森山未來主演、北村匠海、勝地涼らが共演する『アンダードッグ』が第75回毎日映画コンクールで日本映画優秀賞ほか、男優主演賞、撮影賞、録音賞と最多4冠を獲得した。このコロナ禍では今後しばらくは企画・製作されることも難しいであろうボクシング映画だ。ボクシング映画の魅力は、演じる俳優たちの“ボクサーとしての説得力”によってストーリーや試合シーンに没頭できるかどうか、“負けないで!”“必ず勝って!”と応援したくなる共感性がキャラクターにあるかどうかがカギを握る。そこで今回は、観ているうちに思わず身を乗り出してしまうほど、グッと心を掴まれるボクシング映画に迫った。森山未來×北村匠海×勝地涼がリングで拳を交える『アンダードッグ』タイトルの“アンダードッグ”とは、スターダムに駆け上がっていく選手たちが勝数を稼ぐために踏み台にする“かませ犬”のこと。元日本ライト級1位の実力者ながら、いまでは“かませ犬”としてリングに立つ末永晃(森山未來)は、妻子に愛想を尽かされ、夜はデリヘルの運転手をして凌ぐ日々。児童養護施設で晃と出会い、ボクシングに目覚めた若き天才ボクサー・大村龍太(北村匠海)は、過去に起こした事件が期待された将来に暗い影を落とす。また、テレビ番組の企画でボクシングの試合に挑む、二世タレントの芸人ボクサーの宮木瞬(勝地涼)は自分の存在を証明するかのようにボクシングに挑む。この3人の男たちは、「もうやめてしまえ」と言われても“諦められない”のが共通点。人生から見放され、それぞれに闘う理由を持つ3人が、リングの上で交錯する――。とがある本作は、ロングラン中の【前編】【後編】では3人のドラマが中心となり、【全8話】からなるは3人と彼らをとりまく登場人物の群像劇となっている。ここに注目!ダンサーとしても国内外で活躍する森山さんは、持ち前の身体能力に加え、クランクインの1年以上前からトレーニングを開始。プロが行う食事療法も行い、受験資格ぎりぎりの34歳(申込時)でプロテストを受け、見事合格。そのストイックな準備と、惨敗のタイトルマッチ戦から宮木戦、大村戦と順撮りを行ったこともあり、“ボクサー・末永”としてさらに進化した肉体を目の当たりにできる。試合のシーンでは、相手のパンチが実際にボディやガードに直撃しているという。北村さんや勝地さんは体重を10kg減量し、本格トレーニングに挑んだ。劇場版公開初日の舞台挨拶で北村さんは、食事制限のほか「ボクシングで落とそうと思ってシャドーボクシングに励んでました。家に帰ってからもシャドーをしたり、縄跳びしたり走ったり」と語っている。また、勝地さん演じる激しい葛藤を内に抱えた芸人・宮木のセコンド役を務めたのは、実際にプロデビューし、トレーナーのライセンスも持っている「ロバート」の山本博。まだ終わってない!北野武監督が放つ青春映画『キッズ・リターン』高校の同級生マサルとシンジはいつもつるみ、学校をサボっては好き勝手ばかりする毎日。ヤクザに絡まれ、その組長に助けられたことも。そんなある日、以前カツアゲした高校生が助っ人に呼んだボクサーにマサルはあっけなくKO。それをきっかけにマサルはボクシングジムに通い始め、シンジもなりゆきでジムに入門することに。ところが、初めての2人でのスパーリングで、シンジはマサルに鮮やかなカウンターを決め倒してしまう。格下と思っていたシンジに倒されたマサルはふてくされてジムをやめ、ヤクザの世界に足を踏み入れる。一方、そのセンスを認められ、やがてプロデビューしたシンジはボクシングの世界で快進撃を続けていたが…。ここに注目!安藤政信は北野武脚本・監督の本作(1996)でデビュー。何気なしに始めたボクシングにやりがいを見出し、瞬く間に成長していくが、つるむ大人を間違えたことで道を踏み誤っていく18歳のシンジを好演、その年の日本アカデミー賞をはじめ各映画賞の新人賞を総ナメにした。金子賢も主役を務めたのは本作が初、一時期は総合格闘家に転身していたことも。本作のラストで、シンジとマサルが交わす会話は25年の時を経ても語り継がれる名シーン。また、脇を固める俳優陣の中には亡き大杉漣や、若き日のやべきょうすけ(当時は矢部享祐)に宮藤官九郎などの姿も。10年後を舞台にした北野監督原案の『キッズ・リターン 再会の時』(2013)では平岡祐太と三浦貴大がそれぞれシンジとマサルを演じた。伝説のチャンプの名を継ぐマイケル・B・ジョーダン『クリード チャンプを継ぐ男』ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)とかつて歴史に残る激闘を繰り広げたライバルで、親友でもあった元ヘビー級王者アポロ・クリードの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダン)は、生まれる前に死んだ父を知らずに養護施設を転々としてきた。アポロの妻メアリー・アンに引き取られ教育を受けて育つが、ボクシングへの情熱は高まるばかり。ついにはフィラデルフィアのロッキーのもとを訪ね、トレーナーを依頼する。妻エイドリアンや愛する者たちを亡くし、ボクシングから退いていたロッキーだったが、アポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見出し、トレーナーを引き受けることに。“クリード”の名を伏せたアドニスと、かつての英雄ロッキーは試合に臨むが…。ここに注目!「父親と『ロッキー』映画を観て育った」というライアン・クーグラー監督がシルベスター・スタローンに企画を持ちかけて、始動した本作。フィラデルフィア美術館の“ロッキー・ステップ”と呼ばれる階段や“ロッキー像”なども印象的に登場させ、アドニスがYouTubeで父アポロの現役時代を見るシーンもキーポイントに。なお、クーグラー監督、そして主演のマイケル・B・ジョーダンといえば『ブラックパンサー』でもタッグを組んだコンビ。恋人ビアンカ役を好演したテッサ・トンプソンもマーベルヒーローだ。ロッキーとアドニスの師弟を超えた父子のような関係も、“伝説”を継承。“試合で負けても、勝負に勝った”というべきラストマッチは『アンダードッグ』のある一戦にも通じるものがある。『ロッキー4/炎の友情』でアポロを死に追いやった宿敵(ドルフ・ラングレン)が再登場する続編『クリード炎の宿敵』も必見。ジェイク・ジレンホールが再起を賭ける主人公に『サウスポー』養護施設で育ったビリー・ホープ(ジェイク・ジレンホール)は、同じ施設で共に育った妻モーリーン(レイチェル・マクアダムス)との二人三脚でチャンピオンの座に上り詰めた。彼の闘い方は、パンチを浴び続けた“怒り”をエネルギーに変えて一気にやり返す、という非常に危険なスタイル。やがて、そのビリーの気性がモーリーンの死へと繋がってしまう。最愛の妻を失くしたビリーは自暴自棄になり、ライセンスを剥奪され、自宅も失い、裁判所命令によって愛娘レイラとも引き離されることに。再起をかけたビリーは、ストリートキッズたちを含むアマチュアボクサーのトレーナーを務めるティック(フォレスト・ウィテカー)に教えを請い、自らの“怒り”を封印し、過去の自分と向き合うことで再びリングに上がる…。ここに注目!主演のジェイク・ジレンホールが本作の前に撮影していたのは、目元が落ちくぼむほど減量して映像パパラッチを怪演した『ナイトクローラー』。その後、体重を増量させ撮影までの6か月間、1日2回のトレーニングを週7日こなし、無敗チャンピオンとして筋骨隆々の姿に大変身。さらに試合のレフリーや解説者なども、米「HBO」でボクシング中継に関わるスタッフが参加する徹底ぶり。また、母役のレイチェルに似た雰囲気を持つレイラ役のウーナ・ローレンスが、聡明かつ繊細な眼差しで父・ビリーに対する愛憎を表現。「怖かった…」と言いながらも父の試合を見届ける姿に目頭もハートも熱くなる。安藤サクラが身体と連動した精神面の変化も熱演『百円の恋』主人公は実家に引きこもり、自堕落な生活を送る斎藤一子(安藤サクラ)・32歳。ひょんなことから妹の二三子と大ゲンカになり、ヤケクソで家を出て一人暮らしを始め、夜な夜な買い食いしていた百円ショップで時給の高い深夜に働くことに。文句ばかりの本社社員や、セクハラする同僚などに囲まれる日々で、近所のボクシングジムを通りかかるたび、ストイックに練習する一人の中年ボクサー・狩野が気になっていた。ある日、狩野の引退試合を見た一子はボクシングに魅せられ、そのジムで一からボクシングを習い始める。湧き上がる怒りや悔しさを糧に、「百円程度の女」だった自分を変えるために、一子はプロテストにも挑戦するが…。ここに注目!