ディズニー・アニメーションのクラシカルな傑作を、『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』の鬼才、ティム・バートン監督が実写映画化した『ダンボ』(公開中)に注目が集まっている。先日、バートン監督とともに来日した演技派コリン・ファレルにインタビュー。サーカス団の元スターで戦争帰還兵のホルトを静かな演技で好演したファレルに、『ダンボ』の魅力、そして、バートンとのタッグについて話を聞いた。――観る前はティム・バートン色は薄そうと思っていましたが、フタを開けてみるとハミ出しものを受け入れリスペクトする、バートン色全開の映画でしたね。まったくの同意見だよ。子どものころから『ピーウィーの大冒険』『ビートルジュース』から『シザーハンズ』まで、抽象的な人物像にアウトサイダー的な人間性を感じられるからすごく好きだったし、彼の作品のテーマだと思う。アウトサイダー的というものは、自分がどこにも属していないと感じていたり、その世界であなたは外の人だからと感じているキャラクターたちで、まさにダンボこそが体現している。肉体的にユニークなところがあって、僕が演じるホルトも2人の子どもたちも、ダニー・デビートが演じている団長でさえ、ある意味アウトサイダーなんだよね。ティム・バートンの素晴らしいところは、素晴らしいイマジネーションで緻密な世界を作り上げることができるけれども、ちゃんとハートを持ったキャラクターを掘り下げることができることだよ。――その天才ティムバートンとの仕事の中で、ハッとするような瞬間はありましたか?毎日彼と仕事できることは喜びで、すべての映画作りのプロセスに関わっている感じがした。すごく遊び心があって、エネルギーに満ちていて、本当にものを作っている感じがして、そこに自分もいられる感じがあった。もちろん、見た目は彼のイマジネーションから来ているけれども、モニターの前で彼自身も資料を観ながら演じてしまう。そういうことも含めて、かわいらしくもあり、しっかりと向き合っている様子を毎日観ること、そして一緒に仕事ができることは美しい体験だったよ。――ホルトは複雑なキャラクターですが、共感も呼びそうですよね。演じることで自分を見つめ直すことはありましたか?どういう役柄を演じていても、自分の視点で客観的なところから入っていくので、自分を見つめる瞬間はその過程で発生する。自分の体験は、どの役柄の時も少し想いを馳せているもので、今回はシングルファーザーであることにとても共感したし、彼は戦争で2年も子どもたちの元を離れていて、僕も仕事で離れていることが多いので、そういう心情面でもわかる気がした。もちろん、戦争とは比べものにならないけれどね。やわらかいタッチで心動かされるキャラクターだと今回すごく思っていて、ティム・バートンのキャラクターはいつも全部そうだよね。感情を爆発させるキャラクターはあまりいなくて、だからこそより多くの観客に届くのではないかなと思っている。――日本でもディズニー作品は大人気ですが、オリジナルの『ダンボ』も含めて、ディズニー作品に思い入れはありますか?子どもの頃に『ダンボ』は観ていなくてね。今回の映画はイギリスで撮影したけれど、3カ月前に撮影に行く飛行機の中で初めて観た。『ジャングルブック』や『わんわん物語』、『101匹わんちゃん』などは子どもの頃に観ていたけれど、テーマとして共通しているアウトサイダー的な普遍的な要素が響いたと思うし、きっと誰もが自分の人生のステージで自分が属する場所がないのではと感じているものだと思う。外側から見た場合、本当に社会にハマッていて、自分の立ち位置を持っていると思っていても、実は中身はそうでなかったりもする。それは普遍的な感じがするよね。――社会にコミットしていなかったような瞬間は、経験がありますか?もちろんさ。いまだってそうだよ(笑)。ただ、社会にどういうことを言われようが、自分がどう思うかの感情のほうが大きいものでね。上手く属している、属していないと言われたところで、自分がどう思っているかが大切なわけで、人間だからこそつねに葛藤する問いなのではないかと思う。もちろん生きるという命は贈りものではあるけども、同時に痛みを伴うもので、そういうバランスと葛藤し続けるものではないかな。――そういう役柄を演じていたいものでしょうか?どうだろうね(笑)。でも、いつも僕は、葛藤し続けているキャラクターを演じ続けているよね。喪失や痛みであったり、別離を経験しているとか、親として子育てを悩んでいるとか、いろいろな状況下で悩んでいる。そういうキャラクターを演じているから、それが人生であり、ホルトもまたそうだ。とても複雑で戦争に2年間行って、奥さんがなくなり、その悲しみとも葛藤しながら、同時にふたりの子どもを育てられるのかという不安とも格闘しているわけだからね。――また、マイケル・キートンですが、立ち位置的にはヴィランズに相当するのかも知れないですが、ステレオタイプな存在とは違い、彼は外圧でしかなく、ダンボの問題はダンボ自身なんですよね。ダンボ次第で羽ばたけもするし、そうならないかもしれないという。そのとおりで、ダンボ自身はこの物語で終始変わっていない、ピュアでイノセンスな存在として、中心にずっとあり続けるものだ。変わるのはダンボへの見方という、まわりの視点なんです。社会が奇妙だの、変わっているだの、人と違うだの、ちょっと下に観ているけれども、周りにいる人間たちがそれを受け入れ、成長していく物語だと僕は思う。――今回のホルトのような魅力的なキャラクターを演じることが多いですが、今後演じてみたいディズニー作品のキャラクターはありますか?特にないよ(笑)。これだけ演じれば十分だというくらい、『ウォルト・ディズニーの約外』と『ダンボ』でディズニーのキャラクターを演じさせてもらっているからね。特に前者は脚本を最初に読んだ時に、本当に心がハッとするくらい打たれたものがあった。十分すぎるくらいだよ。■プロフィールコリン・ファレル1976年5月31日生まれ。アイルランド出身。ジョエル・シュマッカー監督の『タイガーランド』(00)の演技で高く評価され、トム・クルーズと共演した『マイノリティ・リポート』(02)や、『フォーン・ブース』(02)、『リクルート』(03)、そして『マイアミ・バイス』(06)などが商業的に大成功を収め、大スターとしての地位を確固たるものにした。以後も『Dr.パルナサスの鏡』(09)、『トータル・リコール』(12)、『ウォルト・ディズニーの約束』(13)、『ロブスター』(15)など立て続けに話題作に出演している。近年では超人気シリーズ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)が、新たな代表作になった。