4月28日(日) 17:00よりWOWOWで放送される「第77回トニー賞授賞式」の特別番組『京本大我 ハロー・トニー!』のビジュアルが公開された。本番組は、「第77回トニー賞授賞式」の番組スペシャルサポーターを務める京本大我(SixTONES)のナビゲートのもと、ブロードウェイの歴史やトニー賞の魅力などを現地VTRやクイズで紹介。ミュージカルの観劇ビギナーのみならず舞台ファンにも興味深い内容を盛り込んだ、トニー賞を楽しむための“How to(ハウツー)”を京本と一緒に楽しく学んでいく番組となっている。7つの視点にカテゴリーを分けて構成された“How to”は、「そもそもブロードウェイとは?」「そもそもトニー賞とは?」といったベーシックな疑問から始まり、ブロードウェイやトニー賞にまつわるクイズに京本が挑戦。さまざまな視点から繰り出されるクイズに首をひねりながら真剣に答えていく京本の姿にも注目だ。また、番組では京本がこれまで経験してきたミュージカル作品、演じてきた役柄のこと、これから挑む作品への意気込みなど、ミュージカルへの熱き思いを語った充実のインタビューも。さらに、ブロードウェイでミュージカルや演劇を観て、1日を思いっきり満喫するためのオススメ観劇コースをVTRで紹介する。なお、京本が番組のスペシャルサポーターを務める『生中継!第77回トニー賞授賞式」は、日本時間の6月17日(月) よりWOWOWで生中継。番組ナビゲーターは井上芳雄と宮澤エマが務める。そのほか、5月25日(土) 13:30からの特番『第77回トニー賞 直前スペシャル』にも井上、宮澤、京本の3人が出演する。<番組情報>『京本大我 ハロー・トニー!』4月28日(日) 17:00~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:京本大我(SixTONES)詳細はこちら:『第77回トニー賞 直前スペシャル』5月25日(土) 13:30~ WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり出演:井上芳雄、宮澤エマ、京本大我(SixTONES)『生中継!第77回トニー賞授賞式』6月17日(月) 生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信ありナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマスペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)特設サイト:
2024年04月16日ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアが共演、昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品・プレミア上映され話題をさらったトッド・ヘインズ監督(『エデンより彼方に』『キャロル』)作『MAY DECEMBER』が、邦題『メイ・ディセンバー ゆれる真実』として7月12日(金)より公開決定。予告編が解禁された。本作は、アメリカで90年代に実際に起きた13歳の少年と36歳女性による“メイ・ディセンバー事件”の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。米「IndieWire」「NY Times」「The Hollywood Reporter」、英「The Guardian」など海外の有力媒体で2023年ベスト映画として選出。脚本のサミー・バーチ(原案:サミー・バーチ、アレックス・メヒャニク)は唯一無二のセンセーショナルな脚本で一躍脚光を浴び、第34回インディペンデント・スピリット賞ほか多数の賞レースで脚本賞を受賞、さらに本年度アカデミー賞で脚本賞にもノミネートされる快挙を果たした。予告編では、かつて全米のメディアを騒然とさせた一大スキャンダルの一端がつまびらかになる。それは、当時36歳の女性が13歳の少年と不倫の末、獄中で彼との子を出産、刑期後に結婚する、というにわかには信じがたい衝撃のニュース――。そして、親子ほど年の離れた恋愛関係を意味する“メイ・ディセンバー”のカップルは、23年の時を経て映画化されることに。そこで、ひとりの映画女優エリザベス(ナタリー・ポートマン)が、モデルになったグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)のもとに現れる。役作りのリサーチのために近づいたエリザベスだったが、次第にその“調査”はエスカレートしていく…。演じる女と演じられる女。ふたりを体現するナタリー、ジュリアンというオスカー女優陣の激しい攻防が繰り広げられる予感とともに、幼くしてスキャンダルの当事者として世間から好奇の目にさらされ続けたジョーを演じるチャールズの、不安定に移ろう心の機微をすくい上げる繊細な演技を垣間見ることができ、「“見世物”ではなく、これは僕の人生だ」という叫びに胸が締めつけられる。またポスタービジュアルは、可憐なフリルのトップスに身を包んだグレイシーと、それを演じる女優・エリザベスがぴったりと後ろに並び、何かを訴えるかのようにこちらにじっと視線を送るインパクトのあるものとなっている。『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月11日トニー・レオン、ワン・イーボー共演の『無名』よりアザービジュアルと主題歌MVが解禁された。本作は、第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる攻防戦を描いたスパイ・ノワール。この度解禁されたのは、本作でイエを演じるワン・イーボーが歌う主題歌「無名」のミュージックビデオ。主題歌の作詞は、監督のチェン・アル自らが手掛けており、名を知られないまま亡くなったスパイたちへの悲哀を歌ったものとなっている。ワン・イーボーの澄んだ歌声とともに流れるのは、美しい本編映像に始まり、チェン・アル監督を中心に、各豪華キャストとのやり取りが映し出されたメイキング映像。映像の最後には「観衆を尊重し 観衆を侮ってはいけない」と、チェン・アル監督からのメッセージで映像は終わる。併せて解禁されたアザービジュアルは、汪兆銘政権の諜報員フー(トニー・レオン)と、その部下であるイエが互いに向き合う姿を映し出したものとなっている。作品の舞台となった上海租界を背景に、中央には「信じるか、裏切るか」のキャッチコピーが添えられている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:無名 2024年5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 シネマート新宿ほか全国順次公開Copyright 2023© Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved
2024年04月09日WOWOWでは6月17日(月)(※日本時間)にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催される「第77回トニー賞授賞式」を生中継する。その番組スペシャル・サポーターに京本大我(SixTONES)の出演が決定。コメントも到着した。「トニー賞」とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルに設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。WOWOWでの生中継は今回で10回目。ナビゲーターとして井上芳雄と宮澤エマの出演が決定しているが、スペシャル・サポーターとして京本大我(SixTONES)が出演する。さらに、6月の授賞式に向けて「トニー賞」をより楽しめる特別番組を放送・配信することが決定。3月31日(日)午後11時30分からは、速報ミニ番組「第77回トニー賞 出演者決定スペシャル」を放送・配信。井上さん、宮澤さん、京本さんが出演し、意気込みを語るとともに、昨年の授賞式をふり返り、トニー賞授賞式の魅力のポイントを紹介する。4月28日(日)午後5時からは「トニー賞」をまだ観たことのない方でも楽しめる番組「京本大我 ハロー・トニー!」を放送・配信。京本さんとともに、ブロードウェイの歴史や「トニー賞」の知られざる魅力まで、「トニー賞」を楽しむための”How to(ハウ ツー)”を楽しく学んでいく内容となっている。5月11日(土)午後3時45分からは「トニー賞がやってくる!」(無料放送)、5月25日(土)午後1時30分からは井上さん、宮澤さん、京本さんが出演する「第77回トニー賞 直前スペシャル」を放送・配信する。【京本大我 コメント】この度、第77回トニー賞授賞式のスペシャル・サポーターを務めさせて頂くこととなりました、京本大我です。僕はSixTONESというグループ活動を軸にしながら、個人では約10年近くミュージカルに挑戦させて頂いております。トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことが出来ることを光栄に思います。まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります。昔からお世話になっている井上芳雄さんとご一緒出来ることも非常に楽しみです。「生中継!第77回トニー賞授賞式」は6月17日(月)にWOWOWにて放送・配信(終了後アーカイブ配信あり)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月22日日本時間6月17日(月) にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で行われる『第77回トニー賞授賞式』の模様がWOWOWで生中継される。このたびスペシャル・サポーターとして京本大我(SixTONES)の出演が決定した。『トニー賞』とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。授賞式はオープニング・アクトをはじめノミネート作品に関連したパフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。京本はグループ活動を軸としつつ、個人としては約10年近くにわたってミュージカルに挑戦している。今回番組のスペシャル・サポーターを務めるにあたり、「トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことができることを光栄に思います」とコメント。また「まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります」と意気込みを寄せた。なお番組のナビゲーターは井上芳雄と宮澤エマが担当する。さらに、トニー賞をより楽しむことができる特別番組の放送・配信が発表された。3月31日(日) 午後11時30分からは、速報ミニ番組『第77回トニー賞 出演者決定スペシャル』が放送・配信され、井上・宮澤・京本が意気込みを語るとともに、昨年の授賞式を振り返り、トニー賞授賞式のポイントを紹介する。4月28日(日) 午後5時からはトニー賞をまだ観たことのない人でも楽しめる番組『京本大我 ハロー・トニー!』、5月11日(土) 午後3時45分からは『トニー賞がやってくる!』(無料放送)、5月25日(土) 午後1時30分からは井上・宮澤・京本が出演する『第77回トニー賞 直前スペシャル』が放送・配信される。■京本大我 コメント全文この度、第77回トニー賞授賞式のスペシャル・サポーターを務めさせて頂くこととなりました、京本大我です。僕はSixTONESというグループ活動を軸にしながら、個人では約10年近くミュージカルに挑戦させて頂いております。トニー賞を席巻した作品の日本版にも携わらせて頂いたこともあるので、こうしてトニー賞という華やかで高尚な世界と触れ合うことができることを光栄に思います。まだまだ未熟な僕ですが、自分自身ももっともっとミュージカルを好きになれるように、そして観て下さる方々にトニー賞の魅力、偉大さを伝えられるようにしっかり勉強して頑張ります。昔からお世話になっている井上芳雄さんとご一緒できることも非常に楽しみです。<番組情報>生中継!第77回トニー賞授賞式6月17日(月) 生中継 [同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信あり6月23日(日) 字幕版 WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後アーカイブ配信ありナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマスペシャル・サポーター:京本大我(SixTONES)公式サイト:
