デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)が、展覧会『新花 −SHINKA−』を、2016年6月9日(木)~6月12日(日)に福岡・太宰府天満宮にて開催。本展は、2014年に約8000名の来場者数を記録し好評を得た『伝統開花』の第二弾。太宰府天満宮、宝満宮竈門神社、古来から「海神の総本社」として長い歴史と伝統を誇る志賀海神社の3つの会場を舞台に、過去最大スケールでの開催となる。会場には、本イベントの為にオリジナルで製作された漆や陶器、桐などによる花器など100点余りの作品を展示。ニコライ・バーグマン独特のコンテンポラリーなフラワーデザインが、伝統的なロケーションでどう表現されるのか注目が集まっている。新花 −SHINKA−【場所】◆太宰府天満宮(〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4-7-1)西鉄太宰府駅から徒歩約5分◆宝満宮竈門神社(〒818-0115 福岡県太宰府市内山883)西鉄太宰府駅からタクシー約7分◆志賀海神社(〒811-0323 福岡市東区志賀島877)JR香椎線西戸崎駅下車 西戸崎駅前より西鉄バス志賀島下車 徒歩10分【展覧会入場料】◆屋外展示:無料◆屋内展示(全会場共通):800円 ※12歳以下無料【屋内展示チケット販売】◆太宰府天満宮、宝満宮竈門神社、志賀海神社◆Nicolai Bergmann Flowers & Design各店舗問合せ先Nicolai Bergmann Flowers & Designニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン電話番号:03-5464-0716(平日10:00~18:00)E-mail:info@nicolaibergmann.com
2016年05月24日世界20か国でオープニング興行収入No.1を記録した『Gods of Egypt』(原題)。今回、邦題を『キング・オブ・エジプト』として、9月9日(金)日本でも公開することが決定。また併せて、本作のティザーポスタービジュアルと、特報映像も到着した。舞台は、古代エジプト。神と人間が共存する中、残虐な暴君により人々が苦しめられていた世界で、エジプトの王座をかけたバトルが勃発。世界の運命を託されたのは、コソ泥青年・ベック。本作は、“神の眼”を盗み、エジプトの王座を狙うベックの冒険が壮大なスケールで描かれている。監督には、『アイ,ロボット』のアレックス・プロヤスが務め、古代エジプト”をアトラクション体験出来るかのような映画に作り上げた。キャストには、死後の世界から恋人を救い出すため、“神の眼”を盗む泥棒・ベック役には、オーストラリアを代表するイケメン若手俳優、ブレントン・スウェイツ。そして、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で囚われの美女として世界を魅了した、コートニー・イートンが死後の国で愛を待つベックの恋人に扮する。さらに、王座と視力を奪われ復讐とエジプト奪還に燃える天空の神には、「ゲーム・オブ・スローンズ」のニコライ・コスター=ワルドー、楽園のテロリストにして砂漠の神・セト役 には、『300 <スリーハンドレッド>』のジェラルド・バトラーが好演している。そのほか、『G.I.ジョー バック2リベンジ』のエロディ・ユン、 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジェフリー・ラッシュと豪華キャストがたちが集結している。今回解禁されたのは、ピラミッドをバックに、光り輝くエジプトの王に君臨するための鍵を握る重要なアイテム 、“神の眼”を握りしめたベックの勇ましい姿が印象的なビジュアル。そして併せて特報映像も到着。映像では、次々と試練が押し寄せ、窮地に追いやられるベックの姿が映し出されている。建物が倒壊され逃げ狂う人々、そして襲い掛かる奇妙な巨大スフィンクスやコブラに、仕掛けだらけの神殿…。果たして彼の運命とは、一体どうなってしまうのか。公開を楽しみにしていて。『キング・オブ・エジプト』は9月9日(金)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月30日フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)の展覧会「新花」が、福岡・太宰府天満宮で開催される。会期は、2016年6月9日(木)から12日(日)まで。1998年の来日以来、北欧のスタイルと日本の繊細な感性を組み合わせた独自のフラワーデザインを確立してきたニコライ・バーグマン。展覧会では、太宰府天満宮、宝満宮竈門神社に加え古来「海神の総本社」として称えられ長い歴史と伝統を誇る、志賀海神社をあわせた3会場を舞台に過去最大スケールで展開する。テーマは、伝統の地で表現するコンテンポラリーなフラワーアート。ニコライ・バーグマンのオリジナルデザインによる漆や陶器、桐などによる花器と合わせた本展のための新作100点余りを披露する。期間中には、展覧会限定フラワーボックスや『伝統開花』での展示作品を中心に撮り下ろした作品集も販売される。【概要】ニコライ・バーグマン 展覧会「新花 −SHINKA− 」会期:2016年6月9日(木)〜12日(日)時間:9:00〜17:00(最終入場は、16:30)入場料:屋外展示 無料、屋内展示(全会場共通) 800円※12歳以下無料屋内展示チケット販売:太宰府天満宮、宝満宮竈門神社、志賀海神社、Nicolai Bergmann Flowers & Design各店舗場所:・太宰府天満宮住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1・宝満宮竈門神社住所:福岡県太宰府市内山883・志賀海神社住所:福岡県福岡市東区志賀島877【問い合わせ先】ニコライ バーグマン フラワーズ & デザインTEL:03-5464-0716(平日10:00〜18:00)
2016年04月30日2016年の母の日に向けて、「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン」各店舗およびオンラインショップにて、特別なフラワーボックスレンジメント「アメイジング ママ」が4月上旬から5月8日(日)まで販売される。デンマーク生まれの世界的フラワーアーティストであるニコライ・バーグマン氏が展開する独自の世界観にあふれた母の日を祝うフラワーボックスアレンジメント。毎年大人気の本商品だが、今年はバラやカーネーションをベースに、フレッシュフラワーにはトルコキキョウ、プリザーブドフラワーにはアジサイを加え、優しく温かみのあるサーモンピンクと爽やかなグリーンをアクセントにしたオリジナルデザインのアレンジメントに仕上がった。アレンジメントが収められたボックスは、滑らかなペーパーの本体ときめ細やかなパイル地のようなファブリックの蓋を合わせ、手にした時の肌なじみの良さと感触のコントラストにこだわっている。優しい母を思わせるフラワーボックスアレンジメントは、お母さんへの感謝の気持ちを伝えるのにぴったりの逸品。それぞれS・Mの2サイズが用意され、価格は「フレッシュフラワーボックス」のSサイズは4,320円、Mサイズは7,560円、「プリザーブドフラワーボックス」のSサイズは9,720円、Mサイズは17,280円。また「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン」では、フラワーボックスアレンジメントのほかにも、シーズンにあわせた母の日限定アレンジメントやブーケ各種も取りそろえられている。こちらも併せてチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2016年04月11日レオナルド・ディカプリオ主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』で音楽を手がけた坂本龍一が作品の魅力と音楽について語った“音楽版予告”が公開になった。坂本が手がけた音楽も登場する。『レヴェナント:蘇えりし者』音楽版予告映像映画は、アメリカ西部の未開拓の荒野を旅する途中で熊にノドを裂かれて瀕死の状態に陥るも、仲間のジョン・フィッツジェラルドに置き去りにされてしまった主人公ヒュー・グラスが、自然の脅威に立ち向かいながら、死の淵から蘇り、約300キロもの旅をして、フィッツジェラルドに復讐しようと壮絶なサバイバルに挑む姿を描いたもの。映像の冒頭に登場した坂本は「この作品には息を呑むような素晴らしい映像が詰まっています。私は音楽で、主人公ヒューグラスの壮大なドラマを表現しました」とコメント。劇中の音楽は坂本、“アルヴァ・ノト”ことカールステン・ニコライ、The Nationalのギタリストでもあるブライス・デスナーが担当。監督から『メロディよりもサウンドだ。サウンドの積み重ねが必要なのだ!』というリクエストを受けた坂本は、ミニマルな構成でドラマを支える“サウンド”を構築。制作された楽曲と、こだわり抜かれた映像、ディカプリオの決死の演技は見事に調和しており、「人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかった」という坂本の言葉に思わずうなづいてしまう映像になっている。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー
