サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「顔を上げてドリブルできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中ドリブルをしている時は、常に次のプレーを考えながら顔を上げて視野を広く保つことが大事です。しかし、初心者はボールに気を取られて顔が下がってしまうことが多いもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、顔を上げてドリブルできるようになるトレーニングを紹介します。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親子で対面して立ち、子どもはゆっくりドリブルしながら動く2.対面する親が手に持ったボールを上に挙げたらドリブルをストップ3.親がボールを投げ、子どもはドリブルしながらキャッチして親に返す。このとき2バウンドまでOK4.動きに慣れたら、ドリブルのスピードを上げ、ボールもワンバウンド以内でキャッチするなどレベルアップ【トレーニングのポイント】・足元のボールだけでなく、親が持つボールも見ることを意識・親の動きを視野に入れつつも、ドリブルを止めない・親の動きを常に見て、ボールを投げてくるタイミングに合わせてドリブルする・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年08月02日小1の指導で注力することは何?2年生からは8人制になるから仲間と協力して崩すサッカーに移行しなければと思っているけど、ドリブルなどの個人技の基礎も小さいうちに身につけさせた方が良いと思っている。この年代でどんな指導をすればいい?というご相談をいただきました。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、日本と海外の「指導の順番」も例に挙げ、「サッカーを理解させる」ための指導をアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<練習中なのに砂遊びに行ってしまう。トレーニングに集中できない未就学児を一緒にサッカーさせるにはどうしたらいい?<お父さんコーチからのご質問>こんにちは。早速の質問ですが、U-8年代では何に力を入れていけばいいのか教えてください。息子が年中からサッカーをしており、現在小1です。子どものチーム所属が縁で息子の年代を指導することになりました。今までは6人制でしたが、2年生からは8人制になります。個人の技術だけではなかなか通用しなくなり、仲間と協力して崩していくサッカーに移行しなければと考えています。一方で、小さいうちにしっかりドリブルで相手を抜く個のスキルを身につけることも大切だと思っています。どれか一つの技術だけを磨けばいいわけではないことはわかっているのですが、この年代の指導で注力すべきことを教えていただけませんか。おすすめの練習メニューがあればご教示いただけると幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ご質問に関連したちょうどよいトピックがありますので、お伝えしましょう。■サッカーはいかにして味方と協力するかを楽しむスポーツ。勝手なプレーはダメ週末、千葉県の方で「親子サッカーキャンプ」を開催しました。親子でキャンプをするのですが、昼間は子どもとサッカーをし、夜は保護者に向けセミナーを行いました。そこでは、サッカーをどうとらえるか?といったお話もしました。「サッカーというスポーツは得点を競うゲームですが、チームゲームでもあります。ひとりで勝手にプレーしては、サッカーではなくなってしまいます。いかにして味方と協力するか、そんなことを楽しむスポーツです。私は子どもたちがサッカーをするのに、そこから入らないとおかしいと考えます。ところが、日本は、足元の技術が上手くならないと試合にならないと、大人たちが信じ込んでいます」そんな話から始まります。■子どもたちがパスを出そうとし始めたことに親が驚く参加されている親御さんのなかには、ご自分もサッカーを教えられている方もいらっしゃいます。お父さんコーチと呼ばれる、日本のサッカーを支えている人たちです。彼らの前で、一日目の午後2時間と二日目の午前2時間の指導で子どもたちの姿が変わっていくのがわかります。つまり、ひとり一人がドリブルをするのではなく、味方と協力するサッカーになっていくわけです。見ておられた親御さんたちの一番の驚きは、子どもたちがパスを出す味方を探そうとし始めたことでした。そうなると、パスを受けられる最適なポジションを探します。ボールに集まるのではなく、広がり始める。そうすると非常にサッカーらしくなります。参加者の中心は3、4年生でしたが「1年生からこんな指導を受けられたら、3年生になったらどんなふうになるのか楽しみ」という声もありました。■日本の子どもはドリブルばかり使うでは、私がどんな指導をしたのか。まず初めに、子どもたちにこう話します。「サッカー楽しむために、何が一番大事かな?」子どもたちは「シュートが入る!」と言います。「そうやな。パスをして前に進んでいくことが大事だね」そこから、いいポジションにいる味方を探してパスすることを勧めます。そうやってシュートが入ると、子どもたちはとても喜びます。誰かひとりがドリブルをして相手を抜いてゴールしたときよりも、明らかに嬉しそうです。キャンプ2日目。2対1でワンツーをするトレーニングをしました。ワンツーが成功すると、自分で抜く必要がなくなります。誰かを使って、自分がフリーになれる。そうすると、難しくないサッカーになります。世界のトップリーグの試合は、すべてそうなっています。どうして日本の子どもだけドリブルばかり使うのでしょうか。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■「止める・蹴る」ができてから「判断」を教える日本の指導は欧州と真逆この連載でもすでに何度かお伝えしているように、小学生に対する日本の育成は、指導の順番が「行動→判断→認知」です。足元の技術をしっかりやって「止める・蹴る」といったスキルやドリブル、つまり「行動」にあたる基礎技術が上手くなってから、視野をとって判断することを教えます。そうやって、ようやくサッカーというスポーツを認知します。一方、欧州などのサッカー先進国は、日本と真逆の「認知→判断→行動」という順番です。上述したように、サッカーがどういうスポーツなのかをまず学びます。認知します。次に、場面場面でどれだけたくさんの情報を持てるか。そして、その情報を瞬時に整理して選べるかをトレーニングします。判断です。この認知、判断の次に、ようやく「行動」がきます。正確に出てきたパスをコントロールし、次にその場面で最適と思われるパスやドリブルを選び遂行する技術を磨くのです。以上のことからわかるように、私たちは、情報を入れるトレーニングを早くからやったほうがいいのです。■今の日本は「サッカーを知らない」子どもたちを育ててしまっている(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)対面パスやジグザグドリブルのようなクローズドスキルだけでは、子どもは考えなくて済みます。日本のジュニアは足元の技術が素晴らしいと言われますが、それだけをやってしまうと頭で考える力がついてきません。現実に、チームでどこに動けばよいかを考える姿が、日本のジュニアにあまり見られません。指導が後回しになっているからです。後回しにしてよいのは、足元の技術練習のほうです。そのあたりの順番が逆なので、子どもたちは賢く育っていません。技術はしっかりしているけれど、サッカーを知らない――そんな子どもたちを育ててしまっています。思えば2年生から8人制というのも、私から見れば違和感があります。ドイツでは今、10歳以下は3対3の「フニーニョ」(※)です。サッカーを始めた入り口に近い2年生から、いきなり8人制で試合をしてしまえば、子どもたちはどう動くのか、どう見るのかを一切学べないまま試合をしなくてはなりません。※フニーニョとは?ドイツが育成年代に導入しているフニーニョとはこんなルール>>池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年07月29日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い「ドリブルが遅い、スピードに乗ってドリブルできない」という悩みを解決する、狭い場所でもできるトレーニングをご紹介します。