「スペースクラフトグループ」の『創立50周年記念パーティー』が26日、都内で行われ、同事務所に所属するモデル・俳優の紺野彩夏(24)が、取材会に参加した。紺野は「0歳のころから事務所に所属していて、その時々のやりたいことや、学生の頃は『学校に行きたいです』って言ったらそれを尊重してくれて。高校生になって『Seventeen』のモデルになりたいと言ったらたくさん指導してくれた」と感謝。「今は『女優もモデルもやりたいです』というのをどっちも全力で応援してくださる。この事務所にいたからこそうまく回っていると思っています」と思いを伝えた。取材会には、紺野のほか、ヒロコ・グレース、黒谷友香、結城モエ、白河れい、其原有沙、桜井凛、永尾柚乃が出席した。
2024年03月26日古民家リノベーションの設計・プロデュースを行う株式会社平賀敬一郎建築研究所(所在地:兵庫県神戸市中央区、代表取締役:平賀 敬一郎)は、旅館業や観光業を対象として古民家の再生を行う建築設計サービス「建築家による古民家リノベーション」の提供を2024年3月1日(金)に開始します。「建築家による古民家リノベーション」URL: 瓦、漆喰、板張りで再生された外観■提供背景*古い家が次々と取り壊されていくなか、観光業界において日本人はもとより、外国人観光客からも人気が高まっています。*能登半島地震で、古民家と呼ばれる多くの建物が倒壊してしまったことから、安心・安全なかたちで日本の家を残したいと考えました。*古民家ならではの味わいと、耐震性や断熱性、設備を現代的にアレンジした快適さを提供します。オレンジ色のイタリアンスタッコが空間に華を添える夜はライトアップでさらに優しい雰囲気になる■サービスの特徴*これまでの古民家のリノベーションといえば、DIYの延長のようなものがほとんどでした。ハイクラス層に受け入れられる洗練されたデザイン、最新の耐震性能を備えた設計で事業者様をサポートします。*ほぼ柱と梁だけを残した状態にまで解体し、そこから新旧の融合した、まったく新しいデザインを生みだします。これまでにない古民家空間をユーザーに体験してもらうことが出来ます。*個人の注文住宅をはじめ、公共建築物の設計をてがける一級建築士事務所が、関連法規に適合するよう設計監理します。*古民家や古い建物を利用したビジネスを考えているが、地震・火災をはじめ、隣室の音が気になるなど、様々な点が気になって一歩が踏み出せない企業様にも、安心して事業を進めていただけます。■ご利用の流れ*メール・または電話でお問い合わせ下さい。*株式会社平賀敬一郎建築研究所にて面談し、事業の方向性を検討します(Webミーティング可)。*設計監理契約を締結後、具体的な業務にうつります。■サービス概要サービス名: 建築家による古民家リノベーション提供開始日: 2024年3月1日(金)提供時間 : 平日 9:00~18:00、土日祝は休み。場所 : 株式会社平賀敬一郎建築研究所(〒651-0084 兵庫県神戸市中央区磯辺通4-2-8 田嶋ビル6階I号室)アクセス : 各線「三宮」駅 徒歩10分料金 : 見積による申込方法 : メール、又は電話にてご連絡ください。URL : ■会社概要商号 : 株式会社平賀敬一郎建築研究所代表者 : 代表取締役 平賀 敬一郎所在地 : 〒651-0084 兵庫県神戸市中央区磯辺通4-2-8 田嶋ビル6階I号室設立 : 2016年12月(2019年9月に法人化)事業内容: 一級建築士事務所の経営資本金 : 200万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社平賀敬一郎建築研究所 お客様相談窓口電話:078-584-1520 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月26日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、独自の粒設計でよく噛むことで早食いを軽減する『グラン・デリ Frecious 早食い軽減設計 チキン&ビーフ入り』を、2024年3月4日に全国で発売します。※1 軽減効果は、ワンちゃんによって個体差がありますuc_01■発売の背景近年、犬を飼われている方の約3割が、愛犬の“早食い”に悩んでいることが分かりました。※3この悩みに対し飼い主は「底が凸凹した早食い防止用のお皿を使っている」「粒が大きなフードを与えている」などの工夫をしています。しかし、「お皿に突起があるので洗うことが大変」「粒が大きなフードは噛み砕くのが難しそう」といった不満を抱いていることも分かりました。そこでこのたび、『グラン・デリ Frecious』から、愛犬の早食いを軽減する『早食い軽減設計 チキン&ビーフ入り』※2を全国で発売します。※2 対象の目安:年齢:1歳~10歳頃、体重:約3kg~約18kg※3 ユニ・チャーム調べ■商品の特長(1) ワンちゃんの早食いを軽減※1できる独自の粒設計を採用・大きさや厚みにこだわった「たわら型」の粒形状により、ワンちゃんの早食いを軽減します。uc_02(2) ワンちゃんが噛み砕きやすい“軽い食感”を実現※4・気泡を含んだ粒のため、サクサクと軽い力で噛み砕けます。uc_03※4 Freciousアダルト成犬用と比較して、粒の硬さが約3割柔らかくなりました■容量・価格uc_04■発売時期2024年3月4日に全国で発売します。■『グラン・デリ Frecious』ブランドサイト ■『グラン・デリ Frecious』の発売を通じて貢献する「SDGs 17の目標」この商品を発売することは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社では考えています。12. つくる責任 つかう責任これからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売≪消費者の方のお問い合わせ先≫ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センターTEL:0120-810-539ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月16日アメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトは、フランスのル・コルビュジエと並び20世紀の巨匠と呼ばれるレジェンド。日本との縁も深く、1923年、東京・日比谷に完成した帝国ホテル二代目本館(現在は博物館明治村に一部移築保存)や目白の自由学園を手がけたことでも有名だ。20世紀最高の建築家の設計図に描かれた未来とは?「開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」は帝国ホテル二代目本館の竣工から100周年を記念して開催される本格的な回顧展。本邦初公開の華麗で精緻な肉筆ドローイングを中心に、写真資料など約390点を7つのセクションにわたって展示し、「有機的建築」と呼ばれる独自の建築世界に迫る。ドローイングは個人邸から壮大な都市計画まで及んでいるが、従来の建築図面にとどまらない魅力にあふれている。余白を多くとり、近いものを拡大して描くといった手法には浮世絵の影響がみられるとされ、実際に完成した建物以上に、ライトの思想を物語っているとも。そのほか彼が1930年代後半から取り組んだ「ユーソニアン住宅」の原寸モデルが会場に登場し、玄関から居間までの空間を体験できる。ライトの設計する住宅は草原や砂漠といったアメリカ独自の景観になじむ低層で、かつ水平のラインが特徴的。高窓から光を取り入れたり、庭や景観に向かって窓が大きく開かれているなど、住み手にとっての心地よさが大切にされている。帝国ホテルを建てるにあたって、6年間を地震の研究に費やしたというエピソードからも、その土地の風土や自然環境と真剣に向き合った巨匠の横顔が垣間見える。そして奇しくも帝国ホテルの竣工披露式典当日に関東大震災が起き、倒壊は免れたというから、その生涯は生前から伝説に彩られていたと言えそうだ。91歳で亡くなった年には代表作のひとつ、ニューヨーク市のグッゲンハイム美術館が竣工。最後まで世界をあっと言わせたレジェンドが自ら引いた設計図、その先の未来を想像しながら眺めてみたい。フランク・ロイド・ライト《帝国ホテル二代目本館(東京、日比谷)第2案 1915年 横断面図》コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館フランク・ロイド・ライト財団アーカイヴズ蔵The Frank Lloyd Wright Foundation Archives(The Museum of Modern Art Avery Architectural & Fine Arts Library, Columbia University, New York)フランク・ロイド・ライト《大バグダッド計画案(イラク、バグダッド)1957年 鳥瞰透視図 北から文化センターと大学をのぞむ》コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館フランク・ロイド・ライト財団アーカイヴズ蔵The Frank Lloyd Wright Foundation Archives(The Museum of Modern Art Avery Architectural & Fine Arts Library, Columbia University, New York)フランク・ロイド・ライト《クーンリー・プレイハウス幼稚園の窓ガラス》1912年頃、豊田市美術館蔵フランク・ロイド・ライト《ジョンソン・ワックス・ビル本部棟 中央執務室の椅子》1936年頃、豊田市美術館蔵Frank Lloyd Wrightフランク・ロイド・ライト1867年、ウィスコンシン州に生まれる。周囲の景観、環境と調和する「有機的建築」を提唱。20世紀を代表する建築家。代表作は「カウフマン邸(落水荘)」1959年没。《フランク・ロイド・ライト、タリアセンにて》1924年、コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館フランク・ロイド・ライト財団アーカイヴズ蔵The Frank Lloyd Wright FoundationArchives(The Museum of Modern Art Avery Architectural & Fine Arts Library, Columbia University, New York)開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築パナソニック汐留美術館東京都港区東新橋1‐5‐1パナソニック東京汐留ビル4F1月11日(木)~3月10日(日)10時~18時(2/2、3/1・8・9は~20時。入館は閉館の30分前まで)水曜休(3/6は開館)一般1200円TEL:050・5541・8600※会期中、一部展示替えあり。(前期1/11~2/13、後期2/15~3/10)※『anan』2024年1月17日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2024年01月16日一級建築士事務所わびすき(本社:兵庫県明石市、代表:奥田 智恵子)では、建築業界の余剰建材が廃材となる問題を受けて廃材リユースショップRE:MATERIAL(リマテリアル)を2023年10月31日(火)にオープンしました。また、2023年12月1日(金)から「廃材クスマス」企画を実施します。RE:MATERIALホームページ 店舗全景【未使用なのに捨てられる、工事現場で余った建築資材】建築にはどうしても余剰建材が出てしまうという宿命的な問題があります。余剰建材とは建物を建てた後に余る建材のことで、再利用できないものは新品のまま廃材となります。国土交通省によると建築資材の廃棄量は年間7,440万トンで東京ドーム約1,454個分、最終処分量にしても212万トンで東京ドーム約41.6個分になります。これは全産業中ワースト1位となっています。ちょうど今年の環境白書では循環経済の重要性が説かれました。循環経済とは資源を無駄にせず効率的に利用する経済システムのことで、廃材などもリユース・リサイクルなど有効利用することを奨励しています。※国土交通白書2022 ※環境白書2023 廃材となった木材【施工で出た廃材をリユースして格安に提供】わびすきはこの余剰建材問題の解消を目的として、廃材リユースショップRE:MATERIALを2023年10月31日(火)にオープンしました。余剰建材は提携している工務店などから提供されるもので、基本的にはホームセンターの市販価格より30~50%ほどの安価で販売しています。内訳は、各種木材、石材、タイル、ガラス材、マット材、壁紙、照明器具など様々で、これら廃材となった余剰建材をDIYやリフォームに利用したいという一般消費者でも手に入れることができます。廃材タイルの使用例廃材タイルを洗面に使った例また、RE:MATERIALでは廃材のクリエイティブリユース商品も販売しています。たとえば、廃材を使った一輪挿しや壁紙で作った現代アート作品などがあります。RE:MATERIALは空き家になっていた古民家を買い取り全面改装したお店で、場所も兵庫県加古郡稲美町という田舎町ながらここから地域の新しいコミュニティの場としての活性化を想定しています。