ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。日本の子供たちが最初に習う文字はひらがなですが、ドイツの子供たちが最初に習う文字は、当然ながらアルファベット。私はドイツに移住してから、複数の家庭でベビーシッターのお仕事をしたのですが、私が見てきた限りでは、どこの幼稚園でも子供たちがアルファベットを教わっていました。たとえば、毎日登園したら各園児が頑張って専用のノートに自分の名前を書く、などといった感じです。我が家のフリッツ君ももう3歳で幼稚園に通っていますから、そろそろアルファベットの練習を始めてもいいかと思い、挑戦してみました!アルファベットのカード(フリッツ君が興味を持ちやすいように、大好きな恐竜柄にしてみました)を購入し、準備万端! まずは、フリッツ君が読めるアルファベットがないかどうか、順番に確認してみます。お、おお……。「A」から順にカードを見せてみますが、どのアルファベットを見せても男の子の大好きなあのワードを答えるフリッツ君……。これは根気よく教えるしかないな、と覚悟を決めていたら……。床に落ちていた「O」のカードを見た瞬間、突然指をさして答えてくれました! やっぱり知っているアルファベットがあったみたいです! 感動~!理由を聞いてみると、なんと大好物のドーナツの形と似ているからでした(笑)。さらに……?「I」も知っているようです!すばらしい!理由はやっぱり、大好物のフライドポテトと似ているからとのこと(笑)。フリッツ君はどうやら、自分の好きなものと共通する形のあるものが覚えやすいみたいです。というわけで……。私も頑張って頭を振り絞り、アルファベットの形からフリッツ君の好きなものを連想させて練習することに!これがなかなか難しいのですが、フリッツ君の教育のために頑張っています……!もしも皆さんもお子さんのお勉強が進んでいなかったら、試してみてはいかがでしょうか?(日本のお子さんでしたら、ひらがなの形から好きなものを連想する、という感じでしょうか)もちろん「これこそが良いやり方!」というわけではなく、皆さんもぜひそれぞれのお子さんに合う、親子で楽しめるやり方を見つけられるよう、ドイツから応援しています!
2021年12月01日千葉・東京ドイツ村にて「東京ドイツ村ウインターイルミネーション2021-2022」が開催。期間は2022年3月21日(月)まで。東京ドイツ村、300万球灯る“お菓子”イルミネーション今回で16回目の開催を迎える、300万球の電球を使用する東京ドイツ村の人気イルミネーションイベント「東京ドイツ村ウインターイルミネーション」。2022年は“お菓子”をテーマにした数々のイルミネーションやライトアップ、ショーを実施する。園内には、光でスイーツをお菓子を模った「お菓子のゲート」や「棒付きキャンディー」をはじめ、お菓子の国をカラフルな光で描いた「見晴台」などが登場。毎年人気の「虹のトンネル」や「光と音のショー」も展開し、「光と音のショー」では曲に合わせて甘い香りのしゃぼん玉が舞う、光と合わせた特別な演出を楽しむことが出来る。観覧車の中から見ることが出来る「3Dイルミネーション」も見逃せない。上空から見ると立体的になる、トリックアートのように組まれたイルミネーションの不思議な景色が目下に広がる。動物や海賊船の巨大ランタンもライトアップに加え、園内には海賊船や汽車、動物などを模った巨大なランタンが登場。1500年前から始まった中国ランタンの伝統を継承する、自貢ランタン文化産業株式会社による精巧な造りのランタンの数々が園内を賑やかに彩る。詳細東京ドイツ村ウインターイルミネーション2021-2022開催期間:2021年10月29日(金)~2022年3月21日(月)開催時間:日没後~20:00(最終入園19:30)会場:東京ドイツ村住所:千葉県袖ケ浦市永吉419料金:車1台 3,000円、車以外で入園の場合 1人(4歳以上) 500円※内容は変更になる場合有。
2021年11月05日ウーマンエキサイトの皆さん、こんばんは!ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。皆さんはお子さんとの休日、どうやって過ごしていますか? ドイツではコロナ対策により一時閉鎖していた子ども向けの施設も開放され、ようやく外出先の選択肢が増えてきました!そんな中、今回の休日で息子と訪れた場所はここです。遊園地と言っても絶叫マシンなどはなく、幼児~10歳くらいの子どもたちが楽しめる乗り物やゲーム機、公園などが用意されている場所です。3歳の我が子フリッツ君も、この遊園地が大好き!フリッツ君が最初に選んだ乗り物は、園内を一周する機関車でした。機関車に乗るための列に並んでいる間、フリッツ君が話してくれたところによると、複数の色がある車両のうち、緑のものに乗りたいのだと……。イヤな予感がしました。この時点で私とフリッツ君は、列のほぼ最後尾辺りにいたのです。緑の車両は、前に並んでいる子どもたちが先に座ってしまう可能性が高い状況。「望む車両に乗られるかどうかは分からない」ということを説明してみますが、フリッツ君はとにかく「緑に乗る!」一辺倒です。案の定、緑の車両には他の子どもたちが先に乗ってしまいました……。「緑がよかったのに!」と泣きだすフリッツ君を、残りの車両(黄色)に乗ろうと説得してみますが……。結局フリッツ君は納得できず、私たちが乗るはずだった車両は後ろに並んでいた子どもたちに譲り、私とフリッツ君は今回の乗車を諦めて、次の便の列の最前列に並ぶことに。それでも、フリッツ君は私に抱っこされたまま、なかなか涙が止まりませんでした。そんな私たちの様子を見ていた、すぐ後ろのママさんでした。カバンから菓子パンを取り出し、フリッツ君に笑顔で差し出してくれたのです。このママさんの連れている子どもたちを見ると、フリッツ君とあまり変わらない年頃のようでした。この年頃の子どもたちのイヤイヤ期なども経験済みで、よく分かってくれたのかもしれません。外出先で我が子のイヤイヤが発動すると、周りの目も気になるし、疲れてしまいます。だけど、こういうふうに別のママさんに寄り添ってもらえたら、それだけですごく救われるんだなぁと実感しました。私もわがままを言う小さな子と疲れた様子のママさんがいたら、同じように寄り添いたいな、と思いました。……さて、そうしていい感じに終わりたいところなのですが、このお話にはオチがありまして。※ドイツの日付表記は日/月/年の順番ですもらった菓子パンを後で見直したら、賞味期限がかなり過ぎていました(笑)。1~2日ほどならともかく、この時点で10月始めでしたから、2週間ほど過ぎていたため、残念ながら食べるのは断念。だけどきっと、あのママさんのカバンには、自分の子どもたちが泣いたときに慰められるよう、いつも菓子パンが用意されていて、その中のひとつだったんだろうなぁ……と想像してほっこりしてしまった、そんなエピソードでした。
2021年11月01日Jリーガーの平均身長は約178cm、近年は体格に恵まれた選手が増えているのは間違いありません。では、大きくなれないと活躍できないの?プロにはなれないの?と思ってしまう方もいるかもしれませんが、小柄でも活躍している選手はいます。「小さいころから小さかったし、フィジカルは海外でもJでも弱い方」と語るセレッソ大阪の乾選手もその一人。小柄でも抜群のテクニックと判断で海外でも活躍。Jリーグ復帰後もチームをけん引しています。前編では、幼少期を振り返ってもらいながら、他よりも小柄な乾選手が、どんなことを考えながらプレーしていたのか、お聞きしました。後編の今回は、ドイツ、スペインでプレーした際に感じた小柄な選手でも活躍できる方法についてお聞きしています。(取材・文:森田将義)(C)CEREZO OSAKA<<前編:「夢中になれれば、最強」乾貴士選手が語る、サッカーが上手くなるために一番大事なこと■サッカーは騙し合い。相手が思っていないことをできるかが大事――海外でプレーする中で、日本との違いを感じた部分はありますか?海外に行ってからは、球際の競り合いの部分で違いを感じました。スペインに渡ってからは戦術理解度というか、やっぱり上手くて頭が良い選手が多いと感じました。サッカーを知っているなって。プレーの判断と言うんですかね。ここではボールを獲られてはいけない、ここでは獲られても良いから思い切ったプレーをするという判断ができる選手がたくさんいました。日本と比べると一つのミスで展開が大きく変わり、一気にやられてしまうケースが多いので、みんなが危機感を持ってプレーしていた気がします。こうした意識は変えようと思っても、簡単には変わらない部分だと思います。自分自身も含め、日本人には「これくらいなら大丈夫だろう」という感覚があるのかもしれません。スペインにいた頃は監督に指摘されながらも、一つひとつのプレーに集中していました。――屈強な選手が多いヨーロッパでは、フィジカルの部分での苦労も多そうです海外ではフィジカルの差もありましたが、自分が小さいのは昔から。フィジカルで勝てるとも思っていないので、どれだけ相手に触れられないようプレーするか常に考えています。触れられても、最悪ファールを貰えれば良いという考えです。判断が悪いから、相手に距離を詰められ、ボールを奪われてしまう。そのためにはサッカーを理解し、一つ一つの判断を速くすることが大事だと思っています。小さい頃から、「サッカーは騙し合い。どれだけ相手が思っていないことをできるかが大事」と言われながら育ってきました。相手に触れられないためにも大事な考え方だと思います。ボールが来る前から、「ここなら相手が付いて来ないだろう」というトラップの位置を見れている選手が、本当に上手い選手だと思います。久保(建英)くんとかは、そうしたタイプのプレイヤーですよね。小柄だからこそ小学生年代で身につけてほしい足元のスキルなどは特にないのですが、こうした周りの状況を見て判断することは、小学生のうちから意識できることだと思うので、ぜひ真似して欲しいですね。■ワールドカップで結果を残すには、組織的な守備がカギ――野洲高校時代の恩師である山本佳司先生は、ヨーロッパに行ってから乾選手の守備が上手くなったと仰っていましたドイツの時は、マンツーマン気味の守備だったので、フィジカル勝負になって負けることが多かったんです。サイドは特にフィジカル勝負の要素が多くて難しかったけど、スペインのエイバルでは、メンディリバル監督の下、ゾーン守備を徹底し、みんなで守ろうというスタイルでした。もちろん球際の強さも求められましたが、それ以上にポジショニングが大事。自分に合っていたのもあり、エイバルでプレーしてからは、一気に守備意識が変わりました。組織的な守備は、日本人にとって凄く大事だと思うんです。ワールドカップで結果を残したいと考えた時に、フィジカル勝負では勝てません。でも、全員で組織的な守備ができれば、チャンスがあると思っています。海外に出てから、強く思った部分です。――ゾーンでの守り方などは、日本の育成年代ではできない選手が多いように感じますピピくん(中井卓大)を観にレアル・マドリーの試合へ何度か行きましたが、スペインは育成年代から細かいポジショニングを意識してプレーしていました。そういった頭で理解している部分、「サッカーを知っている」という面で日本の先を行っているなと感じました。プロのカテゴリーでも自然と良いポジションがとれる選手が多かったけど、自分は考えながらプレーしなければいけなかった。彼らは試合中いちいち考えていません。状況ごとのプレーに瞬時に対応しているのです。それがプレースピードにつながります。日本との違いは、とても大きく、サッカーを見て学ぶ習慣が根付いている気がしました。同時に選手だけが原因でなく、もしかしたら日本の場合はポジショニングまで教えられる指導者がまだ少ないのかもしれません。■壁にぶち当たった時に、自分を変えられるかが大事――そうした気付きが、守備の変化に繋がっていったんですね昔は守備が下手というか、やらなかったんですが、海外に行ったら守備をしないと試合に出られない。自分自身が、海外のサイドアタッカーと張り合える程の突破力があるかと言えば、そこまではないので、突破やボールキープにプラスして何ができるか考えた際に、メンディリバル監督が求める守備だと思ったんです。僕は自分に対するプライドが強い方ではありません。自分のプレースタイルはもちろんありますけど、それを壊してでも試合に出たい。そこまで試合に出た方が良いのか?と悩んだり、自分のスタイルを壊したくないと思う人もいると思いますが、自分はそっちタイプじゃない。監督が求めることをやらなければと思うタイプなんです。プラスアルファでちょっと違いが作れれば良いと思いながら、プレーしていました。――監督が求めることをやらなければと考えていたのは、昔からでしょうか?セゾンFCや野洲高校でプレーしていた時はプライドの塊でしたよ(笑)。自分のやりたいことだけをやろうと思っていたから、守備をしなかった。自分がボールを持った時だけ、違いを見せれば良いと思っていました。高校に入った時くらいまでは、それでも良いと思うんです。でも、プロって上手い人たちの集まりで、それまで中心選手として活躍してきた選手ばかり。海外に行けば更に凄い選手がたくさんいるじゃないですか。そうした選手を見て、「自分のレベルはだいたいこれ位なんだな」というのが分かったけど、スペインで少しでも長くプレーしたかった。生き残っていくためにはどうすれば良いんだろうと思った時に、こうした考えに至りました。壁にぶち当たった時に、自分を変えられるかが大事だと思うんです。変えられるなら、高校くらいまでは王様でも良い。そう思うと、幼少期に考える習慣を身につけさせてもらった岩谷さんの存在は大きかった。最初に出会ったのが岩谷さんじゃなかったら、違うサッカー人生になっていた気がします。