朝ドラ「まんぷく」で明朗なヒロイン・福ちゃんを好演し、『万引き家族』ではカンヌの審査委員長ケイト・ブランシェットを感服させ、映画賞を数多く受賞した安藤さん。彼女のスゴさを改めて実感する本作は、映画冒頭とクライマックスの試合シーンではまるで別人のよう。自分自身の人生に“勝ちたい”と渇望し、身体とともに精神も変わっていく一子を体現するべく短期間での過酷な肉体改造に挑んだ(※なお、劇中には性的暴行のシーンがあるので注意が必要)。そのボクシング指導を務め、ジムの先輩役で出演もしているのが、俳優兼トレーナーの松浦慎一郎。作品に十分なリアリティと説得力をもたらしている。『アンダードッグ』でも主演・森山さんの役作りに大きな影響を与え、北村さん演じる若き天才ボクサー・龍太のセコンド役を演じている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キッズ・リターン 再会の時 2013年10月12日より全国にて公開© 2013『キッズ・リターン 再会の時』製作委員会百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開© 2014 東映ビデオクリード 炎の宿敵 2019年1月11日より全国にて公開©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2021年02月03日『ロッキー』シリーズの新章として公開された『クリード チャンプを継ぐ男』の続編『CREEDII』(原題)の邦題が、このほど『クリード 炎の宿敵』に決定。日本版予告編とポスタービジュアルが到着した。■ストーリーロッキーの指導の下世界チャンピオンに上り詰めたアドニスのもとに、かつて父アポロをリングで殺したイワン・ドラゴの息子ヴィクターとの対戦話が舞い込む。父に復讐を誓ったアドニスは、ロッキーの反対を押し切り因縁の一戦に臨むことにする。試合はヴィクターの反則行為により勝利したものの、納得のいく勝利を飾れなかったアドニスは、心身ともに調子を崩してしまう。同時に、婚約者のビアンカの出産も控え、父親になることへの不安も抱えていた。アドニスの母親から頼まれたロッキーは、父親がいない環境で育ったアドニスに父親という存在の大切さをアドバイスする。父親となったアドニスはしばらく一線から遠のいていたが、「ボクシングが自分そのものだ」と気づき、ついにヴィクターとの再戦を決意。父の復讐のため、師匠ロッキーのため、愛する家族のため、そして、偉大な父を超えるため――アドニスがリングに上がる本当の意味に気づいたとき、リングの先で見つけた人生の答えとは…。■ロッキーのテーマ曲で幕開ける予告編公開!到着した日本版オリジナル本予告編は、アポロ・クリード(カール・ウェザース)がイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)から致命傷を受け、血を流して横たわる『ロッキー4/炎の友情』の劇的シーンが、ロッキーのテーマ曲「Gonna Fly Now」と共に幕をあける。そして時は流れ、宿命の戦いはついに息子たちの戦いへ。ロッキー(シルベスター・スタローン)はドラゴに大切な友を奪われた過去から、「戦うな。お前には守るべきものがある」「危険だ」と、アポロの息子でありロッキーの愛弟子でもあるアドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)に悟す場面や、試合に向けてジムや砂漠での過酷なトレーニングに挑むシーンなどが映し出される。また宿命との一戦に臨む場面では、それぞれ「クリード」「ドラゴ」という名前を背負って登場。さらにアドニスとビアンカ(テッサ・トンプソン)が涙を流すシーンも捉えられており、一筋縄ではいかない戦いであることは間違いないようだ。■二世代にわたる因縁…日本版ポスター解禁同時に到着した日本版ポスタービジュアルでは、「戦わなければならない奴がいる。」というコピーとともに、二世代にわたる因縁を抱えた4人が対峙。また新たなドラマが生まれることを予感させる仕上がりになっている。『クリード 炎の宿敵』は2019年1月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クリード 炎の宿敵 2019年1月11日より全国にて公開©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2018年11月02日DC映画シリーズ最新作『アクアマン』が、2019年2月8日(金)に全国で公開される。『ジャスティス・リーグ』に登場した“アクアマン”の単独映画元祖アメコミ界のスーパーヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」の活躍を描いた映画『ジャスティス・リーグ』にも登場したアクアマンが、単独映画となってスクリーンにやってくる。海の生物を操り戦う、見た目はオレ様ワイルド系、ぶっきらぼうだが人情派な性格…と、前代未聞で規格外の主人公アクアマンと、地上を超えるテクノロジーで侵略を目論む未知の帝国「アトランティス」の戦いが描かれる。ストーリー人間として育てられた、海底王国アトランティスの末裔にして、サメをはじめ海の生物すべてを従えて戦うことができる男、アクアマン。地上を超える未知の文明をもったアトランティス帝国が、人類の支配を狙い侵略を始めたとき、彼が守るのは地上か、それとも海か。アクアマン役にジェイソン・モモアアクアマンことアーサー・カリー役を演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』で一躍時の人となったハワイ出身の俳優ジェイソン・モモア。そのほか、アクアマンの妻であり、彼と同様に水や海洋生物を操ることの出来るメラ役としてアンバー・ハード、アトランティスを治めていた前女王にしてアクアマンの母親であるアトランナ女王役としてニコール・キッドマンらが出演している。『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワンが監督監督を務めるのは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』などで知られる気鋭監督のジェームズ・ワン。スタントチームに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスタッフを迎え、人類未体験の海中バトルエンターテインメントを創り出した。コールドストーンとのコラボアイス&シェイク発売コールド・ストーン・クリーマリーとコラボレーションしたアイス&シェイクも登場。「アクアマン ブルー ベルベット ブラウニー」「アクアマン ブルー ベルベット シェイク」が、1月21日(月)より全国で発売される。アイス&シェイクには、映画『アクアマン』の海の世界をイメージしたブルーカラーの新作「ブルーベルベットケーキアイスクリーム」を使用。コラボレーションのために開発した特別なアイスクリームとなっており、製造時にスポンジケーキとチョコケーキを混ぜ込むことで、"もふっ"とした不思議な食感に仕上げている。「アクアマン ブルー ベルベット ブラウニー」は、ブルーベルベットケーキアイスクリームにブラウニー、チョコチップをミックスし、金粉をトッピング。ゴツゴツとした食感で、海底をイメージした。「アクアマン ブルー ベルベット シェイク」は、ブルーベルベットケーキアイスクリームを使用したシェイクに、ホイップクリーム、金粉を飾り、煌めく海を表現した。作品情報『アクアマン』公開日:2019年2月8日(金)監督:ジェームズ・ワン出演:ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ニコール・キッドマン、パトリック・ウィルソン、ウィレム・デフォー、ルディ・リン、テムエラ・モリソン、ドルフ・ラングレンほか■コールド・ストーン・クリーマリー コラボレーションアイス&シェイク発売日:1月21日(月)販売店舗:全国のコールドストーン店舗・アクアマン ブルー ベルベット ブラウニー(ワンサイズ) 650円(税込)※ワッフルボール付き・アクアマン ブルー ベルベット シェイク(ワンサイズ) 550円(税込)※注文した人に先着でアクアマンのポストカードをプレゼント。
