オスマン・サンコン数々のバラエティー番組で活躍したオスマン・サンコンさんは現在、タレント活動とともに日本ギニア友好協会の顧問としても忙しい日々を送っている。「『笑っていいとも!』(フジテレビ系)に出たのは、もっとギニアという国を知ってもらいたかったから。当時、日本語学校では女性の先生に教わっていて、僕も自然と女性的な言葉で話したから、それもウケたんだと思う。『イッコン、ニコン、サンコン!』というギャグはあの番組から始まったの。ケント・デリカットとデーブ・スペクターと僕がいて、タモリさんが2人に『あなたは1個、あなたは2個、そしてあなたは?』『サンコーン!』って(笑)」■年収2億円〜3億円のときはその後、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)では、夜中に黒い服を着て人を驚かす「暗闇でサンコン」という企画もあった。「あれは僕は全然平気で、差別とは思ってなかった。なのにいろんなところから『何やってんだ!』って怒られちゃったよ(笑)。(番組の総合演出をしていた)テリー伊藤さんとは今もとても仲がいいし、やれと言われたらまたやるよ。今でもうまく隠れられる自信があります!」それらのバラエティーで稼いでいた時期は、年収2億~3億円になったことも。「遊びでたくさん使った。6.0あった僕の視力が1.5まで落ちたのは銀座のネオンにやられちゃったから(笑)。でも、いちばんお金を使ったのはギニアのため。小学校を設立したりしました。それ以外にも国民のために、ランドセルや文房具、夏服などを今も毎年送っています」そもそもサンコンさんが来日した目的は“日本とギニアの懸け橋”になるためだった。「ギニアの資源と日本のハイテクの技術を合わせたら、お互いの国のためになるよ!」こうした活動が認められ、2017年にサンコンさんは「旭日双光章」を叙勲した。お笑い的な仕事を断る気持ちは毛頭ない。「だってみんなを笑わせたり、喜ばせることが大好きなんだもの!」オスマン・サンコン◎1949年、西アフリカ・ギニア共和国生まれ。1972年にギニア外務省に入省し、同年にギニア大使館開設準備で初来日。『笑っていいとも!』出演をきっかけに1984年からタレント活動を開始した。取材・文/寺西ジャジューカ
2021年06月04日2021年3月11日、タレントのデーブ・スペクターさんが、Twitterを更新。東日本大震災にまつわる投稿に、反響が上がっています。デーブ・スペクターの投稿に、感謝の声同日、東日本大震災が発生して、ちょうど10年が経ちます。デーブさんは、節目となる日に、次のようなメッセージを投稿しました。東日本大震災からちょうど10年を迎えました。僕はこれからもずっと、日本の皆さんと一緒にいます。あまり面白いことが言えないから笑わせることはなかなか出来ないけど、辛い時、苦しい時は、僕を笑い者にしてください。今日もオチはありません。— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2021 「笑わせることはできないけど、つらい時、苦しい時は、僕を笑いものにしてください」とつづったデーブさん。2011年3月11日、東日本大震災で発生した津波や原発事故の被害に、多くの人が胸を痛め、自然災害の恐ろしさを再認識しました。特に惨状を目の当たりにした被災者は、被災した日が近付くと、当時の記憶がフラッシュバックする人もいるでしょう。デーブさんはそんな人々を想い、寄り添うような温かい言葉で元気付けようとしたのです。投稿を見た人々からは、感謝の声が寄せられています。・オチがなくても、落ち着くことができるツイートを、ありがとうございます。・デーブさんの優しさに心がほぐれます。これからも私たちを笑顔にさせてください!・震災が発生した当時、アメリカに戻らず、日本で震災の様子を刻々と伝えていたことを知っています。本当にありがとう。ちなみに、デーブさんは東日本大震災の翌年である2012年より、毎年ツイートをし、人々に元気を届けています。過去のツイートはこちら2012年僕は大好きな日本が元気を取り戻す日までクールギャグを続けるつもりです。少しでもクスッとして頂けたら嬉しいです。犠牲者の方々のご冥福と、被災地の一日も早い復興を、心からお祈りいたします。— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2012 2013年あの3月11日から丸2年が経ちました。犠牲者のご冥福と被災地の復興をお祈りいたします。少しでも笑顔がこぼれるように僕はこれからもギャグをTweetするつもりです。例え笑い者になっても、それで日本が明るくなるなら嬉しいので。— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2013 2014年あの日からちょうど3年。僕は被災地の皆さんのことを一日も忘れたことはありません。そして日本がますます大切な存在になっています。皆さんさえ良ければこれからも一緒に歩いていきたいです。すみません、特にオチはありませんm(_ _)m— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 11, 2014 2015年3月12日になりました。昨日は僕にとっても忘れることの出来ない日でした。お亡くなりになった方々のご冥福と、被災された全ての皆さんの心の傷が癒えることをお祈りしていました。そして、今日も福島第一原発で作業して下さっている皆さん、ありがとうございます。特にオチはありませんm(__)m— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 11, 2015 2016年東日本大震災から5年。僕がツイッターを始めたのは、被災者の皆さんに少しでも笑顔になってほしかったからです。今日も福一の現場では、作業員が一所懸命働いています。全員に笑顔が戻るまで、僕はクールギャグをつぶやき続けます。すみません、オチはありません。— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2016 2017年また3月11日がやってきました。僕は被災地の方々や原発事故の処理を続けている皆さんのことを忘れたことはありません。大好きな日本が笑顔で溢れるなら僕は喜んで笑い者になります。すみません、オチはありませんm(_ _)m— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 11, 2017 2018年また3月11日になりました。僕の心はいつも日本の皆さんの元にあります。ユーモアがあれば原発がなくても世の中を明るくできます。辛い時や苦しい時は僕を笑いものにしてください。すみません、オチはありませんm(_ _)m— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2018 2019年あの日から8年が経ちました。それからも、日本各地で自然災害が相次ぎ、いまだに苦しんでいる方もたくさんいると聞きます。被災者の皆さん、辛いことがあったら、遠慮なく、僕を笑い者にしてください。僕の心は、いつも皆さんと共にあります。すみません、オチはありません。— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2019 2020年9回目の3月11日がやってきました。亡くなられた皆さまのご冥福をお祈りします。被災地の方々、フクイチの作業員、そして、新型コロナに脅かされてる日本の皆さん。ささやかですが、僕を笑い者にしてください。ユーモアがあれば、電気がなくても世の中を明るくできます。すみません、オチはありません。— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2020 2016年のツイートで、デーブさんはTwitterを始めたきっかけを、「被災者のみなさんに少しでも笑顔になってほしかったから」と明かしています。アメリカ出身でありながら、日本の人々を想い、大切にするデーブさんの言葉に、多くの人が心を打たれました。[文・構成/grape編集部]
2021年03月11日ウォール・オブ・サウンドの巨匠、フィル・スペクターが2021年1月16日、第2級殺人罪で服役中の刑務所から搬送された病院で新型コロナウイルスによる合併症で亡くなった。81歳だった。フィル・スペクターの存在を知ったのは、やはりビートルズのレット・イット・ビーだった。1974年ビートルズを聞き始めた僕は、青版、赤版、レット・イット・ビー、リボルバーと後期中心に攻め込んでいった。当時のビートルズ本も読みあさっていた僕はレット・イット・ビーの成り立ちについて学んだ。そこで、プロデューサー、フィル・スペクターの偉大さを知った。プロデューサーがどんな仕事をするかは知らなかったけど。でもその時は特にフィル・スペクターを深追いすることはなかった。その数年後、何の気なしにAMラジオを聞き流していると「ドン、ドドン」というバスドラムのビートで始まる、ものすごくヴォーカルの音圧の強い曲が流れ、一瞬で好きになった。ザ・ロネッツのビー・マイ・ベイビーだった。『ウォール・オブ・サウンド』に初めて触れた瞬間だった。すぐにシングル盤を買い、ペラペラのジャケット裏に書かれたクレジットでフィル・スペクターがプロデューサーで作詞・作曲にも関わっていることを知り衝撃を受けた。プロデューサーが曲作りまでやるなんて……。ポール・マッカートニーは「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」のオーバープロデュースを嫌ってフィル・スペクターとは仕事をしなかったが、ジョージ・ハリスン、ジョン・レノンはソロでもフィルを起用している。ジョージ好きの僕としては「オール・シングス・マスト・パス」の共同プロデュースにより、ジョージの溢れる才能をよりゴージャスなサウンドに進化させてくれたことに感謝です。特に「マイ・スウィート・ロード」のぶ厚い12弦のイントロ、ジョージの3声以上のコーラス、曲半ばの転調から入るバスドラ、タムの深いリバーブは聴いたことがない重厚感があった。痺れました。こちらもフィル・スペクター、ジョン・レノンによる共同プロデュース作品。ヴォーカルに掛かったショートエコーが印象に残る。リンゴ・スターの淡々としてシンプルなドラムもいい。何よりもジョンの悲痛とも思える叫びが耳に残る。アルバム「ジョンの魂」に納められた「マザー」強烈な人生を送った巨人が消えました。60年代初頭のレコーディング技術の未発達な時代に、重厚なサウンド、オーケストレーション、多彩なエコー・リバーブで未体験の音を作り出したフィル・スペクター。偉大なプロデューサーのご冥福をお祈りします。
2021年01月21日ヘンリー王子とメーガン妃(インスタグラムより)ロイヤルファミリーを抜けてから、さまざまな話題をふりまいてきたサセックス侯爵夫人。今年はさらに、自由奔放な活動ぶりになりそうだ。■王室を脱退して1年……「もはやイギリス本国で、ヘンリー王子は裏切り者扱い。王室引退を主導したメーガン妃も、もちろんです」と話すのは、海外ニュースサイト『テックインサイト』編集長でイギリス王室に詳しい村上あいさん。チャールズ皇太子(72)とダイアナ元妃(享年36)の次男・ヘンリー王子は2018年に、アメリカの女優でバツイチのメーガン・マークルと結婚。しかし、2年もたたない昨年1月に夫妻は王室離脱を発表し大きな波紋を呼んだ。3月の公務を最後に“引退”をして、カナダでの生活の後、アメリカのカリフォルニア州に移ったが、祖国を裏切ったとは穏やかではない。「イギリス王室のドロドロ劇を脚色したドラマ『ザ・クラウン』を配信するネットフリックスと昨年9月に約155億円と言われる額で契約したからです。ひどい描き方で、イギリス人の評判はよくありません」(村上さん)昨年11月から始まったシーズン4では、故・ダイアナ妃とチャールズ皇太子・カミラ現夫人(73)の泥沼不倫劇や三角関係を過激に描いていて、元妃の人格が崩壊していく生々しいストーリー。「幼かったヘンリー王子は、愛してやまなかった母親・ダイアナ妃のそのようすを見ていて、どれほど傷ついたか計り知れない。そんなドラマを制作しているネットフリックスと契約したので、イギリス国民は“母親を金で売った”と言っているほど、許しがたいことなのです」(同)結婚直後から金遣いに批判が集まったメーガン妃なので、“セレブ生活”を維持するためには、ビジネス上の野心はもちろんあるはず。王室を離脱してからすでに400億円の収入があったとされている。昨年は、ヴィーガン食品を作る食品会社に投資を行ったことも話題になり、年末には音楽配信サービス会社のスポティファイと50億円とも報じられた契約を。スポティファイのポッドキャストと呼ばれる配信で、年明けには長男・アーチーくん(1)の生声を初めて公開。このまま、女優復帰や歌手デビューという野心を持っているのだろうか。■暴露本に情報提供!?「それはないですよ。メーガン妃はよく言ってもB級の女優。