1991年にニール・サイモンの演出による「ロスト・イン・ヨーカーズ」でトニー賞を受賞したケヴィン・スペイシーが、第71回トニー賞授賞式の司会に決定した。これを受けて、ケヴィンは「僕は『ユージュアル・サスペクト』では2人目の(キャスト)候補者、『アメリカン・ビューティー』では4番目の候補者だったから、今年のトニー賞授賞式では(きっと)15人目の候補者だったんだよ。僕のキャリアは間違いなく良い方向へと向かっているよね」と自虐的な喜びのコメントを発表した。ケヴィンは1番目のキャスト候補ではなかったものの、主演を引き受けた結果、『ユージュアル・サスペクツ』ではアカデミー助演男優賞、『アメリカン・ビューティー』ではアカデミー主演男優賞を受賞している。「誰かが断ってくれればオスカーの司会にも“近道”できるかも」とさらなるジョークも。昨年はジェームズ・コーデンが司会を務め、4人の有色人種の俳優が受賞したことで話題になったトニー賞。果たしてケヴィンはどんな司会ぶりを見せてくれるだろうか?第71回トニー賞授賞式は6月11日(現地時間)に「ラジオシティ・ミュージックホール」で開催され、CBS局で生中継される。(Hiromi Kaku)
2017年04月19日3月18日に東京国際フォーラムで開催された「トニー賞コンサート in TOKYO」。日本初のトニー賞公認ミュージカルコンサートを謳ったこの催しには、ケリー・オハラ、マシュー・モリソン、井上芳雄、濱田めぐみが出演。日米ミュージカルスター4人が様々なナンバーを披露しました。その素晴らしいコンサートの模様を丸ごとふり返りたいところですが、本コラムは“シネマカフェ的海外ドラマ”。やはりここは、みんな大好き「glee/グリー」のシュー先生ことマシュー・モリソンに注目していきたいと思います。コンサートを2日後に控えた3月16日、まずは4人揃って記者会見を実施。初来日のマシューはすでに奥様共々京都を観光し、日本を楽しんでいる様子でした。日本食も口に合ったようで、会見前にはお弁当を堪能したそう。「ミュージカルに対する僕の情熱を2日後の舞台で皆さんにお届けしたい」と語るマシューはケリーと共に、2人の初共演作「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」からの1曲「Say It Somehow」を一足先に披露してくれました。会見の舞台上にもかかわらず瞬時に役と化し、作品の世界観を目の前に広げてくれた2人の美し過ぎる歌声に、本番への期待が高まったのは言うまでもありません!そして当日。結論を先に言ってしまいますと、会場に足を運んだ誰もが、そして生中継を観ていた誰もが素敵な時間を過ごせたのではないでしょうか。自分たちの出演作はもちろん、新旧の名作ミュージカルナンバーを次々と披露する4人にうっとり。共演作「南太平洋」の曲をケリーとマシューがそれぞれ歌えば、井上さんと濱田さんが「ミス・サイゴン」の曲で会場を魅了。ケリーがトニー賞ミュージカル主演女優賞に輝いた「王様と私」、マシューの「ファインディング・ネバーランド」など、近作からの歌曲披露ももちろんあり、舞台の感動がよみがえってくることもしばしばでした。そんな中、軽妙なトークでコンサートの進行役も担う(!)井上さんによると、「『glee/グリー』に出演したことで、自分の舞台を観に来てくれる客層に広がりができた」とマシュー自ら語っていたそう。その感謝の意からか、「glee/グリー」ファン熱狂の瞬間も何度かありました。ドラマの中ではリアーナの「Umbrella」とマッシュアップして歌われていた「Singing in the Rain」、シュー先生がカートのお父さんとフィンのお母さんの結婚パーティーで歌った「Sway」、そして「glee/グリー」と言えばコレ!「Don’t Stop Believin’」も披露。「Don’t Stop Believin’」にはマシューだけでなく、ケリー、井上さん、濱田さんも参加。ピョコピョコと飛び跳ねながらみんなで歌う姿が可愛らしかったです。さらに、アンコールではマシューとケリーによる「Over the Rainbow」も。「glee/グリー」のシーズン1最終話でシュー先生がグリー部のみんなに優しく歌いかけていたのと同じように、この日もマシューがウクレレを弾きながら柔らかな歌声を聴かせてくれました。「トニー賞コンサート in TOKYO」を観てから、何だか無性に「glee/グリー」が観たくなってしまった!という人も多いはず。シュー先生ことマシュー、そしてケリー、井上さん、濱田さん、素敵な夜をありがとうございました!(text:Hikaru Watanabe)
2017年04月05日歌手のブリトニー・スピアーズが2007年にパパラッチを攻撃したときに使ったとされる傘が、オークションに出品された。当時、情緒不安定に陥っていたブリトニーは、シルバーのメルセデス車に乗っていた際、パパラッチに追い回されたことにいら立ち、パパラッチの1人であったダニエル・ラモスに暴言を浴びせ、その傘でラモスの車を叩きつけていた。その後ブリトニーは、その傘をその場に捨て去り、すぐさま車に戻って走り去って行ったが、今になってその傘がオークションに出品されることになったようだ。当時の様子は動画に収められており、ラモスは「あれは彼女の人生において悪い瞬間でしたね」「しかも残念ながら、その様子を収められていたわけです」とコメント。ブリトニー本人もその数カ月後にその一件について謝罪コメントを出しており、そこでは「4カ月前に私が傘でしたことに対して、そのパパラッチに謝罪します。私は映画で夫が役割を果たしてくれない妻を演じるのに役作りをしているところでした。私は自分の役柄についてとても真剣に取り組んでいるので、その役作りが行き過ぎてしまったのです。残念ながらその役をもらうことはできませんでした」と説明していた。ラモスはこのオークションによる収益の半額をブリトニーが選んだチャリティ団体に寄付するつもりだそうだ。(C)BANG Media International
2017年02月23日(写真:X17/アフロ) 10代で大成功を収め、全世界にその名を轟かせたブリトニー・スピアーズ(35)。しかし、2004年に幼なじみと結婚後、55時間でスピード離婚したことを皮切りに、彼女は24時間パパラッチに追い回されるようになった。妊娠、出産、そして再婚・離婚など、私生活の変化と共に奇行がエスカレートし、ゴシップサイトには連日彼女の名前が躍っていた。あれから10年。当時の彼女を象徴するアイテムがオークションにかけられた。 パパラッチのダニエル・ラモスが競売に出品したのは1本の傘。2007年2月21日、前夫ケヴィン・フェンダーラインと子どもの親権争いの真っ最中にいたスピアーズは、そのストレスからか精神が不安定な状態にあり、自らバリカンで頭髪をすっかり剃り下ろしてしまった。このインパクトのある姿を押さえようと多数のカメラマンがロサンゼルス市内のガソリンスタンドにいた彼女のもとへ押し寄せた。スピアーズは激怒し、「くそったれ!」と叫びながら、持っていた傘でラモスの車を滅多打ちに。彼女が走り去った後、ラモスはこの傘を拾って大切に保管していた。そして10周年を記念し、競売に踏み切ったという。 「当時は彼女の人生の中でもひどい時期だったね。不幸にも写真に撮られてしまって」とラモスは10年前を振り返る。売上金の半額は、スピアーズが希望する慈善団体に寄付するということだが、スピアーズ側からのコメントは確認されていない。
