現在2児のママが、2人目を産む前に「これをやっておいて本当によかった!」と実感したことがあるそうです。それは「1人目のトイトレ」。日中の排泄自立はもちろんですが、ほかにも意外なメリットもあったようです。 現在4歳になる長女が2歳ちょうどのときに、トイレトレーニングを開始した私。しかし「魔の2歳児」と言われているように、トイトレを開始してから3カ月くらいは、「気が向けばトイレに行くが、遊びに集中しているとトイレには行かない!」という感じでした。しかし、私自身がおむつ代の節約や2人目の妊活を考え出していたので、「2人目を作る前に長女のトイトレを済ましていたほうが後々ラクだろう」といった思いがありました。 2歳半に日中パンツで過ごすレベルへ長女は、2歳半には親など大人が「トイレに行こう」と言えば、抵抗せずにトイレに行けておしっこもうんちも出せるしお漏らしもないので、外出時もお姉ちゃんパンツでおでかけできるというレベルに達しました。 私にとって「長女のトイトレ計画」の達成後の大きなモチベーションであった「2人目の妊活計画」。しかし、結局のところ「長女のトイトレ計画」達成前の長女が2歳2カ月のときに私は2人目を妊娠したのです。 フライングながらも2人目妊娠まだ完璧に長女のトイトレが完了していないのに、2人目を妊娠してもよいのか、妊活時に迷ったこともありました。 しかし、長女はトイトレを開始して2カ月後には数日に1度お漏らしはありながらも、ある程度は安定してトイレで用を足すことができるように。そのため「この調子だと2人目を出産後には余裕でトイトレも完了しているだろう」と目論んで、ややフライングながらも私は2人目妊活をスタートしたのです。 トイトレを気にせずストレス軽減長女が2歳10カ月のころに2人目が無事に生まれました。このときの長女は日中のトイレは完璧にできており、もちろん自分から「トイレ行きたい!」とも言えていたので、ほぼ自立している状態でした。2人目が生まれて久しぶりの赤ちゃんのお世話にてんてこ舞いになり、なにかとストレスがかかる状態だった私。 しかし、長女のトイレのことはまったく気にせずに過ごせるので、精神的な負担はそれだけでも軽減されました。私にとっては「早めにトイトレしていてよかった!」と思えたのですが、早期にトイトレしていてよかったことはもう1つあります。 夜間のおむつ問題もあっさりそれは「夜間のおむつがいつ取れるのか」というトイトレのネクストステージとも言える新たな問題。結論から言うと、長女は3歳過ぎには自分から「夜のおむつはしたくない」と言いだし、あっさりと夜間のおむつも取れました。 長女が3歳のころといえば、次女はまだ寝返りもできるかできないかの乳児です。万一布団におねしょをされても、次女の体におしっこが当たってしまうということはなく、これは考えてもいなかったメリットだなと感じました。 こうして長女は多少のおねしょの失敗を積み重ね、4歳の今では深夜帯でも「トイレに行きたい」とトイレのためにはっきりと目が覚めるようになり、もちろんおねしょはまったくありません。「早めにトイトレを済ませて本当によかった」と多大なメリットを感じています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年09月04日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、トイトレにもつながる2歳から始める「おむつなし育児」についてお話ししています。おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは? どんなサポートをすればいい? など、詳しく解説! おむつの機能の向上とともに、おむつをはずす年齢が、近年遅くなってきているといわれています。年齢が進むほど、おむつの排泄に慣れている期間が長くなり、トイレトレーニングが思うように進まずに、焦ってしまったり悩んでしまったりするママもいます。 今回は、トイレトレーニングにもつながる、2歳前後の「おむつなし育児」についてお話しします。 おむつなし育児とは?おむつなし育児とは、おむつをせずにおしっこやうんちがだだ漏れというわけではなく、おむつに頼りすぎず、できるだけ自然な排泄の感覚をつけられるようにすることです。おむつをつけたままでもできます。おむつなし育児は、0歳以下の月齢が低いお子さんほど、おむつでの排泄に慣れていないのですすめやすいのですが、2歳ごろからでも始めることができます。 生まれてから2年もの間、おむつの中で排泄をすることを学習したお子さんにとって、トイレという穴のあいた開放空間で排泄をするということを学習し直すことは大人が思っている以上に大変です。トイレやおまるで排泄するという感覚はすぐには育たず、時間がかかります。お子さんに合わせて焦らずゆっくりと進めていくことが大切です。 「おしっこ、出た!」がわかるようになるコツおむつに排泄することに慣れていると、自分からおしっこが出たというのがわからなかったり、うんちが出ても不快感なく気にせずに遊んでいたりすることがあります。まずは思いきってパンツにしてみるというのも良いでしょう。 洋服の着替えや床が汚れることが心配であれば、汚れても気にならないようにシートやマットを引いた場所で過ごす、決まった時間(30分など)だけにする、パンツを○枚濡らしたらおしまいなど、ルールを決めても良いでしょう。 おむつをはずし始めたばかりの時期は、排泄感覚ができていないので頻尿状態になっていることも多いのですが、1〜2カ月程度時間が経つと排尿間隔が落ち着いてきます。出たことがわかるようになったり、出たことを教えてくれるようになったりしたら「ありがとう」「わかったんだね」などと、ほめてあげるようにしましょう。 おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは?トイレトレーニングの相談で多いのは、おしっこが出る前に教えてくれない、まだ言葉が出ないからいつ出るのかわからないということがあります。おむつなし育児の基本は、最初はお子さんから尿意や便意を教えてくれることは期待しないことが大切です。おむつの外で排泄する経験を繰り返していくうちに、徐々に感覚をつかみ、排泄前に仕草や言葉で教えてくれるようになってきます。おしっこが出る前のサインとして2歳ごろのお子さんで多いのは、落ち着かなくなる、足を交差させてモジモジする、股間を触るなどがあります。うんちが出る前のサインとしては、おならが出る、いきむ、特定の場所に隠れる(机の下、カーテン、部屋の隅など)などがあります。 サインがわかりにくい場合は、朝や昼寝から起きたとき、ご飯食べたあと、外出から帰ってきたときなどに誘ってみましょう。この時期は、トイレが怖かったり、遊びに夢中で中断したくなかったりすることもあります。おまるにしてみたり、「今はおむつでもいいよ。次はトイレに行こうね」と話してみたりしても良いかと思います。2歳ごろは大人のマネをするのも好きな時期なので、ママがトイレに行くときに誘う、おしっこをするところを見せるなども良いでしょう。 「おしっこ、できた!」のためのコツおしっこが出るサインがみられたら、おまるやトイレに座ってみましょう。お風呂など裸になったときに、おしっこをするようにすると感覚が分かりやすいお子さんもいます。最初は出ないことも多いので、3〜5分程度座らせて様子をみて出なかったり、嫌がったりするようなら切り上げるようにしましょう。おしっこが出やすいように、膀胱の筋肉を緩ませる「シーシー」という声かけや、うんちの場合は、「うーん」という声かけをします。リラックスできるようにトイレに好きなキャラクターのシールなどを貼ったり、歌を歌ったり、絵本を見せたりしても良いでしょう。言葉が発達してくる時期なので、おむつをはずす日を親子で決める、その日におむつかパンツにするかを本人に選んでもらうのも良いかと思います。外出などでおむつにする場合は、「今日はすぐにトイレに行けないかもしれないからおむつにしてもいいかな? トイレに行けそうだったら行くようにするね」などと事情を話してあげてくださいね。 排泄機能の発達は個人差も大きいので、周りの大人が焦らずにお子さんの気持ちに寄り添うことが大切です。パンツでおしっこやうんちをしても慌てたり怒ったりせずに、トイレやおまるで排泄できたときには「スッキリしたね」「良かったね」と一緒に喜んであげましょう。 <参考>おむつなし育児研究所 「おむつなし育児アドバイザー養成講座テキスト」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年08月31日娘が1歳半になるころ、保育園の先生から「そろそろトイトレをしてみてはどうか」と言われ、家でも開始。トイトレは大変と聞いていたので、私も心していたつもりでした。しかし娘のトイレの間隔があまりにも長く、想像以上に苦労することに。日々が戦いのように大変だったトイトレの体験談です。 朝起きてすぐのトイレはなんとか成功!まずトイトレのはじめとして、娘が朝起きたらすぐにトイレに連れて行くことにしました。とにかく起きたらすぐにトイレに連れて行き、座らせてみるの繰り返しです。娘がぐずって座らないこともあれば、おしっこが出ないことも。 ちょろちょろ……と音がしたときは、ものすごく褒めてあげて娘もどんどんやる気に。そのうちに毎日成功するようになり、これでトイレの感覚がつかめたと思っていました。しかし、まさか娘がトイレの間隔が長いなんて、私はまだ気づいていなかったのです。 朝以降のトイレがうまくいかない朝起きてすぐのトイレは成功し続けたのですが、その後のトイレがまったくうまくいきませんでした。何度も娘をトイレに連れて行くのですが、一向に出ないのです。保育園の先生も遊びなどの合間にトイレへ連れて行ってくれるのですが、「気づいたときにはもう出ていました……」と濡れたパンツをいつも水洗いして返してくれました。 トイトレを始めたばかりだし仕方がないなと思いましたが、思っていたよりもトイレの間隔が長いようで、まったくタイミングがつかめません。1日3回とか4回おもらししてしまうこともありました。 トイレに何度も連れていかれ、娘が激怒何度もトイレに行き、遊びを中断させられるのは、娘にとって腹立たしいこと。出ないのにトイレに行き、落胆する私を見るのもつらかったのでしょう。ついにはトイレに連れて行こうとすると娘が拒否をするように! しかも唯一成功していた朝のトイレも怒るようになってしまいました……。 タイミングを外したくない私と、朝から大喧嘩することもありました。洗濯物は増え、家中おしっこまみれになり私はイライラ。毎日そんな状態でしたが、なるようになるとあきらめました。 そしてトイトレを始め半年くらいしたころ、なんと娘が尿意を訴えるようになったのです。 尿意を訴えるようになってからは、信じられないほど娘のトイレがうまくいくようになりました。娘もだんだん機嫌よくトイレに行くようになったのです。今思えば、娘にとってはトイトレを始めるのが早かったのかもしれません。焦らずにゆっくりとトイトレを始めればよかったと少し後悔しています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの著者:佐藤りさ4歳の女の子の母。病院看護師として働きながら隙間時間に自身の体験をもとにライターとしても活動中。主に育児、健康について執筆している。
