ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。現在放送中のドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(毎週木曜よる9時)は、スカッとする事件解決とテンポの良い会話劇がなんともクセになるドラマだ。第7話は、これまでと少し違い、別々のストーリーが同時に進む2本立ての構成となっていた。宅配業者を装った男が水原多恵(丘みつ子)の家から現金20万円と仏壇の金製おりんを強奪する事件が発覚。一方、強行犯係の新係長・目黒元気(磯村勇斗)は、以前取り調べた傷害事件の被疑者が、起訴後に容疑を否認。検察側の証人として出廷することになった。磯村勇斗のストイックで男らしい一面と、思いのほか恋愛は不器用な二面性が、このドラマにさらなる深みを与えていることを確信した回でもあった。かっちりしたスーツに足元はスニーカー。そんな、フォーマルとカジュアルをミックスしたスタイルを着こなすのが、目黒元気を演じる磯村勇斗だ。磯村勇斗といえば、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)『今日から俺は!!』(日本テレビ系)『ひよっこ』(NHK)など、数々のヒット作に出演している今大注目の若手俳優である。彼の役作りは素晴らしい。まるで原作の漫画から抜け出たような仕上がりに、毎回驚かされる。同性愛者の役だろうとヤンキーの役だろうと、「もしかして本当に経験があるのでは…?」と思ってしまうほどの出来だ。本作も同様、アメリカ赴任から帰国したばかりで係長に昇進したというエリート刑事役を、「まるで磯村勇斗のために作られたのではないか」と思うほどに、演じきっている。そんな目黒元気のエリートキャラが時折見せるストイックで頼れる係長としての顔、また、年上女性に緊張しながらも必死にアプローチする少し不器用な姿。これらが掛け合わされることで、素晴らしい相乗効果が発揮されており、それを磯村勇斗が演じるからこそ、目黒元気の強みが生まれていると思う。これが磯村勇斗が演じてこそ生まれた目黒元気の強みだと思う。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』は事件の展開の他に、さまざまな個性を持つキャラクターたちの人間模様が視聴者を楽しませてくれるのだが、今回は『異様な三角関係』がドラマをさらに盛り上げていた。それは目黒と彼が想いを寄せる、判事・諸星美沙子(吉瀬美智子)、そして諸星の元カレである検事・二階堂俊介(北村有起哉)の関係である。少しずつ進展しているように見える目黒と諸星。刑事と判事という立場のため、偶然を装って食事を重ねているものの、やはり諸星の前だと目黒がガチガチに緊張しているように見える姿がとても愛おしい。徐々に仲良くなっている2人が気になって仕方がないのが、検事・二階堂俊介(北村有起哉)。もう諸星に未練はないと断言しているものの、どうしても諸星に近づく目黒が気かがりなのだろう。2人の邪魔をするような言動がコミカルに描かれている。今回、目黒が『検察側の証人』として出廷することとなった裁判。相手は敏腕弁護士で、苦戦することが考えられていた。そのため、目黒は二階堂に呼び出され、尋問に備えて練習をすることになったのだが、二階堂検事による模擬練習の尋問は、徐々にエスカレートしていく。しかし、模擬練習の尋問が徐々にエスカレートしていく二階堂検事。私には、日頃溜まっていた個人的な感情を目黒にぶつけているように見えた。待て待て、完全に私情が入ってしまっているではないか…!目黒も多少の動揺は見せたが、しっかりと返答。真面目に練習に取り組む姿が、なんとも素直で真面目な目黒らしさを表していて、魅力的であった。そんな練習尋問のシーンは今回の大きな見どころといえる。今後もこの3人の三角関係の行方が気になるところだ。練習の甲斐あり、裁判は無事に勝訴することができた。仲井戸豪太(桐谷健太)らから、ねぎらいの言葉をかけられた目黒は、謙虚ながらも、とても清々しい表情をしていた。その表情からは、プライベートで見せる奥手な姿とは異なる、係長の名を背負った、頼もしさを感じた。目黒のギャップを存分に楽しむことができた第7話。まだ見ていない方は、見逃し配信にて彼の表情に注目しながら、ぜひチェックしていただきたい!『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』Tverで配信中視聴はコチラから[文・構成/grape編集部]
2023年05月28日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。現在放送中のドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(毎週木曜よる9時)。サスペンスとユーモアを組み合わせた軽快なスタイルで描かれるドラマで、主人公の仲井戸豪太(桐谷健太)は、最近では重要視されているコンプライアンスなどにはあまり気を使わず、「とにかく犯人を逮捕して被害者から感謝されたい」という熱心な元体育教師の刑事である。脚本は『オールドルーキー』(TBS系)、『まんぷく』(NHK)、『龍馬伝』(NHK)、映画だと『容疑者Xの献身』などを手がけた福田靖である。「人生を描く」福田靖脚本の魅力彼の脚本には社会的や心理的なテーマがあり、人間の関係や社会の問題について考えさせられる要素が含まれており、特に人生の挫折や成功を描く作品が印象的だ。『オールドルーキー』ではサッカー選手として挫折した主人公が、裏方のスポーツマネジメントにやりがいを見つけ、スポーツ選手たちを支えるというストーリー。主人公の辛い挫折の経験や、新しく歩む道での葛藤、やりがいを見つけ情熱で溢れていく姿を見ることができる。同様に連続テレビ小説『まんぷく』も、インスタントラーメンを世界で初めて開発した日清食品の創業者・安藤百福と妻をモデルとした物語であるが、開発するまでの苦難や喜びを描いている。見る側の受ける印象としては、どの作品も不思議と『元気が出る』作品であるということ。その理由はきっと、『人生を一生懸命に歩む』主人公が描かれているからではないだろうか。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』これも同様である。元体育教師の仲井戸はデリカシーもなく、刑事として光る才能も今のところないが、捜査の一つひとつに一生懸命であることが伝わってくる。特に取り調べシーンは、被疑者に厳しい反面、若者には諭すように語りかけるところも、なんだか自分に言われているような気持ちになり、また、仲井戸に親近感を持つことができる。そんな人の情熱や人間らしさを感じることができるのが福田靖脚本の良さではないだろうか。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』福田靖と俳優陣の相乗効果もう一つ、彼の作品で特徴的なのはテンポの良い会話劇である。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』ではシリアスなシーンもありながら、笑いを誘う場面が豊富に含まれている。性格も様々で個性溢れるキャラクターが多く描かれていることに加え、キャラクターの間の掛け合いやコミカルなシチュエーション、言葉選びにセンスが光る。ストーリーの展開や会話のテンポが速く、リズミカルであることがわかるだろう。素早いジョークや二転三転する展開が視聴者を惹きつける良さであると思う。そんなテンポを魅力とした福田靖脚本では俳優陣の演技力が重要だ。タイミングの良い演技や表情、身振りなどが笑いを生み出す要素となる。本作に出演する俳優は表情や身振り、会話のトーンといい、どのキャラクターもしっかり演じられている。事件だけでは重くなるところを、仲井戸や目黒(磯村勇斗)、仲井戸の妹(比嘉愛未)との会話でクスッと笑いを誘うことで、視聴者を飽きさせない工夫がほどこされている。福田靖脚本の良さと俳優陣の演技の相乗効果が生まれることでドラマが成立しているといってもいいだろう。どちらかが欠けていても成り立たないと思う。これらの要素が組み合わさったドラマは、視聴者に楽しい時間を提供し、娯楽を与えてくれる。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』の視聴者を引き込み、各回、「明日からまた頑張ろうかな」そんな心軽やかな気持ちにさせてくれるところが素敵だ。第6話でぐっと近づいたように思える、二階堂(北村有起哉)と、みなみの心境の変化も気になるところである。恋愛要素も含んだ本作の今後の展開にも注目だ!『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』Tverで配信中視聴はコチラから[文・構成/grape編集部]
2023年05月22日「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」第6話が5月18日放送。二階堂を「素直で純真な人」と言いながら瞳を輝かせるみなみに「キュンとしちゃったのかよw」「恋する乙女だった…」などの声が上がっている。「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」の続編となる本作は、元体育教師という刑事とその妹の立会事務官を中心に、彼らを取り巻く刑事と検事、判事たちの姿をコミカル&ビターに描く群像劇。キャストは横浜の私立高校で8年間体育教師を経験し、生徒たちを悪の道に誘う悪人たちを根絶するため警察官となった情熱あふれる仲井戸豪太に桐谷健太。豪太の妹で、検事とともに事件を調べる立会事務官の仲井戸みなみに比嘉愛未。かつて豪太のバディだったが海外赴任、英語の発音がきれいになって帰ってきた目黒元気には磯村勇斗。東京地検特捜部に上がろうと野心を抱いている検事の矢部律子に中村アン。みなとみらい警察署初代署長に抜擢された牛島正義に伊藤淳史。枯れ専の刑事・原口奈々美に岡崎紗絵。刑事ドラマに憧れて警察官になった岸本凛に長井短。二階堂の元カノで今は目黒から思われている諸星美沙子に吉瀬美智子。諸星の元カレ判事・二階堂俊介に北村有起哉といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。高架下の広場で矢口久志(舟津大地)という男がケンカの末に暴行を受ける事件が起こる。加害者の男は止めに入ったホームレスを突き飛ばして逃走。強行犯係の面々は覚醒剤の売買をめぐるトラブルだとにらむが、早々に捜査は暗礁に乗り上げる。ホームレスが黙秘に転じてしまったのだ。そんななか110番通報した近隣住民が、制服姿の女子中学生が一部始終を目撃していたと証言。目撃者候補の中学生たちへの聞き込みするのだが、原口と岸本はなぜか警察官を拒絶するような態度を取る生徒・松原未央(北里琉)のことが引っかかる…というのが今回の物語。捜査の途中経過を報告に来た豪太にぞんざいな態度を取り、みなみから怒られる二階堂。さらに豪太から「人間が小さいんやあんたは!」と言われ激しくショックを受け落ち込むのだが、同僚の検事に八つ当たりする姿にSNSでは「みなみちゃんにズバッと言われて落ち込んでて可愛いwww」「八つ当たりすんなよ二階堂検事w」「人間らしいよね、うんうん。そういう時もあるよ」など叱咤激励の言葉が並ぶ。その後、OKAZU-YAを訪れた二階堂は、さっきまで豪太と原口が店にいたことを聞いて「ちゃんと捜査してるのか」と口にするが、同席していた美沙子から「ちゃんと捜査してますよ!お酒も飲まないで」と反論され、警察のことを下に見ているとたしなめられる。そして終盤では豪太に「ご苦労をおかけしました。ありがとうございました」と頭を下げる。そんな二階堂を見たみなみは「二階堂検事って本当はすごく素直で純真な人なのかも…」と、目を輝かせながら横浜の夜景を見つめる…。この展開にも「おい、みなみちゃん、まさか……!?」「お礼言った二階堂検事にキュンとしちゃったのかよw」「あれ?みなみ、まさか二階堂に惹かれ始めたかな?」「みなみちゃん恋する乙女だった…恋の行方気になる…!」といった反応が集まっている。【第7話あらすじ】交番巡査の田口(湯江タケユキ)はパトロール中、首輪をつけた柴犬とすれ違う。