2017年02月23日歌手のレディー・ガガ(30)は、自身の体を誇りに思っているという。ガガは自身のインスタグラムで、ハーフタイムショーのステージで踊る姿を投稿し、「私の体のことが議論の的になっているって聞いたから、言わせてほしいの。私は、自分の体を誇りに思っているし、あなたたちも自分の体を誇りに思うべきよ」と主張。「成功するために、他者や何かの要求を満たす必要がどれだけないかという理由を、私は星の数ほど挙げることができるわ。ありのままに、徹底的にあなたらしくいてね。それこそがチャンピオンの持つものよ。みんな、私を応援してくれて本当にありがとう。愛してる。ガガ」とコメントした。そんな批判が挙がる一方で、ガガのハーフタイムショーを評価する声も多数寄せられている。2014年のアルバム『チーク・トゥ・チーク』でガガとコラボしたトニー・ベネットはツイッターで「レディー、スーパーボウルで最もスーパーなことは、君だったよ。ただただ素晴らしかった!」と称賛。また、ハーフタイムショーに出演経験のあるケイティ・ペリーは、会場のNRGスタジアムの屋根からガガが飛び降りた演出について「私飛び降りたいわ!最高」とツイートしている。大勢のダンサーとのパフォーマンス、花火など大掛かりな演出が光ったショーで、ガガはヒット曲「ジ・エッジ・オブ・グローリー」「ポーカー・フェイス」に加え、LGBTQのアンセム「ボーン・ディス・ウェイ」を熱唱し、会場を沸かせていた。(C)BANG Media International
2017年02月09日ブリトニー・スピアーズの妹で、女優・歌手のジェイミー・リン・スピアーズの娘が交通事故に遭い、重体だと伝えられている。25歳のジェイミー・リンの8歳に成る娘・マディちゃんは5日(現地時間)にルイジアナ州で四輪バギー(ATV)に乗っていたところ、車体が横転。重傷を負ったマディちゃんは意識不明の状態で、飛行機で病院に搬送された。事故発生時、ジェイミー・リンは現場にいなかったという。ゴシップサイト「TMZ.com」は、マディちゃんは数分間水中に取り残されたと報じている。ジェイミー・リンの代理人は「ジェイミー・リンの娘・マディの事故に関する報道の詳細は正確ではありません」と声明を発表しているが、正しくない内容がどの部分なのかは明らかにしていない。声明は「現在、スピアーズ家はプライバシーの尊重を望んでいます。そして家族に寄せられた祈りと支援に感謝しています」と締めくくられている。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月07日ブリトニー・スピアーズの伝記映画『Britney』(原題)でジャスティン・ティンバーレイクを演じる俳優が決定した。一時期はラスベガスで幼なじみと突然結婚してみたり、頭を丸坊主にしたりと奇行を繰り返したブリトニーも、最近はスリムなスタイルを維持し、先月には新作アルバム「グローリー」を発売。“ポップ・アイコン”の座を再び取り戻したようだ。そんな彼女の波乱万丈な半生を描く伝記映画『Britney』では、ブリトニーと元彼のジャスティンとの関係や別れが深く掘り下げられるとのことで、2人を演じるのが誰になるのかに注目が集まっていた。すでにブリトニー役には『ヘイル、シーザー!』でグロリアを演じたナターシャ・バセットがキャスティングされており、「ET online」によるとジャスティン役には「glee/グリー」やオーランド・ブルーム主演の映画『グッド・ドクター 禁断のカルテ』に出演したネイサン・キーズに決まったという。ネイサンはSNSに自分がジャスティン役に決定したことを取り上げた記事のスクリーンショットを載せ、「ヒミツがばれちゃった。夢が叶ったよ」と嬉しそうにコメントしている。『Britney』は非公式のテレビ映画で、ブリトニー本人は「関わりを持ちたくないし、認めてもいない」と好ましく思っていないそう…。一体どんな仕上がりになるのだろうか。(Hiromi Kaku)
2016年09月29日お笑いコンビ・マテンロウの大野大介(26)が「大(おお)トニー」に改名したことが7日、分かった。ダウンタウン・松本人志(53)が命名した。同日放送のTBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』で、知名度格差のあるコンビのランキングが1年ぶりに発表され、前回に引き続き大野の知名度が全くないことが明らかに。大野は「名前がよくないと思うんです」と自ら改名することを宣言し、「ぜひみなさん考えていただけたら」とスタジオの出演者にアイデアを要求。「責任重い」と拒否する声も上がる中、相方・アントニー(26)は松本に「絶対に忘れない名前を!」と救いを求めた。腕組みをして考え込んでいた松本は「"大トニー"みたいなやつ」と思いつき、出演者からは共感の声。松本から「それやったら覚えられるわ」と太鼓判を押され、大野は「分かりました! 今日から"大トニー"としてやっていきたいと思います!」と受け入れた。事務所のプロフィールはすでに「大トニー」に変更。7日付けのツイッターでも「水曜日のダウンタウンで松本さんに名前をつけていただきました!!名前に恥じないよう頑張っていきますので、よろしくお願いします!!」と報告している。
2016年09月08日ブリトニー・スピアーズが新アルバム『グローリー(Glory)』を発表。2016年9月14日(木)に発売される国内盤に先駆けて配信がスタートした『グローリー』は、日本のiTunesでポップアルバムランキングで1位、総合アルバムランキングで最高2位を記録。国内盤CDには、ボーナストラックとして新曲「ムード・リング」を追加収録しているほか、初回生産分には特典としてサイン入りミニ・ポスターも封入した豪華仕様となっている。全世界トータル・セールス1億枚、YouTube総再生30億回という記録的な数字を叩き出し、1998年にデビューして以来、“今世紀最大のポップ・アイコン”として世界中から愛され続けるブリトニー・スピアーズ。2016年9月には自身初となる「Apple Music Festival」への出演も決まっており、数々の伝説的ステージを見せてきた彼女の勢いは留まるところを知らない。【概要】ブリトニー・スピアーズ ニュー・アルバム『グローリー』<国内盤CD>発売日:2016年9月14日(木)※ボーナストラック収録。※初回生産分のみサイン入りミニ・ポスター封入。トラックリスト:01. インビテーション02. ドゥ・ユー・ワナ・カム・オーバー?03. メイク・ミー feat.Gイージー04. プライベート・ショウ05. マン・オン・ザ・ムーン06. ジャスト・ラヴ・ミー07. クラムジー08. スランバー・パーティー09. ジャスト・ライク・ミー10. ラヴ・ユー・ダウン11. ハード・トゥ・フォーゲット・ヤ12. ホワット・ユー・ニード13. ベター14. チェンジ・ユア・マインド(ノー・シーズ・コルテス)15. ライアー16. イフ・アイム・ダンシング17. クピュー・エレクトリック18. ムード・リング ★国内盤ボーナストラック
2016年08月29日ブリトニー・スピアーズ(34)が、波に襲われて溺死しそうになったという。ハワイの美しい海で海水浴を楽しんでいたブリトニーは、6フィート(約1.8メートル)の波に巻き込まれ息ができなかったようで「海に入って、波のあるプールみたいって思ったし、『とても良いじゃない、すがすがしいし美しいわ』なんて感じだったの」「でも予期していなかったことは引き返すとき波が強くなるってことだった。5分ぐらい水中にいたのよ。溺死しそうだったわ。『ボディーガードはどこ? ここで死んじゃうわ』って思って怖かったわ。また波がきて水の中にいたわ」と当時の様子を振り返った。24日に放送されたBBCラジオ番組内のスコット・ミルズとのインタビューで音楽業界についても語ったブリトニーは、同業界には「自分だけが主役と思っている人」が多くいると明かした。「たくさんの人がエンターテインメント業界にいて、一緒に仕事をしたりプロジェクトを立ち上げようとしても、たくさんすっぽかされるわ。この業界には主役がたくさんいるの。大変よ」と続けた。一方、新作アルバム『グローリー』について「とてもゆったりしている」と以前ブリトニーは明かしており「とても楽しみだわ。1年半かけてこのアルバムを制作していて、もうじき2年になるからとても大切な作品なの。宝物よ。ちょっぴりメローであまりポップな作品ではないわ」「リラックスしていて、とてもゆったりとしているアルバムよ。私って古風なの。60年代のクラシックロックが好き。ザ・ローリング・ストーンズがお気に入りなの。ザ・ルミニアーズはとてもクールだわ。シャーデーも素敵ね。80年代の音楽も好きよ」と話していた。(C)BANG Media International