視聴者が女優として復活することは望んでいませんし、メーガン妃も、自分の実力をわかっているはずです」そう説明するのは、イギリス王室に詳しいテレビプロデューサーのデーブ・スペクターさん。「ネットフリックスとしては、ひとつのコンテンツとして夫妻と契約したのではないでしょうか。年に数回、ヘンリー王子夫妻へのインタビューをするとか、逆にメーガン妃がMCとして大物をインタビューするとか、プロデューサーとしてドキュメンタリーを制作することなど考えているかもしれません」(デーブさん)アーチーくんの写真を撮影したパパラッチをプライバシー侵害で訴える一方で、悲しい体験も告白したメーガン妃。「第2子を流産して手記を発表しました。アメリカではセレブたちから同情を集めたのですが、イギリスでは第1子の出産のときもお披露目のときも、さんざんプライバシーの保護を訴えていたのに、今さら何をと酷評されました。さらに、実はイギリス王室についての暴露本にヘンリー夫妻が情報を提供していたことが明らかになった後だったので、その批判を抑えるための告白だったとも言われています」(村上さん)そんなメディア戦略の誤りもあってか、「当初はイギリスほど辛辣ではなかったアメリカのメディアも、夫妻に対して距離を置くようになりました」(デーブさん)となると自ら発信、発表を行う必要も出てきたのか、講演会を取り仕切る代理店とも契約して、自伝を出すなどという話も。昨年から王室側やメーガン妃側に立った暴露本が出版され話題になったが、妃自ら内幕を公表する野心はあるのだろうか。「少なくとも、今年3月まではしないでしょう。夫の実家をおとしめるようなことをすれば、ますますバッシングが強まります。王室の後ろ盾がなくなれば、メーガン妃の活動がしにくくなります」(デーブさん)王室を離脱した夫妻だが実は現在、猶予期間中で今年3月にエリザベス女王(94)が改めてレビュー(再検討)をすることになっている。■夫妻の今後はどうなる?実はヘンリー王子は、“引退猶予”の延長を望んでいると、在英のジャーナリスト。「今年はエリザベス女王が4月21日に95歳、フィリップ殿下が6月10日に100歳、故・ダイアナ元妃が7月1日に生誕60周年を迎えます。それらの日々をロイヤルファミリーの一員として過ごすことを希望しているからだと言われています」その後、離脱が恒久的になれば、メーガン妃の活躍の場はさらに広がりそうだが──。「メーガン妃は、芸能界での名声以上の栄誉を得ようとしていると思います」と語るのは、イギリス王室についての著書もある文化学園大学客員教授の渡邉みどりさん。「夫妻は昨年、長男の名前からとった『アーチウェル基金』を創設しました。恵まれない人々に食料提供などを行いましたが、これからコロナ禍で窮乏する人たちはいっそう増えていきます。アフリカや太平洋などイギリスの旧植民地地域でそんな慈善活動を行えば、名声はさらに高まるはずです」イギリス王室が授与する大英帝国勲章のような勲章制度を創設するのではという報道もあった。「さらに昨年のアメリカ大統領選のときにメーガン妃は王室の不文律を犯して、投票を呼びかける政治的な発言をしました。将来的には政治家や大統領になる野心があるのかもしれません」(渡邉さん)冒頭の村上さんも、「メーガン妃はやることが大胆で、上昇志向を隠さない性格です。英国王室に入ったことを人生の“ステップ”としてとらえているところもあるので、次に大統領選挙への出馬を考えていても不思議ではありません」イギリス王室の名を利用して、さらにのし上がろうとするメーガン妃を、ヘンリー王子は惚れた弱みで黙認し続けるのだろうか……。
2021年01月14日左から森本毅郎、ビートたけし、和田アキ子、関口宏高齢化社会が進む中、それはテレビ業界も例外ではないようだ。このところ、長年放送されてきた“長寿番組”終了のニュースが続いている。その裏で囁かれる、出演陣の「高齢化問題」。テレビの世界でいったい何がーー。コラムニスト・テレビ解説者の木村隆志さんが解説する。■視聴率よりも視聴者層『火曜サプライズ』(日本テレビ系)、『爆報!THEフライデー』(TBS系)、『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)など、このところ長年放送され続けてきたバラエティーの終了を知らせるニュースが続いている。コロナ禍の長期化によってアポなしロケが不可能になった『火曜サプライズ』のような不運もあれば、裏番組の『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)との戦いに敗れた『爆報!THEフライデー』のような悲しい結末もあるが、最も業界内をザワつかせているのは、『噂の!東京マガジン』(TBS系)の終了。来年3月で約32年間にわたる歴史にピリオドを打つことになったのだが、視聴率は今なお日曜13時台の時間帯トップを叩き出しているだけにショックは大きい。ただ、業界内をザワつかせている最大の要因は、その理由にレギュラー陣の高齢化が挙げられていること。確かに森本毅郎(81歳)から、井崎脩五郎(73歳)、清水國明(70歳)、山口良一(65歳)、笑福亭笑瓶(64歳)、風見しんご(58歳)、深沢邦之(54歳)、さらにナレーターの乱一世(70歳)まで高齢者で固められている。芸能界のベテランであり、番組の功労者である彼らには、それなりの報酬が必要であり、しかも他番組と比べても明らかに人数が多い。コロナ禍で広告収入が激減する中、ベテランのリストラが最も手っ取り早い対処方法であることは、一般企業と同じ論理であり合点がいく。しかし、それでも民放各局は、かつてなら視聴率優先の方針を採ってきただけに、やはり「今春に視聴率調査がリニューアルされた影響が大きい」と見られている。これによって各年齢層の視聴動向がわかりようになり、各局は多くの広告主が求める13歳~49歳の視聴者層に向けた番組制作をはじめた。TBSはもう少し上限年齢が高く13歳~59歳を「ファミリーコア」と呼んでターゲット化しているが、高齢出演者の多い『噂の!東京マガジン』の視聴者層とは一致しないため、「高視聴率のメリットは限定的」「番組終了もやむなし」という声が聞こえてくる。同じTBSでは『爆報!THEフライデー』も高齢者の視聴者層がメインの番組。MCの太田光(55歳)、田中裕二(55歳)、田原俊彦(59歳)は『噂の!東京マガジン』ほど高齢ではないものの、視聴者層が「ファミリーコア」とは真逆の中高年層向けであることが終了する理由の1つと言われている。■『サタプラ』『ブランチ』の土曜を踏襲するかそんな流れがあるだけに、『噂の!東京マガジン』の前に放送しているTBSの日曜朝から昼の番組にも、終了やテコ入れの噂が絶えない。『サンデーモーニング』は関口宏(77歳)や張本勲(80歳)を筆頭にコメンテーターも高齢者ぞろい。『サンデージャポン』はレギュラーコメンテーターのテリー伊藤(70歳)、デーブ・スペクター(年齢非公表だが推定60代中盤)ら、『アッコにおまかせ!』はMCの和田アキ子(70歳)、峰竜太(68歳)と、高齢層の視聴者が好む人選となっている。ただTBS系列の番組でも、1日前の土曜朝から昼に目を向けるとムードが一変。今年3月で小堺一機(64歳)がMCを退き、丸山隆平(37歳)と小島瑠璃子(26歳)の2人体制になった『サタデープラス』(MBS制作)、佐藤栞里(30歳)がMCを務める『王様のブランチ』。どちらもファミリーコアにぴったりハマる情報番組であり、だからこそ日曜朝から昼も土曜にならった編成に切り換えても不思議ではないのだ。もちろん放送する番組のすべてがファミリーコア重視でなければいけないのではなく、実際に「報道番組は例外とみなすべき」という声もある。しかし、「そもそも報道番組が無駄に多すぎる」「ゴールデン・プライムタイムまで報道番組はいらない」「これは今まで視聴率偏重だった弊害だ」などの厳しい指摘もあるだけに、報道番組だから安泰というわけではないだろう。たとえば、常に時間帯トップの視聴率を叩き出している土曜夜の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)も安泰とは言えない。中高年層向けのニュースが中心である上に、MCは高齢のビートたけし(73歳)。視聴率より視聴者層を重視する流れがあるだけに、安住紳一郎アナ(47歳)をさらに押し出す情報番組への移行も考えられる。他局でも、高齢出演者や高齢視聴者層の問題で終了や移動が噂される番組は少なくない。スポンサーの中にも収入減に悩まされている企業があり、広告宣伝費の見直しによって民放各局の営業スタッフは、軒並み苦戦を強いられているという。とりわけ高齢出演者と高齢視聴者層の番組は、「視聴率がよくても広告が取れないケースが増えた」という声をよく聞く。民放各局は営利事業である以上、収益の上がらない商品=番組をそのままにしておくことはできず、「大物MCや長年の功労者だから」という理由だけでは延命できなくなっているのだ。「視聴率」でも「技術や実績」でもなく、「高齢」が理由で番組が終了してしまうという現実に寂しさを覚える人は少なくないだろう。ましてや日本はさらなる高齢化社会に突き進んでいる真っ最中。たとえば、「低予算で高齢出演者の負担が少ない番組形式にリニューアルしつつ、BSなどで放送を続ける」などの落としどころがあってもいいのかもしれない。木村隆志(コラムニスト、テレビ解説者)ウェブを中心に月30本前後のコラムを提供し、年間約1億PVを記録するほか、『週刊フジテレビ批評』などの番組にも出演。各番組に情報提供を行うほか、取材歴2000人超の著名人専門インタビュアーでもある。著書に「トップ・インタビュアーの「聴き技」84」「話しかけなくていい!会話術」など。
2020年12月20日プロ野球解説者でタレントのデーブ大久保が、24日に自身の公式YouTubeチャンネル「デーブ大久保チャンネル」に公開された動画に出演し、イチロー氏と長嶋茂雄氏の共通点について語った。「【田尾さん登場】長嶋監督、イチローはキャラを演出していた」と題して公開された動画で、大久保は当時シアトルマリナーズに所属していたイチロー氏がメジャーリーグのオールスターゲームに出場する際、現地まで取材に行ったことを回顧した。イチロー氏が囲み取材に応じているときのことを振り返って、大久保は「イチローが一生懸命しゃべっていたんですけど、『止めて止めて。今の全然俺らしくない。もう1回やらしてください』って。“イチロー”というものを作り上げなければいけないんだなって」と述べた。また、記者会見で「イチロー選手にとってこのメジャーリーグのオールスターというのは何ですか?」と質問したという大久保。「変わったことを言いたい人だから、変わったことを言わせてあげようと思ったんです。そしたら『このオールスターが本物のオールスターです』と。言ったなー! みたいに思いながら(笑)。でも、そういうイチローを演じなきゃいけない」と回顧した。さらに長嶋氏についても、「中畑(清)さんに聞いたら、『実は演出だよ』って。(長嶋)一茂さんにも聞いたら『演出だよ。長嶋茂雄というものをやってるんだよ』って。だから、あのクラスってやるんですよね。長嶋さんとイチローがちょっとかぶって見えたときがあった」と話していた。
2020年11月25日「トランプ大統領が落選した場合、退任後に“悠々自適の生活”を送るというわけにはいかないでしょう。反対派の多くは、大統領の地位を失ったトランプ氏が起こした違反行為について厳しく裁かれるべきだと考えているからです」そう語るのは、米国ニュージャージー州在住の作家でジャーナリストの冷泉彰彦氏だ。接戦に次ぐ接戦で結果が遅れに遅れた米次期大統領選。冷泉氏はトランプ大統領(74)の落選確定で、抱えている問題が一気に噴出すると力説する。「大統領の地位を利用したホテル事業などへの利益誘導、さまざまなセクハラ疑惑、選挙資金における公私混同、長年にわたる脱税行為、極右集団への暴力行為の扇動など、トランプ氏の疑惑は数限りなくあります。退任後、いずれかで起訴されて有罪となる可能性は十分にあるでしょう。個人と会社あわせ、今の借金は約400億円はあるといわれ、大統領の座を退くことになれば、訴追され破産という自業自得の道をたどることにもなりかねません」10月16日、トランプ大統領はジョージア州の選挙集会で、こんな放言をしている。《バイデンに負けたら俺は気分が悪いね。まぁそうなったら国を出るしかないかもだね、わからないけどね》前出・冷泉氏は続ける。「彼の発言はあくまで“訴追されるから”ではなく、“バイデンの世の中は嫌だから国外へ”という意味でしたが、やはり亡命の可能性を考えていたことがポロッと出てしまったのかもしれません。常識外れのことを口にするだけでなく、本当にやってしまうのが彼の行動パターンだと考えると、冗談では済まないかもしれません。“現職大統領の亡命”となれば国家機密漏洩の危険性も含め、前代未聞のスキャンダルでしょう」トランプ大統領の亡命説について、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏はこう語る。「確かに世界中にトランプタワーがあるから、どこにでも泊まりやすいんじゃないですか?(笑)禁錮刑がなければ国内にとどまって闘うとは思いますが、最悪の場合、亡命するかもしれません。その場合、引き渡し(条約)のない国。トランプはイスラエルびいきしているから、ロシアかイスラエルがベストですね。あと自分に恩赦を与えるって説もあります。来年1月の任期が終わる前に辞職して、ペンス副大統領に大統領代行になってもらって恩赦してもらう可能性もいわれています。これが究極のプランです」たとえ亡命したとしても、敵とみなした人物にはツイッターで罵り続けるなど、彼の“悪あがき”は終わらないだろう、とデーブ氏。トランプ大統領は選挙に不正があるとし、泥沼の訴訟合戦を展開する構え。国外逃亡が彼の最後の“切り札”となるのだろうか――。「女性自身」2020年11月24日号 掲載