その犬は管轄内の住人・水原多恵(丘みつ子)の愛犬・小太郎で、怪訝に思った田口は多恵の自宅へ行き、居間で手足を縛られている多恵を発見した直後、何者かに背後から襲撃されてしまう。犯人は多恵の家から現金20万円と仏壇の金製おりんを強奪するが、逃走に使ったワゴン車の足取りもつかめず…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年05月19日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。「過去は変えられない」…ドラマや映画でよく耳にする言葉がある。自分が過去にしてしまったことは後悔しても、変えることはできない。しかし、それを受け止めることで、その失敗を糧に、自分自身を成長させることができる。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第5話は、そんなメッセージが込められているようだった。今回はドラマが伝えたかったメッセージと共に、係長となった磯村勇斗演じる目黒元気にも注目する。目つきが違う!新係長になった目黒ドラマ冒頭、第4話で退職した江戸係長(古田新太)の席に座っていたのは、なんと横浜みなとみらい署のエース、目黒(磯村勇斗)だった!いつもは思わず英語を口にしたりと少しお茶目だった目黒だが、今日はなんだか雰囲気が違う。変わらず馴れ馴れしく話しかける仲井戸(桐谷健太)に険しい顔をしていた。もともと、誰よりも自信とプライドを強く持ち、仕事に専念していた目黒だが、着実に昇進し、責任感も強くなっているのだろう。磯村勇斗の鋭い目つきはとても魅力的だ。江戸元係長の席につく彼の目は、早くも係長の貫禄が見えた。思わず息をのむ、磯村勇斗の取り調べのシーン係長となった目黒の責任感が見ることができたのは、犯人候補である唐沢吾郎(忍成修吾)の取り調べシーン。被害者に抱いていた恨みを述べる唐沢に自白を求め「唐沢!」と怒鳴るシーンは思わず息をのむ場面となった。こんなに怒りの感情をあらわにした目黒は初めてである。「確かなのは、お前が殺人犯で最低な人間だってことだ」と一喝する姿は、係長という役職を背負い、また一つ成長した目黒なのだと感じた。恋に仕事に順調な目黒の変化に今後も注目していきたい。淡い初恋の結末今回は、伊藤淳史演じる横浜みなとみらい署の署長・牛島正義の高校の同窓会が舞台となっていた。牛島は高校時代に片想いをしていた城山由希子(黒川智花)と再会し、39歳で署長になったことを褒められ、嬉しく思っていたが、事件が起こり、捜査をしていくうちに、城山が被害者と不倫関係にあり、さらに妊娠していることが発覚。あんなに可憐で、清楚で、透明感のあった彼女が結婚していないなんて何か理由があるとは思ったが、まさか不倫だったとは…。牛島がショックを受けたのは確かだろう。しかし、事件解決後も「印象は変わらない」と告げる彼は、なんだか初恋の思いに区切りをつけたような気がした。ドラマ冒頭のおどおどした印象はまるでなく、彼女を見送る眼差しは、優しいものであった。ドラマが伝えたかったメッセージ同窓会での殺人事件、王道の展開であったが、その分『変えられない過去と変わり続ける未来』というメッセージ性が伝わりやすいストーリーになっていたと思う。最後、別れを告げた牛島も城山も過去にケジメをつけ、きっとこれから未来へと進んでいくのだろう。ドラマは生きることや人との関わり方、人生の意味や価値、社会問題などについて考えるきっかけを提供してくれる。クスッと笑えて、疲れが癒されるような場面ももちろん良いが、ドラマを通して、自分と向き合い、新しい気づきや価値観を得ることができると思う。人情味溢れる『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』、これからも私たちに様々な気づきをくれるに違いない。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』Tverで配信中視聴はコチラから[文・構成/grape編集部]
2023年05月17日桐谷健太主演「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」第5話が5月11日オンエア。忍成修吾の出演に「期待を裏切らない」「ミスリードかと思ったけど、そのまんま」といった反応が続出。磯村勇斗演じる目黒の「What!?」にも「最高に面白い」といった声が上がっている。本作は「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」以来3年ぶりとなる続編。元体育教師の異色“情熱系”刑事の仲井戸豪太と、立会事務官の妹である仲井戸みなみ。この兄妹と彼らを取り巻く刑事と検事、判事たちのサスペンス&ユーモアにあふれる大人のビターな群像劇が展開中だ。元高校教師で、高校生をワルの道へと誘う悪人たちを根絶したいと思い警察官に転職した仲井戸豪太を桐谷さんが演じ、豪太の妹で、検事とともに事件を調べていく立会事務官の仲井戸みなみには比嘉愛未。判事の美沙子に想いを抱き始めている様子の目黒元気には磯村勇斗。美沙子の元カレだった判事・二階堂俊介に北村有起哉。「氷点下100度の女」の異名を持つ判事の諸星美沙子に吉瀬美智子。みなとみらい警察署の初代署長に抜擢された牛島正義に伊藤淳史といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。牛島が初めて高校の同窓会に出席。高校時代に片想いをしていた同級生・城山由希子(黒川智花)と久々に再会を果たす。由希子から39歳という若さで署長を務める今の自分を褒められ、うれしさで胸がいっぱいになる牛島だが、牛島の目の前で同窓生・津川亮太郎(敦士)が赤ワインを口にした瞬間、泡を吹いて倒れ亡くなってしまう。津川の死因はワインに混入された劇薬による急性中毒だった。出席者の一人が撮影していた動画や聞き込みから、津川が同窓生の誰かからワイングラスを受け取ったことも分かる。犯人候補は牛島も含む同窓生49人。署長が捜査対象者になるという前代未聞の事態に豪太らは戸惑う…というのが今回のおはなし。冒頭の同窓会シーンで牛島とともに忍成修吾演じる唐沢吾郎が登場すると「忍成さんいるじゃん犯人かな(まだ事件も起きてません)」「えっと...忍成くんが犯人かな?」「犯人ぽい忍成くんがいるw」などといった声が続出。その後唐沢が犯行を自供すると「期待を裏切らない忍成さん大好き」「怪しすぎるから、ミスリードかと思ったけど、そのまんまやったわ」といった反応がタイムラインに殺到。一方、豪太から、二階堂が由希子が付き合っていたことを知った目黒は思わず「What!?」と英語で驚きを口にする…このシーンにも「メグちゃんのWhat!?いただきました」「メグちゃん知らなかったww」「衝撃でつい英語になっちゃう目黒係長」といった反応とともに、そのカメラワークにも「ケイジとケンジ、カメラアングル最高に面白い」といった声が送られている。【第6話あらすじ】高架下の広場で矢口久志(舟津大地)という男がケンカの末に暴行を受ける事件が起こる。加害者の男は止めに入ったホームレスを突き飛ばして逃走。強行犯係の面々は覚醒剤の売買をめぐるトラブルだとにらむが、早々に捜査は暗礁に乗り上げてしまう。ホームレスは加害者の顔までは覚えておらず、さらに矢口も面識のない人間とケンカになったと証言したきり、黙秘に転じてしまったのだ…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年05月12日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。「犯人は誰?動機はなんだろう?」と刑事ドラマ特有の疑問を抱かせる前半から、いつもどんでん返しが繰り広げられるテレビ朝日系木曜ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』。元体育教師という異色の経歴を持つ刑事・仲井戸豪太(桐谷健太)が個性豊かな同僚の刑事と検事に加え、一風変わった判事(裁判官)と事件を解決に導く、緊迫感あふれるサスペンスとユーモアが交差する大人の群像劇である。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第4話は餃子泥棒事件無人の餃子店に目出し帽をかぶった3人組が侵入し、冷凍餃子126パックを盗んだ上、鉢合わせになった女性を突き飛ばして逃走した事件の捜査が始まった。強行犯係の仲井戸豪太(桐谷健太)らは、盗まれた餃子がフリマアプリに出品されていることを突き止め、出品者が大学生の三鷹蒼(濱田龍臣)であることを発見する。しかし、三鷹はアカウントが乗っ取られたと主張し、関与を否定。更に、三鷹とボイスチャットをしていた女子高生が、係長である江戸一(古田新太)の娘である陽葵(飯沼愛)だと判明する。陽葵がアリバイ工作に関わっているのではないかと疑惑が深まり、検察チームも苦戦を強いられる事態に発展する。江戸係長が下した決断陽葵の疑惑も晴れ、無事に事件は解決した。父親含め多くの刑事に疑われていた陽葵は事情聴取の際、「人を疑うのが仕事なんでしょ。何言ったって信じてくれないんでしょ」と悲しさと怒りをあらわにしていた。そのこともあり、係長は陽葵を疑ってしまったことを謝罪。真剣に謝る父に、「わかってるよ」というように、うなずく陽葵。冒頭はあまり仲が良好でない親子だと匂わされていたが、陽葵には、『刑事=疑って信じてくれない』という考えがあったのかもしれない。陽葵はもしかしたら、これまで何度もそのような思いをしてきたのだろう。でも彼女ももう高校生だ。今回は係長の仕事も理解している。その上での、うなずきに思えた。しかし、横から「仕方ないんだよ、刑事さんだから」と後押しをする仲井戸を差し置いて、係長は「お父さんはもう、刑事をやめるよ。刑事をやめてパン屋さんになる」と告げる。「ええ~~~!??」と驚きを隠せない仲井戸だったが、これは視聴者も同じく。陽葵も刑事という仕事を理解してくれて、定年退職まであと少し。まさか係長がここでやめる決断をするとは予想もしなかった展開。SNSでは「本当にさよならだったとは」「係長があっさり辞めてしまったのには驚いたわ」「古田新太は退場!?」「え?パン職人に転職!?」との驚きと寂しさの声が多く上がっていた。まだやり直せる、親子の絆刑事をやめるという決断は係長の『けじめ』だったのだと思う。係長はこの事件を通して、自身が陽葵にどんな対応をしてきたのか、改めて認識したのだろう。これまで寂しい思いをさせてしまった分、これからは陽葵のために時間を使いたい。退職後にパン店を開くという選択からも、その思いが伝わってくる。ラストのシーンでは、楽しそうに親子並んでパンを売る表情がとても印象的であった。係長の退職は寂しいが、あの笑顔を見れたことで、彼の選択は間違っていなかったんだと思うことができた。今回は事件に絡めて親子の絆を描いた良回だったといえる。今後どうなる!?仲井戸の活躍に期待ベテラン刑事だった係長がいなくなってしまったことには不安もある。これまでの事件もトントン拍子に進む中、係長だけが「違和感がある」と言って捜査を深堀し、まったく別の犯人が逮捕されたケースもあった。係長が抜けたいま、横浜みなとみらい署は中堅と若手のみ。係長の後釜には誰が来るのか?期待できるのは新キャラの登場。しかし個人的には、もっと主人公である仲井戸に活躍してほしいという想いもある。係長がいなくなった分、横浜みなとみらい署を引っ張っていかなければと仲井戸の意識も変わるかもしれない。これまでは、熱血すぎる故にちょっとポンコツな部分も見えていた彼の今後の活躍に期待である。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』Tverで配信中視聴はコチラから[文・構成/grape編集部]