(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年04月03日ディズニーアニメの名作を実写映画化した『ダンボ』のジャパンプレミアが3月14日(木)、都内で行われ、ティム・バートン監督と出演者のコリン・ファレルが出席した。■親日家のバートン監督、「来日するたび、元気をもらっている」『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』などで知られ、親日家としても知られるバートン監督が、プロモーション来日するのは2年1か月ぶり。会場には、バートン監督の作品にちなんだコスプレのファンも多数来場し、「日本は本当にアーティスティックな国だね。来日するたび、皆さんから元気とエネルギーをもらっているよ」と感謝の気持ちを伝えた。もともと『ダンボ』の大ファンでもあり、「空を飛ぶゾウという存在が、多くのことを語りかけてくれるんだ。奇妙で周りから浮いている存在だけど、そんな“違い”こそが強さであり、特別な意味合いを持っている。複雑な時代だからこそ、ダンボを通して、シンプルで純粋な感情を伝えたいと思った」と映画にこめた思いを語った。■コリン・ファレルが14年ぶりの来日!温かな歓迎に感謝一方、ダンボを助け、その運命を握るキーマンとなるサーカス団の元看板スター、ホルト役で出演しているコリンは、なんと今回14年1か月ぶりの来日。ファンの大声援を受けて「温かく歓迎してくれて、本当に感謝しているよ」とにっこりし、その発言を日本語に訳す通訳に、「僕ってそんなにたくさんしゃべったかな?」とツッコミを入れるお茶目な一面も見せた。ホルトは最初こそ、ダンボの存在に否定的だったが、大きな耳を笑われながらも健気に前に進もうとする姿に心を打たれるという役どころ。「ダンボの中心には、美しいハートがある。他人との違いこそが、自分を特別な存在にしてくれるし、映画はそれを祝福してくれるんだ」と話していた。■西島秀俊が“バートン愛”を熱弁「テーマ性に勇気づけられた」ジャパンプレミアには、日本語吹き替え版でホルトを演じ、ハリウッド声優に初挑戦した西島秀俊が駆けつけ「バートン監督の大ファンなので、非常に光栄。どの作品も登場人物が個性的ですが、その個性が周りを幸せにするというテーマ性に、『自分らしく生きていこう』と勇気づけられた」と“バートン愛”を熱弁。ホルト役のコリンと対面し、「体と心を通して、コリンさんの繊細な演技を体感できて、すばらしい経験だった」と称えていた。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月14日ティム・バートン監督が実写映画化した『ダンボ』のワールドプレミアが現地時間の3月11日にロサンゼルスにて行われ、バートン監督をはじめコリン・ファレル、マイケル・キートン、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーンら豪華キャストが集結、華やかに執り行われた。ハリウッドにあるエル・キャピタン・シアターで行われた今回のワールドプレミア。会場は本作で描かれる大都会ニューヨークの巨大テーマパーク“ドリームランド”の煌びやかなサーカスの世界観が再現されていた。そんな会場に、次々にキャスト&スタッフが登場。まず、今回ディズニー・アニメーション『ダンボ』をベースに、オリジナル脚本で実写化したバートン監督は、「個人的に『ダンボ』は大好きだし、“空飛ぶゾウ”というシンボル的なイメージや、様々な感情や思いを呼び起こすところに、特別な愛情とつながりを感じるのさ」とダンボ愛を語り、「本作品で取り上げられる個性の違いを強みに変えた時、人間の強さや美しさに姿を変えるというメッセージが込められているんだよ」と本作について明かした。また、元看板スターでダンボの世話をすることになるホルト役を演じたコリンは、以前「稀代のビジュアルアーティストのティム・バートン監督と『ダンボ』という題材ほど、幸せな組み合わせはない!」と今回のオファーを即決していた。「ティムが、アウトサイダーを取り上げた作品は傑出ばかりだよね」と語るコリンは、「強い個性によって受け入れてもらえないという『ダンボ』の映画もその例外ではないのさ。単に違いを受け入れるのではなく、お互いにその異なる部分を称賛し合うことが大切だという作品に込められたメッセージが込められているんだ」とコメントした。さらに、近年のバートン監督作品に欠かせない俳優のひとり、エヴァは演じるドリームランドの看板スター・コレットを彷彿とさせる煌びやかな衣装で登場。「たくさんのハートが込められたとても美しいストーリーよ」と本作について説明したエヴァは、「新しい解釈を取り入れた本作品は、感動的であり続けながら、そこにティム・バートンのカラーが加わっていて、とても特別なの」と語っていた。また本イベントには、『マレフィセント』の続編『Maleficent: Mistress of Evil』(原題)の公開を控えるアンジェリーナ・ジョリーや大女優ヘレン・ミレンも祝福に駆け付けより一層華やかなプレミアとなっていた。『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』など、これまで強い個性を持つキャラクターたちの成長を描いてきたバートン監督。バートン色が加わった新たなダンボの物語は、一体どんな胸を高鳴らせる体験が待っているのか、公開が待ち遠しい。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月13日実写映画『ダンボ』の公開に先駆け、監督のティム・バートンとホルト役のコリン・ファレルが来日することが分かった。ディズニー・アニメーションの名作『ダンボ』をベースに、オリジナル脚本で新たなダンボの物語を描いた本作。「(『ダンボ』が)お気に入りのディズニー・アニメーション」と語るバートン監督は、映画のPRとしては今回2年1か月ぶりの来日。親日家としても知られるバートン監督は「3月にコリンと一緒に大好きな日本へ行くことになったんだ。マッテテネ!」とメッセージを寄せている。一方、ダンボを助け、その運命を握るキーマンとなるサーカス団の元看板スター、ホルト役で出演しているコリンは、なんと今回14年1か月ぶりの来日。今回、「稀代のビジュアルアーティストのティム・バートンと『ダンボ』という題材ほど、幸せな組み合わせはない!」と出演を即決したというコリンは、「ティムとの仕事はとても楽しいんだ」「ティムのエネルギーを感じて、ダニー(・デビート)たちと一緒に撮影する。おまけにセットが素晴らしい。毎日が本当に最高だったよ」と、とても充実した撮影だったと明かしている。なお、今回来日する2人は、3月14日(木)に実施される作品の世界観をイメージしたジャパン・プレミアへの登壇も予定している。