2020年11月10日史上最年少でエミー賞ドラマ部門主演女優賞に輝いたゼンデイヤ(「ユーフォリア/EUPHORIA」)が、ロニー・スペクターの伝記映画に主演する模様だ。『ミッドサマー』や『レディ・バード』など個性的な映画を生み出してきた制作会社「A24」と、『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』を製作した「ニュー・リージェンシー」が、ロニーが執筆した自伝「Be My Baby」の映画化権を獲得。ピューリッツァー賞作家のジャッキー・シブリーズ・ドゥルーリーに脚本執筆を希望しているという。ロニー・スペクター(本名ヴェロニカ・ベネット)は、1960年代に活躍した女性歌手グループ「ザ・ロネッツ」のリード歌手。「Variety」誌によると、今作はロニーの初期のキャリア――特に「ザ・ロネッツ」を組んで「フィレス・レコード」と契約するまでの過程に焦点を当てるという。また、ロニーと同レーベルの創設者フィル・スペクターの結婚、離婚、自身の音楽の権利を取り戻すためのバトルについても描かれるとのこと。プロデューサーは『ラ・ラ・ランド』のマーク・プラット。ロニー本人も製作総指揮として携わる。ロニーのマネージャーのジョナサン・グリーンフィールド、ゼンデイヤも製作総指揮に名を連ねる。(Hiromi Kaku)
2020年09月30日2020年9月22日、アイドルグループ『TOKIO』の元メンバーである山口達也氏が、飲酒運転で現行犯逮捕されました。産経ニュースによると、山口氏は22日の午前9時半頃、酒気帯びの状態でバイクを運転し、信号待ちで停車中の乗用車に追突する事故を起こしたとのこと。駆け付けた警察官が山口氏の呼気検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたそうです。デーブ・スペクター「もっと悲惨な事故になる可能性があった」同月23日、情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)では、山口氏について報道。MCの伊藤利尋アナウンサーから、事故当時の山口氏の状況について問われたコメンテーターのデーブ・スペクターさんは、次のように語ります。分かりませんけど、これくらい(お酒を)飲んでて、初めての運転ではない可能性もあるんですよね。また残念といわなきゃいけないっていうのは、非常に惜しいですよね。会うと本当にいい人で親切なんですけれども、こういう過ちとかいろいろ過去にあったものがあってある程度(時間が)経つと(芸能界への)復帰は可能は可能なんですけど、これでまた先延ばしになった。もう1点はですね、ある意味ではラッキーだと思うのは、この程度の事故で済んだんですよ。これだけのハーレーの重さを考えると、普通飛ばすし、もっと悲惨な事故になる可能性があったわけですから。これこそもう1回お酒をちゃんと辞めないといけないという、ある意味では大事なきっかけにもなると思うんですよね。とくダネ!ーより引用「運転していた『ハーレーダビッドソン』の重さを考えると、もっと悲惨な事故になっていた可能性があった」と述べ、「もう一度お酒を辞めるきっかけになったのでは」と語った、デーブさん。さらに、一部で『アルコール依存症』である可能性が指摘されている山口氏に対し、デーブさんはこう付け加えます。『アルコール依存症』は病気であることはもう立証されています。これはもう慢性的なものであって、治らない一生。だからこそ、何度も断酒して繰り返すこと自体は計算済みなんです。残念だけど。もちろんキッパリ辞められる人もいるんです。で、いろんな更生施設、立派なところが日本にもあって、本当に辞められる人はいるんですけど。何度も何度もかかって、成功率は意外に高いんですけど、また飲み始めたことを批判されるとますますやる気がなくなってしまうわけですから。途中からやっぱり脳とか身体とかが求めるようになるわけですから、病気は病気なんですよ。だから意思が弱いっていうのは…もう1回頑張ってやめようっていう意思がもちろん必要なんだけれども、病気であることは大前提として考えないといけないと思う。とくダネ!ーより引用デーブさんは、万が一山口氏がアルコール依存症だった場合、「病気であることを大前提として考えるべき」とし、「酒をふたたび飲み始めたことを、意思が弱いと決定付けて批判するのはよくない」と語りました。デーブさんの意見に、視聴者からは納得の声が上がっています。・デーブさんの意見に賛成です。・確かに。もし病気であれば、そう簡単に辞められるわけではないな…。・万が一『アルコール依存症』だった場合、本人が我慢すればとか、意思が強ければとかの問題ではないですよね…。しかし、どういう状況であれ、酒気帯び運転は違反行為です。アルコールを摂取して運転すると、正常な判断ができなくなり、思わぬ事故につながりかねません。場合によっては、人の命を奪う可能性も。大切な人々や他人の人生を左右しかねないことを自覚し、行動を改める努力をし続けなければならないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月23日女優の川栄李奈が1日、都内で行われた「#みんなの国勢調査キックオフイベント」に、俳優の要潤、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏、高市早苗総務大臣とともに出席した。国勢調査は、日本に住むすべての人と世帯を対象として行われる調査で、5年に一度実施。今年の調査は、 9月14日からインターネット回答期間が、10月1日から調査票での回答が始まる。これに伴い、キックオフイベントを開催。9月7日から放送される新CMに出演する要、川栄、デーブ氏、高市総務大臣が登場した。川栄は「CMでもスマホを使って回答しているんですけど、スマホやパソコンで手軽にできることをアピールできたらいいなと思っています」とコメント。また、「感染対策として、人と接触せず回答できるのは、家族をお持ちの方でも安心して回答していただけると思います」と話した。昨年5月に俳優・廣瀬智紀との結婚と妊娠を発表し、同年11月に第1子出産を報告した川栄。高市総務大臣から「川栄さん、お子さんお誕生おめでとうございます」と祝福されると、「ありがとうございます」と照れ笑い。フォトセッションでは、大きな赤ちゃんのぬいぐるみを抱いて撮影に応じた。そして、この5年間での変化を聞かれると、「家族ができたことですね。人生においてすごく一番大きな出来事なので、一番の変化かなと思います」と回答。この日が初対面となった要から「川栄さんは映像の通り、ちっちゃくてかわいらしいなと。これでママなんだ、すごいなと……」と感心される場面もあった。
2020年09月01日(写真左から)堀江貴文、玉川徹、橋下徹、尾木直樹、舛添要一ワイドショーや情報番組でおなじみのコメンテーター80人をピックアップ。同じような“上から目線”や“空気を読まない”率直な物言いでも、なぜか好かれたり嫌われたり。外出自粛でテレビ漬けになった女性たちがコメンテーターをメッタ斬り!■圧倒的1位の橋下徹に続いたのは?好きなコメンテーターで1位に選ばれたのは、2位以下に大差をつけた元大阪府知事の橋下徹(順位一覧表は写真ページに掲載)。「強引なところはあるが、非常にわかりやすいコメントで共感できることが多い」(68歳/専業主婦)ハッキリと物を言う姿が評価されている。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、橋下は現在の政府に対して出演したテレビ番組で「今の日本は、責任者が誰かわからない」と、苦言を呈した。テレビウォッチャーとして活躍する飲用てれびさんは、「弁護士としてメディアに登場した“茶髪の風雲児”時代から今に至るまで、わかりやすい語り口が印象的です。そのわかりやすさのひとつの理由は、敵と味方を明確に分け、敵を激しく論破していくコメント術。そのぶん彼の言葉に反発する人も増えますが、敵が増えれば橋下さんの論破はますます冴えわたります」続いて2位に入ったのは、テレビ朝日報道局の局員で、『モーニングショー』(テレビ朝日系)のレギュラーコメンテーターを務める玉川徹。「羽鳥さんとの組み合わせがいい」(52歳/専業主婦)と、説得力とともに羽鳥慎一との掛け合いが高評価に。「玉川さんは、番組の進行役である羽鳥慎一を“ヒーロー”に仕立て上げるために、自分を“悪役”にして対比させているのだと話していたことがありました。コメンテーターとしての立ち位置を、相当演出されているのでは」(飲用てれびさん)3位は教育評論家の尾木直樹。“尾木ママ”という愛称で親しまれ、物腰の柔らかさに好感を抱く視聴者が多い。「子どもの立場や目線に立ち、物事を見てくれる。親の気持ちも酌みながら解説してくれるから」(49歳/パート)4位は、公衆衛生学者で白鴎大学教授の岡田晴恵。新型コロナウイルスについて報じる朝のワイドショーでおなじみとなった顔だが、「今回の件で1月から的確な情報と判断を、私たち視聴者にわかりやすく、かつ真剣に伝えてくれている」(66歳/専業主婦)「一貫してブレずに意見を伝えていて、説得力がある」(71歳/専業主婦)というように、政府のやり方に忖度(そんたく)せず的確に発信する姿で支持を集めた。5位は『スッキリ』(日本テレビ系)などで、“外国人”目線が入ったコメントをするモーリー・ロバートソン。「知識が豊富で日本にも造詣(ぞうけい)が深く、ユーモアがある」(54歳/医療関係者)飲用てれびさんは、「モーリーさんは今の自分を“外国人枠で日本人が言いづらいことを言わせておいて、失敗して非難が集中したら切ればいい”と思われているのだろうと自己分析されていました。海外から日本がどう見られているか、という視点から語ることのできるコメンテーターとして貴重に感じます」また、14位に入った同じく外国人コメンテーターのデーブ・スペクターについて、「ダジャレを織り交ぜたコメントで軽く見られがちですが、ときに本質的な発言をしたり、巧みな印象があります」■偉そうに話すメンツは嫌われがちここからは“嫌い”票を集めた顔ぶれを。1位になった堀江貴文には、「自分を肯定した話し方しかしない。賢い人だと思うぶん、言葉の使い方に残念さを感じる」(38歳/パート」「偉そうな物言いが嫌い」(66歳/専業主婦)といった声が。最近は外出自粛の風潮に疑問を抱くなど、SNSでの発言がたびたび取り上げられているが、「メディアに最初に登場した“成り金”イメージが尾を引いてるのかもしれません」(飲用てれびさん)2位は、前東京都知事の舛添要一。「自分はロクでもないことばかりしてきたくせに、人の批判しかしない」(65歳/会社員)都知事時代の世間のイメージがとにかく悪いよう。続く3位は、野球解説者の張本勲。「感情的で論理的でないから」(54歳/医師)スポーツ以外にコメントしている場面をあまり見ないが、3位に入るあたりよほど嫌われていることがわかる。4位の木下博勝には、「コメントが嘘っぽく聞こえる」(48歳/会社員)「ハラスメントで話題になったから」(51歳/パート)『サンデー・ジャポン』(TBS系)などに出演するテリー伊藤の評価も低い。「忖度しまくり。言ってることも偉そうなだけで、意味がわからない」(69歳/専業主婦)6位の立川志らくは、ワイドショー『グッとラック!』(TBS系)のMCを務めているにもかかわらず上位に。「発言が炎上すると“芸人だからしかたない”“芸人に何を期待しているのか”と反論する場面をよく見ます」(飲用てれびさん)また、女性陣の室井佑月や香山リカには、「私情が入りすぎて、路線から逸(そ)れた発言が多い」(51歳/専業主婦)「コメントが常軌を逸しているときがあってドン引きする」(45歳/パート)という声が寄せられた。今回の結果を、飲用てれびさんに総括してもらうと、「好きなコメンテーターの人たちは、発言が激しくても“茶目っけ”みたいなものがあるように思います。対して、嫌いなコメンテーターは、“茶目っけ”の乏しさゆえに厳しさがカバーされないのかもしれません。コメンテーターというくらいですから、コメント内容がもっとも評価されるべきだと思いますが」(取材・文/高橋もも子)※アンケートは全国の30代以上の女性600人を対象に1人1票でカウント(フリージーおよびアスマーク調べ)
