のステンレス鋼製の構体を採用するとともに、これまで各車両に設置していた運転室を2両あたり1カ所に減らすことで座席数を増やすなどの工夫がされている。同社は、ベース契約64両に加えて、オプション契約464両を受注しており、2017年にかけて順次納入していくとしている。
2015年04月14日『インディ・ジョーンズ』のリブート版に、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットが主演するかもしれない。Deadline.comが伝えるところによると、まだ製作準備のかなり早い段階だが、ディズニーはプラットを候補に考えているとのことだ。ディズニーは、2013年に『インディ・ジョーンズ』の権利をパラマウントから取得している。『ガーディアンズ…』の大ヒットで、プラットはたちまち主役級のビッグスターになった。次回主演作は、6月に北米公開予定の『ジュラシック・ワールド』で、これもまたヒットが期待される。また、アントワーン・フークア監督でリメイク予定の『荒野の七人』にも出演が噂されており、決まればデンゼル・ワシントンと共演することになる。『ガーディアンズ…』続編は、2017年公開で製作準備が進行中だ。文:猿渡由紀
2015年01月28日母国フィンランドで一足先に公開され、大ヒットスターを切った「ムーミン」の長編アニメ映画『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』が2月13日(金)より公開される。世界中から注目を浴びる本作の日本語吹替え版を上映するにあたり、TVアニメ版でおなじみの豪華声優陣が再びムーミン一家を演じることが明らかになった。ムーミン谷を抜け出し、南の海へとバカンスにやって来たムーミン一家。しかし、わくわくしていた気分もつかの間、ムーミンのガールフレンド・フローレンとムーミンパパは、貴族の豪華で贅沢な暮らしのすっかり虜に。フローレンは現地のプレイボーイに夢中になってしまい、ムーミンはそんな彼女に焼きもち。そして、自らを「ムーミン伯爵」と呼ぶようになったムーミンパパに腹を立てたムーミンママは、親戚が暮らす静かな古ボートで過ごすことに。せっかくの楽しいバカンスが、家族はバラバラになってしまい――。原作者トーべ・ヤンソンの生誕100周年を記念して、母国フィンランドで製作された初の長編劇場アニメーションとなる本作。日本にも熱い「ムーミン」ファンは多く、グッズや展覧会、カフェなどさまざまな形で「ムーミン」を楽しむことができる。中でも日本人の多くが最初に「ムーミン」に触れたのは、TVアニメだろう。日本では1969年から数回TVアニメ化されており、一番最近のアニメシリーズは1990年放送の「楽しいムーミン一家」。このほど発表となった日本語吹き替え版を務める声優陣は、この「楽しいムーミン一家」以来、約23年ぶりにそれぞれのキャラクターを演じることとなった。主人公・ムーミンを演じるのは、「名探偵コナン」シリーズで世代を超えて愛される江戸川コナン役の高山みなみ。ムーミンパパを、ニコラス・ケイジやデンゼル・ワシントンの吹替えを数多く担当する大塚明夫。さらに、ムーミンママを谷育子(『ハリーポッター シリーズ』ミネルバ・マクゴナガル役/『007 スカイフォール』M役)、ムーミンのガールフレンド・フローレンをかないみか(「それいけ!アンパンマン」メロンパンナ役)、自由と孤独とを愛する旅人・スナフキンを子安武人(「ふしぎ遊戯」星宿役)、小さな小さな女の子・ミイを佐久間レイ(『魔女の宅急便』ジジ役)、ミイのお姉さん・ミムラを小林優子(「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」ジェシカ・キャプショー役)が演じ、懐かしの声優陣が集結。久しぶりの収録にもかかわらず、アフレコ現場はムーミン一家の再会を喜び和気藹々とした雰囲気だったようで、長年ムーミンを演じてきた高山さんは「いつかまた戻ってくるとずっと思っていたので、『やっと帰って来た!』という感じですね。」と、ムーミンとの再会に喜びのコメントを寄せている。また、本作については「今回は、一家がバカンスに行き、ムーミンに恋のライバルが現れたりするんですが、ムーミンもフローレンもみんながいつもより少しだけ大人っぽいんです。恋のお話なので、ムーミンてこんなに焼きもち焼きだったんだとか、こんなに怒りっぽかったんだっていう新しい面が見え隠れするシーンもあります。だけどムーミンシリーズに必ずある『一番大切なものって何だろう』という部分は本作でも思い起こさせてくれるんです。」と、新たな魅力と、変わることない“ムーミンらしさ”があると語った。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2015年2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日『ジャンゴ繋がれざる者』『Ray/レイ』のケリー・ワシントンが、大物政治家やセレブ、そしてホワイトハウスまでも顧客に持つ凄腕フィクサー(危機管理コンサルタント)を演じる、全米で話題沸騰のTVドラマシリーズ「スキャンダル」。知的でエレガント、しかも超仕事ができる主人公オリヴィア・ポープを演じるケリーが、現代のファッション・アイコンとしても注目を集めている本作から、シーズン1の見どころを4分間にギュギュッと凝縮したダイジェスト映像が到着した。本作は、実在の人物をモデルに「グレイズ・アナトミー」のプロデューサー、ションダ・ライムズが製作総指揮を務めた大人気TVシリーズ。ヒロインのオリヴィア・ポープは、大物政治家、セレブなどの著名人や、世界的大企業、そしてホワイトハウスまでも顧客にする、ワシントンDCでは知らない人がいない超大物“女性フィクサー”。そんな彼女が、ひと癖もふた癖もある仲間たちと共に、顧客が抱える“明るみになってはならない”あらゆる難問を解決していく。ダイジェスト映像は、どこかで見たような大統領のスキャンダル封じから始まり、幾重にも重なる事件やワケありな人間関係、そしてオリヴィア自身と大統領が抱える、この物語最大のスキャンダルをも暴露。まるでジェットコースターのような予想を超える展開とスリルが散りばめられている。知らない間に引き込まれる、現実と交錯するかのような小気味よいテンポのストーリーと驚きの連続に、全米では年間ドラマ視聴率ランキング2位を記録。シーズンが進むたびに視聴者数もうなぎのぼりとなり、ケリーの出産後となる、待望のシーズン4の放送も今秋に控えている。ケリーは、あのミシェル・オバマ大統領夫人もファンを公言するほど、いま最も話題を集める女優のひとり。