2018年09月10日全世界興収1億7,356万ドルを記録し、『ロッキー』シリーズNo.1ヒットとなった『クリード チャンプを継ぐ男』の続編『クリード2』が、来年1月11日(金)より日本公開されることが決定。特報映像が解禁された。2015年に公開された『クリード チャンプを継ぐ男』は、『ロッキー』シリーズの最新作。アドニスとロッキーの世代を超えた友情、リアルでダイナミックなファイトシーン、ひたむきに夢を追い求める姿が共感を呼び大ヒット。また、シルベスター・スタローンは本作でゴールデン・グローブ賞 助演男優賞に輝いた。その続編となる『クリード2』は、主人公アドニスとその師匠ロッキーの前に新たな最強の宿敵が登場!挑戦状を突きつけるのは、33年前に公開された『ロッキー4/炎の友情』で、父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクトル。同作で、ソ連から送り込まれたドラゴとのエキシビジョンマッチに挑み、猛烈なパンチを浴び続け、ついには帰らぬ人となってしまうアポロ・クリード。自分に代わって挑戦を受けたアポロを失ったロッキーは、無謀な戦いを止められなかったことを悔やみ続ける。そして、親友アポロの雪辱を果たすために戦うことを決意したロッキーは、ファイトマネーはゼロ、アウェイでの非公式試合という最悪の条件でファイトを受け入れ、モスクワの過酷な雪原で厳しいトレーニングを続け、殺人的なパワーを持つドラゴとの15ラウンドの死闘の果てに、ロッキーがアポロの雪辱を果たしたのだが…。到着した特報映像では、カウンターパンチを食らったアドニスがリングに倒れ込む、衝撃的なシーンから始まり、続いて病室でのシーンに変わる。呼吸器をつけてベッドに横たわるアドニスを、「あなたが勝ったのよ、分かる?」と妻・ビアンカが見守る姿が映し出されている。また、今回の試合に脅威を感じるロッキーが「お前と違って“あの男”は捨て身で来る」と警告するが、「やると決めた」と一歩も引かないアドニス。家族の様々な想いが映し出される中、遂に運命の試合を迎えたアドニスの前に現れた最強の挑戦者は、“ドラゴ”の名を背負うヴィクトル。アポロが友に代わって命を奪われた『ロッキー4/炎の友情』から33年、いま、偉大な父アポロを超えるために、そして愛する家族のために、アドニスとロッキーの新たな戦いのゴングが鳴リ響く…。前作から同様、主人公アドニスをマイケル・B・ジョーダン、ロッキー役をシルベスター・スタローンが務めるほか、宿敵イワン・ドラゴをドルフ・ラングレン、その息子にして今作の対戦相手ヴィクトル・ドラゴをフローリアン・ムンテアヌ。さらに、ビアンカ役のテッサ・トンプソン、養母役のフェリシア・アシャッドも続投。監督はライアン・クーグラーから、今作は次世代の若き才能に託すべきだと考えたシルベスターによって大抜擢された新鋭、スティーブン・ケープル・Jr.が務める。『クリード2』は2019年1月11日(金)より全国にて公開。『クリード チャンプを継ぐ男』ブルーレイ&DVDは発売・レンタル・デジタル配信中。(cinemacafe.net)
2018年06月22日アメコミ初、ヴィラン(悪党)が主役の映画『スーサイド・スクワッド』をきっかけに、いま、世界規模でデッド・ショットやハーレイ・クイン、ジョーカーといった極悪キャラクターたちの人気が急上昇中。そんな中、DCの人気TVシリーズの「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」、そして「GOTHAM/ゴッサム」でも、最新シーズンに登場するヴィランたちがファンをザワつかせているという。ますます存在感を増す、TV シリーズのヴィランたちに迫った!ジャパンプレミアが行われたばかりの日本に先駆け、全米では3週連続で興収1位を記録、全世界で5.7億ドルを突破する大ヒットとなっている『スーサイド・スクワッド』。アメコミでありながら、主役はなんと全員ヴィラン(悪党)。世界崩壊の危機に立ち上がるものの、彼らの動機は正義のためではなく、「自分の罪を軽くしたい!」「単に暴れるのが好き!」というチョー個人的なものだった…。そんな理由で暴れ回る、ハチャメチャでクレイジーなキャラクターたちもまた魅力的で、多くの観客を惹きつけている。そんなヴィランたちの勢いは、DCのTVシリーズでもとどまることを知らないようだ。米国では10月から放送開始となる、スティーヴン・アメルがオリバー/グリーンアローを演じる「ARROW/アロー<フィフス・シーズン>」では、まさに『スーサイド・スクワッド』さながら、ヴィランたちがチームを結成するという。製作総指揮・脚本を手掛けるウェンディ・メリクルは、「オリバーが(フラッシュたちと)チームを組むから、ヴィランたちもチームを組むことについて話し合ったの」と、悪役がこれまでのように単独行動をせず、徒党を組むことを明かしている。「本物の敵たちに立ち向かうべく、オリバーがどうチームを鍛えるか」が、新シーズンの見どころの1つになるという。そのヴィランたちのキャスティングにも注目が集まっている。オリバーの宿敵として『ロッキー4/炎の友情』のドルフ・ラングレンがすでに出演決定しているほか、暴力団員役に「ウォーキング・デッド」のチャド・L・コールマン、ヴィジランテ(自警団員)役として「ザ・フォロイング」のジョシュ・セガーラと『REAPER デビルバスター』のリック・ゴンザレス、「ブラインドスポット タトゥーの女」のジョー・ディニコルが出演。また、元WWE プロレスラーのスターダストことコーディ・ローデスもゲスト出演するという。一方、同じく米国にて10月から放送開始になる「THE FLASH/フラッシュ<サード・シーズン>」でも、人気の高いキャプテン・コールド(ウェントワース・ミラー)とヒートウェーブ(ドミニク・パーセル)に続く悪役の登場が続々と決定している。中でも特に大きな話題を呼んでいるのが、人々の頭を混乱させる力を持つ“トップ”というヴィラン。原作コミックでは男性の設定だが、起用されたのは、コメディドラマ「オークワード ~不器用ジェナのはみだし青春日記~」のヒロインで知られるアシュリー・リッカーズ。彼女は、同エピソードに登場するエゴイスティックな犯罪者サム・スクダー/ミラー・マスターと“犯罪者カップル”として、フラッシュ(グラント・ガスティン)たちにとって危険な存在となる模様。『スーサイド・スクワッド』ではマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが圧倒的な存在感をみせているが、女性版トップの彼女も負けじと強烈な悪女の魅力を放つに違いない。さらに、バットマン/ブルース・ウェインの若きころを描く「GOTHAM/ゴッサム<セカンド・シーズン>」でも、見逃せない大物ヴィランたちが続々登場する。ついにゴッサム・シティの支配者となったペンギン(ロビン・ロード・テイラー)。ファースト・シーズンからその片鱗をみせていたニグマ(コリー・マイケル・スミス)が、ついにかの悪党リドラーとしての人格を完成させてゆく。さらに、サイコな殺し屋ジェローム(キャメロン・モナハン)の狂気はますますエスカレート。「ハハハ!」という高笑いや残虐な殺人手段は、やはり最凶ヴィランのジョーカーを彷彿とさせる不気味さだ。DCフィルムズとTVシリーズを盛り上げる最凶かつ極悪なヴィランたちから、しばらく目が離せそうもない。「THE FLASH/フラッシュ<セカンド・シーズン>」はDVDレンタル中、デジタル配信中。9月14日(水)よりブルーレイ&DVD発売。「GOTHAM/ゴッサム<セカンド・シーズン>」はデジタルセル配信中、9月2日(金)よりブルーレイ&DVDリリース、デジタルレンタル配信開始。「ARROW/アロー<フォース・シーズン>」はデジタルセル配信中、9月14日(水)よりブルーレイ&DVDリリース、デジタルレンタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年08月28日『ロッキー』シリーズの新たな一章を描く映画『クリード チャンプを継ぐ男』(12月23日公開)のワールド・プレミアが現地時間19日、米ロサンゼルスのレジェンシー・ヴィレッジ・シアターで行われ、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツネェッガーらが集結した。本作は、シルベスター・スタローン演じるロッキーが、死闘を繰り広げた親友アポロ・クリードの息子アドニス・ジョンソンをチャンピオンにするために再び立ち上がる、『ロッキー』の新シリーズ。