2021年10月26日2022年カタールワールドカップ(W杯)アジア最終予選がスタートした9月、日本代表ボランチ・遠藤航(シュツットガルト)が「『楽しい』から強くなれる」という初の著書を出版しました。「僕は未来の自分がサッカー選手になり、プロとして活躍している事、日本代表として活躍している事を期待しています」「世界に通用するDFとしてサッカーを楽しんでいる事を期待しています」これは遠藤選手が中学3年の時、10年後の自分に向けて書いた手紙だと言います。その内容通り、彼は日本代表となり、ドイツ・ブンデスリーガ1部でデュエル(球際)勝率1位に輝くという大輪の花を咲かせています。偉大な遠藤航選手はどのような育てられ方をしたのか......。それは多くの保護者や指導者が関心を抱く部分でしょう。その疑問に答えてくれたのが、父・周作さんです。(取材・文:元川悦子)(C)中河原 理英■「子どもに期待しない」遠藤家の育児方針茨城県で育った学生時代にセンターバックをしていたという周作さんは、航選手が横浜市立南戸塚小学校入学と同時に加入した南戸塚少年サッカークラブ(SC)で指導者として息子を指導。航選手にとって「最初の恩師」ということにもなります。「私は子育てするうえで2つのポリシーがありました。1つは子どもに期待しないこと。親の過度な期待が子どもの負担になるケースは少なくありません。内心期待していてもそれを感じさせないような立ち振る舞いに努めました。もう1つは子どもを1人の人間として扱うこと。幼いなりにも考えはありますから、彼らの頭の中をのぞきにいかないと理解できない。『この子は今、何を考えているんだろう』という疑問を持って接するようにしていたんです」周作さんは淡々とこう話しますが、子どもの側に立って考えるのは大人にとって容易ではありません。思い通りにならなくてストレスを感じたり、忍耐を強いられたりすることも少なくないでしょう。それでも、遠藤家では「あれしろ」「これしろ」とは絶対に言わず、彼らの答えを引き出すように仕向けていたというから、驚嘆に値します。■親にできるのは選択肢を与えること「長男の航を筆頭に子どもは3人いるのですが、我が家ではすぐに答えを言わないようにしていました。サッカーの指導をしていても、社会人として働いていても感じることですが、物事の答えは1つじゃない。自分なりの回答を見つけてほしいと思っていました。子どもは1つ1つの判断に時間がかかりますし、何回やってもできなかったりするのですが、それでも焦れずに辛抱強く待ち続けたんです。親にできるのは、沢山の選択肢を与えてあげることくらい。航にも小学校低学年くらいまでは野球やパターゴルフ、サッカーといろいろやる機会を作り、本人は野球にも熱を入れていました。最終的にはサッカーを選びましたが、別のトライからも多くの学びがあったはず。『好きなことを突き詰める』という今につながるメンタリティも養われたのかなと感じます」■やらなくて困るのは本人周作さんのこうしたポリシーはスポーツにとどまりませんでした。勉強に関しても「やらなくて困るのは本人。必要だと思えば自分からアクションを起こすだろう」と考え、一度も「勉強しろ」「宿題をしろ」などと言ったことはないそうです。航選手本人はもともと真面目に勉強する子どもだったようですが、サッカー強豪校で偏差値も高い桐光学園などへの進学を視野に入れ始めた中学2年の時、自ら「塾に行かせてほしい」と言い出し、積極的に通ったほど。この時点ですでに自立心と自主性に長けた人間に育っていたのでしょう。■「反抗期終わったから」と本人から報告があった「ウチは妻(母・香さん)も教育ママではないし、両親2人ともボーっとしたタイプ(笑)。航には『人に迷惑をかけるな』とは言っていましたが、怒ったことは一度もありません。思春期の中学2・3年頃、本人が『オレ、反抗期終わったから』と言ってきたころがありましたけど、反抗した印象がなかったので驚いた記憶がありますね。親から見てもあまり感情を露わにするようなタイプでもないし、つねに『もう1人の自分』がいて、客観的に自身を見ているようなところがあったんでしょう」(周作さん)こうした冷静さと落ち着きは年齢を追うごとに養われたようです。生粋の負けず嫌いの航選手は低学年の頃は負けるたびに泣いていたものの、高学年になると自分をコントロールできるようになり、周りを励ましたり、指示を送ったりもしていました。周作さんも指導者として我が子だけを特別扱いするのではなく、全員とフラットに接し、長所を伸ばそうと努めていました。チームメートに誠心誠意歩み寄る父の姿勢を間近で見て、息子はフォア・ザ・チームを養っていったはずです。■セレクション不合格でも挫折感を感じなかった理由一方で、周作さんは「子どもにはもっと広い世界を知ってほしい」とも考えていました。そこで小学4年の時、横浜F・マリノスのジュニア・スペシャルクラスのセレクションを受けるように勧めました。「航は南戸塚SCの中ではうまい方だったと思いますけど、もっとうまい子はいくらでもいる。その現実を分かってほしくて、『こんなのがあるよ』とセレクションの情報を伝えました。本人は『じゃあやってみる』と二つ返事でしたが、受かるとは全く思っていませんでした。実際のセレクションも見ましたけど、ドリブルが上手で3~4人をスイスイ抜いていくような子が何人もいて、航は決して目立ちませんでした。案の定、結果は1次テストで落選。小学5・6年の時もジュニアユースのセレクションを受けましたが不合格。本人も自分の実力を分かっていたのか、落ち込んだ様子もなかったですね」(周作さん)著書の中で航選手は「大きな挫折感はなかった。『見返してやりたい』とか『合格者がうらやましい』とも思わなかった。落ちた後もマリノスの試合を普通に観に行っていたくらいだから」と語っていますが、そう思えたのも「サッカーが好きだから続けたい」という感情が強かったからでしょう。「自分で判断して前進することの重要性」を早い段階から知らしめた父のナイスアシストによって、航選手はよりサッカーを突き詰めるようになり、現在に至るトップ選手への道を貪欲に切り開いていきました。「子ども自身が自発的に行動を起こすように親は黙って見守る」というスタンスが奏功したのは、紛れもない事実と言えるでしょう。
2021年10月22日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツでハーフのひとり息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です。欧米ではよく、子どもが新生児の頃からひとり部屋のベビーベッドで寝かせ、添い寝の習慣がつかないように育てると言われます。わが家のフリッツ君は独日ハーフとはいえ、ドイツ生まれドイツ育ちですが、私の意向で小さな頃から添い寝で寝かしつけてきたため、3歳の今も寝付くまで隣にいてあげるのが基本です。フリッツ君が寝たら、あとは別室に移動して家事や仕事や趣味の時間! フリッツ君は朝まで熟睡することもあれば、夜に何度か起きることもありますが、ベッドのそばに置いてあるコップで自分でお水を飲むと、またすぐに寝付く……ということが多いです。しかしこの日は……。ギャン泣き、というほどでもないのですが、嗚咽のような声が聞こえてきました! 急いで様子を見に行ってみると、案の定、目を覚まして泣いていました……。怖い夢でも見たのかと思いきや、「目が覚めてママがいなかったから」泣いちゃったみたいです。たまにはそういうこともありますよね。「ママはキッチンにいたんだよ~」と説明してなだめると、すぐに落ち着いてまた寝付いてくれました。そして、後日のこと。フリッツ君と一緒に子ども向けの動画を見ていたら、動画の中のキャラクターがえんえんと泣いているのを見て、フリッツ君がこんなことを言いました。どうやらこの間の夜のことを覚えているらしく、そのキャラクターが泣いている理由も自分と同じで、「ママがいないから」なんだと決めつけていました(笑)。そして、わたしが「キッチンにいただけから大丈夫だよ」となぐさめたことも覚えていたようです。何気ないやりとりが、こんなにフリッツ君の心に刻み込まれていたんだと知って、「ほほえましいなぁ、かわいいなぁ、嬉しいなぁ」と和んでいました。しかし……。穏やかなフリッツ君の寝顔を見ながら、ふと一連の出来事について考えさせられました。フリッツ君が夜に「ママがいない」と泣いてしまうこと。私がフリッツ君を家にひとりにして出かけることなど当然ありえないので、泣いたらすぐに、ママが飛んで来られること。子どもが「ママは家の中のどこかにいるんだから、泣かなくてもいいんだ」と100%の信頼を持って笑っていること。どれも、私とフリッツ君にとっては当たり前の、ごく普通のことです。だけどさまざまな理由から、それが普通じゃない環境にいる子どもたちも、世の中にはいっぱいいるんですよね。「普通」「日常」をおろそかにせず、それこそが貴重で大事な、幸せなことなんだと忘れずに、そしてその普通や日常がこれからも続いていくように、わが子のために精一杯、頑張り続けようと思いました。
2021年09月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで3歳の息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です。わが家のひとり息子、フリッツ君は現在3歳。ドイツの幼稚園も日本と同じように3歳から入園できるので、フリッツ君は毎日、幼稚園に通っています。幼稚園に通い始めてもうすぐ半年。幼稚園でお友達もできて、今はすっかりこの生活に慣れたようですが……。幼稚園に行き始めたばかりの頃は、朝になって幼稚園に行きたくないとぐずることがしょっちゅうありました。いえ、「ぐずる」なんてものじゃありませんでした……。まず「起きる」ことから拒否。起きた後は「脱ぐ」ことを拒否。脱いだ後は「着る」ことを拒否。靴も上着も帽子も、ぜーんぶイヤ、イヤ、イヤ!! もう、何から何まで片っ端から拒否です!!それでも私は、自分で言うのもなんですが、なかなか根気強く、穏やかに靴も上着も別のものを用意して納得させ、帽子はかぶらなくていいということで妥協してもらいました。しかし、ようやくフリッツ君の準備が済み、幼稚園に行ける……と安心しながら、私自身も上着を着た瞬間です。今度は、ママの着るものが気に入らないですって……。せっかくここまで怒らずに穏やかに接してこれたのに、ここで我慢の限界が来てしまい……。まるで子供のように3歳児に言い返してしまいました……。その後は私もフリッツ君も、お互い朝からぐったり疲れきった状態で言葉少なに幼稚園へ向かい、無事に幼稚園に送り届けた後……。ひとりで反省&自己嫌悪タイムです。相手はイヤイヤ期の3歳児だと分かっているはずなのに、ムキになるなんて大人げない……。そんな反省(ザンゲ)を、お子さんが2人いる先輩ブロガーさんに聞いてもらったときでした。その先輩ブロガーさんが、こんなアドバイスをしてくれたのです。「カチンと来たら、まず6秒待つ」というシンプルなもの。6秒もたてば怒りが消えるというのです! 果たして本当なのか、その後またフリッツ君の激しいイヤイヤが来たときに実践してみました。まず「あっ!そうだ、6秒待つんだった!」と思う時点で、わりと気が逸れるのです。そして「いーち、にーい……」なんて、かくれんぼをするみたいに数を数える自分がなんだかシュールで、ちょっと面白くなってきちゃいます。ついに6秒数え終わった後……本当に怒りは消えて、冷静な自分に戻れていました!!その後は、フリッツ君にムキになって言い返すのではなく、「君だって好きで怒ってるんじゃないよね。しんどいよね」となだめる方向に自分を持っていくことができました。もちろんシチュエーションなどにもよると思いますが、この対処法、イヤイヤ期を乗りきるのにかなり有効だと思います。ぜひ皆さんも試してみてください!!
