ディズニー・アニメーションの傑作を空前のスケールで実写映画化する『ムーラン』。この度、主人公ムーランが出会う歴戦の勇者、タン司令官を演じたドニー・イェンが“圧倒的存在感”を放つ場面写真と、その武術を目の当たりにしたニキ・カーロ監督からもコメントが到着した。今回解禁となったのは、世界で活躍する俳優ドニー・イェンが“圧倒的存在感”を放つ場面写真。ブルース・リーの中国武術の師匠を演じた『イップマン』シリーズ(2008~2019)や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のチアルート役などで人気を博し、並外れたアクション技で世界にその名を轟かせるドニー・イェンは、本作でムーランが訓練場で出会う武術の達人であり、歴戦の勇者として名高いタン司令官を演じる。ドニーはタン司令官とムーランの関係について「この2人のキャラクターの間には、ある種の絆があります。彼は彼女の師で、ムーランにはタン司令官が技だけでなく叡智も備えていることを見て取っていますから、実の父から遠く離れたところにいる彼女にとって、彼は父親的な存在にもなっています」と、師弟関係のみならず“親子”のような関係も築いていると語る。タン司令官は、ムーランを厳しく指導する傍ら、武人としての才能を開花させていくムーランを誰よりも目をかけることとなる。ムーランにとっても、タン司令官は単なる指導者ではなく、彼女を武人として心身ともに強くさせる重要な存在となり、厳しい訓練の中で2人はお互いに特別な存在となっていくのだ。さらに本作で大きな期待を寄せられているのが、ドニー・イェンの“驚異的なアクション”。本作の女性監督ニキ・カーロは「撮影現場での私のお気に入りの瞬間は、この目でドニー・イェンの武術の技を初めて見た時のこと」と、誰もが憧れるドニーとの撮影をふり返っている。「タン司令官として彼は新兵たち全員の前で剣を使った技を披露します。私は顎が床まで落ちかと思いましたよ。あの人の身体の動きや剣の動きはものすごく速いから、私はそれを見極めることができませんでした。速すぎて、彼が実際に何をやっているのかを見るために、その場面をもう一度スローモーションで撮り直す必要がありました。彼は驚異的です」と、人並みはずれたドニー・イェンのアクションを絶賛。速すぎてスローモーションにしないと見えないほどのアクションはまさに彼にしか成せない技で、その驚異的な技術があったからこそ、本作の戦闘シーンはより一層臨場感溢れるものになっているに違いない。『ムーラン』は9月4日(金)よりディズニープラス会員、プレミアアクセスにて独占配信。*追加支払いが必要です。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーラン(2020)© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年08月28日先日、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて独占配信することが決定した『ムーラン』。この度、愛する父のために、男性を装い戦地へ向かったムーラン、そして彼女の運命を左右する登場人物たちが剣を構えた“闘志”みなぎるキャラクターポスター6種が一挙にお披露目となった。リウ・イーフェイ演じる主人公ムーラン(左上)を取り巻く登場人物には、ドニー・イェンやジェット・リーをはじめ、世界で名の知れた実力派キャストが集結。彼らとの出会いを通して繰り広げられるムーランの戦いから目が離せない。シェンニャン(コン・リー)<中央下>ムーランが戦いの中で出会う、魔女であるがゆえに人々から疎んじられ、孤独を感じ、自分の居場所を求めて敵に加担する実写版オリジナルキャラクター。自分と同じように、“居場所”を失ったムーランに共感を覚える彼女は、物語の鍵を握る重要なキャラクター。タン司令官(ドニー・イェン)<中央上>ムーランが訓練場で出会う、武術の達人であり、歴戦の勇者として名高い司令官。ムーランの父と戦友であった彼は、彼女の持つ武人としての才能を見抜き、目をかけることとなる。タン司令官を演じるのは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や、『イップマン』シリーズに出演し、その凄まじいアクションで世界中から定評のあるドニー・イェン。皇帝(ジェット・リー)<右下>ムーランが住む国の統治者。かつては周囲からも恐れられるほどの戦士だった彼は、帝国と人民の安全を脅威にさらす敵ボーリー・カーンを破滅させることに闘志を燃やす。驚愕の身体能力を持つ世界的アクションスターのジェット・リーが演じる。ボーリー・カーン(ジェイソン・スコット・リー)<右上>ムーランの住む国へ攻め込む、北方侵略の指揮を握る戦士。獰猛なリーダーにして恐るべき敵のカーンは、皇帝、そしてムーランにとっての強敵となる。ホンフイ(ヨーソン・アン)<左下>ムーランの新兵仲間。軍の過酷な訓練を共にするうちに、部隊の誰よりも勇敢で誠実なムーランに対して尊敬と信頼を寄せ、一方、ムーランも武人としての実力と落ちついた雰囲気を持つ彼を男性として意識し始める。『ムーラン』は9月4日(金)よりディズニープラス会員、プレミアアクセスにて独占配信。*追加支払いが必要です。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーラン(2020)© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年08月25日9月4日(金)よりディズニープラス会員、プレミアアクセスで独占配信されるディズニー最新作『ムーラン』のキャラクターポスター6種が一挙公開された。ディズニー・アニメーション『ムーラン』の主人公として愛される少女ムーランの物語を、壮大なスケールで実写映画化した本作。幼い頃から“女性はこうあるべき”という社会の押し付けに馴染めなかったムーランは、愛する父の身代わりに男性と偽って兵士となり、故郷を襲ってきた敵と対峙することを決意。性別を隠しながらもムーランは、のちに驚くべき才能を開花させていく。主演を務めるリウ・イーフェイに加え、ムーランを取り巻く登場人物には、ドニー・イェンやコン・リーをはじめとする実力派キャストが集結。魔女であるがゆえに人々から忌み嫌われ、居場所を求めて敵に加担する実写版オリジナルキャラクターのシェンニャンをコン・リーが務め、武術の達人でムーランの才能を見抜く重要な人物・タン司令官を、『イップマン』シリーズのドニーイェンが演じる。さらに、ムーランが住む国の皇帝役をアクションスターのジェット・リー、敵勢の戦士でムーランの強敵となるボーリー・カーン役をジェイソン・スコット・リーが担当。そして、ムーランに尊敬の念を抱き、男性として意識し始める新兵仲間のホンフイをヨーソン・アンが務める。今回は自ら男性を装い戦地へ向かったムーランと、彼女の運命を左右する登場人物たちが剣を構えたポスターが公開された。本当の自分と偽りの自分の間で揺れながらも強く生きる美しいムーランは、戦いの末に何を見るのか。ディズニー史上最強ヒロインと謳われるムーランの物語がついに幕を開ける。『ムーラン』9月4日(金)よりディズニープラス会員、プレミアアクセスで独占配信※追加支払いが必要です。 詳しくは disneyplus.jp へ
