夏場にありがちな肌トラブルや肌悩みといえば、“皮脂”や“ニキビ”の存在ではないでしょうか。夏の女性のお悩みと切っても切り離せない、皮脂とニキビのお悩みを解消すべく!最適なお手入れ方法をご紹介していきます!夏に毛穴と皮脂が目立つのには理由がある?!出典:byBirth夏場になると、皮脂や毛穴系のトラブルやお悩みが増えるような気がしませんか?まず最初に、ここでは夏の毛穴や皮脂に起きている、トラブルやお悩みの原因についてご紹介していきます。毛穴のまわりの角質に変化が現れる!夏場になると、毛穴が他の季節よりも大きくぱっくりと開いているように感じた経験はないでしょうか?夏場はお肌のターンオーバーが乱れやすい時期なので、本来であれば上手に剥がれるはずの角質がそのまま残ってしまい、毛穴のまわりの角質が分厚くなってしまうことがあります。毛穴のまわりの角質層が分厚く硬くなると、皮脂の分泌量も上がったりと毛穴・皮脂関係のトラブルが悪化してしまう恐れがあるので注意しましょう。季節や時間帯によって毛穴の大きさは異なる?実は、毛穴のサイズは季節や時間帯によって大きさに変化が現れます。特に夏場は、皮脂の分泌が盛んで汗もかきやすい季節なので、毛穴は開きがちになり大きく見えやすいです。夏は皮脂と汗が原因でニキビが悪化しやすい夏場は汗や皮脂の分泌が盛んなことが影響して、菌が繁殖しやすい肌環境にあるので、どうしてもニキビが悪化しやすくなります。また、紫外線でお肌がダメージを受けやすくお肌が不安定な状態に陥りやすいことも影響します。ニキビや吹き出物の肌トラブルが目立つ場合は、菌が繁殖しないように汗や皮脂をこまめに拭き取って清潔な環境を整えておくように意識しましょう。夏の皮脂・ニキビ系トラブルのお手入れ方法出典:byBirth角質オフと収斂化粧水で土台づくりをしようメイク崩れがしにくく、毛穴の目立たないお肌に仕上げるには、お肌の土台づくりがとても大切です。特に冒頭でもご紹介したように、古い角質がそのまま残っていると毛穴が悪目立ちしやすいので、まずは最初に余分な角質オフのケアを日常に取り入れましょう。余分なものをキレイに取り去った状態で、毛穴を引き締めてくれるような収斂系の化粧水などスキンケア製品を取り入れていくことがおすすめ!ぱっくり開いた毛穴をキュッと引き締めることで、毛穴の悪目立ちを防ぎます。皮脂分泌のバランスを整えよう過剰な皮脂分泌が気になるとき、どうにか皮脂の分泌を止めようと努める女性は少なくありません。ですが、皮脂の分泌をストップさせることはできないので、皮脂の分泌バランスを整えるケアをしていきましょう。ホルモンバランスが乱れやすい生理前などもニキビができやすいので、ニキビ防止系のスキンケアに切り替えてみても効果的です。皮脂を分泌させやすい食べ物は控える毛穴や皮脂などの肌悩みが気になっているときは、お肌のスキンケアと並行して食事の見直しもしていくことをおすすめします。特に、スイーツなど甘い食べ物は皮脂を分泌させたり、ニキビの悪化にも繋がるので食べすぎの自覚がある場合は注意してみてください。逆に、“ビタミンB”は皮脂のバランスをコントロールしてくれる効果があるので、積極的に取り入れていくようにしましょう。身体の内側からもケアを心掛けることで、皮脂や毛穴・ニキビなどの肌トラブルの改善具合がぐっと増しますよ。シャンプーや洗顔時のすすぎ残しを無くそうシャンプーやトリートメント、クレンジングや洗顔料のすすぎ残しもニキビの原因に。お顔周りにニキビができやすい方は、しっかりすすぎ残しなく洗い流せているか今一度注意してみましょう!このすすぎ残しを注意してみるだけで肌悩みが改善されるケースもあるので、ぜひ見直してみてくださいね炎症系トラブルは専門医にお任せしようニキビがひどい炎症を引き起こしている場合は、皮膚科医などの専門家やクリニックで相談することをおすすめします。ホームケアだけで済ませると跡が残ってしまう恐れがあるので、炎症が目立つときには専門家にお任せしましょう。毛穴・ニキビ悩み知らずのキレイなお肌をキープしよう出典:byBirth夏場のお顔のテカリや、ぽつぽつ目立つ毛穴、突然現れたニキビなど、夏場の皮脂やニキビ系のお悩みは尽きないもの。できれば、肌トラブル知らずの美肌の状態をキープしたいものですよね。今回ご紹介したように、ニキビや皮脂・毛穴にお悩みが発生してしまう原因を知りながら、それぞれ適したケアを取り入れるだけで肌状態は改善に向かうかもしれません。簡単なところからケアをはじめて、トラブル知らずの美肌を目指しましょう!
2018年08月11日これからの暑い季節、外出時の肌の露出も多くなってきます。毎日しっかり洗ってケアしていても、汗などによってどうしてもできてしまう背中・胸のニキビです。そんな背中・胸のニキビをなくしながら予防することができる簡単な方法をご紹介します!寒くてたくさん服を着こんでいた冬が終わって、これからの暑い夏の季節には、薄着で開放的なファッションを楽しむことができますよね。また海やプールなどで露出の多い水着を着る機会も増えてきます。足や腕といったところは普段からも露出している場合が多く、毎日ケアをしているというのが大半だとは思いますが、背中はなかなか自分で確認することが難しく、ふと鏡を見た時に「ニキビができている!」「肌が汚い!」と感じてしまうこともあります。出典:byBirthこれからの暑い夏の季節につるつるの肌でいろんなファッションや水着を楽しむためにも、脚や腕だけでなく背中や胸の肌もしっかりとケアしていくことが大切です!全身つるつる肌を目指すために知っておきたい、背中や胸にできてしまったニキビをなくしながら予防していく方法をご紹介します!背中にできてしまうニキビなかなか治らない背中ニキビニキビというものは老廃物や汚れなどが毛穴に詰まってしまうことで皮脂が毛穴の奥に溜まり、その部分にアクネ菌が増殖してしまうことでできてしまいます。出典:byBirth背中にできるニキビは顔にできやすいニキビと同じように、背中の毛穴が詰まって皮脂が毛穴の奥に溜まることにより発症してしまいます。さらに背中ニキビの厄介なところは、背中の皮膚は顔の皮膚と比べると分厚く硬くなっているので、一度ニキビができてしまうと簡単に悪化しやすく、なかなか治らずに跡も残りがちとなってしまう点です。背中にニキビができる原因1:しっかりと洗い流せていない背中ニキビができてしまう大きな原因としてあげられるのが、シャワー時のシャンプーやトリートメントの洗い残しです。出典:byBirth特にトリートメント等は肌に残りやすい性質となっているので、きちんと洗い流せずに成分が残ってしまうと、毛穴を詰まらせてニキビを引き起こしてしまう原因となります。背中にニキビができる原因2:男性ホルモンの過剰分泌睡眠不足の日が続いたり、強いストレスを感じてしまうことによって自律神経が乱れてしまうと、皮脂腺を刺激するといわれている男性ホルモンの分泌量を増加させてしまいます。出典:byBirth男性ホルモンが過剰に分泌されて皮脂腺を刺激することで、毛穴をふさいでしまう原因となってしまいます。背中にニキビができる原因3:背中の蒸れ暑い夏の季節になると、ちょっと外出しただけでも背中はたくさん汗をかいてしまいますよね。出典:byBirth汗をかいてそのまま着替えずに長時間同じ服を着たまま過ごしていると、背中が蒸れてしまって不衛生な状態になってしまいます。背中の肌が汗で蒸れることによって皮脂の分泌が過剰になり、毛穴に詰まってしまいニキビを発症させてしまう原因となってしまいます。背中ニキビを治す方法は?1. 生活習慣を見直す背中のニキビはホルモンバランスの乱れが原因ともなっているので、毎日の食生活や睡眠を見直してしっかりと正していくことも背中ニキビをなくしていく大きな一歩となります。2. 洗う順番を変えてみるシャンプーやトリートメントをする前に体を洗ってしまっているという方は、洗う順番を変えてみてください。先に体を洗ってしまうとトリートメント等が背中に残りやすくなってしまいます。先にシャンプー・トリートメントを済まして、後からしっかりと背中の汚れを洗い流すことでニキビを改善することができます!3. スクラブを使う背中の毛穴が詰まってニキビができてしまわないように定期的にスクラブ剤を使って、背中の古い角質を落としてあげることも背中ニキビを予防するのに効果があります。出典:byBirth胸にできてしまったニキビはどうしたら治る?1. 寝具をこまめに洗う普段使っているかけ布団が寝ている間の汗などで汚れて不衛生になっているまま、毎日使っていることも胸にニキビができてしまう原因となっている可能性として考えられます。出典:byBirthなかなかこまめに洗濯するのが面倒な寝具ですが、夏の時期は汗をかいて不衛生になりがちなので、お天気の良い日はなるべく綺麗に洗うようにすることを心がけることをオススメします。2. シャワー時は軽く洗う胸にこれ以上ニキビができないようにと体を洗うときに、ゴシゴシと汚れを落とすように強めに洗ってしまうと逆に皮膚に刺激を与えてしまいます。出典:byBirth体を洗うときには柔らかいスポンジなどを使って優しく洗い、しっかりと洗い流すことでニキビを悪化するのを防ぎながら予防をすることができます。3. 楽なファッションをする胸にニキビができているときにタイトな服を着て肌にピッタリと服が密着している状態になっていたり、下ろした長い髪の毛が胸のニキビのある部分に触れてしまうことがあると、できているニキビに刺激を与えてしまい余計に悪化してしまう恐れがあります。出典:byBirth胸にニキビができている場合は、なるべく肌にピタッと密着するタイトなファッションではなく、胸元がゆったりとした服を選ぶようにし、ヘアスタイルもニキビに刺激を与えてしまわないように結んでしまうことをオススメします。しっかりとケアをしてニキビひとつないつるつるな肌にいかがでしたか?自分では毎日気を付けてケアをしていても、汗をかいてしまったり、ちょっとしたことが原因で背中や胸にはニキビがポツポツとできてしまいます。できてしまったニキビの跡を残さないためにも、普段からのしっかりとした予防が重要となってくるので、スクラブをしてみたりするなどし、自分に合った方法で背中・胸のニキビを予防してみてください!出典:byBirth背中・胸のニキビがなくなってつるつる肌になることができたら、自分自身の肌に自信がついていつもの夏がもっと楽しくなること間違いなしです!
2018年07月14日夏になってきて、なぜだかニキビが増えた気がするという経験はないですか?ジメジメとした季節に、顔にニキビがあると、さらにメイクするのも嫌になってきますよね。今回はそんな夏ニキビの原因や対策についてご紹介していきます。夏のにきびの原因出典:byBirthではなぜ夏はニキビが増えるのか、原因からご紹介していきます。高温多湿による皮脂や汗出典:byBirth夏はやっぱり気温が高い!夏のニキビの原因は、高温多湿な環境にもあります。暑さで汗や皮脂が大量に出てきて、それが原因でニキビになってしまうのです。とくに、皮脂量が増えると毛穴が詰まりやすくなります。夏の皮脂は冬の2倍にまでなると言われています。さらに、汗も出てきて皮脂と汗で肌がギトギトになってしまい、その状態が続くと雑菌が繁殖してニキビができやすい環境になってしまうのです。雑菌が繁殖することで、ニキビの原因になるアクネ菌も繁殖します。また、夏の高温多湿な状況のため、できてしまったニキビがなかなか治らずに長引くケースも多いです。紫外線出典:byBirth紫外線は肌のさまざまな悩みにつながりますが、ニキビにもつながります。紫外線を浴びることで肌のバリア機能が低下してしまうため、乾燥につながります。乾燥した肌というのはターンオーバーも乱れ、ゴワゴワした肌触りになり、毛穴も詰まりやすくなってしまいます。また、紫外線を浴びると肌は肌自体を守ろうと防衛本能が働き、角質を厚くします。角質肥厚が原因で皮脂も排出しにくくなってしまうのです。冷房での乾燥出典:byBirth夏によくエアコンをつけている環境にいる方は、冷房による乾燥がニキビの原因になっている可能性があります。エアコンなどの冷房は空気を冷やすときに、空気中の水分を取り除きます。よくエアコンのホース部分から水分が排出されますが、それは部屋内の取り除いた水分を排出するためです。外はジメジメしていて高温多湿でも、エアコンをガンガンにかけたお部屋やオフィスなどはとても乾燥しています。肌が乾燥すると、皮脂が過剰に分泌されてしまうため、ニキビができやすくなるのです。どうしたら良い?夏のニキビ対策!出典:byBirthでは、ニキビができやすい環境の夏は、どのようにニキビ対策したら良いのでしょうか。夏のニキビ対策をご紹介していきます!洗顔のしすぎに注意!出典:byBirth夏は皮脂や汗が気になるからといって、洗顔を普段よりも多くやる方も多いです。しかし、洗顔のしすぎは逆効果。必要な皮脂までも洗い流してしまうため、逆に過剰に皮脂が出てきやすくなります。それよりも、朝晩の洗顔を丁寧に行うように心がけましょう。しっかりと泡立てた洗顔を乗せて、転がすように優しく洗いましょう。流すときは体温よりも低い水で。洗顔フォームなどを使って洗顔するのは朝晩の2回までにしましょう。もし汗をかいたりして気になったら、水だけで洗顔すると良いでしょう。紫外線対策をしっかりと!出典:byBirth紫外線はニキビができる原因にもなるため、しっかりとした紫外線対策をしましょう。これはSPFやPAの数値が高ければ良いということでもなく、普段使いであればSPFは20、PAは++ほどあれば大丈夫です。レジャー用の数値が高いものは、肌への負担も大きくなるため普段使いはしない方が良いでしょう。肌に負担のすくない日焼け止めをこまめに塗り直すのがポイントです。また、パウダータイプのミネラルファンデーションなどは、紫外線を乱反射する働きがあるため併用するのもおすすめです。日傘などもうまく使って紫外線対策をしましょう。適度にティッシュオフ出典:byBirth夏の高い気温で汗や皮脂がたくさん出てきてギトギトな状態になりますよね。そんな状態を放置することもニキビの原因になるとお伝えしましたが、外で汗や皮脂が大量に出たときは軽くティッシュなどで抑えてあげるようにしましょう。皮脂を取り過ぎてしまうと逆に過剰に皮脂が分泌されてしまうため、適度にティッシュオフするようにしましょう。これでギトギトした状態は緩和されますし、メイク崩れの予防にもなります。夏用スキンケアでしっかり保湿出典:byBirthスキンケアは夏と冬ではやはり少し違います。化粧水や乳液など、夏用と冬用がある場合は夏用のスキンケアを使うようにしましょう。基本的に朝洗顔をしたあと、夜のお風呂あとにスキンケアをするかと思いますが、しっかりと肌に水分を補充するようにしましょう。夏は皮脂が出やすいので乾燥に気づかない場合が多いですが、皮脂が足りていても水分が足りていないということがとても多いです。保湿をしっかりとすることでバリア機能を正常化することもできるため、丁寧に行いましょう。加湿器も使おう!出典:byBirth夏はとっても暑いので冷房なしというのはなかなか難しいですよね。しかし、エアコンをつけると乾燥してしまう!ということで、空気を乾燥させないように加湿器も併用するようにしましょう!オフィスで自分のデスクにだけ置ける小さめのものなどもありますので、肌を乾燥させないように心がけましょう。出典:byBirth夏にニキビが増える原因、心当たりがあるものはありましたか?ニキビは原因がなかなかわからないもの。いくつかの原因が混合してニキビに繋がっている場合もあるのです。そのため、まずは原因として考えられることは避ける、気をつけるということが大事になってきます。暑い夏も美肌のための環境づくり&スキンケアで、ニキビを対策して綺麗な肌を目指しましょう!
2018年07月08日ドクターシーラボにて6月21日より発売株式会社ドクターシーラボは、6月21日(木)より、ボディのニキビ用の「薬用アクネレスピールローション」を新発売した。スプレータイプの薬用ニキビ予防化粧水となっている。背中や胸元のニキビを防ぐ化粧水肌見せの機会も多い夏場は特に気になる背中・胸元などボディのニキビをケア出来るのが、「薬用アクネレスピールローション」である。ボディのニキビは、アクネ菌の繁殖によって炎症が起こる顔のニキビと違い、カビの一種であるマラセチア菌が原因。原因が異なるからこそ、ボディのニキビに合ったケアが必要となる。「薬用アクネレスピールローション」は、イソプロピルメチルフェノール、サリチル酸、グリチルリチン酸2Kの3種の有効成分により、ニキビを防ぐ。3種のセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸と保湿成分も配合され、うるおいの満ちた健やかな肌へ導く。背中にも簡単にスプレーしやすいよう、逆さまでも使える特殊な容器を採用。ストレスフリーでセルフケアが可能だ。価格は、2,484円(税込み)となっている。(画像はドクターシーラボ公式通販サイトより)【参考】※ドクターシーラボ公式通販サイト「薬用アクネレスピールローション」
2018年06月25日テカリや乾燥、ニキビや毛穴などの肌トラブルは、女の子の抱えるお悩みと切っても切れない存在。特別なケアをしても今ひとつ効果が表れないあなたは、もしかすると誤った洗顔方法による肌トラブルの可能性が…?素肌美人の切符は“落とす”ケアにあるかもしれない!クレンジングと洗顔の見直すべき情報をご紹介します!どうして“落とす”ケアが大切なの?出典:byBirthお肌の炎症を予防するため疲れて遅く帰ってきた日など、メイクを落とすのが面倒くさくてそのまま眠ってしまった経験はありませんか?化粧品はお肌にとっては本来必要ではない異物のような存在。そのため、お肌に化粧品が長時間残ったままにしていると炎症を起こしたり、肌トラブルを引き起こしかねないのです。たった一日、たった数時間…と思ってしまいがちですが、メイクをしっかり落として眠ることは素肌美人の絶対条件なのです。お肌を老化させないためお肌に皮脂や汚れが残ったままの状態にしていると、ニキビや炎症の原因へとつながります。さらに、お肌本来がもつ免疫力も低下させてしまうので、お肌の老化がどんどん進んでしまうのです。誤った洗顔方法で皮脂や汚れが取り切れていないと、酸化してしまい毛穴の黒ずみやニキビを引き起こしてしまうこともあります。メイクをしていない日でも空気中の汚れや皮脂分泌はお肌にのっている状態なので、すっぴんで過ごす日も洗顔はしっかり行いましょう。自分に合った「クレンジング」の見つけ方出典:byBirth今使っているクレンジング、本当に自分のお肌に合っているものでしょうか? 自分のお肌との相性の良いクレンジングを使えば、肌トラブル予防にもつながります!ここでは、お肌の特徴に合わせてクレンジングをご紹介していきます。クレンジングミルクが合うお肌の特徴クレンジングミルクは、お肌への刺激が弱いマイルドな洗い上がりが特徴的なクレンジング。保湿力が高めで皮脂を取りすぎないので、乾燥肌さんや敏感肌さんにオススメです。クレンジングシートやクレンジングローションが合うお肌の特徴クレンジングシートやクレンジングローションは、洗い流しが不要なタイプが多いのでほぼ油分がなく、サッパリ使えるのが特徴です。どれくらい落ちているかチェックしながら使えたり、夜遅く帰ってきて疲れているときにも手軽にメイクを落とせる便利さが支持されている理由ではないでしょうか。サッパリ使える利点を生かして、テカりやすいオイリー肌さんにオススメです。クレンジングオイルが合うお肌の特徴メイク汚れを落とすパワーの強いクレンジングオイルは、メイクと素早く馴染んでスピーディーに落とせるのがメリット。濃いポイントメイクもするっと簡単に落とすことができるので、洗い上がりもスッキリします。ただ、流すときには乳化することが必要なのでしっかり落とせたか確認するようにしましょう。洗浄力が強いので、乾燥肌さんや敏感肌さんよりもノーマル肌さんにオススメしたいクレンジングです。クレンジングクリームやクレンジングバームが合うお肌の特徴保湿効果や油分が多いので、洗い上がりがしっとり・もっちりするのが特徴的なクレンジングクリームやクレンジングバーム。メイクを落とすときにお肌に摩擦のダメージが与えられにくいので、乾燥肌さんにオススメです。自分に合った「洗顔料」の見つけ方出典:byBirth自分の肌質にマッチしたクレンジングを見つけたら、その後のステップで使用する洗顔料も自分に合ったものを見つけましょう。洗顔は、肌質によって取り入れ方も違いが出てきます。ここでは、お肌にあわせたオススメの洗顔方法を絡めつつご紹介していきます。石けんタイプの洗顔料が合うお肌の特徴石けんタイプの洗顔料は、調度良い洗浄力で、洗い心地もやさしいものが多いです。表面積が大きめなので、素手でも泡立てられますが泡立てネットや泡立てポンプでもこもこの泡を作って洗うことをオススメします!石けんタイプは、すべての肌タイプの人にオススメできる洗顔料です。洗顔フォームが合うお肌の特徴洗顔フォームも基本的にはお肌への刺激が弱めの洗顔料のひとつ。チューブタイプのものが多いので、扱いやすさも抜群ですよね。最近は各メーカーから色々な洗顔フォームが発売されているので、しっとり~サッパリまで好みの種類が見つかるような展開になっています。石けんタイプ同様に、すべての肌タイプの人にオススメです。洗顔ムースが合うお肌の特徴洗顔ムースは泡の状態で出てきてくれるので、慌しい朝にはもってこいの洗顔料。大きく分けると、プッシュ式の発泡タイプとポンプタイプに分かれているので、使い勝手の良い方を選べるのも嬉しいですよね。洗顔ムースも、すべての肌タイプの人にオススメできる洗顔料です。洗顔パウダーが合うお肌の特徴洗顔パウダーは、主に毛穴や角質などのケア目的とした洗顔料がほとんどです。酵素が配合されているものが主流なので、肌トラブルのスペシャルケア用として使っている人も少なくないのではないでしょうか。パウダーなので、普段使いの洗顔料に混ぜて使うこともできる、マルチな使い心地も便利。毛穴や角質などのスペシャルケアとして使われることもある分、サッパリとしているので乾燥肌さんは週に2回程度のスペシャルケアとして取り入れるように注意してください。水洗いが合うお肌の特徴乾燥肌さんや敏感肌さんの場合は、皮脂をとりすぎると肌トラブルにつながりかねないので朝は洗顔料を使わずに、ぬるま湯で洗う程度で充分です。また、お肌が敏感肌に偏り気味だな…と感じる場合には、W洗顔不要のクレンジングを選んでメイク落としと洗顔を一度に済ませ、お肌への負担を最小限にとどめることもオススメします。“落とす”ケアを見直して素肌美人を目指そう出典:byBirthどんなに努力しても肌トラブルがなかなか治らないときには、ぜひ根本的なクレンジングと洗顔について見直してみてください。思わぬ発見があるかもしれません!自分のお肌と向き合って最適な“落とす”ケアを見つけて、肌トラブル知らずの素肌美人を目指しましょう!