2023年05月06日「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」の4話が5月4日放送。目黒から食事に誘われた美沙子の“対応”に、視聴者からは「諸星検事に転がされている?」「転がされてるめぐちゃんが可愛い」などといった反応が寄せられている。2020年放送の「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」以来3年ぶりの続編となる本作は、桐谷さん演じる体育教師から刑事となった仲井戸豪太と、立会事務官をする妹の仲井戸みなみ。彼らを取り巻く刑事と検事、判事たちの姿をユーモラスに描きつつ、大人のビターな群像劇が展開中。横浜の私立高校で8年間体育教師として勤め、生徒たちを悪の道に誘う悪人たちを根絶するため警察官に。己の足と勘と情熱で捜査にあたる仲井戸豪太役に桐谷さん。豪太の妹で、検事とともに事件を調べる立会事務官をしている仲井戸みなみ役に比嘉愛未。アメリカの日本大使館に警備担当外交官として2年間赴任して、妙に英語の発音がきれいになった目黒元気には磯村勇斗。横浜地方検察庁みなと支部の検事で、東京地検特捜部に上がろうと野心を抱いている矢部律子に中村アン。刑事たちの捜査の不備を指摘し「氷点下100度の女」という異名を持つ諸星美沙子に吉瀬美智子。諸星と過去に交際していたことが明かされた判事の二階堂俊介に北村有起哉。徹底した現場主義を貫いてきたベテラン刑事の江戸一に古田新太といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。目出し帽で顔を隠した3人組の男が無人餃子店から126パックもの冷凍餃子を盗んだ上、鉢合わせになった女性を突き飛ばして逃走する事件が発生。豪太らは盗まれた餃子がフリマアプリに出品されているのを発見、出品者の大学生・三鷹蒼(濱田龍臣)を取り調べる。しかし三鷹はアカウントが乗っ取られたと主張し、事件があった時刻もバイト先で知り合った女子高生とボイスチャットをしながらソーシャルゲームをしていたと主張する。しかもボイスチャットの相手が江戸一の娘、陽葵(飯沼愛)だったことが判り、彼女に共犯の疑いがかけられる…というのが今回のストーリー。前回、美沙子の護衛をするなかで彼女と食事することになった目黒だが、今回のエピソードでは「またごはんに行きませんか?」と、改めて美沙子を食事に誘う。裁判官と警察官がプライベートで会うのはまずいと答える美沙子だが、「…でも、偶然ランチで一緒になるとかだったらいいかもね」と続ける…。「メグちゃんが諸星判事にアタック……偶然を装ってならOKが出た!」「諸星判事に転がされてるめぐちゃんが可愛い」「思わせぶり諸星検事に転がされている?」など、美沙子と目黒の“恋”に多くの視聴者からコメントが集まる。一方、陽葵の疑いが晴れたものの、ますます嫌われることになってしまった江戸一は、改めて陽葵に謝罪。刑事を辞めパン屋を始めると明かす。ラストではキッチンカーでパンを売る江戸一と陽葵の姿も映し出され、視聴者からは「これからはパン屋さんで出演?」「パン屋さんが事件に巻き込まれるとかあるの?」といった反応も寄せられている。【第5話あらすじ】横浜みなとみらい署署長・牛島正義(伊藤淳史)が高校の同窓会に出席、高校時代片想いしていた同級生・城山由希子(黒川智花)と久々に再会する。ところが突如、牛島の目の前で同窓生の津川亮太郎(敦士)が赤ワインを口にした直後、亡くなってしまう。犯人候補は牛島を含む同窓生49人、署長が捜査対象者になるという前代未聞の事態となり…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年05月04日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。整った顔立ちと強い目力、でもどこか子犬のような可愛がりたくなる要素もあり、多くの女性から支持を集めている磯村勇斗。若手俳優としては珍しい、さまざまな役に完璧になりきる演技力の高さを持っている。映画やドラマでの役柄に応じて、自然で魅力的な演技を見せてくれる彼は、現在放送中のドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』に出演中である。磯村勇斗が演じる目黒元気は、エリート刑事なのに、どこか天然でピュアな一面がある。2023年4月27日木曜日に放送された第3話ではそんな目黒のピュアな一面を見ることができた。目黒は警備担当外交官として2年間アメリカへ赴任していた経歴がある。時折「yes sir(イエスサー)」などの英単語が飛び出してくるのはそのためだ。今回も強行犯係の刑事たちと仕事終わりに一杯飲みに行こうと盛り上がるシーンでは、「またあの居酒屋ですか?もっとオシャレなレストランバーで…」と強行犯係がよく利用しているいわゆる雑多な居酒屋に難癖をつけていた。「何、気取ったこと言ってんだよ」と主人公・仲井戸豪太(桐谷健太)に突っ込まれていた。第1話から、捜査もコスパ重視と言っており、アメリカが染み付いている様子がうかがえる。目黒のピュアさが垣間見れたシーンに注目!第3話では、横浜地方裁判所みなと支部の裁判官・諸星美沙子(吉瀬美智子)が、行き交う人々でごった返す駅近くの街路で、腕を切りつけられるという事件が発生。これまでの事件においては毎度ゲストが登場していたところ、今回は被害者がレギュラーメンバーであることにも驚きだ。そして、目黒は被害者である諸星の護衛につくことになった。すると『氷点下100度の女』の異名を持ち、仕事中は感情を一切見せない諸星が「お腹すいちゃった」と食事の誘いをする。目黒のいう『オシャレなレストランバー』と思われる場所で二人は食事をすることに。普段、業務中でしか関わらない刑事と判事がまさかの急接近し、見ているこちらもなんだかソワソワしてしまう。諸星の「かっこいい」「(判事や検事より)目黒さんたちの方がすごいと思う」など、意識させる嬉しい言葉の連発に動揺する目黒が非常に面白い。その後も仲井戸との電話で「これからは僕が判事を守ります」「彼女のこと、理解してますから」と諸星の護衛をすると伝えた目黒。たった一度の食事で諸星にハートを掴まれたのか?そうだとしたら、チョロすぎるのだが、普段はスマートな目黒が恋愛においてはピュアだったという面はギャップは非常に魅力的である。目黒というキャラクターの新たな一面を見ることができた。これまではアメリカかぶれの少々鼻につく彼だったが、可愛らしい一面も見れたことでさらに愛着も沸き、このドラマを一層盛り上げてくれている存在であると確信した。これまで恋愛要素が少なかった本作なだけに、「あれ?この雰囲気はなんだろう?」と思った視聴者も多いはず。恋愛要素あり?今後の展開が気になる!そしてなぜか、男性を立てることが非常に上手い諸星にも興味が湧いてしまう。女性らしい気品があふれるたたずまいと、会話術は『モテる女』感がすごかった。そんな諸星と諸星と横浜地方検察庁みなと支部の検事・二階堂俊介(北村有起哉)が過去に恋人関係にあったという衝撃の事実もカミングアウトされた。多くは語られなかったが、お互いのことをよく知っているような会話を見せた二人に、どうして別れたのか、どれぐらい付き合ってたのかなど、聞いてみたいことが盛りだくさんだ。目黒と諸星の今後の関係も気になるところだが、近い距離に元カレの二階堂俊介(北村有起哉)がいるとなると、刑事・検事・判事の三角関係が出来上がってしまう。事件の展開も王道で楽しめる本作だが、恋愛を匂わせるシーンにまた一つ楽しめる要素が追加された。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』Tverで配信中視聴はコチラから[文・構成/grape編集部]
2023年04月30日桐谷健太主演「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」第3話が4月27日オンエア。磯村勇斗演じる目黒が美沙子を「守ります」と宣言!?視聴者からは「判事に惚れちゃった?」「目黒くんに幸せになってほしい」といった声が上がっている。「ケイジとケンジ所轄と地検の24時」から3年ぶりの新シーズンとなる本作。横浜の私立高校で8年間体育教師として勤め、高校生をワルの道へと誘う悪人たちを根絶したいと思い警察官に転職した仲井戸豪太に桐谷さん。横浜地方検察庁みなと支部の立会事務官で豪太の妹。しっかり者で仕事もできるが男運にはちっとも恵まれない仲井戸みなみに比嘉愛未。かつて豪太のバディだったが、アメリカの日本大使館に警備担当外交官として2年間赴任。一日も早く県警本部へ行くことが願いの目黒元気には磯村勇斗。元ミス東大という経歴を持つ横浜地方検察庁みなと支部の検事で、一日も早く東京地検特捜部に上がろうと考えている矢部律子に中村アン。枯れ専で豪太や目黒に男の魅力を感じていない、みなとみらい署強行犯係の刑事・原口奈々美に岡崎紗絵。刑事ドラマに憧れて警察官になったという刑事で、毒舌で一見ヤル気がなさそうに見えるが実は面倒見がいい岸本凛に長井短。「氷点下100度の女」の異名を持ち、仕事中は感情を一切見せない横浜地方裁判所みなと支部の判事・諸星美沙子に吉瀬美智子。諸星判事のことを“美沙子”と呼び、過去に何か関係がある様子の二階堂俊介に北村有起哉といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美沙子が駅近くの街路で腕を切りつけられる。裁判官襲撃という事態に、みなとみらい署は検察にも初動捜査から加わるよう要請。二階堂が指揮を執り、豪太ら強行犯係の刑事たちと共に捜査に乗り出す。当初、過去に美沙子が判決を下し、2週間前に出所したばかりの男に疑惑の目が向けられるが、真犯人は美沙子の熱烈なファンである傍聴マニアの男の“妻”だった…というのが今回のおはなし。これまでの言動から美沙子と何かしら繋がりがあると思われた二階堂だが、ラストで過去に2人が付き合っていたことが判明。もしかして美沙子と二階堂が夫婦だったのでは?という予想もされていただけに、視聴者からは「付き合ってただけなんか。元嫁かと思った」「諸星判事、二階堂検事の元嫁かと思ってた。付き合ってただけなのか」といった反応多数。一方、豪太と日替わりで美沙子を護衛していた目黒だが、美沙子の食事に同行した帰り、明日も自分が護衛すると告げ「これからは僕が判事を守ります」と口にする…。「あらら、判事に惚れちゃった?」「今回は目黒くんに幸せになってほしいです」「目黒くん惚れちゃったのねぇwww」など、目黒の行動も多くの視聴者の注目を集めている模様だ。【第4話あらすじ】目出し帽で顔を隠した3人組の男が無人餃子店に侵入。126パックもの冷凍餃子を盗んだ上、鉢合わせになった女性を突き飛ばして逃走。捜査を開始した豪太らは、盗まれた餃子がフリマアプリに出品されているのを発見。出品者が大学生・三鷹蒼(濱田龍臣)であることを突き止める。しかし三鷹は「アカウントを乗っ取られた」と主張する…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年04月28日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。桐谷健太はどうしてこんなに人間味あふれる役が似合うのだろう。青春ドラマやラブストーリーでは、繊細な感情表現で視聴者を感動させるのに対し、アクションドラマや刑事ドラマでは、強い意志や熱血さを表現し、迫力ある演技を見せる。『ROOKIES』(TBS系)、『天皇の料理番』(TBS系)、『カインとアベル』(フジテレビ系)、『4分間のマリーゴールド』(TBS系)など代表作が数多くあるにも関わらず、すべてハマっていた。時にはコミカルで愉快なキャラクター、時には口下手でぶっきらぼうなキャラクター、いつも全く異なる役を演じていることに驚きである。その中でもやはり、彼は誠実で、情熱がある印象が強い。失敗を恐れずに挑戦し、挫折から立ち上がることができそう。彼の演じるキャラクターにはそんな力を感じる。今回スタートした春ドラマ、『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)を見ていると特にそれを感じた。本作は元体育教師の刑事という異色の経歴を持つ仲井戸豪太(桐谷健太)が、個性ある刑事、検事、判事らと共に事件を解決するストーリーだが、仲井戸は立場や役職に物おじせず、発言をする特徴がある。検事に思っていることをズケズケと発言したり、説教したり、また職場の上司にも「はあ~?」という反応を見せたりするから面白い。でもうっかり失礼なことを言ってしまった時はすぐに謝まるところもなんだか憎めないのだ。みんなが気を使って接する上司や取引先に、こうやって等身大でぶつかることができる人はなかなかいないだろう。みんなができないことをやってみせるからこそ、仲井戸のキャラクターに視聴者は惹かれてしまうのかもしれない。