2016年04月01日坂本龍一が音楽を手がけた映画『レヴェナント:蘇えりし者』の特別上映が4月7日(木)に恵比寿 ザ・ガーデンホールで行われ、映画の上映だけでなく、坂本のピアノ演奏も行われることが決定した。その他の画像映画は、アメリカ西部の未開拓の荒野を旅する途中で熊にノドを裂かれて瀕死の状態に陥るも、仲間のジョン・フィッツジェラルドに置き去りにされてしまった主人公ヒュー・グラスが、自然の脅威に立ち向かいながら、死の淵から蘇り、約300キロもの旅をして、フィッツジェラルドに復讐しようと壮絶なサバイバルに挑む姿を描いたもの。本年度の米アカデミー賞で、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞に、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが監督賞に、エマニュエル・ルベツキが撮影賞に輝いた。坂本は自身のキャリアの中で、ベルナルド・ベルトルッチ監督(『ラストエンペラー』『シェルタリング・スカイ』)や、大島渚監督(『戦場のメリークリスマス』『御法度』)、ブライアン・デ・パルマ監督(『ファム・ファタール』)など多くの映画作家の作品の音楽を手がけているが、本作では「まだ体調は万全ではなかったのですが、イニャリトゥ監督からの話なので、これは何があってもやらないといけないと内心思いました」と言い、「初めて観たその時から、この映画の主人公は“自然”だと思いました。人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかった」という。劇中の音楽は坂本、“アルヴァ・ノト”ことカールステン・ニコライ、The Nationalのギタリストでもあるブライス・デスナーが担当。イニャリトゥ監督は以前から坂本の楽曲を自作で使用しており「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ。今回の音楽には、感動的な静寂がある。静寂という間が映画にとって重要な役割を果たすんだ」と語っている。特別上映では、坂本のピアノ演奏も予定されており、彼が作品について何を語り、どの楽曲を演奏するのかも気になるところだ。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー
2016年03月15日現在、東京・青山のニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップ ストア2階に、植物から音楽を奏でる先端テクノロジー「生け花スピーカー」が設置されている。この“生け花スピーカー”とは、発明者の古賀敬司が、少年の頃に友人がもらした「葉っぱから音が聴こえたりして……」という言葉をもとに開発した植物音響発生装置。植物の幹に振動デバイスを設置して葉を振動させることで、植物がスピーカーになり音が聴こえるという仕組みになっている。今回使用した植物は、東アジア・オーストラリア原産のカーカクリコ。「バナナの葉でも試しましたが、葉がが大きく葉脈がまっすぐに伸びているカーカクリコが一番大きな音を奏でます」と古賀は話してくれた。今回はこの「生け花スピーカー」を用いることで、ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップ ストアの2階に“音楽を奏でる植物公園”が出現。ニコライバーグマン監修の植物園の植物から、同テクノロジーのために音楽プロデューサーの大沢伸一が私設オーケストラ・プロジェクトThousand Tears Orchestraで同イベントのために制作した新曲「Photosynthesis #1」が奏でられる。なお、一般公開は3月1日から3日の10時から19時までとなっている。
2016年03月01日イタリアで大ヒットし、日本の2015年イタリア映画祭でも絶賛を受けた『これが私の人生設計』が、いよいよ今週末3月5日(土)より公開となる。この3月は、本作のように笑って、ハラハラドキドキして、ラストは胸がほんのり温かくなる、働く女性を描いた作品が連続公開。94歳のファッションアイコンから、出産後もトップバレリーナ目指す女性、そして世界各国でキャリアを積んで、自分を見つめなおすために故郷で再出発する女性など、共感必至の4作に迫った。■女性建築家とゲイの友人が“超男性社会”に殴り込み!?『これが私の人生設計』(3月5日公開)建築家として世界各国で華々しいキャリアを積んできたセレーナは、ふと自分を見つめ直し、“新たなステップ”を踏み出そうと故郷のローマに帰ってきた。しかし、イタリアの建築業界は男性上位社会で、ろくな仕事にも就けず貯金も底をつく。仕方なくレストランでウエイトレスとして働き出すと、超イケメンのオーナー、フランチェスコが何かと優しくしてくれ、ついつい彼に恋することに。しかし、クラブで男たちに囲まれて超絶に踊り狂うフランチェスコを見て“ゲイ”だと気づいたセレーナは、あえなく失恋。結局、2人は恋愛ではなく友情で結ばれるのだった。そんなとき、公営住宅のリフォーム建築案の公募を知ったセレーナは、絶対合格するため、男性になりすましてエントリーするが…。実話からヒントを得た本作は、海外で華々しく活躍した女性建築家セレーナが、日本とよく似た(?)男性上位社会である故郷イタリア建築業界で悪戦苦闘するユーモラスなドラマ。ヒロイン、セレーナの起死回生の一手に、きっと勇気をもらえるはず。■大先輩から人生の極意を学ぶ『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』(3月5日公開)インテリアデザイナー、実業家などさまざまな肩書きを持ち、ファッションアイコンとしてニューヨークのカルチャーシーンに影響を与え続けるアイリス・アプフェルの成功の秘訣や魅力に迫ったドキュメンタリー。1950年代からインテリアデザイナーとして活躍し、ホワイトハウスの内装を任され、ジャクリーン・ケネディを顧客に持つなど、輝かしいキャリアを誇るアイリス。そんな彼女の展覧会や老舗百貨店でのディスプレイ企画、売り切れ続出となるテレビショッピングなどに密着し、自由で楽しく生きることとサクセスを両立させたアイリスの魅力が描かれる。監督は『ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター』などを手がけたアメリカドキュメンタリー映画の巨匠で、2015年3月に他界したアルバート・メイズルス。アイリスと、撮影後に亡くなった夫カールとの関係にも要注目。■妊娠・出産をへて再び難役へ!『Maiko ふたたびの白鳥』(順次公開中)ノルウェーを拠点に活躍する世界トップクラスの日本人プリマドンナ、西野麻衣子の挑戦を追ったドキュメンタリー。15歳でイギリスの名門ロイヤルバレエスクールに留学し、19歳でノルウェー国立バレエ団に入団、そして25歳で同バレエ団初の東洋人のプリンシバルとなった西野麻衣子。私生活ではオペラハウスの芸術監督を務めるノルウェー人男性ニコライと結婚し、30代を迎えて出産とキャリアの間で揺れていた矢先、妊娠したことがわかる。出産・育休を経てプリンシバルへの復帰を決意した彼女は、尊敬する実の母親・衣津栄や優しい夫ニコライら温かい家族に支えられながら、クラシックバレエの中でも特に難役とされる「白鳥の湖」に再び挑む――。家族の愛にも胸熱になるバレエドキュメンタリーだ。■有名映画監督が仕事と去りゆく母への思いの狭間で…『母よ、』(3月12日公開)『息子の部屋』のナンニ・モレッティ監督による自叙伝的作品で、プライベートでも難題を抱えながら、映画製作に取り組む女性映画監督を主人公に描いたドラマ。恋人とも別れ、娘の進路問題も抱え、兄とともに入院中の母親の世話をしている映画監督のマルゲリータ。だが、撮影中の新作映画は、アメリカの有名俳優バリー・バギンズが撮影に参加した途端、思うように進まなくなる。ストレスが募る中、追い討ちをかけるかのように、病院から母親の余命宣告を受けた彼女は…。マルゲリータの兄役でモレッティ自身が出演し、監督作品の常連でもあるマルゲリータ・ブイが主演。アメリカ俳優バリー・バギンズ役には『ジゴロ・イン・ニューヨーク』のジョン・タトゥーロが扮し、しんみりしがちな物語に温かさを与えてくれる。