「ストレンジャー・シングス」でジム・ホッパー署長を演じているデヴィッド・ハーバー(47)が、自身のメンタルヘルスとについて「ビッグイシュー」誌に語った。「私にとって特に大きな問題(ビッグイシュー)になっているのは、社会がいわゆる『心の病』と呼ぶものです。私は26歳のとき、症状が現れて施設に入所したことをきっかけに双極性障害と診断されました」と病気について明かした。20年以上もの闘病を続けてきたデヴィッドは、「私の人生には、簡単に路上生活者になりうるような時期もありました。しかし、幸いにもそんな困難なときに支えてくれる家族がいました」と振り返る。「精神疾患には薬物療法が必要だという要素もありますが、社会的な要素もあるのではないでしょうか?」と問題提起。「精神的に参るというのは、貧困ゆえに起きる状態でもあります。(お金がなくて)ランチを買いに行ったり、お店で買い物をするという社会への参加ができない。おかしくもなりますよ」と持論を展開した。自身は40歳を過ぎても「まだお金がない、家賃をどうやって払おうと悩み、非常に動揺している状態だった」というデヴィッドだったが、2016年から出演しているドラマ「ストレンジャー・シングス」が大ヒット。『ヘルボーイ』では主演を務め、『ブラック・ウィドウ』にも出演。2020年には歌手のリリー・アレンと結婚し、公私ともに絶好調だ。(Hiromi Kaku)
2022年05月30日デヴィッド・フィンチャーとティム・ミラーが製作総指揮を務める「Netflix」の短編アニメシリーズ「ラブ、デス&ロボット」のシーズン3が、5月20日(金)より配信スタート。この度、本作のダークで奇妙な世界観が垣間見える予告編と新場面写真が公開された。独創的なアイディアと枠に捉われない自由な表現の“大人向けの新感覚アニメ”「ラブ、デス&ロボット」。これまでエミー賞で通算11部門で受賞を果たし、2019年と2021年にはアニメーション賞短編アニメーション部門を受賞、世界中から注目を集める。9つの新作エピソードから成るシーズン3。公開中の予告編では、そんな9つの新たなエピソードが次々に映し出され、ファンタジー、ホラー、SFなど、様々なジャンルの世界観を一挙に堪能することができる。謎の巨大生物、無数にひしめく奇妙な生物など、恐怖と美しさが融合したダークな世界に期待が高まる。今シーズンでは、フィンチャーがアニメーション監督としてデビュー。手掛けた「最悪な航海」は、帆船を襲う甲殻類のような謎の巨大生物と船員たちが対峙する物語となっており、不気味な生物たちの登場とともに、反乱、裏切りなどが描かれていく。ほかにも壮大なSFを思わせるような異星での旅や、ネズミやクマロボットとの戦い、シーズン1で人類が絶滅した後の世界をブラックユーモアたっぷりに描いた“ロボット・トリオ”の続編も登場する。Netflixシリーズ「ラブ、デス&ロボット」シーズン1~2は独占配信中、シーズン3は5月20日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年05月10日パコ ラバンヌ(paco rabanne)から、2021年クリスマスに向けたカプセルコレクションが登場。パコ ラバンヌ各取扱店にて販売される。“デヴィッド・ボウイ”着想のクリスマスパコ ラバンヌのクリスマスコレクションは、冬の煌めきやロックスターのデヴィッド・ボウイからインスピレーションを得たロマンティック×ロックな仕上がり。“夜空”や“星”のモチーフを落とし込んだ、煌びやかなバッグやアクセサリー、ウェアなどが揃う。ビジューが輝くゴールドバッグ複数のパーツを繋ぎ合わせた代表的なシリーズ「1969」からは、華やかなゴールドにビジューをあしらったミニバッグが登場。冬のシックな装いをゴージャスに格上げしてくれる。ゴールドチェーンのアクセサリーアクセサリーは、ダイナミックに華を添えてくれる大ぶりサイズで。チェーン状のネックレスやブレスレット、ピアスは、シンプルなデザインからパールやビジューをあしらった華やかなものまで、幅広くラインナップする。スターモチーフのウェアカーディガンやドレスなどのウェアは、神秘的な夜空を思わせる“星”モチーフで統一。シックなブラックをベースに、シャイニングなゴールドスターを配した。同柄の帽子やマフラーは、ギフトとしても喜ばれそう。ノルディック柄のニットジャンパーも、随所に星モチーフを。活気あるパープルカラーで、クリスマスの高揚感を表現した。【詳細】パコ ラバンヌ 2021年クリスマスカプセルコレクション※2021年11月中旬現在発売中。販売店舗:パコ ラバンヌ取扱店、公式オンラインストアアイテム例:・バッグ 125,900円・ネックレス 67,900円・カーディガン 83,500円・ニットジャンパー 97,650円【問い合わせ先】エドストローム オフィスTEL:03-6427-5901
2021年11月22日デヴィッド・ボウイのライブ映像を収めた映画『ジギー・スターダスト』が、2022年1月7日(金)よりBunkamura ル・シネマ、1月28日(金)よりアップリンク吉祥寺他にて全国順次公開。名盤『ジギー・スターダスト』誕生50年&ボウイ生誕75年記念公開『ジギー・スターダスト』といえば、デヴィッド・ボウイをスーパースターに押し上げたロック史上に輝く名盤。5年後に滅びようとする地球に異星からやってきたスーパースター「ジギー・スターダスト」にデヴィッド・ボウイが扮し、ロックスターとしての成功からその没落、絶望から復活までを壮大に描いたコンセプト・アルバムだ。2022年は、そんな『ジギー・スターダスト』が発売されてから50年、デヴィド・ボウイ生誕75年というアニバーサリーイヤー。そんな記念すべき年に、『ジギー・スターダスト』ツアーの最終公演を収めたライブ映画『ジギー・スターダスト』の2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版を劇場で特別上映する。ボウイ生涯“最高のライブ”映像を収録映画『ジギー・スターダスト』は、ボウイが1972年から1973年にかけてイギリス、アメリカ、日本で行った長期ツアーの最終公演、ロンドンのハマースミス・オデオン劇場での伝説的なライブを映し出したドキュメンタリー。ボウイ自身も制作に関わっている。当時のステージ衣装には、ロンドンでコレクションを発表して間もない27歳の山本寛斎(Kansai Yamamoto)が参加。監督はボブ・ディランの『ドント・ルック・バック』で、音楽ドキュメンタリーの歴史に名を残したアカデミー賞名誉賞受賞監督D.A.ペネベイカーだ。全曲の歌詞翻訳を含む字幕は、シュガーベイブのベーシストだった寺尾次郎が務めている。名曲が聴ける予告編も予告編には、『気のふれた男優』『サフラジェット・シティ』『チェンジス』『スペース・オディティ』『君の意志のままに』『屈折する星くず』の演奏場面などを収録。中でも『チェンジス』を中心に据え、「変わるんだ 大人になっても変化しろ」というボウイのメッセージを強調した仕上がりとなっている。【詳細】映画『ジギー・スターダスト』≪2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版≫公開日:2022年1月7日(金)よりBunkamura ル・シネマ、1月28日(金)よりアップリンク吉祥寺他にて全国順次公開監督:D.A.ペネベイカー出演:デヴィッド・ボウイ、ミック・ロンソン、トレヴァー・ボーダー、ウッディ-・ウッドマンジー字幕:寺尾次郎原題:Ziggy Stardust and the Spiders from Mars1973年/イギリス/90分
2021年10月17日インペリアル・エンタープライズ株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役社長:原 良郎)は、「デヴィッド・ボウイ 生誕75周年記念 オフィシャル・ウォッチ」を、PREMICOオンラインショップで販売開始いたしました。永遠のスターマンに捧げる、時のモニュメント。常に変化し続ける斬新なスタイルと比類ない音楽性で地球を席巻した不世出のロックスター、デヴィッド・ボウイの生誕75周年を記念したオフィシャル・ウォッチが登場しました。アラジン・セインの稲妻アートを再現した斬新なフェイス。“右目”からのぞく内部のムーブメントや稲妻の秒針が、熱い想いをかきたてます。時を告げるインデックスは、最後のアルバム★のイメージ。12時位置の★に煌めくダイヤモンドが、デヴィッド・ボウイの輝かしい軌跡を称えます。デヴィッド・ボウイの生年にちなみ、限定1947点で販売。裏蓋にエディションナンバーが刻印されます。「スターマン」のメロディを奏でるオルゴール付きスペシャル記念ボックスに収めてお届けします。2021年10月15日(金)より、PREMICOオンラインショップにて販売開始いたしました。商品特設ページ: デヴィッド・ボウイ 生誕75周年記念 オフィシャル・ウォッチ12時位置には★のマークとともにダイヤモンド1石をセット。アラジン・セインの稲妻をかたどった金色の秒針。4時から8時のインデックスは★のジャケットのモチーフをデザインしています。裏蓋にはジギー・スターダストのジャケットの裏写真と“Celebrating David Bowie’s 75th Birthday”の文字を印字。縁に限定1947点の証のエディションナンバーを刻印。バンドのバックルにも“DAVID BOWIE”の刻印が入ります。腕時計は天面に★のジャケットイメージをデザインしたスペシャル記念ボックスに収めてお届けします。スペシャル記念ボックスの内側にはデヴィッド・ボウイの往年のジャケットアートがセットされています。内蔵のオルゴールが不滅の名曲「スターマン」のメロディを奏でます。アラジン・セインのジャケット写真を使用した解説入り認定書を添えてお届けします。