2024年03月22日日本時間2024年6月17日(月) にアメリカ・ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催される『第77回トニー賞授賞式』の模様がWOWOWで生中継されることが決定。併せてナビゲーターを井上芳雄と宮澤エマが務めることが発表された。『トニー賞』とは、該当期間中(通常は前年4月末からの1年間)にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルに設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。また、授賞式はオープニング・アクトをはじめノミネート作品に関連したパフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。井上と宮澤がともにナビゲーターを務めるのは今回で4度目で、ふたりは日本のスタジオから番組をナビゲートする。ナビゲーターを担当するにあたり、井上は「今年もトニー賞の季節がやってきました!改めて、そのことが嬉しいです。そして、世の中がだいぶ元に戻ってきたかと思えば、突然これまでとはガラッと変わったり、心忙しい毎日でもありますね。そんな中、世界最大の演劇の祭典であるトニー賞には、どんな作品がノミネートされるのか。どんなドラマや才能を目の当たりにできるのか。いち演劇ファンとしても、いち俳優としても興味は尽きません!今回で4回目のコンビとなる宮澤エマさん、さらに素晴らしいゲストの皆さんとともに、日本からも華やかに賑やかにお届けします。是非、楽しみにしていて下さい!」とコメントを寄せた。一方、宮澤は「今年もWOWOWトニー賞のナビゲーターとして出演させて頂くことになり大変嬉しいです。私は今回で4回目の出演となりますが、ノミネート作品を観ていなくても楽しめるのがトニー賞ならではだなと毎年感じます。数ある演劇の授賞式の中でも、ライブパフォーマンスのクオリティ、メッセージ性の高い受賞スピーチ、そして何よりスクリーン越しでも感じられる舞台界特有のファミリー感や温かみは、唯一無二の存在だと思います。現場の熱気や肌感覚を視聴者の皆様にも共有できるよう(恒例となりつつある!)井上芳雄さんとの掛け合いも含め、楽しみながら一緒に盛り上がりたいと思っています」と意気込みを語った。<番組情報>生中継!第77回トニー賞授賞式放送・配信日:2024年6月17日(月)ナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマ公式サイト:
2024年03月19日トニー・レオン、ワン・イーボー共演の『無名』よりメイキング動画と場面写真が解禁された。昨年1月に中国で公開され、興行収入約181億円を上回る大ヒットを記録した本作。第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワールだ。二大スターの共演とあって公開前より大きな注目を集めており、現在発売中のポストカード付きムビチケカードの累計販売数も1万枚を突破。現在も売り上げは伸びており、大好評を博している。そんな本作よりこの度解禁されたのは、トニー・レオンとワン・イーボーのアクションシーンのメイキング映像。ワイヤーアクションに取り掛かるワン・イーボーの姿と、トニー・レオンとワン・イーボーの激しい格闘シーンのメイキングが映し出されている。撮影期間は9日間。「最後に息苦しくなるような格闘を描きたいと思っていました。スタントマンは使っていません。できるだけリアルな戦いになるように余計な動きを排除し、シンプルな格闘になるように描きました」と、非常にレベルの高い演技を要求したとチェン監督は語る。アクションに挑んだワン・イーボーは、当初トニー・レオンに対して手を出すのが非常に心理的負担で、アクション指導からのアドバイスを受けてやっと拳を伸ばすことができた、と明かしている。「撮影が進むにつれて、役者同士が深く知り合うようになっていきました。格闘中には実際に体が接触することがあり、アクシデントが起きた後は、お互い気遣い合い、よりお互いの間に信頼感が産まれるようになり、撮影は順調に進みました」とチェン・アル監督が述べるように、トニー・レオンとワン・イーボーが互いを気遣いながら会話とシュミレーションを重ね、迫真のアクションシーンを作り上げる様子が読み取れる映像となっている。併せて解禁となった新場面写真は6点。返り血を浴びたイエ(ワン・イーボー)と悲しげな顔でガラス越しに何かを見つめるフー(トニー・レオン)のほか、日本軍スパイのトップ渡部(森博之)、フー(トニー・レオン)の上司にあたるタン(ダー・ポン)、フーの部下であり、イエの友人のワン(エリック・ワン)、共産党員の諜報員をしていたが、中国国民党に転覆しようとするジャン(ホアン・レイ)のカットなど、登場人物たちのシリアスな表情が捉えられている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:無名 2024年5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町、 シネマート新宿ほか全国にて公開2023© Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved
2024年03月12日映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』が2024年7月12日(金)に公開される。監督はトッド・ヘインズ。ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアが出演。実在の“年の差恋愛スキャンダル”をベースにしたラブサスペンス映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は、13歳の少年と36歳の女性の年の差恋愛スキャンダルを題材にしたラブサスペンス作品。かつて全米をにぎわせた実在のスキャンダルが物語のベースになっている。物語の発端は、36歳のグレイシーと13際のジョーの“年の差スキャンダル”。運命的な恋に落ちた2人の中が公になると、アメリカ中の注目が2人に集まった。グレイシーは服役する事となり、獄中でジョーとの間にできた長女を出産。出所後2人は結婚し、さらに双子の兄妹を授かる。スキャンダルから20年を経て、2人のスキャンダルをモチーフにした映画が製作されることに。グレイシー役を演じるハリウッド女優のエリザベスは、役作りのリサーチを続けていく中で、夫婦の心の移ろいや夫婦の深い沼を目の当たりにするのだった。グレイシーとジョーの関係は犯罪だったのか、純愛だったのか、はたまた他に真実があったのか。新たな証言や当事者の意外な本心、よそ者たちの目と、様々な視点を交えながら、過去と現在、真実と憶測が混ざり合う心理戦を描き出す。ジュリアン・ムーア、ナタリー・ポートマンが共演23歳年下の少年と恋に落ちたグレイシー役を演じるのは、『アリスのままで』や『僕らの世界が交わるまで』のジュリアン・ムーア。また、劇中でグレイシー役を演じることになるハリウッド女優・エリザベス役は、『ブラック・スワン』『ソー:ラブ&サンダー』のナタリー・ポートマンが演じる。グレイシー…ジュリアン・ムーア20年前、36歳の時に23歳年下で13歳のジョーと恋に落ち、アメリカ中が注目するスキャンダルに。服役することになるが、獄中出産を経て出所後にジョーと結婚。嫌がらせを受けることはあるものの、何事もなかったように幸せに暮らしており、長女は大学生になり、出所後に授かった双子の兄妹も高校卒業を控えている。エリザベス…ナタリー・ポートマンハリウッド女優。グレイシーとジョーのスキャンダルを題材にした映画でグレイシー役を演じる。役作りのため、しばらく街に滞在しリサーチを実施。グレイシーとジョーを執拗に観察し、質問していく内に夫婦の深い沼にハマっていく。ジョー…チャールズ・メルトングレイシーの夫。年の差スキャンダルで注目を浴びるも、グレイシーと結婚する。監督は『キャロル』のトッド・ヘインズ監督を務めるのは、『キャロル』のトッド・ヘインズ。脚本ははサミー・バーチが手掛けている。なお、『メイ・ディセンバー ゆれる真実』はカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された他、第96回アカデミー賞脚本賞にもノミネートされた。映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』あらすじ全米に衝撃を与えた、実在の“メイ・ディセンバー事件”。当時36歳だった女性グレイシーは、アルバイト先で知り合った13歳の少年と情事におよび実刑となった。少年との子供を獄中で出産し、刑期を終えてふたりは結婚。その後夫婦は平穏な日々を送っていたが、事件の映画化が決定し、女優のエリザベスが、映画のモデルになったグレイシーとジョーを訪ねる。彼らと行動を共にし、調査する中で見え隠れする、あの時の真相と、現在の秘められた感情。そこにある“歪み”はやがてエリザベスをも変えていく……。【作品詳細】映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』公開日:2024年7月12日(金)監督:トッド・ヘインズ脚本:サミー・バーチ出演:ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア、チャールズ・メルトン原題:MAY DECEMBER
2024年02月16日エマ・ストーン主演映画『哀れなるものたち』より、脚本を務めたトニー・マクナマラのオフィシャルインタビューが到着した。本作は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生したことから、“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ壮大な大陸横断の冒険の旅へと出ていく物語。ストーンはプロデューサーも兼任。『女王陛下のお気に入り』でもタッグを組んだヨルゴス・ランティモス監督がメガホンを取った。先日発表された第96回アカデミー賞ノミネートでは、脚色賞のほか作品賞、監督賞、主演女優賞など全11部門で候補入りを果たしている。<脚本:トニー・マクナマラ インタビュー>ランティモス監督の前作『女王陛下のお気に入り』でも脚本を担当されましたが、一緒に仕事をすることになったきっかけを教えてください。初めて会ったのは確か、『女王陛下のお気に入り』について10分ほどのズーム会議をやったときだったと思います。私が以前に執筆した脚本を気に入ってもらえ、『女王陛下のお気に入り』の脚本を依頼されました。その作品を我々がそれぞれどう考えるのかについて手短に話し合ったのですが、お互いの見解が全く同じだったため、あまりにも短いミーティングだったのです(笑)。プロデューサーたちは、「まさか!わずか10分でもう終わるなんて!」と驚いていましたよ。その後、私がロンドンに渡り、一緒に作業を開始しました。私たちはただひたすら一緒に過ごしたのです。二人とも食べるのが大好きなものですから、何度も昼食を共にしていきながら、親交を深めていったというわけです。彼とはとにかく気が合いますね。私たちは世界の見方がとても近いのです。ご存知のように、彼の世界観は非常に独特です。また、ユーモアのセンスという点でも我々はよく似ていますね。お互いのことが手に取るように分かるのです。ヨルゴス・ランティモス監督お二人は、きっと波長が合うのでしょうね?そう、本当に波長が合うのです。