2018年06月22日ぽつんとニキビが一つ肌にあるだけで、1日のテンションが下がってしまうくらい憂鬱なもの。ニキビを隠そうとベースメイクを厚塗りしてしまっては崩れやすく、かえって目立ってしまう場合もありますよね。それにニキビがあるのにメイクをしたら悪化してしまうのでは? という悩みをお持ちの方も多いはず。しかし憂鬱な気持ちのまま1日を過ごすのでは悲しいので、メイクの力を借りてニキビをなかったコトにしちゃいましょう! ポイントにさえ気を付ければニキビを悪化させることはありませんよ。ニキビがある際のメイクで気を付けること出典:byBirthニキビがあるのにメイクをしても大丈夫? と心配していらっしゃるかもしれませんが「ノンコメドジェニック」のコスメを選べば大丈夫。「ノンコメドジェニック」のコスメには、ニキビが悪化する原因菌である“アクネ菌”のえさとなりにくい油分が配合されていることが多いため、ニキビを悪化させにくいという仕組みなのです。ただ、「ノンコメドジェニック」のコスメさえ選べばニキビ治るというわけではないので注意してくださいね。また、ブラシやパフなどのツールにも注意して。清潔でないツールを使ってしまうと、雑菌がニキビに付着してしまいニキビが悪化してしまう可能性があります。ニキビがあるときに使うメイクツールは、洗いたてのものや新品のものを使うのをおすすめします。ニキビを隠すメイクテク凹凸を慣らすことがポイント出典:byBirthぽつんと盛り上がったニキビにコンシーラーをちょこんとのせて色味を目立たなくさせても、凹凸感があってしまえば完全に隠れたとは言えません。なので、二キビをなかったコトにするためには色味をなじませるだけでなく、凹凸を慣らすことがポイントです。ニキビよりも二回り大きめに、肌色より少し暗いコンシーラーをブラシにとって、肌との境目をなだらかになるようになじませます。ニキビは肌に炎症が起こっている状態なので、ブラシを垂直に当ててしまうと刺激になってしまうため肌に対して平行に優しくのせましょう。最後にパウダーで表面を抑えて崩れを防止します。コンシーラーとパウダーは、ビタミンC誘導体が配合されているものを選ぶのがベター。ニキビ跡になるのを予防してくれますよ。赤みはコントロールカラーでカバー出典:byBirthニキビと切っても切り離せないのが赤み。凹凸感がなくても赤みがあってしまえば「肌が荒れている…」と目立ちやすくなってしまいます。この赤みは、赤の補色であるグリーンのコントロールカラーでカバーしましょう。化粧下地の後にニキビより一回り大きくのせて優しくぼかします。その上からファンデーションをのせれば赤ニキビをなかったコトにできます。また、赤ニキビは炎症を起こしている状態なので、叩き込んでしまうと刺激になりニキビ跡になってしまう可能性が…。ニキビに触れる際はとにかく優しく・刺激しないことが大切です。広い範囲に赤いニキビや赤みのあるニキビ跡がある方にもこちらの方法がおすすめ! ただ、グリーンは肌にもともとない色素のため、たくさんのせてしまうと顔色が悪くなってしまったり、時間が経つとくすんでしまったりするので両頬にパール一粒ほどで十分。調整しながら使いましょう。ポイントメイクを強調する出典:byBirthコンシーラーやコントロールカラーを駆使してもちょっぴりニキビが目立ってしまう場合は、アイメイクやリップメイクをいつもよりも強調してみてはいかが? 人間の目は、色が濃い方に視線が向くといわれているため、結果的にニキビが目立ちにくくなりますよ。ニキビを隠すメイクで一番大切なことは刺激しないこと!出典:byBirth肌にニキビがある際のメイクは、ノンコメドジェニックのコスメを選んだり、ツールに気を付けたりすることも大切ですが、一番大切なのはニキビ跡をつくらないために刺激をしないこと。いつもよりも丁寧に優しくメイクをするように心がけましょうね。
2018年06月18日そろそろ気候も良くなって、薄着の季節になってきました。でも、背中にニキビがあっては自信をもって背中を出せないですよね。この背中ニキビ が意外と頑固でなかなか治らないと悩む方は多いんです。今回は、背中ニキビの改善方法をリンパの流れにフォーカスし、ご紹介します。背中ニキビの主な原因①ストレス、食生活ストレスによりホルモンバランスが乱れ ニキビができやすいくなります。また、生理前後、排卵前後などニキビができやすいかな?という時期は、油もの、甘いものは控え、なるべくヘルシーな生活を心がけましょう。②衣類の摩擦背中は蒸れやすく、下着や肌着の摩擦によって刺激をうけやすい箇所です。肌着は刺激の少ない質感のもの にし、柔軟剤や洗剤のすすぎ残しがないかもチェック。③シャンプーの洗いのこし意外に多いのがシャンプー、ボディソープのすすぎ残し 。頭→体の順番に洗い、十分にすすぎを行いましょう。シャンプーはノンシリコンにし、ボディソープの低刺激性のもので優しくくるくると洗うのが効果的。④リンパの流れリンパ液は、心臓で体を巡らせる血液とは違い、運動や呼吸によって体をめぐっていくので、どうしても流れが滞りやすく、その結果様々な体の不調となって現れます。血行不良や片頭痛、そして老廃物がたまりやすい背中の肌荒れ 、にきびの原因となることもあるのです。①~③の原因は、背中ニキビの根本的、決定的原因としては断定しにくく、これらを全て改善してもなかなか治りにくいのが背中ニキビの特徴。まずは、確実に背中ニキビを減らす、作らせないお肌作りのためには、④でご紹介したリンパの流れをスムーズにするで、お肌の状態を確実に整えることが重要となります。背中ニキビに効果のあるリンパの流れをよくする方法こちらの動画はわかりやすくリンパマッサージのやり方が説明されています 。セルフマッサージで簡単で有効なのは鎖骨のマッサージ 。①鎖骨マッサージ写真のように、左の鎖骨を軽く指で指圧しながら、上から下へと撫でおろします。これを10セット繰り返し、右の鎖骨も同じようにマッサージをします。②有酸素運動有酸素運動というとハードルが高そうですが、要するに「エアロビクス」のことです。水泳、サイクリング、ウォーキング、ジョギング、ゴルフなど。短い時間、燃焼させるよりもスローペースで30分以上かけて運動をすることがコツ。運動の前にはたっぷりと水分を取りましょう。③入浴、姿勢など生活習慣猫背や姿勢の悪い方はリンパが滞りやすいので、デスクワークや食事の時は姿勢を意識し、胸を張って背筋で座るイメージを持ちましょう。たまに肩を回して背中をほぐすのも大変効果的です。また、ゆっくりと湯船につかって体を温め、老廃物を流すのも重要。なるべく毎日湯船につかるようにしましょう。筆者が効果抜群だった背中ニキビケア筆者は10代のころから頑固は人前で背中が見せらせないほど背中ニキビに悩んでいました 。しかし、結婚式で背中を見せることをきっかけに本気で背中ニキビの改善に取り組み、メイクさんに「背中キレイになったね!」と褒めていただけるまでになりました。そんな筆者の効果を実感した背中ケアは以下の通り。①エステによるリンパマッサージブライダルエステで、背中を重点的にリンパマッサージしてもらいました。通い始めて1か月ほどで効果が表れ、新しいにきびができなくなり、痕もどんどん薄くなっていきました。今まで何を塗っても飲んでも改善できなかった背中にきびが、人の温かい手でリンパを流すことでスッと改善したのはとても感動的 でした。②セルフピーリングエステの担当の方に勧められて始めたホームケアがピーリング。高価なものではなくドラックストアで手に入るピーリング剤を使ってやさしく毎日ピーリングケア をしました。リンパマッサージとの相乗効果が感じられました。③保湿ケアピーリングをしたあとはたっぷりの保湿 を行いました。これまではクリームなどの油分の入ったものでお手入れをしていましたが、炎症を起こしているニキビのある肌は毛穴が詰まりやすくなるとのことで、にきびに効果のあるローションをたっぷり塗ってケアをしました。----------以上、いかがでしたか。リンパの流れをよくするは、背中のにきびだけなくそのほかにも美容効果が期待できる ので、取り入れてみることをおすすめします。背中のにきびは一度できてしまうと広がりやすく、自分でなかなか症状も確認ができないので触ってしまいがち。今回ご紹介したようなセルフマッサージや運動も取り入れるのももちろんオススメですが、時間がなく確実にお肌をキレイにしたい方はいったんお肌の状態を整えるため、プロのリンパマッサージを継続的に受けてもいいですね。【参考記事】SHINOHARA DERMATOLOGICAL CLINIC/体ニキビ●ライター/ましゅまま●モデル/坂井由有紀
2018年05月24日なおったと思ったのもつかの間、いつのまにか出現する憎いやつといえば「ニキビ」ではないでしょうか。30半ばになる私も白くポツポツできるもの、いきなりドカンと赤みをおびるものなど予期せぬ肌荒れに悩まされ続けています。できてしまったものはしょうがないと思いつつ、荒れた肌で外に出るのは憂鬱。そんなとき自然にカバーしてくれるコスメアイテムがあるとずいぶんと心強いものですよね。今回はニキビやニキビ跡のカバーにおすすめの化粧下地についてご紹介していきましょう。化粧下地でニキビ&ニキビ跡を隠す方法とは?そもそも化粧下地には毛穴やキメを均一に整え、ファンデーションのノリを良くするという役割があります。他にも肌の保護や色補正、崩れ防止やスキンケア効果が高いものなどがありますが、下地でニキビを隠したいという人はぜひ色付きの化粧下地をとりいれてみましょう。たとえばイエローは肌の荒れを隠す万能カラーともいわれており、重ねることで自然にニキビが目立たなくさせ健康的な肌に見せてくれます。ニキビ跡で顔色がくすんで見えるときはピンクがトーンアップさせてくれますし、色素沈着してしまった茶系のニキビ跡にはオレンジ系のコントロールカラーもおすすめです。もともと色白でニキビやニキビ跡が目立っている場合はグリーンを試してみると良いでしょう。自身の肌色によって荒れが目立ちにくくなる色が変わることもあるので「この色だとカバーできてないかも」と思うときは他のカラーも試してみるようにしましょう!ニキビ&ニキビ跡をカバーする化粧下地3選ではここからは色付きの化粧下地のなかからニキビ&ニキビ跡のカバー力において評価の高いものをランキング形式で紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!第1位マキアージュドラマティックスキンセンサーベース UVAmazon肌の水分バランスを保ち、皮脂をコントロールするセンサー効果を持つ化粧下地がこちら。必要な潤いは吸収せずに化粧崩れの原因となる皮脂だけをキャッチして「かためる」のだそう。テカり、皮脂崩れ、毛穴落ちなども13時間防いでくれるとのことでメイク直しが欠かせない人にもいいですね。「ムースファンデと併用。ニキビと毛穴がキレイに隠せる」とカバー力評価も高めで「ピンク寄りの下地。塗った感がなくてナチュラルに仕上がるのが好き」と軽い仕上がりに見えることが人気のようです。肌トラブルを一気にカバー!ニキビ・ニキビ跡にお悩みの方は今すぐチェック第2位ノブ ベースコントロールカラー UV ナチュラルイエローAmazon紫外線吸収剤不使用、無香料・低刺激性でノンコメドジェニックテスト済みの化粧下地がこちらです。肌色を均一に整えることで厚塗りを防ぎ、ソフトフォーカスパウダー配合で毛穴の凸凹も補正してくれます。「他の化粧下地ではどうにもカバーできないときの救世主」「パウダー仕上げで毛穴が目立つ肌だけど、この下地を使うとキレイに見える」など、肌荒れがひどいときほど仕上がりの良さを実感する人が多い印象です。「かためのテクスチャーなので気になるところだけ部分使いしてる」という人もいました。第3位RMK ベーシック コントロールカラーAmazon半透明のジェルがぴたっと肌に密着して透明感を引き出す化粧下地兼コントロールカラーがこちら。4色のカラー展開で色ムラやくすみ、クマなどを自然にカバーしてくれます。「少量で毛穴や薄いニキビ跡もカバーできる」「頬の軽い赤みが隠れる」という声多数!「伸ばすというより肌にぽんぽんのせて広げていくと赤みも消えるし良い感じに仕上がる」とのアドバイスも寄せられています。ニキビ・ニキビ跡の赤みに使用するなら03のグリーンがおすすめのようです。「ニキビができにくい化粧下地」ニキビ&ニキビ跡もカバー◎できてしまったニキビ、あるいはニキビ跡を隠すための化粧下地でも使ったことでニキビが悪化しては元も子もありません。ここからはオイルフリーや炎症をおさえる成分が配合されたもの、ニキビができにくい成分を使って作られた「ノンコメドジェニック処方」の化粧下地をご紹介していきましょう。d プログラム メディケイテッド コンシーラーベース楽天ニキビや肌荒れを防いで化粧ノリと化粧もちを良くするという薬用化粧下地がこちらです。赤みをカバーするライトイエローは「最初、黄みが強くてびっくり」という人もいますが、肌にのせるとみるみる馴染み「赤みを程よく消してくれる」と好評。「白浮きしないでツヤ感が出てくるのが良い」と仕上がりも上々のようですね。「かたすぎず、やわらかすぎないテクスチャーが塗りやすい」との声もありました。薬用 クリアデイケアベースAmazon無油分、無香料。ニキビ・肌荒れ防止薬用成分であるグリチルリチン酸ジカリウム(甘草由来)配合でメイクしながらニキビケアが叶うという下地がこちら。オルビスのスキンケアシリーズはニキビケアでおなじみですが、こちらの下地にも同じ成分が配合されており、ピンク味のあるベージュカラーは自然なトーンアップも期待できます。「しっとりした使用感」と保湿力を感じる人も多いなか「ピンクだと肌に合わず黄色だと余計に黄みをおびる肌。でもこの下地のカラーは色白で明るめに仕上がるのでかなり好み」とカラーに魅力を感じる人もいました。キュレル UVクリームAmazon植物由来の消炎剤(有効成分)を配合し、紫外線から肌を守る乾燥性敏感肌を考えたUV化粧下地がこちら。ノンコメドジェニックテスト済みです。肌をなめらかに整え、ファンデーションのノリを良くしてくれるようで「使うようになってから新しいニキビができていない」と気になるニキビを予防してくれると感じる人も多い印象。色が付いていない下地を探している、とにかくニキビにやさしい下地を探している、という人におすすめかもしれません。化粧下地でニキビ&ニキビ跡を隠すQ&Aニキビ&ニキビ跡を隠す化粧下地を正しく付けるには?ニキビやニキビ跡をカバーする化粧下地ですが「上手にカバーする」ための正しいやり方をご存知でしょうか?化粧下地を付けるときはまず適量を指にとり頬、おでこ、顎、鼻に少しずつのせ、顔の中心から外側にかけて放射状に薄く塗り広げていきましょう。ニキビやニキビ跡などピンポイントで気になるところはあくまで薄く重ね付けます。けしてこすらず、やさしく馴染ませることで厚塗りを防ぎ自然に目立たなくすることができるでしょう。化粧下地でニキビが悪化してしまった…なかには「下地でニキビが悪化する」という人もいるかもしれません。そんな人はすでにご紹介したオイルフリーのものや炎症をおさえる成分が配合された薬用化粧下地を選んでみましょう。ニキビができにくい成分を使って作られた「ノンコメドジェニック処方」の下地もニキビをできにくくするのにおすすめです。ニキビ向けの下地は乾燥する…「ニキビ向けの下地を付けると乾燥する」という人は下地に含まれる保湿成分が少ない可能性があります。この場合は保湿成分がしっかり配合されている化粧下地を選んでみると良いかもしれません。また反対にTゾーンのテカりが気になる人はカバー力に加えて皮脂崩れ防止に特化したアイテムを使ってみるようにしましょう。ニキビやニキビ跡カバーに向いた化粧下地のなかにはニキビをできにくくしたり、炎症をおさえたり、保湿力に優れていたりと他の要素を併せ持つアイテムもたくさんあります。カバー力とともに他の肌悩みも一緒に解消できるような化粧下地を選んでいきましょう。◯関連記事【2018年】化粧下地のおすすめ人気ランキング|口コミから選び方まで徹底調査!
2018年05月15日ビタミン成分を含むニキビ予防クレンジング2018年6月16日、株式会社ドクターフィルコスメティクスが展開するドクターズコスメ『フォルミュール』から、「クレンジング リキッド AC」が発売される。ストレスは、肌が本来持っている、紫外線や乾燥などのダメージから立ち直ろうとする力を低下させる。最近、ストレスが原因で、肌トラブルを抱える女性が増えている。フォルミュールは、この肌が本来持つ力を回復させるのにビタミンが及ぼす力に着目。トラブルに負けない健やかな肌を目指し、開発する製品すべてに、ビタミン類とEPCを配合している。EPCとはビタミンEとビタミンCとリン酸を結合させた美容成分のことだ。今回発売される製品は、大人のニキビ予防にアプローチしたクレンジングだ。クレンジング リキッド ACクレンジング時の摩擦やメイクの残りは、大人ニキビを悪化させる原因となる。同製品は、独自の「ストレスフリー処方」リキッドにより、摩擦によるストレスの軽減、高いクレンジング力を実現し、ニキビのもとまで徹底的に洗い流す。さらに、角質柔軟成分や保湿成分を配合しているため、クレンジングしながらも大人ニキビのできにくい肌へと導いてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※コーセーのニュースリリース※フォルミュール公式通販
2018年05月14日ニキビが一つできてしまうと、メイクノリが悪くなってしまったり気持ちが沈んでしまったりと、見た目にもメンタルにも影響してしまう重大なもの。しかし、大人ニキビの特徴としてニキビが長期化しやすいため、ひとつできて治ったと思ったらまた出来てしまう…ということもありますよね。そんな大人ニキビをなくすためにいろいろなケアをしているかと思いますが、もしかしたら大人ニキビに良いと思ってやっているケアが、逆に大人ニキビを悪化させている原因かも。いつまでも治らない大人ニキビを治すために、スキンケアの見直しをしませんか?まずはおさらい、大人ニキビの特徴と原因出典:byBirth大人ニキビは、「フェイラインや口の周辺にできやすいことと繰り返しできること」が大きな特徴です。また、皮脂の過剰分泌が原因でできる思春期ニキビに対して、大人ニキビは皮脂の分泌がさほど多くない乾燥肌の方にもできやすいのも特徴の一つです。大人ニキビの原因は、間違ったスキンケアホルモンバランスの乱れストレス乱れた食生活不規則な生活など、これ!と一つに絞ることが難しく、これらの要因が複雑に絡み合って原因となっているので、厄介なのです。そして、これらの要因が角質肥厚から毛穴のつまりを引き起こし、ニキビへと繋がってしまいます。今回は、大人ニキビを治すためにやっているはずが実は間違っているスキンケアをご紹介します。これだけはやめて! NG大人ニキビケアニキビができるからって、さっぱりスキンケアをしている出典:byBirthニキビができてしまう=皮脂が多いから、さっぱりスキンケアをしていませんか?確かに、皮脂が多いとニキビができやすくなってしまうのは事実ですが、それは思春期ニキビの話。大人ニキビに関しては乾燥が原因でニキビができてしまうことのほうが多いのです。なぜなら、肌が乾燥していると「皮脂が足りないから、もっと皮脂を作らなきゃ」と肌がありがた迷惑な勘違いをしてしまい、過剰な皮脂分泌へと繋がってしまいます。その結果、大人ニキビができてしまうのです。ニキビができやすいからと、油分少な目さっぱり系のスキンケアアイテムを使っていませんか? もしくは油分を徹底的にカットしたスキンケアをしていませんか? そのケアは繰り返しできる大人ニキビの原因になっている可能性もあるので、すぐに保湿メインのスキンケアに切り替えましょう。また、しっかり保湿しているのにニキビができる……という方は、スキンンケアアイテムの量が足りないのかも。パッケージに記載されている適量よりも気持ち多めに手に取って、フェイスラインや口周辺に、手のひらだけでなく細かい部分には指先も使ってスキンケアアイテムを浸透させましょう。角質ケアのやりすぎもやめて!出典:byBirthニキビができてしまう原因は、ターンオーバーの乱れにより古い角質がいつまでもはがれずに溜まってしまい、毛穴を詰まらせてしまうこと。なので、角質ケアは大人ニキビの予防には有効です。しかし、角質は本来肌の潤いを保ち、外部刺激から守るためのもの。その角質を拭き取り化粧水やピーリングなどで無理に取り除きすぎてしまうとバリア機能が低下してしまい、肌は乾燥してしまうだけでなく、外部刺激に弱くなってしまいます。すると、大人ニキビのみならず、様々な肌トラブルが起こりやすい肌になってしまうのです。そのため、角質ケアのやりすぎはNG! 拭き取り化粧水やピーリングなどは肌のざらつきを感じた時だけのスペシャルケアにとどめておきましょう。殺菌作用のあるスキンケアアイテムはほどほどに出典:byBirthニキビが赤く腫れあがったり、黄色く膿を持つほど悪化してしまったりする原因は、アクネ菌や黄色ブドウ球菌が毛穴の中で増殖してしまったから。そのため、殺菌作用のあるスキンケアコスメを使うと炎症を起こしたニキビは沈静化されます。しかし、殺菌作用のあるスキンケアアイテムをニキビが落ち着いているときも使うのはあまりおすすめできません。なぜなら、肌の常在菌を減らしてしまう可能性があるからです。肌の上は小宇宙のようにたくさんの菌がひしめき合って生活しています。良い菌も悪い菌も中立な菌も、互いに影響しながら美肌へと導いてくれるので、殺菌作用のあるスキンケアアイテムを使いすぎてしまうと、これらのバランスを乱してしまい、バリア機能が低下してしまい、結果的にニキビが悪化してしまうこともあるのです。なので、殺菌作用のあるスキンケアアイテムを使う際は、赤ニキビや黄ニキビなどのひどいニキビがあるときだけにしましょう。大人ニキビができにくい肌を目指そう!出典:byBirth長引く大人ニキビができやすい方がやりがちなNGスキンケアを紹介しました。思い当たる節はありましたか? 今日からNGスキンケアを見直してみてくださいね。実は筆者もフェイスラインにぎっしりできた大人ニキビに悩まされた時期もありました。ニキビがひどかった時期には、今回紹介したNGスキンケアはすべてやっていましたが、当然治ることはなく悪化の一方……。しかし、徹底的な保湿を心がけて生活習慣を見直すと、徐々にニキビが治り、今では褒められるくらいの美肌になったのです!正直大人ニキビの原因は生活習慣にも及ぶので、スキンケアだけで治すことは厳しいですが、間違ったスキンケアを続けていればニキビが根本的に治ることは難しいでしょう。生活習慣を見直すのはもちろん、自身のスキンケアを徹底的に見直して、大人ニキビができない肌作りをしましょう!