■商品情報商品名:デヴィッド・ボウイ 生誕75周年記念 オフィシャル・ウォッチ価格 :49,800円(税込54,780円)限定数:1947発売日:2021年10月15日(金)発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)URL : (c)2021 The David Bowie Archive(R) Under license to Perryscope Productions, LLC/Epic Rights, LLC.■商品仕様【腕時計】材質 :ケース・バンド=ステンレス 裏蓋=ステンレス、ミネラルガラス 文字盤=真鍮、ダイヤモンド1石 風防=ミネラルガラスケースサイズ(約):直径39×厚さ11.5mm手首回り(約):S=15.5cm、M=17.5cm、L=19.5cmムーブメント:自動巻き(手巻きも可能)精度 :日差-25~+35秒駆動時間:最大巻き上げ時で約40時間防水性能:3気圧防水保証 :1年間品質保証生産国:日本【ボックス】材質 :木製(MDF)、平ガラス、レーヨン、ポリウレタン、鉄、真鍮サイズ(約):横15.8×縦11×高さ9.2cm曲名 :スターマン生産国:日本■PREMICO(プレミコ)についてPREMICO は、“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”をコンセプトに誕生したブランドです。アニメキャラクターやスポーツ選手などの公式アイテムを通じ、夢や感動といった目に見えない大切な宝物をお届け。ここでしか手に入らない商品を販売しています。PREMICO オンラインショップ: ■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立 :昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合があります。予めご了承ください。※製品の仕様や外観は、改善のため予告なく変更することがあります。※限定数に達した場合、販売を終了させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月15日ロック界のスーパースターにして、稀代のアーティストでもあったデヴィッド・ボウイ。この世を去ってから5年が経ついまなお、多くの人の心で生き続け、各方面でさまざまな影響を与えています。そんななか、新たに誕生した映画『スターダスト』で描かれているのは、若き日のボウイ。そこで、こちらの方々に本作の見どころについて、お話をうかがってきました。主演ジョニー・フリンさん & ガブリエル・レンジ監督『スターダスト』メイキングより【映画、ときどき私】 vol. 417劇中でデヴィッド・ボウイを演じた俳優でミュージシャンのジョニーさん(写真・中央)と、ドキュメンタリー作品やTV映画を数多く手がけて高く評価されているレンジ監督(左)。今回は、ボウイの熱狂的なファンでもあるというおふたりに、ボウイの魅力や日本に対する印象について語っていただきました。―まずは、デヴィッド・ボウイのファンになったきっかけから教えてください。監督10代の頃、多くの人たちと同じように彼の大ファンになり、そこからすべてのアルバムを聴くようになりました。最初は音楽から入りましたが、大人になってから興味を持ち始めたのは、ボウイの人間的な部分。特に、自分をつねに生まれ変わらせようとする姿には、心をつかまれましたね。なかでも驚いたのは、あれだけ有名な人物であるにもかかわらず、彼の人生の初期段階についてはあまり知られていないところ。兄との関係や精神的な病を持ちやすい家系であること、病気に対する恐れを持ち続けていたことなど、ファンでも知らない方は多いのではないでしょうか。本作では、ボウイがたどっていたかもしれない悲劇的な影として兄の存在を描いていますが、そういった部分には、引き込まれるものがありました。演じるうえで興味深かったのは、ボウイと家族との関係デヴィッド・ボウイを演じたジョニー・フリン―では、ジョニーさんがボウイに惹かれたのは、どのようなところですか?ジョニーさん監督が話したことと重なってしまうんですが、僕にとっても興味深かったのは、家族との関係。ボウイも70年代にはあまりそういったことは語っておらず、自らその話題に触れ始めたのは、90年代くらいからだったと思います。この映画のなかでも描かれているように、彼はメンタルヘルスに対する恐怖があまりにも強かったため、語ることすらできなかったのです。そういった彼の姿は、僕にとっては準備の段階で重要なカギのひとつでもありました。当時は心の病には汚名を着せられている部分がありましたが、段々と理解をしようとする気持ちが世の中で高まってきているので、そういう意味ではいまの時代だからこそ響く物語になっていると感じています。ボウイのことを神のように慕っている人は多いと思いますが、そういった人でもこれほどのもろさを持っていたというのを知れることは大事なことかなと。それが彼のモチベーションとなっていたからこそ、あれだけの美しい音楽やアートを作れたんでしょうし、だからこそ私たちの心を動かすんだと思います。―なるほど。デヴィッド・ボウイといえば、親日家としても知られています。劇中でも装飾や衣装に日本の要素が垣間見れましたが、ボウイと日本との関係をどうご覧になりましたか?ジョニーさんこの作品のために監督とニューヨークで会ったとき、ちょうどボウイの展示会が開催されていたので、観に行ったことがありました。そこで目にした衣装から感じたのは、ボウイのなかに日本の影響がいかに色濃くあるかということ。彼は日本に対して本当に鋭い視点を持っていたんだと思います。僕はまだ訪れたことがありませんが、日本は行きたい場所のナンバーワンです。映画にもボウイが受けた日本の影響は取り入れている『スターダスト』のガブリエル・レンジ監督―ありがとうございます!ちなみに、劇中では浴衣のようなものを羽織っていらっしゃいましたが、着てみていかがでしたか?ジョニーさんほかの衣装もすべて気に入っていましたが、なかでもあの衣装はすごく着心地がよくて解放感があったので大好きな1着でしたね。俳優という仕事がおもしろいと思うのは、服を着ることで他人の人生を経験することができるところ。今回も素晴らしいドレスから女性用のブラウス、ヒール、そして日本の衣装までいろいろな服を着ることができました。それらを身につけているだけで、その人物が何をどう感じていたのかが肉体を通して感覚的に理解することができますからね。そういう意味でも、今回の衣装はどれも着るのが楽しいものばかりでした。―監督は演出するうえで、意識していたことがあれば、教えてください。監督確かに、当時の彼は熱狂的に歌舞伎にハマっていたこともあるくらいですからね。日本からは大きな影響を受けていたと思います。それは今回の映画のなかにも、取り入れているので注目していただきたいです。決められた物差しで自分を測らないのが魅力―劇中で、記者が本人に「デヴィッド・ボウイとは何者か?」と聞くシーンが非常に印象的でした。では、おふたりにとってデヴィッド・ボウイとは何者ですか?ジョニーさんおそらくボウイ自身も、この質問の答えはわからなかったんじゃないかなと思います。それくらいつねに自分を再生し続けていましたからね。あれほどまでに自分を見つめ、好奇心と探求心を持ち続けたアーティストは、ほかにはいないんじゃないかなと感じるほど。でも、そのおかげで私たちは彼からたくさんのレガシーをもらうことができたのです。さらに、彼がすごいのは新しいものや自分をワクワクさせてくれるものにもつねに敏感であること。亡くなる直前まで、いろいろなタイプの音楽に挑戦していましたよね。そんなふうに、彼は決められた物差しで自分を測ることをしなかったので、「デヴィッド・ボウイとは何者か?」という質問に自分でも混乱してしまったんでしょうね。でも、そのあとに「変化し続けることこそが自分である」と気がついたんじゃないかなと考えているところです。僕にとってもこの質問に答えるのは不可能ではありますが、だからこそ素晴らしい質問であるとも言えると思います。監督ジョニーがしっかりと答えてくれたので言うことはないけれど、唯一付け加えるとしたら、いまの問いに対する“謎”が少し明かされている部分こそがこの映画の見どころではないかなと。正直、この問いの答えを難しくさせているのは、何度も自分を変えている彼の生きざまそのもの。実際、彼はアルバムごとに新しいバージョンのデヴィッド・ボウイを発表していました。この作品では彼の“分身たち”が登場する前のデヴィッド・ボウイを描いていますが、それこそが何よりもおもしろいところだったと思います。大スターの内面を多くの人に見てほしい―最後に、日本で映画の公開を楽しみにしているファンに向けてメッセージをお願いします。監督劇中で描いているのは、みなさんが知っている曲が世に出る前、つまりボウイが有名になって名声を手に入れる前ですが、それは彼のキャリアにおいては重要なターニングポイントのひとつでもありました。僕にとっても、彼の人生における大きな一章を描けたことは本当におもしろいことだったと思います。さまざまなマスクや人格を作り上げる前のボウイを見ることができる貴重なチャンスでもありますし、誰もが知る大スターの内面をとても親密に描いた映画に仕上がっているので、ぜひアイデンティティが確立する以前のボウイをみなさんにも見ていただきたいです。インタビューを終えてみて……。ひと言ひと言に、デヴィッド・ボウイに対する熱い思いが伝わってくるレンジ監督とジョニーさん。本作には、そんなおふたりの情熱も込められているのだと感じました。劇中では、ジョニーさんが自ら作った楽曲も披露されているので、こちらにも注目です。華やかな舞台裏の孤独と苦悩に心が動かされる!