いつの時代も、映画ファンを喜ばせてきたバディムービー。古くは『スティング』から『リーサル・ウェポン』『メン・イン・ブラック』『ラッシュ・アワー』『トレーニング・デイ』『シャーロック・ホームズ』、日本では『あぶない刑事』『探偵はBARにいる』などなど、作品を挙げればキリがない。そこで今回は、同時期に公開を控えるオススメの“イケメン”バディムービー2作品に注目した。まずは、3月4日(土)公開の『フレンチ・ラン』。パリ、革命記念日前夜に、市街で爆弾テロが発生。CIAのアウトローな捜査官ブライアーは、容疑者としてスリの若者マイケルを確保するが、彼が無実であることを長年の勘で感じ取る。ブライアーはマイケルの抜群のスリテクニックを買い、自らの無実を証明するため捜査に協力することを持ちかける。誕生した“CIAとスリ”による前代未聞のコンビは、真犯人を探すため、パリの街を疾走!やがて「36時間後の革命記念日にパリの街を制圧する」という犯行声明が出たことから、事件はフランスの国家的危機へと発展していくが…。アウトローなCIA捜査官・ブライアーを演じるのは、さまざまなサイトで発表されるイケメン俳優ランキングの上位に毎年のようにランクイン、『スター・トレック BEYOND』などのアクションから人間ドラマまで幅広い役柄を演じ分ける英国人俳優、イドリス・エルバ。一方、腕っぷしは弱いが、抜群のスリテクニックでブライアーをサポートするマイケルを演じるのは、人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」や『シンデレラ』の王子役で知られるリチャード・マッデン。甲冑を身につけない、イマドキの青年として活躍する姿を目にすることができそうだ。そして2本目は、2月18日(土)公開の『ナイズ・ガイズ!』。シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチは、やたらと腕っ節の強い示談屋ヒーリーに強引に相棒にされ、失踪した少女の捜索を開始する。この凸凹コンビにキュートで賢いマーチの娘・ホリーが加わり捜索を進めていくと、簡単なはずだった仕事は、1本の映画にまつわる連続不審死へと繋がり、やがて3人はアメリカ国家を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれ、殺し屋から命を狙われることに…。『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングと『レ・ミゼラブル』のラッセル・クロウが、W主演でまさかのコンビを組む、爽快で痛快なポップ・アクション・エンターテインメント。監督のシェーン・ブラックと製作のジョエル・シルヴァーは、伝説的バディムービー『リーサル・ウェポン』シリーズを生み出した2人だけに、見逃せない作品となりそう。ストーリーの設定も豪華なキャストも魅力的だが、この2作品の見どころはなんと言っても“イケメン同士が手を組んだ凸凹バディムービー”ということ。彼らが息ぴったりにコンビで大暴れする姿は、女性たちも見逃せない。なお、ほかにも佐々木蔵之介と横山裕(関ジャニ∞)がW主演する『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が公開中で、アレキサンダー・スカルスガルドとマイケル・ペーニャがナイスじゃない刑事コンビになる『バットガイズ!!』も2月21日(火)より公開。また、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のチアルート(ドニー・イェン)&ベイズ(チアン・ウェン)、『マグニフィセント・セブン』のグッドナイト(イーサン・ホーク)&ビリー(イ・ビョンホン)といったチームの中のバディも「アツい」と話題。今年は、さまざまなイケメンバディにときめくことができそうだ。『フレンチ・ラン』は3月4日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイスガイズ! 2017年2月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2016 NICE GUYS, LLC
2017年02月04日ラッセル・クロウが腕っぷしの強い乱暴キャラ、ライアン・ゴズリングが究極のダメダメキャラを演じる『ナイスガイズ!』。このほど、彼ら凸凹コンビほか、ヒロインのキュートな少女アンガーリー・ライス、“謎の刺客”役のマット・ボマーら豪華な顔ぶれがそろう日本オリジナル予告編が解禁となった。本作は、『アイアンマン3』の監督を務めたシェーン・ブラックのもと、ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングがタッグを組んで贈るポップなアクション・エンターテイメント。腕っ節の強い示談屋ヒーリーに強引に相棒にされた、シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチが、失踪した少女の捜索を開始に乗り出すうち、なぜか国家を揺るがす陰謀に巻き込まれていく、というストーリーだ。