2021年08月26日2歳のお子さんにトイトレをおこなう際に「準備するものは多いほうがいいのかな」と思っていたママ。しかし、ママなりの「トイトレの目標設定」を決めたことで、ごくシンプルな準備で事足りる!と結論づけたそうです。 私は現在、4歳と1歳の2児のママです。上の子のトイトレは2歳2カ月のときにある程度は完了しました。もちろん、まだ2歳になりたてなので、なにもかもが完璧!とまではいかなくとも「誘えば排泄ができる」「日中のお漏らしは1週間に2回程度」「日中は綿パンツで過ごす」の3点をクリアできていました。私のトイトレ法はいたってシンプルで、準備したものはたったの2つ。そんな私のトイトレ法をご紹介します。 全部そろえなきゃダメ!? トイトレグッズの充実ぶりに困惑トイトレを始める前、「トイトレは準備しなければならないものが、とにかくたくさんある!」と思い込んでいました。たとえばトレーニングパンツの1つをとっても「5層タイプ」や「3層タイプ」などがあって、さらには「尿が出たのがわかりやすい紙おむつ」など……。 どのようなタイプのトレーニングパンツが娘に合うのか?と考え出したら、トイトレグッズがあまりにも充実していて、何を選べば良いのかわからなかったのです。しかし、これらグッズの合計金額を計算すると5,000~10,000円ほどとなり、「ばかにならない出費だなあ」とも感じました。 当面の目標を設定そんな痛い出費を前に、私は「最終的に上の子にどんな状態になってほしいのか」あらためて想像することにしました。そこで私は、上の子に対して「綿パンツ」で「日中お漏らしせずトイレに行ってくれる」状態になってもらうことが当面の目標決定であると位置づけ。 その目標に対して、トレーニングパンツや紙おむつといった「綿パンツになる前の練習グッズ」に関してはもう必要ないのでは?と判断し、思いきって最初から綿パンツで過ごしてみることにしました。 友人のアドバイスも参考に「綿パンツ10枚ほど」と「子どもがすぐに用を足せるおまる」の準備だけで、トイトレをスタート。さすがに最初から綿パンツなので大量に漏らされると思い、フリマアプリで格安の未使用綿パンツを10枚ほどGETしました。 おまるを選んだ理由としては、保育士の友人から「1~2歳の幼児は大人用の便器に座ると足が浮いてしまって踏ん張れないから、用が足しにくい。最初はおまるで練習するのがおすすめ」とのアドバイスを受けて、きちんと足がつけるおまるを選びました。 思い切った断捨離でストレスフリー「こんなシンプルな準備で本当に成功するのか」と当初は半信半疑でした。ところが、2歳ちょうどからトイトレをスタートさせてから、あっさりと1カ月後にはおまるで用が足せて、日中のお漏らしはほとんどない状態になりました。 ただ、元々あった「ソファ」は断捨離しました。なぜかというと、何もできていない状態から綿パンツで過ごしてもらうわけで、当然ですが、何度も部屋中を汚されることを想定しなければならなかったからです。そこは覚悟を決めました。 結局、私の場合は「綿パンツ10枚ほど」と「子どもがすぐに用を足せるおまる」の準備だけで、1~2カ月程度の短期的なトイトレは事足りました。シンプルな準備を徹底したおかげで、非常にストレスフリーなトイトレ、今となってはよかったなと感じています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年08月20日おむつはずれの時期は個人差が大きいですが、私は娘が2歳になったら少しずつ始めようと考えていました。ママ友に話を聞くと、2~3歳の間で始める人が多かったからです。「誰かと競争するわけではないし、いつかは必ずはずれるだろうから」という気持ちで、のんびりトイトレに取り組んだ私の体験談をご紹介します。 まずは便座に座ってみることからスタートは、娘が2歳になったころから。 私がトイレに行く際に娘も一緒についてくるようになったので、1日のうちに何度か「トイレ行ってみる?」と声掛けし、トイレに座らせてみました。タイミングが合えばトイレで排泄でき、できたときには「すごいねー!」とほめ、娘も満足気。2~3カ月経過すると、娘も自分から「おしっこ!」や「トイレ!」と言うようになりました。 このころからは私から声掛けせずに、娘が行きたがるときだけトイレへ。気分が乗っている時期は日中のほとんどをトイレで排泄できていましたが、まったく「トイレに行く」と言わない日も。私は根詰めてする必要はないという考えだったので、あくまで娘のペースに任せていました。 綿パンツ生活開始娘は普段保育園に通っていますが、2歳7カ月のときに新型コロナウイルスの影響で登園自粛をすることになりました。1日の大半を家で過ごすことになったのを機に、家の中では綿パンツをはかせることに。娘が通っている保育園は綿パンツでトイトレをする方針のため、トレーニングパンツにはしませんでした。 第2子が生まれてから「お姉さん」という言葉が好きな娘。綿パンツのことを「お姉さんパンツ」と呼んで、「はいてみる?」と聞くとうれしそうにはいてくれました。最初はタイミングがつかめず、何度もおもらし……。 掃除が大変で怒ってしまいそうなのをぐっとこらえつつ、「次は出そうになったらトイレに行こうね」と声掛けを繰り返しました。 おむつ卒業!娘は「お姉さんパンツ」生活3日目で日中すべてトイレで排泄することに成功しました!「すごいね!お姉さんだね! かっこいいね!」と夫とほめちぎり、娘も「もうお姉さんだからトイレできる!」と自慢げ。それからは家の中だけでなく、外出する際も綿パンツで過ごすように。 外出する前に必ずトイレに行き、外出時間が長い場合はトイレがある場所で「とりあえずトイレに行っておこう」と言って娘を連れて行くようにしています。この方法で外出中にもおもらししたことはありません。夜は寝る直前にトイレに行っておくと、おねしょはほとんどありませんが、念のため下着につけるパッドを使用しています。 娘の場合はトイトレを始めてから約8カ月で紙おむつを卒業することができました。娘のペースに合わせたのんびりなトレーニングで、親子ともストレスは少なかったです。トイトレは焦らず子どものやる気に任せることが大事だと感じた体験でした。 ※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:うしじまさやか2歳女の子、0歳男の子の母。登録販売者としてドラッグストアに勤務するワーキングマザー。育児、健康、美容について執筆中。
2021年08月07日トイレトレーニングはいつから?生まれたての赤ちゃんは膀胱が小さく、おしっこを溜めておくことができません。赤ちゃんは意思とは無関係に反射的におしっこをしていて、回数も頻回!1日に10数回もおむつ交換をしていたことを、懐かしく思い出すママ、パパも多いでしょう。1歳半ごろになると膀胱も成長し、排尿の間隔があいてきます。また、脳の神経伝達も発達するため、おしっこが溜まる感覚もわかるようになってきます。トイレトレーニングには、こうした体と心の準備が不可欠です。親が主導して「今日からトイトレ」と始めるべきものではなく、子どもの「準備OK」のサインをキャッチしてからスタートするもの、と心に留めておきましょう。トイレトレーニングの始めどきに迷ったら、次の3つを参考にしてください。「おしっこの間隔が一定時間あいている」膀胱が発達し、一定時間尿を貯めておく機能が発達してくると、だんだんとおしっことおしっこの間隔があくようになってきます。2時間以上あけば、トイレトレーニングの始めどきです。おしっこの間隔は、おむつを交換してから“おしっこライン”が出るまでの時間をチェックしたり、おしっこの前やおしっこ中にモゾモゾしたりなど、表情の変化や仕草がないかを見るとわかりやすいでしょう。「ひとりで歩ける」ひとりで歩ける程度の運動発達段階となっていることが一つの目安です。※身体障害などがある場合はこの限りではありません。「コミュニケーションの理解が進んでいる」トイレトレーニングには、大人からの「おしっこ、出る?」「トイレに行こうか?」といった呼びかけや、絵カードなどでの指示などを理解する力が必要です。※発語がない、少ない場合でも指示の理解が一定できればスタートの目安となります。トイレトレーニングを始める前に準備しておきたいこと子どもの体と心の準備が整うことはもちろん、親の側もトイレトレーニングについて予習をし、準備をしておくことが大切です。おむつ替えのときに「おしっこ出たね」「おむつを替えると気持ちいいね」など声をかけることも、トイレトレーニングのための大事な準備。赤ちゃん時代からこうした声がけを意識するといいでしょう。おむつが濡れた感覚や、おしっこが出る前後の感覚をつかむ手助けになります。また、おしっこのときにもじもじしたり、落ち着きがなくなったり、おむつを触ったりするなどの決まった仕草をしているようであれば、おしっこの“サイン”として覚えておきましょう。タイミングよくトイレに誘うことは、トイレトレーニングの成功の鍵。「トイレでおしっこができた!」という成功体験を積み重ねることが、子どもの自信につながります。そろそろトイレトレーニングを初めてもいい、というサインをキャッチしたら、ママやパパ、きょうだいがトイレに行く様子を見せることもおすすめ。子どもは、大好きなママやパパ、おにいちゃん、おねえちゃんの真似をしたがるものです。トイレでおしっこをする様子を見せることで、「自分も!」という意欲が高まります。おまるでトレーニングをする予定なら、少し前から部屋に置いて、慣らしておくといいでしょう。トイレの環境を見直すことも、トイレトレーニングをスムーズに進めるための重要なポイントです。暗くて狭いトイレをこわがったり、場所見知りをしてしまうケースは少なくありません。子どもが好きなキャラクターのポスターや、トイレでおしっこができたらシールを貼れるカレンダーを貼るなど、親子で楽しくトレーニングができる演出を心がけましょう。トイレやうんち、おしっこをテーマにした絵本を読み聞かせるのもおすすめです。トイレでおしっこやうんちができると、気持ちいい、すっきりする、というプラスのイメージを持てると、子どものやる気も高まります。また、寒い時期を避け、気候が良い季節から開始するほうがよいでしょう。トイレトレーニングの上手な進め方は?トイレトレーニングは、まずは回数が多いおしっこから進めるのがよいでしょう。トイレでおしっこができるようになると、リズムがわかりやすいうんちのトレーニングも進めやすくなります。おしっこのトイレトレーニングは、4つのステップを踏んで進めていきます。朝起きたとき、食事のあと、お昼寝の前後などにおむつをチェックしてみましょう。まだおしっこが出ていなければ、「トイレに行ってみよう」「おしっこ出るかな?」と、誘います。補助便座やおまるに座ると、偶然にでもおしっこが出ることがあります。おしっこができたら、「気持ちいいね!」「おしっこできたね」と声をかけ、排尿の感覚を学ばせましょう。おまるやトイレでの排尿に一度でも成功したら、だんだんとトイレに誘う回数を増やしていきましょう。もちろん、失敗することもたくさんあると思います。失敗を叱ると、子どもはトイレやおしっこに対して恐怖心やマイナスな気持ちを抱いてしまいます。失敗は当然とおおらかに構え、うまくいったときにたっぷりほめることを心がけましょう。トイレやおまるでおしっこをすることに慣れてきたら、日中は紙おむつを卒業し、トレーニングパンツや布パンツにステップアップしましょう。おもらしをしてしまうこともありますが、それも子どもにとっては大切な学びです。失敗したときでも叱らないようにしましょう。濡れると気持ち悪いことを体感することで、だんだんとおしっこの前にトイレに行く習慣が身につきます。トイレトレーニングの最終仕上げは、子どもが自分から「トイレに行く」という意思表示をするのを待つことです。これまではママ、パパが「そろそろおしっこじゃない?」「トイレに行こうね」と誘っていましたが、先回りして誘うのはストップ。子どもから「おしっこ」と教えてくれるのを待ってみます(必ずしも言葉による意思表示である必要はありません)。おしっこが出る前にトイレに行きたがり、便器で排尿ができたら、おしっこのトイレトレーニングは完了です。※ステップは子どもの困難性の種類や態度によって異なります。上記は一例であり、発達が気になる子どもの場合はよりスモールステップにするほうがいいでしょう。たとえば、感覚鈍麻があったり、失敗に過度に反応してしまう場合や、こだわりの強いタイプには、よりスモールステップで少しずつ進めましょう。成功のコツは「のんびり見守る」トイレでの排尿・排便は、行きつ戻りつしながらゆっくり習得していくものです。順調にトイレに慣れていったように思えても、急におむつに逆戻りしてしまうこともよくあります。また、その日の体調や気分によっても、うまくいく日、いかない日もあるでしょう。失敗しても当たり前とおおらかに考え、おもらしをしても決して声を荒げないように意識しましょう。トイレトレーニングのときに大事なのは、親子の信頼関係。じょうずにできたらたっぷりほめて、子どものやる気を応援してあげましょう。子どもが楽しくトイレトレーニングに取り組めるように、好きなキャラクターのパンツを用意したり、脱ぎ着がスムーズな服を着させたりするのも、親ができるサポートのひとつです。また、パンツへの移行期には、とくに失敗が多いものです。外出先でうんちやおしっこを失敗してしまうと、ママやパパも大変。ついイライラしてしまったり、楽しいお出かけを早く切り上げて帰る、なんてことにも。外出時はおむつ、家では布パンツというように、臨機応変に使い分け、トイレトレーニングがストレスにならないように工夫しましょう。ママ、パパが準備万端に整えていても、下の子が生まれたり、引っ越しでおうちの環境が変わったりすることで、トイレトレーニングが降り出しに戻ってしまうこともあります。