また、演じる桐谷健太は、仲井戸というキャラクターを、表情やしぐさ、声のトーンなど、細かな演技のニュアンスで繊細かつ正確に表現している。例えば取り調べのシーンでは、なかなか口を割らない被疑者に同情するところからスタートする。第2話では俳優として売れていない田中克也(橋本淳)に「なあ、田中。どこの世界でもイケてるやつもいれば、そうじゃないやつもいるんだよ」と情に訴えかけるトーンで語りかけていた。かと思えば、最終的には「田中、田中、田中~!!」と大声で叫び出す。感情表現が豊かなところがまた桐谷健太演じる仲井戸の良さだ。仲間たちのツッコミがちょうど良いこのドラマの良さは、主人公を取り囲む周囲のキャラクターにもある。仕事に対して熱心なのはいいことだが、熱血キャラが時に暴走してしまう仲井戸に仲間たちの反応が良いスパイスとなっている。彼の言動に「は?」と冷たい反応をする目黒(磯村勇斗)や、「また始まったよ」と呆れる岸本(長井短)のツッコミがまたクスッと笑えるのだ。ラストシーンでは妹である、みなみも兄のおしゃべりが止まらず「ええ加減にせえ!」と怒鳴っていた。普段は冷静でおしとやかなのに対し、ギャップのある彼女のセリフに衝撃を受けた人も多いだろう。そんな個性あるキャラクターたちが仲井戸の周りにいることで、彼の良さがさらに引き立つのであった。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』はストーリー展開が王道の警察ドラマだが、犯人やその動機、事件解決までのプロセスなど、テンポよく描かれている。最後にどんでん返しが起こったり、所々に散りばめられている伏線を探すこともこのドラマの楽しみである。これからも事件解決に向けて刑事、検事、判事たちがどのように立ち向かうのかを見届けたい!『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』Tverで配信中視聴はコチラから[文・構成/grape編集部]
2023年04月26日ニコラス・ホルトが、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のバットマン役をめぐる“戦い”でロバート・パティンソンに敗れた経験について、スペイン版「GQ」のインタビューで語った。「バットマン/ブルース・ウェインを演じたかった?」と聞かれたニコラスは「もちろん。同じことを聞かれれば、ほとんどの人が演じたいと言うんじゃないかな。マット・リーヴス監督のアイディアは素晴らしかったし、映画は最高だった」とふり返る。「それにロブ(ロバート)もキャラクターを見事に演じていた。映画の中の彼、すごくよかった。結局、ぼくは彼ほど素晴らしい仕事はできなかったと思う。ぼくはマットが作り上げた世界に、ロブほどハマらなかったと思うんだ」とバットマン役の適役はロバートであると話した。自分が選ばれないことは「つらいね。でも普通のことだと受け入れなきゃ。それがぼくの俳優としての強みでもあるかもしれない」と語るニコラス。自分が役をゲットできなかった映画は楽しんで観るそうだ。選ばれた俳優がその役にあった演技を見ると「すごいなぁ。(製作側の)選択は正しかったんだ」と感心するのだという。(賀来比呂美)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2023年04月21日桐谷健太主演「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」第2話が4月20日オンエア。桐谷さん演じる豪太の取り調べに対する容疑者のコメントに「めっちゃdisられるww」「気持ち作ってくれてたww」など、視聴者から笑いの嵐が巻き起こっている模様だ。「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」以来3年ぶりに、桐谷健太さんと脚本家・福田靖がタッグを組んで世に送り出す本作。元体育教師の異色“情熱系”刑事・仲井戸豪太と、立会事務官の妹・仲井戸みなみの兄妹と、彼らを取り巻く刑事と検事、判事たちのサスペンス&ユーモアにあふれる大人のビターな群像劇が展開する。己の足と勘と情熱で捜査にあたる仲井戸豪太を桐谷さんが演じるほか、検事とともに事件を調べていく立会事務官の仲井戸みなみに比嘉愛未。2年間の赴任を経て“アメリカナイズ”された豪太の元バディ・目黒元気には磯村勇斗。豪太や目黒と同じみなとみらい署の刑事・原口奈々美に岡崎紗絵。同じくみなとみらい署の刑事・岸本凛に長井短。一日も早く東京地検特捜部に上がろうと考えている検事の矢部律子に中村アン。諸星と個人的な関係がある様子の判事・二階堂俊介に北村有起哉。「氷点下100度の女」の異名を持ち、仕事中は感情を一切見せない諸星美沙子に吉瀬美智子。立会事務官から司法試験に合格して検事になった亀ヶ谷徹に西村元貴。30代にしてみなとみらい警察署の初代署長に抜擢された牛島正義に伊藤淳史。徹底した現場主義で出世は望まないベテラン刑事・江戸一に古田新太といった顔ぶれが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。人気俳優の葛城悠真(山下航平)が何者かにスパナで殴られ、顔を蹴りつけられるという傷害事件が発生。防犯カメラに映っていた犯人はパーカーのフードを被っている上、サングラスとマスクを着用し顔が判別できず、豪太と目黒が葛城に話を聞くと、葛城自身も犯人の顔は見ていないという。ところがすぐに犯人と同じ柄のパーカーを着た人物が見つかる。その人物は超人気俳優・屋敷マモル(楽駆)と同じ事務所に所属する落ち目の俳優・田中克也(橋本淳)だった。田中は最初こそ犯行を否認したものの、熱くなった豪太の取り調べにあっさり折れて自白するのだが、実は田中は“替え玉”で真犯人は屋敷だった…というのが2話のストーリー。“魂をぶつけた”取り調べで田中の心を動かしたと、自分の取り調べに自信をみせていた豪太だったが、田中は自白した際のことを「あの芝居は正直きつかった」「気持ち作るのが大変でした」と振り返り、「自白するのに無理がある」と豪太の取り調べを“全否定”。視聴者からも「主人公めっちゃdisられるww」「気持ち作ってくれてたww」「仲井戸刑事めっちゃバカにされてたwww」など笑いの嵐が巻き起こる。ラストでは、田中の件で言い争いになる豪太と矢部の間にはさまれたみなみがついに怒りを露わにする…思わず大阪弁で豪太のみならず、矢部のことも怒鳴りつけるみなみに「ついに関西弁が出た」「こういうときに出るみなみの関西弁好きw」「みなみちゃんの関西弁相変わらず最高」などの声も送られている。【第3話あらすじ】諸星が駅近くの街路で腕を切りつけられる。裁判官襲撃という事態を受け、みなとみらい署は検察に対し初動捜査から加わるよう要請。二階堂が指揮を執り、豪太ら強行犯係の刑事たちと共に捜査に乗り出す。強行犯係は諸星がかつて担当した裁判の公判記録を精査。傷害致死の罪で服役し、2週間前に出所したばかりの秋葉浩二(松川尚瑠輝)に疑惑の目を向ける…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年04月21日桐谷健太主演「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」が4月13日放送開始。みなみに一目惚れした二階堂判事に「キャラが面白い」「二階堂さんと諸星さんは元夫婦かな」など様々な反応が上がるとともに、ゲスト出演した大橋和也の演技力を讃える声も送られている。本作は桐谷さんが出演、福田靖が脚本を手がけ2020年に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」の続編となり、桐谷さん演じる走り出したら止まらない元体育教師の異色刑事、仲井戸豪太がさらにパワーアップ。再び港町・ヨコハマを舞台に疾走する物語となる。己の足と刑事の勘、元教師の情熱を生かした捜査を展開していく仲井戸豪太役で桐谷さんが主演。情熱刑事・豪太に対し、バイアスのない視点で人や物事を見る柔軟性も併せ持つ立会事務官の仲井戸みなみに比嘉愛未。前作で豪太とバディを組んでいたがアメリカに2年間赴任し帰国した目黒元気には磯村勇斗。神奈川県警横浜みなとみらい署強行犯係の刑事・原口奈々美に岡崎紗絵。原口と同じくみなとみらい署強行犯係の岸本凛に長井短。大きな事件を担当して功績を上げようと躍起になっている矢部律子に中村アン。みなみに好意を抱く判事の二階堂俊介に北村有起哉。横浜地方裁判所みなと支部判事・諸星美沙子に吉瀬美智子。みなとみらい署署長の牛島正義に伊藤淳史。徹底した現場主義の江戸一に古田新太といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ある日、夜間パトロール中の交番巡査が、若い男がタクシーと接触しそうになりながら逃げ去った場所で、別の男が後頭部から血を流し、意識不明状態で倒れているのを発見する。倒れていた男は勝山康平(川島潤哉)と判明。勝山の財布には10万円近くの現金が残されており強盗目的ではなさそうだった。そんななか現場から逃走した専門学校生・林田裕紀(大橋さん)が見つかり、豪太と目黒が事情聴取をすると、林田は勝山の写真を見て明らかに動揺しつつも、事件への関与について完全否定する…というのが今回のストーリー。みなと支部に赴任、出会ったみなみに一目惚れ。兄とは知らずに豪太に強い口調で接するも、その後豪太とみなみが兄妹だと知ると「大変失礼しました。お兄さんとは露知らず…」と頭を下げ、みなみを好きなことを豪太に見抜かれる一方で、林田の事件の真相にいち早く気づく…そんな二階堂に「二階堂検事のキャラが面白い」「いいなあ。理詰めな割にフランクな感じ」などといった声が。また「二階堂さんと諸星さんは元夫婦かなぁ~」「諸星判事は二階堂検事の元奥さんとか?」など、諸星との関係性について触れたコメントも。ゲスト出演した大橋さんには「大橋くん演技上手くなってる!」「こんな奥が深い演技できるなんて」など、俳優としての成長に注目した感想が送られている。【第2話あらすじ】人気俳優の葛城悠真(山下航平)が何者かにスパナで殴られ、顔を蹴りつけられる。入院中の葛城に事件当時の話を聞くと、葛城自身も犯人の顔は見ていないという。ところが捜査は急展開、犯人と同じ柄のパーカーを着た人物が見つかる。その人物は超人気俳優・屋敷マモル(楽駆)と同じ事務所に所属する落ち目の俳優・田中克也(橋本淳)だった…。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年04月14日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんが、2023年4月スタートのテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の見どころをつづります。話題となっていたあのドラマが、3年ぶりに帰ってきた。2023年4月13日(木)夜9時から『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)がスタート。2020年に放送された『ケイジとケンジ所轄と地検の24時』の続編となっており、今回は刑事と検事だけでなく、判事も加わり、ユーモアあふれる登場人物たちが事件をさまざまな角度から紐解いていく。3年ぶりとは思えない、主演・桐谷健太演じる仲井戸豪太の熱血ぶりも、前作を見ていた人は当時を思い出して懐かしい気持ちになっただろう。ユーモアあふれる登場人物たちが大集合なんといっても見どころは個性あふれるキャラクターである。元体育教師の刑事という異色の経歴を持つ豪太を中心に、横浜みなとみらい署強行犯係には目黒元気(磯村勇斗)をはじめとする個性派が勢揃い。冒頭でアメリカ赴任から帰ってきたばかりの目黒に自己紹介するシーンでは、みなとみらい署強行犯係の雰囲気が一瞬でわかっただろう。前作でも豪太とバディを組んでいた目黒元気を演じるのは磯村勇斗。ミスをせず要領よく仕事を片付けようとするいわゆるコスパ重視な目黒。若くて優秀。豪太が「めぐちゃん、めぐちゃん」と連呼することに対しても、クールに返す姿が印象的だ。スマートで自信に満ち溢れている様子が伝わる磯村勇斗のたたずまいは、主演に劣らない存在感を放っていた。また、豪太の妹、比嘉愛未演じる立会事務官の仲井戸みなみも、猪突猛進な豪太にテキパキとツッコミを入れる良いスパイスとなっている。