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日ノルウェー国立バレエ団のプリンシパルとして活躍する日本人バレリーナ西野麻衣子に迫ったドキュメンタリー『Maiko ふたたびの白鳥』が今週末から公開になる前に、本編映像の一部が公開になった。妊娠、出産を経て、再びステージに復帰しようとする彼女の真摯な姿が胸をうつ映像だ。本編映像の一部西野麻衣子は、15歳の時に英国ロイヤルバレエスクールに留学し、19歳でノルウェー国立バレエ団に入団。25歳で東洋人初のプリンシパルに抜擢された。映画は、妊娠、出産を経た彼女が再びステージに復帰し、『白鳥の湖』の主役を踊りきるまでを追いかけていく。このほど公開になった映像では、西野がリハーサルをしている場面からはじまる。ほんの数日、レッスンを欠かすだけで、身体や感覚に変化が訪れるプロフェッショナルの世界で、長きに渡って休業していた彼女は、自身の精神と身体を酷使してでも感覚を取り戻し、ステージの“主役”として復帰するべくレッスンを積んでいく。その鋭い表情は観る者を一瞬にして引き込む魅力をもっている。その後に彼女が見せる表情は対称的だ。自宅に戻った彼女は疲労しており、ノルウェー人の夫ニコライさんの出迎えを受け、生まれたばかりの息子の世話をしながら思わず眠り込んでしまう。映画では、ノルウェーでは知らぬ人がいないほどの存在の西野のバレエにかける情熱や、素顔があますところなく描き出されている。『Maiko ふたたびの白鳥』2月20日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2016年02月17日ノルウェー国立バレエ団のプリンシパル・西野麻衣子を追ったドキュメンタリー『Maiko ふたたびの白鳥』が、2月20日(土)より公開される。妊娠・出産を経てふたたび「白鳥の湖」の主役に挑戦する日本人バレエダンサーの姿に迫る本作から、妊娠中の彼女が大きなお腹を気遣いながらもレッスンに励む本編映像がシネマカフェにて解禁となった。15歳で単身日本を離れ、名門ロイヤル・バレエスクールに留学。19歳でノルウェー国立バレエ団に入団。2005年、25歳で東洋人初のプリンシパルとなった西野麻衣子。172cmの長身と長い手足を生かしたダイナミックかつエレガントな踊りで、芸術活動に貢献した人に贈られる「ノルウェー評論文化賞」も受賞し、いまやノルウェーで知らぬ人はいないといわれるほど。プライベートでは、オペラハウスで芸術監督をする夫・ニコライと暮らす彼女の素顔は、イキのいい大阪弁を話すパワフルな女性!本作はそんな彼女がトップダンサーとして最も充実した時期に予期せず妊娠し、出産を経て、クラシックバレエでも屈指の難役である「白鳥の湖」の主演に再び挑戦する懸命な姿を追う…。本作は、世界のトップで活躍する日本人バレエダンサーの美と技術を極めたプリマの姿と、女性が直面するキャリアと出産に悩み揺れる等身大の姿を描いたドキュメンタリー。また、彼女が最も尊敬する女性、パワフルな“大阪のおかん”西野衣津栄や、自身が育休をとり、復帰を決意した妻の背中を押す夫・ニコライなど、麻衣子さんを支える家族の絆にも迫っていく。このたび解禁されたのは、妊娠中にもバレエのレッスンに励む麻衣子さんの映像で、出産直前の大きなお腹を気遣いながらも、真剣にトレーニングしている様子を映し出す。妊娠5か月まで舞台に立ち、その後も舞台には立たなくとも、トレーニングを続ける日々。予定日より2週間早く産まれたこともあったが、なんと出産2日前まで踊っていたという。それも、「白鳥の湖」で復帰したいという気持ちがあったからこそ。映像の最後に、ライバルが多く、自分の代役がいくらでもいる世界で戦うことは、「この職業の運命よ」と言葉を強める麻衣子さんの目が印象的だ。華やかで美しい表舞台の背後にある過酷な世界を、こちらの映像からも確かめてみて。『Maiko ふたたびの白鳥』は2月20日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日新制作のウラジーミル・ブルメイステル版『白鳥の湖』上演を半月後に控える東京バレエ団が1月15日、公開リハーサルおよび記者懇親会を開催。斎藤友佳理芸術監督はじめ指導陣と、日替わりで主演する3組のダンサーたちが、作品の魅力、舞台への意気込みを語った。東京バレエ団 ブルメイステル版『白鳥の湖』 チケット情報リハーサルで采配を振った斎藤は、昨年8月に芸術監督に就任したばかり。今回の新たなヴァージョンでの『白鳥の湖』上演は、就任後初のビッグプロジェクトとして注目される。稽古場ではロシアから招いた指導者、モスクワ音楽劇場の元ソリストで、民族舞踊をベースとしたキャラクターダンスの名手として知られたマルガリータ・ルアノ、元ボリショイ・バレエのプリンシパル、ニコライ・フョードロフの姿も。昨年秋にはモスクワ音楽劇場バレエマスター、アルカージー・ニコラエフも来日しており、初演にむけての指導体制の充実ぶりが目を引いた。ブルメイステル版『白鳥の湖』は、1953年にモスクワ音楽劇場で初演、現在も同劇場で上演され続け、パリ・オペラ座やミラノ・スカラ座でもレパートリーとなっている傑作。斎藤にとっても「ロシアで初めて観た時、心を動かされた」という思い出深い作品だ。ドラマティックな演出で知られ、とくに各国の踊りが次々と登場する第3幕が特徴的。指導者ルアノも、「第3幕はドラマティックな要素がとても強い。ダンサーたちは皆、ただ自分を美しく見せるためだけに出てくるのではなく、悪の力によって、王子の意識を虜にするために登場するのです」と、熱く語った。初日にオデット/オディール役で登場するプリンシパルの上野水香は、「新芸術監督のもとでの初めてのブルメイステル版、新鮮な気持ちで取り組んでいる」という。ジークフリート王子役の柄本弾も、「先生方の教えをすべて吸収し、素晴らしい舞台にしたい」と意欲的だ。2日目の主演は、その透明感ある美しさが目を引く渡辺理恵と、ロシアのバレエ団で活躍ののち昨年8月に入団した秋元康臣のペア。3日目には今伸び盛りの川島麻実子と岸本秀雄のフレッシュなふたりが登場する。オデット/オディール役のダンサーたちを「皆、私にとって大切なバレリーナ」と紹介する斎藤。自身のダンサーとしての経験、知識をもって全力で指導に打ち込む姿が印象的だ。王子役を指導するフョードロフも、「自分らしい、“ハンドメイド”の王子を演じてほしい」と彼らにエールをおくった。公演は2月5日(金)から7日(日)、東京文化会館にて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2016年01月19日お正月といえば、初詣にバーゲン、あるいは自宅でのんびりとTVの正月番組を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。でも、ちょっと待った! 実は元旦から開館している美術館や、無料でアートに触れ合える施設も意外とたくさんあるんです。そこで今回は年始からぜひ足を運んでみてほしい都内の美術館や施設をご紹介します。■森美術館・森アーツセンターギャラリー営業開始日は1月1日(開館時間11:00~22:00)より。何と言っても「村上隆の五百羅漢図展」が開催中です。こちらは日本では2001年以来、14年ぶりとなる村上隆の大規模個展で、超巨大絵画《五百羅漢図》を中心に全作品日本初公開というゴージャスな展覧会。圧巻の作品群はアートに明るくない人でも十分楽しめる内容となっているので気軽に楽しむことができます。また、1日からは「フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション」展も始まります。輝かしい実績を誇る国際的な建築設計組織「フォスター+パートナーズ」を代表するおよそ50のプロジェクトを模型、映像、CG、家具、プロダクト、図面、スケッチなどから設計活動を総合的に紹介する日本で初めての展覧会です。■東京都現代美術館1月2日・3日(開館時間10:00~18:00入場は17:30まで)はお正月特別開館として戦後美術の代表作を楽しめる「MOTコレクション」()展を無料で観覧できるほか、先着150名様にプレゼントがもらえるという東京都現代美術館。「東京アートミーティングⅥ "TOKYO"-見えない都市を見せる」()展は、各界で活躍する東京のクリエイターが各々のトピックでキュレーションする「東京」と国内外の作家が「東京」をテーマにつくる新作を通じ、現在の東京の創造力を見せる展覧会です。アートだけでなく、音楽、映像、デザインなど幅広いメディアを通して、現在の可能性を「見えるように」していきます。また、戦後アメリカ美術のなかで語られてきたオノの活動を、出身地、東京で再考する「オノ・ヨーコ|私の窓から」()も開催中です。■JPタワー学術文化総合ミュージアム インターメディアテク(IMT)インターメディアテク(IMT)と聞いてピンと来ない方もまだ多いのでは? IMTは日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が運営する新しい公共貢献施設。