今年で25回目を迎える東京国際映画祭(以下、TIFF)の記者会見が、9月20日(木)、東京・六本木で行われ、上映作品の選定に携わった代表の矢田部吉彦やチェアマンの依田巽らTIFF関係者に加え、今年のアンバサダーに就任した女優・前田敦子、コンペティション部門に出品することとなった映画監督・松江哲明が出席した。毎年、ハリウッドスターや著名な監督たちが国内外から数多く参加し、大きな盛り上がりを見せるアジア最大級の映画の祭典である本映画祭。この日、前田さんは「AKB48」を卒業し、アイドルではなく女優として登壇。「25回目の開催、本当におめでとうございます。今回、TIFFアンバサダーに選んで頂いて、とっても嬉しいです。でもとっても緊張しています」と、映画祭の“顔”となった胸の内を明かした。「本当に映画が大好きで、映画館に1人で行ったり、DVDを借りて家で見たりしてます。映画館に行ったら、隣にいるかも(笑)」と“会いに行ける女優”であると明かし報道陣を沸かせた。さらに、今後どんな“女優”になりたいかとMCに問われると、「いま、素敵なスタートラインに立たせて頂いていると思います。(人々に)求められる女優になりたいです」と意気込みを語った。今年は世界中から、映画祭史上最多となる1,332本もの中から選ばれた作品がコンペティション部門で上映される。昨年、同映画祭の「日本映画・ある視点部門」作品賞を受賞した『トーキョードリフター』の松江哲明監督は、今回『フラッシュバックメモリーズ 3D』でコンペティション部門への出品となったが「昨年からの流れがあって、コンペに出させて頂けたので、非常に嬉しいです」と感激を隠せない様子。そのほかにも、『きみに読む物語』などで知られるニック・カサヴェテス監督の新作『イエロー』など、例年以上にバラエティーに富んだラインナップ。この日の会見では、今年のオープニング作品に決定した『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』で製作総指揮を務めたジェームズ・キャメロン監督からのメッセージも上映。「『タイタニック』が映画祭で上映されてから15年。東京国際映画祭とは、『タイタニック』、『アバター』と長年深いご縁があります。きっと今回の作品もみなさんに夢中になってもらえるはずです」と自信をうかがわせるコメント。また、クロージング作品となるクリント・イーストウッド主演作『人生の特等席』や、特別オープニング作品としてオスカー受賞監督のリドリー・スコットが製作総指揮を務め、東日本大震災から1年たった2012年3月11日の日常の投稿映像を繋いで製作された映画『JAPAN IN A DAY』の上映に加え、この日新たに、生誕50周年となる『007』シリーズの最新作『007スカイフォール』のフッテージ上映が行われることも発表された。さらに現在、国際情勢上での不和が取り沙汰されている中国や韓国などからも作品が出品されるとあって、報道陣からは政治的な事情が影響の質問が飛ぶなど国際映画祭ならではの会見となった。第25回東京国際映画祭期間:10月20日(土)~28日(日)まで場所:六本木ヒルズほか公式サイト:■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.JAPAN IN A DAY 2012年11月3日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2012 FUJI TELEVISION NETWORK, JAPAN IN A DAY FILMS LTD.
