ハリウッドで118日間に及んだストライキが終わり、様々な作品の製作や撮影が再開されている。『ヴェノム』第3弾もそのうちの一本だ。主演のトム・ハーディが、インスタグラムで「ありがたいことに、撮影に戻ることができた。この場を借りて、『ヴェノム』第1弾からこれまで一緒にやってきてくれたチームのみんなに感謝したい。最高のキャストとスタッフ、それによき友人と家族たち。私たちは大きな進歩を遂げた」と報告し、自分を支えてくれた周りの人たちに感謝の意を表した。トムが長文の感謝レターと共に投稿した写真には、トムと一緒にケリー・マーセル監督とスタントマンのジェイコブ・トムリが写っている。マーセル監督は『ヴェノム』では共同脚本、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』ではトムと共に脚本を書き、今作では再びトムと共同執筆を行い、さらにメガホンも取っている。そんなマーセル監督に、トムは「今回の作品で指揮を執っているあなたを見ると、誇らしい気持ちになる。本当に光栄だ」と感慨深げにつづった。ジェイコブは2013年からトムのスタントダブルを務めており、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『レヴェナント:蘇えりし者』でも活躍した。ジェイコブのことを「大切な友人」と呼ぶトム。本人が「ジェイコブ、きみはやっぱり俺とそっくりだよ。ブラザー!」と認めるくらい2人はそっくりだ。(賀来比呂美)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVELヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 2021年12月3日より全国にて公開©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.
2023年11月27日スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪<ダークヒーロー>として2018年に誕生し、大ヒットを記録したトム・ハーディ主演『ヴェノム』。その続編となる『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が12月3日(金)に日本公開される。全米公開でコロナ禍での最大のオープニング記録を樹立し、前作を上回る興行収入で初登場NO.1の大ヒットを記録、すでに全世界興行収入約484億円(Box Office Mojo調べ)を突破している『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。本作では、マーベルコミック上でスパイダーマンとヴェノムが共闘して戦いを挑むレベルの強さを誇る凶悪ヴィラン、カーネイジが登場。連続殺人鬼クレタスの狂気を取り込んで覚醒したカーネイジの残虐性は計り知れない。世界を混乱に陥れ、その狂気がヴェノムに襲い掛かる。ダークヒーローと呼ぶにふさわしいほどこれまでにない強烈なビジュアルと、圧倒的なアクションシーンで世界中をエキサイティングさせ、大ヒットとなった前作『ヴェノム』。突如として地球外生命体<シンビオート>に寄生されたエディ・ブロック(トム・ハーディ)の葛藤や元婚約者・アンとの行く末などストーリーの深さも見どころとなっていたが、何よりも多くのファンを虜にしたのがヴェノムとその宿主であるエディのふたりの関係性だ。一つの体を共有し生活を共にすることで互いにストレスを感じ、喧嘩や失敗を繰り返しながらも何とか共生している様子がまるで同棲中のカップルのような間柄にも見え、ファンたちの中では映画を楽しむ一つのポイントとなっている。今回そんなふたりの関係について、ハーディは、実は1968年公開のクラシック映画『おかしな二人』のキャラクターからインスパイアされたことを明かす。「このSF版の『おかしな二人』の片方はものすごく自信家だけど異星人で、もう片方は地球人で神経質な臆病者なんだ。現代の大ヒットスーパーヒーロー大作らしいアドベンチャーやサスペンスがあるこの作品で、僕らが子どもの頃から触れてきた映画や音楽やテクノロジー、80年代や90年代のB級映画の要素を、キャラクターや作品のトーンに染み込ませたんだ」。さらに「ティーンエージャーのような楽しさ、大人の楽しさ、そして喜び。このキャラクターたちは最高だ。ものすごく多才でものすごく愉快なキャラクターたちだ。大いに楽しめる作品だよ」と、本作に登場する新たな敵との戦いだけでなく、劇中で描かれるヴェノムとエディの関係性を描いたストーリーについても自信をのぞかせている。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』予告編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』12月3日(金)より公開
2021年11月24日絶大な権力を誇り恐れられた暗黒街の伝説のギャング、アル・カポネの知られざる最晩年を、トム・ハーディが全身全霊で演じた映画『カポネ』が日本公開決定。ポスタービジュアルも到着した。1940年代半ば、服役生活を終えたアル・カポネは、フロリダ州の大邸宅で家族や友人たちに囲まれ、静かな隠居生活を送っていた。かつて“暗黒街の顔役”と恐れられたカリスマ性はすでに失われ、梅毒の影響による認知症を患っている。一方、カポネを危険視するFBIのクロフォード捜査課は、彼が仮病を使っていると疑い、各紙財産1000万ドルのありかを探るために執拗な監視活動を行っていた。やがて病状が悪化したカポネは現実と悪夢のはざまで奇行を繰り返す――。過去の悪夢にうなされ病魔に蝕まれていく伝説のギャング、アル・カポネを演じるトムのほか、『メリーに首ったけ』『ハウス・ジャック・ビルト』のマット・ディロン、「ツイン・ピークス」シリーズのカイル・マクラクランら個性派&実力派キャストが集結。『ファンタスティック・フォー』 のジョシュ・トランク監督が、自らのアイディアで企画を起こし、脚本・監督を務めている。また併せて公開されたポスタービジュアルでは、狂気の表情なのか、それとも焦点が合わず壊れてしまっている表情なのか、二面性を感じさせるカポネの横顔が写し出されている。『カポネ』は2021年2月26日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年12月03日トム・ハーディ主演でダークヒーローを描いた大ヒット作『ヴェノム』の続編タイトルが、『Venom:Let There Be Carnage(ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ)』(原題)に決定。全米公開日が2021年6月25日となることが発表された。その強烈なビジュアルとは裏腹に、トム・ハーディ演じる主人公エディとの“名コンビ”に「かわいい」「面白い」といった声が相次ぎ、「マーベル版寄生獣」「ハリウッド版ど根性カエル」などと呼ばれて、2018年に日本でも人気となったヴェノム。その続編となる本作は、前作にもちらっと姿を見せたヴェノムの宿敵・カーネイジ役が登場、監督は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や『猿の惑星』シリーズのシーザー役などでモーションキャプチャーの第一人者といわれ、MCU『ブラックパンサー』などにも出演した俳優のアンディ・サーキス。トムやミシェル・ウィリアムズが続投し、「大虐殺」を意味するヴィランのカーネイジはウディ・ハレルソンが演じる。『Venom:Let There Be Carnage』は2021年6月25日より全米公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVEL
2020年04月22日トム・ハーディ主演で、スパイダーマンの宿敵でアメコミ史上屈指の人気を誇るダーク・ヒーローを映画化した『ヴェノム』のブルーレイ&DVDが、3月6日(水)にリリースされることが決定。完全数量限定の【日本限定プレミアム・スチールブック・エディション】も同時発売されることになった。本作は、残虐で“最悪”な異形の存在でありながら、ユニークかつユーモアに富むダーク・ヒーロー“ヴェノム”の誕生と活躍を規格外のアクションと最新のVFXで描いたアクションムービー。日本、全米、中国などで初登場1位を達成、全世界興行収入は累計約959億円を突破し(2018年12月3日時点)、世界中が病みつきに。先日、続編が正式に発表されたところだ。主人公エディを演じるのは、『マッドマックス 怒りのデスロード』に代表される実力派俳優トム・ハーディ。ヒロインのアン役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『グレイテスト・ショーマン』などのミシェル・ウィリアムズ、さらに『ジェイソン・ボーン』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のリズ・アーメッドが圧倒的と評された演技力で脇を固めた。■『スパイダーマン:スパイダーバース』の先取り映像も!1時間超えの特典映像ブルーレイ&DVD には、アクションシーンやVFX などの撮影の舞台裏を描いたメイキング、未公開シーン集、エミネムによる主題歌「Venom」のミュージック・ビデオをはじめ、本編再生中にトリビア情報が表示される『ヴェノム』ポップアップトリビアや、実写化までをミニドキュメンタリー仕立てに描いたメイキング映像「スクリーンに飛び出したシンビオート」、先日ゴールデン・グローブ賞を受賞した3月8日に日本劇場公開となる話題作『スパイダーマン:スパイダーバース』の先取り映像など、ファン必見の特典映像が満載。さらに、完全数量限定の【日本限定プレミアム・スチールブック・エディション】は、日本オリジナルの完全数量限定となる究極バージョンで、劇場公開時に話題を呼んだ特典グッズを新カラーにしたオリジナル・ミニフィギュア(巻き付くベロ付き)クリアカラーバージョンをはじめ、限定ブックレットとクリエイターデザインによる7種のポストカードなどが封入。特製アウターケース×日本限定デザイン・スチールブック仕様と、ファン垂涎のアイテムとなっている。『ヴェノム』ブルーレイ&DVDは3月6日(水)発売、同時レンタル開始。2月6日(水)より順次デジタル先行配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVEL
2019年01月11日トム・ハーディ主演『ヴェノム』が11月2日(金)に日本公開され、動員・興収ともに圧倒的No.1の大ヒットスタート!本作をいち早く見たファンたちのコメントがTwitterなどSNSに続々と投稿される中、その強烈ビジュアルとは裏腹に(?)、ヴェノムに対して「かわいい」「面白い」といった声が溢れ、また、主人公エディを演じたトムハとの“コンビ”には「ハリウッド版ど根性カエル」「マーベル版寄生獣」「むしろ、うしおととら」「ボケとツッコミの一人漫才コンビ」「二人羽織」といった声まで上がっている。◆日本のヒットスタートで世界興収は約600億円を突破!週末土日2日間で動員28万9,012人、興行収入4億3903万5,300円となり、動員・興収とも1位のヒットスタートを切った本作。公開初日から3日間の累計では、動員39万6,989人、興収5億9615万2,400円という大ヒットに。この日本でのNo.1オープニング達成が後押しとなり、全世界累計興行収入は今週末で約612億円(5億4160万ドル、1ドル=113円 ※11月5日現在)を突破することになった。◆このヴェノムが「かわいい」ってどういうこと?劇場には、トム・ハーディのファンや声優ファン、マーベルファンなどの女性客はもちろん、20~30代男性をメインに幅広い年齢層が訪れており、11月3日の夜には「#俺たちはヴェノムだ」のワードがTwitterのトレンド1位にランクインするという快挙。この2週間のうちに2度のTwitterトレンド1位を達成しており、SNS上で大きな盛り上がりを見せている。なかでも、マーベル史上最も残虐な悪の存在として認知されていたヴェノムのキャラクタービジュアルの圧倒的インパクトについて、「日本人からしたら見慣れた“ごはんですよ”みたい」と絶妙な例えで絶賛する声や、二次創作のイラストなども続々とアップされ、“かわいさ”や“ユニークさ”といった意外性を楽しむ声が続々。公式Twitterでは、その反響ぶりを喜んでいる(?)◆ヴェノム&エディの“バディ”物語には「ラブストーリー」の声も国内最大規模の映画レビューサイト「coco」では、総ツイート数や上映中映画のツイート数(直近24時間)が圧倒的で、映画レビュアーのポジティブ(好評価)指数も93%と高い数値を記録。レビュアーからは、やはり予告編などから受けた印象をいい意味で裏切るヴェノムのキャラクター性に、「ヴェノムの愛嬌に悶絶」「口は悪いけど聞き分けは良いコ」「狂暴なのかと思ったらわんこみたい」といったコメントが続出!エディ役のトムハに対しても、「これまで観たことのない三枚目トムハ」「パニクるトムハかわいい」「冴えない男とヴェノムのお調子者感を好演」などのコメントが寄せられ、さらに、エマ・ストーンらがブレイクするきっかけとなった終末ホラーコメディ『ゾンビランド』を手掛けた監督(ルーベン・フライシャー)だけに、「コメディ寄りと思ってなかったので、良い裏切り感」「自分の観たかったヴェノムを完璧に映像化してくれた」といった声も上がっている。また、何と言っても観客を惹きつけているのは、宇宙からきたヴェノムと、彼に思いがけなく寄生されてしまう主人公エディとの“バディ”ストーリーであること。エディは体を乗っ取られ混乱しながらも、追っ手を瞬殺してしまうほどのヴェノムのパワーや驚異の生命力に惹かれ、ヴェノムもまたエディを“寄生しがいのある”信念を持った人間としてすっかり気に入り、共存関係を結んでいく。そんな“2人”には、「確かにど根性ガエルや寄生獣を彷彿とさせるバディムービー」「軽妙なやりとりが楽しい」「バディものとしてよく出来ている」といった声から、「宇宙の片隅で魂の片割れを見つけてしまった話」「お互い運命を感じ引き寄せ合うラブストーリー」「トム・ハーディとヴェノムの共生いちゃいちゃ恋愛物語」と、種族を超えた“ブロマンス”という指摘も数多い。こうした要素もあるためか、「スパイダーマンなしのヴェノムはどうかな?と思ったけど楽しい」「初心者でも楽しく観れる」とのコメントも上がっている。『ヴェノム』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVEL
2018年11月05日先日のコミコンでも話題をさらった、トム・ハーディ主演による注目作『ヴェノム』。この度、本作の邪悪さがより際立つ最新予告と日本版ポスターが解禁となった。■マーベル史上、最も残忍な予告が公開マーベル・コミックで高い人気を誇るキャラクター、ヴェノム。その強烈なビジュアルは、これまでの予告編のラストで大々的に披露され、ファンの期待を高めてきた。そして今回解禁となった新予告はヴェノムの“悪の魅力”が一気に炸裂した内容となっており、最も残虐な悪の存在として、ますますインパクトを強めたビジュアルの全貌が明らかとなった。最新予告には、“シンビオート”と呼ばれる地球外生命体と接触してしまったことから寄生され、シンビオートの声が聞こえるようになってしまった敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)が、「一つになれば、俺たちはなんだってできる」と語りかけるシンビオートによって蝕まれ、ヴェノムとして一体化する様子が映し出される。さらに、グロテスクな体で容赦なく悪人を襲い、相手を恐怖に陥れると、目玉から肺、すい臓に至るまで、体のどの部位も喰い尽くすヴェノムが、悪党に「両手両足、顔を食いちぎられたお前は、道にころがるクソだ」と言い放ち、喜々として脅す残忍な様子も。そして、エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力が「病みつき」になっていく…という内容になっている。■日本版ビジュアルからも伝わる、禍々しい本作の魅力!ヴェノムと対峙するキャラクターは、先日行われた“コミコン・インターナショナル・サンディエゴ”で発表された“ライオット”。ライフ財団によって作り出されたであろうその悪の存在もまた、ヴェノム同様、強烈なインパクトで登場。予告編でも、ヴェノムのように、体の一部を変形させて人を襲う人物が登場するが、対峙するライオットと、どのような関係があるのかも気になるところだ。そして併せて公開されたポスタービジュアルは、日本独自に制作されたデザイン。グロテスクな牙と長い舌を見せつけ、まさに「最悪」というコピーに違わない姿で、日本に堂々と降臨を果たす。『ヴェノム』は11月2日(金)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVEL
2018年08月01日マーベル・コミック史上最も謎に満ちたダークヒーロー、“ヴェノム”をトム・ハーディが演じる『ヴェノム』。この度、ついにそのニュー・ヒーローの姿が明らかになる最新予告編と場面写真が公開された。今回新たに公開された予告編では、公開中の予告編には登場しなかったヴェノムの姿が映し出される。まず、ライフ財団が世界を揺るがす“何か”を発見したことを称える場面からスタートする今回の予告編。トム扮するジャーナリストのエディ・ブロックは、そのライフ財団が人体実験で死者を出しているといううわさを突き止めるために取材を試みるも、人体実験の被験者との接触により、“シンビオート”(地球外生命体)に寄生されてしまう。シンビオートは、人間と融合することで人類が進化するのだという…。そして、エディの体には変化が起きはじめ、誰かが語りかける声が聞こえだし、彼の意思とは反し手や背中から何かが飛び出す様子も捉えられている。さらに映像ラストでは、「俺たちは――ヴェノムだ」と名乗り、エディと一体となったヴェノムが姿を現している。『ヴェノム』は12月、全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヴェノム 2018年12月、全国にて公開© &TM 2018 MARVEL
2018年04月24日トム・ハーディを主演に迎え、マーベル最新作映画『ヴェノム』が2018年11月2日(金)に全国ロードショー。マーベル・コミック史上最も謎に満ちたダークヒーロー“もう一人のスパイダーマン”とも呼ばれる「ヴェノム」は、スパイダーマンの宿敵として知られ、高い人気を誇るこの凶悪ヴィランだ。初代作品の本名はエディ。人気ジャーナリストだった彼が、誤報記事を暴かれたことでスパイダーマンを逆恨みし、スパイダーマンの能力を記憶した地球外の寄生体シンビオートと合体することでヴェノムが誕生した。ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くし、悪党に対し、両手両足の次に顔を食いちぎってやる、と喜々として脅す。エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく。ヴェノムと対峙するキャラクターは、<ライオット>。人体実験で死者を出しているという、ライフ財団によって作り出されたであろうその悪の存在もまた、ヴェノム同様、強烈なインパクトで登場する。主演はトム・ハーディ映画『ヴェノム』では、主人公エディことヴェノムをトム・ハーディが演じる。『マッドマックス怒りのデス・ロード』、『レヴェナント:蘇えりし者』、そして『ダンケルク』などヒット作で知られる彼が、どのように凶悪ヴィランを演じるのか見ものだ。また、ヒロイン役として『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、『グレイテスト・ショーマン』のミシェル・ウィリアムズの出演も決定した。監督は、『L.A.ギャング・ストーリー』でハードボイルドな世界を描いたルーベン・フライシャー。そして、『アメイジング・スパイダーマン2』の原案・脚本をつとめたジェフ・ピンクナーをはじめ、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』でタッグを組んだスコット・ローゼンバーグらが脚本を務めている。日本語吹替版の主題歌はUVERworldの新曲日本語版吹替版の主題歌は、日本のロックバンド・UVERworldの新曲「GOOD and EVIL」。メンバーは、ダークな世界観にちゃんと寄り添い、最後に向かって上がっていく力強い感じをイメージして製作したという。メンバーが一丸となって曲に向き合ってできた、疾走感のあるサウンドとなっている。あらすじ「誰もが望む、歴史的偉業」を発見した<ライフ財団>。それは、世界を変えるはずだった――。正義感溢れるジャーナリスト、エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、そのライフ財団が人体実験で死者を出しているという噂を突き止めるために取材を試みるも、人体実験の被験者との接触により、“シンビオート”(地球外生命体)に寄生されてしまう。この意思を持った生命体が語りかける声が聞こえ始めたエディの体には、とてつもない変化が起きていた。彼の中で解き放たれた(悪)が、体を蝕み、増殖していく――。エディと一体となったヴェノムは、「俺たちは――ヴェノム」と名乗りをあげ、ヴェノム誕生の時がついに訪れた!詳細『ヴェノム』原題:VENOM公開日:2018年11月2日(金) 全国ロードショー監督:ルーベン・フライシャー脚本:スコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナー、ケリー・マーセル、ウィル・ビールキャスト:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムス、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット配給:ソニー・ピクチャーズ■前売券券種:ムビチケカード 一般 1,400円(税込)※取り扱い劇場の詳細は公式サイトに記載。特典:オリジナル・ミニフィギュア(巻きつくベロ付き)※数量限定 ※一部劇場を除く ※コードは付属なし
2018年02月12日スパイダーマンの宿敵として知られるダークヒーローを『ダンケルク』のトム・ハーディが演じる『ヴェノム』(原題:VENOM)が、12月に日本公開されることが決定。その初映像がお披露目された。マーベル・コミック史上、最も謎に満ちたダークヒーローとして高い人気を誇る凶悪ヴィランを主人公に描く本作。破壊的な守護者という複雑な特性を持つヴェノムの、新たなるユニバースがついに始動する!悩み、苦しむ、俺の中の悪魔が――主人公ヴェノム/エディ・ブロックを演じるのは、『ダンケルク』『マッドマックス怒りのデス・ロード』の大ヒットで知られ、また『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされたトム・ハーディ。また、ヒロイン役として、同じくアカデミー賞ノミネート経験もある『グレイテスト・ショーマン』のミシェル・ウィリアムズの出演が決定。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で注目を集めたリズ・アーメッド、『スリー・ビルボード』でアカデミー賞にノミネートされているウディ・ハレルソンほか、スコット・ヘイズ、リード・スコットらが出演。監督は、長編デビュー作『ゾンビランド』の成功で知られ、『L.A.ギャング・ストーリー』でハードボイルドな世界を描いたルーベン・フライシャー。