映画『オブセッション -エッグドナーの執着-』が本日7月14日(金) にHuluで日本初配信された。このたび、4分半のノーカット本編映像が公開となった。本作は、卵子提供を受けて娘を授かった夫婦を襲う不可解な出来事を描いたサスペンススリラー映画。ネルソン夫婦は体外受精で授かった10歳の娘と幸せに暮らしていたが、ある日を境に不可解な出来事が次々と起きる。その裏には、10年前に夫婦に卵子を提供したテイラーの影が。テイラーは不慮の事故で娘を亡くし、その事故に関連して服役し出所したばかりだった。「再び母になる」という言葉を残し、テイラーは一家に接近していく。公開された映像は、公園でボール遊びをする母メリッサと10歳の娘ルビーの様子から始まる。「少し暑いわね」と一休みをする母娘を少し離れた場所から見つめているどこか怪しげな女性は、公園にあるごみ箱の中にガソリンを流し込み放火すると、すぐさまどこかへ逃げ去る。燃え盛る炎に気づき、メリッサが消防署に電話をかけると、なんとその隙に謎の女性はメリッサが飲みかけていた水筒に薬のようなものを注入する。何も知らずその水筒に口をつけ水分補給をするメリッサは、ルビーが遊具で遊ぶ様子を注視しながらも思わず睡魔に襲われて、ついに気を失ってしまう。メリッサが気を失った隙に謎の女はルビーの元に近づき、「どうも、キンバリーよ」とベビーシッターとしてよくこの公園に来ていると自己紹介をする。そこからルビーを散策コースへ連れ出そうとする謎の女に対し、少しだけ警戒心を持ち始めたルビーは「じゃあママに聞いてみる」と言い放ち、寝ているメリッサを起こそうと身体をゆさぶるもメリッサはまだ目を覚まさない。すかさず謎の女は「今日は天気がいいから海が見えるかも。行こう」と笑顔で話しかけ、ルビーは謎の女に思わず連れていかれてしまう。メリッサが意識を戻して目を開けた時、既に日は暮れており、ルビーはもうそこにいないのであった。『オブセッション -エッグドナーの執着-』は、7月15日(土) よりU-NEXTでも配信される。『オブセッション -エッグドナーの執着-』本編映像<作品情報>『オブセッション -エッグドナーの執着-』7月14日(金) よりHulu、7月15日(土) よりU-NEXTで配信開始(C)2023 A&E Television Networks, LLC. All Rights Reserved.
2023年07月14日日経ナショナル ジオグラフィック(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、『ドナーで生まれた子どもたち 「精子・卵子・受精卵」売買の汚れた真実』を9月20日(火)に発行しました。「私は、母と『誰かの精子』の間に生まれた」。本書は、オーストラリアの著名ジャーナリストが、自身がドナーによる精子提供で生まれたと知ったことをきっかけに、生物学上の父親を探す調査を開始し、不妊治療の名のもとに行われるドナーによる懐胎(Donner Conception 以下DC)というビジネスについて、10年という歳月をかけて綴ったノンフィクションです。いまやDCは一般に認識されている以上に広く浸透していますが、その実情は想像以上に異様で、多くの問題をはらんでいます。DC児たちにドナーが誰であるか知る権利は保証されていないため、自身の出自はもちろん、持っているかもしれない遺伝性の疾患や、いるかもしれないきょうだいの存在、あるいはその数を知るすべはありません。日本でも同様の問題は起きています。これまでに世界各地から75人の異母きょうだいを見つけたジョーイ・ホフマンは国連のスピーチで訴えました。「自分が大量生産された人間というモノのひとつに思えてきます。(中略)どうかお願いです。これからは子どもたちの基本的な権利や利益を、優先リストの最下位に置くのではなく、最優先にするように努めてください」。丹念な取材と迫真の証言により、明らかになる生殖医療とドナービジネスの問題。「人間が人間を繁殖させること」について、DC当事者である著者が、その倫理性と問題の本質を鋭く問いかけます。『ドナーで生まれた子どもたち「精子・卵子・受精卵」売買の汚れた真実』サラ・ディングル著/渡邊真里 訳/2022年9月20日発行/定価 2,420円(10%税込)/488ページ/ソフトカバー/188mm×129mm/日経ナショナルジオグラフィック 発行商品のご案内 Amazon 楽天ブックス 【主な内容】1父だと思っていた人2私を失った私3人工授精の始まり4体外受精とビジネスの幕開け5失われた情報6 法の不在7養子縁組制度とDC8声を上げるDC児たち9リスクとともに生きる10ずさんな医療記録11DCによるHIV感染の実例12感染ドナー排除への道のりほか全35章■不妊治療と生殖ビジネスの深い闇を、当事者が10年の歳月をかけて綴る、出色の科学ノンフィクション!■著者はDC当事者であり、数々の報道に関する賞を受賞している著名なジャーナリスト!■フィクションにはない迫力!現代社会にはらんだ問題を、丹念な取材と迫真の証言により臨場感たっぷりにあぶり出す! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月21日『オーメン』『スーパーマン』『グーニーズ』のリチャード・ドナー監督が、月曜日(現地時間)にロサンゼルスで亡くなった。