1月22日、三井住友銀行をかたるフィッシングサイトが開設されているとして、JPCERTコーディネーションセンターが運営するフィッシング対策協議会が注意喚起を行った。22日10時の時点でフィッシングサイトは停止を確認済みだという。ただし、類似のフィッシングサイトが公開される恐れもあるため、注意が必要としている。Webサイトは、三井住友銀行の本サイトを模倣しており、「偽サイトに誘導し湯とする不審なメールにご注意ください」という記述もそのまま流用されている。一方で、このサイトへ利用者を誘導するフィッシングメールは、SMS経由によるもので、一般的なEメールによる誘導とは異なるので注意が必要だ。こうしたフィッシングサイト、メールを発見した場合には、フィッシング対策協議会へ連絡するよう、同会では呼びかけている。
2016年01月22日ゆうちょ銀行はこのたび、山形県鶴岡市に本店を置く荘内銀行と共同で企画し、ゆうちょ銀行のATMブースに荘内銀行のロゴ等を大きく表示したATMを22日に、ヨークベニマル仙台六丁の目店(宮城県仙台市若林区六丁の目南町9-32 東側入口付近)に全国で初めて設置すると発表した。○荘内銀行の顧客の利便性がより一層向上するこのたびのATMの設置により、荘内銀行の顧客にもゆうちょ銀行のATMを利用できることが一目で分かることから、荘内銀行の顧客の利便性がより一層向上するという。ゆうちょ銀行によると「ATMの機能は従来のゆうちょ銀行のATMと同じで、他の金融機関のキャッシュカードをお持ちのお客様も利用できます。このたび設置したATMは、荘内銀行のロゴが大きく表示されていることから、荘内銀行のお客さまにも分かりやすくご利用できるようになります」としている。○ゆうちょATMのメリットゆうちょ銀行のATMは、全国に約27,200台(2015年3月現在)を設置ゆうちょ銀行のATMではゆうちょ銀行の通帳・キャッシュカードでの取り引きのほか、国内約1,400社の提携金融機関や海外の金融機関が発行したカードも利用可能
2016年01月21日じぶん銀行は20日、じぶん銀行を名乗る不審なメールが、同行の口座保有の有無にかかわらず、不特定多数の顧客へ発信されていると発表した。じぶん銀行とは一切関わりがない、フィッシング詐欺とよばれる偽のメールのため、注意を呼び掛けている。○「本人認証」や「個人情報の漏洩」などで偽サイトへ誘導このメールは、「本人認証」や「個人情報の漏洩」などの要件を語り、偽メール内のリンクから偽サイトへ誘導し、ログインパスワードや、確認番号の数字等を盗み取ろうとする。じぶん銀行は「不審なメールに記載のリンク先にアクセスしたり、添付されていたファイルを開いたりしないよう注意してほしい。万が一、不審なメールのリンク先にアクセスしてしまった場合、偽サイトでパスワードや確認番号表の数字の入力を求められても絶対に入力しないでください」としている。○配信されている偽メールについて偽メールの件名「じぶん銀行本人認証サービス」「じぶん銀行重要なお知らせ」「メールアドレスの確認」「じぶん銀行より大切なお知らせです」など偽メールのドメインbk@jibunbank.co.jp偽メールの一例じぶん銀行からのメールについてじぶん銀行から送るメールには、冒頭に顧客の名前を記載(じぶん銀行FXに関する通知メールのみ、顧客の名前を記載していない)している。メールについて、不審に思った場合は、むやみにリンクをクリックせず、まずメールの冒頭の名前を確認する。じぶん銀行からEメールで、パスワードなどの入力を依頼することは絶対にない。決して入力することのないよう注意する。不審なメールが届いた場合は安易にリンク先にアクセスしたり、添付ファイルを開いたりせず削除する。万が一、不審なサイトにパスワードなど入力した場合は速やかに、お客さまセンターまで連絡してほしいとしている。
2016年01月21日広島銀行は18日、個人インターネットバンキングスマートフォン版での投資信託メニューの取扱いを開始した。○手軽に資産運用を始めてもらう機会を提供するこのたびの取組みは、NISA(少額投資非課税制度)や職場積立NISAをきっかけに、幅広い世代で「投資信託を活用した資産運用」への関心が高まっていることをふまえ、手軽に資産運用を始めてもらう機会を提供する目的として実施するものだという。個人インターネットバンキング投資信託の全メニュー(購入、売却、積立投信契約、預り資産の状況等)がスマートフォンで使用可能になる。広島銀行によると「スマートフォンでも使いやすいよう、文字やボタンサイズを大きくし、操作性と視認性を高めています」としている。
2016年01月20日1月19日、じぶん銀行をかたるフィッシングサイトが開設されているとして、JPCERTコーディネーションセンターが運営するフィッシング対策協議会が注意喚起を行った。じぶん銀行は、昨年12月にも同行を装った不審な電子メールが出回っているとして注意喚起を行っていたが、19日12時の時点でフィッシングメールが出回っており、フィッシングサイトの公開も確認されている。現在、JPCERT/CCがサイト閉鎖のための調査を依頼中だが、類似のフィッシングサイトが公開される恐れもあるため、注意が必要だ。Webサイトは、じぶん銀行の本サイトを模倣しており、「パスワードや確認番号を盗み取る犯罪にご注意ください」という記述もそのまま流用されている。一方で、このサイトへ利用者を誘導するフィッシングメールの文面は稚拙な文章であるため、銀行からのメールではないと気付く可能性が高い。こうしたフィッシングサイト、メールを発見した場合には、フィッシング対策協議会へ連絡するよう、同会では呼びかけている。