才能あふれる世界のトップスターとして、いまなお名をはせるデヴィッド・ボウイ。成功を手にするまでの苦悩や知られざる一面に触れることで、彼のアーティストとして、そして人間としての魅力をより深く感じることができるはずです。取材、文・志村昌美ストーリー1971年、「世界を売った男」をリリースした24歳のデヴィッド・ボウイ。イギリスからアメリカヘ渡り、初の全米プロモーションツアーに挑もうとしていた。しかしこの旅で、自分が全く世間に知られていないこと、そして時代がまだ自分に追いついていないことを知るのだった。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやアンディ・ウォーホルとの刺激的な出会いがあるいっぽうで、つねに悩まされていたのは兄が抱える病。そして、いくつもの殻を破り、ついに彼は世界屈指のカルチャー・ アイコンとしての地位を確立する最初の一歩として、デヴィッド・ボウイの最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間を迎えることに……。惹きつけられる予告編はこちら!作品情報『スターダスト』10月8日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開配給:リージェンツ©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED. WILD WONDERLAND FILMS LLCAutumn de Wilde
2021年10月06日音楽史にその名を刻む偉大なアイコン《デヴィッド・ボウイ》の若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』より、本編映像が解禁された。この度解禁されたのは、ボウイが初めてアメリカのバーで弾き語りライブを行うシーン。しかしイギリスから来た彼の知名度は乏しく、ボウイは観客に見向きもされず、彼と共にプロモーションツアーを廻るマーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンが困惑の表情を浮かべる姿が切り取られている。ジョニー・フリン演じるボウイは「敬愛するバンドの曲を」と弾き語りを始める。実はここで披露される曲は、ジョニー・フリン自身が作曲した「Good Ol' Jane」というオリジナル楽曲。映画は1971年の設定で、当時のデヴィッド・ボウイは「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」、ジャック・ブレル、「クリーム」、「ザ・フー」、「ヤードバーズ」などのカバーを多く演奏していた。ガブリエル・レンジ監督は「当時のデヴィッドはルー・リードの大ファンだった。幾つかの曲もルー・リードを意識して書いている。だから映画のなかでは、ルー・リードになろうとしているデヴィッドになろうとしているジョニーが見られる。だからジョニーが映画で演奏した曲はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのような響きがある」とコメント。そして「彼(デヴィッド)にとってヴェルヴェット・アンダーグラウンドは憧れのバンドだったし、この旅の前から彼らの曲をよくカバーしていた。他にも、ファクトリーでアンディ・ウォーホルに会っている。デヴィッドはこれらの巨大なアメリカ文化を吸収していった。それをこの映画では描いている」と語っており、アーティストとしても活躍するジョニー・フリンの魅力が詰まったライブシーンとなっている。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年09月24日デヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』。本作でメガホンをとるガブリエル・レンジ監督のインタビューと、渡米したシーンの場面写真、メイキング写真が到着した。音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイが、アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年の若き日を描いた本作。ガブリエル・レンジ監督は、世界的スターであるデヴィッド・ボウイの物語を描いた経緯について、「私は子供のころから、デヴィッド・ボウイに魅了されていました。全てのレコードを買うほど音楽に夢中になり、そしてインタビューや自伝を全て読み、音楽だけでなく彼の人間性にも惹かれるようになりました」と、もともとボウイの大ファンであったことを告白する。続けて「もともとは、ボウイとイギー・ポップがベルリンで一緒に暮らしていた時代の伝記映画の脚本を書いていました。しかし音楽の権利の問題でそれが進まなくなってしまった。そうした時に、別のボウイの映画を撮ろうとしているプロデューサーを紹介されて、ボウイがアメリカをツアーで回る脚本を渡されました」と本作に出会った経緯を説明した。「私はその物語をとても気に入りました。そこに、ボウイの兄のこと、そして精神的な問題のことなど、ボウイの内面に迫る部分を加え、この作品が完成しました」とふり返った。過去に『大統領暗殺』(07)、『背徳の預言者 ウォレン・ジェフス』(14)と、いずれも実際の出来事を素材とした作品を製作してきたガブリエル監督。本作については、「この映画の場合、大事だったのはデヴィッド・ボウイにとっての真実を描くということでした。すべての事実の辻褄があっていることがその人にとっての真実だとも限らないと思います。その人物の内面の真実を表現できるかが重要です。デヴィッド・ボウイにとってそのような作品になっていれば嬉しく思います」と明かしている。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年09月13日音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生の物語を描いた『スターダスト』から場面写真が解禁。若き日のデヴィッド・ボウイを演じたジョニー・フリンからコメントも到着した。本作で描かれるのは、アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年、キャリアのターニングポイントにして、世界屈指のカルチャー・アイコンとなる直前の物語。デヴィッド・ボウイ役を演じるのはミュージシャンとしても活動し、アン・ハサウェイ主演『ブルックリンの恋人たち』、アニャ・テイラー=ジョイ主演『EMMA エマ』などに出演してきたジョニー・フリン。デヴィッド・ボウイの大ファンでもあるというフリンは、「後にその時代の象徴となる人物の駆け出しの時期を知ることにミュージシャンとして、俳優として、語り手としてとても興味がもてた」と言う。「多くの人に影響を与えた人物が、ブレイクする直前、彼はどこで何をしていたのか?この脚本は彼が渡米した数カ月間にフォーカスしているところが面白い。それは彼にとってとても大事な期間だった。そこで彼はジギー・スターダストの基となる材料を集めることとなり、結果アーティストとしてのブレイクへと繋がっていく」と脚本に惹かれた理由を語っている。併せて解禁となった場面写真では、”ジギー・スターダスト”となったデヴィット・ボウイの華やかなステージの写真のほか、マーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンと共に初の全米プロモーションツアーに回るブレイク前のボウイの姿を切り取ったもの。また、盟友ミック・ロンソンや妻アンジーの姿も見ることができる。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年08月11日人気海外ドラマ「グッド・オーメンズ」のデヴィッド・テナントとマイケル・シーンが本人役で完全オンライン収録に挑戦した「ステージド 俺たちの舞台、ステイホーム!」が、その続編の「ステージド2俺たちの舞台、アメリカ上陸!?」とともに日本初上陸。今回、彼らの奮闘ぶりが見えてくる日本版予告映像と日本版メインビジュアルが解禁となった。デヴィッドとマイケルの2人が本人役で登場するため、彼らのほとんど素の掛け合いが見られる、とイギリスでの放送時から日本のファンの間でも大きな話題となっていた本作。ビデオチャットの画面で物語が進行し、2人がコロナ禍に負けじと繰り広げる悲喜こもごもの奮闘をリアル&コミカルに描いてイギリス国内で空前の大ヒットを記録した海外ドラマシリーズ。日本語吹替版ではデヴィッド役を櫻井孝宏、マイケル役を飛田展男が演じる。日本版予告映像では、ロックダウンとなったロンドンで舞台が延期になったことをきっかけに、演出家のサイモンにオンラインでのリハーサルを提案され、戸惑いを隠せない2人の様子が収められている。ほかにも、肝心な話の時に限って相手の電波の調子が悪くなったり、会話中に家族の声が聞こえたり、世界共通の“オンラインあるある”、“自粛生活あるある”が詰め込まれており、思わず爆笑&共感してしまうこと間違いなし。さらに、イギリスが誇るジュディ・デンチも本人役で登場、完全オンライン収録でつくられた抱腹絶倒コメディドラマにますます期待が高まるものとなっている。シーズン1ではジュディと、驚きの超大御所俳優(秘密!)が出演。続くシーズン2ではユアン・マクレガー、クリストフ・ヴァルツ、サイモン・ペッグ、ウーピー・ゴールドバーグ、ヒュー・ボネヴィル、ケイト・ブランシェット、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、マイケル・ペイリン、ニック・フロスト、ケン・チョンら、ビッグな面々がいずれも本人役で次々登場する。(text:cinemacafe.net)
