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娘がちょうど1歳のとき、食事用の椅子から落ちて頭を打ってしまいました。寝る前に突然嘔吐し、医師の診察をお願いしようと電話すると、「救急車を呼んでください」との指示が……。私が後悔したことと、その後の対策をまとめた体験談です。食事の椅子から抜け出そうとする娘娘の食事は、テーブル付きのハイローチェアに座らせて与えていました。娘は食への関心が少なく、いつもあまり食べずに椅子から抜け出していました。そんなある日、17時ごろの食事の時間に、娘はいつものようにハイローチェアから降りようとしてバランスを崩してしまい、頭から落ちてしまったのです。 そして、窓の近くに置いてあったため、娘は窓枠部分に頭をぶつけてしまいました。ぶつけた直後は大泣きしていましたが、その後はいつも通りに過ごしていました。 夜中に突然の嘔吐普段、嘔吐することが少ない娘でしたが、21時半ごろに突然、7~8回嘔吐してしまいました。吐いたあとの娘はいつも通りの様子だったものの、私は夕食時に娘が頭を打ったことが気にかかりました。そこで、家に医師が訪問して診察してくれるサービスに電話をかけたところ、「念のため救急車を呼んでください」とのこと。 救急車を呼び、22時ごろに脳外科に搬送されました。娘は、CTスキャンが怖くて泣き叫び、夫と検査技師さんの2人がかりで押さえて一緒に入ることに。検査の結果、何も問題がなかったことは救いでした。 反省と対策椅子から娘が出ようとしていたときに、「いつもうまく出られているから大丈夫だろう」……そんなふうに思っていたことを反省しました。私は同じような事故が起きないためにはどうすれば良いのか考え、環境の見直しが必要だと思いました。 そして、娘の食事は私の膝の上で食べさせることに。娘は、ハイローチェアに付属している子ども用のテーブルではなく、親が使っているテーブルで食べたかったのかもしれません。食べる場所を変えてからは、落ち着いて食事するようになりました。 地域の子どもセンターの方からアドバイスその後、地域の子どもセンターの方に家具の配置を見てもらい、アドバイスしてもらうことに。ハイローチェアは窓枠から離れた場所に設置。ほかにも、家具と家具の隙間をなくして歩けないように対策するなど、まだおぼつかない足どりの娘がつまずいてけがしてしまわないような配置になりました。これ以降、家のなかでは「危ない!」と感じることがグッと減りました。 いつもできているから「大丈夫だろう……」。こんなふうに油断して、娘が危険な目にあってしまいました。過信することなく、子どもにとって安全に過ごせる環境づくりが大切だと感じました。 ※ハイローチェアなどの椅子に赤ちゃんを座らせる際は、付属のベルトをしっかり締めるようにしましょう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:本田ひな/女性・ライター。2歳女児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。イラスト:しおん ※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月06日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、育児中に使う便利グッズについて教えてくれました。育児がラクになるような便利なグッズが増えていますが、正しい使用方法で使わないと危険なことも……!? ぜひ参考にしてくださいね。育児中に使うさまざまなグッズは、とても便利なものがあります。しかし、使用方法によっては危険があり、注意が必要です。今回は3つの育児グッズを例にお話しします。 前向き抱っこひも赤ちゃんが前向きの抱っこができるタイプの抱っこひもは、通常のママと対面している抱っこひもに比べて、周りの様子がよく見えるので赤ちゃんの機嫌が良くなったり、動物園や水族館などで周りが見やすくお出かけで活躍します。 しかし、赤ちゃんにとっては、周りから入る刺激が多く、脳に入った情報量が処理できずに夕方のグズりや夜泣きの原因になることもあります。 また、前向き抱っこは、赤ちゃんがしがみついたり、つかまるところがなく、踏ん張りがきかず、抱っこしている大人の動きで揺らされてしまうので、体勢によっては赤ちゃんの体の負担になることがあります。 前向きタイプの抱っこひもを使用する際には以下のことに注意点しましょう。 ・長時間は避ける・赤ちゃんの様子に注意する・寝てしまったら通常の対面の抱っこに戻す・抱っこしている人の腰に負担がかかりやすいので、腰の悪い方や筋力の弱い女性などは避けたほうが良い・メーカーが推奨している使用可能時期(月齢)をしっかりと守る 寝返り防止クッション、ベビーベッドの柵カバー寝返りをし始めたころは、うつ伏せ寝になってしまうことがあり、寝返り防止クッションを使用することがあります。 寝返り防止クッションは、それを越えて寝返りする場合があり、顔を塞いだ体勢になってしまうと自力で戻れなくなることがあります。寝返り防止クッションを使用する場合は、赤ちゃんから目を離さないようにすることを心がけましょう。 また、ベビーベッドの柵の間に手や足、頭が入り込まないように、柵に布製のカバーをすることがあります。ベビーベッドの柵カバーは、外側から赤ちゃんの様子を見ることができないので、顔を塞いでしまったときに気づかない危険性があります。 寝ているときは、赤ちゃんの周りにできるだけものを置かないようにするのが基本です。硬めのマットにして、寝返りしてうつ伏せになっても口を塞がない工夫をしていきましょう。 ハイローチェアやバウンサーハイローチェアやバウンサーは、日中リビングで過ごすとき、目が届くところに寝かせておけたり、揺れることで機嫌が良くなる赤ちゃんも多く、活用しているパパやママも多いかと思います。 しかし、少しの間と思いベルトを固定していないと、寝返りができていない時期であっても、体を元気に動かしていると反動で落ちてしまうことがあります。固定ベルトは必ず使用し、手が届くところにおいていけないときには高さを一番低くしておくと安全です。 まとめ育児グッズを使用する前には、使用上の注意について説明書をよく読んで正しく使用することが大切です。どのグッズもメリットやデメリットを理解して、じょうずに活用してくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。
2024年02月09日出産祝いでいろいろな方からおくるみをもらい、気付けば全部で8枚のおくるみを手にした私。正直「こんなにもらっても困る……」というのがもらった当初の思いでしたが、想像以上におくるみが使えることを発見し、毎日大活躍! 今回は、おくるみのちょっと意外な活用法をご紹介します。おくるみ活用法【1】授乳ケープ大判サイズのおくるみは、授乳ケープとしても活用できました。おくるみの端と端を首の後ろに巻いて結べば、他人に見せたくない部分をしっかりカバーできます。 おくるみは、汚れても洗濯機で洗うことができるうえに、赤ちゃんの肌に触れても安心な素材が使用されているから、授乳ケープにもぴったり。母子ともに外出先での授乳のストレスが軽減されました。専用の授乳ケープは購入せず、おくるみで代用すれば経済的でもあります。 おくるみ活用法【2】ハイローチェアのカバー離乳食が始まると、ハイローチェアを使用するお母さんも多いのではないでしょうか? ハイローチェアのお悩みの1つにカバーの洗濯があります。赤ちゃんは食べ物をこぼしたり、汚れたままの手でカバーを触ったり……。頻繁に洗わないといけないのはちょっとストレスです。 カバーをはずして洗濯して、またカバーを取り付ける。そんな面倒な手間もおくるみで解決しました。カバーの上にさらにカバーという形でおくるみを敷いて赤ちゃんを座らせると、汚れてもさっとはずして洗濯できます。 おくるみ活用法【3】おむつ替えシート外出先でのおむつ替え。古びたおむつ替えベッドや汚したくない車の中など、望ましくない場所でおむつ替えをしないといけない場面もあるかと思います。そんなときもさっと1枚おくるみを敷くだけで、赤ちゃんも衛生的なところに寝かせられるうえに、汚してしまうリスクも軽減できます。万一汚れた場合はさっと予洗いしてから洗濯機へ。おくるみなら気軽に洗えるからストレスも少なくなりました。 寝室・ハイローチェア・車・お出かけバッグなど、おくるみはいろいろな場所で大活躍。私のようにたくさん持っている方は、各所におくるみをスタンバイさせておきたいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:古川 花子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2023年04月03日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、育児中に使う便利グッズについて教えてくれました。