世界を代表する作家・村上春樹が2005年に発表した、累計70万部を超えるベストセラー短編集「東京奇譚集」。そのなかの珠玉の一篇、「ハナレイ・ベイ」が吉田羊、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、村上虹郎をキャストに迎えて映画化、10月19日(金)に全国公開されることが決定した。■あらすじハワイのハナレイ・ベイで、一人息子のタカシ(佐野さん)をサーフィン中の事故で亡くしたサチ(吉田さん)。それから10年間、毎年息子の命日の頃にハナレイ・ベイを訪れ、ビーチの近くの大きな木の下で海を見つめ過ごしている。そんなとき出会った若い日本人サーファーから“片脚の日本人サーファー”の存在を聞いた彼女は、自らの人生を変える一歩を踏み出すことを決意する…。主演は近年多くの映画やドラマに出演し、主演から脇役まで目覚ましい活躍を見せる吉田さん。本作では息子を失った母親サチを、圧巻の存在感で見事に体現している。そして、サチの息子・タカシには『虹色デイズ』などの作品で演技面でも注目を浴びる佐野さん。本作でも役者として鮮烈な印象を残している。さらに、サチがハナレイ・ベイで出会う日本人サーファー・高橋には村上さん。不思議な魅力を漂わせる青年を自然体かつ抜群の感性で表現している。なお、監督は『トイレのピエタ』が多くの批評家から絶賛された日本映画界の新鋭・松永大司。■キャストのコメント到着吉田羊(サチ役)読書が苦手だった私が、初めて一気に読んだ本が「ノルウェイの森」でした。頁を手繰る手ももどかしかったあのムラカミハルキの作品世界にしかも映画で自分が生きられる、これ以上の幸せはありません。予てよりご一緒したいと切望していた松永監督の現場は、厳しさと真剣さと愛で溢れていて、文字通り、監督と一緒に闘い作り上げた主人公サチは、もはや本の中の登場人物にとどまらず、ありありとした痛みを伴い実在する非常に生々しいヒロインになりました。恐らく、私がこれまで演じてきたどの役にもない生命力をサチは持っています。静謐ながら雄弁なカウアイ島の自然の中で「喪失」と向き合い、もがき苦しみながらも声をあげることすらままならない彼女の深い悲しみの先の、ふっと小さく生まれる救いのような希望のような何かを、日本そして世界中の皆様と共有したいと願っています。村上春樹さん、松永大司監督、この映画に関わった全ての皆様に感謝をこめて。佐野玲於(タカシ役)世の中に沢山の名作を発信し続けてきた村上春樹さんの物語の映画化ということで、その作品に携わることが出来てとても光栄です。村上春樹さんの作品は人の心と記憶に残る作品で、このハナレイ・ベイの"希望の物語"というところを沢山の方々に伝えられるよう、意識して作品に入らせていただきました。家族、友人、恋人どの世代においても、生きている上で人それぞれ一番大切な人に会いたくなるような、その人への思いがより深くなるような、そんな物語です。人と人の心の話、そしてハナレイ・ベイの大自然が織りなす風景の美しさを、是非劇場でご覧ください。村上虹郎(高橋役)ハナレイ・ベイでなら鮫に喰われてもいいんじゃないかと思うほど、カウアイ島の自然は美しくて神聖でしたが、絶対ダメです鮫は怖いです。高橋はなかなか掴み所のないモテたくてサーフィンをやっているような大学生ですが、時に熱い男で、相棒の三宅を演じた佐藤魁はほんとにワンダフルナイスガイなので面白いコンビになっていると思います。松永大司監督美しく、そして時に僕らの命を奪う自然。 「死」はこの自然の循環の一部であるという原作のテーマに強く惹かれた。 そして吉田羊、佐野玲於、村上虹郎をはじめとする俳優たちが、この圧倒的な ハワイの自然と真正面から対峙してくれたことで、普遍的で力強い作品になった。スクリーンに映し出される自然、そして人間を早く劇場で見てもらいたい。小川真司プロデューサー『ノルウェイの森』をはじめ、村上春樹氏の作品は喪失からの再生をテーマにした作品が多いのですが、本作もサチ(吉田羊)という女性の、再生への希望を描きます。理不尽にもある日突然やってくる哀しい運命--残された者はそこからいかにして立ち直るのか。『トイレのピエタ』で生と死の尊厳を瑞々しく描いた松永大司と再びタッグを組み、その先にある命の循環を描こうと思いました。サチと一緒にハナレイの豊な自然に身をゆだねてみてください。きっと、いままでにない映画体験になるはずです。ハワイ・カウアイ島の神秘的なほどに美しい湾 ハナレイ・ベイを舞台に、一筋の希望を探し求める女性の10年を描いた珠玉の感動作がいま、紡がれる。