試合中、ドリブルをする場面がたくさんあります。緩急が大事なので、ゆっくり運ぶときもあればスピードに乗って素早くドリブルしなければならない場面もあります。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、素早くドリブルするのが苦手なもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、スピードに乗ったドリブルができるようになる方法を紹介。親は難しい動きはありません。【やり方】1.最初は子どもの前に目印を2つ離して置き、子どもはドリブルしながら前へ進み、目印をターンして戻ってくる2.スピードを意識させるために、親子で競争。親はボールを持って走っても良い※ボール無しで走ってもOK3.目印を4つ用意して四角を作り、ドリブルしながら目印を90度ターンして戻ってく4.慣れたら鬼ごっこや、対角でスタートして子どもが親に追いついたら勝ちなどアレンジしてやってみる【トレーニングのポイント】・勝ち負けより、今の自分がより速くなることを意識・前に進む時は思い切って強くボールタッチすることでスピードを出す・ターンをするときは細かくタッチ・親子で競争することで、よりスピードを意識する・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年06月30日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い「ドリブルで相手を惑わす動き、相手との駆け引きがうまくできない」という悩みを解決する、狭い場所でもできるトレーニングをご紹介します。試合中、攻撃のターンでは、ドリブルで相手を交わす際など相手と駆け引きをする場面がたくさんあります。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、相手を惑わす動きができず動きを読まれやすいためボールを奪われやすいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、相手との駆け引きが上手になる方法を紹介。親は難しい動きはありません。【やり方】1.四方に目印を置き、親子で対角線に立つ2.最初は手で行う。親がDF役になって動き、子どもは親の動きに合わせて駆け引きをしながら空いている目印に移動する3.手でやっていたことを、足でドリブルしながら行う4.慣れたら駆け引きをしながら対角のゴールを目指すなど試合の状況に近づける自分がどう動くと、相手はどんな動きをするのかを覚えて、相手の逆をつく感覚を身につけることが大事です。【トレーニングのポイント】・最初は駆け引きの動きを覚えるために、手で行う・親の動きに合わせて、空いている目印(ゴール)を目指す・親の動きをよく見て逆をつくことを意識・常に相手の動きと自分の動きを意識・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年06月23日ドリブルやパス、攻撃や守備の原則、数的優位の作り方など、どの年代でも必要な要素はあるが、年代ごとにレベルが違うもの。同じスキルでも低学年、中学年、高学年とそれぞれの年代で押さえておくべきポイントは何になるのか、どんなトレーニングをすることで理解が進むのか......。と悩む新米お父さんコーチからの相談。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、年代ごとの指導のポイントを教えます。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<数的優位を作る指導のコツ、どこを見て、何が見えていればいいのか理解させる教え方はある?<お父さんコーチからのご質問>はじめまして。少年団コーチです(指導年齢:U-8~12)。子どものチーム入団とともにコーチをすることになりました。サッカーは高校までやっていましたが、指導の勉強はしたことがないのでご相談させてください。ドリブルやパス、攻撃や守備の原則、数的優位の作り方などサッカーにおける基本的な技術はどの年代でも必要なわけですが、各年代で求められるレベルが違うと思います。同じスキルでも低学年、中学年、高学年とそれぞれの年代で押さえておくべきポイントは何になるのか、どんなトレーニングをすることで理解が進むのか、要点を教えていただけませんか。関わるのが全学年なので、どうぞよろしくお願いいたします。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ご自身も高校までサッカーをしていたのですね。サッカー経験者の場合、ご自分のなかで経験したことでしかサッカーを考えられない傾向があります。例えば、練習メニューも自分がやっていたことがまず思い出されたりします。サッカーのとらえ方もそうなりがちです。古いデータを捨てて、パソコンのソフトをバージョンアップさせるように、新しいことを学んでください。■まずはドイツサッカー協会が掲げている年代別の育成論を確認してみようご質問が、低学年、中学年、高学年とそれぞれの年代で押さえておくべきポイントと、どんなトレーニングをすることで理解が進むのか、という二点です。どちらも、大きな話になってしまうので的を射た話にならないかもしれませんが、ご了承ください。もしこれからさまざま勉強していくのであれば、まずはドイツサッカー協会が掲げている年代別の育成論を読んでみてください。ネットにいくつもが情報あります。ここでは一例を紹介します。・あらためて、ドイツ「育成年代の改革」を構造で理解する/ドイツメソッド・ミニマム講座|COACH UNITED(コーチ・ユナイテッド)これを読むと、皆さんがこれまで受けてきた指導とまったく違うことがわかるかと思います。加えて、ドイツの年代別トレーニングは、現地で長年指導している中野吉之伴さんの本に詳しく載っています。・世界王者ドイツの育成メソッドに学ぶ サッカー年代別トレーニングの教科書|中野吉之伴また、私も練習メニューやコーチングの著書があります。・「蹴る・運ぶ・繋がる」を体系的に学ぶ ジュニアサッカートレーニング|池上正・池上正の子どもが伸びるサッカーの練習|池上正、清水英斗そういったネットの情報や、書籍でまずは勉強をしてほしいと思います。■低学年は、キックやドリブルよりゲームを中心にそこで、私がカテゴリーごとで大切にしてほしいポイントをお伝えします。皆さんは、最初にドリブルやパスといった足元のスキルを教えられてきたと思います。しかし、実はサッカーは、ゲームのなかでいろんなことを理解していくことが重要です。特に、入り口になる低学年はゲームを中心にやってください。足元の技術を取り上げて練習する時間よりも、ミニゲームを長くやります。そうすると、子どもが低学年だと団子になりやすいですね。そこで、どうしたら広がれるかを問いかけながら、理解させましょう。その際、コーチはキックやドリブルにあまり注意を払わず、上手く広がってパスをもらえたら、その選手をほめてあげてください。また、そういう選手を見つけてパスできた側の選手も、大いにほめます。「広いほう、よく見てたね」「広いほうにドリブルできたね」やったプレー、起きた事象をなぞるだけでいいのです。そうやって「広いほうをよく見る」といったことに目が向けばいいわけです。そうすると、だんだんサッカーの試合になっていきます。そうするよう、ぜひ導いてください。■中学年は仲間と連携して相手守備を崩す理解を、高学年はプレーの選択肢を増やす次に、3~4年生の中学年です。広がったら、プレーがやりやすくなることがもうわかり始めています。そこで、どうしたらもっと効率よく、点が取れるか。そこを選手に考えてもらいます。そのために、例えばワンツーパスやシザースにトライしてもらいます。仲間とグループで相手の守備を崩すことを理解してもらうのです。そして、5~6年生の高学年です。実際の試合で、それまでやってきたことをどんどん試してもらいます。「ワンツーはこんなふうに使えばいいんじゃない?」などと、プレーの幅が広がるよう、選択肢を増やすことに重心を置いてやっていきます。そのような練習でやったことを、必ず試合で試す。うまくいかなかったら、それをどうやったらうまくいくのかを練習してもらうのです。