ワールド・プレミアのレッドカーペットには、熱狂的なファンと世界各国の報道陣が駆けつけ、ロッキーことシルベスター・スタローン、アドニスを熱演した若手黒人俳優マイケル・B・ジョーダン、新ヒロインのビアンカを演じた女優テッサ・トンプソン、スタローンからバトンを渡され本作の脚本・監督を務めたライアン・クーグラーらが登場した。ロッキーとして7度目の復活を果たし、アカデミー賞助演男優賞の最有力候補に急浮上しているスタローンは「新しい世代の人たちが、この作品を祝福し、次のレベルに持っていこうとしている。ものすごく誇りに思う。ここでまったく新しいシリーズが始まり、物語が続いていってくれたらうれしい」と期待。アドニス役のマイケルは「『ロッキー』はものすごく特別な作品だ」と語り、スタローンとの仕事について「最高に興奮した! 撮影中は1日1日を大切にして過ごすことを考えていたよ」と振り返った。さらに、デビュー作からアクションスターの第1線を走り続けてきた盟友アーノルド・シュワルツネェッガーも登場。スタローンとの2ショットが実現した。そして、アポロ・クリードを演じたカール・ウェザース、『ロッキー4/炎の友情』でイワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンが続々登場。アポロ役のカールは「とにかく会えてうれしいね。今日はエキサイティングな夜だし、映画も良い出来に仕上がっていると思うよ」とロッキー復活を祝福した。(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2015年11月20日無名のボクサーが王者の座に果敢に挑戦する不屈の精神と、愛と友情を描いた人間味溢れるストーリーで公開後瞬く間に世界中の観客の心を掴んだ名作『ロッキー』の新シリーズ『クリード チャンプを継ぐ男』。12月23日(金)の日本公開に先駆け、11月19日(現地時間)、アメリカのロサンゼルス、レジェンシー・ヴィレッジ・シアターにて本作のワールド・プレミアが開催された。元ヘビー級王者アポロ・クリードの愛人の息子アドニスは、生まれる前に死んだ父を知らずに育つ。だが、その血に流れる戦いへの情熱は抑えられず、かつて父と歴史に残る激闘を繰り広げたロッキー・バルボアを探し出し、トレーナーを依頼する。一度は断るロッキーだが、親友アポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見出し、アドニスをチャンピオンにすると決意。果たして絶対的不利なアドニスと、かつての英雄ロッキーは奇跡を起こすことができるのか!?シリーズ誕生から約40年が経った今年、永遠の名作の“魂(ソウル)”を正統に継ぐ『ロッキー』新シリーズとして興奮と感動のドラマに仕上がった本作に、早くも全米批評家は大絶賛。この日も、会場には世界各国から多くのファンと50媒体にも及ぶメディアが取材に駆けつけ、世界的な注目度の高さを伺わせた。レッドカーペット上に登場した、我らが永遠のヒーロー“ロッキー”ことシルベスター・スタローンは、本作でアカデミー賞助演男優賞の最有力候補に急浮上。ロッキーとして7度目の復活を果たしたスタローンは、満面の笑みで「新しい世代の人たちが、この作品を祝福し、次のレベルに持っていこうとしている。ものすごく誇りに思う。ここでまったく新しいシリーズが始まり、物語が続いていってくれたら嬉しい」と、物語のさらなる続編を期待する想いを語った。また、ロッキーの盟友アポロ・クリードの息子アドニスを熱演し、“ネクスト・ウィル・スミス”と呼び声の高い注目の若手黒人俳優マイケル・B・ジョーダンは「『ロッキー』はもの凄く特別な作品だ。(スタローンとの仕事は)最高に興奮した!撮影中は1日1日を大切にして過ごすことを考えていたよ」と全身全霊で挑んだとコメント。そして、会場に詰めかけたファンとマスコミを最も驚かせたのは、デビュー作からアクションスターの第1線を走り続けてきた盟友アーノルド・シュワルツネェッガーとの2ショットだ。さらに、伝説のチャンプ、アポロ・クリードを演じたカール・ウェザース、『ロッキー4/炎の友情』でイワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンらが続々と登場!アポロを演じたカールは「とにかく会えて嬉しいね。今日はエキサイティングな夜だし、映画も良い出来に仕上がっていると思うよ」と“ロッキー”復活を祝福した。そのほか、『ロッキー』シリーズのエイドリアンを彷彿とさせる新ヒロイン、ビアンカを演じた個性派美人女優テッサ・トンプソンや、本作の脚本・監督をつとめたライアン・クーグラーが登場。加えて、ボクシング界のスーパースター、シュガー・レイ・レナード、『セッション』主演のマイルズ・テラーらが参加し、スタローンの実娘システィン・ローズ・スタローンも父の横にぴったりを寄り添いレッドカーペットを歩いた。ロッキーゆかりの豪華スターたちが奇跡の総集結しを果たし、“ロッキー”完全復活に対する期待値の高さを証明するプレミアとなった。『クリード チャンプを継ぐ男』は12月23日(祝・水)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日『エクスペンダブルズ』シリーズのドルフ・ラングレンと、『マッハ!』シリーズのトニー・ジャーが共演する映画『SKIN TRADE(原題)』が、『バトルヒート』として7月25日(土)より公開されることが決定した。本作でラングレンとジャーが演じるのは、ニュージャージーとバンコクで、互いの存在を知らぬまま、共通のマフィア組織を追うふたりの刑事ニックとトニー。しかしニックは、組織に恨みを買ったことで家族を惨殺され、正義心を捨て復讐の鬼と化す。私刑を実行するためひとり、マフィアのボスを追ってタイへと飛ぶニック。現地には凄腕刑事トニーが待ち構えていた。巨大なマフィア・シンジケートを巡り、FBIも参戦する仁義なきバトルが始まる。このほど披露されたポスタービジュアルには「交わるのは、最強の拳。」とあり、ふたりは同じ組織を追う刑事でありながらも、それぞれの信念のため“対決”せざるを得ない展開が待ち受けていることを想像させるものになっている。本作にはふたりのほか、ロン・パールマン(『ヘルボーイ』『パシフィック・リム』)、マイケル・J・ホワイト(『キル・ビル』『ダークナイト』)、ピーター・ウェラー(『ロボコップ』)ら個性派キャストも出演する。『バトルヒート』7月25日(土)より丸の内TOEIほか全国順次公開
2015年05月26日3月18日(水)にBD&DVDで発売となる『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の“最強”日本語吹替え声優陣が決定!スタローン役、ささきいさおのコメントも到着した。同作はスタローン役のささきさんを筆頭に、ジェイソン・ステイサム役の山路和弘、ドルフ・ラングレン役の大塚明夫、アーノルド・シュワルツェネッガー役の玄田哲章、ケラン・ラッツ役の浪川大輔など超豪華声優軍団が集結。劇場公開時には叶わなかったが、ブルーレイ&DVDでは“最強”日本語吹替え声優陣による共演が実現した。これを受けて、ささきさんは「『ロッキー』で大ブレークしてから40年。今も大ヒットを飛ばし続け、脚本を書き監督まで努める、すばらしい才能とエネルギーの持ち主だ。現在でも鍛え上げた体で、すごいアクションを見せる。『まだまだ若手には負けないぜ』と今回も大勢の仲間と派手にやらかしている」とコメント。現役を貫くスタローンに敬意を表した。また、3月4日(水)に開催予定の一夜限り“最強”日本語吹替え版プレミア試写会にささき自身も登壇予定。長年、スタローンを演じている“レジェンド”の貴重なトークも聞けそうだ。<『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』ブルーレイ&DVD/リリース情報>【セル】エクスペンダブルズ トリロジーブルーレイセット【3,333セット数量限定生産】価格:¥6,500(本体)+税【セル】Blu-rayセルPremium-Edition <3枚組>価格:¥6,800(本体)+税【セル】ブルーレイ通常版価格:¥3,800(本体)+税【セル】DVD通常版価格:¥3,300(本体)+税発売日:3月18日(水) ※レンタルBD&DVD同時リリース!発売元:松竹発売元:ポニーキャニオン(C) EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 2014年11月1日より全国にて公開(C) EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.