2018年05月09日ニキビができる原因はさまざまです。原因がわからないなら、何をどうすればニキビを減らせるの?とお困りの方も多くいらっしゃると思います。しかし、普段の生活で何気なく行っていることが、ニキビの原因になっているかもしれません。まずはニキビの多くの原因の中から、いくつかご紹介していきます。ジャンクフード出典:byBirth忙しいからといって、ジャンクフードばかりを摂っていませんか?ジャンクフードとは、ハンバーガーやピザだけでなく、スナック菓子やインスタント食品もあげられます。こういったジャンクフードには、トランス脂肪酸という油がたくさん含まれています。トランス脂肪酸には、体内でミネラルやビタミンを消費して分解しようとする働きがあります。そしてジャンクフードは脂肪や糖質が多く含まれており、栄養素はほとんど含まれていません。そして栄養が偏り、ニキビが出てきてしまうのです。できればジャンクフードは避けた食生活をした方が良いでしょう。ホルモンの乱れ出典:byBirthやはり女性が避けられないのが、ホルモンの乱れによる肌荒れです。人間には2種類のホルモンがあり、2つのホルモンのバランスにより体を保っています。ひとつは卵胞ホルモンであるエストロゲン、もうひとつは黄体ホルモンであるプロゲステロンというホルモンです。女性らしさを作り、健やかな肌を保つ働きをする女性ホルモンのエストロゲンは、生理後から排卵期にかけて多く分泌がされ、生理前にかけて減少していきます。生理前に分泌が多くなる黄体ホルモンには、皮脂の分泌を増やす作用や、角質層をしてメラニンの生成を促す作用があるのです。ですので女性は生理前に特にニキビなどができやすく、肌荒れを起こしやすいのです。肌質出典:byBirth肌質によって、ニキビができやすい方もいます。脂性肌の方はもちろん、乾燥肌でもニキビはできてしまいます。脂性肌の場合は、皮脂分泌が多い傾向があるので、皮脂が毛穴に詰まってニキビを引き起こします。乾燥肌の場合は、ニキビができにくいと考える方も多いですが、乾燥している状態なので、肌が自ら皮脂を分泌しようとする働きがあります。そのため、皮脂が余分に出てニキビができてしまうということもあります。原因になっているかもしれない!出典:byBirth他にも、何気なくやっていることや身の回りのことが原因で、ニキビができてしまっているかもしれません!直せるところは直して、ニキビができる可能性をできるだけ無くしていきたいですよね。枕カバー出典:byBirth意外と気にしていない方が多いのが、この枕カバー。毎日綺麗な状態で睡眠する場所とはいえ、汗や皮脂、ホコリなど、さまざまな汚れが付着しています。枕は顔も接着するものですので、汚れているまま使っていては、顔は清潔な状態ではなくなり、ニキビの原因になります。枕カバーだけではなく、シーツや布団カバーも同じですが、特に顔につきやすいのが枕ですので、こまめに洗濯をして清潔を保つようにしましょう。洗顔のタオル出典:byBirth朝の洗顔をしたときのタオルや、夜にお風呂に入ったときに顔を拭くタオルなどは、頻繁に交換をしていますか?タオルは思っている以上に雑菌が繁殖しやすいものです。せっかく綺麗に洗顔をしたのに、雑菌だらけのタオルで顔を拭いてしまっては、ニキビの原因になってしまいます。ですので、顔を拭くときのタオルは特に清潔な状態にしましょう。気にかけるようにしてみてくださいね。シャンプーやリンス出典:byBirth意外と多いのが、お風呂に入ってシャンプーやコンディショナーをした後の洗い残し。髪の毛のシャンプーやコンディショナーは、落としていても耳の周りや髪の毛の生え際、フェイスラインなどに付着していて、洗い残しになり、ニキビになることがあります。洗い残しは、菌が繁殖したり毛穴に詰まってしまい、ニキビを引き起こす原因になります。十分と流すことで予防につながるので、お風呂に入ったときは気をつけてみてくださいね。マスク出典:byBirth最近、特にマスクをしている方が多いですよね。花粉対策や風邪予防などの理由もあって外せない方もいらっしゃるかと思いますが、マスクがニキビの原因になる場合もあります。マスクは、保湿する目的もありますので、マスクの中は蒸れます。そうするとアクネ菌が活動しやすい環境になってしまい、増殖してニキビの原因になるのです。その口周りのニキビはもしかしたら、マスクが原因かもしれません。外せない場合は、こまめにマスクを交換したり、つけっぱなしにしないように心がけましょう。出典:byBirthいかがでしたか?みなさんも、思い当たるものはありましたか?数多くの原因があるニキビだからこそ、なるべく原因を減らして、ニキビができない環境を作っていくようにしたいですよね。みなさんも生活習慣を見つめ直して、ニキビができにくい肌を目指しましょう。
2018年05月04日ニキビができるとそこばかり気になってしまい、仕事も趣味も手がつかない!挙句にぷちっと潰したくなりますが、ちょっと待って!出来てしまったニキビは皮膚科に行って治すか、薬局でお薬を買うのが早いものの、そもそもニキビができにくい環境づくりはとっても大事です。実は、ニキビ対策にはさほどお金はかかりません。健康的な生活改善以外にも、プチプラ&薬局でゲット出来るアイテムで、嫌なニキビを遠ざけることも出来るのです!ニキビは美人を損なう憎い敵出典:byBirthニキビは顔に突如出現し、多くの人の視線をくぎ付けにする憎い奴です。本当は綺麗に塗れたアイシャドウや、つやつやリップを見て欲しいのに、みんなの視線はニキビにくぎ付け!こんなどんな美人も形無しにしてしまう憎い敵は、倒す以前に出現してほしくないものです。そんなニキビとなるべく出会わずに済むためには、やはり普段のコツコツした対策から変えていく必要があるでしょう。コスメで対策!プチプラ&薬局でゲットできるアイテム3選!ニキビ対策には皮膚科に行くことや薬を塗ることももちろん有効ですが、日頃からニキビをできにくくするためには、そのためのコスメを活用しましょう。肌を衛生的に保ち、刺激を与えず、なおかつ手軽に手に入れることができる。そんな3つをご紹介します。「オロナイン」は塗ってもパックしてもOKなニキビアイテム出典:byBirthオロナインは傷薬の印象が強いかもしれませんが、ニキビへの効能もうたっている立派なニキビのお薬です。出来てしまった軽めのニキビにも良いですが、少しむずむずするくらいの時に軽くつけておくと、ニキビになる前の予防としても利用できます。一個買っておくと、ニキビができそう!というときや、なんだか皮脂の量が増えているときなどに役立ってくれます。使い方は、ピンポイントでオロナインをつける方法がスタンダードです。または、お風呂の時に、鼻周りやTゾーンのようなニキビのできやすい部分への洗い流すパックとしても利用できます。オロナインを、たっぷりと肌色が見えなくなるくらいつけて、5~10分くらいしたら洗い流しましょう。角栓が浮き上がり、余分な汚れが流れやすくなってくれますよ。「ロゼット洗顔パスタ」は日々の衛生的な肌作りに出典:byBirth洗顔パスタの「ロゼット」は成分に硫黄が含まれており、日々の衛生的な肌作りに一役買ってくれるプチプラ洗顔料です。刺激が少なく、泡立ちがよいので、肌の汚れを綺麗に落とすことができておすすめです。洗浄力が程よく、皮脂を洗い流しすぎて肌を傷めることがない点が非常に優れており、長く愛されているロングセラーアイテム。数百円から買えてしまう手頃さも嬉しい点です。「オードムーゲ」と言えばニキビというくらいロングセラーな化粧水出典:byBirthオードムーゲはニキビ対策の化粧水としては有名すぎるくらい有名なロングセラー商品です。中でもふき取りタイプは、ニキビができやすい時期やニキビが出来てしまったときのスキンケアアイテムとして大活躍してくれます。コットンにたっぷりと化粧水を含ませ、スキンケアの一番最初に使用します。肌を清潔に保ち、低刺激なケアをしたい時におすすめです。ニキビには体の中からのケアも重要出典:byBirthニキビには体の内側からのケアもとっても大事。肌は日々口にしたものから作り出されるものですので、食事には気を使いましょう。その他にも、きちんと汗をかけるような適度な運動や、血行を良くして体の滞りを防ぐためのヨガやストレッチなども定期的に行い、気を付けておくことで、ニキビができにくい体を作ることができます。そして、ストレスもニキビには大きな敵!ストレスを生活から完全に消し去ることは難しいですが、困難な出来事に出会ったときには、不安を抱えるだけでなく、それに打ち勝った後の良いイメージを同時に持つようにして、ストレスにしないように工夫していきましょう。なるべく明るい未来をイメージして、昨日の自分よりも今日の自分の方が好きになれるようにマインドチェンジしていきましょうね。ニキビを遠ざけて肌悩みを減らそう出典:byBirthニキビを上手に遠ざけて、肌悩みを一つ減らしましょう。ニキビに重要なのは清潔と保湿のバランス。まずはできることから少しずつ始めていきましょうね。
2018年05月04日女性にとってお肌悩みのひとつである“ニキビ”。思春期だけでなく、大人になってからもニキビに悩まされる人が多いのが現実です。過度の疲れや生活習慣の乱れによってできる“大人ニキビ”を治すためには、自分の肌質に合ったケアが必要です。今回は、そんな大人ニキビと無縁になるための「肌質別の保湿のコツ」についてご紹介します。大人ニキビの原因って?まずは、大人ニキビの原因を把握しておきましょう。思春期ニキビとは違い、大人ニキビの原因はさまざまです。自分がどれに当てはまるのかを知り、これからの改善に役立てましょう。過度な乾燥出典:byBirth20代をすぎると、一般的には肌の皮脂が少なくなります。思春期のころは、皮脂の過剰分泌によってニキビができますが、皮脂が少なくなることもニキビの原因になるのです。そのため、自分の肌が乾燥していることに気づかず、10代と同じケアをそのまま続けている人が多いようです。肌は年齢によって変化していくため、スキンケアを変えることが必要なのです。自覚があるほどの乾燥肌の人はもちろんですが、自覚がないまま乾燥が進んで、いつのまにかカサカサになってしまうことがあります。常に乾燥を感じているわけではなくても、出勤してしばらく経つと目元や口元が白く粉を吹いていたりする人は要注意です。それは立派な乾燥なので、きちんとケアしましょう。ストレスや疲労出典:byBirth“大人ニキビ”と言われるだけあって、大人ならではの生活がニキビに繋がっています。そんな大人ならではの生活に潜むニキビの原因が、ストレスや疲労なのです。ストレスを感じたり、心身ともに疲れていると、ホルモンバランスが乱れていきます。それにより肌バランスも乱れ、ニキビとして現れることになります。乾燥のような外的要因だけでなく、精神状態によっても肌の調子は左右されているということです。やりすぎなスキンケア出典:byBirth「とにかく保湿が大事!」と思っている女性は多いと思います。たしかに保湿は大切ですし、どれだけ正確に丁寧に保湿するかによって、肌の健康状態は変化します。しかし、化粧水や乳液、美容液、オイル、クリームなど多くの化粧品を使いすぎるのはNG。肌に栄養と水分を与えたいからと、何種類ものスキンケアをしていると、それぞれの化粧品の成分がぶつかりあったり過剰摂取になってしまい、かえってニキビができてしまうこともあります。スキンケアは絶対に毎日欠かさずやるべきことですが、肌を大事にするばかりに過剰なスキンケアをすることは避けましょう。肌質別のおすすめ保湿ケアでは、上記の大人ニキビの原因を踏まえて、肌質別のおすすめ保湿ケアをご紹介します。ひっきりなしにケアするのではなく、自分の肌質に合ったスキンケアを改めてチェックしてみましょう。乾燥肌の人出典:byBirth少しでもスキンケアをさぼると、すぐ肌がつっぱったり粉を吹くようにカサカサになる人は、れっきとした乾燥肌です。そんな乾燥肌の人は、高保湿機能があり肌のバリア機能を高めてくれるアイテムでケアしましょう。それなりの保湿成分だけでは、乾燥がどんどん進んでしまうことがあります。ヒアルロン酸やコラーゲンが含まれている保湿機能の高い化粧水を使ってみましょう。そして、数回に分けてたっぷりの化粧水を使って保湿してみてください。また、オイル美容を試してみるのもおすすめです。化粧水の浸透を高めるために、化粧水前にオイルを塗ってみましょう。もしくは、化粧水のあとの乳液代わりにオイルで肌にふたをするのも乾燥ケアに最適です。オイリー肌の人出典:byBirth1年中肌のテカリが気になったり、化粧をしてもすぐ皮脂で崩れてしまうようなオイリー肌。Tゾーンだけでなく、頬などがベタつく人もいるかと思います。そんな人は、拭き取り化粧水を取り入れてみましょう。オーソドックスなスキンケアは、化粧水や乳液やクリームを使ったものが多いですよね。オイリー肌の人は、それだけだとすぐに肌がべたついてしまうことがあるでしょう。それを防ぐためには、保湿用の化粧水を使う前に、拭き取り用の化粧水で肌の殺菌や古い角質除去をしましょう。肌をさっぱりさせた状態で、保湿に移ってみてください。特にこれからの季節は爽快感を味わうこともできるので、ぜひ試していただきたい手法のひとつです。自分の肌のことを知って、大人ニキビ撃退!出典:byBirthいかがでしたか?ニキビを解消するには、なかなか一筋縄でいかないもの。しかし、自分の肌のことを知って、自分に合ったケアをすることで、ニキビ知らずの美肌を手にいれることができます。ぜひ参考にしていただいて、今一度ケアの見直しをおこなってみてください。
2018年04月29日顎やおでこ・頬などに現れるプツプツとしたできもの……いわゆる「大人ニキビ」と呼ばれている吹き出物に悩まされている女性は少なくありません。大人ニキビが発生してしまう理由は、皮脂分泌が多いことが原因で現れる「思春期ニキビ」とは異なり「保湿のしすぎ」によって引き起こされているケースも!お肌が乾燥してきやすいANGIE世代の女性は、入念な保湿ケアを行う機会も増えてきますよね。しかし、その保湿ケアがニキビにつながっているとしたら……一体どうすればいいのでしょうか?そこで今回は「大人ニキビの原因」に着目し、ニキビの原因にアプローチできるおすすめアイテムを肌タイプ別にご紹介します◎そもそもニキビの原因とは?保湿との関係って?ニキビの原因は「体質」「化粧品」「ストレス」「食生活」といったように、挙げればきりがないものです。しかし、何らかの原因によって「毛穴に皮脂や汚れが詰まる」ことは、ニキビの根本原因として共通していること!ここでは「毛穴詰まり=ニキビの原因」になってしまいやすい要因を、さまざまな角度からご紹介します◎1・保湿しすぎでニキビが!?冒頭でもお伝えしたとおり、保湿ケアのしすぎはかえって肌本来の機能を低下させてしまう恐れがあります。保湿ケアはとても大切ですが、顔がベタつくほど保湿剤を塗りたくっていると「皮膚炎」をも引き起こしてしまう可能性も!過剰保湿によって肌の機能が低下すれば、もちろん「古い角質が溜まってしまう」「皮脂分泌量のバランスが崩れる」といった肌トラブルを招きやすくなるでしょう。毛穴に詰まった古い角質や皮脂汚れは、ニキビの原因になる「アクネ菌」の増殖につながり、大人ニキビ発生を加速させてしまうケースもあります。2・乾燥「紫外線」「肌にあっていない化粧品」「洗顔のしすぎ」などといったさまざまな要素が原因となり、お肌が乾燥してしまうこともニキビの原因になります。お肌には「自らが潤う力」が備わっているために、乾燥が進むと「皮脂分泌量を増加させてお肌の潤いを保つ」という機能が働きます。皮脂分泌量を増やしてお肌の潤いを保とうとする働きはいいのですが、肌の中に水分がないのに「皮脂ばかりが分泌される」とどうなってしまうでしょうか?ほとんどの場合は皮脂分泌が過剰となり、アクネ菌の増殖を加速させてしまう結果につながるんです!また、乾燥することでお肌のバリア機能が低下すると余分な角質が蓄積して毛穴に詰まり、ニキビの原因になる「コメド」も発生しやすくなりますよ。3・ターンオーバーの乱れお肌には、約28日間の周期で「古い細胞が剥がれ落ちて新しい細胞へと生まれ変わる」という働きがあります。これは「ターンオーバー」とも呼ばれていて、お肌が健康的に輝き続けるためには欠かすことのできないシステム。しかし、このターンオーバーが何らかの影響によって乱れ始めると、「古い皮脂がずっと皮膚上に留まる」「毛穴が詰まる」「不衛生になる」といった症状が引き起こされ、果てには「大人ニキビ」を出現させてしまいます!特に気になるのが、上記でもご紹介した「乾燥」によるバリア機能の低下から引き起こされるターンオーバーの乱れ。脂性肌=ニキビと思われやすいのですが、実は「乾燥によってターンオーバー機能が乱れること」によって毛穴が詰まってしまうことも、大人ニキビの大きな原因になっていますよ!4・ホルモンバランスの影響女性は男性に比べて、妊娠や出産のために必要となってくる「エストロゲン」「プロゲステロン」といった女性ホルモンが多く分泌されています。女性らしい体つきのためには欠かせない女性ホルモンですが、プロゲステロンというホルモンには「皮脂分泌を促進させる」という働きが確認されています。あくまでも一説ですが、生理前にニキビができてしまいやすいのも、排卵に伴ってプロゲステロンの分泌量が増加するからという説も。女性は月経周期などの影響によってホルモンバランスがコロコロ変わりやすいので、それに伴って「皮脂分泌量増加→毛穴に皮脂が詰まる→炎症→ニキビ発生」という流れにつながってしまうケースも多いでしょう。ちなみに、女性ホルモンのエストロゲンには「皮脂分泌を抑制する」という働きがあるため、大人ニキビの改善&予防に有効なんだそう◎顔のニキビと背中のニキビは“別物”って知ってた?お顔に発生するニキビの原因は「アクネ菌」という細菌だということは広く知られていますが、背中ニキビの原因もアクネ菌だと思っている人はいませんか?ニキビはニキビでも、背中ニキビの原因はアクネ菌ではなく「マラセチア菌」というカビの一種なんです!マラセチア菌は「背中・デコルテ・肩・二の腕」といった部位に発生しやすい菌で、お顔に発生するニキビとは別物として区別されています。実は「顔に発生するニキビより治しにくい」といわれているんだとか……!背中ニキビの場合は医療機関を受診して、薬を処方してもらいましょう。早めの受診&治療がおすすめです。マラセチア菌はアクネ菌と同様に、皮脂や湿気の多い場所を好む性質があるため「背中やデコルテに汗をかきやすい」「皮脂臭が気になる」というオイリー肌体質の人は要注意!!厳選!大人ニキビにオススメの保湿アイテム大人ニキビは、その多くが「何らかの原因によって毛穴が詰まる」ことから引き起こされていましたね。ここで注目したいのは、いかに「毛穴を詰まらせないケアをするか」ということ!さっそく、おすすめの保湿アイテムを肌タイプ別にご紹介したいと思います♡乾燥肌の人は“お肌のバリア機能を高める”アイテムが◎乾燥が原因でニキビが発生している人には、まず「お肌の潤いを閉じ込めてバリア機能を高める」というアイテムがおすすめです。乾燥対策にと「クリームのベタ塗り」「高保湿用品の多用」をすると、かえって毛穴トラブルにつながってニキビが悪化してしまうかもしれません。まずは基本の洗顔方法から見直し、過度に潤いをそぎ取ってしまわないように気をつけてみてくださいね!b.glen クレイウォッシュb.glenこちら、私の「ゆらぎやすい時期専用」の洗顔料ですが、お肌に必要な潤いはしっかりと残しながら汚れを落としてくれるという優れものなんです◎数あるビーグレン製品の中でもリピート率の高い製品なのですが、その秘密は「お肌に負担をかけない」という徹底した使用感にあり!天然クレイの吸着力を利用してお肌に馴染ませるだけという簡単な使い方で、泡立てて洗顔する必要がありません。毛穴の汚れが落とせるのにつっぱらないし、酸化した皮脂などもスッキリとオフしてくれる優秀洗顔料◎口コミ数も4,000を超える人気っぷりです!乾燥肌さんがお肌のバリア機能回復を目指す場合、どうしても保湿効果のある「化粧水」「クリーム」などに目がいってしまいがちですが……。保湿のしすぎが大人ニキビにつながっていることから考えると、まずは基本の「洗顔」から見直し、お肌に負担がかからないアイテムを使用したいところです!角質層の乾燥を改善させてバリア機能が整ってくれば、自然とターンオーバーの周期も規則的になって毛穴トラブルが少なくなってくるはずですよ。オイリー肌の人には“角質ケア”がおすすめオイリー肌さんはその過剰な皮脂分泌量から「毛穴に皮脂が詰まる」といった毛穴トラブルを引き起こしてしまいがちです。そんなときは「拭き取り化粧水」「角質ケアパック」などを利用して、積極的に毛穴詰まりにアプローチしていくことがおすすめ◎明色オーガニックローズ スキンコンディショナーAmazonこちらは、さっぱりとした使用感とローズの香りが魅力的な化粧水です。毛穴をキュッと引き締めてくれる効果が期待できる化粧水で、その実力は「プチプラとは思えない!」といわれているほど♡おすすめの使用方法はメインとしてではなく、「拭き取り用の化粧水」「プレ化粧水」として、いつものスキンケアにプラスするという方法です。コットンにたっぷりと取ってパッティングしたり、コットンパックとしても使用できますよ!アクセーヌ モイストバランス ジェルAmazonさっぱりとしたテクスチャーで、脂性肌さんにおすすめの保湿美容液がこちら!軽い使用感にもかかわらず、しっかりと保湿してくれるので、脂性肌の人はもちろん「ベタつくアイテムが苦手で……」という混合肌さんにもぴったりです。ジェルを肌の上に乗せると水のように変化し、スッと溶け込むように浸透していく使用感はやみつきに♡セラミドの働きをサポートする整肌成分「セラミファクター」を配合。長時間に渡って角質層へ水分を送り続ける処方を採用し、「角質層からみずみずしい素肌」へ。スキンフード (SKINFOOD) ブラックシュガーマスク ウォッシュオフこちらは、洗い流すタイプの角質ケアマスクです◎配合されている黒糖には「素材を柔らかくする力」が備わっていて、乾燥やターンオーバーの乱れによって蓄積された毛穴汚れをつるっとキレイにしてくれるアイテム!私は週1〜2回のペースで利用していますが、洗い流した後のつるつる感には毎回感動してしまいます。「角質が気になるTゾーンだけに使用する」「デコルテや肘・かかとに使用する」といった応用も利くので、1つ持っていると便利な角質ケアアイテムですよ♪ニベアで保湿するとニキビが治るって本当?花王株式会社ネット上には「ニベアで保湿したらニキビが治った!」「ニベアの青缶はニキビに効く!」という情報が拡散されていますが、実際のところどうなのでしょうか……?ニベアには「マイクロクリスタリンワックス」「ワセリン」「ホホバ油」「ミネラルオイル」といった油分がしっかりと配合されています。油分はお肌の潤いを閉じ込めるために必要な要素ですが、過剰な油分は「アクネ菌の増殖」につながってしまうため、ニキビを悪化させてしまう場合も考えられます!そのため、油分の多いニベアは「乾燥が原因でニキビが発生している人」には適していても、オイリー肌の人には逆効果となってしまう可能性も。ニベアをスキンケアに利用する場合、自分の肌質を考慮しつつ「薄く塗る」ことが肝心といえそうですよ◎肌質に合えば「プチプラで美肌が手に入る」ことも夢ではありません♡大人ニキビを改善に導くカギは、「肌質に合った保湿ケア」を行うことといってもいいでしょう。自分の肌タイプがいまいちわからない人は、百貨店などの化粧品コーナーでBAさんにアドバイスをいただくのもひとつの方法ですね♡新しい季節に心機一転!今一度、自分のお肌と真剣に向き合ってみませんか?参考:NIKKEISTYLE、アクセーヌ、プロアクティブ、相澤皮フ科クリニック
