ジュード・ロウが、新作『Queen Of The Desert』(原題)に出演することが決まった。ジュードは、作家ガートルード・ベルの生涯をヴェルナー・ヘルツォーク監督が描く同新作で、ナオミ・ワッツやロバート・パティンソンと共演することになるという。同作でナオミは、探検家や作家、考古学者、大英帝国の情報員などとして20世紀初頭に多彩な活躍をしたガートルードに扮し、一方のロバートは「アラビアのロレンス」ことトーマス・エドワード・ロレンスを演じることがすでに決定している。まだジュードの役柄は明らかにされていないものの、ガートルードと2年間に渡って恋人関係にあったチャールズ・ドハティ=ワイリー役になる可能性があるという。本作のプロデュースを担当するニック・ラスランは「女性版『アラビアのロレンス』とも呼ばれるベル女史の素晴らしい物語を描く作品で、ヘルツォーク監督とまた一緒に組めるなんて非常に嬉しいです」と同作への期待を語っている。さらに、同作のセールスを担当するシエラ/アフィニティ社のニック・マイヤーCEOも「このような重要なプロジェクトで才能溢れるヘルツォーク監督と一緒に仕事ができることは、とても大切な機会です。我々は、ヘルツォーク監督がこの素晴らしい歴史大作を世界中の観客のみなさんのために映画化するのを楽しみにしています」と続けた。『Queen Of The Desert』は、来年3月にモロッコにてクランクインが予定されている。
2012年11月06日ダニエル・クレイグ、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズらが出演するサイコ・スリラー『ドリームハウス』が23日(金)から日本公開される。本作でワッツは物語のカギを握る役どころを演じているが、自身は「まるでヒッチコック映画を思い出させるキャラクターだった」と分析している。その他の画像『ドリームハウス』は、郊外に引っ越してきた一家が遭遇する不可解な出来事と、そこに隠された衝撃の事実を描くスリラー作品。家族を守るため調査に乗り出す父親をクレイグが、その妻をワイズが演じ、ふたりはこの作品をきっかけに結婚し話題となった。本作のメガホン執ったのは、『マイ・ブラザー』『マイ・レフトフット』などで家族に焦点を当て、重厚な人間ドラマを描くことで高評価を集めているジム・シェリダン監督。ワッツは「ジム・シェリダンが私に会わないかと言ってくれたの。そして脚本に目を通した…。先を読まずにいられない、素晴らしいサスペンス・スリラーだった!」と振り返る。ワッツ演じるアンは、一家の隣に住む女性で、奇妙な出来事の全貌を知るキーマンでもある。「アン役を本当に気に入ったのよ。彼女が誰なのか、他の人たちとどう関わっているのかはわからない。まるでヒッチコック映画を思い出させるキャラクターだったわ。彼女にはどこか奇妙なところがあって惹きつけられるの。彼女を好きなのか? 嫌いなのか? そんな問いを起こさせる。女優としてそういう謎は演じていていつも楽しいわ」。『21グラム』『マルホランド・ドライブ』などミステリアスな役柄を多く演じてきたワッツが、繊細な演出で定評のあるシェリダン監督のもとで、どのような新しい表情を見せてくれるのか楽しみだ。『ドリームハウス』11月23日(金)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー
2012年11月06日『トワイライト』シリーズ最終章がまもなく公開になろうとしているが、ロバート・パティンソンのキャリアは絶好調だ。最新作では、キャリー・マリガンとの共演が決まった。最新作となる『Hold On To Me』は、実際に起こった事件にインスピレーションを得た犯罪スリラー。最も裕福な男を誘拐し、身代金を取ろうとたくらんだカップルの運命が、予想もしなかった方向に転がっていく物語だ。イギリス人同士のパティンソンとマリガンの共演はこれが初めて。監督は『マン・オン・ワイヤー』のジェームズ・マーシュだ。『トワイライト』シリーズで大ブレイクしたパティンソンだが、その間も、『恋人たちのパレード』『リメンバー・ミー』などのシリアスなドラマに出演、ただのアイドルではないことを証明し続けてきた。この後もナオミ・ワッツと共演する『Queen of the Desert』や、ガイ・ピアースと共演の『The Rover』などが決まっている。この夏は、恋人クリステン・スチュワートの浮気問題でゴシップ紙の注目の的になったが、最近ふたりの仲も復活し、公私ともに順調のようだ。文:猿渡由紀
2012年10月23日今年で記念すべき25回目を迎える、アジア最大の国際映画祭「東京国際映画祭」(以下、TIFF)が10月20日(土)より開幕する。例年以上に盛り上がりが期待される今年も、海外から多くの俳優や監督が来日の予定だが、このアニバーサリー・イヤーとなる今年、これまでに来日したゲストたちの貴重な写真を発見!レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピット、まで豪華ゲストたちをふり返り。まずは、いまから27年前の1985年に開催された記念すべき第1回目のTIFFに参加した、ハリソン・フォード。何とも年代を感じさせるモノクロ写真だが、この時代のハリソンと言えば、『スター・ウォーズ』や『インディー・ジョーンズ』の人気シリーズでの成功、さらに『ブレード・ランナー』(’82)とまさにハリウッドのトップに上り詰めた頃の彼なのだ。この年の日本では、渋谷に16もの映画館がオープンし、世界有数の“映画の街”として大きなブームを巻き起こしていた年でもある。次にふり返るのは、第9回目(’96)に参加したウィル・スミ。代表作となった『インデペンデンス・デイ』(’96)を引っ提げての来日となったが、この当時のウィルはまだ20代後半!ファッションももちろん“B-BOY”スタイルでキメ、まだまだヤンチャ盛りといった様子の彼の若さがうかがえる写真だ。続くは、“絶世の美男子”と謳われ、世界中の女子の心を鷲掴みにしたレオナルド・ディカプリオ。1997年に行われた第10回目のTIFFに、ジェームズ・キャメロン監督と共に『『タイタニック』のワールド・プレミアのために来日したレオ。いまでこそ髭を生やし、骨太なイメージの役者となった彼だが、23歳当時の彼はまさに“美麗”の一言に尽きる。誰もが見惚れ、会場は女子たちの歓喜する声で騒然となっていたとのこと。さらに、もう一人、翌年に開催された第11回TIFFの特別招待作品となった『ジョー・ブラックによろしく』のPRのために来日していたブラッド・ピットだ。写真を見る限りでは、短髪にスーツと、いまと雰囲気は変わらないものの、『セブン』での好演に続き、『12モンキーズ』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、俳優として人気・実力ともに急成長を遂げ始めた頃の彼の貴重な一枚なのだ。さらに、この年は『アルマゲドン』を引っ提げて来日したブルース・ウィリスやベン・アフレック、マイケル・ベイ監督などハリウッドが誇るスターたちの参加が数多く見られた年でもある。また、世界に誇る日本の巨匠・黒澤清監督がこの世を去った年でもある。2000年代に入っても来日ゲストたちの豪華さは衰えず、第13回(’00)にはアーノルド・シュワルツェネッガーにエドワード・ノートン、第15回(’02)にはトム・クルーズ&スティーヴン・スピルバーグ監督を始めナオミ・ワッツにエイドリアン・ブロディと挙げていけば切りがないほど。果たして、25回目を迎えた今年はどんなゲストが観客を沸かせるのだろうか。開幕はもう目前!ぜひ、あなたも一度会場に足を運んでみて。「第25回東京国際映画祭」開催期間:10月20日(土)~28日(日)会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ・シネマート六本木・TOHOシネマズシャンテほか公式サイト:特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催
2012年10月12日『ミッドナイト・イン・パリ』で世界中を陶酔させたウディ・アレン監督が満を持して贈る、軽妙洒脱なラブ・コメディ『恋のロンドン狂騒曲』がこの冬公開となる。世代の異なる2組の夫婦の結婚生活が破綻し、あれよあれよという間に“4つの恋”へと枝分かれしていくスピーディーなストーリーが展開する、本作の予告編がどこよりも早く到着した。アルフィー(アンソニー・ホプキンス)がコールガールのシャーメイン(ルーシー・パンチ)を追い求め、妻・ヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)の元から去ったのをきっかけに、ヘレナはインチキ占い師にハマってしまう。結婚生活が不満なサリー(ナオミ・ワッツ)は上司のグレッグ(アントニオ・バンデラス)に心惹かれ、夫で小説家のロイ(ジョシュ・ブローリン)は、近所の神秘的な女性・ディア(フリーダ・ピント)に惚れてしまう。ロンドンの街で起こるちょっとした不協和音が、次第に大きな騒動へと発展していく――。思いがけず人生の転機に差し掛かり、重大な選択を迫られていく男と女の姿を描いた本作。ロンドンの街角で芽生える4つのラブ・ストーリーは、年の差カップルあり、不倫カップルありとまさに四者四様だが、全てのキャラクターに共通するのは身も心もすっかり“恋の幻想”に囚われてしまっていること。ただ幸せのありかを探し求めているだけなのに、必死にもがけばもがくほど愚かな過ちを重ねてしまう人間の性を、シニカルとユーモアたっぷりに描いている。今回、解禁となった予告編からも怒涛の“セリフの応酬”が垣間見えるはず。結婚生活にまつわる諸問題を抱え込んだ30代の夫婦サリー&ロイに扮する、ナオミ・ワッツとジョシュ・ブローリン。サリーの両親でもあるアルフィー&ヘレナの離婚後の波乱に満ちた行く末を演じるのは、オスカー俳優アンソニー・ホプキンスとジェマ・ジョーンズ。4人の演技功者が、“ああ言えば、こう言う”爆笑のセリフ合戦を披露し、各キャラクターのジェットコースターのような人生模様を生き生きと体現しているのが、予告編からも伝わってくる。また、アレン監督の私生活から仕事までを1年半かけて撮影したドキュメンタリー『映画と恋とウディ・アレン』が11月より公開されるが、こちらの公開も楽しみなところ。まずは、人間洞察に長けたウディ・アレン監督の真骨頂とも言うべき本作の予告編から、夢見る男女の“幻想”を覗いてみて。『恋のロンドン狂騒曲』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:恋のロンドン狂騒曲 2012年12月1日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2010 Mediapro, Versátil Cinema & Gravier Production, Inc.