廃材を使った一輪挿し廃材壁紙を使った現代アート作品2023年10月27日(金)~29(日)のオープニングイベントに来場したお客様からは、「廃材でわくわくするのに驚いた!DIYが大好きなのでこんなお店が欲しかった!(50代女性)」「あの空き家がこんなお店になるなんて信じられない。私も近くの空き家を手に入れてこんな素敵なお店をやってみたい(40代女性)」という声をいただいています。【廃材だけで聖なる夜を!廃材クリスマスを2023年12月1日(金)から実施】RE:MATERIALでは2023年12月1日(金)~24日(日)まで「廃材クリスマス」と題した企画を実施します。具体的には誰でも一つ100円で買える廃材オーナメントをみんなでクリスマスツリーに飾り、集まった売上金でこども食堂にクリスマスケーキを贈る企画や、2023年12月9日(土)・10日(日)には廃材で作るクリエイティブリユースのワークショップも開催されます。ワークショップで作成するもの■代表 奥田 智恵子のコメントわびすきは、環境にも人にも優しい暮らしのアイデアをご提案している一級建築士事務所です。大切にしているのは自然の循環を邪魔しない家づくりで、廃棄物問題は社のコンセプトにもそぐわず、今回のRE:MATERIAL開店の運びとなりました。売上げはスタッフの人件費を除いてすべて今後の新店舗開店経費に充当されます。全国でこういうお店が当たり前になる日本であって欲しいと願っています。【RE:MATERIAL店舗概要】所在地 : 〒675-1102 兵庫県加古郡稲美町草谷1056-29アクセス: JR東海道・山陽本線「土山駅」より神姫バス母里行き 野谷下車 徒歩16分電話 : 090-2902-3292URL : 営業時間: 10:30~17:00休業日 : 毎週月曜日(年末年始・臨時休業日を除く)【会社概要】会社名 : 一級建築士事務所わびすき代表 : 奥田 智恵子本社 : 〒673-0002 兵庫県明石市旭が丘13-2事業内容: 一級建築士事務所URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月15日株式会社彦根建築設計事務所/狩野翔太/株式会社 an.a studioによる設計・デザインの雲仙温泉 雲仙宮崎旅館(株式会社雲仙宮崎旅館 長崎県雲仙市小浜町雲仙320番地)が、このたび2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせいたします。「雲仙でなければならない旅館を追求し、ずっと前からここにあるように、雄大な景観の中になじませるようにと作り込まれた空間は、ここを訪れる人までもが自然の一部となる工夫が随所に仕掛けられている」といった点が高く評価されました。グッドデザイン賞ロゴ■施設概要〈施設名〉雲仙温泉 雲仙宮崎旅館(長崎県雲仙市小浜町雲仙320番地)〈詳細情報〉 〈デザインのポイント〉・国立公園内の日本庭園や地獄、山々に開かれ、雲仙固有の自然を取り入れた建築デザイン・雲仙の自然や温泉街との共存を図る建築計画・地域性と老舗旅館の歴史を継承したトータルデザイン〈プロデューサー〉株式会社雲仙宮崎旅館 宮崎高一・宮崎千鶴子〈ディレクター〉株式会社プライムコンセプト 林田裕也〈デザイナー〉株式会社彦根建築設計事務所 彦根明・狩野翔太株式会社 an.a studio 斉藤敦子平林繁・環境建築研究所 平林繁■設計の背景雲仙温泉は避暑地、国内有数の温泉地として賑わいをみせていましたが、平成に入り普賢岳噴火や団体旅行客の減少から最盛期に比べると賑わいが失われていました。しかし、日本初の国立公園及びリゾート地、「温泉」と書いて「うんぜん」と読まれていた温泉地としての歴史、独特で雄大な景観を持つ強みがあることから、近年は雲仙固有の場を活かした様々な取り組みが行われています。本計画に際しても雲仙でしか体験できない旅館を追求し、温泉街の賑わいに寄与する事、雲仙固有の景観や環境を最大に活かす事、地域性や老舗旅館の歴史を大事にする事を計画の軸としました。施設は共用部や客室からなる本館と浴場、それらをつなぐ渡り廊下で構成。昔からある庭園はそのまま残しながら緑地を増やすことで景観を活かした自然と共存する配置としました。また、地獄から噴き出る硫黄泉は温泉や熱交換に活用される一方で、建物や設備の劣化を招くものでもあるため慎重かつ丁寧に計画しました。■設計の経緯とその成果ロビーやダイニング、客室等の利用者エリアを庭園や地獄、山々に開き、開口部や半外部空間を介して雄大な自然を建築に取り込みました。室内を暗く設定し、壁や天井面を内外で揃えることに注力することで様々な場所で景色が室内に飛び込み、内外が連続する空間を生み出しました。客室は全室にゆったりとしたバルコニーがあり、外部に開いた設えや構成とあわせて自然との一体感を増幅し、宿泊体験に豊かさを与えています。雲仙温泉の地獄巡りの終点に位置する1階道路側には宿泊者以外も利用できるカフェやベンチを配置し、滞在施設が少ない温泉街の回遊性や滞在性の向上を図りました。宿泊者の満足度に直接影響する家具や展示、食器や食事を九州、長崎、雲仙産とすることで地域との接続を図り、また多くの人に愛された旅館の歴史を継承するため、内部では看板やガラス作品の活用、外部では象徴的な庭園や松の保存、ファサードの構え等、創業時から変わらない要素を組み込みました。■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント長い歴史を持つ温泉街の旅館にも変革の波が押し寄せている。団体のインセンティブ旅行が完全に姿を消した現代では、画一的なおもてなしではなく、ここでなければ得られない体験とサービスを個々のゲストに提供するホスピタリティがなければ選ばれない時代となった。雲仙でなければならない旅館を追求し、ずっと前からここにあるように、雄大な景観の中になじませるようにと作り込まれた空間は、ここを訪れる人までもが自然の一部となる工夫が随所に仕掛けられている。階によって緑の濃さや硫黄の香りまで異なるであろう五感で感じる景色を、美しくエレガントに切り取る開口部も素晴らしい。■グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ デザイナー外観お部屋その他施設■グッドデザイン賞とは1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 ■雲仙温泉 雲仙宮崎旅館〈所在地〉〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320番地〈公式サイト〉 〈客室数〉39部屋〈館内設備〉大浴場(内湯、露天風呂)、サウナ、水風呂、貸切風呂3ヶ所、特別室宿泊者専用ラウンジ、庭園を望むメインダイニング、宿泊者専用サロン、カフェ、ショップ。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月13日帝国ホテルや自由学園明日館などの建築を手がけたことで、日本でもよく知られるアメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867-1959)。1923年に落成した「帝国ホテル二代目本館」の100周年を記念する展覧会が、2023年10月21日(土)から12月24日(日)まで、愛知県の豊田市美術館で開催される。大都市化の進むシカゴで建築家としてのキャリアをスタートさせたライトは、明治政府が出展したシカゴ万博で高まった日本美術愛好熱にふれ、日本の文化に惹かれたという。1905年に初来日した際には大量の浮世絵コレクションを持ち帰り、1910年代には帝国ホテル二代目本館の設計を受注。構想から10年の歳月をかけて実現した帝国ホテルは、奇しくも関東大震災の発生当日に落成するが、災禍を生き延びた堅牢さもまた、ライトに名声をもたらした。関東大震災から100年の節目の年に開催される同展は、ライトのキャリアの中心軸にこの帝国ホテルを据え、その魅力に多方面から迫るものだ。アメリカ、ヨーロッパ、日本など、様々な風土と文化から取り入れた要素を凝縮したこの建築に見られる様々な着想は、のちのライトの建築や都市計画にも展開されていくことになる。帝国ホテルは、ライトにとって「結節点」に位置づけられる建物なのだ。同展は、コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館の全面的な協力を得て実現された。ニューヨーク近代美術館とともに、2012年にフランク・ロイド・ライト財団から5万点を超える資料の移管を受けた同図書館から、日本初公開となるライト自筆の建築ドローイングや図面の数々が出品されるほか、最新の調査研究成果も紹介される。多様な文化と交流し、常に先駆的な活動を展開したライトのグローバルな視点は、21世紀の今日的な課題とも共鳴するという。来るべき未来への提言として、作品群を見ることもできるだろう。なお、ライトの帝国ホテルは改築のために取り壊しとなったが、その一部である中央玄関部分が豊田市美術館の所在する愛知県の博物館明治村に移築保存されており、今もその華やかな空間を体感することができる。<開催情報>『帝国ホテル二代目本館100周年フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築』会期:2023年10月21日(土)~12月24日(日)※会期中展示替えあり会場:豊田市美術館時間:10:00~17:30(入場は17:00まで)休館日:月曜料金:一般1,400円、大高1,000円※2024年1月11日(木)~3月10 日(日)パナソニック汐留美術館、3月20日(水・祝)~5月12日(日)青森県立美術館へ巡回予定※同時開催:コレクション展 歿後20年 若林奮公式サイト:
2023年10月06日Ramps株式会社(所在地:北海道上川郡東川町、代表取締役:成尾 太希)は、edutainment(楽しみながら学ぶ)と銘打ったその地域ならではの体験ができるコミュニティの提供、および地域に訪れた際に宿泊できる施設を北海道上川郡東川町に建設し、サブスクリプションにて参加、利用できるサービスを開発しました。メンバーが利用できる宿泊施設は隈研吾建築都市設計事務所が設計。2023年10月6日(金)10時からメンバーの先行募集を開始します。【開発背景】近年、世界中において経済成長を促す一方で、その過程では環境をはじめとしたあらゆる局面で歪みが生まれています。持続可能な未来を模索する中で、資本主義や消費社会などの「人間の作り上げた仕組み」が、その限界に直面しているのではないかとも言われています。このような状況下で、多くの人々が新たな視点で生活を見つめ直し、都市の喧騒ではなく地域コミュニティに本来の営みと価値を見出す動きが広がってきています。移住や二拠点居住がこれまでにないペースで増加していることが、その表れの一つと言えるでしょう。【提供サービスと施設について】Ramps株式会社は、地域における暮らしの中に、“地球の恵み”を“人のクリエイティビティ”によって無駄なく必要なものへと創り変える営みを見出し、これを多くの生活者に届けるサービスを開発。消費させるために競争して製品を生み出すような活動に違和感を感じている都市生活者を中心に、自然・風景・季節・人付き合い・創意工夫など、人の本質的な生きる営みとその価値を提供します。また、地域生活者も、このサービスを通して都市部を含むさまざまなエリアの生活者と、人として本質的な活動を共有していくことで、自分たちの日常に潜む本来的な価値を再発見してもらえるのでは、と考えています。更に、メンバーが利用できる宿泊施設の設計を建築家・隈研吾氏に依頼。サービス構想について「地域から地球の未来を再考するパーパスに共感した」とのことで思想が一致。コミュニティ活動ができるラウンジ、果樹園、庭、キッチン、カフェ、バーなどを兼ね備えた、人が交流することを支える、これまでにはない発想の施設が2025年春に完成します(予定)。スケッチ:隈研吾氏このサービスは、北海道上川郡東川町を最初の拠点として開始します。続いて第二拠点、第三拠点と随時日本中に拡大していく予定です。いずれは地域の本質的な活動を起点に、日本全体がこれから継続すべき暮らしの在り方を見出していけるような世の中を目指していきます。【サービスの仕組み】・Rampsが主催するサブスクリプション型の東川町コミュニティに参加。・東川町の日常価値を体験できるイベントやツアーなどに随時参加できると同時に、テーマ性をもったedutainment要素満載のクラブ活動に参加することができます。・クラブ活動は経験豊富なクラブマネージャーにより運営されます。活動期間は基本的には四季を体験できるよう1年間。・コミュニティやクラブ活動参加のために現地の東川町を訪問することになります。宿泊代は部屋の種類や時期によって別途かかりますが、年12回宿泊する権利が付帯するサブスクリプションプランも用意します。コミュニティとクラブについて【先行募集について】この度、このサービスに興味関心を持ってくださる方々に対して先行登録の受付を開始します。先行登録をしてくださった方々には、正式発表前にクラブ活動の詳細情報、クラブマネージャーの詳細情報、隈研吾建築都市設計事務所が設計する施設の詳細情報などを随時提供していきます。また、アプリの立ち上げを予定しており、アプリ上でのコミュニティ参加も可能となりますので、アプリ開始に向けた先行情報などもお届けします。さらに抽選で宿泊施設のプレオープン時に利用できる宿泊券のプレゼントも行います。今の日常の暮らしに本質的な価値を織り込んでいきたいと感じているような方、そしてこのサービス自体が最終的に完成するまでのプロセスを共有して楽しみたいと思っているような方に、ぜひ登録をお願いしたいと考えております。