こんにちは!hugmugフレンズの新井久美子です!世界的に有名なムーミンの作者、トーベ・ヤンソンさんの公園が埼玉県飯能市にあるのご存知ですか?ムーミンバレーパークという有料施設もありますが、今回は"トーベ・ヤンソンあけぼの子ども公園"に行ってきたのでレポートさせていただきますね!こちらの公園は入園料も駐車場も無料になります。無料とは思えない楽しみが沢山の施設なので、GWの日帰りお出かけのご参考になれば嬉しいです!埼玉県飯能市にある『トーベ・ヤンソンあけぼの子ども公園』とは?平成9年の開園から20年を過ぎてもなお、たくさんの人に世代を超えて愛される、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園。この公園は、北欧の童話作家として有名なトーベ・ヤンソンとの手紙のやり取りから生まれました。トーベ・ヤンソンの想いは、公園内のいろいろな処にちりばめられています。子どもも、大人も、生き物も、草花も。それぞれがお互いを受け入れ、自由に時間を過ごす。そんな空間が、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園です。コンサートやイベントが行われる「子ども劇場」小川が流れる坂道をのぼり入園してまず飛び込んでくるのが、この子ども劇場。コンサートやイベントが行われる広いホールの下には、池の水音が響く洞窟のような空間にトイレと管理所があります。広々としたトイレにオムツ替えスペース、授乳室もこの建物にあります。休日だったこの日は突然アナウンスがあり、幼児を対象にさがしものゲームが行われてました!推理をしながら公園内を散策して、子どもたちはとっても楽しそうでした!まるでムーミンのお家!?「きのこの家」名前のとおり、きのこのような形の建物は一階は"いこいの広間"として訪れた人をあたたかく迎えます。ムーミンママが実際にお料理していそうなキッチンや暖炉、ベンチなどが所々にあります。2階は不思議な空間になっていて、螺旋階段を上る途中には細かいディスプレイもきいていました。ムーミンの作者”トーベ・ヤンソン”に関する展示が見れる「森の家」飯能の特産 "西川材" のヒノキの丸太を使用した波打つ壁が目印の森の家。一階はトーベ・ヤンソンに関する資料展示コーナーがあり、可愛いグッズや歴史を知るプロジェクターがあります。2階は図書コーナーになっていて、子どもも大人も自由に読書が楽しめます。写真には写っていませんが、テーブルと椅子があり子どもたちは絵本を読んでいました。展示されているポスターがとても可愛かったです♪公園内には素敵なカフェも!「カフェプイスト」青い壁が目印のカフェ。プイストとはフィンランド語で公園という意味。キッズスペースやキッズメニューもあり、北欧の雰囲気に包まれながらゆっくり過ごせる空間になっています。娘は大好きなバニラアイスで休憩です。公園内には他にも楽しめるスポットがたくさん!ユーモアな注意喚起!季節によってはヘビやハチ、毛虫などもいるので公園内は虫除けも必須です!通るのがワクワクするトンネル公園内を流れる川渡るトンネルは小高い場所にあり、トンネルにある小さな窓を覗くと不思議な世界が広がります。丸太でできたツリーハウス丸太の階段を上るツリーハウスは、手すりがないので上るだかくでちょっとした冒険!笑途中から怖くなった娘は、パパに抱っこしてもらって上りました。園内を一望できるビュースポット小川のほとりの芝生でレジャーシートを敷いてピクニックをしたり、昼寝をしている人たちもいました。この公園の道を挟んだ向かい側には、これまた遊具が盛りだくさんの公園や野球場もあり、飯能がいかに自然豊かで広々としているかわかります笑今回は日帰りで行ける公園をご紹介しましたが、飯能は川も山も豊かなので、時間があれば泊まりでのんびりステイしても楽しいですよ♪ご参考になれば嬉しいです♪
2023年04月19日「ムーミン」の原作者であるフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』より、劇中に登場するムーミンイラストのこだわりや、トーベのアトリエの再現などの苦労が明かされる特別映像が解禁された。日本を始め世界中で愛されるムーミンの物語。それは画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたものだった。文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても色褪せること無く人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。トーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に肉薄してゆく。解禁された特別映像で、最初に登場するのは、劇中でトーベが描く“ムーミン”を制作・監修したプロダクションデザイナーとグラフィックアーティストの2人、カタリーナ・エールンルートとサンドラ・ヴァルベック。時代によって描かれ方が少しずつ変わっていくキャラクターたちの変遷も忠実に再現した彼女らは「始めはただの表現でした」「漫画を書き始めたとき、新聞連載が始まって変化しました」と、トーベの走り書きからスタートしたシンプルなイラストが、新聞での連載など、発表する場所や方法が徐々に変化、「より丸みを帯びて漫画らしくなった」と分析、「スタイルを変えることが仕事を守る方法だったのでしょう」 とその理由を明かしている。続いて登場するのは、トーベの姪でもあるソフィア・ヤンソン。