米ピープル誌の2013年度「世界で最も美しい女性」では2位に、同「ベストドレッサー」にも選出され、タイム誌の2014年版「世界で最も影響力のある100人」にはビヨンセらと共に選ばれており、本作でエミー賞にもノミネート。彼女が劇中で使用した「プラダ(PRADA)」のバッグは、“オリヴィア・バッグ”と称され、「アルマーニ(ARMANI)」のジャケットや、「エスカーダ(ESCADA)」のトレンチ、「モバード(Movado)」の腕時計など、彼女が劇中で身につけたアイテムは放送のたびに大反響に。ケリー自らがアドバイザーを務めたオリジナルのアパレルライン「オリヴィアルック」も登場したほどだ。美しくもタフで、知的でエレガント。女性が憧れるすべてを兼ね備えた彼女は、まさに全米を代表するファッション・アイコン。彼女を一気にスターダムにのし上げた「スキャンダル」に、あなたもハマってしまうはず。「スキャンダル」シーズン1&2DVDは12月3日(水)より順次レンタル&発売開始(※オンデマンド同日配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日「ぴあ」調査による2014年10月24日、25日のぴあ映画初日満足度ランキングは、向井理と片桐はいりが主演した『小野寺の弟・小野寺の姉』がトップに輝いた。2位にデンゼル・ワシントンが『トレーニング・デイ』の監督と再タッグを組んだ主演最新作『イコライザー』が、3位にヨガを通して変わっていく女性の姿を描いた『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』が入った。その他の写真1位の『小野寺の弟・小野寺の姉』は、生真面目な姉と引っ込み思案で奥手な弟の恋と人生を描いた作品。監督は『TIGER&BUNNY』の脚本家、西田征史。出口調査では「ほのぼのと心温まる姉弟の物語で、片桐はいりの素朴で味のある演技がよかった」「姉弟ふたりの掛け合いが本当におもしろかった。笑えて、ラストはうるっとくる締め方で泣きそうになった」「のんびりとした映画だったが、自分のことを振り返り、改めて身近にいる人たちの大切を感じた」「思いやりの心、ありがとうの気持ちが描かれているので心に余裕がない人に観てほしい」など、10代から60代までの観客から支持を集めた。2位の『イコライザー』は、ワシントンが仕事請負人として夜な夜な世の不正を抹消していく男を演じたアクション映画。観客からは「寡黙だがやるときはやるという主人公のキャラと、デンゼル・ワシントンの落ち着きがあってタフで強いという雰囲気がマッチしていてよかった」「デンゼル・ワシントンの力強いアクションが観られて大満足! 伏線をしっかり回収したストーリー構成もよい」「観終わったあとに余韻を残す“静”のあるアクション映画。本で主人公の心理を表現するなど、いろいろな工夫があっておもしろかった」「身の回りの物を使って敵を倒すなど、映画的におもしろい要素が多くある作品」などのコメントが寄せられた。(本ランキングは、10月24日(金)、25日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年10月27日デンゼル・ワシントンがオモテとウラの2つの顔を使い分けながら、世にはびこる悪を倒す男を演じたアクション映画『イコライザー』。10月25日(土)より日本公開される本作で自身初めてとなる娼婦役に挑んだクロエ・グレース・モレッツが、役づくりや作品について語ったコメントが公開された。その他の写真モレッツといえば、『キック・アス』や『キャリー』といった“少女”であると同時に何がしかの“強さ”を兼ね備えた役のイメージがあるが、本作で演じたテリーは、これまでの印象を大きく覆す、マフィアに虐げられる娼婦という衝撃的な役柄。ワシントン演じる元CIAエージェントのマッコールは、深夜のダイナーで顔なじみとなったテリーがロシアンマフィアから虐待されていることを知り、彼女を助けようと単身売春組織に乗り込むことになる。「一見するとテリーは、ドラッグをやっているようにも、心ここにあらずという風にも見える。全身からそういう雰囲気が醸し出されているの」と、テリーの外見について語るモレッツ。「役のために10~15ポンド体重を増やしたわ。観客にクロエが演じるテリーではなく、リアルにテリーだと思って欲しかったの。1年を通して数多くの作品に出ているけれど、特にこの映画に関しては“あれは本当にクロエ?”という反応をして欲しかったの」一方でキャラクターの内面については「強気で大胆不敵に見える部分もあるけど、本当はそうじゃないの。まるでそこに2枚のガラスがあるような感じ。まだ幼くて恐怖に怯える少女は、恐ろしい世界に足を踏み入れ、自分が何をしてるかも分からない。悪循環にはまり込んで、そこから逃げ出すことができないの」と分析。「そうした状況が作品の冒頭で描かれているわ。マッコールはそんなテリーを闇から救おうとする。テリーは彼といる時だけ人間らしくなるし、少女の姿も見せるの」だが、このテリーという役柄は本来は24歳という設定であり、モレッツはキャスティングの候補にすら入っていなかったのだとか。「オーディションも大人の女性しか受け付けていなかったんだけど、私はテリー役が本当に好きで、彼女のことを上手に演じる自信があったので、頼みこんでオーディションさせてもらい、闘って勝ち取ったのよ。キャスティングしてもらうのに努力しただけであって、撮影は本当に楽しみだったわ」『イコライザー』10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
2014年10月23日俳優の京本政樹が16日、都内で行われた米映画『イコライザー』のPRイベントに出席した。元CIAのトップエージェントだった男が、仕事請負人として悪を抹消する姿を描いたアクションサスペンス。かつて人気時代劇シリーズ「必殺仕事人」に出演していた京本は、「彼はまさしくUS版の仕事人」と主人公の活躍ぶりに太鼓判を押していた。その他の写真デンゼル・ワシントンが、アカデミー主演男優賞を受賞した『トレーニング デイ』のアントワーン・フークワ監督と13年ぶりに再タッグを組んだ本作。ワシントン演じる元CIAエージェントのマッコールが、警察では解決できない不正を根絶やしする“イコライザー”として巨悪と立ち向かう。人気女優のクロエ・グレース・モレッツが、ロシアからやって来た娼婦を熱演している。今年還暦を迎えるワシントンのアクションに、京本は「僕も還暦近いけど(笑)、彼の体のキレは素晴らしい」と絶賛。昼間、ホームセンターで働くマッコールは、敵を倒す際に、身の回りの日用品を武器に変えてしまうという設定で、「必殺仕事人も、自分の商売道具を武器にするのが流儀。この映画の監督は、僕らのドラマを見ているかもしれないね」と共通点を分析していた。また、映画の冒頭でワシントンが頭を剃るシーンについて「時代劇の中剃りを踏襲しているようにも見える」と語り、「よく見たら、ポスターも中村主水さんを連想させますね。時代を現代に置き換えて、(時代劇の)伝統がいい形でハリウッドに受け継がれたのなら、僕も嬉しい」とご満悦。写真撮影では「必殺仕事人」で演じた“組紐屋の竜”の決めポーズを披露し、客席から歓声を浴びていた。取材・文・写真:内田涼『イコライザー』10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