登録サイト: 【今後の予定】・2023年10月 先行募集開始・2024年初頭 コミュニティ・クラブ活動スタート・2025年春 宿泊施設プレオープン・2025年初夏 宿泊施設グランドオープン【問い合わせ先】Ramps株式会社広報担当: 原田桜子E-MAIL : info@ramps.jp 【隈研吾建築都市設計事務所とは】隈研吾建築都市設計事務所は、隈研吾氏を代表とする建築設計事務所です。スタッフは海外も含めると300名を超え、30ヵ国以上で多岐にわたるプロジェクトを進行させています。代表作として国立競技場、高輪ゲートウェイ駅、明治神宮ミュージアム、V&A dundee等があり、建築設計のみならず、デザイン監修、インテリアデザイン、ランドスケープ、パビリオン、家具、服飾、ファブリックのデザインまで手掛けています。詳細: 【北海道上川郡東川町とは】人口約8,600人。そのうち移住者が約5割にも上る東川町は、ひと言では言い表せない様々な魅力がある町です。まずは、北海道らしい大自然に囲まれた環境。町の総面積247.30平方キロメートルの7割は大雪山国立公園旭岳をはじめとする山林が占めており、散策やスノーハイク、キトウシの森でのキャンプなど、多くのアクティビティを楽しむことができます。また北海道屈指の米どころで、大雪山旭岳からの豊富な雪解け水で育った東川米の食味は全国でも評価されています。日本五大家具産地である旭川家具の約30%を生産する地として知られており、市街地内の商店などには古くから取り組んでいる木彫看板が並んでいます。もちろん、1985年から「写真の町」として長年様々な文化を起点として取り組んでおり、世界に開かれた文化の香り高いまちづくりも魅力。近年は、おいしくて雰囲気のいいカフェやレストラン、おしゃれなセレクトショップが増えており、まち巡りが楽しめるのも魅力のひとつです。東川のことを知るには、まちなかにある複合交流施設「せんとぴゅあ」へ。ギャラリーでの展示や書籍を通じて、東川が大切に育んできた様々な文化に触れられます。詳細: 【Ramps株式会社とは】「地域の価値を再考し、地球の未来へと先導する」をパーパスに2022年に創業したスタートアップです。創業後、エンジェルラウンドで個人投資家より約2億円を調達。パーパスに共感して集まったプロジェクトメンバーは、現在までに40名超。隈研吾氏を始めとする各業界のプロたちが集結し、地域コミュニティと繋がることを前提としたこれまでにない宿泊施設を、2025年春のグランドオープンに向けて準備中。社名 : Ramps株式会社代表者 : 代表取締役 成尾 太希所在地 : 〒071-1423 北海道上川郡東川町東町1-7-18設立 : 2022年7月事業内容: ソフトウェア業、宿泊業資本金 : 98,850千円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月06日テーマ「建築×コンディショニング~全世代が交流する健康と調和する美しい建築、あなたの生活の拠点」北海道東川町では、10月11日(水)10:15より、東川町共生プラザそらいろにて、「東川町共生プラザそらいろ」の開館を記念して当施設のデザインを監修した世界的建築家・隈研吾氏と東川町オフィシャルパートナーとして町民の健康づくりをサポートしている、R-body鈴木岳.氏による特別対談を開催します。開催概要◆演題「建築×コンディショニング~全世代が交流する健康と調和する美しい建築、あなたの生活の拠点」◆日時10月11日(水)10:15~11:30(9:30開場)◆入場無料◆場所東川町共生プラザそらいろ(東町2丁目12番10号)1F 交流ルーム◆申し込みは以下申込フォームより【問い合わせ】東川町役場保健福祉課TEL 0166-82-2111(内線502)特別対談隈研吾×鈴木岳.「建築×コンディショニング」 : ※当日は会場に来られない方へ向けて対談の様子をYoutubeにて配信します。Bevor Sie zu YouTube weitergehen : 【確定】健康×コンディショニング.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月29日ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が29日、都内で会見を開催。事前に公表された調査報告書に沿って説明が行われ、ジャニー氏による性加害を認定するとともに、今後同事務所がとるべき対応について提言した。5月26日に組成された特別チームは、元検事総長である林眞琴氏(座長)、精神科医の飛鳥井望氏、臨床心理士の齋藤梓氏で構成。ジャニーズ事務所に資料の提出を要請し検証を行うとともに、被害者にヒアリングを実施するなど調査を行ってきた。報告書では、「ジャニー氏は、古くは1950年代に性加害を行って以降、ジャニーズ事務所においては1970年代前半から2010年代半ばまでの間、多数のジャニーズJr.に対し、長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた事実が認められた」と事実を認定。ジャニーズ事務所がとるべき対応として、「組織としてジャニー氏の性加害が事実であることを認め、被害者に真摯に謝罪し、すみやかに被害者と対話を開始してその救済に乗り出すべきである」などと記し、ガバナンス不全の最大の原因の一つである同族経営の弊害を防ぐためにも、現在の代表取締役社長である藤島ジュリー景子氏の辞任も提言した。質疑応答では、ジャニー氏の名前に由来するジャニーズ事務所の企業名を維持する是非について問われ、林氏は「同族経営の弊害を解消・防止する策はここで述べていますが、名称を変更するかどうかは、この提言を受けたジャニーズ事務所において考えるべきことで、同族経営の弊害を防止するためには名称を必ず変えなければいけないというところまでは私たちは認定していませんので、名称問題については今後ジャニーズ事務所において判断されるべきことだと思います」と答えた。
2023年08月29日2023年7月12日、タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんが、夕方に東京都渋谷区の事務所内で、亡くなっているのが見つかりました。27歳でした。産経ニュースによると、同日現在、警視庁が詳しい状況を調べているとのこと。ryuchellさんは、テレビのバラエティ番組出演をきっかけに、原宿系ファッションと個性的なキャラクターでブレイクしました。あまりにも早すぎる逝去に、悲しみの声が相次いでいます。ryuchellさんのご冥福をお祈りいたします。また、ニュースを読んでつらい気持ちになった人は、厚生労働省が行っている電話相談を頼ってください。厚生労働省[文・構成/grape編集部]
2023年07月12日2023年7月6日、コントグループ『ザ・ドリフターズ』のメンバーとして知られる加藤茶さんの所属事務所が、ウェブサイトを通じて注意喚起を行いました。事務所によると、加藤さんや加藤さんの家族を騙り、偽の情報発信をおこなう行為が報告されているとのことです。2023年7月現在、電子メールやSNS、WEBサイト上などで、弊社所属タレント 加藤茶 ならびにそのご家族や関係者を騙り、偽の情報発信をおこなう行為が報告されております。これらは「困っているので助けて欲しい」「お金を寄付します」などの内容で、その手法も様々なようですが、いずれも加藤茶本人およびご家族、ならびに弊社も含めたその所属団体も一切関わっておらず、所謂「詐欺」に該当します。普段より応援してくださっているファンの皆様におかれましても、十分にご注意いただきますようお願い申し上げます。IZAWA OFFICE -イザワオフィス-ーより引用芸能人の名前を騙った詐欺の手法は、昔から報告されています。本人を目の前にしていなくとも、加藤さんほどの知名度があれば、信じてしまう人もいるのかもしれません。詐欺の被害にあった人だけでなく、加藤さんの名前にも傷が付く行為に、ファンからは同情の声も寄せられています。・「困っているので助けてほしい」っていうのに、リアリティを感じてしまうのかもね。・今時、ひっかかる人って、いるの?・本人や関係者にとっては、いい迷惑だよな。今回の注意喚起が広まることで、詐欺の被害にあう人が1人でも減るといいのですが…。[文・構成/grape編集部]
2023年07月06日2023年5月18日、自宅で倒れていたところを発見された、歌舞伎俳優の四代目市川猿之助(本名:喜熨斗孝彦)氏が、救急搬送されました。マネージャーが発見した際、自宅では猿之助氏の両親もその場で倒れており、後に両親は死亡が確認されています。同年6月27日には、母親に対する自殺ほう助の容疑で、警視庁は猿之助氏を逮捕。今後、父親であり、歌舞伎俳優である市川段四郎さんへの自殺ほう助容疑でも捜査を進めていくとのことです。市川猿之助氏の逮捕を受け、所属事務所がコメント猿之助氏が逮捕された日、所属事務所である株式会社ケイファクトリーはウェブサイトにコメントを掲載。ファンや関係者に向けて「多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を述べ、今後についてこのようにつづりました。現在、本人は警察の取調べを受けていると認識しております。このような事態に至りましたことを重く受け止め、今後も当局の捜査に協力して参ります。また、司法による最終的な判断がなされるまで、所属契約に関する見解について申し上げることは差し控えさせて頂きます。マスコミ各社様、SNSを含む個人の記者様への改めてのお願いでございます。市川猿之助の自宅及び、ご親族の方へのご取材はお控えいただきたく、皆様のご理解賜りますようお願い申し上げます。尚、この件に関する弊社所属俳優のコメントは差し控えさせていただきます。株式会社 ケイファクトリーーより引用また、松竹株式会社は「司法による最終的な判断がなされるまではコメントを差し控え、今後の捜査等を見守りたい」とコメント。今回の事件が家族内のものであるため、両社ともに、会社としての見解を述べるのは控える模様です。[文・構成/grape編集部]
2023年06月27日建築家アルヴァ・アアルトの人生と作品に迫るドキュメンタリー『アアルト』より本ポスタービジュアルとシーン写真が解禁された。フィンランドが生んだ世界的建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルト(1898-1976)が今年2023年に生誕125年を迎えたことを記念して公開される本作。アルヴァと同じ建築家であった最初の妻アイノとの手紙のやりとり、同世代を生きた建築家や、友人たちなどの証言を盛り込みながら、アアルトの知られざる素顔に迫っていく。この度解禁された本ポスタービジュアルは、フィンランドのアトリエでリラックスするアルヴァ・アアルトの姿を捉えたもの。「人に寄り添うデザインは、いかにして生まれたか?」と添えられたコピーをまさに表現するような、普及の名作として名高い「スツール60」「アアルトベース」「41アームチェアパイミオ」の印象的なカットも合わせて切り取られたデザインとなっている。併せて解禁されたシーン写真は4点。アルヴァ・アアルトが妻・アイノとレストランで仲睦まじく食事を楽しむ日常の姿を切り取った風景のほか、本ポスターにも採用されたアイコニックなプロダクトが切り取られている。アアルトベース『アアルト』は10月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK吉祥寺、10月28日(土)より東京都写真美術館ホールほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アアルト 10月13日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK 吉祥寺、10月28日(土)東京都写真美術館ホールほか全国順次公開(C)Aalto Family (C)FI 2020 - Euphoria Film
