ケイ・オプティコムは、同社が提供するMVNOサービス「mineo」に、9月よりNTTドコモ回線を利用したプランを提供する。これにより、現在のKDDI(au)回線プランと、ドコモ回線プランの選択が可能となる。mineoは、KDDI(au)回線を利用したMVNOサービス。9月からはドコモ回線を利用したプランを提供する。マルチキャリアのMVNOサービスは日本初(同社調べ)となる。ドコモ回線プランの利用料金は、市場価格と同等の料金水準を予定しているという。ドコモ回線プランの提供に合わせ、家族間で余ったデータ量をシェアできる「パケットシェア」機能を拡充。家族間で、異なるキャリアを利用している場合でもパケットがシェアできるようになる。また、家族でなくてもキャリア問わずパケットをシェアできる「パケットギフト」機能も9月より提供開始する。7月1日からは、これまですべてのプランで設定されていた最低利用期間の撤廃を行う。ただし、短期間でのMNPには、解約した場合の精算金に相当する転出手数料を設定するとしている。そのほか、海外渡航者向けのプリペイドSIMを2015年9月より、日本を訪れる外国人向けのプリペイドSIMを2015年10月より販売する。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月26日ネットエージェントは3月30日、株式譲渡によりラックの子会社となることを発表した。ラックにネットエージェント代表取締役社長の杉浦隆幸氏と親族らが保有する同社の株式(発行済株式の81.4%)を譲渡する株式譲渡契約書を締結。組織体制としては、杉浦隆幸氏が引き続き経営に従事するが、ラックから取締役を迎え入れる予定だという。なお、ラックはネットエージェントの他の株主とも譲渡交渉を進め、発行済株式の全株を取得するとしている。ラックとネットエージェントは、子会社化について「多様化する顧客ニーズへの迅速な対応が可能になる」と説明。サイバー攻撃の手口が悪質化、巧妙化している状況下で企業や団体のセキュリティ対策への需要が急拡大しているため、両社のノウハウや製品開発力、調査サービスを活かして、新製品や既存サービスの効率化を図ったシステム開発を行うとしている。
2015年03月31日固定インターネット回線でにわかに注目を集めているのが、NTT東日本・西日本が光回線を卸売りする「光コラボレーションモデル」だ。同モデルにはインターネットサービスプロバイダ(ISP)や携帯キャリアなどが相次いで参入し、自社ブランドで光回線サービスの提供を開始している。光コラボレーションモデルの光回線サービスは、既存の「フレッツ光」よりも低価格で利用でき、すでにフレッツ光を利用している人であれば、契約形態を変更する"転用"手続きによって、工事不要で乗り換えられることなどが特長。とはいえ、実際どのような手続きが必要なのか、よくわからないという人も多いかもしれない。本稿では、U-NEXTが光コラボレーションモデルを採用して提供する光回線サービス「U-NEXT光コラボレーション」(以下、U-NEXT光)に、実際にフレッツ光から乗り換えてみたので、その手続きの流れを紹介していこう。○光コラボレーションモデル「U-NEXT光」とは?まずはじめに、U-NEXT光の概要をおさらいしておきたい。U-NEXT光は、格安SIMサービスの「U-mobile」やビデオ配信サービス「U-NEXT」などを提供するU-NEXTが、2月1日より提供開始した光回線サービス。同サービスは、NTT東西の光コラボレーションモデルを採用したもので、「フレッツ光」より低価格で提供されるのが特長だ。U-NEXT光の月額料金は、2年契約による割引を適用した場合、戸建て向けが月額4,200円(以下、金額はすべて税抜)、マンション向けが月額3,180円。同社が提供するISP「U-Pa!(ウーパ)」のプロバイダ料金を含めても、戸建て向けが月額4,980円、マンション向けが月額3,910円となり、従来のフレッツ光の一般的な料金と比べて、毎月1,000円程度安くなっている。また、U-NEXT光では、格安SIMサービスのU-mobileと組み合わせたセットプランの提供も行っている。たとえば、マンションに住む家族向けの「スーパーファミリーバリュー」では、LTE使い放題プランの音声SIM3回線と光回線をセットで月額10,000円、音声SIM2回線と光回線をセットで月額8,000円で利用することが可能。もちろん、戸建向けにも同様にセットプランが提供されているほか、単身者向けに光回線とSIMカード1枚からの割引も用意されている。このように自社の他サービスと組み合わせて、よりお得な料金で提供できるのも光コラボレーションモデルならではのメリットと言える。○フレッツ光から乗り換える"転用"とは?U-NEXT光をはじめとする光コラボレーションモデルでは、既存のフレッツ光のユーザーが乗り換えやすいのも特長だ。契約形態を変更する"転用"手続きのみでフレッツ光から乗り換えることができ、立ち会いの回線工事などは不要。転用手続きでは、まずフレッツ光を契約しているNTT東日本または西日本に問い合わせて、"転用承諾番号"を取得し、その番号を使って転用先の事業者で申し込みを行う。ちなみに、U-NEXT光の転用についてのページでは、そもそも転用とは何か、転用における全体的な流れや注意事項などがわかりやすく解説されている。携帯電話やスマートフォンで、番号を変えずにキャリアを乗り換えるMNP(携帯番号ポータビリティ)にもよく似ているが、転用(開通)が行われるのが即日ではなく、数日後になることが大きな違いだ。また一旦転用してから他の光回線サービスに乗り換える"再転用"は不可となっており、その場合は新規契約になることにも注意しておきたい。○実際に、フレッツ光からU-NEXT光に乗り換えてみたそれでは、フレッツ光からU-NEXT光に乗り換える際の転用手続きの流れを紹介しよう。なお、筆者はこれまで、都内の自宅で「フレッツ光ネクスト マンション・ハイスピードタイプ ミニ」を利用してきた。転用手続きの流れは、U-NEXT光の利用までの流れでも詳しく解説されている。同ページで説明されている通り、まずはNTT東日本から転用承諾番号を取得することになる。NTT東日本の場合、フリーダイヤルまたはフレッツの公式Webサイトから転用承諾番号の取得が可能だが、今回はWebサイトから番号の取得を行った。フレッツの公式Webサイトにある転用手続きページにアクセスしたら、注意事項を確認の上、同意して、お客様情報の入力画面へと進む。なお、入力画面では、契約者情報を確認するために、フレッツ光の「お客さまID」「ひかり電話番号」「契約者の連絡先電話番号」のいずれかの入力が必要になる。そのため、手続きの際は、NTT東日本から送付されてきた請求書や開通の案内を手元に用意しておくのが良いだろう。入力画面では、このほかフレッツ光の契約者名や利用場所の住所を入力し、現在の支払い方法などの選択も行う。さらに、転用承諾番号発行のお知らせメールの送信先メールアドレスを指定して、次の画面で入力内容を確認しよう。確認後、[お申し込み内容を送信する]ボタンをクリックすれば情報が送信され、続いて表示される画面で転用承諾番号を確認することができる。なお、先ほど入力したメールアドレスに送られてくるメールには、転用承諾番号は記載されていないため、忘れずに番号を控えておくこと。転用承諾番号の有効期間は15日間。有効期間内にU-NEXT光への申し込みが必要となり、有効期間を過ぎてしまうと、再度、転用承諾番号を取得しなければならない。転用承諾番号を取得したら、U-NEXT光の申し込みフォームで必要な情報を入力しよう。転用の場合、"お問い合わせ内容"で「フレッツ光から乗り換え希望」を選択し、氏名、住所、電話番号、メールアドレスと、先ほど取得した転用承諾番号を入力する。[入力内容を確認]ボタンをクリックし、次の画面で内容を確認して、問題がなければ[入力内容を送信]ボタンをクリックして情報を送信可能。送信が完了したら、U-NEXTからの連絡を待とう。数日後、U-NEXTの担当者から電話がかかってくる。この電話で、今回は転用のため工事不要であることや、再転用が不可であることなどの説明を受け、同意すれば、電話口でそのまま申し込むことが可能。また、今回はプロバイダもU-NEXTのU-Pa!に変更したため、プロバイダの申し込みも同時に行った。なお、プロバイダを変更する場合は、現在使っているプロバイダを自身で解約する必要がある。申し込み後、10日前後で転用が完了し、その2、3日前にU-NEXTから届く「ご契約内容確認書」に転用予定日が記載されている。また、プロバイダのU-Pa!からも会員証が届くので、U-Pa!を利用してインターネットに接続するには、会員証に記載されている接続用IDとパスワードを自宅のルーターなどに設定すればよい。以上がフレッツ光からU-NEXT光への転用手続きとなる。フレッツ光ユーザーの場合、工事不要で乗り換えられるのが光コラボレーションモデルの最大のメリットと言えるだろう。あらかじめ転用承諾番号を取得してから申し込む必要があるものの、あとは申し込みフォームへの入力と電話の対応だけで手続きを完了できるため、工事に立ち会う時間がない人でも簡単に低価格の光回線に乗り換えることが可能だ。とりわけU-NEXT光では、格安SIMサービスのU-mobileとのセットプランも用意されており、自宅の光回線とあわせてスマートフォンの料金の節約も図ることができる。毎月の通信費を負担に感じている人は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