2014年10月17日名優デンゼル・ワシントンが弱者を虐げる悪党たちに制裁を加える“US版必殺仕事人”ロバート・マッコールを演じた『イコライザー』。全米チャート初登場1位を記録し、ワシントンにとって初となるシリーズ化もウワサされる本作が日本公開されるのに先駆け、『ブラック・エンジェルズ』で知られる人気漫画家・平松伸二氏が描き下ろしたコラボレーションイラストが公開された。その他の写真平松氏の代表作である『ブラック・エンジェルズ』は、1981年から週刊少年ジャンプ誌上で連載されたアクション漫画。法では裁けない社会悪に対し、雪藤洋士をはじめとする“ブラック・エンジェル”のメンバーたちが“死”の裁きを加えていくという、今の少年誌では考えられないようなバイオレンスな内容で、連載終了後もスピンオフ作品が数作生まれるなど、永く語り継がれている名作だ。『イコライザー』のマッコール、『ブラック・エンジェルズ』の雪藤には、マジメに働くオモテの顔と、殺しのスペシャリストというウラの顔を使い分けるいわゆる“必殺仕事人”的キャラクターという共通点があることから、今回のコラボレーションが実現。映画を観てのインスピレーションで描き下ろされたイラストには、身近なものを即座に武器にしてしまうマッコールと、自転車がトレードマークの雪藤がしっかり描きこまれ、闇に生きるふたりが奇跡の共演を果たしている。まさにデンゼル・ワシントンと雪藤洋士最強タッグと呼ぶにふさわしい、この世に1枚の特別なイラストとなった。また、自身も無類の映画好きだという平松氏は、「デンゼル・ワシントンは59歳なのに、あれだけのアクションができるのはすごい。最小限の動きで相手を倒すアクションなんだけど、年齢を感じさせないキレのある動きだったと思います」と本作のアクションに太鼓判。「悪人の殺し方もバラエティに富んでいて、自転車のスポークを使う雪藤のことを思い出しました。マッコールが悪漢を容赦なく倒していくのは見ていてスッキリしますね」と感想を語った。『イコライザー』10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
2014年10月17日デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督と再びタッグを組んだ最新作『イコライザー』が10月25日(土)より公開されるのに先駆け、撮影の様子やフークア監督らのコメントを収録した特別映像が公開された。『イコライザー』特別映像本作でワシントンが演じるのは、昼はホームセンターで働き、夜は“必殺仕事人”として世の不正を抹消していく主人公ロバート・マッコール。彼は元CIA工作員という経歴を隠し、別人として平穏な暮らしを送っていたが、ある夜、知り合った少女娼婦テリーがロシアンマフィアから酷い仕打ちを受けるのを目の当たりにし、悪漢たちへの制裁を決意する。マッコールには、弱者のため自主的に闇の仕事を請け負い、証拠や物証となる武器は一切持たず、19秒で仕事を完結するという流儀がある。特別映像の中でフークア監督は、この人知れず他人のために悪と戦う主人公の人物像を作るにあたって「精神科医や特殊部隊の話を参考に色々と研究した」と明かしており、マッコールを演じたワシントンを「素晴らしい役者だ。アクション中も役がしっかり生きていて、演技とアクションを両立している」と称賛している。さらにフークア監督は、常に冷静沈着で、瞬時にその場の状況を細部まで把握してしまうマッコールには、世界がどのように見えているのかを映像で伝えるために、演出や撮影方法にこだわったことにも言及している。『イコライザー』10月25日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
2014年10月09日ブリティッシュ・エアウェイズは10月2日より、ロンドン・ヒースロー空港とワシントン・ダレス国際空港間でA380の運航を開始した。ロンドン=ワシントン間の直行便でA380を導入した航空会社はブリティッシュ・エアウェイズが初めてとなる。ブリティッシュ・エアウェイズのA380は、Club World(ビジネスクラス)の97シート、First(ファーストクラス)の14シートを含む4つのキャビンクラスで、最大469名の乗客を搭乗できる。現在、同社はワシントンに加えて、ロサンゼルス、香港、ヨハネスブルグ路線にてA380を運航しており、また、10月28日よりシンガポール路線、2015年4月よりサンフランシスコ路線にて運航を開始予定。
2014年10月07日米BOX OFFICE MOJOは9月26日~9月28日の全米週末興業成績を発表した。デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した『トレーニング デイ』。本作で監督を務めたアントワーン・フークアとワシントンが13年ぶりにタッグを組んだアクションサスペンス『イコライザー』が初登場首位にランクインした。ワシントン演じる元凄腕秘密工作員マッコールが、非道なロシアン・マフィアから10代の娼婦を救い出すための戦いに挑むストーリー。美少女娼婦役を子役出身の若手人気女優・クロエ・グレース・モレッツが演じている。前週トップの『The Maze Runner(原題)』は2位にランクダウン。ジェームズ・ダシュナー原作の同名ヤングアダルト向けベストセラー小説を映画化した作品で、巨大な迷路に放り出された記憶喪失の少年らと少女の脱出劇を描いている。3位は初登場の『The Boxtrolls(原題)』。『コララインとボタンの魔女』や『パラノーマン ブライス・ホローの謎』で知られるアメリカの製作会社・ライカの第3弾となる劇場公開映画で、本作でも得意のストップモーション・アニメーション技術が活かされている。地下に暮らす怪物たちに育てられた人間の少年が、悪者から家族や町を救おうとするファンタジーアニメだ。前週3位の『This is Where I Leave You(原題)』は4位へ転落し、前週同様5位を維持した『Dolphin Tale 2(原題)』以外の作品は、トップ2に押されて以下も軒並み順位を落とした。