しっかり者で、仕事もできて、美人なのに男運に恵まれないところも応援したくなるポイントだ。同居する豪太とのきょうだいバトルでは、彼の無神経な言葉にムキになって言い返す。2人の掛け合いはテンポがよく、とても面白い。行きつけの店に呼んで新しい検事を紹介したり、なんだかんだ仲が良いところもほっこりする場面である。初回ゲスト『なにわ男子』大橋和也の演技が光った第1話初回のゲストは今、ドラマやバラエティでも大人気のアイドルグループ『なにわ男子』の大橋和也だ。可愛らしい笑顔とハスキーな声が魅力的で、なんといってもあの無邪気な少年らしさが強く印象に残る。そんな彼が今回は事件の最重要となる被疑者役として登場。豪太と目黒に事情聴取をされている最中も、何かを隠している様子がありながら、自分は事件に関与していないと必死で訴えるシーンは迫真の演技であった。学生であるため、警察の事情聴取はきっと怖いはず。そんな思いがひしひしと伝わってくる怯えた声と縮こまった姿勢、大橋和也の繊細な演技力に驚かされたのは事実である。豪太が高校時代のバスケ部の話をすると、少し笑顔を見せ、打ち解ける様子も自然で子供らしさが出ているところが非常によかった。今回はゲスト出演だったが、視聴者の記憶に残る重要な役どころを見事に演じきった。ドラマ『年下彼氏』(テレビ朝日系)や『メンズ校』(テレビ東京系)など、話題のドラマに出演してきた彼だが、今後、俳優としてさらに花開く予感がした今作であった。クスッと笑えて、胸がアツくなる群青劇はじまる!個性あふれるキャラクターと豪華な俳優陣が繰り広げる『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』。被疑者と事件と、必死に真正面から向き合おうとする熱血な刑事の姿。時に彼の言葉が胸に刺さる、そう、これは群像劇なのだ。またクスッと笑えて木曜日の疲れを忘れさせてくれるようなシーンも魅力的である。アメリカ赴任から帰ってきたばかりの目黒の、ルー大柴なみの英語混ざりな口調。真面目なシーンで不意に飛び出す英単語に何度笑っただろうか。今後も目黒のアメリカかぶれっぷりは、ドラマの中で一服の清涼剤になってくれるはずだ。また、検事・二階堂(北村有起哉)とのやりとりの中で「前にここにいた、でっかい検事も同じこと言ってましたよ」など、少し踏み込んだ小ネタも交えていたところも制作の遊び心を感じた。前作からのファンも大事にされていることが伝わるワンシーンである。初回からアクセル全開でスタートを切った『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』今後の展開にますます目が離せない![文・構成/grape編集部]
2023年04月13日各国でスマッシュヒットを記録したニコラス・ケイジ主演『マッシブ・タレント』より本編映像が解禁された。ニコラス・ケイジが自身の分身とも言えるニック・ケイジを演じ、ドラマ「THE LAST OF US」などで人気急上昇中のペドロ・パスカルと共演する本作。ペドロ演じるニックの大ファンである大富豪ハビとニックが、スパイ映画のようなトラブルに巻き込まれていく。この度解禁となったのは、そんな彼らがダイナミックなカーアクションを繰り広げる本編映像。ニック・ケイジとハビは、ともに映画を作るために、ドライブをしながら談義を重ねていると、突然謎の集団に襲われてしまう。茂みの中に隠れた2人だったが、「あの車(目の前にある)で迎えに来てくれ。俺は見張っている。あなたの方が足が速い。『ナショナル・トレジャー』を見て知っている」と、伝説の秘宝を追い求めるニコラス・ケイジの大人気シリーズ作品を引き合いに、助けを求める。命の危険がかかっているので、ニック・ケイジは「あれはスタントだ」と真相を明かして断ろうとするも、ハビが「特典映像では本人だと」(言っていた)と、無垢な表情で説得する。その返答を受けてニックは、敵のいる中に飛び込むことを決意するも、結果2人で車を奪うことに成功。猛スピードで車を運転するニック、だがフルフェイスのヘルメットを被った謎のバイクがその後を追う。2人は協力し合いながら、迫りくる敵を撃退していくのだった...!2人のコミカルなやりとりが笑いを誘う本編映像となっている。大人気ゲームをドラマ化した「THE LAST OF US」で注目を集めるペドロ・パスカルは、“ニコラス・ケイジの出演作は若い頃にすべて観た”と語るほどの二コケイオタクでもある。ペドロは、ニック・ケイジとハビの関係性について、「ハビは趣味がいいから、ニック・ケイジを誰よりも崇拝している。ニックの演技スタイルはワイルドで巧みながら、それでいて衝動的かつ独創的だ。それに恋愛も常に本気だしね。ハビにはそういうことをする勇気がない。ハビは怖くて踏み出せないので、ニックの演技を通じて体験している。そして最終的にはハビもニックからリスクを負う勇気をもらうんだ」と解説してくれた。ニック・ケイジとハビの、互いに影響し合う良好な関係性も本作の見どころの一つと言えそうだ。『マッシブ・タレント』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッシブ・タレント 2023年3月24日新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン 池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー© 2022 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
2023年03月26日桐谷健太主演の新ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」のポスタービジュアルが公開され、岡崎紗絵、長井短、西村元貴、古田新太、伊藤淳史が出演していることが分かった。本作は、走り出したら止まらない元体育教師の異色“情熱系”刑事・仲井戸豪太(桐谷さん)を中心に、刑事と検事、そして唯我独尊の判事(裁判官)も新たに参加し、サスペンスとユーモアで大人のビターな群像劇を軽快に描く。豪太が所属する横浜みなとみらい署で、刑事チームを束ねる2大柱となるのが、古田さんと伊藤さんが演じる個性的な新キャラクター。古田さん演じる強行犯係の係長・江戸一は、ノンキャリア組で昭和気質のベテラン刑事。現場を第一に考える半面、署長にも気を使う毎日だ。そんな署長・牛島正義を演じるのが伊藤さん。この若さで、桜木署から改称された横浜みなとみらい署の初代署長に抜擢され、警察庁で将来を嘱望される若きエリートだ。牛島正義(伊藤淳史)古田さんは「おいらは脚本に書かれたセリフを監督の思う通りに言うことが俳優の仕事だと思っているので、役作りもしませんし、現時点では江戸がどんなふうになるか全然分かりません(笑)。ただ、出演するメンツも楽しそうなので、ワクワクしています」と期待。伊藤さんは「僕が演じる牛島は30代にして署長になった、相当デキる男。いろんなことに対して必死すぎたり、真面目すぎるところが、結果的にクスッと笑えるような男になればと思っています。脚本の福田靖さんが牛島のキャラクターをすごく分かりやすく丁寧に描いてくださっているので、演じるのがとても楽しみです。ゆくゆくは牛島メインの回もあるのですが、彼がいかに真面目な人生を送ってきたかが垣間見えるので、視聴者の皆さんにもぜひ期待していただきたいです」と呼びかける。江戸一(古田新太)また、刑事チームには岡崎さんと長井さんが参加し、スパイスを加えていく。岡崎さん演じる強行犯係のあざと(!?)刑事・原口奈々美は、刑事らしからぬファッション&愛嬌のある性格で異彩を放ち、その愛嬌が時に誤解を生むことも。長井さん演じる強行犯係の毒舌刑事・岸本凛は、奈々美の着任後、分かりやすく周囲からの扱いが雑になってしまい、そんな不満も相まって、毒舌で一見ヤル気がなさそうだが、実は面倒見が良く頼れる刑事。原口奈々美(岡崎紗絵)岡崎さんは「強行犯係の一番の面白さは、チーム内での会話です。シリアスなんだけど、ちょっとポップな部分もあって…脚本を読んでいるだけでも掛け合いが本当に面白いので、実際に演じるのがすごく楽しみです。何と言ってもボスは古田新太さんですし、メンバーが皆さん楽しい方ばかりなので、どうなっていくんだろう(笑)!?私も楽しみながら、その波に乗っていけるように頑張りたいです」と意気込む。長井さんは「凛を含め、このドラマでは性格も立場も年代も異なる大人たちが、なんだか子どもと同じようなことで揉めたり、悩んだりします。自分と違う世代に対する親近感を覚えたり、今の自分と似たキャラクターを見つけて共感できたりもするドラマだと思うので、ぜひ楽しんでいただきたいです」とコメント。岸本凛(長井短)さらに検事チームに、西村さんが亀ヶ谷徹役で続投。前作では立会事務官だったが、今回は晴れて検事に。ところが、検事になったらなったで、以前とはまた違うプレッシャーとストレスでいつも疲弊する日々なのだ。西村さんは「ちょっとビビリなところも愛嬌かなと思うので、そういった亀ヶ谷のかわいさや、弱さみたいなところをちゃんと表現し、視聴者の方々に愛していただけたら、うれしいです」と話している。亀ヶ谷徹(西村元貴)「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は4月13日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送(※初回拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2023年03月22日ニコラス・ケイジ主演『マッシブ・タレント』より特別映像が解禁。昨年SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)に登場し、インタビューに答えるニコラス・ケイジの姿がとらえられている。本作は、ニコラス・ケイジが自身の分身とも言える“ニック・ケイジ”を演じ、各国でスマッシュヒットを記録した話題作。この度到着した特別映像は、欧米のエンタメ見本市として、毎年3月に開催されるサウス・バイ・サウスウエストに、昨年『マッシブ・タレント』の公開に併せてニコラス・ケイジが参加した際のもの。沢山のメディアや関係者に囲まれたニコラスが、興奮気味でインタビューに答えている。「最高だね!また映画館に行けると思うと気合が入るよ。しかも映画好きの人たちと映画を見るなんて久々だ。外出もできなかったので心待ちにしていた」と、ニコラスは大スクリーンで上映されることを喜んでいる様子。続けて「ペドロ(パスカル)と久しぶりに会ったんだ。彼と働いて素晴らしい時間を過ごせた。最高の俳優だよ」と語っている。さらに、自身の分身的なキャラクター、主人公・ニック・ケイジへの質問が及ぶと、真剣な表情で質問に答えるニコラス。「まるで大冒険のようだった。もう一人のニック・ケイジを演じることは、怖かったよ。というより演じることに緊張していた。ケガしない限りは、怖くても挑戦すべきなんだ。自分の哲学の検証のようなものだ。恐怖を克服するだけでなく、監督のビジョンの実現を手伝いたいと思っている」とコメントして、自身にとっても挑戦的な作品であったと明かしてくれた。付け加えて、「演技を楽しんだ。ニック・ケイジを演じることをね。終着点がわからないから、楽しめたんだろう。まるで綱渡りだよ。恐ろしかった」と語り、その言葉の端々からは、これまで様々な賞を受賞したニコラス・ケイジにとっても、かなりチャレンジングな役どころだったことがうかがえる。各国で大絶賛の声が上がる本作で、華々しいカムバックを印象付けたニコラス・ケイジ。日本でもその演技に多くの賞賛が集まることだろう。『マッシブ・タレント』は3月24日(金)より新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッシブ・タレント 2023年3月24日新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン 池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー© 2022 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