アラスター・グレイの小説は独創的で、ある種荒唐無稽とも思われる設定の物語ですが、この作品の映画化を知らされたときの印象を教えてください。ヨルゴスから電話があり、「この本を読んでみてほしい。ぜひ映画化したいと思っているんだ」と言われたので、私も読みました。あなたがおっしゃったように、非常に独創的な世界観ですし、映画にうってつけの設定があります。また、これまで見たことのない形で複数のジャンルを組み合わせたものでもあり、自分にとって手強い作品であるように感じられたので、挑戦したいと思いました(笑)。というのも、私は難しいと思われるもの、自分にできるかどうか分からないと感じられるものを好むのです。自分にとって大きなチャレンジになると感じたので、この作品に惚れ込みました。また、ヨルゴスと一緒の仕事だということもありました。彼は間違いなく偉大な映画監督の一人です。そして、私の友人でもあり、一緒に仕事をするのが楽しいので、その決断に至るのは考えるまでもないことでした。「ええ、やるに決まっています」という感じでしたよ(笑)。オリジナル脚本と原作のある場合の脚本化の違いはどこにあるのでしょうか。オリジナル脚本だと、何もないところから全てを自ら構築していかなくてはなりませんが、原作のある場合の脚本化は、他人の作品を取っ掛かりとし、個々のアイデアを取り入れながらも、同時に作品を自分のものにしていくわけです。ただ、原作によって、作業するための材料が提供されます。まず物語の設定が与えられますので、そこから始めるのです。原作では、全てが男性の視点からとなっていますが、私はこれをベラの視点に変更しました。そこが違う点だと思います。これは、どちらも良いものですね。片方は大きなチャレンジで、全てを自ら創造する難しさがあり、もう一方は原作の中から何を紡ぐのか、何を再現するかを選び、原作に敬意を払いながら、その精神を尊重するという技術的な難しさがあるものです。また、ヨルゴスはグレイに会っており、彼に対して尊敬の念を抱いていましたから、私としてはそれを尊重したいと思いました。原作通りの作品とするわけではないことは分かっていましたので、我々ならではの作品としつつも、荒唐無稽で独創的、奇想天外でユーモアもある原作の精神が感じられるものとしたかったのです。それさえ押さえていれば、良い作品になると思いました。仕事として特に面白いと感じられるのは、まさに今おっしゃったようなところなのでしょうか?はい、そうです。私は原作のある作品の脚本を書くのが大好きです。いや、オリジナルの脚本を書くのも好きですよ。それもまた良いですね。どちらも好きなのです。どちらかだけをやりたいとは思いません。どちらもやるというのが良いのです。自分一人で書くのが良いと思うときもあります。原作を脚本化するのは難しいもので、あまりにもたくさんの要素がありますので、その中のどれを排除し、どれを残すべきかの判断がつきにくいこともあり、うまくいく方法を模索しなければならないからです。そういうのは、ちょっと厄介なものですからね。それでは本作の脚本化についてお聞かせください。ランティモス監督とはどのように脚本開発をされたのでしょうか。原作を初めて読んだとき、小説の構造が素晴らしいと思ったのですが、映画ではこの物語を男性の視点から語ることはできないと考えました。この役をエマ・ストーンに演じてもらいたいということも我々は分かっていましたので、彼女の視点で紡ぐ物語にしようということになりました。というわけで、我々が話し合ったのは主に、どのようにしてこの物語を描くべきか、ということについてでした。ベラがどんな世界で旅をするのか、どの国に行くのか、などといったこともありました。ただ、我々はとても波長が合うものですから、いつもあまり多くを語ることはしません。私が脚本を少し書いては、それについて二人で話し合うという感じでしたね。視覚的にどうなるかについて、彼が思うところを話してくれました。それは具体的にはどのようなことだったのでしょうか。うーん、思い出せない……。彼が言っていたのは確か、これはファンタジーであり、リアルな世界ではないということについてだったと思います。そして、グラスゴーではなく、ロンドンを舞台とすることに決めました。それ以外に何を決めたんだったかな……。やはり、主な点は、この物語をベラの視点で語るということについてでしたね。また、これが現実離れした世界であるということもあります。そして、エンディングも変えました。そういった原作とは異なる一連の要素についてだったのですが、よく覚えていません(笑)。ベラとダンカンが訪れる場所も原作と少し違っていて、リスボンは原作にはありませんでしたよね。その通りです。ベラのために世界一周旅行の構想を練っていたのですが、そこが原作から離れ始める箇所でした。つまり、それ以降、「さあ、ここからは映画版の物語を始めよう」ということなのです。映画は2時間ですから、それをどのようにして簡潔に語りつつ、楽しく、笑いもあり、観客にとってコンテンポラリーなものとするかということに、かなり時間を割いて入念に取り組みました。それからまた、話し言葉についてもそうで、ベラがどんな話し方をすべきか、といったことについても時間をかけましたね。原作の精神を取り入れることについて言及されましたが、原作のどんなところを大切にされたのでしょうか。原作には非常に巧妙なアイデアがあると思います。哲学的な要素の中には感銘を受けるものがあるのです。また、ベラの言い回しの中にも素晴らしいものがあり、そういった要素を取り入れたいと思ったので、原作のセリフをそのまま引用することもありました。これまでランティモス監督とお仕事されてきたあなたから見て、彼の個性はどのような点だと思われますか。彼が非常に特異な世界観を持っており、その実現に向けて全力を尽くし、断固たる信念を持って取り組んでいるということが、彼の個性を際立たせているのだと思います。偉大な監督で、映画制作の全ての要素を熟知しています。それを知る監督は他にも大勢いますが、彼の場合は自身も卓越した撮影監督で、脚本家としても優れている上、素晴らしいデザイナーでもあるというふうに、映画制作のあらゆる面で優れているのです。脚本という言語を真に理解しているだけでなく、撮影という言語も理解しているので、彼と共に仕事をするのは良いものです。そうではない監督もいますからね。彼はまた、俳優からも非常に慕われており、誰もが彼と仕事をしたがります。自身の職人芸に没頭し、それを愛し、断固として自分が思い描く通りに創作しようとします。だからこそ素晴らしい映画が作れるのだと思います。そんな彼が原作を読んで魅了されたというキャラクター、ベラについてお伺いしたいと思います。主人公ベラをどのような女性として描かれたのでしょうか。私にとってベラは、自立を求め、自分が何者であるかを自らが決め、自分自身を創造していく能力を追求するキャラクターでした。彼女がそういったことに対してとても勇敢であると、私には思えました。どんなときでも非常に楽観的で、いかなる経験をも恐れない、信じられないほど勇敢なキャラクターだったのです。また、自分の経験を悪いと決めつけるようなこともせず、それは自分の人となりのある一つの側面に過ぎないと考えています。私は彼女のそんな楽観的で勇敢なところや、人生という経験をしているだけであって、その過程で自分という人間が形成されるものだと考えているというのが気に入りました。彼女はそれを、社会の規範にとらわれることなく、非常に勇敢な形で追求していくのです。社会の決まりごとを知りませんので、ある意味、それを自ら創造することが可能であり、何をやっても自分を批判的な目で見ることはありません。何が正しくて、何が間違っているかも分かりませんので、彼女はただ、自分にとって何が正しくて、何が間違っていると感じられるのかという感情を知るようになるというわけです。私は彼女のそういった要素の全てが、とても気に入ったのです。また、彼女のキャラクターを通じて伝えたかったことは何でしょうか。うーん、私は作品を通して、あまり何かを伝えようとはしません。ただ、脚本を書くだけであって、物語を書くことを、ただ楽しんでいるだけなのです。正直なところ、何についての作品かといったことも、考えることはありません。そういうことは一切考えず、ただ「このキャラクターに惚れ込んだ。このキャラクターが望むものは何だろう?どのようにしてそれを手に入れようとするのだろうか?」と考えるだけです。というわけで、そういったことはあまり考えないですね。ただ、本作が世界に支配されないようにすることについてだということはあります。自らの運命を自分でコントロールしようとすること、そして誰もがお互いを支配しようとすることについてなのです(笑)。本作で描かれる解放、自己発見といった側面がとても素晴らしいと思います。はい、そうですね。本作がそれについてであるというのは大きいと思います。自分が何者であるかというのを、他人は支配したがるものです。ですから、恐れることなく、自分が何者であるかを自らの意思で決めなければならないということを描いています。ただ、それでも他の人間を避けることはできませんし、他の人間たちにもそれぞれの思惑があるのでどうしようもない、と。そういうことなのです。まさに、そうですね。さて、エマ・ストーンとは『女王陛下のお気に入り』や『クルエラ』などで、これまでも何度かお仕事をされていますが、彼女をどのような俳優だと思われますか。彼女は偉大な女優の一人だと思います。実に素晴らしい。人間的にも素晴らしい上、大胆不敵な役者でもあります。だからこそ、あそこまで見事にベラ役を演じられるのだと思います。彼女は恐れを知りません。ただひたすら演じる役に身を投じ、素晴らしい演技の体験をしたいという一心なのです。彼女が映画を背負っているわけですし、本作の精神は彼女そのものです。ヨルゴスとの間には素晴らしい協力関係があり、二人は最高のパートナーです。また、とても面白い人で、人間性にあふれ、親しみやすいと感じられます。彼女がまるで私たちと同類であるかのような錯覚に陥りますが、実はそういうわけではない(笑)。そこが彼女の良いところなのです。脚本を執筆している段階で、彼女が演じることはすでに分かっていらっしゃったのですか?いや、当初はそうではなかったと思います。『女王陛下のお気に入り』の後に、判明しました。というのも、『女王陛下のお気に入り』以前にすでに草案を書いており、その後、同作品でエマに会ったのです。ヨルゴスがエマと会って一緒に仕事をするようになると、彼はすぐに『哀れなるものたち』でも、ぜひ彼女に演じてもらいたいと思ったようです。本作で彼女はプロデューサーも務めていらっしゃいますが、彼女と役柄についてなど、話し合われたりしましたか?ええ、彼女はプロデューサーの一人です。ただ、私は脚本家ですから、自分の部屋に隠れているだけなのです(笑)。もちろん、彼女と会うことはよくありますが、話し合いはもっぱら彼女とヨルゴスの間で行われましたね。彼女は本作に不可欠な存在ですから、ヨルゴスは伝えたいことがあったようです。そうは言っても、彼はギリシャ在住、私はロンドン在住、エマはアメリカ在住ということもありますからね(笑)。ヨルゴスとエマはよく会っていましたが、彼と私は脚本のことで会いました。我々全員による素晴らしい共同作業だったのです。そこが、ヨルゴスが素晴らしい所以で、ロビー・ライアン(撮影監督)やナディア(・ステイシー/ヘア、メイクアップ&補綴デザイン)もそうですし、同じスタッフが戻ってくることが多いので、一同の間で意思の伝達法が確立されています。つまり、それほど多くを語る必要はないのです。その後、役者たちも一緒にリハーサルし、それを私も見ていて、現場で質問されることもあります。人はお互いを支配しようとするものだというお話が出ましたが、ベラを支配しようとするゴッドウィン、ダンカン、マックスのキャラクター造形についてもお話しいただけますか。そうですね。彼らはそれぞれが異なる人物ではありますが、私には誰もがベラを支配しようとしているように思えます。マーサ(・フォン・カーツロック)やスワイニーにしてもそうです。出会う相手が誰であろうと関係なく、誰もが何らかの形で彼女を支配しようとする。そのほとんどが男たちだったものの、男だけではなかったという点が、私にとっては重要でした。誰もが皆そうだったのです。あえてそうしたわけではありませんでしたが、男たちがそうだったのはもちろんのことです。