2021年07月14日デヴィッド・ボウイの若き日の姿と彼の最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”の誕生を描いた映画『スターダスト』が10月8日(金)より公開されることが決定し、併せてメインカットが解禁された。1971年、「世界を売った男」をリリースした24歳のデヴィッドはイギリスからアメリカへ渡り、マーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンと共に初の全米プロモーションツアーに挑む。しかしこの旅で、自分が全く世間に知られていないこと、そして時代がまだ自分に追いついていないことを知るのだった。アメリカで、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」、アンディ・ウォーホルとの出会いに刺激を受けたデヴィッドは、自身を悩ませる兄の病気やいくつもの殻を破り、やがて世界屈指のカルチャー・アイコンとしての地位を確立する最初の一歩を踏み出す。アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年の若き日のデヴィッド・ボウイを描き、“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏、キャリアのターニングポイント、それに関わった人たち、そして彼の内面を紐解いていく。今回解禁されたメインカットは、スポットを浴びるデヴィッド・ボウイの後ろ姿をとらえた1枚。音楽史にその名を刻む偉大なアイコン《デヴィッド・ボウイ》の壮大なドラマを予感させる。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年07月09日実在のノマドたちと共に見つめるいまを生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー『ノマドランド』のブルーレイ+DVDセットが6月23日(水)にリリースされることが決定した。ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション書籍「ノマド:漂流する高齢労働者たち」を基に、『ザ・ライダー』のクロエ・ジャオが監督を務め、フランシス・マクドーマンドが主演と製作を担い映画化。フランシスは、“ノマド”として路上に出るファーンを、自身の生き方や考え方、ライフスタイルを投影しながら創り上げ、見事に演じ切った。また、ファーンに大きく影響を与えるノマドのデイブをデヴィッド・ストラザーンが演じ、ほかにもボブ・ウェルズ、リンダ・メイ、スワンキーをはじめファーンが道中に出会うノマド役は、実在する本物のノマドたちを抜擢し、ドキュメンタリーとフィクションの境界線を超える新しい表現ジャンルを確立した。本作は、ゴールデングローブ賞で作品賞&監督賞の2部門、ヴェネチア国際映画祭では金獅子賞、英国アカデミー賞では最多4部門(作品賞・監督賞・主演女優賞・撮影賞)、アカデミー賞では主要3部門(作品賞・監督賞・主演女優賞)で受賞と、各映画賞を賑わせた。今回のリリースでは、ブルーレイやデジタル配信(購入)に監督・原作者などによるインタビュー映像「ノマドという生き方」や、野外上映イベントを収録した「監督とキャストへのインタビュー」、「未公開シーン」など貴重なボーナスコンテンツが収録される。『ノマドランド』は6月9日(水)先行デジタル配信開始、6月23日(水)ブルーレイ+DVDセット発売。(cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年05月21日リリーブラウン(Lily Brown)は、デヴィッド・ボウイとのフィーチャリングコレクションを、2021年4月30日(金)よりリリーブラウン直営店およびウサギオンライン、公式オンラインショップにて発売する。今回のフィーチャリングコレクションでは、デヴィッド・ボウイのキャリアからインスピレーションを受けたデザインのTシャツやトートバッグが登場。音楽のみならず、ファッションやアートにも影響を与えた彼の世界観をアイテムに落とし込んだ。なお、トップスは全型、ブランド初となるメンズサイズも展開。ジェンダーレスに楽しむことができる。ヴィンテージ風フォトプリントTシャツシンプルな白地のハーフスリーブTシャツには、フロントやバックにデヴィッド・ボウイ自身のフォトプリントをオン。モノクロのプリントでヴィンテージライクに仕上げた。袖部分のさりげない“BOWIE”ロゴなど、ディティールにも注目だ。ブルー×グリッターの大胆ロゴでロックテイストにデヴィッド・ボウイの代表的なロゴデザインを大胆にあしらったTシャツも登場。鮮やかなブルーのグリッターロゴが思わず目を引く、インパクト大なデザインが魅力だ。これ1枚でロックなスタイルを楽しめる。ワールドツアーのアートワーク使用したロングスリーブ&トートもロングスリーブTシャツと巾着型のトートバッグには、2003・2004年に行われた大規模なワールドツアー「A Reality Tour」のアートワークを採用。一部“反転”したロゴデザインでアーティスティックな印象となっている。【詳細】リリーブラウン×デヴィッド・ボウイ発売日:2021年4月30日(金)販売店舗:リリーブラウン直営店およびウサギオンライン、公式オンラインショップ※一部店舗は臨時休業中の場合あり。事前確認を推奨。アイテム価格例:・フロントプリントフォトTシャツ(ホワイト) 6,930円(税込)・バックプリントフォトTシャツ(ホワイト) 6,930円(税込)・グリッターロゴTシャツ(ダークグレー) 6,930円(税込)・オーバーサイズロゴロングTシャツ(ホワイト/ブラック) 7,920円(税込)・ロゴバッグ(ホワイト/ブラック) 4,620円(税込)※ウェアは全て0、1サイズ展開(サイズ1はメンズ着用可)
2021年05月01日デヴィッド・フィンチャーとティム・ミラーが製作総指揮を務める、愛と死がテーマの短編アニメーションNetflixオリジナルシリーズ「ラブ、デス&ロボット」のシーズン2より、予告編と場面写真が公開された。世界各国の才能溢れる監督が集結し各エピソードを手掛け、SF、ファンタジー、アドベンチャー、ホラー、コメディなど、あらゆるジャンルを横断して描かれる本作は、1話平均約10分、時間の枠に縛られることなく、愛や死をテーマに紡ぐ“大人向け新感覚アニメ”。シーズン1は、自由な発想から生まれた展開が世界中で話題となり、収録作の「目撃者」はエミー賞のアニメーション賞短編アニメーション部門を受賞。シーズン2では、フィンチャーとミラーはもちろん、『カンフー・パンダ2&3』の監督も務めたジェニファー・ユー・ネルソンが総監督として参加。前作を超えるスケールの多彩な物語を描くべく、指折りのクリエイターが世界中から集結している。ミラーは「シーズン1への反応は、これ以上にないほど嬉しいものでした。デヴィッド(・フィンチャー)と私が長年渇望し、でも実現することはないだろうと言われ続けてきた、ファンからの熱烈な支持を得ることができたんです」と前作の反響の大きさを語っている。そして到着した予告編では、各エピソードの映像が次々と映し出される。宇宙でのアクション、犬のフンを処理するために動く個性的なロボットの登場、未来感溢れる街並みなど、本作のジャンルの幅広さを存分に堪能できる。さらに早くも、2022年にシーズン3(全8エピソード)の配信も決定した。Netflixオリジナルシリーズ「ラブ、デス&ロボット」シーズン1は独占配信中、シーズン2は5月14日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年04月20日新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、例年より約2か月遅れて開催される「第93回アカデミー賞授賞式」。WOWOWではその独占生中継・配信の前に、現地レッドカーペットと繋いで最新情報をお届けする「レッドカ ーペット生中継!第93回アカデミー賞授賞式直前SP」を放送することが決定。さらに、スペシャルゲストの中島健人(Sexy Zone)が受賞予想・見どころをたっぷり語ったインタビューも到着した。今年のアカデミー賞授賞式は、例年会場となるアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターに加えて、ユニオンステーション、さらにはアメリカ以外の会場を加えた複数会場を繋いで、かつてない特別な式典となる。また、アカデミー賞授賞式での見どころの1つである“レッドカーペット” も実施される。授賞式の生中継と同じく、レッドカーペットも案内役のジョン・カビラ、宇垣美里、スペシャルゲストの中島さん、日本のスタジオゲストとして行定勲(映画監督)、河北麻友子、さらに映画評論家の町山智浩がリモートで参加する。中島健人『ノマドランド』のフランシス・マクドーマンドが「すごい」2年連続でWOWOWのアカデミー賞授賞式に携わることになった中島さんは、まず作品賞について「『Mank/マンク』が有力だと思います」と言い、「とても面白かったです」と絶賛。「これは個人的な好みではあるんですが、(『Mank/マンク』は)映画へのリスペクトがものすごくつまった映画なんですよね。いまの映画人たち――映画についてたくさん勉強してこられた方たちがいまのハリウッドを作り上げているわけじゃないですか。その方たちが、必ず一回は勉強したであろう史実が描かれた作品。僕たちが歴史を勉強する面白さと同じで、映画にもこんな時代があったんだな! と知ることができました」と熱く語る。