脚本には『アメイジング・スパイダーマン2』の原案・脚本をつとめたジェフ・ピンクナーをはじめ、現在世界中で大ヒットを巻き起こしている『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』でタッグを組んだスコット・ローゼンバーグらを迎えている。『ヴェノム』は12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月09日エルトン・ジョンの人生をテーマに描く伝記映画『Rocketman』(原題)でエルトンを演じる俳優が変更になりそうだ。トム・ハーディがエルトン役に決定したと報じられていたが、現在ほかの俳優が交渉中だという。その俳優とはタロン・エガートン。『Rocketman』(原題)を監督するデクスター・フレッチャー&マシュー・ヴォーンと内輪の話し合いが行われているそうだ。タロンはフレッチャー監督の『イーグルジャンプ』に主演、ヴォーン監督の『キングスマン』、『キングスマン:ゴールデン・サークル』に出演しており、どちらの監督とも顔なじみ。エルトン本人も『キングスマン:ゴールデン・サークル』に出演していたり、タロンは声優を務めた『SING/シング』でエルトンの楽曲を歌っていたりと、エルトンとタロンにもつながりと縁がある。エルトン役を演じるからには“歌えること”が必要条件の1つになるだろう。『SING/シング』で歌を披露したタロンはこの点をクリア。一方、トムにとって歌うことはハードルがかなり高かったようだ。エルトン役に決定した2015年、「The Sun」紙に「俺は歌手じゃないから、本当にどうしていいかわからないよ」「『Rocketman』のために一生懸命練習しているんだけど、歌手のように口を開くって難しいね」とちょっとした弱音を吐いていた。(Hiromi Kaku)
2017年07月21日ポール・マッカートニーとトム・ハーディが、今年のウェットノーズ・デイのチャリティーキャンペーンのサポーターになった。このイベントは学校、職場、動物病院といった場所、そしてイギリスの市民の間で黒い付け鼻をつけて、動物保護のための見聞を広めるチャリティー・キャンペーンで、イギリス中で毎年合計10万ポンド(約1,500万円)以上が募金として集まるという。環境保護活動にも力を入れているポールと大の犬好きのトムは、ほかの有名人共々このキャンペーンのサポート活動をするとのことだ。主催者の一人アンドレア・ガンビー=ボールジャー氏は「ポールがウェットノーズ・デイのサポートをしてくれると聞いて嬉しく思います。ここ数年ウェットノーズは素晴らしい支援を有名人の方々や動物保護の活動家の方々からもらっています。トム・ハーディ、ポール・オグレイディ、アマンダ・ホールデン、ブライアン・メイ、そのほか数え切れません」と有名人の参加を喜び、「小規模の動物保護施設における飼料のコストや獣医の治療費といった、動物たちが今危機的に必要なものの経費の大きな助けとなります」と明かす。また、「この何年もの間、一般的に社会は経済危機の様子を見せています。このことは動物福祉を枯渇させ、いくつかの家庭ではペットの世話をする経済的余裕がなくなっていることを意味します。ウェットノーズはイギリスにおける動物福祉に光をあて、最前線で奮闘する小規模の動物保護施設に経済支援をすることを主としています」と説明し、「ウェットノーズ・デイがどれだけイギリス中の動物保護施設を獣医への治療費、飼料代、施設の修繕費といった面からサポートできるかを少し考えてみてほしいです」と呼びかけている。ウェット・ノーズデイは、9月26日から10月1日までイギリス全土でこのような動物保護施設への経済支援ともに動物保護の見聞を人々に広める活動をしている。(C)BANG Media International
2017年07月08日トム・ハーディが、22日(現地時間)にアリアナ・グランデの英マンチェスター公演会場で起きた爆破テロ事件の被害者支援の募金キャンペーンを始めた。トムは事件翌日の23日(現地時間)、クラウドファンディングのサイト「Just Giving」に「トム・ハーディのマンチェスター緊急支援ファンド(Tom Hardy’s Manchester Emergency Fund)」を開設、英国赤十字社への募金を呼びかけている。ページにはトムのメッセージが添えられ、トムは「家族や子どもたちが、安全にコンサートを楽しむべき場所で攻撃され、殺害されました。考えられないほどの残虐行為です。このように卑怯で残酷な方法によって、無意味に奪われてしまった命を取り戻すことはできません。この目で見たことについて心から悲しんでいます。テロリズムが悪の行為であることは疑いの余地はありません」と綴り、「昨夜の事件が引き起こしたダメージを少しでも修復する助けになれるよう、私たちの善意と愛を示すものとして、支援金を集められたら、と願っています」と募金を呼びかけた。支援金はすでに目標額の1万5,000ポンドに到達し、日本時間の26日朝の時点で2万6,000ポンドを超えている。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月26日トム・ハーディが23日(現地時間)、ロンドンの路上で、原付バイクを盗んだ若者を見つけ、常人逮捕した。事件が起きたのはロンドン郊外のリッチモンド。盗んだ原付バイクで事故を起こした若者が現場から逃走するのを目撃したトムは、民家を駆け抜けて犯人を追いかけ、捕まえた。目撃者は「The Sun」紙に「凄まじかったです。トムはまるでアクション映画のスーパーヒーロー・モードのスイッチが入ったようでした」と語った。この目撃者によると、盗んだ原付バイクに乗っていた2人の若者が赤信号を無視して車にぶつかったという。「トムはたぶん道を歩いていたんだと思います。すぐに追いかけ始めました。激怒していたようでした」。逃げた1人をバスの停留所のところで捕まえると、武器を持っていないかを確かめた後、居合わせた人に「捕まえたよ」と常人逮捕を宣言した。警察に引き渡す前に若者のIDも確認したという。2人の容疑者は窃盗容疑で逮捕された。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月26日俳優のトム・ハーディがロンドンで原付泥棒を捕まえたそうだ。23日、ロンドンのリッチモンド地区で盗んだ原付バイクで追突事故を起こした若い男を、トムが追跡して捕まえたと報じられている。目撃者の1人は当時の様子についてサン紙に対し「あれはすごかったですね。トムはアクション映画のスーパーヒーローに変身したようでした」「2人の男たちが原付きを盗んで信号無視をしたところ、車に激突したんです」「トムはその近くを歩いていたんだと思います。彼は無我夢中で2人を追いかけていて、すごく怒っていましたね。もしその男が抵抗なんてしようものなら、トムにぼこぼこにされていたと思いますよ」と語った。トムはバス停でその男を捕まえた後、凶器を持っていないかを確認し、周囲に向かって「捕まえた」と話していたそうだ。前述の目撃者によると、捕まった男は「とてもショックを受けた」様子だったと言い、「トム・ハーディは絶対に敵にしたくない相手ですね。彼は警察が来る前にその男の身分証明証すら確認していましたよ」と続けた。この一件で2人の男が原付きを盗んだ窃盗罪の容疑をかけられているという。(C)BANG Media International