2021年08月01日MAWAShopJapanよりみなさまにおすすめのハンガーの情報をお知らせします!夏におすすめのMAWAハンガーMAWAハンガーのフラッグショップのMAWAShopJapanよりMAWAハンガーの情報をお届けします。お洋服にも夏物、冬物があるように、MAWAハンガーにも夏のお洋服向けのもの、冬のお洋服向けのものがあります。今回は季節柄、夏のお洋服に向いているMAWAハンガーをご紹介します!MAWAハンガー:スリムなのにしっかり収納?!春におすすめのハンガーお洗濯にもおすすめ♪シルエットライト42シルエットライト42は厚さ2.5mmの超スリムハンガー。Tシャツやブラウスなどの軽い衣装を掛けるのに便利です。肩先の緩やかなカーブやノンスリップコーティングなどマワハンガーの特徴はスリムでも変わりません。衣装をしっかりキャッチし、襟回りの曲線が安定感をより強くします。また洗濯物を干すのにも適しており、干してそのままクローゼットに入れられるのはとても便利ですよ。(ステンレススチールではありませんので、錆が起きない訳ではありません。水や風などにさらしっぱなしにはご注意ください)エコノミックライト40エコノミックライトはTシャツやブラウスなどの軽い衣装を掛けるのに便利です。エコノミックの丸いフォルムはハンガーの肩先が出っ張る心配がなく、マワハンガーで一番の人気商品。衣装をしっかりキャッチし、掛けた衣類がすべり落ちることもありません。こちらもお洗濯に使用することができます。フリップフロップみなさんのイメージされているハンガーとは少し違うフォルムのハンガー「フリップフロップ」こちらは何に使うハンガーでしょうか?答えは夏のサンダルに使って頂くハンガーです。サンダルって使用後は濡れていたりすることが多いアイテムと思います。両端のフックに鼻緒をかけます。サイズが合えば下駄や草履にも使えます。玄関でもベランダでも、ちょっと場所があればサンダルを掛けてみましょう。今まであるようでなかった便利なハンガーです。夏にとても便利です!夏といえば、、、夏と言えば、、、現在MAWAハンガー専門店「MAWAShopJapan」は全面リニューアルに向け動いております。2013年10月のグランドオープン以来初めての大型リニューアルです。リニューアル後のサイトでは、コンテンツを充実させ使いやすく、また新しい商品、新しいコンテンツとますます便利になります。またリニューアルに合わせたキャンペーンなども実施予定です!ぜひみなさまリニューアル後もMAWAShopJapanを宜しくお願い致します。またリニューアルに併せてMAWAJAPANの公式インスタグラムもスタート予定です♪こちらもオープンに向けて進めております。こちらも期間限定でキャンペーンを行う予定です!詳細が分かり次第皆様にお伝えします!ぜひこちらもご期待ください♪MAWA Shop Japanはこちらよりご覧くださいハンガーのフラッグショップのMAWAShopJapanよりMAWAハンガーの情報をお届けします。お洋服にも夏物、冬物があるように、MAWAハンガーにも夏のお洋服に向いているもの、冬のお洋服に向いているものがあります!今回は季節柄、夏のお洋服にぴったりなMAWAハンガーをご紹介致します!MAWAハンガー:スリムなのにしっかり収納?!春におすすめのハンガー
2021年07月14日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツ在住で、独日ハーフの一人息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。突然ですが、わが家にはお気に入りの陶器のインテリアがあります。見た目はドイツの伝統的なデザインの建物で、とある町に実在するRathaus(=市役所)と同じデザインなのです。底には穴が開いており、そこに火をつけたロウソクを置いて被せると、建物の窓などからロウソクの灯りが外に漏れて、とてもオシャレです。とはいえ、来客時など少し素敵な雰囲気を演出したい場合を除いて普段活用する機会はなく、ただの建物デザインのインテリアとして置いていたのですが……。ある日、フリッツ君が家にあったお人形を、そのインテリアの屋根や階段に乗せるなどして遊んでいるのを発見したのです。フリッツ君はおままごとや、恐竜のフィギュアを使った戦いごっこなどは好きでしたが、お人形遊びに興味を示したのは今回が初めて。ぜひその興味を伸ばしてあげたいと思い、お人形のおうちを買ってあげようと提案してみました!ちなみに、なぜシルバニアファミリー限定なのかと言うと……。そう、私自身が子供の頃、熱狂的なシルバニアファミリーファンだったのです……!シルバニアファミリーは日本のおもちゃですが、ドイツにも進出し、数こそ少ないものの売られています。しかし、フリッツ君のお返事は……なんと拒否。ここで引き下がるわけにはいきません。なにせ、これは単なるインテリア。子供が遊ぶことを想定して作られているわけではないのですから、どこかが欠けて手を切ってしまったり、子供でも持てる程度の重さではあるものの、足の上に落としたりしてしまったら、ケガがなくとも痛い思いをしてしまうかもしれません。そして……次なる理由として、私自身が、シルバニアファミリーを買いたくなってしまったのです!フリッツ君がどうにかシルバニアファミリーに興味を持ってくれないか、プレゼンしてみます! しかしイヤイヤ期気味の3歳、なかなか頑固です。そこで根気よく話を聞いてみると、どうやらフリッツ君はシルバニアファミリーうんぬんよりも、「家じゃなくてRathaus(=市役所)がいい」ということにこだわりを持っている様子……?いいことを思いつきました!Rathaus(市役所)が欲しいのならば、シルバニアファミリーのおうちを買ってそれをRathausっていうことにすればいいのです!(笑) ちょっと強引すぎたか? と思っていると……。意外とアッサリ納得してくれました!!(笑)。発想力が豊かな子供には、こちらも柔軟な考えを示すのが有効ですね!というわけで、シルバニアファミリーのおうちを無事に購入。はたして遊んでくれるのか、少しだけ心配していましたが……。今ではすっかりお気に入りに!!付属していたうさぎちゃんのお人形はもちろん、他の小さなフィギュアや、恐竜のフィギュアまで総動員させてシルバニアファミリーのおうちの中で寝かせたり、お料理をさせたり、椅子に座らせたりと満喫しています!(笑)もちろん、私も子供の頃のことを思い出しながら楽しく一緒に遊んでいます。皆さんもぜひ、自分が子供の頃に好きだったらおもちゃを、お子さんが気に入りそうだったらぜひ買ってあげてみてください! 親子で楽しめて最高ですよ♪
2021年07月02日ウーマンエキサイトの皆さん、こんばんは! ドイツでひとり息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。息子は3歳になるまで、赤ちゃんの頃からずっと愛用していたコップがありました。こういうのです。何度か新品に買い替えてはいますが、毎回同じ形で、フタがついているものです。赤ちゃんの頃は持って歩いたり、さかさまにしたり、振り回したり、落としたりしても中身がこぼれないので便利だったのですが……。フリッツ君も、もう赤ちゃんではありません。食事のときはきちんと座って食べるし、両手でしっかりコップを持って上手に飲めるはずです。そんなわけでさっそく、普通のコップを使ってみることに。さっそく倒して、こぼしました。でもいいんです、想定の範囲内です。新しい道具の使い始めなんて、みんなこんなもの。次はこぼれてもいいように少なめにお水を注ぎ、おやつタイムを開始しました。自分の分のお茶をいれてこようと思い、フリッツ君を置いてわたしはキッチンへ。すると……。寂しくなったのか、フリッツ君が右手におやつを、左手にコップを持ってキッチンまで歩いて来てしまったのです。私は「ママすぐ来るから、机まで戻って」、フリッツ君は「ママも一緒に来て」の攻防になってしまいました。もちろんその間も、フリッツ君は手におやつとコップは持ったまま。そうしているうちに、手からコップがすべって落ち、またまた水をこぼしてしまいました。普段、私の教育方針のひとつとして「意図的に物を投げたり壊したりしたときなどは叱る」「小さなミスで何かをこぼしたり、汚したりしてしまったときなどは怒らない」というものがあります。このときも、フリッツ君はわざと水をこぼしたわけではありません。ただ「おやつとコップを持って歩いちゃダメ」というママの忠告を聞かず、しかも水をこぼすこと自体が2回目であるということもあり……。反射的に、少し声をあげて叱ってしまったのです。フリッツ君は驚いたのか泣き出し、私はすぐに冷静になりました。注意こそすれど、声をあげるようなことじゃなかったはずなのに……。それでもその場は落ち着き、しばらくたった後のことです。何か浮かない顔のフリッツ君……。「あっ……」と思いました。「やっちまった」と。フリッツ君、完全に「新しいコップは、これまでに使っていたコップと違って、すぐに中身がこぼれちゃう。中身がこぼれたら、ママがすっごく怒る。だからもう使わない」と思ってしまったようです……。「ママ怒りすぎたよね、わざとじゃなかったのにね。もうこぼしても絶対に怒らないよ!」と弁解してみましたが、その後しばらくフリッツ君はコップを拒否するようになってしまいました。せっかく新しいことに挑戦してみたらすぐに怒られるなんて、大人だってモチベーションが下がって当然です。フリッツ君はまだ3歳、今後もたくさんの新しいことに挑戦していくでしょう。私はもう二度と絶対に、それに関するミスを衝動で怒ったりしてしまわないようにしよう、と決意したのでした……!