また、最有力といわれる『ノマドランド』についも「素敵な映画だった」と中島さん。主演女優賞にノミネートされているフランシス・マクドーマンドにも「すごいなと思ったのは、リアルなノマドの方々(※マクドーマンドとデヴィッド・ストラザーンを除いて、登場人物たちは俳優ではなく実際のノマドの人々)との対話で成り立っていて、自分は聞き手に回りつつ、自身は“フィクション”のノマドなわけですよ」とコメント。「いわばリアルとフィクションの中でお芝居をしているわけですけど、その中にちゃんと感情を生むことができる彼女の技術力はすごいなと思いました。あとは、Amazonで働いている姿なんかは本当にリアルでした」と語る。そして「監督賞はクロエ・ジャオさんだと思います」と予想。その上で「(自身の主演女優賞)予想は...ヴィオラ・デイヴィスさん。『マ・レイニーのブラックボトム』でのヴィオラさんの演技は圧巻でしたね」と言う。主演男優賞候補のチャドウィック・ボーズマンに関しても、「『マ・レイニーのブラックボトム』のチャドウィックさんは、(役柄上)見ていて本当にムカつきますから! それくらいうまい! 命をすり減らして作られたのだと思います」と思いを馳せた。「コロナ禍であってもエンターテインメント精神を貫き通して」さらに、コロナ禍での授賞式に際し、「これまでの歴史の中でもありえなかった授賞式になるわけですよね。ドルビー・シアターとユニオンステーションなどの複数の会場で行われるということもそうですし。つまり、歴史の1ページに残る授賞式になるんですよ」と話す。「そこで何が巻き起こるのか? 受賞された俳優さんたちは何を話すのか? いったいどういうメッセージを伝えるのか? コロナ禍であってもエンターテインメント精神を貫き通して、ドレスを着て華やかさを世界に与えるハリウッド俳優たちはどんな立ち姿を見せてくれるのか? というのが一番の楽しみ」と大きな期待を寄せる。「それによって自分たちの元気ややる気、エンターテインメントに対する気持ちとか、世界中の“心”が華やかになっていくんじゃないかと思います」と語っている。「レッドカーペット生中継!第93回アカデミー賞授賞式直前SP」は4月26日(月)7時30分~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信。「生中継!第93回アカデミー賞授賞式」は4月26日(月)8時30分~WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信。(text:cinemacafe.net)
2021年04月17日コロナ禍で話題作の公開延期が続き、アカデミー賞も盛り上がりは期待できないとはいえ、オスカー像の行方はやっぱり気になる。最有力と目されているのが、オスカー女優フランシス・マクドーマンドが車上生活を送る女性ファーンを演じた『ノマドランド』。ジェシカ・ブルーダーの渾身のルポ『ノマド:漂流する高齢労働者たち』をもとにしたロードムービーだ。ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞し、ゴールデングローブ賞でも作品賞&監督賞の2冠を獲得。中国出身でアジア系女性としては初の監督賞受賞(女性としては2人目)となったクロエ・ジャオは、マーベルの新作映画『エターナルズ』の監督でもある。特定のオフィスを持たず、おしゃれなカフェで仕事する「ノマド・ワーカー」がもてはやされた時代もあったけれど、ここで描かれる生き方は過酷さと背中合わせだ。思い出の品々を倉庫に預け、古びたバンに乗って、住み慣れた土地を後にしたファーンは60代。あるときはアマゾンの配送センター、あるときはキャンプ場スタッフと、仕事を求めて移動する姿は、まさに「現代のノマド」。でも、そんなおしゃれな呼び方を与えられても、その生活は原作のタイトルにあるようにまさに漂流。そもそもファーンが車上生活を始めることになったのも、夫と共に暮らしていた町そのものが企業の破綻によって消滅してしまったから。夫亡き後、たった一人で仕事を求めて移動する彼女は、とても孤独に見える。そんなファーンを支えているのは、自分への誇り。代用教員時代の教え子の少女に、「先生はホームレスになったの?」と尋ねられ、自分はハウスレスだと答える姿は印象的だ。ホームレスとハウスレスは、全然違うのだと。そう、ファーンが出会うノマド仲間も、ハウスレスを選んだ理由はさまざまながら、誰も自分を不憫だなどと思っていない。むしろ、家賃や家のローンから解放されたことを喜ぶ者もいれば、人生に悔いを残さないための選択である者もいる。そんなノマド仲間役で、原作にも登場する本物のノマドたちが本人役で出演。ジャオ監督は、過酷な現実をたくましく生きる彼らにアメリカの開拓者精神を感じているようで、その思いは、皮肉にも夫が不動産業で成功しているファーンの姉の言葉にもうかがえる。とはいえ、こちとら定住してナンボの農耕民族。しかも老後に不安しかないフリーランスの身としては、ファーンがクルマを走らせる広大なアメリカ西部をとらえた詩的な映像に心洗われてばかりはいられない。その美しさが自然の大きさを感じさせるほど、帰るべき“ふるさと”を持たない人々を生む社会の現実を考えずにいられなくなるのよね。それにしても、マクドーマンドの佇まいの味わい深いこと。彼女を見るたびに、その昔、美容整形をしていない自分のことを「年配女性を演じる歳になったら独り勝ちだ」と言っていたのを思い出すのだけれど、重ねてきた人生が刻まれた彼女の顔は、ファーンがノマドな日々を通して見つけるものを私たちの胸に深く響かせる。単純に面白いと言える作品ではないけれど、ちゃんと受け止めるためにもう一回観たくなるのも、マクドーマンドがファーンをリアルな存在にしているからだろうな。『ノマドランド』監督・脚色・編集・製作/クロエ・ジャオ製作・出演/フランシス・マクドーマンド出演/デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ、スワンキー、ボブ・ウェルズほか3月26日より全国公開。©2020 20th Century Studios. All rights reserved.※『anan』2021年3月31日号より。文・杉谷伸子(by anan編集部)
2021年03月29日数多くの名作を世に送り出してきたサーチライト・ピクチャーズが、新鋭監督クロエ・ジャオと共に贈る映画『ノマドランド』。この度、主演のフランシス・マクドーマンドが一般のノマドのなかに完璧に溶け込んだ本編映像が到着した。今回解禁されたのは、マクドーマンド演じる主人公ファーンがノマドの友人リンダに誘われ、ノマドたちが集まってコミュニケーションを交わすイベント“RTR(Rubber Tramp Rendezvous)”に参加するシーンの一部。最初は不安な表情を浮かべているファーンだが、リンダやイベントで出会った新たな友人スワンキーともに交流していくなかで、次第に笑顔を見せていく。アメリカ各地から実際のノマドたちが集まるイベントということもあり、本シーンには大勢のノマドたちが登場。イベントの主催としてトークをするボブ・ウェルズは「(社会から)放り出された者たちで助け合うしかない」とノマドたちに語りかけている。プロの俳優はファーンを演じたマクドーマンドと、デイヴを演じたデヴィッド・ストラザーンのみで、ファーンと仲良く会話するリンダや、一緒に炊き出しに並ぶギプスをつけたスワンキー、ボブ・ウェルズを含むほかの登場人物は全員が一般のノマドたち。ノマドに自然に溶け込むマクドーマンに驚きを隠せない本編映像となっている。ノマドの生き様をリアルに体現するための役作りのひとつとして、マクドーマンドは自らノマドの労働に身を投じたそう。「アマゾン社の発送センターで、アカカブの収穫工場で、観光客向けのカフェで、国立公園のキャンプ指導員として、ファーンであるわたしも、実際に働くひとたちに混じりながら、働きました。ほとんどの場合、一介の従業員としか思われていませんでした」と様々なエリアで労働に励んでいたことを告白。さらに「高齢者が働くことの肉体的な限界と苦痛、と同時に、働くこと、キャンプ指導員として自然のなかで暮らすこと、生きる目的をもつこと、そして、こうした仕事から収入を得られることの喜びを演じようとしました」と役作りに込めた自身の想いを語っている。クロエ・ジャオ監督は「マクドーマンドはいつまでも役柄について悩み続けるような女優ではありません。からだで理解していくタイプなのです。実際に手に触れて納得していくのです」と分析。マクドーマンドがノマドとしてリアルに息づいている様子を目の当たりにした海外評論家からは、「マクドーマンドの顔はまるで“動く国立公園”のようだ」との声が上がっている。『ノマドランド』は3月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年03月24日本年度アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞など主要6部門にノミネートされたクロエ・ジャオ監督『ノマドランド』。本作は、主演フランシス・マクドーマンドら2名のメインキャスト以外は、実際のノマドを役者として起用したことでも話題。原作ノンフィクションにも登場したベテランノマドたちと、ジャオ監督やマクドーマンドらとの撮影エピソードが明らかになった。主人公ファーンを演じたマクドーマンド、デイヴを演じたデヴィッド・ストラザーン以外のノマド役に一般のノマドを役者として起用している本作。一般人を起用する手法は、ジャオ監督の前作『ザ・ライダー』でも実践した演出方法。メインで登場するノマドに抜擢されたのは、ジェシカ・ブルーダーによる原作にも登場したリンダ・メイとスワンキー。