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年02月27日英国俳優コリン・ファースが『博士と彼女のセオリー』のジェームズ・マーシュ監督とともに贈る最新作『喜望峰の風に乗せて』が、2019年1月11日(金)より公開。日本でも絶大な人気を誇るコリンが、本作にかけた思いを語った。■ストーリー1968年、アメリカとロシアが宇宙を目指していたころ、イギリスは海洋冒険ブームに沸いていた。そんな中、単独で海に出て一度も港に寄らず、世界一周を果たすという過酷なヨットレースが開催される。華々しい経歴のセーラーたちが参加する中、ビジネスマンのドナルド・クローハースト(コリン・ファース)が名乗りを上げた。アマチュアの果敢な挑戦にスポンサーも現れ、ドナルドは家族の愛を胸に出発。だが、彼を待っていたのは、厳しい自然と耐え難い孤独、そして予想もしなかった自身の行動だったーー。ヒーローを待望するメディアの狂騒、町の人々の期待、彼らに翻弄されながら夢にかける男の葛藤、夫を信じて待ち続ける妻ーー。それぞれの真実に心を震わされる実話がこの冬、日本に上陸する。■英国男優総選挙、驚異の3連覇達成!その人気の秘密とは?映画雑誌「SCREEN」の人気企画“英国男優総選挙”で本年度も第1位に輝き、見事3連覇を成し遂げたコリン。いまや最も英国を代表する俳優といっても過言ではない圧倒的な知名度と人気は底知れず。女性のみならず男性からも熱い支持を受けている。そんなコリンが映画デビュー作『アナザー・カントリー』(94)を経て、一般的に知られるようになったのはBBCのTVシリーズ「高慢と偏見」(95)のダーシー役。上流階級の高慢でハンサムな“ツンデレ”青年を魅力たっぷりに演じて世の女性を虜にしたが、当時35歳。意外にも“遅咲き”のブレイク俳優だった。以降、現代版ダーシーの『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズや、『ラブ・アクチュアリー』(03)、『マンマ・ミーア !』など2000年代に立て続けにヒット作に出演し、日本でも広く人気を獲得。そして、世界的ファッションデザイナーであるトム・フォードの初監督作『シングルマン』(09)では恋人を失ったゲイの大学教授を演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、翌年の『英国王のスピーチ』(10)では吃音に悩むジョージ6世を演じ同賞をついに獲得、名実ともにその評価を確固たるものに。その後、新星タロン・エガートン扮する若くてやんちゃな青年エグジーに英国紳士のたしなみ&一流のスパイの技術を徹底的に教育する、気品溢れる英国紳士ハリー役を演じた『キングスマン』(14)、続く『キングスマン:ゴールデン・サークル』(17)は世界中で大ヒットを記録。かつてないほどの若い世代からも支持を集め、英国俳優のトップをひた走る存在としてその名をほしいままにしている。『キングスマン』シリーズはつい先日、最新作である前日譚の続報が出され、世界中から期待が寄せられている。■『喜望峰の風に乗せて』は新たな挑戦「彼の中に自分自身を見た」数々のブレイクの波を起こしてきたコリンが、新たな挑戦として選んだのは、『喜望峰の風に乗せて』で世界一周単独ヨットレースに参加したアマチュアセーラーで実在の人物ドナルド・クロ―ハースト役だった。「彼の中に自分自身を見た」と映画化を熱望し、製作段階の初期から参加。人間の心の弱さや深淵を見つめた新境地に挑んでいる。コリンは本作への出演について「海に出たことがなくても、船乗りでなくても、探検家でなくても、人は皆、自分の能力以上のところに到達したいと思ったことがあるはず。危険と分かっていても大きな望みを持ち、何かとりとめのないことを計画したいという気持ちに強く共感したんだ。誰もがクロ―ハーストの挑戦する気持ちに共感できるはずなのに、こういった物語を映画化しようとする人は少ない。この物語を読んだとき、多くの人々の心に響くものがあると感じたから僕も挑戦してみることにしたんだよ」と、本作に惹かれた理由を語っている。周りから無謀だと言われながらも海へと飛び出すクローハースト。それはコリンの上品でスマートな英国紳士イメージを根底から覆すことにもなる。ひとり海に出て現実を目の当たりにし、無精ひげにヨレヨレのシャツ姿になってからがクローハーストの真の旅の始まり。魅力的な男が一転、海の上で命をかけて格闘し、迫真の演技をみせるコリンから目が離せない。『喜望峰の風に乗せて』は2019年1月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:喜望峰の風に乗せて 2019年1月11日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© STUDIOCANAL S.A.S 2017
2018年12月14日■あなたの周りにある関係性を意識してみよう家族や恋人、友達……さまざまな形のパートナーシップが存在しています。中でも今月は、特に自分にとって大切なパートナーシップについて、少しフォーカスしてみましょう。自分自身を見つめる時間も大切ですが、パートナーとの関係性を見つめることも人生において重要な時間。身近な人とどんな風に関わるかで、あなたの人生は変わっていきます。たとえば、普段から会話をしたり自分のことを大切にしてくれる人と一緒にいれば、自分自身を知れる深い時間になります。でも、まったく会話をしなかったり、上辺だけの会話ばかりしている人といるならば、家族や友達など、他のコミュニケーションをとれる人を求めましょう。■毎日べったりしていないといけないのか?「コミュニケーション」と「依存」は違います。コミュニケーションは、お互いが自立し合って初めて成立するものです。それぞれの世界観やリズム、大切にしていることを尊重し合えてこそ、コミュニケーションが輝いていきます。それは完璧なリレーションシップとも言えます。毎日会わないといけない電話がないとすぐに不安になるメールはすぐに返信してほしいという方は、このタイミングで少し見直しましょう。それは「管理」の域にあります。これらは、相手のことを完全に信頼できていないときに、不安になって起こしてしまいがちな感情や行動です。ごく自然に毎日一緒にいて、電話をしたり、メールをしているなら問題ありません。「不安だから」とか「支配・コントロール」したい欲求からくるコミュニケーションは危険です。これはふたりのコミュニケーションではなく、自分のことしか考えていない「ひとりコミュニケーション」の状態です。■信頼をベースにした自由を手に入れる相手をまだよく知らないうちは、不安があって当然です。そして疑ってしまうことも、管理したくなる気持ちも正直でいいと思います。