2018年04月11日できて嫌なもの、肌トラブルの代表ニキビ!ニキビができる原因はさまざまありますが、その一つに生活習慣の乱れがあります。ニキビができにくい生活習慣を知って、自分の生活習慣を見直していきましょう。ニキビがなければ、それだけでも肌は綺麗に見えてきます。逆にニキビがあると、そこばかり注目されてしまうこともあり、とっても損!!そんなニキビはさっさと治して、できにくい暮らしを心がけましょう。ニキビの大敵“ストレス”を遠ざけるまずはニキビのというよりも、美容全般の敵であるストレスを遠ざけることから考えましょう。他の部分をいくら努力しても、常にイライラしていては、どうしたって肌には悪影響です。ストレスをためるなと言ってもなかなか難しいかもしれませんが、自分なりに気持ちを切り替えて、ストレスから遠ざかる方法を考えましょう。ストレスとうまく付き合っていくのは美容だけでなく、健康にとっても非常に重要なことですので、ニキビ対策をする際は、常にストレス対策も同時に行っていきましょう。ストレスを遠ざける整った生活ストレスを遠ざけるには、まずは整った生活からです。ある程度生活にリズムを作り、無理をしすぎない。きちんと息を抜ける時間を作りましょう。息つく暇もない位時間に追い立てられていると、どうしてもストレスを感じやすくなり、体も壊しやすくなります。何より忙しすぎることで、自分の体の不調に気づく余裕すらなく、ニキビが出来ていることすら気づかない、またはニキビがあるのが当たり前になってしまうことがあるでしょう。ニキビは、体の不調のサインのひとつです。ニキビが出来ているということは、多くの場合、どこか調子を崩しているということなのです。それにきちんと気づけるように、少し余裕のある生活を心がけましょう。便秘にならないように軽い運動を便秘などで腸の動きが鈍ると、ニキビはできやすくなります。便秘にならないように、軽い運動をするように心がけましょう。運動をすることで内臓にも刺激が与えられ、便秘の解消にも効果的です。できれば軽く汗をかくようなジョギングのような運動が、全身の血行もよくなるためおすすめです。血行が良くなることで、顔の血流も改善し、ニキビ予防や肌つやのアップにつながります。できれば週に数回、軽く汗をかくような運動を続けましょう。健康維持にも効果的でおすすめです。もちろん室内でストレッチやヨガを行っても十分効果はあります。自分が続けやすいものでよいので、ライフスタイルに合わせて何か運動をするようにしましょう。食生活では老廃物の排出を意識食生活においては、老廃物の排出を意識して食事をとるようにしましょう。基本的には野菜多めの食事をこころがけ、添加物を減らすように工夫しましょう。添加物の多い食事はそれだけで刺激が強く、ニキビの原因になりやすいです。ファーストフード系はほどほどに楽しむようにしておくとよいでしょう。食事には、老廃物の排出をうながす食物繊維が多いものを選びましょう。食物繊維は便秘の解消にも役立ちますし、ローカロリーでダイエット時にも強い味方です。基本的には野菜や果物に多く含まれていますので、意識して摂るようにしましょう。野菜や果物には、食物繊維以外にも体に良い栄養やミネラルが豊富に含まれています。美容のためにもたっぷりと摂るようにしましょう。スキンケアは保湿を十分に、油分も足すニキビ予防のためには、まずは保湿が必要です。乾燥することで皮膚は余分に皮脂を出し、毛穴が詰まりやすくなります。詰まった毛穴の中で、ニキビの原因菌が繁殖すると、炎症を起こしニキビになりますので、これを起こさないためには、まずは化粧水などで保湿をしっかりと行うことです。そして、意外に感じるかもしれませんが、ニキビ予防には油分の補充も重要です。油分が不足すると、皮膚は油分を補充するため皮脂を出す傾向にあるため、油分が不足しがちな肌の方は、先に油分を足しておくと、ニキビができにくくなるのです。足すオイルは、植物性の質の良い美容オイルを使用するとよいでしょう。肌に刺激を与えることなく、すんなりと浸透してくれます。バランスの良い生活でニキビを遠ざけようバランスの良い生活をして、ニキビを遠ざけましょう。運動・食事・スキンケア、偏らずにどれもほどよく行い、健康的な肌をキープするのです。
2018年03月22日顔にぽつんとできたり、ひどくなるとファンデーションでは隠せないほど目立つニキビや吹き出物。できやすいと感じている人は、もしかしたら見直した方がいいことがあるのかも。肌荒れ知らずになるために、見直したいことをご紹介します。1.メイク道具が汚い思春期にできるニキビと違い、大人ニキビの原因はさまざま。10代の頃は、過剰な皮脂分泌が原因となる事が多く、Tゾーンにできやすいですが、大人ニキビはフェイスラインにできやすいといわれています。ニキビは“毛穴が詰まって中が炎症を起こしている状態”。大人になって、毎日メイクをするようになってから、時々肌荒れするという人もいるかもしれません。毛穴に詰まったメイクは、毎日きちんと丁寧に落とすようにし、洗い残ししやすい髪の生え際もしっかりオフしましょう。また、肌に直接触れるメイク道具も清潔に保つことが大切です。こまめにメイク直しをする人ほど、スポンジやパフ、ブラシに皮脂がついている可能性が。汚れた道具を使っていては、メイクも綺麗に仕上がらないし、肌荒れ防止のためにも習慣にしましょう。2.髪の毛で隠すと治りが悪い大人ニキビを隠すために、髪型でカバーしている人はいませんか?炎症しているニキビは、とても敏感になっています。髪の先端が刺激になったり、整髪剤がついた髪の毛が触れると、治りが更に悪くなったりしてしまいます。可能なら、メイクもなるべく避けたいところ。ニキビはひどくなると、治っても色素沈着したり、痛みがある赤ニキビに進行したりしてしまうことも。早く治すためにも、ニキビができてしまったら、なるべく触らないように、髪型にも気をつけましょう。3.東洋医学ではニキビは内臓の不調東洋医学では、肌の調子は内臓の鏡と考えられています。ニキビや吹き出物は、過剰な熱と毒素が関係していると考えられていて、顔のどの部分にできるかによって、内臓の不調が表れると考えられています。●おでこ、口の周り・・・消化器系の不調。暴飲暴食やお菓子の食べ過ぎ、糖質、脂質の摂り過ぎ●目の周り・・・ストレス、過労、寝不足などで肝が血液を浄化できず、老廃物がたまりやすくなっている●鼻、頬・・・便秘など、腸の機能が低下しているニキビができてしまったら、できてしまった場所と比べてみて、生活習慣を見直してみてくださいね。4.脂質の摂り過ぎ皮脂の分泌が活発になる食生活も、ニキビができやすい状態を作ってしまいます。動物性脂肪やお砂糖の摂り過ぎは、皮脂の分泌を活発にしてしまうほか、お酒の飲み過ぎは、アルコールを分解する際にビタミンやミネラルが使われてしまい、肌に必要なビタミンが届かなくなってしまうことに。暴飲暴食のほか、偏った食生活、早食い、無理なダイエットなど、食生活はニキビに大きく作用します。食べ物は、肌や身体をつくる元。インナービューティーには何が必要なのか、食べ物も考えて取り入れていきましょう。5.保湿が油分に片寄っている冬は特に、乾燥するので保湿をしっかりしている人が多いと思いますが、油分ばかり肌に与えていませんか?古い角質や過剰な皮脂がニキビの原因を作ってしまいますが、こっくりしたクリームやスキンケアの重ねづけなど、水分が足りていないと油分が過剰になってしまいます。化粧水を重ねづけしたら、油分は蓋のつもりで使いましょう。クリームを何重にも重ねづけしても、あまり効果的とはいえないです。反対に、皮脂分泌が気になって化粧水だけのスキンケアも逆効果。油分が足りないと、肌は皮脂を分泌するようになっていて、過剰な分泌をしてしまいます。スキンケアは肌の調子とよく観察して、必要なものを見極めて行いましょう。大人ニキビは繰り返したり、治りが悪かったり、ちょっと厄介ですよね。痕を残さないためにも、早めに直したいところです。ニキビをつくらせない生活を送れるように、参考にしてくださいね。
2018年02月03日鏡を見ると、ポツンと赤いできもの。急いでアレコレ対策してもなかなか治らず憂鬱な日々。いくつになってもニキビに悩まされている方は多いのではないでしょうか?ニキビは、ある日突然できてしまう印象がありますが、もちろんそんなことはありません。表面に出てくる前から肌の内部では炎症が起きているんです。それなら、ニキビを発生させない一番の鍵は日頃のケア。今回はANGIE世代のニキビ対策に迫ります!「大人ニキビ」の原因とは?まず、「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の違いについて。10代のニキビとANGIE世代のニキビが違うという話はよく聞きますが、具体的にはどう違うのでしょうか?その違いは、ニキビができる原因。「思春期ニキビ」は、皮脂の過剰分泌が原因で毛穴が詰まり、アクネ菌が過剰に繁殖してできますが、反対に「大人ニキビ」はターンオーバーの乱れにより古い角質が毛穴をふさいでしまうことで発生します。思春期ニキビ皮脂の過剰分泌が原因で、顔全体にできるのが特徴。特に皮脂の分泌が過剰な鼻や額などTゾーンにできやすい。大人ニキビターンオーバーが乱れ、古くなった角質が蓄積し、毛穴をふさいでしまうことで発生。原因はストレスや睡眠不足、生理や体調の乱れなどが複雑にからみあっているため特定しにくい。乾燥肌でもできるのが大きな特徴で、特に頬や口周りなどUゾーンに繰り返しできることが多い。ニキビができるプロセスとは?次に、理解しておきたいのが、ニキビができる過程。突然現れるように見えるニキビも、実は段階を踏んでいます。ニキビのできる様子は噴火に似ていて、まず肌内部で炎症が起こり、その後肌表面に現れてくるのです。肌上に出るのは最終段階だとすると、肌内部ではある程度の時間潜伏していると考えられます。段階1ニキビのでき始め古くなった角質が蓄積し、毛穴の出口が狭くなる。段階2白ニキビ毛穴の出口が狭くなると、皮脂が毛穴の中にたまり、それをエサにアクネ菌が繁殖して、毛穴内で炎症が起きる。段階3赤ニキビ(肌表面で炎症が起こる)炎症が起きると、毛穴の中や周りに白血球が集まりアクネ菌を攻撃し始め、毛穴の周りが赤く腫れ上がる。段階4ニキビ跡炎症が進むと、毛穴の壁が壊れてヘコみ跡が残ることも。傷ついた皮膚を修復しようと細胞が活発になることに伴って、色素細胞も活性化するため、ニキビ部分に色素が沈着する。段階を追って見てみると、ニキビが肌表面に見えていない時期から「毛穴を塞がないようにするケア」がとても重要だということがわかりますね!「保湿しない」はNG。最も重要なのが保湿です!では、ニキビを悪化させないために、スキンケアの面からはどんなアプローチをすればいいかというと、それは、肌に潤いを与える保湿ケアです!先ほど「毛穴を塞がないようにするケア」と書きましたが、角質層が厚くなり毛穴を塞いでしまうことを避けるため、保湿して肌を柔らかく保つ必要があるんです。ニキビができやすいと感じている人は、スキンケアではベタつきを避け、油分をカットしようとする人が多いと思います。確かに「思春期ニキビ」の場合、不要な皮脂を取り除くことも重要ですが、大人の女性が保湿を怠ると乾燥により肌のバリア機能が弱まり、ニキビへと悪化してしまう可能性があります。化粧水をつけた後、しっとりするのは一時的なもの。化粧水だけでスキンケアを完結させるのは絶対にNGです。保湿成分の入った美容液でしっかりと保湿をしましょう。ニキビ肌におすすめな 化粧水、美容液化粧水はビタミンC誘導体入りのものが◎。ビタミンCには若干ですが皮脂をおさえる効果があり、ニキビ跡の赤みを薄くする作用も期待できるからです。肌への浸透力を高めた誘導体型のものを選ぶのもポイント。また、化粧水だけでは保湿できないので必ず保湿美容液を重ねるようにしましょう。保湿美容液は油分の少ないサラッとしたものを選びましょう!ここでは、手に取りやすいプチプラ商品からオススメのものをご紹介します♪ちふれ 美白化粧水 VCamazonニキビ肌の人にも「さっぱりしていてベタつかない!」とファンの多い化粧水。ビタミンC誘導体配合。レシピスト 濃い美容液amazon2017年11月にデビューしたばかりの資生堂のプチプラスキンケア&ボディケアブランドRECIPIST。こちらのジェル状美容液は、アクネ菌の栄養になりにくい油分だけで作られた「ノンコメドジェニック」処方。生理前のピーリングでできるニキビ対策ニキビが一番できやすい時期は生理前。生理前は、ホルモンバランスの変化によってニキビができやすく、悪化しやすい時期なのです。そこで、この時期はスペシャルケアとしてピーリングを取り入れるのがオススメ。ピーリングは余分な角質を剥がす作用があるので、毛穴を塞がりにくくすることができるのです。ピーリングコスメには色々なタイプがありますが、肌に優しいのはミルクかジェルタイプ。週に1〜2回行うことでニキビの予防に繋がります。カラダの中から予防しよう!ニキビを断つにはスキンケアだけで完璧とは言えません。食生活にも気を使い、カラダの中からケアすることも必要です。下記に気をつけて過ごしてみて下さいね♪・意識して「食物繊維、ビタミンB1、B2、ビタミンE」を摂る・生理前は脂肪分の少ないメニューを選び、糖分、塩分を控える・飲み物は、冷たいものやコーヒーや紅茶などのカラダを冷やすものを極力控える・スパイスや香辛料など刺激の強い食べ物を控える。もちろん、完璧な生活を求めすぎてストレスがたまってしまっては元も子もありません。少し意識しておくだけでもOKです!!多くの人が抱えるお肌のお悩み、ニキビ。上手にケアしてイキイキとした美肌を作っていきましょうね♪参考:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』高橋書店/吉木 伸子
2018年01月28日大人ニキビは思春期ニキビと違って不定期でできてしかもしつこいですよね。ここでは、大人ニキビができてしまった時にすることを4つご紹介いたします!思春期ニキビと大人ニキビの違いは?大人ニキビはある日突然できて、なかなか無くなりにくいですよね。全てのニキビの原因は過剰皮脂によって起こります。しかし、思春期ニキビと大人ニキビには異なる特徴があります。思春期には、成長ホルモンや男性ホルモンの関係で皮脂分泌が活発になり思春期ニキビができます。皮脂が毛穴に詰まってアクネ菌が発生し、赤く炎症してニキビになります。特に、皮脂分泌の多いTゾーンやこめかみのあたりにできるのが特徴です。大人ニキビは、ターンオーバーの乱れや乾燥、ホルモンバランスの影響や生活習慣の乱れなどが原因で過剰皮脂になりニキビになります。思春期ニキビは成長ホルモンの分泌がおさまると自然に治っていきます。しかし大人ニキビは日々のストレスや生活習慣が深く関係しているため、不定期にできて、治るまでに時間がかかります。顎や口周りなどのUゾーンにできやすいのが特徴です。ここでは厄介な大人ニキビができてしまった時にまずやることを4つご紹介いたします!1.ターンオーバーを促進するターンオーバーは年齢+28日!?ターンオーバー=新陳代謝です。表皮は28日間をかけて、上に押し上げられて垢となって剥がれ落ちます。お肌の生まれ変わりをすることで、お肌の健康を守ります。ターンオーバーは通常28日間ですが、年齢とともに遅れていきます。年齢+28日かかると言われています。ターンオーバーが正常化されればあらゆる肌トラブルが改善されます。ターンオーバーを促進する方法は?化粧品でターンオーバーを促進する方法があります。エイジングケアラインの美容液はターンオーバーを促進させる効果が期待できます。また、適度な運動をすることで代謝が上がり、ターンオーバーの正常化が期待できます。また、ビタミンCをお肌の内部まで届けるビタミンC誘導体が入った化粧品を活用してもいいでしょう。ピリつきやすいのでお肌の様子を見ながら使用しましょう。ターンオーバーを正常化するには、睡眠も大切です。お肌の美容成分は夜眠っている間に作られています。睡眠不足になるとターンオーバーが乱れてニキビの原因になります。2.ストレスを発散するホルモンバランスを整えよう!ストレスを感じることでホルモンバランスが乱れるとニキビができやすくなります。ホルモンバランスが乱れると、黄体ホルモンの関係で皮脂をたくさん分泌してしまいニキビの原因になります。また、ストレスを感じることで男性ホルモンが分泌されることでもニキビができやすくなります。ホルモンバランスを整えるためには、適度な運動やストレッチをしたり、アロマを焚いたり、好きなことをしてストレスを発散することが効果的です。ホルモンバランスが整うことで、つい弱気になってしまいそうな時でも前向きな気持ちになります。マスクがお肌のストレスに・・・冬に欠かせないマスクですが、お肌にとってはストレスになっています。マスクをしなくなってからニキビが改善されることもあるのでお試ししてみてください。3.食生活を見直す甘いもの・油っぽいものを摂りすぎると、ニキビができやすくなります。甘いもの・油っぽいもののせいで体内の油の量が多くなります。それが体外に出ようとして皮脂分泌が活発になり、ニキビとして出てしまう場合があります。油っぽい食事をする時は野菜を一緒にとるようにするなど心がけるだけで大人ニキビが改善される場合があります。ニキビ改善にオススメの食材は、ビタミンBを多く含む大豆や豚肉やキノコ。ビタミンCを多く含むレモンやピーマンやジャガイモ。乳酸菌を含むヨーグルト。ニキビができてしまってから一週間程度は食材に気をつけてみてください。4.便秘を解消する便秘が続くことでニキビができやすくなります。便秘によって食べたものが何日も腸のなかにあるとやがて腐敗していきます。時間がたつと油は酸化して皮脂腺から出て行こうとします。ニキビを起こすアクネ菌は、酸化した皮脂が大好物です。アクネ菌の繁殖によりニキビが増えてしまいます。もし便秘がちでニキビができやすい場合は、食生活の中で食物繊維を多く含むインゲン豆、オカラ、ごぼう、ひじきなどを積極的に摂りましょう。また、水分をたくさん摂るように心がけましょう。便秘の解消のマッサージや、ツボ押しなどを試してみてもいいでしょう。できるだけ薬に頼らず、毎日の食生活で心がけて改善できることが理想です。「大人ニキビ」と”さよなら”しましょう!ここまで、大人ニキビができてしまった時にすることを4つご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?大人ニキビは出来たらなかなか治りにくく厄介ですが、毎日の心がけで改善できるのが特徴です。ニキビができてしまったら、まずはここ最近の食生活や生活習慣を見直してみましょう。ニキビができそうなことで心当たりがあったら、ここでご紹介したことを早速お試ししてみてください!