2016年01月19日NTTデータは1月18日、同社が提供する金融機関向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」が北陸銀行に採用され、同日より提供が開始されたと発表した。北陸銀行の顧客は同アプリを利用することで、Androidスマートフォンからリアルタイムで入出金の明細を確認できるほか、入出金等残高変動時の自動通知を受けることが可能となる。北陸銀行は同アプリを用いて、顧客の位置情報を活用し、位置連動型プッシュ通知などを行うことができ、地域に密着した金融機関ならではのキャンペーンやお知らせなどを最適なタイミングで配信することが実現される。今回、北陸銀行は「地域のお客さまとのリレーション強化」の一環として、本サービスの採用を決定したとしている。金融機関向けスマートフォンアプリ「アプリバンキング」は、主に「バンキング」「マーケティング」「金融機関コンテンツ」の3つのメニューから構成されている。アプリから必要な情報を登録することで即座にインターネットバンキング(照会情報)を利用することが可能となる。
2016年01月19日住信SBIネット銀行はこのたび、純金積立の積立金を増額した顧客のうち抽せんで200名に1,000円をプレゼントする「純金積立積立額増額で現金プレゼントキャンペーン」を開始した。○キャンペーン概要期間:1月15日(金)~2月10日(水)申込み手続き完了分まで対象となる顧客:満20歳以上の個人対象となる取引:(1)新規に純金積立を申込みをする顧客…月々の積立金額を2,000円以上で申込みすること。(2)すでに純金積立を利用中の顧客…月々の積立金額を前月積立額(1月21日引落し分)よりも2,000円以上増額すること特典内容:抽せんで200名に1,000円をプレゼント特典提供時期:3月末頃に顧客の代表口座円普通預金に入金予定住信SBIネット銀行によると「お客様の"堅実な資産形成"の応援企画として、このたびのキャンペーンを実施した」としている。
2016年01月19日ゆうちょ銀行は18日、筑邦銀行とATM提携を開始した。○全国約27,200台のゆうちょATMで現金の引き出しなどを利用できる筑邦銀行のキャッシュカードを持っている顧客は、全国約27,200台のゆうちょATMで現金の引き出しなどを利用できるようになり、顧客の利便性がより一層向上するという。ゆうちょ銀行によると「このたびの提携によりゆうちょATMにて全国すべての地方銀行のカードが利用できるようになり、ますます便利になる」としている。
2016年01月19日東北銀行はこのたび、2月15日午前8時より同行の顧客がセブン銀行ATMを利用する際のサービス時間延長(24時間稼働)ならびに手数料改定をすると発表した。○サービス時間延長(24時間稼働)セブン銀行ATMの利用時間を以下の通り改定する○手数料改定セブン銀行ATMの利用手数料を以下の通り改定する。東北銀行によると「東北銀行ATMの利用手数料は変わりません。手数料改定に合わせ、手数料優遇(キャッシュバックサービス)などを開始します。詳細については、改めてお知らせいたします」としている。
2016年01月18日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2016年01月18日セブン銀行は13日、セブン銀行ATMにおける2015年の海外発行カード利用件数が585万件(前年比162%)と過去最高に達したと発表した。○全国に約22,000台ある全てのセブン銀行ATMで海外発行カードが利用可能セブン銀行は、全国に約22,000台ある全てのセブン銀行ATMにおいて、海外で発行されたキャッシュカードやクレジットカードなどで日本円を引き出すことができるサービスを提供しており、海外からの顧客やインバウンドビジネスにかかわる人々から高い評価を得ているという。セブン銀行によると、「全国にあるすべてのセブン銀行ATMで海外発行カードを使うことができます。ATM画面、明細票、音声などが多言語に対応しており、初めての方でも安心してお取引きできますので、ぜひ多くの方にご利用いただきたい」としている。海外発行カードの利用時は、ATM画面や明細票の表示を12言語(英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、タイ語、マレーシア語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、日本語)から選択可能。ATM音声も複数言語対応としている。12言語対応は、現在導入を進めている第3世代ATMを対象としている。2015年12月時点で、全国にあるATMの90%以上が第3世代ATMとなっている。セブン銀行は、今後も海外からの顧客が多く訪れる商業施設、空港・駅、観光地などへ積極的にセブン銀行ATMを設置し、政府の推進するビジット・ジャパンに貢献していくとしている。
2016年01月14日楽天銀行は、「円定期預金 年明け特別金利キャンペーン!」を実施している。○円定期預金(6ヶ月・2年)に特別金利を適用1月31日までのキャンペーン期間中、対象の円定期預金を預け入れた人に、以下の特別金利を適用する。キャンペーンの対象商品は、円定期預金(6ヶ月・2年)で、定期預金積立購入または「元利自動継続」、「元金自動継続」による継続分も対象となる。楽天銀行は、今後も顧客に魅力的な商品の提供を行っていくとしている。