2014年09月29日先日ノミネーションが発表された第70回ゴールデングローブ賞で主演男優賞にデンゼル・ワシントンがノミネートされ、史上初の3度目のオスカーに期待がかかる名演を見せている『フライト』。数々の名優たちが出演している本作だが、中でも『オーシャンズ11』シリーズで知られるドン・チードルらとデンゼルの渋みの効いた名優対決にも注目が集まっている。高度3万フィートで、ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)が操縦する飛行機が不慮のエンジントラブルを起こすが、機長の咄嗟の判断で緊急着陸に成功し大惨事を逃れ、多くの命を救った。人々はどんな一流パイロットにも不可能な“奇跡の着陸”を称え、彼は一躍国民的なヒーローとなる。しかし、その後の調査で彼の血液中からアルコールが検出されてしまい…。多くの人々の命を救い、一躍“時の人”としてもてはやされるも、血液中からアルコールが検出されたことをきっかけに、“疑惑のヒーロー”となったひとりの男の葛藤と高度3万フィートで起きた真実を描く本作。主演のデンゼルとドンは、1995年のカール・フランクリン監督の『青いドレスの女』以来、実に17年ぶり。本作でドンは、主人公ウィップ・ウィトカーが飛行機の不時着事故の過失を問われる際、助言を与えるために起用されたシカゴを活動拠点とする弁護士ヒュー・ラングを演じる。ドンは、「デンゼルのような人がウィップのような役に起用されると、かなり居心地の悪い場所へ本気で行くだろうと予想がつく。誰だって人には好かれたいし、善人だと思われたいものだが、ウィップは邪悪な部分を解き放たなければならないから、その過程では観客により醜い部分を見せることになるんだ。本作は、本当の自分と対決する話。対決の場で、安易な方へ堕落していくのか、それとも苦難の選択をし、心の安らぎと解放を見つけるのか?」と分析。デンゼルとの演技合戦をたっぷりと楽しんだようだ。ドンのほかにも、『ザ・ファイター』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したメリッサ・レオ、『アーティスト』のジョン・グッドマン、「シャーロック・ホームズ」シリーズのケリー・レイリーら演技巧者な実力派俳優たちによる豪華な演技合戦から目が離せない!『フライト』は2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フライト 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.第70回ゴールデン・グローブ賞 [アワード] 2012年12月13日(現地時間)にノミネート発表、2013年1月13日に授賞式開催
2012年12月27日今秋、日本公開され大ヒットを記録した映画『デンジャラス・ラン』のブルーレイ&DVDの発売を記念して、主演のデンゼル・ワシントンが、米の名門ユニバーサル・スタジオの名作について語ったインタビュー映像が公開された。これまで俳優として数々の名演を披露し、自身も監督として活動するワシントンは映画史に残る名作をどのように見ているのだろうか?特別動画このほど公開された動画は、ワシントンがアルフレッド・ヒッチコック監督の『鳥』、マーティン・スコセッシ監督の『カジノ』などの作品について、ざっくばらんに語っている模様を収録したもの。ワシントンは、ブライアン・デ・パルマ監督の『スカーフェイス』について「自分の演技はあの映画に影響されている。この前もアル・パチーノのセリフを拝借したよ」と、新作『フライト』での自身の演技との共通点について解説し、後に『モ’・ベター・ブルース』でタッグを組むスパイク・リー監督の『ドゥ・ザ・ライト・シング』を初めて見た時のエピソードを披露する。また、スティーヴン・スピルバーグ監督の名作『E.T.』の好きなシーンをマネをして見せ、幼少期に観た『大アマゾンの半魚人』について語るひと幕も収められている。印象的なのは、ワシントンが終始、本当に楽しそうに映画について語っていることで、彼が生粋の映画人でありながら、同時に現在も大の“映画ファン”であることが伝わってくる。その一方で彼は「昔に見たな」と言いつつも作品の細部や俳優のちょっとした仕草まで記憶しており、入念な準備を重ねて細部まで役作りをするというワシントンの“演技の原点”を垣間見ることができる。そんな彼がユニバーサル100周年の記念すべき年に主演を務めたのが『デンジャラス・ラン』だ。本作でワシントンは、国家を裏切り指名手配を受けた元CIAの男(ワシントン)を演じ、彼の護衛についた新米エージェント(ライアン・レイノルズ)との32時間にわたる逃避行を繰り広げている。『デンジャラス・ラン』発売中ブルーレイ+DVDセット4190円(税込)DVD3360円(税込)発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2012年12月27日アカデミー賞にノミネートされること5回。そのうち『グローリー』で助演男優賞、『トレーニング・デイ』で主演男優賞。名実ともにハリウッドでトップの座についているデンゼル・ワシントンに、またしてもアカデミー賞の呼び声があがっている。最新作『フライト』で見せた見事な演技である。その他の画像「私はこんな役が大好きなんだ。白黒はっきりしているようなキャラクター、つまり善と悪がすぐに色分けできるような人間には興味ない」デンゼルがそうきっぱり言いきっているように本作の主人公である旅客機のパイロット、ウィトカーは一筋縄ではいかないキャラクターだ。パイロットとしての腕は超一流。だからこそ、操縦不能な状態に陥っても不時着し犠牲者を6名に留めることができる。だが実はアルコール依存症を患っていて……そんな状況からウィトカーを描くドラマが始まるのだ。デンゼルがどんな人物像を作りあげているかと言えば、まさに玉虫色。善とも悪とも言いきれない人物であり、それでいて強烈な存在感とカリスマを感じさせる。「こういう脚本と、最高の監督によってスペシャルな旅に連れて行かれたような気持ちがしたよ。なぜスペシャルかというと、自分をさらけ出し、ダークな場所へと行かなきゃいけないからだ。これは役者としては最高に楽しい旅なんだ」ちなみに、その「最高の監督」とは、本作で12年ぶりに実写映画に復帰したロバート・ゼメキス。彼もまたデンゼルの演技を「素晴らしかった」と絶賛する。「依存症の演技で何が一番役立ったか白状するとYouTubeの動画だよ。“酔っ払い” で検索するとごまんと出てくる。これが最高の教科書だった、いや、ホントに(笑)」このユーモア感覚。それもデンゼルの魅力であり、本作の魅力にもなっているのだ。『ぴあ Movie Special 2012-2013』より文:渡辺麻紀『フライト』3月1日(金)全国ロードショー