2023年03月22日ニコラス・ケイジ主演『マッシブ・タレント』に出演のペドロ・パスカルが、昨年のSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)に登場しメディア取材に応じた際の特別映像が到着した。67か国で初登場TOP10入りのスマッシュヒットを記録し、ニコラス・ケイジの華々しいカムバックを印象付けた本作。共演するのは、ドラマ「THE LAST OF US」主人公・ジョエル役や「ゲーム・オブ・スローンズ」、「マンダロリアン」(シーズン3配信中)と話題作へ引く手あまたのペドロ・パスカル。ペドロ・パスカルこの度到着した特別映像は、欧米のエンタメ見本市として、毎年3月に開催されるサウス・バイ・サウスウエストに、昨年、本作の公式上映に併せて参加した、ペドロ・パスカルの様子が映し出されている。「観てもらうのが楽しみだね! 心から楽しく撮影できたよ。若い時に観た映画のようで、今こそ必要だと思う」と語るペドロ。無事に映画が公開できることを、素直に喜んでいるようだ。主演を務めるニコラス・ケイジとの共演について問われたペドロは、「素晴らしいことだよ!ニック(ニコラス・ケイジ)の映画で育ったんだ。クイズを出題してみてくれ。答えてみせるよ(笑)。ずっと俳優になりたかったんだ。ニックの年表と私の年齢を見ると、彼に大きな影響を受けたんだ。『ペギー・スーの結婚』(87)、『赤ちゃん泥棒』(88)を観た。『月の輝く夜に』(88)、『バンパイア・キッス』(90)、『ワイルド・アット・ハート』(91)を両親と観た。それが全ての始まりだった」とコメントを寄せて、ニコラス・ケイジから大きな影響を受けたと明かした。その言葉からはリスペクトと愛が溢れており、本編への期待が高まる映像となっている。『マッシブ・タレント』は3月24日(金)より新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッシブ・タレント 2023年3月24日新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン 池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー© 2022 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
2023年03月18日桐谷健太主演ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」に、中村アン、吉瀬美智子、北村有起哉が新規参加することが分かった。「ケイジとケンジ所轄と地検の24時」以来3年ぶり、港町・ヨコハマを舞台に再び大暴れする本作は、桐谷さん演じる走り出したら止まらない元体育教師の異色“情熱系”刑事・仲井戸豪太を中心に、刑事と検事、そして唯我独尊の判事(裁判官)が参加し、サスペンスとユーモアで大人のビターな群像劇を軽快に描く。今回発表された3人が演じるのは、手強き新キャラクター。豪太ら刑事にとって難関のひとつが、刑事は起訴に必要な証拠を集めるための駒と考えて見下す、日本屈指の頭脳を持つ検事チーム。刑事にとっては厄介なエリート検事を、今回中村さんと北村さんが演じる。中村さん演じる上昇志向の強い、野心溢れた横浜地方検察庁みなと支部の検事・矢部律子は、一日も早く東京地検特捜部に上がりたいと考え、大きな事件を担当して功績を上げようと躍起になっている。北村さんが演じる横浜地方検察庁みなと支部に新たに着任した検事・二階堂俊介は、非常にエリート意識が強く、刑事を思いっきり下に見る一方、判事に対してはコンプレックスの塊で人見知り。豪太からは、捜査時はもちろん、プライベートでも敵対視されることに。というのも、二階堂に立会事務官として付いたのが、豪太の妹・みなみ(比嘉愛未)。二階堂は、みなみに惚れてしまうのだ。中村さんは「今回はユーモアのある作品。ユーモアって考えれば考えるほど、お芝居がちょっとウソっぽくなり難しくなってしまうので、いい意味で考えすぎることなく、ナチュラルに演じていきたいです。また、これまでもいろんな“仕事がデキる女”を演じさせていただいてきましたが、今回は役の年齢設定も自分と同じ35歳なので、実際に自分が思うことを等身大で表現できたらな、と。皆様の力を借りながら、強いだけじゃない人間らしさを表現していきたいです」と意気込み、北村さんは「僕が演じる二階堂に関してはどこか捉えどころがないんです。真面目だったり、脇が甘かったり、少年性のような部分もあったり…。脚本の福田靖さんが敢えてそういう役を与えてくださったのだとすれば、僕も分かりやすい人物設定に走って想定内の範ちゅうに収まらず、何かチャレンジしなければいけない。『すいません、こんなふうになっちゃいました…』というような人物になればいいなと思いながら(笑)、模索中です」とコメントしている。そして、新たに加わるポジションが、刑事や検事にとって、難攻不落の存在となる、独立性の原則から揺るぎない地位と権力を確立している判事(裁判官)。刑事が捜査する上で必要な逮捕令状や家宅捜索令状の発行、検事が求める被疑者の勾留請求やその延長についても決定権を握っており、絶対に避けては通れない存在。中でも群を抜いて高い壁と言っても過言ではない、本作でラスボス的存在となるのが、吉瀬さん演じる“氷点下100度の女”の異名を持つ横浜地方裁判所みなと支部の判事・諸星美沙子。どんな請求も、少しでも捜査内容に穴があれば「証拠が薄い」と一蹴する鉄壁の判事だ。吉瀬さんは「『え~っ、判事!?ムリ~』と不安になりました(笑)」と話しつつも、「脚本を担当するのが『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(2021年)でご一緒した福田靖さんだと聞いて、やれるものならやりたいと思いました。ちょうど前作を見て面白いと思っていたこともあり、オファーを受けました」と明かす。また「美沙子はとにかく頭が良くてキレキレで、バリバリ仕事ができる女性。ちょっと上から目線の言動も垣間見られるので、ドS的なお芝居もあっていいのかな、と楽しみにしています。前作のイメージを壊すことなく、かつスパイスになれるように、魅力ある判事を演じたいと思っています」と話している。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は4月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年03月15日桐谷健太主演の新ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」に比嘉愛未&磯村勇斗が出演することが決定。「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」で演じたヒロイン・仲井戸みなみ、刑事・目黒元気にそれぞれ再び扮する。「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」以来3年ぶり、桐谷健太×脚本家・福田靖のタッグがこの春、港町・ヨコハマを舞台にふたたび大暴れする。走り出したら止まらない、元体育教師の異色“情熱系”刑事・仲井戸豪太を中心に、刑事と検事、そして通常の刑事ドラマではほぼ登場することのない唯我独尊の判事(裁判官)も加わり、サスペンスとユーモアで大人のビターな群像劇を軽快に描く。本作で揺るぎないバランサーとして存在するのが、比嘉さん演じる立会事務官のみなみ。しっかり者で仕事もデキる上に、バイアスのない視点で人や物事を見る柔軟性も併せ持つ。検事をサポートしながら二人三脚で事件の捜査にあたる立会事務官としても、その能力を発揮。さらに、熱くなりすぎて暴走しがちな兄・豪太にとっても、なくてはならない存在だ。一方の刑事・目黒は、まさかのキャラ変。かつて豪太とバディを組んでいた頃は、出世第一で堅実に職務をまっとうしようとするも、豪太から振り回されていた。しかし、警備担当外交官としてアメリカへ赴任した後、警部補に昇進。捜査方針もアメリカ仕込みのコスパ重視路線へ様変わり。だが、念願の県警本部勤務は叶わず、再び神奈川県警横浜みなとみらい署(旧・桜木警察署)へ舞い戻り、豪太とバディを組むことに。そして、ことあるごとに捜査方針をめぐって、豪太とも真っ向から対立し、火花を散らしていく。「桐谷さんのそばでずっと一緒にお芝居できたことが、3年経った今も自分の中で大きな財産になっています。やるからには、前回よりもパワーアップした面白い作品を届けたい――そんな覚悟と責任を持って、桐谷さんと一緒にものを作る時間を楽しみながら、『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』に挑んでいきたいです」と意気込んだ比嘉さんは、「今回は刑事と検事だけでなく、判事も加わることで新しい登場人物が増え、私自身もどう来るか全然読めない個性豊かな役者さんがたくさん出られます。意外性や驚き、感動…ワクワクするような新しい魅力がたっぷりあふれる作品だと思いますので、ぜひ新しい感覚で楽しんでいただきたいです」とメッセージ。磯村さんは「メグちゃんこと、目黒元気として、また戻ってくることができて、すごくうれしいです。前作よりもさらに熱のある、進化した作品になるんじゃないかなと思っているので、今から撮影が楽しみです」と心境を明かし、「今回は桐谷さん演じる豪太と2人で行動することが、さらに多くなります。また桐谷さんと2人でいろんな掛け合いができると思うと、楽しみで仕方ありません!ボケとツッコミのような漫才的な掛け合いもあるので、関西出身の桐谷さんからシッカリとお笑いを学びつつ(笑)、いいバディとなって、一緒に作品を作っていけるよう頑張りたいです」と話している。「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は4月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年03月13日ニコラス・ケイジ主演の話題作『マッシブ・タレント』より本編映像が解禁された。『ザ・ロック』『フェイス/オフ』など90年代を代表するアクション大作に次々と出演したハリウッドスター、ニコラス・ケイジが、自身の分身ともいえるニック・ケイジ役を務めることでも話題の本作。どん底に陥ってしまい、“俳優業を辞める”と決心したハリウッドスターのニック・ケイジのもとに、スペインの大富豪・ハビの誕生日パーティーに参加するだけで、100万ドルが得られるという高額オファーが舞い込むが…というストーリー。今回届いた本編映像では、ニックが借金返済のために渋々受け入れたパーティーに参加するため、スペインのリゾート地・マヨルカ島に到着した瞬間が切り取られている。映像は怪しい男女が映し出されてはじまるが、実は2人はCIAのエージェント。大富豪・ハビを捜査するために、彼のプライベートジェット機を張り込んでいたのだ。着陸した飛行機のタラップから、降りてきたのは…なんとあのニック・ケイジ!突然のことにエージェント2人もびっくり仰天、ニコラス・ケイジの出演作『月の輝く夜に』、『フェイス/オフ』といった代表作を列挙しながら、いきなりの大スター登場に戸惑いを隠せない様子だ。何か怪しいと感じたCIAエージェントのマーティンは、捜査を断念しようと指示する。しかし相棒の女性エージェント・ヴィヴィアンが、これはチャンスとばかりに命令に背き、ニック・ケイジと接触を図ろうとする。颯爽と空港ロビーに到着したニックを確認したヴィヴィアンは「ニコラス・ケイジだ!あなたのこと大好きなの。『クルードさんちのあたらしい冒険』を見た。甥と一緒に大笑いした」と、満面の笑顔で大ファンぶりをアピールして近づいていく。場が和んでいる中で、ニックも「俺も好きな作品だ。エマ・ストーンもいた」と発言しながら2ショット写真も快諾してファンサービス。しかしヴィヴィアンは、こっそりとニックのジャケットポケットに追跡装置を忍び込ませ、ハリウッドスターの動向を探ることにするのだった…。ちなみに、CIAエージェントのヴィヴィアンが、大好きとアピールした映画『クルードさんちのあたらしい冒険』(20)は、全米公開ランキング5週連続No.1という大ヒットを達成したアニメーション映画で、主人公の声優をニコラス・ケイジが務めている。エマ・ストーン、ライアン・レイノルズらと共演しており、前作『クルードさんちのはじめての冒険』(13)とともに、親子向けの作品として愛されている。なお両作品ともDVD・Blu-ray化されているので、気になる方は是非チェックを!ニコラス・ケイジは、“ニック・ケイジ”を演じたことについて「本当にぶっ飛んでる。そして、ニックだとかケイジさんだとか呼ばれるから混乱し始めた。『待ってくれ。違うだろ』って。いつもはキャラクターを演じてる。だから恐ろしくも刺激的だった。ただ、きっと完成した作品は観ないよ」とジョークを交えコメントしているが、本作のニック役は各国の批評家や観客から大絶賛で迎えられている。『マッシブ・タレント』は3月24日(金)より新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッシブ・タレント 2023年3月24日新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン 池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー© 2022 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