2016年01月12日●企業の海外事業拡大などでドルの調達ニーズ高まるネット銀行をはじめ、各銀行では外貨預金のキャンペーンを積極的に行っている。実は、こうしたキャンペーンの背景には、銀行側の外貨に対するニーズが高まっているという事情があるという。では、個人投資家は、キャンペーンを活用して外貨預金をする際に、どこに注目して外貨預金をすればいいのだろうか。ジャパンネット銀行の担当者に聞いてみた。取材に応じてくれたのは、ジャパンネット銀行 市場商品事業部 市場商品企画グループ兼市場商品推進グループの吉田昌央氏と、市場商品事業部 市場商品企画グループ兼市場商品推進グループ 部長代理の曽根聖氏。まずは、なぜ銀行の外貨ニーズが高まっているかを吉田氏に聞いた。――銀行をはじめとする金融機関は、なぜ外貨を集めようとしているでしょうか?吉田 : 企業が海外での事業拡大やM&A、外債投資を積極化していることが一番大きな要因です。先月9年半ぶりにアメリカが利上げし、今後も段階的に利上げをしていくと見込まれています。利上げするということになると、ドルを借り入れるときのコストも今後高くなっていくということが見込まれますので、なるべく金利が低いうちにドルを集めておいて、それで投資や貸出に使いたいということでニーズが高まっています。――なるほど。海外事業拡大やM&Aでドルが必要になるということですね。吉田 : 昨年顕著だったのは、特にメガバンクを中心とした大手の銀行が、ドル建ての貸金を急激に増やしていたということです。国内の企業の資金需要が大幅に落ちている中で、なかなか国内でのビジネスにつなげられないということで、メガバンクを中心に積極的に海外の企業あての貸金を増やしたことによって、銀行全体のポートフォリオの中で、ドルを調達しなければいけないニーズが高まったということが、昨年の大きな動きだったと思います。――ドルで貸し付けるということですね。吉田 : 昨年を振り返りますと、企業が過去最高の収益をあげている中、国内の事業法人も潤沢な資金を保有している状況でして、本来であれば儲かったお金は設備投資なり、賃上げなりに使うのでしょうが、実際そういうことは起こっていない状況です。今の企業収益の上振れというのは、企業経営者からすると一時的なものと見ているのだと思います。何より、国内自体は人口が減っていくことが見込まれていますので、製造業なども設備投資をどんどん拡大して、国内需要に備えるというよりは、海外での事業拡大などに備えた動きをしています。――ドルを貸し付ける相手はどういったところになりますか。吉田 : アジアを中心とした現地法人、そういったところへの貸金を大幅に増やしています。過去最高のM&Aなども起こっておりますので、これも当然ドル資金を調達して、買収資金に充てなければいけません。また、世界の中央銀行が金融緩和を続けている中、昨年先進国で唯一、利上げをしたのがアメリカです。そういった中、日本国内の投資家も、日本国債の金利が極めて低く抑えられている中で、なかなか国内債の運用がほとんどできない状況でして、米国債への投資が増えているのも事実です。それは銀行だけではなく、生損保なども含め機関投資家全体でそういった動きになっています。――さまざまな要因があって、銀行などのドルの調達ニーズが高まっているわけですね。吉田 : 債券を買うにしろ、貸出をするにしろ、外貨がなければ海外で何もできませんので、そういった意味で、外貨をいかに調達していくかということで、みんなで競って外貨を調達しているという状況です。――今後の展開として、アメリカの利上げはドルの調達にどのような影響があるのでしょうか。吉田 : 12月の利上げは11月の初旬からマーケットは折り込んでいましたので、サプライズがないまま利上げを迎えることになりました。次は2回目の利上げ、今後どういったペースで、次の利上げが行われるのかということが市場の次の焦点になっています。そういった中、市場参加者はどれぐらいの期間で、どれぐらいのタイミングでドルを調達するとコストが安く済むかという点について、たえず状況を見ながらいろいろな金融機関が判断していくのだと思います。今年せいぜい2回ぐらいしか利上げができないのではないかというような見方をしている人もいますし、3カ月に1回ぐらいではないかという見方もありますから、市場動向を見ながらFRBがどう考えるかということになると思います。――ドルの調達が増えるのはいいのですが、アジア通貨危機のように、新興国からドルが引き上げられる懸念が言われています。その辺はどうですか。吉田 : そうした懸念を反映する動きは、昨年1年間で、利上げの思惑が高まる局面では起こってはいるのですが、今は落ち着いています。マーケットの想定以上に利上げのペースが早い、大きな幅の利上げが続く、となるとそういったことは起こる可能性はあると思います。上記の吉田氏の説明で、ドルの調達ニーズが高まっていることが理解していただけたのではないだろうか。次ページからは、こうした状況の中、外貨預金はどうなのかを曽根氏にお伺いする。●外貨預金で注意する点は?本ページでは、ジャパンネット銀行で外貨預金を担当する曽根氏に、外貨預金をする際に着目すべき点について、お伺いした内容を紹介する。――ドルの調達ニーズが高まる状況の中、外貨預金は個人投資家にとってどうなんでしょうか。通貨によっても違うと思いますが。曽根 : 外貨の調達のニーズが高まっているので、さまざまな銀行が外貨預金でキャンペーンをやっている中、外貨預金は伸びてきています。