2020年05月14日タレントのデーブ・スペクターさんのTwitterには、ダジャレの投稿がいっぱい。しかし、2020年5月10日の投稿は、ダジャレを封印した、少しウルッとくる内容でした。デーブ・スペクター「母の日に振り返る」母の日だった5月10日に、「母の日に振り返る」というメッセージとともにデーブさんが投稿した内容がこちらです。母の日に振り返る。4歳: お母さんは何でも知ってる!14歳:お母さんは何もわかってない16歳:お母さんなんかいなくてもいい18歳:お母さんは古すぎる25歳:お母さんに相談しよう!45歳:お母さんだったらどうするんだろう85歳:お母さんに相談したかった— デーブ・スペクター (@dave_spector) May 9, 2020 子供ながらの純粋な憧れ、思春期の反抗期、大人になってから分かる母親の偉大さ…成長するにつれて、母親との関係は変わっていきます。そして、最後には必ず別れが待っているもの。「今、一緒にいる時間を大切にしたい」を思わされるデーブさんの投稿は反響を呼び、多くの人の涙を誘っています。・母親の存在は万国共通ですね。・読み終えて涙ぐんでます。母を大切にしなきゃと、改めて思いました。・デーブの投稿で、初めて泣いたわ。実は、過去にも同様の投稿をしているデーブさん。母の日のたびに、この投稿を見ることで、改めて母親への感謝の気持ちがこみあげてきます。4歳「お母さんは何でも知ってる」14歳「何も分かってない!」その後?母親にいつもの感謝を伝える絶好の機会である母の日。しかし、時間は有限です。いつか別れが訪れるからこそ、母の日に限らず、なんでもない日にも感謝の気持ちを伝えていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月11日全世界が驚いた人気の王子夫妻の“独立声明”。結婚から2年もたっていない公爵夫人だが、すでに次のステップを考えているようで……。メーガン妃は英国王室だけでなく、自分の夫・ヘンリー王子にも「バイバイ」するつもりかもしれない(c)共同通信「経済的自立も目指しているヘンリー王子とメーガン妃にはさっそく“珍オファー”が来ているようです」そう笑いながら解説するのは在英ジャーナリスト。「アルゼンチンの『バーガーキング』が、ヘンリー王子に“何千人もの人たちがしてきたように、最初の一歩として弊社で働いてください”“弊社の王冠が似合うことは間違いない”という提案です」メーガン妃にはアダルトサイトの『YouPorn』が特別な役職を提示して、「時代遅れの規約や考え方に囲まれた環境においてもクリエイティブな解決策を見いだせる」能力を買っているとのこと。「もちろん両社の提案はジョークですが、それだけ王子夫妻の離脱宣言は、冗談のネタになっているということです」(同・ジャーナリスト)夫妻のそんな声明が発表されたのは1月8日のこと。ふたりのインスタグラムで《ロイヤルファミリーのシニアメンバー(主要王族)としての地位から退き、経済的に自立する》と突如発表。カナダへ移住するとして、事実上の引退宣言と世界に衝撃が走った。■エリザベス女王の反応エリザベス女王(93)にとっては孫にあたり、チャールズ皇太子(71)とダイアナ元妃(享年36)の次男であるヘンリー王子がメーガン妃と結婚したのは2018年5月のこと。それから2年もたたないなかでの電撃発表だった─。1月13日には「サンドリンガム・ハウス」で王室主要メンバーによる緊急会議が開催。《家族も私も、できて間もない家族として新しい生活を築きたいというヘンリーとメーガンの願いを完全に支援していきます》という声明をエリザベス女王は発表。一見、穏健な発表文のように読めるが、「女王は内心は穏やかではないと思います。ヘンリー王子にしっかりしてほしいと思っているでしょうが、メーガン妃の目が覚めるのを待つしかないかもしれません」と、お得意のダジャレで解説するのは、英国王室事情に詳しい放送作家のデーブ・スペクターさん。「ヘンリー王子夫妻が主要王族から離脱するということは、英王室にとっては大きな痛手です。エリザベス女王は高齢ですし夫のフィリップ王配は引退状態です。チャールズ皇太子とカミラ夫人は健在ですが、長男のウィリアム王子とキャサリン妃の3人の子どもはまだ小さく、実質的にウィリアム王子夫妻が多くの公務を担うことになります」■メーガン妃、本当の狙いは…イギリス本国だけではなく、イギリス連邦に属している南北アメリカやアフリカの国々に“君臨”する英国王族たちの活動範囲は広範で膨大。王位継承権順位6位の若きプリンスの離脱はかなりの痛手だ。そんな大事をヘンリー王子が主導したとは考えにくく、「今回の“脱退宣言”はメーガン妃による計画的なもので、いずれはヘンリー王子との離婚も視野に入れているのではないでしょうか」と見るのは、『イギリス王室愛と裏切りの真実』などの著書があるジャーナリストの渡邉みどりさん。「英国の世論調査で、今回の判断は夫妻のどちらの考えだと思うかという質問にヘンリー王子は2%、メーガン妃は48%で両者は33%。英国民も王子が尻に敷かれていると考えているようです」王子より3歳年上のメーガン妃は、アメリカ出身で黒人の父をもちすでにバツイチ。11歳のときに食器用洗剤の広告に異を唱えようとヒラリー・クリントン大統領夫人(当時)に手紙を送るなど、才気あふれる女性だった。「女優になるまでには、アメリカ大使館でインターン活動をして国連機関の活動をするなど上昇志向と自己主張が強い女性といわれてきました。だから、メーガン妃にとって英国王室に嫁ぐことはひとつのステップだったと考えることもできます」(渡邉さん)そんなメーガン妃に英国王室や国民も最初は寛大な姿勢をとったが、「人前でのハグやキスなど王族らしからぬ振る舞い」「3億円以上かかった自宅(フロッグモア・コテージ)の改修」「アーチー王子出産前の妊婦を祝うベビーシャワーに5000万円の費用」などなどが非難の的に。さらにはメディアを提訴し、「私に“大丈夫”と声をかけてくれる人が周囲にいない」とインタビューで語り、国民からの反感が強まっていた。「どうしてもメーガン妃が王室に適応できないのであれば、公務の数を減らし、育休をとるなどの選択肢もあったはずです。しかし突然、離脱するような動きはメーガン妃のワガママと言わざるをえないと思います」(デーブさん)そんな状況なので、メーガン妃が離婚に躊躇なく、王室もそれを見越しているのではと前出の渡邉さんは見通す。「仮にメーガン妃がヘンリー王子と離婚して王室を離れても“元妃”という絶大な肩書は残るので、女優業でも広告業でもビジネスを展開できるはずです。いざそうなったときにヘンリー王子が王室にスムーズに戻れるように、女王は問題がこじれないようにしたのだと思います」英国の『デイリーメール』によると、メーガン妃がヘンリー王子と商標登録した『サセックスロイヤル』のブランドを使って活動した場合、年間で100億円もの収入が見込まれるという。■バラ色ではないと予想される“未来”離婚となれば慰謝料や養育費などさらなる“収入”も見込める可能性がある。「自分で人生を切り開き、離婚経験もある年上のメーガン妃はヘンリー王子の気持ちを利用していると言ったらいいすぎかもしれません。ただ、エリザベス女王としては、王子ののぼせた感情が冷めるのを待っているのではないでしょうか」(渡邉さん)デーブさんはメーガン妃の未来も決してバラ色ではないと見る。「今は王族ということで守られていて、いわゆる直撃取材を受けることはありませんが、一般人に戻ったときのパパラッチからの“攻撃”は容赦がありませんよ」ヘンリー王子の母・ダイアナ元妃もチャールズ皇太子との離婚後は、恋に慈善事業に自由を謳歌したが、パパラッチの執拗な追跡で悲劇的な最期を迎えたことは誰もが知るところ。当時12歳だった王子はそのときのことを忘れていないはすだが……。
2020年01月23日「ナインティナイン」の冠番組「ぐるぐるナインティナイン」の11月7日(木)今夜放送回は2時間スペシャルでのオンエア。俳優の間宮祥太朗と話題のモノマネ芸人・りんごちゃんがVIPゲストで出演するほか、豪華ゲストを迎える。『お前はまだグンマを知らない』や『翔んで埼玉』『ホットギミック ガールミーツボーイ』などの映画や、連続テレビ小説「半分、青い。」に先日放送された「俺の話は長い」のゲスト出演まで幅広い演技をみせる間宮さん。間宮さんは、大友康平や武田鉄矢などのモノマネで人気沸騰中のりんごちゃんとともにVIPゲストとして「ゴチになります!」通称“ゴチバトル”に参戦。設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというルールのもと、1年にわたる過酷な戦いの末、年間の自腹総額が多かったメンバーが“クビ”になるゴチバトル。間宮さんらがどんな戦いを見せるのか注目。また今夜は2時間SPということで「夫婦耐久!おんぶゴチ」も開催。こちらにはJOYとわたなべ麻衣、杉浦太陽と辻希美、チェリー吉武と「たんぽぽ」白鳥、「尼神インター」渚、小峠英二といった面々が出演する。さらにゴチバトルのほか「クイズ!ダジャレ王はダレジャ」コーナーには石塚英彦、滝沢カレン、デーブ・スペクター、藤田ニコル、堀内健を迎える。今夜のVIPゲストである間宮さんが主演する映画『殺さない彼と死なない彼女』は11月15日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。同作は間宮さんと女優・桜井日奈子がW主演、恒松祐里、堀田真由、ゆうたろうら注目の若手キャストが集結して、Twitterで話題の泣ける四コマを映画化した作品。何にも興味が持てず、退屈な学生生活を送っている高校3年の小坂れい(間宮さん)と、「死にたい」が口癖でリストカットの常習犯であるクラスメイト・鹿野なな(桜井さん)との物語を描く。過酷さを増すゴチバトルの行方も気になる「ぐるぐるナインティナイン」2時間SPは、11月7日(木)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年11月07日大竹しのぶ&明石家さんま磯野貴理子、ビートたけし、早乙女太一と西山茉希、岩崎良美……今年も有名人たちが続々と離婚を発表。夫婦の3組に1組が離婚する時代といわれるが、日本の離婚件数は増えているのだろうか?厚生労働省の調査によると、実は日本の離婚率(人口1000人に対する離婚件数)は2003年の2・3%をピークに減り続けて、’18年の離婚率は1・66%に。これって多いの、少ないの??ちなみに総務省統計局の’19年調査によると、世界で最も離婚率が高いのはロシアで4・7%、次いでベラルーシの3・4%など旧ソ連圏の国々が目立つ。社会保障制度の充実した北欧各国もデンマークの2・6%を筆頭に、フィンランド、スウェーデンなどで離婚率は高め。離婚大国のイメージが強いアメリカは2・5%だった。これらを見る限り、世界基準では日本の離婚率が高いとは言えないようだ。とはいえ、日本で年間20万7000組もの夫婦が離婚しているのは事実。「明日はわが身か」と、他人事とは思えない既婚女性の読者も多いはず!そんな身近(?)な離婚について、30代~60代の女性707人にアンケートを実施した。■1位はさんま&しのぶ。あなたの記憶に残るのは?まずは、どんな有名人の離婚劇が心に残っているのかを探ってみた。「忘れられない有名人の離婚」ランキング(下表)で1位に輝いたのが、大竹しのぶと明石家さんま。離婚からなんと30年近くもたっているのに、まさかの首位に!「離婚会見での×印が印象的」(37歳・会社員)、「こんなに円満な離婚はなかなかない」(44歳・パート)、「離婚後も共演NGでないのは初めて見た」(37歳・主婦)など、円満離婚で今もいい関係を築いているのが堂々1位の要因のようだ。「このふたりが1位なのは、アメリカ映画でありがちな設定の“元夫婦”みたいに、別れても仲がいい理想の離婚スタイルなんでしょう。ただし、そんな仲よしの元夫婦なんて幻想。アメリカにもいないよってデーブ・スペクターも言ってましたよ(笑)」(芸能ジャーナリスト・佐々木博之さん)続いて僅差の2位は松居一代・船越英一郎。「松居さんの壊れっぷりが……」(50歳・主婦)、「YouTubeを使うのがエグかった」(38歳・会社員)、「異常だった」(43歳・会社員)と妻側の言動が注目を集めた。しかし、夫婦問題研究家の岡野あつこさんの見方は異なる。「妻側の過激な行動が、自身の株式投資などで築き上げた資産を守ったとも言えます。つまり『とにかく離婚できたらお金も何もいらない』と夫側に言わせるようにもっていった、妻側が一枚上手のアッパレな離婚ともとれます」これが事実であるとするなら、松居は相当な策士と言えるだろう。ちなみに岡野さんが忘れられない離婚ナンバーワンもこのふたり。前出・佐々木さんの1位は“泥沼が最高だった”美元・高嶋政伸と、“1億or芸能界引退を要求した”小柳ルミ子・大澄賢也の2組だという。アンケートの3位はモラハラをクローズアップした離婚劇として注目を集めた三船美佳・高橋ジョージ。「おしどり夫婦のまさかの離婚でびっくり」(38歳・主婦)、「モラハラは意外だった」(60歳・パート)。24歳の年の差婚だったが、「年の差婚は年齢の低い側が成長して気持ちに変化が起きるのは、ままあること。7位の磯野貴理子さんの離婚も同じです。離婚理由の『子どもが欲しい』に対して、最初からわかっていたのに、と感じる人も多いようですが、年を重ねるごとに気持ちが変化するのは当然。年下と年の差婚をするなら覚悟が必要です。