2020年08月25日おとな向け映画ガイド今週は、おとなにこそ観てほしい3本をご紹介します。ぴあ編集部 坂口英明20/7/19(日)イラストレーション:高松啓二今週の新作本数は21本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。連休のため、23日から公開の作品もあります。うち全国100スクリーン規模以上で拡大公開されるのは『コンフィデンスマンJP プリンセス編』と『海底47m 古代マヤの死の迷宮』の2本。ミニシアター系が19本です。今回はその中から、おとなの皆さんにこそ観てほしい3本をご紹介します。『グランド・ジャーニー』渡り鳥たちと編隊を組んで、ハングライダーのような超軽量飛行機に乗った少年が、ノルウェー最北のラップランドからフランスへ、大空を渡っていく。実話をもとにした、夢のようなアドベンチャー・ムービーです。離婚した母と暮らす14歳の少年トマの夏休み。南仏の父の家に預けられ、WiFiもない環境にふてくされていたのですが、最初は超軽量飛行機への興味から、次第に父の計画に夢中になっていきます。気象学者で少々風変わりな父が熱中しているのは、絶滅危惧種の鳥に安全な「渡り」のルートを教え込もうというプロジェクト。『グース』というアメリカ映画がありました。あの設定と似ています。鳥は孵化したとき最初にみた動くものを親と思う、という習性を活かします。トマは親鳥の代わりとなり、やがて、GPSをつけた超軽量飛行機で、彼らを先導できるまでになります。少しずつ成長していくカリガネガンの雛たちが、またとんでもなくかわいらしいんです。トマが、父の書斎でみつけた『ニルスのふしぎな旅』を夢中で読むシーンがでてきます。妖怪に小人にされ、ガチョウの背中に乗ってガンたちと北をめざすというスウェーデンの児童文学。トマは、渡り鳥たちの中でちょと成長が遅い一羽に『ニルス…』にでてくる「アッカ」という名前をつけたり、自分のことを「ニルス」と名乗るシーンもでてきます。父親のキャラは、鳥類保護活動家でバードマンという愛称のクリスチャン・ムレクがモデルです。ムレクはドキュメンタリー『WATARIDORI』の制作にも関わり、この作品では脚本を執筆、飛行部分の監督も担当しています。ノルウェーの空から見下ろす雄大な森やフィヨルド。ガンたちと一体になって飛ぶトマの姿。このわくわくする映像には心踊ります。あの境界のない空を飛べたら、と夢見たことのあるあなたに、オススメします。『追龍』今、中国の国家安全法強行で世界が注目している香港。その60〜70年代は、古き良き時代、ではなく、警察と香港マフィアがつるんで汚職の限りを尽くした、驚くような暗黒の時代でした。これまで何度も映画化されたこともある、実在の人物をモデルにした、まさに実録犯罪ドラマの集大成。黒社会(香港マフィア)のボス、ン・シーホウ役にドニー・イェン、香港警察のリー・ロック役にアンディ・ラウ、現代の中国・香港映画を代表する二大スターが初共演した香港ノワールです。まるでEXILE TRIBEの『HIGH & LOW』のようなヤクザの出入りシーンから始まります。潮州の田舎からでてきたシーホウは、この騒ぎの中で腕っぷしを買われ名を売り、警察官のロックと出会います。お互いまだ見ぬ未来への野望で目が血走っていた頃。その後いくつもの修羅場で貸し借りを繰り返し、ふたりは不思議な友情を力に、それぞれの世界の「龍」となっていくのです。アクションシーンの舞台になるのが、実在した香港の九龍城砦。その再現は見事です。3万人以上が住む12階建ての崩れかけたような巨大ビルのなかは、スラム街のように入り組み、諸悪の温床だったといいます。当時の啓徳空港を発着する飛行機がビルすれすれをかすめていくなか、ダニ―・ハサウェイの『ザ・ゲットー』がバックに流れ、巨大な魔窟のなかをカメラが移動するシーンのかっこよさときたら…。監督は香港映画のベテラン、バリー・ウォンとジェイソン・クワン。2017年、今の騒ぎの前に製作された映画です。こういうアウトローたちの香港映画はこのあとどうなるのでしょうか。生死も貧富も天命次第、という孔子さんの言葉が映画のなかではでてきますが。『アルプススタンドのはしの方』おとな向け、とはいえないかもしれませんが、じんわり熱くなって、共感したくなる、今年の夏とびきりの青春映画と思います。夏の甲子園第一回戦です。公立高校、たぶん初出場。盛り上がるアルプススタンド。動員がかかって、やむなく「来た」またはワケありで、「はしの方」に座った、そんな4人の高校3年生が主人公です。ふて気味で観戦しているのは、演劇大会県予選出場をインフルエンザが原因で断念した演劇部の女子ふたり。その近くに座る元野球部の男子が、野球のルールも知らない彼女たちに声をかけます。そこに、成績優秀だけど、影のうすい帰宅部女子1名がからみます。悩み多き年頃、みなそれぞれに屈託を抱えていて、なかなか応援に熱が入りません。優勝候補を相手に勝てるはずのない試合、なんとか持ちこたえているのは、ピッチャーの園田君の活躍があるからです。4人の会話は園田君の話題が中心。が、試合の方も急展開!原作は全国高等学校演劇大会で最優秀賞を獲得した高校の名作戯曲。それをもとに、2019年に浅草九劇で舞台化されたもの。舞台とほぼ同じ出演者、脚本も同じく奥村徹也が担当、監督は、なんとピンク映画の世界では大人気の、城定(じょうじょう)秀夫です。一試合中のお話ですが、観戦スタンドとその裏の通路が舞台。撮影も甲子園よりややしょぼい地方の球場ですし、野球試合そのものは歓声と球音だけ。でもそれが、かえって効果的です。なるほどこれはアイデアです。妬み、思いやり、小さな挫折、憧れ、そして片想い……どこか思いあたる遠い日の記憶といいますか。はしっこの方の青春!を声援したい気分になります。首都圏は、7/24(金)から新宿・シネマカリテ他で公開。中部は、7/31(金)からイオンシネマ・ワンダー他で公開。関西は、7/24(金)から梅田ブルク7他で公開。
2020年07月19日ドニー・イェンが『Golden Empire』に主演することになった。プロデューサーも兼任する。犯罪スリラーで、イェンの役はメキシコとアメリカで暗躍する中国人麻薬ディーラー。映画は、彼の内面の葛藤に焦点を当てるものらしい。言語は英語で、ロケは主にアメリカで行われる。ドラッグがテーマの、英語の映画にアジア系俳優が主演するのは始めてのこと。イェンの最新作は、現在日本公開中の『イップ・マン 完結』。次回作は、ディズニーの『ムーラン』。文=猿渡由紀
2020年07月08日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回ご紹介するのは、映画『スーパーティーチャー熱血格闘』です。カンフー映画といえばジャッキー・チェンが有名ですが、この映画の主演男優、ドニー・イェンをご存じですか?ブルース・リーの実在の師匠をモデルにした映画『イップ・マン序章』がヒットし、シリーズ化されてトップスターになった俳優です。記者は彼の気品あるたたずまいと宇宙最強といわれるカンフーのすごさに一目ぼれ。そんなドニーが初めて教師役に挑戦した映画がDVDになりました。■『スーパーティーチャー熱血格闘』Blu-ray&DVD発売中。Blu-ray4,800円、DVD3,800円(ともに税別)。発売・販売元/バップ大学進学率ゼロで廃校の危機にあるタックチー学園に赴任した、アメリカ帰りのチャン・ハップ。クラスは学級崩壊状態で、チャンは押しつけがましくない授業でみんなを引きつけていきます。事情のある生徒の家にも足を運び、家族との絆を取り戻させますが、生徒を悪の道に誘う拳闘ジムの社長らと大乱闘に。その戦いぶりがニュースに流れ、チャンは一気に生徒の人気を集めるのですが……。問題児とされる生徒たちが美形ぞろいで、日本のドラマ『ドラゴン桜』を彷彿とさせます。でも違うのは、大学合格がゴールではないこと。多くを語らないチャン先生は、生徒にそれぞれ向き合って将来の夢を引き出していきます。教育や学校ってまさにそのためにあるんですよね。話が進むにつれ、チャン先生の過去や人間関係も少しずつ明らかに。戦いっぷりも迫力満点で、記者は改めて、凛としたドニーにほれ直したのでした。(文:西元まり)「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月06日『イップ・マン』のドニー・イェンが、新型コロナ騒動の初期を語るドキュメンタリー映画をプロデュースすることになった。タイトルは『Wuhan! Wuhan(武漢!武漢!)』。共同プロデューサーは、『世界にひとつのプレイブック』『ドリーム』のドナ・ジグリオッティ。監督は、中国のドキュメンタリーフィルムメーカー、ゴン・チェンとヤン・チャン。米中合作として製作される。突然にして危機が襲ってきた時、武漢の人たちがどのように戦い、生き延びようとし、お互いを支えたのかを語る、感動の映画になるとのことだ。イェンの次回日本公開作は、『イップ・マン 完結』。その後には、コロナで公開が延期になっている『ムーラン』が控える。文=猿渡由紀