2021年06月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツでハーフのひとり息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。わが家のフリッツ君は3歳になったばかり。皆さんのお子さんはその年頃、どのように寝ていましたか? わが家には一応子ども用ベッドがあるのですが……。いつも子ども用ベッドで寝るわけでもなく、甘えたいときには私のベッドで寝たがることも。大体、半々といったところです。(どちらのベッドで寝るにしても、私は寝かしつけのために最初だけ一緒にベッドに入り、その後こっそり出るのですが!)しかし、この日はなんだかいつもと様子が違いました。リビングの真ん中で、なぜか彼の子ども用椅子をひっくり返していたのです。一体これはなに……?まさかの寝る用意だったようです。一体そのひっくり返した椅子をどう使うのか……?あ、椅子は特に寝るためには関係なかったようです(笑)。しかしここで、私はどう反応したものかまず迷いました。思い返せば私も子どもの頃、子どもなりに何か"特別なこと"を思いついてはやってみたがったものです。その結果、やっぱり「普通」「日常」というものは合理的・効率的であり、特別なことをしても別段いいものでもないのだ、と学んだことも思い出しました。そんなわけで、フリッツ君には彼の言うとおり、床の上でごろんと寝かせてあげることを許可しました。就寝のあいさつをして、電気を消してから、ふと不安になりました。万が一、床で寝るのを気に入っちゃったら……? しかし、それは杞憂(きゆう)に過ぎませんでした。10秒ほどしてすぐに暗闇の中、フリッツ君の声が響いたのです。いくら絨毯(じゅうたん)ごしとはいえ、「床が思っていたより硬い」ことに大層驚いた様子でした(笑)。なるほど、だから床で寝ても大丈夫だと思ったんですね……。フリッツ君はあっさりと「床で寝るより、ベッドで寝るほうが心地いい」ということを認め、ベッドに潜り込んできました。あー、よかった。たとえ突拍子のない発想であっても、危険さえないのであれば、そして子ども自身が望むならば、皆さんもイレギュラーなことを体験させてみるのもいいかも(!?)しれません!
2021年05月01日捨てられていた犬を保護し、ナナと名付けて一緒に暮らしている飼い主(@Nana_Hundin)さん。ドイツのベルリンに住んでいる飼い主さんは、アパートの玄関に保護犬を迎えたことを知らせる貼り紙をしておきました。「お留守番トレーニング中、吠える声などご迷惑おかけします」と書いた貼り紙を見た住人は、アパートに犬が増えたことを知ります。飼い主さんが帰宅すると、隣人から届いていたのは…。アパートの玄関に貼り紙をしておいた。保護犬を迎えました。お留守番トレーニング中、吠える声などご迷惑おかけしますって書いて。さっき玄関開けたら、隣人から素敵なメッセージとナナヘのおやつが!!素晴らしき哉、我がアパート嬉しい!!❤️❤️ pic.twitter.com/BpLRZRP4jm — Nana Hündin in Berlin (@Nana_Hundin) April 12, 2021 なんと、手紙とナナちゃんへのおやつが届いていたのです!手紙にはこのように書かれていたそう。隣人からのお手紙の日本語意訳です。「保護犬を迎えたなんて素晴らしいですね。このアパートに犬がまた1匹増えたこと嬉しく思います。何かお手伝いが必要なら、気軽に我が家の呼び鈴を鳴らしてくださいね。フランシスカ(隣人の名前)とポリー(犬種: ボロンカ)より」— Nana Hündin in Berlin (@Nana_Hundin) April 13, 2021 隣人も犬を飼っており、お友達の犬が増えたことを歓迎してくれたのでしょう。素敵なやり取りにネット上では、さまざまな声が寄せられていました。・隣人さん、素敵な計らいですね。・犬がつないでくれた素敵な交流!・なんて素晴らしい出来事!貼り紙の内容もいいですね。1枚の貼り紙がつないでくれたコミュニティ。隣人の犬と一緒に散歩に出かけられる日も、そう遠くないかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年04月14日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツでハーフの子供を育てている主婦のぱん田ぱん太です。わが家のひとり息子、フリッツ君は3歳になったばかり。日本より寒いドイツもようやく春の兆しが見えてきたので、公園でお外遊びをすることが増え始めていました。他の家庭も同じような感じなのか、公園は子どもたちでいっぱい!この日、まだひとりで滑り台を滑るのが怖いと言うフリッツ君と一緒に、滑り台を滑ろうとしたときでした。わたしたちが滑ろうとしている滑り台の下から、登ってくる子がいたのです。こちらを見て笑っているため、どうやらわたしたちに気付かずに登ってきたわけではない様子……。とりあえず話をしてみますが、なかなかどいてくれません。しかし少し経つと、諦めてくれたのか、滑り台の横に降りました。安心してフリッツ君と一緒に滑り台を滑った瞬間……。滑り台の横に降りた彼の目の前を通り過ぎる瞬間、ツバを吹きかけられてしまいました……。その男の子は、近くにいた年下の女の子2人組にも絡んでいました。この場で注意しようか迷ったのですが、「直接言うよりも彼の保護者に言って注意してもらうほうが効果的だろう」と思い、その機会をうかがうことに(このとき彼はひとりで、周りに大人の姿はありませんでした)。しかし、そうこうしているうちに……。先ほど悪口を言われた女の子のひとりが、真っ先にママを連れて来たのです。さすが女の子!!そう思って感心しました。わたしが子どもの頃、学校でトラブルが起きたときに真っ先に先生を連れて来るのはいつも女子だったからです!(笑)女の子がママを連れて来たことで異変に気付いたのか、イジワルをした男の子のお母さんも駆け付けました。わたしもそこに入って何をされたか告げると、なんと女の子も「そうよ、見たわよ」と援護射撃をしてくれました。なんてしっかりした優しい子!結局、男の子はその場でお母さんにこっぴどく叱られ、号泣していました。わたしとフリッツ君、女の子2人組とその親御さんにも丁寧にひとりずつ謝ってくれ、その場は収まりました。しかし、号泣が収まらない男の子を見て、フリッツ君がひと言。「あの男の子は滑り台を滑るのが怖くて泣いている」と勘違いした模様(笑)。「フリッツ君本人がそう平和的に解釈したのならそれはそれでいいか」と思い、訂正せずにおきました。今回フリッツ君はまだ状況をよく理解していませんでしたが、今後もっと成長したら、本人が他の子どもたちとケンカになるようなこともあるかもしれません。そんなとき、親としてできるベストな対応は何か、ということを考えさせられる出来事でした!
2021年04月01日何かと騒々しい日常生活を送っているときこそ、映画にどっぷりと浸りながら違う世界へと誘われたいと思うもの。そこで、今回オススメするのは、ある宿命を背負った女性の激しくも切ない愛の物語を描いた注目作です。『水を抱く女』【映画、ときどき私】 vol. 368ベルリンの都市開発を研究する歴史家ウンディーネは、小さなアパートで暮らし、博物館でガイドとして働いていた。ある日、恋人のヨハネスが別の女性に心移りしてしまったことを知り、悲嘆にくれていたウンディーネ。そんな彼女の前に、愛情深い潜水作業員のクリストフが現れる。数奇な運命に導かれるように、惹かれ合うふたりだったが、次第にクリストフはウンディーネが何かから逃れようとしているような違和感を覚え始めるのだった。そして、彼女はついに「愛する男に裏切られたとき、その男を殺して、水に還らなければならない」という自らの宿命に直面することに……。本作のモチーフとなっているのは、“水の精 ウンディーネ”の神話。古代ギリシャ時代からさまざまな作品にインスピレーションを与えてきた題材で、アンデルセンの『人魚姫』をはじめ、チャイコフスキーやドビュッシーといった芸術家たちを虜にしてきたテーマです。そこで、同じくウンディーネの物語に魅了されたこちらの方にお話をうかがってきました。クリスティアン・ペッツォルト監督これまでにベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞するなど、ドイツの激動の歴史を描く社会派として知られているペッツォルト監督。今回は、多くの天才アーティストたちに愛されてきた神話の魅力や日本映画から受けている影響などについて語っていただきました。―「水の精」を描いたこの作品を皮切りに、「火の精」と「地の精」という神話をテーマにした“精霊三部作”を作ろうとお考えのようですが、きっかけから教えてください。監督実は以前から、1度は三部作を作りたいと思っていました。ただ、僕はもともと怠けやすい人間なので、口に出さないと動けないタイプなんですよ。なので、今回は自分が働くための理由になると思って、最初から「三部作にする」と宣言しました。僕は一旦口にしたことは守るタイプですからね。そうやって言うことで自分にとって“足かせ”のような意味もあるんですよ(笑)。―そんな背景もあったんですね。この神話は古代ギリシャ時代から現代まで、多くの芸術家が魅了されています。そこまで長年にわたって多くの芸術家を惹きつける魅力は何だと思いますか?監督ドイツでウンディーネが人気を集めたのは、産業革命の頃。自然が破壊され、人間に支配されるようになると、自然は“エネルギーの供給源”として見られるようになりました。そういったときにドイツロマン派の人たちから「自然の魔術的な力が失われないようにしたい」といった声が上がり、自然に対する憧れとしてウンディーネがテーマとして生まれたんです。そういったこともあって、ロマン派の絵画などには、自然回帰に関する内容の作品があるんですよ。映画では、曖昧な記憶を描くほうがおもしろい―監督はこのテーマを取り上げるうえで、意識したことはありますか?監督ウンディーネというのは、男性の視点から描かれているんですが、僕はエロティシズムの対象として描いたりするような男性目線のウンディーネにしたくないということだけは気をつけました。―もともと監督も幼い頃からウンディーネの神話はご存じだったそうですが、あらゆることを間違って記憶されていたそうですね。ただ、記憶が曖昧だからこそ、それが監督の想像力を刺激するような部分もありましたか?監督そうですね。僕はその曖昧さこそがおもしろいところだと思っています。なぜなら、オリジナルの文学をそのまま再現するような映画は非常に退屈な作品になってしまいますからね。それよりも、曖昧な記憶について語るほうが興味深いものになるはずです。映画というのもまた、記憶なんですよ。たとえばこの作品では、水中の世界を描いていますが、僕は潜水ができないので、本物の水中の世界に入ったことはありません。それでも、すべて僕らが想像するわけです。今回、水中のシーンはすべてスタジオに作ったものですが、そこで作られた水中の海藻や廃墟の壁などは実際にあるものを再現したわけではなく、想像をもとに作りました。そんなふうに、記憶や想像をもとに作るほうが僕は好きなんです。―ウンディーネについての物語で、何か参考にされた作品はありましたか?監督先ほども言ったように、男性目線ではなく、女性の視点からウンディーネを描きたかったので、それに近かったのは、1961年に出版されたオーストリアの詩人で小説家のインゲボルク・バッハマンによる『ウンディーネが行く』という小説。この本を読んだときに、インスピレーションを受けました。撮影前は、小津作品を毎回観るようにしている―日本でも、三島由紀夫や手塚治虫といった巨匠たちがウンディーネをモチーフに取り入れた作品を描いていますが、日本の作品は読まれましたか?