2023年02月24日Amazon&ソニー・ピクチャーズ テレビジョンが『スパイダーマン』のキャラクター、スパイダーマン・ノワールを主人公とする実写ドラマを製作することが分かった。Amazonが「Variety」誌などのメディアに認めた。同キャラクターはコミックのほか、『スパイダーマン:スパイダーバース』や「アルティメット・スパイダーマン」にも登場。それぞれニコラス・ケイジ、マイロ・ヴェンティミリアが声優を務めた。今作では、「1930年代のニューヨークを舞台に、年老いた白髪交じりのスーパーヒーロー」であるスパイダーマン・ノワールが活躍するという。キャスティングについては明らかになっていない。脚本を担当するのは『ザ・ロストシティ』の共同脚本家オーレン・ウジエル。『スパイダーマン:スパイダーバース』でプロデューサーを務めたフィル・ロード&クリストファー・ミラー、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの元共同会長エイミー・パスカルと共に製作総指揮も務める。ミラーは各メディアが報じた本件の記事をリツイートし、「この件は確かなことです。そして、素晴らしい作品になることも確かです」と自信たっぷりに発表している。ファンは歓喜の声を上げると共に、「どうかニコラス・ケイジを起用することも認めて!」「ニコラス・ケイジじゃないとダメでしょう!」と実写版でもニコラスの出演を熱望し、ミラーに訴えかけている。(賀来比呂美)■関連作品:スパイダーマン:スパイダーバース 2019年3月8日より全国にて公開
2023年02月10日主演・桐谷健太×脚本・福田靖の再タッグで贈る刑事ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」が、この春放送決定した。本作は、サスペンス&コミカルな事件にまつわる全ての人々を群像劇で描く刑事ドラマ。福田さんがオリジナル脚本を務めた「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」で、桐谷さんが演じた情熱系主人公・仲井戸豪太がさらにパワーアップ、走り出したら止まらない元体育教師の異色刑事が3年ぶりに、港町・ヨコハマを舞台に疾走する。本作の主人公・仲井戸豪太は、昨今重視されるコンプライアンスは「?」状態で、「とにかく犯人を逮捕して、被害者に感謝されたい」と躍起になる元体育教師の刑事。中途採用の情熱刑事・仲井戸豪太の前に立ちはだかるのは、「人を裁くには法が全て。人生経験や人情など関係ない」と言い放つ“日本屈指の頭脳”を持つ検事チーム。そこへ、新たに司法サイドから、通常の刑事ドラマではほぼ登場することのない唯我独尊の判事(裁判官)も参加。というのも、ドラマではパッと出がちな逮捕令状や家宅捜索令状…実は必要な証拠を集めた刑事からの請求を、ほかでもない判事(裁判官)が認めなければ発行されないのが現実。さらに検事が求める被疑者の勾留請求やその延長についても、判事が決定権を握っている。しかも、判事は独立性の原則から、上司や組織の目を気にする必要がない。その揺るぎない存在は、組織のしがらみも多い刑事や検事にとって、いわば目の上のたんこぶ、難攻不落の存在で…。一筋縄ではいかない過程の中、学歴も身分も収入も資格も捜査方針も違う決して交わらない人々が真っ向からぶつかり、交わっていく姿を描く。様々な事件をきっかけに渦巻く、大人のビターな群像劇を、老若男女問わずクスッと笑えるユーモアも交えながら、軽快に描く新感覚のサスペンスコメディーとなる。「さらにパワーアップしたドラマを見せられたらいいな、と。ドキドキワクワクしています!」と心境を明かした桐谷さんは、「魅力的な人物である豪太が今回、新たな登場人物とも関わる中で、どう変わっていくのか…。自分自身もすごく楽しみにしていると同時に、未知数でもあります。ただ、3年前と今では桐谷健太自身が変わっているので、きっと仲井戸豪太も自然と変わってくるはず。狙うことなく“新たな仲井戸豪太”が出せるんじゃないかな、と非常にワクワクしています」とコメント。そして「『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』、“最強の群像劇”になっていますので、ぜひご期待ください!」とメッセージを寄せている。木曜ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」は4月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月10日ニコラス・ケイジ主演の西部劇アクション『ガンズ・アンド・キラーズ』より予告編とポスタービジュアルが解禁された。アメリカ西部開拓時代、人里から離れて家族とひっそりと暮らすコルトン・ブリックス。かつては、賞金稼ぎに用心棒と殺しの世界にいた男も、いまでは1児の父として、雑貨屋を営みながら静かに暮らしていた。ある日、自宅に1人でいた妻ルースの前に不審な4人組の男たちが訪ねてくる。ブリッグスと12歳の娘ブルックが帰宅すると家に保安官たちがおり、ルースが殺害されたことを聞く。悲しみに暮れるブリッグスは、二度と握らないと誓ったはずの銃を手にすることを決意し、娘と共に復讐のために犯人探しの旅に出るのだった…。本作は、かつて名を馳せた凄腕ガンマンが、無法者たちに妻を惨殺されたことで再び銃を手にし、12歳の娘を相棒として復讐の旅に出る物語。主演は、2022年『PIG/ピッグ』で各国の映画祭を席捲し、『マッシブ・タレント』が67か国で初登場TOP10入りのスマッシュヒットを記録、完全復活を果たしたオスカー俳優ニコラス・ケイジ。ケイジが新境地に挑むのは、西部一の早撃ちで「悪魔」と恐れられた伝説の最強ガンマン。『ゴッドファーザー PARTII』『地獄の黙示録』のプロデューサー、フレッド・ルースとタッグを組みアクションの新次元を切り開く。ケイジと本作でコンビを組む娘のブルック役には、『炎の少女チャーリー』『ブラック・ウィドウ』『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』など話題作に引っ張りだこの天才子役ライアン・キーラ・アームストロング。ハリウッドの生けるレジェンドと新世代スターが夢の競演を果たし、“家族の絆”を武器に悪に立ち向かう父と娘の姿を描いていく。解禁された予告編では、非情さとワイルドさを兼ね揃えたアウトローとして、撃って、撃って、撃ちまくるニコラス・ケイジの勇姿を見ることができる。ポスタービジュアルは、「0.3秒で悪を抹殺する――」のキャッチコピーとともに、妻の復讐を果たそうとする父娘の覚悟の表情が映し出されている。『ガンズ・アンド・キラーズ』は1月27日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち2023”ほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガンズ・アンド・キラーズ 2023年1月27日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2022 TOW Film, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2023年01月26日ニコラス・ケイジが自身の分身のような俳優を演じる映画『マッシブ・タレント』から、人気声優・諏訪部順一がナレーションを務め、「BLACKPINK」の大ヒット曲「Kill This Love」に乗せておくる日本オリジナル予告編が解禁となった。解禁となった予告編映像では、かつて栄光を極めたハリウッドスターのニック・ケイジが、“俳優業を辞める”と打ちひしがれている様子が冒頭から映し出される。多額の借金を抱え、心から望んでいた役は得られず、妻とは別れ、娘からは愛想をつかされているという、まさに“どん底”状態のニック。悲観する彼のもとに、スペインの大富豪の誕生日パーティーに参加するだけで100万ドルが得られる高額のオファーが舞い込む。借金返済のために渋々受け入れ、スペインのリゾート地・マヨルカ島に飛び立ったニックを待ち受けていたのは、大富豪・ハビ(ペドロ・パスカル)だった。ハビはニックの熱狂的なファンであり、熱烈なコレクターだったのだ!コレクションルームに陳列されたアイテムには、アクション映画の金字塔『フェイス/オフ』の名場面を再現したニコラス・ケイジの等身大の蝋人形が飾られており、その光景を目にしたニックが、「グロテスク」だと発言して、その熱量に引き気味の様子。だが、そんなハビとは好きな映画の趣味が合い意気投合、友情を深めていく。ところがCIAのエージェントたちが、突然ニックを拉致して、ハビの正体が国際的な犯罪組織の首領だと明かす。さらに彼の動向をスパイしてほしいという依頼を受けるハメになったニックは、ハビとの友情をとるか、それとも国家のために働くのか、俳優人生を懸けた一世一代の大仕事(ミッション)の幕が上がる!『フェイス/オフ』を彷彿とさせる、金色の両手銃を持ちながら戦いに挑む“ニコケイ”と、大ヒットゲームのドラマ化「THE LAST OF US」やシーズン3が待機する「マンダロリアン」などでスター街道に乗るペドロ・パスカル。2人がどんなケミストリーを生み出すのか、要注目。また、主演を務めたニコラス・ケイジより、公開を待ち焦がれているファンに向けてメッセージが到着。「この作品を見て笑い、ユーモアを感じてもらいたい。今の世の中に必要だと思う。そしてユニークな物語を楽しんでほしい。ひねりが利いていて商業的な大手作品では珍しい。この作品はリスクを取ってるよ」とコメントを寄せている。批評家や観客からの大絶賛の声は鳴り止まなかったという、ニコラス・ケイジのカムバックムービーには、「今年最高の一本」(Indie Wire)、「ぶっ飛んでる!」(The Independet UK/★4)、「傑作」(Daily Dead/★4)、「最高」(EMPIRE/★4)、「たまらなく愛おしい!」(New York Post/★4.5)、「超越的」(Roger Ebert.com/★4.5)と、海外メディアも拍手を送っている。『マッシブ・タレント』は3月24日(金)より新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッシブ・タレント 2023年春、新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2022 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