『ハナレイ・ベイ』は10月19日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月10日ユニクロ(UNIQLO)は、ハナ・タジマ(HANA TAJIMA)とのコラボレーションライン「ハナ タジマ フォー ユニクロ(HANA TAJIMA FOR UNIQLO)」の2018年春夏コレクションを発売。2018年2月9日(金)よりユニクロ一部店舗にて販売する。「ハナ タジマ フォー ユニクロ」は今回で5シーズン目。エレガントなフォルムと着心地の良さを追求し、年齢や人種、文化、信仰のボーダーを超えたあらゆる女性に向けた洋服を提案する。アウター、シャツ、ボトムスから、湿気や熱気を逃し快適さを保つ「エアリズム」のストールやヒジャブ、ヘッドバンドといった小物まで多彩なラインナップで展開する。オレンジやマスタード、コーラル、ライトブルーなど、春夏らしく明るい色合いが揃う。爽やかなリネンを活用したアイテムは、天然素材ならではのソフトな着心地を叶える。ワンピースやワイドパンツ、フレアスカートなどはゆったりとしたシルエットが特徴的。リラックスしたムードでありながらクリーンな印象となっている。一部の商品は、丈の長さを2パターンで製作。場面やニーズに応じたシルエットを選択可能だ。【詳細】ハナ タジマ フォー ユニクロ 2018年春夏コレクション発売日:2018年2月9日(金)※地域によって発売日は異なる。取扱場所:ユニクロ 札幌エスタ店、御徒町店、マロニエゲート銀座店、銀座店、池袋サンシャイン60通り店、ビックロ 新宿東口店、吉祥寺店、MARK ISみなとみらい店、名古屋店、UNIQLO OSAKA、心斎橋店、ユニクロ オンラインストア■アイテム例・アウター 3,990円+税~5,990円+税・ワンピース 4,990円+税・ブラウス 2,990円+税・ボトムス 2,990円+税・ロングスカート 3,990円+税・エアリズムストール 1,990円+税※店舗によって取扱商品は異なる。
2018年02月02日「ミスタードーナツ」のTVCMに大抜擢され、注目を集めている双子姉妹、鈴木みなと鈴木まりあが、9月2日(土)より放送スタートするNHKの土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」に出演することが決定。2人は「ザ・ピーナッツ」役としてレギュラー出演し、歌唱もするという。昭和37年。植木等(山本耕史)は半信半疑だった。自身が歌う「スーダラ節」が、空前の大ヒットとなったのだ。植木とクレイジーキャッツはテレビや映画に引っ張りダコとなり、一躍スターに。それと同時に超過密スケジュールとなった植木に、付き人兼運転手がつくことになった。やって来たのは、博多から上京してきた松崎雅臣(志尊淳)というめっぽう元気な青年だった。撮影現場に同行した松崎は、植木やリーダーのハナ肇(山内圭哉)、アイデアマンの谷啓(浜野謙太)ら、クレイジーキャッツのエネルギッシュな仕事ぶりに圧倒される。彼らは、コントではとことんバカバカしく、音楽ではとことんカッコ良く、“おもしろいって、なんだ?”を追求していた。一方、根が真面目な植木は「こんなふざけた仕事ばかりやっていて、人様の役に立つのか?」と自問自答する。そんな植木を、少年時代に父を亡くした松崎はいつしか「親父さん」と呼ぶようになり、植木や妻・登美子(優香)、父・徹誠(伊東四朗)も、松崎を家族のように受け入れる。一人前のタレントを目指して、仕事に、恋に熱中する松崎。その姿はまさに“のぼせもん”。植木と松崎、最強の師弟コンビが、時代を駆け抜けてゆく――。本ドラマは、「明るい昭和」を象徴する男・植木等と、青年・小松政夫。2人の「師弟=“父子”ドラマ」を、当時のテレビバラエティーや映画の熱気ある撮影風景をふんだんに交えながら描く、笑いと涙のドラマ。山本耕史が“無責任男”植木等を演じるほか、志尊淳、山内圭哉、浜野謙太、武田玲奈、中島歩、でんでん、坂井真紀、富田靖子、勝村政信、優香、伊東四朗ら豪華キャストが出演する。そんな本作で今回新たに発表されたのは、ドラマの見せ場のひとつ、昭和30年代人気絶頂のバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」の再現シーンに登場する、昭和を代表する歌手役のキャスト。初回放送からは、茨城県出身の双子姉妹みなさんとまりあさんが「ザ・ピーナッツ」に扮し登場、「ふりむかないで」を歌唱する。今年1月より「ミスタードーナツ」のTVCMに出演し、ユニット「Who’s That Girl」を結成し歌手デビューも果たした彼女たち。