2017年12月07日睡眠不足や栄養の偏りやストレスなどでできる大人ニキビ。肌の調子がゆらぎやすい季節には、顔はTゾーンはオイリーでありながら頬が乾燥する部分乾燥肌にもなりやすいものです。そんな肌におすすめのメイク落としクレンジングを美容家の宮地祥子さんがご紹介してくれます。他にもクレンジングの目的やニキビの原因をもう一度ここで確認しながら、ご自身の肌に合ったクレンジングを見つけてみまましょう[ 目次 ]クレンジングの目的 (#indexList0)ニキビができる原因 (#indexList1)ニキビ肌のクレンジングの選び方 (#indexList2)ニキビ肌におすすめのクレンジング (#indexList3)クレンジングとスキンケアの方法 (#indexList4)まとめ (#indexList5)クレンジングの目的まず、クレンジングの目的は、メイク汚れとともに、余分な皮脂が空気中のほこりなどと一緒になって肌表面を覆う脂汚れを落とすことです。これを怠ると毛穴に汚れが残り、毛穴が開いたり、ニキビの原因にもなってしまいます。クレンジングには、メイク汚れや皮脂などが水に混ざり合って洗い流しやすくされるために、界面活性剤が含まれています。界面活性剤というと、肌に悪いイメージがあるかと思いますが、メイクをしっかりと落とすために必要なために配合されているものです。クレンジングをメイクとなじませて汚れが浮き上がったら、素早くぬるま湯で洗い流しましょう。ただし、マッサージなどを行って洗い流すと、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥を招くことにもなりかねません。メイクは、しっかりと素早く落としましょう。ニキビができる原因顔にニキビができるのは、毛穴の中に皮脂がたまり、角栓によってふさがれてしまうからです。そのため、肌が乾燥していたり、肌荒れしていても日々のクレンジングを怠るととニキビができてしまう結果に。毛穴の中に皮脂がたまる原因には、大きく分けて2つあります。1.皮脂の分泌過剰思春期に皮脂分泌が活発になるために起こることは、誰でも経験があるかもしれません。大人では、ストレスや睡眠不足、女性ホルモンのバランスの乱れ、偏った食事などが原因で皮脂の過剰分泌が起こります。2.角質が厚くなる過角化エイジングにより肌のターンオーバーが遅くなってきたり、肌のバリア機能が低下することにより角質層が厚くなる、「過角化」により毛穴に皮脂がたまりやすくなります。日焼けや偏った食事などでターンオーバーが促進されないことが要因ですが、もうひとつ間違ったスキンケアで過角化を招くことがあることがあります。クレンジングや洗顔で肌の皮脂を洗い流しすぎてしまうと、肌のバリア機能が低下し、肌は外部刺激から守るために角質を厚くするのです。また、肌が乾燥して保湿が不十分の場合、古い角質が剥がれ落ちずに硬くなってくすみの原因にもなります。ニキビ肌のクレンジングの選び方ニキビ肌の人がクレンジングを選ぶポイントをご紹介します。クレンジングは大きく分けて下記の4つがあり、洗浄力は右に行くほど強くなります。また、界面活性剤の量も多くなりますが、しっかりとメイクや汚れを落とすことができます。乳液タイプ < クリームタイプ < ジェルタイプ < オイルタイプナチュラルメイク・すっぴんのとき石鹸で落とせる日焼け止めのみ塗っている日やすっぴんのときは、乳液タイプやクリームタイプで肌を刺激しないように優しく皮脂汚れを落としましょう。しっかりメイクのときファンデーションや口紅、マスカラなどしっかりとメイクをしているときは、ジェルタイプやオイルタイプでメイク汚れを浮き上がらせるとともに、皮脂汚れも優しく洗い流しましょう。ニキビ肌の人は特に刺激を避けたいので、汚れを浮き上がらせたら素早くぬるま湯で洗い流すことが大切です。ニキビ肌におすすめのクレンジングお店に行くと数多くの種類があるクレンジング商品。どれが自分に合っているか、どれが信頼できるアイテムなのか、悩んでしまう方も多いと思います。そこで、美容家の宮地祥子さんにオススメのクレンジングをご紹介してもらいました。フェイシャルサヴォンAL(CODINA(コディナ))おすすめの理由肌のターンオーバーをサポートするイモーテルウォーターをベースに、アルガンオイルを配合したクレンジング兼洗顔料です。レモングラスの爽やかな香りで、汚れや角質を落としながらも潤いを保ちながらしっとりと洗い上げます。使ってみた感想レモングラスの香りを感じながら、ナチュラルメイク、古い角質や毛穴汚れを落としてくれます。くすみが取れて透明感のある洗い上がりで、肌はしっとりもっちりと滑らかです。ダブル洗顔不要なので、フェイシャルスキンケアに時間のないときには必須です。販売価格(編集部調べ):3,500円(税込)内容量:150mLスキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ(アテニア)おすすめの理由ロックローズオイル配合で、くすみの原因となる肌ステインを除去、メイクを落としながら優しく洗い上げる柔らかく滑らかなオイルクレンジングです。無香料タイプと、アロマが香る2種類のタイプがあり、詰め替え用のエコパックも購入できます。使ってみた感想使いやすい価格でありながら、しっかりと汚れを落とし、洗い上がりは肌に透明感が出て滑らかです。エクステOK、濡れた手もOKなのが嬉しいですね。レモングラス、ベルガモット、オレンジ、ラベンダーのブレンドアロマが心地よく香るアロマタイプがお気に入りです。販売価格(編集部調べ):1,836円(税込)内容量:175mLスキンアップ リキッドクレンズ(DECENCIA(ディセンシア))おすすめの理由アレルギーテスト済みの敏感肌用リキッドクレンジングで、水のように肌になじみながらメイクを優しく落とします。洗い上がりはつるっと滑らかで、保湿、透明感アップ、エイジングケアを意識した40代からの女性にオススメのクレンジングです。使ってみた感想肌が疲れているときや調子が悪いときに使用しますが、刺激を感じません。水のように肌になじみながら素早くメイクを落とすことができます。濡れた手でも簡単に使えて、まつエクOKなのも嬉しいポイントです。しっかりとメイクや皮脂汚れを落としながらも、つるっと滑らかな肌に洗いあがります。販売価格(編集部調べ):2,430円(税込)内容量:120mLアレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません) マイルドクレンジングオイル(ファンケル)おすすめの理由お手頃価格でありながら、しっかりメイクも素早く落としてくれる軽い水のようなオイルクレンジングです。肌の上を滑るようにスルスル伸びて、角栓や黒ずみも除去して滑らかな肌にしながら、潤いをしっかり残して洗い上げてくれます。使ってみた感想お手頃価格でたっぷり使えます。しっかりアイメイクも擦らずになでるようにするだけで落とせるので、ウォータープルーフマスカラをしているときは使用します。エクステOKなのも嬉しいポイントです。洗い上がりはツッパリ感なくしっとりです。販売価格(編集部調べ):1,058円(税込)内容量:60mLSPF31 PA++ゼロタイムクレンジング(LAUDi)おすすめの理由酸化に効果のあるオレイン酸を高含有した3つのオイル、ハイブリッドベニバナ、ピクアル種オリーブ、加水分解コメヌカを配合。酸化により鮮度がなくなりがちなオイルクレンジングですが、使用時に鮮度が高い状態でクレンジングができます。使ってみた感想とろみのあるオイルクレンジングで伸びが良く、メイクや皮脂汚れを素早く落としてくれます。肌につっぱり感はなく、洗い上がりはしっとりしながらもべたつきません。アイメイクやエクステにも使えます。販売価格(編集部調べ):4,212円(税込)内容量:180mLクレンジングバーム ハニー×オレンジ(ビュール)おすすめの理由固形のバームを肌に乗せると液状オイルに変化し、摩擦を防ぎながらメイク汚れを落とします。医師も認めるエイジングケア成分を贅沢に配合して、パッチテストも行っているクレンジングです。しっかりと素早く落とす力と肌への優しさを兼ね備えています。使ってみた感想手の平に乗せるだけで溶け始めます。メイクになじませるようにするすると滑らせるだけで素早く汚れを落としながら、オレンジとハニーが香り、しっとりさっぱりと洗い上げます。黄ばみが薄くなり、肌に透明感が出ます。販売価格(編集部調べ):3,456円(税込)内容量:90gディープクレンジングオイル(d プログラム)おすすめの理由敏感肌でのパッチテスト済みで、低刺激設計でありながらもしっかりアイメイクや毛穴の汚れもオイルが肌になじんですぐに浮き上がらせてしっかり落とせます。洗い上がりはすっきりのオイルクレンジングです。エクステOKなのも、嬉しいポイントです。使ってみた感想肌に乗せたとき、ラベンダーの香りがほのかに香りながら、メイク汚れをするすると浮き上がらせてくれます。洗い上がりは、べとつかず突っ張らずにさっぱりです。しっかりアイメイクをしているとき、パーティーメイクでファンデーションも濃いめに塗っているとき、肌に負担をかけずにするするとメイクを落とせるので重宝しています。販売価格(編集部調べ):2,700円(税込)内容量: 120mL詳しくはこちら (アレルギーテスト済み(すべての人にアレルギーが起きないというわけではありません)。ニキビのもとになりにくい処方(すべての方にニキビができないというわけではありません)クレンジングとスキンケアの方法ニキビ肌は、ごしごしと擦って刺激を与えることが肌への負担となるので厳禁です。メイク汚れや、余分な皮脂が酸化して固まった黒ずみなどをクレンジングで優しく洗い流しましょう。化粧水で潤いを与えて肌を引き締めた後は、しっかりと美容液をなじませて保湿することで肌は正常なターンオーバーを取り戻そうとします。拭き取りタイプのクレンジングや化粧水は、刺激が強いためにニキビのある間は控えましょう。クレンジングの手順適量のクレンジングを手に取って、肌になじませてメイク汚れや皮脂汚れを浮き上がらせます。メイク汚れが残りやすい唇や目元は丁寧に。目元は綿棒を使って目の際に残りがちなメイクもしっかりと浮き上がらせましょう。ぬるま湯でしっかりと洗い流します。まとめいかがでしたか。ニキビ肌でも、毎日メイクして外出したいですよね。そんなときは、クレンジング選びやスキンケア方法に少しだけ気遣うと肌への負担が少なくなります。 毎日のメイクに合わせて、ご自身の肌のコンディションに合ったクレンジングを見つけてくださいね。監修:宮地祥子
2017年11月29日乾燥しがちな季節に入り、肌のケアはより一層気を使いますよね。なんとかして保湿をしようとあの手この手を試していると思います。しかし、同時に乾燥肌にできるニキビにも気をつけなければなりません。冬はニキビができないというのは大きな間違い。実は治りにくい厄介な「大人ニキビ」ができやすい季節なんです。さて、この難しい時期をどう乗り切るか……。今回は大人ニキビとその対策について説明していきます!冬こそニキビができやすかった!冬なのにニキビ?と不思議に思う人も多いと思いますが、実は冬こそニキビができやすい肌になっているんですよ!そもそも、ニキビができるのは、肌のバリア機能が弱まって皮脂が毛穴に溜ってしまうからです。皮脂がニキビの原因と思っている人も多いと思いますが、皮脂自体はニキビの原因にはなりません。皮脂が溜って毛穴に詰まることが、ニキビができる主な原因です。皮脂が溜るのは、オイリー肌の人もドライ肌の人もなりえること。特に乾燥しやすい冬場ほどバリア機能が失われるので、それを守ろうと肌に多くの油分が分泌されます。それが適切な量なら問題ないのですが、多くの場合、過剰に分泌されてしまうので、肌が受け止めきれなくなり、毛穴が詰まりやすくなってしまいます。=(イコール)ニキビができるということですね。こうしてできたニキビは青春時代のニキビと違って、「大人ニキビ」と言われています。大人ニキビは普段はニキビができない人もなりやすいので、気をつけたいところです。乾燥肌の人の99%が「大人ニキビ」ができやすい肌肌が乾燥しやすい冬場ほどニキビができやすいということからも分かるように、乾燥肌の人ほど大人ニキビはできやすいと言えます。肌の水分がカラカラの状態だと、水分の蒸発を防ごうと、角質が厚くなって肌の柔軟性が低下します。すると、体はなんとか肌をやわらかくしようと皮脂を分泌し、さらに乾燥から肌を守ろうとプラスで皮脂を分泌していくんです。結果的に皮脂過剰の状態になっていきます。となれば、もちろん毛穴に皮脂が詰まりやすく、ニキビがどんどん増えていきます。乾燥肌なのになぜ?と、ストレスに思うかもしれませんが、それは決して珍しいことではないんです。実は乾燥肌の人の99%が皮脂が過剰分泌状態にあると言っても過言ではないそうです。今は大丈夫な人でも、肌環境的には、いつ大人ニキビが出現するか分かりません。早めの対策こそが、キレイな肌を保つポイントです。「ニキビができたから保湿をしない」は、大きな間違いそれではそんな厄介な大人ニキビを出現させないために、できる対策はあるのでしょうか?その答えは「YES」!もちろん身近にできることが、たくさんありますよ。まず一番気をつけたいことは、保湿を怠らないことです。ニキビ=油分と思い込んでいる人が多いので、ニキビができたらその部分だけ保湿ケアを避けがちですが、それは大きな間違いです。肌は水分と皮脂のバランスによって成り立っているので、乾燥すると肌が皮脂が足らないと思ってより脂を分泌させてしまうという結果を招きます。まさに逆効果ですね。ニキビができてしまったら、とにかく保湿をしっかりとして、乾燥させないことが大切です。これまでさっぱりめの保湿クリームを使っていた人は、保湿力の高いものに変えてみるのも良いかもしれません。また、ニキビができたことでニキビ専用の洗顔料にチェンジする人もいるかもしれませんが、冬はより乾燥を引き起こしてニキビが治りにくくなる可能性も。しっとりめ~普通のものを使い、乾燥しにくい肌環境を整えることをおすすめします。気温の寒暖差は、ニキビ肌を誘発する原因に急激な寒暖差も皮脂の過剰分泌に繋がります。冬は外は寒いのに、室内は暖房によって暖かいという状況が多いですよね。こんな環境も大人ニキビにはマイナスです。温度差によって肌が刺激され、皮脂を分泌して肌を守ろうとしてしまいます。なかなか寒いと難しいですが、できるだけ家では暖房器具をひかえるように努力しましょう。自分の部屋は暖かくても、キッチンやリビングが冷えていると、それだけでも温度差によって肌を刺激することになります。電気毛布や電気カーペットを手放せない人も多いと思いますが、そこから出た時に肌に冷たい空気が一気にあたるので、あまりおすすめはできません。できるだけ電化製品に頼らず、インナーを強化するなどして、対応するように心がけましょう。家ではもこもこの靴下を履くだけでも違いますよ。また、インナーはシルク地のものにすると、保温効果がさらに見込めます。もし会社などで、どうしても暖房にあたらなければならないのなら、卓上加湿器を常備し、寒暖差があっても乾燥しないように配慮してくださいね!女性ホルモンをアップさせ、男性ホルモンの優勢を防ぐニキビができやすい原因の中には、女性ホルモンが弱まることも挙げられます。女性ホルモンより男性ホルモンが優勢になると、皮脂が詰まってニキビができやすくなってしまうんです。となると、女性ホルモンを正常に保つことが大切になってきますが、それは生理周期も整えることにも繋がります。積極的に実践したいですね。まず、女性ホルモンを減らさないためにできることは、なんと言っても体を冷やさないことです。サラダを温野菜にしたりお風呂に浸かる習慣をつけ、冷え対策に励みましょう。食事に気をつけることで冷えを改善させるなら、色や形で冷えに効く食材かどうか判断できます。オレンジや黄色の野菜や果物は体を温め、さらに小さいもの、丸いものも体を冷やしません。みかんや人参などはそれに当てはまりますね。逆に体を冷やす野菜は白や緑色の寒色系で、形は大きくて長いものです。大根やきゅうりはまさにそれに当てはまります。覚えやすいので外食の時も意識して体を温めるものを食べるようにしましょう。また、睡眠の質を高めることも重要です。寝る前は読書をしたり睡眠にいいヨガをして、心をリラックスさせてください。これらを行うと副交感神経が優位となり、睡眠に入りやすくなります。食事後すぐに寝ないことも重要ですね。寝る前の飲食は体の消化機能を無理やり働かせるので、体だけではなく、なかなか脳が休まりません。それに、女性ホルモンに直接働きかける食材もあるんです。女性ホルモンを生成するのは大豆製品や魚類などです。納豆や豆乳は女性ホルモンの分泌に欠かせません。ニキビに効くサプリは?外部刺激に影響を受けやすい冬の肌は、内側から変えていくことが一番確実で、効果的です。上記に挙げた食材を食べるのもいいですが、難しければサプリに頼るのも一つの手ですよ。おすすめは、かぼちゃやナッツ類に含まれる「ビタミンE」のサプリです。これは“若返りのビタミン”とも言われ、カサつく肌にうるおいを与えていきます。冷えにも効果があるので、冬にこそ摂りたいサプリですね。ダイエット中の緑黄色野菜が不足がちな人にも強い味方となってくれます。フランス海岸松という松の樹皮から抽出された「ピクノジェノール」は、女性ホルモンを増やすフラボノイドが豊富なサプリです。生理痛などの女性の体の不調にも良いとされています。そしてエイジングケアでおなじみの「プラセンタ」もおすすめです。プラセンタは赤ちゃんを守り、育てる胎盤のことで、エイジングケアに効果があると言われています。美容液に多く使われていますが、サプリとして飲むことでも内側から肌に若々しさを与えていきますよ。ホルモンバランスを整える効果も期待できます。 「自分は乾燥肌だから大丈夫!」だなんて安心している人ほど、要注意です。乾燥肌であろうとなかろうと、ニキビができるのはみんな一緒なんですね。しかも冬なのにニキビがあると、より肌質が悪い印象を受けてしまいます。油断は大敵です。防ぐことはもちろんですが、冬の大人ニキビができても正しいケアをして、確実に治していきましょう!参考:相澤皮フ科クリニック、proactiv、スカルプDボーテ、DHC
2017年11月08日治りにくい大人ニキビや肌荒れ、赤みが残ったニキビ跡などを早期に改善するためには、身体の内側からケアしてあげることも大切です。なかでも肌の健康維持に欠かせないビタミンは、食事やサプリメント、ビタミン剤などでしっかり補給したいもの。ここでは、皮膚科でニキビを治す際に処方されるビタミン剤の効果や種類、服用方法などをドクター監修のもと解説していきます。ビタミン不足が原因でできるニキビ20歳を過ぎてからできる大人ニキビは、思春期のニキビとは異なり、生理前に悪化する、顎(あご)や口の周り、背中にだけできる、などの特徴があります。原因もさまざまで、ホルモンバランスの乱れをはじめ、身体の内側から影響しているケースも多いものです。忙しくて栄養バランスのとれた食事を取る時間がない、ストレスを解消するため、つい好きなものばかりを食べてしまう、ダイエットや食事制限をしている…などの場合、ビタミン不足を招き、ニキビができやすい状況に陥っているのかもしれません。ビタミンと肌との関係身体や肌に必要な栄養素のなかでも、ビタミンは肌や粘膜を作る働きを助けたり、皮脂の分泌を抑えたり、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促すなど、さまざまな役割を担っています。そもそも、ビタミンとは?ビタミンは、三大栄養素と呼ばれる脂質、糖質、タンパク質からエネルギーをつくり出す働きを助け、身体の調子を整える役割を担っています。微量ですが身体をスムーズに機能させるために欠かせないため、ミネラルと並んで「微量栄養素」とも呼ばれています。ビタミンは発見された順にA、B、C…とアルファベット順に名前が付けられ、その後ビタミンB群のように、さらに細かく分類されるようになったものもあります。全部で13種類ありますが、ほとんどのビタミンは体内では作り出すことができません。そのため、食べ物やビタミン剤から摂取することが大切です。ビタミンの肌への効果健康な体を維持するために欠かせないビタミンですが、不足すると肌や身体にさまざまな不調があらわれます。肌への影響力が大きいものをいくつかご紹介します。ビタミンAの欠乏皮膚や爪、粘膜が乾燥して、傷つきやすくなったり、細菌などへの抵抗力が弱まりますビタミンB2の欠乏脂質の代謝が鈍り、肌荒れや口内炎が起きやすくなります。また、脂性肌になり、小鼻の横にニキビができやすくなりますビタミンB6の欠乏同じく代謝異常により、皮膚や粘膜にトラブルが起きます。また、ホルモンバランスの乱れから月経前症候群(PMS)がひどくなったり、ニキビが悪化しますナイアシン(ビタミンB群の一種)の欠乏肌がカサカサになるなどの炎症を起こすことがありますビタミンCの欠乏コラーゲンの産生ができなくなり、肌のハリが失われますビタミンEの欠乏活性酸素の害を受けやすくなり、シミやそばかすができやすくなりますビタミンは水溶性と脂溶性の2種類ひとくちにビタミンと言っても、水溶性(水に溶ける性質のもの)と脂溶性(油に溶けるもの)の2種類があります。水溶性のビタミンは摂取しても尿などから排出されるので、1日3回の食事やビタミン剤で規則正しくとり入れる必要があります。一方、脂溶性のビタミンは身体に蓄積されるので、食事以外にビタミン剤やサプリメントで補うときは過剰摂取に気をつけることも大切です。水溶性と脂溶性の違いをしっかり覚えて、ビタミン剤を上手に活用しましょう。ビタミンのニキビ治療効果ビタミンの不足が、ニキビの直接原因になることはありません。ですが、ビタミンは先に見てきたとおり、肌を健やかな状態に保つために欠かせない栄養素です。ビタミンが足りないことで皮脂の分泌が増えたり、肌が乾燥したり、ターンオーバーが進まなくなる…などの要因が複雑に絡み合い、ニキビの発生につながることがあります。皮膚科では、ニキビの治療にビタミン剤が処方されることがあります。これは、塗り薬やピーリングなど、外側からのニキビ治療に加えて、患者の生活習慣のなかで不足しがちな栄養素を補うことで、身体の内側から治療の効果を高めるためのものです。