当行もお客様の数、投資額、残高において、伸びてきています。こうしたキャンペーンや金利優遇が多い中、何が重要かというと、為替の水準もあるのですが、取引に係る手数料に注意していただきたいのです。一般的に、外貨預金は為替手数料が高いことが難点です。例えば、預け入れ期間1カ月で金利5%(年利率)、1通貨あたりの手数料10銭の「パターン1」と、預け入れ期間1年で金利0.5%(年利率)、1通貨あたりの5銭の「パターン2」があったとします。おトクに見えるのは「パターン1」の方が、金利が高額でよく見えるのですが、実質的な利率で見るとそこまで大きな差はなくなってきます。また、為替手数料込みで計算すると「パターン2」の方が利益がでています。為替レートがどう動くかということもありますが、同じ条件で比べた場合には、為替手数料が割高になってしまうこともあります。――難しいですね。曽根 : 手数料が高いけれども、短い期間で高金利を選ぶ「パターン1」か、長い期間で金利は低いけれども手数料も低い「パターン2」を選ぶのか。どっちがいいのかは一概には言えないのですが、外貨預金は、表面的な金利だけではなく、「実質的な利率がどれくらいになるのか」「コストはどれくらいかかるのか」を併せて考えながら、コスト試算することが重要だと思います。――外貨預金のキャンペーンは、「何カ月物何%」などいろいろなパターンがあると思いますが、素人ではわかりにくい部分がありますね。1通貨あたり10銭というのは、高いわけですね。曽根 : 10銭と5銭では当然5銭の方がいいわけで、表面金利にとらわれて、高い金利だけを追いかけても実は為替手数料のコストが割高となってしまったという結果にならないように気をつけてほしいと考えています。――計算はどうやればいいのですか。曽根 : 概略とはなりますが、まず、外貨預金に預入する予定の外貨元本金額を確認します。利息額は、この外貨元本金額に金利を掛けて算出します。ただし、金利は通常、1年間持った場合の金利が示されています。要するに、提示されている金利は、通常、1年間持っていないと実現しません。ですので、外貨定期預金1カ月ものなら、提示されている金利のざっくり12分の1。3カ月ものであれば提示されている金利の12分の3。それに外貨元本金額を掛けた結果が、満期まで持っていたときの税引き前の利息額になります。為替手数料は、1通貨あたり10銭(0.1円)の為替手数料の場合、外貨元本金額に0.1円を掛けます。結果が、為替手数料になります。1ドル100円だった場合は、100万円持っていたら1万ドルです。1万ドル掛ける0.1円が手数料です。1000円になりますね。これが為替手数料です。なお、当行の米ドルの為替手数料は、業界最低水準の片道1通貨あたり5銭(0.05円)です。某メガバンクは片道1通貨あたり1円だったりしますから、リーズナブルだと考えています。――手数料が決まる仕組みはどのようなものなのでしょうか。曽根 : 当行の手数料が低く抑えられているのは、ネット銀行であること、およびリアルタイムレートでリアルタイム取引が可能だからです。他行の場合、お客様にわかりやすいようにということかもしれませんが、外貨預金の預入をする際に、預入為替レートが出てから数秒保持されます。でも、外国為替市場はリアルタイムの世界です。瞬時にマーケットの為替レートは変動しています。この場合、どちらの方がスプレッド(※)を安く抑えられるのかというと、リアルタイムレートでのリアルタイム取引の方が抑えられるのです。※ スプレッド : TTS(対顧客電信売相場)とTTB(対顧客電信買相場)の差リアルタイムではなく公表レートなどで取引をしている場合は、幅を持たせてレート提示しますので、そうなると為替手数料は高くなります。――リアルタームレートでの取引が手数料の安さにつながるわけですね。曽根 : はい。また、リアルタイムレートの提供は、お客様がレートやチャートを見ながら円高に振れたタイミングで預入、円安で払戻といった機動的な取引も実現いただけます。取引きしやすいプラットフォーム、水準、お客様にとって極力有利なプライスを出そうと思って頑張っているところです。――一口に外貨預金といっても、いろいろな違いがあるわけですね。本日は勉強になりました。ありがとうございました。
2016年01月12日住信SBIネット銀行はこのたび、1月27日よりVisaデビットとして日本初というVisa payWave(Visaペイウェーブ)および「円」・「米ドル」2種類の通貨による決済にも対応した、Visaデビット付キャッシュカードの取扱いを予定していると発表した。○ICキャッシュカードとVisaデビット機能が1枚になった新規に口座を開設したい人は、1月27日以降に口座開設の申込みを行うと、ICキャッシュカードとVisaデビット機能が1枚になったVisaデビット付キャッシュカードが発行される。既に住信SBIネット銀行に口座を持っていて、ICキャッシュカードからVisaデビット付キャッシュカードへ切替えたい人は、3月までに申し込みをすれば無料で発行される。認証番号カードからVisaデビット付キャッシュカードへの切替えはいつでも無料となっている。住信SBIネット銀行によると「国内外で利用できるVisa payWaveというかざすだけで決済できる電子マネーを搭載し、円以外に米ドルでの決済にも対応しています。当行では外貨預金も扱っているので、海外で利用するとクレジットカードより手数料などのコストが軽減できる」としている。○住信SBIネット銀行Visaデビット付キャッシュカードの主な特長デビット利用に応じてポイント付与1月開始予定のスマートプログラムポイントサービスの対象商品。