2015年03月31日NECは3月24日、日系企業の海外現地法人や工場において、通信回線サービスの最適化を図るための「グローバルネットワーク最適化コンサルティングサービス」を販売開始すると発表した。同サービスは、日系企業の海外拠点において、新規に工場やオフィスを設立する場合のグローバル通信回線サービスの選択、利用中のグローバル通信回線サービスコストの最小化、業務内容に応じた回線・保守サービス品質の最適化を図る。同社は同サービスを販売するにあたり、通信回線サービスのコンサルティングを行う米国のコンサルティング・グループであるOnceptと連携し、グローバルに展開する通信事業者の通信回線サービスを網羅したデータベースを基にコンサルティング・サービスを提供していく。同サービスでは、初期導入時に必要最低限で契約し、業務拡大や利用者数拡大により、現在の業務に求められるサービス品質に適さなくなった通信回線サービス契約について、専用線とインターネット線などの回線の選択や通信量に合わせた帯域といった品質の観点から見直す。また、運用の観点から、障害時の保守サポートについても、電話受付時間帯を拡大するなどの見直しを支援し、顧客が最適な品質の通信回線サービス契約へ切り替えることを実現する。そのほか、Onceptのデータベースをもとに、現在の業務における適切な通信回線サービス選択を提案し、更新に関わる通信事業者との交渉や契約内容の調整などを支援する。これにより、顧客が契約する通信回線サービスコストが過大である場合や品質が適正でない場合、コストを最小化・適正化することを可能にする。
2015年03月24日これからの新生活シーズンで見直したいのが、固定回線やスマートフォンなどの通信費。就職や転勤で引越しをする場合、固定回線を新たに契約し直すという人も多いだろう。この春、通信費を見直す際に、ぜひ注目しておきたいキーワードが"格安スマホ"と"セット割"の2つだ。まず、格安スマホとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供する格安SIMを使ったスマートフォンのことで、主要キャリアよりも低料金で利用できることが特長。一方、セット割は、スマートフォンと固定回線をセットで契約することで、料金が割引されるサービスだ。NTT東西が光回線を卸売りする「光コラボレーションモデル」が2月より開始したことで、MVNO各社も相次いで同モデルに参入しており、自社ブランドの光回線サービスと格安SIMをセットにした割引サービスの提供を開始している。格安SIMサービスのラインナップが充実し、さらに固定回線とのセット割も登場したことで、この春は通信費を見直す絶好の機会だと言える。そこで本稿では、格安SIMサービスの「hi-ho LTE typeDシリーズ」、光回線サービスの「hi-ho ひかり」を提供するhi-hoを例に、格安スマホとセット割のメリットを紹介していきたい。○「hi-ho LTE typeDシリーズ」ではバンドルチャージが増量!まずは、hi-hoの格安SIMサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」の概要をおさらいしておこう。hi-ho LTE typeDシリーズは、インターネットプロバイダとしてもよく知られるhi-hoが、MVNO方式で提供する通信サービス。NTTドコモのLTE・3G網に対応し、全国の幅広いエリアで通信可能。SIMカード単体コースおよびSIMカードと端末のセットコースが用意されており、プランごとに高速通信が可能なバンドルチャージが付与される。チャージ適用時の通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbps。チャージ非適用時の通信速度は最大200kbpsとなる。SIMカード単体コースでは、バンドルチャージの容量とSIMカードの上限枚数に応じて、3つのプランが用意されている。バンドルチャージが月間2GBの「ミニマムスタート」は月額933円(以下、金額は税抜)、月間2GBを最大3枚のSIMカードで利用できる「アソート」は月額1,409円、月間7GBを最大3枚のSIMカードで利用できる「ファミリーシェア」は月額2,838円。また、ミニマムスタートの1年分の料金を一括で支払うことで割引される「ミニマムスタート 1年パック割」は年間10,000円。なお、同サービスでは、4月1日よりバンドルチャージが増量され、ミニマムスタートおよびアソートでは容量が月間2GBから月間3GBになるほか、ファミリーシェアでは容量が月間7GBから月間10GBに刷新される。高速通信を利用できる容量が増え、さらに使い勝手が良くなりそうだ。詳細はマイナビニュースの別稿で確認いただきたい。また、同サービスではデータ通信専用のSIMカードのほか、データ通信に加えて090/080/070番号の音声通話を利用できる音声通話対応SIMも提供しており、音声通話対応SIMの場合、各コースの月額料金に700円が加算される。通話料は20円/30秒となっている。SIMカードと端末のセットコースでは、SIMフリースマートフォンの「ZenFone 5」(ASUS製)、「G2 mini」(LG Electronics製)、SIMフリータブレットの「YOGA Tablet 2」(Lenovo製)の3機種をラインナップ。たとえば、ZenFone 5のセットコースである「ミニマムスタート with ZenFone 5【LTE】」では、端末代を含めた2年間の月額料金は1,980円。3年目以降の料金は、SIM単体コースと同様に月額933円となる。このZenFone 5で音声通話も利用する場合、月額料金は2,680円となり、さらに通話した分の通話料がかかるが、それでも主要キャリアのスマートフォンと比べると、かなり利用料金を節約できることがお分かりいただけるだろう。○「hi-ho ひかり」は格安SIMとのセット割で割安に続いて、hi-hoが3月2日より提供開始した光回線サービス「hi-ho ひかり」について見ていこう。同サービスはNTT東西の光コラボレーションモデルを採用した光回線サービスとなり、フレッツ光の回線品質はそのままに割安の料金で利用できるのが特長。同サービスの月額料金は、集合住宅向けの「マンションコース」が月額3,900円、戸建て向けの「ファミリーコース」が月額5,100円。光回線とプロバイダサービスをパッケージ化したサービスとなるため、料金の支払先はhi-hoのみで、契約を1本化できることもメリットのひとつ。なお、既にフレッツ光を利用している人であれば、契約形態を変更する"転用"手続きにより、工事不要でhi-ho ひかりに乗り換えることが可能。新規契約または転用の事務手数料は3,000円だが、3月31日まで実施されているキャンペーンを利用すれば、事務手数料0円で利用を開始することができる。さらに、hi-hoひかりとhi-ho LTE typeDシリーズのセット割引プランが「hi-ho スマート割」だ。両サービスを同一の名義、住所で契約することで適用され、hi-ho ひかりの月額料金から月々200円が割引される。自宅の固定回線とスマートフォンの料金を合わせた月々の通信費を節約したい人にとっては、まさに最適なサービスと言えるだろう。光コラボレーションモデルを採用した固定回線とスマートフォンのセット割については、hi-ho以外のMVNOや主要キャリアも提供している。ここからは、各社のセット割の料金を比較してみたい。なお、モバイル料金は、ハイホー、ニフティ、ビッグローブのMVNO各社では音声通話対応SIMとスマートフォンのセットコースを選択し、NTTドコモは新料金プランの月間2GBのプランを選択している。また、光回線については、各社ともマンションコースの料金を用いている。割引後の各社の料金を見てみると、ドコモの月額料金が突出して高いのが分かる。ドコモの新料金プランでは国内通話料が定額になるとはいえ、通信費の節約を考えるのであれば、まず選択肢から外しておくのが良さそうだ。一方、MVNO各社の中でも、月額料金が最安になっているのがhi-hoの6,380円であり、同社の固定回線とスマートフォンのセット割が最もコストパフォーマンスが高いと言える。○1人暮らしでも家族利用でも通信費を大幅節約できるhi-hoの格安SIMサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」、光回線サービス「hi-ho ひかり」、両サービスのセット割の「hi-ho スマート割」について見てきたが、実際にこれから新生活を始める人にとっては、どのプランを選択してセット割を利用するのが良いだろうか。就職や入学で4月から1人暮らしを始める人であれば、hi-ho LTE typeDシリーズの「ミニマムスタート」を選択して、hi-ho ひかりとのセット割を利用するのがおすすめだ。音声通話対応SIMとZenFone 5のセットコースでは、光回線とスマートフォンの合計料金は月額6,380円。通話料を加味したとしても、現状のキャリアのスマートフォンと同程度の料金で、固定回線とスマートフォンの両方をまかなうことが可能だ。通信費節約のために、自宅に固定回線を引くのを諦めていたような人でも、心置きなく高速な光回線を満喫することができるだろう。一方、転勤によって家族で引っ越す人は、hi-ho LTE typeDシリーズでは「ファミリーシェア」を選択し、hi-ho ひかりとのセット割を利用するのが良いだろう。ファミリーシェアでは、最大3枚のSIMカードで月間10GB(4月1日から)のバンドルチャージを使えて、データ通信の月額料金が2,838円と格安だ。同プランを家族3人で利用すれば、音声通話の3人分の月額料金を加え、hi-ho ひかりで戸建て向けの「ファミリーコース」を利用する場合でも、通話料を除く月額料金の合計は9,838円。光回線と3人分のスマートフォンが使えて、月額料金が1万円以下というのはかなり魅力的だ。なお、hi-ho LTE typeDシリーズは、NTTドコモのLTE・3G網に対応した通信サービスであるため、SIMフリースマートフォンのほか、ドコモ端末でも利用することが可能だ。現在、ドコモのスマートフォンを利用している人であれば、新たに端末を購入することなく、既存の端末で月額料金を下げられるのも、hi-ho LTE typeDシリーズのメリットと言える。***新生活で通信費を見直す際に注目したい"格安スマホ"と"セット割"という2つのキーワード。本稿でも紹介した通り、hi-hoの格安スマホと光回線サービスのセット割は、他社と比べても割安でとくにおすすめだ。この春、新生活を始める人も、そうでない人も、hi-hoのセット割をぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