2017年04月26日製作総指揮リドリー・スコット×主演トム・ハーディの強力タッグで放つ、英国BBC放送の愛と復讐の歴史ドラマ「TABOO」が、4月25日(火)よりスターチャンネルにて独占日本初放送される。1984年イギリス。謀殺された父の復讐のため、巨大組織 東インド会社に闘いを挑む孤高の男ジェームズ・ディレイニー。しかし、彼には秘密があった…。本作は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『レヴェナント:蘇えりし者』など、相次いでヒット大作に出演、9月にはクリストファー・ノーランの史実大作『ダンケルク』も控えているトム・ハーディが、ドラマシリーズに初主演。ハリウッドでいま最も旬なワイルド派の初めてのTVドラマでは、名匠リドリー・スコットが製作総指揮を務め、トム自身と彼の実父チップス・ハーディの原案をもとに、『イースタン・プロミス』などで知られるスティーブン・ナイトが脚本を担当している。また、共演には映画界の名優からドラマ界の注目俳優まで、豪華俳優陣が名を連ねている。主人公のジェームズと対立する東インド会社の幹部役には、「ゲーム・オブ・スローンズ」のハイ・スパロウ役や映画『未来世紀ブラジル』などで知られ、舞台でも活躍してきた英国の名優ジョナサン・プライス、ディレイニー家に仕える下男役には『戦場の小さな天使たち』のデヴィッド・ヘイマン、ジェームズの父と後妻との間に生まれたジェームズの異母妹役には、チャールズ・チャップリンの孫で「ゲーム・オブ・スローンズ」でタリサ・マイギア役を演じたウーナ・チャップリンが扮する。そのほか、『ボーン・アイデンティティー』のフランカ・ポテンテ、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のマイケル・ケリーが脇を固めている。BBCにて2017年1月からオンエアされるや、視聴者からの大絶賛を受け、早くもシーズン2の製作も決定した本作。壮絶な復讐、そして明かされる陰謀と“タブー”とは何なのか!?壮大な歴史物語の中に描かれる、謎めいたストーリーとトムの渾身の演技に期待していて。「TABOO」は【STAR1 プレミアム】にて4月25日より毎週火曜22時~(※4月25日は第1話無料放送)、【STAR3 吹替専門】にて5月4日より毎週木曜22時30分~(※5月4日は第1話無料放送)ほか放送。全10話。(text:cinemacafe.net)
2017年04月12日トム・ハーディが、レオナルド・ディカプリオとの賭けに負けてタトゥーを入れなければならなくなったと明かした。今年2月、レオナルドがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『レヴェナント:蘇りし者』で2人は共演していて、トムも助演男優賞候補になっていた。だが、ノミネーション発表前にレオナルドがトムもノミネートされるだろうと予想すると、トムはそれを信じず、候補にならないことに賭けたという。「Esquire UK」のインタビューでトムが語ったもので、敗者は勝者指定の内容のタトゥーを入れると決めていたそうだ。晴れて2人ともオスカー候補となり、レオナルドが付箋に書いて寄こした文言は「レオはすべてを知っている」というもの。トム曰く「めちゃくちゃな字で書きなぐった」そうで、「俺は『OK、入れるよ。でも、きちんと書いてくれなくちゃね』って感じだった」。レオナルドの手書きはかなり汚い文字でだったらしく、トムはまだタトゥーを入れていない。「だって、ひどいんだから」と話している。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月07日『マッドマックス怒りのデス・ロード』のトム・ハーディが、『Fonzo』でアル・カポネを演じることがわかった。監督は『クロニクル』のジョシュ・トランク。脚本もトランクが書き下ろした。プロデューサーには、タランティーノ映画の数々を手がけてきたローレンス・ベンダーも名を連ねる。その他の情報アル・カポネは、禁酒法時代のシカゴで暗躍したアメリカのマフィア。映画やテレビで何度も取り上げられており、『アンタッチャブル』ではロバート・デ・ニーロが演じている。ハーディの最近作は、『レヴェナント:蘇えりし者』と『レジェンド 狂気の美学』。次回作はクリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク(原題)』。北米公開は来年7月。現在は8話もののTVミニシリーズ『Taboo』を撮影している。トランクの最近作は、昨年の『ファンタスティック・フォー』。文:猿渡由紀
2016年10月31日トム・ハーディが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』前日譚出演に向けて交渉を進めているようだ。トムは、昨年公開されたジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に主役のマックスとして出演していた。前日譚は、昨年公開作の中でシャーリーズ・セロンが演じていたフュリオサの過去を語るストーリーになるようだが、現在のところシャーリーズが出演するかは分かっていない。監督と脚本は引き続きミラーが担当するとみられている。また、オーストラリアのヘラルドサン紙によると、前日譚はオーストラリアのニューサウスウェールズ州西端のアウトバックにある鉱業都市ブロークン・ヒル周辺で撮影が行われるといい、今年末頃からスタートするようだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 は2012年に撮影が行われていたものの2015年にようやく公開にこぎつけ、2015年度アカデミー賞に10の部門でノミネート、最終的には6つの賞を獲得した。(C)BANG Media International
2016年09月21日映画『奇蹟がくれた数式』が、2016年10月22日(土)より、角川シネマ有楽町ほか全国の劇場で公開される。英国人数学者のハーディと、インドの名もなき事務員ラマヌジャン。本作は、生まれも境遇も全く違う二人の天才が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話を基にした作品だ。独学で数学を学び、数学解析、数論、無限級数および連分数において数学界に多大な貢献をもたらした“アインシュタイン並みの天才”と称されるラマヌジャン役を、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルが熱演。そして、英国人数学者G.H.ハーディ役には、アカデミー賞俳優のジェレミー・アイアンズ。ラマヌジャンをこの世に見出し、共同研究に人生を懸けた英国紳士をエレガントに演じている。映画は、舞台となるケンブリッジ大学の最高峰トリニティ・カレッジの全面協力により、映画として初めて当カレッジでの撮影が実現。荘厳な知性の殿堂を舞台に、葛藤の果てかけがえのない友情が生んだ歴史的瞬間をドラマティックに再現した。【作品情報】映画『奇蹟がくれた数式』公開日:2016年10月22日(土)監督・脚本:マシュー・ブラウン原作:ロバート・カニーゲル出演:デヴ・パテル、ジェレミー・アイアンズ、デヴィカ・ビセ、トビー・ジョーンズ、スティーヴン・フライ© 2015 INFINITY COMMISSIONING AND DISTRIBUTION, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.【ストーリー】1914年、英国。ケンブリッジ大学の数学者ハーディ教授は、遠くインドから届いた一通の手紙に夢中になる。そこには驚くべき“発見”が記されていた。ハーディは差出人の事務員ラマヌジャンを大学に招聘するのだが、学歴もなく身分も低いことから教授たちは拒絶する。孤独と過労で、重い病に倒れてしまうラマヌジャンの代わりに、ハーディは奇蹟の証明に立ち上がる──。