月間のデビット利用金額合計×0.3%分がポイントとして貯まる(海外ATMでの現地通貨引出しおよび各種手数料はポイント付与の対象外)。さらに、利用金額に応じて最大17,500ポイントのスペシャル(ボーナス)ポイントも付く。スマートプログラムポイントサービスは、商品・サービスの利用状況に応じて現金に交換可能なポイントが貯まり、ランク制度によりさまざまな優遇が受けられる。円・米ドルの2通貨決済1枚のカードで、「円」・「米ドル」2種類の通貨による決済が可能。Visa payWave(Visaペイウェーブ)Visaが提供する非接触IC型の新しい決済方法であるVisa payWave(Visaペイウェーブ)を搭載した日本初のVisaデビットカード。カードの紛失・盗難による不正利用時の補償万が一、紛失や盗難に遭いカードの不正利用を被った場合、届けた日から30日前にさかのぼり被害を補償する。ただし、顧客の故意または過失に起因する被害など、補償できない場合がある。住信SBIネット銀行は、顧客に常に利用してもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。
2016年01月08日ソニー銀行は6日、米国ネバダ州ラスベガスにて現地時間6日より開催される「2016 International CES」(国際家電ショー)のソニーブース内において、4日にサービスを開始したVisaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET(ソニーバンク・ウォレット)」および、指紋認証対応の残高照会アプリ(4月サービス開始予定)を展示すると発表した。○「Sony Bank WALLET」と指紋認証対応の残高照会アプリを展示する「Sony Bank WALLET」は、デビット機能としては日本初(3通貨以上の預金口座から支払いや現金の引き出しができるデビットカードとして日本初。ダイヤモンド・ザイ調べ、2015/9/30時点)という日本円・米ドル・ユーロなどの11通貨に対応したカードで、1枚で世界200以上の国と地域でショッピングに利用できるほか、海外ATMから現地通貨を引き出せる。この「Sony Bank WALLET」の利便性をさらに高めるのが、残高照会アプリだという。指紋認証(指紋認証の対応OSはAndroid6.0以上を予定)によるワンタッチログインで「Sony Bank WALLET」の取引履歴や口座残高を確認できる。カードとアプリを組み合わせて使用すれば、いわば11通貨のお財布と通帳を、簡単かつ安全に持ち歩くことが可能になるとしている。ソニー銀行によると「『Sony Bank WALLET』は、グローバルに活躍する方に『外貨を自国通貨のように使える世界を提供したい』という想いで開発した。ソニー銀行が『新しい通貨のカタチ』を通してこれからの外貨の利用方法を提案する」としている。また、このたびの出展を機に「Finance×Technology」に一段と挑戦し、個人の顧客へより便利で先進的な金融サービスを提供していくとしている。○Sony Bank WALLET商品概要日本初、11通貨対応のデビット機能付きキャッシュカード外貨残高不足でも安心の「円からアシスト」搭載(特許申請中)国内ショッピングの利用額に対し最大2.0%を現金キャッシュバック○残高照会アプリ商品概要(4月サービス開始予定)「Sony Bank WALLET」の取引履歴や口座残高を即時に確認指紋認証によるワンタッチログイン
2016年01月07日ジャパンネット銀行は4日、数字選択式宝くじ「ロト7」「ロト6」「ミニロト」のインターネット販売を開始した。また、これを記念して、同日より「ロト」ネット販売開始記念キャンペーンを開始した。○ジャパンネット銀行の「ロト」の特徴買い逃し、当せん金の受け取り忘れの心配がない忙しい人でも、インターネットでいつでも宝くじを購入できる。定期購入予約もできるので、買い逃す心配がない。また、当せん金はジャパンネット銀行の口座へ自動入金されるので受け取り忘れがない。店頭購入時の申込カードをデザインした購入画面購入画面には、従来くじ売り場で使用している申込カードのマークシートデザインを採用し、店頭と同じ感覚で購入できるようにした。ジャパンネット銀行によると「マークシートのデザインは『ナンバーズ』のときもお客様から好評を得ており、このたびの『ロト』でも店頭で購入されるように違和感なく申込みができる」としている。当せん番号分析ページを用意直近3ヵ月と直近1年の当せん数字の出現回数を紹介している。○「ロト」ネット販売開始記念キャンペーンの概要期間:1月4日(月)~1月29日(金)内容:対象くじはロト7、ロト6、ミニロトA賞は、期間中に対象くじをいずれか合計500円以上購入した顧客の中から抽選で100名に、三井住友カードVJAギフトカード10,000円分をプレゼントする。B賞は、期間中に、対象くじをいずれか1口以上購入した顧客の中から抽選で4,000名に、Tポイント500ポイントがプレゼントされる。エントリー不要で、条件を満たすと自動的に抽選の対象となる。合計500円以上購入した顧客は、A賞・B賞とも抽選対象となるが、A賞・B賞の重複当選はない。今後もジャパンネット銀行は、顧客の幅広いニーズに応えることができるよう努めていくとしている。