2015年03月23日ヤフーは3月20日、全国のインターネット利用者を対象に実施した「ネット利用と節約に関する意識調査」の結果を公表した。同調査は、Yahoo! BBが提供する固定インターネット回線とのセット契約により、ソフトバンクのスマートフォンの利用料金が割引される「スマート値引き」の提供開始に伴い、消費者のネット利用意向と節約志向を明らかにするために実施されたもの。対象は、インターネットを利用する全国の30代から50代の既婚男女600名。同調査の結果をまとめると、次の通りとなる。インターネット回線を契約する際、契約内容を詳細まで確認する人はわずか8%で、さらに3人に1人が契約内容が不明瞭のまま"なんとなく"契約している実態が明らかになった。また、インターネット回線やスマートフォンなどの通信費を高いと感じている人が約7割に上った一方、一旦契約したプランの変更については約6割の人が「経験なし」と回答。プラン変更や乗り換えのハードルが高いことがわかった。○ネット回線の契約内容を詳細まで確認する人はわずか8%まず、「インターネット回線を契約する際、契約内容がはっきりしないまま、なんとなく契約してしまうことがあるか」と尋ねたところ、全体の39.8%が「ある」と回答し、3人に1人以上がインターネット回線を"なんとなく"契約していることがわかった。また、「インターネット回線を契約する際、規約や契約内容をどの程度確認するか」を聞いた質問では、「詳細まですべて確認する」という回答は全体のわずか8.0%にとどまったほか、「ざっくりと一通りすべて確認する」が33.0%、「重要そうな部分だけ確認する」が45.2%、「ほとんど確認しない」が13.8%となり、9割以上の人が契約内容を隅々まで確認することなく契約に至っている実態が明らかになった。次に、「自宅での1か月あたりの通信費をどう思うか」を尋ねたところ、「非常に高い」が20.7%、「高い」が47.7%となり、合計して約7割の人が通信費を高いと感じていた。一方、「インターネット回線の契約で、プランの見直しや契約会社変更を検討したことはあるか」を聞いたところ、「ほとんどない」が40.5%、「変更したことはないが検討したことはある」が18.5%となり、通信費が高いと感じつつも、約6割の人は契約プランを変更した経験がないことがわかった。また、1カ月あたりの通信費について聞いたところ、全回答者の平均価格はインターネット回線が「5,181円/月」、携帯電話・スマートフォンが「11,841円/月」という結果になった。仮に、インターネット回線と携帯電話・スマートフォンの両方とも利用していると想定した場合、1カ月あたりの通信費の支出は17,000円以上と、かなり高額になる。○節約したい支出の第1位は「通信費」、セット割の認知度は約9割続いて、生活費の支出におけるニーズや要望についても調査を行った。まず、「もっとお金をかけたい・増やしたいものはなにか」を尋ねたところ、1位は「貯蓄」(51.3%)だった。一方で、「もっと節約したい・減らしたいもの」を聞くと、1位は「通信費」(29.7%)となり、2位「普段の日の食費」、3位「嗜好品(たばこ、お酒など)」を上回る結果になった。また、スマート値引きをはじめとする固定・スマホのセット割について、知っているかを尋ねたところ、「すでに利用している」が27.2%、「使っていないが、サービスの内容まで知っている」が22.0%、「使っていないが、聞いたことはある」が39.3%となり、固定・スマホのセット割を9割弱の人が知っていることが明らかになった。このほか、契約時にもらえると嬉しい特典について聞いたところ、83.2%の人が「月々の料金が割引になる」ことと回答した。2位「商品券などのキャッシュバック」、3位「Tポイント、楽天ポイントなどのポイント」などと比べて、料金の割引によりメリットを感じている人が多いことがわかった。***ヤフーが実施した今回の調査結果では、消費者が契約内容をよく確認することなく、インターネット回線を契約していることが明らかになった。また、同調査からは、インターネット回線の通信費を高いと感じながらも、契約プランの変更にはなかなか踏み切れない消費者心理を読み取ることができる。しかし、NTT東西が光回線の卸売りを開始したことに伴い、主要キャリアやMVNOが相次いでセット割の提供を開始しており、いまはインターネット回線を見直す絶好機だと言える。たとえば、「スマート値引き」の場合、「SoftBank光」などのYahoo! BBの固定インターネットと、ソフトバンクのスマートフォンをセットで契約することで、1人あたり毎月最大2,000円(税込)の割引になるなど、通信費をかなり節約することができるだろう。各社が提供する固定・スマホのセット割の契約内容をよく確認しながら、インターネット回線の見直しを検討してみてはいかがだろうか。
2015年03月20日ヴァイナスは3月4日、多様なHPC(High-Performance Computing)サーバを繋ぐCAE・HPCユーザー向けに付加価値専用回線網「V-HPC Network」の販売を2015年3月9日より開始すると発表した。同サービスは利用者が内外問わずさまざまなHPCサーバを選んで科学技術計算を行うことができる高い利便性を提供するもので、自社の施設だけでなく、FOCUS(計算科学振興財団)スパコンや公共・研究機関のHPCサーバ(順次サポート予定)を選択することが可能なほか、IBM SoftLayerやAmazon AWSなどのクラウドサーバへもダイレクト接続することが可能だという。通信速度については、最大10Gbpsのバックボーン回線を利用した閉域ネットワークとなっているため、同社開発のマルチHPCサーバゲートウェイ「CCNV(Cloud Computing NaVigation system)」と組み合わせることで、利用者はサーバ間のファイル転送をドラッグ&ドロップで簡単に行うことができる。また、ファイル圧縮や転送バッチ処理、ジョブ自動実行などの高度な処理機能を備えたオプションを別途選択することも可能だ。さらに、ユーザー開発コードやオープンソースコードのアプリケーションを同社が預かって、ユーザーに代わってポーティングとコンパイルなど(オプションでは並列実行効率のチューニングなども提供)を含め、年間契約でメンテナンスを請け負い、外部のクラウドHPCサーバで利用可能するサービス「VECAMS(VINAS Entrusted Cloud Application Maintenance Service)」も提供するとのことであり、移植に関する専門知識の取得やメンテナンスなど、クラウドの利用促進を阻む一因である負担や煩わしさの軽減を図ることもできるようになっている。なお、同社では自動車関連、重工業、情報通信産業を中心に販売していく計画で、初年度で20社の導入、2億円の販売を見込むとしている。また、V-HPC Networkの価格は参考価格ながら100Mbps帯域保証の回線(東京23区内から接続する一例)の場合で年間約840万円、初期導入設定費用60万円(いずれも税別)としている。
2015年03月05日NTT東西が光回線を卸売りする「光コラボレーションモデル」を採用した光回線サービスが話題となっている。同モデルの仕組みについては、マイナビニュースの別稿でも詳しく解説しているが、インターネットサービスプロバイダ(ISP)や携帯キャリアなどの事業者が自社ブランドで光回線サービスを提供し、自社の他のサービスと組み合わせてパッケージ化できることなどがメリットとなっている。光コラボレーションモデルで特に注目すべきは、格安SIMサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)各社が参入し、格安SIMと光回線との"セット割"の提供を開始したことだ。スマートフォンの料金を節約できる格安SIMに、光回線を組み合わせることで、固定回線の料金まで節約して、家庭で利用する固定・携帯の通信料金を大幅に削減することが可能になる。そこで本稿では、2月1日より光回線と格安SIMのセット割をいち早く提供開始したU-NEXTの「U-NEXT光&スマホコラボレーション」について紹介しながら、主要キャリアの光回線・スマホのセット割との比較を行ってみたい。○現状のスマホ利用料で光回線&スマホが使える!?格安SIMサービスの「U-mobile」やビデオ配信サービス「U-NEXT」などを提供するU-NEXTが、2月1日より提供開始した光回線サービスが「U-NEXT光」だ。同サービスは、NTT東西の光コラボレーションモデルを採用したもので、「フレッツ光」の速度・品質はそのままに低価格で提供されるのが特長だ。U-NEXT光の月額料金は、2年契約による割引を適用した場合、戸建て向けが月額4,200円(以下、金額は税抜)、マンション向けが月額3,180円。同社が提供するISP「U-Pa!(ウーパ)」のプロバイダ料金を含めても、戸建て向けが月額4,980円、マンション向けが月額3,910円となり、従来のフレッツ光の一般的な料金と比べて、毎月1,000円程度安くなっている。また、同サービスで特筆すべきは、光回線と格安SIMをパッケージ化した「U-NEXT光&スマホコラボレーション」だ。光回線とセット加入することで、U-mobileのダブルフィックス/1GB/3GB/LTE使い放題の各プランに応じて、最大500円の割引が適用される。たとえば、音声通話付きのLTE使い放題プランの場合、戸建て向けの光回線を含めた月額料金は6,680円(別途プロバイダ料金)。現在、スマートフォンの利用料金が毎月7,000円程度のユーザーであれば、その金額でスマートフォンと固定回線の両方を賄える計算だ。さらに、ファミリー向けとして、さらにお得な「スーパーファミリーバリュー」というパッケージも提供される。同パッケージは、光回線とLTE使い放題プランの複数回線を組み合わせたもので、最大5回線のSIMをセットにできる。たとえば、戸建て向け光回線では、SIM2回線とのセットが月額9,000円、SIM3回線とのセットが月額11,000円。また、マンション向け光回線の場合、さらに1,000円安く、SIM2回線とのセットが月額8,000円、SIM3回線とのセットが月額10,000円となる(いずれもプロバイダ料金は別)。家族全体の固定・携帯の通信料金を1万円程度に抑えることができ、かなり節約することが可能だ。