出演にあたり、歌とダンスを3か月猛練習をしたと言う彼女たちは、「ピーナッツさんの足元にも及びませんが、観てくださる人に届くよう頑張りました。みなまり演じるピーナッツをぜひみて欲しいです!」とコメントしている。また第2回からは奥村チヨ役に鈴木愛理、伊東ゆかり役で中川翔子が出演。第5回からは園まりに扮した「NMB48」山本彩が登場する。歌唱力に定評のある3人は、それぞれ「ごめんネ…ジロー」「小指の想い出」「逢いたくて逢いたくて」を歌唱する。鈴木さんは「私がまだ生まれていない頃のお話だからこそ、大切に忠実に再現したいという気持ちで臨みましたので、どこか懐かしい気持ちも思い出していただけたらいいなと思います」と語り、中川さんは「ドラマの中では歌唱シーンがメインで、大先輩である伊東ゆかりさんの楽曲を、尊敬と憧れの念を込めて、自分なりに歌わせていただきました。今回こうして、伊東さんを演じることができ、とても貴重な経験になりました。もっと演じていたかったです」と名残惜しいと話している。また、今回の役柄を演じるにあたり「とても光栄に思います」と語った山本さんは、「私がドラマの中で歌わせて頂いた『逢いたくて逢いたくて』は、私よりもずっと前に生まれた曲ですが、この役を演じさせていただいたことによって、当時の歌謡の世界を感じることが出来ました。現代とはまた違った歌詞が持つ言葉の強さや重みを皆さんにも感じて頂けたら幸いです」と呼びかけている。さらに、「クレイジーキャッツ」メンバーには、植木等役の山本さんほか、山内さん(ハナ肇役)、浜野さん(谷啓役)、深水元基(犬塚弘役) 、西村ヒロチョ(安田伸役)、パーマ大佐(石橋エータロー役)、小畑貴裕(桜井センリ役)が決定した。「植木等とのぼせもん」は9月2日より毎週土曜日20時15分~NHK総合にて放送(全8話)。(cinemacafe.net)
2017年08月14日ユニクロ(UNIQLO)からハナ・タジマ(HANA TAJIMA)とのコラボレーションライン「ハナ タジマ フォー ユニクロ(HANA TAJIMA FOR UNIQLO)」2017年秋冬コレクションが2017年7月28日(金)より発売される。マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイで2015年秋冬にデビューしたハナ タジマ フォー ユニクロ。2017年秋冬コレクションは、アウターやロングスカートといった軽く羽織れるアイテムから、暑さを逃がして快適さを保ってくれる”エアリズム”のTシャツなどすぐに活躍するアイテムまで幅広く展開される。今季のコレクションではドレープやタックを多く取り入れた、エレガントかつ機能的なルックが並んだ。テキスタイルではより着心地の良さを追求、肌ざわりのよさにこだわった。濃淡のあるカラーのアイテムを取り揃えることで、ワントーンでのコーディネートを楽しめるよう工夫されている。さまざまな文化にフィットする現代的における良さを追求するハナ・タジマのコレクション。この機会にぜひ試してみては。【詳細】ハナ タジマ フォー ユニクロ発売日:2017年7月28日(金)価格帯:590~4,990円+税アイテム例:・アウター 3,990~4,990円+税・ロングスカート 3,990円+税・エアリズム ハイネック スリーブレスT 990円+税取扱店舗:ユニクロ/銀座店、吉祥寺店、ビックロ 新宿東口店、心斎橋店、五反田TOC店、池袋サンシャイン60通り店、MARK ISみなとみらい店、マロニエゲート銀座店、御徒町店、UNIQLO OSAKA、札幌エスタ店、名古屋店、公式オンラインストア
2017年07月01日ビール輸入商社の友和貿易から、ハワイNo.1クラフトビールKONABREWING(コナブルーイング)の新定番・通年商品の『HanaleiIslandIPA(ハナレイアイランドアイピーエー)』(以下、『ハナレイ』)が2月21日(火)より販売開始しました。3種類の南国フルーツをふんだんに使用『ハナレイ』は、POG(ポグ)とよばれる3種類の南国フルーツをふんだんに使用した軽やかで飲み心地の良いエールビールです。POGとは3つのフルーツの頭文字を取ったもので、PassionFruit(パッションフルーツ)・Orange(オレンジ)・Guava(グアヴァ)のそれぞれからきているハワイではポピュラーなミックスジュースです。そんなトロピカル感満載の最高の組み合わせをビールにしたのが『ハナレイ』です。飲みやすさも抜群流行のクラフトビールの中でも、特にIPA(IndiaPaleAle)という苦味の強いタイプが最近人気ですが「でも、ちょっと強いし、苦過ぎて…」という方も多いようです。