「本当に、世の中の文字は、小さすぎて読めない!」渡辺謙が叫びながら書類を投げ、ハズキルーペの必要性を訴えたかと思うと、菊川怜がお尻で押しつぶして耐久性をアピールする。いま、眼鏡型拡大鏡の「ハズキルーペ」のCMが話題を呼んでいる。ほかにも、舘ひろしと小泉孝太郎、そして産休明けの武井咲が登場するバージョンなど、豪華キャストが集まったCMが放映中だ。ハズキカンパニーの松村謙三会長はこう語る。「’15年8月には1万6,000だった取扱店舗数が、CMを打ち始めてから毎月増えていき、現在は有名デパート、眼鏡チェーンや家電量販店など約4万7,000店舗に広がりました。5,000本売れたらヒットと言われる眼鏡業界で、ハズキルーペのこれまでの販売数は、累計500万本を超えています」一昔前なら、拡大鏡といえば、老眼によって近くのものが見えにくくなった“おじいちゃん、おばあちゃん”の持ち物というイメージだった。ハズキルーペの斬新なところは、菊川や武井などを起用して、広い世代にアピール。新たな需要を掘り起こしたところだ。「拡大鏡は目が悪くなった高齢の方だけのものではありません。目が楽になるので、じつは老眼ではない世代にとっても、便利なものなのです。読書や手芸はもちろん、若い女性にはネイルをやるときに使っているという方もいます。また、弊社のレンズはブルーライトをカットする機能があるので、大人がパソコンやスマホを使うときはもちろん、子どもがゲームをするときなどにもおすすめです」(松村会長・以下同)それではどのように、自分に合った拡大鏡を選べばいいのか。眼鏡、コンタクトレンズでピントが合っている人、近視、遠視ではない人は、拡大鏡を使って目の負担を軽減させよう。その際、用途によって、レンズを選ぶのが鉄則だ。「ハズキルーペはレンズを3種類用意しています。1.32倍のレンズは焦点距離(焦点の合う距離)の目安が50~70センチなので、デスクトップのパソコンを使うときに最適です。1.6倍のものは焦点距離が30~40センチなので、読書するときに便利。1.85倍は、焦点距離が22~28センチ。1.6倍でも見えづらいという人におすすめしています。現在、視力に問題を抱えていなくても、小さいものを見るときはルーペを使うことで、目を楽にすることができます。ぜひ、一度かけてみてください」
2018年11月16日メガネ型拡大鏡「ハズキルーペ」のCMが話題になっている。昨年から今年にかけて舘ひろし(68)や渡辺謙(59)、菊川怜(40)など続々と大物を起用。現在放送中のCMは、女優の武井咲(24)が昨年7月期の主演ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)で演じたのと同じような高級クラブのママ役。店の客を館と小泉孝太郎(40)が演じている。「販売元のハズキカンパニーは、他社を圧倒するほど巨額の宣伝広告費を投入しています。9月に開催され、フジテレビ系で独占放送された『世界柔道選手権大会』のCMスポンサーとなり、選手のゼッケンには『ハズキルーペ』の文字が縫いつけられていました。菊川さんが出演する『ソフトバンク』のCMでも、『ハズキルーペ』のCMのパロディーを盛り込んだとして話題になるほどです」(広告代理店関係者)そんななか、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)で同社・松村謙三会長兼CEO(59)のインタビュー記事が掲載された。そこでなんと、松村会長は出演交渉に至る経緯や支払ったギャラを暴露してしまっているのだ。「会長によると渡辺さんのギャラが2億円で菊川さんが7500万円、館さんが8000万円、武井さんが7800万とかなりの大盤振る舞いです。本来、このように公表することはタブーとされています。しかしこれだけの額が支払われていると暴露されたことで、出演者にはおのずと結果がもとめられることに。タレントも事務所も覚悟を持ってのぞまなくてはならなくなるでしょう」(前出・広告代理店関係者)松村会長によると、来春からのCMにはビッグネームの出演が決定しているという。まだまだ世間を騒がせそうだ。
2018年11月02日渡辺謙(58)の「世の中の文字は字が小さすぎて読めなぁい!」という絶叫や、菊川怜(40)の「ハズキルーペ、だぁいすき」といったセリフと演出で大きな話題を呼んだハズキルーペのCM。9月20日からは武井咲(24)、小泉孝太郎(40)、舘ひろし(68)が出演する新CMが放映されていて、こちらも好評のようだ。ただTwitter上では《菊川怜のだぁいすき~がやっぱり良い》《菊川怜のお尻じゃなきゃやだ》と、菊川バージョンを懐かしむ声も上がっていた。そんな待望論に応えるように、ハズキルーペの“名シーン”が早速パロディされている。10月13日から放映され始めたソフトバンクのCMでは、なんと菊川本人がハズキルーペのCMを”完コピ”しているのだ。その内容は以下の通り。蒸気機関車の客室で向かい合う堺雅人(45)と菊川。堺に「まあお掛けください」と促されて菊川は座席に腰掛けるが、「キャッ!」と叫んで飛び上がる。お尻でスマホを踏んづけてしまったのだ。座席を覗いた菊川は「こんなところにスマホが!?」「動画が流れてる!」と驚きの声。「動画SNS放題だから見放題」と解説する堺。すると菊川はなぜか嬉しそうに「素敵! もう1回」とおねだりして腰を下ろし、また「キャッ!」と飛び上がる――。ハズキルーペの演出を再現したこのCMにTwitter上では《完全にハズキルーペじゃん!》《やっぱ武井咲より菊川玲だよな》と歓喜の声が。30秒のロングバージョンでは、本家CMでおなじみの「だぁいすき」まで完全再現。ハズキルーペのCMは、早くも菊川の代名詞となったようだ。
2018年10月15日