○U-NEXTと主要キャリアの光回線・スマホのセット割を比較!それでは、「U-NEXT光&スマホコラボレーション」がどのくらい安いのかを、主要キャリアが提供する光回線・スマホのセット割と比較して確認してみよう。なお、主要キャリアでは、NTTドコモとソフトバンクが「光コラボレーション」に参入し、自社ブランドの光回線サービスとスマートフォン・携帯電話のセット割である「ドコモ光パック」「スマート値引き」をそれぞれ3月1日より提供する。また、KDDIは独自の光回線サービス「auひかり」などの固定通信サービスと、スマートフォン・携帯電話をセットにして割引く「auスマートバリュー」を以前より提供している。今回は、光回線と家族4人分のスマートフォン回線をセットで契約した場合の各社の合計月額料金を比較してみた。なお、光回線は2年契約の戸建向けを選択したほか、各社のスマートフォンのプランは、1人あたり月間5GB程度のデータ通信量を利用することを想定して選択し、月額料金をシミュレーションした。ドコモでは月間20GBプランを選択して4人でシェアした場合で、KDDIとソフトバンクでは各人が月間5GBプランを選択した場合で、それぞれ計算を行っているが、主要3キャリアの固定・携帯の合計月額料金はいずれも3万円以上となっている。一方、U-NEXTでは、LTE使い放題プランの「スーパーファミリーバリュー」の4回線を選択しているが、合計月額料金は13,780円と、キャリアの半額以下となった。U-NEXTの光回線・スマホのセット割がいかに割安なのかがお分かりいただけるだろう。また、キャリアのプランでは、1人あたり月間5GB、4人で月間20GBといったデータ通信量の上限が定められており、超過すると通信速度が制限される。しかし、U-NEXTのLTE使い放題プランでは、データ通信量の上限がないため、通信速度が制限されることなく、快適に利用できることが特長。たとえ、データ通信量を使い過ぎてしまった月でも安心だ。なお、U-NEXTの音声通話付きLTE使い放題プランでは、音声通話は定額ではなく従量制で、通話発信することに20円/30秒の通話料がかかる。ただし、同サービス専用の通話アプリ「U-CALL」が提供されており、同アプリから通話発信すれば、通話料を半額の10円/30秒(不課税)にすることが可能だ。この通話料を考慮した場合でも、よほど頻繁に通話しない限り、キャリアの光回線・スマホのセット割の半額程度に抑えることができ、家庭の通信料金をかなり節約できると言える。○フレッツ光ユーザーなら"転用"で簡単に乗り換えできるちなみに、U-NEXT光をはじめとする光コラボレーションモデルを採用した光回線サービスは、現在すでにフレッツ光を利用しているユーザーであれば、"転用"という手続きにより簡単に乗り換えできる。転用は契約形態を変更するだけの手続きとなり、工事が不要なのが特長だ。具体的な手続きの流れは、U-NEXTのWebサイトでも紹介されているが、まずフレッツ光を契約しているNTT東日本または西日本に問い合わせて"転用承諾番号"を取得し、U-NEXTのWebサイトまたはフリーダイヤルの電話から申し込みを行える。なお、現在フレッツ光を利用していないユーザーは新規契約となり、U-NEXTへの申し込み後、自宅の光回線工事を行うことでインターネットの利用が可能になる。また、U-NEXTでは、4月30日までの期間限定でキャンペーンを実施中だ。Webサイト経由でスーパーファミリーバリューに申し込んだ場合、U-mobileの新規契約の事務手数料3,000円のほか、転用の事務手数料2,000円または新規契約の光回線工事費24,000円がいずれも無料になるキャンペーンとなっており、初期費用をかけずにU-NEXT光の利用を開始することができる。***本稿では、U-NEXTが提供する「U-NEXT光&スマホコラボレーション」を例として、MVNOとキャリアのセット割を比較してきた。NTTドコモとソフトバンクが光コラボに参入したことで、主要3キャリアの固定・携帯のセット割が出揃ったが、月額料金の総額では3社にそれほど大きな違いはない。しかし、U-NEXTをはじめとするMVNOのセット割を利用すれば、固定・携帯の通信料金を大幅に節約することができそうだ。U-NEXT光&スマホコラボレーションなどを参考にしながら、この機会に自宅の固定回線だけでなく、家族1人ひとりが使っているスマートフォンもあわせて、家庭の通信料金を見直してみてはいかがだろうか。
2015年02月24日KDDIでは、通信速度が最大1Gbpsの光回線サービス「ずっとギガ得プラン」を3月1日より提供開始する。同プランは「auひかり ホーム」の長期契約者向けサービスで、現行の「ギガ得プラン」に比べて月額利用料金が安い。そこで本稿では、「ずっとギガ得プラン」がどのくらいお得なサービスなのか検証してみたい。○「ずっとギガ得プラン」のサービス概要マイナビニュースでも繰り返し報じている通り、NTT東西の光回線をNTTドコモが卸販売する「ドコモ光」が3月1日より開始される。またソフトバンクグループでも、光回線とモバイル回線のセット割「SoftBank 光」を提供する予定だ。すでに「auスマートバリュー」で先行するKDDI(au)が、こうした競合他社の動きを牽制するプランとして発表したのが「ずっとギガ得プラン」ということになる。「ずっとギガ得プラン」は、上り下り最大1Gbpsの光回線サービス「auひかり ホーム」を対象としたもの。3年契約を必須の条件に、通算契約期間に応じて段階的に月額利用料が割引かれるユニークな特長をもつ。例えば、プロバイダに「au one net」を選んだ場合、月額利用料金が初年度は5,100円(税別、以下同)、2年目は5,000円、3年目以降は4,900円となる。ちなみに現行の「ギガ得プラン」(2年契約が必須)は月額5,200円。両プランを比較すると、「ずっとギガ得プラン」の方が初年度は年間1,200円、2年目は年間2,400円、年間3年目以降は3,200円だけお得に利用できるということになる。では、他社の同等なサービスと比較した場合、どちらがお得に利用できるだろうか。例えばNTT東日本のサービス「フレッツ光」の「フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ」(2年契約が必須)は月額4,600円となっている。これに最安値のプロバイダ「BB.excite 光 with フレッツ」(戸建て向け)の月額利用料500円を組み合わせると、月額5,100円となる。初年度は同じ月額利用料金。しかし2年目は月々100円、3年目からは月々200円、「ずっとギガ得プラン」の方がお得になる計算だ。○auひかり利用者は優遇既にauひかりを利用中のユーザーなら、契約期間に応じた割引料金で「ずっとギガ得プラン」に変更することが可能。例えば、現在au ひかりを3年以上継続利用している場合、本プランに変更することで、変更した当月から月額4,900円で利用できる。一度解約して新規に契約をし直す、などの面倒な手続きは一切必要ない。このため、光電話を利用している場合でも、安心してプラン変更できるというわけだ。その一方で、忘れてはいけないのが契約解除料の存在。途中解約する場合、「ずっとギガ得プラン」では15,000円の契約解除料が発生する。現行の「ギガ得プラン」では契約解除料は9,500円に設定されているので、少々高めと言える。では、急な転勤などの場合はどうしたら良いのだろうか。この場合は、引っ越し先でそのまま「auひかり」を利用すれば契約解除料は請求されないという。これなら安心して長期契約することができるだろう。このほか、新規契約の利用者を対象にしたお得なサービス「ずっとギガ得プランデビュー割」も提供している。同プランは、回線開通の月から最大で12か月間、月額400円が割引かれるというもの。適用させれば、初年度は月額4,700円で利用できることになる。これらのプランは「auスマートバリュー」との併用が可能だ。「auスマートバリュー」は、対象となる固定回線とauのモバイル回線をセットで契約することで、毎月最大1,410円が割り引かれるサービス。「ずっとギガ得プラン」と併用すれば、初年度は月額1,510円の割引(1,410円+100円)、2年目は1,610円(1,410円+200円)の割引、3年目以降は1,234円(934円+300円)の割引となる。***本稿では、競合する他社サービスとの比較などを通じて「ずっとギガ得プラン」がどのくらいお得なサービスなのか検証してきた。上り下り最大1Gbpsの高速通信が、シンプルな料金体系で、非常に安価に利用できるのが「ずっとギガ得プラン」の魅力となっていた。特にauスマートバリューと併用させれば、他社では真似できない割引額が実現できる。新たに光回線の契約を検討している人は、auのホームページをチェックしてみると良いだろう。
2015年02月17日ソネットは光ブロードバンドサービス「So-net 光 コラボレーション」の提供を開始した。光回線とインターネット接続をセットにしたサービスで、各種割引が適用されると、新規利用者の場合、戸建て向けが月額税別4,800円、マンション向けが同3,700円で利用できる。「So-net 光 コラボレーション」は、NTT東西が提供する光コラボレーションモデルを採用した光ブロードバンドサービス。NTT東西提供のフレッツ光と速さ品質で同等のサービスとなり、最大約1Gbpsの高速通信が行える。通常料金は、新規、転用ともに、戸建て向けが同5,700円、マンション向けが同4,600円。割引については新規・転用で異なる。新規利用者の場合、「月額料金30カ月400円割引キャンペーン」と「So-net 長割 for 光 コラボレーション」(月額税別500円割引)が適用されることで、通常料金から同900円が割り引かれる。転用(すでにフレッツ光を利用)の場合も「So-net 長割 for 光 コラボレーション」で月額税別500円が割り引かれるが、新規の場合と異なり、利用年数に応じた割引に変わる。利用年数に応じた割引は戸建て向け、マンション向けで、割引額が変わる。戸建て向けでは、利用開始1年目の月額100円割引から、1年毎に同100円割引が加算され、5年目以降は同500円割引かれる。5年目以降は各種割引が適用されることで、同4,700円で利用可能。マンション向けでは、1年目の同100円割引から、1年毎に同50円割引が加算され、5年目以降は同300円割引かれる。5年目以降は各種割引が適用されることで、同3,800円で利用可能。なお、「So-net 長割 for 光 コラボレーション」は30カ月の契約期間があり、自動継続となる。契約中は継続して割引が適用されるが、契約更新月以外に解約すると、解約金として7500円(不課税)かかる。また、各種キャンペーン期間は2月28日まで。