2012年09月20日8月にアイドルグループのAKB48を卒業した前田敦子が20日に都内で行われた第25回東京国際映画祭(10月20日~28日開催)のラインナップ発表会見に出席し、映画祭の“顔”ともいえるTIFFアンバサダーの就任を発表した。その他の画像卒業後は目標だった女優の道を歩み出し、先日も黒沢清監督の最新作『一九〇五』でトニー・レオンと共演することが明らかになったばかり。今回、TIFFアンバサダーとして一足早い国際舞台でのデビューを飾り「25回おめでとうございます。素敵なお役目をいただき、本当に嬉しいです。緊張もしていますが、私自身も映画が大好きなので、たくさんの人と交流できるのを楽しみにしている」と抱負のコメント。今後の女優業について「素敵なスタートラインに立たせていただいた。どんな役にも挑戦し、求められる女優さんになりたい。頑張ります!」と決意を新たにした。コンペティション部門には松江哲明監督の『フラッシュバックメモリーズ 3D』(日本)をはじめ、『イエロー』(ニック・カサヴェテス監督/アメリカ)、『もうひとりの息子』(ロレーヌ・レヴィ監督/フランス)、『シージャック』(トビアス・リンホルム監督/デンマーク)、『未熟な犯罪者』(カン・イグァン監督/韓国)、『黒い四角』(奥原浩志監督/日本)など15作品を予定している。今年のコンペティション部門の審査委員長は、“インディペンデント映画の神”として名高いプロデューサーのロジャー・コーマンが就任。昨年、映画界に多大な功績を残した半生を検証するドキュメンタリー『コーマン帝国』が特別招待作品として上映された鬼才が、1年ぶりに“凱旋”し新たな才能に光を当てる。また、オープニング作品は『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』(アンドリュー・アダムソン監督)、クロージング作品にはクリント・イーストウッドが俳優復帰を果たした感動作『人生の特等席』(ロバート・ロレンツ監督)が上映される。また、特別オープニング作品として『JAPAN IN A DAY [ジャパン イン ア デイ]』の上映も決定。同作はリドリー・スコット監督による「3.11から1年後の“あの日”を、あなたはどう過ごしましたか?」という問いに対し、YOU TUBEを通して投稿された映像の数々を紡いだソーシャル・ネットワーク・ムービーだ。映画祭期間中は、昨年の“TIFF ARIGATO プロジェクト”に引き続き、募金などを通して震災復興への取り組みを継続することになっている。チェアマン就任5年目を迎えた依田巽氏は「今年のスローガンは“今こそ、映画の力”。今回、世界中からコンペティション部門に応募いただいたのは1332本。5年前の数字から倍増している」と国際的な注目の高まりをアピール。「多くの映画人による“国境”のない交流を通して、さらなるリンケージ(提携)が広がれば」と国際映画祭としてのさらなる飛躍を誓った。
2012年09月20日先日、ロバート・パティソンを裏切った浮気報道により人前に出れる状態ではないと、新作『On The Road』(原題)のロンドン・プレミアへの出席をキャンセルしたクリステン・スチュワートだが、さらに次の新作アクション映画『Cali』(原題)の主演から降板したようだ。先日には、アレックス・ペティファーがクリステンが演じるはずだった主人公の恋人役に抜擢されたばかりだが、今回急遽クリステンが同作から降板し、アンバー・ハード(『ラム・ダイアリー』)がクリステンの代役を務めるとうわさされている。ゴシップサイト「GossipCop.com」によれば、同作のオファーを受けたクリステンは実は出演に完全には同意しておらず、不透明だったという。『きみに読む物語』のニック・カサヴェテス監督がメガホンを取る本作で、クリステンは当初アレックス演じるクリスの恋人・マイアを演じることになっており、2人が偽の殺害動画を販売してその金と共に姿を消すものの、数年後にマイアの妹を助けるためカリフォルニアに戻らざるを得なくなるというアクションスリラー作品になる見込みだった。本作でクリステンは主演だけでなく共同プロデュースも手がける予定だったが、プロデュース業からも降板するかはまだ明らかにされていない。彼女の起用が報道された時点で、本作の製作を務めるボルテージ社のクレイグ・J・フローレス氏は、「クリステンは才能あるダイナミックな女優で、興行収入を稼ぎ出せることも証明されています。『Cali』でのクリステンの役は棘々しく、かつセクシーなものです。