2020年06月24日シリーズ集大成となる『イップ・マン 完結』の公開を記念して、6月26日(金)より新宿武蔵野館にてシリーズ過去3作の特集上映が決定した。ブルース・リーがその生涯で唯一師匠と呼んだ詠春拳の達人イップ・マンを、ドニー・イェンが演じる『イップ・マン』シリーズ。今回特集上映されるのは、池内博之も参加し戦時下の日本軍との闘いを描いた『序章』(’08)、英国統治下のイギリス人との闘いを描いた『葉問』(’10)、詠春拳同士の戦いを描いた『継承』(’15)という過去作3本。特に、『序章』『葉問』は35mmフィルムでの上映となり、『継承』『葉問』上映時には、スクリーンではもう二度と見られないかもしれない公開当時の貴重な予告編上映も行われる。そして、過去作特集上映に加え、最新作が劇場公開に先駆けて1日早く観られるプレミア上映も決定。さらに109シネマズ川崎では、6月19日より『継承』、スピンオフ作品『イップ・マン外伝 マスターZ』の上映も決定した。『イップ・マン 完結』は7月3日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン葉問 2011年1月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2010 Mandarin Films Limited. All Rights Reservedイップ・マン 継承 2017年4月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2016 Starbright Communications Limited All Rights Reservedイップ・マン 完結 2020年7月3日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年06月19日ドニー・イェンが詠春拳の達人イップ・マンを演じるシリーズ完結版『イップ・マン 完結』の新たな公開日が7月3日(金)に決定。併せて、インタビューを含むメイキング映像が解禁となった。“イップ・マン”シリーズ最新作にして完結編の舞台はアメリカ、教え子ブルース・リーと再会したイップ・マンが、残される息子への思いを胸に、異郷に生きる人々、そして自らの武術家としての誇りを守るため、最期の闘いに臨む。先日5月6日に発表された第39回香港電影金像奨(香港アカデミー賞)でユエン・ウーピンがアクション監督賞を受賞したほか、編集賞、音響効果賞の3部門で受賞した。その劇場公開を前に、シリーズ10年以上にわたり、イップ・マンを演じ、本作ではプロデューサーの1人でもあるドニー・イェン、そしてウィルソン・イップ監督らの熱い思いが垣間見られるインタビュー含むメイキング映像が解禁。アクションとドラマの感情表現の両方に手腕を発揮し、シリーズ全作品を成功に導いたウィルソン・イップ監督は、本作について「イップ・マンと息子、父子の物語に焦点を当てました。イップ・マンは自分が病気であることを知り、そのため息子の未来を考えるのです」と話す。そして、監督いわく「衣装を身に着けた瞬間にイップ・マンに変身する」というドニー・イェンは、「息子のため留学先をみつけようとしますが、海外で暮らすことが息子にとって最良か疑問に思うのです」と、1人の父親としてのイップ・マンの思いを語る。また、監督が「シーンごとでアクションが変化し、結果、関係性を感じることができる」と説明するアクションシーンの撮影風景も必見だ。「イップ・マンシリーズの魅力は、カンフー映画としてのアクションのみならず人間性がより深く描かれているため観る者の心を動かすのです」というドニー・イェンの言葉には、シリーズに魅了され続けたファンも大きく頷くことだろう。『イップ・マン 完結』は7月3日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年7月3日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年06月04日日本テレビで月曜深夜に放送されている「映画天国」の5月25日(月)放送回は、伝説のコミックを中国、日本、香港、韓国とアジアの総力を結集して映画化した『墨攻』をオンエアする。戦乱の中国を舞台に、壮大な人間ドラマと大迫力の戦闘シーンを描いた日本の伝説コミック「墨攻」(ぼっこう)を構想10年、巨額を投じ完全映画化した本作。荒れ狂う戦乱の世に、攻撃せずに守り抜く、墨家(ぼっか)という集団がいた。大国・趙(ちょう)の攻撃によって落城寸前の小国・梁(りょう)は、墨家に援軍を求めるが、やって来たのは、天才戦術家・革離(かくり)、ただ1人。彼が立ち向かうのは猛将・巷淹中(こうえんちゅう)率いる10万の敵。次々と繰り出される猛攻を、墨家の秘策で凌ぐ。革離は城と民を守り、使命を果たすことができるのか…。出演は80年代より活躍、レオン・カーフェイ、ジャッキー・チェンらと共演した『炎の大捜査線』や趙雲視点で描かれた『三国志』。『グレートウォール』や『インファナル・アフェア』などこれまで数多くの作品に出演。ドニー・イェンらと共演した最新作『追龍』の公開も迫るアンディ・ラウ。韓国で子役時代から活動、実際にあった軍の極秘計画を映画化した『シルミド』や『第7鉱区』などのアン・ソンギ。『X-MEN:フューチャー&パスト』などハリウッドにも進出。日本でも多数のCMに出演するなど高い人気を誇るファン・ビンビンといったキャストが出演する。アンディ・ラウ最新作『追龍』は1960年代のイギリス領香港を舞台に、汚職が蔓延し黒社会と繋がっている警察が市民を恐怖に陥れていた当時の香港に実在したマフィアのボス、ン・シックホーと、警察署長ルイ・ロックをモデルに描いた香港ノワール。中国・潮州から仕事を求めて香港にやってきたホーをドニー・イェンが演じ、警察署長のロックをアンディ・ラウが演じ、2人はプロデューサーとしても本作に参加している。1960年代の香港の町並みや、悪の巣窟と言われた九龍城砦を再現して描かれる壮大なドラマをお見逃しなく。『追龍』は6月26日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。映画天国『墨攻』は5月25日(月)深夜25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)
2020年05月25日マンガ大国・日本。この国において「マンガの実写化」には、高いハードルがつきものだ。反発に拒絶、原作の人気が高いが故に生じる“摩擦”――。しかし、それらの逆境を軽々と飛び越えて、高評価&大ヒット&シリーズ化を記録した伝説の作品がある。シリーズ国内興行収入120億円を超える、実写版『るろうに剣心』だ。原作マンガ「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」は、1994年から1999年にかけて「週刊少年ジャンプ」にて連載。終了後にも全く人気が衰えず、2012年に実写版『るろうに剣心』が公開。2014年には実写版第2・3作が連続公開された。遂に2020年、最新作にして完結編『るろうに剣心 最終章 The Final』(第4作)と『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(第5作)が公開される(7月3日、8月7日予定)。全部で5作品と、国内の漫画実写映画シリーズとしては異例の本数になった。なぜ実写版『るろうに剣心』は、ここまで支持されているのか?本稿では、圧倒的な「面白さ」と「クオリティ」を構成する要素を、5つに分けて紹介したい。1. 時代劇の美学に、現代劇的エッセンスが融合まずお伝えしたいのは、『るろうに剣心』という作品自体の設定の面白さ。本作の構造は、史実に基づいた時代劇に、独自のストーリーや現代的エッセンスを組み合わせた「ネオ時代劇」といえる。時代劇の“風格”を纏いながらも、見やすくカッコよく、現代風にアレンジされているのだ。幕末の動乱が収まり、“新時代”が幕を開けた明治の世。かつて「伝説の人斬り」と恐れられるも、己の行いを悔い、今は「不殺」に生きる“流浪人”、緋村剣心。時代が変わっても、悪は消えない。誰もが安心して暮らせる平和のために――。剣心は“人を斬れない刀”逆刃刀を振るい続ける。このあらすじを見てわかるとおり、『るろうに剣心』は王道の「ヒーローもの」でもある。『アイアンマン』が過去の贖罪の念からヒーローとなり、『ダークナイト』でバットマンが正義のために犯罪者と化すように、「暗い“影”を抱えたヒーロー」という設定は共感性が高く、鉄板中の鉄板だ(『るろうに剣心』の原作自体、アメコミの影響を強く受けている)。ちなみに『るろうに剣心 最終章 The Final』と『るろうに剣心 最終章 The Beginning』では、剣心の“過去”がこれまで以上に踏み込んで描かれる予定。シリーズ屈指のエモーショナルなドラマが期待できる。また、東洋に西洋の文化が流入した時代設定は、大ヒットマンガ『鬼滅の刃』にも受け継がれているといえ、人気が高い。ドラマチックな舞台、キャラクター、ストーリーが大きな特長だ。2. 原作者が熱望!