2015年02月09日NTT東西が光回線を卸売りする「光コラボレーションモデル」を利用したブロードバンドサービスの発表が相次いでいる。携帯キャリアでは、NTTドコモのほか、ソフトバンクが同モデルによる光回線サービスの提供を発表しており、携帯電話・スマートフォンと光回線をセットにして料金を割引く"セット割"の提供も予定している。スマートフォンと固定回線のセット割としては、すでにKDDI(au)が同社の光回線サービス「auひかり」などの固定回線と、auスマートフォン、携帯電話をセットにして割引く「auスマートバリュー」を2012年より提供しており、これで主要3キャリアのセット割が出揃うことになる。そこで本稿では、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社のセット割を比較し、どのキャリアのスマートフォン・固定回線のセット割が最もお得なのかを検証してみたい。○各社のセット割を単身利用で比較それでは、各社のセット割の概要をおさらいしながら、単身で契約した場合の割引額を比較してみよう(以下、料金は税抜)。○NTTドコモ「ドコモ光パック」ドコモのセット割である「ドコモ光パック」は、同社の新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の契約ユーザーが対象の割引サービス。そのため、すでに新規受付が終了している旧料金プランの「タイプXi にねん」などの契約ユーザーは対象外となる。また、固定回線としては、同社が光コラボレーションモデルで提供する光回線サービス「ドコモ光」を利用する。同サービスの割引額は、カケホーダイ&パケあえるのパケット定額サービスのデータ量に応じて異なり、月間2GBのプランが毎月500円割引、5GBのプランが毎月800円割引、8GBのプランが毎月1,000円割引などとなっている。○KDDI(au)「auスマートバリュー」一方、KDDIの「auスマートバリュー」は、auスマートフォン、携帯電話向けのデータ定額サービスと、指定の固定通信サービスに加入することで適用される割引サービス。スマートフォン向けのデータ定額サービスとしては、新料金プランの「カケホとデジラ」に加えて、従来プランの「LTEフラット」など(スマートフォンのみ)も対象。また、固定通信サービスとしては、「auひかり」などの光回線ほか、「J:COM」などのケーブルテレビの固定通信サービスも対象になっている。割引額はデータ定額サービスのプランごとに異なり、カケホとデジラの月間5GB以上のプランおよびLTEフラットでは、最大2年間が毎月1,410円の割引、3年目以降は毎月934円の割引となる。また、カケホとデジラの月間5GB未満のプランは、毎月934円が割引される。そのため、比較表の月間2GBのプランでは毎月934円割引、5GBと8GBのプランでは毎月1,410円割引となり、いずれもドコモより割引額が多くなっている。○ソフトバンク「スマート値引き」また、ソフトバンクのセット割である「スマート値引き」は、同社の携帯電話・スマートフォンと、傘下のソフトバンクBBが提供する固定通信サービスを一緒に契約することで料金が割引されるサービス。対象の固定通信サービスには、光コラボレーションモデルを利用した「SoftBank 光」のほか、「Yahoo! BB ADSL」や「SoftBank Air」なども含まれる。割引額はデータ定額サービスのプランごとに異なり、新料金プラン「スマ放題」の月間2GBのプランは毎月463円割引、5GBのプランは毎月1,410円割引、10GB以上のプランは毎月1,852円割引となっている。そのため、上記の比較表では、月間2GBのプランが3社でもっとも割引額が少ないが、5GBのプランではKDDIと同様になる。なお、スマ放題では月間8GBのプランが用意されていないため、ヘビーユーザーであれば10GB以上のプランを選択せざるを得ず、そもそもの通信料金が上がってしまうことに注意が必要だ。このように、3社のセット割を単身利用で比較してみると、もっとも利用者の多い月間2GBから8GBのプランでは、いずれもKDDIの割引額が多く、お得と言える。○各社のセット割を家族利用で比較次に、各社のセット割を家族で利用した場合に、家族全体の割引総額がどのようになるかを比較してみよう。まず、ドコモの「ドコモ光パック」では、家族でデータ量を分け合えるシェアパックを利用可能だ。しかし、セット割による割引額は、固定回線ごとに適用されるため、結果として割引額も家族で分け合うことになり、人数が増えても家族全体の割引総額は変わらない。一方、KDDIの「auスマートバリュー」では、固定通信サービス1回線につき、最大10回線のスマートフォン、携帯電話に割引が適用される。ドコモとは異なり、家族1人ひとりの料金が割引されるため、人数が増えるほど割引額も多くなるのが特徴だ。ドコモとKDDIを比較すると、1人あたり月間15GBを利用するといった特殊なケースを除き、いずれもKDDIの割引総額がドコモを上回っている。また、ソフトバンクの「スマート値引き」では、KDDIと同様に、固定通信サービス1回線につき、最大10回線の携帯電話・スマートフォンに割引が適用される。家族1人ひとりの料金が割引されるため、いずれのケースでもドコモより割引総額が多い。しかし、KDDIとの比較では、データ量の少ないプランの割引額が少ないため、家族4、5人で月間10GBから15GBを利用するような一般的な世帯の場合、KDDIのほうが割引額が多くなる。一方、2、3人の少人数で月間20GBから30GBを利用するようなケースでは、ソフトバンクのほうが割引額が多くなる場合がある。家族で利用する際に、各社のセット割で大きく異なるのは、KDDIとソフトバンクが1人ひとりの割引となるのに対し、ドコモは世帯ごとの割引となる点だ。そのため、家族全体の割引総額では、KDDIとソフトバンクが優位になり、とりわけ、利用者が多いであろうライトユーザーからミドルユーザーの世帯の場合、KDDIの割引額がもっとも手厚くなると言えそうだ。***本稿では、ドコモ、KDDI、ソフトバンク各社のセット割について、単身利用と家族利用で比較してみた。世帯ごとの割引となるドコモ、家族1人ひとりが割引されるKDDIとソフトバンクといったように、各社のセット割の内容には違いがある。実際の利用料金は、戸建向けやマンションタイプといった固定回線の種類や、家族の人数、月間で利用するデータ量など、各自のケースによって異なってくるが、家族全体でどのくらいお得になるのかをよく吟味して、自身に最適なセット割を探してみてはいかがだろうか。
2015年02月06日NTTドコモは、最大1Gbpsの高速通信が使い放題の光ブロードバンドサービス「ドコモ光」と携帯電話回線をセットで契約することで、月々の利用料金を割引く「ドコモ光パック」を3月1日より提供する。サービス開始にあわせて2月16日より事前受付を開始する。「ドコモ光パック」は、2014年6月にスタートした新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の契約ユーザーが対象の割引きサービス。割引額は、新料金プランで契約する毎月の利用可能データ量に応じて異なり、この利用可能データ量が多い契約ほど、割引額が多くなる仕組み。個人利用ではなく、家族でデータをシェアしている場合も同割引は適用される。具体的には、新料金プランにおいて、毎月の利用可能データ量が5GB(個人利用)の「データMパック」を契約している場合の毎月の割引額は800円、毎月の利用可能データ量が8GB(個人利用)の「データLパック」を契約している場合の毎月の割引額は1000円といったように増えていく。ドコモ光パックの利用料金は以下のとおり。ただし、下表の月額利用料は、ドコモ光の利用料と、携帯電話・スマートフォンのデータ定額を合算したものとなり、実際の月額利用料としては、音声定額分が加算されることになる。なお、ドコモ光では、「ドコモ光 単独型」、「IPS料金一体型 (タイプA/タイプB)」の2プランが用意されており、さらに利用料金は戸建向けと集合住宅向けで異なる。下表は3月1日にサービスが開始する「IPS料金一体型 タイプA」の料金となる。2年契約時、契約満了月以外で解約する場合、戸建向けでは13,000円、集合住宅向けでは8,000円の解約金が必要となる。「ドコモ光」のプランが「ドコモ光 単独型」の場合は上の表の料金から200円差し引いた金額となり、「ISP料金一体型 タイプB」の場合は200円増しの金額となる。個人向けのほかにも、最大1,000回線までデータ容量をシェアできる法人向けのプランも用意している。申込みは、ドコモショップ店頭か、My docomoより可能。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月29日あなたはネットで出会いを探したことがありますか? SNSが普及してから、私たちの生活はますますネットと隣り合わせになりましたよね。欲しい物をAmazonや楽天で注文したり、近況報告をTwitterやLINEでしている人も多いはず。なかには「身近でいい人がいないから」と、最近ネットからの出会いに興味を持ち始めた、ゆとり世代の女子も少なくないかもしれません。でも、実際のところネットからの出会いは、どこまで実用的なのでしょうか。イマドキの若者はネットでの出会いに抵抗がない?いくらSNSが普及したとはいえ、ネットで出会うことについて「危なくないの?」「変な事件に巻き込まれたりしたら……」と、不安に感じる声も多いものです。そもそもネットから出会いを求めている男女は、現状どのくらいいるのでしょうか? 