大切なことは、それをしっかりと認めたうえで、自分は相手とどうかかわっていきたいのか。自分はどういう人生を歩んでいきたいのかを知ること。それを意識してください。寡黙な人を愛しく思えるのなら、静寂な時間をふたりで楽しんでいくのもよいです。いつも一緒にワイワイ体験を共にしていくのが幸せと感じるのであれば、同じようにそれを大切にしてくれる人と一緒にいることを選びましょう。大切なのは、両者にとっての幸せ、そしてお互いが自由であるかどうかです。世間や周りの友達が、どういう付き合い方をしているのかと気にしたり、真似したりする必要はありません。あなたがどういう関係性を幸せに感じるのか。それをはっきりとさせておけば、あなたの隣にいる人も自然に決まっていきます。もし今のパートナーに違和感を感じているのだとしたら、それは相手の問題ではなく、あなた自身がはっきりできていないことの結果なのです。自分にとっての大切な関係性の間に「調和=ハーモニー」が生まれると完全な自由を体験できます。それは「管理」でもなければ「支配」でもなく、「信頼」という名の関係性です。■露巌先生の6月新月の作品海老原露巌先生の6月の作品「月」は、完全な自由と調和が表現されています。カチッと何かの枠にはまっていなくても、存在し合える絶妙なバランス感。縛られることなく、相手が確かに存在しながら、完全に信頼し合えることで生まれる軽やかさを感じます。もっと自由でいていいのだという安心感、そしてそれこそがお互いを大切にできるハーモニーなのです。そしてそれは、不自然な作為となった瞬間に、バランスが崩れてしまう。その瞬間に、自由はなくなってしまいます。確かなコミュニケーションがあるからこそ、信頼をベースにした自由がある。そして、調和していくことで、それぞれの世界がさらに広がっていく。それはひとりでは実現しないのです。6月14日木曜日4時44分。この双子座の新月に、あなたにとっての大切な関係性と本当の調和とは何か、一度見つめてみませんか?海老原 露巌さん
2018年06月13日ニコール・キッドマンとコリン・ファレル、ハリウッドを代表する俳優の2人が共演する『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』と、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が続けて公開!■ソフィア・コッポラ作品史上最も豪華なキャストが集結!『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』アメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは――。本作は、トーマス・カリナンの小説「The Beguiled」を女性目線で実写化したソフィア・コッポラ監督初のスリラー作品。南北戦争時代の女子寄宿学園を舞台に、学園に住む7人の女性と匿われた負傷兵との愛憎劇を描いた。またキャストには、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、ニコール、コリンらが出演している。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)公開■ニコール×コリンが夫婦役! 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な2人の子どもに恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。しかし、彼らの特権的な生活は、ある少年を家に招き入れたときから奇妙なことが起こり始める。子どもたちは突然歩けなくなり、目から赤い血を流す。そしてスティーブンはついに容赦ない選択を迫られることになる…。本作は、『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督最新作。『ロブスター』では結婚できずメタボで冴えない中年男を演じたコリンが、本作ではあることをきっかけに少年に追い詰められる心臓外科医スティーブン役で出演。また彼の美しい妻役にニコール、謎の少年役を、『ダンケルク』で注目を集めた期待の新星バリー・コーガンが演じている。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)公開コリン、立て続け共演に「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」『The Beguiled』『聖なる鹿殺し』両作品共に、2017年カンヌ国際映画祭でそれぞれ監督賞、脚本賞を受賞した力作だが、コッポラ監督がコリンに『The Beguiled』への出演の打診をしたとき、彼は『聖なる鹿殺し』でニコールとの共演を終えたばかりだったそうで、コリンは「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」と皮肉ったのだとか。『The Beguiled』では、女学園の園長とそこに現れる負傷兵を演じる2人。ベッドで寝ているコリン演じる兵士の身体を、ニコール演じる園長が濡れた布巾で拭っていくシーンをはじめ、魅力的な兵士を前に男子禁制の園に生きる園長は次第に兵士に魅了されていくのだが…。ニコールは「女性たちが集まって、コリン・ファレルを窮地に追い込むっていうのは面白いわねって思ったの」とオファーを受けた当時から楽しみにしていたようだ。一方、コリンはニコールとの共演について「ニコールとの共演は喜びだよ。彼女がセットに現れると俳優から電気技師までみんなちょっとずつ良くなるのさ!」とコメント。この2作品の公開はもちろん、今後の再びの共演も期待したい。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月21日ガールズ・グループ「フィフス・ハーモニー」の元メンバーであるカミラ・カベロが、初アルバムを発売する。輸入盤CDに続いて、国内盤CDが2018年1月24日(水)に発売される。情熱のプリンセス カミラ・カベロキューバ・ハバナに生まれ、メキシコやマイアミで育った20歳のシンガー/ソングライター、カミラ・カベロ。愛らしさとセクシーさをあわせ持ったルックスとキャラクター、スレンダーな体型から想像できないパワフルな歌声が魅力だ。アメリカの人気オーディション番組『Xファクター』を通して結成されたガールズ・グループ「フィフス・ハーモニー」のメンバーとしてデビュー。2016年12月にグループを脱退し、ソロデビューを果たした。これまで「クライング・イン・ザ・クラブ」や「OMG feat. クエヴォ」、ファレル・ウィリアムスらと共作し大ヒットを記録している「ハバナ feat. ヤング・サグ」といった楽曲を発表しており、今回初フル・アルバム発売となった。