東京丸の内の旧東京中央郵便局舎「KITTE」()の2・3階にあります。新年の開館は1月5日(開館時間11:00-18:00(木・金は20:00まで))からとなっています。2層にわたるIMTの展示はかなり見ごたえがありますが、入館料はなんと無料。常設展示は自然史から文化史まで、選りすぐりの学術標本コレクションを収めた「ギメ・ルーム開設記念展『驚異の小部屋』」。また、「特別展示『ミュオグラフィ――21世紀の透視図法』」が開催中です。ミュオグラフィとは宇宙から飛んでくる宇宙線がつくる素粒子(ミューオン)を利用して火山やビルなどの透視撮像を作成する手法のこと。最新のミュオグラフィ装置や火山学発祥の国でもあるイタリアで開発された世界初の火山観測用地震計等の展示物等を公開し、その原理や意義、未来における応用について取り上げます。■フジフイルム スクエア FUJIFILM SQUARE「新年といえば富士山!初日の出!」という方には「日本と世界の山岳」をテーマにした写真展はいかが? 東京ミッドタウン「ミッドタウン・ウェスト」の1階部分にある写真を集めたギャラリー「フジフイルム スクエア」も、前述のIMTと同じく、無料で楽しめるスポット。ショッピングのついでに立ち寄れる手軽さも人気です。第37回 山岳写真の会「白い峰」写真展が開催中で雪景色の美しい山々、約100点の作品が展示されています。営業開始日は1月4日(開館時間10:00~19:00 (入館は18:50まで))からとなっています。■渋谷ヒカリエd47 MUSEUM営業開始日は1月2日(開館時間11:00~18:00(17:30まで入場可能))。「NIPPONの47 2016 食の活動プロジェクト」食の生産者は「つくる」から、「つくり、伝える」活動家へ 。「食の活動プロジェクト」に取り組む生産者やメーカーを47都道府県から1つずつ紹介し、彼らの手がける調味料、酒、茶、野菜などの様々な食品を販売する、マーケット型の展覧会。デザイン性の高い商品も多く、食はもちろん、パッケージデザインに興味のある人にもおすすめです。そのほか同フロアのCUBE 1, 2, 3ではレコードとターンテーブルから成る作品を展示する「カールステン ・ ニコライ - bausatz noto ∞」なども開催予定です。いかがでしたでしようか?立派な美術館はもちろん、都内には無料とは思えないほど充実したアートスポットも盛りだくさん。一年のスタートをアートから始めてみるのもいいかもしれませんね。
2016年01月01日12日、東京丸の内に三越伊勢丹ホールディングスの新業態となるメンズファッションセレクトストア・イセタンサローネ メンズ(ISETAN SALONE MEN’S)がオープンした。以前、「バーバリー丸の内店」のあった新東京ビル1階で、売り場面積は約900平米。品ぞろえの全体の6から7割が春物で構成されている。日本家屋をイメージした空間構成で店舗デザインはストラスブルゴやキートンなどのメンズストアでの経験豊富なデザイナー・辻村久信が担当。同氏の手掛けた店舗としては過去最大規模で、現代の素材とテクノロジーを融合し「和魂洋才、優雅さと合理性」が追求された。白木の什器や和紙、洗い出しの床など木、紙、土と日本の伝統的な自然な質感を生かした内装で、江戸の粋を京都の素材と職人技で仕上げられている。日本家屋の庭が想定されたエントランス付近には、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergman)のフラワー、フレグランスやコスメ、スキンケアなど水と植物などのイテムを集積することでさながら池のように動きを与えている。また、茶の湯の待ち合いのエリアにはフォーナインズ(999.9)の眼鏡の売り場を配し、帽子と共に丸の内エリアで最大レベルとなる品ぞろえで充実を図っている。その脇には茶室を想定したスペースにはジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が新形態となるチョコレートバーを出店。世界で初となるミルクを使わず水で作るショコラショもこの店だけで飲むことが出来、“ビター”なメンズストア対応を図り、この店舗でしか体験できない”ティータイム”を提案。店舗奥のビジネスゾーンは蔵の位置づけで、オーダーカウンターには杉の無垢材に平瓦、床はハンドフックの小紋のラグ、壁には金箔や砂子を施した手漉き和紙などさながら銀座の高級寿司店を思わせる仕掛け。シューズやシャツなど、レディスに比べ圧倒的に豊富なMDが整理されて見やすい環境で提案されている。離れを想定したカジュアルゾーンはガラスを用いた光環境で、トム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)、メゾン マルジェラ(Maison Margiela)、マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)、ディースクエアード(DSQUARED2)、メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)、日本のブランドではビズビム(visvim)、エヌ. ハリウッド アンダーサミットウエア(N.HOOLYWOOD UNDER SUMMIT WEAR)、コーネリアン タウラス バイ ダイスケ イワナガ(CORNELIAN TAURAUS BY DAISUKE IWANAGA)の代表的なアイテムが並び、新宿店メンズ館のダイジェスト版といったブランド構成。通りに面したファサードは、鉄を葉の形に切り出し溶接した鉄骨のオブジェがショーウインドーを飾り、垣根を想定。帽子のディスプレーには京都の西山の枝をアクリルに封入した什器で、庭の植栽を想定するなど日本家屋の構造様式が徹底されている。*次回は辻村久信氏、大西洋社長などのインタビューText:野田達哉
2015年12月14日映像アーティストとして、また、ミュージシャンとしてアルヴァ・ノト名義で活躍する、カールステン・ニコライの個展「bausatz noto ∞」が、12月23日まで東京・代官山のアートフロントギャラリーにて開催されている。カールステン・ニコライは、90年代に美術家としての活動をスタート。97年にはその才能が認められ、カッセルのドクメンタXに作品を出展している。その後、アルヴァ・ノトの名前で電子音楽でも知られるようになると、ファクシミリ音やクリック音を使った作品を発表するなど音楽とアートのふたつの世界で活躍している。日本国内では、03年に越後妻有アートトリエンナーレの川西エリアに、この地における3年間の日照時間を計測して保管することが可能なサンレコーダーを設置。07年に、初台のICCで、音の反響を吸収する素材で覆った無響室「invertone」を公開。12年には、水槽の水の波紋が周波数の変化を受けてスクリーンに投影される作品「Wellenwanne LFO」を発表している。また、昨年には文化庁のメディア芸術祭にてアート部門大賞を受賞。森美術館で今年開催された「シンプルなかたち」展にも作品を出展している他、先日リニューアルした西武渋谷店A館1階のエントランスには、外気温や人の流れで色や音が変わる作品も設置されている。今回の個展では、レコードと4台のターンテーブルがセットになった作品「bausatz noto ∞ - color vinyl display, 1998/2015」を展示する。同作は、98年に発表された作品のカラーバージョン。4つのレコードを組み合わせて回転速度を変えながら流すことで、無限大の音を創り出すことが出来る。また、作品そのものが音楽を作り出す装置にもなっている。【イベント情報】「bausatz noto ∞」会場:アートフロントギャラリー住所:東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA棟会期:12月4日~23日時間:10:00~19:00休館日:月曜日
2015年12月12日スティーブン・キングの小説を映画化する『The Dark Tower』の主演候補に、マシュー・マコノヒーが上がっているようだ。プロデューサーはロン・ハワードとブライアン・グレイザー。ソニー・ピクチャーズとMRCが製作配給する。監督はニコライ・アーセル。脚本は『ビューティフル・マインド』のアキヴァ・ゴールズマン。マコノヒーとの話し合いはまだ初期の段階だが、双方とも乗り気ということだ。その他の情報ハワードとグレイザーは、この映画化企画をずいぶん前から進めている。ソニーは今作のシリーズ化を狙っているようだ。映画はシリーズ1作目にもとづくものになるが、同時にテレビ化もする計画。マコノヒーがテレビのほうにも出演するのかどうかはわかっていない。マコノヒーの最新作は、今年のカンヌ映画祭で上映された『ザ・シー・オブ・ツリーズ(原題)』。来年はドラマ『Gold』と、歴史スリラー『The Free State of Jones』の北米公開が控える。文:猿渡由紀