育児がラクになるような便利なグッズが増えていますが、正しい使用方法で使わないと危険なことも……!? ぜひ参考にしてくださいね。育児中に使うさまざまなグッズは、とても便利なものがあります。しかし、使用方法によっては危険があり注意が必要です。今回は3つの育児グッズを例にお話しします。 前向き抱っこ紐赤ちゃんが前向きの抱っこができるタイプの抱っこ紐は、通常のママと対面している抱っこ紐に比べて、周りの様子がよく見えるので赤ちゃんの機嫌が良くなったり、動物園や水族館などで周りが見やすくお出かけで活躍します。 しかし、赤ちゃんにとっては、周りから入る刺激が多く、脳に入った情報量が処理できずに夕方のぐずりや夜泣きの原因になることもあります。 また、前向き抱っこは、赤ちゃんがしがみついたり、つかまるところがなく、踏ん張りがきかずに抱っこしている大人の動きで揺らされるので体勢によっては、赤ちゃんの身体の負担になることがあります。 前向きタイプの抱っこ紐を使用する際には以下のことに注意点しましょう。 ・長時間は避ける・赤ちゃんの様子に注意する・寝てしまったら通常の対面の抱っこに戻す・抱っこしている人の腰に負担がかかりやすいので、腰の悪い方や筋力の弱い女性などは避けた方が良い・メーカーが推奨している使用可能時期(月齢)をしっかりと守る 寝返り防止クッション、ベビーベッドの柵カバー寝返りをし始めたころは、うつ伏せ寝になってしまうことがあり、寝返り防止クッションを使用することがあります。寝返り防止クッションは、それを越えて寝返りをする場合があり、顔を塞いだ体勢になってしまうと自力で戻れなくなることがあります。寝返り防止クッションを使用する場合は、赤ちゃんから目を離さないようにすることを心がけましょう。 また、ベビーベッドの柵の間に手や足、頭が入り込まないように、柵に布製のカバーをすることがあります。ベビーベッドの柵カバーは、外側から赤ちゃんの様子を見ることができないので、顔を塞いでしまったときに気づかない危険性があります。 寝ているときは、赤ちゃんの周りに出来るだけものをおかないようにするのが基本です。硬めのマットにして、寝返りしてうつ伏せになっても口を塞がない工夫をしていきましょう。 ハイローチェアやバウンサーハイローチェアやバウンサーは、日中リビングで過ごすときに、目が届くところに寝かせておけたり、揺れることで機嫌が良くなる赤ちゃんも多く、活用しているママやパパも多いかと思います。 しかし、少しの間と思ってベルト固定をしていないと、寝返りができていない時期であっても、からだを元気に動かしていると反動で落ちてしまうことがあります。固定ベルトは必ず使用し、手が届くところにおいていけないときには高さを一番低くしておくと安全です。 まとめ育児グッズを使用する前には、使用上の注意について説明書をよく読んで正しく使用することが大切です。どのグッズもメリットやデメリットを理解して、上手に活用してくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年12月28日出産祝いでいろいろな方からおくるみをもらい、気付けば全部で8枚のおくるみを手にした私。正直「こんなにもらっても困る……」というのがもらった当初の思いでしたが、想像以上におくるみが使えることを発見し、毎日大活躍! 今回は、おくるみのちょっと意外な活用法をご紹介します。おくるみ活用法【1】授乳ケープ大判サイズのおくるみは、授乳ケープとしても活用できました。おくるみの端と端を首の後ろに巻いて結べば、他人に見せたくない部分をしっかりカバーできます。 おくるみは、汚れても洗濯機で洗うことができるうえに、赤ちゃんの肌に触れても安心な素材が使用されているから、授乳ケープにもぴったり。母子ともに外出先での授乳のストレスが軽減されました。専用の授乳ケープは購入せず、おくるみで代用すれば経済的でもあります。 おくるみ活用法【2】ハイローチェアのカバー離乳食が始まると、ハイローチェアを使用するお母さんも多いのではないでしょうか? ハイローチェアのお悩みの1つにカバーの洗濯があります。赤ちゃんは食べ物をこぼしたり、汚れたままの手でカバーを触ったり……。頻繁に洗わないといけないのはちょっとストレスです。 カバーをはずして洗濯して、またカバーを取り付ける。そんな面倒な手間もおくるみで解決しました。カバーの上にさらにカバーという形でおくるみを敷いて赤ちゃんを座らせると、汚れてもさっとはずして洗濯できます。 おくるみ活用法【3】おむつ替えシート外出先でのおむつ替え。