もし子どもがトイレでおしっこをすることにストレスを感じているようならば、思い切ってトレーニングを中断し、少し時間をおいてから再チャレンジするのも一案です。焦らなくても、必ずいつかはトイレでできるようになるから大丈夫! 少し先の未来を思い描きながら、ゆっくりトイレトレーニングを進めていきましょう。発達障害がある子のトイレトレーニングはどうする?発達障害のある子どもは、トイレトレーニングが苦手な傾向があります。その理由は、発達の特性によるもの。たとえば感覚過敏や感覚鈍麻があると、トイレの水音に恐怖を感じたり、おしっこが溜まる感覚に気づきにくかったりすることがあります。また、筋力の弱さから、うんちのときにトイレに座った姿勢だとうまくいきめなかったり、独特の姿勢でないと排泄できないこともあります。そのほか、排泄する場所へのこだわりがあって、「おむつを履いていないと排泄できない」「カーテンの後ろに隠れながらでないとできない」などの特性を持つ子もいます。また、便座に座るのが嫌だったり、足がぶらぶらしていると力が入らず、中腰姿勢にならないと排泄できないという子も少なくありません。ただ、時間はかかっても、必ずおむつを卒業できる日はきます。発達障害のある子どもの場合は、特にトイレに苦手意識を持たないようにサポートすることが大切です。年齢の目安にこだわらず、「ひとりで歩ける」「言葉でのコミュニケーションができる」「おしっこの間隔が2~3時間以上あいている」の3つの条件がそろってからスタートするようにしましょう。トレーニングがうまくいかないときは、子どもの様子を観察して、つまずきの原因になっているものを探ってみましょう。たとえば「狭い空間がこわい」ようなら、ドアを開けっ放しでトイレをしてみる、トイレではなくまずはおまるでトレーニングをする、などの対策が考えられますね。おむつが汚れた感覚に気づいていないときは、トイレトレーニング用のおむつに替えて、濡れた感覚を感じやすくするのもよいでしょう。発達障害があるお子さんの中には、強い便秘症状を示す場合もあります。便が固めの場合、排泄の際に痛みが伴うため便を我慢し、そのためにさらに便が出にくくなるという悪循環にもつながります。便秘になるとかんしゃくを起こしやすいこともあります。そのような状況が続いていたら、医療機関を受診するようにしましょう。発達障害のある子のトイレトレーニングについてはこちらの記事もチェック!時間がかかってもOK!気負わずトライしてトイレトレーニングのベストタイミングは、子どもによって違います。子どもの体と心の準備ができているかをチェックし、家庭ごとのペースで進めていくことが大切。「お友達がおむつを卒業したから」「下の子が生まれてお兄ちゃんになるから」といった理由だけで始めると、かえって親子ともにストレスを感じて挫折してしまうことにもなりかねません。早い・遅いに一喜一憂せず、おおらかに取り組んでいきましょう。
2021年07月24日ついクスッと笑ってしまう家族の日常を描いた、月光もりあ(@orenoatamanonaka)さんのエピソードマンガ。今回は、絶賛トイトレの最中だった2歳の娘ちゃんが起こしたトンデモエピソードを紹介します。まさか、こんなことになるなんて……!(ママ、涙)ある日の外出時、2歳の娘を連れて公共トイレに入るママ。ここで涙が出るほどの悲劇に見舞われるなんて、思いもしなかった……。これが本当のトイレの神様 思わぬところで赤っ恥をかいてしまったママ。トイトレでの熱心な声かけによる成果が、こんな形で出るなんて(笑)! ちなみにこの後、時間を置いて出ようと試みたものの、流した後に「うんちばいばーい」と叫ばれたそうです……。 ぜ、全力でお察しします!! 著者:マンガ家・イラストレーター 月光もりあ
2021年07月10日私は現在4歳と7歳の息子を育てています。わが家の息子たちは2人とも、2歳から3歳になるまでの間におむつが外れました。トイトレには時間がかかると聞くことが多かったので心配していましたが、息子たちはたった3日でおむつを外すことに成功。今回は長男が成功したときの体験をお話しします。 作戦を考案私が息子のトイトレを始めたのは、長男、次男ともに2歳から3歳になるまでのころ。正直トイトレが面倒だと思っていた私は、なんとか短期間でスムーズにおむつを外すことができないかと考えていました。1日に何度もトイレに連れていき、失敗してはイライラし、険悪なムードになるのが嫌だったからです。 そこで私は、「おむつやトレーニングパンツをはいている安心感から、なかなかトイトレが成功しないのではないか?」と考えました。そして考えたのが、パンツもおむつもはかせない、「お尻丸出し作戦」です。 作戦実行トイトレを考え始めたのが夏ごろのこと。お尻丸出し作戦を実行するには、ちょうどいい季節でした。そこでトイトレを開始したその日から、日中息子はおむつもパンツもはかず、お尻を丸出しにした状態で過ごすことに。うんちを漏らされるのは抵抗があったので、朝食後おむつにうんちが出たのを確認してから、お尻を丸出しにしておくようにしていました。 息子も落ち着かないのか、何度か自分でおむつをはこうとしていましたが、しっかりと作戦の内容を説明すると、息子も納得。初日なので当然ですが、3回ほど床におしっこを漏らしました。ですが、脚が汚れることに息子も不快感を覚えた様子。漏らすたびに「次はトイレでしようね」と声をかけるようにしていました。 トイレ初成功トイトレ2日目、この日も日中はお尻丸出しで過ごしました。この日はおむつをはきたがることはありませんでしたが、すでに1回床にお漏らしをしていました。ですがお昼ごはんを食べたあと、なんと息子から「おしっこいく」と声を掛けてくれたのです。 私は大喜びしつつ息子をトイレに連れて行くと、初めてトイレでおしっこをすることに成功! 大げさすぎるぐらいに息子を褒めちぎりました。その日はそのあとも2回ほど、トイレでおしっこをすることに成功。息子も自信がついたようでした。 作戦成功トイトレ3日目、この日は特に気温が高かったので、朝から夕方までお尻丸出しにしておくことに。もう息子も慣れたのか、おむつをはきたがることもありませんでした。 そして、この日はなんとうんちもトイレですることに成功。 息子もおむつより、トイレのほうがお尻が汚れなくて済むということに気付いてくれた様子でした。息子は尿意を感じるたびに「おしっこいく」と伝えてくれるようになり、その日は結局、1度も漏らすことなく終えることができました。 3日間のお尻丸出し作戦を終え、4日目からは、日中は普通のパンツをはかせることに。ですが、もうトイレですることに慣れたのか、ほとんど漏らすこともなく、そのままおむつを卒業することになりました。初日と2日目は床に漏らしたおしっこの掃除が大変でしたが、予想よりもスムーズにおむつを外すことができたので、この「お尻丸出し作戦」は息子たちに合った方法だったようです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!監修/助産師REIKO著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2021年07月03日フランス在住の私にとって、トイトレは1つの大きな悩みでした。なぜならフランスでは3歳から義務教育が始まり、それまでに必ずおむつが外れていないと入学できないのです。「早い段階でおむつを外したい!」と意気込んでいた私は、息子が1歳半になったときトイトレを始めました。しかしあらゆる方法をおこなってもうまくいかず、大苦戦していたときの体験談です。 1歳半からスタートが基本おむつが外れないと学校に行けないことを知っていた私は、ママ友にどうやっておむつを外せたのか聞いてみました。すると、「1歳半から試して、毎回おまるに座らせることから始めるの」と教えてもらいました。しかし私は「1歳半から!? 最近ひとりで歩けるようになったばかりでもうトイトレ。大丈夫かな……」と不安に。でも、やるしかないので、私は「長い目で見ながら習慣にしていったらできるようになるだろう!」と覚悟を決めたのです。そしてその日から、おむつを替えるときに息子を必ずおまるに座らせるようにしました。 気合いのトイトレ開始まずは息子がおまるに慣れることを目標にしました。最初の2日間は、おまるに座るのは断固拒否。息子は絵本が大好きなので、おまるに座ったら絵本を読み聞かせると、結構すんなり座ってくれるように! 私は「これならいける!」とおむつ外れの日が近いことを確信したのです。しかし、それから2カ月間、息子は毎回おまるには座るものの1度もおしっこをしませんでした。私は息子がおまるに座ったときに水の音を聞かせたり、少量のぬるま湯をおまたにかけてみるなど試しましたがうまくいかず、疲れてきました。 トイトレにも時期がある他のママ友にトイトレの様子を聞いてみると、「トイトレの時期は1歳半から始める子もいるけど、成功するかは子どもによってさまざま。まだ時期じゃないんだよ」とのこと。私は「習慣にすればなんとかなると意気込んで始めたけれど、息子はまだ歩き始めたばかり。息子にも成長のペースがあって、しつけにも時期があるんだ」と気づきました。 私自身も、頑張って毎日トイトレをしても時間ばかりかかってしまい、おまるでおしっこをしてくれないことがストレスになっていました。トイトレは一旦やめて、息子の成長を待つことにしたのです。 悩みの1つだったおむつ外れをできるだけ早くしたいと思い、1歳半を機にいろいろ試しながら2カ月続けてきた私。ママ友の助言を聞いて、私は「成長のペースは子どもそれぞれ。おむつ外れの時期も子どもによって違う」ということを学びました。息子が2歳になる今、理解がよくできるようになったので再度トイトレを始めてみようと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2021年06月26日ハイハイは1歳半から、歩き始めたのは2歳直前と、何事ものんびりマイペースな息子。トイトレはまだ難しいだろうと、先延ばしにしていました。ゆったり構えているうちに2歳半になった息子は、おしっこの間隔も目に見えて空いてきました。そこで引っ越しのタイミングに合わせて、トイトレに本格的に取り組むことに。すると意外なことに、1カ月ほどでマスターしてしまいました。息子のトイトレに一役買ったのは、ある2つのアイテムでした。 トイトレ始めるなら夏が良い?運動面の発達がゆっくりな息子。トイトレに時間がかかることを覚悟して、私は情報収集をしていました。そこで耳にしたのは「トイトレを始めるのは夏が良い」という話。そこで2歳の夏には補助便座を使い、息子をトイレに座らせるようにしました。 息子はトイレに興味があり、嫌がらずに座りましたが、おしっこやうんちは1度も成功しませんでした。一方で秋口に入ると、息子のおしっこの間隔はどんどん空くように。おしっこは日中に4回、うんちは朝晩1回ずつと、回数と時間が定まるようになりました。 引っ越しを機にトイレ用踏み台を設置 ちょうどその時期、わが家は引っ越すことになりました。引っ越しに伴い、私は仕事を退職し、しばらく家にいられます。このタイミングで、息子のトイトレに本腰を入れることにしました。 引っ越し前のトイトレで、1日に何度も息子を抱えてトイレに座らせるのは思った以上に大変だと思っていた私は、新居のトイレには木製の踏み台を設置しました。踏み台は20cmぐらいの高さでしっかり重みがあり、耐荷重は200kgです。体を動かすことが苦手な息子にも、踏み台は乗りやすい高さで動きにくいため、自分ひとりでトイレに上り、座ることができました。 「お兄さんパンツ」をきっかけに初成功!息子ははじめの1週間ほど、何度もおもらしをしました。それでも私は根気強くトイレでおしっこをするよう教え、タイミングを見計らってトイレに連れていき続けました。初めてトイレに成功したきっかけは「お兄さんパンツ」です。 乗り物好きな息子のために購入したのは、5枚セットの乗り物柄のついた綿パンツ。「トイレでできるようになったらお兄さんだから、このパンツをはこうね」と教えたところ、息子は自らトイレに行き、おしっこに初成功。続けてうんちもマスターし、1カ月ほどでトイトレを完了しました。 成功の鍵は2つのグッズわが家の場合、息子のトイトレ成功の鍵となったのは、木製のトイレ用踏み台と乗り物柄のお兄さんパンツでした。2歳半ともなると体重も重く、トイレのたびに抱き抱えるのにひと苦労。 息子が自分ひとりでトイレに座れる踏み台は、マストアイテムでした。本人も自分で便座に座れるのがうれしい様子。乗り物柄のパンツは、息子にモチベーションと自信を与えてくれました。 それまで「トイレで排泄する」という概念のない子どもに、どうやってトイレを教えるのか……息子のトイトレを始める前、私は不安な気持ちでした。今振り返ってみると、息子の発達がゆっくりだということから、親がそこまで焦らなかったことと、息子に合うグッズに出合えたことが、スムーズなトイトレの完了につながったように思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:淡河なつめ1児の母。司書として東京の図書館に勤務していたが、Uターン移住を機に、フリーランスのライターに転向。死産と流産の経験がある。