その点で、技術のことは高学年からやっていっても、まったく問題ないと私は考えます。サッカーを理解すると、スキルを伸ばすモチベーションは当然上がります。例えば、スペースに入ったのを味方が見つけてくれてパスが来たのに、自分がトラップミスをしたとしましょう。「止めておけば、1点だったのに」そう感じる悔しさが、子どもたちを向上させます。もっと正確にしないとうまくいかない。もっと早くプレーしないと、相手にとられる。そういうことが感じられるようになって、コーチのほうも初めて技術を追求すればいいかと思います。速いボールを止める、蹴る。動きながら、止める、蹴る。といった感じで、レベルアップできます。【7月9-10日開催】池上正コーチによる親子サッカーキャンプ開催>>■ドリブルやボールを正確に蹴ることより「見ることが大事」と認知させよう(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)実は多くの指導者が、ドリブルができなかったり、ボールを正確に止められなければ「試合にならない」と考えています。しかし、そこに注目すると、今までの日本のやり方と変わらなくなります。「あそこにパスしようよ。そうすると、あの子はシュートできるよ」と1年生に伝えると、1年生はその子を見て蹴ります。むやみやたらに蹴ったりはしません。止まって、見て、顔を上げて蹴るようになります。そうやって「見ることが大事だ」ということを認知させます。ミニゲームのなかで何回も蹴っている間に、たまに届いたりします。それが届かないとか、蹴りづらさを本人が感じているようなら、じゃあいったん蹴り方を教えようかとなります。それは個人でもできます。個人的な話になりますが、私はサッカーを始めたのは高校に入学してからです。それでも上達しました。したがって、技術を身に付けるのは15歳のこの時期からだと考えます。先ほども言いましたが、サッカーがどんな競技なのか理解することによって「このボールを正確にできたら!」と思えるのです。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年06月20日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者が苦手とする「アウトサイドを使って上手にドリブルができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合の中で、インサイドキックとともによく使う「アウトサイド」。足の外側を使って方向転換する時や相手を交わす時に使うキックです。アウトサイドを使ったボールコントロールはサッカーの基本技術の一つ。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者にはしっかり「アイトサイド」にミートして狙った所に蹴ることが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、アウトサイドを使ったドリブルが上手にできるようになります。【やり方】1.親、子それぞれの足元と、親子の中間地点に目印を置く2.アウトサイド(足の内側)でボールを触りながら足元の目印を1周する3.慣れたら親子でスピードを競争4.さらに慣れてきたら足元の目印を回ってから中間地点の目印までドリブルする速さを競うなど難易度をあげるほかにも、利き足だけでなく両足ともできるように挑戦してみたり、足元の目印を回ったあと親子の中間地点の目印をゴールに見立ててシュートしてみるなどアレンジして楽しんでください。【トレーニングのポイント】・ボールは足の小指のあたりで触る・軸足を外側に置く・目印を回るときは細かいタッチでまわる・慣れてきたら素早くドリブルして止まる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年05月19日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者が苦手とする「インサイドを使って上手にドリブルができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合の中で、相手を交わすときや方向を変えるときなどによく使う「インサイド」。足の内側を使ってのドリブル。インサイドを使ったドリブルはサッカーの基本技術の一つ。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者にはどこを意識してボールを触ればいいのか、という感覚がわからず、上手に蹴ることが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合の中で相手を交わしたり方向転換するドリブルが上手にできるようになります。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親、子それぞれの足元と、親子の中間地点に目印を置く2.インサイド(足の内側)でボールを触りながら足元の目印を1周する3.慣れたら親子でスピードを競争4.さらに慣れてきたら足元の目印を回ってから中間地点の目印までドリブルする速さを競うなど難易度をあげる【トレーニングのポイント】・ボールは足の親指のあたりで触る・目印を回るときは細かいタッチでまわる・慣れてきたら素早くドリブルして止まる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年05月17日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は特にサッカー初心者が悩む「ドリブルで相手を交わせない」を克服するトレーニングをご紹介します。ドリブルで大切なのは、相手との距離感。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者には相手との距離感を掴むことが難しく、簡単にボールを奪われたり、相手と遠い位置で1対1をしかけてしまい、まったく抜けないということが多々あります。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、ドリブルで相手にとられないボールの置き所と、相手を交わすタイミングが理解できるようになる方法を紹介。親は難しい動きはありません。【やり方】1.子どもがボールを持ち、適度な距離をもって対面して立つ2.親は後ろに下がり、子どもはドリブルしながら前進3.親がストップしたら子どももストップ、DF役の親が足を延ばしても届かない距離感をキープ4.慣れてきたら親が止まった瞬間に左右どちらかにドリブルして親を交わすなど試合の動きに近づける【トレーニングのポイント】・まずは相手が足を延ばしてもギリギリ届かない距離感を掴む・親の動きをよく見ながら、親が止まったらボールを取られない距離をキープして止まる・方向を変える際は、相手の足がギリギリ届かない場所で方向変換をする・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う2020次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年04月21日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は特にサッカー初心者が悩む「ドリブルが上手くできない」を解決するトレーニングをご紹介します。サッカーを始めたばかりのころは、「ドリブルが上手にできるようになりたいけど、どんな練習をすればいいのかわからない」という人が多いもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、相手を見ることや切り返しなど、ドリブルの基本動作が身に付きます。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親子で対面して、子どもがボールを持って立つ2.ゴールに見立てた目印を置き、じゃんけんで勝ったらゴールに向かって走る。負けた方(親)はゴールを通さないように塞いで、子どもをタッチしにいく3.ある程度動きを覚えたら、ドリブルしながらやってみる4.