『ハナレイ』はIPAスタイルでありながら4.5%と軽めの仕上がりで飲みやすさも抜群。ホップをしっかり使って苦味も出ていますが、POGジュースの甘みや酸味が上手に組み合わさり苦すぎず、フルーティ。またほんのり麦の甘みもあり、素敵なバランス感を楽しめます。Hanalei(ハナレイ)とはHanalei(ハナレイ)はハワイ最古の島カウアイ島のNorthshore(ノースショア)の自然豊かな場所で、ハリウッド映画のロケ地としても有名な場所です。ハナレイとはハワイ語で三日月形を意味し、このエリアにある美しい湾も三日月の形をしているのでそう呼ばれます。HanaleiIslandIPAのラベルにはハナレイ湾と美しい山々の情景が切り取られています。カウアイ島には手つかずの自然が多く、ゆったり、しっとりした魅力にあふれています。海、山、太陽、風というハワイのすべてが揃う、ノスタルジックなハワイの原風景が広がっているのです。KONA BREWING(コナ ブルーイング)ハワイ島カイルア・コナ発祥のKONABREWINGCOMPANY(コナブルーイングカンパニー)が製造する本格的麦芽100%のビール。1994年より醸造開始されました。高品質の原材料、非加熱処理、無濾過といった妥協なき製法により、販売開始9年間でハワイ全島でのシェアが不動のものとなり、現在は、本土でも販売されシェアを拡大しています。味もさることながら、ラベルデザインも可愛いことで、米国のみならずハワイを訪れる日本人観光客などにも大人気のビールです。商品概要商品名:HanaleiIslandIPA(ハナレイアイランドアイピーエー)容量:355ml瓶原産国:アメリカ原材料:麦芽、ホップ、果汁(パッションフルーツ、オレンジ、グアバ)、香料ビアスタイル:IPAアルコール度数:4.5%IBU(苦味の強さ):40価格:430円(税別)発売日:2017年2月21日(火)※日本では、法令上発泡酒に分類されます。Facebook
2017年02月27日●偉大なる先人たちの系譜今年、テレビから一つ文化の灯が消える。SMAPの解散発表に伴い、制作を手がけるフジテレビと関西テレビは先日、グループの冠番組『SMAP×SMAP』(毎週月曜22:00~)の年内終了を正式に発表した。”文化の灯”という表現は、決して大げさではない。特にテレビのフィールドにおいて、『SMAP×SMAP』が20年続けてきた努力はまさに偉大だったように思う。そこにあるものは日本のテレビ史が始まって63年、ハナ肇とクレイジー・キャッツからザ・ドリフターズに受け継がれ、そして”ドリフの子供たち”である団塊ジュニアのSMAPが結果的に引き継いだ「音楽×笑い」という貴重なテレビの財産だった。○テレビの偉大な先人たちとSMAPコントと料理ショーと音楽を1時間のテレビに詰め込んだ国民的グループの「音楽×笑い」、そのルーツを意識すると、やはり2組の偉大な先人たちに行き着くのではないだろうか。日本のテレビの歴史、とりわけバラエティにおける重要なエポックメイキングとして、ハナ肇とクレイジー・キャッツの登場を思い浮かべる人は多いだろう。元々実力派のジャズミュージシャンだった彼らが歴史に名を刻むきっかけとなったのはフジテレビのバラエティ番組『おとなの漫画』(1959年~1964年)への出演だが、その彼らの武器こそ、まさに「音楽×笑い」だった。終戦後に空前絶後のブームを起こした日本のジャズが大衆の手から離れようとしていた1955年頃、ハナ肇はコミックバンドを構想する。「深刻な顔をしてやっているよりは、人を笑わせて楽しませるバンドがいい」。それはまだバンドマンの多くが米軍キャンプを回っていた時代、奏者の彼らが音楽の仕事を続けるためには、広く伝わるステージングを常に模索しなければならなかった事も、深く関係していた。そして結成から4年後の1959年に始まった『おとなの漫画』、さらに2年後に始まった『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ 1961年~1972年)で、彼らは持ち前のセンスとリズム感をいかんなく発揮し、テレビバラエティの礎を築く。主婦や子供の格好でコントをやる時も、本業の楽器を手に持った時も、プロミュージシャンである彼らにとって、それは同じ”万国共通のエンターテインメント”だった。だからこそ、視聴者は夢中になり、彼らを一躍スターダムへと押し上げていったのだ。○SMAPという”ドリフの子供たち”さらにクレイジーが次にそのバトンを渡したのも、やはり専業コメディアンではない、ミュージシャン出身のザ・ドリフターズだった。