2021年06月01日私は2歳の男の子と0歳の女の子のママです。今回は2歳の長男のトイトレについてお話ししたいと思います。2人目の出産が6月だったので、赤ちゃんとの生活に慣れたころから長男のトイトレを始めました。そのとき長男は2歳4カ月でイヤイヤ期真っ盛りでした。 トイレを嫌がるまずは補助便座とトレーニングパンツを4枚購入してトイトレ開始。食事の前後と外出前、入浴前、就寝前にトイレに誘うことにしました。しかし、相手はイヤイヤ期。「ごはんの前にトイレに行こうか?」と聞いても、毎回「行かない!」から始まり、無理やり連れていくと大泣き。 トイレに座ってもすぐに「おしっこ出ない!」と言って逃げてしまい……。これではトイレが嫌いになるばかりだと思い、何か良い方法がないか調べ始めました。 トイレに入ってもらうために思い付いたのは、トイレに入ったらシールを貼るという「ごほうびシール」作戦。もう1つは長男の大好きな電車の写真をトイレにたくさん貼り付けることでした。作戦は成功し、「トイレに入れたらシールを貼ろう!」と言うと、長男はトイレに喜んできてくれるようになりました。貼り付けた電車の写真を見ながらゆっくりとトイレには入れるけれど、肝心のおしっこはなかなか出ることはなく……。気付けば半年ほど経っていました。 ついに…!?おしっこが出ないまま半年……。私自身の焦りも出てきて、おしっこが出ないことにイライラしてしまうこともありました。毎日何度も漏らしてパンツや床を掃除して、一度トイトレをお休みしようかな……と悩む日々。 足台の高さを調整してみたり、お茶を飲ませてどのくらいでトイレに行きたくなるのか観察してみたり、長男が楽しそうに遊んでいても何度もトイレの確認をしたりしていました。 そんなある日、朝食後にトイレに行くと突然おしっこが出たのです! うれしくてうれしくて、長男とやったー!と一番大きなシールを貼りました。 今でも遊びやテレビに夢中になってしまうと間に合わないこともあり、まだトイトレが完了していません……。親としては焦ってしまいますが、トイレでおしっこが出るまで半年かかりました。長男のやる気が出て、トイレの心配をせずに過ごせるようになるのを気長に待つばかりです。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2021年05月25日娘が2歳になってからのんびりと始めたトイトレ。トイトレ開始から1カ月ほど経つとトイレでおしっこができるようになり、とても順調でした。そんな中、娘が2歳6カ月のころ転勤で引っ越すことに。この引っ越しをきっかけに、娘がトイレを拒否するようになってしまったのです。 引っ越しで振り出しに戻ったトイトレ新居への引っ越し後、これまでと同じように2時間ごとに娘をトイレに誘うと、「いかなーい」や「でないもーん」という返事。しばらくして我慢ができなくなると、おむつでおしっこがしたいと娘が泣き出しました。 娘にトイレが嫌になってしまった理由を聞いてもわからず、仕方がなくおむつに逆戻りすることに。外出先ではトイレでおしっこができるのに、なぜ新居のトイレは嫌なのかわからず、焦ってはいけないと思いつつも、予想外のことに私は戸惑いました。 行きたくなるトイレを目指した私は娘がトイレに行くことができればおしっこはできると思い、娘が行きたくなるようなトイレにしようと考えました。 まず、引っ越し当初からトイレについていた電球を明るい物に替え、娘が好きなキャラクターのイラストをトイレの壁に貼りました。 さらにトイレに座れたら貼るシールを用意したり、日替わりで小さな人形を置き、今日は誰がトイレにいるかな?と娘を誘ってみることも。 しかし、娘はチラッとトイレを見にくるものの、足を踏み入れることはなく、私は「万策は尽きた。もうしばらくはおむつにお世話になろう」とあきらめていました。 動物のシールとかくれんぼをして大成功娘がトイレに行かなくなって3週間経ったころ、トイレに座れたら貼るために用意していた動物のシールを見て、何か娘が楽しめることはないかなと考えました。そこで思いついたのが、かくれんぼです。便座に座らなければ見つけづらい場所にシールを貼り、「ワンワン! もーういーいワン! 」とシールの動物になりきって、かくれんぼの掛け声でトイレから娘に話しかけました。 すると、娘が目を輝かせてトイレに駆け込んできたのです。なかなか見つけられない娘に、「トイレに座ると見つかるよ!」と伝えると、今まで嫌がっていたのが嘘のようにスムーズにトイレに座れました。便座に座ると、ドアノブに貼ってあった動物のシールを見つけて娘は大喜び! このときはおしっこは出なかったのですが、なんと翌日には久しぶりにトイレでおしっこをすることができました。動物のシールとのかくれんぼを始めてから、驚くことに娘は一度もトイレを拒否することなく、1週間ほどでトイトレ完了となりました。 引っ越しでトイトレがうまくいかなかったとき、ネットで検索したりママ友に相談したりしましたが、うまくいかずに落ち込みました。しかし自分で考えた動物のシールがかくれんぼをするという方法が娘には合っていたようで、私にとっても娘にとっても自信になった体験でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。
2021年05月05日私には5歳、3歳の息子、生後8カ月の娘がいます。わが家の3歳の次男はトイトレを始めて3カ月ごろ、ようやく昼間のおしっこは失敗なくトイレでできるようになりました。しかし、うんちはまだ出ず、パンツの中で力んでそのまま出してしまいます。しかも、トイトレのストレスのためか便秘になってしまい、毎日出ていたうんちが3~5日間出ない日が続きました。そこでわが家なりの対策をしてみたので紹介します。 トイトレがスムーズだった長男次男がトイトレを始めたのは2歳6カ月ごろで、保育園のプログラムで始めたタイミングで家庭でも始めました。 長男のトイトレのときは非常にスムーズで、始めて1カ月くらいですぐに昼夜問わずおむつを取って過ごせるようになりました。うんちも問題なくトイレでできていて、長男のトイトレで苦労した記憶はほとんどありません。 便秘になってしまう次男長男のときの経験があったので、きっと次男のトイトレもスムーズにいくだろうと安易に考えていました。しかし昼間でも失敗が続き、なかなかうまくいかず……。長男のときにあまり苦労した経験がなかったので、次男にうまく声をかけてあげることができませんでした。 しかも、私たち夫婦が失敗することに不安になってしまい、何回も「トイレ行く?」と聞くことが次男にとってストレスになったためか、便秘になってしまったのです。うんちが出ないことに次男は気持ち悪さも感じているようでした。 わが家の対策そこでまず便秘を解消するため「パンツでもうんちを出してもいいよ」と話し、「トイレ行こう」とあまりしつこく言わないようにしました。また、一般のトイレでは次男では足が届かずうまく力めないと考え、踏み台を購入。 すると、足が届くことでトイレで座る姿勢が安定し力めるようになり、トイレでうんちができました。1回出てからはコツを掴んだのか、昼夜問わず失敗することなくパンツで過ごせるようになりました。 トイトレがうまくいかないばかりか、便秘になってしまった次男。「トイレに行くよ」などのストレスになるような過度の声掛けをやめ、力めるような姿勢を保ってあげることで、うんちとおしっこ両方がトイレでできるようになりました。今では便秘になることもなく、自分から「トイレ行こう!」と元気よく言ってくれています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:西川しょた普段は看護師として勤務する5歳と3歳の息子、1歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2021年02月06日幼稚園入園を控えているママやパパ、お子さんはおむつ卒業できましたか?私には娘が2人いますが、長女はおむつを卒業できないまま入園、次女は3歳8か月の入園直前になんとかおむつ卒業した状態で入園できました。しかし、次女だからサッとラクにとれたというわけではありません。一時トイトレに失敗し、入園目前の3月までとれていませんでした。そんな状況で、急に1週間でおむつ卒業できた次女。トイトレ成功に導いたのは、外出自粛から生まれたママ側の心の余裕だと感じています。今回は母と次女の状況と心の変化を紹介します。入園前におむつ卒業していなければいけないの?そもそも、入園前に必ずおむつは卒業しなければいけないのでしょうか?それぞれの幼稚園の方針によって異なりますが、わが家の周辺の幼稚園は、おむつのままでも大丈夫というところが多いです。私の娘たちが通っている幼稚園では「おむつのままでも問題はありません。ですが“おうちで頑張って、できればおむつがはずれた状態で入園しましょう”」と事前説明会の時に言われました。はずれていない子が多いと、先生たちのクラス運営に支障が出てしまうのかもしれません。幼稚園生活を思いっきり楽しんでもらうためにも「できればおむつを卒業してから入園させてあげたい」と思う親心もありますよね。実は直前の3月までおむつ卒業できていませんでした昨年4月に入園した次女は、実は直前の3月、まだおむつ生活をしていました。でもまったくトイトレをしていなかったわけではありません。入園前の夏、トイトレを開始していました。一般的に、「夏がよい」「おしっこの間隔があいてからがよい」と言われているので、おむつが濡れて取り換える間隔が長くなった後の夏に始めたのです。長女がトイレに行っている姿も見ていたし、次女はすんなりトイレに行けるようになるだろうと楽観視していた自分もいました。しかし、実際はじめてみると、トイレに行ってもすぐ漏らす。トイレに連れて行っても出ない。買い物や遊びに行く時におむつをしたタイミングでたくさんおしっこをする。そんなことを繰り返すうちに、本人も「トイレ行きたくない!」と言い始めてしまい、結局おむつがはずれることもなく、トイレに行くこともほとんどなくなってしまいました。先生には申し訳ないけど、もう幼稚園ではずしてもらうしかないと諦めていました。みんながトイレに行っている姿を見たり、漏らした姿をみんなに見られて恥ずかしいという経験をしないとはずれないだろうと考えていたのです。そして突然芽生えた、母の本格的なトイトレやる気幼稚園にお願いするという考えになっていたトイトレでしたが、そんな時に訪れたコロナでの外出自粛。入園式や園生活が軒並み延期になり、おうち時間が増えはじめた3月末。このときに、「せっかく家にずっといるなら、この機会におむつを卒業してしまおう!」と急にトイトレに対する母のやる気が出てきたのです。そして取り組んだ結果、なんと1週間で完了!ではどのようなことをしたのか?ポイントは以下の3つです。自粛生活でずっと家にいたことがよかった・起きている間はずっと普通のパンツで過ごす・外遊びは歩いてすぐに戻れる場所・買い物には出かけないこの「ずっとパンツで過ごす」ということは、普段の日常生活ではなかなか難しいです。「もし外出先で漏らしてしまったら」そんなことを考えたら、やはり家の中以外ではおむつになってしまいます。なので、トイトレをする期間…仮に1週間と決めたら、その期間は、「外遊びはすぐに家に戻れる場所」「時間がかかる買い物は行かない」と決め、いつでも漏らしてもOKという環境を作ったのです。「漏らしてもすぐに対処できる」という状況は、私にとって安心感となり、気持ち的にとてもラクになりました。買い物は1週間分の献立や必要なものを考えて、週末にまとめ買いしておけばよいのです。ムダ買いも減るし夕食メニューも考えずに済むので、一石二鳥でした。最初は大量にお漏らし!でも2回目から…そんな万全な環境で始めたトイトレ。もちろん最初は大量に漏らしました。トレーニングパンツではないので、失敗すると大量に漏れます。ですが、大量に漏れることで強い不快感を覚えたのか、出そうな感覚をキャッチしようと本人も敏感になり、2回目で漏らすこともなくトイレに行けました。今までトイレに行けていなかったので、急成長にとてもびっくりしました。その後は、遊びに夢中になっている時や、家の前で遊んでいる時に漏らしたりもしましたが、1週間でほぼ失敗せずおむつなしで生活できるようになっていました。この時も漏らしてしまい…でも家の前だったので急いで中に入りました子どももママも気持ちは軽く「いつでも漏らしていいよ」という環境を整えて過ごしたトイトレ生活。いつ漏らすのかと冷や冷やすることもなく、おむつをさせたタイミングで失敗、落胆するということもありません。ママが焦ったり気持ちが落ち込んでしまうと、それを子どもも感じ取って緊張してしまい、うまくできるものもできなくなってしまうのかもしれません。物理的に余裕をもった状態なら、ママもおおらかな気持ちで取り組めます。トイトレは子どもの努力もありますが、洗濯したり掃除をしたり、お着替えをさせるママが大変な思いをしないことも重要ですよね。今回のトイトレは、子どもだけでなく、私自身の気持ち的にラクに過ごせたことが、結果的に短期間の成功につながったのだと思います。トイトレにはかなり個人差があるので、一概には言えませんが、「ママの気持ちをラクに」はポイントになるかもしれません。<文・写真:ライターyukari>