2012年10月11日『007 スカイフォール』、『ドラゴン・タトゥーの女』のダニエル・クレイグ、『Diana』(原題)のナオミ・ワッツ、さらにはディズニーが贈る2013年の話題作『オズ はじまりの戦い』のレイチェル・ワイズと錚々たるキャスト陣が集結した今秋、最注目の珠玉のサイコスリラー『ドリームハウス』。このほど、本作の謎を解き明く鍵となる(?)予告編がシネマカフェに到着した。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。プライベートで結婚に至ったダニエルとレイチェルが、夫婦役を共演したことで注目が集まっている本作。しかし、今回届いた予告編ではキャスト陣だけではなく、これまで3度もアカデミー賞にノミネートされているジム・シェリダン監督が仕掛ける、ゆっくりと逃げ場を失っていくような静かな恐怖に飲み込まれること必至!不吉な忠告を告げる隣人・アン(ナオミ・ワッツ)、彼らの家の周りを徘徊する怪しい男、地下へと続く不気味な階段。しんしんと雪が降りしきる田舎町で、少しづつ忍び寄る恐怖…そして映像のラストでは、『007』シリーズでも『ドラゴン・タトゥーの女』でも、どんなときもクールなタフガイを演じてきたダニエルのまさかの絶叫シーン!さらには、「君さえいれば、そこが“幸せの家(ドリームハウス)”だよ…」と彼の寂しそうに囁く言葉にもぜひ注目してもらいたい。今回の予告編の映像だけでも、本作を紐解くための鍵がたくさん散りばめられていそうだが、さて、あなたはどう推理する?『ドリームハウス』は11月23日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年10月02日ナオミ・ワッツが、2004年のスマトラ沖地震を描いた新作『The Impossible』(原題)で津波の深刻さを実感したようだ。2004年のスマトラ沖地震と津波に翻弄される家族の姿を実話に基づいて描いた同作で、ナオミはユアン・マクレガーと共にタイで3人の子供たちと一緒に休暇中の夫婦、マリアとヘンリーを演じている。感情面でチャレンジの連続だったという難役をこなしたナオミは、「この実話は私たちに津波がどれほど深刻なものであったかを痛感させるものだったの。これほど深刻なことがなかったとしても、人々に色々な考えや問題を提起する上でとても教訓となる話だわ」と語っている。またナオミは、劇中で自身のキャラクターを公平に演じきって、作品をより真実に近づけることに“プレッシャー”を感じたとも明かしている。「この映画に関わって、『被災者の方々はこんな経験をしたんだ。当時その方々が感じていたことに忠実であるように、その経験を尊重しなければいけない』って感じたの。それに私がこの映画でやったことは被災者の方々が経験したものとは決して同じではないけれど、できるだけ再現したいと感じたわ」。ユアンとナオミは2005年のサイコスリラー作品『ステイ』でも共演しており、もう一度ユアンと共演できたことにナオミは「幸せだった」ともコメントしている。
2012年09月24日故ダイアナ元英国皇太子妃の晩年の2年間に焦点を当てた、新作伝記映画『Diana』(原題)。現在、撮影中の本作でダイアナ元妃を演じるナオミ・ワッツが身に着けているスイスのハイジュエリーブランド「ショパール」のジュエリーのお値段がこのほど明らかとなった。現在、ロンドンを中心にイギリス各地で撮影が行われている本作。医師ハスナト・カーンと恋愛関係になったダイアナ元妃が、過剰なメディア報道に悩まされる一方で、慈善活動などに積極的に取り組んでいく姿を描いた作品になる模様である。キラリと胸元と耳元で贅沢な輝きを放つジュエリー、さらにセレブ御用達の高級腕時計ブランドとして知られる「ショパール」は、カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーを務め、パルム・ドールやショパール・トロフィーなどの製作を担い、2007年にはハイジュエリー「レッドカーペット」コレクションを立ち上げるなど、映画界や映画スターへのジュエリー提供を積極的に行っているブランドとしても知られる。このほど、本作の独占パートナーとして同ブランドならではの輝きを放つジュエリーと腕時計を提供している。映画プロデューサーであるロバート・バーンスタイン氏は「『Diana』でショパールと協力できることを嬉しく思います。この映画にとって刺激的かつ相応しいパートナーシップだ」と喜びを語る。プリンセス・オブ・ウェールズにふさわしい気品あふれるナオミは、このゴージャスなジュエリーの数々を着用しているが、中でも一際目を引くのが10カラット近くのサファイアとダイヤモンドがあしらわれたイヤリング。その気になるお値段は4,400万円以上というから驚き!このほかのジュエリーと腕時計のお値段は明かされていないが、総額にして“億超え”は間違いなさそうだ。もちろん、この宝石の輝きに負けないナオミの存在感も相当なもの。女性なら誰でも一度は夢見る、この“輝き”にぜひ注目してみて。『Diana』は現在撮影中。公開日はまだ公表されていない。■関連作品:Diana (原題)
2012年08月21日デヴィッド・クローネンバーグとタッグを組んだ『COSMOPOLIS』(原題)やスリラー作品『Mission: Blacklist』(原題)など、公開待機作が続くロバート・パティンソンが、今度はドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督の最新作『Queen of the Desert』(原題)で“アラビアのロレンス”を演じることが明らかとなった。伝説的作家ガートルード・ベルの生涯を描いた同作で、ロバートはナオミ・ワッツ演じる主人公・ガートルードの友人の陸軍情報将校、第1次世界大戦に参戦した“アラビアのロレンス”ことトーマス・エドワード・ロレンスを演じる。トーマスは、デヴィッド・リーン監督が手がけた不朽の名作『アラビアのロレンス』(’62)でのピーター・オトゥールが演じた役のモデルとして知られるが、この役を引継ぐ形で今回ロバートに白羽の矢が立った。一方、ナオミが演じる主人公・ガートルードは、世界一周旅行した体験談を記した「シリア縦断紀行」の作家であり、考古学者、探検家そして英オックスフォード大学初の女性卒業者という類まれなる才女。さらに、当時の大英帝国の情報員としても活躍し、中東の国境線を決め、親友であるトーマスと共に後のヨルダンとイラクになるハーシム王朝の建設に寄与したた、歴史的にも重要な人物である。「Empire」誌によれば、『Queen of the Desert』の撮影は今秋にも開始される予定。プライベートでも何かと大忙しのロバートだが、いまは役者の仕事に没頭したい時期なのかも?■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.COSMOPOLIS (原題)
2012年08月17日クリステン・スチュワートの浮気騒動の渦中にあるロバート・パティンソンが、アメリカ時間13日、トークショーに出演した。その夜には『コスモポリス』のニューヨークプレミアにも出席している。スチュワートと『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督の浮気が発覚して以来、パティンソンはスチュワートと同居していた家を出て、カリフォルニア州オハイにあるリース・ウィザースプーンの別荘に身を隠していた。この日、人気トーク番組に出演したのは、最新作『コスモポリス』のプロモーションのため。司会のジョン・スチュワートは、ベン&ジェリーのアイスクリームを用意してパティンソンを迎え、「僕がずっと昔失恋した時、ベン&ジェリーが心を癒してくれたんだ」とその理由を説明。「大丈夫? 僕にすべてを話してよ」と率直に質問すると、パティンソンは照れくさそうに笑いながら、「インタビューというのは奇妙なものだよね。どうアプローチしていいかわからない」と答え、「僕はケチだからパブリシストを雇っていないんだよ。それが問題なんだ。雇わなきゃ」とも付け加えた。辛い思いをしているにも関わらず、明るくチャーミングにふるまうパティンソンに、収録スタジオの観客は大きな拍手をおくった。パティンソンは、私生活では困難に直面しているが、キャリアは好調。デビッド・クローネンバーグ監督の『コスモポリス』でこれまでとまったく違う役に挑戦した彼は、つい最近、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の『Queen of the Desert』に出演が決まったばかり。20世紀の幕開けの頃を舞台にした物語で、パティンソンの役は、アラビアのロレンスことT.E.ロレンス。共演はナオミ・ワッツ。ほかにもいくつか興味深い作品がラインナップされており、『トワイライト』シリーズ終了後も大活躍が期待される。