株式会社リクルートマーケティングパートナーズが未婚男女2100人に行った「恋愛観調査2014」によると、20~40代の男女の10人に1人がSNSあるいは、インターネットを出会いのきっかけに使っていることが分かったそう。ネットから出会ったことのある20代女子は約7割!?さらに、アッチアラーム株式会社が20~30代の独身男女2359人に行った調査でも、「ネットで知り合った人と実際に会ったことがある」と答えた女性は約7割。これはゆとり世代である20~29歳の女性においても同様の結果でした。恋愛目的に限らないのであれば、どうやらイマドキの若者にとってネットからの出会いは、だいぶポピュラーなものになっているようです。あなたも同じ趣味を持ったフォロワーさんとオフ会を開いたり、他愛もない話ができるネット友達が1人や2人いるのでは? リア友では共有できない趣味の話で盛り上がったり、ネットでしか得られない交流ができるのは、ネットからの出会いにおける最大のメリットと言えそうですね。ネットからの出会いは思うようにいかない?でも、ことは恋愛になると状況が一変。友達としてではなく、異性としてネットで出会いを探すとなると、想像以上に厄介なことが多いようです。筆者の周りでも「ネットからの出会いは難しい」と口を揃える意見が少なくありません。「LINE、Skypeでやり取りするのがほとんどだから、言葉の解釈の違いでたまに喧嘩になる。その都度電話をして誤解を解くけど、こんな感じじゃふたりの雰囲気が悪くなる一方なので、上手くいきづらいです」(24歳男性/会社員)、 「ネットからの出会いは、関係が悪化するとすぐに縁が切れちゃう気がします。多分、リアルように共通の知り合いが少ないから、ふたりの関係に待ったをかけてくれる人がいないのが原因なのかな」(25歳女性/サービス業) ほかにも「会うタイミングが難しい」「写真交換をした途端に気持ちが冷めた」という、いずれもネットからの出会いでネックになりやすい悩みが寄せられました。ネットから出会うときの注意点リアルでも異性として相手を見るのと、友人として相手を見るのとでは距離の測り方が違ってきますよね。特にネットからの出会いはコミュニケーションの取り方が限定されてしまい、誤解が生まれたり、相手に対する期待も膨らみやすいものです。ネットから出会いを求める時は、こうしたネットの体質をよく理解したうえで、大人として良識ある行動を取ることに、常に気を配ることがリアルと同様に強く求められるのかもしれません。【参考】 ▽「恋愛観調査2014」発表。20代男性のうち、付き合ったことがない人41.6%。キーワードは『コミュニティ内恋愛』(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ) ▽<20・30代独身男女の意識調査>インターネットで知り合った人と実際に会ったことがある?男性6割、女性7割が経験あり(マッチアラーム株式会社)
2015年01月24日モイは14日、同社が運営するライブ配信サービス「ツイキャス(TwitCasting)」にて、キャリア提供回線の通信速度制限が行われてもツイキャスが視聴できる「規制回線モード」を導入した。同社はユーザーから「通信速度制限下でもツイキャスを視聴できるようにして欲しい」という声があったとして、同モードを導入。40kbpsという低帯域での視聴をサポートするため、キャリアが規定する通信量量をオーバーし、通信速度が制限された場合でもライブ配信を視聴できるとする。同モードは、「ツイキャス・ビュワー」画面右下の「設定」をタップし、「回線規制中は低画質で再⽣生」のチェック項目をオンにすることで利用可能。
2015年01月14日角川アスキー総合研究所は若年層を対象に東海4県においてスマートフォン回線の満足度調査を実施し、その結果を1月7日に公開した。同調査によると通話品質、通信品質、エリア展開などすべての項目でNTTドコモがトップとなった。調査方法はインターネットを活用したアンケートによるもので、サンプル数は1,107件。対象は愛知県、静岡県、岐阜県、三重県(東海4県)に在住の15歳から34歳までの男女。結果は以下の通り。○ドコモ利用者の7割が満足まず同調査では通話品質、通信品質、エリア展開についての総合的な満足度について尋ねた。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3キャリア別の満足度では、ドコモがトップとなった。「満足」と回答を得た割合はドコモが32.5%、auが25.1%、ソフトバンクが22.0%。これに「やや満足」を加えた割合はドコモが71.3%、auが63.5%、ソフトバンクが55.9%となり、ドコモが7割を超える利用者に支持されていることが分かった。続いて、東海4県の県ごとに「満足」「やや満足」について集計したところ、ほぼ全ての県でドコモが首位となった。職業別で「満足」「やや満足」を集計した結果でも、おおむねドコモ、au、ソフトバンクの順となっている。このほか、通信の用途別に通信品質の満足度を集計。結果は「SNSなどのコミュニケーション関連」や「Webサイトの検索・閲覧」など6項目すべてで、ドコモの満足度が高かった。ただし、「やや満足」を含めて集計では、「地図・ナビ」「写真や動画などのダウンロード、アップロード」の2項目でauがドコモを上回っている。さらに場所ごとの通信品質、通話品質の満足度についても調査。結果はすべてでドコモがトップだった。調査対象は自宅内、職場、学校、コンビニ/スーパーマーケットなど、ショッピングセンター/デパートなど、地下鉄、電車(地下以外)、レジャー施設の8カ所。***今回の調査では、通話品質、通信品質、エリア展開、総合のすべての項目でドコモがトップだった。県別、職業別、場所別などで集計した場合においてもドコモの満足度は高く、15歳から34歳までの男女に幅広く支持されていることが分かった。「やや満足」より「満足」の割合が高いのがドコモの特長で、同調査では、「なんとなくではなく明確に、若年層はドコモ回線に満足していると思われる」としている。
2015年01月07日一人暮らしなら、固定電話の契約をしないことが当たり前になりつつあるこの時代。最近では、インターネットの固定回線の契約をしない若者も少なくないという。ネットの通信環境の確保は、いまや若者が"最重要視"する項目のひとつ。それなのに、固定回線を契約しないとはどういうことだろうか。今回、話を聞いたSさんも、そんな今風の若者の一人だ。平日は帰宅時間が夜遅く、休日は出かけることが多いなど、家にいる時間が少ないSさん。固定回線を契約しないで、どのようなライフスタイルを送っているのだろうか。その秘密は、モバイルルータの活用にあるようだ。Sさんは都内に在住の25歳、都内に勤める会社員の男性。「気ままな一人暮らしをしている」とは本人談だ。彼はインターネットの固定回線を契約せず、モバイルルータだけでタブレット端末、自宅のPCに加えて、スマートフォンの通信も一部まかなっているという。インタビューは、まずはオーソドックスな質問からスタートした。まず、利用しているルータの種類と、そのルータを選んだ理由について聞いたところ、「UQコミュニケーションズのWiMAXルータを使用しています。自宅のみならず、外出先でも使用できるよう、どこでも通信できそうなWiMAX/ WiMAX 2+/ au 4G LTEが利用できる製品を選びました」とSさん。続いて、その使い勝手について聞いたところ、「使い始めてから約1年が経ちます。毎日、動画サイトを閲覧したり、TwitterやFacebookなどのSNSを利用しています。回線速度については特に不満に感じていません」とのことだった。このようにWiMAXルータを十二分に活用しているSさん。WiMAXルータを選択するまでの経緯と現在どのように使っているか、詳しく聞いてみた。○WiMAXルータに決めた理由と活用法2014年の春に、引越しが決まっていたSさん。ちょうど1年前の12月、プロバイダ探しをしていた。引越先の賃貸マンションでは、個人で固定回線のプロバイダと契約する必要があったという。「なるべく通信費は安く済ませたかったんです。そこでプロバイダの比較のため、何度か家電量販店で説明も受けました」とSさんは振り返る。家電量販店で販売員に固定通信サービスについて説明を受けたというSさんだが、「長時間、話を聞いたけれど、複雑な料金プランは何度聞いても理解できない部分がありました。また、開通までに1週間くらい時間がかかるというのと、工事のため自宅に業者が入るというのも正直、面倒だなと思いました」と語る。なによりも、「帰宅時間が遅い社会人に固定通信の運用費用は無駄なのでは? 」と強く感じていたという。そんな折、偶然JR秋葉原の駅構内でWiMAXルータの呼び込みを見かけたのだという。「実はそれ以前にも、モバイルルータは検討していたんです。NTTドコモのルータに、使いやすそうな製品がありました。でも通信容量に制限があり、それが不安材料でした」。スマートフォンやタブレットだけなら、毎月5GBもあれば足りるというSさん。でも自宅のPCで普段、月に何GBくらい使用しているのかが分からず、モバイルルータですべての通信をまかなえるのか疑問だったとのこと。「モバイルルータは通信容量に制限があるのが当たり前だと思っていました。そんなときに、秋葉原の駅構内で"WiMAXルータなら、速度制限なしでネットを使い放題"という呼び込みをやっているのが目に入って。足を止めて、スタッフのお姉さんにサービスの詳細を説明してもらいました」。手続きが非常に簡単だったことに加え、それまで検討していた携帯キャリアのモバイルルータよりも月額の利用料金が安かったことも決め手になったそうだ。Sさんは「家でも外でも固定回線並みの通信速度で利用したい。運用コストもできるだけ低く収めたい。契約も簡単に済ませたい。そんなワガママな願いが叶いました。自分にとって、ベストな選択だった」と話す。現在、Sさんが契約しているWiMAX 2+対応ルータ「HWD14」(ファーウェイ製)では、WiMAX(ノーリミットモード)、WiMAX 2+(ハイスピードモード)利用の場合、2年契約で3,880円/ 月で運用できるという。具体的な活用法としては、非常に簡単で「常に持ち歩く」だ。通勤時にはタブレット端末で接続し、ニュースサイトの巡回やメールチェックを行う。またメインで使用するスマートフォンのデータ容量を節約するためにも活躍。あらかじめ携帯キャリアの料金プランで設定されているデータ容量に達することはまずないとのことだ。自宅に戻ったら自身のノートPCと接続。モバイルルータのバッテリーが残り少ない場合は、クレードルに設置する。自宅でのインターネット利用は、お気に入りのWebサイトの巡回やニコニコ動画やYouTubeといった動画サイトの視聴がメインだ。なお動画サイトをストレスなく視聴するコツは先に目当ての動画を先に読み込んでおくことだという。高速なWiMAX通信とはいえ、やはり光ファイバーサービスにはかなわないが、Sさんのように工夫することで、固定回線と比較しても不自由ない通信環境を実現できるのだ。このように、モバイルルータを十二分に活用するSさん。通信容量に制限のないWiMAXルータを選択することで、固定回線を契約せずにモバイルルータ1台で自宅のインターネット環境を構築している。本稿を呼んでモバイルルータの運用に興味を持った方はSさんの活用法を参考にしてみては如何だろうか。