古びたおむつ替えベッドや汚したくない車の中など、望ましくない場所でおむつ替えをしないといけない場面もあるかと思います。そんなときもさっと1枚おくるみを敷くだけで、赤ちゃんも衛生的なところに寝かせられるうえに、汚してしまうリスクも軽減できます。万一汚れた場合はさっと予洗いしてから洗濯機へ。おくるみなら気軽に洗えるからストレスも少なくなりました。 寝室・ハイローチェア・車・お出かけバッグなど、おくるみはいろいろな場所で大活躍。私のようにたくさん持っている方は、各所におくるみをスタンバイさせておきたいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:古川 花子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年04月07日出産祝いでいろいろな方からおくるみをもらい、気付けば全部で8枚のおくるみを手にした私。正直「こんなにもらっても困る……」というのがもらった当初の思いでしたが、想像以上におくるみが使えることを発見し、毎日大活躍! 今回は、おくるみのちょっと意外な活用法をご紹介します。 おくるみ活用法【1】授乳ケープ大判サイズのおくるみは、授乳ケープとしても活用できました。おくるみの端と端を首の後ろに巻いて結べば、他人に見せたくない部分をしっかりカバーできます。 おくるみは、汚れても洗濯機で洗うことができるうえに、赤ちゃんの肌に触れても安心な素材が使用されているから、授乳ケープにもぴったり。母子ともに外出先での授乳のストレスが軽減されました。専用の授乳ケープは購入せず、おくるみで代用すれば経済的でもあります。 おくるみ活用法【2】ハイローチェアのカバー離乳食が始まると、ハイローチェアを使用するお母さんも多いのではないでしょうか? ハイローチェアのお悩みの1つにカバーの洗濯があります。赤ちゃんは食べ物をこぼしたり、汚れたままの手でカバーを触ったり……。頻繁に洗わないといけないのはちょっとストレスです。 カバーをはずして洗濯して、またカバーを取り付ける。そんな面倒な手間もおくるみで解決しました。カバーの上にさらにカバーという形でおくるみを敷いて赤ちゃんを座らせると、汚れてもさっとはずして洗濯できます。 おくるみ活用法【3】おむつ替えシート外出先でのおむつ替え。古びたおむつ替えベッドや汚したくない車の中など、望ましくない場所でおむつ替えをしないといけない場面もあるかと思います。そんなときもさっと1枚おくるみを敷くだけで、赤ちゃんも衛生的なところに寝かせられるうえに、汚してしまうリスクも軽減できます。万一汚れた場合はさっと予洗いしてから洗濯機へ。おくるみなら気軽に洗えるからストレスも少なくなりました。 寝室・ハイローチェア・車・お出かけバッグなど、おくるみはいろいろな場所で大活躍。私のようにたくさん持っている方は、各所におくるみをスタンバイさせておきたいですね。 監修/助産師REIKO著者:古川 花子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2021年04月12日出産祝いでいろいろな方からおくるみをもらい、気付けば全部で8枚のおくるみを手にした私。正直「こんなにもらっても困る……」というのがもらった当初の思いでしたが、想像以上におくるみが使えることを発見し、毎日大活躍! 今回は、おくるみのちょっと意外な活用法をご紹介します。 おくるみ活用法【1】授乳ケープ大判サイズのおくるみは、授乳ケープとしても活用できました。おくるみの端と端を首の後ろに巻いて結べば、他人に見せたくない部分をしっかりカバーできます。 おくるみは、汚れても洗濯機で洗うことができるうえに、赤ちゃんの肌に触れても安心な素材が使用されているから、授乳ケープにもぴったり。母子ともに外出先での授乳のストレスが軽減されました。専用の授乳ケープは購入せず、おくるみで代用すれば経済的でもありますね。 おくるみ活用法【2】ハイローチェアのカバー離乳食が始まると、ハイローチェアを使用するお母さんも多いのではないでしょうか? ハイローチェアのお悩みの1つにカバーの洗濯があります。赤ちゃんは食べ物をこぼしたり、汚れたままの手でカバーを触ったり……。頻繁に洗わないといけないのはちょっとストレスですよね。 カバーをはずして洗濯して、またカバーを取り付ける。そんな面倒な手間もおくるみで解決しました。カバーの上にさらにカバーという形でおくるみを敷いて赤ちゃんを座らせると、汚れてもさっとはずして洗濯できます。 