ファレル・ウィリアムスとの「ハバナ」など収録国内版のアルバムには、ボーナス・トラックとして最新シングル「ハバナ」のリミックスや「アイ・ハヴ・クエスチョンズ」といった楽曲が収録されている。自身の名前を付けたアルバム・タイトルに関して「“私は常に変化してる”(=収録曲「Never Be The Same」)。人生で経験することも、話題にすることも、私自身の音楽も。このアルバムは、私がどういう人間で、何を感じ、何を好むのか、そしてこの1年間でどういう思いを抱いたのかってことを紹介するのにぴったりな作品。だから、“私はこんな人間なの”って伝えるのに一番良いと思ったの。」と語った。来日も、ファン・イベント開催さらに、今回のアルバム発売のプロモーションとして、来日することも決定。2月4日(日)にはタワーレコード渋谷店にてファン・イベントを開催し、トーク&ハイタッチ会を行うそうだ。【詳細】カミラ・カベロ ソロ・デビュー・アルバム『カミラ』発売日:輸入盤 2018年1月12日(金)国内盤CD 1月24日(水)発売価格:2,000円+税 ※期間限定価格※ボーナス・トラック収録※初回のみ特典封入<国内盤トラックリスト>1. ネヴァー・ビー・ザ・セイム2. オール・ディーズ・イヤーズ3. シー・ラヴズ・コントロール4. ハバナ feat. ヤング・サグ5. インサイド・アウト6. コンシクエンシズ7. リアル・フレンズ8. サムシングズ・ガッタ・ギヴ9. イン・ザ・ダーク10. イントゥ・イット11. ネヴァー・ビー・ザ・セイム (ラジオ・エディット)12. ハバナ (Remix) <国内盤ボーナス・トラック>13. アイ・ハヴ・クエスチョンズ <国内盤ボーナス・トラック>【来日イベント】日時:2018年2月4日(日) 13:00スタート会場:タワーレコード渋谷店B1 CUT UP STUDIO内容:トーク&ハイタッチ参加方法:対象商品であるカミラ・カベロ『カミラ』国内盤CDをタワーレコード渋谷店の店頭にて購入された人に先着でイベント参加券をプレゼント
2018年01月21日MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)が手がける、東京・原宿のブックストアー「ブックマーク(BOOKMARC)」にて、プロスケートボーダーでありアーティストのマーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)によるアートエキシビションと作品即売会が、10月22日と23日の2日間にわたり開催される。22日のオープニング当日は、本人も在廊予定。マーク・ゴンザレスは、詩人、現代美術家であり、数々のスケートボード・ブランドからスポンサーを受ける世界で最も有名なプロスケートボーダー。また、ハーモニー・コリンの映画『ガンモ』(97)へ出演、ソフィア・コッポラの映画『ヴァージン・スーサイズ』(‘99)へ絵の提供、短編映画『How They Get There』のためスパイク・ジョーンズと共同脚本を手掛けるなど、映画への関連も多い。本展の会場であるブックマークでも、過去に2回イベントを行い人気を博している。今回は、本展用に約100点の作品を制作。世相を反映したシニカルでポップな彼らしい新作が一堂に会す。販売価格 30,000~20,000 (予価) 。おなじみのドローイングやペインティングの他に、自ら製作したスケートボードも会場でお披露目。【イベント情報】Mark Gonzales x THE LAST GALLERY “Reality is too much to ask for” EXHIBITION /ドローイング作品即売会会期:10月22日(17:00〜20:00)/10月23日(12:00~19:00)会場:ブックマーク(BOOKMARC)住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14 B1Fギャラリー
2017年10月20日『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレヴォロウ監督が、『スター・ウォーズ エピソード9』(原題)から降板したことが明らかになった。ディズニーとルーカスフィルムが「StarWars.com」で正式に発表した。トレヴォロウ監督と「別々の道を行く」ことになったルーカスフィルムは、「企画段階を通して、コリンは素晴らしいコラボレーターでした。しかし、このプロジェクトに対し、私たちはお互いが異なるビジョンを持っているという結論に達したのです。コリンの幸運を祈ります。また、本作における情報を近々お届けします」とコメントしている。「Digital Spy」によると、トレヴォロウ監督がメガホンをとることが決定したのは2015年8月。当初から多くの『スター・ウォーズ』ファンはその人選を不安視していたという。さらに、今年6月にアメリカで公開されたトレヴォロウ監督の最新作『The Book of Henry』(原題)が酷評の嵐を受け、ファンはますます不安に。それでもトレヴォロウ監督は自分が『スター・ウォーズ』を監督するのにふさわしく、みんなに喜んでもらえる映画を作る必要があると意欲に燃えていたのだが…。『スター・ウォーズ エピソード9』は2019年5月24日(現地時間)に公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年09月06日コリン・ファース&タロン・エガ―トンがコンビを組み、全世界4億ドル超えの大ヒットを記録した『キングスマン』の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』。この度、過酷な雪山アクションを控えたコリン、タロン、そして本作から参戦するペドロ・パスカルの3ショットが公開された。今回公開されたのは、主人公・エグジーに扮するタロンと本作から登場する新たな同盟スパイ機関“ステイツマン”のエージェント・ウィスキーに扮するペドロ、前作で死んだと思われたものの驚きの復活を遂げることが明かされているハリーに扮するコリンの3人が何やら神妙な面持ちでカメラを見つめる超貴重なオフショット。タロンとペドロは頑丈そうなウェアを着こんで、スキー板とストックを小脇に抱え重装備でスタンバイ。しかしコリンだけコートとビシっと決めたスーツという雪山に向かうにはあまりも軽装…。一緒に雪山に突入していくつもりなのか、はたまた2人とは違う行動を企てているのだろうか。前作に引き続き監督を務めるマシュー・ヴォーンは新たに参戦するスパイ機関“ステイツマン”について、「素晴らしいキャラクターたちだよ。