監督それらの作品は手に取っていませんが、撮影に入る前にキャストたちと水や海岸に関するいろいろな映画を観るなかで、小津安二郎や北野武の作品を観ることはありました。そのなかでも僕にとって重要な作品は、小津安二郎の『晩春』。父と娘の関係を描いた物語で、特に自転車に乗って海に向かっていくシーンが非常に印象的な映画です。この作品は今回に限らず、僕が映画を作る際にはほぼ毎回観るようにしています。―それはどういった理由からでしょうか?監督以前『東ベルリンから来た女』という作品を撮るときにも、キャストたちと一緒に観ましたが、『晩春』からは古いものと新しいものが共存した世界をたくさん学べるからです。たとえば、アメリカが戦勝国であることがわかるような英語の標識が映されているいっぽうで、がんばって生きて行こうとする若い世代や父と娘という日本の家族についても描かれていますよね。そのバランスが絶妙なので、僕は映画を撮る前に観るようにしている作品のひとつです。いつの時代でも共感できるものは愛―非常に興味深いです。監督はこれまでの作品も今回も愛についての物語を描いているとコメントされていますが、映画で愛を描きたいと思う理由について教えてください。監督愛にはいろいろな愛があって、時代によっても異なるところはありますが、それでも共通しているところがあるので、いつの時代でも誰もが共感できるものだと感じているからです。―確かに、愛にはそういうところがありますね。監督ちなみに、愛を毎回描いてはいますが、僕は映画のなかでセックスシーンを描くのが好きではありません。もしかしたら、若い頃に映画館でセックスシーンのある映画を観たあとに、家で両親からそういう気配を感じて恥ずかしい思いをしたことが理由かもしれませんが……。ただ、今回の作品では1か所だけ、そういったシーンを入れました。なぜかというと、あそこではただ2人が裸でじゃれあっているのではなく、水中というメタファーに繋がっているからです。自分でもすごくいいシーンになったと感じています。―非常に素敵なシーンだと思うので、ぜひ注目していただきたいですね。また、主演を務めたパウラ・ベーアさんとフランツ・ロゴフスキさんのおふたりも素晴らしかったですが、現場での様子はいかがでしたか?監督彼らとは『未来を乗り換えた男』でも仕事をしていますが、2人ともほかの俳優にはないようなやり方で演じるのが興味深いところです。新しく飼う猫を初めて家に連れてきたときの様子を思い浮かべてほしいのですが、猫は新しい飼い主の家のなかで、居場所を探そうとしますよね?そんなふうに、この2人は見つめ合ったり、間合いを取ったりしながら感覚的な距離感を見つけていき、お互いのことを信頼していくのです。そこで生まれる大きな集中力を見たときに、すごい俳優たちだと感じました。2人の愛が芽生える瞬間を見てほしい―監督が観客にオススメしたいシーンはありますか?監督彼女のアパートでプレゼンの練習をしているところがありますが、あのシーンを撮ったときは、夜の素敵な景色も切り取れたので、2人の演技も含めてぜひ見逃してほしくないところですね。あとは、冒頭で水槽が割れるシーン。ガラスの破片や金魚、海藻などがばーっと散らばり、まるで波打ち際のように水が押し寄せる瞬間に、愛が芽生えるので、僕個人としてもすごく好きなシーンです。―では、今後はどのような作品を予定されているのか、最後に教えてください。監督次回作は、炎に関する「火の精」の物語で脚本もほぼできあがっています。ただ、俳優たちが触れ合うようなシーンを撮れるのは、来年になると思うので、撮影は少し先になるかもしれません。舞台はバルト海で、若者のグループがそこで夏を過ごしているのですが、森林火災が発生してしまいます。最初は楽しそうに始まるものの、徐々に彼らの心のなかにも燃え盛る炎があり、最後は……といった感じですね。その次は刑事モノを撮って、さらにその次は大地をテーマにした「地の精」の作品を撮ろうと考えてるところです。ちなみに、大地の作品に関しては、ニュー・ジャーマン・ シネマのような作品ではなく、宮崎駿監督の作品のような雰囲気を出せたらいいなと思っています。魅惑的な世界観の虜になる!内に秘めた激しさと繊細な感情を表現している俳優陣の見事な演技と美しい映像、そして官能的な愛の物語から目が離せない本作。ミステリアスなウンディーネの魅力を前にすれば、まるで湖の底へと引きずり込まれるような感覚に陥るはずです。取材、文・志村昌美息を飲む予告編はこちら!作品情報『水を抱く女』3月26日(金)より新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開配給:彩プロ© SCHRAMM FILM/LES FILMS DU LOSANGE/ZDF/ARTE/ARTE France Cinéma 2020※3月27日(土)新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺にてクリスティアン・ペッツォルト監督のオンライントークショー開催決定!(ともに18:50回の本編上映後実施)
2021年03月25日黎兎(@reitostudio)さんが撮影した3枚の写真をご紹介します。写真がTwitterへ投稿されると、またたく間に拡散され「美しい」「絵画のよう」と話題になりました。投稿者さんは、ドイツのベルリンに住んでおり、その日はにわか雨が降っていたといいます。雨が上がった後、窓の外の様子に驚いたという、投稿者さん。その写真がこちらです!にわか雨上がったら雲こんな形になってて凄かった。めっちゃ面白い形。 pic.twitter.com/aYSvkJuJNK — 黎兎 (@reitostudio) March 11, 2021 空に浮かんでいたのは、泡のような不思議な雲。よく目にする雲とは違い、泡のような雲がいくつも広がっています。白と灰色からなるグラデーションは、まるで絵の具で描いたようです。ネット上では、「写真だと思わなかった」「美しい…」「こんな雲は初めて見ました」などの声が上がりました。ちなみにこの雲は、その様子から『乳房雲』と呼ばれており、嵐の前触れである可能性が高いのだそうです。乳房雲が出た時は、雨風がしのげる安全な場所から見上げてみてくださいね![文・構成/grape編集部]
2021年03月13日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツでハーフの息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。日本もドイツも慌ただしい今日この頃ですが、皆さんはお元気ですか? わが家は母子共に元気で、そして今日もイヤイヤ期の息子の泣き声が響いています!わが家の一人息子、フリッツ君はもうすぐ3歳。最近まで「イヤイヤ期って話に聞いていたよりしんどくないな~」なんて思っていたら、ここに来て、激しく&頻度が多くなってきました。3歳直前くらいでイヤイヤ期のピークが始まる子もいるんだそう。さて、フリッツ君の今日のイヤイヤの理由はなんだと思いますか? それは……。そんなことで?はい、そんなことでイヤイヤスイッチが入るんです。イヤイヤ期の息子にはなるべく真摯に向き合いたいと思っています……が、ここで彼のイヤイヤに従って、せっかく替えたクッションカバーをはがしてしまうのも、どうなんでしょうか。「イヤイヤすれば、なんでも思いどおりになる」と思わせてしまうのも、教育上、良くないかもしれません。そんなわけで、今回は軽くなだめつつも、泣かせておくことに。ちなみに、前回の記事 「絶賛「イヤイヤ期」の息子。ママにもストレスの少ない対処法を発見!?【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.32】」 にて、つられ笑いで強制的に笑わせちゃうという対処法を思いついたのでそれも試しましたが、今回はそれも効きませんでした。クッションカバーのファスナーを開けてほしいと要求してくるフリッツ君。笑顔で流してみると……。なぜか突然、クッションに思いっきり頭を突っ込みました。なになに!?顔を上げたと思ったら……まさか、「このクッションカバーは固いから、替えたほうがいい」とアピールしてる!?私がノーリアクション(笑いをこらえるのに必死で)だと、フリッツ君は引き続きクッションにもふもふと埋まりながら「かたーい!かたーい!」とアピールしてきます。チラチラとこっちの様子を伺いながらアピールしてくるので、もうたまりません(笑)。しかし、こちらも負けません。フリッツ君はこの後もしばらく泣いていましたが、最後には根負けし、泣き止んでクッションカバーを替えることを諦めてくれました。落ち着いた頃、改めて「このクッションカバー、固い?」と聞いてみると……。にこにこ笑顔で「やわらかい!」と言っていました(笑)。3歳間近のイヤイヤにもなると、泣き叫ぶだけじゃなくこんな工夫を加えてくるなんて……! 今後どんどん成長していくにつれ、巧みにわがままを言うようになるのかなと思うと、ちょっぴり楽しみです!
2021年03月01日120年の歴史を誇るドイツ老舗菓子店「グマイナー」は2月14日まで、バレンタイン限定ケーキとしてドイツ・シュヴァルツヴァルトの森を表現したケーキ「ヴァルト(プラリネ)」を高島屋日本橋店のみで販売します。ミルクチョコレートムースで濃厚なプラリネを包んだ、ヴァルト(プラリネ)ミルクチョコレートムースで濃厚なプラリネを包んだ、ヴァルト(プラリネ)グマイナーの今年のバレンタインは童話「赤ずきんちゃん」がモチーフ。「赤ずきんちゃん」に登場する森は、グマイナーの故郷ドイツ・シュヴァルツヴァルトの森。童話に登場する森は人を惹きつける不思議な力を秘めています。そんなドイツの森を表現した「ヴァルト」シリーズ。限定で販売するプラリネは色合い、フォルムがまるで松ぼっくりのようで目を引きます。ヴァルト(プラリネ)ミルクチョコレートムースの本体に、中にはチョコレートとプラリネを混ぜ合わせたプラリネショコラ、ショコラのスポンジ生地、キャラメリゼしたヘーゼルナッツにジャンドゥーヤクリームを合わせたものを重ねます。チョコレートムースがプラリネやキャラメリゼしたヘーゼルナッツを包み込むことで、濃厚な味わいながらも軽い食感に仕上がっています。(プラリネとは…カラメルがけしたローストアーモンドをペースト状にしたもの)ヴァルト(プラリネ)断面図[商品名]ヴァルト(プラリネ)[価格]648円(税込)[販売期間]2月14日(日)までヴァルト(ベーレ)ヴァルト(ベーレ)いちごとラズベリーで作ったベリームースの本体に、中にはベリーのゼリー、スポンジ生地、ラズベリーとバニラクリームを重ねます。酸味の効いたベリームース、ベリーゼリーがシンプルなスポンジ生地、濃厚なバニラクリームと調和し、程よい酸味が楽しめます。ベリームースに包まれたさっぱりとしたケーキです。ヴァルト(ベーレ)断面図[商品名]ヴァルト(ベーレ)[価格]648円(税込)[販売期間]通年(※予定は変更になる可能性もございます)ヴァルト(モンブラン)ヴァルト(モンブラン)マロンムースの本体に、中にはバニラクリーム、スポンジ生地、マロングラッセとカシスクリームを重ねます。まったりとしたマロンムースがカシスの甘酸っぱさを際立たせ、口いっぱいにカシスの香りが広がります。バニラクリームとマロングラッセのごろっとした食感も特徴です。ヴァルト(モンブラン)断面図[商品名]ヴァルト(モンブラン)[価格]648円(税込)[販売期間]通年(※予定は変更になる可能性もございます)※こちらの商品はすべて、高島屋日本橋店限定の発売になります。【Gmeiner(グマイナー)とは】ドイツ南部シュヴァルツヴァルト地方で、1898年に創業した老舗菓子店「グマイナー」。