慣れてきたら切り返しにもチャレンジしてみるサッカーを始めたばかりでドリブルがおぼつかない場合は、親が動きのスピードを遅くしたり制限をつけてあげる【トレーニングのポイント】・最初は動きを覚えるためにボールを持ったまま行う・サイドステップやバックステップなども入れてみる・ドリブル中はしっかり相手を見る・相手が近づいてきた時にしっかり切り返しをして、空いている場所を素早く通ることを意識する・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年03月31日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブル中に足元のボールばかり見ている、顔を上げてドリブルできない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。顔を上げてドリブルできるようになると、試合中の味方の動きや相手の動き、空いているスペースを見れるようになるので、適切なタイミングでパスを出したりより効果的なプレーができるようになります。しかし、初心者のうちは足でボールを扱うこと行うのが難しく、なかなか顔を上げてドリブルできないもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合中顔を上げて周囲を確認しながらドリブルできるようになります。親は難しい動きはありません。【やり方】1.親子で離れて立ち、子どもの前に3つほど目印を置く2.子どもは目印をジグザグにドリブルして元の位置に戻る3.親が持っているボールを上に上げたら子どもはドリブルを止め、下げたらドリブル再開4.上手くできるようになったら、ドリブル中に親がボールを投げる5.子どもはボールを手でキャッチして親に返す【トレーニングのポイント】・親が持っているボールをよく見る・ドリブル中に顔を下げないという意識をもって行う・キャッチするという動作を入れることで顔を上げなければならなくなる・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年10月07日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルが思い通りにできない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合中、ドリブルを使う場面はたくさんあります。ボールを運ぶドリブル以外では、方向を変える、スピードを変えて相手の動きを揺さぶる、止まるなどの動きがドリブル中にスムーズにできるようになると、状況に合わせたドリブルを使い分けたり、次のプレーへの移行が素早くできるようになります。しかし、初心者のうちは動きが身についてないこともあり、思い通りにドリブルで方向を変えたりスピードを変えることが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合中スピードの変化をつけたり、方向の変化など思い通りにドリブルできるようになります。親は難しい動きはありません。【やり方】1.4つの目印で四角を作り、中央に1つゴールに見立てた目印を置く2.子どもは四角の周りを回りながらドリブル3.目印間の移動はスピードアップ、曲がる時はスピードを落とす4.慣れてきたら、ボールを増やして親子で勝負するなどゲーム性を持たせる5.ドリブルで四角を一周し、スタート位置に戻ったら四角の中央に置いた目印をゴールに見立てて、当たったら得点にするなどアレンジする【トレーニングのポイント】・コントロールしやすいよう足元にボールを置く・曲がる時はインサイドやアウトサイドを使って方向を変える・四角の目印間の移動は素早く行う・曲がる時はスピードを落とす・常に顔をあげて状況を確認する・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年10月04日夫と婚活アプリで知り合ったのは34歳のとき。飲み歩いたり宅飲みしたりと、それまでの自堕落な休日を一変させ、人生MAXの体重を減らそうとダイエットを決意したのも、すべて夫と出会ってから。夫が私の人生を変えてくれました。結婚願望はさほどなく、休日はお酒でストレス発散私は看護師をしています。お世話になっている先生が開院するにあたり、「一緒に頑張りたい」と33歳で転職。引っ越しもして仕事中心の生活を送っていました。そんな私のストレス発散は、お酒を飲むこと。休みの日は友だちと飲みに行ったり、簡単なおつまみを作って昼から「ビール最高!」と宅飲みをしたり。そんなダラけた生活のせいで、いつしか体重は人生MAXまでに到達。「痩せなきゃなぁ」と思いながらも、こんな生活がやめられないのですから、結婚に関しても「いつかはしたいな」と思うくらいで、「絶対したい!」「早くしたい!」と願望するほどの熱量はなく、「30歳を過ぎたし彼氏ぐらいは欲しいな……」と、今はやりの婚活アプリで出会いを探すくらいでした。 婚活アプリで知り合った夫に直感が働いてお付き合いそんなある日、婚活アプリで知り合った彼となんとなく連絡をとり、毎日やりとりをするようになります。頻繁に連絡をとることを面倒に思う私にしたら、これはまさに奇跡! 今まではメッセージのチェックはしても返信は数日後、ひどいときは返信しないこともザラだったのですが、今回は違いました。なぜなのか、自分でもわかりません。ただ、これを逃したらダメな気がしたのです。そして「今のままの自分じゃいけない。何か変えないと……」と思い、1日1通の返信を決意。そうして連絡をとり続け、2週間後、初めて会うことになりました。初めて会った瞬間、頭をよぎったのが「この人と付き合いたいな」という思い。明確な理由はありませんが、お酒を飲みながら食事をして2軒目にも行き、初対面とは思えないほど終電まで楽しく過ごせたので、直感は間違っていないと思います。そして「このままでは付き合ってもらえない!」と思った私は、この日からダイエットを開始。うれしいことに結果を待たず、知り合って4カ月で交際が始まりました。彼の仕事が忙しくてなかなか休みが合わなくて、付き合うまでに3回しか会えませんでしたが、付き合ってからは毎日何度も連絡をとり、毎週末、一緒に過ごしました。 意外なきっかけでふんわりプロポーズ付き合って2カ月経った4月、私の住むアパートの更新が8月にあるという通知が届きました。「この人が最後の男」と確信していた私は、「このままダラダラ付き合っている時間がもったいない。プロポーズしてもらいたい」と、今が絶好のタイミングとばかりに、お酒を飲みながらサラっと「結婚する気はある?」と、聞いてみました。彼からは「うん、そのつもり」との返事。2人で私の家に帰ってからも、私はアパートの更新通知を見せながら彼にこう言ってみます。「8月に○○円払って更新しないといけない通知がきたんだ」「そうなんだ。じゃあ結婚する?」「うん、する! って、え?? 本当に!?」私の思い描いていたシチュエーションとは違っていましたし、私が言わせた感は否めませんが、それでも無事プロポーズされました。あとから聞いたのですが、夫はクリスマスでのプロポーズを考えていたそう。そのあとはアパートの退去日から逆算してスケジュールを調整。付き合って1年の記念日に結婚式を挙げました。 夫と出会って私の人生は変わりました。ダイエットが成功したのも、結婚できたのも、子どもに恵まれたのも、すべては夫に出会えたから。今はかわいい娘と3人暮らし。あのとき自分の直感を信じ、夫と結婚して本当に良かったと思っています。ちなみに、夫と出会ってから結婚式までに私が落とした体重は15kg! 面倒事は投げ出しがちな私が頑張りました。夫は、自分と付き合いたいからダイエットを始めたことがうれしかったようで、未だに「俺のために痩せたんやろ?」と言ってきます。これからも、頑張った自分を忘れずに、夫と一緒に生きていきたいと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 文/M.Yさん
2021年07月28日この話は、作者CHIHIROさんの妹さんに起こったエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ ようやくできた初めてのママ友と、久しぶりの約束。楽しみに出かけると、ママ友の横には見知らぬ女性が一緒にいて…。突然、ゆりさんの口から飛び出した「神様」というキーワード。嫌な予感がしましたが、ここから状況はますます悪化していくのです。次回に続く「ママ友になりませんか?」(全13話)17時更新!