中でも最も酷かったのは最後に登場するアルフィー(・ブレシントン)でしょう。ダンカンは愚か者のようなところがある人物です。ゴッドウィンはベラのことを愛してはいるものの、そこには支配という彼なりの愛の解釈があります。ラミー(・ユセフ)が演じるキャラクター、マックス・マッキャンドレスは、ベラと出会った時点で、少し非力な弱者という感じです。そんなふうに、私は彼ら全員を欠陥のある人物としたかったのです。人間的に素晴らしいわけではありませんが、邪悪な人間として描きたくもありませんでした。ある種の愚か者としたかったのです。彼らは皆、自分が愛に突き動かされていると思っていますし、実際そうだったのですが、それは全て「支配」という形で現れます。つまり、彼らは自分が思うようなベラであって欲しかったということです。最終的には、バクスターもマックスも、自分たちが間違った形で彼女を愛していたのだと悟るのです。そういった側面が男にはあるもので、それは歴史を振り返ってみても見てとれるものだと思います。そして今も尚、男は女を、もしくは男同士が相手を支配しようとするものですから、そこには確かに性別による特性はあります。しかし、一方で人間なら誰でもそうだということもあるのです。人は誰もがお互いを支配しようとする。それが人の性だということです。それこそが、本作のタイトルが『哀れなるものたち』という所以なのかもしれませんね。我々は誰もが哀れなる人間たちで、自らの愚かさはどうしようもないのです。登場人物が皆、自分たちの考える女性像をベラに投影しており、やがて今おっしゃったように、一部のキャラクターたちがそうではなかったことに気づく。一方彼女は、そのような経験を通して人間として成長していくというのが素晴らしいと思いました。そうなのです。それこそがまさに、私がこのキャラクターに惹かれた点だったのだと思います。そして彼女が世の中のことを何も理解していないのはなぜか、ということもありました。何が正しくて、何が間違っているか、何が支配されるべきで、何がそうではないのか、そして自らのセクシュアリティに関してなど、彼女は何も知りません。ルールというものを一切理解していないので、そこがいいと思ったのです。彼女には、支配するという発想は一切ありません。「みんなはなぜ私のことを支配しようとするのだろう」などと不思議に思うのです(笑)。「全く解せない。理解に苦しむ」という感じです。というわけで、その考えを掘り下げていく自由があると感じましたし、ベラは実に自由奔放なキャラクターのように思えました。世間に教育されたわけではないので、彼女はとても自然で、誰もがそうするように、この世界で自分のアイデンティティを模索しているだけなのです。ただし、誰もが自分の生い立ちを背負っているものです。ところが、彼女の脳内には、生い立ちというものがありません。そんなわけで、楽しかったですね。この作品に世界が刮目していますが、完成した作品をご覧になっていかがでしたか?最高ですよ。心の底から素晴らしいと思いました。<作品情報>『哀れなるものたち』公開中公式サイト: 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月30日ペドロ・アルモドバル監督の初の長編英語作品『The Room Next Door(原題)』に、ジュリアン・ムーアが出演することが分かった。昨年、本作に出演することが発表されたティルダ・スウィントンに加わるという。『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』といった代表作を手掛けてきたアルモドバル監督。これらは全て監督の母国語のスペイン語作品であるが、2020年に『ヒューマン・ボイス』、2023年に『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』で初めて英語作品に取り組んだ。どちらも短編で、前者にはティルダが主演した。数年前に、アルモドバル監督の長編英語作品デビューと報じられたケイト・ブランシェット主演の『A Manual for Cleaning Women』という作品があったが、監督は2022年に離脱している。ジュリアンはアルモドバル監督、ティルダと3人で打ち合わせをしている写真をインスタグラムに投稿し、「この2人一緒にいられるなんて夢みたい!とてもラッキーだと感じています。『The Room Next Door』の仕事が始まりました。巨匠アルモドバル監督とすばらしいティルダ・スウィントンと共に」と報告。ファンから「私の夢が叶った」「ドリーム・トリオ!」「楽しみにしています」と歓喜の声が上がっている。(賀来比呂美)
2024年01月29日アンディ・ラウ、トニー・レオンらが豪華競演したフィルム・ノワールの金字塔、映画『インファナル・アフェア』シリーズ全3部作の4Kレストア版が4K UHD BD、Blu-rayとしてリリースされることが決定した。第1作が2003年に公開され、一大センセーションを巻き起こした映画『インファナル・アフェア』シリーズ。この日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作が4Kレストア、2023年に『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアll 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアlll 終極無間 4K』と題し劇場公開。この3作品が3月20日(水)に4K ULTRA HD Blu-ray、Blu-rayとなってリリースされる。2023年に行われた第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、同年開催の第80回ヴェネチア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン。いまもアジアのトップスターとして第1線を走り続ける2人が<警察に潜入したマフィア>と<マフィアに潜入した警察官>を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年の日本初公開以来、その完成度の高さから衝撃をもって迎えられた。その翌年、エディソン・チャンとショーン・ユーを迎えて主人公たちの秘められた過去を描き、前作をも凌ぐ完成度でファンをうならせた2作目が公開。そして、さらに翌年の2005年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開となった。最後まで全く予測がつかないスリリングな展開と、運命に翻弄される登場人物たちのはかない魅力は、20年以上経ったいまもなお映画ファンから絶大な支持を集めている。その後、マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン主演で製作され、作品賞と監督賞を含む部門でアカデミー賞を受賞した『ディパーテッド』でハリウッドリメイク、日本でも「ダブルフェイス」としてドラマ化されるなど、その類いまれなオリジナル脚本の素晴らしさから秀逸なリメイクが続いた。このフィルム・ノワールの金字塔といえる傑作サスペンス・アクション3部作の4Kレストア版4K UHDBD、Blu-rayには、これまで発売されたDVD、Blu-rayに収録されているソフト版日本語吹替音声に加えて、テレビ放送版の日本語吹替音声を収録。豪華声優陣による吹き替えを2種類楽しむことができる。また今回、2Kと4Kの比較動画も公開。映像の違いは一目瞭然のものとなっている。圧倒的画質で蘇る、多くの見どころが詰まった全ての映画ファン必見の本シリーズ。様々な楽しみ方ができそうだ。『インファナル・アフェア 3部作』4K ULTRA HD、4K レストア Blu-rayは3月20日(水)より発売■インファナル・アフェア 3部作4K ULTRA HD価格:11,550円(税込)■インファナル・アフェア 3部作4K レストア Blu-ray価格:8,250円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:ポニーキャニオン(シネマカフェ編集部)
2024年01月28日第96回アカデミー賞にて脚本賞にノミネートされた、ナタリー・ポートマン&ジュリアン・ムーア共演、『キャロル』トッド・ヘインズ監督最新作『MAY DECEMBER』(原題)の日本公開が決定した。本作は、全米にかつてないほどの衝撃を与えた13歳の少年と36歳の女性の実際のスキャンダルをベースに描かれたラブサスペンス。昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されプレミア上映、米「IndieWire」「NY Times」「The Hollywood Reporter」、英「The Guardian」など有力媒体で2023年ベスト映画として選出された。脚本家はサミー・バーチ。唯一無二のセンセーショナルな脚本で一躍脚光を浴び、助演男優のチャールズ・メルトンと共に数々の映画賞を獲得している。ニューヨーク映画批評家協会賞では助演男優賞・脚本賞、シカゴ映画批評家協会賞で助演男優賞・脚本賞・有望俳優賞、ワシントンDC映画批評家協会賞で助演男優賞、ゴッサム賞で助演男優賞、フィラデルフィア映画批評家協会賞でブレイクスルー俳優賞を受賞。ナタリー・ポートマンまた、先日のゴールデン・グローブ賞でも作品賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞にノミネート。そして第96回アカデミー賞の脚本賞にノミネートされ、『落下の解剖学』や『マエストロ:その音楽と愛と』『パスト ライブス/再会』ほか、話題作と肩を並べている。ジュリアン・ムーアSTORY20年前、36歳のグレイシー(ジュリアン・ムーア)は、23歳年下で13歳のジョー(チャールズ・メルトン)と運命的な恋に落ちる。ふたりの仲が公になると、アメリカ中が注目する大スキャンダルとなり、タブロイド紙を連日賑わせた。グレイシーは服役し、獄中でジョーとの間にできた長女を出産。出所後2人は結婚し、さらに双子の兄妹を授かった。それから20年以上の月日が流れ、未だに嫌がらせを受けることがあっても、何事もなかったかのように幸せに暮らすグレイシーとジョー。長女は大学生になり、双子も高校卒業を数日後に控えている。そんな中、このふたりのスキャンダルを題材にした映画が製作されることに。グレイシー役を演じるハリウッド女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)が役作りのリサーチのために、しばらく街に滞在する。エリザベスの執拗な観察と質問により、つまびらかになる夫婦の心の移ろい。エリザベスも役になりきろうとするあまり、夫婦の深い沼にハマっていく――。『MAY DECEMBER』(原題)は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月24日名優トニー・レオンと「陳情令」ワン・イーボーの2大スターが競演、中国で興行収入約181億円を上回る大ヒットとなったスパイ・ノワール『無名』が、5月3日(金・祝)より公開決定。併せて、日本版ポスタービジュアルと場面写真2点も解禁された。本作は、第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦を描いたスパイ・ノワール。主演は、ウォン・カーウァイ監督『花様年華』で第53回カンヌ国際映画祭 最優秀主演男優賞を受賞し、近年は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)などへの出演で若い世代からも注目を集めている香港スター、トニー・レオン。そして、もう1人の主役として出演するのは、中韓合同ユニット「UNIQ」のメンバーとしてデビュー、さらに俳優としてTVドラマ「陳情令」(19)でブレイクし、いま中国で最も注目を集める若手俳優のワン・イーボー。本作でついに映画初主演の座をつかみ、次々と主演作が公開され、第20回映画チャンネルメディア大賞にて、主演2作目となった『長空之王』(23)と共に主演男優賞を受賞。本作では、スタントなしで取り組んだ迫真のアクションにより対決シーンを演じた2人の圧倒的な緊張感に注目だ。