ニキビに対して即効性はありませんが、副作用の心配も少なく、身体や肌がすこやかになろうとする力を助けます。なお、皮膚科でのニキビ治療には、ビタミン剤をホームケア用に処方するほかにも、点滴でビタミンを注入する方法もあります。こちらについては、『皮膚科で行う点滴を使ったニキビ治療の種類と美容効果』 (をご覧ください。ビタミン剤は保険適応?ニキビは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚病です。ビタミン剤は治療の一環として、皮脂の分泌量を抑えたり、皮膚や粘膜を健全に保つために処方されているため、従来は保険の適用範囲でした。近年は厚生労働省の方針により、経口摂取ができる人(口から食事をとれる人)への保険処方が難しくなっており、原則として適用外になります。しかし、医療機関によっては保険が適応されるケースもあるため、詳しくは各皮膚科に相談するようにしてください。皮膚科で処方されるビタミン剤の種類皮膚科では、ニキビやニキビ跡、肌荒れや肝斑(かんぱん)・シミなど、幅広い肌の症状に対して、ビタミン剤が処方されています。ニキビやニキビ跡の治療に処方されるのは、以下のビタミンです。ビタミンB群(B2、B6)ビタミンCビタミンE一つひとつの効果や性質を、詳しく見ていきましょう。ビタミンB群のビタミン剤とその効果ビタミンB群は水溶性のビタミンで、B群とはビタミンB1やB2、ナイアシン、パントテン酸、B6、B12、ビオチン、葉酸などの総称です。B群は互い助け合って機能し、エネルギーを作り出す代謝の機能を助け、老廃物の排出を促す作用があります。皮膚科で処方されるビタミンB群のビタミン剤には以下のようなものがあります。<ビタミンB群配合の主なビタミン剤>ビタノイリンビタミンB2・B6・B12を配合ビフロキシンビタミンB2・B6を配合ノイロビタンビタミンB1・B2・B6・B12を配合なかでも、ニキビやニキビ跡の治療に役立つのは、ビタミンB2とB6です。ビタミンB2の効果ビタミンB2はリボフラビンとも呼ばれる栄養素で、脂肪や糖質を燃焼させてエネルギーに変えるとともに、細胞の新陳代謝を促す働きがあります。皮脂の分泌を調整するため、過剰な皮脂分泌が原因で起こっている脂性肌を整える作用があります。また、皮膚や粘膜の機能を維持し、成長や再生を助けます。ビタミンB2の摂取量の目安は?厚生省から発表されている「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代ごとの一日あたりの推奨量は以下のとおりです。18〜29歳男性推奨1.6mg30〜49歳男性推奨1.6mg50〜69歳男性推奨1.5mg70歳以上男性推奨1.3mg18〜29歳女性推奨1.2mg30〜49歳女性推奨1.2mg50〜69歳女性推奨1.1mg70歳以上女性推奨1.1mg※妊婦は上記推奨量に加えて0.3mgを、授乳婦は0.6mgを付加それに対し、「国民健康・栄養調査(2013年)」でのビタミンB2摂取状況は、一日あたりの平均で男性が1.20mg、女性が1.07mgとなっています。<ビタミンB2が不足するのはどんな時?>ビタミンB2はレバーや卵、納豆などの大豆製品、乳製品、モロヘイヤなどの野菜などに含まれています。水溶性なので毎日きちんと摂る必要があるほか、以下のようなときに不足します。食事から十分に摂取できないとき、下痢のとき代謝異常があるとき肝臓や下垂体の病気や糖尿病を患っているとき薬物による影響(抗生物質や精神安定剤、経口避妊薬を連用したときなど)<ビタミンB2が不足するとどうなる?>ビタミンB2は成長促進や、肌や粘膜の保護などを担っている栄養素なので、不足すると以下のような症状を引き起こすことがあります。成長障害口角炎や口内炎、舌炎咽喉炎脂漏性皮膚炎 などビタミンB6の効果ビタミンBは別名をピリドキシンといい、タンパク質の分解・合成を助けて、肌や粘膜の健康維持に役立つ栄養素です。アレルギー症状を抑えて免疫機能を維持したり、ホルモンバランスを整えたりする働きもあり、女性には欠かせないビタミンです。ビタミンB6の摂取量の目安は?厚生省から発表されている「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代ごとの一日あたりの推奨量と耐容上限量は以下のとおりです。18〜29歳男性推奨1.4mg/上限量55mg30〜49歳男性推奨1.4mg/上限量60mg50〜69歳男性推奨1.4mg/上限量55mg70歳以上男性推奨1.4mg/上限量50mg18〜29歳女性推奨1.2mg/上限量45mg30〜49歳女性推奨1.2mg/上限量45mg50〜69歳女性推奨1.2mg/上限量45mg70歳以上女性推奨1.2mg/上限量40mg※妊婦は上記推奨量に加えて0.2mgを、授乳婦は0.3mgを付加それに対し、「国民健康・栄養調査(2013年)」でのビタミンB6摂取状況は、一日あたりの平均で男性が1.20mg、女性が1.02mgとなっています。ビタミンB6が不足するのはどんな時?ビタミンB6はかつおやまぐろなどの魚類、レバーや鶏肉、にんにくやピスタチオ、ひまわりの種などに多く含まれています。また、腸内細菌によっても微量につくられています。水溶性なので毎日きちんと摂る必要があるほか、以下のようなときに不足します。食事から十分に摂取できないとき、下痢のときビタミンB6を阻害する薬剤を摂取したとき(デオキシピリドキシン、ヒドララジン、ペニシラミンなど)ビタミンB6が不足するとどうなる?ビタミンB6は肌のターンオーバーを促し、肌や粘膜を健康に保つ働きがあり、不足すると以下のような症状につながることがあります。湿疹や脂漏性皮膚炎口角炎や舌炎貧血聴覚過敏免疫力低下 などビタミンCのビタミン剤とその効果ビタミンCはメラニンの生成を抑えることでシミやそばかす、色素沈着を防ぎます。また、コラーゲンの合成に係わり、肌にハリや弾力をもたらします。水溶性であり、美肌のために積極的に摂りたいビタミンCですが、皮膚科で処方されるビタミン剤としては以下のようなものがあります。<ビタミンC配合の主なビタミン剤>ビタシミンビスコリンシナールデラキシー などビタミンCの肌への効果ビタミンCといえば、さまざまな美容効果が期待できる栄養素ですが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。シミ・そばかすの改善メラニン色素の生成を抑え、日焼け後の炎症やシミ・そばかすを抑えますシワの改善コラーゲンの合成を増やすことで肌にハリや弾力を生み出します紫外線対策日焼け後の炎症とともに生じる活性酸素を分解し、肌へのダメージを少なくしますニキビの改善皮脂の過剰分泌をふせいでニキビを予防し、活性酸素を分解することでニキビの炎症を抑えますニキビ跡の改善ニキビがおさまった後にできるニキビ跡の色素沈着を防ぎます肌のキメを整えるコラーゲンの合成を助けて肌のターンオーバーを整えたり、毛穴を引き締めますビタミンCの肌への効果について詳しくは、『正しく知るべき!ビタミンCの美肌効果と正しい摂取方法』 (をご覧ください。また、化粧品に使われるビタミンCについては、『ニキビケアの化粧品成分「ビタミンC誘導体」の効果』 (もあわせてご覧ください。ビタミンCの健康効果ビタミンCには美容のほかにも、以下のような健康効果があります。免疫力を高める病原菌を攻撃する白血球の働きを高め、抗ウイルス作用を持つ物質の生成を促しますストレスを緩和するドーパミンやアドレナリン、抗ストレスホルモンの合成を助けます白内障の予防や改善高い抗酸化作用によって、活性酸素が原因の白内障を予防・改善します貧血の予防鉄分を吸収しやすい形に変えることで、鉄不足を解消しますビタミンCの摂取量の目安は?厚生省から発表されている「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代ごとの一日あたりの推奨量は以下のとおりです。18〜29歳男性推奨100mg30〜49歳男性推奨100mg50〜69歳男性推奨100mg70歳以上男性推奨100mg18〜29歳女性推奨100mg30〜49歳女性推奨100mg50〜69歳女性推奨100mg70歳以上女性推奨100mg※妊婦は上記推奨量に加えて10mgを、授乳婦は45mgを付加それに対し、「国民健康・栄養調査(2013年)」でのビタミンC摂取状況(食品からのみ)は、一日あたりの平均で男性が92mg、女性が96mgとなっています。ビタミンCが不足するのはどんな時?ビタミンCはレモンや赤ピーマン、芽キャベツやブロッコリー、緑茶などに多く含まれています。体内では合成できず、かつ水溶性なので、毎日きちんと摂る必要があります。ビタミンCの不足は、以下のような状況において顕著になります。野菜やフルーツを日常的に摂取していないときアルコールや薬物の中毒下にあるときヘビースモーカー一人暮らしの人や男性、高齢者などで野菜や果物を積極的に食べていない人は、ビタミンCの摂取が不足しがちになるので気をつけましょう。またタバコを吸う人は吸わない人に比べてビタミンCの代謝量が1日当たり35mgも多くなることがわかっています。このため、ヘビースモーカーはタバコを吸わない人の約2倍のビタミンCを摂る必要があります。ビタミンCが不足するとどうなる?ビタミンCが不足すると体内のコラーゲン生成が十分に行われなくなり、毛細血管からの出血を招き、壊血病を引き起こします。他にも以下のような症状が起こりやすくなります。歯肉炎(壊血病の初期症状)貧血全身の倦怠感や食欲不振肌のハリがなくなる免疫力が低下し、風邪や感染病にかかりやすくなるビタミンEのビタミン剤とその効果ビタミンEは他のビタミンと比べてもっとも高い抗酸化作用を持っており、老化の原因と考えられている活性酸素から身体や肌を守る働きがあります。血管や細胞などの老化を防ぎ、血行を促進して生活習慣病の予防や改善にも役立つことから「若返りのビタミン」とも呼ばれています。<ビタミンE配合の主なビタミン剤>バナールベクタンユベラ などビタミンEの肌への効果ビタミンEには、血管の収縮を促す神経伝達物質の生成を抑え、毛細血管を広げる働きがあります。これにより全身に血流が供給され、肌のターンオーバーが促されます。さらにビタミンEには紫外線によるダメージから肌を守る働きもあり、シミやそばかすを防ぐほか、ニキビの炎症を抑えてニキビ跡の赤みを防ぐ効果もあります。ビタミンEは化粧品にも配合され、ニキビの予防や炎症改善への効果が期待されています。詳しくは、『ニキビの予防・炎症を抑えるビタミンE誘導体の効果』 (をご覧ください。ビタミンEの健康効果強力な抗酸化作用を持つビタミンEは、細胞の酸化を防いで老化を遅らせる効果が期待されています。そのほかにも、以下のような効果があるとされています。生活習慣病予防抗酸化作用によりコレステロールや脂肪の酸化を防ぎ、血管のしなやかさを保ちます肩こりや腰痛、冷え性の軽減血液をサラサラにし、毛細血管を広げることで末梢血管の血行障害を改善しますホルモンバランスを整える性ホルモンの分泌を調整し、生理痛や月経前のイライラを解消したり、更年期障害を軽減しますビタミンEの摂取量の目安は?厚生省から発表されている「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代ごとの一日あたりの目安量(栄養状態を維持するために十分な量)と耐容上限量は以下のとおりです。18〜29歳男性目安6.5mg/上限量800mg30〜49歳男性目安6.5mg/上限量900mg50〜69歳男性目安6.5mg/上限量850mg70歳以上男性目安6.5mg/上限量750mg18〜29歳女性目安6.0mg/上限量650mg30〜49歳女性目安6.0mg/上限量700mg50〜69歳女性目安6.0mg/上限量700mg70歳以上女性目安6.0mg/上限量650mg※妊婦の目安は6.5mg、授乳婦は7.0mgそれに対し、「国民健康・栄養調査(2013年)」でのビタミンE摂取状況は、一日あたりの平均で男性が6.7mg、女性が6.1mgとなっています(※α-トコフェロールについて算定)。ビタミンEが不足するのはどんな時?ビタミンEは脂溶性ビタミンであり、アーモンドや落花生、ヘーゼルナッツなどのナッツ類、サフラワー油やコーン油などの植物油、うなぎやたらこなど魚介類を中心に、普段の食事から十分に摂取でき、不足することはほとんどありません。しかし、ビタミンEが不足すると活性酸素の害を受けやすくなり、シミが増えたり皮膚の抵抗力が弱まることがあります。また、女性の場合は不妊や流産のリスクが高まることがあります。さらに、肝臓病や無β-リボタンパク血症という病気にかかっていたり、長期に渡って脂質吸収に障害があるなどの場合、ビタミンEが不足して神経や筋肉に障害が起きることがあります。ビタミンEを効果的に摂取するには?ビタミンEには、他の抗酸化物質と相互に作用を高めあう効果があります。そのため同じく抗酸化作用のあるビタミンCや、抗酸化作用があり、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンAと一緒に摂るのもおすすめです。ビタミン剤の飲み方や注意点ビタミン剤は医薬品ですので、処方時に指示された用法・用量を守って服用するようにしましょう。効果に関しては個人差もあり、服用後すぐに効果が出るものではありませんが、継続して摂取することが大切です。また、以下のような点にも気をつけましょう。服用時は水と一緒に飲む飲み忘れた場合、次の機会に2回分をまとめて飲むようなことはしない処方されたビタミン剤は、2年以内に飲み切るお茶やジュース、牛乳やアルコールなどはビタミン剤の吸収や作用に影響を与えることがあります。必ず水で飲むようにしましょう。ビタミン剤とサプリメントの違いビタミンを食事以外で摂る場合、サプリメントで摂るという方法もあります。サプリメントはスーパーやドラッグストアなどでも気軽に購入できますが、医師が処方するビタミン剤とは何が違うのでしょうか。ビタミン剤は「医薬品」ビタミン剤にはさまざまな種類がありますが、これらはすべて「薬事法」に基づいて厚生労働省の検査を受け、合格した「医薬品」です。そのため、ビタミン剤は医師や薬剤師の管理下で処方され、必ず成分の含有量や1回分の分量などが表示されています。サプリメントは健康を補助する「食品」一方、サプリメントは栄養補助食品や健康補助食品などと表示されており、あくまでも「食品」という扱いです。成分は食品から抽出した天然のものもあれば、化学的に合成されたものもあります。また、含まれる栄養素の数により、「単一型」「複合型」「総合型」などに分類されます。サプリメントのなかには日本健康・栄養食品協会などの業界団体による製品規格や表示広告基準をクリアした製品もあります。サプリメントや健康食品には法令上の明確な定義がなく、有効成分がどのくらい配合されているか、純度はどの程度か、徹底した管理下で製造された商品か…などがはっきりしていないという問題点も指摘されています。そのため、ビタミン剤が病気や症状の改善のために使われるのに対して、サプリメントは「健康な人が、自己の判断において摂取するもの」と区別して理解することが大切です。ビタミン剤もサプリメントも、決められた用法や用量を守って利用することが大切です。また、ビタミン剤やサプリメントに頼りすぎるのではなく、栄養バランスの取れた食事や適度な運動、十分な睡眠などを心がけたうえで活用するようにしましょう。まとめ皮膚科でのニキビ治療に活用されるビタミン剤の効果と種類を中心に見てきました。ニキビの治療にはさまざまな方法がありますが、ビタミン剤を活用することで身体や肌をすこやかに保ち、早期改善を図るのもよいでしょう。決められた量を1日に1度飲むだけの手軽さに加えて副作用も少ないため、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。監修:楠山法子
2017年10月31日2015年4月に、厚生労働省によって保険適用と承認された過酸化ベンゾイル製剤を用いた外用薬。「ニキビの特効薬」ともいわれる、その治療効果とは。また、どのようなニキビに適しているのでしょうか。副作用や個人輸入の有無についても解説します。新薬・過酸化ベンゾイルの特徴皮膚科で処方されるニキビ治療薬にはいくつかの種類がありますが、現状、過酸化ベンゾイルが配合された外用薬は「ベピオ」「デュアック」の2種類です。殺菌作用と角質を剥離させる作用によって、ニキビ(尋常性瘡:じんじょうせいざそう)治療に効果があるとされます。過酸化ベンゾイル配合薬が保険適用の薬として厚生労働省に認可されたのは、2015年4月と比較的最近のことです。しかし、アメリカなどの海外では50年以上前からニキビの治療薬として使用されており、現在では80以上の国で過酸化ベンゾイル製剤が承認されています。過酸化ベンゾイルのニキビ治療効果過酸化ベンゾイルを使った治療は、ニキビ治療の中でも効果を得られることが多い方法といわれています。過酸化ベンゾイルの作用によって期待できる治療効果について、詳しく見てみましょう。殺菌作用過酸化ベンゾイルには強い酸化作用があります。この作用により、ニキビの主な原因となるアクネ菌や、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌の細胞膜を酸化させ、殺菌します。これによりニキビの炎症を鎮め、腫れを鎮静化させる効果が期待できます。従来のニキビ治療では、殺菌のために抗生物質を主成分とした薬が使われていました。しかし、抗生物質には、長く使用し続けると、その抗生物質に耐性を持つ「耐性菌」(抗生物質が効かない菌)が生まれることがあるといデメリットがあります。過酸化ベンゾイルは、その作用機序から、長く使っても耐性菌が生まれないようできています。このため、抗生物質より長期的に、また、くりかえし使用することができるというメリットがあるのです。角質剥離作用過酸化ベンゾイルは、肌の一番表面にある角質をはがれやすくする作用があります。ニキビは、毛穴の周囲にある角質が厚くなり、それが毛穴をふさいでつまることで起こります。過酸化ベンゾイルの働きで厚くなった角質が取り除かれると、毛穴がつまりにくくなり、中にたまった菌や皮脂などが外に排出されやすくなります。また、古い角質が取り除かれることで過酸化ベンゾイルが毛穴の奥まで入り込みやすくなるため、殺菌作用がより効果的に働くともいわれています。治療できるニキビの種類ニキビは、炎症の有無などで主に4種類に分けられます。そのうち、過酸化ベンゾイルが効果的といわれるのは以下のニキビです。赤ニキビ黒ニキビ白ニキビ赤ニキビとは、炎症を起こして赤く腫れたニキビのことです。皮脂のつまった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、ニキビが悪化して炎症を起こすのです。この炎症が毛穴の中にとどまらず、周囲の組織に広がるとニキビ跡が残ってしまうため、早めに治療することが大切です。赤ニキビの炎症がさらにひどくなり、周りの組織まで広がって膿がたまると黄ニキビと呼ばれる状態になりますが、この黄ニキビには過酸化ベンゾイルは適さないとされています。黒ニキビと白ニキビは、赤ニキビになる前の段階です。黒ニキビを開放面皰(めんぽう)、白ニキビを閉鎖面皰とも言います。毛穴に角質がつまって皮脂がたまり始めている初期段階のニキビを白ニキビ、毛穴に皮脂がたまって角栓(皮脂と古い角質が混ざった状態)となったものが表皮から顔を出し、酸化して黒くなったものを黒ニキビと言います。過酸化ベンゾイルの使い方過酸化ベンゾイルは、寝る前に1日1回、顔を洗った後の清潔な状態で適量を患部に塗ります。赤ニキビの場合は炎症が広がらないよう、ニキビにつけた後にニキビの周囲にも広めに塗り広げるのが一般的です。薬が作用するまでの期間や治療にかかる期間は一概に述べられませんが、基本的に12週間以内には効果が認められるとされます。なお、塗り方や塗る量はその人の症状などによって異なるため、必ず医師に確認し、指示に従いましょう。薬の保管方法過酸化ベンゾイルを含む薬は、25℃以下の涼しい場所で保管します。薬によっては、冷蔵庫で保管することが推奨されるものもあります。ただし、凍らせてはいけないため、冷凍庫では保管しないようにしましょう。使用中の注意事項過酸化ベンゾイルを使用するときは、以下の点に注意しましょう。紫外線を長く浴びないこと服や髪の毛に付着しないよう注意すること目や口のまわりに使用しないこと過酸化ベンゾイルを使用している間は紫外線を避けたほうがよいといわれています。外出するときには帽子や日傘を使用するなど、患部を紫外線から守るようにしましょう。日焼けランプなども紫外線に当たることになるため、行わないようにしてください。また、過酸化ベンゾイルには強い漂白作用もあるため、服や髪の毛に付着しないよう注意しましょう。目や口といった粘膜のまわりにつけると、炎症を起こす場合もあります。このような部位についてしまったときは、すぐに水で洗い流してください。妊娠中・授乳中の使用妊娠中・授乳中の使用に関しては、安全性がまだはっきりしていません。そのため、授乳中に過酸化ベンゾイルの外用薬を使う場合は、授乳を避けたほうがよいとされています。ただ、米国皮膚科学会などでは、妊婦のニキビ治療には過酸化ベンゾイルが適していると発表しています。いずれにせよ、安全性が不確かであることに変わりはないので、妊娠中や授乳中の使用は避けるのが無難でしょう。過酸化ベンゾイルの副作用過酸化ベンゾイルは、以下のような副作用が報告されています。表皮が薄く剥がれる粉をふくヒリヒリ感かゆみ赤み皮膚の乾燥灼熱感このような副作用は、特に塗りはじめに多いとされています。また、他の塗り薬と一緒に使うことで皮膚の症状が悪化する場合もあるとされます。このような症状が見られたときは、すぐに医師に相談しましょう。アレルギー反応に注意過酸化ベンゾイルは、体質によってはアレルギー反応を起こす可能性もあります。顔や目のまわり、薬を塗った部分の強い腫れのほか、発疹、発熱などが現れた場合は、すぐに使用をやめて医師に相談してください。また、耐性菌が発生しないことから長く使える薬ではありますが、長期間の使用でアレルギーによる接触性皮膚炎を起こす可能性があるとの報告があります。自己判断で使用を中止するのはよくありませんが、ニキビが治ってからは使用を控えることをおすすめします。ニキビ治療に使われる過酸化ベンゾイル配合薬現在、皮膚科で処方される過酸化ベンゾイルを配合したニキビ治療薬には、以下の2種類があります。ベピオデュアックエピデュオそれぞれの特徴を簡単にご紹介します。ベピオゲル過酸化ベンゾイルを2.5%の濃度で配合している、白いゲル状の塗り薬です。デュアック配合ゲル過酸化ベンゾイルを3.0%の濃度で配合している、白から淡い黄色のゲル状の塗り薬です。過酸化ベンゾイルのほかに、クリンダマイシンという抗生物質も配合されています。エピデュオアダパレンを0.1%、過酸化ベンゾイルを2.5%で配合。白色から微黄色の不透明なゲル剤のニキビ治療薬。過酸化ベンゾイル製剤の通販はNG過酸化ベンゾイルが配合された薬は、通販などで個人輸入もできます。しかし、過酸化ベンゾイルは効果が強い一方で副作用もある薬です。また、海外の過酸化ベンゾイル製剤の中には、濃度が高く刺激が強いものもあるといわれています。以前は日本では承認されていなかったため、海外から輸入するなどの方法しかありませんでしたが、今は保険適用で処方してもらうことができる薬です。トラブルを避けるためにも、皮膚科を受診して処方してもらうようにしましょう。まとめ過酸化ベンゾイルは、世界的には1960年頃から使われているポピュラーな薬ですが、皮膚の刺激感やかゆみ、赤みといった副作用もあるため、日本では近年まで承認されていませんでした。2015年には日本国内でも承認され、現在は医療機関でも処方できる薬となっています。過酸化ベンゾイル製剤はニキビ治療への高い効果が期待できる薬ですが、刺激症状を生じる可能性のある薬剤です。初めて使用する方も、これまで通販などに頼っていた方も、安全に使用するためにも、医師の指導のもと正しく使用することが重要である。ニキビは、治療が早ければ早いほど完治までの期間が短く、また、跡が残る可能性も低くすることができます。生理現象だからと放置せず、できれば早めに皮膚科に相談しましょう。監修:楠山法子