2015年11月18日三越伊勢丹ホールディングスが12月中旬に、東京・丸の内にメンズファッションセレクトストア・イセタンサローネ メンズ(東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階)をオープンする。同社グループの強みである編集力を活かした中小型店舗の出店戦略を進めている三越伊勢丹ホールディングス。これまでに、羽田空港内のイセタン羽田ストアや、駅ビルを中心に出店しているラグジュアリーコスメ編集ショップ・イセタン ミラー メイク&コスメティクスなどの小型店を出店してきた他、今年4月には伊勢丹新宿本店のサロン的役割をあわせ持つウィメンズファッションの高感度な独自編集セレクトストア・イセタンサローネをオープンしてきた。今回オープンするイセタンサローネ メンズのストアコンセプトは、茶道用語で“思いあう”を意味する“おもあい”。インテリアデザイナーの辻村久信が、“和魂洋才”をテーマに、日本古来の自然素材を現代的に用い、日本家屋を連想させる空間構成を行うことで、同ショップのコンセプトとなる“おもあい”を具現化した。同ストアでは、4つのターゲットを設定し、それぞれのターゲットに向けたエリアを設置。丸の内エリアを拠点にワールドワイドに活動するビジネスマンには、ベルベスト(BELVEST)や、トリッカーズ(Tricker’s)などによるビジネスシーンをサポートするアイテムを集結させたゾーンを、高感度な都市生活者には、メゾン マルジェラ(Maison Margiela)やマークジェイコブス(MARC JACOBS)などのビジネスマンのオフでの着こなしのためのアイテムを集めたゾーンを、男性へのパーソナルギフトを探す高感度な女性には、丸の内で最大レベルの品揃えとなるメガネと帽子のコーナーを始め、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)のフラワーショップなどを展開するゾーンを用意。伊勢丹新宿本店メンズ館の愛用者に向けては、メンズ館の凝縮したコンテンツを提供する。その他、ビジネスシューズやバッグなどの革製品の修理・メンテナンスを行うリペア工房を設置。ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)の日本初となるカジュアルタイプのカフェも併設される。また、三越伊勢丹ホールディングスは16年3月に大名古屋ビルヂングに、中型ファッションセレクトストア・イセタンハウスもオープンする。“FUN(楽)”がコンセプトの同ショップでは、旬のファッションに関心が高く、東京発のファッションに親和性を感じている団塊ジュニア世代を中心とする30代から40代の高感度パーソンをターゲットに設定。建物は地下1階から2階の3構造となっており、地下1階では婦人雑貨を、1階では婦人ファッションを、2階では婦人・紳士ファッションを展開していく。
2015年11月07日「GRAND TREE MUSASHIKOSUGI(グランツリー武蔵小杉)」(神奈川県川崎市)は、12月25日までクリスマスプロモーション「GRAND TREE HAPPY X’mas」を開催している。同プロモーションでは、世界で活躍するフラワーアーティストのニコライ・バーグマンとコラボレーションしたオリジナルのクリスマスツリー「グランツリー武蔵小杉×ニコライ・バーグマン HAPPY GIFT TREE」を1F アクアドロップ前で展示。クリスマスとグランツリー武蔵小杉の開業1周年を祝い、「ギフト」をテーマに特別にデザインされたクリスマスツリーとなる。レッドをベースにゴールドをアクセントとし、ギフトボックスを積み上げたデザイン。サンゴミズキや松ぼっくりなどの自然の素材に加え、ギフトボックスやオーナメントをあしらうことでどこから見ても異なる表情を楽しめるという。また、施設外では、綱島街道側にてイルミネーションの点灯がスタート。施設のガラス壁面に雪の結晶をモチーフにしたイルミネーションを施し、中央部分にはモーション型LEDを用いて動きのある光を演出する。同施設のシンボルでもあるという高さ15mのセンペルセコイアの樹には、あたたかみのあるろうそくの炎のような色のイルミネーションを装飾するとのこと。なお、これらのイルミネーションは2016年2月29日まで行われる。点灯時間は17:00~21:00。
2015年11月05日「建物自体」が展示作品とも言える美術館が、東京の玄関口・丸の内にあります。東京駅から徒歩5分、二重橋前駅から徒歩3分とアクセス良好。緑の美しい中庭を抜けたところに入り口を構える美しい赤レンガのたたずまいの「三菱一号館美術館」が今回の主役です。○鹿鳴館・ニコライ堂を手がけた建築家による建物を忠実に復元この美術館は、三菱が1894年に建設した丸の内初のオフィスビル「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。コンドルは「お雇い外国人」として来日し、鹿鳴館やニコライ堂、旧岩崎邸庭園、旧古河庭園など数々の素晴らしい設計を手がけた建築家で、明治以降の日本近代建築の基礎を築いた人物です。建築様式は、19世紀後半の英国で流行した「クイーン・アン様式」で、当時は館内に三菱合資会社の銀行部が入っていたほか、階段でつながった三階建ての棟割長屋の物件が、事務所(オフィス)として貸し出されていました。コンドルが設計した「三菱一号館」は、老朽化のために1968(昭和43)年に解体されました。そこから40年あまりの時を経て、2009年に同じ場所に復元され、2010年春に「三菱一号館美術館」として生まれ変わったのです。「旧三菱一号館」竣工当時に撮影されたと思われる写真のほか、コンドルの作成した図面や保存部材から、可能な限り当時の建物に忠実な復元を目指してつくられ、その製造方法や建築技術までもが再現されています。三菱一号館美術館は19世紀末西洋美術を中心としたコレクションを収蔵しています。10月10日からは開館5周年を記念して「プラド美術館展 ―スペイン宮廷 美への情熱」を開催予定です。スペイン三大画家ともいわれるエル・グレコやベラスケス、ゴヤなどヨーロッパ絵画史を彩った名だたる巨匠たちの作品群が集合する、日本ではめったにない機会。「特に板絵(木の板に直接描かれた絵画)はぜひ見ていただきたいですね、と言うのは、ブランド担当の嶋田さん。「日本はヨーロッパと違ってとても湿度が高いため、通例では作品保護の観点から板絵は輸送と公開が厳しく制限されていました。それがついに実現したこの展覧会で、世界で20点しか存在しないボスの日本初公開の真筆など、ぜひお楽しみいただければ」とのことでした。明治時代にコンドルの設計した「作品」の中で、この機会にスペインの巨匠たちの作品に触れてみてはどうでしょうか。○趣深いミュージアムカフェで建築を眺めるたっぷりと作品を楽しんだ後は、お楽しみの三菱一号館美術館内にあるミュージアムカフェ・バー「Café 1894」へと向かいます。同じ建物内にありますが、入り口は大通り沿いですのでその美しい外観を楽しんでみて。こちらは明治期に「銀行営業室」として利用されていた空間をそのまま復元したクラシックな趣のカフェで、美術館同様、精密に復元された建築美を堪能することができるスポットとなっています。嶋田さんによると「カフェはいつもにぎわっていますね。ランチタイムは近隣オフィスの方々、ティータイムは美術館帰りの奥さま方などが多いようです。ディナータイムは予約も可能なので、大人数でいらっしゃる方も多いです」とのこと。この「Café 1894」はいわゆる「カフェ」とは思えないほど、味にこだわった料理が楽しめるのも大きな特徴。10月10日からの「プラド美術館展」に合わせ、期間限定で「Passion of Beauty」と「王様のチョコラーテ」という展覧会にちなんだランチとデザートも楽しめる予定です。「Passion of Beauty」(税抜2,000円)は、プラド美術館の濃密で芳醇なコレクションを作り上げた歴代スペイン王たちの美への情熱と、華やかな宮廷を表現した繊細で美しいランチメニューです。前菜には「ガスパチョ シェリー酒の香り」「サーモンマリネと季節野菜のスペイン風サラダ仕立て」。スペインの伝統的なトマトベースのソースの赤は「情熱」を、イクラはきらびやかなスペイン宮廷をイメージしているそうで、厚めにカットされたサーモンとはじける食感のイクラが口の中で爽やかに混じり合います。メインは「スパイスを効かせた鴨胸肉のロティ バルサミコソース」。柔らかい鴨胸肉と、洋梨のコンポートの甘さが絶妙で、ついつい昼からワインがすすんでしまいそうです。こちらは自家製のスパイスを使用しているそうで、その香りと共に味わってほしい一皿ですね。ちなみにこちらのランチ、プラス900円でスペインのスパークリングワイン「カヴァ」も楽しめます(提供時間 11:00~14:00)。午後のスイーツを楽しみたいという方は、スペイン王室が愛した「王様のチョコラーテ」(税抜950円/提供時間 14:00~17:00)はいかがでしょう。「しっとり」「とろける」「パキパキ」の3つの食感を楽しめる濃厚なチョコレートに爽やかなフランボワーズの酸味がマッチしていて、口に入れると思わずうっとり。こちらはぜひ、コーヒーや紅茶と一緒に楽しみながら優雅な時間を堪能してほしい一品です。歴史が交差し、新たな進化をみせる「三菱一号館美術館」。「Café 1894」で「プラド美術館展」の余韻に浸りつつ、建物のこまやかな息遣いを感じる、まさに「芸術の秋」を満喫してみてはいかがでしょうか。