明らかに、今回の作品でクリステンがその才能の限界に挑む姿を観客は目にすることができるはず。この素晴らしい作品に彼女を迎えることに、ボルテージ社一同興奮しています」と「Variety」誌に喜びを語っていたのだが…。■関連作品:On The Road (原題)トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年08月13日『ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン!』のエドガー・ライトとニック・フロストの再タッグ作と聞いただけで、興奮せざるを得ない。しかも、描かれるのが“団地”で繰り広げられる、不良キッズたちと凶暴なエイリアンの壮絶バトルと聞いたら、かつて『E.T.』や『ゴーストバスターズ』に胸躍らせた映画少年&少女たちはいてもたってもいられないはず。先日公開された『アタック・ザ・ブロック』を引っさげ、来日を果たしたエドガーの秘蔵っ子、ジョー・コーニッシュ監督とニックにその「SF愛」を語ってもらった。本作の主人公は、ロンドンの貧しい公共団地に住む不良少年たち。毎夜繰り出しては住民たちを困らせていた彼らだったが、ある夜、空から突然降ってきた謎の生物“エイリアン”たちにより、これまで味わったことのない恐怖に見舞われる。ニックが演じるのは彼らと同じ団地に住む、兄貴分的存在のロンである。――やんちゃなキッズたちが、エイリアン相手に本気で暴れまわる姿が微笑ましいですが、撮影現場もさぞかし賑やかだったのでは?ニック:騒がしかったな。子供たちは生き生きしていて、全てのことを楽しく笑いに変えて、興味をもっていろいろなことを聞いてきたよ。敬意を持って接してくれたし、彼らと毎日一緒にいることは楽しかったよ。監督:とにかくアクションシーンがたくさんあったから、子供たちに時間をかけて指導している余裕はなかったんだ。だから配役の段階から、演技の練習をする必要のない俳優を選んでいったんだ。テーマを教えて、実際にカメラで彼らの動きを撮って、いろいろ試してみたところ、子供たちは割と自然に入りこめていったんだけど、逆にニックの方に原因があって、ピアノでこのセリフはこの音程だという風に、時間がかかったなぁ(笑)。――今回、撮影が行われたのは監督が生まれ育った街のすぐ近くだったということですが、おふたりはどんな少年時代を送っていましたか?監督:(映画の舞台にもなっている)南ロンドンをよく自転車で走り回っていたよ。宇宙船のような高層ビルを見て、“ここに住みたい!”と思っていたよ。SFアドベンチャー映画が大好きで、『ドクター・フー』や宇宙船を想像するのが好きな子供だったね。僕の周りには公営住宅団地に住む友人が大勢いた。生まれてから5回も近所で暴動が起こったけど、自宅周辺もそこに住む人も大好きだよ。あの子供たちがいなければ、この映画はなかっただろうね。ニック:僕も自転車を持っていたし、南ロンドンではなかったけれど映画に出てくるような低所得者層の地域に住んでいたんだ。映画に出てくる子供たちのようだったと思うよ。(ジョークで)強盗とかしたしね(笑)。団地という独特の閉鎖された空間で巻き起こる、“人間 VS 未確認生物”の壮大なバトルという構図が何とも滑稽。「このクリーチャーは(少年たちの)影絵みたいな感じなんだ」という監督だが、そこには自分たちの素行の悪さと対面することになる少年たちの姿と共に、“エイリアン”を介しての大人と子供のバトルという構図が浮かび上がる。――ニックは、前作『宇宙人ポール』でも“宇宙人”とも共演していましたが、おふたりは宇宙人の存在を信じる…?ニック:100%信じているよ!会ったことはないけど、どこかに隠れているかもしれない。もしロブスターみたいなのが宇宙船から降りて来ても、全然不思議じゃないと思うんだよね。監督:僕もニックの言う通りだと思うよ。きっとどこかにいると信じている!宇宙人がいろんな形をしていてもおかしくないと思う。子供のときに『未知との遭遇』を観たとき、本当に未来にこういうことが起きるんだと思い込んで、怖がっていたのを覚えているよ。かのスティーヴン・スピルバーグの代表作『未知との遭遇』が公開されたのが1977年、『E.T.』が1982年。かつてのジョー少年とニック少年が胸躍らせた、SF映画への愛と夢が、本作で描かれる“エイリアン”はもちろん、不良キッズたちの会話の端々に散りばめられている。――ずばり、ご自身にとって衝撃を受けたSF映画と言うと?監督:『E.T.』