2014年12月12日ソフトバンクBBは31日、NTT東日本、NTT西日本が提供する光回線を使った独自の光ブロードバンドサービスを開始すると発表した。同時に、ソフトバンクモバイルは、同光回線サービスとセットで契約することで、ソフトバンクのスマートフォンなどの通信料から一定額を割り引くセット割引を提供すると公表した。一連の詳細は今後公表される。スマートフォンと光回線のセット割引は、本日、NTTドコモも提供を表明。KDDIはすでに「auスマートバリュー」という名称で割引サービスを提供しており、これで大手3キャリアの光回線を使ったセット割引が揃うことになる。ソフトバンクグループはこれまで、ADSL回線を使ったセット割引の「スマホBB割」をメインに取扱ってきており、今回の光回線サービス提供で、割引サービスが拡充される。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日NTTドコモは31日、NTT東西の光回線を利用した「ドコモ光」を来年2月より開始すると発表した。合わせて携帯電話回線とセットにした割引サービス「ドコモ光パック」も2015年2月より提供する。「ドコモ光」は、NTT東西の光回線を利用して提供するブロードバンドサービス。下り最大1Gbpsで、多様なISPが選択できる一体型料金を提供する。ドコモの携帯電話回線とセットでの割引サービス「ドコモ光パック」も合わせて用意する。具体的な料金については発表されなかったが、携帯電話の新料金プランの毎月の通信容量が多い上位プランほど、安く利用できる料金体系になる。同社の加藤薫社長は、「簡単・便利でリーズナブルな価格で使える、インターネット環境を提供したい。料金体系については、携帯電話の上位プランほどお得に使えることで、お客さまのメリットを高めていきたい」と話した。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月31日睡眠時間を削って深夜までネットをしているネット依存の人が年々増えているそうです。今回は、その現状と対策法をご紹介します。ネット依存の恐怖を知って、慢性睡眠不足にならないように一人一人の意識を変えていきましょう。「ネット依存」5年前の1.5倍にまで増加厚生労働省研究班が2013年に行った「インターネット依存」に関する調査で「ネット依存」が5年前の1.5倍にまで増加していることがわかりました。数字で見ると、421万人だそうです。スマホが普及したことで、誰とでもいつでも連絡がとれるようになったり、ネット上のコンテンツが充実していくことで、気付いたら何時間もインターネットをしていたり。インターネットの普及はメリットも多いものの、身体を壊しかねない恐ろしいデメリットがあるのです。これは、慢性睡眠不足を引き起こす原因にもなります。まずは、自分自身の生活を見返してみましょう。「ネット依存」で増える慢性睡眠不足な人々「ネット依存」とは、ただネットを使いすぎるということだけでなく、それが原因で健康や暮らしに影響が出る状態のことを言います。ネット依存という意識がない人でも、気がつくと思っていたより長時間ネットをしてしまっていたり、睡眠時間を削ってまでネットに没頭してしまったことがあったり、ネット依存予備軍に当てはまる人は多くいます。特に20~30代の男女に、ネット依存傾向にある人が目立つようです。健康や暮らしに影響はないから、といって軽視するのではなく、自分に大きく関わってくる問題だと考えるべきでしょう。特に、気付かぬところで睡眠時間を削ってしまっている可能性もあります。慢性睡眠不足の実態とは慢性睡眠不足は、なかなか気付きにくいものです。徐々に睡眠不足感が減っていき、睡眠をとらなくてもなんとかやっていけてしまう状態になってしまう可能性があります。しかし、慢性睡眠不足によって、体や心などに悪影響を与えているのは間違いありません。時間を区切ってネットをやるのは問題ありませんが、長時間没頭しすぎるのはデメリットが多すぎます。インターネットのコンテンツの充実により、今後もネット依存が増えることが考えられます。自分自身や身近な人がそうなる前に、自分自身で環境を変えていきましょう。特に慢性睡眠不足だという自覚がある人は要注意です。Photo by Federico Morando
2014年10月26日T-MEDIAホールディングスは、CCCグループが運営するTSUTAYA online等の全てのネットサービスを統合したネットサービス「T-SITE」を10月22日にオープンしたと発表した。「T-SITE」は、ログインしたユーザーの好みに合わせて、最新ライフスタイルニュース、映画、音楽、書籍などのエンタテインメント情報が集まる新たなネットサービス。T‐MEDIA社内に新設した編集部が作成したエンタテインメントとライフスタイル分野のオリジナルのニュース記事をはじめ、「Pen Online」「madameFIGARO.jp」「Newsweek日本版」等の約40のライススタイルメディアから提供された記事を配信。サービスの特徴として、ユーザーが閲覧した記事内容や、約5000万人のT会員データベースから導き出された興味・関心の傾向値に、音楽、映像、書籍、放送、人名、地域情報を体系的かつ作品の特徴情報を整理した商品データベースを用いて、ユーザーごとにおすすめの記事や商品を紹介する。また、ネット企業とのサービス提携や、ベンチャー企業向けのマーケティング支援プログラム「T-VENTURE PROGRAM」を通じ、「T-SITE」をオープンプラットフォームとして活用した、ネット上での新たなライフスタイル提案サービスを来春以降に提供を予定している。現在、「T-SITE」のオープンを記念してログインしたユーザーを対象にした「エンタメ1年無料キャンペーン」と「全員にTポイント5ポイントが当たるキャンペーン」を実施中。T-MEDIAは、今後も、顧客のライフスタイルがより豊かになるサービスの充実を図っていく。
2014年10月23日ケイ・オプティコムは21日、au回線を使ったMVNOサービス「mineo」がiOS 8に対応できず、利用不可であると発表した。また同日にAppleより公開されたiOSの最新バージョン「iOS 8.1」でも同様に利用できないという。「mineo」は、「au 4G LTE」による高速通信が利用可能なMVNOサービス。iOS 8では利用できなかったが、21日より公開されたiOS 8.1でも同様に利用ができなくなっている。利用できない理由について同社広報に問い合わせると「当社では、考えられうる対策や改善策を試したが、原因についてはわからなかった。もしかしたらApple側やKDDI側に不具合があるのかもしれない。今後はAppleに利用できるよう要望を出していく」との回答だった。iOS 8/8.1で利用できないことを受け、同社ではユーザーに対して、「mineo」のユーザーサポートページ上に「お知らせ」として利用不可であることをアナウンスしている。
2014年10月21日米人女性のネットショッピング事情近年、日本でも流行りつつあるネットショッピング。オシャレ女子からもファッションアイテムの購入方法として注目されていますが、ネットショッピング先進国のアメリカでの利用実態が明らかになりました。10月14日、POPSUGARは、同社が運営するWEBサイト「ShopStyle」において、アメリカ人女性に対してファッションアイテムに関するネットショッピングの利用について尋ねたところ、週1回以上買い物をする人が77%いることがわかりました。自宅以外、「退屈しのぎ」が多数また、ネットショッピングをする場所については、ゆっくりと買い物ができる自宅に95%もの支持が集まる一方で、職場で47%、外出中に40%、と自宅以外で活用している人も多いことが判明。さらに、リアル店で買い物中に利用する人が38%を占めました。ネットショッピングを利用する理由は、休暇やイベント用など必要性に応じて購入している人が57%いるのに対し、「仕事中のリフレッシュ」や「退屈しのぎ」との回答率も高く、様々な用途で利用されていることがわかりました。同調査では、リアル店での購入中のネットショッピングや、仕事のリフレッシュのひとつとしての活用に着目しており、今後もこのような利用方法が増えるのではないかと予測しています。【参考】・POPSUGAR プレスリリース(Value Press!)・ShopStyle
2014年10月16日ジャパンネット銀行はこのたび、10月8日午前8時より、ローソン・エイティエム・ネットワークス(以下LANs)とATM利用提携を開始すると発表した。これにより、ジャパンネット銀行のキャッシュカードを持っている顧客は、全国のローソンに設置しているLANsのATM(設置台数:10,465台(8月31日現在))を利用できるようになる。○【入出金手数料】3万円未満の取引:162円(消費税含む)3万円以上の取引:無料ローソンATMを含むジャパンネット銀行の提携ATMでは、入金手数料、出金手数料がそれぞれ毎月1回無料となる。取引金額にかかわらずその月の最初の入金・出金に適用する。なお、現在利用できる提携ATMは次のとおり。コンビニATM:セブン銀行ATM、E-net、@BΛNK銀行ATM:三井住友銀行、ゆうちょ銀行今後もジャパンネット銀行は、顧客のニーズに合った利便性の高いサービスの提供に努めていくとしている。