ドリフはクレイジーの弟分という印象が強く、実際にそうなのだが、実はリーダーのいかりや長介はクレイジーのメンバーと同世代になる。上京時期のタイムラグによりデビューは後になったが、いかりやもやはり米軍キャンプのステージを体験しているバンドマンの一人だ。いかりやは前座の演奏を終えてソデから覗き見た、アメリカのプロのエンターテイナーが行う”笑いの絶えない本場のショー”にかなり影響を受けていたという。そしてそれと前後するように、音楽畑のハナ肇とクレイジー・キャッツが、テレビから国民的人気グループへと駆け上がっていった。いかりやがリーダーを引き継いだ時、ザ・ドリフターズはすでに「ショーアップ」を大きく意識していたバンドだった。ポスト・クレイジーに据えられた彼らは1969年、満を持してコントと歌を柱にした自身のメイン番組『8時だョ!全員集合』(TBS 1969年~1985年)をスタート。以降番組は最高視聴率50.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)の記録と共に、日本のテレビに大きく影響を与えることになる。ここでSMAPに話を戻そう。ハナ肇とクレイジー・キャッツが築いた歴史をザ・ドリフターズが大きく花開かせていた1970年代、第二次ベビーブームの中で生まれたのがいわゆる”団塊ジュニア”だ。この世代は幼少期にドリフ人気が直撃しているのだが、その中にいたのが、後にSMAPと呼ばれることになる6人のメンバーだった。全員が1970年代生まれの彼らは、いわば”ドリフの子供たち”とも言える。●SMAPを平成のクレイジー・キャッツに○『SMAP×SMAP』が受け継いだ歴史のバトンSMAPも結成から歴史を辿れば、もちろん専業コメディアンではない。ジャンルが細かく枝分かれしていく音楽業界の中で、彼らはあくまでも歌と踊りを軸にした、一つのアイドルグループだった。しかし昭和末期に産み落とされたSMAPにとって奇跡的な偶然だったのは、かつてのクレイジーと同じように、彼らもまたアイドル冬の時代という「大衆の娯楽の変わり目」にいた。そしてかつてのドリフと同じように、彼らもまた早くから「ショーアップ」を意識していた。自分たちの存在とステージを知ってもらうために、売れない若手アイドルは”万国共通のエンターテインメント”を追求する方に、やはり舵を切ったのだ。SMAPにとって初のプライムタイム進出となったフジテレビでの冠番組『SMAP×SMAP』(1996年~)、通称スマスマは、先にも書いた通り、コントと料理ショーと音楽が1時間のテレビにギュッと詰め込まれている。この構成を最も強く意識していたのは他ならぬSMAP自身だった。■木村拓哉「表現者の手段としてバラエティこそ特別」(麻布台出版社『ポポロ』2012年2月号)■稲垣吾郎「人の前に立って表現する人、人を惹きつける魅力がある人たちはユーモアをみんな持っている」(東京ニュース通信社『SMAP×SMAP COMPLETE BOOK 月刊スマスマ新聞 VOL.4 ~YELLOW~』2012年8月)■草なぎ剛「僕ら5人は性格も個性もバラバラだけど、歌ったり踊ったりして人を喜ばせたいと思う気持ちの強さだけは一緒」(マガジンハウス『anan』No.1834)■中居正広「ライブだけはほかのバラエティーにはない要素だし、『歌があってこそスマスマ』ともいえるので、この番組にライブは絶対に必要なコーナーなんです」(東京ニュース通信社『SMAP×SMAP COMPLETE BOOK 月刊スマスマ新聞 VOL.3 ~BLUE~』2012年7月)個人活動でそれぞれが知った”人を笑わせる価値”、そしてアイドルだからこそ持ち続けていられた”音楽というアイデンティティ”。SMAPの強さは、ここにあった。バブル崩壊で世の価値観が根底から覆された1990年代に、彼らはアイドルというフィルターを通して、専業コメディアンではない弱さを無二の個性とユーモアにひっくり返したのだ。○「音楽×笑い」という武器平均年齢21.6歳の若きアイドルによるレギュラーバラエティは、スタート直前、業界内できっとこけると囁かれていた。しかし彼らがその予想を覆すことも、ある意味必然だったのかもしれない。子供時代をドリフと共に過ごした彼らが『夢がMORI MORI』(フジテレビ 1992年~1995年)のプロデューサーに拾われたきっかけの言葉は、ジャニーズ事務所からの「平成のクレイジー・キャッツにしたいからお笑いを勉強させてほしい」。クレイジーとドリフの血が流れるアイドルの彼らがテレビで勝つために選んだ武器こそ、「音楽×笑い」だった。そして全ての始まりとなったフジテレビ開局翌日の『おとなの漫画』第1回から55年後の未来で、SMAPは叫ぶのだ。