だね。好きすぎて、ダンボールでE.T.を作って友達のように抱えていたんだ。夕食の時間なのにE.T.を作るのに夢中になって、両親に説明しなければならなかった。8歳のときだったと言いたいけれど、実際は恥ずかしながら、13歳だった…。ニック:僕は『未知との遭遇』だね!祖母のメラニーがアメリカ人と付き合いがあって、VHSを調達してきてくれて、それを家族みんなで座って観たとき、身体全体で衝撃を受けた。それがいまも続いている。いまも『未知との遭遇』を観ると、11歳の頃の自分に戻れるんだ。――では最後に、日本の映画ファンにメッセージをお願いします!監督:アクション、アドベンチャー、エイリアン映画が好きな人や、80年代の古風なSFアドベンチャーが好きな人はぜひ観にきてほしいね。いままでにないストーリーで、新しい監督で、新しいキャストだから新鮮な映画である一方、80年代のスタイルを踏襲したエイリアン映画というところが見どころかな。ニック:人生の88分の楽しみたいと思ったら、『アタック・ザ・ブロック』を観てほしい!!■関連作品:宇宙人ポール 2011年12月23日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVEDアタック・ザ・ブロック 2012年6月23日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© StudioCanal S.A./UK Film Council/Channel Four Television Corporation 2011
2012年06月25日5月に失踪騒ぎを起こした『ターミネーター3』のニック・スタールが再びゆくえをくらましてしまった。先月、別居中の妻から捜索願が届けられる騒ぎになった32歳のニックだが、数日後に友人たちへ無事を知らせるメールを送ると、薬物依存症克服を目指して自らリハビリ施設に入所した。だが、今月になってニックは医師が止めるのも聞かず、カリフォルニア州の施設を出てしまったという。その後は友人宅に滞在していたニックだが、今月14日(現地時間)に外出後、その家に戻らず、家族や友人は連絡が取れない状態が続いている。ニックが最後に目撃されたのは同14日だという。関係者は「E! Online.com」に「彼は消えてしまいました。どこを捜しても見つからないし、誰とも連絡を取っている様子がありません。みんな彼に戻ってきてほしくて、懸命に捜しているところです。大変なことになってしまった。捜そうにも、何の手がかりもないのですから」と絶望的な状況を語っている。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO
2012年06月20日5月14日(現地時間)に別居中の妻によってロサンゼルス市警に捜索願が出されたニック・スタール(『ターミネーター3』)が、友人に無事を報せるメールを送っていたことが明らかになった。「TMZ.com」によると、18日(現地時間)にニックは複数の友人に自分が無事であると伝え、心配をかけたことを詫びるメールを送ったという。そこには、ドラッグやアルコールの依存症からの更正を目指してリハビリ施設に入るため、今後1か月間連絡が取れなくなるとも書いてあったそうだ。ニックの友人は、一斉メールの送信リストに妻のローズさんのアドレスが含まれていなかったと語っているが、誰にでも書ける内容のメールの信ぴょう性を疑う声もある。ロサンゼルス市警は、メールが送られてきたというだけでは不十分だとして、引き続き捜索にあたると発表した。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO
2012年05月21日『ターミネーター3』(’03)でジョン・コナーを演じたニック・スタールが、今月9日(現地時間)から行方不明になっていることが明らかになった。ゴシップ・サイト「TMZ.com」によると、別居中の妻が14日(現地時間)にロサンゼルス市警察に捜索願を提出したという。現在32歳のニックはロサンゼルスの犯罪多発地区として知られる「スキッド・ロウ」に出入りしていたことから、何らかの犯罪に巻き込まれたと見られている。夫妻は2009年に結婚し、2歳になる娘がいるが、今年2月に別居した。妻が養育している娘の親権を係争中で、ニックは週1回の面会を許されていたが、妻は彼のドラッグ服用を疑っていて、面会前の24時間以内にドラッグ摂取をしたか検査を受けることを条件として裁判所に申請していた。