監督は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・上海』(16)を手掛けたチェン・アル。本作では、脚本と編集も担当し、長編4作目にして手掛けたこの脚本にトニー・レオンも惚れ込み出演を決めた。去年の11月に行われた、中国映画界最高の賞とされる第36回中国映画金鶏賞にて作品賞、主演俳優賞を始め8部門にノミネート、映画初出演となったワン・イーボーは助演男優賞にノミネートされた。そして、トニー・レオンが主演俳優賞、チェン・アル監督が監督賞と編集賞の3冠へと輝いた。今回解禁となった日本版ポスタービジュアルは、本作の主人公、トニー・レオン演じる汪兆銘政権の諜報員フーと、ワン・イーボー演じるフーの部下イエを左右に捉え、「信じるか、裏切るか」というキャッチコピーが添えられたもの。果たして2人は敵か?味方か?中国と日本の間で繰り広げられる、名もなきスパイたちによるしのぎを削る戦いの先にあるものとは――。併せて解禁となった場面写真は2点。怪しい動きをする諜報員に尋問するフー(トニー・レオン)、グラスを片手にパーティー会場のようなところで佇むイエ(ワン・イーボー)を切り取ったものとなっている。『無名』は5月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ、有楽町シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月22日アメリカ発祥の塗料ブランド「ベンジャミンムーア」の国内総輸入販売元のB.M.ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:庄司 園子、以下 B.M.ジャパン)は、アメリカを代表する世界的ヘッドウェア&アパレルブランド「NEW ERA」とコラボレーション商品の販売が決定しました。数量限定のオフィシャルコラボキャップコレクションとして、NEW ERAの人気アイテム[59FIFTY][Low Profile 59FIFTY][9TWENTY]の3種類を、2024年1月17日より予約販売をします。※同年2月1日より通常販売を開始予定NEW ERA×Benjamin Moorオフィシャルコラボキャップ特設サイト 1883年にブルックリンで創業以来、アメリカのペイントマーケットをリードし続け、日本においてもDIYカルチャーと高品質ペイントを提案しているベンジャミンムーアと、同じニューヨーク創業の世界的な老舗ヘッドウェア&アパレルブランドNEW ERA。今回のコラボレーションは、自らの意志を持ち、ファッショナブルな選択をするユーザーへ「make the choice yourself」というメッセージを込めて、日本限定でキャップを販売します。商品ラインナップはNEW ERAの人気アイテムのキャップ[59FIFTY][Low Profile 59FIFTY][9TWENTY]の3種類をご用意しました。■商品詳細【数量限定】NEW ERAオフィシャルコラボキャップ59FIFTY【ブラック】ニューエラを代表するスタイル[59FIFTY]。スポーツやストリートカルチャーのアイコンであり、世界中のアスリートやインフルエンサーが愛用するモデルです。サイズ調整のないトゥルーフィッテド仕様となり、約1cm刻みのサイズ展開です。サイズ:7(55.8cm)~8(63.5cm)価格 :6,600円(税込み)▼フロントパネルの仕様について裏側に芯を持たせた特殊加工により美しい形状を保ちます。▼バイザーについて平らな形状が特徴のフラットバイザー。好みに合わせて曲げることも可能です。59FIFTY【ブラック】【数量限定】NEW ERAオフィシャルコラボキャップ Low Profile 59FIFTY【グレー】ニューエラを代表するスタイル[59FIFTY]の基本的な特徴はそのままに、クラウンを低く設計した[Low Profile 59FIFTY]。丸みを帯びたフォルムが特徴です。サイズ調整のないトゥルーフィッテド仕様となり、約1cm刻みのサイズ展開です。サイズ:7(55.8cm)~8(63.5cm)価格 :6,600円(税込み)▼フロントパネルの仕様について裏側に芯を持たせた特殊加工により美しい形状を保ちます。▼クラウンについて丸みを帯びたフォルムです。▼バイザーについてあらかじめ緩やかにカーブしたプレカーブド仕様です。Low Profile 59FIFTY【グレー】【数量限定】NEW ERAオフィシャルコラボキャップ 9TWENTY【カーキ】ライトな被り心地が特徴の[9TWENTY]。男女問わずどなたでも着用しやすいシルエットです。サイズ:約56.8cm~60.6cm価格 :4,620円(税込み)▼サイズについてリアのアジャスターでサイズ調整(約56.8cmから60.6cm)が可能です。▼フロントパネルの仕様について芯がなく、柔らかな被り心地です。▼バイザーについてあらかじめ緩やかにカーブしたプレカーブド仕様です。9TWENTY【カーキ】商品予約、購入はオフィシャルコラボキャップ特設サイト: ■ベンジャミンムーアとはベンジャミンムーアは、ベンジャミンとロバート、二人のムーア兄弟によって1883年にアメリカで創業された、130年以上の歴史を誇るアメリカのペイントブランドです。近年、自分の部屋を自分の好みの色やデザインにリフォームすることで愛着ある手作りの空間を楽しむセルフリノベーションの人気が高まってきています。ベンジャミンムーアのペイントは初めてでも塗りやすく開発されており、ホルムアルデヒドや鉛などの有害な物質を含まない、人と環境に優しい塗料です。カラーバリエーションは、約3,600色のオリジナルカラーを取り揃えています。B.M.ジャパンでは、情報発信やイベントを通じて日本における新しいペイント文化を発信してまいります。B.M.ジャパン株式会社: 【会社概要】社名 :B.M.ジャパン株式会社代表者 :代表取締役 庄司 園子所在地 :〒107-0062 東京都港区南青山2-22-19■NEW ERA(ニューエラ)とはNEW ERAは、1920年創業のアメリカを代表する世界的ヘッドウェア&アパレルブランド。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)唯一の公式選手用キャップサプライヤーとして公式キャップを提供。多くの有名なアスリートやセレブリティによって愛用され、ファッションシーンでのトレンドセッターとして広く認識されています。NEW ERAオフィシャルサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月17日2006年にブロードウェイ初演、第61回トニー賞では全11部門でノミネートされ、うち8部門で受賞した傑作ミュージカル『春のめざめ』が東京・浅草九劇で12月3日(日)よりプレビュー公演、12月5日(火)より本公演が上演される。フランク・ヴェデキントの同名小説を原作にしたロックミュージカルで、日本では2009年に劇団四季が初演したが、今回は昨年上演され好評を博した奥山寛演出版。昨年同様、一般オーディションで選ばれたフレッシュな実力者たちをWEST/EASTの2チームに分け上演する。主人公メルヒオールを演じる有馬爽人(WEST)と東島京(EAST)に話を聞いた。現在有馬は23歳、東島は18歳。歌手に俳優にモデルにと多彩に活躍している有馬は今回が初ミュージカル。「自分にとっては新しいことを知るということが活力になっています。初ミュージカル、そして14歳の役ということで、どういう有馬爽人が出てくるのか。新しい自分に出会いたい」と意気込む。一方東島は、今年3月にはロンドンでミュージカルの舞台にも立った注目株。「ブロードウェイ版の音源を聴くと、とにかく曲がキャッチ―で耳に残り、どうしても出演したいと思いました」とオーディションに挑んだ理由を語った。物語は19世紀末のドイツを舞台に、性に対しての無知と大人たちの無理解が悲劇を引き起こしていく、思春期の少年少女たちの群像劇。「本当に繊細で美しいミュージカルです。登場人物一人一人に濃い人生があり、悩みが葛藤がある。生バンドが奏でる音楽の表現や照明、すべてが繊細です」と有馬。演じる上で大切にしているポイントは「メルヒオールはみんなから頼りにされている少年で、同性からも異性からも人気がある。僕は人見知りするタイプなのですが、この稽古場ではメルヒオールとして生きようと思い、一人一人とコミュニケーションをとることを大切にしています」(有馬)、「僕もこれまで辛いこともあったし、楽しいこともあった。そういった葛藤、目の奥にある叫びのようなパッションは大事にしたいです」(東島)とそれぞれ話した。「子どもたちの葛藤も生々しいのですが、そこにどう大人が関わってきているのかを見ていただけたら、原作である小説の出版から100年以上経っている今の時代に上演する意味も見えてくる。観て終わりではなく、4日くらい余韻に浸っていただけたら嬉しいです」と東島。公演は12月23日(土)まで同劇場にて。チケットは発売中。取材・文:平野祥恵
2023年12月04日2023年10月23日から11月1日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催された、第36回東京国際映画祭。なかでも注目を集めたのが、世界的俳優トニー・レオン登壇によるイベント「トニー・レオン マスタークラス/2046」。これまでのキャリアについて語った貴重な模様をレポートします。素人の方々の演技に衝撃を受け、「自然に演じたい」と願い続けた。©2023 TIFFトニー・レオンが登壇したのは、10月26日に行われた映画『2046』上映後のトーク・イベント。映画界の至宝であり、日本にも熱心なファンの多いトニーが公の場に姿を現すまたとない機会とあって、チケッティングは熾烈を極め、発売からおよそ30分で完売。会場となったヒューリックホール東京は、幸運にもチケットを入手できた観客たちの熱気に包まれた。©2023 TIFFトニーはそんな客席からの盛大な拍手と歓声に迎えられてステージに登場し、はにかみながら「こんにちは。トニーです」と日本語で挨拶。公式の来日は『グランド・マスター』のジャパンプレミア以来、10年ぶりとのこと。聞き手は東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの市山尚三氏、通訳は広東語の神業的通訳でおなじみのサミュエル周氏が務めるなか、自身の俳優人生を振り返った。まず話題が及んだのは、1989年に製作されたトニー・レオン主演の『非情城市』について。ヴェネツィア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したこの作品は、台湾のホウ・シャオシェン監督による、台湾が舞台の芸術映画。一方、トニーは香港出身で、当時はおもに香港の娯楽映画に出ていた駆け出しの俳優。自身にとってチャレンジングな現場を経験したことで、様々な“恩恵”を得たという。「この映画の話を引き受けた時、私は台湾の歴史をあまりよく知りませんでした。しかし、作品の性質上、勉強する必要があり、監督は私にたくさんの本を与えてくださいました。私の役は、ろうあの青年。台湾の言葉をあまり話せない私のために、監督がそういう設定にしてくださったんです。準備段階で、私は言葉が話せない人の世界を理解するために、監督の友人で、事故で話せなくなったアーティストの方に会いに行ったり、ほとんどの時間をホテルにこもって孤独に過ごしたりしました。ホテルでは自分を追い込むためにたくさんの本を読みましたが、本からは繊細な情感の描写など、さまざまなことを発見しました。結果、監督のおかげで文学をとても好きになったんです」©2023 TIFFこの作品は、自身が目指す俳優像にも大きな影響を与えることに。「私は演技を学んでいた頃に、外国のアートムービーを見ていましたが、現場ではどう作られているのか、知りませんでした。それがこの映画の現場で、とてもよくわかったんです。また、この映画にはプロの役者だけでなく、素人のみなさんもたくさん出演していて、彼らのあまりにリアルな演技に驚きました。自分は彼らのように自然な演技をできるのかと考えさせられ、その後の演技にも影響を与えるほどに。