2021年01月21日「来年の4月から幼稚園に通う!」というお子さんをお持ちの方の中には『トイトレ』をどうしようか…と考えている方もいるのではないでしょうか。そんな方にも知ってほしい!『トイトレ』一切なしでおむつを卒業してしまう、『おむつなし育児』というものがあります。『おむつなし育児』と聞くと、「おむつを履かせないということ?」と思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。普段はおむつを履いていますが、おむつの中での排泄を当たり前にしないようにするのです。産まれたばかりの赤ちゃんの頃から、トイレで排泄をするように、開放的な空間での排泄をなるべく維持させてあげます。少し難しく感じる方もいるかもしれませんが、あまり深く考えず、「赤ちゃんにおむつの外での排泄は気持ちいいよ」ということを忘れずにいてもらうという感覚でいるのがおすすめです。我が家には現在2才7か月の娘がいますが、彼女が生後2か月くらいの頃からおむつなし育児を始めました。1才前後の頃には、おむつでうんちをすることはほぼなくなりました。2才になる頃には、おむつを卒業してパンツへ移行。現在も、もちろんパンツでおしっこが出る時もありますが、おむつなし育児の経験があると、対処に慣れているので、動じることはありません。娘自身も自分で「出ちゃったー」といって、パンツとズボンを脱いでくれます。タオルで床を拭いてくれることもあります。そんな娘をなんだかお姉さんになったなーと嬉しい気持ちで見つめてしまいます。このように、おむつなし育児は赤ちゃん自身が排泄の感覚を維持してくれることで、『トイトレが一切いらない』というのは事実です。しかし、おむつなし育児の良さはそこではありません。おむつなし育児は英語で『Elimination Communication(排泄コミュニケーション)』といいます。まさにコミュニケーションツールになるのです。まだ、おしゃべりもできなかった生後2か月の娘とおむつなし育児を始めたことで、言葉を超えるコミュニケーションをしてきました。そんな経験が現在、私と娘のコミュニケーションにとても役立っていると思います。興味のある方はぜひ、この一石何鳥にもなる『おむつなし育児』に挑戦してみてください!もちろん、さまざまな意見や考え方があるので、取り組み方は書籍やネットほか、さまざまな講座に参加するなどして学ばれてみても良いかもしれません。最後に経験者から1つお伝えさせていただくとすれば、気軽な気持ちでゆるーく、コミュニケーションツールとして『楽しむ』ことが大切だと思います!ぜひ、おむつなし育児をお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年12月15日わが子の通う保育園の先生より「トイトレは2歳から園で始めていきます」と指導があり、わが家でもトイトレを並行して始めました。親として初めてのトイトレだったので、苦い思い出もあります。そんな私がトイトレで経験した失敗や、もっとこうしたらよかったなと反省していることなどをご紹介していきます。 トイトレするにあたり準備したもの保育園でトイトレするにあたり、「トイトレ用の布パンツ・お昼寝布団用の防水シーツ・失敗したとき用の着替えを多めに用意して、布パンツで登園しましょう」と保育園の先生から言われました。私の想像ではトイトレ用のおむつから練習するのだとばかり……。 いきなりの布パンツでの登園は、保育園までの道中におしっこをしないか不安があり、布パンツにつけられるトイトレ用の尿パッド昼用と、夜用を自宅用として準備しました。加えて布パンツを保育園用も含めて6枚と、防水シーツは2枚、自宅用で手持ちつき補助便座を用意。わが子は好きなキャラクターのお兄さんパンツを見て喜び、「トイトレがスムーズにいくかも!」と思えました。 トイトレの出だしは順調だったけど…私は保育園の先生より「自宅でも朝ごはん前や寝る前にトイレに座らせてみましょう」と言われ、トイレに座ることから始めました。新しいお兄さんパンツと補助便座で、わが子は楽しくトイレに座っていてくれていました。 しかし、自宅でトイレに座ってもおしっこが出ることがなく、「トイレに行こう」 と私が言っても「出ないから座らない」 と言うようになってしまったのです。しかたなく「おしっこが出るときに教えてね」 とわが子に話しても教えてはくれず、気づいたときにはパッド内で排尿……。そんなことが家で続いたので、私は保育園でわが子がどのようにトイレに座っているのかを相談することに。 保育園と自宅のトイトレの違いを痛感…私は保育園の先生に自宅でのトイトレがうまくいかないことを相談すると、保育園ではたとえ出なくてもトイレに座らないということはなく、流れにそって順番にできていると言われました。 その話を聞いて私は、わが子は保育園だとトイレに行くことができるんだということを知り、集団生活ならではのメリットだと実感。さらに、保育園では男の子は立ってできる便器……。 自宅は洋式便器で、立ってするにはわが子は身長が足りなくてまだ不可能でした。トイレの型式で保育園と自宅のトイトレの進みに差が出ていることを痛感したのでした。 トイレに座れるよう工夫したこと悩んでいる私に、保育園の先生は「無理なくで大丈夫です。園でできてから自宅でもできるようになりますよ」 と声をかけてくれました。私は自宅のトイレに座らないで尿パッド内におしっこをしてしまうわが子に怒ることが増えていたので、トイレにいきたいと言うまでは様子をみて、尿意・便意を感じたときの行動に変化がないかを観察することに。 すると、わが子はうんちのとき、隅っこに隠れるという癖が判明! 踏ん張りだしたら「トイレに座ってみようね」 と声をかけ、抱っこしてトイレに座ってもらうようにしました。そんなことを繰り返していくと、うんちのあとにおしっこが少し出ることもあり、ほんの少しでも座って出たことをほめてあげるよう意識しました。 わが子が自宅にて尿意や便意を感じたときに「トイレ~」 と言ってくれたのは2歳半年を過ぎたころで、尿パッドが完全に取れたのは3歳を過ぎてからでした。保育園と連携してトイトレをできたことで私はわが子に怒ることが減り、ほめてあげることが増えてよかったと感じています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用し、ライターとして活動中。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルを執筆している。
2020年12月14日1歳10カ月のころにトイトレを始めた娘さんですが、あっけなく失敗したそうです。しかしそこから、おむつ→布パンツの変化に娘さんが納得するまで待つことで、たった1日でおむつを卒業。そんなママの体験談を紹介しています。私は2歳の娘を育てているママです。ちょうど夏にあたる1歳10カ月のころにトイトレをしましたが、うまくいったのは最初だけ。娘はすぐにトイレを拒否するようになってしまいました。同年代の周りの子はトイトレが順調な子もちらほらだったのですが、本人にやる気がないならとトイトレはストップ。振り返れば、この判断がたった1日でおむつを卒業する結果になったと思っています。 1歳10カ月であっけなくトイトレ失敗娘が1歳10カ月のとき、ちょうど夏になり、通っていた子育て支援センターの子たちにもトイトレシーズンが到来しました。そこでその波に乗って娘もトイトレ開始! 娘に好きな布パンツを選ばせ、最初は娘もルンルン気分でした。 「トイレ行こうか」と言えばトイレでおしっこができて、こわいくらいに順調。しかし私がしつこく誘いすぎたのか、ものの1週間で娘はパタリとトイレには行かなくなりました。 トイレを飾る日々その後も私がトイレに入るときに娘を誘ってみましたが、拒否され続ける日々。あまりに娘が嫌な顔をするので、誘うのは一旦中止にして、ただトイレを飾ることにしました。 娘が書いた絵を壁一面に貼り、踏み台を段ボールで一緒につくる日々。内心、「いつトイレしてくれるかな」と思いながらも、私から娘に「トイレ行こう」とは言わないようにしていました。 久々の布パンツ登場でおむつ卒業春になり、娘が2歳8カ月になったとき、衣替えをしていてたまたま娘の選んだ布パンツが出てきました。これを見て娘は目がキラキラ。「今日からこれはくね。おむつははかない」と宣言をし、本当にその日から布パンツで過ごすようになりました。 私から娘に「トイレ行こう」と言っていたのは卒業からほんの2日ほど。それ以降は時々失敗することもありますが、自分から「トイレ!」と言ってくれます。 納得することが大切だった娘はちょっとこだわり屋で、自分が納得しないと行動しない性格です。そんな性格を考えれば、おむつから布パンツになることにも自分で納得する必要があったのだと思います。 おむつを卒業してから2カ月過ぎても娘は布パンツを選ぶのが楽しそうですし、トイレの飾りや踏み台のことも好きです。トイレに行かない日々も全部つながってたんだなぁとうれしく思います。 長丁場だったけれど、最後はあっけなく卒業してしまったおむつ。まだほんの1・2歳の子どもでも、おむつを卒業するにはそれを自分の中で消化して納得することが必要なんだなと感じました。また、「いつでもトイレに行ってOK」とトイレへの意識を開き続けていたことも大事だったと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO作画/やましたともこ著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2020年10月09日娘が1歳半になるころ、保育園の先生から「そろそろトイトレをしてみてはどうか」と言われ、家でも開始。トイトレは大変と聞いていたので、私も心していたつもりでした。しかし娘のトイレの間隔があまりにも長く、想像以上に苦労することに。日々が戦いのように大変だったトイトレの体験談です。 朝起きてすぐのトイレはなんとか成功!まずトイトレのはじめとして、娘が朝起きたらすぐにトイレに連れて行くことにしました。とにかく起きたらすぐにトイレに連れて行き、座らせてみるの繰り返しです。娘がぐずって座らないこともあれば、おしっこが出ないことも。 ちょろちょろ……と音がしたときは、ものすごく褒めてあげて娘もどんどんやる気に。そのうちに毎日成功するようになり、これでトイレの感覚がつかめたと思っていました。しかし、まさか娘がトイレの間隔が長いなんて、私はまだ気づいていなかったのです。 朝以降のトイレがうまくいかない朝起きてすぐのトイレは成功し続けたのですが、その後のトイレがまったくうまくいきませんでした。何度も娘をトイレに連れて行くのですが、一向に出ないのです。保育園の先生も遊びなどの合間にトイレへ連れて行ってくれるのですが、「気づいたときにはもう出ていました……」と濡れたパンツをいつも水洗いして返してくれました。 トイトレを始めたばかりだし仕方がないなと思いましたが、思っていたよりもトイレの間隔が長いようで、まったくタイミングがつかめません。1日3回とか4回おもらししてしまうこともありました。 トイレに何度も連れていかれ、娘が激怒何度もトイレに行き、遊びを中断させられるのは、娘にとって腹立たしいこと。出ないのにトイレに行き、落胆する私を見るのもつらかったのでしょう。ついにはトイレに連れて行こうとすると娘が拒否をするように! しかも唯一成功していた朝のトイレも怒るようになってしまいました……。 タイミングを外したくない私と、朝から大喧嘩することもありました。洗濯物は増え、家中おしっこまみれになり私はイライラ。毎日そんな状態でしたが、なるようになるとあきらめました。 そしてトイトレを始め半年くらいしたころ、なんと娘が尿意を訴えるようになったのです。 尿意を訴えるようになってからは、信じられないほど娘のトイレがうまくいくようになりました。娘もだんだん機嫌よくトイレに行くようになったのです。今思えば、娘にとってはトイトレを始めるのが早かったのかもしれません。焦らずにゆっくりとトイトレを始めればよかったと少し後悔しています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/みいの著者:佐藤りさ4歳の女の子の母。病院看護師として働きながら隙間時間に自身の体験をもとにライターとしても活動中。主に育児、健康について執筆している。