おくるみ活用法【3】おむつ替えシート外出先でのおむつ替え。古びたおむつ替えベッドや汚したくない車の中など、望ましくない場所でおむつ替えをしないといけない場面もあるかと思います。そんなときもさっと1枚おくるみを敷くだけで、赤ちゃんも衛生的なところに寝かせられるうえに、汚してしまうリスクも軽減できます。万一汚れた場合はさっと予洗いしてから洗濯機へ。おくるみなら気軽に洗えるからストレスも少なくなりました。 寝室・ハイローチェア・車・お出かけバッグなど、おくるみはいろいろな場所で大活躍。私のようにたくさん持っている方は、各所におくるみをスタンバイさせておきたいですね。 監修/助産師REIKO著者:古川 花子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年04月21日子どもの安全に配慮しているつもりでも、ちょっとした気のゆるみで大きな事故につながってしまうこともあります。子育て中の私も、子どもの安全には気を配っていたつもりでしたが、時が経つにつれてつい油断してしまうことも……。そんなときに起きてしまったヒヤリとしたできごとを、状況別に3例ご紹介します。 ハイローチェアからの落下 子どもをハイローチェアに乗せるとき、最初のころはどんなに短い時間でも必ずしっかりとベルトを付けていました。「ベルトをせずに乗せるなんてありえない!」とすら思っていたのに、いつの間にか「ちょっとだけなら……」と短い時間の場合はベルトを使わないことも……。 子どもの腰がすわったころだったので自分で起き上がり、そのまま前に倒れて顔から落ちてしまいました。幸いなことに怪我はありませんでしたが、大怪我をしてしまう可能性も十分にあります。それ以来はどんなに短い時間でもベルトを必ず付けています。 床に落ちていた〇〇をぱくり 私がごはんを作っているときのこと、子どもの「おえっおえっ」という苦しそうな声が聞こえてきました。急いでわが子の口の中を見ると、私が机に放置してしまっていた留め具のモールが子どもののどに引っかかっていました。どうやらモールは机の上から床に落ちていたようです。 モールはなかなか取れず、本当に焦りましたが、何とか手で取り出せてその場は落ち着きました。誤飲につながりそうなものはすべて手の届かないところに置き、床にも誤飲につながるものがないか、よく確認しなければならないと改めて感じました。 放置したかばんから取り出した小銭をなめなめ お出かけから帰ってきて、私はかばんを開けたまま放置していました。すると、気付かぬうちに、子どもがかばんから財布を取り出し、小銭をなめて遊んでいました。 完全に口には入れていなかったのですぐに返してもらい、事故は起こりませんでしたが、もし小銭を飲み込んでいたらと思うとヒヤリとした場面でした。お出かけから帰ってきたら、かばんの口をしっかり閉じ、さらに手の届かないところにしまうほうが安全だと反省したできごとでした。 3つの例のように、育児に慣れてきたころのちょっとした油断から、わが子を危険にさらしてしまいました。身近に潜む危険には十分気をつけたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:白木あい2歳の男児の母。保育士・幼稚園教諭の資格を取得。保育士として勤務後、出産を機に退職し、専門知識や子育て経験をもとに記事執筆をおこなう。
2020年02月10日数あるベビーグッズの中でも、「育児が楽になる」という声が多く、多くのパパママが取り入れているアイテムがバウンサーです。しかし、バウンサーには様々なタイプがあり、いつからいつまで使えるのか、どういうタイプを選ぶと長く使えるのかわかりにくいという声も。そこで今回は、バウンサーの適切な使用期間や、機能による対象月齢の違いを紹介します。育児をサポートしてくれるバウンサー選びの参考にしてください。そもそもバウンサーの役割とは?バウンサーは、揺れる仕組みになっている赤ちゃん用のイスです。揺れると安心するという赤ちゃんの特性を活かして、心地よい環境を用意してあげるというもの。実際にどんな場面で役に立つのか、見ていきましょう。家事の時間をとれる食事の準備や掃除、洗濯などの家事をこなさなければならないときも、バウンサーがあれば、安心して集中することができます。抱っこひもを使うという方法もありますが、ママの体の負担を考えると、やはりバウンサーが便利です。また、お手洗いやお風呂など、どうしても赤ちゃんを見ていられないときにも役立ちます。