それは、この映画に出演して得た最大の恩恵といえます」さらに話題は、1990年製作の『欲望の翼』に始まり、『恋する惑星』『ブエノスアエイレス』『花様年華』など数々の映画でタッグを組んだ、ウォン・カーウァイ監督との仕事へと移る。「ウォン・カーウァイ監督と出会ったのは、ちょうど私が演技の壁にぶつかっていた頃でした。『欲望の翼』では、共演のマギー・チャンは2、3テイクでOKが出るのに、私の番になるとなかなか出ない。多い時は20回ほど、リテイクされる。本当に困ったな、自分は演技ができないのでは…。そう思った時に、監督から『あなたの演技には技巧的なものが多すぎる』と言われたんです。それはいらないと。そして私の作った演技を、バラバラに壊してしまいました」ところが、完成された映画を観て、「監督はすごい。俳優のいいところを発掘し、引き出してくれる」と実感したという。以来、ウォン・カーウァイ監督と一緒に映画を撮りたいと決意し、数十年もの間、ともに仕事をしている。「監督と過ごした年月は、演技について2度目の訓練を受けていたような気がします。私は『非情城市』に出演した時に、素人のみなさんのように自然に演じたいと願いをかけましたが、その夢がウォン・カーウァイ監督との仕事で叶いました」ほかにもウォン・カーウァイ監督との数ある思い出から、こんな話を披露してくれた。「一緒に仕事をし始めた頃は、夜ごはんを食べたあとに、よく監督の事務所に寄って雑談をしていたんです。そして監督は私に、いろんな音楽や文学を紹介してくださいました。ある時、『ノルウェイの森』を紹介されたのですが、後日、監督が言ったんです。『直子がワタナベを見送る時に、直子はどんな表情をしていると思う?』と。小説の中で、直子の表情は描かれていません。そんな話をずっとしているうちに、私は音楽や文学の世界に入り込んでいくようになりました」また、「ウォン・カーウァイ監督の作品には、脚本がありますよ。ただ、我々には絶対に見せてくれないんです」と面白そうに話す場面も。カーウァイ監督の作品には脚本がなく、俳優はセリフが書かれた紙を撮影の朝に渡される、という有名な逸話を見込んでのこの発言に、会場からも笑いが起こる。「彼の作品に出る役者は、全体の物語や自分の役柄について知らされ、監督から役作りに関する指導も受けます。しかし、どんな映画になるのかは一切わかりません。これは独自のユニークな創作スタイルで、おそらく監督は、撮影現場により多くの余裕を残しておきたいのだと思います。もちろん脚本は持っていると思いますが、当日の役者のコンディションや機材の動きなどにより、変更する可能性もある。だから、役者が構えて準備をしてこないように、なるべく情報を与えずにいる。したがって、撮影の時は毎回アドベンチャーをしているような気分です」©2023 TIFF本映画祭ではウォン・カーウァイ監督の『2046』が上映されたが、これはトニーのリクエストによるもの。「私が演じたのは、『花様年華』で演じたチャウと同一人物。しかし監督は、全く違う演技を見せてほしいと言ったんです。過去を忘れて、新しい暮らしに向かう姿が見たいと。その意味で『2046』は、ウォン・カーウァイ監督と撮った映画の中でも、特別な作品です」再びチャウを演じるにあたって、トニーは監督に『花様年華』にはなかった“髭”をリクエストしたという。「監督の返事は『ダメ』でした。しかし、役者にとって小さなものでもいいので、役に入るためのきっかけは大切です。だから、『絶対に必要です』と押し切りました。完成後、この映画はカンヌ国際映画祭でプレミア上映されましたが、そのパーティで監督から『髭があって正解でしたね』と言われました」と笑顔で語った。©2023 TIFF最後に、次回作についても明かしてくれた。「今後はヨーロッパの映画にも出てみたいと思っていたところ、来年ドイツで撮影する映画に出演することが決まりました。今は8か月の準備期間を得て、役作りのためにたくさんの本や資料を読んでいます」日本の映画にも出てもらいたいという問いかけに、「間違いなくそういうチャンスはあると思います。異なる国、地域の映画製作チームと一緒に仕事をすることが、長年の私の夢ですから」トーク・イベント中のトニーは、自分の言葉が訳されている時には会場を見渡し、時折笑顔を見せるなど、久しぶりの日本のファンとの顔合わせを楽しんでいた様子。今年はアジア・フィルム・アワードで最優秀主演男優賞とアジア映画貢献賞を受賞。ヴェネツィア国際映画祭で栄誉金獅子賞を受賞。中国映画金鶏賞で最優秀主演男優賞を受賞するなど、その功績を称えられることが多かった1年。2024年は、ワン・イーボーとのダブル主演映画『無名』の日本公開が決定。舞台挨拶などでまた来日してくれることを心から願いたい。©2023 TIFF文・保手濱 奈美
2023年11月15日歌手のブリトニー・スピアーズ(41)が今月24日に発売される著書『The Woman in Me』の中で、ジャスティン・ティンバーレイク(42)との交際中に中絶していたことを明かしている。NDTVなどが報じた。スピアーズとティンバーレイクはお互いティーンエイジャーだった’00年、米ディズニーチャンネルの『ミッキーマウス・クラブ』での共演をきっかけに交際をスタート。当時、大人気アイドル同士の熱愛は世界中の耳目を集めていた。著書の中でスピアーズは「驚きはしたけど、私にとっては悲劇ではありませんでした。私はジャスティンをとても愛していたの。いつか一緒に家族を持つことを夢見ていた。でもそれは、予想していた以上に早く来てしまったんです」と、想定外の妊娠を振り返っている。そして、「ジャスティンは、明らかにがっかりしていました。彼は『僕らにはまだ子どもをつくる準備はできていない、若すぎるよ』と言ったんです。私が一人で決めてもよかったのなら、絶対に中絶なんてしなかったでしょう。それなのにジャスティンは父親になんかなりたくないと頑なでした」と、ティンバーレイクの希望で子どもを諦めたと綴っている。’02年に二人は破局。スピアーズは’04年に幼馴染みと酔った勢いで結婚し、55時間後に離婚している。同年秋にはダンサーのケヴィン・フェンダーラインと結婚し、2子をもうけるも’07年に離婚した。一方のティンバーレイクはキャメロン・ディアスやスカーレット・ヨハンソンなどと浮名を流し、’12年に俳優のジェシカ・ビール(41)と結婚。現在は男児2人の父親となっている。PEOPLEがティンバーレイクにコメントを求めたが、回答はなかったそうだ。
2023年10月18日ディズニーアンバサダーホテルでは現在、館内の「チックタック・ダイナー」にて、地球最強スーパーヒーローの一人である<アイアンマン>こと主人公のトニー・スタークの好物のひとつをイメージしたスペシャルメニュー「地球最強のチーズバーガー」を提供している。この「地球最強のチーズバーガー」は、地球最強スーパーヒーローの一人である<アイアンマン>ことトニー・スタークの好物のひとつをイメージしたスペシャルメニューであり、バーベキューソースを絡めた肉厚のパティを2枚重ね、さらにチーズソースをたっぷりとかけた食欲をそそる一品に。2枚重ねのパティはボリュームがあり、シェアもおすすめだ。提供店舗のデリカフェ「チックタック・ダイナー」はディズニーアンバサダーホテルの1階にあり、1950年代のポップなダイナーをイメージした、大きな時計が特徴のデリカフェ。ディズニーキャラクターをモチーフにしたブレッドのほか、目の前で作られるサンドウィッチやドリンクが人気で、気軽にテイクアウトにすることもできる。このスペシャルメニュー「地球最強のチーズバーガー」もテイクアウトが可能で、宿泊者は同ホテルの客室内でいただくこともできる。「地球最強のチーズバーガー」は、チーズバーガーとフライドポテトのセットで、価格は2,500円。提供時間は15:00~19:00だが、1日の提供数には限りがあり、事前予約は行っていない。期間は2024年1月8日(月)まで。注目メニューを主人公トニー・スタークの気分で食べてみて。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(シネマカフェ編集部)
2023年10月03日離婚したばかりのブリトニー・スピアーズがInstagramにある動画を投稿し、波紋を広げている。スピアーズは際どい服装で踊る動画をたびたび投稿しているが、今回はいつもと様子が違った。両手に包丁が握られていたのだ。動画には「今日、キッチンで包丁を持って遊び始めました!」というキャプションがついていたが、CNNによると警察に対して「彼女の健康状態がとても心配だから確認してほしい」との通報が相次いでいたという。ロサンゼルス市警のメンタルヘルス評価チームにもスピアーズの友人と名乗る人物から通報があり、チームはこの内容をヴェンチュラ郡保安官事務所に共有していたとCNNは報じている。スピアーズと面識のある巡査部長が彼女の自宅に赴き、インターホン越しに安否確認を行ったという。ディーン・ワーシー保安官は、「彼女が創造的な自由を表現していると考える人もいれば、安全上、精神衛生上の懸念があると捉える人もいるだろう。(市警が)訪問した理由として、『自傷行為の危険にさらされている可能性がある』との情報を受けたためだと彼女に説明した」とCNNにコメントしている。スピアーズは「私に脅威は迫っていないし、敷地内に入ってほしくない」と巡査部長に告げ、彼女の弁護士も「スピアーズさんには、精神的にも肉体的にも、またその他にも問題はいっさいない」と保安官事務所に電話して伝えてきたという。スピアーズはその後、Instagramのキャプションに「これはニセのナイフよ。ハロウィンはもうすぐね!」と書き足し、新たにナイフを持ったダンス動画を投稿。「先日の投稿でみんなを怖がらせてしまったかもしれないけど、これは私のチームがプロ用のショップからレンタルしたフェイクナイフなの。誰も心配したり、警察を呼んだりする必要はないからね!」と念押しした。
2023年09月29日歌手ブリトニー・スピアーズ(41)の結婚生活は14カ月で終わりを告げるようだ。夫のサム・アスガリ(29)が、「和解しがたい不和」を理由に離婚を申請したとTMZが報じている。’16年、アスガリがスピアーズのMVに出演したことをきっかけに2人は交際をスタートさせた。アスガリは精神的に不安定なスピアーズを支え続け、昨年6月に結婚。ウェディングパーティにはマドンナやパリス・ヒルトン、ドリュー・バリモアら錚々たるゲストが招かれた。だが、結婚生活は平穏なものとは言えなかった。スピアーズはInstagramに半裸で躍る動画を連日投稿。結婚指輪をしていない姿とともに、夫婦の不仲を取り沙汰する記事などがたびたびメディアを賑わせた。そしてついに先月28日にはアスガリが自宅を出て、2人は別居状態にあったことがTMZの取材で明らかとなった。アスガリがスピアーズの浮気を疑い、口論になったことが別居の発端になったともTMZは伝えている。またアスガリ側は配偶者扶養費と弁護士費用を要求しているが、財産分与については、「スピアーズ自身の財産は夫婦共有のものとしない」という内容の婚前契約にアスガリはサインしているという。