2021年07月21日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「相手を見ながらドリブルできない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合中は、ドリブルでもパスでも常に顔を上げたプレーが求められます。ドリブルの時、足元ばかり見ているとボールを奪いに来た相手選手に気づくのが遅れ、容易にボールを失ってしまうリスクがあります。常に顔を上げて相手を見ながらドリブルすることができるようになれば、相手選手がボールを奪いに来たらドリブルで交わす、もしくはフリーな味方にパスを出したり、ゴール前ならシュートを打つなど、様々なプレーにつなげることができます。しかし、初心者は足元のボールに意識が行きがちで相手の顔を見ることができず、相手が寄せてきて焦ってしまいます。または、周りが見えてなくてパスやシュートができないものです。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、自然と相手を見ながらドリブルができ、落ち着いてプレーすることができるようになります。親は難しい動きは一切ありません。【やり方】1.目印を3つずつ対象において、親子で対面して立つ(目印は3つ以上置いてもよい)2.子どもはボールを持ったまま親をよく見て、親が回った目印と同じ色の目印を回る3.慣れたらドリブルしながらやってみる4.それも慣れたらパスを織り交ぜるなど、判断を伴ったゲームにしたり難易度を上げる【ポイント】・親の顔、動きをよく見る・最初はボールを持って親と同じ色の目印を回る動きを覚える・力まずリラックスして行う・止まらずに行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年07月15日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「横方向へボールコントロールすることができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合の中では様々な状況に合わせて反応しなければなりません。動きながら足元でボールを止め、蹴りやすいように横方向に動かしてから正確なパスを出す場面もたくさんあります。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、止めたボールを横方向にコントロールし、インサイドやアウトサイドでパスを出すことができないもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合の中でファーストタッチでボールを左右に動かせるようになります。親は難しい動きは一切ありません。手でボールを転がすだけ。【やり方】1.親子で対面して立つ、2.子どもよりの場所に2つの目印を置いて子どもは目印の斜め後ろに立つ3.親が転がしたボールを子どもはインサイドで横にコントロールして、目印の間を通して返す4.上手にできるようになったらアウトサイドでも行う【ポイント】・ボールをよく見る・インサイドでボールをコントロールしてボールを横に動かす・足のインサイドにしっかり面を作り、内側にコントロールする意識で行う・身体をしっかり内側(進行方向)に倒す・止まらずに行うこと・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年06月07日犬は飼い主への忠誠心がとても強い動物として知られています。では2人の飼い主がいる場合、愛犬はどちらにより忠実なのでしょうか。そんな疑問を抱いたカップルが、ある検証をすることにしました。愛犬がより好きなのは誰?カミラさんと彼女の恋人は、愛犬のヨークシャーテリアのクッキーのことをとてもかわいがっています。そこで2人は、クッキーがどちらのことをより好きなのかを知るために検証を行いました。その方法は、2人の間にクッキーを座らせて「せーの」で逆方向に走ります。クッキーが追いかけていったのは…驚きの結果がこちらです!@kamilandra_The loyalty is real!! ##fyp ##loyaldog ##yorkshireterrierlove❤ ##dogchallengerunaway ##dogchallenge♬ original sound - Herkythecavalier忠誠心は本物!!kamilandra_ーより引用(和訳)「こんなの選べない!」というように、その場で回り始めたクッキー。予想外の結果に2人ともびっくり。カミラさんの恋人も「彼女は忠実すぎる!」といっています。このクッキーのリアクションを見た人たちは大笑い!240万件を超える『いいね』が集まりました。・この犬は両方向に同時に走ろうとしている!・2人のことが同じくらい好きなのね。・これは期待していなかった。・かわいすぎる!最高の結果だね。カミラさんを追いかけるか、彼女の恋人を追いかけるか、どうしたらいいのか分からなくなってしまったクッキー。どうしても1人を選べなかったクッキーは本当に2人とも大好きなのでしょう。検証の結果は『引き分け』に終わりましたが、飼い主に対するクッキーの忠誠心は見事に証明されましたね![文・構成/grape編集部]
2021年06月01日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「常に顔を上げてドリブルすることができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ドリブル中は常に顔を上げて周りを見ながらプレーすることが大事です。足元を見てドリブルしていると相手に取られてしまいます。足元だけに集中せず、顔を上げて状況判断をしなければなりません。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、ボールをにばかり注意がいってしまい、足元を見てしまうことが多く、ドリブルをしながら周囲を見るという2つの動きができません。どうしてもドリブル中に顔が下を向いてしまうことも多いもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、常に顔を上げてドリブルできるようになります。親は難しい動きは一切ありません。ボールを投げるだけ。【やり方】1.目印を2つ置き、親子ともにボールを一つ持ち、対面して立つ2.子どもは目印周りを8の字を描くようにドリブルをする3.親はドリブルしている子どもにボールを投げる4.子どもは常に親とボールを見ながらドリブルし、キャッチしたボールを投げ返す5.慣れてきたら右足だけでドリブルするなど、制限をつけて難易度を上げるボールの高さを変えたり強弱をつけてアレンジする【ポイント】・ボールをコントロールしやすいように自分の近くに置いてドリブルする・常にボールと親の状況を意識・どんな状況でも常に顔を上げることを意識する・受けたパスはすぐに返す・止まらずに行うこと・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年05月27日リフティングは、サッカーの基本技術の1つです。リフティングが上達すればドリブルを始めとしたサッカーのさまざまなプレーの上達が期待できるでしょう。この記事では、リフティングとドリブルの関係性について解説します。また、リフティングの目的や上達のポイントなどについても取り上げているため、ぜひ参考にしてみてください。リフティングとはリフティングとは、ボールを落とさないように、足や太もも、頭などでボールを扱う技術のこととです。サッカーの基本ともいえる技術の1つであるため、多くのチームでリフティング練習が取り入れられています。リフティングは、サッカーのスキルアップにつながる要素がたくさん含まれている点が特徴です。簡単に取り組めるため、ついつい何も考えず漠然と取り組んでしまいがちですが、工夫次第でドリブルやパス、トラップのレベルがさらにアップするでしょう。リフティング練習にも最適テクニック上達専用ボール「テクダマ」>>リフティングの目的リフティングをする目的は、リフティングを通してボールの扱い方を身につけることです。チームによっては「リフティング●●回を達成しよう」など、回数を増やすことを目的として掲げているケースもあるでしょう。確かにある程度継続してリフティングすることは大切です。しかし、何百回、何千回と過度に回数を追い求める必要はありません。回数を追い求めると、右足ではリフティングが何百回もできる一方で、左足ではできない、ヘディングではできない、インサイドだと続かないなど、特定の箇所を苦手としてしまう可能性があります。リフティングを行う際は、回数を追い求めるのではなく、さまざまな部位でボールを扱えるようにすることを意識してください。リフティングでボールの扱い方が向上する理由リフティングをするとなぜボールの扱い方が向上するのでしょうか。これは、リフティングを行うためには、ボールを正確に扱わなければいけないためです。例えば、リフティングの際にボールを蹴る位置を間違えると、ボールは思いもよらない方向に飛んでいくため継続できません。また、ボールを蹴る力が強すぎてボールが高く上がると、その次のボールコントロールは難しくなるため、やはりリフティングは続かないでしょう。このように、リフティングをある程度継続させるためには、ボールのどの部分をどのくらいの力加減で、足のどの部分で触れるのか、といったことを感覚的に身につけなければいけません。ボールの正しい位置を捉えるという点は、ドリブルやパスも同じです。ドリブルの際に足で触れるボールの位置を間違えると思ったような方向に進めません。また、パスの際に力が入りすぎると、味方にとってトラップしにくいパスとなってしまいます。このような点から、ボールの扱い方を覚えることがドリブルやパスの上達にもつながると考えられます。ボールの扱いを上達させるリフティングをするにはでは、ボールの扱いを上達させるためのリフティングをするにはどうすればいいのでしょうか。もっとも簡単な方法としては、決められたエリア内でリフティングを行うというものがあります。このルールであれば、エリアの外に出ないようにボールを扱うことを意識することができ、ボールに触れる位置や力加減を養うことができるでしょう。最初のうちはエリアを大きく設定し、慣れてきたら徐々に小さくしてみてください。また、さまざまな部位で行うことでどの部位でも安定してボールを扱えるようになるでしょう。まとめ今回は、リフティングの概要から目的、リフティングの上達がドリブルやパスの上達につながる理由などについて解説しました。リフティングは回数を増やすよりも、ボールを正確に扱えるようになることが大切です。ボールの扱い方が上手くなれば、ドリブルやパスの際のボールコントロールも上達すると考えられます。ぜひ、今回の内容を参考にリフティングに取り組んでみてください。リフティング練習にも最適テクニック上達専用ボール「テクダマ」>>