ニックは12歳のときに出演したメル・ギブソン主演の『顔のない天使』(’93)で注目され、その後も『イン・ザ・ベッドルーム』(’01)や『シン・シティ』(’05)などに出演、撮影済みの新作も2本ある。一昨年に『388 Arletta Avenue』(原題)で彼を起用したランドール・コール監督は「トロントの撮影現場には奥さんが赤ちゃんを連れて訪ねてきて、とても仲睦まじい様子だったし、彼が問題を抱えているようには見えなかった」と「People」誌に語っているが、ニックは今年1月にハリウッドでタクシー料金の84ドルが払えず逮捕されるなど、トラブルが続いていた。2001年の出演作『Bullyブリー』で主演を務めたブラッド・レンフロは2008年、ヘロインの過剰摂取で25歳の若さで命を落としている。自分と同じように子役としてスタートしたブラッドの死について「僕も経験者だから、ブラッドが問題を抱えているのはすぐに分かった」と語ったニック。彼もまた同じ破滅の一途をたどってしまうのだろうか。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO
2012年05月18日俳優のトビー・マグワイアが、非公式ポーカーについての裁判から離脱するために8万ドルを支払い、決着をつけたことが明らかになった。トビーはビバリーヒルズの高級ホテル「フォーシーズンズ」で週2回開かれていたポーカーに参加しており、2006年から2009年までにヘッジファンド・マネジャーのブラッドリー・ルーダーマンからポーカーの賭け金として30万ドルを受け取っていた。だが、現在詐欺罪でテキサス州で服役中のルーダーマンがギャンブルに費やし損失した2,500万ドルの一部が投資家グループから集められたものだったことが発覚。トビーがゲームに勝って得た30万ドルも一部返還を求められ、それに応じて8万ドルを支払った。トビーの親友であるレオナルド・ディカプリオやマット・デイモン、ベン・アフレックらも参加していたこのゲームは、実はカリフォルニア州では非公認。トビー以外にもポーカーに勝った22名が訴えられており、中には『きみに読む物語』のニック・カサヴェテス監督も含まれている。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:スパイダーマン3 2007年5月1日より日劇1、みゆき座ほか全国にて公開SPIDER-MAN CHARACTER TM ©2006 MARVEL CHARACTERS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:『スパイダーマン3』出演の英女優がパリの自宅アパートで死亡世界の終わり?SPEとソニーエリクソン共同制作フルCGのSFアドベンチャー配信オリヴァー・ストーン監督による、ブッシュ大統領の伝記映画の主要キャストが決定全米はサマーシーズンまっただ中!日本映画界の夏を占う大作が続々公開中蜘蛛のヒーローがV2を達成!前2作を上回れるか?全米TOP10
2011年11月30日ショーン・ペンが20日付のフランスの新聞「Le Figaro」紙のインタビューで出演作『ツリー・オブ・ライフ』(テレンス・マリック監督)で演じた役柄について「どうすべきだったか、いまも考えている」と語った。ペンが演じたのは、ブラッド・ピット扮する厳格な父親のもとで育った少年時代をふり返る中年男性。ほとんどのシーンは記憶をたどってひとり歩いてる。「脚本はこれまで読んだなかで最高に素晴らしいものだった。作品の美しさやインパクトを損なわない程度に、もっとはっきりとした分かりやすいストーリーがあればよかったんじゃないかと僕は思う」。「正直言って、自分が(スクリーン上で)何をしているのか、自分がどうすれば良かったのか、いまも考えている状態だ。何よりテリー(・マリック)自身、はっきりと僕に説明することができずにいたからね」と完成作についての感想を率直に話すペンだが、マリック監督については、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『21グラム』)、ニック・カサヴェテス(『シーズ・ソー・ラヴリー』)、クリント・イーストウッド(『ミスティック・リバー』)と並んで「真の芸術家。僕が本当に世話になった人たちだ」と信頼を寄せる。そして『ツリー・オブ・ライフ』について改めて、「先入観を持たずにひとりで観ることをお薦めする。