2023年08月17日いよいよ6月11日(日本時間6月12日)に開催される米演劇・ミュージカル界の最高峰、第76回トニー賞受賞式。「ミュージカル部門」「演劇部門」「ミュージカル・演劇共通部門」の26部門のうち、ぴあアプリでは『お熱いのがお好き』が今年最多の13ノミネート、『&ジュリエット』『ニューヨーク・ニューヨーク』『シャックト』が9ノミネートで肩を並べるなど話題が集まる「ミュージカル部門」に注目。当アプリの「水先案内人」としてもお馴染み、WOWOW『はじめてのトニー賞』(2022)にもコメンテーターとして出演したミュージカル文筆家・町田麻子さんに、賞の行方について独自の視点から予想と希望を綴っていただきました。堅いのはやはり『お熱いのがお好き』個人的希望は『&ジュリエット』ブロードウェイにはトニー賞の“前哨戦”と目される演劇賞がいくつかあり、その結果を見る限り、今年のミュージカル部門は『お熱いのがお好き』がめっぽう強い。言わずと知れたマリリン・モンロー主演映画の、名匠ケイシー・ニコロウ(『アラジン』『ブック・オブ・モルモン』)演出・振付、『ヘアスプレー』コンビ(マーク・シャイマンとスコット・ウィットマン)の音楽による舞台化で、ほとんどの前哨戦を制しているほか、当のトニー賞でも今年最多の13ノミネートを受けている。そのうち何賞かは、ホリプロが出資している抱腹絶倒のとうもろこしコメディ『シャックト』にも行くだろうが、『お熱い~』の新作作品賞は堅いと言っていいだろう。前哨戦に基づくこの予想を覆して作品賞を獲る可能性があるとしたら、オフ・ブロードウェイでの高評価を引っ提げてオンに進出した『キンバリー・アキンボ』。今年の前哨戦で名前が挙がっていないのは、オン作品のみを対象とするトニー賞と違ってオン・オフを問わない各賞では、オフでの上演時に既に受賞済であるからに過ぎず、『お熱い~』との直接対決はトニー賞が初めてなのだ。小ぢんまりとした佳作ゆえ、大作『お熱い~』がやはり強そうな気はするが、個人的にはぜひ日本で上演されてほしいので、番狂わせで話題をさらって弾みをつけてほしいところ。少なくとも主演女優賞は、早老症の女子高生を見事に演じたベテラン女優、ヴィクトリア・クラークにぜひ獲ってほしい。ヴィクトリア・クラーク写真:REX/アフロただ「個人的に」で言ったら、じつは最も応援しているのは『&ジュリエット』。ブロードウェイでは観ていないのだが、2019年にロンドンで観た際、その展開のあまりの面白さに文字通り口をあんぐりと開けた状態で幕間を迎え、クライマックス・ナンバーではセットと照明と音楽と振付のあまりの融合ぶりに爆上がりした記憶がある。トニー賞は“現在、此処(ニューヨーク)で上演される意義”が問われる賞でもあるため、コロナ前のロンドンで生まれた本作の勝機が少ないのは承知の上で、脚本賞と振付賞、なんなら作品賞も獲ってほしいのが本音。まあ何を隠そう、今年は大本命の『お熱い~』を観られていないため、観ていたら個人的にも『お熱い~』を推している可能性は十分にあるのだが。『パレード』より、ベン・プラット(右)(C)Getty Imagesさらっと白状したついでに言うと、リバイバル作品賞に関しては、前哨戦から三つ巴が予想される3作のうち『スウィーニー・トッド』も『イントゥ・ザ・ウッズ』も観られていない。だがここで『パレード』を推す理由は、単に「唯一観られた作品だから」というだけでなく、昨年の今頃は日本で『ガイズ&ドールズ』を手掛けていたマイケル・アーデンの演出と、主人公レオ役のベン・プラットの演技が実際に衝撃的だったから。以下ネタバレになるのでこれから観劇予定のある方には次の段落まで読み飛ばしていただきたいのだが、なんとベン・プラット、15分の休憩時間中ずっと板付きなのである。冤罪で収監されたレオの精神状態のまま、衆人環視のもと舞台上に居続ける姿には、自身も役と同じユダヤ系の俳優としての凄まじい覚悟を感じた。主演男優賞は激戦の様相だが、個人的にはぜひ彼に。『スウィーニー・トッド』(C)Matthew Murphy and Evan Zimmermanそんなわけで、今年はノミネートを6以上受けた8作品のうち半分しか観られていないなかでの心許ない予想&希望となったが、観ていないということは、受賞後に観られる可能性があるということ。ブロードウェイ作品はじつは、トニー賞の行方を占いながら観るのも楽しいが、受賞直後の最も盛り上がっている時に観るのはもっと楽しい。次なる訪問に思いを馳せながら、今年の結果を見守るとしよう。文:町田麻子第76回トニー賞「ミュージカル部門」ノミネーション一覧ミュージカル作品賞■『&ジュリエット』■『キンバリー・アキンボ』■『ニューヨーク・ニューヨーク』■『シャックト』■『お熱いのがお好き』ミュージカル・リバイバル作品賞■『イントゥ・ザ・ウッズ』■『キャメロット』■『パレード』■『スウィーニー・トッド』ミュージカル主演男優賞■クリスチャン・ボール(『お熱いのがお好き』)■J.ハリソン・ジー(『お熱いのがお好き』)■ジョシュ・グローバン(『スウィーニー・トッド』)■ブライアン・ダーシー・ジェームズ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)■ベン・プラット(『パレード』)■コルトン・ライアン(『ニューヨーク・ニューヨーク』)ミュージカル主演女優賞■アナリー・アシュフォード(『スウィーニー・トッド』)■サラ・バレリス(『イントゥ・ザ・ウッズ』)■ヴィクトリア・クラーク(『キンバリー・アキンボ』)■ローナ・コートニー(『&ジュリエット』)■ミカエラ・ダイアモンド(『パレード』)ミュージカル助演男優賞■ケヴィン・デル・アギーラ(『お熱いのがお好き』)■ケヴィン・カフーン(『シャックト』)■ジャスティン・クーリー(『キンバリー・アキンボ』)■ジョーダン・ドニカ(『キャメロット』)■アレックス・ニューウェル(『シャックト』)ミュージカル助演女優賞■ジュリア・レスター(『イントゥ・ザ・ウッズ』)■ルーシー・アン・マイルズ(『スウィーニー・トッド』)■ボニー・ミリガン(『キンバリー・アキンボ』)■ナターシャ・イヴェット・ウィリアムズ(『お熱いのがお好き』)■ベッツィ・ウルフ(『&ジュリエット』)ミュージカル演出賞■マイケル・アーデン(『パレード』)■リア・ディブソネ(イントゥ・ザ・ウッズ)■ケイシー・ニコロウ(『お熱いのがお好き』)■ジャック・オブライエン(『シャックト』)■ジェシカ・ストーン(『キンバリー・アキンボ』)ミュージカル脚本賞■デヴィッド・ウエスト・リード(『&ジュリエット』)■デヴィッド・リンゼイ=アベアー(『キンバリー・アキンボ』)■デヴィッド・トンプソン & シャロン・ワシントン(『ニューヨーク・ニューヨーク』)■ロバート・ホーン(『シャックト』)■マシュー・ロペス & アンバー・ラフィン(『お熱いのがお好き』)ミュージカル装置デザイン賞■ベオウルフ・ボリット(『ニューヨーク・ニューヨーク』)■ミミ・リエン(『スウィーニー・トッド』)■スコット・パスク(『シャックト』『お熱いのがお好き』)■マイケル・イヤーガン & 59プロダクションズ(『キャメロット』)ミュージカル衣装デザイン賞■グレッグ・バーンズ(『お熱いのがお好き』)■クリント・ラモス & ソフィア・チョイ(『KPOP』)■スーザン・ヒルファーティ(『パレード』)■ジェニファー・モーラー(『キャメロット』)■パロマ・ヤング(『&ジュリエット』)■ドナ・ザコウスカ(『ニューヨーク・ニューヨーク』)ミュージカル照明デザイン賞■ケン・ビリントン(『ニューヨーク・ニューヨーク』)■ラップ・チー・チュー(『キャメロット』)■ヘザー・ギルバート(『パレード』)■ハワード・ハドソン(『&ジュリエット』)■ナターシャ・カッツ(『お熱いのがお好き』『スウィーニー・トッド』)ミュージカル音響デザイン賞■カイ・ハラダ(『ニューヨーク・ニューヨーク』)■スコット・レーラー & アレックス・ニューマン(『イントゥ・ザ・ウッズ』)■ギャレス・オーウェン(『&ジュリエット』)■ジョン・シヴァース(『シャックト』)■ネヴィン・スタインバーグ(『スウィーニー・トッド』)<番組情報>生中継!第76回トニー賞授賞式6月12日(月) 8:00(※日本時間)放送・配信(同時通訳)[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]字幕版は6月17日(土) 21:00放送・配信 [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]※放送終了後WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり配信期間:生中継版6月17日(土) 20:59まで/字幕版7月2日(日) 23:59までナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマゲスト:市村正親、平方元基、三浦宏規詳細はこちら:
2023年06月11日演劇・ミュージカル界における世界最高峰の栄誉、「第76回トニー賞」のノミネーションが日本時間5月2日(火)22時(現地朝9時)、マイルズ・フロストとリー・ミッシェルによって発表された。日本時間6月12日(月)に行われる授賞式の模様はWOWOWで生中継される。トニー賞は、対象期間にニューヨークのブロードウェイで正式に開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされる。ミュージカル部門「お熱いのがお好き」ミュージカル版が作品賞含む今年最多の13ノミネート今年は、ビリー・ワイルダー監督、マリリン・モンロー主演の1959年の同名映画を原作としたミュージカル「お熱いのがお好き」が作品賞・主演男優賞(2名)・助演男優賞・助演女優賞・演出賞を含む最多の12部門13ノミネートとなった。「お熱いのがお好き」「&ジュリエット」「ニューヨーク・ニューヨーク」「シャックト」3作品が9ノミネートミュージカル部門は3作品が9ノミネートで肩を並べた。「&ジュリエット」は、もし「ロミオとジュリエット」でジュリエットがロミオの後を追って命を絶たなかったら?という設定で描くロマンチックコメディで、「バックストリート・ボーイズ」やケイティ・ペリーなどのヒット曲満載のジュークボックス・ミュージカル。「ニューヨーク・ニューヨーク」は、マーティン・スコセッシが監督を務め、作曲をジョン・ カンダー、作詞を故フレッド・エッブが手掛けた1977年の同名映画を舞台化。カンダーとともに「ハミルトン」のリン=マニュエル・ミランダが新曲を書きおろしている点も注目。そして「シャックト」はトニー賞受賞者のロバート・ホーン(「トッツィー」)が脚本、グラミー賞コンビのブランディ・クラークとシェーン・マカナリーが作詞作曲、トニー賞受賞者のジャック・オブライエン(「ヘアスプレー」)が演出を務める新作ミュージカルコメディ。そして、劇作家デヴィッド・リンゼイ=アベアーの2001年の戯曲をベー スに、急速に老化する病に見舞われた少女キンバリーの物語を描き、作品賞最有力の呼び声の高い「キンバリー・アキンボ」と、 ジョシュ・グローバンが主演を務めたリバイバル作品の「スウィーニー・トッド」が8ノミネートで続いている。ジョシュ・グローバン「スウィーニー・トッド」演劇部門演劇部門最多は「レオポルトシュタット」「エイント・ノー・モー」の6ノミネートイギリスの劇作家トム・ストッパード脚本によるユダヤ人家族の物語「レオポルトシュタット」、ジョーダン・E・クーパーが27歳でブロードウェイ劇作家デビューした風刺劇「エイント・ノー・モー」が6ノミネート。ジョーダン・E・クーパーは同作で演劇助演男優賞にもノミネートされている。オスカー女優ジェシカ・チャステインとブロードウェイデビューのジョディ・カマーが初ノミネートジェシカ・チャステインジェシカ・チャステインがイプセンの「人形の家」でトニー賞に初ノミネート。また、人気テレビドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」で暗殺者役を演じたジョディ・カマーはブロードウェイデビューとなったひとり舞台「プライマ・フェイシィ」で見事ノミネートされ、ローレンス・オリヴィエ賞に続く受賞を狙う。同作でジョディは、法律と社会が抱える矛盾に直面する、性被害に遭った若き法廷弁護士を演じている。ジョディ・カマーミュージカル主演男優賞はベン・プラットら3人が再び揃ってノミネート「ディア・エヴァン・ハンセン」のベン・プラットは「パレード」、クリスチャン・ボールは「お熱いのがお好き」で、ジョシュ・グローバンは「スウィーニー・トッド」で主演男優賞にノミネート。3人がミュージカル主演男優賞の受賞を争った2017年の第71回では、ベン・プラットが受賞を果たしている。ベン・プラット「パレード」また、演劇助演男優賞には「ピアノ・レッスン」に出演したサミュエル・L・ジャクソンがノミネートされた。授賞式ホストは2年連続でアリアナ・デボーズ第75回に引き続き2年連続でアリアナ・デボーズが授賞式の司会を務めることが発表された。映画『ウエスト・サイド・ストー リー』に出演し、2022年・第94回アカデミー賞では助演女優賞を獲得しているアリアナ。アリアナ・デボーズ昨年の「第75回トニー賞授賞式」でも司会を務め、オープニングで数々のミュージカルナンバーを散りばめた圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を多いに盛り上げた。 今年のオープニングにも期待が集まる。注目の授賞式は、日本時間6月12日(月)、ニューヨーク市マンハッタン区の北部・ワシントンハイツのユナイテッド・パレスにて開催。授賞式当日の舞台上では、豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスが展開され、授賞式自体がクオリティーの高い1つのショーとなっている。「生中継!第76回トニー賞授賞式」は6月12日(月)8時~(同時通訳)、WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。字幕版は6月17日(土)21時~WOWOWライブ&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。※放送終了後WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信(生中継版:6月17日(土)20:59まで/字幕版:7月2日(日)23:59まで)(text:cinemacafe.net)