2015年02月25日3月18日(水)にブルーレイ&DVDが発売となる大ヒットアクション映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の最強日本語吹替え声優陣がこのほど発表された。『エクスペンダブルズ3』その他の画像映画は、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーら洋画界を牽引してきた往年のヒーローたちが続投するだけでなく、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、アントニオ・バンデラスらが新たに参戦する、人気アクションシリーズの第3弾。今回はメル・ギブソン扮する最強の敵が出現し、“エクスペンダブルズ”が世界を舞台にシリーズ最高の頂上決戦を繰り広げる。映画史に名を刻むアクションヒーローたちが集結し、シリーズ歴代最大最高の大ヒットを記録した本作だが、ブルーレイ&DVDで初お披露目となる日本語吹替え版も最強の声優陣が集結! シルベスター・スタローンをささきいさお、ジェイソン・ステイサムを山路和弘、アントニオ・バンデラスを東地宏樹、ジェット・リーを池田秀一、ウェズリー・スナイプスを江原正士、ドルフ・ラングレンを大塚明夫、ケルシー・グラマーを土師孝也、ランディー・クートゥアを木下浩之、テリー・クルーズを西凛太朗、メル・ギブソンを磯部勉、ハリソン・フォードを村井國夫、アーノルド・シュワルツェネッガーを玄田哲章、ケラン・ラッツを浪川大輔、ロンダ・ラウジーを佐古真弓、グレン・パウエルを小松史法、ヴィクター・オルティスを長谷川俊介、ロバート・ダヴィを斎藤次郎が演じる。数々のスタローン主演作で声優を務めるささきは、スタローンについて「『ロッキー』で大ブレークしてから40年。今も大ヒットを飛ばし続け、脚本を書き監督まで努める、すばらしい才能とエネルギーの持ち主だ。現在でも鍛え上げた体で、すごいアクションを見せる。『まだまだ若手には負けないぜ』と今回も大勢の仲間と派手にやらかしている」とコメントしている。また、本作の発売を記念して3月4日(水)に1回限りの最強日本語吹き替え版プレミア試写会の実施が決定。当日は、本編上映前にささきいさおのトークイベントも開催される予定だ。本イベントの参加は無料で、DVD公式サイトなどで応募を受け付ける。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』ブルーレイ・プレミアムエディション(3枚組):6800円+税ブルーレイ(通常版):3800円+税DVD(通常版):3300円+税3月18日(水)リリース(レンタル同時スタート)『エクスペンダブルズ』トリロジーブルーレイセット6500円+税3月18日(水)リリース※3333セット数量限定生産発売元:松竹販売元:ポニーキャニオン
2015年02月21日シルベスター・スタローンをはじめ、アーノルド・シュワルツェネッガー、ドルフ・ラングレンらハリウッドのアクションスターが一堂に集結したアクションムービー『エクスペンダブルズ』シリーズの最新作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(11月1日 日本公開)がいよいよ公開される。同作は第27回東京国際映画祭特別招待作品にも選ばれたことでも注目を集めた。さらに、この作品で注目してほしい点がもうひとつ。監督を務めたパトリック・ヒューズが2010年にサスペンス映画『レッド・ヒル』で長編映画監督デビューしたばかりの新進気鋭の監督であることだ。テレビコマーシャルの監督としてカンヌ広告大賞でゴールドライオンも受賞しているパトリック・ヒューズに話を聞いた。――長編デビュー作であるサスペンス映画『レッド・ヒル』(2010年)を観たスタローンが惚れ込んで、今回の監督オファーがあったと聞きました。彼は非常に素晴らしい人で、とてもチャーミングで面白い人だよ。僕のエージェントから「スタローンがあの映画が好きで、君とミーティングをしたいと言っているんだ」と電話があったんだ。そのとき僕はオーストラリアでテレビCMを撮っていたんだけど、すぐにロサンゼルスに飛んで彼と会った。1時間半くらいのミーティングの予定だったんだけど、会って30秒くらいで意気投合し、4時間くらいミーティングをしていたね。結局、そのミーティングで僕がこの作品の監督をすることが決まったんだ。――そのミーティングを行ったのはいつ頃ですか?そうだね、2013年の2月か3月だったと思う。それからは本当にあっという間だったよ。そのときに撮っていたテレビCMの撮影を終わらせて、次の週にはこの映画の製作に参加していたね。ただ、そのときはまだ脚本もなくて、プリプロダクションの段階だったので、スタローンがなんとなく「こういう作品を作りたい」というだけだったけど。その後、ブルガリアなどへロケハンに行き、美術担当のスタッフと打ち合わせをしたりと。とにかくあっという間だった。――この作品の話を聞いて、どういったシーンが撮りたいなどのイメージは湧きましたか?スタローンと話をしていたときに、アクションシーンをできるだけ多用し、ダイナミックにしようという話をした。どのシーンもそれぞれユニークで違うものにしたいとね。今回登場する若いチームの場合であれば、これまで以上に最新テクノロジーを巧みを使うアクションを取り入れたりと、とにかくすべて違うものにしたいと思ったんだ。ただ、ひとつの映画としてのトーンは統一したかった。ユーモアとアクションとドラマのバランスをとりながら、ストーリーとして一環したものを作らないといけないからね。あと、ハリウッド界のスターがたくさんいるので、それぞれのスケジュールを組むのが難しかった。彼らのスケジュールを把握し、うまく撮影できるように脚本をデザインしなければいけないからね。この映画を作る上でスケジューリングが一番大きな課題だったよ。――監督自身、これまで『エクスペンダブルズ』シリーズにはどういった印象を抱いていましたか。またその印象をこの作品でどう変化させたいと思いましたか。最初にスタローンと会ったときにお互いに同意したのが、このシリーズの1作目は暗すぎる、2作目はコメディが多すぎるということだった。だから、今回はそのバランスをうまくとった方がいいねという話をしたよ。――なるほど。監督はテレビコマーシャルの監督としても大きな成功を収めていますよね。その経験が今回の映画制作にも活きていると思いますか?僕はこれまでに映画学校にも行き、そこでストーリーテリングや、俳優とどう付き合うかということを習い、短編映画をたくさん撮った。だけど、短編映画は、バジェットが低い。その点、テレビCMの場合は、かなり大きなバジョットのものもあるので、大きなプロダクションを経験できる。また美的要素も映画とCMでは違ったものを経験できるんだ。その両方の経験があったから、今回の作品の制作に入ったときにもプロダクションの大きさに圧倒されなくてすんだと思っているよ。――シルベスター・スタローンをはじめとした、錚々たるハリウッド俳優たちとの撮影はいかがでしたか?彼らのスケジューリングには本当に圧倒されたよ。でも、スターたちと仕事することは本当に楽しかった。彼らがもっている知恵や経験は一緒にいて楽しいものだったよ。――知恵や、経験とは具体的にどういったものだったのか、教えてもらえますか。