2016年01月06日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2016年01月04日セブン銀行は25日、北海道の旭川空港でATMサービスを開始した。このたび設置された旭川空港のセブン銀行ATMは、日本の顧客はもとより、海外からの顧客も利用できる。○セブン銀行ATMは国内外で発行されたカードが利用可能セブン銀行ATMは、日本で発行された590社以上の提携金融機関のカードが利用可能なほか、海外で発行されたキャッシュカード、クレジットカードで「日本円」を引出すことが可能だという。セブン銀行によると「国際線の増便により、旭川空港を利用する海外からのお客様がとても増えています。セブン銀行のATMは、日本国内で発行されたカードだけではなく、海外で発行されたカードでもお取引できますので、多くの方にご利用いただきたいと思います」としている。セブン銀行では、今後も顧客のニーズに合った様々な場所にATMを設置し、より多くの顧客の利便性向上に努めていくとしている。同時に、海外からの顧客へATMで日本円を提供するサービスを通じて、日本政府が推進するビジット・ジャパン事業に貢献していくとしている。○旭川空港のATMサービスの概要サービス開始日:12月25日(金)設置場所:旭川空港1階到着ロビー内 ATMコーナー設置台数:1台営業時間:7時45分~20時30分(年中無休)利用可能カード:(1)海外で発行されたVISA(PLUSを含む)、MasterCard(MaestroとCirrusを含む)、中国銀聯、AmericanExpress、DinersClub、JCB、Discoverのカード。(2)銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク、JFマリンバンク、商工組合中央金庫、証券会社、生命保険会社、クレジットカード会社、信販会社、消費者金融会社、事業者金融会社など日本で発行された590社以上のカード
2015年12月25日住信SBIネット銀行はこのたび、「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」のAndroid版の提供を開始した。iOS版は11月30日に提供を開始している。○「マネーフォワード」をベースに顧客向けに便利な機能・情報を拡充したアプリ「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」は、マネーフォワード社が提供する自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」をベースに住信SBIネット銀行の顧客向けに便利な機能・情報を拡充したアプリケーション。住信SBIネット銀行によると「既に提供を開始しているiOS版のお客様からは、口座の残高がすぐに確認できたり、お得なお知らせなどが便利と好評を得ています。今後も、より便利に使いやすいようにリニューアルしていく予定」としている。Android版はGoogle Playからダウンロードして利用できる。なお、iOS版はApp Storeからダウンロードして利用できる。
2015年12月24日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年12月21日ゆうちょ銀行は16日、イギリスの送金事業者であるアースポート社との提携により、2016年1月4日から、一部の国の銀行口座あて国際送金について、仲介手数料および口座登記料が無料となるサービスを開始すると発表した。○送金金額がそのまま受取人の口座に入金される仲介手数料および口座登記料が無料となる対象国は、イタリア、オーストリア、オランダ、スペイン、スロバキア、フィンランドの6か国。現在、これらの国の銀行口座あて送金については、窓口での送金手数料以外に、送金金額から2~5ユーロの仲介手数料が差し引かれ、さらに口座登記料が差し引かれる場合があったが、同サービスの開始により、この仲介手数料と口座登記料が無料となり、送金金額がそのまま受取人の口座に入金されるようになるという。ゆうちょ銀行によると「窓口でかかる2500円の手数料以外に、今回の対象国であるイタリアなど6カ国については、アースポート社と提携したことで仲介手数料や口座登記料が無料となった。今後とも、ゆうちょ銀行の国際送金サービスをより一層便利に利用してもらえるよう、サービスの向上に努めていく」としている。
2015年12月18日住信SBIネット銀行はこのたび、12月より野村総合研究所(以下NRI)の協力を得て、ブロックチェーン技術(※1)を活用した将来の基幹・業務システム構築を目的とした実証実験を行うと発表した。(※1)「信頼できる第三者」を介在させずに参加者相互による分散型の合意形成を実現し、すべての取引の監査証跡管理を可能にする技術。ブロックチェーンで用いられている数学的暗号技術は「改ざんが非常に困難」「実在証明が可能」「一意の価値移転が可能」といった特徴を備えている。これらの特徴から、ブロックチェーンは暗号通貨にとどまらず、様々な資産の取引の流通基盤としての活用が期待されている。さらに、一般的な契約の記述・保管、および契約の自動執行といった用途での利用可能性も注目されている。○ブロックチェーン技術は有望なテクノロジーとして世界的に注目を集めている昨今、金融業界では「FinTech(金融とテクノロジーの融合)」という概念が注目されているが、なかでもブロックチェーン技術は有望なテクノロジーとして世界的に注目を集めているという。