2016年08月29日往年の名女優の生誕100周年を記念したドキュメンタリー『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』が、8月27日(土)より公開される。そのナレーションを、『リリーのすべて』でアカデミー賞を受賞し、その後も『エクス・マキナ』『ジェイソン・ボーン』など注目作に出演し続けるアリシア・ヴィキャンデルが務めていることでも話題だ。また、唯一無二の才能がありながら夭逝した歌姫のリアルを追い、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『AMY エイミー』が7月16日(土)に公開。この夏、相次いで公開される、“女性が憧れる女性たち”の生き様に迫ったドキュメンタリー映画2作に注目した。『カサブランカ』『ガス燈』『オリエント急行殺人事件』『秋のソナタ』などで知られる伝説の女優、イングリッド・バーグマン。2015年、生誕100周年を記念して製作された本作は、カンヌ国際映画祭でもプレミア上映された。アカデミー賞に7度ノミネートされ、3度の受賞歴を持つイングリッドは、ハリウッド黄金期の中でも特に才能光る女優の1人。「聖女」のイメージで人々を魅了していた彼女だが、プライべートは不倫騒動や3度の結婚など、実に波乱万丈。「悪女」と呼ばれたこともあった。にも関わらず、死後30年を経ても色褪せない、彼女の魅力の理由とは何なのか…。本作は、イングリッド自身が撮影した貴重なホームムービーや日記、手紙などの貴重な資料から、彼女の秘密めいた私生活に迫っている。キャリアと家庭を両立させながら、1人の女性として輝くイングリッドの生き方を映し出した本作は、現代の女性たちの道しるべとなるはず。ナレーションを担当する、同じくスウェーデン出身の最旬女優アリシアは、ハリウッドにやって来たころのイングリッドと重なる存在ともいえる。一方、英国出身のシンガーソングライター、エイミー・ワインハウスは2011年7月23日、27才の若さで急逝した。『AMY エイミー』は、「ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーや、トニー・ベネットらがその歌声を絶賛、レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバー、アデルら多くのミュージシャンたちにリスペクトされ、世界中の音楽ファンに愛された彼女の生涯を描く。複雑な家庭環境や激しい恋愛関係など、自身の人生体験を糧に独自の音楽をつくりあげ、人生をひたむきに駆け抜けたエイミーの素顔は、歌うことが大好き。友だちや恋人と人生を楽しむ普通のひとりの女の子だった。そんな彼女がなぜ、“孤高の歌姫”として波乱の道を歩んでいくことになったのか…。波乱万丈な人生を送りながらも、愛することを怖れなかった2人の女性たちは、この世を去ったいまもなお世界中の人々を魅了し続けている。賞での評価や名声を気にするのではなく、「自分らしくいる」ことを選んだ彼女たちの素直な生き様は、現代を生きるすべての女性に勇気を与えてくれることだろう。『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』は8月27日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。『AMY エイミー』は角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月16日ジェフ・リンズELOが来年6月24日に英国公演を行うと発表した。会場は英ウェンブリースタジアムとなり、35ポンドから110ポンド(約4,800円から1万5,000円)となるチケットは7月1日から販売開始となる予定だ。ジェフ・リンズELOは今月24日にツアーを出身地英バーミンガムで終え、その後26日昼にイングランド南西部サマセットで開催されたグラストンベリー・フェスティバルでパフォーマンスを行っていた。以前はエレクトリック・ライト・オーケストラという名で活動していたジェフ・リンズELOは、同フェスの有名なピラミッドステージで観客を盛り上がらせ、元オアシスのノエル・ギャラガーは、同フェスの出場アーティストの中で最も見るのを楽しみにしている数少ないバンドの一つとしていた。「ラインナップはちゃんと良いとはいえないね。ヘッドライナーのことを言っているんじゃないよ。全体的にね。『何を観にいけばいいんだ?』って思うよ。ELOはいいね。毎年彼らを観に行こうとはしているんだ。去年は行かなかったから、今年は行くよ。時間があるからね」ジェフ・リンズELOはドリー・パートン、トニー・ベネット、ライオネル・リッチーらなどが含まれる「伝説のミュージシャン」と呼ばれる枠で同フェスに出場している。(C)BANG Media International
2016年06月29日20日(現地時間)、アメリカの上院議会で銃規制強化案採決の動議が否決されたのを受けて、規制強化を求めるセレブたちが署名運動に参加した。銃を購入する際の身辺調査を義務づける銃規制強化案は与野党が提出したが、採決に進むための動議は否決された。これに対して、22日(現地時間)に「Billboard」誌は議会への公開書簡を発表、133人の俳優やミュージシャン、57人の音楽業界の重役が署名した。7月2日号の表紙には、「銃による暴力をいますぐ止めろ」というスローガンに「音楽業界の優れたアーティスト、重役として、アメリカ人が望む変化のコーラスに私たちの声を加えます」という文が続き、アーティストたちのサインが寄せ書きしてある。ケイティ・ペリーやセレーナ・ゴメス、アダム・ランバート、アリシア・キーズ、バーブラ・ストライザンド、カルヴィン・ハリス、ビリー・ジョエル、ジェニファー・ロペス、ブリトニー・スピアーズ、トニー・ベネットなど新旧の大物ミュージシャンの中にはオノヨーコやゼイン・マリクのサインも。音楽界以外ではエレン・デジェネレス、『イントゥ・ザ・ウッズ』のジェームズ・コーデン、『大統領の執事の涙』などのリー・ダニエルズ監督らも賛同、署名している。(text:Yuki Tominaga)
2016年06月24日6月12日(現地時間)、アメリカ演劇界で最も権威のある「トニー賞授賞式」が開催された。同日早朝フロリダ州オーランドのナイトクラブで起きた乱射テロ事件を受け、急遽授賞式は犠牲者への追悼セレモニーを兼ねたものに。参加者は“シルバーリボン”を身に着け、犠牲者に敬意を示した。授賞式は司会を務めるジェームズ・コーデンの「舞台は人種、宗教、セクシャリティー、性別が平等でみんなが受け入れられ愛される場所です。僕らはみんなでそれを確実なものにしなければならない」というスピーチから始まった。テロは同性愛に嫌悪を持つイスラム国の一員によるものと見られ、ジェームズは万人の平等性を訴えた。今回最多受賞を果たしたのは、史上最多の13部門で計16のノミネーションを受けていた「ハミルトン」で11部門を受賞。同作品は先日映画『メリー・ポピンズ』に出演が決まったリン=マヌエル・ミランダが脚本・音楽・主演を務めるミュージカル。<主な受賞結果一覧>演劇作品賞:「ザ・ヒューマンズ」ミュージカル作品賞:「ハミルトン」演劇リバイバル作品賞:「橋からの眺め」ミュージカル・リバイバル作品賞:「カラーパープル」演劇主演男優賞:フランク・ランジェラ「ザ・ファーザー」演劇主演女優賞:ジェシカ・ラング「夜への長い旅路」ミュージカル主演男優賞:レスリー・オドム・ジュニア「ハミルトン」ミュージカル主演女優賞:シンシア・エリヴォ「カラーパープル」(Hiromi Kaku)