2012年12月25日刺激的な言動が人気を集めるタレントの壇蜜が17日、都内で行われた米映画『デンジャラス・ラン』ブルーレイ&DVD発売イベントに出席した。大胆に露出した“危険すぎる”衣装で登場し、胸元にはしっかり映画のタイトルが刻まれたタトゥーシールも。「今年一番激しい115分。臨場感たっぷりで、私のお尻もガッチリ浮いた」と映画を熱烈アピールしていた。その他の画像映画は国家を裏切り指名手配を受けた元CIAの男(デンゼル・ワシントン)と、彼の護衛についた新米エージェント(ライアン・レイノルズ)との32時間にわたる逃避行を描いたサスペンス・アクション。ワシントンは主演に加えて、製作総指揮も務めており、「この作品は、今は亡き私のエージェントがとってもやりたがっていたんだ。でも私が制作のチャンスを得る前に亡くなってしまって、彼に対する感謝の意を表すためにやりたかった」と本作への熱いコメントを寄せている。タイプの異なる男性キャストについて、壇は「恋人にするなら? ライアンとイチャイチャしながら、デンゼルにはお仕置きされたい」と“二股”宣言。また、「賞味期限が過ぎた牛乳を飲んでしまった」「駐輪場で3人の男にナンパされた」など最近、身に起こったデンジャラスな経験を告白し、「もはや私の存在そのものがデンジャラスなのかも。デンジャラス・ランならぬ、デンジャラス・ダンです」と笑いを誘っていた。『デンジャラス・ラン』12月19日(水)発売ブルーレイ+DVDセット4190円(税込)DVD3360円(税込)発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント取材・文・写真:内田 涼
2012年12月17日今秋、日本公開され大ヒットを記録した映画『デンジャラス・ラン』のブルーレイ&DVDが19日(水)に発売されるのを記念して、主演のデンゼル・ワシントンからコメントが届いた。その他の写真本作は、国家を裏切り指名手配を受けた元CIAの男(ワシントン)と、彼の護衛についた新米エージェント(ライアン・レイノルズ)との32時間にわたる逃避行を描いたサスペンス・アクション。本作で主演と製作総指揮の二役を務めたワシントンは、出演のきっかけについて「この作品は、今は亡き私のエージェントがとってもやりたがっていたんだ。でも私が制作のチャンスを得る前に亡くなってしまって、彼に対する感謝の意を表すためにやりたかった」と明かす。兵士、刑事、天使やギャングと、さまざまな役を幅広く演じてきたワシントンだが、本作では過去作『トレーニング デイ』『アメリカン・ギャングスター』よりもさらに“悪”に染まった役柄を演じた。「すべて演技なので、みんなは私の演技の一部を見ているだけで、私自身がどんな人物であるかは誰にもわからないんだ。ある時、怒りが何であるのか、何が人を追い詰めるのかに触れることはあっても、結局は演技なんだよ。私は俳優だから自分の仕事は真剣にやるけど、自分自身としては真剣になり過ぎないようにしてるんだ」と飄々と語る。これまでに監督として2本の映画を撮っているワシントン。今後の活動について「またカメラの後ろに立ち、監督をすることを楽しみにしているんだよ。できればこの1、2年のうちにできたらいいな。いつかは、ステージにも立ちたいと思ってるよ。歩み続けるのが好きなんだ」とコメントを残している。『デンジャラス・ラン』12月19日(水)発売ブルーレイ+DVDセット4190円(税込)DVD3360円(税込)発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2012年12月13日クリス・ヘムズワースに豪華な新作2本の企画が飛び込んできた。まずクリスが出演を決めた新作クライム・ドラマ『Candy Store』(原題)は、ブラッド・ピット、クリストフ・ヴァルツ、デンゼル・ワシントン、ジェイミー・フォックス、クリスチャン・ベール、マット・デイモン、ベン・アフレックと全員主役級の豪華スター共演の話題作だ。『Candy Store』(原題)は、全てを失ったおとり捜査官が、パトロール巡査として再起をかけるものの、その巡回地区にはかつて自身が撲滅に全力をかけていた国際犯罪組織の闇が巣食っていることが判明するというスリラー作品だ。一方で、今回クリスに舞い込んできた2本目の作品は、スティーブ・マックイーンの伝記映画『Triumph AKA 40 Summers Ago』(原題)で、クリスは既に弟のリアム・へムズワースの出演が決まっている本作への出演も検討中だという。本作は、スティーブとそのスタントマンを務めたバッド・エルキンスとの関係に焦点を当てた作品になるという。クリスは現在、昨年公開され人気を博した『マイティ・ソー』のシリーズ第2弾『Thor:The Dark World』(原題)の撮影中だ。■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年11月16日毎年恒例の「People」誌が選ぶ“最もセクシーな男性”に、今年はチャニング・テイタムが選ばれた。『G.I.ジョー』や『君への誓い』で知られるチャニングは現在32歳。第一報を受けて「みんな僕をからかってるんだろうと思った」と言う。妻で同い年の女優のジェナ・ディーワン・テイタムには「バスルームで愛犬を洗ったときに話したんだ。そしたら『なに?』って言われた」そうだ。ジェナは「みんな彼のことを面白くてセクシーだと思っているけど、彼がどれだけ深い人間性を持っていて、オープンな人かは知らないはずよ」とのろける。チャニングのほかに選出されたのは、監督・主演の『アルゴ』がオスカーの呼び声も高いベン・アフレック、昨年度の“最もセクシーな男性”に選ばれたブラッドリー・クーパー、クリス・ヘムズワース、TVシリーズ「ホワイトカラー」のマット・ボマー、TVシリーズ「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」のシュミット役のマックス・グリーンフィールド。そのほか、ポール・ラッド、ダミアン・ルイスとともに、デンゼル・ワシントンやリチャード・ギアといったヴェテラン勢も。今年、史上初、両脚義足でオリンピックに出場した南アフリカ共和国のランナー、オスカー・ピストリウスも選出されている。