主演・佐藤健のハマりぶり原作者の和月伸宏が主人公・剣心役に希望したという佐藤健は、まさに「完璧」な配役。狂気の人斬りと穏やかな流浪人の二面性、人知を超えた高速アクションなど、「心」と「身」の全てで剣心を体現している。原作の完結から実写映画化までの十余年は、佐藤さんに出会うまでの必要な時間だった――。そう言っても過言ではないほどのハマりぶりだ。実写化第1作『るろうに剣心』では、人斬り時代の剣心=抜刀斎を垣間見られるが、猫背で痙攣したような異常な動き、獣のような獰猛さなど、剣心とは佇まいや居方から完全に別人。本作での主役抜擢は、佐藤さんが大河ドラマ「龍馬伝」で悲劇の人斬りを演じた際の熱演が決め手となったそうだが、さらに進化した姿を堪能できる。実写版では、剣心の口癖である「おろ?」も完全再現。戦闘時とは真逆の、ハートが撃ち抜かれるような可愛らしさを振りまいている。そして、なんといっても超絶アクション。佐藤さんが自ら実践したハイスピードの殺陣は、「カメラでも追えない」レベルだったという。テレビドラマ「恋はつづくよどこまでも」でますます人気絶頂の佐藤さんによる、一世一代のパフォーマンスに圧倒されることだろう。3. どのキャラも再現度が異常!完璧なキャスティング剣心を取り巻くキャラクターも、納得の配役だ。ヒロインの神谷薫には武井咲、相棒の相楽左之助は青木崇高、女医の高荷恵は蒼井優。剣心を支え、“闇堕ち”しないようにつなぎ止める重要なポジションを務めている。そして、行く手を阻む強敵も実に豪華。江口洋介が剣心の終生のライバルで、元新選組の斎藤一をクールに演じる。さらに、『るろうに剣心』ではエキセントリックな武器商人・武田観柳を香川照之、壮絶な運命を背負った忍(しのび)・外印を綾野剛が熱演。第2作『るろうに剣心 京都大火編』、第3作『るろうに剣心 伝説の最期編』では、高速移動術「縮地」の使い手・瀬田宗次郎を神木隆之介、剣心の後を継いだ人斬りで、最凶のテロリスト・志々雄真実を藤原竜也、隠密御庭番衆の頭領・四乃森蒼紫を伊勢谷友介、剣心の師匠・比古清十郎を福山雅治が、それぞれ神がかり的な“憑依演技”で具現化している。さらに、『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』では、剣心の頬に刻まれた十字傷に深くかかわる姉弟、雪代巴と雪代縁を有村架純と新田真剣佑が演じる。また、本シリーズは若手実力派の登竜門的なポジションにもなっており、窪田正孝、土屋太鳳、永野芽郁らがそれぞれに重要なキャラクターに扮している。彼らのフレッシュな魅力にも注目だ。4.「世界」を知るベテランスタッフの“匠の技”役者陣に負けず劣らずハイレベルなのが、スタッフたち。ドキュメンタリー畑出身でハリウッドの経験も持つ大友啓史が、シリーズ全ての監督を務める。ドラマ「ハゲタカ」「龍馬伝」、映画『ミュージアム』『3月のライオン』など力作を多数手がける大友監督は、観る者を打ちのめすような“本気度”がほとばしる作風が特徴。「役者から、他の出演作では観たことがないような表情を引き出す」ことを信条としており、『るろうに剣心』シリーズでも、多くの人気俳優の新境地をアシストした。そして、本作の“顔”ともいえるアクションをコーディネートしたのは、谷垣健治。香港のアクションスター、ドニー・イェンの愛弟子として知られ、ジャッキー・チェンの現場にも参加した実績を誇る。『るろうに剣心』シリーズでは、従来の時代劇の「型」を取り払い、アクロバティックかつ流麗な“香港仕込み”の剣戟を創出した。この新たなアクション演出は、その後の国内の作品に、大きな影響を与えた。作品を彩る主題歌にも、注目だ。シリーズを通して参加し続けるのは、佐藤さんの盟友でもある世界的バンド「ONE OK ROCK」。疾走感あふれるロックチューンや壮大なバラードで熱く美しく、映画を最後の最後まで盛り上げる。最新作ではどんな曲を届けてくれるのだろうか。5. 熱量ほとばしるアクション&日本映画屈指のスケール谷垣氏が考案し、佐藤さんほか役者陣が体現した『るろうに剣心』のアクションは、非常に多彩で、観る者の度肝を抜く衝撃性にあふれている。白眉といえるのは、『るろうに剣心 京都大火編』の一対多数の戦闘シーン。志々雄の配下にいるならず者たちに囲まれた剣心は、文字通り「瞬く隙もない」ほどの剣さばきで敵をなぎ倒していく。アニメならばいざ知らず、実写でここまでのスピード感&スケール感&ドライブ感がみなぎるアクションを繰り出されると、もはや天晴れとしか言いようがない。『るろうに剣心』のアクションで特徴的なのは、身体性が常に伴っているところだ。ド派手なワイヤーアクションはあれど、常に重力や肉体の限界と戦っている“生身の肉体の躍動”が感じられるため、荒唐無稽なものになることがない。演者の息づかい、身体から立ち上る上気や汗、全てが「本物」なのだ。第3作『るろうに剣心 伝説の最期編』に用意されている、剣心・左之助・斎藤・蒼紫・志々雄による5対1の壮絶バトルは、まさにシリーズの真骨頂。血で足元が滑り、疲労で呼吸が乱れ、痛みで絶叫しながらも闘い続ける男たちの姿は、誇張でも何でもなく映画史に残るベスト・バウトに値する。いまだ詳細が謎に包まれている、『るろうに剣心 最終章 The Final』と『るろうに剣心 最終章 The Beginning』。しかし、本シリーズが我々の予想を上回り続けた“事実”は、揺らぐことはない。必ずや、最高の体験を与えてくれることだろう。暗いニュースが続く2020年だが、この2部作が剣心のように“希望の灯”となる日は、もうすぐだ。(text:SYO)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2020年7月3日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2020年8月7日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2020年05月06日ドニー・イェンがブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マンを演じるシリーズの最新作『イップ・マン 完結』が、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言下の状況を鑑み、公開を延期することが決定した。5月8日(金)より公開を予定していた本作は、原題タイトル『葉問4 完結篇』の文字が表すとおり、シリーズ4作目にして完結篇。舞台は、『継承』の物語から5年後の1964年サンフランシスコ。最愛の妻と死別したイップ・マンが、愛弟子ブルース・リーの招待を受けて渡米するも、サンフランシスコのチャイナタウンで米海軍との闘いに立ち向かうことに。なお公開については、近日公開を予定。すでに購入済みのムビチケは、延期した後の公開でも使用できる。『イップ・マン 完結』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 近日公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年05月01日ドニー・イェン&アンディ・ラウのアジア2大人気スターが共演して話題を呼んだ実録クライムドラマ『追龍』から、日本版ティーザーポスターと予告編が解禁となった。今回解禁された予告編は、「俺たちが天下を取る」というセリフとともに、ドニー・イェン演じる香港マフィアのボス、ン・シックホーが、アンディ・ラウ演じる香港警察幹部ルイ・ロックの煙草に火をつける場面から始まる。映像には、1960年代の香港の町並みやファッションといった時代背景を忠実に描きながら、主人公2人の関係やハードなアクションが描かれている。特に当時、香港の象徴的な場所のひとつであった啓徳空港を目指して町上スレスレに飛んでいた飛行機の情景など、いたるところに懐かしい香港を見ることができる。予告編と同時に日本版ティーザーポスターも解禁。香港の夜の街を背景に、正面を睨みつけるホー、微笑を浮かべるロックが隣同士に配置され、当時の香港警察と黒社会の腐敗した関係が垣間見える1枚に仕上がっている。『追龍』は6月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:追龍 2020年6月26日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2017 Mega-Vision Project Workshop Limited.All Rights Reserved.