91歳だった。妻でプロデューサーのローレン・シュラー・ドナーが「Deadline」に明かした。多くの映画人が哀悼の意を表している。『グーニーズ』で原案・製作総指揮を務めたスティーヴン・スピルバーグ監督は、「彼はいつだって子どもの心を忘れない人でした。彼が逝ってしまっただなんて信じられません。彼のハスキーで元気のよい笑い声はこれからも忘れないでしょう」と追悼。マーベルのケヴィン・ファイギは、「リチャード・ドナーは人が空を飛べるということだけでなく、コミックの登場人物たちに心、ユーモア、人間らしさ、真実味を持たせ、スクリーン上で息を吹き込ませることができると信じさせてくれました」とふり返り、「ディック(ドナー監督の愛称)とローレンは私のキャリア初期のメンターであり、MCUの誕生のあらゆる点でキーサポーターでした」とつづった。ほかにも『リーサル・ウェポン』シリーズのメル・ギブソン&ダニー・グローヴァー、『グーニーズ』のショーン・アスティンらがお悔やみの言葉を発表している。ドナー監督は『オーメン』で知名度を上げ様々な映画を監督し、また、妻のローレンと立ち上げた製作会社を通じて『フリー・ウィリー』シリーズや『X-MEN』シリーズの製作を手掛けた。(Hiromi Kaku)
2021年07月06日公益財団法人骨髄移植推進財団は、ドナーと医師や関係者との連絡調整等を行うドナーコーディネーターを募集している。同財団は、白血病などの血液難病に苦しむ患者の救命のため、平成3年12月に発足。昨年で設立20周年を迎え、昨年度に実施した移植は過去最高の1,272件となった。2012年4月末までの累計では1万4,000件を超え、自身の骨髄を提供してもいいというドナー登録者も40万人を超えるという。ドナー登録者は、患者とHLA型が合うと、提供に向けたコーディネートを開始する。その際、ドナーと医師や関係者との連絡調整、ドナーや家族に対しての説明や意思確認、ドナーの健康状態の把握するのがコーディネーター。現在全国で150人程が活動を行っているが、一部の不足する地域においてこのほど募集を行う。希望者は「コーディネーター養成研修会」を受講し、コミュニケーションスキルと、コーディネートに必要な知識を身に付ける。受講後はコーディネーターとしての認定を受け、同財団からの委嘱に基づき活動を行っていくとのこと。募集地域は、北海道(札幌、旭川、道東)、青森、宮城、山形、福島、三重、静岡、石川、福井、福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄。研修期間は8月下旬~12月(予定)。研修内容は、各地区事務局での集合研修(4、5回)、近隣の指定病院での実地研修(10回以上)など。中間試験、修了試験あり。受講料は無料(教材費を含む)。応募は履歴書(写真貼付)、職務経歴書、受講動機(400字原稿用紙1枚)を添えて同財団まで申し込みを。応募締め切りは7月27日必着。応募先・問い合わせ先は、〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-19 廣瀬第2ビル7階(公財)骨髄移植推進財団「コーディネーター養成研修会」電話03-5280-2200【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日新設されるドナー休暇第一生命保険株式会社は15日、社会貢献活動のより一層の充実を図るためとして、全職員を対象に「ドナー休暇制度」を新設することを発表した。12月1日より開始となるこの制度は、同社の職員がドナーとして臓器や骨髄液を提供する場合、それに要する相当の期間を、通常とは別の特別有給休暇として取り扱うというもの。※画像はイメージ骨髄移植を拡げるため同社は現在、骨髄移植の機会を拡げるための「命のバトンリレー・骨髄バンクドナー登録」を推進しているが、今回の制度によって、骨髄ドナー登録をした職員は検査や入院に必要な日数が特別有給休暇扱いとなり、負担が大きく減少する。臓器移植についても、社会貢献性が高いことから対象となった。同社は今回の制度について、下記のようにコメントを発表している。今後とも、当社は、自らが地域社会の一員であることを意識し、「良き企業市民」として発展することを目指し、社会貢献活動に積極的に取り組んでまいります。
2010年11月18日ドナーに対する給付金を追加損保ジャパンひまわり生命は11月2日、医療保障商品について、骨髄ドナーに対する手術給付金を支払うという改定を行う。改定に伴う保険料の引き上げはないという。休業損失などの間接費用の負担を軽減骨髄採取に伴うドナーの入院費用は受容者側の保険で対応するため、ドナー側に負担は生じない。しかし、骨髄採取に要する入院によって仕事を休んだ場合の休業損失や、ホームヘルパー代等の間接費用についてはドナーの負担となるため、医療保険等において所定の手術給付金を支払うことでドナーの経済的負担を軽減する。支払い対象支払いの対象となるのは、責任開始日から1年を経過した日以降に行われた手術に限り、手術給付金の支払いは保険期間を通じて1回のみ。また、ドナーと受容者が同一人となる自家移植の場合は除く。
2010年10月08日