彼らは巨大ジェット機を持つとんでもない億万長者で、基地がケンタッキー州の巨大な蒸留所にあるから全員アルコール関連のニックネームがついているんだ。この奇妙なアメリカ人たちとイギリス人(キングスマン)を組ませることにしたんだ」と明かしている。この3人が演じる英米スパイが起こす化学反応に期待が高まるばかりだ。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月21日最新実写版『ダンボ』に、コリン・ファレル、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーン、マイケル・キートンが出演することが決定した。ディズニーの公式ファンクラブD23のイベント「D23エキスポ」で公開された短編ビデオに登場したティム・バートン監督は、同実写版の制作開始を発表し、ニコ・パーカーとフィンリー・ホビンズも含めたキャスト陣を明かした。同作の公式のあらすじによると、コリン演じるサーカス団のスターだったホルト・ファリエが戦争から帰還し、ダニー演じるサーカス団のオーナーによって耳の大きい象の子どもの面倒役に配属されたことで、人生が大きく変わっていく様を描いているという。サーカス団は困難を迎えているものの、ニコとフィンリー演じるホルトの子どもたちが、その子象が飛べることを発見したことで、起業家V.A.ヴァンディヴァー(マイケル)と空中曲芸師コレット(エヴァ)が手を組み、子象をスターにのし上げるべく乗り出す。実写をベースにアニメの要素も組み込む同作は、イギリスで撮影されることになっており、現在のところ2019年3月29日に全米公開となる予定。アーレン・クルーガーが、脚本を執筆しているほかジャスティン・スプリンガーと共にプロデュースも担当している。オリジナル版『ダンボ』は、耳が大きいことで周りからいじめられていた一人ぼっちの子象が、自分の力を証明しようと奮闘する姿が描かれている。(C)BANG Media International
2017年07月18日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)が、ブランドのアイテムが奏でる音が楽しめるミュージックプロジェクト「ホリデー・ハーモニー」をスタートした。「ホリデー・ハーモニー」は、公式サイト上に登場するバッグやシューズなどのアイテムの写真にカーソルを合わせるだけで、そのアイテムを叩いたり擦ったりした時の音を聞くことができるというユニークなプロジェクト。カーソルを合わせるとそのアイテムの音だけが流れ出し、カーソルを離すとアイテム全体の音が合わさったホリデーシーズンにぴったりのハーモニーを聞くことができる。なお、「ホリデー・ハーモニー」は、ボッテガ・ヴェネタの公式サイト( )、および公式SNSにて公開中。一部店舗のウィンドウでは特別なインスタレーションを実施される。
2016年11月23日エミリー・ブラントとリン=マヌエル・ミランダが出演する『メリー・ポピンズ』の新作『Mary Poppins Returns』(原題)にコリン・ファースが出演するようだ。「Variety」誌によると、現在、出演を交渉中のコリンは、フィデリティ信託銀行の社長ウィリアム・ウェザオール役を打診されているという。今年コリンは『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』(現在日本公開中)、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(10月29日(土)日本公開)と精力的に出演しており、『Mary Poppins Returns』公開までも待機作を多く控えている。オリジナル版の『メリー・ポピンズ』から20年後のロンドンを舞台に描く今作には、魔法使いでナニーのメリーのことが大好きだったバンクス家のジェーンとマイケルも登場。それぞれエミリー・モーティマーとベン・ウィショーが演じる。名女優メリル・ストリープもメリーのいとこ役としての出演が決定している。監督は『シカゴ』や『NINE』、『イントゥ・ザ・ウッズ』などミュージカル映画を得意とするロブ・マーシャル、音楽は『アダムス・ファミリー』や『ヘアスプレー』のマーク・シャイマンとパートナーのスコット・ウィットマンが手掛けるということだから、期待を裏切らないミュージカルになるだろう。(Hiromi Kaku)
2016年10月20日『シングルマン』でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞し、アカデミー主演男優賞に初ノミネート、『英国王のスピーチ』で見事アカデミー賞を受賞した英国俳優コリン・ファース。大ヒットした『キングスマン』で見せたキレキレアクションと凛々しいスーツ姿にはメロメロになってしまう女性も続出し、日本では“コリン旋風”が巻き起こった。このほど、9月10日に56歳(!)の誕生日を迎えることを記念して、コリンがこの秋、相次いで出演する『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』と『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』を徹底比較、2作品から初出し画像も解禁となった。◆やっぱりスーツ姿はかっこいい!レトロなスーツvsモダンなスーツ、どちらも楽しめる『英国王のスピーチ』や『キングスマン』などで、そのスーツ姿が印象的なコリン。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』では、1920年代のニューヨークが舞台であるため、主人公のマックスウェル・パーキンズとしてクラシカルなスーツスタイルを披露している。当時の古着をリメイクして作られたこだわりの衣装で、特徴的な中折れ帽は、カリスマ編集者という“できる男”を象徴しているかのよう。一方、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』では、人権派弁護士であり、保守的な性格のマーク・ダーシーらしい、3ピースのスーツをスマートに着こなす姿が収められている。シリーズ1作目では、90年代後半に流行したサイズが大きめのスーツを着用しているのに対し、今回は多くのセレブが愛用する「トム フォード(TOM FORD)」と英国王室御用達「ギ―ヴス&ホークス(Gieves&Hawkes)」による、シルエットがシャープなものに変化。シリーズ1作目から15年の時を経て、よりスタイリッシュに、現代風になったマークにご注目を。◆映画の舞台は誰もが憧れるオシャレな街!ニューヨークとロンドンで活躍するコリンに注目『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』の舞台は、1920年代のニューヨーク。