(text:Yuki Tominaga)© /AFLO■関連作品:New Girl ~ダサかわ女子と三銃士 [海外TVドラマ]© 2011-2012 Fox and its related entities. All rights reserved.ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル [海外TVドラマ]© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.君への誓い 2012年6月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年11月15日藤田観光は1日より、2013年秋に開業予定の「広島ワシントンホテル」において、地元「広島県」をテーマにした客室「ひろしまルーム」を制作するとともに、同客室のデザインを広島県出身、または広島県在住者から募集している。「ひろしまルーム」は、広島県が誇る文化や風情など地域の魅力や特色を内装のデザインに反映させ、ホテル利用者に客室内でも「広島県らしさ」を感じてもらうことを目的とした取り組みとなる。今回の募集は、2013年12月開業予定の仙台ワシントンホテルの「みやぎルーム」に続くもの。地元広島県の若手デザイナーはもちろん、これからデザイナーを志す人たちに対し、新たな発表の場を用意することで地域文化の発展に貢献していく、としている。募集テーマは、「広島県が感じられる客室」。選考基準は、客室コンセプトが明確であり、広島県の魅力が上手に表現できていること。採用数は1件以上で、優れたデザイン多数の場合は複数採用する場合もある。採用作品に対し、各20万円のデザイン料が支払われる。応募資格は広島県出身、または広島県在住のデザイナー、デザイナー志望者。応募受付期間は、11月1日~12月27日。その他、詳しい募集内容については、ワシントンホテルのホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日『トレーニング デイ』で主演男優賞、『グローリー』で助演男優賞と2度のアカデミー賞に輝き、近年ではライアン・レイノルズと共演した『デンジャラス・ラン』も大ヒットと、いまやハリウッドのトップ俳優となったデンゼル・ワシントンを主演に迎えたサスペンス超大作『フライト』。先日のN.Y.プレミアに続き、10月23日(現地時間)、L.A.にてプレミアイベントが開催され、デンゼルを始め、ケリー・ライリー、メリッサ・レオらキャスト陣に加え、ロバート・ゼメキス監督が登壇。デンゼルからの日本のファンに向けたメッセージも到着した。高度3万フィートで、ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)が操縦する飛行機が不慮のエンジントラブルを起こすが、機長の咄嗟の判断で緊急着陸に成功し大惨事を逃れ、多くの命を救った。人々はどんな一流パイロットにも不可能な“奇跡の着陸”を称え、彼は一躍国民的なヒーローとなる。しかし、その後の調査で彼の血液中からアルコールが検出されてしまい…。多くの人々の命を救い、一躍“時の人”としてもてはやされるも、血液中からアルコールが検出されたことをきっかけに、“疑惑のヒーロー”となったひとりの男の葛藤と高度3万フィートで起きた真実を描く本作。「日本のみなさんは、きっと映画に満足してくれると思う。『フライト』は本当に素晴らしい作品だよ。ぜひ、僕の演技を観に来て欲しい。映画館でお会いしましょう」と日本のファンに向けたコメント。さらに先日、映画業界紙「ハリウッドレポーター」で大絶賛されたこともあってか、早くもアカデミー賞最有力作品との呼び声も高く、詰めかけたマスコミ陣からはオスカーに関する質問が飛ぶも、「この作品で、そのようにうわさされるのはとても素晴らしいよ。でも、まだ結果は分からないからね」とかわしながらも自信のほどを伺わせていた。共演には、『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたドン・チードル、『ザ・ファイター』で同賞助演女優賞を獲得したメリッサ・レオ、『アーティスト』のジョン・グッドマン、『シャーロック・ホームズ』シリーズのケリー・ライリーら、実力派俳優が顔を揃える本作。ハリウッド最高峰のスタッフ・キャストたちが作り上げたこの感動は、どこまで世界を魅了することになるのか?『フライト』は2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:フライト 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月26日『トレーニング デイ』(’01)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたオスカー俳優デンゼル・ワシントンを主演に、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞作品賞を含む計6部門を獲得したロバート・ゼメキス監督が贈る衝撃と感動のサスペンス大作『フライト』。このたび、本作の日本公開が来年の3月1日(金)に決定!それに先駆けて10月14日(現地時間)、歴史ある第50回ニューヨーク映画祭にてワールド・プレミアが行われ、デンゼルとゼメキス監督を始め、ケリー・ライリー、ジョン・グッドマンらがレッドカーペットイベントに登場した。高度3万フィートで、ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)が操縦する飛行機が不慮のエンジントラブルを起こすが、機長の咄嗟の判断で緊急着陸に成功し大惨事を逃れ、多くの命を救った。人々はどんな一流パイロットにも不可能な“奇跡の着陸”を称え、彼は一躍国民的なヒーローとなる。しかし、その後の調査で彼の血液中からアルコールが検出されてしまい…。“疑惑のヒーロー”となった男の栄光と影、そして高度3万フィートで起きた真実を描き出す本作。オスカー受賞経験を持つ、デンゼルとゼメキス監督の初タッグ作とあって、早くも現地では2013年度のオスカー最有力との呼び声も高く、この日のワールドプレミアには多くのファンと報道陣が駆けつけた。ニューヨークのアリス・タリー・ホールに颯爽と現れたのはデンゼル。ファンの大歓声に応えながら、記者から本作への出演理由を問われると「とてもいい脚本だった。役者として探究するのに面白い世界があった。それと『フライト』は、亡くなった僕のエージェントが、僕のテーブルに置いてくれた最後の脚本だったんだ。義務を感じたとは言わないけど、彼のためにもやりたいと思ったんだ。それにロバート・ゼメキスが加わった。