2020年09月16日現在2児のママが、2人目を産む前に「これをやっておいて本当によかった!」と実感したことがあるそうです。それは「1人目のトイトレ」。日中の排泄自立はもちろんですが、ほかにも意外なメリットもあったようです。 現在4歳になる長女が2歳ちょうどのときに、トイレトレーニングを開始した私。しかし「魔の2歳児」と言われているように、トイトレを開始してから3カ月くらいは、「気が向けばトイレに行くが、遊びに集中しているとトイレには行かない!」という感じでした。しかし、私自身がおむつ代の節約や2人目の妊活を考え出していたので、「2人目を作る前に長女のトイトレを済ましていたほうが後々ラクだろう」といった思いがありました。 2歳半に日中パンツで過ごすレベルへ長女は、2歳半には親など大人が「トイレに行こう」と言えば、抵抗せずにトイレに行けておしっこもうんちも出せるしお漏らしもないので、外出時もお姉ちゃんパンツでおでかけできるというレベルに達しました。 私にとって「長女のトイトレ計画」の達成後の大きなモチベーションであった「2人目の妊活計画」。しかし、結局のところ「長女のトイトレ計画」達成前の長女が2歳2カ月のときに私は2人目を妊娠したのです。 フライングながらも2人目妊娠まだ完璧に長女のトイトレが完了していないのに、2人目を妊娠してもよいのか、妊活時に迷ったこともありました。 しかし、長女はトイトレを開始して2カ月後には数日に1度お漏らしはありながらも、ある程度は安定してトイレで用を足すことができるように。そのため「この調子だと2人目を出産後には余裕でトイトレも完了しているだろう」と目論んで、ややフライングながらも私は2人目妊活をスタートしたのです。 トイトレを気にせずストレス軽減長女が2歳10カ月のころに2人目が無事に生まれました。このときの長女は日中のトイレは完璧にできており、もちろん自分から「トイレ行きたい!」とも言えていたので、ほぼ自立している状態でした。2人目が生まれて久しぶりの赤ちゃんのお世話にてんてこ舞いになり、なにかとストレスがかかる状態だった私。 しかし、長女のトイレのことはまったく気にせずに過ごせるので、精神的な負担はそれだけでも軽減されました。私にとっては「早めにトイトレしていてよかった!」と思えたのですが、早期にトイトレしていてよかったことはもう1つあります。 夜間のおむつ問題もあっさりそれは「夜間のおむつがいつ取れるのか」というトイトレのネクストステージとも言える新たな問題。結論から言うと、長女は3歳過ぎには自分から「夜のおむつはしたくない」と言いだし、あっさりと夜間のおむつも取れました。 長女が3歳のころといえば、次女はまだ寝返りもできるかできないかの乳児です。万一布団におねしょをされても、次女の体におしっこが当たってしまうということはなく、これは考えてもいなかったメリットだなと感じました。 こうして長女は多少のおねしょの失敗を積み重ね、4歳の今では深夜帯でも「トイレに行きたい」とトイレのためにはっきりと目が覚めるようになり、もちろんおねしょはまったくありません。「早めにトイトレを済ませて本当によかった」と多大なメリットを感じています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月13日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは。いろいろ理由をつけて先延ばしにしていた次女オコメのトイトレ。ずっと家にいた5月の頭に始めてみました。そして前進後退あったものの、7月にはほぼパンツで過ごせるようになりました。それに伴い、夜の就寝時も間隔があくようになり、8月には夜もパンツで過ごせるようになって、念願のトイトレ卒業…! のはずが。急に夜の失敗が連続で起こり、ときにはそれに気づいたオコメも真夜中に目が覚めてしまうので、もう一度夜だけオムツに戻すことにしました。しかし。ちょっとだけ、涼しい夜が4日間続いたんですよね。(それでも十分暑い夜でしたが)完璧に一致していました。なんて繊細な身体をしているんだろう…!現在はまた、パンツをぬらさずに朝を迎える日がほとんどですが、この先涼しくなったらまだ難しいかもしれませんね。オコメまだ夜はオムツの方が安心できるようなので、夜はまだまだ焦らず、ゆっくり進めていきたいと思います。(ちなみにうつぶせで寝ることが多いおかげか、布団は1回もぬれなかった奇跡の4日間でした)
2020年08月29日娘(おこめちゃん)のゆるく進めていたトイトレ。気がつけば日中はすっかりパンツ生活になりました。おむつを持ち歩かないと、こんなに荷物が少なかったのかと感動しています。ただ、おでかけ前のトイレへの誘導にはかなり気をつけるように。しかし子どもにとっては、その声がけのタイミングが合わないようで、何かと理由をつけてトイレに行きたがりません。その理由がおもしろいので紹介させてください。トイレに行かない理由その1トイレに行かない理由その2トイレに行かない理由その3おもしろすぎる!おなかの世界脳内会話ならぬ腹内会話。登場人物はおしっこさん、うんちさんだけではありません。ある日こんな人物(?)も登場しました。むすめのおなかの中の世界がとても平和そうで、とてもほっこりしています。<マンガ・文:ライターちゅん>
2020年08月28日私は現在、4歳と1歳の2児のママです。上の子のトイトレは2歳2カ月のときにある程度は完了しました。もちろん、まだ2歳になりたてなので、なにもかもが完璧!とまではいかなくとも「誘えば排泄ができる」「日中のお漏らしは1週間に2回程度」「日中は綿パンツで過ごす」の3点をクリアできていました。私のトイトレ法はいたってシンプルで、準備したものはたったの2つ。そんな私のトイトレ法をご紹介します。 全部そろえなきゃダメ!? トイトレグッズの充実ぶりに困惑トイトレを始める前、「トイトレは準備しなければならないものが、とにかくたくさんある!」と思い込んでいました。たとえばトレーニングパンツの1つをとっても「5層タイプ」や「3層タイプ」などがあって、さらには「尿が出たのがわかりやすい紙おむつ」など……。 どのようなタイプのトレーニングパンツが娘に合うのか?と考え出したら、トイトレグッズがあまりにも充実していて、何を選べば良いのかわからなかったのです。しかし、これらグッズの合計金額を計算すると5,000~10,000円ほどとなり、「ばかにならない出費だなあ」とも感じました。 当面の目標を設定そんな痛い出費を前に、私は「最終的に上の子にどんな状態になってほしいのか」あらためて想像することにしました。そこで私は、上の子に対して「綿パンツ」で「日中お漏らしせずトイレに行ってくれる」状態になってもらうことが当面の目標決定であると位置づけ。 その目標に対して、トレーニングパンツや紙おむつといった「綿パンツになる前の練習グッズ」に関してはもう必要ないのでは?と判断し、思いきって最初から綿パンツで過ごしてみることにしました。 友人のアドバイスも参考に「綿パンツ10枚ほど」と「子どもがすぐに用を足せるおまる」の準備だけで、トイトレをスタート。さすがに最初から綿パンツなので大量に漏らされると思い、フリマアプリで格安の未使用綿パンツを10枚ほどGETしました。 おまるを選んだ理由としては、保育士の友人から「1~2歳の幼児は大人用の便器に座ると足が浮いてしまって踏ん張れないから、用が足しにくい。最初はおまるで練習するのがおすすめ」とのアドバイスを受けて、きちんと足がつけるおまるを選びました。 思い切った断捨離でストレスフリー「こんなシンプルな準備で本当に成功するのか」と当初は半信半疑でした。ところが、2歳ちょうどからトイトレをスタートさせてから、あっさりと1カ月後にはおまるで用が足せて、日中のお漏らしはほとんどない状態になりました。 ただ、元々あった「ソファ」は断捨離しました。なぜかというと、何もできていない状態から綿パンツで過ごしてもらうわけで、当然ですが、何度も部屋中を汚されることを想定しなければならなかったからです。そこは覚悟を決めました。 結局、私の場合は「綿パンツ10枚ほど」と「子どもがすぐに用を足せるおまる」の準備だけで、1~2カ月程度の短期的なトイトレは事足りました。シンプルな準備を徹底したおかげで、非常にストレスフリーなトイトレ、今となってはよかったなと感じています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月21日こんにちは!夏が来れば思いだす…。トイレトレーニングの季節~~~!!!!暑い時期になってくるとトイレトレーニング頑張ってみようかな…ってソワソワし始めますよね。今回は次男のトイトレ中のお話です。現在は小学3年生になりました。当時はこの子本当にオムツ外れる時が来るんだろうかなんて思っていましたが、今はすっかりおパンツです。(当たり前ですけど(笑))今まさに「この子は~~…」なんて不安に思っていらっしゃるママに安心してもらいたくて、当時の記録をもとに紐解いていきたいと思います。■次男の2歳当時のお話夏休み中、悪阻だの帰省だので、ガッツリ中断し、そうこうしてるうちに2歳のお誕生日を迎え、旅行から帰ってきたら、また心機一転頑張ろうと思っていたゆいたん(次男)のトイレトレーニング。 久しぶりに再開したおパンティー生活ですけども…んまぁぁーーこれがひどいのなんの。元通りどころか、後退。いや悪化。夏休み前も、同じようにジャージャー漏らしてはいたけれど、オマルや、便座には、嫌がらずに座ってくれていたんです。座りさえすればシャーっと出たり、運がよければ、お漏らしするのは1日1回だけ、なーーんて日もあったほど。それがのらりくらししてるうちに、キターーーーーーーーーー!ついに来てしまいました。「オマルにすら座ってくれない期」が!これ困るんですよねぇ。私:「ゆいたん、そろそろ、おしっこしよう?」ゆ:「んわっ!」(いやっ!)私:「いや、そろそろしといた方がいいんじゃない?」ゆ:「んわっ!!」すんなりオムツ取れたちゅんたん(長男)とは違って、ゆいたんは、ガッツリ、苦労を味わわせてくれます…トホホ。今日の午前中だけの出来事でも、この有り様。■午前10:00頃のこと…私:「ゆいたん、おしっこは?」ゆ:「んわっ!!」(首をブンっ!!)私:「オマル座ろう?」ゆ:「んわっ!!」(ブンっ!振)ゆ:「あっはーーーん!?」(訳:あそこの床にミニカーが転がってる!)私:「あぁ、はいはい。ミニカーね…。(今の私にとっては、どーーーでもいい!)そのミニカー持ってきていいから、オマル座ろうよ」トコトコトコ(ミニカー拾いに行く)トコトコトコ(ミニカー片手に戻ってくる)ドスっ(オマルに座る)…やれやれ。やっと座ったぞ。さぁ、心置きなく小便をするがよいわ。たんとお出し。しーーーーっしーーーーーっ。(見守る)ゆ:「………ニヤニヤ」しーーーーーっしーーーーーっ。(見守る)ゆ:「……ニヤニヤ」あ…あのぉーニヤニヤしていないではよぅおしっこしてくれませんかねぇ?以前は、オマルに座ると、ちゃんと脳に指令を出しておしっこしてるんだなって感じが見てて伝わってきてたのだけれど、トイトレ再開してからはもう全然。やっとのことで座ってくれたと思ったら、ただニヤニヤして、くつろいで、何も産み落とさず、立ち去っていく…ただそれだけ…この時も、かたずを飲んで見守っていたのだけれど、この子の頭の中はというとミニカーでいっぱい。