現存する出版社スクリブナーズ社のおしゃれなビルと街並。劇中にも登場する「華麗なるギャツビー」の作家フィッツジェラルドが名付けたジャズ・エイジと呼ばれた時代の華やかなファッションとインテリア、そして何よりもたくさんの書物がアメリカ文学黄金期のニューヨークを魅力的に伝える。『ブリジット・ジョーンズ』シリーズの舞台といえば、現代のロンドン。劇中では、現代的な街並だけでなく、古くからの美しい石畳や歴史的建造物が多く残るロンドンを背景に、ブリジット(レニー・ゼルウィガー)とマークとジャック(パトリック・デンプシー)のドタバタな恋愛模様が描かれる。また、今回は敏腕弁護士として働くマークが、法服とかつら姿で弁護をするシーンも!撮影場所は1882年に開設された王立裁判所(Royal Court of Justice)で、こちらも英国らしい歴史的建造物。恋愛模様だけでなく、弁護士として活躍するコリンも堪能することができるはず。◆今年の秋は周囲の人に振り回されるコリンが見られる!?『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』で、カリスマ編集者パーキンズと、天才作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)は名コンビぶりを発揮しており、家族や恋人を嫉妬させてしまうほど。大作の執筆に向けて創作の世界にのめりこんでいく姿には、編集者と作家という枠を超えた、熱い絆を感じずにはいられない。また、『ブリジット・ジョーンズの日記』ではアラフォーになってもブリジットのドタバタ振りは健在。サプライズな出来事が巻き起こり、ハンサムでリッチなIT企業の社長ジャックとコリンが演じる元カレ・マークの間で揺れ動くことに。今回もブリジットに振り回されっぱなしのマークだが、不器用ながらも誰よりもブリジットのことを理解し、献身的に尽くしていく。なお、コリンの誕生日9月10日(土)には、東京・新文芸坐にてオールナイト上映会「紳士はこうして創られた!?コリン・ファースと一夜を共に」として、『シングルマン』『裏切りのサーカス』『キングスマン』という贅沢すぎる一挙上映も予定されている。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は10月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月10日『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』では久々にマーク・ダーシーを演じることでも話題のコリン・ファース。そして、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『Spy/スパイ』などで活躍、小栗旬のペプシ新CMでは“鬼”に扮しているジュード・ロウ。この日本でも圧倒的人気を誇る2人の英国俳優が初共演を果たした『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』から、待望の予告編映像が到着した。1920年代のニューヨーク。ヘミングウェイの「老人と海」、フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」などの傑作を世に送り出した編集者マックス・パーキンズ。ある日、パーキンズの元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままに際限なく文章を生み出すウルフを支え、名作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そして、さらなる大作に取りかかる2人は昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーンは2人の関係に嫉妬。やがて第2作も完成し、またも大ヒットとなるが、その一方で、ウルフはパーキンズなしでは作品を書けないという悪評に怒り、2人の関係に暗雲が立ち込める…。高い実力と人気を誇る2人の英国名優がそれぞれ、数々の世界的有名作家を見いだしたカリスマ編集者とわずか37歳で生涯を閉じた天才小説家を演じ、2人の出会いと成功、そして激しくも熱い、傷だらけの友情を描く本作。トニー賞受賞のイギリス演劇界の鬼才マイケル・グランデージが、初メガホンを取り、アメリカ文学黄金期を魅力的に再現した。届いた予告編では、カリスマ編集者パーキンズ(コリン)と、そんな彼が惚れ込み、献身的に支えたトマス・ウルフ(ジュード)との出会いから、2人で紡いだベストセラーが生まれるまでの過程を見せていく。鋭敏な感性が命ずるままに筆を進めるトマスの原稿に、ことごとく“赤”を入れ、削除していく編集者パーキンズは「これで君の文体が際立つ」と言う。やがて完成した作品に、「愛してるぞマックス・パーキンズ」と喜びを爆発させるウルフの姿が印象的だ。しかし、ウルフを溺愛し、彼とパーキンズとの絆に嫉妬する愛人アリーン(ニコール・キッドマン)や周囲の声に、「1人で書けると証明したい」と言い始めるウルフ。一方、家庭を顧みないパーキンズも妻ルイーズ(ローラ・リニー)に責められるが、「彼にはその価値がある」と反論を見せる――。彼らの圧倒的な演技を堪能できる予告編、さらに併せて解禁となった「傷ひとつ残らないなら、真の友情とは言えない」と記されたポスタービジュアルに、ますます期待が高まる。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月15日数々の名作家を生み出した伝説の編集者と天才小説家の友情を実話を基に描いた映画『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』の予告編が公開になった。オスカー俳優コリン・ファースをはじめ、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、ガイ・ピアースら豪華キャストが出演する。その他の画像本作の主人公マックスウェル・パーキンズ(コリン・ファース)は実在の編集者で、ヘミングウェイやフィッツジェラルドなど世界的作家を数多く見出してきた。映画は彼が無名の天才作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)と出会うところから始まる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、ウルフを支え、ふたりはベストセラーを世に送り出すが、ふたりは創作に没頭するあまり、周囲の人々とあつれきを起こし、さらにふたりの関係にも暗雲が立ち込める。作家と編集者であり、小説を愛するふたりの友情と情熱を描いた感動作だ。A・スコット・バーグの書籍『名編集者パーキンス』を、『グラディエーター』『007スカイフォール』のジョン・ローガンが脚色。トニー賞にも輝いた英国演劇界の鬼才マイケル・グランデージが監督を務めている。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』10月7日(金) TOHOシネマズ シャンテ先行公開