2016年07月16日トム・ハーディが一人二役で主演を務め、イギリスはじめ各国で絶賛された『レジェンド 狂気の美学』。このほど、彼が実在の双子ギャング、クレイ兄弟を熱演した本作から、劇中で使用された“マグショット”(逮捕写真)がシネマカフェにて解禁。兄弟の恋人&愛人をそれぞれ演じたエミリー・ブラウニングとタロン・エガートンからコメントが到着した。60年代ロンドンの裏社会で暗躍した、“伝説”と呼ばれた双子のギャングスターを、トム・ハーディが一人二役で演じた本作。今回解禁されたのは、劇中で使用されたハーディ演じるクレイ兄弟のマグショット。双子の兄レジナルド(レジー)と弟ロナルド(ロン)を、演技のみならず、見た目から別人のように体現したことが、このマグショットからも一目瞭然だ。女性がうっとりするようなハンサムな兄レジナルドは、ふだんのハーディそのものだが、兄より恰幅がよく陰うつとした弟ロナルドを作ることは、実はかなり労力のいる作業だったという。撮影では特殊メイクをふんだんに使う時間はなかったため、歯科技工士がハーディの歯形を取って詰め物を作成し、顎のラインを変え、ロナルドの顔をレジナルドよりも四角い印象にすることに成功した。さらに、上顎のラインに手を加えることで鼻を広くし、その上で顔周りにシャドウなどを足して仕上げ、あとはウィッグを付けることでロナルドを作り上げたという。ハンサムで魅力的なレジナルドの恋人フランシス・シェイを演じたエミリー・ブラウニングは、彼の一人二役の演技について、「トムはレジナルドになりきってやって来て、私はその彼と撮影をこなす。そして1時間後にはロンになって戻って来るの。その変わり様といったら信じられないほどよ。レジナルドとのシーンを演じていたとき、私はとても幸せな気分だったわ。そしてロナルド役の彼が現場にやってくると、カメラが回っていない間もちょっと嫌な気持ちだった。撮影の間ずっとこう思っていたわ。『ロンは好きになれない』って。でも、それでよかったの。だって、それが物語の中で描かれている関係そのものだったから」とコメント。まるで別人のようだったハーディのなり切りぶりに驚嘆しつつも、そのギャップが演技の上でも大いに役立ったことを明かす。また、同性愛者だったロナルドの部下で、愛人のマッド・テディー・スミスを演じたのは、『キングスマン』で大きな注目を集めたタロン・エガートン。「トムによって2つの登場人物に息が吹き込まれていく様子を目の当たりにして、本当に信じられない気分だった」と、その“変身”ぶりに感嘆の声を上げる。「トムがいかにして一人で双子の兄弟の関係を築き上げていくのかを見てもそうだ。例えば画面の片側にレジーを映して、今度はメイクを変えて入れ代わって、反対側の画面に映ってロンとして撮影をする。その際、レジーのセリフをイヤーモニターで流す。これは、トムが膨大な時間を準備に費やさなければ実現できない。脚本の裏の裏まで理解していたからこそ、彼は自分のセリフに反応したり、遮ったり、細かいリアクションまで取ることができたんだ。演技というのは相手とのやり取りなのに、彼はたった1人でやりきった。とても驚異的だし、見ていて本当にワクワクしたよ」と、ハーディの役者魂に大いに魅了されたことを明かしている。『レジェンド 狂気の美学』は6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月05日トム・ハーディが一人二役で、20世紀の英国犯罪史上、もっとも有名な犯罪者と言われる双子のクレイ兄弟を見事に演じ分けた『レジェンド 狂気の美学』。このほど、各国で絶賛を受けたハーディの演技力やクレイ兄弟の実像について、ブライアン・ヘルゲランド監督やキャスト陣が語る特別映像が解禁となった。60年代、“スウィンギン・ロンドン”の裏社会で“伝説”と呼ばれた双子のギャングスター、クレイ兄弟。その実話を基に描かれる本作は、『マットマックス 怒りのデス・ロード』以降も出演作が次々と公開され、『レヴェナント:蘇えりし者』ではアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされたトム・ハーディが一人二役で熱演。また、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』のエミリー・ブラウニング、『キングスマン』のタロン・エガートンら注目の若手ほか、デヴィッド・シューリスやポール・べタニー、クリストファー・エクルストンなど英国の実力派俳優が脇を固めている。今回解禁となったのは、クレイ兄弟についての特別映像だ。英国では「ギャングと言えばクレイ兄弟」と言われるほど誰もが知る存在という彼らは、「モンティ・パイソン」もスケッチのネタにし、関連書籍はこれまでに数十冊出版。TV シリーズ「ホワイトチャペル」シーズン2の題材になり、映画やドキュメンタリーなどの映像化も数知れず。いまでも露店やネットショップでは、彼らの顔写真をプリントアウトしたTシャツやグッズが売られており、ロンドンではクレイ兄弟ゆかりの地を巡るツアーも毎週3回実施されている。「クレイ兄弟ファンクラブ」もあるそうで、彼らは犯罪者、実在の人物という枠を超え、カルチャーアイコンとして定着している。本映像では、クレイ兄弟を一人二役で演じたハーディの撮影中の様子も垣間見ることができるほか、兄レジナルドの恋人フランシスを演じたブラウニング、2人を執念深く追うニッパー・リード刑事を演じたエクルストン、そしてヘルゲランド監督ほかスタッフらが、それぞれクレイ兄弟を語っている。兄レジナルドと弟ロナルドのキャラクターの違いや、ギャングスターとして成功した理由と時代背景など“クレイ兄弟入門編”と言えるような話から、本国でもほとんど認知されていないレジナルドの恋人フランシスの存在まで、まさに映画本編が気になる作り。特に、兄弟の関係者らにもインタビューしたという監督と製作スタッフが、兄レジナルドと後に結婚したフランシスが、本作で語り部の役割も果たしていることに言及。ギャングを題材にした映画ではかなり珍しい、女性の視点から物語が語られる理由を知ることができる。『レジェンド 狂気の美学』は6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日華やかな60年代のロンドンの裏社会を舞台に、トム・ハーディが一人二役で主演を務めた『レジェンド 狂気の美学』。このほど、彼が伝説の双子ギャングを見事に演じ分けた本作から、兄の恋人役を務めたエミリー・ブラウニングの意味深なナレーションで幕を開ける、冒頭映像が解禁となった。“切り裂きジャック”と並び、20 世紀イギリスの犯罪史上もっとも有名といわれる双子のギャング、クレイ兄弟の半生を、『マットマックス 怒りのデス・ロード』以降も主演作が続き、『レヴェナント:蘇えりし者』では「第88回アカデミー賞」助演男優賞にノミネートされたハーディが一人二役で見事に演じ切る本作。今回解禁となった約3分もの冒頭映像は、ギャングスターのイメージそのままのクレイ兄弟が高級車の後部座席で煙草の煙を燻らせるシーンから始まる。兄のレジー(レジナルド)と弟のロン(ロナルド)は、双子でありながらその煙草の吸い方からちょっとした仕草、そして性格まで異なることを、兄レジーの恋人フランシス役のブラウニングがナレーションで紹介していく。続くシーンでは、レジーがロンドンはイースト・エンドの自宅前で、自身の張り込みに就いている刑事2人に紅茶を差し入れ、彼らを茶化すようなやり取りをした後、寝坊をしたお抱え運転手を徒歩で迎えにいく。道すがらすれ違う近所の主婦と気さくに挨拶を交わし、預かっていた忘れ物を手渡すその姿は、ロンドンの裏社会を手中に収めつつあるギャングというより、街の有力者のように見えてくる。本作の撮影にあたり、クレイ兄弟について徹底的にリサーチしたという監督のブライアン・ヘルゲランドは、「クレイ兄弟の人生はこの半世紀近くもの間、伝聞やタブロイド紙の記事の中でまことしやかに語られ続け、その真実がどこにあるのかもはや分からなくなってしまっていた。クレイ兄弟はロンドンという街の一部であり伝説的な存在だ。彼らはギャングにまつわるどこまでも暴力的な逸話の数々の中心にありながらにして、地元のお年寄りのためにドアを紳士的に開けて待っていてくれる現代版ロビン・フッドでもある」と語る。「しかし、その人生について語られるたびに、作り手の意図によって真実が歪曲され作り変えられてしまったんだ。