2016年06月13日WOWOWで日本時間6月13日(月)に独占生中継する、アメリカ演劇界最高の栄誉「第70回トニー賞授賞式」。このほど、今年で3回目となる本番組でスペシャル・サポーターを務める井上芳雄が、ニューヨークに到着、盛り上がる現地からコメントを寄せた。毎年、豪華なゲストによる華麗なショーが展開し、まさに授賞式自体が“ブロードウェイショー”となるトニー賞。今年の司会は、ディズニー映画『イントゥ・ザ・ウッズ』などでも活躍するトニー賞受賞俳優のジェームズ・コーデン。米人気トークショー番組「ザ・レイト・レイト・ショー」では、アデルやジャスティン・ビーバーらとドライブしながらカラオケするコーナーなどが大人気で、大スターをも爆笑させる親しみやすいトーク術に期待が寄せられている。ノミネート作品としては、米国建国を描く「ハミルトン」がミュージカル部門・作品賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞ほか13部門16ノミネートと史上最多。演劇部門主演男優賞には、ガブリエル・バーン(「夜への長い旅路」)、ジェフ・ダニエルズ(「ブラックバード」)、フランク・ランジェラ (「ザ・ファーザー」)、ティム・ピゴット=スミス(「チャールズ3世」)、マーク・ストロング(「橋からの眺め」)がノミネート。演劇主演女優賞には、ジェシカ・ラング(「夜への長い旅路」)、ローリー・メトカーフ(「ミザリー」)、ルピタ・ニョンゴ(「エクリプスト」)、ソフィー・オコネド(「るつぼ」)、ミシェル・ウィリアムズ(「ブラックバード」)がノミネートされている。その授賞式を前に、現地へと向かった“日本ミュージカル界のプリンス”こと井上さん。「ニューヨークに到着しました!ご覧ください、トニー賞に向けて盛り上がるタイムズスクエアです。 時間の許す限り、観劇して回りますので、現地レポートをお楽しみに!」とコメントし、早速、観劇へ。ノミネーション作品の「ハミルトン」や「カラーパープル」を観劇する予定だという。今回、史上最多16ノミネートされている話題作「ハミルトン」の感想を含め、井上さんが体感した授賞式直前で盛り上がるブロードウェイの取材・レポートは、6月4日(土)「WOWOW無料放送の日」と「生中継!第70回トニー賞授賞式」の中で語られるという。「生中継!第70回トニー賞授賞式」は6月13日(月)8時~(同時通訳)、6月18日(土)19時~(字幕版)をWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日歌手のブリトニー・スピアーズがニューシングルの発売を延期した。ブリトニーは新曲『メイク・ミー(ウー)』を近日にもリリースしている予定であったが、「制作過程における技術的な問題」を理由に延期を強いられたという。ラスベガス・サン紙によれば、今秋前には発売されるという同シングルとビデオは全く新しいこれまでになかったような予想外の作品になるそうだ。ブリトニーは22日にラスベガスで開催されるビルボード・ミュージック・アワードに出演する予定になっているが、今回のシングルリリースの延期がそのパフォーマンスに影響を及ぼすことになるかどうかについてはわかっていない。一方で、同式典のプロデューサー陣は、新曲を披露するかしないかに関わらずブリトニーが視聴率をもたらしてくれるだろうと期待しているそうで、ある関係者は以前「ブリトニーが高い視聴率を出してくれるのは分かっていますから、プロデューサー陣がブリトニーの出演を望むのは当然のことです」と明かしていた。T-モバイル・アリーナで開催されるこの式典でブリトニーは、キャリアにおける多大な功績と音楽界における影響力をたたえた人物に贈られるミレニアム・アワードを受賞することがすでに決定している。(C)BANG Media International
2016年05月21日歌手のブリトニー・スピアーズが、ロンドンの舞台でシンデレラ役を演じるとみられている。今年のクリスマス期間にロンドン・パラディウムで5週間に渡って行われるミュージカル版シンデレラに向け、ブリトニーはタイトルロールを演じるのに50万ポンド(約7,600万円)の出演料をオファーされていると報じられている。ある関係者は「オリジナルのシンデレラの話に若干ひねりが加えられるだけのものになります。ブリトニーは1,2曲歌うかもしれませんが、あとは他のキャストが引き受けることになるでしょう。共演者たちにもかなりの有名どころが並ぶことでしょう」と話している。ブリトニー出演の可能性は濃厚とみられているものの、どうやらキム・カーダシアン・ウェストとカイリー・ミノーグが出演を断ったことからブリトニーへ白羽の矢が立てられることになったようだ。前述の関係者はザ・サンデー・ピープル紙に「ブリトニーは話を持ちかけられた数多くの大物の1人に過ぎないんです。あらゆる女性スターに声がかけられましたからね。でもほかのスターとは話がまとまらなかったことからブリトニーに決まったんです」と続けた。一番の候補ではなかったと言えど、製作側はブリトニーが多くの観衆を惹きつけてくれるだろうと自信を持っているようで、その関係者は「ブリトニーはいまだにイギリスのファンから愛されている人気者です。彼女を一目でも見たい人たちを呼び込んでくれることでしょう。彼女の出演料は安くありませんが、完売公演になればその価値はありますからね」「席が埋まることと話題性が全てですから、みんな楽しみにしています。『シンデレラ』は大作になりますよ。この冬ロンドンで欠かせないショーになることは間違いありません」と話した。(C)BANG Media International
2016年04月12日歌手のブリトニー・スピアーズが、ニューアルバムが久々の傑作になると自信を見せている。過去7作とかなり違ったサウンドになっているというその新作を誇りに思っているようだ。現在まだ制作中で、ファンに完璧な曲を届けるために少なくとも今年いっぱいはかけるつもりだという。ブリトニーはV誌に、「この作品をすごく誇りに思っているの。すごく今までと違うのよ」と告白。「でも急ぎたくはないの。とにかくファンのみんなが心から喜んでくれるようなちゃんとしたものに仕上げたいのよ。それがあと1年かかろうが2カ月であろうが、自分がまさに望むものにしたいの。どれだけかかるかは今の時点ではわからないけどね」と語った。そして、「正直言って、このアルバムには特別な思い入れがあるの。私の赤ん坊のようなものだから、本当にちゃんと作りたいの」と続け、「私が向かっている方向性が正しいことは分かっているわ。長年やってきたなかでも最高作ね」と自信をのぞかせた。ブリトニーのマネージャーであるラリー・ルドルフは以前、今回の新作がザ・ウィークエンド風だとコメント。「すごく違うよ。折り返し地点さ。過去何作かのアルバムは分かりやすいポップだったけどね。今回はブリトニーとザ・ウィークエンドを織り交ぜた感じみたいなんだ。すごく面白い雰囲気で、たくさんクールな要素が含まれているのさ」と話していた。現在のところリリース日は明らかになっていないものの、ラリーは年内にも発売する可能性をほのめかしていた。(C)BANG Media International
2016年03月03日『ロッキー』シリーズに出演していた俳優のトニー・バートンさん(78)が帰らぬ人となった。オリジナル作品から第6作目にかけてアポロ・クリードのトレイナーであるトニー・デューク・エヴァーズとして出演していたトニーさんが25日に死去したことを、姉妹のロレッタ・ケリーがMLive.comに認めた。トニーさんはここ最近入院を繰り返していたが診断はまだ下されていなかったとロレッタは続けている。ただ体調不良のためにアポロの息子を主役にした『ロッキー』シリーズ最新作『クリードチャンプを継ぐ男』にも出演していなかったようだ。ロレッタは「『クリード』の中ではレストランのシーンでトニーの写真が飾られているシーンがあったわね。私とトニーは『ロッキー』についてあまり話さなかったの。もちろん私たちもワクワクしていたけど、他の人たちの方がもっとワクワクしていたからね」と話す。トニーさんの共演者であったカール・ウェザースはこの悲報に対し、自身のツイッターで「悲しいニュースだよ。ご冥福をお祈りするよ、トニー・バートン。彼の素晴らしい才能は『ロッキー』シリーズを成功に導いたんだ」とつづっている。(C)BANG Media International