『すごい!』って思ったよ」と明かした。ゼメキス監督も初タッグとなるデンゼルへの称賛を惜しまない。「デンゼルが主演だからこそ、可能になった作品だ。彼の演技の全ての瞬間に驚かされたよ。この映画を作る楽しみは、仕事に行ってデンゼルの演技を見ることだったよ。本当にワクワクしたんだ!」と熱っぽく撮影当時をふり返った。しかし、オスカーへの意気込み聞かれると「それは、どうかな(笑)」と交わしつつも、自信に満ちた笑みを浮かべていた。共演したキャストたちもその思いは同じようで、特に女優陣は「デンゼルにはアカデミー賞をとってもらいたい!彼は取るに値するから」(メリッサ・レオ)、「デンゼルとの撮影はかなりハードで強烈だったわ!」(ケリー・ライリー)と名優に手放しで称賛を送っていた。果たして、来年のアカデミー賞の台風の目となれるか?期待して2013年を待ちたい。『フライト』は2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:フライト 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月18日ロバート・ゼメキス監督がデンゼル・ワシントンを主演に迎えて描くサスペンス大作『フライト』が、第40回ニューヨーク映画祭のクロージング作品として現地時間14日(日)に初上映された。その他の写真ゼメキス監督×ワシントンという、オスカー受賞コンビの初タッグ作品とあって、会場のアリス・トゥリー・ホールには、多くのファンと報道陣が駆けつけた。レッド・カーペットに夫婦そろって登場したワシントンは、「『フライト』は、亡くなった僕のエージェントのエド・リマートが、僕のテーブルに置いてくれた最後の脚本だったんだ。義務を感じたとは言わないけど、彼のためにやりたいと思ったんだ。それにロバート・ゼメキスが加わった。『すごい!』って思ったよ」と出演理由をコメント。一方、予定より30分以上も早く会場入りをする気合いの入れようだったというゼメキス監督は、アカデミー賞獲得への自信を聞かれると「それは、どうかな(笑)。デンゼルが主演だからこそ、可能になった作品だよ。彼の演技のすべてに驚かされたよ。あまりに素晴らしくて信じられないくらいだった。この映画を作る楽しみは、仕事に行って、デンゼルの演技を見ることだったよ。本当にワクワクしたよ」と、ワシントンの演技を大絶賛した。映画祭にはふたりのほか、ケリー・ライリー、ジョン・グッドマン、ドン・チードルら出演者とスタッフも登壇した。『フライト』は、高度3万フィートから緊急着陸を成功させ、多くの乗客を救い、一躍国民的なヒーローとなるも、ある疑惑によって一瞬にして非難にさらされることになってしまった機長の物語。『フライト』2013年3月1日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年10月18日『ザ・ファイター』の演技で第83回アカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが、ヒュー・ジャックマン主演の新作スリラー『Prisoners』(原題)に出演することになった。メリッサが今回出演を決めた本作は、小さな田舎町の大工の娘とその親友の2人の誘拐事件を軸にストーリーが展開する。警察の捜査では2人は発見されないため、父親自ら娘たちを探し出そうと決心するものの、大都会からやって来た担当刑事と対立していくというストーリーだ。同作は、『灼熱の魂』を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取り、アーロン・グジコウスキが脚本を執筆する予定。製作元のアルコン・エンターテイメント社は、来年秋にワーナー・ブラザースからの公開を目指して、来年から撮影を開始する予定だという。メリッサはデンゼル・ワシントンと共演するロバート・ゼメキス監督最新作『Flight』(原題)に出演しているほか、トム・クルーズ、モーガン・フリーマン出演のSFアクション大作『Oblivion』(原題) がクランクアップしたばかりだ。■関連作品:灼熱の魂 2011年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl. All rights reserved.ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月20日ブログ上で語られるキーワードを参考に、映画の“いま”を分析する「ブログ話題度ランキング」。今週はジャンルは違えど主人公たちのコンビ愛が魅力の映画が、トップ10以内になんと3つもランクイン!3位にランクインしたのはデンゼル・ワシントンの悪役で注目を集めている『デンジャラス・ラン』。36か国で指名手配を受けてきた極悪犯罪者にして元CIAの最強エージェント、トビン・フロストと共に、正体不明の敵から逃げることとなってしまった新米CIAエージェントのマットの危険すぎる逃亡劇が描かれる。先日、「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーとの結婚を発表したライアン・レイノルズの出演作としても注目されている様子。本国ではすでに続編の製作が決定しており、第2作目でもライアンの続投を予定しているが、デンゼル扮する“最悪の相棒”トビンとの凸凹コンビに期待する人が多数?5位には『ゆれる』、『ディア・ドクター』の西川美和監督がメガホンを握り、阿部サダヲ&松たかこを主演に迎えた『夢売るふたり』。火事でなくなってしまった自分たちの小料理屋を再び始めるために、妻(松さん)が結婚詐欺を計画、夫(阿部さん)がそれを実行していくのだが、見どころは絶対的な“相棒”であるはずの夫婦という関係が徐々に変わっていく2人の姿。同じ目的を持って始めたはずの計画なのに、次第に生まれるその微妙な“歪み”は男と女の違いゆえなのか…?「夫婦で結婚詐欺」という強烈なキャッチコピーがまた、注目の的となっているよう。そして8位には2001年公開の『アメリ』を抜いて、フランス語映画としては歴代1位の観客動員数(全世界で2,320万人)を記録した『最強のふたり』。本作で描かれるのは、ある事故をきっかけに首から下が全て麻痺状態となり車椅子生活を送る大富豪・フィリップと、ひょんなことから彼の世話係をすることになったスラム街出身の黒人青年・ドリスの友情の物語。口コミでその感動はどんどん広がり、平日も満員御礼の盛況ぶりを見せている本作だが、この感動的な物語が実話だということも注目を集める理由の一つのよう。身分や人種の違いという垣根を飛び越えた2人の友情が生み出したこの感動作は、早くもハリウッドでのリメイクが決定。