2012年08月15日ケイト・モス、ナオミ・キャンベルなど豪華スーパーモデルがロンドン五輪の閉幕式に登場することになった。そのほか、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、リリー・コール、ジョージア・メイ・ジャガーらも、「アレキサンダー・マックイーン」のクリエイティブ・ディレクターを務めるサラ・バートンとヴィヴィアン・ウエストウッドが手がける同イベントで英国ファッション界を代表することになる予定だ。ある関係者は「Daily Mirror」紙に「五輪の主催者側はイギリスの最高のタレントたちを欲していたんです。そして、まさにそれが実現するんです。これほどの歴史に残るイベントなので、モデルたちもみな参加したがっているんです」と明かし、「イギリスのスタイルはそのイノベーションと創造性で世界中に名を馳せていますから、閉幕式の一部としてそれを祝福するのはふさわしいことだと思います。さぞかし素晴らしいイベントになるでしょうね」と続けた。「ア・シンフォニー・オブ・ブリティッシュ・ミュージック」と名づけられ、多額の資金を投じて企画されているロンドン五輪の閉幕式は8月12日(現地時間)に開催予定。同セレモニーのアート・ディレクター、キム・ギャヴィンは「人々がこれから何十年も記憶し続けてくれるような、素晴らしい感動的な体験を創り出したいんです。きっとブリティッシュ・ミュージックの優美なマッシュアップになるはずです」と語り、閉幕式は「史上最大の“娯楽アフターショー・パーティー”となる」と付け加えた。
2012年07月18日故ダイアナ元英国妃の死亡事故を巡るドキュメンタリー映画『Unlawful Killing』(原題)が公開中止となった。1997年パリで、ダイアナ元妃と当時交際していたエジプトの大富豪の息子ドディ・アルファイド氏が自動車事故で死亡した事件を追い、ダイアナ元妃は事故死ではなく殺害されたという主張を展開したものになっているという。しかし、映画のプロデューサー陣が同作の配給元を法的措置から守れる保証がないと判断した結果、同作が公開中止に追い込まれる形となった。本作について、弁護士団がイギリスでの上映前に対処すべき87件の申し立てがあると警告し、ダイアナ元妃の死から15周年を記念して8月にアメリカでの上映を予定していたものの、同作を担当する映画配給会社の複数のヨーロッパ支店を法的に保護できる保証が必要だと判断された模様だ。本作の広報担当者は「『Unlawful Killing』は全世界に配給販売が既になされています。しかし、フランスとイギリスにもあるアメリカの配給会社の支社を法的に保護するための何らかの保証が必要なのです。しかし、その保証を得ることは不可能と判断されました。したがって、この作品が上映されることは永久にありません」と発表している。250万ポンド(約3億1,000万円)の予算をかけて制作された本作は、1997年の事件以来一貫して他殺性を主張してきた、ドディの父親モハメド・アルファイド氏から資金援助を受けていた。ダイアナ元妃を巡る映画はこのほかにも、ナオミ・ワッツ主演の『Diana』(原題)が現在撮影中だが、今回の決定がどのように影響するのだろうか?
2012年07月09日故ダイアナ元英国皇太子妃の最後の2年間に焦点を当てた新作伝記映画『Diana』(原題)で、ダイアナを演じるナオミ・ワッツの写真がこのほど初公開された。当初『Caught in Flight』とつけられた作品タイトルは、新タイトル『Diana』に変更されている本作。監督に『ヒトラー ~最期の12日間~』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル、脚本には映画『リバティーン』のスティーヴン・ジェフリーズ、共演陣にはダグラス・ホッジ、ジュリエット・スティーヴンソンらが名を連ねている。同作は、ナオミ演じるダイアナ元妃が、「LOST」でお馴染みのナヴィーン・アンドリュース扮するハスナト・カーン医師と恋愛関係になりメディア報道に苦しむ一方で、慈善活動などに積極的に取り組んでいくさまを描いた作品になる模様。ナオミは「とても興奮しています。本当に様々な形で、ポジティブで大きなインパクトを与えてきた、実に素晴らしい女性の役を演じられるのは光栄です」とコメントしている。同作はロンドンのほか、イギリスの数か所で撮影され、クロアチアやモザンビークでも撮影を敢行する予定だが、公開日はまだ公表されていない。■関連作品:LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.
2012年07月06日ナオミ・ワッツが、次回作で故ダイアナ元妃を演じる準備のためにロンドンに引越しするようだ。ナオミは、故ダイアナ元妃に扮する新作『Caught in Flight』(原題)が来月クランクインを迎えるにあたり、故ダイアナ元妃が慣れ親しんだ環境に自分も身を置きたいと考え、ロンドンのケンジントン地区に引っ越す予定だという。故ダイアナ元妃が頻繁に訪れたザ・ハーバー・クラブやボーチャンプ・パレスなどに、ナオミも映画制作スタッフと同行するという。ある関係者は英「The Sun」紙に「ナオミは撮影が始まる前に、役になじみたいようですね」と語っていた。エコッセ・フィルムズが製作を担当する同作は、ダイアナ元妃が亡くなる前の2年間を描いたストーリー。ナオミはこの役柄を演じることができて「本当にワクワクしている」と語っている。そんなナオミは最近、夫のリーヴ・シュレイバーとの間に2人の息子のアレキサンダーくん(4歳)とサミーくん(3歳)をもうけているが、もし女の子ができると分かるなら、もうひとり子供を授かってもいいと「Style」誌に話していた。「2人の息子の母親になるってずっと分かっていたの。もう43歳だから、これ以上子供ができるとは思わないわ。色々と大変なことがずっとあるだろうけど、希望もまだあると感じるのよ。もしまだ妊娠できて、それが女の子だと分かれば、絶対にチャレンジしてみるわ」。
2012年06月18日南仏にて開幕中の第65回カンヌ国際映画祭にて、5月18日(現地時間)、特別招待作品として招待された大人気アニメーションシリーズ3作目『マダガスカル3』のプレミア上映が行われ、ベン・スティラー、クリス・ロックらオリジナルキャストとスタッフが一挙集結!日本からは吹き替え版の声優を務める柳沢慎吾が駆けつけ、オリジナルキャストとのご対面を果たした。プレミアに先駆けて、前日の17日にはカールトンホテルのテラスにて一同が集結し、フォトコールが行われた。テラス前はシマウマのマーティのトレードマークのカラフルなアフロヘアを頭につけた約600人のファンと一般客で埋め尽くされ、大興奮の渦に包まれた。単身日本から参加した柳沢さんは緊張気味の様子で「アウェイって辛いね」と漏らしていたが、「僕が日本のマーティ、慎吾!慎吾!」と果敢にスターたちに挨拶すると、それを受けた同じマーティ役のクリスから大歓迎を受け、ベンらとも意気投合!快晴のカンヌの空の下、日米キャストの夢の競演が実現した。ハリウッドスターの仲間入りを果たし、すっかりハイテンションになった柳沢さんは、翌日の夜に行われたプレミアイベントにも参加。世界中から400人の報道陣が詰め掛ける中、ベンやクリス、さらにデヴィッド・シュワイマーなどオリジナルのキャストに加えて、ロバート・デ・ニーロ、ジェーン・フォンダ、ジェニファー・コネリー、サルマ・ハエック、ナオミ・ワッツなど世界中の豪華スターが登場すると、割れんばかりの歓声が沸き起こり、会場は一時騒然に。このプレミアの席で世界で初めて3Dの本作が披露されたが、上映中は終始笑い声や拍手で満たされ、エンドロール中からスタンディングオベーションが起こるほどの興奮の上映となった。前作から4年、今度はモンテカルロからローマ、さらにオリンピック開催が待たれるロンドンまで、ヨーロッパを舞台に、指名手配になったライオンのアレックス、マーティと仲間たちのワールドワイルドな大冒険が描かれる本作。世界各国からの注目度の高さに驚きを隠せない様子の柳沢さんは「人生で最初で最後のカンヌのレッドカーペットです。一生ものです!」と大興奮で語った。カンヌ国際映画祭は今月27日まで開催。『マダガスカル3』は8月1日(水)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。© Kazuko WAKAYAMA特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]マダガスカル3 2012年8月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:【カンヌレポート】ジャッキー、クォン・サンウ初共演作でアクション解禁のワケ明かす【カンヌレポート】ラクダ闊歩に美女との豪奢クルーズ…“将軍様”が大暴れ!【カンヌレポート】B・ウィリス&B・マーレイら、W・アンダーソン組集合で開幕!いよいよ開幕、カンヌ映画祭今年注目すべき華麗なるミューズを一挙チェック!ユアン・マクレガー、A・ペイン監督らが今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門審査員に