撮影現場を訪れた彼女は、スタッフの徹底したリサーチの上で再現されたアトリエやレコードプレーヤーなどの愛用品について「見事でした。スタジオの空気に触れ当時に戻ったようで、立ち尽くしてしまいました」と称賛の声を送り、最後は、実際にそのこだわりのアトリエを使用した本編とその撮影裏を切り取った映像も映し出されている。『TOVE/トーベ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年10月10日「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』より、メイキング映像とショットが解禁された。この度解禁されたメイキング映像は、「彼女の優しさこそが自身の体験を活かす才能なのです」とトーベ・ヤンソンの姪のソフィア・ヤンソンが彼女との想い出を語るシーンから始まる。彼女の声とともに映るのは、ヘルシンキ市庁舎のためにトーベが1947年に手掛けたフレスコ画「都会のパーティー」を映し出した映像。どこか不思議な印象を残すこの絵画は、童話作家というだけでなく、彼女が優れた画家でもあったことを示している。そしてその後に続くのは、“自分のリズムで気ままに踊る”ことが大好きだったというトーベ本人が草原で踊る貴重な映像。少しユーモラスで個性的なこのダンスを踊る彼女の姿は、ザイダ・バリルート監督の「映画を作るにあたりトーベの“真実”を描くのは不可能だと理解しました、そんな無謀なことは諦めました」「私に出来たのは彼女の人生に触れ、ある意味遊ぶこと。この挑戦をクリアにするため真剣に遊びました」という言葉を裏付けるようにも見える。また併せて解禁されたメイキング写真は4点。ムーミンの舞台劇やトーベのアトリエなど、いずれも彼女のアーティストとしての人生で重要な役割を担った場所で、監督がキャストに直接演技指導をする姿を切り取ったものとなっている。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年09月25日「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』より、本編映像が解禁された。今回解禁された本編映像では、トーベの部屋で偶然見つけた走り書きのようなイラストに興味津々のヴィヴィカの様子が切り取られている。そこに描かれた不思議な風貌の生き物について尋ね、トーベの「モラン(女の魔物)」「触れるものを氷に変えるの」という説明に惹きつけられていくヴィヴィカ。あくまで「本業の合間の気分転換」だと受け流すトーベに、ヴィヴィカはもっと見せて欲しいとお願いするが、そのイラストに価値を感じていないトーベは、からかわれていると勘違いし「これは食べるためよ」と抵抗。油絵を「これが私」と主張するのだった。またトーベがヴィヴィカに見せるイラストの中には、「たのしいムーミン一家」の挿絵の1枚、ムーミンと一緒にうっとりと美しいルビーを見つめる「トフスラン」と「ビフスラン」の姿もあり、トーベ自身はあくまでも気分転換だと思いながら書き留めていたキャラクターたちが、著名な舞台演出家でもあったヴィヴィカとの出会いによってその魅力を見出されるという、ムーミン一家の“始まりのシーン”を捉えた映像になっている。なお現在、銀座YOSEIDOにて映画『TOVE/トーベ』公開記念写真展を入場料無料にて開催中。劇中で使用された実際の小道具や特別パネルなどを展示、映画の世界観を存分に体感できる。(10月17日まで)『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年08月31日国境や世代を超えて愛される「ムーミン」の原作者、トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』。ムーミンシリーズのキャラクターたちは、いずれも個性的な魅力に溢れているが、多くのキャラクターたちは実際にトーベが出会い、ともに過ごした身近な人たちがモデルとなっている。今回は、劇中に登場する実在したモデルたちを未解禁シーン写真とともに紹介する。スナフキン<アトス・ヴィルタネン>ムーミントロールの親友、スナフキンのモデル。政治家、哲学者、作家、ジャーナリストであり詩人。トーベとの出会いは、自身が開いたパーティーでのこと。役者や政治家、芸術家や作家たちの集まる賑やかな会だったが、ふたりは出会ってすぐに惹かれ合い、交際が始まった。スナフキンの哲学的な思想や緑の帽子はアトスに由来すると言われている。トゥーティッキ<トゥーリッキ・ピエティラ>ムーミン一家の友だち、トゥーティッキ(おしゃまさん)のモデル。男性優位の美術界において、フィンランド美術史に名を残す数少ない女性として活躍したグラフィックアーティスト。トーベとは1955年に出会い、後に生涯のパートナーとなる。1970年代に入るとムーミンの立体作品の制作に夢中になり、また自身で8mmカメラを回すようになる。現在、立体作品はムーミン美術館に常設で展示されており、8mmで撮りためた素材は、それらを再構築して制作したトーベ・ヤンソンの映画三部作になったほか、トーベ・ヤンソンやムーミン関連の企画展などで紹介されている。ビフスラン<ヴィヴィカ・バンドラー>トーベの分身トフスランと仲良しのビフスランのモデル。大学在学中にフィンランド初のスウェーデン語系の学生劇団を設立。やがて演劇界で頭角を表し、キャバレーのレヴューを劇場で行うなどヘルシンキやフィンランドの演劇シーンに次々と新しい風を吹き込んだ舞台演出家。1946年にトーベと出会い、やがて愛し合うように。