実際に彼らの動き方をみていて学んだことがあるんだ。例えば、スタローンの場合、彼はとても本能的なんだ。彼はキャリアを通して、自分の本能や勘を信じていたと思う。このシリーズの1作目を作ったとき、周りは「そんなの売れないよ」と言っていたが、実際には成功してシリーズ化されているし、映画『ランボー』や『ロッキー』にしても、大ヒットさせるのが難しいテーマでありながら、それを成功させている。彼は観客が求めているものを分かっているんだと思うね。――CGでなく、"ガチ"がアクションのこのシリーズのテーマになっていると思うのですが、このシーンは危険だった!というものはありますか。全部のシーンが危険だった。だから現場では”安全第一”を掲げて撮影を行ったよ。それでもジェイソン・ステイサムが死にかけたりしたけどね。スタントマンもたくさんいたけど、彼らにも当然、奥さんや家族はいるから。大規模な爆発シーンを何度も撮影するので、ちょっとでも俳優が立ち位置を間違えてしまうと危なくなってしまう。毎回、失敗が許されない撮影だったよ。――このような超大作の監督を務めた今、監督は今後どういった作品を撮っていきたいですか。この業界では、次にどんな作品を撮るか分からないんだよ。色々なプロジェクトに関わっているけど、実際に撮影するまで、どうなるか分からないものなんだ。今回のようなアクション映画は楽しいし、この作品に携われたことも素晴らしいと思っているよ。ただ、ものすごく大規模な作品なので、自分が機械の一部になったような気がするんだ。だから、次回はもうちょっと小さい規模のリアリズムに近いような作品を撮ってみたいね。――今後、ハリウッドで活躍したいと思う日本の若きクリエイターにアドバイスをもらえますか。とりあえず短編からでいいから映画を作ってみてほしい。いまならiPhoneひとつで作品が作れるから。そして、この世界は非常にクレイジーな世界で、もの凄く競争が激しいので、とても大きな情熱が必要だ。僕は30本以上短編映画を作ったし、テレビCMもたくさん作った。最初に作った短編映画なんてひどいものだったよ。だけれども、誰が何を言おうが気にしなかった。なぜなら"今、学んでいるから"。映画は作ることでしか学べないんだ。撮影現場にいるからこそ、分かることばかりだから。監督の仕事は本当に幅が広い。ストーリーを作ること、俳優とのコミュニケーション、現場での様々な調整など。だから、まずは作ってみてほしい。それについて話し合うだけではどうにもならないから。(C)EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.
2014年10月31日アクション映画界のリビングレジェンド総出演のドル箱シリーズの最新作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』で、新たな若手メンバーとして抜擢されたのがアメリカ人俳優のケラン・ラッツ。映画『トワイライト』シリーズ出演をきっかけにブレイクした、グッドルッキングな肉体系アラサー・アクターだ。シリーズ第3弾となる今回は、座長のシルベスター・スタローンを筆頭にアーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ジェット・リーらお馴染みのメンバーに加え、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、ウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラスと“濃すぎる”肉体派が集結。そんな中、ケランは若手で結成された“新生エクスペンダブルズ”のメンバーとして、世代交代劇を盛り上げるスパイスとして登場する。「まさに“So Cool”。子どもの頃から観ていたアクションスターが一つの作品のために集まって、撮影現場では冗談を言い合っているんだから。僕のようなアクション映画好きにはたまらない日々だったし、だからこそ撮影が終わった時は心底寂しかったね」と歴史的瞬間をふり返る。憧れの眼差しでスターたちを見つめていたケランだが、そんな彼こそスタローン直々に太鼓判を押された逸材でもある。実はケランには、第1作目の『エクスペンダブルズ』製作時点でオーディションに合格していたものの、『トワイライト』シリーズの撮影の兼ね合いもあって、泣く泣く辞退したという過去がある。そしてその存在が忘れられることなく、第3弾となる今作で白羽の矢が立った。しかし『トワイライト』シリーズで全米の女性たちのハートを握りつぶさんばかりに鷲掴みにした今こそが、まさにベストタイミングだったといえるだろう。現在29歳で独身、という部分も女性たちを萌えさせる要因。「好奇心旺盛で冒険好きな、まさに僕のような性格を持つ女性がパートナーだったら最高だね。僕は人生を本当の意味で楽しめる女性が大好きさ」と理想の女性像を教えてくれたケランだが、同時に“公人”であるが故の寂しさも漏らす。「僕の仕事は人の目に触れる職業だから、僕自身の事を普通に見てくれる人がとても少ない。女性と巡り合っても、映画の中で僕が演じた役柄を通して僕の事を見てしまう。僕の事を写真に撮って、SNSに挙げるだけで終わるのではなく、ひとりの男として向き合ってもらいたいね」と溜息まじり。14歳でモデルとしてのキャリアをスタートさせ、18歳の頃から俳優業へとシフト。ハリウッドに夢を託して頂きを目指す人々が星の数ほどいる中で、ケランの軌跡はある意味、典型的だ。勝者と敗者の間には一体何があるのか?「決意・熱意・恐れない・自分を信じる」が信条というケランは「『お金が欲しい、有名になりたい』という思いだけでは、長続きはしないし、女性のお尻を追いかけて、毎晩のようにパーティーをするなんて論外。数えきれないほどの人々がハリウッドを目指すけれど、去って行く人も多い。この世界は煌びやかに見える一方で、異常なほどに厳しい世界だから」と笑顔の後ろにあるストイックな素顔を覗かせる。若かりし頃は、大学への進学とともにフットボールへの興味も湧いたそうだが「仕事を得るチャンスが来たら、すべてを投げ捨ててでも挑む覚悟を持たなければいけない。僕自身、大学やフットボールへの道をすべて諦めて、俳優業に励んでいる。だからこそ選択肢は“Aプラン”しかないと思っているし、一つの役を何千万人という人たちが狙っているわけだから、常に準備万端でいなければならない」と自らの仕事哲学を明かす。来年の3月で30歳という区切りを迎える。「俳優業というのは、ジェットコースターのように、まるで先の分からない旅。でもそんな旅を死ぬまで続けることが出来たら、これ以上ハッピーなことはないだろうね。『エクスペンダブルズ』の先輩方を見習って、自分自身のプロデュースも出来るようになりたいな」と、ケランは新たな目標に向かって目を輝かせている。映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は11月1日(土)より全国にて公開。(text&photo:Hayato Ishii)■関連作品:エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 2014年11月1日より全国にて公開(C) EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.