その点、貴理子さんがスパッと諦め、別れを受け入れた潔さは立派でした。周囲の同情は不要だと思います」(岡野さん)■たけしはどうしても別れたかった?5位には6月に離婚したばかりのビートたけしがランクイン。「今ごろなぜ?」(55歳・会社員)、「慰謝料がすごすぎて」(47歳・主婦)と離婚時期と莫大な慰謝料に驚く人が多かった。「熟年離婚の典型。一般の男性でも不倫関係にあった女性と人生をやり直そうと熟年離婚をする人が増えています。たけしさんが財産のほとんどを元奥様に渡したという報道に驚きました。一般論ですが、とてもよい離婚条件でさえ財産の半分プラス自宅くらいが相場。たけしさんは最後に男気を見せたとも言えます。スゴイ!ただ、元奥様目線からすれば“そこまでして自分と別れたかったのか”ともとれるので、おつらいとは思います」(岡野さん)9位にランクインした南果歩・渡辺謙には、「妻が療養中の旦那の不倫はさすがにありえない」(39歳・パート)、「渡辺謙には、がっかり!」(53歳・会社員)と渡辺謙へ非難が集中。「もちろん病気で妻が苦しんでいる最中の不倫など言語道断!とはいえ、世界のケン・ワタナベ。許しも請うていたことだし、いくらでもやり直す機会はあったのでは?南さんのプライドが邪魔したのでしょうね」(岡野さん)11位の河野景子・元貴乃花親方については、「しがらみから?よくわからない」(32歳・会社員)、「ずっと円満だと思っていた」(57歳・自営)など離婚するとは思わなかった、という意見が多かった。「一般的に言えば離婚はしなくてもいいケース。もともと別居婚だったようですから、このまま別居を続ければよく離婚する理由がはっきり見えません。仮に元親方側の収入が確保できない、借金があるといったお金に関する何らかの問題があって、景子さんがお金を確保するための離婚ということであれば、ありうるケースです」(岡野さん)続いて「次に離婚しそうな芸能人」のランキングを見ていこう。2位の約3倍もの得票数を集めた断トツ1位が、蒼井優・山里亮太。「山ちゃんが捨てられそう」(52歳・会社員)、「スピード婚すぎる。山ちゃん騙されてない?」(48歳・主婦)、「合わなそう」(40歳・主婦)と手厳しい。「予想については、なぜか、われわれ芸能記者よりも一般の芸能好きの女性たちのほうが当たる(笑)。“このふたりは離婚するね”と言われた夫婦は90%が離婚したのでは?そういう意味では危ないかもしれませんね」と佐々木さんも心配顔。また、浮気やDVなどが原因の離婚以外では、妻のパワーが夫より勝っているケースが多いという。「一般人でもそうですが、別れても女性ひとりでやっていける場合の離婚が多い。だからよく、結婚して家庭に入り、しばらく仕事していなかった女性芸能人が急にテレビに出だしたりすると、離婚が近いんじゃないかと思われるんですね。実際、芸能界の歴史を見ても、そんなケースは多いですから」(佐々木さん)2位には元AKB48の川栄李奈・廣瀬智紀。「でき婚で旦那の二股騒動があったから」(33歳・パート)、「収入格差と夫の二股の過去で」(36歳・主婦)など夫の女性関係に関する声が多かった。続いて3位は藤原紀香・片岡愛之助。「梨園の妻より芸能人として活動しそう」(63歳・主婦)、「どちらも無理してそう」(41歳・主婦)といった声があがっている。■別れる理由をリサーチ!厚労省の調べによると同居期間別の離婚件数の推移は1947年以降、変わらず「5年未満」が最も多く、次いで「5年以上10年未満」の順。そんな中で近年、20年以上の夫婦の離婚が増加傾向だ。前出・ビートたけしも39年の結婚生活を終えたが、35年以上の熟年離婚も目立つ。一般的に、どんな原因で別れる男女が多いのか。最高裁判所が開示しているデータによる男女別の離婚理由ランキングを見ていこう。第1位は男女ともに性格の不一致。また男性8位の同居に応じない、女性2位の生活費を渡さない以外の離婚理由は、順位は異なるが、男女ともに変わらない。「以前にはあまり見られなかったのが妻側の暴力や異性関係。異性関係は、30代~50代に増えていて、これは妻が働くケースが増えていることに起因します。また、ランク外ですが妻がお酒を飲みすぎるというのも同様に増加傾向です。ママ友との飲み会で酔っ払い、帰宅後、オラオラ系に豹変して夫に暴言を吐いたり、あたったりする“アルハラ”妻なども増えているようです」(岡野さん、以下同)男女ともに上位に入る精神的虐待はいわゆるモラハラ。怒鳴る、物にあたる、呼びかけの無視、不機嫌な態度などさまざまだ。また、暴力をふるうというのは、精神的虐待も受けている状態だと考えるのが妥当だと岡野さんは語る。「男性側の“同居に応じない”は、夫の両親との同居を拒むケースもありますが、母子密着の顕著なケースも。自分の実家にいりびたりがちな妻に多く、里帰り出産して、そのまま実家を離れないことも。また、子どもの学校や受験などを理由に夫の転勤に帯同しない30代、40代の妻も多いようです」そのほか、産後クライシスと呼ばれる、出産前後の夫の態度も大きなポイント。後々まで結婚生活に影響することも。「妻が出産で大変なときに浮気をしたなどはもってのほかですが、手伝ってくれない、気遣ってくれないという妻の憤りは恨みに変わることも。熟年離婚の根源は産後の夫の態度・行動にあり、それを長年、恨みとして持ち続けていたという話もよく聞きます」離婚カウンセラーとして日々多くの相談者の話を聞く岡野さんだが“離婚はしないに越したことはない”という姿勢をとる。法律では解決できない夫婦の気持ちの誤解を解き、修復すると、元の鞘に収まるケースも多いと語る。「度重なるDVや家計を維持できないほどの膨大な借金など、明らかに離婚という解決策しかない事案以外は、まずは離婚以外の策をすすめます。実際の割合でいうと相談者の約3分の2が後者です」最後に、ただでさえストレスフルな離婚を少しでも円満に進めるコツを聞いてみた。「まずは結婚生活を否定から入らないこと。夫婦でともに過ごした時間でよかったこと、嫌だったこと、受け入れられなかったことなどを冷静に話し合うことが大切。慰謝料などのお金については、法律の範囲を超える要求は関係を悪化させるので欲張りすぎはダメ。いろいろと思うところはあるでしょうが、相手を誹謗中傷しないことも円満離婚に導くための重要なポイントでしょう。結婚生活を続けるにしろ、終わらせるにしろ、踏みにじられてくしゃくしゃになった心に向き合った経験こそが、再びよみがえるときに、人間を強く、器を大きくしてくれます。このことを忘れずに、すべての女性に本当の幸せをつかみとってもらいたいと思います」《PROFILE》岡野あつこさん◎離婚カウンセラー・夫婦問題研究家。自らの離婚経験を活かし、夫婦の問題に悩み苦しむ人を救いたいという思いから、離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。現在「離婚カウンセラー養成スクール」を開校し後進の育成にも取り組む。佐々木博之さん芸能ジャーナリスト。宮城県仙台市出身、中央大学理工学部卒業。元フライデー記者、芸能レポーター。現在も週刊誌などで取材活動を続けておりテレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2019年07月19日『チコちゃん』に続くヒット番組とは──?昨今“テレビはおもしろくなくなった”という声が聞かれ、テレビ離れが加速しているように思える。その原因について、メディア文化論に詳しい法政大学の稲増龍夫教授に聞くと、「2つ原因があり、1つは少子高齢化です。テレビを視聴する層が圧倒的に高齢者が多くなり、彼らに即した健康番組やクイズ番組など、視聴率が取れる定番のものが多くなったのです。2つ目は、ネットの普及により、若い世代が斬新な企画が多いネットに流れてしまっていることです」しかし、作り手たちはおもしろい番組を生み出す努力を続けている。その結果、生まれたのが『チコちゃんに叱られる!』(NHK)だ。「昨年4月から放送が始まった人気番組。木村祐一さん扮するチコちゃんが、MCの岡村隆史さんやゲストと一緒に世の中の素朴な疑問を解決していくという番組です。昨年末の紅白歌合戦にも出て話題になりました」(スポーツ紙記者)そんな『チコちゃん』以外の隠れた名番組を探すため、テレビ番組を批評する側、作る側の3人に本当におもしろいと思う番組を聞いた。■東京MX、BSフジのニュース番組放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は、東京MXテレビをおすすめする。「『バラいろダンディ』や『5時に夢中!』では、下ネタも飛び交ったりニュースを批評したりしています。タブーや制約も少なく、昔のテレビの魅力が残っていますね」今、おもしろいと言える番組は深夜枠に多いという。「特にテレビ朝日系の『マツコ&有吉かりそめ天国』がおもしろいです。基本的に有吉弘行さんとマツコ・デラックスさんのトークが中心で演出のバランスがとれています。ゴールデンだと演出が過剰だったり、予算があることで余計なゲストを呼んでしまいがちなんですよね」(デーブ氏、以下同)そんなゴールデンの中でおもしろいと感じるのは『探検バクモン』(NHK)だ。「爆笑問題が会社などを訪問して舞台裏を覗く番組。ゲストなしで、2人が普段は立ち入り禁止の場所などを探検します。CMがなく30分番組なので非常に見やすいです」業界内では、BSの報道番組が評価されているという。「生放送のニュース番組のプチブームが来ています。平日の午後8時から放送されているBSフジの『BSフジ LIVE プライムニュース』は、政治家を呼んで、あるテーマを掘り下げるというポジションを確立しており、見ごたえがありますよ」コラムニストのペリー荻野さんは、NHK Eテレで月に1回放送されている『やまと尼寺精進日記』がおもしろいと語る。同番組は、尼さんたちが精進料理を作るという内容で、ダイエットをしたいと思っている人に最適なのだ。「夏場だと、境内に飼っているニホンミツバチの蜜、秋には食べられる菊など、季節の食材で料理をします。どの料理も丁寧に作っていて、すごくきれい。見たら作ってみたくなると思いますよ」また、BSには地上波とは異なる切り口で攻めた番組も。「BS日テレの『ぶらぶら美術・博物館』もおすすめです。美術館と聞くと敷居が高いイメージですが、すごくゆるいんです(笑)」(ペリーさん、以下同)美術評論家の山田五郎氏が、展覧会や作品について、アート初心者のおぎやはぎにわかりやすく解説するという番組だ。「山田さんは、西洋美術を勉強するために留学していたので非常に博識。例えば、葛飾北斎について、“この人は部屋がすごい汚くて片づけるのが嫌で引っ越していたんだよ”など、解説がすごくおもしろいんです。おぎやはぎさんも説明を受けた後に“これ、俺でも描けそうな絵だな”などと言うくらいですから、身構えずに見られますよ(笑)」女性だけの番組制作会社である、株式会社ベイビー・プラネットの代表取締役で放送作家を務めるたむらようこさんが評価するのは『世界の国境を歩いてみたら…』(BS11)。観光地から遠く離れた国境を歩くという旅番組だ。国境は紛争とも無関係ではなく、歴史の街でもあります。ストーリー性という意味でも、旅番組として見ごたえ十分。国境というと、どこか物々しいイメージがありますが、この番組を見てみると隣町のような雰囲気なんですよね。国境は便宜上のものだと思えてきますし、隣の国とは仲よくしたいと思えます」『世界はほしいモノにあふれてる』(NHK)は、特に女性におすすめの番組だという。「トップバイヤーが世界を旅して雑貨やグルメを紹介する内容。ウインドーショッピングの楽しさを家でパジャマを着ながら味わえるんです。出演している三浦春馬さんとJUJUさんの出すぎないリアクションがよく、友達と一緒に買い物の成果を分かち合っているような気になれるんです」(たむらさん、以下同)女性をメインターゲットにした番組はNHKが絶対王者だそう。その理由について、作る側であるからこそわかる裏事情が。■データ主義のNHK「ここ数年のNHKは番組にかける思いが非常に強く、時間とお金をかけて視聴者の興味を精細に分析しています。民放の番組の多くは勝手な女性ターゲット像を作ってしまいがち。一方、NHKは民放のテレビ職員に比べて浮世離れしている人が多く、流行りものを知らない人も多いです。しかし、それを自覚しているため、データ主義が根づいているのだと思います。データの向こうに等身大の視聴者を見いだす努力があるNHKの女性向けの番組は、安心して見ることができます」ちなみに、たむらさんが担当する番組の中でおすすめなのは『サラメシ』(NHK)。「働く大人のお昼ごはんを取材した番組ですが、この番組を見ると日本を動かしているのは政治家や有名人ではなく、日々働いている私たちだということを実感できます」前出の稲増教授は、今後もテレビはなくならないと話す。「趣味や嗜好が多様化して、生活時間も変化したため、お茶の間でテレビを見るという構図が崩れてきたのです。それでもテレビはなくならないですし影響力もあります。ネットも結局、テレビのネタを切り取ったりしているので今後はメディア同士の連携が必要になっていくと思います」低迷時代の中でも、おもしろい番組は生まれている。テレビも捨てたもんじゃない!