住信SBIネット銀行によると「ネット専業銀行として培った経験・ノウハウを生かして、金融分野のシステム構築に多くの実績を有するNRIの協力のもと、銀行業務へのブロックチェーン技術の活用にむけた実証実験に取組む」としている。実証実験ではブロックチェーン技術を活用し、基幹システムや業務システムへの適用に向けた検証事項の洗い出しと、検証用プロトタイプシステムを構築し、銀行業務への適用における成果や課題を検証することで、ブロックチェーン適用シーンの具体化に取組むという。なお、ブロックチェーン技術の実装は、ブロックチェーンのコア技術の開発において知見を有するDragonflyFintech社(※2)が行うことを予定している。(※2)独自アルゴリズムに基づきゼロベースで構築したブロックチェーン「NEM」のコア開発者である武宮誠氏をCEOとして8月に設立された会社。B2B分野における海外送金をおこなう独自ソリューションで「DragonflyPay」等の開発・提供をおこなっている。「NEM」は日本初のプライベート・ブロックチェーンプラットホームとして開発された「Mijin」(テックビューロ社)のベースともなっている。このたびのブロックチェーンの実装に際しては、パブリック・ブロックチェーンである「NEM」とプライベート・ブロックチェーンである「Mijin」を併用した評価・実証を想定している。住信SBIネット銀行は、最先端のIT(情報技術)を駆使して、金融業における近未来領域の開拓と、革新的な事業モデルの追求につとめていくという。また、顧客に常に利用してもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。
2015年12月17日セブン銀行は16日、海外で発行されたキャッシュカードやクレジットカードを利用して日本円を引出すことができるサービスをセブン銀行ATMで提供しており、海外発行カードのATM利用時にはATM画面、明細票、ATM音声を5言語対応としていたが、このたび12言語に拡大した。○海外発行カードをATMに挿入すると12言語に対応した言語選択画面が表示海外発行カードをATMに挿入すると、以下の言語選択画面が表示される。対応言語は英語および日本語・中国語(簡体字)・中国語(繫体字)・韓国語・タイ語・マレーシア語・インドネシア語・ベトナム語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語の12言語。セブン銀行によると「従来は訪日外国人旅行者の約4割の人しか利用できなかったが、12言語に対応したことで約9割以上の人が母国の言語でATMを操作できるようになる。対応言語の拡大は、新型の第3世代ATMを対象としており、全国21,000台のうち北海道と山口県を除いた約90%以上が第3世代ATM(11月末現在)となっている。2017年3月までにすべてのATMを第3世代ATMにする予定」としている。セブン銀行ATMでは、海外で発行されたキャッシュカードやクレジットカードなどのうち、以下のマークがあるもので、日本円を引出すことができる。セブン銀行は、今後も訪日外国人旅行者が多く訪れる商業施設、空港・駅、観光地などへ積極的にATMを設置し、さらなる利便性向上に努めていくとしている。
2015年12月17日フィッシング対策協議会は15日、ゆうちょ銀行をかたるフィッシングが出回っているとして注意を呼びかけた。ゆうちょ銀行をかたるフィッシングは、携帯電話のショートメッセージ(SMS)で送られる。内容は、同行のインターネットバンキングサービス「ゆうちょダイレクト」のパスワードが失効するため、更新を促すもの。フィッシング対策協議会では、不審なメールに対し、アカウント情報(お客さま番号)を入力しないよう呼びかける。一方、ゆうちょ銀行では、小包の配達業務を装いJAPAN POST取り扱い郵便局の問い合せを促す不審なメールを確認しているという。このメールでは、差出人の一部で「JAPAN POST」あるいは「日本郵政」と表示されるが、日本郵政株式会社とは一切関係ない上、ゆうちょ銀行では小包の配達業務も行っていないとする。同行では、不審なメールを受信した場合は安易にリンク先にアクセスしたり、添付ファイルを開いたりしないよう、注意を促している。
2015年12月16日楽天銀行は15日、3D Touch(クイックアクション)ログイン機能をスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」に導入した。iOS9以上、iPhone6s(plus)以降の機種で利用可能。Androidには対応していない。○表示されるサービスは「振込」「入出金明細」「定期預金」「マネーサポート」の4つこのたびの3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を使えば、スマートフォン向け「楽天銀行アプリ」のアイコンをプレス(通常よりも強く押すこと)し、表示されるサービスを選択後、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、利用したいサービスへショートカットログインができる(引き続き、ログインパスワード入力によるログインも利用可能)。表示されるサービスは「振込」、「入出金明細」、「定期預金」、「マネーサポート」の4つで、これまでのようにホーム画面から選択する必要がないため、より簡単・便利に利用できるという。なお、各サービス内で取引をする際には、別途、暗証番号の入力が必要。 3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を導入したスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」は、App Storeから無料でダウンロードできる。楽天銀行によると、「お客様の利用頻度の高い4つのサービスが表示される。一瞬でこれらのサービスを利用できるので、お客様の利便性は高まる。このような3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を導入したアプリを提供しているのは、恐らく日本の銀行では初めて」としている。