2021年05月19日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルが遅い、素早いドリブルができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合の中では、ドリブルをしながらただ前進するのではなく、ボールを奪いに来た相手の逆を突いてかわすことが大事です。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、相手にボールを取られないよう身体を使ってボールを守りながらドリブルを続けたり、相手の逆を取って素早いドリブルに移ることができません。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合の中でどボールを奪いに来た相手の逆を取ってドリブルで攻撃し続けることが自然と出来できるようになります。親は難しい動きは一切ありません。【やり方】1.4か所にマーカー(目印)を置いて四角を作る2.子どもはインサイドを使ったドリブルで四角を1周3.次はアウトサイドを使ったドリブルで四角を1周4.インサイド、アウトサイドそれぞれのドリブルで逆回りに1周5.親がドリブル中の子どもをタッチしに行く6.相手を意識しながらゴールを目指すことで、徐々に素早いドリブルができるように意識する【ポイント】・相手の動きを意識・ドリブルのスペースがある時は強いタッチでボールを押し出すドリブル・コーナーを曲がるときは細かいタッチ・スピードに乗ったドリブルをするときはアウトサイドを使う・方向を変えるときはインサイドやアウトサイドを使う・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年05月07日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルで相手の逆を取れない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合の中では、ドリブルをしながらただ前進するのではなく、ボールを奪いに来た相手の逆を突いてかわすことが大事です。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、相手にボールを取られないよう身体を使ってボールを守りながらドリブルを続けたり、相手の逆を取って素早いドリブルに移ることができません。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合の中でどボールを奪いに来た相手の逆を取ってドリブルで攻撃し続けることが自然と出来できるようになります。親は難しい動きは一切ありません。【やり方】1.左右にマーカー(目印)でゴールを作る2.親子で対面して立ち、子どもがボールを持つ3.子どもはアウトサイドを使って左右のゴールを突破4.親はゴールに向かう子どもの進行を邪魔する5.子どもは親がふさいだ方と逆の方向にあるゴールに向かう6.慣れたら親の逆を取った後に素早くドリブルをするよう意識する【ポイント】・相手をよく見て動きを予想する・アウトサイドを使って相手から遠い位置でボールを触る・相手との間に体を入れて距離を作りボールを守る・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年05月06日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブル中に相手との駆け引きが出来ない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合の中でボールを奪いに来る相手をどうかわすか、駆け引きをしなければなりません。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は足元のボールのコントロールに集中してしまったり、とにかく前進すること以外の選択肢がなく、フェイントを入れて相手の逆をついたりすることができません。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合でドリブルしているときにボールを奪いに来た相手をかわす駆け引きが自然と出来できるようになります。親は難しい動きは一切ありません。簡単な動きですが運動不足解消にもつながるのでぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.目印を4つ用意し、2~3メートル間隔で正方形に置く2.親子で対角線に立ち、鬼ごっこをする3.子どもは親につかまる前に親子のセンターラインジュにあるどちらかの目印にタッチする4.タッチした目印に子どもが立ち、親は対角線に歩いて移動5.先ほどと同じように、親子を挟んだライン上にあるどちらかの目印にタッチ6.慣れてきたら、じゃんけんで攻守を決めるなどバリエーションをつける7.上半身を左右に揺さぶって相手を惑わすなど、フェイントを入れたり仕合で使う動きもやってみる8.ボールのない動き方が身についてきたら、ボールを使ってやってみる9.できるようになったら、親と子が立っている対面の目印に触れたら得点倍など、難易度を高めるアレンジをする【ポイント】・顔を上げて相手の動きをよく見る・空いているゴール(目印)を見つける・足だけでなく上半身も使って相手を誘う動きもやってみる・狙っているゴールではなく、あえて違うゴールを狙って相手を誘う駆け引きをする・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年04月21日ジュニア年代の指導ではドリブルとパス、どちらを先に教えたらいい?保護者も子どもたちもドリブル軍団が勝利を収める場面を見て移籍したくなるようだ。サッカーの最小局面は2対1という考えで指導しているけど、保護者や子どもたちのそんな姿を見ていると、指導が不安になる。ジュニア年代で優先的に伝えるのはドリブル?パス?というご相談。みなさんはどんな風に教えていますか?これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、お父さんコーチの悩みにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<監督の顔を潰さずチーム外自主トレでできることは?<お父さんコーチからの質問>池上さん初めまして。私は普段は専属で街クラブのジュニアチームで指導しています。指導年齢は未就学児から小6までです。早速ですが質問です。ジュニアの育成年代に伝えて行くべき優先順位はパスですか?ドリブルですか?ドリブルに特化したスクールや動画の配信が子ども達を夢中にさせているのを目の当たりにします。またドリブルに特化したチームが有利にゲームを運び勝利する場面も多々見かけます。私としては「サッカー」を教えたいのでサッカーの最小局面は2対1という考えの元で指導しています。ただ保護者や子ども達はドリブル軍団が勝利を収める場面を見ると移籍したくなるようです。正直私も不安になる事があります。池上さんの育成に関する優先順位、勝手に前提を作って恐縮ですが、ドリブルかパスかの考えをもとにご教授いただけると幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談、ありがとうございます。これまでも拙書でも何度か取り上げてきましたが、ドリブルかパスかという議論は、日本ではまだ見かける議論です。そのうえ数年前から「ドリブルデザイナー」といった肩書を名乗る方も現れました。■ドリブルよりパスを教えることが難しいと思う指導者も少なくないドリブルやリフティングは、目に見えて成長がわかりやすい技術で、しかも「個人」に絞って技術の程度を評価できます。一方の「パス」は、ひとりだけの技術ではありません。受け手がボールを受けやすいスペースに現れて初めて、出し手はパスを出せます。その点では、ドリブルが個人のスキルであるのに対し、パスはチーム(組織)のスキルと言えます。その点で、指導者のみなさんはパスを教えることを難しく感じられているようです。■止める、蹴るの技術を取り出して教えるのは後でいい例えばパスのスキルというと、まずは「止めて蹴る」から教え始めます。「ボールを止められなかったり、しっかり蹴れなければパスはできない」という考えの方は多いと思います。ある指導者と話をしたときのことです。私が「うまく動くことを教えれば、サッカーは楽しくなりますよ。(止める、蹴るの)技術を取り出して教えるのは後でいいのではないか」と話したら、「ボールを蹴れない子どもに動き方を教えても仕方がないだろう」とおっしゃいました。「まさしくおっしゃる通りです。でも、キックの練習から入ると、このキックはいつ使うのかがわからないのでは?ゲームの中で、向かい合って蹴ったりするパスは使いませんよね。まず最初に、『ここに動いてボールをもらえばシュートを打てる』ということを理解できれば、子どもは『じゃあ、そのときにうまく蹴るためにキックの練習をしよう』となりませんか?」そう話しました。