2019年02月15日レディー・ガガ×ブラッドリー・クーパーW主演映画『アリー/ スター誕生』(12月21日公開)のジャパンプレミアが11日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、ローラ、すみれ、叶姉妹らがセクシードレスで登場した。同イベントでは、5年ぶりの来日となった監督・主演のブラッドリーが登場。観客1,000人から熱い歓迎を受けながら同作の魅力をアピールした。そして、近年ハリウッド進出も果たし、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動しているローラが、スペシャルサポーターとして駆けつけ、ブラッドリーとの2ショットが実現。雨も降り、厳しい寒さの中、胸元と美脚を大胆露出したセクシードレスで美貌を放った。ブラッドリーが自身のコートをかけてあげる場面もあり、ローラは「暖かーい! サンキュー! ジェントルマン」と感激。ブラッドリーの優しさに会場からも歓声が上がった。豪華なレッドカーペットゲストもイベントに華を添え、すみれ、叶姉妹、水沢アリーはセクシードレスで登場。すみれはワンショルダーでデコルテと肩を見せ、大胆なシースルーで美脚も披露、叶姉妹は巨乳あらわなゴージャスなドレスで圧倒、水沢はボディラインくっきりのドレスで観客を魅了した。さらに、関根麻里、岡本至恩、けみお、パンツェッタ・ジローラモ、デーブ・スペクター夫妻も登場した。同作は、歌手を夢見るものの、自分に自信がなく夢を諦めかけていたアリー(ガガ)が、有名ミュージシャンのジャクソンとの偶然の出会いから人生が大きく変わっていく物語。ブラッドリーが監督を務め、アリーの歌の才能を見抜いてアリーの音楽人生をサポートする世界的ミュージシャン・ジャクソン役も演じた。
2018年12月12日剛力彩芽(25)が7月24日までに一部投稿を除き、すべてを自身のInstagramから削除した。剛力は4月、スタートトゥデイ社長・前澤友作氏(42)との交際についてInstagramで堂々宣言。7月16日には、ともにW杯ロシア大会を観へ行ったとうかがわせる内容を投稿した。しかしそんな剛力に「浮かれすぎ」といったバッシングの声が。明石家さんま(63)や岡村隆史(48)といった著名人もそれぞれ苦言を呈していた。削除されなかった22日の投稿で剛力は、「私の投稿やコメントで応援してくださっている皆さまに、ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。大先輩の皆さまも気にかけてくださっているのを報道で目にしました」とコメント。さらに削除について、「心機一転のつもりです。今までの投稿にいいねやコメントをくださった皆様ありがとうございました」とつづっている。「剛力さんは11年のフジテレビ系ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』に出演し、一躍ブレークしました。しかしそれに伴い、ネットでは彼女の活躍を批判的にみる人たちも。バッシングは行き過ぎなところも多く、彼女はいわれのない圧力にも晒されてきました。今回の削除騒動の背景には、そうした“彼女なら叩きやすい”という考えもあるのではないでしょうか」(芸能関係者)いっぽう剛力の謝罪を受けてウーマンラッシュアワー・村本大輔(37)は23日、Twitterで《売れっ子芸人の剛力彩芽ちゃんへの皮肉。だせぇな》と剛力を擁護。デーブ・スペクター(64)も《剛力彩芽がそこまでバッシング受けるならパリスヒルトンやビヨンセ、カーダシアンみたいなハリウッドのセレブは全員即引退》とし、日本のSNSのあり方について異論を唱えている。「芸能人なので投稿内容には注意が必要なものの、さすがに今回は応援する声も上がっています。『ファンの気持ちを考えた方がいい』などの声が上がっていましたが、いっぽうでは『好きにさせてあげて』『日本を窮屈にしてる』といった反論も見られました」(前出・芸能関係者)投稿では「引き続き 新・剛力彩芽をよろしくお願いします」としている剛力。気持ちを新たに、恋に仕事にと楽しんで欲しい。
2018年07月24日山崎夕貴アナウンサー撮影/渡邉智裕「ここまで毎日落ち込むのは新人以来です。夢でうなされ、起きたときは夢なのか本番中なのかわからないときもあるんです~」深刻な悩みをそう明るく話してくれたのは、フジテレビの山崎夕貴アナウンサー(30)。入社9年目で、最近は『好きな女性アナウンサーランキング』の常連でもある。朝の情報番組『とくダネ!』に異動してから1か月がたったが、毎日担当する15分のコーナー「NEWSヤマサキ調べました」の重圧が半端ではないという。「3月まで担当していた『ノンストップ!』では、明るい話が多く芸人さんへの切り返しなどが求められていました。でも今の番組は、政治や事件ネタも多く、それらの事実関係を勉強したうえで、自分なりのプレゼンもしなくてはならないので、鍛えられますがとても大変です」そんなテンテコマイな山崎アナを支えるのは、3月に結婚したばかりの芸人・おばたのお兄さん。当初は、新婦のほうが知名度があり、「格差婚」「大丈夫?」との声もあったけれど……。「精神的に落ち着いたので、結婚して本当によかったです。彼も仕事で帰りが遅いことが多いのですが、私は家事が苦手なのでほとんどやってくれます。奥様が専業主婦のサラリーマンのように仕事に集中できます。今では、“いい人を捕まえたね”と先輩から言われますよ。ウフフフ」“見る目”があることを見事に証明した山崎アナ。これからもその視点で、多くのニュースを紹介していくことになりそうだ。注目!■ヤマサキアナの評判(1)■山崎アナとの新婚1か月を独占告白!「もう2度と悲しませない……」「新婚生活は、時間がなかなか合いません。妻は毎日朝3時起きで、僕の帰宅は深夜0時を超えることも多いので、顔を合わせて話すことが難しいですね。だから、仕事と仕事の合間に時間があれば、いったん家に帰って、コミュニケーションをとるように心がけています。朝のおにぎりのほかにも料理は作ってあげます。先日、いただきもののそばがあったので、鶏肉とねぎと彼女の好きなナスを炒めて具を作り置きして、あとは“レンジでチンして、そばは何分ゆでて”という動画を送っておいたら、それがうれしかったみたいで、動画を保存したとうれしそうに言っていました。世間では“別れるのでは?”という声もあるようですが、前回のヘマ(浮気)で各方面から怒られ、ネットでも炎上したことで、本当に懲りたので……。何より、彼女が悲しんでいる顔を面と向かって見たときに、もう2度と悲しませないようにしなくてはと本当に反省しました」■ヤマサキアナの評判(2)■メインMC小倉智昭(70)、水曜日コメンテーター・デーブ・スペクター初対談!? 山崎アナに”毒舌“エール!小倉「最初の1週間は慣れずに体調も悪かったと聞きましたが、それ以降は頑張っていると思いますよ。器用で頭の回転も速いし」デーブ「ヤマサキさんは気さくで親しみやすいですよね。昔ネットカフェで働いていたとか、上京するときは下着7枚しか持ってこなかったと聞きましたよ」小倉「住んでいる部屋も男性的というか、あまり派手ではないらしいですね」デーブ「そういう飾らない素朴なところが魅力ですよね。キー局の女性アナウンサーなので、有名アパレルの社長やIT長者と結婚してもいいわけじゃないですか。それがね……」小倉「彼女は、男性を自分で作り上げていくのが好きみたいですよ。あげまんを目指しているというか……」デーブ「その前に自分を育てないといけませんよね!でも、ヤマサキアナはイヤミがないのでナヤミもないと思いますよ。あったとしてもかなり小さいはずです(笑)」
2018年05月16日デーブ・スペクター(63)が2月27日、自身の公式ツイッターを更新。最愛の母が26日に亡くなったことを発表した。 はじめに「母の事を振り返る」と書かれた投稿があった。 「4歳:お母さんは何でも知ってる!14歳:お母さんは何もわかってない16歳:お母さんなんかいなくてもいい18歳:お母さんは古すぎる25歳:お母さんに相談しよう!45歳:お母さんだったらどうするんだろう85歳:お母さんに相談したかった」 実は同じ内容のものを昨年の母の日にも投稿している。そのこともあり、ファンからは《急にどうしたの?》と言った反応が上がっていた。続けてデーブは、投稿した。 「最後まで懸命にリハビリに励んでいた母が、きのう亡くなりました」 併せてデーブは、歩行器具をつけて歩く母親と思しき人物の写真も投稿した。このことでファンたちは、真意を汲んだようだ。 デーブの言葉少なな様子に、Twitterではファンからの声援が上がっている。 《私はこれからもみんなを笑顔にできるデーブ・スペクターさんを応援します。》《デーブさんという大活躍のお子さんを持たれたお母さま、お幸せだったろうと思います》《(リハビリを通して)最後まで母として、息子であるデーブさんに、生きる力を教えて下さったのでしょうね》 デーブといえば、毎日のようにTwitterでジョークを投稿しており《お母さんがいたから今デーブさんのギャグを楽しめるんですよね》《優しい息子さんを産んで頂きお母様にもありがとうございましたと言いたいです》といった母への感謝の気持ちもファンからは上がっている。さらに《暫くはツイートご無理なさらずに。。》とデーブを労う声も。 ファンのためにも、また元気よくジョークを飛ばして欲しい。
2018年02月27日「トーク番組の名司会ぶり、慈善活動などが多くの人に知られ、オプラはアメリカ国内でカリスマ的な存在です」 アメリカの現地事情に詳しいデーブ・スペクターさんがこのように評する人物とは、オプラ・ウィンフリー(64)。1月12日、優れた映画やテレビドラマに贈られるゴールデン・グローブ賞の受賞スピーチで、オプラは力強くセクハラや差別問題に言及。国民や有権者から「彼女を次期大統領に!」という声が一気に高まり“時の人”となった。 現地メディアCNNが世論調査を実施したところ、現大統領トランプ氏の支持率42%に対し、オプラの支持率は51%と上回る結果に。国際ジャーナリストの小西克哉さんがこう語る。 「彼女自身、出馬は明言していませんし、否定しているという報道も。でも……もし現段階で選挙したら、オプラが勝つと思います。彼女はそれほど著名であり、熱狂的な女性ファンがいます。彼女がなぜそれだけ支持されるのか。その生い立ちが、大きく関係しているでしょう」 現在、“純資産30億ドル(およそ3,000億円)”ともいわれるオプラ。彼女はどのような人生を歩んできたのだろうか。 オプラが生まれたのは、’54年1月29日。黒人差別の激しかった、ミシシッピ州の貧しい農村に育った。出生時、母親のバーニタ・リー、父親のバーノン・ウィンフリーはともに10代。両親が未婚のまま、オプラは母に引き取られる。 「母親からの愛情は深くありませんでしたが、祖母からは“読み書き”を厳しく教えられたそうです。小1のときには、すでに小3の学力があったといわれるほどでした。人前で話す能力にもたけ、12歳のとき、教会で聖書の教えについて1回スピーチをするたびに500ドルを稼いだといわれています」(在米ジャーナリスト) そんな利発なオプラを苦しめたのは、劣悪な家庭環境だった。小西さんが語る。 「家には何人もの親戚の男性が出入りし、くりかえし彼女をレイプしました。残念ながら、当時の貧困層の黒人の家庭では、こうしたこともありえました」 オプラへの性的虐待は9歳から始まったが、母親は常に仕事をしており、娘に接する時間はなかった。 「誰も頼る大人がいないまま、性的虐待は繰り返され、14歳のときに妊娠。早産となってしまい、赤ちゃんは名前もつけられず、わずか生後2週間でこの世を去りました」(前出・ジャーナリスト) わが子を失ったトラウマに苦しめられたオプラを救ったのが、バーノンだった。押し付けられるようにして父に預けられたことが、彼女にとって“転機”となる。 「バーノンは教育熱心で、夕食前には新しい言葉を5つ覚えさせたり、読書をすすめ、毎週レポートを書かせたりしていたそうです」(前出・ジャーナリスト) その教育もあり、オプラは超優秀な学生に。高校時代に参加したスピーチコンテストの演説ぶりが認められ、全額奨学金を受け、テネシー州立大学に入学した。 「学生ながらローカルラジオでニュースを読む仕事をしていたオプラですが、大学2年生のとき、夕方のニュース番組に司会者として出演依頼を受けました。“最年少かつ最初のアフリカ系アメリカ人司会者”といわれています」(前出・ジャーナリスト) アメリカ国民がオプラを熱狂的に支持する理由を前出の小西さんはこう語る。 「オプラがこれほどまでアメリカ国民の心をつかんだのは、壮絶な過去があって、人々の悲しみや痛みに寄り添えたからです。その“共感力”が、今の政治に求められているのだと思います」