手に持っていたミニカーをおまたの間にポイッ!!ゴトッ。ミニカーがオマルの中に…ポトン。私:「こらこら、ミニカー、オマルの中に落とさないの」(拾)ゆ:「……ニヤニヤ」(←ほんまに絵に描いたようにニヤニヤしてた…)ゴトッ。ポトン。(落)私:「もぉーーー」(拾)ゆ:「…ニヤニヤ」ゴトッ。ポトン。(落)キィィー!! 何回やらすんじゃいっ!もう、おしっこ出ないの!?ホント!?出ないんだったら、もういいよ。そう言われたら、嬉々として立ち上がるゆいたん。今、しとかないと、絶対そのうち漏らす…。100パーセント、漏らす…。しかし、もうこれ以上は粘れないので、おパンティーを履かせて放流しました。■1時間後の11時…そして、1時間後の11:00。今度はベランダで水遊びしはじめた彼。台所からくすねてきた魔法瓶に、水道のお水をジャージャー入れて遊びはじめました。お水遊びし始めたんなら、絶対お漏らしするから、先におしっこしとこう?! ね? ね?お水遊びは別にしてもいいけど、ベランダでおしっこしちゃう前に、オマルでしてみよう? ね? ね?いい子だから、ね?ゆ:「んわっ!!」私:「じゃぁ、もう、その水筒持ってきていいから。水筒と一緒にオマルに座ってみよう」その一言で納得したのか、魔法瓶を抱えたまま、オマルに腰掛けたゆいたん。…しかしまたしても、ふざけた座り方。ドカッ! と背もたれにもたれて、絶対そんな態勢じゃおしっこなんて出ないと思うな、母さん。案の定、まったくもよおす気配なし…。私が固唾を飲んで見守っていると、またしても、ゆいたんがニヤニヤしてる。こらーーー。ヘラヘラしていないで、おしっこだよ、おしっこーーーーー!…と思った瞬間、びゅんっ!!!!水筒をいきなり宙に振りかざし床にお水が、ビチャーーーーーー!!!!冷たーーーーーーー!!もぉぉーなにすんのよー!思っていた以上に水筒満タン近く水が入ってたみたいで床水浸し。私:「コラーーーーもぉーーーーーモォォォーーーーーーー!!!!」えぇ、そりゃモォーモォー鳴きましたとも…しかし牛子の嘆きも虚しく結局、水筒からぶちまけられた水を拭いただけで、おしっこは1滴も出ず…。あぁなんでオマルでしてくれないんだ。以前出来ていただけに、なんだか余計に腹が立つぞ、オイ。その後も、懲りずに何度もトイレに誘ってみた。しかし、そのたびに、「んわっ!!」「んわっ!!」の繰り返し。いつになったらおしっこ出るんだーーー…と思って、ふと、オモチャ部屋に足を運んだら…ゲゲゲ!しっこ…漏れてるしーーーーーーーー!!!!イケアキッチンの前、か、オモチャ棚の前。いーーーーーーっつも、この二箇所のどちらかでお漏らししてるんです。あんっっだけ何度も何度もトイレに誘ったのに、なにシレっとオモチャ部屋でおしっこしてるんじゃいっ!!ああああ…私:「ゆいたん!おしっこしちゃったの!?」ゆ:「うんっ!!」(やたら自信マンマン)私:「おしっこはどこでするんだった!?」ゆ:「んっ!!!!」(←オマルを指差す)私:「分かってるんだったらオマルでしようよー!」これも、毎日のやり取り…。1日、何回も繰り返してるわ、この会話…。この人、返事だけは元気よくてちゃんとおしっこはオマルでするものってのは、分かってるみたいなんだけどいかんせん、中身が伴っていません。私:「そう。おしっこはオマルでするの! おしっこでそうになったら、教えてよ?」ゆ:「うん」←なぜか切なめのトーン。私:「分かった!?」ゆ:「うーん」←さらに切なめのトーンいや、ほんと、頼みますよ…。お漏らし発見するたびにアルコール消毒で拭き拭きしてるものの、拭くたびに「あぁ…この子が自力でトイレに行けるようになる日はくるのか…」(←絶対来るってば)と遠い目。おしっこの間隔も、日によって違うし、前はおしっこが漏れちゃったら、固まってたのが、今じゃ、平気な顔して遊んでたりして退化著しいーーー。果てしないおパンティーへの道のり~(笑)■そしてお昼の12時を過ぎると…オモチャ部屋でのお漏らしを発見したあとお昼の12時過ぎ。なんだかちょっと眠たくなってきたゆいたんがゴチャゴチャごね始めて、ギャーピーギャーピー泣いてイチャモンをつけてきはじめた。なに?! 牛乳!? 寝るの!?なに!?と、2人でモメていたら…ジョジョジョジョーーーーーーーーー!!!!泣いたついでにジョボボボボーーーーーー。じぇじぇじぇーーーー!!泣きションーーーー!ギャーピーギャーピー。わぁ! おしっこ拭くから、足あげて!ぎゃーぴーぎゃーぴー!ちょ、足、つけたらおしっこついちゃう。ちょい待って待って!汗ぎゃーぴーぎゃーぴー!…ぜーはーぜーはーこれだけで、お昼の12時までの話です…。もう、1日中、こんなやり取りをしています。ここ最近。出かけるときはオムツにしてるけどそれもよくないのか、いや、でもオムツなしで出かける勇気は今の私にはないし…一度つけたオムツをはずすのって、大変ね。もう、シンデレラのように床を拭きまくり、拭いて拭いて拭いて…あぁ、いつかの私が、コレ読んで、クスっと笑ってくれていますように。ガッツだぜ! 私!!明けない夜はない。取れないオムツはない。なーーんつって。■当時を振り返って…はい、というわけで現世です。いつかの私が久しぶりにこの記事を読んで…笑っちゃいました~~!むしろ愛おしくてしょうがないですね。は~かわい!当時はすごく大変で笑う余裕もなかったのかもしれないですが、必ずトイレは出来るようになるので大丈夫ですよ~(わかっとる)早い子遅い子色々あるかもしれませんが、必ずその時は来ると思うので焦らず、むしろ記録に残しておくと何年後かのいいネタになると思って…頑張ってくださ~い!
2020年07月07日おむつはずれの時期は個人差が大きいですが、私は娘が2歳になったら少しずつ始めようと考えていました。ママ友に話を聞くと、2~3歳の間で始める人が多かったからです。「誰かと競争するわけではないし、いつかは必ずはずれるだろうから」という気持ちで、のんびりトイトレに取り組んだ私の体験談をご紹介します。 まずは便座に座ってみることからスタートは、娘が2歳になったころから。 私がトイレに行く際に娘も一緒についてくるようになったので、1日のうちに何度か「トイレ行ってみる?」と声掛けし、トイレに座らせてみました。タイミングが合えばトイレで排泄でき、できたときには「すごいねー!」とほめ、娘も満足気。2~3カ月経過すると、娘も自分から「おしっこ!」や「トイレ!」と言うようになりました。 このころからは私から声掛けせずに、娘が行きたがるときだけトイレへ。気分が乗っている時期は日中のほとんどをトイレで排泄できていましたが、まったく「トイレに行く」と言わない日も。私は根詰めてする必要はないという考えだったので、あくまで娘のペースに任せていました。 綿パンツ生活開始娘は普段保育園に通っていますが、2歳7カ月のときに新型コロナウイルスの影響で登園自粛をすることになりました。1日の大半を家で過ごすことになったのを機に、家の中では綿パンツをはかせることに。娘が通っている保育園は綿パンツでトイトレをする方針のため、トレーニングパンツにはしませんでした。 第2子が生まれてから「お姉さん」という言葉が好きな娘。綿パンツのことを「お姉さんパンツ」と呼んで、「はいてみる?」と聞くとうれしそうにはいてくれました。最初はタイミングがつかめず、何度もおもらし……。 掃除が大変で怒ってしまいそうなのをぐっとこらえつつ、「次は出そうになったらトイレに行こうね」と声掛けを繰り返しました。 おむつ卒業!娘は「お姉さんパンツ」生活3日目で日中すべてトイレで排泄することに成功しました!「すごいね!お姉さんだね! かっこいいね!」と夫とほめちぎり、娘も「もうお姉さんだからトイレできる!」と自慢げ。それからは家の中だけでなく、外出する際も綿パンツで過ごすように。 外出する前に必ずトイレに行き、外出時間が長い場合はトイレがある場所で「とりあえずトイレに行っておこう」と言って娘を連れて行くようにしています。この方法で外出中にもおもらししたことはありません。夜は寝る直前にトイレに行っておくと、おねしょはほとんどありませんが、念のため下着につけるパッドを使用しています。 娘の場合はトイトレを始めてから約8カ月で紙おむつを卒業することができました。娘のペースに合わせたのんびりなトレーニングで、親子ともストレスは少なかったです。トイトレは焦らず子どものやる気に任せることが大事だと感じた体験でした。 ※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:うしじまさやか2歳女の子、0歳男の子の母。登録販売者としてドラッグストアに勤務するワーキングマザー。育児、健康、美容について執筆中。
2020年06月24日こんにちは!あん子です。今回は、三女のトイレトレーニングのお話を描きたいと思います。■ゆるっと始める、三女のトイトレ作戦我が家の三女は今年で3歳、来年幼稚園に入園する予定です。幼稚園によっては「入園までにできたらオムツを外していてくださいね」と言われる園もあるかと思います。たまに妄想するんですけど、もし昔の人がタイプスリップしてきて、見たこともない現在のトイレで「用を足しなさい」と言われても、なかなか難しいよな~って思うんです。それと同じように、今までずっとオムツだったのにいきなり「トイレでしようね」と言われても難しいと思うんです。長女や次女のときは、親である私の方が入園までにはおむつを外したいと焦る気持ちが強かったのですが、オムツを卒業した! と思ってもお漏らししちゃったり、トイレでしたがらなくなったり…、と振り出しに戻ることもありました。なので三女のときには、たとえトイレに行ってでなかったとしても、お漏らししちゃったとしても、決して怒らない。「次、頑張ろうね」ぐらいのスタンスでいたいと思っています。そこでゆるゆるとトイトレするにあたり、始めたことがあります。とトイレに連れて行って教えたり、トイトレの絵本の読みきかせをしました。その後、1歳の終わり頃から補助便座でトイトレを始めてみましたが…、待てど暮らせどでない。何日か粘り強く待っていましたが、トイレの中で1人歌謡ショーを始める始末…。もしかして足元が安定していないから用が足せないのかな? と思い「おまる」に変えてみることに。いろいろ種類があり悩んだのですが、すぐに座れるしトイレも洋式なので移行が楽かなと思い、我が家は「座るおまる」にしました。が、これもただ座っているだけ。うーーん…まだ早かったのかな、としばらくトイトレをお休みすることにしました。■変化は突然に!ところが、2歳5ヶ月頃になって娘に変化がありました。オムツをはいている娘が「オシッコ、でたー!」と報告するようになったのです。今までは、朝起きたらオムツがずっしりと重かったんですが、就寝から朝までオシッコをしない日が何日か続きました。これは…!膀胱がしっかりオシッコをためることができるようになったんだ! と思いました。そこで昼間だけオムツを外すようにすると、すぐにおまるでできるようになりました!と喜ぶと娘も嬉しそうでした。はじめはチョロチョロっていう感じでしたが、今ではジャーと勢いよくできるようになり、外出以外の昼間はオムツをはくことが減りました。お姉ちゃんがオムツを卒業した時に「心配しなくてもなるようになったな~」と思ったんです。オムツを早く卒業したからといってすごいわけではないですし、その子の成長にも個人差がありますよね。まだうんちができないという課題が残っているのですが、トイトレは「焦らずにゆっくり見守っていこう」ぐらいがいいのかもしれない、と思う今日この頃です。
2020年06月24日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!息子が2歳を過ぎ、トイレトレーニングをはじめたお話です。■まずは補助便座を購入来年は幼稚園…そろそろオムツが取れるように練習しないと…とまずは補助便座を購入してみました!前からトイレに興味があったので座るまでは無事成功!嫌がらずすんなり座ってくれました。■出るタイミングがわからない…しかしトイレに座ってもすんなり出るはずはなく…本人のトイレのタイミングがわからず、こちらのタイミングでトイレに連れて行くしかありませんでした。■トイレが習慣になってきた…?!長い目で見て焦らず、たまにトイレに座らせてみるを繰り返していたら…ある日見事トイレで小をする事に成功!それからは朝起きた時や寝る前などオムツを替えるタイミングでトイレに連れて行くようにしています。100%ではないですがトイレで排尿の成功率が上がってきたので、今後は大の方や、オムツ無し生活などにチャレンジしていきたいと思います!