ほかにも劇中で焚火を囲んでノマドたちが身の上話をするシーンなどでは、ノマドたちが集まってコミュニケーションを交わすイベント”RTR(Rubber Tramp Rendezvous)”にジャオ監督自ら足を運び、ひとりずつ顔を合わせてキャスティングを決めていったそう。『ザ・ライダー』に引き続き、プロデューサーを務めたモリー・アッシャーは「現場には静寂が保たれました。カメラはノマドに固定されたきりになります。心おきなく話ができるように、十分な時間、話しやすい環境、気遣いが用意されました。このシーンによって『ノマドランド』の核心に達することができました」とジャオ監督による徹底ぶりを振り返る。10年以上ノマドとして生活しているスワンキーは「この映画に出演するために、実生活の状況を少しの間、忘れることにしました。出演してよかったです。ジャオは、なんと、わたしの腕のギプスのことも映画の筋に入れてくれました。素晴らしい人でした」と、ジャオ監督に信頼を寄せ、慣れない映画の撮影を心から楽しんでいた様子。2度のオスカーに輝いているマクドーマンドとの共演についても「まるでわたしが有名な映画スターで、彼女がわたしの熱烈なファンであるかのようにふるまってくれました。“一緒に映画に出られてとても嬉しい”と言ってくれました。なんだか、長い間離ればなれになっていた旧友に再会したような気持ちになりました。撮影中は今までに感じたことのなかったような愛、存在意義、感謝を感じました」と、撮影チームと丁寧に心を通わせながら作り上げたことを明かしている。彼女たち一般のノマドたちはほとんどが本名で登場し、自身の役に実体験も盛り込んでおり、ジャオ監督に演出を付けられながら映画用のキャラクターとして演じている。『ノマドランド』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年03月21日第78回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ドラマ部門)、監督賞の主要2部門を受賞した『ノマドランド』。アジア人女性初の監督賞ノミネートにして初受賞の快挙を果たしたクロエ・ジャオ監督らが、ノマドたちのリアルな生き様を活写した本作について語るインタビューやメイキング映像が存分に詰まった特別映像が到着した。『最強のふたり』『三度目の殺人』などの劇伴を担当したイタリアの巨匠ルドヴィコ・エイナウディの美しい音楽と共に、本作の舞台となったアメリカ西部の美しい光景が映し出されてスタートする本映像。リーマンショックによって住居を失い、やむを得なく車上で生活を送るノマドの過酷ながら希望にも溢れた生き様を描いた本作に、ジャオ監督は「放浪する人々の物語を語るために必要なのは人々が放浪に魅了される理由を理解すること」と明かすように、ノマドの生き方そのものに寄り添いながら本作の製作は進められたと明かす。本作で主人公ファーンを演じ、プロデューサーとしても参加している名優フランシス・マクドーマンドからのオファーによって本作の監督を務めたジャオだが、同じくプロデューサーのモリー・アッシャーは「監督が本作で描いたのはアメリカンドリーム。外国出身者ならではの鋭い視点で捉えている」と、その手腕を大絶賛する。ノマドの生き様をリアルに描くためにジャオ監督が採用したのは『ザ・ライダー』でも行った“俳優ではない一般人を役者に起用する”ということ。ファーンを演じたマクドーマンドと、オリジナルキャラクターのノマドを演じたデヴィッド・ストラザーン以外のノマド役が全て一般人によって演じられている。そのひとりで劇中でファーンと友人になるノマドのリンダ役として出演したリンダ・メイは「監督はただ歩き回って、人々の振る舞いを観察し、それを完璧に捉えた」と監督について言及するように、本映像では、リンダがファーンにノマドの生活について語る様子、また2人で自由な生活を謳歌する様子も映し出される。そのあまりに自然な掛け合いに微笑ましくなると同時に、驚きも隠せないワンシーンとなっている。ジャオ監督は「リアルな作品にするために必要なのは、登場人物を軸に、配役やロケ地を決めること。彼らの経験と彼ら個人に光を当てること」「ありのままの世界が映画を特別にする」と力強く持論を語っている。また、そんな本作をひと足先に鑑賞した是枝裕和監督や、今泉力哉監督、ふくだももこ監督、モデルの冨永愛ら著名人からも多くのコメントが到着している。是枝裕和(映画監督)終始マクドーマンドから目が離せない。いや、目を逸らすことを許されない。そこに写っているのは最早、女優ではない。演技でもない。上手い言葉が見つからない。とにかく、凄いものを見てしまった。今泉力哉(映画監督)とても不思議な気持ちになった。人間ってちっぽけなんだなと思った。でもそれを感じることができるのも人間で。自然の方が人間より優れてるとかじゃなくて人間も自然の一部であることを教えてくれる映画。ふくだももこ(映画監督・小説家)映画は、監督が世界をどう見ているかがはっきりと映る。クロエ・ジャオ監督の、薄暮のように嫋やかなまなざしが好きだ。喪失を抱きしめながら車を走らせる主人公に、やさしい夜が訪れますように。冨永愛(モデル)生きることは旅する事というけれど、旅する事で私達は何を探し求めているのだろうか。生きる上で何を選択し、何を排除するのか…。逞しくも哀しく生きる彼女に自分を重ねずにはいられない。もし私が彼女だったら…。ピーター・バラカン(ブロードキャスター)最底辺で生きる人たちの姿を淡々と、ほとんどドキュメンタリーのように描いた美しい映画です。フランシス・マクドーマンドと聞いただけで間違いない!酒井順子(エッセイスト)経済というくびきに翻弄されるアメリカという国、そしてアメリカ人の心中に広がる“荒涼たる絶景”に、圧倒されました山崎まどか(コラムニスト)今のアメリカのシステムでは救えない人々それでも政府の介入を望まず、自分の生き方を貫こうとする人々彼らの厳しい生活、自由と裏表の危うさ、矛盾、人生の輝きを包み込んで、クロエ・ジャオは何という映像の叙事詩を綴ったのだろう『ノマドランド』は3月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年3月26日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved.
2021年03月12日英国王立造幣局が「ミュージック・レジェンズ」(音楽の伝説)コレクションの第3弾として、故デヴィッド・ボウイの記念硬貨を発行した。第1弾はクイーン、第2弾はエルトン・ジョンだった。ボウイの記念硬貨の金額は素材や貨幣の金額により異なり、13ポンド(約1800円)から72915ポンド(約1000万円)。デザインはベルリンに住み録音を行っていた時代のボウイの横顔を中心に、背景には多数の星と「アラジン・セイン」時代の象徴である稲妻模様が描かれている。異星からやってきた架空のロックスター「ジギー・スターダスト」をテーマとした同名アルバム、「Space Oddity」「Starman」「Life On Mars?」などの宇宙との結びつきが強い作品を多数リリースしたボウイ。王立造幣局はそんな彼を称えるために、記念硬貨の1枚を気球に乗せて宇宙へと送り出した。硬貨はたった1枚で高度35656メートル、地球の大気圏に45分間“滞在”した後、無事にイギリスへと帰ってきた。この硬貨は王立造幣局のFacebookでボウイのファンにプレゼントされるという。王立造幣局によると、イギリスの硬貨が宇宙に飛び立ったのは今回が初めてで、その様子を収めた動画を公開している。ボウイは2016年1月、がんのため69歳で死去した。(Hiromi Kaku)
2020年12月08日『スター・ウォーズ』旧三部作でダース・ベイダー役を演じた長身俳優デヴィッド・プラウズ(85)が、病気で亡くなった。デヴィッドの所属事務所がツイッターで発表した。『スター・ウォーズ』ファミリーのマーク・ハミルは「とても悲しい」とツイートし、「俳優、夫、父親、大英帝国勲章受章者で、イギリスの重量挙げで3回優勝し、『Green Cross Code Man』のセイフティ・アイコンでした。彼はファンが自分を愛してくれるのと同じくらい、ファンを愛していました」とデヴィッドの功績を称え、追悼した。「Green Cross Code Man」とは、イギリスで交通安全の啓発運動のために作られたキャラクターで、コスチュームを身につけたスーパーヒーロー。デヴィッドは1975年からこのキャラクターに扮してCMに出演し、注目を集めた。「Digital Spy」などによると、デヴィッドはダース・ベイダー役ではあったものの出身地のブリストル訛りが強いという理由で、声はジェームズ・アール・ジョーンズが担当。しかし、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のプレミアまで本人には知らされていなかったため、ショックを受けたデヴィッドと監督のジョージ・ルーカスとの関係が悪化。その後、様々なことで関係はさらにねじれ、数十年不仲だったという。『スター・ウォーズ』公式サイトではルーカス監督のデヴィッドへの追悼文が掲載されている。デヴィッドの訃報を受け、ファンたちはダース・ベイダーの吹き替えがされていない、そのままのデヴィッドの声で撮影されたオリジナル版の公開を求めている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲 1980年6月28日公開ⓒ Star Wars: The Empire Strikes Back ⓒ & TM 2015 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還 1983年7月2日公開スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望 1978年6月30日より公開