2020年04月23日ブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マン(葉問)を描く『イップ・マン』シリーズ3作品が、4月19日(日)より3週連続でTOKYO MXにて放送されることが分かった。TOKYO MXがプロデュースする映画館「キネマ麹町」は、毎月特集テーマを決めて、幅広く名画を上映中。今月、4月の上映テーマは、<“宇宙最強の男”ドニー・イェン>。『イップ・マン』シリーズを3週連続で放送する。まず4月19日(日)は、戦時下の日本軍との闘いを描いた『序章』(’08)を放送。1937年に日中戦争が勃発、佛山は日本軍の占領下になってしまう。家族のために石炭運びの仕事をする中、ある事件をきっかけに日本兵に中国武術を教えることを拒否したイップ・マンは、誇りをかけ、日本武術の名手である日本軍将校三浦(池内博之)と生死をかけた対決に挑む。続く2週目26日(日)は、英国統治下のイギリス人との闘いを描いた『葉問』(’10)を放送。日中戦争後の1949年、佛山から詠春拳を広めるべく香港に移住してきたイップ・マン。新聞社の一角で道場を開き、彼の元には多くの弟子が集まっていった。そして56年、後のアクションスターとなるブルース・リーと出会うことに――。そして5月3日(日)の3週目は、詠春拳同士の戦いを描いた『継承』(’15)を放送。1959年の香港を舞台に、裏社会を牛耳る最凶の不動産王・フランクによる暴挙から町を守るため、イップ・マンは立ち上がるが、同時に自身の家族をも命の危険にさらすことを意味しており…。イップ・マンの最凶の敵として元世界ヘビー級王者マイク・タイソン、新たな詠春拳の使い手としてマックス・チャンが参加しており、ドニー・イェン含め三者三様の迫力あふれるアクションは必見だ。(cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン葉問 2011年1月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2010 Mandarin Films Limited. All Rights Reservedイップ・マン 継承 2017年4月22日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2016 Starbright Communications Limited All Rights Reserved
2020年04月13日ディズニー・アニメーションのヒロインのイメージを変えた唯一無二の存在といえる“ムーラン”。公開が延期されていた、その実写版が、5月22日(金)に全国公開される。この度、日本語吹き替え版でムーラン(リウ・イーフェイ)の声を演じるキャストに、元宝塚男役、明日海りおが抜擢。また、実写版オリジナルキャラクターである魔女シェンニャンの吹き替えを小池栄子が務めることが決定した。また、あわせて吹き替え版予告も公開された。本作はリウ・イーフェイの他にも、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンと世界で活躍し、アクションにも定評がある実力派俳優陣が脇を固めている。監督を務めるのは、ニュージーランド出身の女性監督ニキ・カーロ。女性主人公のストーリーを女性監督がどのように完成させたのかに注目が集まる。2019年11月の宝塚歌劇団退団後、初めての仕事がディズニー映画最新作の日本語吹替となったという明日海は、語りだしたら1週間は止まらない!というほどのディズニー好きだという。今回のムーラン役抜擢については、「『もしディズニーの吹替のオーディションがあれば是非エントリーしたいです!』と事務所の人に伝えようと思っていたときに、ちょうど『ムーラン』のオーディションの連絡が来て、鳥肌が立ちました」と、宝塚退団後の運命的なタイミングで本作のオファーがあったことを明かした。宝塚での経験はアフレコにも活かすことができたようで、「戦いのシーンも多く演じてきているため、力強いかけ声や、『ハァ~!』とか『フッ!』などの息遣いにはすごく役に立ったのではないかなと思います」と語っているが、反対に「女の子としてムーランが生活しているときに、不自然さが漂ってしまって、男に扮しているときの声がすごく馴染むというか、リラックスしてしまう時があるんです。ムーランが一生懸命男の人に混じって、男として振舞うことの健気さとか初々しさがなくなってしまい、ムーランと逆転してしまうような現象が起きてしまいましたね」と、男役を長く演じてきた明日海ならではの苦労もあったという。さらに、魔法を持つことで人々から疎んじられ、自分の居場所を求めて敵に加担する魔女シェンニャン役の声を担当し、ディズニー作品初の吹替参加となる小池は、「夢だったので 嬉しかったです!魔女役はやりがいがあります」と意気込みを語った。シェンニャンは、 ムーランが葛藤を抱えていることに気づき、共感を覚えて近づいていくことで、ムーランが変わっていくきっかけとなる重要なキャラクター。 小池はシェンニャンについて、「過去に国を追い出され、孤独な魔女として生きている中で、ムーランと出会うのですが 、『本当の自分はこんな風ではなかった』と葛藤しながら、ときには姉のように、 ときには母の様にムーランを導くんですよ 。シェンニャンって、実はとっても優しくて愛情深い人だったんだろうなぁと思いました。私も声をあてながら、ウル ウルッと泣きそうになってしまいました」と、“魔女”という複雑な役柄ながらも共感できる深みのあるキャラクターだと魅力を語っている。ウォルト・ディズニー・ジャパンの担当者は、ふたりの起用理由を、「愛する者のために男と偽り兵士になった少女ムーランの役は、訓練のシーンなど男っぽい声色で演じる部分が多く、大変難しい役柄です。宝塚歌劇団で男役トップスター として活躍してこられた明日海さんであれば、魅力あるムーランを演じることができると思いオ―ディションをお受けい ただきましたところ、見事突破されました。小池さんは、映画やドラマでの信頼できる演技力と、幅広い世代から支持されている点、また魔女を演じる女優のコン・リーに負けない強さと優しさを併せ持った方であるため、オファーいたしました」と語った。公開された吹き替え版予告では、オーケストラの演奏による名曲『リフレクション』をバックに、吹き替えを務めるキャストたちの演技を確認できる。『ムーラン』5月22日(金)全国公開
2020年03月20日ドニー・イェンが、ブルース・リーの師匠である詠春拳の達人を演じるシリーズの完結版『イップ・マン 完結』。その最期の闘いと“伝説”を伝える予告編が解禁となった。中国で昨年末公開されるや『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を押さえて初登場1位を記録した本作。本年度香港電影金像奨(香港アカデミー賞)では9部門(監督賞、新人賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装&メイクアップ賞、アクション監督賞、オリジナル作曲賞、音響効果賞)にノミネートされた。今回解禁となった日本版予告編は、なんと悪性腫瘍が見つかったイップ・マンが、残された時間を使い、愛弟子であるブルース・リー(李小龍)に逢うためアメリカ、サンフランシスコへと渡る場面から始まる。しかし、そこで西洋人に中国武術を伝えるブルース・リーが中華街の掟を破った者として師匠たちの怒りを買っていることを知ったイップ・マンは、ブルースを庇い、太極拳の達人であり、中華総会長のワン(ウー・ユエ)と対峙することに。お互いの信念をかけて、無言でガラスの円卓を押し合う場面は必見!さらに、異国で暮らす同郷の人々を追い詰めていたアメリカ海兵隊軍曹バートン(スコット・アドキンス)の暴挙に、「不正に立ち向かう、それが武術を学んだ理由だ」と病に侵された身体で最期の闘いに挑むイップ・マンの姿も胸アツ。このほか、前作では激闘シーンがなかったチャン・クォックワン演じるブルース・リーのヌンチャク姿もチラリと映り、台湾のアイドルグループ「F4」のヴァネス・ウーの姿も。そしてシリーズファンには印象的な、前3作品のシーン(『イップ・マン 序章』池内博之演じる三浦との闘い、『イップ・マン 葉問』サモ・ハン・キンポー演じるホンとの闘い、『イップ・マン 継承』マイク・タイソン演じるフランク&マックス・チャン演じるチョン・ティンチとの闘い)も回想され、まさに完結となる本作に期待値の上がる予告編が完成した。