2014年10月30日第27回東京国際映画祭特別招待作品の映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のイベントが28日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、ケラン・ラッツとパトリック・ヒューズ監督とともにモーニング娘。OGの飯田圭織、保田圭、石川梨華、小川麻琴、南海キャンディーズの山崎静代が出席した。本作は、シルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガー、ドルフ・ラングレンらハリウッドのアクションスターが一堂に集結した規格外のアクションムービー『エクスペンダブルズ』シリーズの最新作。日本では11月1日に公開初日を迎えるが、現在開催中の第27回東京国際映画祭で特別招待作品として上映され、この日行われた本作のイベントにパトリック・ヒューズ監督、ケラン・ラッツ、モーニング娘。OGの飯田圭織らが装甲車に乗って登場した。壇上で若手のイケメンハリウッドスターのケラン・ラッツにハグされた飯田は「カッコ良すぎて鼻血が出そうです!大興奮ですよ。旦那さんごめんなさい!」と赤面すれば、山崎もケラン・ラッツにハグされて「無理矢理じゃないですよ~。あんな機会ないから自分の胸を押し付けました」と笑顔。その山崎はパトリック・ヒューズ監督から「4に出てもらいたいですね」と思わぬオファーを受けて「ちょっと考えておこうかな」と満更でもない様子だった。元モーニング娘。といえば、矢口真里が先週、日本テレビ系の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』で芸能活動の再開を宣言したが、それについて飯田は「仲間なので、例えどんなことがあってもまた一緒に頑張りたいと思います。大変な時期ですけど頑張って欲しいですね」と話し、保田も「ひとまずきちんと伝えられて良かったと思います」と安堵した表情。また、夫が逮捕された元同僚の加護亜依について同期の石川は「早く元気な姿を見たいですよ。これからは見守っていきたいと思います」と心配そうだった。
2014年10月29日シルヴェスター・スタローンが最強傭兵軍団のリーダー役に挑み、世界を牛耳ろうとする犯罪組織と超絶バトルを繰り広げるアクション映画『エクスペンダブルズ2』が、2013年3月2日(土)にブルーレイ&DVDで発売が決定。その充実の映像特典の内容も分かった。その他の写真同作は全世界で220億円の興行収入を記録した『エクスペンダブルズ』(10)の続編で、主演のスタローンを隊長に、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーという映画界を代表する肉体派俳優が、最強無敵の傭兵軍団“エクスペンダブルズ”を結成! 銃撃戦や肉弾戦という得意分野を存分に活かしたアクションを繰り広げ、危険な任務を遂行していく娯楽活劇だ。今秋公開した日本でも初登場ナンバーワン、興行収入約10億円のスマッシュヒットを記録した。このほど判明した解禁情報によれば、劇場公開時には封印していた本編の“無修正バージョン”を“通常版”と“プレミアム・エディション”に収録するほか、とりわけ後者の映像特典は銃器などのガジェットのマニアは必見のコンテンツになっているという。まさしく“リアル”エクスペンダブルズである本物の傭兵が登場するドキュメント映像「Guns for Hire」や、本編でスタローンやキャストたちが使用した銃器を徹底解説する「On the Assault」などを収録予定。映画ファンには「God of War」というメイキング&インタビュー映像に加え、1980年代のアメリカとアクション映画の隆盛をヒーロー列伝とともに解説するという「Big Guns, Bigger Heroes」などの見逃せない情報も搭載予定。劇中の世界観をしっかりと補足するマニアックな情報が満載になる予定で、映像特典を先に観て本編を観れば、最強無敵の傭兵軍団の活躍が新しい発見とともに楽しめるかもしれない。『エクスペンダブルズ2』2013年3月2日(土)発売プレミアム・エディションBlu-ray2枚組5775円(税込)通常版Blu-ray3990円(税込)通常版DVD3465円(税込)発売元:松竹映像商品部販売元:ポニーキャニオン文:鴇田 崇
2012年12月17日ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の人気アクションシリーズ最新作『ユニバーサル・ソルジャー殺戮の黙示録』が11月3日(土)から日本公開されるのを前に、本作を手がけたジョン・ハイアムズ監督がインタビューに応えた。その他の画像『ユニバーサル・ソルジャー』シリーズは、戦死した後に軍の特殊兵士・ユニソルとして蘇生させられた戦闘マシーンのリュック(ヴァンダム)が、自分を取り戻すために闘いに身を投じていく姿を描いた人気アクション作。最新作では自己を解き放ったリュックが、かつての宿敵だったスコット(ドルフ・ラングレン)を片腕に迎え、新世代ユニソルたちを覚醒させて新たなる宿敵と闘いを繰り広げる様をアクション満載で描く。ジョン・ハイアムズ監督は、『カプリコン1』などを手がけているほか、ヴァンダムとは1994年の『タイムコップ』でタッグを組んだ名匠ピーター・ハイアムズ監督の息子で、劇映画だけでなく格闘技系のドキュメンタリーも手がける才人だ。ハイアムズ監督は「シリーズに新たな息吹を吹き込むため、シリーズの特徴だったアイデアや設定に対して挑戦した。作品を観てくれる人が度肝を抜かれるほど意外なものを作りたいといつも思っている」という。具体的にはこれまでとは異なり、物語が“ユニソルたちの視点”から描かれており、前作で描かれたユニソルに関するテクノロジーもさらに進化を遂げるという。むろん、シリーズのファンだけを相手にした映画ではないようで、ハイアムズ監督は「この作品だけでも十分に楽しめる」と胸をはる。もちろん、本作でも過激なアクションシーンは健在だ。ハイアムズ監督はアクションをより現実的なものに作り上げるため、スタントマンとして活躍もしているラーネル・ストーヴァル氏を殺陣/スタント・コーディネーターに迎えた。「ラーネルにはストーリーに適した闘い方や、どうすれば闘いそのものでストーリーを語ることができるかがわかっている。それこそが、私がスクリーンに描き出したかったことだ。キャラクターごとに違う闘い方があり、戦闘シーンひとつひとつがストーリーを語っている」。劇中で“キレ”のあるヴァンダムと、“重み”を感じさせるラングレンがどんなアクションを見せてくれるのか気になるところだ。『ユニバーサル・ソルジャー殺戮の黙示録』11月3日(土)より銀座シネパトスほか全国順次公開『ハード・ソルジャー 炎の奪還』11月17日(土)より銀座シネパトスほか全国順次公開
2012年11月02日人気アクション俳優ジャン=クロード・ヴァン・ダムの等身大の銅像が、母国ベルギーの首都ブリュッセルに建立され、現地時間21日に行われた除幕式にヴァン・ダムが出席した。ジャン=クロード・ヴァン・ダム出演作画像ロイター通信によると、銅像建立はブリュッセルにあるショッピングセンターの開業40周年を記念したもので、顧客に好きな有名人を投票で選んでもらった結果、ヴァン・ダムに決まったのだという。同ショッピングセンターで行われた除幕式に出席したヴァン・ダムは、銅像のポーズを真似るなどして写真撮影にも応じていたようだ。ヴァン・ダムは、現在日本で公開中の映画『エクスペンダブルズ2』で豪華ハリウッドスターと肩を並べ悪役として出演しており、11月3日(土)からは銀座シネパトスにて“トキメ筋肉祭り”と銘打ち、ヴァン・ダムの出演作が連続公開される。第1弾の『ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録』(11月3日(土)公開)は、人気アクション映画『ユニバーサル・ソルジャー』シリーズの第4弾。今作でも、1作目、3作目で共演したドルフ・ラングレンと熱いバトルを繰り広げる。第2弾の『ハード・ソルジャー 炎の奪還』(11月17日(土)公開)は、ヴァン・ダム扮する伝説の元傭兵ゴールが、人身売買組織に誘拐された少女を救うために再び立ち上がる姿を描く。出演作が目白押しなヴァン・ダムの今後の活躍に注目したいところだ。『ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録』11月3日(土)銀座シネパトスほか全国順次公開『ハード・ソルジャー 炎の奪還』11月17日(土)銀座シネパトスほか全国順次公開