2023年06月25日バルセロナを中心に活動した建築家、アントニ・ガウディ(1852〜1926)。彼が手掛けた建築の数々は人々を魅了し、その多くが世界遺産に登録されている。6月13日(火) よりスタートした『ガウディとサグラダ・ファミリア展』は、彼が生涯をかけて取り組んだ未完の聖堂「サグラダ・ファミリア」に焦点を絞ったものだ。9月10日(日) まで東京国立近代美術館で開催されている。ガウディはスペインのカタルーニャ地方、レウス市生まれ。バルセロナで建築を学んだ彼は、大学卒業直後から頭角を表し、カサ・ビセンスやグエル館、グエル公園など、有機的な曲線と装飾を特長とする建築を手掛けていく。その一方で、ガウディは1882年から建設が続けられているサグラダ・ファミリア聖堂の二代目建築家にも就任。晩年はすべての仕事を断り、サグラダ・ファミリア竣工に向けて心血を注いでいた。同展は、いよいよ2026年に完成予定のサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と造形原理に4章構成で迫っていく。展覧会エントランス第1章「ガウディとその時代」では、若き日のガウディの活動と時代背景をたどる。バルセロナで建築を学んだガウディは図書館にこもり、ギリシャ・ローマやラテン、ビザンティン芸術の写真集などを読み漁る日々を続けていた。そして1878年のパリ万博でバルセロナの人気革手袋店のショーケースのデザインを手掛けたことにより、注目を集めるようになる。《クメーリャ皮手袋店ショーケース、パリ万国博覧会のためのスケッチ》は、そのときに名刺の裏に描かれたデザイン画。このショーケースのデザインがバルセロナの実業家、グエルの目にとまり、グエルはガウディの大パトロンとる。そしてグエル館やグエル公園などが生まれることとなったのだ。アントニ・ガウディ《クメーリャ皮手袋店ショーケース、パリ万国博覧会のためのスケッチ》1878年 レウス市博物館蔵《ガウディ・ノート》1873〜79年 レウス市博物館蔵《ガウディ・ノート》は、若き日のガウディが残した建築論を書き留めたノート。ガウディが建築や装飾になにを求めるかを詳細に記している。筆圧や筆跡からも、彼がどのような人物だったかを伺い知ることができる。第2章「ガウディの創造の源泉」では、ガウディの独創的な建築がどこから生まれてきたのかを、「歴史」、「自然」、「幾何学」の3つのポイントから紐解いていく。まずは「歴史」を見ていこう。ガウディはイスラムの文化が通過したスペイン歴史、そして地元カタルーニャの文化を学び、アイデンティティを探っていく。彼の代名詞とも言える、破砕タイル手法や、独特の装飾技法は土地の歴史をたどり、作り出したものだ。アントニ・ガウディ/制作:ジャウマ・プジョールの息子《グエル公園、破砕タイル被覆ピース》1904年頃ガウディ記念講座、ETSAB(バルセロナ・デザイン美術館寄託)またガウディは「自然」を観察し、有機的な形の源泉としていく。彼のデザインした椅子などもまた、自然由来の曲線をモチーフにしたものだ。アントニ・ガウディ《カサ・ビセンス、鉄柵の棕櫚の模型》1886年頃サグラダ・ファミリア聖堂蔵3点ともアントニ・ガウディ 左《カサ・バッリョ、椅子》(複製)1984〜85年中《カサ・バッリョ、ベンチ》(複製)1984〜85年右《カサ・バッリョ、スツール》(複製)1984〜85年いずれも西武文理大学蔵そして、彼の建築において欠かすことができない「幾何学」。ガウディが多用する曲線は、独自の理論に基づいた形だ。ガウディは糸と重りを使った「逆さ吊り実験」で、建物の合理的な形を探し出し、上下反転させた建物を創り上げた。実現には至らなかったが、1908年に設計を依頼されたとされる、ニューヨークに建設される予定だった巨大ホテルも、逆さ吊り実験で導き出されたフォルムであったという。右《コローニア・グエル教会堂、逆さ吊り実験(部分)》1984〜85年西武文理大学蔵群馬県左官組合制作《ニューヨーク大ホテル計画案(ジュアン・マタラのドローイングに基づく》、1985年伊豆の長八美術館蔵同展のメインとなる第3章「サグラダ・ファミリアの軌跡」では、サグラダ・ファミリアについて、着工に入る前の構想段階かから紹介していく。サグラダ・ファミリアは、宗教関連の出版と書店を経営していたジュゼップ・マリア・ブカベーリャが「貧しい人々のための大聖堂」として提案、8年かけて資金集めを行い、1882年に着工した。ガウディは初代設計者のビリャールから地下聖堂のみ完成した状態のサグラダ・ファミリアを1883年に引き継ぎ、その設計に大規模な変更を加え、現在まで完成に至っていない。展示室には、サグラダ・ファミリアの模型図や細部の模型、ガウディ本人が取り組んだ塑像の断片などが配置され、多方面から巨大な建造物の全貌をたどることができる。アントニ・ガウディによる塑像断片1898〜1900年サグラダ・ファミリア蔵展示風景より外尾悦郎《サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち》サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面に1990〜2000年に設置作家蔵《サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち》は、1978年からサグラダ・ファミリアの彫刻制作に携わった、外尾悦郎による石膏像。2000年に現在の石造に置き換えるまで実際に設置されていたものだ。サグラダ・ファミリア聖堂模型室制作《サグラダ・ファミリア聖堂、マルコの塔模型》2020年サグラダ・ファミリア蔵そして、エピローグにあたる第4章「ガウディの遺伝子」では、ガウディが後世の建築家に与えた影響を紹介。ガウディの思想や造形が、伊東豊雄や磯崎新など日本人建築家にも大きな影響について映像や資料などで紹介されている。展示風景より前々世紀に着工されたサグラダ・ファミリアは2026年にはようやく竣工予定だ。ガウディの哲学をあらためて知り、サグラダ・ファミリアの完成を心待ちにしておこう。取材・文:浦島茂世<開催情報>『ガウディとサグラダ・ファミリア展』6月13日(火)~9月10日(日)、東京国立近代美術館にて開催
2023年06月16日こども向けカルチャースクール企画運営を手掛ける、株式会社ティンカリングタウン(所在地:東京都新宿区西落合2-9-7、代表取締役:さかたともえ)は、建築士講師と共にこどものためのまちづくり・建築を考えるこども向けの建築講座「こねくりケンチク研究所」を、2023年9月10日(日)より開始します。また、講座スタートに先駆け、プレイベント(全4回)を7月16日より開催いたします。こねくりケンチク研究所講座詳細: ■『こねくりケンチク研究所』とは「もっと自由に遊べる場所がほしい」「大人がいない場所はないの?」当社が活動開始当初に工具の音やこどもの声に対する近隣住民からのクレームに直面した際のこども達の声を受けて2015年にスタートした「おとな立入禁止!こどものまちをつくろう」。2019年には、豊島区の公園の一部を借りて、こどもたちが自由に遊べるまちを建設しました。その後2021年にはこどもたちの声を拾い上げ、よりまちづくりに活かすため、建築家と子どもたちによる「こねくりケンチク研究所」をスタート。こどもたちがどんなまちを作りたいのか、まちにはどんな機能が必要なのかを話し合いながら、実現に向けて進化を続けています。私たちは2024年春の開催を目指して、こどもたちの「やりたいこと」を実現できるよう、一緒に考えてくれるメンバーを募集します。モニュメント建設こどものまち建設風景■『こねくりケンチク研究所』はこのような学び場を目指しています1. こどもたちが自身のアイデアを具現化し、実際の作業を通じて学び成長できる場を提供しています。マインクラフトや工作、実験などの活動を通じて、こどもたちは自ら手を動かし、創造する楽しさを実感することができます。2. こどもたちから広く集めた意見をまとめ、まちづくりの目標を自ら決定するプロセスを体験することができます。彼らの意見を尊重し、協力して目標に向かって取り組むことで、リーダーシップやチームワークの重要性を学ぶことができます。3. 私たちのプログラムでは、建築構造力学や環境工学などの知識に触れることもできます。こどもたちは建物の構造や環境への配慮など、実際の専門知識を学びながら、自分たちの作品を作り上げることができます。4. 私たちはこどもたちが自ら考え、自ら行動する力を育むことを大切にしています。2023年には「強盗用銀行」のアイデアが生まれ、朝日新聞やYahoo!ニュースに取り上げられました。 彼らが創造的なアイデアを発揮し、自己表現や問題解決能力を養うことを支援しています。『こねくりケンチク研究所』は、こどもたちが自由に発想し、自らの可能性を広げる場です。私たちは2024年春に向けてさらなる進化を遂げ、こどもたちが夢中になり、成長できる体験を提供してまいります。Yahoo!ニュースにも取り上げられた強盗用銀行の模型■講座概要タイトル : 2024こねくりケンチク研究所開催日時 : 2023年9月10日(日)~2024年3月24日(日) 全15回会場 : こどもDIY部アトリエ(〒161-0031 東京都新宿区西落合2-9-7-102)アクセス : 都営大江戸線線「落合南長崎」駅 徒歩約10分西武新宿線「新井薬師前」駅 徒歩約12分参加費 : 入会金5,500円 月額8,900円(材料費・税込)参加条件 : 小学3年生から中学2年生定員 : 8名主催 : 株式会社ティンカリングタウン詳細はウェブサイトへ ■プレイベントを開催します9月からの活動スタートに向けて、7月にプレイベントを行います。このプレイベントでは、こどものまちに参加したことのあるこどもたちや、これから参加してみたいこどもたちを集め、彼らがどんなこどものまちを作りたいか聞く場を設けます。さらに、みんなの希望を叶えるためにどのようなしかけが必要かを一緒に考える機会となります。こどものまちに関する要望や願い、そして理想のまちのイメージなど、こどもたちの創造力を最大限に引き出す場となるでしょう。<プレイベント概要>1回目 2023年7月16日(日) 10:00~11:00「こんなこどものまちを作りたいオンライン会議」マインクラフトサーバーにて先着8名 参加費無料2回目 2023年7月17日(月・祝) 10:00~12:00こどもDIY部アトリエにて、アイデアのまとめ工作 参加費1,980円(材料費込み)先着8名3回目 2023年7月22日(土) 18:30~19:30「こどものまち最終日にやりたいことオンライン会議」マインクラフトサーバーにて先着8名 参加費無料4回目 2023年7月30日(日) 10:00~12:00こどもDIY部アトリエにて、アイデアのまとめ工作 参加費1,980円(材料費込み)先着8名<お申込み方法>公式サイト : ■会社概要商号 : 株式会社ティンカリングタウン代表者 : 代表取締役 さかたともえ所在地 : 〒161-0031 東京都新宿区西落合2-9-7-102設立 : 2019年10月事業内容: こどもむけカルチャースクールの運営資本金 : 300万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社ティンカリングタウンEmail: info@tinkeringtown.jp TEL : 090-1273-1774 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月16日スペインのカタルーニャ地方に生まれ、バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディ(1852−1926)。バルセロナ市内に点在する建築群は世界遺産に登録され、独特のユニークな造形が世界中の人々を魅了し続けている。その作品のなかでも着工から140年が経過し、今も建設が続くサグラダ・ファミリア聖堂に焦点を絞った展覧会が、6月13日(火)から 9月10日(日)まで、竹橋の東京国立近代美術館で開催される。長らく「未完の聖堂」と言われてきたが、2021年にマリアの塔が完成し、いよいよイエスの塔の建設という最終段階に向かう聖堂は、ついに完成の時期が視野に収まってきたところだという。そのタイミングで開催される同展は、100点を超える図面、模型、写真、資料に最新の映像を交えながら、聖堂に即してガウディの建築思想と造形原理を読み解くものだ。ガウディの独創性は、西欧のゴシック建築やスペインならではのイスラム建築、さらにカタルーニャ地方の歴史や自然が生み出した造形などを吸収して、独自の形と法則を生み出したところにあるという。同展では、その発想の源泉を丁寧に探ると同時に、膨大な数の模型を制作・修正しながら聖堂の形と構造を探ったガウディ独自の制作方法にも注目して、聖堂の建設プロセスを明らかにしていく。また、諸芸術を総合する場として聖堂を構想したガウディは、聖書の内容を表現する彫刻を自ら制作し、外観と内観の光と色の効果や、建物の音響効果にも工夫を凝らしていた。そうした「総合芸術」としてのサグラダ・ファミリア聖堂の豊かな世界を紐解くのも、同展の魅力のひとつとなっている。また今回は、NHKが撮影した高精細映像やドローン映像を駆使して、その総合芸術としての聖堂の現在の姿を伝える展示もある。ステンドグラスから差し込む光を楽しみつつ、肉眼ではとらえられない視点から聖堂の壮麗な空間を散策する気分を味わえるのが楽しみだ。<開催情報>『ガウディとサグラダ・ファミリア展』会期:2023年6月13日(火)~9月10日(日)※会期中一部展示替えあり会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー時間:10:00~17:00、金土は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(7月17日は開館)、7月18日(火)料金:一般2,200円、大学1,200円、高校700円展覧会公式サイト:※2023年9月30日(土)~12月3日(日) 滋賀・佐川美術館、2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)愛知・名古屋市美術館に巡回予定