2023年01月24日ニコラス・ケイジが、1997年に出演した『フェイス/オフ』(ジョン・ウー監督)の続編出演に前向きであることを明かした。『フェイス/オフ』は、ジョン・トラヴォルタ演じるFBIエージェントのショーン・アーチャーが、ニコラス演じる宿敵テロリストのキャスター・トロイと互いの顔を交換して対決することになるという物語。「『フェイス/オフ』の舞台に戻りたいよ。あの作品はすごくユニークだし、掘り下げられることがたくさんあると思う。特にキャラクターの子孫に触れるのはどうだろう。三次元チェスのように3つの異なるレイヤーで、子ども、親、みんなが戦うというもの」と続編についての構想を明かした。ジョンとの再共演も熱望しているようだ。「ジョンのことは気の合う人だと思っている。一緒に仕事をするのは楽しいし、本当にポジティブなエネルギーをくれるんだ」「教室の後ろの方で(悪ふざけして)あやうくトラブルを起こしそうな、2人の子どもみたいな感じだったよ」と、ジョンとの楽しかった仕事をふり返った。現在のところ『フェイス/オフ』続編製作の予定はないが、2023年もニコラスがファンを楽しませてくれる作品はカウボーイを演じる『The Old Way』(原題)、ドラキュラを演じるホラーコメディ『Renfield』(原題)などが控えている。(賀来比呂美)
2023年01月10日ニコラス・ケイジ主演『マッシブ・タレント』より本ポスタービジュアルが解禁された。ニコラス・ケイジが自身の分身とも言える、どん底の俳優ニック・ケイジを演じることでも話題の本作。解禁された本ポスタービジュアルでは、アメジストとエメラルドグリーンの指輪をつけたニックが、中国武術の挨拶・抱拳礼を披露し、その姿は“俺が主役だ!”と言わんばかりの威圧感を放つ。その横には、拳を作りながら大声で吠えるニックの姿や、スペインの大富豪でニックの熱狂的大ファンだという大富豪のハビ(ペドロ・パスカル)が拳銃を構えるカットを配置。特報で「ニック・ケイジだ! I LOVE YOU」とはしゃぎながらニックに近づいた、CIAの諜報員・オリヴィア(ティファニー・ハディッシュ)も登場して、個性豊かなキャラクターたちがニックの脇を固める。さらにバイク、ヘリコプター、カーチェイス、人間が大ジャンプする様子も写し出され、奇想天外な本作をイメージした万華鏡のようなデザインとなっている。大きく表示された「君はまだ、本当のニコラス・ケイジを知らない」というキャッチコピーも印象的だ。また併せて到着した場面写真では、ナイトプールでお酒を嗜むニックの姿や、大富豪のハビが住むスペインで、優雅なハリウッドセレブのような生活を過ごす様子も収められており、この後どの様な展開を見せるのか気になるところ。一方でニックとハビが、鬼の形相で全速疾走をする瞬間も捉えられており、裏でCIAが暗躍する姿も確認できる。予測不能のハチャメチャなストーリー展開に期待が高まる場面写真となっている。本作の印象について、主演を務めたニコラス・ケイジは、「この仕事を始めたのは15歳の時だ。42年も経過して、“これは僕の映画人生で新しいものだ”と言えるのはすごいことだと思う。全部かじったと思っていたが、こんなのは初めてだ。だから刺激的かつ恐ろしい経験だった」と語っている。『マッシブ・タレント』は3月24日(金)より新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッシブ・タレント 2023年春、新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© 2022 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
2023年01月07日ユニバーサル・ピクチャーズより、ニコラス・ケイジがドラキュラを演じることで話題の『Renfield』(原題)の初予告編が公開された。タイトルロールでドラキュラの下僕レンフィールドはニコラス・ホルトが演じる。監督のクリス・マッケイが「舞台は現代で、コメディ色の強いアドベンチャーストーリーになる」と語っていたように、すでに予告編からコメディ色が強く、文字通り「ぶっ飛んだ」映像と内容が展開される。荒っぽくドアを開け、ある部屋に飛び込んできたレンフィールド。「邪魔してすみません。有害な関係から抜け出したいんです!」と声高に叫ぶ彼は、虐待的な関係に悩む人たち向けのセラピーに参加しに来たのだ。そこで、ボス(ドラキュラ)の忠実な下僕として尽くしている現在の生活から、「普通の生活に戻りたい」と願っていることを明かす。ある事件に巻き込まれて女性警察官(オークワフィナ)と出会い、彼女に心を開いてボスの悪事を暴露したことで、よりそう感じるようになったようだ。過去をふり返っているうちにドラキュラがセラピーの会場に登場。ただの参加者だと思った主催者は、吸血鬼である彼を簡単に「招いて」しまう…。そのため会場に入ることができた彼は宙に浮き、参加者を圧倒。「さぁ、いただこう!」と牙を剥き出しにするのだった。予告編には「最高にいい感じ!ニックがものすごく楽しんでドラキュラを演じているのがわかる」「この興奮を言い表すことはできない。楽しみすぎる」「Wニコラスがこんなにいいコンビだとは!」などの感想が寄せられている。(賀来比呂美)
2023年01月06日映画『マッシブ・タレント』が、2023年3月24日(金)に公開される。主演はニコラス・ケイジ。ニコラス・ケイジが“どん底俳優”に!映画『マッシブ・タレント』は、ハリウッドの“頂点”と“どん底”を経験したニコラス・ケイジが、彼の分身とも言える俳優ニック・ケイジ役を演じた作品。世界67カ国で初登場TOP10入りのヒットを飛ばした『マッシブ・タレント』が、日本に上陸する。ニコラス・ケイジのカムバック作主演のニコラス・ケイジは、言わずと知れたハリウッドの大スター。『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、アクション超大作にも出演を果たして、ハリウッドスターとしての地位を確立していく。ところがその後、出演作の興行的失敗が続き、ハリウッドからのオファーが途絶え、多額の負債を抱えることに...。それでもあきらめなかった彼は、「働きすぎ」と周囲から揶揄されながらも何十本もの低予算映画へ出演し、ついに借金を完済。そんな時に舞い込んだのが、今回のオファーだ。『マッシブ・タレント』は世界でヒットを飛ばし、ニコラス・ケイジは見事にカムバックを果たした。登場人物■主人公・ニック・ケイジ...ニコラス・ケイジニコラス・ケイジの分身のような俳優。多額の借金を抱え、心から望んでいた役は得られず、妻とは別れ、娘からは愛想をつかされているという、まさに“どん底”状態。大富豪のハビと友情を深めていくが、CIAのエージェントから「ハビの正体は国際的な犯罪組織の首領」と聞かされ、彼の動向をスパイするように頼まれる。劇中には、中国武術の挨拶・抱拳礼を披露するニック、髪ふさふさの若かかりし頃のニック、鬚髯をたくわえた現代のニック、イタリアの名門サッカーチーム・ナポリのジャージを着てはしゃぐニック...が登場。1998年に日本でもヒットを記録したアクション映画『フェイス/オフ』の名場面を再現したニコラス・ケイジの蝋人形も登場する。■ハビ...ペドロ・パスカルニック・ケイジに心酔するスペインの大富豪。ニックの熱狂的なファン&コレクターであるだけでなく、ニックと好きな映画の趣味も合い意気投合するが……。「ゲーム・オブ・スローンズ」「マンダロリアン」のペドロ・パスカルが演じる。<映画『マッシブ・タレント』あらすじ>ハリウッドスター、ニック・ケイジは悩んでいた。多額の借金を抱え、心から望んでいた役は得られず、妻とは別れ、娘からは愛想をつかされていた。「かつて栄華を極めた俺の人生はもう取り戻せないのか――。」悲観する彼の下に、スペインの大富豪の誕生日パーティーに参加するだけで100万ドルが得られる高額のオファーが舞い込む。借金返済のため渋々受け入れ、スペインへ飛んだニックを、彼の熱狂的なファンだという大富豪ハビが待ち受けていた。最初は乗り気ではなかったニックだが、映画の趣味が合うハビと意気投合し、友情を深めていく。ところがある日、CIAのエージェントがニックに接近する。ハビの正体は国際的な犯罪組織の首領で、彼の動向をスパイしてほしいというのだ。ハビとの友情をとるか、それとも国家のために働くのか。ニック・ケイジの俳優人生を懸けた一世一代の大仕事(ミッション)の幕が上がる。【詳細】映画『マッシブ・タレント』公開日:2023年3月24日(金)出演:ニコラス・ケイジ、ペドロ・パスカル、シャロン・ホーガン、アイク・バリンホルツ、アレッサンドラ・マストロナルディ、ジェイコブ・スキーピオ、ニール・パトリック・ハリス、ティファニー・ハディッシュ監督:トム・ゴーミカン脚本:トム・ゴーミカン、ケヴィン・エッテン製作:ニコラス・ケイジ、マイケル・ニーロン、クリスティン・バー、ケヴィン・トゥーレン製作総指揮:サムソン・ムク、ケヴィン・エッテン撮影:ナイジェル・ブラック音楽:マーク・アイシャム編集:メリッサ・ブレザートン衣装:パコ・デルガドプロダクションデザイン:ケヴィン・カヴァナー®, TM & © 2022 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
2022年11月24日レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト豪華共演の『ザ・メニュー』より特別映像が解禁された。『ノマドランド』『フレンチ・ディスパッチ』のサーチライト・ピクチャーズ最新作となる本作は、太平洋岸の孤島を訪れたカップルのマーゴ(アニャ・テイラー=ジョイ)とタイラー(ニコラス・ホルト)が、謎めいたシェフ、スローヴィク(レイフ・ファインズ)が腕を振るうレストランで想定外の“サプライズ”に巻き込まれていくサスペンス。この度解禁されたのは、緊張感あふれる本編映像とともに、レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト、そしてマーク・マイロッド監督が本作を紐解いていく特別映像。本作の舞台は何かをたくらむ有名シェフの高級レストラン「ホーソン」。そこで死ぬほど素敵なディナーを体験するゲストたちを描くが、レイフは「料理が出るごとに怪しく不穏になり、とことんダークになる」、アニャは「世界一の店に招かれるの。でもマーゴは気味悪さを感じそれが次第に強くなる」、ニコラスは「最高のメニューを求める客たちは、驚愕の計画を知ることに」と作品についてそれぞれ説明。怪しいシェフのほかに、秘密を抱えた登場人物たちの裏の顔も物語の鍵となるが、マーク監督は「役者に恵まれていた。人間的でありながら滑稽にならない、絶妙な演技が必要だった」とキャスト陣へ称賛を送る。さすがの演技力で怪しいシェフ、スローヴィクを怪演したレイフは、自身の役を「彼にとって食は信仰、不気味な男だ」と語る。そのシェフに対峙していくマーゴを演じたアニャは「マーゴは謎めいた存在として描かれている」とふり返り、マーク監督は「アニャは少ないセリフで多くを演じてくれた」、そしてニコラスは「彼女は暖かい表情から瞬時に切り替え、嫌悪や不信やショックを生々しく表現できる」とアニャの演技を大絶賛している。一方アニャはニコラスが演じた料理オタクのタイラーについて「タイラーも偏執的だけどスローヴィクが嫌うタイプ」と分析。続けてニコラスは「シェフの言葉を信奉し彼をあがめている」と自身が演じた特異な役柄について語る。レイフはマーク監督について「監督が良い雰囲気を作り、仲間と仕事を楽しみ尊重し合える現場になった」と撮影現場の雰囲気作りの手腕も褒め称えている。最後にアニャは「従来とは全く違った怖さ。皆さんきっと驚くと思う。私もそうだった」と驚愕の体験が待つ本作への期待をあおるコメントで締めくくった。さらに、ニコラス、マーク監督から大絶賛されたアニャは、先日行われたUKプレミアでは、自身が演じたマーゴという役柄を「マーゴは観客の“目と耳”になるキャラクター。セレブが集うレストランの中ではマーゴは異色な存在。そんな彼女の視点で物語は進む」と物語を追う上での重要人物であることを言及。さらに「本作を3つの食に関する言葉で表すと?」と問われ、“美味しい”、“串みたいにグサリとくる”、“スパイシー!”と毒っぽさを交えた絶妙なコメントで表現している。結末が気になる不穏な物語の展開とともに、アニャ演じるマーゴの活躍にも注目したい。『ザ・メニュー』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・メニュー 2022年、全国にて公開©2022 20th Century Studios. All rights reserved
2022年11月23日