赤ちゃんがご機嫌になるバウンサーは赤ちゃんを寝かしつけたり、あやしたりできるよう、揺れる機能がついています。抱っこしないとなかなか泣きやんでくれないという赤ちゃんでも、バウンサーの揺れを気に入ってくれるケースは多いようです。自分の動きによってバウンサーが揺れることに気づくと、体を動かして揺れを楽しむようになります。移動時に便利コンパクトなバウンサーであれば持ち運びが楽なため、帰省や旅行などの外出時にも役立ちます。また、赤ちゃんは常に目を離すことができないので、キッチンや脱衣所など家の中を移動する際も、場所を取らずスムーズに持ち運べます。 バウンサーはいつからいつまで使うもの?バウンサーには様々なタイプがあり、付いている機能によって適切な対象月齢が異なります。機能ごとに、いつからいつまで使えるのか、おおよその目安を説明します。リクライニング機能付きバウンサーには、角度を変えて使えるリクライニング機能がついているものがあります。このタイプは首がすわっていない赤ちゃんでも対応できるため、0カ月の新生児から2歳頃まで使えるものが多くなっています。月齢が低いときや寝かしつけたいときは背もたれの角度をゆるやかにして、遊ばせたいときは背もたれを起こすというように、角度を調整することで成長や用途によって使い分けることができます。キャスター付き赤ちゃんが成長すると、バウンサーに乗せたまま家の中を移動するだけでも一苦労です。キャスター付きのバウンサーは、赤ちゃんが大きくなっても移動させやすいことを前提にしているものが多く、対象体重18㎏まで対応可能な製品が中心になっています。対象月齢は0カ月から4歳頃までと、比較的長く使えるタイプが多く見られます。また、バウンサーには、赤ちゃんの動きやママが揺らすことで動く手動タイプと、自動で揺れる電動タイプがあります。電動タイプのバウンサーは製品そのものの重量が重い傾向にあるため、キャスター付きが多く見られます。ハイローチェアへの切り替え機能付きバウンサーの「揺らす」機能に加え、ハイローチェアとしても使える製品が多く出ています。ハイローチェアは高さを調節できるイスで、お昼寝をさせる簡易ベッドとして使用したり、赤ちゃんの目線を高くしてママに近づけたり、食事のときに座らせたりと様々な用途があります。赤ちゃんが成長してバウンサーとして使用しなくなったあとも、ロッキングチェアとして使えるため、長く使えるものが多くなっています。対象月齢は0カ月から4歳頃までのものが中心です。また、専用テーブルが付いているものもあり、座らせたまま離乳食をあげたりオモチャで遊ばせたりすることができます。耐荷重の制限バウンサーの使用期間を確認する際に重要となるのが、耐荷重の制限です。対象月齢に該当していても、耐荷重を超えている場合は安全性の観点から使用してはいけません。耐荷重は、同じ製品であっても使用方法によって変わることが多く、リクライニングの角度や、スウィングの有無によってそれぞれ設定されています。バウンサーの耐荷重は一般に15㎏前後までとなっているものが多いですが、製品によっては10㎏程度のものもあります。使用する前に必ず確認しましょう。 バウンサーはいつまで使い続けていいの?新生児の頃は、抱っこされている感覚の揺れを利用して寝かしつけに使われることが多くなっていますが、徐々に赤ちゃん自身がバウンサーを揺らすようになります。この「自分で揺らす」という動きによって、運動機能やバランス感覚を育てられる点もバウンサーのメリットです。赤ちゃんは成長とともに動くことを好むようになります。バウンサーを卒業する時期はお子さまによって様々ですが、「おとなしく座ってくれなくなった」「立ち上がって遊ぶようになり危なくなった」といったタイミングで、使用を止めることが多いようです。子どもは2歳頃になると、運動能力が一気に高くなります。バウンサーの対象月齢も2歳頃までというものが中心となっており、この時期を目安に卒業するのが一般的といえそうです。 バウンサーを使うときの注意点バウンサーは様々な場面で便利なアイテムですが、使用する際の注意点をしっかり守る必要があります。目の届く範囲で使用するバウンサーは安全ベルトで固定できるものが多くなっていますが、完全に目の届かないところに置くのは危険です。とくに寝返りをうてるようになっている赤ちゃんは、目を離したすきに危険な状態になっている可能性もゼロではありません。どんな場所で使用する際も、目が行き届く範囲に置くようにしましょう。長時間の使用は控えるバウンサーを使うとよく寝てくれるという赤ちゃんは多いようですが、バウンサーはあくまでもイスとして分類されます。