■香取慎吾「僕らの武器、テレビでこんなに遊ばせてくれて、フジテレビ最高ー!」香取慎吾(フジテレビ『武器はテレビ。SMAP×FNS 27時間テレビ』2014年7月27日)こうしてクレイジーとドリフから「音楽×笑い」という貴重なテレビの財産を結果的に引き継いだ国民的グループ・SMAPは、その文化の灯りをグループが唯一全員揃う『SMAP×SMAP』で、必死に守り続けてきた。それはインターネットの登場でさらに価値観が大きく変動した2000年代も、テレビ離れが広く叫ばれるようになった、2010年代の今日までも。もっとも、当の本人たちはまだまだ番組を続けるつもりだったようにも思う。放送終了が決まる1年前のテレビ誌(KADOKAWA『月刊ザテレビジョン』2015年10月号)で、全員が2016年9月9日のデビュー25周年デーを前向きに予想し、リーダーの中居に至っては結成25周年とスマスマ20年を含めて「(内容を)ちょっと考えようかな」とはっきり話していた。局側も分裂騒動の後でさえ、「グループが続く限り番組も続く」と言い切った。その視線の先には間違いなく、変わらぬSMAPの明日が続いていた。予定されているファイナルまで、あと3カ月。彼らの功績を思うと、視聴者に託されたそのカウントダウンはあまりにも短い。■参考文献・犬塚弘+佐藤利明『最後のクレイジー犬塚弘』(講談社)・いかりや長介『だめだこりゃ』(新潮社)・佐藤義和『バラエティ番組がなくなる日』(主婦の友社)著者紹介小娘1983年生まれ、アイドルと音楽を中心に活動する北海道在住のフリーライター。ウェブメディアを中心に、近年は「EX大衆」や「CDジャーナル」などの雑誌にも寄稿し、活動の幅を広げている。自身の首都圏→地方の移住経験を元に、新規・ライトファンを意識したエンタメ記事を研究するのが趣味。
2016年09月19日ユニクロが、新たなコンフォートウェアラインとして、ニューヨークでファッションデザイナーとして活躍する英国生まれのハナ・タジマ氏とのコラボレーションした「HANA TAJIMA FOR UNIQLO (ハナ タジマ フォー ユニクロ)」が注目を集めている。ユニクロ 銀座店をはじめ、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、ユニクロ 吉祥寺店、ユニクロ 心斎橋店、ユニクロオンラインストアで販売中。英国生まれのファッションデザイナーのハナ・タジマ氏は、自身の日本と英国からなるルーツに着想を得た機能的かつ現代的なデザインでワールドワイドに活躍するデザイナーのひとり。本コレクションでは、着心地の良さやゆったりとした服を求める女性のニーズにフォーカスした新しいコンフォートウェアを提案。すでに2015年秋冬から東南アジア4か国(マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ)で展開、2016年春夏からは、フィリピン、米国、英国でも販売し、高い評価を得た。今回、2016年秋冬向けに日本で初ローンチとなり、全33品番109色柄で展開する。ラインナップには、ほかのアイテムとコーディネートしやすい用途の広いアイテムが揃い、体のラインが出にくい、ゆったりとしたジーンズ、レーヨンブラウス、ロングワンピースや、髪を覆うヒジャブなど、エキゾチックなムード漂うアイテムも登場する。また今シーズンの柄には、ハナ・タジマ氏が描き下ろしたオリジナル柄のデザインもある。価格帯は、500円~4,990円(税別)。(※店舗により在庫状況は異なる)(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日ユニクロ(UNIQLO)より、ニューヨークを拠点に活躍する英国生まれのファッションデザイナー、ハナ・タジマとのコラボレーションライン「ハナ タジマ フォー ユニクロ(HANA TAJIMA FOR UNIQLO)」が登場。2016年6月30日(木)より、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、ユニクロ 銀座店、吉祥寺店、心斎橋店で販売する。ハナ・タジマの独自の感性で創り出されるライン「ハナ タジマ フォー ユニクロ」は、2015年秋冬から東南アジア4カ国で展開。その後、2016年春夏からはフィリピン・米国・英国でも販売し、高い評価を受けてきた。そしてこのたび、2016-17年秋冬コレクションより、遂に日本上陸。ラインナップには、ゆったりとしたジーンズ、レーヨン素材のブラウス、ロングワンピースだけでなく、髪を覆うヒジャブなど、全33品を揃える。