2016年02月27日2011年に27歳で夭逝したエイミー・ワインハウスのドキュメンタリーの邦題が『AMY エイミー』に決定。7月16日(土)より全国にて公開される。7月23日に没後5年を迎える稀代の歌姫、エイミー・ワインハウス。セカンドアルバム「バック・トゥ・ブラック」のセールスは全世界1,200万枚以上を記録し、グラミー賞5部門受賞するなど世界中からの支持を得るも、薬物依存やアルコール中毒に苦しみ、惜しまれながらも2011年に急逝した。彼女の姿を捉えたドキュメンタリーとして公開された本作は、月末に発表を控える第88回アカデミー賞長編ドキュメンタリーにノミネートされるほか、既に英国アカデミー賞、グラミー賞最優秀音楽映画賞など、世界の映画祭で30冠以上を獲得し、ドキュメンタリー映画としては異例の全世界興行収入約28億円(※「Box Office Mojo」調べ)となる大ヒットを記録している。本編にはエイミーはもちろん、父のミッチ・ワインハウスやセカンドアルバムのプロデュースを手掛けたマーク・ロンソン、エイミーとはデュエットで共演した大御所トニー・ベネットなども出演。監督は、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』のアシフ・カパディアが務める。併せて公開となった場面写真は、リラックスした様子のエイミーが映し出されたスタジオ風景や、素顔を写しとったような表情が印象的なショットなど、世界が熱狂した彼女のまた別の一面を垣間見ることができ、本作への期待感が高まるビジュアルとなっている。『AMY エイミー』は、7月16日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月23日グラミー賞受賞者のレディー・ガガ、アリシア・キーズ、セリーヌ・ディオン、さらに「U2」ら世界のトップ・アーティストたちがフランク・シナトラゆかりの名曲を歌う、最高に贅沢なバースデーライブ「グラミー・トリビュートライブ~フランク・シナトラ生誕100周年~」。2015年12月2日にラスベガスにて開催された本ライブが、本年度グラミー賞受賞式に先立ち、1月31日(日)にWOWOWにて放送されることになった。May you live to be 100, and may the last voice you hear be mine.「皆が100歳まで生きますように。そして最期に聞くのが私の歌声でありますように」これは、フランク・シナトラの有名な言葉であり、彼はよくこう言ってコンサートを締めくくっていたという。第2次世界大戦前の1930年代から1990年代まで長きにわたり活躍した、20世紀のアメリカを代表する歌手にして偉大なるエンターテイナー、シナトラ。映画スターや監督の顔も持ち、マリリン・モンローなど多くの女優と浮き名を流したプレイボーイで、ジョン・F・ケネディ大統領の友人、そしてマフィアとの黒い関係などでも知られている。70年以上のキャリアの中で1,800曲以上をレコーディング、数々の大ヒット曲を生み出し、その後の音楽シーンとアーティストたちに絶大な影響を与えたレジェンドだ。1915年12月12日生まれ、生きていれば100歳を迎えていたシナトラにちなみ、12月2日、アンコール・シアター・アット・ウィン・ラスベガスで行われたのが、この豪華なバースデーライブ。彼を愛してやまないトップ・アーティストたちが集結し、その名曲に酔いしれるだけでなく、彼が歩んだ軌跡を追い、彼がどれほど多くのアーティストに影響を与えている存在なのかを歌とエピソードで伝えていく。1940年代から彼の人生のエポックごとに、LL・クール・Jや、かつてシナトラのプロデュースを手掛けたクインシー・ジョーンズほか、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のジェレミー・レナー、『ターミネーター2』ロバート・パトリックなど、豪華ナビゲーターが登場する。最高に贅沢な出演アーティスト陣で、まず注目したいのが、セリーヌ・ディオン。彼女はシナトラとデュエットしたこともあるが、先日逝去した夫・レネもまたシナトラの大ファンだった。今回、彼女が熱唱した「All The Way」は夫婦のウェディング・ソングだったことでも知られ、ライブ当時、夫の看病中だったセリーヌは、この特別な曲をシナトラと夫に捧げ、歌い上げている。また、シナトラゆかりの人物として絶対にはずせないのが、トニー・ベネットだ。シナトラが「音楽界最高の歌手」と讃えたトニーは、古き良きアメリカの美学を伝える第一人者で、2014年にはレディー・ガガとのコラボも話題を呼んだ。グラミー賞の常連である“生きるレジェンド”が登場すると、会場は総立ち!「I’ve Got the World on a String」でライブを盛り上げている。さらに、アリシア・キーズが、シナトラのピアノナンバー「I’ve Got a Crush on You」をしっとりと歌えば、会場は一転、大人のジャズバーの雰囲気に。「あなたに夢中」と歌う恋の名曲は、本来は情熱的で陽気な恋の歌だったが、1939年にリー・ワイリーがスローでセンチメンタルなバラードにアレンジして以来、女心を歌ったバラードとして有名に。アリシアは、この昔から語り継がれた恋のメロディーを、しっとりとしたピアノの弾き語りでシナトラに捧げる。ほかにも、アダム・レヴィーン(マルーン5)、アッシャー、ジョン・レジェンド、キャリー・アンダーウッド、ザック・ブラウンなど、ジャンルや世代を超えた人気アーティストたちが出演しているが、ちょっと変わったところでは、『テッド』シリーズの監督でもおなじみのセス・マクファーレンも登場。彼もまたシナトラの大ファンだということで、唯一“歌手ではない”ながら出演し、歌を披露する。キワドい冗談を連発するキャラクターとしても知られる彼が、ダンディーなシナトラ・ワールドをどのように歌い上げるのか、要注目。そして、シナトラ・ナンバー以外の曲も登場。ロンドンからは「U2」のボノとジ・エッジが出演し、シナトラのために彼らが書き下ろした「Two Shots Of Happy, One Shot Of Sad」を披露する。シナトラ自身のことを書いた詞だったが、“本人に却下されてしまった”という逸話を持つ曲だ。その後、ボノはオーケストラでレコーディングし、シナトラの80歳の誕生日に贈ったという貴重なこの曲は、生誕100周年らしいスペシャル・プレゼントとなった。ライブのトリを飾るのは、我らがガガ。彼女は、シナトラのトレードマークである黒のスーツ&蝶ネクタイ姿で登場し、大ヒット曲「Theme from New York, New York」を熱唱。髪はシナトラのようにオールバックでダンディーに。いつもと違うガガが楽しめるのもうれしいサプライズ。ラスベガスのショー・ガールと共に、ラスベガスの夜に君臨したシナトラの世界を華やかに演出し、ライブを締めくくる。カントリー、ポップス、R&Bなど、ジャンルも世代も違うアーティストたちが歌うことで、シナトラの紡いだ音楽がいかに時代を越えたものか伝わってくるライブとなっている。「グラミー・トリビュートライブ~フランク・シナトラ生誕100周年~」は1月31日(日)20:00~WOWOWプライムにて放送。第58回グラミー賞授賞式は2月16日(火)9:00~WOWOWプライムにて生中継。(text:cinemacafe.net)
2016年01月19日米歌手のブリトニー・スピアーズが2日、ラスベガスで行われた常設公演中、舞台装置の不具合により木のセットの上で立ち往生する事態に襲われた。プラネット・ハリウッド・リゾート&カジノでの「ブリトニー:ピース・オブ・ミー」公演中、ブリトニーはヒット曲「トキシック」の途中で観衆の上を飛び回る予定となっていたものの、安全ベルトに不具合が生じたことで飛ぶことができなくなり、舞台監督によって救出されなければいけない状況に陥ったとTMZは報じている。その後もパフォーマンスを続けたというブリトニーだが、階段で下りてくる際には、まだその安全ベルトが装着されたままだったようだ。今回の一件についてブリトニーは、ソーシャネルメディアでコメントをしてはいないものの、4日の今節最終公演に向けては一風変わったステージをするつもりだとツイッターに投稿しており、ステージの動画と共に「ご存じの通りピース・オブ・ミーの最終公演! ひねりを利かせるのが待ちきれないわ!」とツイートしていた。ブリトニーは2016年の年明けからすでに不運に見舞われており、先日には「2016年、明けましておめでとう! おでこのあざなんて気にしないわ...ポールに突っ込んじゃったの」とツイッターで明かしていた。(C)BANG Media International