2023年05月29日住まいるサポート株式会社(所在地:神奈川県横浜市港北区、代表取締役:高橋 彰)が企画・コーディネートし、HAN環境・建築設計事務所(所在地:東京都世田谷区、代表:松田 毅紀(一級建築士))が建築設計を行った高気密・高断熱の賃貸住宅が神奈川県鎌倉市雪ノ下に竣工いたしました。2023年6月中旬からの賃貸住戸募集開始に先立ち、5月27日(土)、5月28日(日)(両日とも11:00~17:00)に完成見学会を開催します。物件外観神奈川県鎌倉市雪ノ下に高気密・高断熱の賃貸住宅が竣工いたしました。鎌倉駅から徒歩8分、小町通りからすぐ近くの好立地に建つ木造地上3階建て(3階はオーナー住戸)の高性能賃貸住宅です。全戸メゾネットの2階リビング、大きな土間やテレワークを想定した特色のある間取りで、シングルもしくは二人暮らしを想定した住戸構成になっています。内観(1)内観(2)断熱性能は、オーナー住戸がUA値0.36(断熱等級6以上)、賃貸住戸は、UA値0.46×2住戸(断熱等級6・HEAT20 G2)、UA値0.55×3住戸(断熱等級5・HEAT20 G1)の高断熱かつ、建築家の設計による洗練されたデザインの賃貸住宅です。なお、高気密仕様になっており、気密測定を近日中に実施予定。完成見学会までには、C値が確定している予定です。高気密・高断熱化により、入居者は、結露のない冬暖かく夏涼しいとても快適な居住環境と冷暖房光熱費を抑えた暮らしが実現できます。我が国では、高気密・高断熱の賃貸住宅の供給は極めて少なく、特に断熱等級6レベルの高断熱賃貸住宅は、まだとても希少であるのが実情です。我が国の家庭部門の省CO2が喫緊の課題となっている中で、賃貸住宅の省エネ化も非常に重要であり、その先駆けとなるプロジェクトとなることを企図しています。本物件は、高気密・高断熱住宅の住まいづくりのサポートを行う「住まいるサポート株式会社」が運営する【建築家と創る高気密・高断熱住宅 Archi Concier(アーキコンシェル)】 という建築家のマッチングサービスにより、住まいるサポート株式会社が企画・コーディネートを行い、建築設計は、高気密・高断熱住宅を得意とするHAN環境・建築設計事務所が担当しました。賃貸住戸の募集開始は、6月中旬を予定しています。賃貸募集開始に先立ち、5月27日(土)、5月28日(日)(両日とも11:00~17:00)に完成見学会を開催します。どなたでも参加いただくことが可能です。参加を希望される方は、HAN環境・建築設計事務所のホームページからお申し込みいただけば、詳しい住所等をご連絡いたします。 なお、5/20(土)13:00~14:00に、住まいるサポート株式会社代表取締役の高橋 彰とHAN環境・建築設計事務所代表の松田 毅紀が登壇する無料オンラインセミナー「キーワードは『高気密』&『高断熱』入居者満足度アップで空室率を劇的改善新時代の賃貸住宅経営」が開催されます。詳細・申し込みは以下のURLからご確認ください。 ■会社概要商号 : 住まいるサポート株式会社所在地 : 神奈川県横浜市港北区新横浜3-7-18代表者 : 代表取締役 高橋 彰事業内容 : 住まいづくりのサポート事業・高気密・高断熱のハウスメーカー・工務店の紹介事業・デザインと性能を両立する建築家のマッチングサービスTEL : 045-900-9795URL : 商号 : HAN環境・建築設計事務所(一級建築士事務所登録番号:57295 東京都)所在地: 東京都世田谷区梅丘1-59-28 梅ラウンジ 1F代表者: 松田 毅紀(一級建築士)TEL : 03-5799-4285URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月18日俳優やモデルとして活動する、内田理央さん。内田さんは、所属している事務所のスタッフからスカウトされたことを機に、芸能界入りしました。しかしスカウトされたにもかかわらず、一度事務所の面接に落ちたことを、動画配信サービス『DMM TV』で明かしています。内田理央が事務所の面接に落ちた理由内田さんは高校1年生の頃、事務所のスカウトを受けたといいます。当時、『ギャル』に憧れていたという内田さんは面接で、「やってやってもいいですけど」と強気に発言。すると、事務所側から「やる気が大事なんで今回はなかったことに」といわれ、面接を通過できませんでした。スカウト経由であるにもかかわらず、落ちてしまったことに驚いたという内田さん。2年後、再び同じ事務所からスカウトをもらい、改めて面接を受けたところ合格したそうです。内田さんは面接で、「みんなに笑顔を届けたいです」と気持ちを込めて話したことで、通過できたのではないかと考えています。@dmmtv_pr #内田理央 のスカウト秘話! #ウチコマ は毎週木曜日22時より #DMMTV スペシャルにて無料配信! #野呂佳代 #生駒里奈 #スカウト #運命 #GAL #ギャルマインド ♬ オリジナル楽曲 - DMM TV 【公式】事務所側はきっと、考え方を変えた内田さんを評価し、仕事にちゃんと取り組んでくれるだろうと期待したのでしょう。内田さんのエピソードに、「握手するイベントに行った時、好印象だったのでやる気の話が意外」「ギャルのイメージがなかった」といった反響が上がっています。一度面接に落ちたことを機に、内田さんは仕事に対する向き合い方を学んだといえますね![文・構成/grape編集部]
2023年05月08日遊んでいた場所は、子どもの思い出のカケラになる。いつか「昔ここで遊んだな」と懐かしんだり、建築家や建物の仕掛けに興味を持てたら、とても素敵なこと。子どもと遊びに行きたい楽しい名建築を、建築好きの画家・岡美里さんに教えてもらいました。魅力たっぷりの全国10施設、家族で訪ねてみてはいかが?イサム・ノグチが大地を彫刻したらこうなった!モエレ沼公園 @札幌「プレイマウンテン」や「モエレ山」はただの築山に見えて、絶妙な角度が素晴らしい。ただ登ったり降りたり転がったり……。それだけで気分が高揚し、子どもも大人も心が全開放! カラフルな遊具までイサム設計。公園内のどこで写真を撮ってもキマるのは、イサムの綿密な計算があったから? また、25mまで噴き上がる水の彫刻は必見、園内にアナウンスが流れたらぜひ駆けつけて!CHECKモエレ沼公園北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1☎011-790-1231moerenumapark.jpオノマトペと一緒に遊ぶ唯一無二の屋上庭園富山県美術館オノマトペの屋上 @富山「人が居ることが許される空間や場所をつくっていくのが僕の使命」と言ったのは、この美術館を設計した内藤廣氏。だから富山県美術館の屋上庭園は子どもも大人も楽しめるようになっています。グラフィックデザイナー佐藤卓氏が手がけた“ぐるぐる”“ひそひそ”などのオノマトペから考えられた遊具がずらり。ふわふわドームでは、いつも子どもたちが夢中で飛んで跳ねて遊んでいます。CHECK富山県美術館オノマトペの屋上富山県富山市木場町3-20☎076-431-2711tad-toyama.jp橋だって建築です!東京が誇る、橋の博覧会隅田川にかかる橋 @東京デザインや色がすべて異なり、それぞれが競い合うように堂々と建っている橋たち。実際に、山田守氏などの大建築家らが手掛けています。これら橋の博覧会をひと息に鑑賞するには、水上バスに乗って鉄骨の下をくぐるのが一番。とりわけ吊橋のカーブが見事な清洲橋はお見逃しなく。松本零士氏デザインの観光汽船「ホタルナ」は宇宙船みたいで子どもも大好き。これもまた移動する建築。小さな頃から触れたい!自然とアートの調和原美術館ARC @群馬牧場や遊園地があり、家族連れに人気のエリアに位置する磯崎新設計の美術館。建築界の重鎮にしてプリツカー賞作家の建築だからといって緊張する必要は一切なし。ピラミッド型屋根の建物は親しみやすく、自然の風景に溶け込んでいます。館内は、暗くなったり明るくなったり緩急があって楽しい。庭にあるウォーホルの「キャンベルズトマトスープ」の大きさにも毎回胸がときめきます。CHECK原美術館ARC群馬県渋川市金井2855-1☎0279-24-6585www.haramuseum.or.jp個性溢れる建築でしゅわしゅわ温泉を堪能ラムネ温泉館 @大分藤森照信氏の建築は、子どもが大好きな仕掛けがいっぱい。美術館は裸足でOKだし、茶室の入り口まで木のハシゴを登ったりする。素材も銅板や焼杉など、昔からある素材で、子どもも直感的に自分が歓迎される建築だと分かるよう。中でもラムネ温泉館はユニークなデザイン。まるで子どもが粘土と積み木で造ったような人懐っこい造形が魅力的です。屋根の上の松の木もお見逃しなく。CHECKラムネ温泉館大分県竹田市直入町大字長湯7676-2☎0974-75-2620www.lamune-onsen.co.jpまるでうなる大地!緑いっぱいの都心の公園アイランドシティ中央公園ぐりんぐりん @福岡伊東豊雄建築の特徴は、局面を大胆に取り入れて、また周囲の環境に溶け込んでいること。「体験学習施設ぐりんぐりん」は施設の半分が地面に埋まっているように見えますが、実際は屋上に木々を植えて育てています。うねうねの館内は、3つのテーマで構成されていて、温室では亜熱帯の植物が生い茂っていたり、珍しい蘭を育てていたり。緑に囲まれたフリースペースも子どもに大人気。CHECKアイランドシティ中央公園ぐりんぐりん福岡県福岡市東区香椎照葉四丁目☎092-661-5980ic-centralpark.jp水田にふわりと浮かぶ木造建築のホテルショウナイホテルスイデンテラス @山形仮設住宅や難民シェルターを紙でつくるなど、建築の概念を軽やかな方法で更新し続ける坂茂氏の設計。水田に浮かぶ木造のホテルは、ライブラリの本が子どもの届きやすい位置にあったり、共用棟は掃き出し窓になっている場所が多くて景色が見やすいなど子どもにもやさしい。5月以降の田植えで、稲の成長を観察できるのも楽しそう。近所の「キッズドームソライ」も合わせてどうぞ。CHECKショウナイホテルスイデンテラス山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1☎0235-25-7424suiden-terrasse.yamagata-design.comモダンアートに没入!摩訶不思議すぎる庭園養老天命反転地 @岐阜こんなへんてこな建物、見たことありません! 芸術家・荒川修作氏&マドリン・ギンズ氏により設計された大自然の中の公園施設。平衡感覚がおかしくなっていくのを面白がるのに、子どもも大人も関係なし! まるで、ダリの絵の中を散歩しているかのような不思議な気分になれます。床を歩いていたのに、いつのまにか壁になったり……。世界の見え方に新しい発見があるかもしれません。CHECK養老天命反転地岐阜県養老郡養老町高林1298-2☎0584-32-0501yoro-park.com/facility-map/hantenchi瀬戸内の青い海際に建つ新オープンの水族館四国水族館 @香川2020年、香川にオープンしたばかり。それほど大規模ではありませんが、瀬戸内の青い海を引き立てる真っ白い建屋が印象的。出港を待つ船のような生き生きとしたファサードや、海へつながって見えるインフィニティタイプのイルカプール。カーブのきれいな水槽は世界最大級の渦潮を再現。館内は文字情報も少なめで、スタイリッシュなデザインが貫かれているので居心地良しです。CHECK四国水族館香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4☎0877-49-4590shikoku-aquarium.jp黒川紀章が手がけた美しいモダニズム建築愛媛県総合科学博物館 @愛媛丸、三角、四角……。まるで積み木を組み合わせたようなダイナミックなシルエットに興奮します。館内も、リアルに動く恐竜やサイコロ万華鏡、無重力ミラーなど楽しくて不思議な仕掛けがいっぱい。遊び疲れたら外に出て深呼吸。緑豊かな自然の中で改めて眺める銀色のモダニズム建築は、現実離れした美しさです。地球も宇宙の一部なのだなぁ、とそんな後味が残る博物館。CHECK愛媛県総合科学博物館愛媛県新居浜市大生院2133-2☎0897-40-4100i-kahaku.jp教えてくれた人岡美里さん横顔のポートレートをライフワークとする美術作家。その他にも、散歩や建築巡り、アート好きとも知られ、さまざまな企画で活躍中。子連れで美しい銭湯巡りをすることがマイブーム。常盤湯(江東区)が最近のヒット。Instagram:@misato_oka※各施設の営業状況は公式HPをご確認ください
2023年05月03日鈴木京香(54)が建築文化の向上に貢献した人物に贈られる日本建築学会文化賞に選ばれたことが、19日発表された。今回、京香が選出された理由は、取り壊しの危機にあった東京都渋谷区の住宅「ヴィラ・クゥクゥ」を購入し、保存再生と一般公開を視野に入れた改修を行ったことだった。同建築は、1957年に完成したもので、近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事した建築家、吉阪隆正の代表作の一つ。建築関係者によると「日本にまだコンクリートでつくられた住居がほとんどなかった時代に、コンクリートで造られた初めての自由な造形の住宅といえる建築」だといい、文化的な価値が非常に高い住宅だという。もともと建築やインテリアデザインが好きだったという京香。’22年5月4日に配信された「Casa BRUTUS」WEB版のインタビューで、《解体の可能性さえあった《ヴィラ・クゥクゥ》をご縁あって引き取らせていただき、竣工当時の姿にできるだけ戻すよう、修復工事を進めている最中です》《この素晴らしい遺産的建築をちゃんとした形で残さなければと、いま責任も感じています》と同建築について語っていた。本誌も、京香がこの建築を’21年6月に購入していたことを昨年報じている。このとき取材した不動産関係者によると「都内の超一等地にある約60坪の豪邸ですから、土地だけでも約3億円はくだらない」といい、別の関係者は、建物としての資産価値について、「一般的な住宅とは異なり、歴史的建造物ですから、美術品と同じで価格に明確な基準はありません」と答えていた。さらに改修にも大きな金銭的負担がかかる。京香は、私財を投げ打って文化遺産の保全に取り組んだようだ。京香のスタッフによるインスタグラムの4月10日の投稿によると、最近、《お世話になった方々をお招きして》同建築の見学会が行われたという。同投稿では、京香の言葉として、《いつか皆さまにも楽しく安全に見てもらえるよう今回の集いを参考に準備を進めて行きたいと思います。目指すは9月9日、クゥクゥの日です!》とも綴られている。一般公開に向けて、管理人として奮闘している最中のようだ。