この作品で凶暴という一般的なイメージにとどまらず、この映画全体から、いまや“伝説”となってしまった彼らも人間だということを観客に感じとってもらいたいんだ」とヘルゲランド監督はその思いを明かしている。本作を手掛ける中で、“他人の人生について、どれだけの人が真実を知っていると言えるのか?”という疑問に何度もぶつかることになったという製作陣が、試行錯誤の末に描いたクレイ兄弟の物語。約3分間の冒頭映像に収められた意味深なナレーションや、警察への挑発的な態度と街の人々へのくだけた接し方の対比は、本作を知る上で大きな手掛かりとなりそうだ。『レジェンド 狂気の美学』は6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月28日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に続き、アカデミー賞にノミネートされた『レヴェナント:蘇えりし者』など話題作に出演するトム・ハーディが、60年代ロンドンの“ダークサイド”に実在した双子のギャングスターを演じる『レジェンド 狂気の美学』。このほど本作から、ハーディが双子のギャングそれぞれに扮した2種類のティザービジュアルが到着!さらに、一人二役で双子を演じた彼の総出演時間が、本編(131分)よりも“長い”141分であることも明らかとなった。1960年代初頭、活気に満ちたロンドンで、双子のギャング、レジナルドとロナルドのクレイ兄弟は手段を選ばない方法で街の権力を手中に収めつつあった。やがて、アメリカのマフィアと手を組み、有力者やセレブリティとも懇意の関係を築き上げた彼らの影響力は、イギリス社会の上流階級にまで及び、その勢いはとどまるところを知らなかった。そんなとき、レジナルドは部下の妹フランシス(エミリー・ブラウニング)と恋に落ち結婚、悪事よりも自らが所有する複数のナイトクラブの経営に注力するようになる。だが、組織内の不調和、警察の執拗な捜査、そして、止められないロナルドの凶暴性、偏執性と自滅的な行動が引き起こす数々の災厄によって、彼らの栄華は徐々に脅かされてゆく――。本作は、スマートでビジネスの才能に長けている兄レジナルド(レジー)と、精神的に不安定で衝動的な暴力癖のある弟ロナルド(ロン/ロニー)という、伝説といわれた実在の双子のギャング、クレイ兄弟を描いた物語。一卵性双生児ながら、相反するところを数多く持つ双子を一人二役で演じ切ったハーディの演技は、各国で絶賛を受け、第18回英国インディペンデント映画賞「主演男優賞」などを受賞した。本作の衣装デザイナー、キャロライン・ハリスは、衣装でもそれぞれの個性を出すため、膨大な写真資料や自伝などから、ロンがダブルのスーツを着たアメリカ禁酒法時代のギャング、アル・カポネの写真を仕立屋に持ち込み、スーツの仕立ての参考にするように依頼したことを知り、衣装にもその好みを反映。また対照的に、レジーはイタリアのデザインを好んでいたそうで、彼の衣装に採用した光沢と力強さを兼ね備えたテイストは、ジャン=ポール・ベルモンドなどの時代に欧州の映画スターが見せた雰囲気に共通するものだったという。結果、おのずとロンとレジーの衣装はそれぞれ異なるシルエットとなり、ここにハーディによる天才的な“演じ分け”が加わることで、全く異なる2つの個性が完成することになった。ちなみに、メガネを掛けているほうがロンだ。なお、一人二役のハーディは、レジーとしての出演時間は1時間26分17秒、ロンとしては55分40秒(うち2ショットは38分37秒)、合計で2時間21分57秒と、なんと本編2時間11分よりも長いことが判明。彼の過去作品の上映時間を考慮すると、これまでの出演作で最も長い出演時間となっている。『レジェンド 狂気の美学』は6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月16日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『レヴェナント:蘇りし者』のトム・ハーディが主演を務め、一人二役を演じた新作映画『レジェンド 狂気の美学』が6月に公開されることが決定した。1960年代のロンドンで暗躍した双子のギャングの姿を描いた実録サスペンスだ。その他の情報本作でハーディが演じるのは、レジーとロニーのクレイ兄弟。彼らは目的のためなら手段を選ばないギャングで、アメリカのマフィアと手を組んで勢力を拡大。英国の上流階級にまで影響力をおよぼすようになっていくが、レジーが結婚して悪事から手を切ったことを機に、様々なバランスが崩れ、兄弟の絆、築き上げた栄光に影がおよんでいく。『L.A.コンフィデンシャル』や『42~世界を変えた男~』など、確かな人物描写と重厚なドラマ作りで高い評価を集めるブライアン・ヘルゲランドが脚本と監督を務め、エミリー・ブラウニング、タロン・エガートン、ポール・ベタニーらが共演する。『レジェンド 狂気の美学』6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほかにて全国順次ロードショー
2016年01月29日トム・ハーディが、ツイッター上で彼を批判するつぶやきを連投したジャーナリストに対して自身のウェブサイトで公開書簡を発表したことが「The Guardian」にて報じられた。トムは出演作『レヴェナント:蘇えりし者』のプロモーションで、アメリカのエンタメ系ウェブサイト「HitFix」のドリュー・マクウィニー記者のインタビューを受けるはずだったが、記者は4時間待たされたうえに取材はキャンセルになった。すると記者は18日(現地時間)にツイッターの自身のアカウントで「トム・ハーディはジャンケット取材を受けるのをやめるべきだ。彼には向いてない。彼のせいで誰も仕事ができなくなる。最低だ」「分かったよ。映画スターでいるのは大変だね。僕の仕事を台無しにしてくれてありがとう。あんたはとってもデリケートなお花だから」などと怒りのツイートを連発した。これを受けて、トムは22日(現地時間)に“公式に非公式”を掲げる自身のウェブサイト「TomHardy.org」に記者に宛てた返事を掲載した。「君の間違った怒りを取り消すというメールをありがとう。待たされたうえにインタビューできなかったことについては謝ります」と始まる書簡でトムは「待たされている人がいることは知らなかった」としたうえで、関係者が記者に対して「インタビューがキャンセルになったとは言っていない。スケジュールに遅れが生じていると伝えただけだ」と説明。待っていればインタビューすることができたはずで、キャンセルしたのは自分ではないと明言した。トムは「君がツイッターでわめき散らしたことを、次に会う機会に面と向かって言ってみろと言いたいところだが、君にそんな勇気があるとは思えない」と怒りをのぞかせつつ、「誤解を招いたことについては謝りたい。クールじゃなかった。君のツイートもそうだったけど、それはまた別の話だ」として「何度もバカ呼ばわりしてくれてありがとう。トミーxxx」と締めくくった。一方、記者は24日(現地時間)に「僕はトム・ハーディとメールのやりとりをしたことは一度もない」とトムの書簡の内容の一部を否定している。(text:Yuki Tominaga)