2017年10月31日治りにくい大人ニキビや月経前に悪化するニキビの治療には、低用量ピルが処方されることがあります。女性ホルモンを主成分とするピルには、男性ホルモンの働きを抑制することでニキビの発生を根本から改善する効果が期待できます。ニキビ治療に用いられるピルの種類と効果、注意点について解説します。ホルモンバランスの乱れはニキビの原因思春期ニキビの多くは皮脂の過剰分泌によって引き起こされますが、大人ニキビのほとんどは、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが優位になることで引き起こされるといわれます。ホルモンバランスは不規則な生活やストレスによって崩れやすく、また、生理周期によっても変動します。10代の頃にできる思春期ニキビは、第二成長期の終わりとともに自然となくなっていきますが、大人ニキビはホルモンバランスを整えることで根本原因を改善することが、治すうえで大切なポイントとなります。それでは、ホルモンバランスとニキビの関係について、詳しく見ていきましょう。ストレスによる男性ホルモンの増加大人ニキビの8〜9割は、ストレスからくる男性ホルモンの過剰分泌によるものだと考えられています。社会人としての重圧や人間関係の悩み、多忙で不規則な生活などが重なると、身体はストレスに対抗しようと副腎皮質からコルチゾールという抗ストレスホルモンを分泌します。コルチゾールには、ストレスに対抗する作用とともに男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌を増やす作用もあります。男性ホルモンには皮脂を分泌する作用があるため、これが増えると角質が厚くなったり余分な皮脂が毛穴につまりやすくなり、ニキビができやすくなってしまうのです。特に、顎(あご)やフェイスラインは男性ホルモンの影響を受けやすく、ニキビがでやすい部位といわれています。男性ホルモンは副腎皮質からだけでなく、男性の精巣や女性の卵巣からも分泌されています。女性の卵巣で作られる男性ホルモンは、テストステロンというものです。生成される量は男性の10分の1程度ですが、男性と同じく皮脂分泌を増加させ、角質を厚くする作用があります。生理前に悪化するニキビも、ホルモンが原因女性は、生理前になるとニキビができたり、肌荒れすることがあります。これには、黄体ホルモン(プロゲステロン)が関係しています。黄体ホルモンには、肌を乾燥させたり、皮脂の分泌を増やす作用があります。生理の約2週間前になると、黄体ホルモンの影響で肌の水分量が低下し、乾燥が進みます。乾燥した肌は角質が厚くなり、黄体ホルモンによって分泌量が増えた皮脂が毛穴につまりやすくなります。この状態は、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が増える時期(生理が始まってからおよそ2週間後)が来ると自然に収まります。卵胞ホルモンには皮脂の分泌を抑え、きめ細かい肌を保つ働きがあります。このように、男性ホルモンや黄体ホルモン優位の状態で引き起こされるニキビは、ホルモン治療で根本から改善していく必要があります。ピルの種類と効果ホルモン治療の代表的なものに、低用量ピルの服用があります。ピルといえば一般的には経口避妊薬として知られていますが、女性のさまざまな症状や疾患にも効果があります。ピルの原理と種類ピルとは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンをさまざまな割合で含んだ薬剤です。服用することで卵巣からの排卵を抑制し、避妊効果を得ることができます。含まれている卵胞ホルモンの量によって、低用量ピル、中用量ピル、大用量ピルに分けられますが、現在は副作用がより少ない低用量ピルが主流となっています。中用量ピルや大用量ピルは、主に女性ホルモンが関わる諸症状(無月経や更年期障害など)の改善や、月経周期の変更に使用されています。低用量ピルのメリット1960年にアメリカで初めて認可された頃のピルは、胃腸障害や静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)などの副作用があるとして問題視されていました。それらのリスクを改善するようホルモンの量を抑えて開発されたのが、低用量ピルです。日本においては1999年に認可されました。低用量ピルは市販されておらず、購入の際は医師の処方せんが必要となります。低用量ピルは、避妊以外にも以下のような目的で使用できるメリットがあります。月経痛や月経過多、月経前症候群(PMS)の軽減月経不順の改善プレ更年期に見られる症状(自律神経失調症など)の軽減子宮内膜症のリスク低下子宮体がん、卵巣がんの予防ニキビの改善 など低用量ピルの成分や種類ピルに含まれる成分のうち、卵胞ホルモンはいずれも「エチニルエストラジオール」ですが、黄体ホルモンには化学構造の異なる複数の成分があります。また、含まれている黄体ホルモンの種類によって「第1世代」から「第3世代」までに分類されています。<黄体ホルモンの世代と成分名>第1世代(1960年代に登場)の黄体ホルモン成分…ノルエチステロン第2世代(1960年代後半に登場)の黄体ホルモン成分…レボノルゲストレル第3世代(1980年代に登場)の黄体ホルモン成分…デソゲストレル世代とは別に、ホルモンの配合量によって「1相性」から「3相性」までの分類もあります。処方されたピルの1錠1錠すべてが同じ成分なのが「1相性」、本来のホルモンバランスにより近くなるよう、ホルモン成分が3段階に変化するのが「3相性」です。現在、低用量ピルはさまざまなメーカーから発売されています。体質によって相性や飲み合わせがあるため、医師と相談して自分に合った低用量ピルを選ぶことが大切です。低用量ピルのニキビへの治療効果女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を少量ずつ含んでいるピルには、ニキビの原因となる黄体ホルモンや、副腎皮質および卵巣由来の男性ホルモンを抑える働きがあります。これにより、体内のホルモンバランスを整え、ニキビができにくい状態へと導きます。特に、卵胞ホルモンは皮脂の分泌を抑えるほか、肌の弾力やハリのもととなるコラーゲンを生成する働きも担っており、別名「美肌ホルモン」とも呼ばれています。ただし、卵胞ホルモンが過剰になりすぎると乳がんや子宮体がんのリスクが高まるため、バランスが大切です。皮膚科でのニキビ治療実際、皮膚科でのニキビ治療には、抗生物質やディフェリンゲルとともに低用量ピルの処方が導入されています。ニキビ治療に用いられる低用量ピルには、以下のようなものがあります。マーベロン(第3世代1相性)男性ホルモン(アンドロゲン)の作用が少ないため、ニキビの一時的な悪化も起こりづらいです。ファボワール(第3世代1相性)マーベロンのジェネリック医薬品として、同じ作用が期待できるものです。アンジュ(第2世代3相性)ホルモン量が少なく、3相性なので自然のホルモンサイクルに近い働きをします。皮膚科では、生活背景やニキビの発症因子を十分考慮したうえで、一人ひとりの体質に合わせたニキビ治療を行います。まずは低用量ピルを処方してホルモンバランスを整え、ニキビのできにくい体質づくりをしたうえで、炎症の鎮静やニキビ跡の改善など、必要に応じた治療を施すことが多いです。ピルによるニキビ治療はこんなニキビに有効低用量ピルなどのホルモン治療は、以下のようなニキビや体質に効果が高いとされます。<ホルモン治療が効果的なニキビの症状>フェイスラインや顎(あご)周辺に集中した赤ニキビ。胸や背中など、広範囲にわたるニキビ。<ホルモン治療が効果的な体質>慢性的な大人ニキビに悩んでいる。大人ニキビが悪化し、他の治療法では効果がない。ニキビとともに、顔の皮脂の多さや多毛が気になる。ニキビのほか、月経不順などで悩んでいる。ピルが服用できない人もいる低用量ピルは、生理が始まった思春期頃から使うことができ、健康で喫煙習慣のない人では40代まで飲むことができます。しかし、以下の項目に該当する人は服用することができません。また、服用前に医師の判断を仰ぐべき人もいるので、注意しましょう。<ピルを服用できない人>乳がんや子宮頸がん、子宮体がんの人35歳以上で、かつ1日15本以上タバコを吸う人血栓症になったことがある人高血圧の人重篤な肝障害や肝腫瘍がある人妊娠中、または授乳中の人片頭痛がある、血液が固まりやすいなどの症状がある人出産直後、手術直後や手術を控えている人<医師に相談し、慎重に服用すべき人>40歳以上の人タバコを吸う人肥満の人血縁者に血栓症になった人がいる人血縁者に乳がんになった人がいる人子宮筋腫など、婦人科系の疾患がある人てんかん症状のある人ピルの飲み方低用量ピルは1サイクル(4週間)が1シートになっており、1シート21錠入りと28錠入りのものがあります。28錠タイプは最後の7錠が偽薬(プラセボ)で、薬を休んでいる週も続けて飲むことで飲み忘れが起こらないようにするためのものです。偽薬はしょ糖(ショ糖)やブドウ糖など、飲んでも身体にほとんど影響のない成分です。基本の飲み方生理の初日から毎日1錠ずつ、できるだけ同じ時間帯に服用し、それを3週間続けて次の1週間は薬を休みます。基本的に朝・昼・晩いつ飲んでも構いませんが、同じ時間帯に飲めるよう、自分の生活パターンに適した時間帯を選ぶようにしましょう。海外に出かけるときは、日本時間で同じ時間帯に服用できるようにしてください。水かぬるま湯で飲むのが基本ですが、お茶やジュースでも構いません。ただし、ピルの効果を高める作用のあるグレープフルーツジュースは避けましょう。避妊目的も兼ねている場合もし飲み忘れたときは、気づいた時点でなるべく早く飲むようにしましょう。飲み忘れて48時間以上が経過した場合は、その月の服用は中止し、翌月の生理から新しいシート(1か月分)を飲み始めてください。避妊目的を兼ねていない場合は、飲み忘れた錠剤はそのままシートに残し、次の錠剤から通常通り服用します。通常分を飲み終えたら、残ったものは後で服用せず、新しいシートに移るようにしましょう。ニキビ治療の効果が現れるまでの期間低用量ピルは体内のホルモンバランスを変えることでニキビができにくい体質に改善していくため、効果が出始めるまでには数か月かかると考えておくとよいでしょう。症状が軽度であれば1か月程度、重度のニキビや慢性的なニキビには3か月程度を目安としてください。また、ピルに含まれるホルモン量が体質に合わない場合は、ニキビが悪化する可能性があることも覚えておきましょう。ピルの副作用ピルの効果や副作用については、体質やピルの成分との相性によってかなり個人差が出ます。低用量ピルは大・中用量ピルよりもホルモン量を低く抑えているため、副作用もかなり軽減されていますが、飲み始めのころは以下のような副作用を感じることがあります。これらの症状は、飲み続けるうちに早くて数日、長くても1か月程度でおさまるとされます。一般的な副作用軽い吐き気倦怠感頭痛乳房のはり軽度の不正出血まれにですが、以下のような重篤な副作用が現れることもあります。このような症状が見られた場合は、ただちに服用を中止してください。重篤な副作用血栓症(ふくらはぎの痛み、手足のしびれ、息切れ、鋭い胸痛・頭痛、目のかすみなどをともなう)心筋梗塞肝機能障害乳がんや子宮頸がんふくらはぎの痛みやむくみ、しびれ、突然の息切れ、激しい胸痛や頭痛、目のかすみや血圧上昇などの症状が現れたときは低用量ピルの使用を中止し、すみやかに医療機関を受診しましょう。ピルの値段ピルは医師の処方に基づいて服用する医薬品ですが、ニキビ治療における低用量ピルの処方は保険が適用されません。初診料(または再診料)、検査料、ピルの処方料などが5,000〜1万円程度、ピル自体の費用は1か月分1シート(28錠)あたり3,000円前後と考えておきましょう。※金額はあくまで目安です。ピルは必ず皮膚科で処方してもらいましょう低用量ピルは皮膚科や産婦人科などの医療機関で処方されます。個人輸入や海外通販などで入手する方法もありますが、偽物の薬をつかまされるなど健康被害に会う危険性が高いです。また、自己診断でピルを服用するのは大変危険です。くれぐれも医師の診察を受けたうえで、用法や用量を守って服用しましょう。ピルの服用をやめるとニキビは再発する?ピルの服用を中断するとホルモンバランスが元に戻ってしまい、ニキビが再発してしまうこともあります。医師と相談のうえ、用法や用量をきちんと守って服用するとともに、生活習慣の改善によってホルモンバランスの改善に努めることも大切です。ホルモンバランスを整える生活習慣慢性的なニキビや悪化するニキビの原因には、ストレスやタバコ、紫外線、間違ったスキンケアなどがあります。以下のような点に注意して、大人ニキビができにくい肌づくりをサポートしましょう。ストレスを上手に解消する日頃からストレスにうまく対処する方法を見つけることが大切です。適度な運動やストレッチなどでリフレッシュする、ストレスを忘れて夢中になれる趣味を楽しむ、自然に向き合う、気持ちを吐き出せる友人と交流するなど、自分流の解消法やリラックス方法、気持ちの切り替え方を見つけましょう。質の高い睡眠を得る睡眠不足は身体に大きなストレスを与えるだけでなく、睡眠中の成長ホルモンの分泌を阻害することで肌が新しく生まれ変わるしくみ(ターンオーバー)を著しく損ない、ニキビを長引かせる原因となります。睡眠には、脳が活動していて眠りの浅い「レム睡眠」」と、脳が熟睡している「ノンレム睡眠」の2種類があります。成長ホルモンが活発に分泌されるのは、「就寝後最初のノンレム睡眠90分と、レム睡眠90分の計180分間」とされています。眠りについてから最初の3時間は深くぐっすり眠れるよう、生活リズムや就寝環境を整えましょう。ニキビの改善によい食べ物を意識的に摂る栄養バランスのとれた食事を心がけることも大切です。肌の健康維持に欠かせないビタミンAやB2・B6、C、E、肌のターンオーバーをうながす亜鉛やカルシウム、鉄分などのミネラル、肌のハリを保つコラーゲン、便秘を防いで老廃物を体外に排出する食物繊維などを、毎日の食事やサプリメントで積極的に取りましょう。油分や糖分の摂り過ぎは大人ニキビを増やす元となるので、できるだけ避けましょう。アルコールやタバコを控えるアルコールには糖分が多く含まれているため、飲酒によって皮脂腺が刺激されることがあります。また、タバコはニコチンによって体内のビタミンCを破壊したり、肌のターンオーバーを低下させます。これらはなるべく控えるようにしましょう。正しいスキンケアを行い、清潔な環境を整えるニキビ予防には毎日のスキンケアも重要です。毎日やさしく洗顔し、化粧水や美容液、乳液などによる保湿もきちんと行いましょう。紫外線は肌の角質を厚くさせ、毛穴づまりの原因になるので、UV化粧品によるケアも忘れないようにしてください。また、ニキビを気にするあまり頻繁に触ると、雑菌などが付着してニキビを悪化させてしまうことがあります。髪の毛や手指でニキビを刺激しないよう気をつけるとともに、タオルや枕などは常に清潔なものを使用するよう心がけましょう。まとめホルモンバランスの乱れによるニキビ発生のメカニズムと、ニキビ治療で用いられることがある低用量ピルについて見てきました。何度もくり返すニキビや、生理のたびに悪化するニキビに用いられることもある低用量ピルは、必ず医師の診察を受けたうえで使用しましょう。使用上の注意点や副作用のリスクなどをきちんと把握し、正しく服用することが大切です。監修:楠山法子
2017年10月31日胸ニキビとは、鎖骨(さこつ)から胸にできるニキビのことです。胸の皮膚は薄く、色素沈着しやすいため、治療が遅れるとニキビ跡が残ってしまう可能性があります。また、ブラジャーの関係で、バストの周りにもニキビが発生します。意外と身近な胸ニキビについて、原因、治し方、対処法について見てみましょう。胸ニキビの原因胸ニキビはなぜできるのでしょうか。ここでは、胸ニキビの原因を解説します。皮脂や角栓の毛穴づまり乾燥による皮脂の過剰分泌や、新陳代謝の低下による古い角栓の残留によって、毛穴はつまってしまいます。毛穴につまった皮脂や角栓をエサにして繁殖するのがアクネ菌で、ニキビの原因菌であるとされています。また、マラセチア菌といったカビの一種もニキビの原因菌です。このメカニズムで発生するニキビは、胸ニキビに限らず顔や首なども同様です。不潔な衣服や下着何日も同じブラジャーや洋服を着用すると、胸に雑菌が繁殖しやすくなります。特に、ブラジャーは、胸元を締めつけるため構造上の問題から、ムレやすいという難点があり、ニキビができやすい環境下であるといえるでしょう。衣服の摩擦化学繊維を使った衣服が肌にこすれると、その摩擦でダメージが生じることがあります。傷ついた肌に雑菌が繁殖して、胸ニキビになってしまいます。熱いお湯熱いシャワーを浴びると皮脂を取り除いてしまうだけでなく、ダメージを与えてしまいます。蒸れブラジャーを長時間つけていると、ブラジャーと肌の間が蒸れてしまいます。毎日洗っていても、胸の谷間に汗をかきやすい人は胸ニキビになってしまうおそれがあります。胸ニキビの治し方胸ニキビの治し方や、普段から気を配りたいことを見ていきましょう。新陳代謝を促進する不要な角質を残さないため、新陳代謝を促進する必要があります。最近、新陳代謝を促進する薬が処方できるようになりました。膿んだり、炎症をおこしたりしてひどくなる前に処方してもらいましょう。十分な水分を与え、新陳代謝を促すことが大切です。化粧水をつけるニキビ用の化粧水は、市販でも処方でも存在します。殺菌作用のあるものから、保湿成分が多く含まれているものまでさまざまなラインナップがあります。自分の肌や症状にあった化粧水をつけましょう。肌にやさしい素材の服を着るコットンやシルクなど、肌ざわりがいい素材の服を選べば、肌に不要な摩擦を与える心配がありません。化学繊維の服を着る際は、肌にやさしい素材の下着を身につけると、直接肌に触れにくくなるためおすすめです。服を清潔にするブラジャーや衣服は、雑菌の温床になってしまうため毎日替えましょう。また、汗をかきやすい季節は、こまめに汗を拭きとったり着替えたりして、常に肌を清潔に保つように心がけましょう。悪化した胸ニキビの対処法悪化した胸ニキビにはどのような対処が必要なのでしょうか。悪化した胸ニキビの治療方法や処法を解説します。セルフケアで改善できないニキビニキビには、主に4段階あり、白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビの順に進行していきます。セルフケアで症状が改善されるのは白ニキビと黒ニキビまでです。それ以上進行したニキビ、つまり悪化した胸ニキビは、セルフケアでは対処できないため、皮膚科での治療になります。対症療法悪化した胸ニキビの治療は対症療法となり、発生している症状を緩和させることが目的となります。炎症や膿みはおさまりますが、根本的な改善には至りません。主に、皮膚科を受診すると対応してもらえます。処方される薬には、原因菌を殺す「抗真菌薬」、炎症を鎮める「ステロイド剤」があります。他にも保湿剤などが処方されることがあります。ホルモン治療なんらかの原因でホルモンバランスが崩れ、皮脂の過剰分泌を引き起こしている人がいます。このような人は対症療法で一時的に症状がおさまっても、再発する可能性が高いです。ニキビ外来などニキビ専門の診療科を受診し、胸ニキビの治療にあたることをおすすめします。治療法は個人差があるのではっきりとはいえませんが、ホルモンバランスを整える治療が主となります。生活習慣を見直す食生活の偏り、睡眠不足、肌にあわない化粧品など、胸ニキビの原因は多岐にわたります。自分の生活習慣が胸ニキビの原因になっていないかどうか、一度見直すことをおすすめします。自分でわからない場合は、医師に相談しましょう。まとめこれまで、胸ニキビの原因や治し方、悪化したときの対処法についてご紹介してきました。胸ニキビは赤ニキビや黄ニキビなど悪化してしまうと跡が残りやすいです。