2023年04月19日株式会社メモリードが運営する「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」では、世界的な建築家として知られる隈研吾氏の設計でホテルの増改築を進めてきましたが、このほどすべての工事が無事に終了し、2023年4月28日(金)にグランドオープンする運びとなりました。新たな魅力が加わった「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」は、≪長崎を、世界に誇れるリゾートに。≫をキャッチフレーズに、世界に誇るラグジュアリーリゾートホテルに生まれ変わります。外観ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート 公式サイト ●増築エリア:VIEW TERRACE●改築エリア:TOWER SUITE、九州創作 千山万水増改築の詳細については、下記をご参照下さい。【VIEW TERRACE】世界新三大夜景を楽しみながらゆったり過ごせるご宿泊客専用ラウンジ、フィットネス、サウナを完備。<インフィニティプール>・20メートル温水プール・ジャグジー×2・アンブレラサマーベッド×4・ソファセット×3プールプール夕景<フィットネス>・フィットネスバイク×1・ルームランナー×2・マルチジム×1フィットネス<サウナ>・ドライサウナ「颯来SORA」・ミストサウナ「雫玖SHIZUKU」ドライサウナ「颯来SORA」<クラブラウンジ/インフィニティプール>ラウンジプール正面【TOWER SUITE】各客室に、開放感あふれるテラスを拡張。ゆっくりとオーシャンビューが楽しめるプライベート感あふれる空間をご体感いただけます。長崎港・長崎市街を一望出来るテラスを拡張し、さらにグレードアップした空間をお楽しみいただけます。タワースイート【九州創作 千山万水】料理はすべてアラカルトスタイル。九州ならではの食材を使用したレストランです。ご宿泊プランは、お食事とお飲み物が全て含まれたオールインクルーシブ。ご朝食は選べるメニューの他、アラカルトメニューも充実しており、全て追加料金はかかりません。長崎を中心に、九州の旬の食材をアラカルトメニューで味わえるレストラン。カウンターや個室を完備しており、少人数のゲストを招待したレストランウェディングもご利用いただけます。レストランカウンター【リニューアル記念 非売品記念品付ご宿泊プラン】この度、リニューアルを記念した特別なご宿泊プランをご用意しております。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。●オリジナルデザイン純金ゴールドカード(限定100枚)銀座の老舗、田中貴金属制作。1枚ずつシリアルナンバーが付いた純金1gゴールドカードを1室につき1枚お渡しいたします。●ご旅行のお供にぴったりのオリジナルバゲッジタグ(限定1,000個)ホテルロゴ入りのオリジナルバゲッジタグを1名様につき1枚お渡しいたします。●「ダブルロゴ入り波佐見焼マグカップ」(限定500個)120年以上続く長崎の老舗企業「有限会社アイユー」と「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」のロゴが入った波佐見焼のコラボマグカップを1名様につき1個お渡しいたします。【施設概要】ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート所在地 : 〒850-0064 長崎県長崎市秋月町2-3アクセス : JR長崎駅とホテル間に無料シャトルバスを毎日運行 公式サイト: ご予約・お問い合わせ:095-864-7776 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月18日4月、「音楽堂ホリデーアフタヌーンコンサート」に出演するチェロの佐藤晴真。意外だけれど、神奈川県立音楽堂にはこれが初登場。しかし実は佐藤、この音楽堂を設計した建築家・前川國男のファンなのだそう。「木のホール」として親しまれる神奈川県立音楽堂は、前川の設計で1954年に開館。日本で初めての本格的な公立音楽ホールだった。「東京文化会館はじめ、前川國男さんの作った空間で弾くのは、演奏とは別の視点の楽しみがあります。コンクリート打ち放しも当時の前川建築の特徴のひとつですが、コンクリートという重たいイメージが、滑らかなカーブを描いて、柔らかで軽やかな印象になる。素材と質感のギャップに魅力を感じています」コンサートはピアニスト谷昂登との共演で、バッハ《無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調》、シューベルト《アルペジオーネ・ソナタ イ短調》、プロコフィエフ《チェロ・ソナタ ハ長調》と、ハ長調でイ短調をサンドした、きれいな平行調の構成のプログラム。「谷君との本格的な共演は今回が初めて。曲選びは毎回、誰と弾くのかを同時に考えます。彼の、まるいのに重い音がプロコフィエフにぴったりだと思い、まずそれをメインにすることに決めました。プロコフィエフのソナタは、すごくメロディックでロマンティック。懐が深いというのか、近代の作品ではありますけど、意外と聴きやすい作品だと思います。室内楽の枠組みの中で、でもシンフォニックに作られていて、そのバランスが、谷君の音と繋がるように感じました」ピアノとのアンサンブルに期待するのは、駆け引きならぬ“満ち引き”だという。「満ち引きというか、互いの会話、反応ですね。主役は音楽。その中で互いの反応合戦みたいな感じ(笑)。それによって音楽が一体となって完成するイメージです」日本のチェロ界の若きトップランナーは進化を続けている。コロナ禍を経て、音楽、演奏という営みが何百年も続いている奇跡に、あらためて感慨を覚えるようになったと、力みなく語る。「以前は漠然と舞台に立って、当たり前のように演奏していた。それが一度すべてストップしたことで、その文化の素晴らしさを日々再認識しています。音楽を楽しむ人、楽器を作る人、作品を作る人、それを楽譜として残す人……。演奏家の今も、さまざまな人々の営みの長い歴史の中にあるし、これからも続いていく。さらに大事に取り組もうと思うようになりました」深い、確かなまなざし。(宮本明)
2023年03月31日サートグラフ(SARTOGRAPH)の2023-24年秋冬メンズ&ウィメンズコレクションが発表された。モダニズム建築に見る「光と影」サートグラフが掲げる今季のテーマは、「Light and Shadow」。モダニズム建築に見られる“光と影の対比”から着想を得て、黒やカーキを基調としたダークトーンのミリタリーウェアに、コントラストを生む白いステッチやメタルのジップを重ね、機能的で洗練されたワードローブを創り出した。ミリタリーウェアを再解釈今季特徴的なのは、ライナージャケットやモッズコートといったミリタリーウェアを、テーラリングの手法とモダニズム建築的なアプローチで再解釈していること。たとえば、中綿入りのモンスターパーカは、ファスナーに取り付けた前開きベルトや、テーラードジャケットのラペルを思わせる前立てなどで、現代的なデザインへとアップデート。ロングベストもまた、フロントの黒の別生地による切り替えやパイピングといったミリタリーライナージャケットに見られるディテールを、テーラードベストに応用し発展させている。ハリ感のある機能性素材これらのアウターには主に、「含浸」という溶剤で特殊加工を施したポリエステル混ウールギャバジンを使用。軽量でハリ感のある素材感で、シャープな印象を演出した。黒と白のコントラストダークトーンの生地に映える白やメタルのディテールは、安藤忠雄の建築に見られる、“影の中に差し込む光”から着想を得たもの。スウェットワンピースやモッズコートに配された白いステッチやメタルファスナー、メタルボタンは、まるで影の中の光のように、歩くたびキラキラと表情を変えるのがポイントだ。
2023年03月18日ロマン・デュリスが実在する設計士を演じる『エッフェル塔~創造者の愛~』より本編映像が解禁された。本作は、アメリカの自由の女神をはじめ、世界中の数々の建築物を手掛けた実在する設計士ギュスターヴ・エッフェルを主人公に、彼が様々の困難のなか前人未踏の建築物・エッフェル塔へ挑戦する姿とともに、その原動力には“ある愛する女性の存在があった”という点で想像を広げた、ヒューマン・エンターテインメント。この度解禁された本編映像は、ロマン・デュリス演じるギュスターヴ主導のもと、地上が遥か彼方に見えるほど高い場所で作業員が命懸けで建設作業を行うシーン。万が一落ちてしまったら無事では済まないのは一目瞭然の高所でギュスターヴをはじめ、従業員たちが固唾をのんで見守る中、リベット接合という重要な接合作業を任されたのは、従業員・フェリックス。彼は、命綱にしては頼りない1本のチェーンを左足に簡易的に引っ掛けると、塔の下を覗き込み、いわば宙づりに近い危険な体勢をとる。いざ部品をはめようと試みるが、母体とリベットが上手くはまらず…その差はわずか3センチ。ギュスターヴはメガホンを手に取り、地上の高さ調整係と連携をし、再度挑戦するようフェリックスに指示をする。偉業の塔が与えたハードルは人力で乗り越えなければならないという、当時ならではの厳しさや緊張感を俯瞰したカメラワークで捉えた、手に汗握るワンシーンとなっている。さらに、公開に先駆けて本作を鑑賞した、日本を代表する俳優たちや著名人より推薦コメントが到着。運命的な出会いの末、フランス人の夫と結ばれたことでも知られる寺島しのぶは「パイオニアは常にコンサバと戦う。いつの時代にも常に先を見て凡人にはわからない発想で常識を飛び越えていく勇者がいる」と、本作で描かれたギュスターヴ・エッフェルの挑戦を称える。また、常盤貴子は本作の“主役”と言える<エッフェル塔>について、「エッフェルが自分の信念を貫き塔を完成しなかったら、今のフランスはないのかもしれない。そのくらい、エッフェル塔とは、フランスなのだ」と、20代よりフランス映画に傾倒していた彼女らしい言葉で表現。そして、国内外で精力的に活動の幅を広げる米倉涼子は「何かを成し遂げるためには人並み以上の情熱と愛情を注ぐ事、そして沢山の仲間を動かす魅力やエネルギーが必要なんだ、と改めて納得させられる作品でした。そして彼に至ってはその原動力が恋だったとは!」と本作の愛の物語について感嘆のコメントを寄せている。また、建築評論家の五十嵐太郎は「様式なき造形ゆえに、当初のエッフェル塔は『建築』として評価されなかった。しかし、結果的にその大胆な構造は、20世紀建築の可能性の扉を開く」と、エッフェル塔の歴史的な重要性を説いた。作家、フランス文学翻訳の村上香住子は、「これまでは鉄骨の塔だったが、これからはエッフェル塔にもロマネスクで、人間的なぬくもりのイメージが加味された」と語り、コラムニストの山崎まどかは「恋人たちの街にふさわしい神話だ」と本作のロマンティックな物語について言及。エッフェル塔に込められた情熱と愛の物語に賞賛の声が寄せられている。『エッフェル塔~創造者の愛~』は3月3日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エッフェル塔 ~創造者の愛~ 2023年3月3日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films
2023年02月27日愛媛・西条市にホテル「いとまちホテルゼロ(ITOMACHI HOTEL 0)」が、2023年5月27日(土)に開業。設計は隈研吾が担当する。愛媛・西条市に隈研吾設計のホテルが誕生瀬戸内海などの豊かな自然に囲まれた愛媛・西条市に、新たなホテル「いとまちホテルゼロ」が誕生する。設計は、これまでに新国立競技場など数多くの世界的建築を手掛け、2022年には大分県・湯布院に現代美術館の新館を手がけたことでも注目を集めた日本屈指の建築家・隈研吾。ホテル各棟をまたいでつながる大屋根に西条市のシンボルである石鎚山の山並みを表現するなど、西条市の風景から着想を得た建築を考案した。また、インテリアとランドスケープデザインはDugout Architects、照明デザインはspangleが担当している。企画・運営は「白井屋ホテル」など手掛けたGOODTIME企画・運営は「白井屋ホテル」「ソラノホテル(SORANO HOTEL)」など国内外で話題のホテルの企画を多数手掛けてきたGOODTIME。ホテル敷地内には57室の客室を有した3棟からなる宿泊施設に加え、レセプションカフェや、キッチン付きコワーキングスペース、多目的スタジオ、ランドリーも併設する。露天風呂の温泉が付いた客室など客室は2タイプを用意。滞在を気軽に楽しめる「ホテルタイプ」は、愛媛県内で産出される伊予⻘⽯の繊細な⾊をキーカラーに採用。贅沢に過ごせる「ヴィラタイプ」は、全室露天⾵呂の温泉付きの離れの構成となっている。愛媛の食材を使用した料理カフェでは、旬の愛媛の野菜や果物をたっぷり使ったメニューを提供。デリカテッセンスタイルの中から好きなメニューを選べるモーニング、3種類のメインと5種の副菜から好きなものをチョイスできるランチ、愛媛の⽔々しい果物をたっぷり使ったスイーツやクラフトジュースなどを味わえる。西条市の新たな賑わいを創出する「いとまち」にホテルが建設されるのは、西条市内ある商業ゾーン「いとまち」。「エネルギー」「テクノロジー」「グリーンインフラ」「食」「建築」をキーワードとした東京大学隈研吾研究室による計画を基に、今後も温浴施設やレストラン、住宅街などがオープンしていくなど、注目を集めているエリアだ。なお、「いとまちホテルゼロ」は運営において、建物に省エネルギーと創エネルギーの機能を同時に備えることで、実質的な電力消費を0とし、実質的に電力エネルギーを消費しない施設となる。【詳細】「いとまちホテルゼロ」開業日:2023年5月27日(土)所在地:愛媛県西条市朔日市字兵衛田250-7建物規模:地上2階(南棟)/地上1階(北棟/東棟)延床⾯積:2,999㎡(907坪)客室数:57室(南棟50室/北棟7室)付帯施設:レセプションカフェ(席数:35席)、キッチン付きコワーキングスペース 、多目的スタジオ、ランドリー建築設計: 隈研吾建築都市設計事務所インテリア&ランドスケープデザイン:Dugout Architects照明デザイン:spangle企画・運営:株式会社GOODTIME<施設情報>チェックイン時間:15:00チェックアウト時間:11:00客室共通設備:テレビ・Bluetoothスピーカー・冷蔵庫・ヘアドライヤー・パジャマ・スリッパ・電気ポット・セーフティボックスプラン例:スタンダードルーム1・ツイン(朝食付き) 13,200円(1室あたり)