キックやボールコントロールを何のためにやるのか、それがわかったほうが技術練習は断然楽しくなるはずです。その指導者の方は「なるほど」と納得してくださいました。■どちらが先ではない。パスもドリブルも一緒に教えないといけない対するドリブルも、実は同じことが言えます。「こういうときにドリブルできるとどう?向こうの人にパスしやすくなるよね」とか「この密集を抜け出すためにはドリブルができるといいね」と、使いどころを一緒に探してあげてください。要するに、パスもドリブルも一緒に教えないといけません。どちらが先ということはないと私は考えます。では、その先にあるものはなにか。ご相談者様が書かれているように「2対1」がそのひとつです。さまざまな局面で、ドリブルをしたほうがいいか、パスしたほうがいいかを判断する力を養うためにも、2対1をしてもらいます。2対1から始める意味は「2人で協力すると簡単に点が取れるよね」ということを伝えるのが一番のポイントです。例えば、味方のほうにちょっとボール向けると、前が空く可能性があります。そうすると、そこでパスもできるし、自分でドリブルしてシュートも打てます。どっちもできる。「そこで何を選びますか?」といったプロセスをたどることが大事です。指導者が「そこでパスを選べ」とか「ドリブルで勝負しろ」と命じるものではありません。■ドリブルがうまくなった子にパスを教えるのは難しい加えて、これは私の経験上わかっていることですが、ドリブルが上手くなった子に、「じゃあ、次はパスができるようになろう」とパスを教えるのは難しい。ひとりでドリブルで相手を抜けてしまう子は、なかなかパスを出そうとしません。逆に、ドリブルもパスも一緒にトレーニングした子どもがゲームの中で自分の前にスペースがあるのにパスを探していたら「ここ、空いてるじゃん。ドリブルしてごらんよ」とアドバイスすると、その子は変わってきます。変化しやすいのです。パスもドリブルも、選択肢が両方ある。もっといえば、どこにパスを出すか、どんなドリブルで場面を変えるかというようにそれぞれに選択肢があることが重要です。場面場面でどれだけたくさんの情報を持てるか。そして、その情報を瞬時に整理して選べるかがいい選手の条件です。この認知、判断の次に「行動」がきます。正確に出てきたパスをコントロールし、次にパスやドリブルを選べるか。それができるプレーヤーになるためのベースをつくるのが、私たち育成年代を教える指導者の大きな仕事なのです。■サッカーに必要な認知、判断力は「大人になったら理解できる」ものではないしたがって、情報を入れるトレーニングを早くからやったほうがいい。対面パスやジグザグドリブルのようなクローズドスキルだけでは、子どもは考えなくて済みます。日本のジュニアは足元の技術が素晴らしいと言われますが、それだけをやってしまうと頭で考える力がついてきません。近年、この認知能力は、世界のサッカーが見られるようになったおかげで推進されているかもしれません。「個の力を育てないといけないのでは」という意見があります。おっしゃる通り欧州でも「個の力が重要」と言われています。抜きんでた個の技術は、メッシなどスーパーな選手がひとつのお手本でしょう。ところが、欧州の指導者は、すべての子どもたちをメッシになるように育てなきゃいけないとは思っていません。対する日本人はことさら「個の力は大切だ。メッシのような選手を育てなくては」と思ってしまうのかもしれません。ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードと、ポジションの違いもありますが、共通して持たなくてはいけないのはサッカーをどう認知して判断するかという力です。このベースがあっての話が「個の力」の追求になるのですが、そこが抜けていないでしょうか。この能力は「大人になったら理解できる」というものでもありません。小さいときから、何を選びますか?何を考えますか?と、自分で考えて認知し行動する習慣をつけておく必要があります。無論、2対1の局面でもドリブルしたほうがいい場合もあります。でも、そこは「君が選べばいいんだよ」と伝える。そんな育て方をしてほしいと思います。池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>次ページ:ドリブル軍団を見て移籍したくなる理由■ドリブル軍団を見て移籍したくなる理由(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)「ドリブル軍団が勝利を収める場面を見ると移籍したくなるようだ」と書かれていますが、移籍する人たちはドリブルを指導してほしいわけではないと思います。シンプルに「強いチームに行きたい」と親子とも思っているのではないでしょうか。そこを変えない限り、日本の育成は変わらないと思います。「じゃあ、ドリブル軍団に勝つように頑張ろう」では時間がかかります。保護者や子どもたちがサッカーの本質を理解していないから、目に見えて成果がわかりやすいところに行きたくなる。そこに理解を求めたり、一緒に学ぶ姿勢を持てるといいと思います。2対1など、あなたがなさっていることは間違っていません。ご自分の指導にぜひ自信をもって、学びながら進めていってください。池池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年04月16日柄物ラグでおしゃれハウスに♪おうちで過ごす時間が増えて、インテリアを変えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。部屋の雰囲気を変えるなら、まずはラグを変えてみてはいかがでしょうか。今回は部屋の雰囲気をガラッと変えてくれる柄物ラグを取り入れたインテリアを紹介させていただきます。柄物ラグの素敵インテリア【かっこいい】お部屋の雰囲気を変えるラグinstagram(@htm_g0320)デスクの下にエスニック柄のラグを敷くことで、和室が一気に洋室の雰囲気に変わりますね。鮮やかなブルーのラグがインテリアのアクセントになっています。おしゃれなだけではなく、家具の脚で畳や床に傷がつかないように保護する役割も果たしてくれますよ。キッチンマットとして活用できるラグinstagram(@kyoka.home)キッチンマットの代わりに縦長のラグを敷くのも素敵ですね。アンティークっぽい雰囲気が出ていて、とてもおしゃれです。普通のキッチンマットよりも幅が広いので、床を守ってくれる役割も果たしてくれます。洗面所で水撥ね防止できるラグinstagram(@kyoka.home)コンパクトなラグであれば、このように洗面所の下に敷いておくのもおすすめです。手洗いしたあと床に水がついてしまうこともありますが、ラグを敷いておけば吸水してくれるので床を拭く必要もなくなります。空間を引き締めるダークカラーのラグinstagram(@welle_and_me)はっきりした柄やダークカラーのラグを取り入れることで、空間が引き締まりますね。お部屋のテイストが、どちらかというとカジュアルな雰囲気なので民族柄のラグがマッチしています。ラグの色や柄でお部屋の雰囲気も、がらっと変わるのでラグ選びは重要ですね。ヴィンテージな雰囲気をつくるラグinstagram(@chee.___.se)こちらのインテリアに合わせているラグはそこまで柄が入っていないので、シンプルでお部屋のテイストにも合っていますね。温かみのあるヴィンテージスタイルのインテリアとエスニック柄のラグの相性抜群です。柄物ラグの素敵インテリア【ナチュラル】リビングに溶け込むラグinstagram(@no270421)こちらのナチュラルテイストのリビングには、あまり柄がはっきり出すぎていないアンティーク風のラグを合わせていますね。アンティーク風のラグと部屋の雰囲気がマッチしていて、とても素敵です。どんなインテリアにも合うラグinstagram(@u.n.11)オリエンタル調のラグも柄はしっかりあるのですが、そこまで主張するデザインではないのでインテリアにも馴染みやすいですね。ナチュラルなインテリアにもモノトーンで、かっこいいインテリアにも合いそうです。温もりを感じられるラグinstagram(@yuuuiaka)くすんだ色合いのラグも、とても素敵ですね。アンティーク風なデザインがとてもおしゃれですし、お部屋の雰囲気をグレードアップしてくれます。柄物のラグが初挑戦という場合には、まずはシンプルなものから挑戦してみるのもおすすめです。玄関をおしゃれに見せるラグinstagram(@sacchan_house)玄関にアンティーク風のラグを敷くのもおすすめです。ホワイトがベースになっているのでそこまで主張しすぎることなく、玄関をおしゃれな雰囲気に変えてくれますよ。玄関に1枚マットを敷くだけで、すっきりまとまって見えます。空間を明るく見せるラグinstagram(@yannn__17)ソファと色を合わせて濃い色のラグを敷くと落ち着いた雰囲気になりますが、明るい色のラグを敷くと明るくナチュラルな雰囲気になりますね。デザインもどちらかというとシンプルで、インテリアのテイストとマッチしていて素敵です。柄物ラグを取り入れよう♪無地のシンプルなラグも素敵ですが、部屋の印象を変えるなら柄物のラグを取り入れるのもおすすめです。部屋の雰囲気がガラッと変わりますし気分転換にもなりますよ。お部屋のテイストに合うラグを見つけましょう♪