2012年05月19日ケヴィン・ベーコンと人気TVシリーズ「glee/グリー」のクリス・コルファーが、ロサンゼルスで1回限定公演の朗読劇でジョージ・クルーニーと共演することが決まった。ケヴィンたちが新しくキャストに加わった朗読劇「8」は、『ミルク』でアカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞し、『J・エドガー』も手がけたダスティン・ランス・ブラックが手がけており、カリフォルニア州の同性婚を禁止する「提案8号(Proposition8)」を題材にしている。同州では2008年6月に同性婚が許可されたが、同年11月の住民投票により同性婚を禁じる州憲法改正が可決、同性婚支持者から違憲だと提訴された。サンフランシスコ連邦高裁は今月7日にカリフォルニア州の同性婚禁止は合衆国憲法に違反するとの判決を下している。物語は2010年6月の最終弁論を基にしていて、ジョージ・クルーニーとマーティン・シーンは原告側弁護士を演じ、ケヴィン・ベーコンは提案8号支持側の弁護士、クリス・コルファーは両親から矯正セラピーを強要された経験を証言する青年を演じる。また、「glee/グリー」のマシュー・モリソンとTVシリーズ「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」のマシュー・ボマーは原告の同性カップルを演じ、判事役で『おとなのけんか』のジョン・C・ライリーの出演も決定。公演は3月3日(現地時間)にロサンゼルスのウィルシャー・エベル・シアターで行われる。『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督が演出を務め、その収益は全米国民に対する平等権を求める基金「American Foundation for Equal Rights」に寄付される。(text:Yuki Tominaga)© Abaca USA/AFLO■関連作品:おとなのけんか 2012年2月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル [海外TVドラマ]© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.■関連記事:ナオミ・ワッツがダイアナ元英国王太子妃の伝記映画に主演C・イーストウッド、スーパーボウル中継で放映の出演CMにオバマ支援の意図はなし8割が「いままでのレオと違う!」『J・エドガー』試写会アンケート発表!レオ様、チャリティ・オークションにプレミア&パーティに同席できる権利を出品レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<後編>
2012年02月16日現在公開中の『J・エドガー』でフーバーFBI初代長官の秘書を演じているナオミ・ワッツが、今度はダイアナ元英国王太子妃を演じることになった。作品は『インベージョン』、『ヒトラー ~最期の12日間~』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督がメガホンを取る『Caught in Flight』(原題)。ダイアナ元王太子妃を描く映画は数年来いくつか企画があり、シャーリーズ・セロンやキーラ・ナイトレイ、キャリー・マリガンらがヒロイン候補として名前が挙がっていた。『Caught in Flight』に関しては、つい最近までは『ヘルプ ~心がつなぐストーリー』のジェシカ・チャステインが有力視されていた。『Caught in Flight』はダイアナ元皇太子妃が亡くなるまでの2年間の日々を描くもので、当初は彼女と心臓外科医のハスナット・カーン博士の長期にわたる恋愛関係に焦点を当てる予定だったが、製作会社である「Ecosse Flims」のリリースにはカーン氏についての記述はなく、ストーリーは「人道的活動を通して、元王太子妃が本当の幸せを見つけるまでを描く」内容になるという。脚本はジョニー・デップ主演の『リバティーン』を手がけたスティーヴン・ジェフリーズが執筆する。ナオミは「プリンセス・ダイアナのような偶像視される人物を演じられることを、とても光栄に思います。世界中の人々に愛された彼女をスクリーンで演じるという挑戦を楽しみにしています」とコメントしている。(text:Yuki Tominaga)© Enfoque/AFLO■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:C・イーストウッド、スーパーボウル中継で放映の出演CMにオバマ支援の意図はなし8割が「いままでのレオと違う!」『J・エドガー』試写会アンケート発表!レオ様、チャリティ・オークションにプレミア&パーティに同席できる権利を出品レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<後編>いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?
2012年02月10日クリント・イーストウッドが、5日(現地時間)に開催されたアメリカのプロフットボールリーグ(NFL)の王者決定戦「スーパーボウル」のハーフタイム時に放送されたTVCMの出演料を全額寄付したと公表、内容に政治的意図はないことを強調した。同CMは、内容が政治的だとして放送直後から物議を醸していた。イーストウッドが出演したのは自動車メーカー「クライスラー」の2分間のイメージCMで、自動車産業の中心であるデトロイトの街と、産業の不振に苦しみながらも復活を目指す人々の様子を映す映像にイーストウッド本人の映像とナレーションが被せられる。「ハーフタイムだ。両チームはロッカールームに戻って、後半戦に勝つために何ができるか話し合っている」。続けてイーストウッドは「彼らはほとんど全てを失った。だが、私たちは一つになった。いま、モーターシティ(デトロイト)は再び戦っている。そう、アメリカもハーフタイムだ。我々の後半戦はいま、始まろうとしている」と語りかける。アメリカではこのCMが、今秋の大統領選挙で二期目の当選を目指すオバマ大統領を支持する内容だと指摘する声が一部から上がった。イーストウッドはこれに対して、「私はオバマ氏と政治的なつながりは全くない。CMは、雇用の増加とアメリカの精神についてのメッセージで、どんな政治家でも賛成する内容だと思う」とFox Newsに反論。「私は現時点で支持する政治家はいない。クライスラーはこのCMに自動車を登場させていない。このCM出演で彼らからもらったものは全てチャリティに寄付した。オバマでも誰でも、政治家がこのCMのスピリットに賛同したいならば、そうすればいい」と語った。高視聴率を誇るスーパーボウルのTV中継では、ハーフタイム中に放映されるCMの注目度も高く、ベールに包まれた新作映画のCMなどが登場することもある。(text:Yuki Tominaga)© Press Association/AFLO■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:8割が「いままでのレオと違う!」『J・エドガー』試写会アンケート発表!レオ様、チャリティ・オークションにプレミア&パーティに同席できる権利を出品レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<後編>いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<前編>
2012年02月08日日本でも絶大な支持を集めるハリウッド・スター、レオナルド・ディカプリオが初代FBI長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を演じた『J・エドガー』。先日ノミネーションが発表された本年度アカデミー賞にはまさかの候補入りならずとなったものの、数々の映画賞レースでノミネートされ、その実力が改めて証明されたレオの演技が注目される本作。果たして実際に鑑賞した人々の反応は?シネマカフェでは公開に先駆けて行った試写会で読者アンケートを実施。その結果を発表!現在37歳、『ギルバート・グレイプ』(’93)でその名を知らしめてから数々の大物監督と組み、作品ごとに七変化を遂げてきたレオ。今年も本作以外に、往年の名作のリメイク『The Great Gatsby』(原題)や代表作を3Dで蘇らせた『タイタニック3D』が日本でも公開される。そんな彼が初めて名匠クリント・イーストウッドと手を組んだ本作で演じるのは、歴代米大統領をも恐れさせた実在人物。国家を守るという大義のもと、時には法をも犯し、強大な権力を手にしていたジョン・エドガー・フーバーの20代~77歳までを1人で見事に演じ上げた。この日集まった男女の読者のほぼ全員が、レオの過去の出演作を鑑賞済みということでお気に入りの作品を聞いたところ、圧倒的な人気を見せたのが、彼の出世作であり大ヒットを記録した『タイタニック』(’97)。次いで『ロミオ&ジュリエット』(’96)と若い頃の作品が並ぶ一方で、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(’02)や『インセプション』(’10)といった比較的最近の作品にも支持が集まった。そんな過去作と比較して「本作のレオはどうだったか?」と投げかけると、全体の8割近くの人が「いままでとは違うレオで良かった」と回答。その理由には、「新しいエリアに入った感じ!」