2015年12月16日セブン銀行は15日、2016年秋頃に「セブン銀行 デビット付きキャッシュカード」を発行することを決定したと発表した。○ICキャッシュカードとJCBデビットカード、電子マネーのnanacoを搭載「セブン銀行 デビット付きキャッシュカード」は、「セブン銀行ICキャッシュカード」に、ジェーシービー(以下JCB)が提供する「JCBデビットカード」の機能と、セブン・カードサービスが提供する電子マネー「nanaco」(※1)の機能を搭載したカード。デビット機能による支払いは、セブン‐イレブン、イトーヨーカドーをはじめとする国内外のJCB加盟店(インターネット上のオンラインショップを含む)で利用でき、利用するごとに「nanacoポイント」が貯まる(※2)。さらに、JCBまたはCirrusのマークがある海外のATMで、現地通貨を引出すことも可能だという。(※1)「nanaco」は、セブン・カードサービスが発行する電子マネーで、セブン-イレブンやイトーヨーカドーをはじめとする全国のnanaco加盟店約204,800店(10月末時点)で利用できる。貯まった「nanacoポイント」は、電子マネー「nanaco」に交換可能。(※2)一部、利用できない店舗やポイント加算対象外の商品もある。セブン銀行によると、「セブン&アイグループでは、インターネット通販と実店舗を連動させるオムニチャネルを推進してきた。これまでグループでは、前払いの電子マネー『nanaco』、後払いのクレジットカード『セブンカード・プラス』を提供してきたが、今回、即時払いのデビット付きキャッシュカードを決済手段として追加し、お客様のお役に立てるサービスを展開していく」としている。「セブン銀行 デビット付きキャッシュカード」の発行日、カードデザイン、利用時の特典(nanacoポイントの付与率)などの詳細については、確定次第告知するとしている。セブン銀行は、これからも顧客に便利で身近なサービスを提供していくとしている。
2015年12月16日住信SBIネット銀行は12月16日、12月から野村総合研究所の協力を得て、ブロックチェーン技術を活用した将来の基幹・業務システム構築を目的とした実証実験を行うことを発表した。ブロックチェーン技術とは、「信頼できる第三者」を介在させずに参加者相互による分散型の合意形成を実現し、すべての取引の監査証跡管理を可能にする技術。同社は、同実験でブロックチェーン技術を活用し、基幹システムや業務システムへの適用に向けた検証事項の洗い出しと、検証用プロトタイプシステムを構築し、銀行業務への適用における成果や課題を検証することで、ブロックチェーン適用シーンの具体化に取り組むという。なお、ブロックチェーン技術の実装は、ブロックチェーンのコア技術の開発において知見を有するDragonfly Fintechが行う予定となっている。
2015年12月16日住信SBIネット銀行は14日、「冬の"資産運用"応援特別企画」として円定期預金に特別金利を適用したキャンペーンを開始した。○キャンペーン概要期間:12月14日(月)~2016年2月28日(日)預入れ手続き完了分まで対象となる顧客:住信SBIネット銀行に口座を持っている顧客対象商品:預入期間「6ヵ月もの」、「1年もの」の円定期預金特別金利:12月14日(月)~2016年2月28日(日)までの適用金利
2015年12月15日山口フィナンシャルグループは10日、ジェーシービー(以下JB)とデビットカード発行にかかる提携に合意し、2016年春頃を目処に、グループ3行(山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行)において、全世界のJCB加盟店で利用可能なデビットカードの取扱いを開始する予定だと発表した。○JCBデビットカードの基本的な商品性対象者:個人の顧客向け利用方法:原則として預金口座の残高を上限としてカードの利用が可能利用可能加盟店:クレジットカードと同様に、日本国内や世界各国のJCB加盟店で利用が可能。一部利用できない加盟店がある支払方法:1回払いのみ山口フィナンシャルグループによると「デビットカード利用の都度、あらかじめ登録していただいたメールアドレスへの通知や、後日Web上にて利用履歴を確認できるサービスも提供する」としている。
2015年12月14日富山銀行は7日、個人向けインターネットバンキングサービス「とやまダイレクトバンキング」の機能を拡充し、富山銀行本支店の普通預金口座と貯蓄預金口座への振込みについて、平日の夜間や休日を問わず24時間365日「即時入金」できるサービスを開始した。○富山銀行本支店への振込時間帯(当日扱い)富山銀行によると「振込先の口座が当座預金および他行口座の場合は、振込時間帯に変更はなく、ATM、窓口での取扱い時間についても変更はない」としている。
2015年12月11日