2023年05月04日WOWOWで放送される「生中継!第76回トニー賞授賞式」のナビゲーターとして、井上芳雄と宮澤エマの出演が決定した。アメリカ・ニューヨークのユナイテッド・パレスで開催される「第76回トニー賞授賞式」。該当期間中にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルそれぞれの部門に設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。昨年に引き続き、授賞式の司会は2年連続でアリアナ・デボーズ。昨年、オープニングで数々のミュージカルナンバーを散りばめた圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を多いに盛り上げたが、今年のオープニングにも期待が集まる。そして、今回で9回目となるWOWOWの中継では、スタジオからのナビゲートを添えて、授賞式の様子を生中継・ライブ配信。そのナビゲーターを、井上さんと宮澤さんが務める。2人がタッグを組むのは、3回連続3度目。井上さんは、WOWOWが中継をスタートした第68回から番組に出演し、今回で9度目。宮澤さんは、今回で3度目の出演となる。「生中継!第76回トニー賞授賞式」は6月12日(月)8時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(※同時通訳日本時間)。字幕版は6月17日(土)21時~WOWOWライブ&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。※放送終了後WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信(生中継版:6月17日(土)20:59まで/字幕版:7月2日(日)23:59まで)(cinemacafe.net)
2023年04月26日日本時間6月12日(月) にアメリカ・ニューヨークのユナイテッド・パレスで開催される『第76回トニー賞授賞式』の模様が、スタジオからのナビゲートを添えてWOWOWで生中継・ライブ配信される。このたびナビゲーターを井上芳雄と宮澤エマが務めることが発表された。『トニー賞』とは、該当期間中にニューヨークのオン・ブロードウェイで開幕した演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。作品賞や俳優賞はもちろん、演出家、デザイナーらスタッフへの賞が演劇とミュージカルそれぞれの部門に設けられており、まさに1年のブロードウェイを総括するアワードといえる。また授賞式はオープニングアクトをはじめノミネート作品に関連した豪華パフォーマンスの数々が披露され、そのシーズンのブロードウェイを凝縮したようなエンターテインメント性あふれる、見どころ満載なセレモニーとなっている。井上と宮澤がタッグを組むのは3回連続3度目で、井上はWOWOWが中継をスタートした第68回から番組に出演し今回で9度目、宮澤は今回で3度目の出演となる。今年もブロードウェイを敬愛するふたりのナビゲートとともに『第76回トニー賞授賞式』を楽しんでほしい。<番組情報>生中継!第76回トニー賞授賞式6月12日(月) 8:00(※日本時間)放送・配信(同時通訳)[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]字幕版は6月17日(土) 21:00放送・配信 [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]※放送終了後WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり配信期間:生中継版6月17日(土) 20:59まで/字幕版7月2日(日) 23:59までナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマ詳細はこちら:
2023年04月26日8月30日から開催される第80回ヴェネチア国際映画祭にて、俳優のトニー・レオンと監督のリリアーナ・カヴァーニが栄誉金獅子賞を受賞することが分かった。これまでに出演作3本(『非情城市』『シクロ』『ラスト、コーション』)が金獅子賞を受賞しているトニーは、「ヴェネチア・ビエンナーレから知らせを受け、大変驚くと共に光栄に思います。これまで一緒に仕事をしてきた映画製作者たちとこの賞をお祝いしたいですね。この賞は彼らへの贈り物でもあるのです」と受賞を喜んだ。ヴェネチア国際映画祭の常連で、監督作『卍/ベルリン・アフェア』が金獅子賞の候補になったこともあるリリアーナは、「このような素敵なサプライズをくださったヴェネチア・ビエンナーレに大変感謝しており、またとてもうれしく思います」とコメント。リリアーナの代表作には『愛の嵐』『フランチェスコ』『リプリーズ・ゲーム』などがある。栄誉金獅子賞は多くの優れた映画作品を生み出した映画人を称える賞で、これまでに黒澤明監督、宮崎駿監督、スティーヴン・スピルバーグ、スタンリー・キューブリック、クリント・イーストウッドらが受賞。昨年はカトリーヌ・ドヌーヴに贈られた。(賀来比呂美)
2023年03月28日ジュリアン・ムーアが『Echo Valley』に主演することになった。スリラーで、監督は『静かなる侵蝕』のマイケル・ピアース、脚本は『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』で企画、製作総指揮、脚本家を務めたブラッド・イングルスビー。ムーア演じる主人公は、アメリカ南西部の農場で孤独に生きる女性。ある日、他人の血にまみれた姿で娘がやってきたことから、静かな日常が覆される。娘役を演じるのは『ユーフォリア/EUPHORIA』のシドニー・スウィーニー。Apple TV+が世界配信する。ムーアの次回作は、トッド・ヘインズ監督の『May December』。共演はナタリー・ポートマン。
2023年03月09日デミ・ムーアがブルース・ウィリスと撮った家族写真をインスタグラムで公開した。「私たちは家族!ホリデー気分を味わおう!」というキャプションを添えている。“家族”というのは、ブレンデッド・ファミリー(混合家族)で、ブルースの元妻デミ・ムーア&現妻エマ・ヘミングの家族が集結。元妻&現妻に加え、デミとの間にもうけたルーマー、スカウト、タルーラ、エマとの間にもうけたイヴリン、メーベルの計7人の女性に囲まれてブルースは満面の笑顔を見せている。ブルースはタルーラの愛犬ピラフを片手に抱き、背景には大きなクリスマスツリーがあり、みんな幸せそうな表情だ。コメント欄にはエマから「なんて楽しい夜だったんだろう」、リタ・ウィルソンから「みんなにメリークリスマス!」、ヘレナ・クリステンセンからハートの絵文字などが届いている。エマもインスタのストーリーズでこの写真をシェアし、「私たち家族からあなたたち家族へハッピー・ホリデー!」と幸せをおすそ分け。さらに、過去ブルースとデミが結婚していた時代に2人が子どもたちとレッドカーペットに出席した写真も載せ、「私が2人に抱いている愛」と2人への愛を表明した。今年3月、ブルースは失語症による俳優業引退を表明したが、デミ、エマ、デミの娘たちが頻繁にブルースの近況をSNSでシェアしてくれるため、ファンは喜んでいるようだ。(賀来比呂美)
2022年12月14日11月11日、60歳の誕生日を迎えたデミ・ムーアにたくさんの業界仲間から祝福メッセージが寄せられた。グウィネス・パルトロウはデミとのツーショットをインスタグラムにアップし、「ハッピーバースデー、大好きなデミ・ムーア。あなたのこれまでの人生は本当にすごい!食事の時も、散歩の時も、人生の岐路でも、あなたはインスピレーションを与えてくれる。そして、地球上で最も美しい60歳だと言っても過言ではない」と絶賛し祝福した。デミの元夫ブルース・ウィリス&エマ・ヘミング夫妻からは「お誕生日おめでとう!私たちはあなたの内面も外面(Inside and out)も大好き」というメッセージと、2人それぞれがデミの自伝「Inside Out」を持ってアピールしている画像が届いた。ほかにも、ミシェル・ファイファー、ジュリアン・ムーア、ヴィオラ・デイヴィスら大物俳優もデミの誕生日にメッセージを送った。デミ本人も、飛行機の中でみんなが歌うバースデーソングに合わせてはしゃぐ動画をSNSに投稿。「愛と感謝を感じながら、節目の誕生日を迎えました。温かいメッセージをありがとう!」と60歳の誕生日を報告した。(賀来比呂美)
2022年11月14日2022年8月31日よりイタリア、ベネチアで開催されている第79回ベネチア国際映画祭に、ジュリアン・ムーアら数々のセレブリティが、ヴァレンティノ(Valentino)を着用し登場しました。ジュリアン・ムーア | Valentino SGPItalia女優のジュリアン・ムーア(Julianne Moore)は、映画「White Noise」のプレミア上映とオープニングセレモニーのレッドカーペットにて、ヴァレンティノの2023年プレスプリングコレクションより、華やかなシースルーのガウンとドレスを纏った姿を披露しました。ラフィー・キャシディ | Valentino SGPItaliaラフィー・キャシディ(Raffey Cassidy)は同イベントに、ヴァレンティノの2022-23年秋冬オートクチュールコレクション「The Beginning」の刺繍をあしらったドレスを着用し登場しました。グレタ・ガーウィグ | Valentino SGPItaliaグレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig)は、映画祭前夜のCinecittà And Academy Of Motion Picture, Art & Science のディナーに、ヴァレンティノの2022年プレフォールコレクション「Promenade」のホワイトのルックを着用し参加しました。@maisonvalentino
2022年09月03日6月9日、ブリトニー・スピアーズの自宅に不法侵入した元夫ジェイソン・アレクサンダーが、ストーカー行為など複数の罪で裁判にかけられることになったとAP通信などが伝えている。事件が起こったのは、カリフォルニア州の高級住宅地にあるスピアーズの邸宅で、スピアーズとサム・アスガリの結婚式が行われるまさにその日だった。敷地内に入り込んだアレクサンダーは、「ブリトニーはどこだ」「結婚式をぶっ壊してやる」「ブリトニーの夫は俺だ」などと言いながら歩き回る様子をInstagramでライブ配信。しかし元妻に会うことは叶わず、駆けつけた警官によって即逮捕された。警察の聴取で、警備員はアレクサンダーが鍵のかかったスピアーズの寝室に入ろうとしていたと証言。開かないとわかった途端にポケットに手を入れたことから、アレクサンダーが銃を取りだそうとしたと警備員は判断したという。アレクサンダーとスピアーズは幼馴染みで、2004年にラスベガスで衝動的に結婚。しかしその55時間後に婚姻関係を取り消し、超スピード離婚として当時は話題となった。ヴェンチュラ郡保安官事務所によると、アレクサンダーはストーカー行為の重罪に加え、私有地への侵入、退去拒否、破壊行為、暴行など複数の罪で起訴されたが、すべての容疑を否認しているという。
2022年06月28日