(20代女性)、「強くもあり弱い部分もあり、どちらも上手に演じていた」(40代女性)、「70代も違和感なく演じていた」(20代女性)など、彼の演技の幅の広さを称賛する声が多く見られた。本作で改めてレオの役者魂を感じた読者が多かった一方で、本作の魅力として多く挙げられたのが、「J・エドガーと副長官・トルソンの人間関係」という点だ。FBI初代長官として絶大な権力を誇示したエドガーの片腕として彼を支えたクライド・トルソンとの微妙な関係も、エドガーの人生を語るうえで重視されているが、彼らが見せる“絆”に、「思わず泣いてしまった」(20代女性)、「純粋で美しく、とても羨ましく感じた」(50代女性)、「秘める愛の美しさを見せつけられた」(20代女性)と魅せられた人が多かった様子。トルソン役でレオと絶妙な掛け合いを交わすのは、『ソーシャル・ネットワーク』や人気ドラマ「ゴシップガール」などで脚光を浴びたいま注目の俳優のひとり、アーミー・ハマー。彼らが見せる、美しくも切ない関係にもご注目あれ。ほかにも「英雄の名誉に憧れる反動で悪事を行っているような、エドガーの心理的な二面性が表現されていて、キレイなだけでない人間ドラマだった」(20代女性)、「孤独なエドガーがいる反面、彼を温かく見守る人々に心動かされた」(50代女性)というふうに魅力が語られた本作。結果的に、86%の読者が「満足できた」という声を寄せていた。一層増した重厚感と貫禄を見せつけるレオの熱演とドラマを、あなたはどう感じるか?ぜひスクリーンで目撃してみては。『J・エドガー』は全国にて公開中。■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:レオ様、チャリティ・オークションにプレミア&パーティに同席できる権利を出品レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<後編>いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<前編>ディカプリオ×イーストウッドが初タッグ『J・エドガー』独占試写会に30組60名様ご招待
2012年01月30日レオナルド・ディカプリオがチャリティ・オークションサイト「charitybuzz」に、今後行われる出演作のプレミア上映会とアフター・パーティに彼と一緒に出席できる権利を出品した。これはショーン・ペンが一昨年来続けているハイチ大地震の被災者救済チャリティを支援するための活動で、今後レオが出席予定のプレミア上映会とアフター・パーティに落札者と同伴者1名を招待し、一緒に写真も撮るというもの。18日(現地時間)にスタートしたオークションの落札希望価格は25,000ドルで、27日未明現在の落札価格は7,500ドル。締切りは9日午後3時(EST)とまだ時間に余裕があり、どこまでせり上がるかに注目が集まる。落札金はショーン・ペンが主宰する「J/P Haitian Relief Organization」に寄付され、ハイチの被災者家族の生活支援に充てられる。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.The Great Gatsby (原題) 2013年、全国にて公開■関連記事:レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<後編>いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<前編>ディカプリオ×イーストウッドが初タッグ『J・エドガー』独占試写会に30組60名様ご招待J・クルーニー、レオ、ブラピの3大スター対決!ゴールデン・グローブ賞候補が発表
2012年01月27日クリント・イーストウッドがレオナルド・ディカプリオを主演に迎え、半世紀にわたって“影の独裁者”としてアメリカを牛耳った初代FBI長官ジョン・エドガー・フーバーの実像に迫った『J・エドガー』。レオ&イーストウッド監督、さらにフーバーの部下のクライド・トルソンを演じたアーミー・ハマー、同じく部下のギャンディに扮したナオミ・ワッツ、脚本を手がけたダスティン・ランス・ブラックが顔を揃えての異色の座談会の模様をお届け!後編となる今回は、劇中のキャラクターたちの強く結びついた、そして時にいびつにすら映る関係性をどのように捉え、演じたのかをレオたちが語り合い、さらにイーストウッド監督が自らの“現在”について語り明かす。――レオは本作のフーバー役だけでなく、ハワード・ヒューズ(『アビエイター』)、さらにはセオドア・ルーズベルト(『The Rise of Theodore Roosevelt』)など歴史的な人物を演じていますが、そうした歴史的人物に特に惹かれる理由は?レオ:ランスが以前こう言ったんだ。「もし僕らがフーバーを始めとした人たちのこと、彼らを突き動かした動機、彼らの政治的な野心をより深く理解することができれば、そこから学べることもあるし、彼らの築き上げた歴史から教訓を得ることができると思う」とね。この映画でも決して彼の全てを描き上げているわけじゃない。ただ、大事な事実は、彼が20世紀のアメリカで最も強力な男でありながら、母親の下で40年間も一緒に暮らしていた男だったということなんだ。彼は常に母親に政治的アドバイスを求めていた。ここの母子には――ワシントンでフーバー家の名を挙げてやろうとする母の願望――野心があった。その結果、若き天才だったフーバー青年は大いなる野心を抱いたんだ。そして実際にアメリカを変え、いまもって尊敬され、恐れられるFBIまで作り上げたわけだけど、それでも彼は“マザコン”だったんだ。情緒的に非常に抑圧された男で、自己表現ができる唯一の手段が仕事しかなかったんだ。そして、この国の変化に対応することが出来なかった。僕は役者として、こうしたリサーチをするのがとても好きなんだ。ワシントンに行って、彼を知る人に取材することで僕なりのベストを尽くして彼を理解し、その人物像を捉えようとした。僕にとって映画作りの醍醐味の半分はこうしたリサーチにあるんだ。――この映画ではフーバーとトルソンの複雑な関係にも着目しています。アーミー:トルソンに関していえば、クライドが常にフーバーと一緒にいたり、時として彼がフーバーに対して熱くなったり、冷めたりする。その理由は、この2人の間にあるのが“ラブストーリー”だからなんだ。でも最初に脚本を読んだときには、僕はこのラブストーリーの部分が理解できなかったんだよ。トルソンがフーバーと常に行動を共にしている理由が分かっていなかったんだ。逆にフーバーがトルソンを常にそばに置いていた理由や、なぜトルソンがそばにいることが危険なのかは分かっていたけど、トルソンがなぜフーバーから離れなかったのかは飲みこめなかったんだよ。でもその後、キャスティングのフィオナ・ウィアーや友人たちととても実りの多い話を幾度となく重ねる中で、2人の複雑な関係がよりクリアに理解できるようになったんだよ。そうしたら、どんどんトルソンというキャラクターのことで頭がいっぱいになっていったんだ。フーバーというのは色々な逸話と側面があった人物だった。レオはその点に関し、素晴らしい演技を見せてくれたと思っているよ。――フーバーとトルソンがケンカをするシーンでは、過去のイーストウッド作品から見ても、非常に型破りと言える演出があったと聞きましたが…。アーミー:ああ、あのシーンについては、セットの中で「絶対に笑わない」という空気が流れていたよ。ホテルの一室でのケンカのシーンだった。クリントは僕らにどう演じてほしいかを目の前で実演することにしたんだ。そこで、クリントと彼の仲間で「ローハイド」以来の付き合いがあるバディ・ヴァン・ホーンが実際にお手本を見せてくれたんだ。イーストウッド:彼とはユニバーサルとの契約があった1953年から共演してきた仲なんだ。アーミー:それで、僕らの前で2人が実演してくれたんだ。クリントはゆっくりと僕らのところにやって来て「よし、これは非常に重要なシーンだと思う。だからこのケンカについてはこんな風にやってほしい」と言って、実際にやって見せてくれた。しかも2人とも泣き叫びながら、床の上を転がり回って揉み合っていたよ。実演を終えて、ホコリを払い落としながら立ち上がったクリントから「こんな感じでよろしく」と言われて、僕らは「はい、仰せのままに」という感じだったよ(笑)。――70代、80代になっても新たな、そしてクオリティの高い作品を次々と生み出していますが、歳をとるということと仕事への情熱の関係は?イーストウッド:年を取ることについては、いまのところいい感じだよ。順調だと思う。若いうちがピークだと言われる社会で暮らしているせいで、多くの人が後悔を感じているけれど、本当は人生の最盛期なんて人それぞれなんだよ。私の場合は…レオ:いまがまさにそうだね。イーストウッド:そう…いまがそうだ。ある特定のことについては昔よりもいまの方がより上手くいっているんだよ。それ以外のことは昔の方が良かったのかもしれないけれどね。レオ:第三者の視点から言わせてもらえば、クリントは本当にすごいよ。もし彼が監督をしていなかったとしても、きっと役者をしたり、映画音楽を作曲していると思うんだ。クリントの仕事の対する熱意は見ている僕らにとって驚くべきものだし、実際、とても刺激になっているんだよ。