2014年10月02日友達とのLINEのやりとりや、テレビでも宣伝しているネットゲームなど、ネットが息抜きや楽しみになっている人も多いはず。でも、ついついネットを見ているうちにあっという間に休日が終わっていたり、電波や電池の状況でスマホが見られなくなってしまうと何をしていいか分からずパニクってしまったり、荒れている掲示板をイライラするとわかっているのについ見てしまったり…、そんなプチネット依存になっていませんか? 5年前のあなたは、そこまでネットに依存していたでしょうか?ネット依存による問題、と聞くと中高生のSNSによる「ネットいじめ」などが浮かびますが、大人もだいぶネット依存なようです。厚生労働省研究班が2013年に行った調査では、パソコンやスマホに没頭する「インターネット依存」の傾向のある成人男女は、全国で推計なんと421万人に上るそう。調査では「気がつくと思っていたより長い間ネットをしている」「睡眠時間を削って深夜までネットをしている」などの項目があり、身に覚えのある人も多いのでは? 調査の結果でも、依存傾向のある人は20~30代が目立ったそう。子供だけの問題じゃないんです。現在発売中の『節ネット、はじめました。』は34歳のネット依存だった女性著者がネットとの付き合い方を見直した「節ネット」本です。いまや生活にはなくてはならないネットを完全にやめる「脱ネット」は難しいでしょう。やめずに、節制していく「節ネット」についてふれた一冊です。節ネットにあたり大事なのは節制していく順番、とのことで、それを把握するためにも自分のネット履歴を見ることがすべてのはじまりなのだそう。ネット閲覧全てが悪いのではなく、履歴を見た後に後悔してしまう「黒ネット」と、見ていて楽しい「白ネット」に分け、黒ネットから退治していく節ネットの過程が、著者の実体験をもとに紹介されています。自慢ばっかりする友達のfacebookの書き込みをわざわざチェックして、案の定イライラしていませんか? そんな「黒ネット」を今日から減らしていきましょう。本書では節ネットのほか、ネット利用の節約方法についてもふれられています。あなたの月の通信費はいくらでしょうか? スマホだけでなく、家に回線を引いている人なら1万円を超える人も珍しくないはず。食費をがんばって節約するより、毎月一定でかかる通信費を大幅削減できたら、節約した通信費で海外旅行もできてしまうかも?ネットは生活に欠かせないツールですが、「ネットがないと生きてゆけない、何をしていいか分からない」では、だいぶ病的な依存状態といえます。この秋、節ネットでネットとの適切な距離感を見直してみてはどうでしょうか?『節ネット、はじめました。』の購入は、 こちら から
2014年09月27日住信SBIネット銀行はこのたび、オリコンが7月に発表した「2014年度オリコン顧客満足度(CS)ランキング ネット銀行部門」の「ネット銀行総合」において第1位の評価を得たと発表した。項目別評価においては「手数料」や「商品の豊富さ」で1位を獲得、年代別ランキングにおいても、10代・20代、30代、40代、50代以上で第1位の評価を得たという。オリコン顧客満足度(CS)ランキングとは、オリコンが、実際にサービスを利用した人の声を集め、顧客によるサービス利用満足度に基づき発表するランキング。○ランキング1位を獲得した項目「ネット銀行総合」「手数料」「サイトの使いやすさ」「商品の豊富さ」「付帯サービス」「定期預金」、「外貨預金」「男性」、「女性」同社は、インターネット専業銀行ならではの低コスト運営により、好金利の預金商品ならびにATM手数料無料や月3回までの振込手数料無料など、優位性のある商品・サービスを提供し続けているという。なお、個人の顧客のATM出金手数料は、セブン銀行、ビューアルッテのATMを利用の場合は無料。ゆうちょ銀行、イーネット、ローソンATMのATMを利用の場合は、合計で毎月5回まで無料、6回目からは1回108円(税込)。また、ビューアルッテでは預入れの取扱いはない。個人の顧客の振込手数料は、毎月3回まで無料、4回目からは1回154円(税込)。また、多様化する顧客のニーズに対応すべくWEBサイト・スマホアプリの充実、口座振替など各種決済サービスや、住宅ローンをはじめとする各種ローン商品の拡充に努めている。今後もインターネットの利便性を最大限に活用し顧客の期待やニーズに応えることができるよう、魅力ある金融サービスの提供に努めていくとしている。
2014年09月18日ネットリサーチを提供しているマイボイスコムは、「ネットスーパーに関するアンケート調査-第3回」をインターネット上で実施した。調査期間は10月1日から10月5日(回答数11,664件)。同調査によると、ネットスーパーの利用経験者は16.7%で、現在利用している人は11.3%。また、若年層でネットスーパーの認知率は低く、10代では「ネットスーパーを知らない」が2割弱みられた。利用経験者に「ネットスーパーを利用した理由」を聞いたところ、第1位「重いもの・かさばるものを届けてくれる(55%)」が最も多く、「買い物時間を節約できる(33%)」がつづいた。また、定期的に利用している人では、「買い物時間を節約できる」、「計画的に買い物ができる」など効率性にメリットを感じている人が多い。ネットスーパーでよく買うものとしては、「野菜」、「米、もち」、「飲料(アルコール除く)」、「牛乳、乳製品」が多く、女性20代・30代では、「牛乳、乳製品」、「精肉類、食肉加工品」が各4割強で、他の年代より多い傾向にある。さらに、利用するようになったきっかけは、第1位「インターネットショッピングサイト(25%)」が最も多く、次いで「店頭のポスターやチラシ、パンフレットなど(16%)」、「スーパーの公式サイト(13%)」となった。なお、今後ネットスーパーを利用したいと考えている人は25%。2011年調査時とほぼ同程度の結果となっている。詳しい調査結果は、同社ホームページ自主企画アンケート結果を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日ネット銀行の最大の特徴はネットで残高照会や振り込みなどができる点ですが、それは、一般の銀行のネットバンキングでもできますよね。ネット銀行独自の特徴としては、支店がない(あってもごく少ない)通帳がない自前のATMがないということが挙げられます。銀行の支店はたいてい人通りの多い場所に建っているので、店舗の賃貸料などがかかるうえ、窓口や営業職員などの人件費も必要です。また、通帳は預金者は無料で作ってもらえますが、その費用は銀行が負担しています。通帳は預金者数と同じかそれ以上の数あるわけですから、やはりかなりのコスト。ATMも、第9回「銀行やコンビニのATM、『時間外手数料』がかかるのはなぜ?」に書いたとおり、機械やメンテナンスなどにお金が必要です。ネット銀行は、こうしたさまざまなコストがかからない分、振り込み手数料などを安くしたり、預金の金利を高くしたりできるわけです。「手数料が安くて金利が高いのには、何かウラがあるんじゃないの?」と怪しむ人を時々見かけますが、理由はこうしたコストにあるのです。ネット銀行など新しい形の銀行は、収益源も一般の銀行と違っています。銀行は基本的に、預金者から集めたお金を企業に貸し出すのが仕事。そして、貸出金利と預金金利の差額が、銀行の利益となります。今は企業の資金ニーズは減り、金利も大きく下がって、銀行は昔のように貸出では利益を上げられなくなりました。そこで、第8回「一般窓口以外の銀行の『相談コーナー』、何を”相談”しているの?」にも書いたとおり、最近は金融商品を販売することで得られる手数料も収入源になってきています。一方、ネット銀行をはじめとする新しい銀行は、企業への貸出は行っていないところがほとんど。住宅ローン、カードローンなど個人向けの貸出や、金融商品の販売のほか、集めた預金を銀行自身が運用するなどして利益を得ています。また、セブン銀行のように、他の銀行から得られるATMの利用料を収益の柱にするという、新しいビジネスモデルの銀行も登場しています。このようにネット銀行は、預金者から見えている部分だけでなく、見えていない部分でもこれまでの銀行とは違っているといえます。なお、ネット銀行もすべて預金保険制度に加入しているので、万一破たんしても、預金者1人あたり1000万円とその利子までは払い戻されます。安全性という点では一般の銀行とまったく同じです。ネット銀行のデメリットとしては、銀行によっては、公共料金やクレジットカードの引き落としができなかったりする場合がある点です。こうしたことを踏まえて、ネット銀行と一般の銀行と上手に使い分けていくとよいでしょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月30日どれだけ安い?ネット保険「安い」というイメージのネット保険。実際のところ、大手生命保険会社の保険料とどれだけ違うのか。ネット保険は保険料が約半分例として30歳の男性が3000万円の保険金額を10年間確保するために必要な保険料を比較してみると、ネット生保である、ネクスティア生命の「カチッと定期」は3450円/月、同じくネット生保のライフネット生命の「かぞくへの保険」では3484円/月。これに比べて大手生命保険会社Aでは7200円/月、同様の生命保険会社Bでは7240円/月の保険料がかかる。(ネクスティア生命およびライフネット生命は無配当であるのに対し、大手2社は5年ごとの利差配当付定期保険)なんとこうして比べてみるとネット保険と大手生命保険会社とでは約2倍の差があることがわかる。付加保険料がカギこの違いの秘密は、付加保険料にある。保険料には、純保険料とよばれる支払いに備えて積み立てられるお金と、付加保険料という保険会社の運営費にあたるものが含まれている。その付加保険料がどれだけ抑えられるかがカギだ。しかし、これだけ違うと信頼度が心配になってしまうが、保険会社に万一のことがあった場合にはセーフティネットが用意されており、契約した保険がむだになってしまうことはない。そうは言っても、契約前には格付けやソルベンシー・マージン比率などで信用度をしっかりチェックしておきたい。
2010年09月12日