テキスタイルには、ハナ・タジマが描きおろしたオリジナルファブリックを含む109の色と柄を用いた。同ラインの特徴は、肌やボディラインの露出を抑えながらも尊重した女性らしさ。ファッション性の高い女性の心にも響くような、コンテンポラリーなデザインに加え、深めのスリットやゆったりとしたシルエットを採用することで、洗練された優雅さと快適さを兼ね備えた服に仕上げている。【詳細】ハナ タジマ フォー ユニクロ発売日:2016年6月30日(木)展開店舗:ユニクロ 銀座店、 ビックロ ユニクロ新宿東口店、 ユニクロ 吉祥寺店、ユニクロ 心斎橋店、ユニクロオンラインストア※店舗により取り扱い商品が異なる可能性有。アイテム価格(一部):・ジャケット 4,990円+税・パンツ 2,990~3,990円+税・ロングスカート 2,990~3,990円+税・ロングワンピース 4,990円+税・カパヤ 4,990円+税
2016年06月17日H&Mデザインアワード2016をハナ・ジンキンスが受賞したことが、12月7日に発表された。同アワードは、世界16ヶ国で最も権威あるデザイン専門学校の学生や卒業生を対象に、12年よりスタートしたデザインアワード。今年は、ケイト・ボスワースやオリヴィエ・ルステン、ニック・ナイトなどの著名な審査員によって、40のデザインスクールから選抜された8名の最終候補者の中から、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身の24才のハナ・ジンキンスが優勝者に選ばれた。ハナ・ジンキンスは、生のデニムとシルクのインナーの裏地素材という難しい素材のバランスで構成されたコレクションを制作。オーバーサイズでありながら女性らしいシルエットを活かした、新しいファッションを提案した。ハナ・ジンキンスには優勝賞品として、1年間のH&Mによるメンターシップ、賞金5万ユーロ(約650万)に加え、受賞作品を16年秋にH&Mの世界中の店舗、及び公式オンラインサイトにて販売出来る機会が与えられた。なお、日本国内では限定店舗のみの取り扱いとなっている。
2015年12月12日2014年4月~9月に放送されたボンズ制作のTVアニメ『キャプテン・アース』に登場する「夢塔ハナ」でがフィギュア化され(アクアマリン)、2015年11月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は13,800円(税別)。夢塔ハナは、主人公真夏ダイチに好意を抱いており、Globeの方舟派が推進するキヴォトス計画に必要な存在とされている、褐色の肌と長い黒髪を持つ少女。フィギュアとしては、2.5頭身のデフォルメフィギュアシリーズ「ねんどろいど」で立体化されているが、今回は1/7スケールのスタチューフィギュアとなる。全高は約230mmで、原型制作は山田チカが担当。実際のフィギュアでは、種子島の海岸にて主人公ダイチの投げるブーメランを見上げるシーンをイメージし、ピッツを腕にのせて軽やかに回るハナを造型。白いワンピースから見えるボディラインなど魅力たっぷりのハナに仕上がっている。商品価格は13,800円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年8月19日21:00。商品の発売および発送は、2015年11月を予定している。(C)BONES/キャプテン・アース製作委員会・MBS
2015年07月20日ミクシィグループのノハナは30日、日本郵便と連携し、スマートフォンで年賀状のデザインから注文まで行うことができるサービス「ノハナ年賀状2015」の提供を開始した。同サービスの提供時期は2015年1月15日 9:59まで。「ノハナ年賀状2015」は、スマートフォンの中にある写真、またはWebサービス「nohana(ノハナ)」にアップロードした写真を利用して、日本郵便発行のお年玉付き郵便はがきに年賀状をデザインするサービス。200種類以上のテンプレートと使いたい写真を選択し、フィルターをかけたりスタンプやコメントを入れるなどして、最短10分ほどで年賀状をデザインできるという。テンプレートには、写真を使わないイラスト年賀状や喪中はがき向けも用意されている。作成したデザインは、日本郵便発行のお年玉付郵便はがき(無地)、またはディズニーキャラクター年賀はがき(ミッキー)に印刷され、自宅に郵送される(喪中の場合は通常はがき/ヤマユリ)。また、価格は、はがき1枚あたり90円(はがき代含む)で、初回のみ基本料金1,480円が加算される。送料は540円(全国一律)。