イーストウッド:忙しくしているのはいいことだと思うんだ。みんな早く引退したがるけどね。新聞で読んだんだが、ヨーロッパではリタイアする年齢を67歳かそこらにしようという話があるようなんだ。その昔、彼らが退職基金やそれに関連することを始めた頃の平均年齢は70歳か60歳だったのにね。ところがいまじゃ急に80歳になってしまった。やれやれ、しかも私はその80歳も超えてしまったよ(笑)。――別の作品で再び、俳優としてあなたの姿をスクリーンで拝見できそうだと聞いています。いま、再び俳優として現場に立つことは、あなたにとってどのような意味を持つのですか?イーストウッド:いろいろな意味があると言えるだろうね。退屈になったからとも言えるかもしれない(笑)。いや、実際には素材次第なんだよ。1970年に初めて監督をやったときに「いつか役者を辞めたならば、カメラの向こうに立って監督だけをするかもしれない」と言ってたんだが、どうも辞めることができないんだ。何しろ僕に役柄をオファーしてくる人がいるものだからね。たまに気難しい老人の物語の話が浮上すると「イーストウッドに頼んでみよう」となるのさ(笑)。だから、これから先もどうなるのか分からないよ。自分がやることで光る素材ならば、それは最高の映画になるかもしれない。でも自分ではないほかの人の方がより一層輝く場合もあるんだ。もしくは素材も良くて自分にもピッタリ合う場合もある。だからやる気になるかどうかは自分で判断しないとね。隠居して孫の世話をしたり、公園のベンチに腰掛ける姿なんてダーティ・ハリーには似合わない。監督として、俳優として“最盛期”を若い映画人たちに見せつけてほしい。『J・エドガー』は1月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:いよいよ決戦!アカデミー賞候補発表『ヒューゴ』VS『アーティスト』の一騎打ち?レオ×イーストウッド×ナオミ・ワッツが激論!『J・エドガー』超レア座談会<前編>ディカプリオ×イーストウッドが初タッグ『J・エドガー』独占試写会に30組60名様ご招待J・クルーニー、レオ、ブラピの3大スター対決!ゴールデン・グローブ賞候補が発表これがレオ様!?悲願のオスカー獲得を狙う、究極の“変身後”を公開
2012年01月26日悲願のオスカー獲得に期待がかかるレオナルド・ディカプリオを始め、今年の賞レースの注目作のひとつ『J・エドガー』がまもなく公開となる。半世紀にわたってFBIに君臨し、“8人の大統領から恐れられた男”と言われるジョン・エドガー・フーバーの姿を描いた本作。フーバーを演じたレオ、その部下のクライド・トルソン役のアーミー・ハマー、同じく彼の下で半世紀にわたって働いたヘレン・ギャンディ役のナオミ・ワッツ、さらに『ミルク』でアカデミー賞を獲得し本作の脚本を手がけたダスティン・ランス・ブラック、そしてメガホンを握ったクリント・イーストウッドが一堂に会し、なんと座談会を実施!その模様を2回にわたってお届けする。――イーストウッド監督の演出と言えば、テイク数が少ないことで有名です。ほとんどのシーンをワンテイクで撮られるとも言われてますが、本作に関してはいかがでしたか?レオ:実は、本作ではたくさんのテイクを撮ったんだ。今回は僕にとっても難しいキャラクターだったし、9~10テイク撮ることもあったよ。クリントは柔軟で、なおかつ自分のやり方を持っている監督。僕らに対してはいつも地に足の着いた演技を期待してくれたんだ、ジェームズ・キャグニー(アメリカ人俳優)の演技みたいにね。イーストウッド:そうだね、必要な数だけ撮影したよ。ワンテイクで良いと感じればそれで良しとすることもあったし、3テイク撮ってみて、それぞれから良いと思う部分を使ったこともあった。一番出来のいい仕上がりを求めるのなら、撮影したシーンで最高の部分を使わないといけない。できれば全てワンテイクで済むのがいいけれどね。(『ダーティハリー』の監督)ドン・シーゲルが好んで言っていたのは「分かっていないかもしれないけれど、常に努力する」ということだね。私は撮影をワンテイクで済ませるという評価を受けているけれど、これは非常に嬉しい一方で、その評価に応えるのはとても大変だ。安易にその評価にこだわってしまうと粗雑なことになってしまうからね。――フーバーというキャラクターについては…?レオ:フーバー、トルソン、ギャンディ、彼らはまさにFBIそのものであり、FBIこそが彼らにとっての“教会”…魂の拠りどころだったんだ。自分の人生をそんな風に完全に捧げることが出来る彼らの心情を把握するのは難しかったよ。個人的にそんな経験はないからね。それから、この映画ではアメリカの変化に対応しようとしない彼が政治的独裁者となった後年の姿も描いている。公民権運動が起こり、国民が立ち上がる姿を目撃するけど、その変化に適応できなかった上に長く権力に居すぎたおかげで、アメリカとはこうあるべきという信念に固執し過ぎて自分への批判に耳を貸さなかった。その結果として、彼のキャリアが失敗に終わったというのが僕の意見だね。――フーバーの下で働き続けるギャンディは献身と自己犠牲の人物としてとれますよね。ナオミ:そうね、フーバーと違い彼女についてはほとんど情報はなかったわ。分かったことと言えば彼の下で50年働いたことと独身だったこと、仕事に人生を捧げていたということくらいね。だから、それ以外の人物像については、私たちが埋めていかなくちゃならなかったの。最初に脚本を読んだときに脳裏に浮かんだのは、『どうして彼女はこんな風に生きたのかしら?』という思いだったわ。だって、キャリアを追求して仕事に生きるなんていうことは当時の女性の常識から外れたことだったから。きっと彼女は時代の先を歩いていた女性だったんでしょうね。周囲とは違う考え方や行動をする女性というのは、世の中の女性の刺激になるものだと思う。あと、フーバーがギャンディを見初めて求婚したということ、しかも、それが彼自身のためだけじゃなくて母親を喜ばせるためだったという設定も面白いと思ったわ。――劇中、老年期に入ったキャラクターも演じていますが、これらの役作りは?レオ:ありがたいことにクリントは、老年期の撮影を最後の2週間に持ってきてくれたんだ。キャラクターの足掛かりがしっかりとできている中で撮影に臨めたよ。最後の数週間は毎日、特殊メイク用のイスに6~7時間座りっぱなしだったよ。僕にとってチャレンジはメイクだけでなく、老年期独特の動きだった。それから50年以上のキャリアを誇る男の貫禄をどう出したらいいのか?若きロバート・ケネディと対峙したとき、政治の“せ”の字も分かってない鼻持ちならない若造を相手にしているような口ぶりや態度をどう表したらいいのか?これは僕らにとって大きなチャレンジだったけど、クリントはその環境を作ってくれた。最小限の優秀なスタッフだけを揃えるというクリントの演出スタイルは、僕にとっては理想的なものだったよ。アーミー:メイクはとても有効的だった。というのも、いったんメイクが済むと、そこにいるのは年老いたふりをしている自分じゃなくて、本当に年老いた僕だったからね。イーストウッド:それに、81歳の監督が目の前にいるしね(笑)。アーミー:でも僕らより元気すぎて参考にはならなかったよ(笑)。イーストウッド:フーバーがそれぞれの大統領に会いに行くシーンを見比べてみると分かるよ。どのシーンも同じように撮ってるんだが、年老いて、ニクソンに会いに行くときにも彼は若い頃と同じ所作をする。比較してみると劇的に違っていることが分かるよ。――脚本を執筆する際のリサーチの中で感じたことは?ランス:リサーチが大変な作品だったよ。伝記を読むとその本ごとに意見の一致よりもむしろ矛盾する点が多かったからね。だから、まずそうした意見が一致しない部分を確認していったんだ。僕にとっていつも重要なのは「なぜ?」という問いかけだ。このフーバーという男が強大な権力を手に入れ、長くその座にいた男であることは分かった。僕が興味を持ったのは「なぜ彼がそうなったのか?」という部分だ。そこを追究することでこの作品は見ごたえのある人間ドラマになっているよ。フーバーの許されない“愛”や生い立ち…そこに僕は答えを求めたんだ。具体的に、そこにどんなドラマが隠されているのか――?座談会<後編>ではフーバーとトルソンの関係を貫く“愛”をレオとアーミーがどのように表現したのか?またイーストウッド監督が採用した、型破りの演出について明かされるほか、イーストウッドが俳優復帰についても告白!あり得ないメンツによる赤裸々な座談会をお見逃しなく。『J・エドガー』は1月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:J・エドガー 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:ディカプリオ×イーストウッドが初タッグ『J・エドガー』独占試写会に30組60名様ご招待J・クルーニー、レオ、ブラピの3大スター対決!ゴールデン・グローブ賞候補が発表これがレオ様!?悲願のオスカー獲得を狙う、究極の“変身後”を公開レオナルド・ディカプリオ、11年11月11日に37歳の誕生パーティを開催英雄の素顔は正義、それとも悪?『J・エドガー』予告編&US版ポスター解禁!