2016年01月06日インペリアル・エンタープライズは14日、尾田栄一郎氏作品「ワンピース」のキャラクター「トニートニー・チョッパー」がアニメ登場15周年を記念し、セイコーウオッチとのコラボウオッチを発売した。「PREMICO(プレミコ)」ブランドのWebサイトにて、限定5,000本を販売する。価格は44,800円(税別)で、発送手数料が600円(税別)。月々5,800円(税別)×8回の分割払いも選べる。ラインナップとして、メタルバンドモデルと革ベルトモデルを用意。ユニセックス仕様で、時計の本体部分とフェイス部分は共通だ。メタルバンドモデルは、注文時にサイズ(S/N/L)を指定する。手首回りのサイズは、メタルバンドのSサイズが約15.5cm、Mサイズが約16.5cm、Lサイズが約18.5cm、革バンドが約14~19cmだ。今回の「セイコー×ワンピースチョッパー15周年記念 スペシャルコラボウオッチ」は、特別記念のクロノグラフ。メタリックホワイトを基調とした文字盤に、雪の結晶やヒルルクの海賊旗といったチョッパーにちなんだ様々なモチーフをデザインした。裏ぶたには、チョッパーの帽子と、エディションナンバーを刻印している。ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは約縦46×横38mm、風防はハードレックス(クリスタルガラスを加工して傷に強くしたセイコーの独自技術)、防水性能は10気圧。(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメ―ション
2015年09月14日奇抜なファッションでたびたび注目を浴び、その歌唱力やライブパフィーマンスだけでなく、独自のスタイルを貫く姿勢でも多くのファンを虜にしているレディー・ガガ。このたび、資生堂の2015年新年広告モデルを務めたガガが出演した“日本初”となる最新CM「Be yourself./Lady Gaga with SHISEIDO」篇の放映が決定した。資生堂とレディー・ガガのコラボレーションと言えば、ガガのセルフィー写真50種を全国紙、ブロック紙、県紙などの新聞50種に各1種ずつ掲載し、話題をさらったことも記憶に新しい。29日(火)より放送となるCMでは、トニー・ベネットと共に「第57回グラミー賞授賞式」において「最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム」部門を受賞した楽曲「Cheek To Cheek(チーク・トゥ・チーク)」をバックに、“家でリラックスする表情”、“ヘアメーキャップ中の表情”、“友人といる時の表情”など、まるでガガに密着しているかのうようなさまざまな表情を見ることができる。映像はニューヨークのガガの自宅アパートメントからスタート。ガガ本人が玄関から出迎え、部屋に入るとヘアメーキャップをしたり、愛犬の「ミス アジア キニー」と戯れたり、彼女のシンボルでもあるティーカップでお茶を飲む様子など等身大のガガを描き出す。どの時間を切り取っても他人に左右されず、すべてが“レディー・ガガ”であり、1人の人として輝きと美しさを放つことを体現した同CMのラストは、「Be yourself. それが、あなたの美しさ。」という力強いメッセージとともに締めくくられる。今回のCM撮影において、ガガはヘアメーキャップ、ワードローブ、撮影場所などにクリエイティビティあふれるアイディアをたくさん出し、積極的に参加をしていたそう。ニューヨークの自宅での撮影や、バーのシーンでのガガの友人の出演は、ガガ本人からの提案だという。どんな時でも“自分らしさ”を大切にしているガガ。そんな彼女だからこそ、同CMのメッセージは観るものの心により深く響くのだろう。「Be yourself./Lady Gaga with SHISEIDO」篇は7月29日(水)より放映開始。(text:cinemacafe.net)
2015年07月28日アメリカ出身のギタリスト、Tony MacAlpine(トニー・マカパイン)が9月29日(火)に大阪・心斎橋JANUS、30日(水)神奈川・CLUB CITTA’で初の単独来日公演を開催する。トニー・マカパインは1986年にアルバム『Edge of Insanity』でデビュー。ハード・ロック・メタルにジャズの要素を加えた超速弾きのギターで人気を博す。今回の来日公演では、名盤と言われている1st『Edge of Insanity』、2ndアルバム『Maximum Security』の収録曲を再現する。来日公演決定に際し、マカパインは「アルバム『Edge Of Insanity』 と『Maximum Security』の完全再現をしようと思っているよ。今年発売の新譜『Concrete Gardens』からもやるし、サプライズも用意してるからね。クールな公演になること間違いないね。ドラマーはトーマス・ラング、ベース・プレイヤーは、良き友人のビヨルン・エングレン。会えることを楽しみにしています!」とコメントを寄せている。チケットの一般発売は大阪公演が7月26日(日)午前10時より、神奈川公演は7月25日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、神奈川公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は7月23日(木)午前11時まで。■Tony MacAlpineCONCRETE GARDENS Japan Tour 20159月29日(火)心斎橋JANUS(大阪府)開場 18:30 / 開演 19:30料金:【自由席】前売8,000円(税込)※入場は整理番号順に行います。※入場の際ドリンク代600円必要。9月30日(水)CLUB CITTA’(神奈川県)開場 18:30 / 開演 19:30料金:【全席指定】前売8,000円(税込)※入場の際ドリンク代500円必要。【来日予定メンバー】Tony MacAlpine (Guitar,Keyboards)BJORN ENGLEN (ビヨルン・エングレン)(Bass)THOMAS LANG (トーマス・ラング)(Drums)
2015年07月22日ロバート・ダウニー・Jr.が“闘う実業家”トニー・スタークで主演し、大ヒットとなった『アイアンマン』(’08)から早7年。その後、クリス・ヘムズワース主演の『マイティ・ソー』やクリス・エヴァンス主演の『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』を経て、2012年、最強チームが1つに結集した『アベンジャーズ』は、『アバター』『タイタニック』に次ぐ全世界興行収入ランキング歴代3位を記録、映画史に残る一大ムーブメントを巻き起こした。そして2015年、一連のマーベル作品の“第2の区切り”となる形で、続編に当たる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が現在、世界各国で公開されている。すでに全世界で13億4,910万ドル(約1.660億円)を突破、歴代ランキング5位に食い込んだ本作は、満を持して7月4日(金)より日本に上陸。前作に引き続き、監督・脚本を務めたジョス・ウェドンに、本作についてたっぷりと語ってもらった。まず、いずれも大人気シリーズとなったアイアンマンや、ソー、キャプテン・アメリカらスーパーヒーローたちが、再び結集する本作。前作と比べ、彼らにはどんな変化が見られていただろうか?