2023年01月21日建築という視点から映画を考える映画祭「建築映画館2023」が2月23日(木・祝)~26日(日)にアンスティチュ・フランセ東京にて開催決定。建築に関する映画19作品を、《都市》《構造》《図面》《建築と人物》《アーカイブ》の5つのテーマに分けて上映する。ガス・ヴァン・サントに影響与えた『プロパティ』日本初上映1970年代のポートランドで地域の再開発から生活を守ろうとする住民たちを描いたインディペンデント映画『プロパティ』は、若き日のガス・ヴァン・サントが録音技師として参加、ケリー・ライカートなどの次世代の独立系映画作家に影響を与えたとして近年再評価されている。『プロパティ』また、映画がどのようにロサンゼルスを映してきたかを膨大なフッテージをもとに辿る、壮大な映画エッセイ『ロサンゼルスによるロサンゼルス』(2003-2014)は日本初の字幕付き上映。さらに、2023年1月5日に急逝した実験映画の大家マイケル・スノウ唯一の劇映画『SSHTOORRTY』など、滅多に上映機会のない貴重な作品が続々。さらには黒沢清や溝口健二といった日本劇映画の巨匠や、ジェリー・ルイスのコメディもラインナップに揃え、製作国、時代、ジャンルまでバラエティに富んだ作品群を「建築」という視座から見直す。映画祭初日には、「現代建築映像にまつわる対話」と題したオープニングイベントを行い、現代を生きる建築映像作家らの作品上映を交えながら、建築家とのトークショーを実施。そのほかにも、会期中は美術監督、建築家など映画・建築双方の分野からゲストを招待したトークショーを上映と併せて開催するという。《都市》人間の認識が及ばないほどに、概念や認識が無数に折り重なった都市の全体像を捉える方法のひとつとして映画がある。映画は自らが生み出した都市像を人びとに伝え、現実の都市へと影響を及ぼすことも。映画をつくる行為を通じて現実の都市へと接続する2作品を選出した。『ロサンゼルスによるロサンゼルス』courtesy of Cinema Guild『プロパティ』★日本初上映★1979年、88分、デジタル監督・脚本・製作:ペニー・アレン1970年代のオレゴン州ポートランドで、急激に進むジェントリフィケーション(都市の高級化)から自分たちの生活を守ろうとする住民を描いた地域映画。都市計画に対するマニフェスト的な作品であり、その後のポートランドの変化と併せて考察したい。監督のペニー・アレンは70年代アメリカのインディペンデント映画シーンを先導した女性であり、ガス・ヴァン・サントや次世代のケリー・ライカートといったアメリカ北西部地域の独立系映画監督たちへ与えた影響から、近年その再評価が高まっている。録音技師として若き日のガス・ヴァン・サントが参加しており、ここでの撮影を通じて彼の初長編映画『マラノーチェ』(1986年)の原作者(本作主演のウォルト・カーティス)との出会いがもたらされたことでも知られている。上映:2月24日(金)15:40-『ロサンゼルスによるロサンゼルス』★日本語字幕付き初上映★2003-2014年、169分、デジタル監督・調査・テキスト・製作:トム・アンダーセン数々の作品の舞台となってきた都市・ロサンゼルス。これまでロサンゼルスで撮影された200本以上の映画フッテージを用いて、ロサンゼルスという都市が映画の中でどのような背景や被写体であったかを分析した映画エッセイ。映画のサイレント期から現代まで約100年にわたり、映画と都市が互いに影響を受けながら発展してきたことを明らかにしようとする。2014年に新たにリマスターと再編集、膨大な数の映像引用に対する著作権処理がクリアされ、商業公開とソフト化が可能となった。監督のトム・アンダーセンはロサンゼルス在住の映画監督・映画批評家・教育者であり、カリフォルニア芸術大学で長年にわたり映画分野の教員をつとめている。上映:2月26日(日)15:50- ※途中休憩5分あり《構造》構造映画とは、ショット構成や物質的な支持体であるメディア(フィルムやビデオテープ)など、映画を成立させるための構造それ自体を主題とした映画を指す言葉である。これらの構造への操作によって喚起させられる空間体験が、建築と密接に関わる作品を上映する。『11×14』『11×14』1977年、81分、デジタル、監督:ジェームス・ベニング「構造映画」の余波の中で製作された、ジェームス・ベニングによる初の長編映画。アメリカ郊外を捉えた65の静的なショットで構成されている。物語を超えて構図・色・テクスチャ・画面の内外の関係を映し出し、映画を見る側の自発的な空間への注視をうながす。上映:2月23日(木・祝)16:50-〈短編セレクションA〉マイケル・スノウ作品集(56分)マイケル・スノウによる2000年以降のビデオ作品群。空間に対して複数の時間が重なり並行していく『WVLNT』『SSHTOORRTY』、配置された物や人物への画像変形処理によって空間性が変化する『The Living Room』、映像的な操作によって空間が顕在化する3作品を上映する。上映:2月23日(木・祝)19:00-《図面》映画を分析・批評する目的で、映像の情報をもとに図面(主に平面図)を描き起こす方法が存在する。図面というフォーマットにより、映画に一人称ではない視点が与えられ、俯瞰的な議論の下地となる平面が生まれる。そうした映画の図面分析を通して、映画と建築の関係性を再考しうる作品を上映する。『底抜けもててもてて』Images Courtesy of Park Circus/Paramount『底抜けもててもてて』1961年、96分、デジタル監督・製作・脚本・出演:ジェリー・ルイスジャン=リュック・ゴダールにも影響を与えたスラップスティックの名手ジェリー・ルイスによるコメディ映画。4階建ての女子寮のセットを断面から捉えた現実の空間では不可能なカメラワークとともに繰り広げられる取り留めのない物語が、セットという建築物によって、ひとつの映画へと繋ぎとめられる。上映:2月25日(土)14:20-『雪夫人絵図』1950年、88分、35mm監督:溝口健二熱海の名邸・起雲閣で撮影された、旧華族の夫人、放蕩夫、夫人を慕う男が織りなすメロドラマ。後に『西鶴一代女』(1952年)で国際的評価を高めていく溝口健二の監督作。物語の流れに沿って効果的に建築の部分を映し出す手腕に着目し、再評価を試みる。美術監督・水谷浩が手掛けるセットにも注目。上映:2月25日(土)12:10-『クリーピー偽りの隣人』2016年、130分、デジタル監督:黒沢清建築物の配置がストーリー上の重要な要素として登場するサスペンススリラー。撮影時も現場の俯瞰図のなかに役者の動線を描き込みながら演出をつけていくという黒沢清。その監督作品のなかでも、空間構成と物語の構成が互いを利用しながら展開していく本作を、改めて図面とともに見直す。上映:2月25日(土)16:40-《建築と人物》ある特定の人物がその映画に関わっていることが大きな意味をもつ映画をとりあげる。ここで言う人物は、映像を撮った人物の場合もあれば、映像に映る人物の場合もある。その人物は建築的な言葉でいえば、施主である場合もあれば、利用者である場合も、もしくは設計者である場合もある。こうした人物と建築の関係をめぐって、上映プログラムを選定した。『Koolhaas Houselife』© BEKA & LEMOINE『Koolhaas Houselife』2017年、58分、デジタル監督:イラ・ベカ、ルイーズ・ルモワンヌOMAの設計によって1998年に竣工した「ボルドーの住宅」を、その掃除をする家政婦の所作を追いかけることで描き出した作品。世界で活躍する建築映画作家ベカ&ルモワンヌの処女作にして傑作。上映:2月24日(金)14:00-〈短編セレクションB〉近現代建築と運動(上映51分+トークショー)マン・レイが住宅建築を舞台に製作した映像や、ル・コルビュジェによるモダニズム建築のプロパガンダ的映像作品『今日の建築』、本邦初公開となるOMA設計の「ヴィラ・ダラヴァ」竣工直後の映像作品『Silent Witness』など、建築家の設計による建築物を撮影対象とした映像作品を中心に、「運動」という共通のテーマのもと上映を行う。上映:2月24日(金)17:50-『サイコロ城の秘密』1929年、26分、デジタル監督:マン・レイ『今日の建築』1930年、10分、デジタル製作・撮影:ピエール・シュナル『Silent Witness』★日本初上映★1992年、12分、デジタル撮影・編集:クラウディ・コルナース、編集:ハンス・ヴェールマン『Renee’s Sweetness』(映画『1,2,3 Rhapsody』より)1965年、3分、デジタル監督:1,2,3グループ(レネ・ダルダー、レム・コールハース、ヤン・デ・ボン、キース・メイヤーリング、フラン・ブロメット)《アーカイブ》映画の保存・継承は、映画フィルムのなかに遺されてきた様々な建築空間を、時間や場所を超えて体験することを可能にしてくれる。スクリーンを通して、映画によって建築を記録/伝達するこれまでの試行をその黎明期から見つめ直す。『出合いの街 集住体──パサディナ・ハイツ』 画像提供:NPO法人戦後映像芸術アーカイブ『チセ・アカラ ──われらいえをつくる』[日本語版]1974年、57分、デジタル監督:姫田忠義消えてしまったアイヌの伝統的な家づくりとその文化的背景を伝えるため、アイヌ文化研究者の萱野茂がアイヌの青年たちと2軒の民家をつくる様子をとらえた貴重なドキュメンタリー。宮本常一に師事し日本各地の消えゆく生活文化を記録し続けた姫田忠義が監督を務めた。日本語版にくわえて英語版とアイヌ語版が存在する。2月26日(日)12:00-〈短編セレクションC〉建築メディアとしての日本映画(計65分)建築が映画の主題として扱われた日本映画4作品を紹介。リサーチ(『農村住宅改善』)や設計・プレゼンテーション(『コミュニティ・ライフ』『出合いの街』)、広報(『ARCHITECTURES JAPONAISES』)といった建築をつくる過程を巡る様々な行為とその映像表現の多彩さに着目する。2月26日(日)14:00-『農村住宅改善』1941年、20分、デジタル監督:野田真吉『ARCHITECTURES JAPONAISES(日本の建築)』1937年、13分、デジタル撮影:三村明『コミュニティ・ライフ』1972年、13分、35mm監督:松本俊夫、『出合いの街 集住体──パサディナ・ハイツ』1974年、19分、デジタル製作・演出・脚本:松本俊夫「建築映画館2023」は2月23日(木・祝)~26日(日)アンスティチュ・フランセ東京にて上映。(text:cinemacafe.net)