2018年02月09日「オプラはアメリカ国内でカリスマ的な存在です。日本でいえば黒柳徹子さん、上沼恵美子さん、さらにジャーナリストとしての素質もあるため安藤優子さんを足して3で割ったイメージでしょうか」 アメリカの現地事情に詳しいデーブ・スペクターさんがこのように評する人物とは、オプラ・ウィンフリー(64)。1月12日、優れた映画やテレビドラマに贈られるゴールデン・グローブ賞の受賞スピーチで、オプラは力強くセクハラや差別問題に言及。国民や有権者から「彼女を次期大統領に!」という声が一気に高まり“時の人”となった。 現地メディアCNNが世論調査を実施したところ、現大統領トランプ氏の支持率42%に対し、オプラの支持率は51%と上回る結果に。現在、“純資産30億ドル(およそ3,000億円)”ともいわれるオプラ。彼女はどのような人生を歩んできたのか。 オプラが生まれたのは、’54年1月29日。黒人差別の激しかった、ミシシッピ州の貧しい農村に育った。出生時、母親のバーニタ・リー、父親のバーノン・ウィンフリーはともに10代。両親が未婚のまま、オプラは母に引き取られる。 母親からの愛情は深くなかったが、祖母からは“読み書き”を厳しく教えられた。小1のときには、すでに小3の学力があったといわれるほどだった。そんなオプラを苦しめたのは、劣悪な家庭環境だった。家には何人もの親戚の男性が出入りし、くりかえし彼女をレイプした。 オプラへの性的虐待は繰り返され、14歳のときに妊娠。だが、わずか生後2週間でこの世を去った。トラウマに苦しめられたオプラを救ったのが、バーノンだった。押し付けられるようにして父に預けられたことが、彼女にとって“転機”となる。 「バーノンは教育熱心で、夕食前には新しい言葉を5つ覚えさせたり、読書をすすめ、毎週レポートを書かせたりしていたそうです」(在米ジャーナリスト) その教育もあり、オプラは超優秀な学生に。高校時代に参加したスピーチコンテストの演説ぶりが認められ、全額奨学金を受け、テネシー州立大学に入学した。 「学生ながらローカルラジオでニュースを読む仕事をしていたオプラですが、大学2年生のとき、夕方のニュース番組に司会者として出演依頼を受けました。“最年少かつ最初のアフリカ系アメリカ人司会者”といわれています」(前出・ジャーナリスト) 大学卒業後は、メリーランド州ボルチモアのローカルニュース番組の司会に。 アメリカは日本と違って、テレビ局がアナウンサーを新卒で雇ったりはしません。地方局で下積みをして、徐々に人口の多い都市の放送局へのし上がっていく。エモーショナルな語りをする彼女の番組テープは関係者に出回り、’84年、異例の早さでイリノイ州シカゴのトーク番組に抜擢されました」(デーブさん) 彼女が引き継いだそのトーク番組は、当時かなりの低視聴率。しかもライバル番組は、全国区の知名度があるタレントが司会を務めていた。 「オプラはニュースを伝える際、女性目線の考え方を投げかけ、怒りや喜びの感情をあらわにしました。コアな視聴者層は、昼間に家庭にいる女性。そこでニュースの話題も、それまでセレブのゴシップに重点をおいていたのを、家族や恋人との関係、体重の悩みなど多くの人が抱える問題を多く扱うように。時には自分自身がレイプされたことを告白するうそのない彼女に、多くの視聴者が感情移入したのです」(前出・ジャーナリスト) 放送わずか1カ月で、視聴者数はライバル番組に並び、数カ月後には10万人もの差をつけた。’85年には番組名を『オプラ・ウィンフリー・ショー』とし、1時間に拡大。同番組では、それまでタブー視されていた虐待や不倫、薬物依存、人種問題やLGBTに関しても積極的に切り込み、視聴者を増やし続けた。 「トーク番組は’11年に終了しました。約25年もの放送期間の間には、トランプ氏も出演しています。マイケル・ジャクソンが出演したときの視聴者数は6,000万人以上。名物の書評コーナーで紹介された本は、必ずベストセラーになるなど、数々の伝説を残しました」(前出・ジャーナリスト) 今回の世論調査の結果は、その影響力が衰えていないことの証しでもある。
2018年02月09日(写真:FLASH) 元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(38)が9月10日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演。妻子ある弁護士との不倫疑惑により民進党を離党した、山尾志桜里衆院議員(43)について言及した。 杉村は山尾議員の離党に、「民進党にとっては痛いくらいのレベルではない。撃墜を(くらった)」とコメント。「よく比較されるのは(民進党の)蓮舫さん。でも、国会質疑を見ても、自民党にとっては比べ物にならないくらい山尾さんのほうが強敵。質疑もリズムで来るしね。さすが(元)検察官」と、山尾議員の脅威を語った。 山尾議員が、自身の“政策ブレーン”である倉持麟太郎弁護士(34)と週4回会っていたという報道に対しては、「(政治家が)政策ブレーンと週4回会うなんて、ざらにありますよ。四六時中会っている」と理解を示したものの、「ただ、どう考えても……」と、首をひねっていた。 また、TVプロデューサーのデーブ・スペクター(63)は、「民進党の危機管理はおかしいですよ」と疑問を呈した。「離党する必要はそこまでなかったと思うんです。(山尾議員という)これだけの中心人物なら、多くの議員がどんどん離党している中で、どうにかなったと思う。これ、(山尾議員が)平気で結局辞めちゃうというのは、民進党の問題もすごくある」と、民進党を批判した。 いっぽう、タレントの西川史子(46)は山尾議員について、「この経歴を見て、欲しいものを全部手に入れてきて、『なんとかなるだろう』『私の思い通りになるだろう』って考える人なんだろうなと。強欲な人だなぁと」と辛らつなコメント。 杉村は、「子どものころに(ミュージカル)『アニー』の主役になって、東大に出て、司法試験に合格して、検察官になって、衆議院議員になって、野党第一党の幹事長に内定した翌日に(週刊文春の)“文春砲”でしょ?人生初の挫折じゃないかと思いますね」と話した。
2017年09月10日渡米前、不倫騒動で会見を行った渡辺謙。会見中に“世界のワタナベも~”とレポーターにも称されたように、ハリウッド映画やアメリカでの舞台に多数出演している。ほかにも、多くの役者が海を渡って活躍しているが、はたして現地の評価は?外国人による、日本人俳優の、日本人が知らない本当の評価とは──?(左上から時計回りに)真田広之、渡辺謙、菊地凛子、千葉真一、役所広司、工藤夕貴◇◇◇「しばらくアメリカに行かなければいけないこともありますし、その中でどうしていくかっていうことなんじゃないでしょうか」7月中旬、不倫報道に対する会見で芸能レポーターから「自宅に戻るか?」と問われ、こう答えたのは俳優の渡辺謙。「現在、謙さんはハリウッド版『ゴジラ』の撮影で渡米中。会見後、その足で空港へ向かったといいます。芸能レポーターが“世界のケン・ワタナベも~”と問いかけた場面がありましたが、近年では海外での活躍も目立っていました」(芸能レポーター)’03年に公開されたアメリカ映画『ラストサムライ』に出演すると、アカデミー賞の助演男優賞などにノミネートされ、一躍脚光を浴びた渡辺。’15年にはミュージカル『王様と私』でブロードウェイの舞台を踏んだ。現地で鑑賞した映画ライターの今祥枝さんは彼の演技をこう評価する。「驚くほどに堂々としたチャーミングな王様像で、観客にも愛されていました。顔だちや表情の作り方も大きくてわかりやすく、英語の訛りがある役だったので違和感もありませんでした。米演劇界で最も権威のあるトニー賞候補にもなり、ブロードウェイに挑戦した日本人として、意義があると思います」最近ではローラが昨年12月に公開されたハリウッド映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』に出演したが、かつての工藤夕貴や松田優作など、海を渡って世界へ羽ばたいていった役者は多い。しかし現地の評価はあまり日本には届かない。「日本では役者ひとりがハリウッド進出すると大々的に報じられますが、アメリカでは日本人のハリウッド進出は“現象化”しているわけではないんです。現地在住の“日系人”のほうが扱いやすい部分もありますから」こう語るのは、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏。というのも、日本人がぶち当たる“言語”の壁は想像以上に高いからだ。「どんなに頑張っても、演技以前に発音の悪さとイントネーションの不自然さが耳についてしまうんです。何を言ってるかまったくわからないと、興ざめですよね。そうなると、発音に不安のない日系人のほうが安心。渡航費も、ビザの問題もクリアですからね」(デーブ氏)前出の今さんも“ハリウッドの常識”についてこう語る。「日本人のキャラクター設定であっても、日本人ではない英語ネイティブのアジア系アメリカ人が抜擢される、あるいは日本人ではない設定に変更されるというのがアジア人にとっての壁。近年はダイバーシティ(多様性)が叫ばれているため日本人も活躍の場を得られつつあるものの、まだまだアジア人枠は役そのものが少ないのがネックです」私たちが思っている以上に、米国内では話題になっていないこともしばしばあり、「よっぽど日本に興味がある人でないと、日本人スターのことは知らないですね。渡辺謙さんのことも、写真を見れば顔はわかるかもしれませんが、名前や出身国までは結びつかないかもしれません」(アメリカ在住の日本人女性)「“全米が泣いた”というキャッチコピーも、ニューヨークやロサンゼルスなどの都市部に限ったことで、田舎ではまるで話題になっていないことも。温度差は否めませんね」(現地通信社記者)■日本人観光客向けの広告宣伝?そんな日本人の役者に与えられる役は“典型的な日本人”を体現した役だという。「最初の入り口はみんな“日本人役かアジア人役”として、いかにも“ザ・ジャパニーズ”なキャラを演じるのでは。まずは何かに出演しないと認識さえしてもらえません。その後はガッツと語学力。英語が話せなくても使ってもらえるのは、最初の1回くらいではないでしょうか」(今さん)その点、語学問題をクリアしているのは、7歳から拠点をアメリカに置いているマシ・オカ。彼はアメリカのお茶の間で、いちばん知られている日本人といっても過言ではない。「ドラマ『HEROES/ヒーローズ』などに出演して人気を博していますが、オタク、サラリーマンという典型的な日本人イメージで人気。一方で、そういった役しかこないのがジレンマだそう」(今さん、以下同)語学の壁とイメージに阻まれながらも、アメリカに拠点を置いて活躍しているのは、真田広之。映画だけでなく、大作ドラマシリーズ『LOST』『HELIX』『エクスタント』などに出演している。「殺陣と演技力も高く評価されているし、何より英語力がある。テレビドラマの現場のスピード感はすさまじいので、ドラマで活躍できることは語学力の高さを証明しています。真田さんはドラマの現場について“しんどかった”と言っていました」デーブ氏が“女版・真田広之”と称するのは、’06年に映画『バベル』に出演した菊地凛子。「彼女も海外を中心に活動しているので、英語の発音が上手。日本の芸能界よりも外国のほうが肌に合っていたのでしょうか?ハリウッドだけでなく、たくさんの国から声がかかっているし、アメリカのテレビ番組にも出演しています。今までにない成功例でしょう」菊地と同じ『バベル』に出演した役所広司など、「シネフィル(映画通)に知られている俳優は少なくないけれど、局所的な人気」というレベルだそう。「千葉真一さんらアクションスターも、タランティーノら有名監督が推さなければ見る人も少ないですし、香港アクションと同じくらい日本の任侠映画も人気なので、それなりの人気はあると思います」ブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』に出演した米倉涼子も、今秋に凱旋公演が決まっているが、現地では評判のよしあしどころか話題にのぼることさえなかったそう。それでも海外でキャスティングされるのは、こんな裏事情もあるとデーブ氏は語る。「米倉さんくらいスタイルがよければ、海外の人と並んでも見劣りしません。渡辺謙さんも身長が高く、顔の表情で演技ができますしね。ただ、日本人をキャスティングすることにはある思惑も。日本人観光客向けの広告宣伝になると思っているんです。それゆえに急に主役に抜擢されることもあるんですよ。海外公演に出ることは、役者として箔もつきますし、凱旋公演の宣伝にもなりますから」このように、日本人の役者たちは海を渡っただけで成功とはいかないようだ。「片足が飛行機に乗ったままのような状態はNGなんです。今後進出する方にはぜひ、日本とアメリカの仕事を割り切って真剣にやってほしいですね」(デーブ氏)スターたちはハンデを背負いながら、アメリカンドリームを追いかけている──。