2015年10月05日アンダーズ 東京(Andaz Tokyo)のメインダイニング「アンダーズ タヴァン(ANDAZ TAVERN)」が10月9日、10日の2日間限定で、フラワーアーティストのニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)とのコラボレーションによる、秋のフラワーダイニングを実施する。フラワーダイニングでは、総料理長ゲハード・パスルガーによる秋の食材を用いたクリエイティブな料理と、ニコライ・バーグマンによる色鮮やかな季節の花々によるアートが融合したユニークなメニューの数々を展開するディナーコースとランチコースを用意する。ディナーコースの前菜メニュー「帆立貝の冷製 キャベツのジンジャーエマルジョン スダチのキャラメリゼ チャイプ」では、ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン(Nicolai Bergmann Flowers & Design)のシグネチャーアイテムであるフラワーボックスをプレートとして採用。フラワーボックスは記念に持ち帰ることが出来る。その他、ディナーコースでは、赤い花に見立てたビーツやイベリコハムを添えた鮟鱇(アンコウ)、黒トリュフや南瓜などとともに色鮮やかな季節の花々で彩られたリースをあしらった鶉(ウズラ)のローストなどを提供。メインのエゾ鹿のたたきは、付け合せの栗と舞茸と共に、芳醇な香りの木の幹に。さらにデザートは、ニコライ・バーグマンの作品と共に遊び心を加えた柿のコンポジションが登場する。今回のコラボレーションについて、ニコライ・バーグマンは「今回、シェフとフラワーアーティストとのコラボレーションを通して、お客様には料理、花を個々に楽しんでいただくのではなく、料理と花の組み合わせから生まれるひとつの“クリエイティブな体験”を楽しんでいただきたいと思っています。この季節でしか見られない旬の花々や食材を楽しみながら、2人のアーティストによって作り上げられた作品を堪能してください。一緒に来られる方と驚きや小さな発見を共感しながら、普段とは違う会話のきっかけになったり、また振り返って話したくなるような、記憶に残る経験をご提供できれば嬉しく思います」とコメントを寄せている。【イベント詳細】フラワーダイニング期間:10月9日~10月10日場所: アンダーズ 東京 51階「アンダーズ タヴァン」住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ料金:ディナー 2万5,000円※お持ち帰り用のフラワーボックス付 ワインペアリングは6,000円:ランチ 8,000円
2015年09月26日フラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)の展覧会「伝統花伝」が、9月22日から25日まで東京・丸の内のシャングリ・ラ ホテル 東京で開催されている。24日、ニコライ・バーグマン本人が作品を紹介する内覧会が行われた。シャングリ・ラ ホテル 東京で6年ぶりの開催となる同展では、人間国宝の作品をはじめとする、日本の伝統工芸や美術作品と自身のフラワーアートの融合を試みたニコライ。会場には、陶芸家、金工作家、人形作家、ガラス工芸作家など、様々な工芸作家の作品からインスピレーションを得たり、実際に作品の一部として用いて制作した50点以上の新作が披露されている。以前より、実際に日本各地で活躍する様々な工芸作家の元へ訪れてきたというニコライは、「フラワーデザインを通して、それぞれの作家たちのクラフトマンシップを感じてもらえる展覧会にしたいと思った」と語る。中には、江戸時代から受け継がれた牡丹流水模様の小袖から、ニコライ自身がコレクションとして所有している器を用いた作品も展示され、日本の美意識を敬愛するニコライならではのエスプリが随所に感じられる内容となっている。工芸品を彩る生花を中心とした植物は、普段見慣れた栗やススキなどから、珍しいパイナップルオーキッドという蘭など多種に及ぶ。「会期中の4日間、生花を用いた作品を維持させることも私にとって挑戦の一つでした」と話すニコライ。4、500本のワイヤーに唐辛子を一つ一つ手作業で繋いだり、葉を一枚一枚貼り付けたりと繊細な工程を経て生み出された一つの作品に対し、2、3名が1日掛かりで携わり、約50名のスタッフ総出で会期前日に一気に仕上げられたという。そんな儚さの一方で、植物の強い生命力も感じることができる、和×洋が融合したニコライの新しい美の世界が体感できるものとなっている。また、会場には特設のミュージアムショップも開設。シグニチャーであるフラワーボックスの「伝統花伝」限定版など、スペシャルアイテムも販売している。【イベント情報】ニコライ・バーグマン展示会「伝統花伝」会場:シャングリ・ラ ホテル 東京 27階住所:東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館会期:9月25日まで時間:10:00~19:00(最終日は16:00閉場)料金:800円(高校生以下無料)
2015年09月24日伊勢丹新宿店メンズ館にて9月15日、同館の誕生12周年を記念したパーティが開催された。「男の新館」から「イセタンメンズ」に生まれ変わって以来、毎年、周年パーティを続けている伊勢丹新宿店メンズ館とあって、お馴染みの客たちは期待に胸を膨らませて開場前から入口に待機。オープンと同時に館内に足を踏み入れるや、懇意にしている店員と写真撮影を楽しむシーンも見られた。12回目となる今回のテーマは「color & music」。まず、フロアごとにテーマカラーを設定した上で、各色のDJテーブルを設置。各階でフロアを盛り上げるのは、国内外で高い評価を得ている女性DJたち。大人の男性のためのカジュアルフロアである6階ではヒップホップ、ニコライ バーグマンやカメラ・オーディオ機器などを扱う8階ではテクノなど、それぞれのフロアに合ったイメージの音楽で客たちを楽しませた。もちろん、DJ自身もテーマとなるカラーを取り入れたファッションで登場。コーディネイトの一部に差し色として取り入れているDJもいれば、メインカラーとして着こなすDJも。さらに、いずれのDJも自身のテーマカラーのヘッドフォンを使用。メーカーはカラーバリエーション豊富なBeatsで、腕には話題のApple Watchを装着してプレイし、客たちの注目をさらっていた。また、各階で展開された多彩なイベントも大いに盛り上がりを見せた。1、4、5階で開催されたのはマジックライブ。GO、藤本明義、YOUなどのプロマジシャンの華麗な手さばきを前に、目を見開いて驚く人が続出した。そしてB1、3、4、6、7階で行われたのは似顔絵ライブ。世界大会優勝経験もある田畑伴和を始めとする似顔絵師らが、記念すべき夜に目いっぱいおめかしした参加者の姿を真っ白な画用紙に落とし込んでいった。2階では、デザイナー・スズキタカユキと新進気鋭のダンサー・鈴木陽平によるコラボレーションパフォーマンスを展開。スズキタカユキの作品をまとって、舞台となった売り場で躍動するダンサーを前に息を呑んでいた客たちは、パフォーマンス終了と同時に2人に大きな拍手を贈っていた。そしてパーティに欠かせないものといえば、おいしい料理とお酒だ。料理は、9色のカラーをテーマに彩られたフードやデザートを用意。「鴨肉とチーズの生ハム巻き」「茄子のコンフィとサーディン・海老の卵載せ」など手の込んだ料理は、いずれもピックで刺して食べられるよう工夫されており、各々が好きなものを手に持ち、お祭り気分で歩きながら食事を楽しんでいた。アルコールは、獺祭(だっさい)からスパークリングワイン、ザ・マッカランまで多彩に揃い、お気に入りの一杯を嗜みながら仲の良い店員と会話に花を咲かせる客もちらほら。そこにはまるで旧知の友のような雰囲気が漂い、接客を通して深い信頼関係が築かれていることが見てとれた。パーティも終盤を迎える頃になると、いい具合にアルコールがまわったことも手伝ってか、両者の信頼関係はさらに深まり、「また来るね」の挨拶だけでなく握手を交わす人まで出ていたほど。一夜の饗宴をきっかけに、伊勢丹新宿店メンズ館への愛が強まった様子だった。