感情的、あるいスピリチュアルな点で映画と個人的なつながりを見つけられれば、感動して映画館を後にできると思う」と語った。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ツリー・オブ・ライフ 2011年8月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 Cottonwood Pictures, LLC. All Rights Reserved■関連記事:ブラッド・ピット動画インタビュー到着!寡作の名匠の驚きの演出法を絶賛ブラッド・ピット、アメリカにおける同性婚支持を改めて表明カンヌ、パルムドール受賞作『ツリー・オブ・ライフ』試写会に5組10名様ご招待アンジェリーナ・ジョリー、竜巻被害にあったブラピの故郷に50万ドル寄付アンジーおのろけ全開!「ブラッドは男の中の男なのよ」
2011年08月23日来年3月7日にロサンゼルスのコダック・シアターで開催される第82回アカデミー賞授賞式の司会を、スティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンがコンビで務めることが決定した。コメディ俳優、脚本家としても知られるマーティンは2001年と2003年の授賞式で司会者を経験済み。今回が初挑戦となるボールドウィンは、2004年に『The Cooler』(原題)で同賞の助演男優賞にノミネートされている。長い歴史の中で、複数の司会者の登場はこれが初めてではないが、1987年にチェビー・チェイス、ゴールディ・ホーン、ポール・ホーガンの3人が司会を務めた後、1988年からは司会者はずっと1人だった。ボールドウィンは『私の中のあなた』の弁護士役などシリアスな役はもちろん得意だが、アメリカで人気のTVシリーズ「30 Rock」でエミー賞コメディ・シリーズ部門主演男優賞を2年連続受賞し、コメディ・センスにも定評がある。「オスカー授賞式を司会するのは、人生にまたとない機会。嬉しいです」と殊勝なコメントを発表。一方、マーティンは「私の敵、アレック・ボールドウィンと2人でオスカー授賞式の司会を務められて幸せです」とユーモアを効かせた。ちなみに2人は全米でクリスマス公開予定の『It’s Complicated』(原題)で、メリル・ストリープ演じるヒロインの元夫(ボールドウィン)と男友達(マーティン)を演じている。授賞式でも息の合ったコンビぶりを見せてくれそうだ。(text:Yuki Tominaga)写真は『私の中のあなた』のボールドウィン。アビゲイル・ブレスリン扮する少女・アナの依頼を受ける弁護士役を演じた。■関連作品:私の中のあなた 2009年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© MMIX New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.■関連記事:ニック・カサヴェテス監督インタビュー“母親”キャメロン・ディアスの素顔を語る母娘レビューをチェック!『私の中のあなた』特製フォトマウスパッドを5名様にプレゼントトム・クルーズ&キャメロン・ディアス、急接近!『Wichita』現場写真が到着カサヴェテス監督は来場せず…も一青窈は熱唱!香椎由宇は“家族愛”を語る台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出
2009年11月05日キャメロン・ディアスとアビゲイル・ブレスリンが母娘役を演じることで大きな話題を呼んでいる『私の中のあなた』のジャパン・プレミアが9月29日(火)に開催され、香椎由宇や哀川翔、木下博勝&ジャガー横田夫妻、さらに本作のイメージソングを歌う一青窈らが来場した。このジャパン・プレミアに合わせて、ニック・カサヴェテス監督が来日!この会場にも来場…の予定だったが、残念ながら飛行機の遅れにより会場への到着が遅れ、来日ゲストなしでのプレミア・イベントとなった。病気の姉の治療のために遺伝子操作で“生み出された”次女のある決断を巡る、ひとつの家族の姿を描いた本作。まずスペシャルゲストとして登場したのは、家族思いの優しい父親として有名な哀川さん。 哀川さんに家族円満の秘訣を聞いてみると「何でも言い合えること」との答えが。本作に関して“号泣必至”、“ハンカチ必須”といった言葉が聞こえてくるが、哀川さん自身は「おばあちゃんに、『男は泣いちゃいかん』と言われた」ということで、ここしばらく涙を流していないというが、この日の試写会ではどうだったのか?