『イップ・マン 完結』は5月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年5月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年03月19日新型コロナウイルス感染拡大の影響で、アメリカで新作映画の公開延期が相次いでいる。木曜日(現地時間)、ディズニーは実写版『ムーラン』、『The New Mutants』、『Antlers』の3本の公開延期を発表した。新しく設定した公開日は、のちほど発表されるという。3月27日に全米公開予定だった実写版『ムーラン』は、9日にロサンゼルスでワールドプレミアを決行。主演のリウ・イーフェイや、ジェット・リー、ドニー・イェンらキャスト、アニメ版同様、今作でも主題歌を担当したクリスティーナ・アギレラなどが出席していた。『The New Mutants』は、ディズニーが20世紀FOXを買収する前に作られた『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品。アニャ・テイラー=ジョイ、メイジー・ウィリアムズらがミュータントを演じる。撮影は2年以上も前に終了しており、当初は2018年に公開予定だったが、何度も公開日が変更に。最終的には今年4月3日に設定されていた。『Antlers』はギレルモ・デル・トロがプロデュースしたホラー&スパーナチュラル作品で、ケリー・ラッセルが主演。4月13日に公開が予定されていた。ディズニー映画以外にも、『ワイルド・スピード』や『クワイエット・プレイス』の最新作も公開が延期されたことが明らかになっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年5月22日より全国にて公開© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年03月13日ディズニー最新作『ムーラン』のワールドプレミアが現地時間3月9日、アメリカ・ロサンゼルスにて行われ、ムーラン役を務めたリウ・イーフェイらキャストや、主題歌を担当するクリスティーナ・アギレラも会場に姿を現した。エル・キャピタンシアターで行われた今回のプレミア。会場には、ムーランを象徴する鮮やかな紅色のカーペットが敷かれ、正面入り口には劇中の世界観が表現された黄金に輝くゲートが設置。また、メディアやファンたちも大勢集まり、開始前から高揚感が漂っていた。そしてついに、カーペット上にリウらキャストたちが登場すると大歓声が巻き起こり、観客もヒートアップ状態。本作でムーランが男性と偽って入る軍を束ねるタン司令官役のドニー・イェンは「こんな作品をずっと待ち望んでいたんだ。とても楽しく撮影できたよ!」とふり返り、「ディズニーのヒロインの中で、僕が最も気に入っているキャラクターがムーランだ。是非注目してほしいね」とムーランがお気に入りのキャラだと明かし、公開を待つ世界中のファンへメッセージを送る。また、本作の監督ニキ・カーロは「最高の気分!この仕事が始まってからほぼ3年の間、ずっとこの物語の中で生きてきました。今日のワールドプレミアでやっと観客にこの映画をお届けできることが本当に最高」と、この日を無事迎えられたことを大いに喜び、ムーランについては「忠誠心、勇気、家族に対する深い愛情、そして知性、激しい情熱、力強さのすべてが彼女の魅力」「ムーランは特に女性でありながら、父親の代わりとして戦士となる勇敢な姿がとても素晴らしいと思っている」とその魅力を語る。そして本作の主人公・ムーランに大抜擢されたリウは、ゴールドの刺繍が施された煌びやかなドレスで登場。「コンニチハ、皆さん、イーフェイです」と日本語で挨拶し、「とても幸せな気分です。スタッフやキャスト、古い友人とも再会できて、この喜びを分かち合っています。この日を迎えることができて本当に最高です」といまの気持ちを明かしていた。またこの日は、本作のエンドソングを担当した歌姫クリスティーナ・アギレラが、鮮やかなピンクと赤の衣装で登場。さらに会場を大いに盛り上げた。『ムーラン』は5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年5月22日より全国にて公開© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年03月11日ドニー・イェン&アンディ・ラウという、アジアの人気2大スターが贈る実録クライムドラマ『追龍(ついりゅう)』が6月26日(金)より日本公開が決定した。1960年代のイギリス領香港を舞台にした本作は、汚職が蔓延し黒社会と繋がっている警察が市民を恐怖に陥れていた時代に実在した香港マフィアのボス、ン・シックホーと、警察署長ルイ・ロックをモデルに描いた実録ドラマというべき究極の香港ノワール。中国では約5.8億元(日本円で約87億円)をあげる大ヒットを記録。地元・香港でも2017年度香港映画興行収入第4位となり、第38回香港電影金像獎で撮影と編集の2部門で最優秀賞を受賞するなど、高い評価を受けた。さらに1960年代の香港の町並みや、悪の巣窟と言われた九龍城砦を再現するなど、時代を超えた壮大なドラマが描かれている。中国・潮州から仕事を求めて香港にやってきたホーを演じるのが、『イップ・マン』シリーズ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のドニー・イェン。警察署長のロックを『グレートウォール』や『インファナル・アフェア』シリーズのアンディ・ラウ。両人とも、本作のプロデューサーとしても名を連ねている。共演には、『SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班』のフィリップ・キョン、『イップ・マン 継承』のケント・チェン、『スーパーティーチャー 熱血格闘』のユー・カン、『奪命金』のフェリックス・ウォン、『全力スマッシュ』のウィルフレッド・ラウといった香港映画を代表するバイプレイヤーの面々が勢揃い。監督は、『ゴッド・ギャンブラー』シリーズなど、香港映画のヒットメイカーとして長年活躍しているバリー・ウォンと本作に撮影監督としても名を連ねるジェイソン・クワンが手掛けている。『追龍』は6月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月10日ドニー・イェンが詠春拳の達人イップ・マンを演じる“イップ・マン”シリーズ最新作にして完結版となる『イップ・マン 完結』から、本ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。2019年12月に中国で公開されるや、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を押さえて初登場1位を記録、前作を超えるシリーズ最大の世界興行収入を叩き出した本作。2月に香港で発表された香港電影金像奨(香港アカデミー賞)では、監督賞、新人賞、撮影賞など9部門にノミネートされ、話題を呼んでいる。今回解禁となった日本版の本ポスタービジュアルには、「さよなら、イップ・マン」のコピーとともに、燃える木人椿の前で詠春拳の構えを取るイップ・マンの姿が。背景には、ブルース・リーとの再会、そして息子の未来のために渡米した彼を表現するアメリカ合衆国の地図、舞台となるサンフランシスコを象徴するゴールデンゲートブリッジがデザインされている。併せて解禁された場面写真には、『ドクター・ストレンジ』のスコット・アドキンス演じる凶悪なアメリカ海軍曹バートンや『SPL 狼たちの処刑台』のウー・ユエが演じる太極拳の達人ワンと闘うイップ・マンの姿が。さらに、今回満を持して登場するチャン・クォックワン演じるブルース・リーのお馴染みのポーズ、ブルース・リーの弟子を演じた台湾のアイドルグループF4のヴァネス・ウーの姿も収められている。そのほか、前作『イップ・マン 継承』で逝去した妻の墓前にたたずむ場面や、最愛の息子が木人椿を打つ姿を見守るイップ・マンの表情をとらえたシーンなど見ごたえのあるシーンが切り取られている。