さらにアメリカのオバマ大統領が興味を示しているといううわさもあり、世界を巻き込んでの驚異的な波及力を見せている。凶悪犯と新米CIAエージェント、夫婦、大富豪とスラム街育ちの青年。単純にバディ・ムービーではない、彼らが見せてくれるそれぞれの関係性はとても興味深い。“相棒”って?“信頼”って?この3本がそんなことを改めて考えさせてくれるきっかけとなるかもしれない。ブログ話題度ランキング■ブログ話題度とは?ブログで話題の情報を提供する「kizasi.jp」独自のブログ解析エンジンにより、シネマカフェに掲載されている映画作品名がブログ上に掲載されている“話題度”をポイント化。いまブログ上で最も話題の映画作品のランキングを掲載しています。また、映画作品に関連する言葉も抽出して掲載。その作品がブログで、どのような言葉で語られているかを知ることができます。興行成績やDVD売上だけでは知ることの出来ない、映画ファンが“いま”話題にしている映画はどの作品か?ヒットの“kizasi”が見えてくるオリジナルランキングです。■関連作品:デンジャラス・ラン 2012年9月7日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.夢売るふたり 2012年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「夢売るふたり」製作委員会最強のふたり 2012年9月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORP
2012年09月14日「ぴあ」調査による9月7日、8日公開の映画・満足度ランキングは、織田裕二主演の人気シリーズ完結編『踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望』がトップに輝いた。2位にデンゼル・ワシントン主演作『デンジャラス・ラン』が、3位に『ボラット』『ブルーノ』のサシャ・バロン・コーエン主演のコメディ映画『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』が入った。その他の写真1位の『踊る大捜査線 THE FINAL…』は、織田、深津絵里、柳葉敏郎らお馴染みのキャストと、本広克行監督らスタッフが再集結したシリーズ最新作。出口調査では「まさにファイナルという感じ。最後は衝撃的だった」「テーマは重くもあり、かつ軽妙。エンターテインメント性もありながら考えさせられる作品だった」「ファイナルを観て初回に戻ったような懐かしい感覚になった」「“踊る”らしい小ネタなど楽しめる要素が詰まっていて、最後まで楽しめた」「ファンとして感慨深いものがあった」「胸に残る台詞があって感動した」などのコメントが寄せられ、世代をこえて高い満足度を獲得。シリーズ完結編とあって「続きがあってほしい」「終ってほしくない!」などの声もあがった。2位の『デンジャラス・ラン』は、何者かに命を狙われている犯罪者(ワシントン)と、彼を護送することになった新米CIA局員(ライアン・レイノルズ)の逃亡劇を描いたサスペンス・アクション。アンケート調査では「こんなに激しいワシントンを観たのは初めてで新鮮だった」「アクションのスピード感と迫力が凄い。デンゼル・ワシントンをはじめ、男らしいキャストが揃っていてカッコよかった」「ライアン・レイノルズは、デンゼル・ワシントンに負けない存在感があって、ふたりの化学反応は素晴らしい」「男として共感できる部分があり、グッときた」「デンゼル・ワシントンのパワーとカリスマ性を感じた」など、特に男性から好評だった。(本ランキングは、2012年9月7日(金)、8日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年09月10日9月7日(金)より公開中の『デンジャラス・ラン』の続編製作が早くも決定した。ユニバーサル・ピクチャーズはデンゼル・ワシントン主演の同作の続編製作に既に着手している模様で、第1作目でも脚本を務めたデヴィッド・グッゲンハイムを再び起用しているという。舞台は南アフリカのケープタウン。ライアン・レイノルズ演じる新米CIA、マット・ウェストンが管理を任されているCIAの収容施設に、CIAを裏切り36か国で指名手配を受け10年間逃亡を続けていたデンゼル扮する元エージェント、トビン・フロストが収監され、謎の傭兵部隊によって襲撃を受けるというハード・アクション大作である。第2作目が1作目の前の話となるか、もしくは続編となるのかは未定だが、ライアンの続投は見込まれている。第1作目は今年初めに公開されて以来、全米だけでも1億2,600万ドル(約99億円)、全世界では2億200万ドル(約159億円)の興行収入を叩き出し大ヒットを記録している。■関連作品:デンジャラス・ラン 2012年9月7日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年09月07日全米興収100億円突破の大ヒット映画『デンジャラス・ラン』の日本公開を記念して、本作のおもしろさを科学的に実証しようと体表温度検査の実験が行なわれ、“本作が興奮してハラハラドキドキする映画である”という結果が出た。その他の写真本作は、CIAメンバーでありながら、組織を裏切り犯罪者となったフロスト(デンゼル・ワシントン)と、名声を得るため彼を護送することになった若手CIA局員が、何者かに命を狙われ、隠れ家から隠れ家へと32時間におよぶ決死の逃避行をするサスペンス・アクション。実験は、“興奮すると人体は体温を上げる”という学説のもと、40名の観客を対象に行なわれた。サーモグラフィーカメラTH9100MR(NEC Avio赤外線テクノロジー製)を定点で固定し、『デンジャラス・ラン』1時間55分の本編上映を撮影。室内の温度は28度に設定し、被験者の体温を計測した。その結果、上映開始20分後の劇中でフロストへの拷問が始まるシーンから、体温が上昇しはじめ、40分後、車内で緊迫したやり取りが行なわれる場面では、多くの人に上昇が見られた。さらに中盤の見せ場であるスラム地区を逃走するシーンでは、顔や手の体温にも変化が見られ、クライマックスの戦闘シーンでは最も値が上昇したという。上映後のアンケートでは、24名が「本作を観て熱が入った」と回答。本作で描かれる“危険な逃避行”が、観客をハラハラドキドキさせることが本実験で証明されたようだ。『デンジャラス・ラン』9月7日(金)より、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2012年09月06日