2012年01月20日クリント・イーストウッド監督待望の最新作『J・エドガー』の予告編がこのほど公開になり、主演のレオナルド・ディカプリオ演じる実在の人物ジョン・エドガー・フーパーの姿がお披露目された。『J・エドガー』予告編映画は、1924年にFBIの前身である捜査局(BOI)の長官に任命され、後に連邦捜査局(FBI)の初代長官に就任。72年に亡くなるまで8人の歴代米国大統領に仕えるながら犯罪撲滅に務める一方で、その捜査手法や謎めいた私生活が物議をかもしたジョン・エドガー・フーパーの半生を実話を基に描いた作品。ディカプリオのほか、ナオミ・ワッツ、ジュディ・デンチ、ジョシュ・ルーカスらが出演し、『ミルク』でアカデミー賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックが脚本を執筆。そのほか、撮影のトム・スターン、編集のジョエル・コックス、プロダクション・デザインのジェームズ・J・ムラカミら『グラン・トリノ』『チェンジリング』『インビクタス/負けざる者たち』などを手がけてきたイーストウッド常連スタッフが顔を揃えている。このほど公開された予告編では、ディカプリオ演じるJ・エドガーのナレーションと陰影に富んだ映像によって、彼の半生が次々に展開。自らの正義を信じ、米国の治安を守るために駆け足で権力の階段を駆け上がるも、常に多くの問題を抱え、母の愛に干渉され続けながら、その一生をまっとうした彼の姿がテンポよく描かれている。イーストウッド監督は、過去にも20世紀を代表する音楽家でジャズ・ミュージシャンのチャーリー・パーカーを主人公にした『バード』や、映画監督ジョン・ヒューストンをモデルにした『ホワイトハンター ブラックハート』、太平洋戦争を戦った栗林忠道陸軍大将を主人公にした『硫黄島からの手紙』など、史実を題材にした作品を発表しており、最新作『J・エドガー』も多くの映画ファンの注目を集めることになりそうだ。『J・エドガー』2012年1月28日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2011年11月11日レオナルド・ディカプリオがクリント・イーストウッド監督とのタッグでFBIの初代長官の半生を演じる『J・エドガー』(原題)が来年1月に公開されることが決定。これまで3度にわたってオスカー候補に名を連ねてきたレオの悲願のアカデミー賞受賞に期待がかかる。1924年にアメリカ連邦捜査局(FBI)の初代長官に任命され、1972年に亡くなるまで半世紀近くにわたってアメリカの法の番人の長として君臨したジョン・エドガー・フーバー。彼の禁断の半生をイーストウッドが描き出す。フーバー氏はカルビン・クーリッジからリチャード・ニクソンまで8代の大統領に仕え、FBIを現在のような巨大な影響力を持つ組織へと発展させた。長官として比類なき権力を誇る彼は、歴代の大統領からさえも畏怖と非難と崇拝の対象として見られたという。その一方で、彼にはそのキャリア、そして人生さえも失いかねないある秘密が…。最も恐れられ、アメリカを支配した男の全てが暴き出される。今回、解禁となった劇中の写真では、人々とマイクに囲まれた公聴会のような場面で険しい表情で答弁するレオの姿が。いわゆる純粋な正義の味方とは言い切れない複雑な内面を持った主人公の半生を、レオはどのように演じきったのか?『ギルバート・グレイプ』でのアカデミー賞助演男優賞ノミネート以来、『アビエイター』、『ブラッド・ダイヤモンド』と主演男優賞候補に名を連ねてきたが、巨匠イーストウッドとのコンビで悲願のオスカー獲得なるか?また、『21グラム』のナオミ・ワッツが長年、フーバーの秘書を務めたヘレン・ガンディーに扮し、彼の過保護な母親をジュディ・デンチが演じるなど、共演陣にも実力派俳優が並ぶ。劇中、FBIのイメージを覆す事件として伝説の飛行士・リンドバーグの息子の誘拐事件が描かれるが、『かぞくはじめました』のジョシュ・ルーカスがリンドバーグ役を好演している。脚本を手がけるのは、同性愛者の公民権獲得と地位向上に尽力した政治家ハーヴィー・ミルクの半生を描いた『ミルク』でアカデミー脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラック。撮影、美術、衣裳などのスタッフにはイーストウッド作品の常連が顔を揃えている。誰もが知るFBIを作り上げた男の素顔とは――?全米では11月9日より公開となり、先述のレオはもちろんのこと、作品賞や監督賞などでもオスカーの期待が高まる。『J・エドガー』(原題)は2012年1月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:J・エドガー (原題) 2012年1月28日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2011年09月26日昨年から交際中だったダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズが22日、ニューヨーク州で極秘挙式していたことをそれぞれのパブリシストが認めた。ニューヨーク州で執り行われた挙式の参列者はわずか4人。ダニエルが前妻との間にもうけた18歳の娘エラと、レイチェルが『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督との間にもうけた4歳の息子ヘンリー、結婚の立会人を務める友人2人だけだった。英国の大衆紙「The News Of The World」に情報を提供した人物は「ダニエルとレイチェルはこじんまりとした静かな式を望んでいました。お互いに夢中で、夫婦になるのが待ちきれない様子でしたが、騒ぎは最小限に抑えたかったのです」と語っている。ジム・シェリダン監督の『Dream House』(原題)で夫婦役を演じたのをきっかけに交際が始まった2人は、もともと長年友人同士だった。ダニエルには映画プロデューサーのサツキ・ミッチェルという5年来の婚約者がいて、レイチェルはアロノフスキー監督と事実婚状態。昨年11月に交際のうわさが流れたときは頑なに否定したが、クリスマス休暇を一緒に過ごしていた。『Dream House』は、かつて殺人事件が起きた家と知らずに新居に移った家族が、殺人鬼の次の標的にされるというサスペンス作。ナオミ・ワッツ共演で、今年9月に全米公開予定だ。(text:Yuki Tominaga)写真はダニエル・クレイグと電撃挙式をあげたレイチェル・ワイズ。© Splash/AFLO■関連作品:ラブリーボーン 2010年1月29日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009 DW STUDIOS L.L.C. All Rights Reserved. カウボーイ&エイリアン 2011年10月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:9年愛に終止符。レイチェル・ワイズとダーレン・アロノフスキーが破局ジョニー&「SATC」4人組…写真でふり返る来日ハリウッドスター2010年上半期悩んだときに励まされる言葉第1位はあのバスケ漫画の名監督のひと言!『ラブリーボーン』シアーシャ・ローナン巨匠たちを唸らせる15歳の天才少女の素顔はJ・ロウにレイチェル・ワイズハリウッドで活躍の英国スターが母国の演劇賞受賞
2011年06月27日今月19日(土)から『ヒアアフター』が日本公開になるクリント・イーストウッドだが、現在早くも次回作を撮影中。レオナルド・ディカプリオが主演を務める、米連邦捜査局(FBI)の初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーの伝記映画『J.Edgar』(原題)だ。撮影は先週からロサンゼルスで行われており、フーヴァーの片腕として知られるFBI副長官のクライド・トルソンを『ソーシャル・ネットワーク』でハーバード大学のエリート、双子のウィンクルボス兄弟を一人二役で演じたアーミー・ハマーが務める。トルソンは同性愛者のうわさがあったフーヴァーの愛人と言われている人物。脚本を『ミルク』でアカデミー賞脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックが手がけていることから、フーヴァーの私生活がどのように描かれるか関心が寄せられたが、イーストウッドは撮影前に、映画はFBI長官の権限を利用し、「影の大統領」の異名を持ったフーヴァーの足跡に焦点をあてるものにすると話していた。一方、トルソンを演じるアーミーはレオとキス・シーンはあるのかと記者に聞かれて「キスシーンじゃない。”たくさんの”キスシーンだ」と笑って答えたというが、真偽のほどは定かではない。キャストはほかに、フーヴァーの個人秘書を50年以上務めたヘレン・ガンディをナオミ・ワッツ、フーヴァーの母をジュディ・デンチが演じるほか、TVシリーズ「ゴシップ・ガール」のエド・ウエストウィック、デニス・オヘアらが出演する。(text:Yuki Tominaga)写真はロサンゼルスにて『J.Edgar』(原題)の撮影を行っているクリント・イーストウッドとレオナルド・ディカプリオ。© Splash/AFLO■関連作品:インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedヒア アフター 2011年2月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:英国アカデミー賞開催。やはり強い『英国王のスピーチ』が7部門を制覇マット・デイモン インタビューイーストウッドへの信頼がもたらした生の物語【ハリウッドより愛をこめて】ノミネート発表の会場に潜入!アカデミー賞授賞式迫る【シネマモード】2011年、注目なのは誰?オスカー作品賞の結果を占うアメリカ製作者組合賞は『英国王のスピーチ』が受賞