現在、公開劇場、メイジャーなどにて、中国・香港公開時のオリジナルビジュアルのポストカード特典付きムビチケが数量限定で発売中。特典は、現在発売中の第1弾に続き、第2弾が3月20日(金)に発売予定。『イップ・マン 完結』は5月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年5月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年02月27日4月に公開になるディズニーの最新作『ムーラン』の最新予告編映像が公開になった。本作の主人公ムーランは、家族を守るために自身の正体を隠して戦いに身を投じる女性で、自分の生き方を貫こうと、つまり“自分が最も大事にしたいものを守るため”に戦う。このほど公開になった予告編で描かれる物語の舞台では、戦に備えて一家からひとりずつ兵士を募っている。ムーランの家では父が戦に出ると言い張るが、老いた父は戦える状態ではないようだ。そこでムーランは正体を隠して自分は“息子”だと名乗って戦におもむく。彼女は華麗な剣さばきで能力を開花させていくが、敵の勢力は“魔女”を味方につけているという。ムーランは自身の愛する者を守り切れるのか?彼女はこの戦いで何に気づき、どのように成長するのか?映像には壮大なスケールのアクションと主人公の葛藤や切実な想いがダイナミックなタッチで描き出される。主演に抜擢されたリウ・イーフェイはムーランを凛々しく演じ、アジアを代表する名女優コン・リーが魔女に扮してムーランの前に立ちはだかる。ほかにも名優にして大スターのドニー・イェンも登場。ドラマ、アクション、ファンタジックな描写が絶妙なバランスで描かれる。これまで多くのディズニー作品で、主人公たちが“自分の生き方、自分の進むべき道”を探して冒険したり、戦ったり、悩んできた。『アナと雪の女王』のエルサも、『美女と野獣』のベルも物語を通じて“自分のやりたいことをやる”だけでなく“自分が大切なもののために献身的になる”ことを学ぶ。守りたいものがある主人公は強い。本作の主人公ムーランは過酷な戦いの最後に何を見つけるのだろうか? ただの剣豪ではない、単なる強いヒロインではない、“守るべきもののために戦う主人公”がどのように描かれるのか期待したい。『ムーラン』4月17日(金)より 全国公開
2020年02月21日映画のレーティング審査を担うアメリカ映画協会が、ディズニーの実写映画『ムーラン』を「暴力的な場面」が含まれることからPG-13指定(13歳未満の子どもが鑑賞する際には保護者による特別な注意が望ましい)作品としたという。「The Hollywood Reporter」誌が報じた。ここ数年、『アラジン』、『ライオン・キング』、『マレフィセント』(『眠れる森の美女』より派生)、『美女と野獣』などアニメ映画の実写リメイク化がさかんなディズニー。『ムーラン』はこうしたディズニーの実写リメイク作品の中で、初めてPG-13指定を受けた作品となる。『ムーラン』はレーティング以外にも、ほかの作品と異なる点がある。オリジナル版のようなミュージカル・シーンはなく、アメリカ版ではエディ・マーフィー、日本版では山寺宏一が声優を務めた人気キャラクター、ドラゴンのムーシューは登場しない。リウ・イーフェイがムーランを演じ、ドニー・イェン、コン・リー、ジェット・リーら豪華キャストがそろう『ムーラン』。アメリカでは3月27日、日本では4月17日に公開が決定しているが、世界2位の映画市場である中国は、新型肺炎の影響で7万館以上の映画館が閉鎖されているため、公開予定日の3月27日から遅れが見込まれるという。(Hiromi Kaku)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年4月17日より全国にて公開© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年02月20日コロナウィルスが、映画業界にも脅威を与えている。中国では、70,000スクリーンほどある映画館がすべて閉鎖。世界第二の映画市場が実質的に停止したことで、2020年の世界興収は前年に比べ10億ドルから20億ドルほど落ちると見られている。また、中国では、映画やテレビの撮影もすべて一時中止に。春節前に撮影が始まっていたドニー・イェン主演作も、撮影続行は年末まで見送られる模様だ。4月の北京映画祭、6月の上海映画祭がどうなるのかも、わかっていない。文=猿渡由紀
2020年01月30日『美女と野獣』『アラジン』のディズニーが贈るファンタジー・アドベンチャー『ムーラン』。愛する人を守るため、本当の自分を隠して闘うディズニー史上最強ヒロイン、ムーランは改めて新時代を切り開く存在となりそうだ。『美女と野獣』のベルや『アラジン』のジャスミン、『リトル・マーメイド』のアリエルなど、ロマンチックな恋愛を中心に描かれてきたディズニー作品。しかし、そんなディズニーに新たな時代を切り開く存在となったのが、ムーランだ。1998年に公開されたアニメーション版では、由緒あるファ家のひとり娘であるムーランは、古いしきたりにとらわれず、自由な心を持つ少女だった。家族のためにお見合いをするが、女性らしくふるまうことが苦手な彼女は家族が望むような理想の女性像に近づくことができず、彼らを落胆させてしまう。ありのままの自分でいることができないことに苦悩する彼女だったが、そんな中、彼女が住む村へ敵が侵略してきたことをきっかけに、病気の父の身代わりとなって戦地へ赴くことを決意する。ムーランの物語の軸となっているのは、自ら“男性”として姿を装い、父の代わりに命を懸けて戦うという、これまでのディズニー作品とは一線を画す異色のストーリーだ。“女性は家にいるべき”という価値観を打ち砕く大胆な行動と、厳しい訓練や命を落とす危険のある戦へ出向く勇敢さ、そして誰かのために自らを犠牲にして戦う決心をする愛情深さなど、彼女の内面からあふれ出る“1人の人間”としての美しさと逞しさは、唯一無二の魅力といえる。そんな『ムーラン』がついに実写化。主人公ムーランを演じるのは、大抜擢となったアジアンビューティーのリウ・イーフェイ。透明感がありながらも凜とした強さを兼ね備えた容姿が印象的で、まさにムーランを体現しているかのような女優だ。そして脇を固めるのが、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンと世界で活躍し、アクションにも定評がある実力派俳優陣。そして、本作の監督を務めるのはニュージーランド出身のニキ・カーロ。女性主人公のストーリーを、女性監督がどのように完成させたのかも注目を集めている。感動のドラマとスペクタクルなアクションシーンを空前のスケールで描いた実写版のムーランは、どんな活躍をみせてくれるのだろうか?『ムーラン』は4月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年4月17日より全国にて公開© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年01月04日ドニー・イェン主演シリーズ最新作『イップ・マン4完結篇』(原題)が邦題を『イップ・マン 完結』として2020年5月8日より公開することが決定。併せて、日本版ティザービジュアルが解禁となった。本国版ティザー予告では、これまでのシリーズである戦時下の日本軍との闘いを描いた『イップ・マン 序章』、英国統治下のイギリス人との闘いを描いた『イップ・マン 葉問』、詠春拳同士の戦いを描いた『イップ・マン 継承』での孤高な闘いをふり返りつつ、最愛の妻と死別したイップ・マンが、ブルース・リーの招待を受け息子と渡米したサンフランシスコのチャイナタウンで繰り広げられる米海軍との闘いに立ち向かう姿を紹介している。さらに本国公開を前に解禁された予告編では、ドニー・イェン演じるイップ・マンが『ドクター・ストレンジ』のスコット・アドキンス、『SPL 狼たちの処刑台』のウー・ユエ、クリス・コリンズらとの新たなる闘いに臨む場面も描かれている。今回、本作の日本版ティザービジュアル2種が解禁。1種は後ろ手を組むドニー・イェンの握った拳が印象的なデザイン。もう1種のデザインでは、でかでかと踊る数字の「4」の中で詠春拳の構えを取っている彼の姿が確認でき、イップ・マンの最後の闘いに期待が膨らむビジュアルに仕上がっている。