「それぞれがより演じる役柄に入り込んでいる、といった感はありましたね。とりわけソーとキャプテン・アメリカは、前作を撮っている段階で、まだそれぞれシリーズの1作目が公開されていなかったので、観客の反応も含め、キャラクターに対してやや手探りの部分があったんです」と、ウェドン監督はふり返る。「その点、今回は、両シリーズと『アベンジャーズ』の大成功により、観客の間でキャラクターがすっかり定着した後ですから、キャストらも皆、前作の時以上に打ち解けた雰囲気で、まさしく“あ・うんの呼吸”といった感じでしたよ」と語る。キャストたちも、監督も「それぞれのキャラクターを完璧なまでに知り尽くしている」いまとなっては、セリフや演じ方について細かい説明や議論は不要だったらしい。「今回はみんな最初から何の迷いもないといった感じで、ありったけの熱意とエネルギーを注ぎ込み、それぞれ役になりきって見事な演技を見せてくれました。本当に素晴らしいですよ」と、監督は豪華キャスト陣を称え、ねぎらった。冒頭から怒涛のごとく展開する数分間のアクション・シーンだけでも、彼らの結束力が前作よりはるかに強まっていることを確認できる。そして、その一方で、戦いの場以外では“宅飲み”するなど、すっかり家族のように打ち解けている様子も伺える。本作では、そんな最強“ファミリー”に、特殊能力を持つ双子役でエリザベス・オルセンとアーロン・テイラー=ジョンソン、そしてウルトロン役としてジェイムス・スペイダーが加わった。「やはり最初は、3人ともかなりビクビクした様子でしたが(笑)、実力と存在感では他のキャストにまったく引けを取らないのはもちろん、俳優としても人間的にも、実際の年齢よりはるかに成熟していることに感心させられました。まぁジェームズに関しては、年相応と言うべきでしょうけどね(笑)」と監督。「アーロンとエリザベスは、先輩の大スターらを相手に演じるというだけでも、相当ナーバスになっていたようですが、その上、演じるキャラクターのパワーが“目に見える類のものではない”がゆえに、CG処理を加えて完成した映画を見るまで、自分たちのやっていることがどんな形で映像になるのか頭でイメージ出来ないので、大変だったと思います」。「でも、2人ともキャラクターの本質を完璧に捉え、見事に演じ切ってくれましたし、前作からのキャスト陣も、アベンジャーズの新たな仲間として加わるだけの実力を備えた若き2人を温かく迎え入れ、お互いへの敬意あふれる、とてもいい雰囲気の現場になりました」と明かした。とはいえ、本作では、とりわけスカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウや、ジェイミー・レナー演じるクリント・バートン/ホークアイなど、これまで描かれてこなかったキャラクターの過去や背景について、より深く掘り下げられ、見応えある群像ドラマとしての一面も注目されている。特に、監督が「他にはない特別な絆で結ばれている」と明かすのは、ヨハンソンのブラック・ウィドウとマーク・ラファロ演じるブルース・バナー/ハルクの関係だ。「とにかく相性が抜群。2人の最初のシーンを見た瞬間、思わず『サイコー!』って声を上げてしまったくらいだからね(笑)」と、2人の化学反応には自信を覗かせる。なぜ彼女とハルク?と意外に感じるファンもいるかもしれない。だが、「ナターシャがある種社会の“はぐれ者”として常に疎外感を抱えていること、また逆にブルースにとっては、世慣れているがゆえに、戸惑うことなくありのままの自分を受け入れてくれる、かつて愛した人とは正反対のタイプの女性だということを考えると、この2人が惹かれ合うのはごく自然なことだと思えたんです」と監督は力説する。また、予告編映像でも示されたように「実は家族持ちだった」というホークアイの“秘密”に関しては、「本作のテーマの1つを描く上で、核となる重要な展開として最初から考えていました」とも明かす。「ヒーローから1人の男へと立ち返った彼の姿を見たアベンジャーズの面々は、自分たちがいかに“普通の生活”からかけ離れてしまったかを悟ります。それによって、それぞれの孤独がいっそう引き立つ、というわけです」と、本作の根底にあるテーマに触れた。実は劇中では、ナターシャ・ロマノフの過去が壮絶なものであったことが、明らかにされている。ブラック・ウィドウも、ハルクも、そして演じるヨハンソンとラファロも人気者だけに、それぞれをメインに据えたスピンオフ作品のうわさも絶えないが…。ウェドン監督は、「スピンオフを作るかどうか私が決めるわけではないので、何とも言えませんが、ブラック・ウィドウやハルクが主役のスピンオフが誕生したあかつきには、真っ先に観に行くことだけは確かですね(笑)」と茶目っ気たっぷりに煙に巻く。茶目っ気といえば、時に切なくドラマチックな展開が続く本作においては、ソーの武器「ムジョルニア」を“最強チーム”の誰が持ち上げられるかという、彼ららしい“お遊び”シーンなど、ソーの言動が一服の清涼剤のように思える場面がある。「ソーはキャラクターがキャラクターだけに、軽い口調でセリフを言わせるわけにはいかないという点も含めて、実は誰よりも書き辛いのですが、幸いクリス・ヘムズワースがいまやすっかり役に溶け込んでいるおかげで、『悪いんだけど、ここは思いきりバカっぽく演じてくれないかな?』なんてお願いしても、『よっしゃ、任せろ!』って喜んでやってくれる(笑)」。「どれだけマヌケでおバカなことをやってみせたとしても、外見からにじみ出る、神に相応しいあの威厳と風格が損なわれることはないと分かっているからこそ、彼本人も私も、思いきってユーモラスな側面を追求することができるんです」と、監督も太鼓判を押すほどに、ヘムズワース自身も“笑い”担当(?)であることを楽しんでいたようだ。さまざまな苦悩や葛藤を抱えながらも、仲間への思いをそれぞれ新たにする彼らにとって、今回脅威となるのは、アイアンマンが愛する彼らを失う“恐怖”ゆえに生み出した平和維持システム<ウルトロン計画>だ。もはや当初のころの“協調性のない”“独善的な”トニーではないだけに、彼の心情や行動には共感できるものがあるが…。「そもそもトニー・スタークという男は、何事においても中途半端が嫌いで、パーティーでバカ騒ぎをするにしても、愛する人たちと世界を救うにしても、とことんやらなきゃ気が済まない(笑)」と監督は言う。「私が思うに、彼の独善的なところはまだまだ健在で、ウルトロンはそんな彼に、“独りよがりの落とし穴”に気づくきっかけを与えることになるわけです。『自分ひとりでどうにかしようと躍起になる前に、自分こそが解決すべき問題の根源なのではないか、よく考えてみろ』ってね」。自らを責めながらも、闘いに身を投じていくトニー/アイアンマンを始めとするアベンジャーズたちに、日本版ポスターでは「愛を知る、全ての人類に捧ぐ」というコピーが添えられている。これには、「いいキャッチコピーですね!すごく気に入りました」と監督も納得の様子。「『アベンジャーズ』同様、今回も最大のテーマはズバリ“愛”ですし、私自身がウルトロンまで含め、本作に登場するすべてのキャラクターを心から愛するように、観客の皆さんにもそれぞれのキャラクターに共感しながら、この映画を通して“愛”について考えてもらえたら嬉しいですね」と、作品愛&キャラクター愛たっぷりのメッセージを贈る。あなたにとっての“愛”を、本作から見つめ直してみてほしい。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日アメリカ演劇界で最高の栄誉、第69回「トニー賞」授賞式が6月7日(現地時間)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われ、渡辺謙が主演を務めた『王様と私』がミュージカル部門リバイバル作品賞、ミュージカル部門主演女優賞を受賞した。ブロードウェイ初舞台で主演、さらに主演男優賞候補にもなった渡辺謙は残念ながら受賞こそ逃したが、主演女優賞に輝いたケリー・オハラ(Kelli O’Hara)は受賞スピーチで「私の王様」と彼を讃えた。