創業当初から、「Handarbeit(手作り)」、「Beste Zutaten(最良の食材)」、「Tradition(伝統)」を守りながら、その時代に合わせて洗練されてきたレシピは、創業から120年以上に渡って、代々受け継がれてきました。グマイナーの故郷、シュヴァルツヴァルトは、ドイツ語で「黒い森」の意味。フランス、スイスとの国境にも近く、古くからドイツ系、フランス系が混ざった独特の文化があります。グマイナーのお菓子も、ドイツの伝統製法を守りながら、ヨーロッパ各地の豊かなお菓子文化を取り入れたのが特徴です。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月11日1対1が強くなりたい。相手からボールを奪えるようになりたい、と思っている子は多いのではないでしょうか。小学生年代でよく行われる練習でもある1対1。基礎的な練習であり、プロの試合でもあらゆる場面で行われるサッカーの基本ともいえるものです。どんな風に1対1を習得させることが大事なのか。日本と海外では教え方は違うのか。どうしたら自らボールを奪いに行けるようになるのか......。ドイツ・フライブルク在住で長年ドイツで少年サッカーの指導に携わり、様々な情報を発信している中野吉之伴さんが、元ドイツ代表DFルーカス・シンキビッツ氏に育成年代ではどのように1対1を学ぶことが大事なのかをインタビューしました。(取材・文:中野吉之伴)1対1の能力をどう伸ばせばいいのか(写真はサッカー少年のイメージ)■とにかく「抜かれない」こと重視か、不必要に激しいぶつかり合いの両極端になってないか「もっとがつがつボール奪いに行けよ!」「簡単に交わされるんな!」「デュエルを激しく!」子どもたちの試合を見ているとそんな指導者や保護者の声が飛び交うことがありませんか?1対1におけるボールのせめぎあいはサッカーにとってとても大事な要素。でもどうすればその能力を伸ばしていくことができるんでしょう?どのように取り組めば怖からず、激しくなりすぎずに自分からボールを奪う感覚を身につけることができるのでしょう?そこで元ドイツ代表DFルーカス・シンキビッツ氏のお話を伺いました。ケルン育成育ちのシンキビッツ氏はルーカス・ポドルスキ選手の同期で、ケルン、レバークーゼンなどで活躍。現役引退後は指導者の道を歩み、現在はブンデスリーガ2部所属のフォルトゥナ・デュッセルドルフのセカンドチームでアシスタントコーチを務めています。育成年代でも指導者経験のあるシンキビッツの言葉からはとても学ぶものが多いです。個人的な見解ですが、日本の小学生年代の練習や試合を見ていると、1対1の局面で相手と距離をとってとにかく"抜かれない"ことばかりに一生懸命になっているか、あるいは相手がけがするかどうか度外視で不必要に激しいぶつかりで競り合おうとする守り方が目立つような気がするのです。もちろん、正しい守備の技術を身につけて、いつ、どこで、どのようにボールを奪いに行くべきかをわかっている指導者や子どもたちもいますが、印象としてそもそも取りにはいかないか、行くなら相手をつぶしすくらいでいくかという両極端な守備を見かけることが多い気がするのです。■1対1でボールを奪う感覚を身につけるためにどうしたらいいか1対1の競り合いでは激しい体のぶつけ合いも必要にはなりますが、そこでは確かな守備技術が求められます。体の使い方、足の動かし方、間を詰めるタイミング。そのあたりの感覚を経験を重ねるごとに身に着けていかなければならないでしょう。ではどのように取り組むといいのでしょうか。シンキビッツ氏は「子どもたちがボールを奪う感覚を身につけるためにはどうしたらいいのか。僕はいろんな学年の子どもたちが一緒になって遊ぶのが一番いいんじゃないかと思うんだ。ドイツには"ベルトマイスターシャフト"(ワールドカップ)という遊びがあるんだ。ルールは簡単でゴール一つで、あとは子どもたちはみんな2人一組ずつになる。GKがボールをけり上げてそこからはみんなでバトルロワイヤル。ボールを奪い合ってゴールを決めたペアから勝ち残っていくというゲームなんだ」と、とある遊びの存在を教えてくれました。■「あれ?そういえば......」と、遊びの中での気づきが大事そしてそのゲームでどんなことが起こるかというと......。「最初はね、うまい子とか年上の子とやっているとなかなか勝てない。でもそのうちに『どうやったら止められるのかな』『いつ仕掛けたらいいのかな』『どこで取りに行けばいいのかな』というのを考えるようになる。『あれ?あいつそういえばいつも右サイドばっかりに抜いてくるな』というのに気づいたら、これまでとは違った守り方を試してみたりするだろうね。あるいはうまい子や年上の子たちの動きを見て、『あの子、うまくボールをとるよな。どうやってるんだろう?』と観察するようになったら素晴らしいよね。だから1対1をそうやった遊びの中でどんどん繰り返し試すというのがやっぱりいいと思う。うまい子とか強い子、速い子と一緒に遊べて、様々な状況があって、そのなかで子どもなりに考えて取り組める環境が大事なんだ。過程を細かく分けてトレーニングやることも大事だけど、やりすぎはよくない。守り方とか体の向きとか、いつもいつも指導者が理想とする『あるべき姿』ばかりを提示すべきではないんだよ。『外を切って体を半身にして守るんだ!!』とかよく聞くけど、そればかり言われていたら、子どもたちはその通りにしか守れない。でも選手は自分の目で見て、状況を認知して、その局面ではどうやったら守れるのかというのと向き合わないといけないんだ。子どもたちに自分でプレーをさせなきゃいけない。うまくいかないし、気づけないしという子だっているだろう。そういう時は問いかけてあげることがやっぱり大事だ」とシンキビッツ氏。「ちょっとおいで。さっきから見ていると、あの子に5回連続でおんなじ形で抜かれているけど、なんでだろうね?あの子はどこがうまくできているんだろう?」など、子どもたちが自分で気づくような問いかけが大事なのだと教えてくれました。■子どもたちが疑問を持ったり悩む機会を大人が奪ってないか自分で状況を認知してプレーできるようになるためには、考えて取り組める状況が必要だというシンキビッツ氏ですが、最近では大人が子どもたちの疑問を持つ機会を奪っていないか、という指摘も。「子どもたちは普段サッカーをしているときにそこまでのことを考えてはいない。それはいいことなんだけど、そこにちょっと刺激を与えてあげるのが必要な時もある。何度もチャレンジをして無意識下でひらめきがでてくるようになるような取り組みもなきゃダメなんだ。特に最近は子どもたちが自分で疑問に思ったり、どうしようと悩む機会が少なくなっている。全部大人がおぜん立てしようとしてないだろうか。答えが先にないだろうか。お望みの答えを待っていないだろうか」さいごに、子どもたちが自ら考えて判断できるようになるために、大人はどうすればいいのか、1対1で「いつ、どこで、どのように」ボールを奪いに行くのかを身につけさせるためにはどうすればいいのかのアドバイスをいただきました。「子どもたちは8歳くらいになったら自分で何がうまくいって、何がうまくいかなかったかの判断はできるようになる。でも大人が『こうしなきゃいけない』『こうしたらうまくいく』という答えばかりを与えたら、子どもたちは自分たちで考えて挑戦して、その中で貴重な経験をする機会がなくなってしまう。だからA、B、Cというやり方を学んだとして、そのどれもでもうまくいかないときに次のアイディアが出てこないんだ。アイディアを自分で生み出すという機会がないんだから。でも『監督はA、B、Cしかいってないよ』というのが答えではさみしくないだろうか?1対1はピッチエリアや試合の流れでどう守るべきかが変わってくる。『いつ、どこで、どのように』を無視してはいけないし、自分の特徴を生かすためにどう守ればいいかをそれぞれが見出せなければならないんだ。だからこそ、それぞれがいろんなエリアと状況でどんどん積極的に、賢く挑戦できる環境を指導者が作ってあげることが大切だと思うんだ」中野吉之伴(なかの・きちのすけ)指導者/ジャーナリスト大学卒業後、育成年代指導のノウハウを学ぶためにドイツへ渡る。現地でSCフライブルクU-15チームでの研修など様々な現場でサッカーを学び、2009年7月にドイツサッカー連盟公認A級ライセンスを取得(UEFA-Aレベル)。2015年から日本帰国時に全国でサッカー講習会を開催し、よりグラスルーツに寄り添った活動を行う。主な指導歴:フライブルガーFC(元ブンデスリーガクラブ)U-16監督/U-16・18総監督などを経て現在はフライブルガーFCのU13監督を務める。著書・監修本に「サッカードイツ流タテの突破力」(池田書店 ※監修/2016年)/「サッカー年代別トレーニングの教科書」(カンゼン ※著者/2016年)/「ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする」(ナツメ社 ※著者/2017年)などがある。
2021年02月02日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツ在住でハーフのひとり息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です!わが家のひとり息子、フリッツ君は今月で3歳になります。絶賛イヤイヤ期です。ママに小さなことを注意された、やりたいことをやらせてもらえない(YouTubeを観たがったときなど)、まだ遊びたいのにお片付けをしないといけない……。そういった、ある程度こちらにも原因が理解できる理由の場合、幼いフリッツ君にも分かるように話をするのですが……。おままごとのお皿から食べ物のおもちゃが落ちた、遊びたいおもちゃが見つからない(なぜか代わりに見つけて渡してあげても泣き止まない)、体温計で熱を測られたのが気に入らなかった……。そんな「ママにどうせーっちゅーのよ?」と言いたくなるような理由のときもあります。そんなときに考えられる対応としては……。これはフリッツ君の場合、ほぼ100%無意味なので、わが家ではやりません。子どもなりに「ママが気持ちを分かってくれた」ことに安心するのか、これで少し落ち着く場合もありますが、大抵の場合はあまり耳に入らないようです。これはわが家ではなかなか有効な手段です。まず、フリッツ君の好きな恐竜の本などを持って来て「本でも読もうか?」と聞いてみるのです。初めは大抵、拒否されますので、チラチラと見せつけながら「あ~この本面白いな~!」と私が読み始めてみると、向こうから寄って来てくれることもあります。ただし、釣られてくれないことも。イヤイヤ期は正しい成長過程の一環ですし、無理に抑え付ける必要はないと思っているのですが、全身で怒り泣いているフリッツ君を見ていると、なるべく早く笑顔にしてあげたいと親心に思います。そこで思いついたのが……これ。"つられ笑い"って皆さん経験したことありますか?ひょっとしてこの"つられ笑い"は、幼い子にも効くのでは? そう思い、フリッツ君のイヤイヤが来たときに……。実践してみました。全力で泣き叫ぶフリッツ君に対し、全力で笑いながら抱きついてみます。おや? フリッツ君の泣き声がだんだんと……?成功です! 笑ってくれました~!! ついでに私も、笑いが止まらなくなっていました。どんなシチュエーションでも毎回効くとは限らないのですが、この"つられ笑い"作戦は、私のお気に入りのイヤイヤ期対応のひとつとなりました。私自身が楽しくなりますし、他の対応よりも労力が少なく済みます。なにせ、笑うだけですから!もしもイヤイヤ期にうんざりしているママさんがいたら、ぜひ試してみてくださいね。万が一子どもに効かなくても……。ママさんの中のイヤイヤ・モヤモヤが消えるかもしれません!