気になるところだ。続いてジャガー&木下夫妻が姿を現したが、木下さんはジャガーさんの前でキャメロン・ディアスの美しさを絶賛しすぎたばかりに、ジャガーさんからガツンと一発もらったばかりだとか。そこで会場の観客にキャメロンとジャガーさん、どちらが美しいかを投票してもらうと、何と!ジャガーさんが圧勝。この結果にご機嫌な様子のジャガーさん。驚愕した表情の木下さんに「もう何言っても今日は怒らないよ」と寛大な態度を示し、会場の笑いを誘った。香椎さんはカサヴェテス監督の大ファン。香椎さんは昨年、俳優のオダギリジョーさんと入籍、まさに新しい家族を手に入れたばかりだが、家族愛についての質問に「支え合うこと、信じあうことです!」と答えた。最後に登場したのはイメージソング「うんと幸せ」を歌う一青さん。若くして父と母をガンで亡くしている一青さんは「自分の家族の思い出とシンクロさせて観ました。家族の形が見える映画です」とコメント。その後、「うんと幸せ」を熱唱し、客席からは大きな拍手と歓声がわき起こった。『私の中のあなた』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:私の中のあなた 2009年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© MMIX New Line Productions,Inc.All Rights Reserved.■関連記事:台湾のスーパースター、ジェイ・チョウがハリウッド進出少子化問題もこの映画で解決?『私の中のあなた』“感涙”試写会で子作り宣言続々生まれ変わりたい女優は誰?「MTV」オリジナル携帯ストラップを10名様プレゼントキャメロン・ディアスが母親を熱演『私の中のあなた』母娘試写会に30組60名様ご招待初の母親役で絶賛の声を集めるキャメロン「家族は、何事にも変えがたい大切なものよ」
2009年09月30日世界中で賛否両論を呼んだベストセラー小説「わたしのなかのあなた」を原作に、『きみに読む物語』のニック・カサヴェテス監督と脚本ジェレミー・レヴェンの再タッグのもと、キャメロン・ディアスが初の母親役に挑んだ注目作『私の中のあなた』(原題:MY SISTER’S KEEPER)。6月26日(金)のアメリカとイギリスの同時公開に先駆けて、6月24日(現地時間)、本作のN.Y.プレミアが行われ、キャメロンを始めとする本作のキャスト・スタッフが揃って登場した。本作は白血病の姉を救うために“創られて”生まれてきた少女とその家族に訪れる、突然の出来事を描いたヒューマン・ストーリー。キャメロンは難病に侵された娘を抱える母親を演じるにあたり、病気の子供やその両親の話を聞きにいき、撮影ではほとんどのシーンをノーメイクで演じている。このプレミアの2日前にはハリウッドスターの証である「ウォーク・オブ・フェーム」に殿堂入りしたキャメロンだが、新境地となった本作での演技に対して海外評では既に多くの称賛の声が寄せられている。この日は涼しげなオフホワイトのワンショルダードレスに身を包んだキャメロンは、娘役のアビゲイル・ブレスリンとソフィア・ヴァジリーヴァ、カサヴェテス監督と仲良くレッドカーペットに登場。作品について「とにかく脚本が素晴らしかった。ずっとカサヴェテス監督ともお仕事をしたいと思っていたの。彼はとても正直で、真っ直ぐな映画を撮る。すごく信頼しているわ。映画のテーマとなっている『家族』とは、私にとって何事にも代えがたい、大切なもの。誰しもが共感できる映画になっているので、楽しみにしていてほしい」とコメントした。一同と共に出席した原作者のジョディ・ピコーも「映画は素晴らしい出来よ。みんなの演技に脱帽。キャメロンのこういった熱演を見るのは初めてじゃないかしら。ティッシュを必ず持って観に行くことね!」と絶賛の言葉を贈った。早くも世界25か国での公開が決まっている『私の中のあなた』。特に本国アメリカでは2,000館を越える規模での公開となり、大ヒットが期待されている。日本では10月に公開予定。© Photo Courtesy of New Line Cinema■関連作品:私の中のあなた 2009年10月、全国にて公開■関連記事:キャメロン・ディアス、家族や友人の祝福を受けて「ウォーク・オブ・フェイム」入り【ハリウッドより愛をこめて】ブランジェリーナ、遂に結婚?キャメロンは笑顔の復帰
2009年06月26日