2021年03月29日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルで前を向けない、足元ばかり見てしまう」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ボールを止める、蹴る、というサッカーの基本中の基本の一つ。ドリブルは最も基本的なスキルの一つですが、最初は足元のボールばかり見てしまってなかなか顔があげられないもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、前を向いてドリブルできるようになります。親は難しい動きは一切ありません。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.親子で離れて立ち、子供がボールを持つ2.子どもはビブスやタオルなどでしっぽをつける3.親は子どものしっぽを取ろうと追いかける4.子どもは親に背を向けないようにドリブルしながらしっぽを守る5.慣れて来たら目印を置いてゴールを作り、子どもはゴールを目指しドリブル、親はゴールを守るなど実際の試合に近づける【ポイント】・顔を上げて親をよく見る・相手に背中を見せないように体の向きを意識する・インサイド、アウトサイド、足の裏などいろんな場所を使う・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月23日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルで相手をかわすことができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。サッカーは相手チームの選手がボールを奪いに来るスポーツです。ゴールを目指すためには、味方にパスをする判断も大事ですが、1対1でボールを奪われないようドリブルでかわす技術を身につけることも重要です。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、ドリブルで相手をかわす動きを習得することができるようになります。コーチたちの体の動きをよく見て、フェイントをかけるときはどこをどんな風に動かしているか覚えましょう。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.ゴール代わりの目印を2つ用意し、親子で離れて立つ2.子どもはドリブルをして目印の近くでボールを止める(目印がある程度の高さがあればそれにタッチする)3.親は子供が目印に到着する前に子供にタッチしに行く4.子どもはドリブルしながら親をよけて目印を目指す5.子どもは親につかまらないように、上半身を使ってフェイントをかけたり、駆け引きをする6.慣れてきたら、親が子どもに近い位置からスタートし難易度を上げる【ポイント】・顔を上げて親をよく見る・空いている場所を見つけてドリブルする・インサイド、アウトサイド、足の裏などいろんな場所を使う・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月17日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブル中に方向転換できない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ボールを運ぶドリブルはサッカーの基本中の基本です。初心者のうちはどうしても足元のボールにばかり集中してまっすぐ前に進んでしまいますが、試合中は周囲を確認しながら状況に応じてドリブルしながら方向転換する必要が出てきます。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、ドリブルでよく使うインサイド(足の内側)、アウトサイド(足の外側)、足裏など、いろんなところを使いながらドリブルで方向転換することができるようになります。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.目印を4つ用意し、四方に置く2.子どもは目印の中心にボールを持って立つ3.親はどれかの目印を指定(例:「赤」「右手前」など)4.子どもはドリブルしながら指定された目印を回って中心に戻る5.慣れてきたら、「インサイド」「アウトサイド」などドリブルをする場所を指定するなどして難易度を上げる【ポイント】・顔を上げて親をよく見る・ボールは常に自分の近くに置きながらドリブルする・方向転換した後は素早く次のプレーをする・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月16日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルしている時にすぐボールが足元から離れてしまう、足の近くでドリブルをすることができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ボールを運ぶドリブルはサッカーの基本中の基本です。初心者のうちはどうしてもボールが足から離れてしまい、難しいと感じるものですが、今回は、広いスペースがなくてもできて、遊んでいるうちに足元でのドリブルが上手になる方法を紹介します。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、足の色々な所でドリブルする感覚を楽しみながら上達させることができます。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.親は子どもに背を向けて立ち、子どもがボールを持つ2.「だるまさんが転んだ」の掛け声の間、ドリブルで近づく3.親にタッチしたら終了4.慣れて来たら、ボールを止める部位を指定するなど難易度を上げる【ポイント】・相手とボールをよく見る・優しいタッチを意識する・ボールはいつでも触れる場所に置く・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月10日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルが上手くできない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。自宅や公園などのちょっとしたスペースでできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ボールを止める、蹴る、はサッカーの基本中の基本の一つ。ボールを運ぶ時に使うスキルであるドリブルは、最初は難しいものですが、基礎をしっかり身につけることが大事です。今回は、自宅など狭いスペースでもできるドリブル上達につながる遊び方をサカイクキャンプコーチが説明。ボールのスピードを速くしたりゆっくり転がしたり、緩急をつけることでドリブルが上手くなっていきます。このトレーニングは身体を素早く動かしたり細かくボールをタッチするので、コオーディネーション能力が高まることや、ターンと細かいボールタッチの上達につながります。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.目印を3つ並べる2.子どもは目印の横に立ち、親は子どもの横からボールを転がす3.子どもはボールのスピードに合わせて目印の間をジグザグに走りボールをとらえる4.目印の間をジグザグにドリブルしながら戻ってくる5.慣れて来たらボールを早く転がしたり、速く出すと見せかけてゆっくり転がすなど緩急をつけて行う【ポイント】・ボールをよく見る・身体を素早く動かす・たくさんボールを触る・ドリブルで帰って来る時、両足のインサイド・アウトサイドを使うなど工夫をする・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月03日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は、初心者に多い「足裏でターンが出来ない」という悩みを改善するトレーニングを紹介します。試合中、相手からボールを奪われないよう自分の足元でコントロールしてターンをする時に使う基本動作です。最初は足の裏でボールを触りながら回るのが難しいかもしれませんが、このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、足の裏側を使ってボールをうまくコントロールしながらターンする動きを身につけることができます。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.親の前に目印を置く2.子どもは足をパーに開く3.親は足の間にボールを転がす4.子どもは足裏でボールを踏み、ターンをしてドリブルで戻る5.慣れてきたら、左右の足を使ったりターンした後の戻るスピードを上げる6.それができるようになったら、ボールを転がすスピードを速くするなどのアレンジをしてみる【ポイント】・最初はゆっくり足の裏でボールを踏んづけてからターンして戻る・慣れるまではボールをよく見る・拇指球あたりでボールを触って自分の前にボールを転がしてターンする・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!
2020年12月10日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は、初心者に多い「アウトサイドでターンができない」という悩みを改善するトレーニングを紹介します。最初は小指の付け根辺りでボールを触ることが難しいかもしれませんが、このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、足の外側を使ってボールをうまくコントロールしながらターンする動きを身につけることができます。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.親の前に目印を置く2.子どもはドリブルをしながら目印をアウトサイドターンで回って戻る3.足のどの部分でボールを触るか意識しながら何度か前へのドリブルを繰り返す4.目印に来たときに親が取りに来るので素早くアウトサイドターン5.慣れてきたら、スピードを上げる6.それができるようになったら、親はDF役としてターンするときにボールを取りに行く速さを調節する【ポイント】・小指の付け根あたりでボールを触ってターンする・慣れるまではボールをよく見る・ターンしたときに相手とボールの間に自分の身体を入れると取られなくなる・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!
2020年11月30日