解禁となった予告編は、示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)と私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)が初めて対面するシーンからスタート。挨拶もなく、いきなりマーチの顔面にパンチを食らわすヒーリーは見るからに乱暴者で、なぜかいつもしかめっ面。なすすべもなく倒されて“鳴き声”を上げるマーチは、やることなすことがどこか抜けているお調子者。そんな笑いを誘う対照的な2人が相棒になり、司法省長官ジュディス(キム・ベイシンガー)の依頼で、失踪した彼女の娘アメリア(マーガレット・クアリー)を捜すことに。この凸凹コンビに、しっかり者のマーチの娘ホリー(アンガーリー・ライス)が加わり、捜査を進めていくが、この事件の背後には大きな陰謀が隠されていた!映像後半は一転して、ところかまわず繰り広げられる激しい銃撃戦やド派手なカーアクションなど、ハードなアクションシーンが連発! コードネーム“ジョン・ボーイ”(マット・ボマー)をはじめとする “オールドマン”“ブルーフェイス”といった3人の殺し屋と対決する、爽快かつ痛快なハイテンションな映像となっている。また、合わせて完成した本ビジュアルは、凸凹コンビとキュートなヒロインの前に、次から次へと立ちはだかる刺客たちのとの対立構造が鮮明となるデザインで、さながら“ナイスガイズ”vs“バッドガイズ”といった様相になっている。『リーサル・ウェポン』『ダイ・ハード』『シャーロック・ホームズ』各シリーズなど、多くのバディムービーを大ヒットに導いてきた名プロデューサーで、本作の製作を務めるジョエル・シルバーは、「シェーン・ブラック(監督・脚本)の作り出す作品は笑いのあるアクション映画で、笑わせることありきの従来のコメディ映画とは全く異なるんだ。彼の作品の根幹は、ハードボイルドでタフな男たちが繰り広げるシリアスなストーリー展開。映画全体に笑えるシーンが散りばめられているけど、ハードなアクションシーンがあるからこそ、そのユーモアが効果的なものとなっているんだ」と、本作が持つ笑いとアクションの絶妙なバランスをアピールしている。『ナイスガイズ!』は2017年2月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングが凸凹コンビを組む映画『ナイスガイズ!』。このほど、2017年冬の日本公開に向けてティザービジュアルが解禁。2大俳優を差し置いて、15歳の大注目女優が“センター”を務めている。シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は、腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)に強引に相棒にされ、失踪した少女の捜索を開始する。この凸凹コンビに、車の運転までこなすキュートなマーチの娘・ホリー(アンゴーリー・ライス)が加わり捜索を進めていくと、簡単なはずだった仕事は、1本の映画にまつわる連続不審死事件へと繋がり、やがて3人はアメリカ国家を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていく。コードネーム“オールドマン”“ブルーフェイス”“ジョン・ボーイ”…次々と襲い来る凄腕の殺し屋の標的にされた3人は、命がけで事件解決に奔走する!『マトリックス』シリーズなど数々のヒット作を生み出してきたジョエル・シルバーと、『リーサル・ウェポン』の脚本や『アイアンマン3』の監督を務めたシェーン・ブラック監督が組んだ、凸凹バディ+αの“ラフ&ポップ”なアクション・エンターテインメントとなる本作。届いたティザービジュアルでは、銃を手に睨みをきかせる腕っ節の強い示談屋ヒーリー(R・クロウ)と、髭に手をやりとぼけた表情を浮かべるシングルファーザーの私立探偵マーチ(R・ゴズリング)の姿は、その出で立ちやしぐさだけでも、2人の強烈すぎる個性(の違い)を感じることができる。そして、大物俳優2人を差し置いて中央に立つのは、ストーリーの鍵を握るホリーを演じるアンゴーリー・ライスだ。腕を組み、はにかむ中にも落ち着いた雰囲気を感じさせるホリーは、ダメな父親マーチとは打って変わってしっかり者。暴走気味のヒーリーとマーチの手綱を握る、もう1人の主人公なのだ。演じたライスは本作で大ブレイクし、『スパイダーマン:ホームカミング』(’17)にも大抜擢された大注目の美少女で、先日行われた本作ジャパンプレミアでは、作品解説を行った映画評論家・町山智浩氏が「この子はスターになる!」と断言。映画をいち早く観た人からも、「すばらしすぎて朝から調べてる」「めちゃかわ」「いま、アンゴーリー・ライスのことしか考えられない!!」、「来年のいまごろはもう、人気沸騰確定だな」「これからもっと伸びるだろうなあ」など、彼女を讃えるコメントがTwitter上に続出している。巨大な陰謀に巻き込まれ、命がけで事件解決に奔走するヒーリーとマーチのお笑いコンビのような絶妙なコンビネーションに加え、さながら“敏腕マネージャー”のように2人の大人をコントロールするホリーことライスの活躍にも、ぜひ注目していて。『ナイスガイズ!』は2017年2月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月04日