2015年09月16日カネボウ化粧品がニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)とのコラボレーションによって製作した美容液オイル「ニコライ・バーグマン × Impress IC ソフニングオイル」(50ml 5,000円)を10月3日に限定発売する。これを記念して9月26日、27日の2日間限定で、コラボレーションイベント「Scent of Rose」をニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップ ストア2階にて開催する。厳選されたローズの香りと植物由来のオイルで心地良さを演出する「ニコライ・バーグマン × Impress IC ソフニングオイル」。期間中は同美容液オイルの世界観を表現した花々に囲まれた空間の中、同アイテムを実際に手に取って、優雅なローズの香りやテクスチャーの質感を体験することが出来る。その他、化粧水が馴染みやすい肌に整えてくれる人気の美容液オイル「ソフニングオイル」を用いた専門スタッフによるハンドマッサージサービスの実施や、ニコライ・バーグマンがデザインしたフラワーフレームの中で写真撮影が出来るフォトブースの設置など様々な企画を用意。来場者には同イベントの記念品やサンプルのプレゼントも実施する。また1階のカフェ「Nicolai Bergmann Nomu」では、コラボレーションビジュアルをイメージした、ピーチのフレッシュジュースをベースに、ローズオイルやココナッツウォーターなどを合わせた期間限定のオリジナルドリンク「Impress with Impress」を提供する。【イベント情報】「Scent of Rose」会場:ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップ ストア 2階住所:東京都港区南青山5-7-2 2階会期:9月26日、27日時間:26日・10:00~20:00、27日10:00~18:00※入場無料
2015年09月11日「ニコライ・バーグマン×Impress IC ソフニングオイル」の限定発売を記念して、9月26日(土)、27日(日)の2日間限定でコラボレーションイベント“Scent of Rose”の開催が決定した。10月3日(土)に発売となる「ニコライ・バーグマン×Impress IC ソフニングオイル」は厳選されたローズの香りと植物由来のオイルが、心地よいお手入れを演出する美容液オイル。今回のコラボレーションイベントでは、商品の世界観を表現した花々に囲まれた空間で、見て、触れて、香ってその魅力を堪能することができる。当日、会場では美容液オイル「ソフニングオイル」を使った専門スタッフによるハンドマッサージを体験することができるほか、イベント会場となるニコライ バーグマン フラワーズ&デザイン フラッグシップ ストアの1階にあるカフェ「Nicolai Bergmann Nomu」にて、イベント期間限定オリジナルドリンクの販売も。コラボレショーンのビジュアルをイメージした「Impress with Impress」は、ピーチをベースに、ローズオイルやココナッツウォーターなどをブレンドした、オリジナルフレッシュジュースとなっている。ニコライ・バーグマンデザインのフラワーフレームの中で、写真撮影ができるフォトスポットが登場。さらに来場者には先着でイベント限定の記念品やサンプルをプレゼント予定。優雅なローズの香りに包まれに、足を運んでみてはいかが。ニコライ・バーグマン×Impress IC コラボレーションイベント “Scent of Rose”日時:9月26日(土)10:00~20:00、27日(日)10:00~18:00場所:ニコライ バーグマン フラワーズ&デザイン フラッグシップ ストア 2階参加費:無料(text:cinemacafe.net)
2015年09月10日Nicolai Bergmann Flowers & Designは、デンマーク出身のフラワーアーティスト・Nicolai Bergmann(ニコライ・バーグマン)の展覧会「伝統花伝」を開催する。会期は9月22日~25日。開場時間は10:00~19:00(最終日16:00閉場)。会場は東京都・丸の内のシャングリ・ラ ホテル 東京 27階。入場料は800円(高校生以下無料)。ニコライ・バーグマンは、1998年の来日以来、北欧のスタイルと日本の繊細な感性を組み合わせたフラワーデザインを確立し、東京都を中心に店舗を構えるフラワーアーティスト。2014年、太宰府天満宮で開催された同盟の展示「伝統開花」では、陶芸品、着物、博多人形といった伝統工芸品とのコラボレーションを実現したという。今回の展示では、人間国宝の作品をはじめとした伝統工芸品や美術作品と日本文化をテーマに、50点以上の新作を披露。期間中、同ホテルにてニコライ氏自身によるフラワーパフォーマンスを披露するディナーイベントも予定している(9月24日 19:00~21:00、チケット:3万6,000円/サービス料込、税別)。なお、チケットの販売はNicolai Bergmann各店舗、チケットぴあ、イープラスで行われるということだ。
2015年09月07日フラワーアーティストのニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)による展覧会「伝統花伝」が、9月22日から25日までシャングリ・ラ ホテル 東京にて開催される。昨年、太宰府天満宮で行われた展覧会「伝統開花」では、陶芸品や着物、博多人形などの伝統工芸品とコラボレーションを行ったニコライ・バーグマン。6年ぶりにシャングリ・ラ ホテル 東京で開催される今回の展覧会では、人間国宝の作品を始めとした伝統工芸品や美術作品、日本文化をテーマにした50作以上の新作が展示される。また、9月24日の19時からシャングリ・ラ ホテル 東京では、ニコライ・バーグマンのフラワーパフォーマンスを楽しめるディナーイベントも開催する。【イベント情報】展示会「伝統花伝」会場:シャングリ・ラ ホテル 東京 27階住所:東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館会期:9月22日~25日時間:10:00~19:00(最終日は16:00閉場)料金:800円(高校生以下無料)フラワーパフォーマンス&ディナーイベント会場:シャングリ・ラ ホテル 東京 28階 ピャチェーレ(Piacere)日にち:9月24日時間:19:00~21:00料金:3万6,000円(サ込税別)
2015年09月01日西武渋谷店は8月21日のリニューアルオープンに先立ち20日夜、A館1階エントランスのアートゲートの点灯式を行った。このアートゲートは入り口の4本の柱にLEDヴィジョンを組み込み、人の動き、周囲の気温、月のパルスなどを取り組むことで常に映像が変化しており、一秒として同じ映像は流れないという。これは「アート&デザイン」をテーマとした同店の新しい顔となるもので、ドイツを拠点として活動する音楽・映像アーティストのカールステン・ニコライ(Carsten Nicolai)が手掛けたもの。同氏はアルヴァ・ノト(Alva Noto)の名義での音楽活動でも知られており、坂本龍一や池田亮司など日本のアーティストとのコラボレーションで作品も発表。2013年の「文化庁メディア芸術祭」でメディアアーティストとしてアート部門大賞も受賞している。「渋谷は1995年に初来日してから、数え切れないほど訪れている。百貨店との取り組みは経験上初めてのことだが、一度目に来日した当時から大きく変わって、さらに変化を続けるこの渋谷で作品を見せられることは光栄で、大きな喜び」とニコライは話す。同店では今回のリニューアルオープンにともない3階のイベントスペースでフィーチャーしているアンリアレイジと同氏のコラボ商品を特別に展開。同ブランドの15-16AWテーマである「LIGHT」に連動し、ニコライの作品がライトで照らし出されたデザインを中心に、ワンピース、ブラウス、カットソーが限定で販売されている。「本来であれば温度で色が変化する商品をやってみたかったが、少し時間が足りなかった」と前夜祭にフロアを訪れたアンリアレイジの森永邦彦デザイナー。また、A館7階ではオープニングイベントとして、3Dプリンターを用いた実験的なクチュールや、ビヨークやレディ・ガガらへの衣装提供でも知られるオランダ人デザイナーの「イリス・ヴァン・ヘルペン展」が開催されている。