早期の治療と対処を心がけ、きれいな肌を手に入れましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月27日胸ニキビができると、自信をもって水着やデコルテの開いた洋服を着ることができなくなってしまいます。しかし、胸ニキビは早期の治療できれいに治すことができます。ここでは、胸ニキビの原因や治し方について見てみましょう。胸ニキビとは胸ニキビとは、鎖骨(さこつ)から胸の谷間に発生するニキビのことを指します。胸の皮膚は色素沈着しやすいという特徴があるため、放っておくとニキビ跡が残ってしまうこともあります。また、胸の周りにもニキビができることがあります。胸ニキビの原因胸ニキビの原因には、以下のものが考えられます。紫外線鎖骨のあたりは、服によっては露出する部位です。紫外線の強い時期に日焼け止めを塗り忘れたりすると、強いダメージを受けてしまいます。また、白やオフホワイトなど薄い色の服を着ていると、紫外線が服を通して胸元の肌まで到達しているおそれがあります。整髪料やシャンプーシャワーやお風呂ですすいだシャンプーなどが、胸についたままになってしまうことがあります。すすぎ残しは、鎖骨・胸・首などによく見られます。ニキビの原因菌であるアクネ菌の温床になってしまうため、症状が悪化しやすいです。熱いお湯熱いお湯やシャワーを使って入浴すると、必要な皮脂が取り去られ乾燥してしまいます。肌は乾燥から身を守ろうと皮脂を過剰に分泌するため、胸ニキビの原因になります。髪の毛女性に多いですが、髪の毛の先端が鎖骨などにあたると刺激になってしまいます。髪の毛に整髪料を使っていると、よりダメージを受けやすくなります。ブラジャーブラジャーは、胸元を締めつけ、長時間つけると蒸れて肌にとってよくない環境を生み出します。胸のニキビの大半はブラジャーのせいではないかとされています。胸ニキビの治し方胸ニキビの治し方について見てみましょう。ニキビ用の化粧水をつける胸ニキビの原因のひとつが乾燥です。普段、顔には化粧水をつけても、デコルテや胸まではつけないという方が多いかと思います。ニキビができたら、市販のものでもいいので、ニキビ用の化粧水をたっぷりつけましょう。ただし、ニキビにより肌がしみたり、ニキビがつぶれたりしているようなら、皮膚科を受診しましょう。自分に合った下着をつけるブラジャーのサイズが合っていなかったり、蒸れやすい素材だったりすると胸ニキビの原因になってしまいます。胸のサイズを測ってもらったことがない人は、きとんと測定してもらい、自分に合ったサイズのものを選ぶとよいでしょう。紫外線を浴びない紫外線を当てない努力が大切です。日差しの強いときは日傘をする、ストールをするといった日焼け対策をすると効果が期待できます。また、紫外線を浴びたなと感じたら化粧水や乳液などで保湿してあげましょう。こうすることで、胸ニキビの悪化を防ぐことができます。新陳代謝を促す薬も近年、肌のターンオーバーを促進する薬が胸ニキビに処方できるようになりました。跡を残さず治せる可能性があるため、ひどくなって悩む前に診察を受けるといいでしょう。胸ニキビの対処法胸ニキビを作らないための対処法を、以下にご紹介します。清潔な下着をつける汗や皮脂がついた下着を長時間つけていると、ニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖しやすくなります。ブラジャーはなるべく毎日とりかえるようにしましょう。髪の毛を結ぶ髪の毛が長い人は後ろで結んでしまうとデコルテなどに接触しません。特に整髪料を使った際は、肌に直接髪の毛が触れないように気をつけましょう。よくすすぐシャンプーや整髪料が胸や鎖骨に残るのを防ぐために、よくすすいでください。目で見える範囲ではきれいになっていても、まだ肌に残っていることがあります。普段より長めにすすいでみてください。保湿する日焼けをしたり、入浴したりした後は、顔のケアと同様に保湿してあげてください。胸ニキビができないだけでなく、美しいデコルテを手に入れる近道になります。むだ毛の手入れは慎重に行うバストトップの周りなど毛が生えていることが気になって抜いてしまう方がいるかもしれません。無理に処理してしまうと、傷口から胸ニキビになってしまうことがあります。肌にやさしい方法でお手入れするようにしてください。また、頻繁に毛の処理をするのはやめましょう。まとめこれまで、胸ニキビの原因や治し方についてご紹介してきました。胸ニキビは早期に治療すれば跡が残らず治ります。つぶすのは絶対やめてください。どの対処法が適切かわからない場合は、医師の診断を受けましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月27日首ニキビができると、ネックレスがひっかかったり、服を着るときに痛かったりなど、日常生活に支障をきたします。きれいな首を保つためには、首ニキビをできないようにする、できたらすぐに治療することが大切です。ここでは、首ニキビの原因や治し方、ケア方法について見てみましょう。首ニキビの原因首ニキビができる原因は主に二つあり、皮脂の過剰分泌と新陳代謝の低下です。皮脂は必要な分まで除去されると、過剰に分泌されてしまいます。その結果、毛穴に皮脂がつまってしまいます。また、新陳代謝が低下すると、古くなった角質が溜まってしまいます。毛根に皮脂や角質がつまることで、原因菌であるアクネ菌が繁殖し、ニキビを悪化させてしまうのです。洗い残し洗顔料やシャンプー、コンディショナーなど、首は洗い残しが多い部位です。これらを肌に残したままにしておくと、アクネ菌の温床になってしまい、首ニキビにつながります。ストレスストレスが強いと、免疫機能が低下したり、ホルモンバランスが乱れたりします。その結果、新陳代謝が低下し、不要な角質が肌に溜まります。角質が毛穴につまると首ニキビが発生しやすくなります。乾燥熱いお湯を使うと、必要な皮脂が肌から取り去られ乾燥してしまいます。また、ドライヤーの熱風を浴びても乾燥します。乾燥すると、皮脂の過剰分泌を促してしまうため、首ニキビの原因になります。お風呂や洗顔のあとなにも塗らずにそのままにしておいても乾燥するため注意が必要です。紫外線紫外線を浴びると、首ニキビだけでなく、シミやシワなど多くの肌トラブルを引き起こします。また、皮膚がんなどの重篤な病気の原因にもなります。首ニキビの治し方首ニキビの原因について紹介しました。首ニキビを治す方法とはどのようなものなのでしょうか。薬や心がけることなど見ていきましょう。抗生物質首ニキビの原因はアクネ菌です。アクネ菌を殺すために抗生物質が処方されることがあります。保湿剤乾燥による皮脂の過剰分泌、もとい首ニキビの悪化を防ぐため、保湿剤が処方されることがあります。レーザー治療首ニキビが跡になってしまったら、レーザー治療で治すことができます。美容皮膚科の管轄になるため、皮膚科と美容皮膚科が併設してある病院や、レーザー専門の医師に相談しましょう。さわらない首ニキビができると気になってさわってしまう人もいます。ニキビは触ると雑菌が入って症状が悪化するおそれがあります。服や髪が触れやすいところにできた場合は、保護剤で守ることもあります。首ニキビのケア方法ここまで、首ニキビの原因や治し方についてお伝えしましたが、どのようにすれば首ニキビの発生を予防できるのでしょうか。最後に、首ニキビのケア方法について解説します入浴を見直す石けんやボディソープをよく泡立てずに使っている人がいます。直接、石けんを肌に当てると刺激が強すぎることがあるため、よく泡立てて洗いましょう。また、洗い終わったあとは、しっかりすすいで洗い残しがないようにしましょう。リラックスするアロマオイルを使う、目を閉じて横になるなど、ゆったりとリラックスする時間をとると、ストレスを解消することができます。ストレスは、首ニキビだけでなく万病の元となるため、溜め込まないようにすべきです。何か悩みをかかえている場合は、身近な人に相談するだけで気が楽になることもあります。乾燥を防ぐシャワーやお風呂では、ぬるめのお湯を使うと皮脂を過剰に除去してしまう心配がありません。また、入浴後は、化粧水や乳液を使って保湿するようにつとめると効果が期待できます。顔の保湿は注目されることが多いですが、首の保湿はおざなりになりがちです。普段から首まで保湿する意識を持ちましょう。紫外線を浴びない紫外線を浴びると首ニキビの原因になります。首にも日焼け止めを塗り、汗をかいたらこまめに塗り直しましょう。また、ストールを巻くなど直接肌に紫外線が当たらないように心がけることも大切です。夏場など紫外線が強い時期は、昼間の外出を避けるようにすると、さらに効果が期待できます。家の中にも紫外線は入ってきますので、遮光カーテンなどで対処するようにしましょう。まとめこれまで、首ニキビの原因や治し方、ケア方法についてご紹介してきました。首ニキビは適切な治療を受ければ治る症状です。勝手につぶしたりせず、ここで紹介した方法などで根気づよく治してください。また、普段から首ニキビができないように気をつけましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月27日首ニキビは、発症しても気づかないことも多いですが、放っておくとつぶしてしまったり大きくなったりして跡が残ってしまうこともあります。ここでは、首ニキビができる原因について見てみましょう。首ニキビができるメカニズム首ニキビが発生するメカニズムについて解説します。皮脂がつまる皮脂が多いと毛穴がつまってしまいます。つまってしまった毛穴は皮脂でいっぱいなため、ニキビの原因菌であるアクネ菌の温床になります。アクネ菌が増殖することで、赤っぽいニキビになってしまいます。皮脂の過剰分泌なぜ皮脂がつまってしまうかというと、ひとつは皮脂の過剰分泌にあります。その要因はストレスホルモンバランスの乱れなど、さまざまあり、皮脂は必要以上に分泌されてしまいます。その結果、毛穴に皮脂がつまってしまうのです。新陳代謝の低下皮脂づまりのメカニズムとしてもうひとつあげられるのが、新陳代謝の低下です。新陳代謝とは、肌のターンオーバーのことを指します。新陳代謝が正常に働いていれば古くなった角質や皮脂が細胞からはがれてなくなります。しかし、新陳代謝が乱れると、不要な皮脂や角質が毛根に留まるようになり、ニキビになってしまいます。首ニキビの原因次に、首ニキビができてしまう原因を解説します。洗い残し首の後ろは、シャンプーやトリートメント、石けんなどの洗い残しが付着していても見えづらく、肌に残ったままになってしまいます。また、あごの下などは洗顔料が残ってしまいがちです。ドライヤードライヤーの熱風を肌に当て続けていると、肌が乾燥し、肌のバリア機能が衰えてしまいます。紫外線紫外線は、皮膚にダメージを与え、シミやシワなど、さまざまなトラブルを引き起こします。首は日焼け止めを塗り忘れやすいため、直接紫外線に当たると、ニキビの原因になります。ストレス人はストレスを感じると、免疫力が弱まったり、新陳代謝が低下したりします。その結果、肌のターンオーバーが乱れ、首ニキビができてしまうおそれがあります。栄養不足新陳代謝を促進するうえで必要な栄養素が足りていないと、毛穴の皮脂がつまり、首ニキビにつながります。しこりのある首ニキビの対処法首ニキビはしこりをともなうこともあります。症状がかなり進行したニキビである可能性があるため、つぶして自分で治そうとせず、皮膚科など専門機関を受診するようにしてください。首ニキビの予防法首ニキビは、一度できてしまったら触れずに置いておくのが一番です。そのため、日ごろから予防に努め、首ニキビができないように気をつけましょう。ここでは、首ニキビの予防法について解説します。しっかりとすすぐ先ほどお伝えしたとおり、首は洗顔料やシャンプーなど洗い残しが多いです。そのため、洗い終わったらお湯でしっかりとすすぐようにしましょう。普段から首ニキビができやすい人は、すすぎが足りていない可能性があるため長めにすすいできれいに洗い流しましょう。ぬるめのお湯を使う熱いお風呂やシャワーを使うと、必要な皮脂まで取り除いてしまいます。肌にやさしいぬるめのお湯を使うのがおすすめです。よく泡立てて洗う余分な皮脂を落とすため、石けんは十分に泡立てて使用する必要があります。よく泡立てた石けんは、やさしく皮脂や角質を取り除いてくれます。泡立てネットなど便利なものも販売されていますので、試してみるのも手です。紫外線対策をする首に紫外線を当てないようにすると、首ニキビを予防できます。日焼け止めを首にも忘れずに塗ってください。また、日差しの強いときは、タオルを巻いたり、首まであるはおりものを着用すると効果が期待できます。規則正しい生活を送る食生活が乱れると肌の乱れにつながります。栄養バランスのよい食事を心がけましょう。また、睡眠不足は新陳代謝を低下させる原因になります。十分に睡眠時間を取りましょう。ストレスを発散するストレスを溜め込むと首ニキビの原因になります。リラックスできることや運動などで気分をリフレッシュして、ストレスを発散しましょう。まとめこれまで、首ニキビの症状や原因、予防法についてご紹介してきました。首ニキビとひとことでいっても種類や症状がさまざまですので、それぞれに見合った対処が大切です。首ニキビができるメカニズムや原因を把握し、日ごろから予防につとめましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月26日マイクロニードルでケアする新商品ジーダブリュー株式会社と株式会社ラパスジャパンは、アクネ・ニキビの解消に役立つ「アクロパスエイシーケア」を2017年10月から販売開始した。「アクロパスエイシーケア」は、10代だけで無く30代以降の世代も悩むニキビに、独自開発の“マイクロニードル”で内側と外側から同時にケアする新しい貼るタイプのニキビケア商品だ。「アクロパスエイシーケア」「アクロパスエイシーケア」は、エイシーケアの配合成分を固めた髪の毛の3分の1のマイクロニードルで、肌の外側と内側のケアを同時に行う事が出来る。乾燥が原因の大人のニキビケアには、アクネ菌を殺菌しつつ潤いを与える事が重要だ。マイクロニードルは、肌を刺激しながら美容成分「ヒアルロン酸」や「ナイアシンアミド」などを肌の奥まで浸透させ、更に肌の水分によって角質層が潤い、内側からハリのある肌に導いてくれる。有効成分として、アクネ菌を抑える「ナイアシンアミド」やニキビケアに重要な水分を補う「ヒアルロン酸」などを配合し、肌本来の健やかさを取り戻す。また、保存剤や化学添加物不使用で安心して使用できる商品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ジーダブリュー株式会社公式サイト※ジーダブリュー株式会社プレスリリース(@Press)
2017年10月25日首ニキビは、皮脂の過剰分泌や乾燥、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因が絡み合って発生する「大人ニキビ」のひとつです。首ニキビの原因や対処法などについて見てみましょう。首ニキビとは首ニキビとは、首にできるニキビのことをいいます。首にできるニキビは、あごやフェイスラインなどのUゾーンと呼ばれる部位にできやすい「大人ニキビ」の一種とされる場合がほとんどです。大人ニキビは、20代後半以降にできやすいニキビで、さまざまな原因が絡み合って発生するため、皮脂の分泌過多が原因となる「思春期ニキビ」と比較すると、治りにくく何度も同じ箇所にくりかえして再発しやすいといわれています。首ニキビの原因ニキビの原因は、つまった毛穴の内部でアクネ菌が増殖し、炎症を引き起こすことです。首ニキビの原因は、皮脂の分泌量の増加のほか、ホルモンバランスの乱れや乾燥など、さまざまな要素が考えられます。皮脂の分泌過多皮脂の分泌量が増加しすぎると毛穴からの排出が追いつかなくなり、毛穴がつまってしまう原因になってしまう場合があります。ストレスや睡眠不足は、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こし、皮脂の分泌過多の原因となります。また、脂っこいものや甘いものを食べすぎると皮脂の分泌量の増加を引き起こします。肌の新陳代謝の低下肌の新陳代謝が低下すると肌のターンオーバーが滞り、本来なら排出されるべき古い角質が肌の表面にたまります。古い角質がたまって角質層が厚くなると毛穴がふさがってしまい、ニキビの原因となる場合があります。睡眠不足の状態になると成長ホルモンの分泌量が不足し、肌のターンオーバーが滞ります。また、野菜不足の状態が続くと肌のターンオーバーを促進するビタミンが不足し、角質を厚くする場合があります。乾燥肌が乾燥すると肌がもともと持っているバリア機能が低下します。肌のバリア機能の低下が起こるとかえって皮脂の分泌量が増加してしまう場合があります。また、肌のバリア機能の低下が角化異常を引き起こすケースもあります。シャンプーなどの洗い残しきちんと洗い流しているつもりでも、シャンプーやボディソープなどの石けん類をすすぎ残してしまっている方は意外と多いものです。洗い残した汚れやすすぎ残した石けんは、皮脂と混ざって毛穴にたまるとニキビの原因になります。首ニキビの治し方首ニキビができてしまった場合の治し方について解説します。皮膚科を受診する首ニキビが赤く腫れあがり、炎症を起こして痛みやかゆみを引き起こしてしまっている場合は、皮膚科などの医療機関を受診しましょう。炎症を起こしたニキビが悪化すると、増殖したアクネ菌が毛穴の中で「リパーゼ」という酵素を生成し、皮膚組織を破壊し始めてしまうことがあります。皮膚組織が破壊されると肌に凹凸ができ、ニキビ跡となってしまう場合があります。できるだけ早めに医師に相談し、適切な治療を受けましょう。生活習慣の改善前述の通り、生活習慣の乱れはニキビの悪化に直結します。生活習慣を改善し、ニキビを悪化させない環境を整えましょう。食生活の改善前述の通り、脂質のとりすぎやビタミン・ミネラル、タンパク質の不足は皮脂の増加や肌の新陳代謝が低下する原因となり、ニキビの悪化を招きます。肉・魚・野菜などをバランスよくとるようにしましょう。また、ニキビができているときは脂っこいものや甘いものは控えた方がよいでしょう。睡眠不足の改善睡眠不足が続くと心身が緊張状態に陥り、自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れにつながります。睡眠時間を十分に確保し、心身を休めるようにしましょう。ストレスをためない心身へのストレスはホルモンバランスの乱れの原因となります。休息をしっかりととり、自分の好きなことをするなどして適宜ストレスを解消するようにしましょう。首ニキビのケア方法炎症を起こしていないニキビのセルフケア方法について解説します。むやみに触らないニキビが気になるからといって頻繁に触っていると、手指についている雑菌が患部に付着して炎症を引き起こしてしまう場合があります。ニキビができたら、むやみに触らないことが大切です。また、ニキビを自分で潰す際、失敗すると表皮や毛穴が傷ついてニキビ跡となってしまう可能性が高まります。自分で潰したりせず、どうしてもニキビを早く治したい場合は、皮膚科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。保湿乾燥は、ニキビの原因となる場合があります。保湿は念入りに行いましょう。ニキビが気になるときは、肌がベタつかないよう保湿力の低いさっぱりタイプのスキンケア用品を選ぶ方も多いですが、ニキビをケアしたいときこそ、保湿力の高い化粧水やクリームなどを使い、しっかりと保湿を行いましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月25日汗や日焼け止めの残りが気になる夏は、肌荒れやニキビなどの肌トラブルに気を付けたい季節。特にむき出しになったデコルテに出来るニキビは意外と目立ってしまうし、跡が残りやすいので要注意!そこで今回は、デコルテ周りのニキビ対策を徹底的にご紹介します。運動後や会社からの帰宅後はシャワーに直行NYCにある Goldenberg Dermatology(ゴールデンバーグ・皮膚科クリニック)のKristina Goldenberg(クリスティーナ・ゴールドバーグ)先生によると、夏は汗をかいた後いかに早くシャワーで洗い流せるかどうかが、ニキビを予防するカギとなるのだそう。汗が長い間皮膚に残ったままだと、毛穴がふさがれて肌の代謝が乱れ、これがニキビ悪化の原因に。運動の後はゆっくり部屋でくつろぎたくなるけれど、先にシャワーを済ませるのが必須ですね。ホルモンバランスを崩しやすい血糖値を上げる食品を控えるニキビの原因でもある、ホルモンバランスの乱れ。Kristina先生は、血糖値を上げる食べ物を控えることを推奨しています。一般的に、Glycemic Index(グリセミックインデックス=炭水化物を含む食品を食べた後に引き起こされる血糖値の上昇指数)が高いとされる米、小麦、砂糖、朝食用のシリアル、バナナ、スイカなどは控えるのが◎だそう。夏の代名詞であるスイカも、ホルモンバランスを崩しやすい食べ物に入っているのにはちょっぴりショックですが、ここは食べる量をコントロールしたいところ。抗菌作用があって、刺激の弱い石鹸を使用するデコルテはとっても繊細な部分。Kristina先生曰く、「普段使いには、殺菌作用があって刺激の少ないボディーソープが最適」なのだとか。たっぷり泡立てて優しく洗うのがポイントです。その後、オイルフリーのモイスチャーライザーを薄くつければOK!紫外線が気になって、ついつい美白コスメを大量に塗ってしまいがちなデコルテですが、過剰なケアは逆にニキビを悪化させてしまうんですね。潰したりかきむしるのはNG!早期ケアが大切皮膚の弱いデコルテは、ニキビの跡や色素沈着が残りやすい部分でもあります。潰したりかきむしったりは絶対NG!早期ケアが大切なので、早めに皮膚科の先生に相談したり、ニキビ用の薬を塗って対策をとりましょう。髪の毛や服などがデコルテ部分にあたらないように工夫するのも良さそうですね。デコルテが汚いと、どんなにメイクやファッションに気合いを入れてもなんだか魅力が半減してしまいます……。今年の夏はフェイスケアと合わせて、デコルテのケアも忘れずに取り入れたいですね。【参考文献】低GI教室、BYRDIE
2017年08月14日