2023年01月17日大分県・別府温泉に位置する温泉旅館「界 別府」は、2022年12月1日より通年で建築家・隈 研吾氏が手掛けたアートな温泉街をめぐる「デザイン・建築ツアー」を開催します。界 別府のコンセプトは「ドラマティック温泉街」。日本一の温泉地である別府温泉の往時の喧騒を館内で感じられるよう、館内に「温泉街」を表現し、時の移ろいと共に景色と館内で情景が変わる様を「ドラマティック」と表現しています。本ツアーはチェックインの際にスタッフ同行のもと行うツアーで、建築デザインの背景を知ることにより、その後の宿泊を一層楽しむことができます。界 別府の設計・デザインを担当した隈 研吾氏がそのコンセプトに共鳴し、建物の構造や館内装飾デザインに込めた想いやこだわりを知ることができます。背景星野リゾートの温泉旅館「界」の18施設目として2021年に開業した界 別府のコンセプトは「ドラマティック温泉街」。時の移ろいにより、窓から見える別府湾の風景や館内の情景が変わる様子を「ドラマティック」と表現しています。設計・デザインを担当した隈 研吾氏はそのコンセプトに共鳴し、現代建築の中に温泉街を表現しました。ひとつの建物の中で空間が切り替わったように感じる大胆な空間演出から、目を凝らしてみると、くすっと笑ってしまうような細やかなデザインまで、数多くの意匠が施されています。そのデザインの裏側をぜひ、お客様に知っていただき、宿泊をより楽しんで欲しいという思いで本企画に至りました。建築家・隈 研吾氏が手掛けたアートな温泉街をめぐる「デザイン・建築ツアー」の見どころ【1】コンセプト「ドラマティック温泉街」を表現したデザインコンセプト「ドラマティック温泉街」を建築デザインで表現するにあたり、隈 研吾氏は「そぞろ歩きをして外湯である湯小屋に出かけたり、庭園を散策したり、御土産物屋や遊び場などいろいろな店で寄り道をして楽しんだり、歩き疲れたら海風にふかれて足湯で一休みしたり、そのような街そのものをデザインした。」とコメントしています。1つの現代建築の中に温泉街が浮かび上がるよう、半屋外空間を介して湯小屋へアプローチできるよう設計されていたり、温泉街の様々な店の門構えを演出するため、多様な素材、色を使い分け、提灯、行灯、光壁、など様々なかたちの光の演出がされており、工夫に満ちた意匠の背景を知ることができます。【2】建築に馴染むご当地の素材内観には竹、別府石、臼杵(うすき)焼、豊後絞りなど、随所にご当地の素材が使われています。食事処は黒い塗装の空間のなかに、軽やかな竹のすだれが様々な高さ、幅でランダムに浮かび、半個室空間を形成。大浴場の壁面には、ご当地の磁器「臼杵焼き」が400個はめ込まれていて、間接照明の柔らかい光によってキラリと輝きます。ご当地の素材が意外性ある形で取り入れられており、デザインの中で発見するのも楽しみのひとつです。【3】遊び心あるディティール館内は伝統的な温泉地の路地を歩いているような懐かしさを感じつつも、わくわくするような遊び心のあるデザインに満ちています。ロビーには温泉の象徴である湯桶を積んだような手湯や、別府の魚商人の屋台からインスピレーションを得た台車、「BEPPU(別府)」のBをかたどった特徴的な脚をもつスツールなど、様々な仕掛けがをいっぱいです。館内の各所に掲げられたサインにはオリジナルのピクトグラムが採用されています。建築家・隈 研吾氏が手掛けたアートな温泉街をめぐる「デザイン・建築ツアー」概要開催日:2022年12月1日~通年*祝日を除く時間:14:00~15:00料金:1人3,000円(税・サービス料込)詳細:[ ]{ }「界」とは「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地(とうち)楽(がく)」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。現在、全国各地に展開しており、2022年11月には、「界 玉造」が島根県・玉造温泉にて改装をへて再開業、「界 出雲」が同県・出雲ひのみさき温泉に、「界 雲仙」が長崎県・雲仙温泉に開業します。URL:[ ]{ }<星野リゾートのコロナ対策>星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。※詳細内容は下記よりご確認ください。[ ]{ }界 別府(大分県・別府温泉)日本一の源泉数及び湧出量を誇る別府温泉に位置する温泉宿。館内は、和紙のちょうちんが彩り、石畳が連なる湯の広場など、賑やかな別府の温泉街を彷彿させるつくりです。客室は、まるで 1 枚の絵画のような海の景色に包まれ、時の移ろいによりドラマティックに表情を変化させる別府の魅力を楽しめます。〒874-0920 大分県別府市北浜 2-14-29/客室数:70 室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月12日OMソーラー株式会社(本社:浜松市西区、代表:飯田 祥久)は建築設計事務所・建築会社を対象とした浜松市主催イベント「2025年省エネ義務化対策セミナー」の第3部に登壇します。テーマは「設計とプレゼンに活用できる省エネ・温熱シミュレーション」で、省エネ設計の考え方や、具体的な設計手法について解説いたします。2025年省エネ義務化対策セミナー・イベント概要浜松市主催、建築設計事務所・建築会社のための「2025年省エネ義務化対策セミナー」(WEBセミナー)を11月30日(水)10:00~12:00に開催されます。2022年6月に公布された『脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律』(令和4年法律第69号)により、2050年カーボンニュートラル、2030年度温室効果ガス46%削減(2013年度比)の実現に向け、2025年度までには、原則全ての建築物へ省エネ基準適合を義務付けがされます。2030年までにはZEH基準レベルへ引上げ、建築物の省エネ対策が加速していきます。日程: 11月30日(水)10:00~12:00申込: 11月28日(月)正午〆切HP : ・セミナー目次第1部 国土交通省 住宅局 松村 優 氏「脱炭素社会の実現に資するための建築物エネルギー消費性能向上-建築物省エネ改正について-」第2部 浜松市地球温暖化防止活動推進センター センター長 増田 泰行 氏「赤外線カメラで見る住まいの熱損失」第3部 OMソーラー株式会社 村田 昌樹 氏「設計とプレゼンに活用できる省エネ・温熱シミュレーション」第4部 ダイキンHVACソリューション東海株式会社 大塚 健介 氏「エネルギーを上手に使いながら快適に暮らすヒートポンプ空調設備」第5部 浜松市 カーボンニュートラル推進事業本部「ZEH補助金等 住宅にかかる市の助成制度について」・対象浜松市内の建設業(設計事務所・工務店・大工・建築会社・設備業者など)※浜松市外でも参加できます本セミナーは、事業者向けですが、新築を検討されている市民の方もご参加いただけます。申込はこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月24日軽井沢の名建築ホテルにレストランがオープン坂茂の建築と呼応するような、ナチュラルな料理フランス直送のお宝ワインも楽しみの一つ軽井沢の名建築ホテルにレストランがオープン坂茂建築の「ししいわハウス No.2」軽井沢駅からクルマで30分。千ヶ滝の森の中に溶け込むように建てられているのが建築、アート、美食を楽しめる「ししいわハウス」です。2019年に坂茂氏が手掛けた「ししいわハウスNo.1」が開業後、2022年7月に「ししいわハウスNo.2」と「ザ・レストラン」がオープン。2023年春には西沢立衞氏による「ししいわハウスNo.3」も加わる予定。今年真っ先に訪ねたい注目のホテルとなりました。「ししいわハウスNo.1の共有ラウンジスペースいずれの棟も自然を間近に感じる名建築。一つずつご紹介していきましょう。2019年に建てられた、坂氏による「ししいわハウスNo.1」は、森や周辺環境を壊さぬよう、既存の木を極力も伐採せずに作られています。坂氏はまず、木を切らないために、敷地内に生えている木をスケッチ。そこから設計図を起こし、木々の間を縫うように、足場を一切組まないパネル工法で建てました。生き物のように波打つ外壁の曲線は、周りの美しく森と見事に調和し、独特の風景を作っています。そして共有のリビングは、この有機的な曲線が自然とつながり、土地と一体化してくつろげる空間に。誰かの別荘に招かれたような心地よさに、一度訪れたら時間を忘れて滞在してしまいます。「ししいわハウスNo.2」の客室No.2は、木をふんだんに使い、20㎡とコンパクトながら計算された動線が使いやすい部屋。ヒノキのバスタブをあえて見せ、使用する時のみカーテンで仕切るなど坂氏の斬新なデザインには、細部まで考えられた機能性があることを、滞在を通じてまざまざと実感できるでしょう。No.1もNo.2も自然環境保全の条例により守られてきた美しい森に面しており、部屋にいると、土と緑の香りに包まれながら、鳥のさえずりを聞くことができます。「ザ・レストラン」のテラス「ししいわハウス」のメインダイニング「ザ・レストラン」があるNo.2もまた、坂氏により設計されたもの。ランドスケープと建築が一体化するよう、柱を使わないトランス構造で作られているため、開放感が抜群です。屋内からテラスは、大きなガラス窓で仕切られていますが、天気がいい日はここを開放することで、森の中につくられた大きなツリーハウスにいるような雰囲気に。坂茂氏のシグニチャーでもあるペーパーチューブのテーブルや椅子が配されているのも、建築好きにはたまりません。坂茂の建築と呼応するような、ナチュラルな料理そんな開放的な空間にあるのが「ザ・レストラン」です。ここでは、周辺の自然の風景を写したようなナチュラルな料理が登場します。シェフを務めるのは、岡本将士氏。「TRUNK HOTEL」のメインレストラン、神楽坂の「TRUNK HOUSE」のシェフだった人物です。シェフの岡本将士氏シェフ就任が決まった時、どんなレストランにしようと思ったのか?そう尋ねると、このホテルを訪ねた瞬間に、料理の方向性は自然と決まったと岡野さんは話します。「初めてこの場所に来たときに鮮烈に感じた、坂茂さんの建築、空間、風、光……。すべてを体感して、自分の料理の方向性が自然と湧き出てきました。言葉にせずとも、この空間に同期するような、軽井沢の大地が育む恵みに敬意を表し、ヴィヴィットな四季の彩りを写していけばいいのだと素直に感じたのです」。アミューズ2種“軽井沢“を料理で表現したい。そう強く考えた岡野さん、オープン前から知り合いのツテを辿ったり、自ら調べたりしながら生産者や食材を丹念に探し、足を頻繁に運びました。一番最初に登場するDuka Farmのハーブを使ったアミューズは、そんな岡野さんの思いが詰まった一品です。「毎朝訪れる無農薬の畑で取れるハーブは、その日その日で香りも味わいも微妙に違います。毎日通うことで感じた自分の発見を料理にしたい。そう考え、毎朝取れた20種類近いハーブを集めて、土に見立てたローストアーモンドとライスクラッカーを合わせることで、その日の畑そのものを表現しました」一口サイズのクラッカーを口にいれると、鼻腔を駆け抜けるハーブの力強い香りにハッとさせられます。それは、まるで軽井沢の大地そのものを食べているかのような印象。ちなみに、左側のスナックは蛍豆腐店の揚げ豆腐、ラルド、エゴマで作ったもの。地場の名産をジャンルにこだわらず組み合わせていくのも岡野流です。『24ヶ月熟成コンテチーズのアニョロッティDuka Farmのブロッコリーのピュレ 軽井沢デリカテッセンのベーコンの泡』コースで登場する手打ちパスタにも、軽井沢の名産をさりげなく忍ばせています。手打ちのアニョロッティは、ブロッコリーと24ヶ月熟成のコンテチーズのソースでシンプルに仕上げていますが、ポイントは最後にふわりとのせた泡。これは、軽井沢でも人気の「軽井沢デリカテッセン」のベーコンから香りを抽出したもの。スモーキーでコクのある香りが、シンプルなパスタのアクセントとなっているのです。ココットで焼き上げる『藁で燻した銀の鴨のロースト旬野菜』中盤は長野県産の岩魚や信州サーモンなどの川魚の料理が登場。それに続き、メインで登場するのは、シェフが以前から使って惚れ込んだ青森県産の銀の鴨です。メインを牛肉や豚肉にしない理由を聞くと、「脂が乗り、香りも味もいいこの鴨は、森の中のこの環境でこそ、クライマックスに食べて欲しい食材だと思ったから」と答えてくれました。脂がおいしい銀の鴨には、野生の桑の実のソースを合わせてなるほど、ココットに入れて、ヒノキの小枝で燻しながら焼き上げた鴨は、滋味深く、脂の味が濃くてしっかりとしたボルドーのワインとよく合います。藁と一緒にいれたヒノキのいい香りと、野趣溢れる桑の実のソースが周りの森と同調し、森の中に包まれながら食事をしている感覚になるのです。軽井沢の土地に溶け込むような料理と建築―。その世界観に浸る時間は、自分もまた自然の一部になったような気になります。フランス直送のお宝ワインも楽しみの一つ「ししいわハウス」のハウスワイン。グラス1,500円~最後に、こちらのレストランで忘れてはならないワインのコレクションについてご紹介しましょう。ワインはオーナーでもあり、ディレクターのフェイ・ホアン氏がボルドーやブルゴーニュに行って直接買い付けてきたものが並びます。今年のハウスワインとしては、シャトー・ペトリュスの隣の畑で育つ「ミシェル・ラファルジュ」のワイン、2021年最優秀ネゴシアン受賞者の次世代スター、ジェーン・エアのピノ・ノワールなどをセレクト。同じフロアにある「ザ・ワイン&ウイスキー・バー」では、フェイさんが直接オークションで落とした、アメリカの博物館の壁の裏に隠されていたという1850年代のマデラ酒なども登場。ここだけでしかいただけない銘酒は、軽井沢の夜にさらなる彩りを与えてくれます。「ザ・レストラン」は、宿泊して食事をするのがおすすめですが、食事だけの利用も可能。ランチには、銀の鴨のガラでとったスープが絶品の「鴨そば」もおすすめです。この冬は静かに、軽井沢の自然に溶け込む建築と美食と美酒に浸るー。東京から1時間で叶う贅沢な旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。ししいわハウス「ザ・レストラン」住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2147-768電話:0267-31-6658レストラン予約(メールにて受け付け)/therestaurant@shishiiwahouse.com営業時間:「ザ・レストラン」ランチ 12:00~15:00(13:30LO)、ディナー 18:00~、20:00の二部制(ディナーは要予約)、「ザ・ワイン&ウイスキー・バー」18:00023:00(22:00LO)※それぞれの営業時間は変更となる場合があります。宿泊などそのほか詳細は下記HPから
2022年11月23日