なお、11月4日 11:59までに購入すると、「超早割」として基本料金が500円OFFの980円に割引されるのに加え、さらにノハナフォトブック(通常版)1冊を無料で作成できるクーポンコードがもらえるキャンペーンを実施している。なお、スマートフォン用アプリは、iOS版(iOS7.0以降のiPhoneおよび iPod touch 対応)とAndroid版(Android4.0以降のスマートフォンおよびタブレット対応)が用意され、App StoreまたはGoogle Playにてどちらも無償でダウンロードできる。ちなみに、昨年「ノハナ年賀状2014」を利用したユーザーも「ノハナ年賀状2015」をあらためてインストールする必要があるとのことだ。
2014年10月30日「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」のデザイナー皆川明さんと、陶芸家の安藤雅信さんによる「はねの器 ハナの器」展が、西麻布のギャラリー「le bain(ル・ベイン)」にて開催されている。安藤雅信さんは岐阜県多治見市に「ギャルリ百草(ももぐさ)」を構え、活動する陶作家。皆川明さんとのコラボレーションによる器づくりは、2年前よりスタート。安藤さんの定番の器に、「minä perhonen」ならではの蝶々がスタンプされたものは、人気の高い作品となっている。今年は新たに、羽の形をした器が登場。日常で使いやすい器をテーマに作られた“はねシリーズ”は、2つ並べると蝶々のようになり、模様を描くように盛りつけが楽しめる。絶妙な色合いの器は重ねて使っても。またデザインから2人で考え、皆川さんが自ら絵付けした花や蝶の模様の器やカップなど、さまざまな種類が並ぶ。なかには、家のお守りにもなるなべ敷き「Roomori(ルーモリー)」や、見ると元気になれる愛らしい人形「Hope(ホペ)」といったユニークなものもあり、選ぶのに悩んでしまいそうだ。上下を変えると、顔の表情が変わる「Roomori(ルーモリー)」。向かいにあるギャラリー「MITATE(ミタテ)」では、「minä perhonen」による「BLUE ときどき YELLOW」展を同時開催。青と黄色をテーマにセレクトされた、ハンカチやバッグ、コースター、バッジ、カップなどのオリジナル商品を販売している。オーガニックコットンとリネンのタオルは、今回初登場。ハンカチ、タオルなどがある。ブルーと黄色で揃えられた、スタッキングできるカップ「pudding/」さらに併設の和菓子店「ori HIGASHIYA(オリ ヒガシヤ)」は、会期中、「minä café」に変身。皆川さんによるレシピで作られたカレーやサンドイッチを今回発表の器で食べられるという、とても贅沢なカフェ。アイス最中やかき氷などの甘味、ドリンクも自家製ジンジャーエール、コーヒーや煎茶のほか、シードルや自家製サングリア、ワインなども揃っている。玄米ごはんのカレー(¥1,000)と、今回のために考案されたアボカドとベーコン、マスカルポーネとナッツの2種が愉しめる「minäサンド」(¥800)。初日にはオープン前から行列ができるほどの人気。充実した展示となっているので、ご興味のある方はぜひお早めに。皆川明+安藤雅信「はねの器 ハナの器」展minä perhonen「BLUE ときどき YELLOW」展※同時開催「minä café」会期:開催中~7月18日(水)営業:11:00~19:00 月曜日定休場所:ギャラリーle bain/ギャラリーMITATE/ori HIGASHIYA 東京都港区西麻布3-16-28お問い合わせ:03-3479-3842 取材/赤木真弓
2012年07月10日「ハナコアラ」グッズプレゼントキャンペーンを延長そんぽ24損害保険株式会社は、ハナコアラグッズをプレゼントする「ご愛顧ありがとうキャンペーン」を、2011年3月31日まで延長することを発表しました。「ご愛顧ありがとうキャンペーン」はそんぽ24が、来年の3月に開業10周年を迎えるにあたり、Webサイトに応募した方を対象に毎月抽選で10名に「ハナコアラ」グッズをプレゼントするものです。CMなどでおなじみの「ハナコアラ」は体長68cm~75cmの日本に生息するコアラで、鼻が電話になったそんぽ24のオリジナルキャラクターです。ゴロー、センタロー、ライタローと3匹おり、特技はダンス、デンワの片手操作で、TVCMでは見積もりのデンワを掛けるデモも披露しています。ハナコアラ 『ウェブの家』では放映されたTVCMや、ハナコアラの見直しダンスの踊り方などが掲載されており、更に、デスクトップアイコンや壁紙の無料ダウンロードも可能です。
2010年11月14日