2020年11月30日12月4日(金)からNetflixで独占配信される、デヴィッド・フィンチャー監督、ゲイリー・オールドマン主演の映画『Mank/マンク』の予告編とキービジュアルが公開された。本作は、映画史に燦然と輝くオーソン・ウェルズ監督・製作・主演の名作『市民ケーン』でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを主人公に描く物語。アルコール依存症に苦しみながらも、社会を鋭く風刺し続けた脚本家のマンク(ゲイリー・オールドマン)は、のちに不朽の名作となる『市民ケーン』の脚本の仕上げに追われていた。依存症の問題を抱えながらも、機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度から描き出す。監督を務めるのは、『セブン』『ファイト・クラブ』などの名作を生み、近年では『ゴーン・ガール』、ドラマ『マインドハンター』で知られ、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞監督賞ノミネート歴も誇る巨匠デヴィッド・フィンチャー。脚本家“マンク”を演じるのは、『レオン』『ダークナイト』「ハリー・ポッター」シリーズなど幅広い作品に出演し高い人気と知名度を誇り、『裏切りのサーカス』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』では圧倒的な演技力でアカデミー賞主演男優賞受賞を果たした名優ゲイリー・オールドマン。アマンダ・セイフライドやリリー・コリンズ、チャールズ・ダンス、タペンス・ミドルトン、トム・ペルフリー、トム・バークなどの演技派も脇を固める。公開となった予告編は、1930年代の映画の雰囲気を思い起こさせるモノクロームの映像とレトロなサウンドで構成され、名作誕生に至るまでの紆余曲折と、華やかなハリウッド黄金期の光と影が描かれる。脚本の仕上げに追われるマンクは、様々な個性豊かな登場人物たちの介入によって、奇妙で複雑な展開へ。果たして、脚本は無事に完成するのか。『市民ケーン』へのオマージュもあらゆる箇所に散りばめられており、作品に対する厚いリスペクトも随所に見られる本作は、フィンチャーファンでなくとも必見だ。なお、日本では11月20日(金)より一部劇場での公開も予定されている。Netflix映画『Mank/マンク』12月4日(金)より独占配信開始
2020年10月22日10月31日~11月9日に開催される「第33回東京国際映画祭」(TIFF)の特別招待作品17本が25日に発表され、予告編も公開された。「特別招待作品部門」では、クロージング作品『HOKUSAI』をはじめ、先日のベネチア国際映画祭で最高賞である金獅子賞を獲得した『ノマドランド』など、世界中から集まった最新の話題作を日本公開前にいち早く上映する。公開された約60秒の予告編では、特別招待作品部門の全ラインナップの紹介映像が含まれている。この予告編は、本日から都内近郊の各劇場でも上映される。「第33回東京国際映画祭」は、10月31日~11月9日に東京・六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催。■「第33回東京国際映画祭」特別招待作品一覧『HOKUSAI』(クロージング作品)監督:橋本一主な出演者:柳楽優弥、田中泯『アーニャは、きっと来る』監督:ベン・クックソン主な出演者:ノア・シュナップ、ジャン・レノ、アンジェリカ・ヒューストン『あのこは貴族』監督:岨手由貴子主な出演者:門脇麦、水原希子、高良健吾『エイブのキッチンストーリー』監督:フェルナンド・グロスタイン・アンドラーデ主な出演者:ノア・シュナップ、セウ・ジョルジ『おらおらでひとりいぐも』監督:沖田修一主な出演者:田中裕子、蒼井優、東出昌大『滑走路』監督:大庭功睦主な出演者:水川あさみ、浅香航大、寄川歌太『サマーフィルムにのって』監督:松本壮史主な出演者:伊藤万理華、金子大地『10万分の1』監督:三木康一郎主な出演者:白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS)、平祐奈『ジョゼと虎と魚たち』監督:タムラコータロー主な出演者:(声の出演)中川大志、清原果耶、宮本侑芽『水上のフライト』監督:兼重淳主な出演者:中条あやみ、杉野遥亮、小澤征悦『スカイライン -逆襲-』監督:リアム・オドネル主な出演者:リンゼイ・モーガン、ジョナサン・ハワード、アレクサンダー・シディグ『ノマドランド』監督:クロエ・ジャオ主な出演者:フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ『フード・ラック!食運』監督:寺門ジモン主な出演者:EXILE NAOTO、土屋太鳳『Peninsula(英題)』監督:ヨン・サンホ主な出演者:カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン、クォン・ヘョ『魔女見習いをさがして』監督:佐藤順一、鎌谷悠主な出演者:(声の出演)森川葵、松井玲奈、百田夏菜子『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』監督:クリス・バトラー主な出演者:(声の出演)ヒュー・ジャックマン、ザック・ガリフィアナキス、ゾーイ・サルダナ『燃ゆる女の肖像』監督:セリーヌ・シアマ主な出演者:ノエミ・メルラン、アデル・エネル、ルアナ・バイラミ
2020年09月25日映画『ノマドランド』が、2021年3月26日(金)に全国公開。第93回アカデミー賞アカデミー賞では、作品賞・監督賞・主演女優賞を受賞する快挙となった。オスカー女優フランシス・マクドーマンドが“車上生活者”に『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドが『ノマドランド』の主演を務める。過去に2度のオスカーに輝いた名優が演じるのは、現代の“ノマド(遊牧民)”、車上生活者だ。『ノマドランド』は、原作ノンフィクションをもとに、実在の車上生活者の生き様をアメリカ西部の大自然の映像美と共に描き出すロードムービー。マクドーマンドは、撮影で自ら実在の“ノマド”たちの中に身を置き、実際に彼らの生活を体験。また、主演だけでなく製作としても携わるなど、作品への並々ならぬ意欲が込められている。ストーリー『ノマドランド』リーマンショック後、企業の倒産とともに、長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った 60 代女性ファーン。彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく。監督は新鋭クロエ・ジャオ『ノマドランド』のメガホンを取るのは、マーベル・スタジオが贈るアベンジャーズに続く最強ヒーローチームを描いた『ジ・エターナルズ(原題)』の監督に抜擢されたクロエ・ジャオ。アメリカ西部の厳しくも壮大な自然や路上の崇高な美しさのなか、一日一日を懸命に生き延びながらも誇りを持って自由を生きるノマドの生き様を映し出す。世界の映画祭で快挙第93回アカデミー賞で3部門受賞映画『ノマドランド』は世界の映画祭でも快挙を達成。第78回ゴールデングローブ賞では、<ドラマ部門>作品賞と監督賞の計2部門を受賞。見事監督賞を手にしたクロエ・ジャオは、アジア系女性初の同賞受賞であり、女性監督としては37年ぶりの受賞となる快挙となった。そして注目の第93回アカデミー賞でも、作品賞、監督賞、主演女優賞をトリプルで受賞した。そのほか第77回ベネチア国際映画祭では<金獅子賞>、さらにはアカデミー賞にもっとも近い賞との呼び声も高い第45回トロント国際映画祭では<観客賞>を受賞。このふたつの映画祭における最高賞W受賞は、映画史における史上初の出来事となる。作品詳細『ノマドランド』公開時期:2021年3月26日(金)監督:クロエ・ジャオキャスト:フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ原題:Nomadland配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2020年09月12日ギレルモ・デル・トロ監督が、2018年にアカデミー賞で作品賞、監督賞などを獲得した『シェイプ・オブ・ウォーター』以来となる、最新作『Nightmare Alley』(原題)の製作を開始したという。サーチライト・ピクチャーズが発表した。同作は、1946年にウィリアム・リンゼイ・グレシャムが書いた「Nightmare Alley-悪魔の往く町」を原作とした映画で、ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、ロン・パールマン、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ストラザーンが出演する。ブラッドリーは野心的で言葉巧みに人を操る才能を持つ若い男性、ケイトは彼よりももっと危険な精神科医の女性を演じる。今週からカナダ・トロントで主要撮影が行われているとのこと。製作チームは、前作『シェイプ・オブ・ウォーター』から俳優のリチャードのみならず、コスチューム・デザイナー、撮影技師、視覚効果のスーパーヴァイザー、編集者が再集結している。脚本はデル・トロ監督と脚本家のキム・モーガンが担当。『Nightmare Alley』の公開日は発表されていない。(Hiromi Kaku)