2017年09月02日小林麻央さんのブログは世界へ発信される《世界の方々へ麻央の想いが届きますように…》6月30日に、市川海老蔵が妻だった小林麻央さんのブログ『KOKORO.』を英訳して少しずつアップしていくことを発表し、同日スタートした。《私たちと同じように乳がんで苦しんでいらっしゃる方やそのご家族の力に少しでもなれたら》と、英訳する理由を綴っている。「海老蔵さんはこれまで、海外公演を積極的に行ってきました。世界での知名度、人気はともにトップクラスの歌舞伎役者ではないでしょうか。今年7月にもNYで公演を行う予定だったのですが、“闘病中の麻央さんのそばにいたい”ということで中止になりました(スポーツ紙記者)昨年11月にイギリスのBBCは、麻央さんを「世界に影響を与えた100人の女性」の1人に選んでいる。彼女の病気と闘う姿が、人々の心を動かしていることが知られていたからだ。最初に英訳されたのは、’16年9月の『なりたい自分になる』。英訳では『Being myself』というタイトルがつけられたこの文章には、国内外から3000近いコメントが寄せられた。中には英語だけでなく、中国語、フランス語などでの書き込みもあった(以下、編集部訳)。《あなたの遺志は世界中に受け継がれる》《ただのがんと闘った記録というだけでなく、全人類がどう生きるべきかを気づかせてくれるブログでした》《麻央さんの人生は恵まれています。生まれてからずっとそばに麻耶さんという人がいたのだから》《私たちは、彼女がしてきたすべての愛の振る舞いから、自分たちの生活がどれほど貴重であるかを学び、認識してきたはずです》麻央さんの言葉は、海外にも“生きる希望”を伝えているようだ。彼女のブログが注目されるのは、知名度だけが理由ではないと、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は指摘する。「がんや難病の患者さんが闘病する姿を見せるのは、欧米では普通のこと。タレントや著名人たちも自分の病気のことをものすごくしゃべりますからね。日本はどちらかというと病気などに関しては閉鎖的。日本人が自らの病気を発信するイメージがないので、麻央さんの行動は欧米の人にとって非常に目新しいものだったと思います。しかも、決してオーバーに“私不便している”と言ったりはしないわけですから」海外ではあまり見られない控えめな姿勢が、好ましいものと受け止められた。言葉遣いも、麻央さんが注目された理由のひとつらしい。「麻央さんのブログの文章は文字が少ないので、欧米人には俳句のように見えるんですね。最近は海外でも俳句が知られるようになっていて、日本のミニマルな言葉遣いや、抑制のきいた表現が注目されています。麻央さんのブログは以前から人気で、海外のファンが英訳していました」(デーブ氏)繊細な文章だけに、英語でちゃんとニュアンスが伝わっているかが気になる。翻訳家の片山奈緒美さんは、「基本的には直訳されている」と話しつつも、原文からの改変部分をこう指摘する。「最初に英訳されたブログの《私は力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいから》という一節は、英訳版だと“力強く”という言葉は出てこないんですね。かわりにcolorfullyという単語が使われています。これは“色彩に富んだ”や、“いきいきとした”という意味。ただ強くたくましく生きたというより、“いきいきと自分らしく生きる女性でありたい”という意志が表現されていると感じました」(片山氏)病気のカゲに隠れることをやめるためにブログを始めることを説明する文章も、麻央さんの強い気持ちが明快にわかるように訳されている。「《でも、一度きりの人生なので、なりたい自分になろうと決意できたことはうれしいです》という文章があるんですが、英語では《なりたい自分になることに責任を持つ》という訳し方になっているんです」(片山氏)これまで麻央さんがどんな人生を送ってきたのか知らない人でも、彼女が持つ思いを理解できる文章になっているのだ。心配りのきいた訳文をいったい誰が書いているのか、海老蔵のマネジメントを担当する会社に問い合わせた。「海老蔵さんから依頼されて、弊社のスタッフが英訳しています。ほかの言語にも訳してもらえないかというお問い合わせもいただいております」ひとりでも多くの人々に、麻央さんの言葉が届き、世界じゅうに希望があふれますように!
2017年07月21日史上最高のポップディーバ、マライア・キャリーに迫ったドキュメンタリー番組「マライアズ・ワールド」が、本日5月1日(月)より映像配信サービス「dTV」にて配信される。「マライアズ・ワールド」は、世界的人気を誇るシンガーソングライターとしてのみならず、レコードプロデューサー、映画『プレシャス』やドラマ「Empire/エンパイア 成功の代償」など女優としても大活躍するポップ界のスーパースター、マライアに密着取材したドキュメンタリー番組。「スイート・スイート・ファンタジー・ツアー」で英国をはじめヨーロッパ、アフリカを飛び回る様子や、オーストラリア人実業家ジェームス・パッカーと予定していた結婚式が破算となったマライアの心情に迫っていく。また、最近破局したというダンサーの恋人ブライアン・タナカとのラブラブな様子など、恋をしているマライアや、2児の母としてのマライアの私生活の様子も垣間見ることができ、真のマライアが分かる貴重なドキュメンタリーとなっている。また、「マライアズ・ワールド」から派生したスペシャル番組「E! VIP マライア・キャリー」も配信。同番組では、貴重なマライアの単独インタビューほか、「E! NEWS Asia」ホストのイベット・キングがマライアの世界観やマライア語録を掘り下げていく。さらに、TVプロデューサー、コメンテーターとして活躍するデーブ・スペクターが、マライアの魅力について余すことなく語っており、デビュー以来、約20年にわたり“世界のディーバ”であり続けるマライアの魅力に迫る、ファン必見の番組となっている。「マライアズ・ワールド」「E! VIP マライア・キャリー」はdTVの「海外ドラマ」ジャンル内「E!/海外エンタメ情報」にて配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月01日放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が、4日に放送されたフジテレビ系情報番組『とくダネ!』(毎週月~金8:00~9:50)で、アイドルグループ・SMAPが昨年12月31日をもって解散したことに対する海外の反応を語った。番組では、SMAP最後の日となった12月31日に放送されたラジオ番組で中居正広が語った思いや、タモリがスポーツニッポンに寄稿した直筆メッセージなどを紹介。朝日新聞に掲載されたファンからSMAPへの思いが詰まった新聞広告についても取り上げた。デーブ氏は「オーストラリアのテレビ局から取材がきた」と打ち明け、「これだけSMAPは人気があるのになんで解散するのか、しなければならないのか理解できないということで、アジア中心に相当関心が高い」と説明。「でも、こういうことを永遠に言っても仕方ないので、それぞれのソロ活動をこれから楽しみにするしかないと思う」と語った。そして、小倉智昭キャスターから「デーブはその時、なんで解散するんだって答えたの?」と聞かれると、「身内的な事よりも事務所のドタバタ、いろんなこと…対人関係がエスカレートしてこうなってしまったけど、本人たちの希望ではない」と答えたと明かした。
2017年01月04日元俳優・成宮寛貴氏(34)の薬物疑惑を写真週刊誌『FRIDAY』に告発した「友人A氏」を名乗る男性が、21日放送のフジテレビ系情報番組『とくダネ!』(毎週月~金8:00~9:50)にVTR出演。インタビュー映像を見た小倉智昭キャスター(69)は、「理解できない」と困惑の表情を浮かべた。顔を映さず、声が加工された状態で前夜の取材に応じたA氏。成宮氏と4年前に知り合ったと言い、「(薬物を)やめてほしい」という一心で告発したと主張。情報提供料などの金銭目的と噂されていることを否定した上で、成宮氏と一緒であれば薬物の検査や、捜査などにも協力する意向であると語った。VTRからスタジオに切り替わると、小倉キャスターは「なんで成宮さんと一緒だったら検査を受ける……成宮さんと一緒だったら警察に情報提供してもいい……」とA氏の発言を繰り返し、「2人の関係がよく分からない」と考えがまとまらない様子。その後、「彼の言っていることが100%理解できない」と率直な感想を述べ、「Aさん自身が様々な誤解を受けているようだから自分の正当性をきちんと言いたかったということなんだろうね」と一定の理解も示した。一方、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は「引退まで追い込んだ責任と後悔、一部反省もしている可能性もあります」とA氏の胸中を推測。「子どもが暴れてて全くやめそうもないから、仕方なく親側が告発することもある」としながらも、「この場合は少し違うと思うし、4年間も面識があるわけですから。なぜここまでオープンにしなければならないのか」と小倉キャスターと同じように戸惑っていた。
2016年12月21日タレントのテリー伊藤が18日、TBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜10:00~11:22)に生出演。当て逃げ事故を起こしたお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介について、「どうしてそんなに焦っていたのか」と疑問を呈した。テリーは、事故が発生した世田谷通りについて「実質、一車線ですよ。あそこで追い抜こうと思わない」と言い、「彼はどうしてそんなに焦っていたのか」と疑問。また、「車を運転しているときは、もしかしたら事故を起こすっていうのはみんなある」と述べ、「人をひいたらどうしよう、殺しちゃったらどうしようということを常に考えて運転しないと。こういうことってあるんだから危機感もって運転しないとダメですよね」と注意を喚起した。また、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏も、世田谷区内のスタジオからの帰り道に起こったというこの事故について、「あのスタジオは離れていて、しかも収録が長引くと遅くなる。早く帰りたいっていう気持ちはみんなあると思う」とした上で、「むちゃな運転だったとほぼ言えると思う」と指摘。「危機管理上タクシー代とかは出るので、プライベートの車で行く必要性はない。イライラしているときや次の朝も仕事あるときは、マネージャーの車とかで行くべき」との考えを示した。井上は11日夜、東京・世田谷区内でタクシーと接触。運転手に軽いけがを負わせたものの、そのまま走り去ったという。13日未明、所属事務所を通じて「その場でよく確認すべきところを怠ってしまい、被害者の方には大変申し訳ありません」と謝罪した。
2016年12月18日女医でタレントの西川史子が27日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。歌手の和田アキ子が『第67回NHK紅白歌合戦』に落選したことについて苦言を呈した。女性歌手歴代最多の39回の出場を誇り、1986年から30年連続で出場していた和田の落選について、事務所の後輩である西川は「ホリプロはかなりざわざわしてますね」と告白。「視聴習慣が変わって親子一緒に紅白を見るという感じじゃなくなって、ヒット曲がないと出られないんじゃなくて、アッコさんの今までの功績を考えたらちゃんと花道を飾ってあげるべき」と主張した。さらに西川は、「アッコさんの『あの鐘(を鳴らすのはあなた)』を聞かないと1年終われないという人もいっぱいいると思うので、なんでだろうな」と意見。すると、爆笑問題の太田光が「あれが除夜の鐘」とコメントし、笑いを誘った。また、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏も、「あと1回で40回。節目を無視して嫌がらせ的に見える」と苦言。一方で、タレントのテリー伊藤は、和田が「悔しい」などと発言していることは「往生際が悪くていい」とした上で、「あんまり周りがフォローするのは微妙」との考えを示した。
2016年11月27日