2015年12月25日トム・ハーディと妻のシャーロット・ライリーの間に第1子が誕生していたことが明らかになった。昨年7月に結婚した夫妻は先月上旬、トムの最新作『Legend』(原題)のUKプレミアに出席した際に第1子懐妊を公表したが、その時点でシャーロットのおなかはかなり大きくなっていた。子どもの性別や名前などは明らかになっていない。トムには元恋人との間にもうけた7歳になる息子がいる。十代の頃は不良少年で両親に心配をかけ通しだったというトムは、父親になったことで慎重に生きるようになったという。できるかぎり子どもたちのそばにいて、見守り続けたいと語るトムは素敵な父親になるだろう。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月23日世界ランキング5位のテニス・錦織選手が日本時間5月27日、フランスのパリで開催されている全仏オープンの男子シングルス2回戦に出場。世界ランキング40位のトマス・ベルッチ選手(ブラジル)にセットカウント3-0(7-5、6-4、6-4)で勝利し、3回戦進出を決めた。初のグランドスラム制覇をかけて、クレー最高峰の舞台で2回戦に挑んだ錦織選手。慣れないサウスポーのベルッチ選手に、序盤は苦戦した。第1セットからの序盤から左右に厳しいショットを連発し、ベルッチ選手は錦織選手を走らせる。一方で、長いラリーになっても随所にドロップショットやロブを決めて、ゲームを渡さない錦織選手。サービスのキープ合戦が続いた第6ゲーム、錦織選手はダブルフォルトなどでブレークチャンスを許すも、結局キープに成功した。序盤はファーストサーブが決まらず、相手のミスに助けられながらもサービスをキープしていった。互いに我慢の展開が続き、5-5で迎えた第11ゲーム、ついに試合が動いた。錦織選手がこの試合初めてとなるブレークに成功すると、続く第12ゲームはサービスエースを含む圧倒的な試合運びで物にし、第1セットを7-5で奪った。第2セットは相手のダブルフォルトに助けられ、第1ゲーム目からブレークに成功。第3ゲームでは、ドロップで前に詰めてきたベルッチ選手に対し、絶妙なロブショットを決めてポイントを奪う場面も。立体的な攻めで、徐々に相手を圧倒し始める。ベルッチ選手は積極的なサーブを打ち込んでいく分、ダブルフォルトも目立つようになり、このゲームもブレークして3-0とする。その後、錦織選手はこの試合初めてのブレークを許すが、要所で強烈なショットを見せてポイントを重ねていき、最後はフォアのウィナーを決めて6-4と2セット連取した。第3セットも先にブレークを奪う展開。この頃になると、ベルッチ選手の重い打球にも慣れ始めてきたのか、錦織選手がウィナーを決める場面が増え始め、それに比例するかのようにベルッチ選手のミスも目立つようになってきた。第7ゲームもダウン・ザ・ラインのウィナーでブレークに成功。最後はサービスエースを決めてこのセットも6-4で奪い、ストレートで3回戦進出を決めた。次戦は、世界ランキング48位のベンヤミン・ベッカー選手(ドイツ)と5月29日か30日に対戦する予定。
2015年05月27日「このミステリーがすごい!」で第1位を獲得した、トム・ロブ・スミス原作のミステリー小説をトム・ハーディ主演で映画化する『チャイルド44森に消えた子供たち』の予告編映像が、このほど解禁となった。1953年、スターリン政権下のソ連で、子どもたちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳、現場は山間の線路沿い、全裸で胃は摘出され、死因は溺死。だが、殺人は“国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故として処理されることに。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子の死をきっかけに事件解明に乗り出すが、捜査が進むにつれ、元同僚の秘密警察に追われ、さらに愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にも不当な容疑がかけられてしまう…。08年英国にて刊行され、同年英国推理作家協会であるCWAのイアン・フレミング・スティール・ダガー賞を受賞しその年の最も優れたスパイ・冒険・スリラー小説に認定されたトム・ロブ・スミスの小説「チャイルド44」。日本でも09年に「このミステリーがすごい!」海外編第一位を獲得した話題の本作を、名匠リドリー・スコットが製作を務め映像化した本作。今年の夏、最注目のミステリー作品だ。今回公開となった予告編冒頭で描かれるのは、線路で一人遊ぶ少年に近づく黒いロングコートの男の影、そして少年の死。家族は殺人と主張するが、スターリン政権下のソ連では殺人はタブーとされているため、事故として処理されてしまう。やがて真実を追い求めていく主人公だが、次第に国家権力の魔の手が家族にも及び、苦悩する姿が描かれている。主人公を演じるトム・ハーディが助けを求める人物である警察署長のネテロフ将軍を演じるのは、『裏切りのサーカス』でもハーディと共演した名優ゲイリー・オールドマン。予告編中盤では、制服に身を包んだオールドマンの姿が登場し、並々ならぬ存在感を発揮している。真犯人を探すミステリーとしてはもちろん、50年代ソ連を舞台にしたクラシカルな衣装や本格的なビジュアルにも注目したい本作。『マッドマックス怒りのデス・ロード』の公開を控え、いま最も勢いのある俳優のひとりであるトム・ハーディから目が離せない。まずは予告編から、緊迫した彼の演技をのぞいてみて。『チャイルド44森に消えた子供たち』は、7月3日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャイルド44森に消えた子供たち 2015年7月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2015年05月01日2009年版「このミステリーがすごい!」海外編で第1位を獲得した原作を、リドリー・スコット製作、トム・ハーディやゲイリー・オールドマンら豪華キャスト共演で映画化した『CHILD44』の邦題が、『チャイルド44森に消えた子供たち』に決定、7月に全国公開されることが決まった。1953年、スターリン政権下のソ連で、子どもたちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳、現場は山間の線路沿い、全裸で胃は摘出され、死因は溺死。だが、殺人は“国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故として処理されることに。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子の死をきっかけに事件解明に乗り出すが、捜査が進むにつれ、元同僚の秘密警察に追われ、さらに愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にも不当な容疑がかけられてしまう…。原作は、ソ連で実際に起きた事件に着想を得たトム・ロブ・スミス原作のミステリー小説。日本でも「このミステリーがすごい!」海外編第1位を獲得するなど、ミステリーファンから注目を集めていた衝撃作を、原作の出版前から映画化権の獲得に乗り出した名匠リドリー・スコットが映画化。監督は『デンジャラス・ラン』のダニエル・エスピノーサ。国家への忠誠を翻してでも事件真相に迫ろうとする主人公レオ役には、6月に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の公開も控えるトム・ハーディ。また、レオの捜査に協力する謎の警察署長ネステロフ将軍役にはゲイリー・オールドマン、国家にスパイ容疑をかけられるレオの愛妻ライーサ役には『プロメテウス』『ミレニアム』のノオミ・ラパス。さらに、『ロボコップ』『ラン・オールナイト』のジョエル・キナマン、『ボーン・アルティメイタム』『パレードへようこそ』のパディ・コンシダイン、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のジェイソン・クラーク、そして『美女と野獣』のヴァンサン・カッセルと国を超えた豪華キャストが集結。原作発売以来、映画化が待望されていた極上のミステリー。併せて解禁となった、ハーディ演じる主人公がスパイ容疑をかけられる妻を守ろうとするメイン写真からも、ただならぬ緊迫感を伺い知ることができる。『チャイルド44森に消えた子供たち』は7月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日