長時間の使用は、同じ姿勢のまま座らせることになり、赤ちゃんの体に負荷がかかります。各メーカーの取扱説明書を見ると、長時間の連続使用を避けるよう記載されています。一時的なお昼寝には活用できますが、ベッド代わりに長時間使用するのは控えてください。柔らかいものの上に置かないベッドやソファなど柔らかいものの上に設置すると、バウンサーがひっくり返った場合に窒息する危険性が出てきます。また、テーブルの上や高いところ、段差のある場所に置くのも危険です。バウンサーは床の上に設置し、万が一ひっくり返った場合にも安全を確保できるよう、十分に配慮してください。 正しく活用して、ご機嫌な生活を!バウンサーは、様々な場面でママとパパの育児をサポートしてくれる頼もしいアイテムです。いつからいつまで使いたいのか、どんなシーンで使いたいかを考えて、必要な機能を検討することが失敗を防ぐポイントです。正しい使用方法を踏まえて、赤ちゃんもパパママもご機嫌に過ごしてください。 参考:バウンサー-ベビービョルンのバウンサー一覧 | ベビービョルン検索結果一覧|商品カテゴリ:バウンサー|カトージの商品チェア・バウンサー | リッチェル公式ウェブショップ ベビー用品ステップス バウンサー グレージュ【コンビ】ネムリラ AUTO SWING ダッコプラスの製品情報|ベビー用品のコンビ株式会社商品詳細 – ユラリズム オート プレミアム プラス/ APRICA(アップリカ)|アップリカ公式オンラインショップ
2018年10月28日待ちに待った出産。あれこれと準備をしていても、実際に出産してみると……あれ、こんなものも必要だったの⁉と驚かされたママは、少なくないと思います。筆者の経験から、慌てて買い足したものをご紹介しましょう。今回は育児がはじまってから編です。こんなに泣きっぱなしだとは!「ハイローチェア」筆者は出産前、バウンサーやハイローチェアは、高価なわりにすぐに使わなくなるだろう、と思って用意していませんでした。リビングでは座布団に寝かせて、寝室ではレンタルのベビーベッドを使おう!と、リーズナブルで効率的なスタイルを考えていたのですが……我が子は、抱っこしていないと泣きっぱなしな赤ちゃんだったのです。産後の疲れも重なって、心身ともにグッタリな日々が続き、1か月くらいで観念してハイローチェアを導入しました。ハイローチェアを揺らしても泣き止まないことは多かったのですが、それでも気は楽になりました。出産前に必ず用意しておかなければならないとは思いませんが、「こんなこともあるかもしれない」と頭に入れて、予算を組み込んでおけば安心かもしれません。ワンオペで赤ちゃんを着替えさせるのは大変!「紐がない肌着」短肌着、長肌着、コンビ肌着……赤ちゃんの肌着はいろいろありますが、振り返ってみても、初心者が着させるのはどれも難しいと思います。その理由のひとつとして、紐で留めるものが多いことがあげられます。筆者も、背中スイッチがある我が子を寝かせて、ワーワー泣かれる中で、肌着の紐をていねいに結ぶことが、本当にしんどかったです。そこで早々に、着させるのがラクチンな、前開きでスナップ留めのタイプのボディ肌着を買い足しました。確かに、紐の方が赤ちゃんの肌には優しいのかもしれませんが、しんどくなってしまった場合は、ママにとって使いやすいものに替えた方がいいと思います。授乳やお出かけがラクチンになる「ママの服」出産前に赤ちゃんのグッズを用意する人は多いと思いますが、「ママとなった自分の服」を用意する人は、意外と少ないのではないでしょうか?筆者は夏に出産したこともあって、想像以上に自分の着替えが必要になり、慌てて買い足しました。夏に授乳していると、とにかく汗だくになるのです。授乳タンクトップと、そこに簡単に羽織れるカーディガンなど――このセットが筆者のベストな授乳期スタイルでした。また、出かけられるようになってからは、抱っこ紐を使うことが多かったのですが、子どもを抱っこしながら自分が靴をはくのは結構大変。そこで、簡単にはけるスリッポンも買い足しました。スリッポンは、抱っこ紐期に長きにわたって活用できましたよ。いかがでしょうか? 赤ちゃんの性格や家庭の状況、出産時期によって必要なものは変わってくると思いますが、筆者の経験から思うのは、いろんなものを活用して育児をラクにするのは悪くない!ということ。今はネットなどで、自宅にいながら必要なものを買い足すこともできます。無理をせず、楽しい育児を目指しましょう!PHOTO/Fotolia
2018年08月11日