同性愛が処罰の対象だった時代、ふたりはトフスランとビフスランと呼び合い、お互いにしか通じない言葉や暗号で愛を伝えあった。ムーミンの物語に登場するトフスランとビフスランが自分たちの言葉で話しているのも、ここからきている。ムーミンパパ&ムーミンママ<ヴィクトル・ヤンソン&シグネ・ハンマルステン=ヤンソン>ムーミンパパとムーミンママのモデル。著名な彫刻家でありながら、フィンランドの美術史で最も高名な彫刻家が同時代にいたこともあり、収入は極めて不安定だった芸術家の父・ヴィクトル。そして、彫刻家志望であったが、家庭を支えるために本の挿絵や表紙を手掛ける挿絵画家や風刺画や切手のデザインなど、多岐にわたる絵の仕事を手掛け、また結婚前の教師時代、スウェーデンのガールスカウトを立ち上げるなど、女性の自由と自立を積極的に推進した経歴を持つ、逞しくも優しい母シグネ。その生き様も含め、トーベの実際の両親がモデルになっている。トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出された「ムーミン」の物語。今日においても色褪せることなく人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。トーベが愛した同性のパートナーや両親の存在から、トーベ自身の人生のあり方と創作秘話が紐解かれていく。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年08月28日10月1日(金)より公開される、「ムーミン」を生み出したフィンランド作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』の日本版ポスタービジュアルが解禁された。日本を始め世界中で愛される「ムーミン」。それは画家としてキャリアをスタートさせたアーティスト、トーベ・ヤンソン自身の人生を投影して生み出されたものだった。ムーミンパパとムーミンママが自身の両親をモデルとしたように、ほかの「ムーミン」作品に登場する魅力的なキャラクターたちも、彼女の人生に関わった人々をモチーフとしている。スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録した本作は、公開から7週連続で興行収入ランキング第1位になるなどロングラン大ヒット。更に第93回アカデミー賞(R)国際長編映画賞フィンランド代表へ選出されたのをはじめ、数々の映画賞を席巻した。この度解禁されたポスターは、トーベが持つ創作意欲や人生への情熱、そして自由へと向かうエネルギーがいまにも溢れ出しそうな彼女の力強い姿を、その人生を投影するような存在でもあった“ムーミン”と共に捉えている。ポスターに添えられた“スナフキン”の名言「大切なのは、自分のしたいことがなにかを、わかってるってことだよ。」(<ムーミン谷の夏まつり>より)が、本作の監督であるザイダ・バリルートが一番描きたかったという「世界的に知られるムーミンのキャラクターに影響を与えたクールかつ自由奔放な“アーティストとしての人生”」との言葉を更に印象付ける。今日においても色褪せることなく人々を楽しませ続けるムーミンのキャラクターたちは、いかにして育まれていったのか。映画は、トーベ自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密に肉薄してゆく。『TOVE/トーベ』は10月1日(金)より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE/トーベ 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2021年07月02日「ムーミン」の原作者 トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』が、2021年10月1日(金)に公開される。原作者トーベの半生を、「ムーミン」誕生秘話と共に描くフィンランドの作家トーべ・ヤンソンが生んだ「ムーミン」は、文学・コミック・舞台劇・アニメーションなど、多彩なジャンルを通して世界中で愛され続けている人気作品。映画では、そんな原作者トーベの波乱万丈な半生にフィーチャーしながら、どのようにして「ムーミン」が執筆され、キャラクター達が生み出されていったのか、その“誕生秘話”を映像化。トーベの人生の在り方と共に、創作への情熱を描いた感動作となっている。戦時下に生まれた「ムーミン」物語が始まるのは、1944年のフィンランド・ヘルシンキ。戦火の中で自分を慰めるように「ムーミン」の世界を創造していったトーベは、爆風で窓が吹き飛んだアトリエで暮らし始める。型破りな彼女のライフスタイルは、厳格な芸術家の父の教えと相違するものだったが、自分の表現と美術界の潮流に生じる“ズレ”への葛藤、目まぐるしい恋愛を経つつ、トーベはムーミンと共に成長していく。そして彼女に訪れる、女性舞台演出家 ヴィヴィカ・バンドレルとの運命的な出会い―。当時ジェンダーへの理解が欠落していた時代背景の中で、やがてふたりは激しい恋へと落ちていく…。登場人物(キャスト)トーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)画家。激しい戦⽕の中、⾃分を慰めるように不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。アトス・ヴィルタネン(シャンティ・ローニー)政治家・哲学者・ジャーナリストであり、トーベの恋⼈。スナフキンのモデルになったとも⾔われる。