2012年10月26日シルベスター・スタローンをはじめとする大スターが集結する映画『エクスペンダブルズ2』。前作ではアクションなしの出演だったが、本作では本格的なアクションシーンをみせているアーノルド・シュワルツェネッガーの特報動画が届いた。特報動画本作は、自らを消耗品と名乗る最強無敵の傭兵集団・エクスペンダブルズの活躍を描いたアクション作。前作『エクスペンダブルズ』に出演したスタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、テリー・クルーズ、ランディ・クートゥアらおなじみのメンバーに加え、悪役にジャン=クロード・ヴァン・ダムが出演する。カリフォルニア州知事の任期を終え、本作で実に9年ぶりにアクション作に復帰したシュワルツェネッガー。彼が今回演じる役柄は、敵の反乱軍に捕えられ拷問を受けていたところをエクスペンダブルズに救出され、新たに仲間に加わるライバル傭兵会社のリーダー・トレンチだ。本映像では、エクスペンダブルズの援軍として仲間に加わったトレンチが、彼らと協力して敵軍に攻撃を仕掛ける場面を公開。巨大なマシンガンを手に銃撃戦に応戦するその姿は、9年のブランクを感じさせないほどの熟練された演技を観ることができる。映画『ターミネーター』を代表作に、数多くのアクション映画で活躍しているシュワルツェネッガー。人気スターの迫真の演技が観られる本映像をチェックして、映画の公開を心待ちにしたいところだ。『エクスペンダブルズ2』10月20日(土)全国ロードショー
2012年09月21日シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーら豪華スターが集結したアクション大作の続編『エクスペンダブルズ2』のワールドプレミアが現地時間15日に米ロサンゼルスで開催され、先月に息子を亡くしたばかりのスタローンがシュワルツェネッガーらとともに出席した。その他の写真本作は、自らを“消耗品”と名乗る命知らずの傭兵軍団エクスペンダブルズが、惨殺された仲間の復讐を果たし、世界を守るために最大の危機に立ち向かう。スタローン、シュワルツェネッガー、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リーら前作からのキャストに加え、今作では新たにチャック・ノリスとジャン=クロード・ヴァン・ダムが参戦し、前作を遥かに上回る“最強軍団”の活躍が描かれる。当初、LAでのワールドプレミアは今月の3日に予定されていたが、先月に突如息子のセイジ・スタローンが36歳の若さで亡くなり、スタローンがイベントをキャンセル。その後のパリでのプレミアでは姿を見せ、復帰を果たしたが、今回行われたLAプレミアでは、メディアからの質問にはほぼ答えることなく、悲しみの大きさがうかがえた。それでも集まった大勢のファンからのサインに気さくに応じ、舞台あいさつでは「家族や関係者の協力がなければ、決してこの日を迎えることはなかった。本当に感謝している」とメッセージをおくった。また、フォトコールでは親友のシュワルツェネッガーがスタローンを気遣い、代わりに派手なパフォーマンスを行うなど、本作のテーマでもある“仲間の絆”を感じさせるひと幕もあったようだ。シュワルツェネッガーは日本のファンに向けて「僕たちはこの映画を宣伝するために、日本にまた行きたいと思ってるよ。僕はいつも日本に行くのが大好きなんだ」とコメント。前作ではPRでスタローンとドルフ・ラングレンが来日しており、今作では誰が来日するのかにも注目が集まりそうだ。『エクスペンダブルズ2』10月20日(土)全国ロードショー
2012年08月17日2010年に公開され、全世界の男子から熱い支持を集めたアクション大作の続編『エクスペンダブルズ2』が今秋に公開される前に、本作に登場する12人のキャラクターの姿がデザインされたポスター画像が一挙に12枚も公開された。その他の写真それぞれが戦いのエキスパートでありながら、“消耗品(エクスペンダブルズ)”と自称する傭兵部隊の戦いを描いた前作から2年。続編の詳しい内容はいまだにわかっていないが、主演のシルベスター・スタローンが『トゥームレイダー』のサイモン・ウェスト監督を招集し、自身はアクターに専念。前作では会話のみの出演だったブルース・ウィリスやアーノルド・シュワルツェネッガーもアクションを披露するほか、ジャン=クロード・ヴァン・ダムとチャック・ノリスが初参戦し、前作以上にハードな戦いが描かれるという。このほど公開された12枚のポスターはいずれも本作の登場人物の熱い姿を捉えたもので、スタローン演じるリーダーにして軍用銃のエキスパート、バーニー・ロスを始め、ナイフ使いのリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)、マーシャル・アーツの達人イン・ヤン(ジェット・リー)、狙撃の名人ガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)、非情な敵のボス、ジーン・ヴィラン(ヴァンダム)ら敵にはまわしたくない猛者ばかり。この秋、彼らが銀幕でどんな戦いを繰り広げるのか、眺めているだけで想像したくなるデザインに仕上がっている。本作は、10月20日(土)より日本公開される。『エクスペンダブルズ2』10月20日(土) 全国ロードショー
2012年05月02日映画『エクスペンダブルズ』のプロモーションで来日したハリウッドのマッチョスター、シルヴェスター・スタローンとドルフ・ラングレンが、10月3日(日)放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に出演。“一番怖いモノ”について激白する。同番組のメーン司会を務めるタレント、上田晋也(くりぃむしちゅー)がスタローンの大ファンだったことから実現したもので、同番組にハリウッドスターが出演するのは初めて。スタローンとドルフの2人は、先月26日(日)の来日会見後に収録へ直行。約30分間にわたりプライベートを交えたトークを展開した。上田さんからの「最強のお二人にとって、怖いものは?」との質問に、スタローンは「奥さんさ。女性は凄い。男はみんなバカだから」と3番目の妻、23歳年下の元モデルのジェニファー・フラビンさんにメロメロの様子。「ドルフはネズミが怖いんだ」と暴露してニンマリ。同作撮影時の苦労話を聞かれると、WWF、WWEで活躍したプロレスラー出身でキャストのひとり、スティーヴ・オースティンとの格闘シーンで「首の骨を折った」と告白。通常なら数か月間の休養を余儀なくされるところだったが、ハリウッド最強の筋肉を誇る肉体だけに驚異的な回復力をもって撮影を乗り切ったことを明かした。またスタローンは娘3人、ドルフは娘2人の父親。パーソナリティの森泉からキティちゃんグッズをプレゼントされ、揃って「これでキディランドに行かなくてすむ」と大喜びだった。「おしゃれイズム」放送は10月3日(日)22:00から。映画『エクスペンダブルズ』は10月16日(土)より全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INC■関連記事:アクション界のスターたちが競演『エクスペンダブルズ』試写会に10組20名様ご招待スタローン、シュワちゃんら濃い男たちズラリ『エクスペンダブルズ』全米初登場1位
2010年10月02日シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務め、ジェイスン・ステイサムにジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーまでが出演する『エクスペンダブルズ』が全米で公開を迎え、興行ランキングで初登場第1位を記録した。法外な報酬で雇われ、たとえ死んだとしてもその事実すら公表されない使い捨ての傭兵軍団“エクスペンダブルズ”が、南米の軍事独裁国家壊滅という困難な依頼に従事する姿を描いた本作。スタローンの下に、ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、ドルフ・ラングレン、そして現カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガーなど、数々のアクション大作で主演を張ってきた錚々たる面々が集結!“使い捨て”と呼ぶにはなんとも贅沢な本作だが、8月13日(金)の公開から3日間で3,503万ドル(約30億円/3,270館)を記録し、堂々の初登場1位!過去のスタローンの主演作のオープニング記録(『ランボー/怒りの脱出』/2,017万ドル)、同じく監督作での記録(『ロッキー4/炎の友情』/1,999万ドル)を共に塗り替えることになった。スタローンは本作について「今年で映画界でのキャリア40年目になるが、ファンの目に映る俺の姿はシルヴェスター・スタローンではなく、ロッキーやランボーなんだ。これが俳優としての俺の宿命だと思う。今回また『エクスペンダブルズ』のバーニーというキャラクターが加わることになれば」と語っているが、このヒットスタートでその願いも現実味を帯びてきたと言えるかも?また、大ヒットスタートを受けてスタローンは、スケジュールの都合で出演がかなわなかったジャン=クロード・バンダムに「だから出演すればよかったのに!」と話したとか…。ズラリと並んだマッチョな男たち。白黒の写真なのに“熱”が伝わってきそう!?『エクスペンダブルズ』日本での公開は10月16日(土)より全国にて。■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INC
2010年08月18日