また、このデザインを用いたティザーチラシを12月20日(金)より、“イップ・マン”シリーズの聖地・新宿武蔵野館ほか全国公開予定の劇場にて設置予定。ティザーチラシは本国のティザーチラシ2種を表裏に配した特別版で、“イップ・マン”ファンにとっては、コレクターズアイテムとなること間違いなしだ。『イップ・マン 完結』は2020年5月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン4完結篇(原題) 2019年、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開予定© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2019年12月20日ディズニー・アニメーションのヒロインのイメージを変えた唯一無二の存在といえる“ムーラン”。その実写版が、2020年4月17日(金)全国公開される。この度、新しい日本版予告が公開された。主人公ムーランを演じるのは、大抜擢となったリウ・イーフェイ。透明感と強さを兼ね備えた容姿が印象的。脇を固めるのは、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンと世界で活躍し、アクションにも定評がある実力派俳優陣だ。そして、本作の監督を務めるのはニュージーランド出身の女性監督ニキ・カーロ。女性主人公のストーリーを女性監督がどのように完成させたのかに注目が集まる。公開された日本版予告編では、ムーランが住む村へ皇帝の遣いが出向き、“敵の侵略により全ての家から男子をひとりずつ兵士として徴収する“という重要なシーンから幕を開ける。ムーランの一家、ファ家には男子が一人もいないことから、病気の父親が自ら志願。歩くことすらままならない父親を前に、ムーランは「息子ファ・ジュン」と偽り、身代わりとなって戦地に赴くことを決意する。敵の側近である魔女シャンニャンは、実写版に登場するキャラクター。「本当の姿をみられたら、どんな罰が待っていることか」という意味深な警告をムーランに告げる。そして仲間へも知られてはならない大きな秘密を抱え、決意が現れた力強い眼差しを見せる一方で、本当の自分を隠し続けなければならないという辛さから、ひとり涙を滲ませるムーランの姿も映しだされている。『ムーラン』2020年4月17日(金)全国公開
2019年12月17日ディズニー史上最強ヒロインを描くファンタジーアドベンチャー『ムーラン』の実写版の日本公開日が、2020年4月17日(金)に決定。あわせて日本オリジナルポスターが公開された。ディズニー・アニメーションはこれまで『美女と野獣』のベルや『アラジン』のジャスミンなど、数多くのヒロインを誕生させてきたが、その中でもディズニーヒロインのイメージを変えた唯一無二の存在と言えるのが、本作の主人公“ムーラン”。彼女は、愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士として国の運命をかけた戦いに立ち向かっていく勇敢な女性だ。本作には、ファンタジー・アドベンチャー超大作に相応しい豪華キャスト陣が勢揃いしている。主人公ムーランを演じるのは、大抜擢となったアジアンビューティーのリウ・イーフェイ。透明感がありながらも強さを兼ね備えた容姿が印象的で、まさにムーランを体現しているかのような女優だ。そして脇を固めるのが、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンと、世界で活躍し、アクションにも定評がある実力派俳優たちだ。本作の監督を務めるのはニュージーランド出身の女性監督ニキ・カーロで、女性主人公のストーリーを女性監督がどのように完成させたのか、大いに注目が集まる。公開となった日本オリジナルポスタービジュアルでは、情熱的な赤い衣裳を身に纏い、芯の強さが感じられる一方で、強く握られた剣に映るのは“偽りの自分”という、嘘と真実との狭間で揺れ動く心の闘いも表現されている。果たして彼女を待ち受ける運命とは……?新たなヒロイン“ムーラン”が、2020年の日本を席巻する。『ムーラン』2020年4月17日(金)より全国公開
2019年11月21日ディズニー最新作実写映画『ムーラン』の日本公開日がこのほど2020年4月17日(金)に決定。日本オリジナルポスタービジュアルも到着した。これまで、たくさんのヒロインが登場してきたディズニー・アニメーション作品。中でもディズニーヒロインのイメージを変えたのが、本作の主人公ムーラン。ムーランは愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士として国の運命をかけた戦いに立ち向かっていく勇敢な女性であり、ディズニー史上最強ヒロインと言える。そんな主人公に大抜擢されたのが、10代からデビューしている中国人女優のリウ・イーフェイ。透明感がありながらも強さを兼ね備えた容姿は、まさにムーランのよう。そして、コン・リー、ジェット・リー、ドニー・イェンといった世界で活躍中のアクションにも定評のある俳優が出演している。ついに日本公開日が決定した今回。併せて到着した日本オリジナルポスタービジュアルには、リウ・イーフェイ演じるムーランの横顔が。情熱的な赤い衣装を身につけ、芯の強さが感じられる一方で、剣には“偽りの自分”が映し出され、嘘と真実との狭間で揺れ動く心の闘いが表現されている。『ムーラン』は2020年4月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月21日香港が誇る世界的アクションスター、ドニー・イェンが初の教師役を演じた『スーパーティーチャー 熱血格闘』から、日本版予告編が解禁となった。香港で最低の成績を記録する学校を舞台に、ドニー・イェン演じる新任の教師チャン・ハップが、問題児の揃うクラスの担任となり、自身の経験や特技を生かして生徒たちの心を掴んでいきながら学校の意識も変えていく、アクション満載かつ感動の学園ドラマ。今回届いた日本版予告編からも、教師チャン・ハップの規格外ぶりが十分に伺える。ドニー・イェン自身が一男一女を持つ父親として、子どもの教育をテーマにした作品を作りたいという熱い思いから誕生した本作は、教育、住宅問題、移民、差別と香港社会の中にある問題点も描かれている。それは今の日本にも当てはまる内容ともいえる。なお、本作はドニー・イェン自らが設立した製作会社「スーパーバレット・ピクチャーズ」の第1回作品となっており、プロデューサーも彼が兼任している。『スーパーティーチャー 熱血格闘』は11月15日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月18日『イップ・マン』シリーズや『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』など、数々のアクション映画で活躍するドニー・イェンが初の教師役を演じた『スーパーティーチャー 熱血格闘』から、日本版ポスターと香港オリジナル版予告が解禁となった。本作は、香港で最低の成績を記録する学校を舞台とした、元アメリカ海兵隊兵士出身の教師と問題だらけの生徒たちによる、アクション満載且つ感動のドラマ。香港が誇る世界的アクションスター、ドニー・イェンが初となる教師役で主演を務めた。今回解禁された香港オリジナル版予告は、ドニー・イェン演じるチャン・ハップが気合十分に勤務初日を迎える様子から始まる。学校の中でも不良や問題児が集まる6Bの担任になったチャン。ほかの生徒を殴ったり、校長の像の鼻を折ったりと騒動ばかり起こす生徒や、生徒たちからの嫌がらせを鮮やかな身のこなしで撥ね返していくチャンの姿が映し出される。ある日、学校に暴漢たちが乗り込んでくる。チャンは生徒たちを守るため、果敢に立ち向かう。学校で繰り広げられるチャンのキレッキレのアクションに、本編への期待が高まる予告映像になっている。予告と同時に日本版ポスターも解禁。あらゆるテクニックを使い独自の教育方法を駆使するチャンとドニー・イェンのイメージを合わせた、教科書にキックする姿を表現している。「全員、俺についてこい!!」というコピーが、チャンの熱血教師ぶりをうかがわせるビジュアルに仕上がっている。『スーパーティーチャー 熱血格闘』は11月15日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月04日