2021年02月01日「マットレスの購入をもっとシンプルに」をテーマに、マットレスを主力に睡眠に関わる製品およびサービスを提供するEmmaSleepJapan合同会社(本社:東京都港区、代表:マヌエル・ミュラー、以下エマ・スリープ)は、最高の睡眠を提供するエマ・マットレスを2020年12月22日(火)より、公式サイトにて販売を開始します。また、日本上陸を記念し本日から2021年1月11日(月)まで20%オフセールも開催します。エマ・スリープの親会社であるEmmaSleepGmbH(本社:ドイツ、読み:エマ・スリープ・ゲーエムベーハー)は、世界中により良い快適な睡眠体験を届けたいという使命の元、2013年ドイツのフランクフルトで設立以降、フランス、イギリス、イタリア、オランダなどヨーロッパの様々な国で愛用されています。また、多くの人に最高の眠りを提供すべく、最先端の試験施設と熟練の開発チームにより、日々研究、試験を続けています。日本は、北米・オセアニア・ヨーロッパの国々がほぼ7時間以上の睡眠を確保しているのに対し、平均睡眠時間が6時間15分強と世界で最も短いと言われています。スイスのスリープ・サイクル社が発表したデータによると、十分な睡眠を取って働いている国ほど生産性が高いという傾向がわかってきています。また、6時間睡眠が2週間続くと、思考力は2夜連続徹夜と同じレベルにまで落ち込みます。睡眠時間を少し増やすだけで生産性を上げると言っても過言ではありません。快適な睡眠を得るためには、快適な睡眠環境を整えることが重要となります。エマ・スリープは、世界で最も睡眠時間の短い日本人に少しでも快適な睡眠をお届けしたいという思いから、日本での販売を開始しました。お店で数分横になるだけではなく、自宅で自分の体に合うマットレスを体験してもらいたいと考え、体に合わなければ送料無料で返品できる100日お試し期間を提供します。また、エマのマットレスは、ウレタンフォームの寸法と耐久性に関して10年保証が付いており、安心して購入いただけます。【特徴】①カバートップカバーには、快適な睡眠のために湿度を逃しやすい特別な繊維が使われています。ダークグレーのサイドカバーは、スタイリッシュな外観で、内部の空気の循環をサポートします。底面には滑り止めも付いていて安心です。カバーは洗濯機で洗えるので、常に清潔に保てます。②通気性の高いフォーム環境にも人にもやさしいウレタンフォームを使用しており、快適な睡眠をサポートします。弾力性があり、振動が伝わりにくく隣で寝ている人の睡眠を妨げません。また通気性が高く、熱がこもるのを防ぎます。③ゾーニング構造第2層の高反発フォームは、マットレス全体に体圧を分散させ、簡単に体にフィットします。どのような寝相でも快適に眠れます。④耐久性のある第3層耐久性に優れた第3のフォーム層が、腰をしっかりサポートします。隣で寝ている方の眠りを妨げることなく、マットレスの上での動きをサポートします。【エマ・マットレス商品概要】※100日のお試し期間※10年保証、送料無料、返品可能エマ・スリープは、人々に最高の睡眠を届けるため、日々研究と試験を続け、睡眠を通じて社会に貢献してまいります。【EmmaSleepJapan合同会社について】EmmaSleepJapanは、2013年にドイツのフランクフルトで設立されたスリープ・テック企業のEmmaSleepGmbhの日本法人として2020年10月に設立しました。エマのマットレスは現在、20カ国、100万人以上のお客様に愛用されています。開発されたマットレスは、特許を取得した技術により、どのような寝姿勢でも、より良い睡眠のための快適さとサポートを提供します。また、本国ドイツやヨーロッパで最も急成長しているスタートアップ企業の1つに選ばれただけでなく、世界各国でアワードを数多く受賞しています。【アワード受賞】【EmmaSleepJapan会社概要】会社名:EmmaSleepJapan合同会社(エマ・スリープジャパン合同会社)本社:東京都港区赤坂2-11-7ATT新館11階代表者:ManuelMueller(マヌエル・ミュラー)電話:03-4579-5916(カスタマーサポート)事業内容:マットレスの輸入・販売、その他寝具の輸入・販売事業展開:世界25カ国(グループ全体)公式サイトへ企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年01月05日ドイツに住む4姉妹が考案したボードゲームが人気を博している。ロイター通信が報じている。シュヴァダラプ家の4姉妹は、ドイツが最初にロックダウンしたとき、自宅で過ごす長い時間を有意義に使おうとゲーム制作に乗り出した。その名も「コロナ」。ウイルスを避けるため家に閉じこもっている高齢の隣人のために、リストに載っている品物を安全に買ってこられるかどうかを競う。プレイヤーは最大4人。アイテムカードを揃えるのが目的だが、ウイルスに罹患して隔離所に送られたり、パスタやトイレットペーパーを買い占める人に見つかってカードを取り上げられたりと、様々な難関が待ち受ける。プレイヤー同士は協力することもできるが、ウイルスを使って妨害することも可能で、飽きずに遊べる工夫が施されている。姉妹は買い占めのニュースや、イタリアでのベランダコンサートの映像などを見てゲーム内容の着想を得たという。娘たちの熱意に動かされた父が、デザイナーにカード、ゲームボード、外装のデザインを依頼し商品化。これまでに2,000セット販売しているが、今後は玩具店と契約し販路を拡大していくそうだ。日本語版の登場が待たれる。
2020年12月24日「ドイツではこれまで『もしクリスマスにロックダウンになれば暴動が起こる』と言われていました。でも、実際にロックダウンが決まったら、暴動どころか国民が一丸となってコロナと戦おうとしています」こう驚きをあらわにするのはベルリン在住の日本人だ。ドイツでは16日からこれまでよりも厳しい外出制限である「ロックダウン・ハード」が始まることが決まった。「クリスマスはヨーロッパでは一年で最も重要なイベントです。イギリスやフランスでも、クリスマスは一時的に外出制限を緩和すると発表されています。しかし、ドイツでは1月10日までお店も学校もできるだけ閉まるようになり、クリスマス前後の3日間は各世帯+4人までの親族の集会だけが可能となりました。また、ドイツ人にとっては年越しもビッグイベントです。普段は禁止されている花火が大晦日だけ解禁となるため、花火を人に向けて打ちまくるのがドイツの年越しです(笑)。例年この時期のみ、大量の花火がスーパーで飛ぶように売れていくんですが、今年は花火の販売もなくなりました。それでも国民が素直に従っているのは、やはりメルケル首相の真剣な訴えに耳を傾けたからだと思います」ドイツ国民を一つにまとめたというアンゲラ・メルケル首相(66)の“魂のスピーチ”は、9日に連邦議会で行われた。「(クリスマスマーケットの)ホットワインやワッフルの屋台がどれほど恋しいことでしょう。外食できずに持ち帰りだけが許されるなんて納得できないこともわかっています。ごめんなさい。本当に心の底から申し訳ないと思っています。でも、毎日590人の死者という代償を払い続けることは、私には受け入れられないのです。(中略)クリスマス前に多くの人と接触したせいで、『あれが祖父母と過ごす“最後“のクリスマスだった』なんてことにはさせたくない、それだけは避けたいのです」普段は冷静な対応で知られるメルケル首相が、「心の底から」と言う時には胸に手を当て、また両手を合わせて懇願。また時には絞り出すような声で必死に訴えたこのスピーチは、ドイツ国民だけでなく、世界中から賞賛された。ベルリンでは、ロックダウン直前の12日の土曜日にサンタの格好をしたバイカー集団約100人がチャリティーイベントを開催したという。「寄付を募り施設の子供にプレゼントを届けるサンタ集団なんですが、感染対策ということでバイクによるパレードをしました。ベルリン市民は距離を取りながらも沿道でペンライトを振るなど賛同する意思を伝えていました。今ドイツで起きていることは、暴動どころか、国民が連帯感を持ってこのコロナ禍での特別なクリスマスを迎えようとしているんです」(前出のベルリン在住日本人)一方の日本では、「こんにちは、ガースーです」と菅義偉首相(72)が動画配信番組で笑いながら出演したことで批判が殺到した。その直後に支持率が急落。菅首相は14日、これまで頑なに「感染拡大のエビデンスはない」と言って停止を拒んできたGoToトラベルの全国一斉停止を発表した。「菅首相は14日夜、トラベル事業と感染拡大の関連を示すデータはないとの認識を変えたのかどうか記者団に尋ねられると、『そこは変わらない』とし、『あくまで専門家の意見を踏まえた一時的な措置だ』と強調しました。結局、これまでの自身の主張を覆す決定についての明確な説明はありませんでした。GoToトラベルと感染拡大に因果関係がないといまだに言い張るなら、一時停止するのはなぜなのか。方針に一貫性がないこと以上に、その説明がなされないことが、何より国民を混乱させていることに気がつくべきではないでしょうか」(全国紙記者)菅首相が9月の就任以来に行った会見は、訪問先のインドネシアを含めて計3回のみで、国会は閉会。12月4日の会見も終始原稿に目を落としたまま、国会答弁と同じ内容を繰り返しただけで「朗読会」と批判された。桜を見る会、学術会議任命拒否、Go Toトラベル、何一つ国民が納得できる説明をせず、自らの言葉を発することもなく、国民をはぐらかし続けている。ツイッターでは、《国民に危機を訴えかけるメルケル首相 日本の首相は?》《メルケルさんとは格が違います。満面の笑顔「こんにちは。ガースーです」》《メルケルさん見て思ったけど、日本も民衆の心に響く言葉を発せる指導者がいる国であってほしい》《支持率急落したら、慌ててGoto停止。国民のためではなく自分のためにやっていることがわかる》心からの言葉で国民に向き合うメルケル首相。菅首相は一体どこを向いている?
2020年12月16日関西訛りの日本語を流暢に使いこなす、ドイツ人のDr. Tobi(@tobi_jpn)さんは、日本に滞在したときのエピソードをTwitterに投稿。その内容が話題になっています。初めて日本を訪れた時のこと。クリスマスが近付き、投稿者さんは故郷のドイツを思い出して、少しホームシックになっていたそうです。家族にクリスマスカードを贈ろうと思っていたところ、コンビニエンスストアで『かっこいい封筒』を発見したといいます。「漢字も書かれて日本らしいし、きっと喜ばれるはず!」そう思って、親族全員に送ったという『クリスマスカード』とは…。ドイツはクリスマスが家族で過ごす行事やから、初めて日本行った時にこの時期くらいに少しホームシックになって親戚に手紙送ろう!として、コンビニでばり格好いい封筒売ってるやん!何か付いとるし読めんけど漢字も書かれて絶対喜ぶ!と親戚全員に御霊前と書かれた黒い水引付き不祝儀袋を送った事ある— Dr. Tobi (@tobi_jpn) December 5, 2020 『御霊前』※写真はイメージなんと、葬式で使われる亡くなった霊に供えるための不祝儀袋を、故郷の親族に送ってしまったという投稿者さん。確かに文化や風習を知らない状態で見れば、不祝儀袋はシンプルで日本らしいデザインに見え、素敵だと感じるのかもしれませんね。投稿に「笑った」「同じ経験がある」などのコメントが多数寄せられています。・めちゃめちゃ笑った。海外でよく分からないかっこいいと思えるもの見つけたら、同じことをやらかすかも。・私もドイツで「かっこいい革の肩掛けカバンがある!」と思って買って使ってたら、日本でいう『小学生のランドセル』だった。・日本らしくてかっこいいと思ってくれたんだね。大丈夫!気持ちが大事なのだから。『御霊前』のクリスマスカードを知らずに受け取ったドイツの家族たちも、きっと喜んでいたことでしょう。ほほ笑ましい失敗に、思わずクスッとしてしまいますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月09日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている、ぱん田ぱん太です。2歳半を過ぎたわが家のひとり息子、フリッツ君。どんどん行動範囲も広がり、語彙力や考えることも達者になっていき、嬉しいのですが……。最近、ちょっぴり大変なことがあります。それは、一緒にスーパーに行くこと!スーパーに行くと、フリッツ君は買うものを自分で選びたがるのです。こう話すと、お菓子やおもちゃがほしくて、わがままを言うのかと思ってしまいそうですが……彼が選ぶのは、たとえばこんなものなのです。私が使っているヘアオイル!!確かにそれは、いつもバスルームの棚に置いてあるものと一緒です。残量が少なくなっていたので、確かに買ってもいいのですが、このヘアオイルは……。……と、ひそかに思っていたものだったのです(笑)。なんと、バスルームに置いてあるヘアオイルの残量まできちんと確認した上で、「買わなきゃ」と思ったようです。そこまで計画的に考えてくれたかわいい息子の想いは尊重したい……。ヘアオイルは買うことにしました。続いてフリッツ君が選んでくれたのは、バター!! こちらも適当に選んだものではなく、きちんと私がいつも買っている種類をチョイスしてくれました。本当にこちらが思っている以上に、子どもはよく見ているんですね~!わが家は、私もフリッツ君もバターが大好き。特にプレッツェルを買ってきて、それにバターを挟んで塗るのがおいしいので、バターはすぐになくなります。こちらも買うことに。そして今度は……ハーブ入りのフレッシュチーズ!?これをたっぷり乗せるのが、ドイツ人の好きなパンの食べ方のひとつなのですが、実はフリッツ君は普通のチーズもフレッシュチーズも好きではなく、まったく食べないのです。そのため、わが家ではあまりフレッシュチーズは購入しません。そう、私はチーズが大好き。フリッツ君はそれを知っていて、私のためにチョイスしてくれたのです……。このハーブ入りのフレッシュチーズはおいしいのですが、あえて買って食べようと思うほどの製品ではありませんでした。しかし、目をキラキラさせながら「ママ、チーズすきでしょ、かうよ」と言うかわいい息子を見て、「ううん、ママいらないよ」なんて言えるはずがありません。フレッシュチーズも購入し、家で私ひとりでおいしくいただきました(笑)。今後しばらくは、フリッツ君とのお買い物ではいろいろと振り回されそうです。だけど、そのわがままから私への愛情が感じられるので、なんだかんだで楽しい日々なのです。