2020年06月08日私は2歳の男の子と0歳の女の子のママです。今回は2歳の長男のトイトレについてお話ししたいと思います。2人目の出産が6月だったので、赤ちゃんとの生活に慣れたころから長男のトイトレを始めました。そのとき長男は2歳4カ月でイヤイヤ期真っ盛りでした。 トイレを嫌がるまずは補助便座とトレーニングパンツを4枚購入してトイトレ開始。食事の前後と外出前、入浴前、就寝前にトイレに誘うことにしました。しかし、相手はイヤイヤ期。「ごはんの前にトイレに行こうか?」と聞いても、毎回「行かない!」から始まり、無理やり連れていくと大泣き。 トイレに座ってもすぐに「おしっこ出ない!」と言って逃げてしまい……。これではトイレが嫌いになるばかりだと思い、何か良い方法がないか調べ始めました。 トイレに入ってもらうために思い付いたのは、トイレに入ったらシールを貼るという「ごほうびシール」作戦。もう1つは長男の大好きな電車の写真をトイレにたくさん貼り付けることでした。作戦は成功し、「トイレに入れたらシールを貼ろう!」と言うと、長男はトイレに喜んできてくれるようになりました。貼り付けた電車の写真を見ながらゆっくりとトイレには入れるけれど、肝心のおしっこはなかなか出ることはなく……。気付けば半年ほど経っていました。 ついに…!?おしっこが出ないまま半年……。私自身の焦りも出てきて、おしっこが出ないことにイライラしてしまうこともありました。毎日何度も漏らしてパンツや床を掃除して、一度トイトレをお休みしようかな……と悩む日々。 足台の高さを調整してみたり、お茶を飲ませてどのくらいでトイレに行きたくなるのか観察してみたり、長男が楽しそうに遊んでいても何度もトイレの確認をしたりしていました。 そんなある日、朝食後にトイレに行くと突然おしっこが出たのです! うれしくてうれしくて、長男とやったー!と一番大きなシールを貼りました。 今でも遊びやテレビに夢中になってしまうと間に合わないこともあり、まだトイトレが完了していません……。親としては焦ってしまいますが、トイレでおしっこが出るまで半年かかりました。長男のやる気が出て、トイレの心配をせずに過ごせるようになるのを気長に待つばかりです。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2020年05月15日保育園の懇談会で長男のおちんちん問題を相談した私。日常で長男がおちんちんを触っていても毅然とした態度で「ばっちいよ」「バイキン入っちゃうから触らないよ」と伝えるだけに止めオーバーにリアクションをとらないように心がけました。■おちんちんを触らなくなったのはアレのデビューがきっかけ!3歳直前に急速にトイレトレーニングが進んだ長男。おにいさんパンツへの憧れが強まり履かせるととにかく嬉しそう。寝る時だけはオムツを履かせたかったのですがおにいさんパンツの快適さの虜になってしまった長男はもうオムツを履きたがらず。親としてはドキドキでしたが以外にもおねしょせずに朝まで寝てくれるようになりました。そして寝ながらおちんちんをいじることもなくなりました。乾燥肌の長男にはオムツが合わなかったのかもしれません。今でもたまにお尻を出したりしますがおにいさんぱんつを履き始めた頃から「おにいさん意識」が高まり羞恥心が生まれてきたのか無意識におちんちんを触ることもなくなりました。しかし最近になってまた新たな問題が発生しました。寝ているとなんだかシットリ冷たい感触が…はいはいこれは…おねしょだね、と。珍しく長男がおねしょしたのかと布団をひっぺがえすとそこには生まれたままの姿で寝ている次男の姿が…!なんで!!!1歳8ヶ月になった次男も長男と同じく乾燥肌で、寝る前はポリポリ全身痒そうなんですがかいているうちに服を脱ぎ出すって現象が起きまして。その現象が起き始めてからはもう脱がないと寝ない!脱いだって達成感味わえないと寝れない!ってなってしまって。脱いだ服を着せようものならそこから睡眠ストライキです。この世の終わりかってほど泣きます。(こっちが泣きたい)うっかり先に寝落ちしようものなら大惨事。完全に寝落ちしたのを確認してからオムツと服を履かせてようやく眠れます。それでもその後寝ながら脱いでることがあって、後から寝る旦那がまた着せたりしていたのですがさらにその後また脱いでいて朝にはもちろんおねしょしてるという悲劇が起こり…いや、どんだけ脱ぎたいの。2人続けてオムツとれていないのにおねしょする問題にぶち当たったわけですが、次男の場合寝巻きをロンパースにしたところあっさり解決しました。ロンパースを買ってきてくれた旦那と思わず「ビクトリーーーー!!!」と声高々に勝利宣言した私たち。0歳ぶりのロンパース姿もとっても可愛いです。
2020年05月10日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、トイトレにもつながる2歳から始める「おむつなし育児」についてお話しています。おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは? どんなサポートをすればいい? など、詳しく解説! おむつの機能の向上とともに、おむつをはずす年齢が、近年遅くなってきているといわれています。年齢が進むほど、おむつの排泄に慣れている期間が長くなり、トイレトレーニングが思うように進まずに、焦ってしまったり悩んでしまったりするママもいます。 今回は、トイレトレーニングにもつながる、2歳前後の「おむつなし育児」についてお話しします。 おむつなし育児とは?おむつなし育児とは、おむつをせずにおしっこやうんちがだだ漏れというわけではなく、おむつに頼りすぎず、できるだけ自然な排泄の感覚をつけられるようにすることです。おむつをつけたままでもできます。おむつなし育児は、0歳以下の月齢が低いお子さんほど、おむつでの排泄に慣れていないのですすめやすいのですが、2歳ごろからでも始めることができます。 生まれてから2年もの間、おむつの中で排泄をすることを学習したお子さんにとって、トイレという穴のあいた開放空間で排泄をするということを学習し直すことは大人が思っている以上に大変です。トイレやおまるで排泄するという感覚はすぐには育たず、時間がかかります。お子さんに合わせて焦らずゆっくりと進めていくことが大切です。 「おしっこ、出た!」がわかるようになるコツおむつに排泄することに慣れていると、自分からおしっこが出たというのがわからなかったり、うんちが出ても不快感なく気にせずに遊んでいたりすることがあります。まずは思いきってパンツにしてみるというのも良いでしょう。 洋服の着替えや床が汚れることが心配であれば、汚れても気にならないようにシートやマットを引いた場所で過ごす、決まった時間(30分など)だけにする、パンツを○枚濡らしたらおしまいなど、ルールを決めても良いでしょう。 おむつをはずし始めたばかりの時期は、排泄感覚ができていないので頻尿状態になっていることも多いのですが、1〜2カ月程度時間が経つと排尿間隔が落ち着いてきます。出たことがわかるようになったり、出たことを教えてくれるようになったりしたら「ありがとう」「わかったんだね」などと、ほめてあげるようにしましょう。 おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは?トイレトレーニングの相談で多いのは、おしっこが出る前に教えてくれない、まだ言葉が出ないからいつ出るのかわからないということがあります。おむつなし育児の基本は、最初はお子さんから尿意や便意を教えてくれることは期待しないことが大切です。おむつの外で排泄する経験を繰り返していくうちに、徐々に感覚をつかみ、排泄前に仕草や言葉で教えてくれるようになってきます。おしっこが出る前のサインとして2歳ごろのお子さんで多いのは、落ち着かなくなる、足を交差させてモジモジする、股間を触るなどがあります。うんちが出る前のサインとしては、おならが出る、いきむ、特定の場所に隠れる(机の下、カーテン、部屋の隅など)などがあります。 サインがわかりにくい場合は、朝や昼寝から起きたとき、ご飯食べたあと、外出から帰ってきたときなどに誘ってみましょう。この時期は、トイレが怖かったり、遊びに夢中で中断したくなかったりすることもあります。おまるにしてみたり、「今はおむつでもいいよ。次はトイレに行こうね」と話してみたりしても良いかと思います。2歳ごろは大人のマネをするのも好きな時期なので、ママがトイレに行くときに誘う、おしっこをするところを見せるなども良いでしょう。 「おしっこ、できた!」のためのコツおしっこが出るサインがみられたら、おまるやトイレに座ってみましょう。お風呂など裸になったときに、おしっこをするようにすると感覚が分かりやすいお子さんもいます。最初は出ないことも多いので、3〜5分程度座らせて様子をみて出なかったり、嫌がったりするようなら切り上げるようにしましょう。おしっこが出やすいように、膀胱の筋肉を緩ませる「シーシー」という声かけや、うんちの場合は、「うーん」という声かけをします。リラックスできるようにトイレに好きなキャラクターのシールなどを貼ったり、歌を歌ったり、絵本を見せたりしても良いでしょう。言葉が発達してくる時期なので、おむつをはずす日を親子で決める、その日におむつかパンツにするかを本人に選んでもらうのも良いかと思います。外出などでおむつにする場合は、「今日はすぐにトイレに行けないかもしれないからおむつにしてもいいかな? トイレに行けそうだったら行くようにするね」などと事情を話してあげてくださいね。 排泄機能の発達は個人差も大きいので、周りの大人が焦らずにお子さんの気持ちに寄り添うことが大切です。パンツでおしっこやうんちをしても慌てたり怒ったりせずに、トイレやおまるで排泄できたときには「スッキリしたね」「良かったね」と一緒に喜んであげましょう。 <参考>おむつなし育児研究所 「おむつなし育児アドバイザー養成講座テキスト」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年04月27日基本は快便な娘も、離乳食を始めたり、トイレトレーニングしている時期などに「便秘」になることが。「どうしたらいいんだろう」とアワワワしながらお腹をマッサージをしたり、便秘対策によさそうな物を食べさせたりしていました。思い返せば私自身も、子どもの頃にお腹の調子が悪くなり、「何事だ!?」と親に病院に連れて行かれたところ、実は便秘だったということがよくありました。子どもながらに、ちょっと恥ずかしかった記憶があります(汗)。とは言っても、赤ちゃんや小さい子が自ら「ハイハイ! いま自分便秘です! 助けてプリーズ!!」…と教えてくれるなんてことは、なかなかないですよね。(そらそうだ)なんで子どもが「便秘」になるの?そもそも、赤ちゃんや小さい子が便秘になるって、一体何が原因で、どうしてあげるのが正しいのかよくわからない…!そんな疑問に答えてくれる「子どもの便秘」に関する小冊子を、先日読む機会がありました。あらためて認識したのですが、子どもの便秘は「ママやパパがサインを見逃さないことが大切」とのこと。覚えておきたいポイントを、みなさんにもいくつかご紹介しますね! まずは【子どもが便秘かどうか】をチェック。原因や対策も見ていきましょう~。子どもが便秘になる「原因」子どもの便秘は珍しいことではなく、10人に1人かそれ以上、と言われるほど。一番の原因は「排便時に便が硬くて痛い思いをした」という経験。それがトラウマとなって排便を我慢してしまい便秘に。トイレでいきんでいるようでも、実は排便を我慢しているということも。大切なのは「悪化させないこと」排便を我慢すると便が硬くなり、排便時に痛みを伴うようになってまた我慢する… この悪循環を繰り返すことで便秘が悪化していきます。子どもが足を閉じたり、クロスするのは「我慢ポーズ」のサイン。子どもの便秘に早く気づいて対応することが大切です。(足を開くことでうんちが出るようになることも)「悪循環」から抜け出すには悪循環から抜け出すには「うんちをすることは気持ちがいいこと、楽しいこと」だと教えてあげること。トイレですることにこだわらず、好きな場所や姿勢で排便させて、出たらしっかりとほめてあげる。トイレトレーニングよりも「便が出ること」が優先です。好きなポスターやシール、キャラクターなどを置いて、トイレを「楽しい空間」だと認識することも大切。絵本を読んだりゲームをしてもよし、とすることでトイレを嫌がらなくなります。便秘にさせない「工夫」を!トイレには、子どもがいきみやすいよう、便座に座った時に足を乗せる「踏み台」を。お腹に力が入りやすくなり、排便がスムーズになります。踏み台は高さが合えば、お風呂の椅子や空き箱などでもOK。このほかにも、以下のようなさまざまな工夫を取り入れてみましょう。・朝、トイレに行く習慣をつける・排便日誌で子どもの状態を確認する・食物繊維が豊富な食材を意識的に摂取する・子ども向けの便秘ケアのアイテムをプラスする*小冊子『便秘のサインを見逃さない!小児便秘』(ビオフェルミン製薬)より(監修:兵庫医科大学小児科学教室 教授 奥田真珠美先生)なるほど! 子どもの便秘は、環境の変化やちょっとした出来事が原因でもなりやすく、日頃のママ・パパたちの気づきによって防ぐこともできるんですね。また、いざというときのために「子ども向けの便秘ケアアイテム」を常備しておくと安心だな~と思いました。我が子もいよいよこの春から小学校に入学し、新生活がスタート! 娘のお腹の様子も気をつけて見てあげたいなと思います( ´ ▽ ` )\生後3ヵ月の赤ちゃんから飲める/3種類の乳酸菌配合「新ビオフェルミンS細粒」人の腸と相性のよい“ヒト由来の乳酸菌”を配合している「新ビオフェルミンS」には、5歳から飲める「錠剤」タイプのほかに、生後3ヵ月の赤ちゃんから飲める「細粒」タイプ(専用さじ付)があります。赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い世代の便秘・軟便などのおなかのトラブルに対応。3種の乳酸菌(ビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌)が生きて届くのはもちろん、小腸から大腸まで広く届いて定着し、すぐれた整腸効果を発揮します。 「新ビオフェルミンS細粒」を見る 新ビオフェルミンSはわずかに甘みがあり、細粒タイプは小さなお子さんでも飲みやすく、パパの軟便もママと赤ちゃんの便秘にも、家族の「腸内フローラのバランス」をサポート、自然に近いお通じに導いてくれます。 \下痢? 便秘?/そんな時はどうしたらよい?「赤ちゃんのおなか相談室」へ [PR] ビオフェルミン製薬株式会社
2020年03月09日