ヴィヴィカ・バンドラー(クリスタ・コソネン)舞台演出家。トーベは彼女と出会い、激しい恋に落ちることに。第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表に2020年10月に本国で公開された本作は、瞬く間に人々の共感を集め、スウェーデン語で書かれたフィンランド映画としては、史上最高のオープニング成績を記録。さらに第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表にも選出されるなど、高い評価を得ている。【詳細】映画『TOVE/トーベ』公開時期:2021年10月1日(金)新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国ロードショー出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ロニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル監督:ザイダ・バリルート脚本:エーヴァ・プトロ音楽:マッティ・バイ編集:サム・ヘイッキラ配給:クロックワークス
2020年12月06日「ムーミン」を生み出し、ムーミンと共に生きたフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE』(原題)が2021年秋に日本公開決定。本国版アートワークとアトリエにいるトーベの場面写真2点が解禁となった。1944年のヘルシンキ。戦火の中でトーベ・ヤンソンは自分を慰めるようにムーミンの世界を作り、爆風で窓が吹き飛んだアトリエでの暮らしを始める。型破りな彼女の生活は、彫刻家である父の厳格な教えとは相反していたが、自分の表現と美術界の潮流との間にズレが生じていることへの葛藤や、めまぐるしいパーティや恋愛を経つつ、トーベとムーミンは共に成長していく。自由を渇望するトーベは、やがて舞台演出家のヴィヴィカ・バンドレルと出会い、互いに惹かれ合っていく――。トーベ・ヤンソン自身の人生からインスピレーションを得て生み出されたムーミンたちの冒険は、彼女に国際的な名声と自由をもたらし、文学、コミック、舞台劇、アニメーションなど、今日においても世界中の人々を楽しませ続けている。戦時中、防空壕の中で怯えた子どもたちに語った物語からいかに原作が執筆され、そしてお馴染みのキャラクターたちが生み出されていったのか。トーベの人生のあり方とともに創作への情熱を描いていく。本国フィンランドでは10月に公開されるや大絶賛で迎えられ、スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録、公開7週目においても本国の興行成績で1位を記録。さらに、第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表作品にも選出された。今回併せて解禁された場面写真では、アトリエで絵筆をふるうトーベ、さらにムーミンを描く様子が収められている。『TOVE』(原題)2021年秋、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOVE(原題) 2021年秋より新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 Helsinki-filmi, all rights reserved
2020年12月03日2015年2月13日、ムーミン史上初の映画となる『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』が公開される。トーベ・ヤンソンの生誕100周年記念として、母国フィンランドで製作されたもの。全国の劇場(TOHOシネマズやイオンシネマなど)で、特典付き前売り券の「スペシャル版」(2,800円)が発売中だ。ムーミンの物語は1945年に発表され、さらに漫画、絵本、アニメーションとなって世界中の人々に愛されている。2014年はムーミンの生みの親である、原作者のトーベ・ヤンソン生誕100周年という記念すべき年とあって、日本初公開のオリジナル作品も展示する『MOOMIN!ムーミン展』が全国11都市を巡回、また10月23日より横浜市のそごう美術館で『トーベ・ヤンソン展』も開催される。来年公開の映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』は同じくアニバーサリーを記念したスペシャルプロジェクトのひとつとして注目を集めている。映画前売り券の「通常版」は、特典としてクリアファイルつき。ムーミンのガールフレンドであるフローレンが、バカンス先でプレイボーイにナンパされているシーンが描かれている。これに対して「スペシャル版」は、同クリアファイルに加えて、ムーミンのママとパパがプリントされた映画オリジナルトートバッグが付いてくる。どちらも前売り券購入者のみが入手できる貴重な品ゆえ、ファンにはたまらない特典であることは間違いないだろう。気になるストーリーは、ムーミン谷を抜け出して南の海でバカンスを楽しむムーミン一家が、現地で体験する悲喜こもごもを中心に描かれているんだとか。バカンス先で出会った貴族たちの優雅な暮らしに魅了されたフローレンとムーミンパパに対して、ムーミンとムーミンママはご立腹。そして遂には滞在先のホテルから飛び出してしまう彼らに、どんな運命が待ちうけているのだろう?その答えは、劇場でお確かめあれ!
2014年10月15日