2020年01月31日モレスキン(Moleskine)は、「不思議の国のアリス」「スター・ウォーズ」「星の王子さま」「ドラえもん」とコラボレーションしたダイアリーや「デヴィッド・ボウイ」のノートブックを2019年10月21日(月)より順次発売する。2020年限定ダイアリー2020年の限定ダイアリーとして、多彩なアイコンとコラボレーション。それぞれ、デイリーとウィークリー、ポケットサイズとラージサイズのバリエーションを用意する。不思議の国のアリス「不思議の国のアリス」のダイアリーは、表紙や内側に、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』から引用したメッセージやオリジナルイラストレーションがあしらわれている。ペーパーバンドは、裏返すと切り取って作成できるアリスの指人形になっており、遊び心に溢れたデザインに仕上げている。カラーは、パープル、イエロー、ブルー、グリーンを揃える。星の王子さまノスタルジックなデザインが魅力の「星の王子さま」のダイアリー。物憂げに星をじっと見つめている星の王子や、周りに花が咲き、夢見心地の星の王子などが描かれている。本の裏には引用したフランス語の格言が隠されていたり、エンドペーパーの両面に星の王子さまのグラフィックが描かれていたリと、ディテールまで作品の世界観を詰め込んだ仕上がりとなっている。スター・ウォーズ「スターウォーズ」限定版ダイアリー/プランナーのコレクションでは、オリジナルのムービーから引用した、エンパイアの「デススター」と「タイファイター」の殺風景なテクノロジーを描いたモデルと、反乱同盟軍のラフな外観の「ミレニアム ファルコン」と「Xウイング」を描いたタイプの2種を用意。ダークサイドとジェダイ、それぞれを象徴するデザインとなっている。エンドペーパーやペーパーバンドB-Side、付属のシールに施されたグラフィックにも注目だ。ドラえもん「ドラえもん」シリーズは、ウィークリータイプのみ展開。ライトブルーの表紙にドラえもんと、ドラえもんの道具を並べた、ポップなデザインが魅力。鮮やかな黄色のゴムバンドが映えるホワイトとライトブルーの2色を展開する。デヴィッド・ボウイ コレクション「デヴィッド・ボウイ コレクション」では、デヴィッド・ボウイのアイコニックなアルバム『ジギー・スターダスト』『ブラック スター』に着想を得たノートブックとコレクターズボックスを発売。コレクターズエディションでは、真っ赤なスリーブにデヴィッド・ボウイのアートワークを配したボックスが収められており、その中に白と赤を基調とした『ジギー・スターダスト』のノートブックが入っている。【詳細】モレスキン コラボレーション発売日:2019年10月21日(月)※商品によって発売日は異なる。■2020ダイアリー限定版「不思議の国のアリス」「スター・ウォーズ」「星の王子さま」「ドラえもん」・〈デイリー〉 ポケットサイズ・ハードカバー 3,300円、ラージサイズ・ハードカバー 4,300円・〈ウィークリー〉 ポケットサイズ・ハードカバー 2,800円、ラージサイズ・ハードカバー 3,800円※「ドラえもん」はウィークリーのみ。■デヴィッド・ボウイ コレクションラージサイズ・ホワイト・横罫・ハードカバー 3,500円、ラージサイズ・ブラック・横罫・ハードカバー 3,500円、コレクターズエディション・横罫・ハードカバー 4,900円
2019年10月24日デヴィッド・ハーバーとミラ・ジョヴォヴィッチが出演、北米ではアメコミ界のダークヒーロー真打登場、そしてその衝撃的な内容から早くも盛り上がりを見せている映画『ヘルボーイ』(原題『HELLBOY』)が、今秋日本でも公開が決定。第1弾ビジュアルも到着した。1993年、ダークホースコミックスから刊行された、マイク・ミニョーラによる人気アメコミシリーズ「ヘルボーイ」。魔界で生まれた悪魔の子が地球で育てられ、超常現象調査防衛局「BRPD」のエージェントとして活躍する姿を描いた物語だ。2004年と2008年には、ロン・パールマンがヘルボーイに扮し、ギレルモ・デル・トロ監督によって映画化されているが、本作ではスタッフ・キャストを一新し、原作者マイク・ミニョーラを監修に迎え製作した新たな「ヘルボーイ」となっている。今作のヘルボーイ役には、Netflixドラマ「ストレンジャー・シングス」のメインキャストとして世界的な知名度を獲得したデヴィッド・ハーバーが抜擢。到着した日本版第1弾ビジュアルでは、燃え盛る炎を背景に、鋭い眼差しで銃を構えるヘルボーイが描かれている。また本作のヴィラン、世界滅亡を狙うブラッドクイーン役を、『バイオハザード』シリーズで人類滅亡の危機に立ち向かったミラ・ジョヴォヴィッチが演じる。そのほか、ヘルボーイと共に悪と戦う防衛局のメンバーとしてイアン・マクシェーン、サッシャ・レイン、ダニエル・デイ・キム。監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」のニール・マーシャルが務めた。『ヘルボーイ』は秋、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月16日展覧会「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展が、2019年4月19日(金)から6月23日(日)までの期間、表参道のGYRE GALLERYにて開催される。デヴィッド・リンチ(David Lynch)は、アメリカ・モンタナ州出身の映画監督。また、脚本家やプロデューサー、画家としても活動する。2018年には、デヴィッド・リンチの謎を紐解くドキュメンタリー映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』が公開され、話題を呼んだ。「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展で紹介される作品は、タイトルにある“精神的辺境の帝国”をコンセプトに選定。リンチの初期の実験映画『イレーザーヘッド』と、その映画ロケ地で、自身が様々なインスピレーションを得た場所でもあるフィラデルフィア工業地帯を振り返りながら、リンチの創作の原点に迫る。会場には、ペインティング7点に加え、ドローイング3点、工業地帯の写真22点、水彩画12点を展示。なお、作品は、本展のキュレーターを務める飯田高誉が、デヴィッド・リンチ本人と何度も話し合いながら厳選した。また、開催場所である「GYRE GALLERY」は、2019年4月19日(金)にリニューアルオープン。本展は、リニューアルを記念した第1弾の展覧会となる。【詳細】「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展会期:2019年4月19日(金)~6月23日(日)開場時間:11:00~20:00会場:GYRE GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1
2019年04月13日火曜日(現地時間)、故デヴィッド・ボウイが1963年、16歳のときに録音した未公開のデモテープがオークションにかけられ、約4万ポンド(約600万円)で落札されたという。予想落札価格は1万ポンドとみられていたため、約4倍の価格がついたことになる。「BBC」によれば、このデモテープはデヴィッドがまだ本名“デヴィッド・ジョーンズ”として、最初のバンド「The Konrads」時代に録音されたもの。録音は18分に渡り、「I Never Dreamed」という楽曲が収録されている。デヴィッドはバンド内でサックスを担当していたが、このデモテープを録音するにあたり、初めてボーカリストのポジションに就いたそうだ。しかし、イギリスのレコード会社「デッカ・レコード」により却下され、日の目を見ることはなかった。同バンドのドラマーだったデヴィッド・ハドフィールドが自身のロフトで発見し、「オメガ・オークション」への出品に至った。ハドフィールドは、「当時デヴィッドは歌手になろうとは思っていなかった。世界で通用するサックス奏者になりたかったんだ。だけど、ぼくらのエージェントで、ローリング・ストーンズのマネージャーをしていたエリック・イーストンが、デッカのオーディションのためにデモテープを作らせんだ。そのとき、デヴィッドが歌手に挑戦したんだよね」と語っている。デモテープと一緒に出品されたボウイが描いたスケッチとバンドの書類は17,130ポンド(約250万円)、バンドの1963年のポスターは6,600ポンド(約95万円)で落札された。(Hiromi Kaku)
2018年09月12日月曜日(現地時間)、ドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」のジャスティン役で知られるデヴィッド・ヘンリーが逮捕された。「Variety」誌によれば同日、ロサンゼルス国際空港にやってきたデヴィッドの鞄を保安検査官がチェックしていたところ、弾丸が込められた銃を発見。即逮捕となったが、その日のうちに釈放されたとのこと。釈放後、デヴィッドはツイッターでこの事件について謝罪。鞄に入っていた銃は「意図して持ち込んだわけではない」が、所持許可を受けた登録済みのものであり、自分の物だと認めた。「トラブルを起こしてしまい、本当に申し訳ありません」と謝罪し、空港関係者に対しては「安全と美しいアメリカを守るための正しい行動です」と逮捕されるという結果に終わっても感謝の意を示した。「こんな事件を起こすだなんて、どうしようもなく恥ずかしいです」と心情を語ったデヴィッドは、再び「今日、ぼくの事件を担当してくださった空港関係者、警察関係者のみなさんの、親切でプロフェッショナルな対応に感謝しています」と称えて謝罪文を締めくくった。ロサンゼルス空港警察もデヴィッドの協力的な態度に感謝し、「安全な旅を&神のご加護を」とツイートしている。(Hiromi Kaku)
2018年09月11日