2011年02月15日まもなく公開となる『愛する人』でナオミ・ワッツが演じるのは、母の愛を知らずに育ち、思いもよらぬ妊娠を契機に37年間会っていない母に思いをめぐらせるエリザベス。アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞候補に名を連ねた『21グラム』をはじめ、ナオミ・ワッツにとって“母”を演じるのは未知の領域ではない。だが、本作は、彼女が実際に妊娠している最中に撮影が行われ、実際に彼女は妊娠中のお腹を堂々と披露し、妊婦の役を演じているのである。映像的な面でのリアリティのみならず、心境の上でも、妊娠、出産という経験は彼女に何を与えたのか?作品に込めた思いと共に彼女が語ってくれた。37年前、産まれたばかりの我が子を手放し、いまは老いた母親の介護をしながら多忙な日々を送るカレンと、親の顔を知らず、愛を信じずに大人になったエリザベス。ナオミが最初に強く惹かれたのはエリザベスではなく、アネット・ベニングが演じているカレンの方だったとか。出演の経緯と共にこう説明する。「『21グラム』を一緒にやった友人のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥから『僕は監督しないけど、プロデュースするから』とこの映画の話を聞いたの。『僕の親友のロドリゴ・ガルシアが脚本を書いて監督する』と言われ、すぐに興味を持ったわ。ロドリゴは女性の描き方が上手だと知っていたから。そしてすぐに脚本を読んだ。読んですぐに気に入ったわ。でも、最初は彼に『カレンの役をやりたい』と言ったの。彼らは少しの間、真剣に考えようとしてくれたけれど、娘の役(=エリザベス)もキャリアを持つ女性として人生のある時期に来ている女性という役どころだったし、何より私の年齢はカレンをやるには若すぎたの。エリザベスの役も気に入ったわ。私が惹かれたカレンよりもユーモアがあって多才。自分の人生の全てを完全にコントロールしようとする、彼女のそんなところも気に入ったし、彼女の痛みが理解できたわ」。撮影のスケジュールが当初の予定より遅れることになるが、監督はナオミの出産と、その後の復帰まで待つことを決意。その中で妊婦としてのシーンを、作り物のお腹ではなく、実際の彼女で撮影することになったという。だが、大きなお腹を抱えての撮影はかなりハードだったのでは?「そうね、でも妊婦として撮影したのは1日だけだから大丈夫だったわ。そうは言っても、その後、授乳中の時期に撮影のために仕事に戻ったのは大変だったわ。子供ができると人によっては半年産休を取る人もいるけれど、私は子供が産まれて8週間で仕事に戻ったの。全体の撮影日数は覚えていないけれど、私の撮影は10日間だった。低予算だからゆっくり撮影していられなかったし、デジタルカメラで撮影し大きな照明セットもなかったから、すべてが早かったの」。では、実際に出産を経験して感じる自身の変化は?「例えば良い仕事があったとしても、撮影がどこで、どれくらいの期間で行われて、家族のライフスタイルに合致するか?とまず自問自答するようになったわね。仕事に出かけても、家に帰ったらしたら仕事は終わり。昔は翌日の撮影で何が必要か?その日はうまくできたか?とかを夜通し悶々と悩んだりしたけれど、いまは、家のドアを開けて子供の顔を見た瞬間に仕事から離れているの。この仕事のラッキーなところは、休止期間が多いことね」。さらにナオミは女優としての変化について、こう続ける。「母親役を演じるときの共鳴具合は変わったわね。『21グラム』のクリスティーナ役をやったとき、私の道具は想像力だけだった。そのときは良かったと思うけれど、母親としての思考回路や、母親としての日常のディテールとか、いまはもっと理解できるし、それを役柄に活かすことができる。例えば『フェアゲーム』に、どこにでもあるような家庭の朝のシーンがあるんだけど、トーストを食べながら何かを忘れてしまったり、子供は呼んでるしっていう状況は、一般的に複数の子供がいる家庭の混乱した状態よね。母親になったからこそ、そういうことも理解できるようになったわ」。本作では母と娘の関係――その難しさがしっかりと描かれている。「母親と娘の関係はとても複雑なのもだと思う。多分、女性の人生の中で、一番影響力の大きい人間関係だと思うわ。自分と母親の関係も、少女から女性になる過程で、一度辛いものになった時期もあったしね。良い関係が築けるようになったのは、私が親になってから。私が親のことを理解できるようになったということもあるし、彼女が祖母の役割を楽しんでいるというのも大きいでしょうね」。まさに体を張って、自らの全てを注ぎ込んで作り上げた本作はもちろん、今後、“母親”という経験が彼女のキャリアにどのような影響を与え、どんな変化をもたらすのかも楽しみだ。■関連作品:愛する人 2011年1月15日よりBunkamuraル・シネマ、TOHOシネマズ シャンテシネほか全国にて公開© 2009, Mother and Child Productions, LLC■関連記事:母と娘の感動の物語『愛する人』試写会に10組20名様ご招待母は強し!ナオミ・ワッツ『愛する人』劇中で“リアル”妊婦姿を披露ママを応援!『愛する人』ベビーシッター付き試写&母子手帳入れなどママコラボ実施お母さんもゆっくり映画が楽しめる!『愛する人』ベビーシッター付き試写会に5組10名様ご招待ナオミ・ワッツ主演『愛する人』女性限定独占試写会に50組100名様ご招待
2011年01月14日母親の愛の形を描き出す感動作として注目を集めている『愛する人』。本作に、妊娠中でありながらも主演し、実際に劇中で妊婦の役を演じているナオミ・ワッツの妊婦姿を捉えたショットが解禁となり、彼女のインタビューの一部も到着した。本作では、ナオミと名女優アニット・ベニングが37年間、顔を合わせていない娘と母親を演じている。14歳で娘を産んだものの、周囲の反対ですぐに生まれたばかりの赤ん坊を手放した母・カレン(アニット)と、親の愛を知らずに成人したが、思わぬ妊娠をきっかけに母親に想いを馳せるエリザベス(ナオミ)。37年の空白を経て少しずつ2人の人生が交差していくさまが描かれる。ナオミは、妊娠していながらも本作への出演を監督に懇願。劇中では服をまくり上げ、妊娠中のお腹を堂々と披露している。妊娠中の身でありながら出演し、お腹を披露することになった経緯について、ナオミはこう説明する。「本来は、私の妊娠、出産よりもっと前に撮影を始めている予定だったの。でも、ほかの俳優とのスケジュール調整があったり、映画俳優組合のストライキの時期に当たってしまって撮影に入ることができなくなってしまった。それでロドリゴ(・ガルシア監督)が『君(の出産後の復帰)を待とう』って言ってくれたの。嬉しいことよね。でも低予算映画だったから、まず大きなお腹を人工装具で作る予算がなかったのよ。それに人工のお腹は見た目もよくない。だから、いくつかのシーンは私の本物の妊婦姿を撮ることにしたの。それでロドリゴが撮影のカメラマンとニューヨークまでやって来て撮影したの」。妊娠中、そして出産後も撮影は続いた。ナオミによると出産後わずか8週間で仕事に復帰したとのこと。「授乳期に撮影に戻ったのは大変だったわ。全体の撮影期間は覚えてないけど、私の撮影は全部で10日だったわ」。文字通り、母として奮闘したというわけだ。これまでにも数々の作品で迫真の演技を見せてきたナオミだが、本作では“母”としての彼女の表情にぜひ注目してほしい!『愛する人』は2011年1月15日(土)よりBunkamuraル・シネマ、TOHOシネマズ シャンテシネほか全国にて公開。■関連作品:愛する人 2011年1月15日よりBunkamuraル・シネマ、TOHOシネマズ シャンテシネほか全国にて公開© 2009, Mother and Child Productions, LLC■関連記事:ママを応援!『愛する人』ベビーシッター付き試写&母子手帳入れなどママコラボ実施お母さんもゆっくり映画が楽しめる!『愛する人』ベビーシッター付き試写会に5組10名様ご招待ナオミ・ワッツ主演『愛する人』女性限定独占試写会に50組100名様ご招待
2010年12月06日ショーン・ペンとロビン・ライト・ペン夫妻の離婚が成立したことが明らかになった。結婚生活は波乱万丈で、14年の間に夫妻は離婚を申請しては取り消すという騒動を3回起こしていたが、ついに4度目で終止符が打たれた。マドンナとの離婚に続き、これでバツ2になったショーンはロビンについて「私にとってはもう幽霊のような存在だ」と話している。「何年も一緒に過ごしてきたのに、彼女は行ってしまった」と未練を匂わせるが、対するロビンは「もう決めたの。後悔はないわ」と吹っ切れた様子。夫妻には結婚前に生まれた19歳になる娘と16歳の息子がいるが、未成年の息子については共同親権を得ることになった。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ミルク 2009年4月18日よりシネマライズ、シネカノン有楽町2丁目、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Focus Features. All Rights Reserved.■関連記事:ショーン・ペン、家族のために長期休養を決意ショーン・ペン、再び離婚申請を撤回ショーン・ペン、ナオミ・ワッツと3度目の共演となる最新作で実在の外交官役にショーン・ペンが妻との法的別居を申請ガス・ヴァン・サントが語る『ミルク』「生きてたら大統領に立候補したかもしれない」
2010年08月06日カンヌ国際映画祭で賑わう南仏で20日、アメリカのエイズ研究のチャリティ・ガラ「amfAR’s Cinema Against AIDS Gala」が開催され、映画祭に参加中のハリウッド・スターたちも協力、総額536万ユーロを集めた。エイズ研究アメリカ基金(amfAR)主催で毎年恒例のガラには、最新主演作『ロビン・フッド』が映画祭でオープニング上映されたラッセル・クロウや、出演作2本が映画祭で上映されたナオミ・ワッツ、コンペティション部門審査員を務めたベニチオ・デル・トロといった面々が出席。カンヌから車で約15分の場所にあり、ヨーロッパで最も美しいホテルともいわれる「オテル・デュ・キャップエデン・ロック」の会場には、同時期にモナコで開かれた「ワールド・ミュージック・アワード」に出演したジェニファー・ロペスと夫のマーク・アンソニーも出席した。ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムのカップルは、アカデミー賞授賞式のレッドカーペットで女優たち(シャーリーズ・セロン、マリオン・コティヤール、グウィネス・パルトロウ、サルマ・ハエック、スカーレット・ヨハンソン、ナオミ・ワッツ、ダイアン・クルーガー、デミ・ムーア)が着用したドレスのオークションの司会を担当、約27万ユーロを集めた。(text:Yuki Tominaga)写真はチャリティ・ガラの前々日、ワールド・ミュージック・アワードに出席した際のジェニファー・ロペス。© 2010 Dave Hogan第63回カンヌ国際映画祭 現地レポート■関連作品:第63回カンヌ国際映画祭 [映画祭] 2010年5月12日開幕© Brigitte Lacombe – ad design graphiqueロビン・フッド (2010) 2010年12月、全国にて公開■関連記事:【カンヌレポート 最終回】バルデム受賞にペネロペ涙!最高賞はタイ作品【カンヌレポート 番外編】ファッションで見るカンヌ!ベストドレッサーは誰?【カンヌレポート 06】ディエゴ・ルナ初監督作にカンヌっ子拍手!雨の日に観たい映画ランキング大発表!1位はあのミュージカルの傑作【カンヌレポート 05】パルムドールのゆくえ…現地評価&T・バートンの選択は?
2010年05月24日