こうした晴れの舞台で楽しみなのは、レッド・カーペットを彩る出席者たちのドレス。アカデミー賞やMETガラなどと較べると、トニー賞では少し抑えめの装いが基本だが、女優たちはシックな着こなしを競った。『Skylight』(原題)で演劇主演女優賞候補のキャリー・マリガン(Carey Mulligan)は「バレンシアガ(Balenciaga)」のストラップレスのドレス。マルーン・カラーでミニマルなデザインとダウンスタイルの髪で、ミニマルな美しさが光った。『星ノ数ホド』で演劇主演女優賞候補のルース・ウィルソン(Ruth Wilson)は「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」のロングドレス。トップはフィットサイズのTシャツのようなシンプルなデザインでスカート部分はシルク。フューシャピンクが鮮やかだ。現在、ブロードウェイでミュージカル『ジジ』に出演中のヴァネッサ・ハジェンズ(Vanessa Hudgens)は「ナイーム カーン(Naeem Khan)」のホルター・ドレス。花柄のプリントと背中の大きく開いたデザインが華やかだ。「オスカー・デ・ラレンタ(Oscar De La Renta)」の花柄を織り込んだジャカード・ミニドレスで出席したのはアマンダ・セイフライド(Amanda Seyfried)。実は彼女もオフ・ブロードウェイで舞台『The Way We Get By』(原題)に出演中。首のラインがキレイに出るデザインのオフショルダーが印象的だった。ミニドレスは、なぜか授賞式に来ていたケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)も着用。「カルヴァン・クライン(Calvin Klein)」のサーモンピンクで前面はシンプルだが、背中が開いたデザインだった。ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は「ヴァレンティノ(Valentino)」のミッドナイトブルーのドレス。レッド・カーペットではヌードカラーのセクシーなドレス姿の多い彼女には珍しい、王道の女優スタイルが新鮮。そして、大胆なプランジネックで目を引いたのは演劇部門主演女優賞に輝いたヘレン・ミレン(Helen Mirren)、「バッジリー・ミシュカ(Badgley Mischka)」の白のロングドレスは大きく開いた胸元にレースのスリーブ。主演映画『クィーン』に続き、舞台『The Audience』(原題)でもイギリス女王・エリザベス二世を演じて米演劇界最高の栄誉に輝いたヘレン。セクシーなドレスを69歳の気品で着こなした。
2015年06月08日6月8日(現地時間)、アメリカ演劇界で最も権威のある「トニー賞授賞式」が開催された。「王様と私」で主演を務めた渡辺謙は、ミュージカル主演男優賞でノミネートを果たしたが、惜しくも受賞を逃す結果となった。舞台「王様と私」は3月12日からプレビュー公演がスタート。4月16日に正式な初日を迎え、リンカーン・センター、ヴィヴィアン・ボーモント劇場にて上演。共演のケリー・オハラは、今回のアンナ役を含めてトニー賞ノミネート6回目に実力の持ち主でもある。トニー賞主演男優賞に日本人がノミネートされたのは今回が初。俳優部門で日本人がノミネートされたのは39年ぶりとなる。過去には1959年に「フラワー・ドラム・ソング」でミヨシ梅木がミュージカル主演女優賞にノミネート、1976年に「太平洋序曲」で佐藤功がミュージカル助演男優賞にノミネートしている。しかし、両名とも受賞は逃している。今回行われた授賞式で渡辺さんとケリーは「王様と私」より、「Getting to Know You」、「Something Wonderful」、「Shall We Dance?」のパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。惜しくも主演男優賞は逃したが、「王様と私」は「ミュージカル・リバイバル作品賞」「ミュージカル主演女優賞」「ミュージカル助演女優賞」「ミュージカル衣装デザイン賞」の4部門受賞という快挙を達成。渡辺さんは、7月中旬までの公演に出演する予定だ。今回最多受賞を果たしたのはミュージカル部門「ファンホーム」、演劇部門「夜中に犬に起こった奇妙な事件」で同数、5部門受賞となる。<そのほか主な受賞結果一覧>演劇作品賞:「夜中に犬に起こった奇妙な事件」ミュージカル作品賞:「ファン・ホーム」演劇リバイバル作品賞:「スカイライト」ミュージカル・リバイバル作品賞:「王様と私」演劇主演男優賞:アレックス・シャープ「夜中に犬に起こった奇妙な事件」演劇主演女優賞:ヘレン・ミレン「ザ・オーディエンス」ミュージカル主演男優賞:マイケル・セルヴェリス「ファン・ホーム」ミュージカル主演女優賞:ケリー・オハラ「王様と私」(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日Hatsuko Endo(遠藤波津子グループ)はこのほど、世界のセレブリティやファッショニスタ愛用のウエディングドレスブランド「Delphine Manivet(デルフィーヌ・マニヴェ)」のドレスの販売を国内3店舗で開始した。○モダンかつ不変の女性らしさを感じさせるドレスパリで生まれて10年目となる「デルフィーヌ・マニヴェ」のドレスは、ウエディングドレスの伝統的なコードに新しい風を吹き込み、モダンでありながらも不変の女性らしさを感じさせるドレスといわれている。同デザイナーDelphine Manivetは、若干39歳の若さでありながら、多くのブランドが取り組みを断念しているオートクチュールコレクションを2014年夏に発表。10月にはニューヨークにもブティックを開店している。さらに、2月にはゲラン本店よりウエディングドレスの制作を依頼されるなど、その実力を際限なく発揮しているという。○レディ・ガガ、サラ・ジェシカ・パーカーも愛用4月には、レディ・ガガがトニー・ベネットとの共演の際にオートクチュールドレス(時価1,000万円以上)を着用し、自身のインスタグラムで紹介して話題となったほか、サラ・ジェシカ・パーカーも愛用。また、エルビスプレスリーの孫娘ライリー・キーオも、結婚式の際に同ブランドのウエディングドレスをオーダーするなど、多くのセレブリティやファッショニスタが愛用しているとのこと。日本では、大島優子が日本アカデミー賞の授与式の際に着た白いドレスとして話題になった。そんな人気のウエディングドレスブランド「Delphine Manivet」は、Hatsuko Endo (遠藤波津子グループ)の伊勢丹新宿店7階「イセタン・ブライド」および銀座の「ハツコエンドウウェディングス銀座店」「ス・ジュール・ラ」の3店舗で販売している。
2015年06月03日『エクスペンダブルズ』シリーズのドルフ・ラングレンと、『マッハ!』シリーズのトニー・ジャーが共演する映画『SKIN TRADE(原題)』が、『バトルヒート』として7月25日(土)より公開されることが決定した。本作でラングレンとジャーが演じるのは、ニュージャージーとバンコクで、互いの存在を知らぬまま、共通のマフィア組織を追うふたりの刑事ニックとトニー。しかしニックは、組織に恨みを買ったことで家族を惨殺され、正義心を捨て復讐の鬼と化す。私刑を実行するためひとり、マフィアのボスを追ってタイへと飛ぶニック。現地には凄腕刑事トニーが待ち構えていた。巨大なマフィア・シンジケートを巡り、FBIも参戦する仁義なきバトルが始まる。このほど披露されたポスタービジュアルには「交わるのは、最強の拳。」とあり、ふたりは同じ組織を追う刑事でありながらも、それぞれの信念のため“対決”せざるを得ない展開が待ち受けていることを想像させるものになっている。本作にはふたりのほか、ロン・パールマン(『ヘルボーイ』『パシフィック・リム』)、マイケル・J・ホワイト(『キル・ビル』『ダークナイト』)、ピーター・ウェラー(『ロボコップ』)ら個性派キャストも出演する。『バトルヒート』7月25日(土)より丸の内TOEIほか全国順次公開
2015年05月26日