2015年08月21日8月21日、京都・河原町に「京都BAL」がグランドオープンする。70年から45年間、同地でファッションとトレンドを牽引してきた同店が、既存の350坪に隣接した500坪を合わせ、約850坪に拡大し、地下2階・地上6階総売場面積3,650坪の大規模リニューアルを行った。新生「京都BAL」では、ブランドの世界観を体感しながら、上質なショッピング体験を提供したいと、通常100店舗以上が出店できるスペースの中に厳選された33店舗が店を構える。結果、各ブランドが持つコンセプトや世界観を発揮できる館の作りとなっている。最上階となる6階には、ロンハーマン(Ron Herman)が国内最大規模の店舗を出店。同フロアにはロンハーマンが展開するカフェ、アールエイチカフェ(RH CAFE)も併設。カフェには天窓からの自然光が射し込み、京都の街並を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせる作りになっている。5階は無印良品のフロア。通常のアイテムに加え、回収した過去の無印良品の製品を染め直した一点物のReMUJIや、様々な地域に根ざした日用品を紹介するFound MUJI、好きな香りをその場でブレンドして提供する香り工房などを展開する。4階は京都初上陸となる、ザ・コンランショップ(THE CONRAN SHOP)やトゥデイズスペシャル(TODAY’S SPECIAL)などが出店。オープニング時、ザ・コンランショップは同ブランドの創設者にとって特別な色であった“青”をテーマにしたプロモーションを展開し、涼やかなブルーのインテリアを提案する。自由が丘にフラッグシップショップがあるトゥデイズスペシャルも関西初出店。京都の街の美味しいもの、かわいいものを集めたコーナーも。エスカレーター横にはガーデニンググッズとグリーンが並ぶなど、DIYゴコロをくすぐる。3階はエストネーション(ESTNATION)、セオリー(Theory)、アスペジ(ASPESI)、フェリージ(Felisi)などのファッションブランドが出店。エストネーション内にはカウンタータイプのニコライバーグマン(Nicolai Bergmann)のショップインショップも常設される。2階ではトゥモローランド(TOMORROWLAND)、カウンターカフェが併設されたマーガレット ハウエル ショップ&コーヒー(MARGARET HOWELL SHOP&COFFE)、ネイルケアサロンのタアコバ(TAACOBA)などが出店。1階では、国内初出店となるコールドプレスジュースのデイビットオットージュース(DAVID OTTO JUICE)、同じく国内初のハワイアン アイランズ コーヒー(Hawaiian Islands Coffe)などの味覚を満たしてくれるショップが並ぶ。また、関西初出店のカボン 葉山(CABaN HAYAMA)、ピーチズ アンド クリーム(PEACHES & CREAM)、RACHEL ASHWELL SHABBY CHIC Couture(レイチェル アシュウェル シャビーシック クチュール)など、個性豊かなラインアップとなっている。地下1階、2階は10年振りに河原町に戻ってきた、丸善 京都本店。かつて丸善が舞台となった梶井基次郎の小説『檸檬』にちなみ、黄色い文房具セットを用意するなど、その土地が持つ歴史を感じられるアイテムも見られた。館内4階には、約20坪のパウダールームを設置するなど、広々とした開放感が随所で感じられる「京都BAL」。また、正面玄関を入った所に常設されるピーチズアンドクリームでは「3年前から『15年のリモデル時には、うちにお店を出して欲しい』と前澤社長自らがマンションの一室の店舗に赴いて下さり、お声がけ頂いた」というエピソードも聞かれた。京都・河原町でこれからも時代の半歩先を行く、上質なライフスタイルを提案する商業ビルでありたいという「京都BAL」の運営を行う中澤株式会社代表取締役社長・中澤勇氏のメッセージを体感できる空間が誕生する。
2015年08月20日ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン(Nicolai Bergmann Flowers & Design)が8月21日に、同日にグランドオープンする専門店ビル、京都BALに京都店をオープンする。住所は京都府京都市中京区河原町通三条山崎町251 京都BAL 3階のエストネーション京都店内。ニコライ バーグマン フラワーズ & デザインは、フラワーアーティストのニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)によるフラワーデザインブランド。4月にオープンした大阪店に続き、西日本で第2店舗目となる京都店は、京都BALにオープンするエストネーション京都店内のショップインショップとして常設される。モノトーンのシックなインテリアが花や緑の魅力を最大限に引き出す店内では、シグネチャーアイテムであるフラワーボックスを始め、ブーケやアレンジメント、各種グッズを発売。カウンタースタイルのショップとなっており、目の前でフローリストがアレンジメントする姿を見て楽しむことも出来る。
2015年08月19日東京・虎ノ門ヒルズの51階に位置する「アンダーズ 東京」のメインダイニング「アンダーズ タヴァン」と、デンマーク生まれの世界的フラワーアーティストであるニコライ・バーグマン氏がコラボレーションし、10月9日(金)と10日(土)の2日間限定で秋のフラワーダイニングを開催する。フラワーダイニングでは、「アンダーズ タヴァン」総料理長のゲハード・パスルガー氏の秋の食材を用いたクリエイティブな料理と、ニコライ・バーグマン氏の鮮やかな色彩を特徴とする季節の花々が融合したコースメニューをランチとディナーでそれぞれ用意。両氏のクリエイションが織り成す、まさに"食べられるアート"とも言える、貴重な食体験を提供する。ディナーコースでは、前菜に「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン」のシグネチャーアイテムであるフラワーボックスをプレートにして、帆立貝の冷製 キャベツのジンジャーエマルジョンが登場。フラワーボックスと見まがうほどの美しい一皿に仕上がっている。この前菜のプレートで使われたフラワーボックスは特別な思い出の一つとしてお持ち帰りすることができる。そのほか、旬のアンコウは、赤い花に見立てたビーツやイベリコハムを添えてアレンジされていたり、ウズラのローストは、黒トリュフやかぼちゃなどをあしらい、秋の花々で彩られたリースとともに提供される。メインのエゾ鹿のたたきは、栗と舞茸といった秋の味覚と共に芳醇なスパイスの香りが詰まった木の幹に飾られる。デザートは、ニコライ・バーグマン氏の作品と共に柿のコンポジションを楽しめる。ディナーは、5品で25,000円(お持ち帰り用のフラワーボックス付き)。ワインペアリングは6,000円。ランチは、4品で、8,000円となっている。(価格はともに、消費税、サービス料別)今回のコラボレーションに寄せて、両氏は次のようにコメントしている。「アンダーズ タヴァン」総料理長のゲハード・パスルガー氏「シェフとフラワーアーティストは、実は密接な関係にあります。異なる環境にいるクリエイター同士が、完成度の高い作品創りで互いに良きパートナーを求め合うからです。料理は花と、花は料理に調和し、独創的な芸術作品になって、皆様のテーブルへお届けします」。ニコライ・バーグマン氏「今回、シェフとフラワーアーティストとのコラボレーションを通して、お客様には、料理、花を個々に楽しんでいただくのではなく、料理と花の組み合わせから生まれるひとつの"クリエイティブな体験"を楽しんでいただきたいと思っています。この季節でしか見られない旬の花々や食材を楽しみながら、2人のアーティストによって作り上げられた作品を堪能してください」。(text:Miwa Ogata)
2015年08月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。本日は洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『LIGHT BREAK, PHOTOGRAPHY / LIGHT THERAPY』ニコライ・ホワルト(Nicolai Howalt)デンマークを拠点に活動するフォトグラファーのニコライ・ホワルトが、デンマーク人初のノーベル賞受賞者となった科学者、ニールス・フィンセンによって考案された光線治療法を探求し、目に見えない光をフルカラー写真で視覚化し1冊にまとめた作品集。ホワルトは、「写真は瞳に映るものの複製という印象を無意識的にも人々に与えるが、この試みはその反対に近い」と語っており、本書は普段意識することのない“目に見えない光”を“目に見える光”にしたらどうなるか、という実験的考察から生まれた。発行元のFABRIK BOOKSは、ホワルト自身が本書発行に伴い立ち上げたインディペンデント出版社。本書は同出版社から最初に発行された作品集である。【書籍情報】『LIGHT BREAK, PHOTOGRAPHY / LIGHT THERAPY』著者:Nicolai Howalt出版社:FABRIK BOOKS言語:英語ハードカバー/256ページ/270x230mm発刊:2015年価格:9,000円
2015年08月08日