2020年12月01日新型コロナウイルスのパンデミックのため、来日アーティストの公演が軒並み中止となるなか、日本にいながらにして、ドイツで生まれ育ち、ドイツ・ピアノの正統派の流れにある音楽教育を受けたピアニスト、ゲルハルト・オピッツの演奏でドイツ音楽を聴くことができるのは、実に貴重な機会だ。1953年、西ドイツのバイエルンに生まれたオピッツは、19歳の頃、20世紀の巨匠であり、ベートーヴェンの解釈者として名高いドイツのピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプの教えを享受した。ドイツ音楽の古い伝統を土台に育んだ音楽を今の聴衆に届ける、数少ないピアニストのひとりといえる。世界的な活躍のきっかけは、1977年、イスラエルで行われたルービンシュタイン国際ピアノコンクールでの優勝。彼は未だ、このコンクール唯一のドイツ人優勝者として歴史に名を刻む。そのオピッツが、この冬、ソロリサイタルやオーケストラとの共演で、日本ツアーを行う。なかでも12月11日に東京オペラシティコンサートホールで行われるリサイタルで取り上げるのは、生誕250年のベートーヴェン。それも、〈鍵盤音楽の新約聖書〉と呼ばれる32曲のピアノ・ソナタから、最後の3つのソナタを演奏する。記念年の締めくくりに来日を果たしてこのプログラムを披露してくれることに、感謝せずにいられない。加えて、12月17日には、東京都交響楽団「都響スペシャル2020」にソリストとして登場。小泉和裕のタクトのもと、やはり得意とするブラームスから、ピアノ協奏曲第1番を演奏する。ドイツ音楽ならではの様式美と、あふれるほどの詩情を兼ね備えたこの楽曲を、持ち前のあたたかく骨太な音で聴かせてくれるだろう。生のオーケストラサウンドに包まれる喜びも、存分に堪能できる。オピッツのレパートリーはもちろんドイツものに限られるわけでなく、幅広い作品を演奏しているが、歳を重ねるにつれ、「ベートーヴェンから続く系譜にある音楽がどんどん自分に近い存在となってきた」と話す。コロナ禍にあって、音楽からエネルギーを得たい今日この頃。ドイツ音楽の真髄を知るオピッツの演奏により、ベートーヴェンやブラームスの音楽が秘める底力を、ひしひしと感じることになりそうだ。音楽ライター高坂はる香
2020年11月25日千葉・東京ドイツ村にて「東京ドイツ村ウインターイルミネーション2020-2021」が開催。期間は2020年10月30日(金)から2021年3月28日(日)まで。2006年からスタートした、東京ドイツ村の人気イルミネーションイベント「東京ドイツ村ウインターイルミネーション」が、2020年度も開催。15周年のアニバーサリーイヤーとなる今回は、煌びやかに輝くカラフルな電飾約300万球を使用し、「光と音のショー」「虹のトンネル」「3Dイルミネーション」といったイベント恒例のコンテンツに加え、15年の歴史を振り返る「光の地上絵」などを実施される予定です。中でも注目となるのが観覧車の中からのみ見ることが出来る「3Dイルミネーション」。平面のイルミネーションは、見下ろすと立体的に見えるトリックアートのように組まれており、煌びやかに輝く景色と共に不思議な感覚を味わうことが出来ます。また、都心からのアクセスが良好な点も東京ドイツ村の魅力。91ヘクタールにも及ぶ広大な敷地を舞台に演出される、幻想的な空間を楽しめます。イベント情報イベント名:東京ドイツ村ウインターイルミネーション2020-2021催行期間:2020年10月30日 〜 2021年03月28日住所:千葉県袖ケ浦市永吉419東京ドイツ村電話番号:0438-60-5511
2020年11月20日コロナの第二波がヨーロッパを襲う中、ドイツとフランスで再び映画館が閉鎖されることになった。ドイツでは11月2日から4週間実施される。この間、2家族以上の集まりは禁止され、バーも閉鎖される。フランスは今月30日から12月1日まで実施。学校、デイケア施設、食料品店など必要不可欠なもの以外はすべて閉鎖となる。これに先立って。今週26日から、イタリアでも映画館が閉鎖されている。コロナ脅威が始まって以来、ハリウッドのメジャースタジオは、新作の公開を延期したり、劇場公開を諦めて配信に回したりしてきた。アメリカやヨーロッパで映画館がこのような状態の中、12月に控える『フリーガイ』『ナイル殺人事件』『ワンダーウーマン1984』など期待作が再び延期になるのか、気になるところである。文=猿渡由紀
2020年10月29日夫婦関係を円滑に保つ方法は数多くありますが、その1つが『お土産を買うこと』。自分の都合を優先してしまった時などに、スイーツや花束などを買って帰宅する人は少なくないようです。日本には、そんな罪滅ぼしの土産を表す単語はありません。しかし、ドイツ語にはあるようです!【今週のドイツ語】つい飲んで帰りが遅くなったり朝になってしまい、奥さん(彼女)に怒られている人、いませんか?そんな龍のように怖い奥さんのご機嫌を取るためケーキやお花などのお土産=「龍のエサ」を買って帰りましょう → pic.twitter.com/p3SmUAptwO — ドイツ大使館 (@GermanyinJapan) October 27, 2017 ドイツ大使館広報部のスタッフによると、妻のご機嫌取りとして夫が買った土産は、ドイツ語で『Drachenfutter(ドラゴンフッター)』と呼ぶのだそう。『Drachen』は龍やドラゴン、『Futter』はエサの意味のため、日本語にすると『龍のエサ』になりますね。ドイツ大使館が運営しているウェブサイト『Young Germany Japan』では、次のようにつづられています。日本では、怖い奥さんのことを鬼に例えて「鬼嫁」というようですが、ドイツでは奥さんはドラゴンです。どこの国も、奥さんが怖い・・・もとい、女性が強いのは共通のようですね!男性の皆さん、奥さんを大切に。Young Germany Japanーより引用SNSでは、ドイツ語の的確な表現に反響が上がりました。・いい得て妙だな。どの国も同じなのか。・「こんなもので許されるとでも思ったか?」と逆鱗に触れるのでは…。・我が家の『龍のエサ』はハーゲンダッツです。・日本語では『酔っぱらいのお土産』が近いかも。人によっては、「ご機嫌取りでプレゼントされたスイーツなんて食べたくない」「悪いと思っているなら自分の都合を優先するな」と思っていることも。場合によっては『龍のエサ』作戦の前に、話し合いをすることも夫婦仲を保つ上で大切かもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年10月09日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで2歳の息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。2歳半になる我が家のフリッツ君は、バイリンガル教育が順調なこともあり、日本語でのおしゃべり盛り。大好きな「アンパンマン」について、楽しそうに語ってくれます。しかし、母親は忙しいもの。時に、子どものかわいいおしゃべりだけに集中してあげられない瞬間があります。そんな時についついしてしまう生返事。返事さえしていれば、他のことを考えて聞いていなくてもバレないだろうと高をくくっていたのですが……。ちょっと怒った様子で復唱されてしまいました!生返事なのがバレたのか、それとも単に「ウン」という相づちだけで「〇〇だね~」という感想を付け加えなかったから怒ったのか?気になったので、検証してみることにしました。生返事ではなく、きちんと話を聞きながら、かつ「ウン」と相づちだけ打ってみます。フリッツ君は特に不満はなさそうな様子で、お話を続けていました。話を聞きながら、あえて相づちを打たずに黙ってみました。こちらも特に問題なし。そこでふと他のことに気を取られ、またまた生返事をしてしまいました。すると……。なんと、怒られました(笑)。どうやらフリッツ君は、私が「話を聞いて生返事をするとき」と「上の空で生返事をするとき」の違いが明確に分かるようです……!子どもは時に鋭くて、親としては嬉しいやら、ちょっぴり大変やら。これ以来、生返事はせずきちんと話を聞いてあげるようにしています。それでも、たまに集中力が途切れて怒られてしまうこともあるのですが……。そこは大目に見てもらうことにします!ところで、先ほど出てきた「パリパリチーズ」なる、うちのフリッツ君の大好きなおやつ。とっても簡単なので、皆さんもぜひ作ってみてくださいね!
2020年10月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで2歳の息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。皆さんのお住まいの地域の暑さはいかがですか? ドイツは平均的に日本よりも気温が低い国ではあるのですが、それでも夏が暑いことに変わりはありません。2歳の息子、フリッツ君にも暑さによる変化がありました。食欲不振です。普段なら大好物の白ごはん(本当に、ただの白ごはんが好きなんです)や、焼いたソーセージなどですら、なかなか食が進みません。水分は普段よりもしっかりと取っていたので、無理に食べさせることもないかと思い…。特別に、普段ならデザートやおやつ「ヨーグルト」をあげることにしました。やはり冷たいものなら食欲が湧くのか、ヨーグルトはぱくぱくと食べてくれるのです。食欲不振を心配していたので、「もっともっと」とせがまれて安心しました。それゆえ、フリッツ君が欲しがるだけどんどん食べさせてしまったのです。2個目のヨーグルトを半分ほど開けたときでした。フリッツ君が突然おなかを押さえ、腹痛を訴えたのです。次の瞬間には、思いきり吐いてしまいました…!号泣するフリッツ君を慰め、反省しながら汚れた衣服を着替えさせ、軽く掃除をしたのですが、フリッツ君の号泣は止まりません。「まさか、まだ腹痛が…!?」と心配したのですが、そうではない様子。フリッツ君をなだめながら、根気よく理由を聞いてみると…?まさかの、おなかが減ってごはんが食べたいからという理由でした。(笑)たしかに、嘔吐した量を考えると、晩ごはん代わりに食べたヨーグルトをほとんど全部吐いてしまったようですから、無理もありません。腹痛のせいじゃなくてよかった~!とはいえ反省し、これ以来いくらフリッツ君が欲しがっても、ヨーグルトは1回に1個だけにしています…。また暑い日の食事は、ドイツ流晩ごはん「Kaltes Essen(カルテスエッセン)」を出すことが多くなりました。直訳すると「冷たい食事」。その名のとおり、火を使わずに作る食事です。代表的なメニューは、薄切りのパンにハムやチーズ、きゅうりやトマトなどの野菜を添えたもの。ごくごく簡単なものですが、食欲の湧かない暑い夏でも食べやすく、わが家のフリッツ君もよく食べてくれます。日本でも作れるメニューですし、蒸し暑い日の夕食や食事を簡単に済ませたい日には、手軽でおすすめです。皆さんもぜひ「今日の食事はドイツ流!」と言って、「Kaltes Essen」を出してみてはいかがですか?
2020年09月01日