2016年08月12日『英国王のスピーチ』『キングスマン』のオスカー俳優コリン・ファースと、『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウが初共演を果たす映画「Genius」(原題)が、『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』の邦題で10月、日本でも公開されることが明らかとなった。1920年代ニューヨーク、「老人と海」「グレート・ギャツビー」などの名作を手がけた編集者パーキンズ。ある日彼の元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままにペンを走らせ、際限なく文章を生み出すウルフを父親のように支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そしてさらなる大作に取りかかるふたりは昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーンはふたりの関係に嫉妬し胸を焦がす。やがて第2作が完成。ウルフは「この本をパーキンズに捧げる」と献辞を付け足し、ヨーロッパへ旅立ってしまう――。本作は、ヘミングウェイ、フィッツジェラルドなど数々の世界的有名作家を見出した実在の名編集者マックスウェル・パーキンズと、37歳で短い生涯を閉じた天才小説家トマス・ウルフの人生と友情を描いた物語。また本作は、本年度「ベルリン国際映画祭」コンペティション部門にも正式出品され、話題を集めた。寡黙な編集者パーキンズをコリン、自由奔放な作家トマス・ウルフをジュードが演じ、父と息子のように惹かれ合う、運命の絆で結ばれた2人の男を熱演する。また、ウルフを支える愛人、アリーンにオスカー女優のニコール・キッドマン、「グレート・ギャツビー」の作家F・スコット・フィッツジェラルドを『アイアンマン3』のガイ・ピアース。そのほか、『ラブ・アクチュアリー』『イカとクジラ』のローラ・リニー、「アフェア ~情事の行方~」『マネーモンスター』のドミニク・ウェストらがキャスティングされている。脚本は『グラディエーター』『007 スカイフォール』のジョン・ローガンが手掛け、監督には「トニー賞」を受賞した演出家、マイケル・グランデージが初監督に挑んでいる。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月中旬、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月26日映画『ロブスター』で冴えない独身オジサン・デヴィッドを演じているコリン・ファレルが、2か月で20キロ増やした衝撃的な方法を明かした。「ET online」のインタビューに共演者のジョン・C・ライリーと答えたコリン。ジョンも「短期間でどんどん太っていく彼に『一体どうやって?』と思わず聞いてしまったよ」と言うくらいみるみるうちに肥えていったコリンの脂肪の源は、ハーゲンダッツなどのアイスクリーム。ただし、アイスを大量に食べるのは「身体が冷えるし頭が痛くなる」ということで、電子レンジでチンして飲んでいたそう。「俺って“食べる派”じゃなくて“飲む派”なんだもん」そう語るコリンの言葉からはお酒を“飲ん”で大暴れしていた過去が少々チラついて見える。毎日4,000キロカロリー以上をアイスドリンクで摂取し、運動をまったくしないだけでなく生活の中でも動かないように気を付けていたという。コリンのパーソナルアシスタントでもあるお姉さんから、撮影現場だったゴージャスな邸宅を「見学しよう」と誘われても、「イヤだ!おんぶして歩いてくれるならいいよ」と言うほど動かなかったと笑う。そんな努力が実り、見事役作りに成功したコリンだったがいまはすっかり元通りの体形に。「腹を空かせて運動をするだけであっという間に体重が落ちていったよ」と太ることよりも痩せる方が簡単だった様子をうかがわせた。(Hiromi Kaku)
2016年05月12日コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ジョン・C・ライリー、レア・セドゥ、ベン・ウィショーら豪華キャスト出演の『ロブスター』の日本版ポスターがこのほど解禁となった。“独身者”は、身柄を確保されホテルに送られる。そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、自ら選んだ動物に変えられ、森に放たれる。そんな時代、独り身になったデヴィッド(コリン・ファレル)もホテルに送られ、パートナーを探すことになる。しかしそこには狂気の日常が潜んでいた。しばらくするとデヴィッドは“独身者”が暮らす森へと逃げ出す。そこで彼は恋に落ちるが、それは“独身者”たちのルールに反することだった――。第68回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した本作。このほど解禁された日本版オリジナルポスターは、6人の主要キャストの面々の顔が映し出され、本作の個性的な作風が窺えるビジュアルに仕上がっている。主演のコリンは、これまでのイケメンのイメージからは想像できない極太眉とヒゲで太ったさえない中年男性としての姿を披露。顔が隠れるほどの大きなサングラスをかけるレイチェルや、“独身者たちのリーダー”を演じるレアの厳しい表情も意味深だ。さらに、プールにつかり水をしたたらせながら何故か鼻血を流しているベンや、森の中にたたずむジョン、ホテルのメイド姿のアリアーヌ・ラベド、そして目に付く「ここでは、45日以内にパートナーを見つけなければ、あなたは動物に変えられます――。」というコピー…。なんともミステリアスなビジュアルが内容への興味をかき立てる。また、特別鑑賞券の特典のクリアファイルに使われている海外版のオリジナルポスターのビジュアルにおいては、シルエットのみで記された何かをを抱きしめるコリンとレイチェルの姿が。コリン曰く「いまだに『ロブスター』のすべてを理解できているわけではないが、ヨルゴス(監督)は一つの価値観を観客に押し付ける監督ではないんだ」とのこと。かなり個性的な作品であることが窺える本作、今後の続報を楽しみに待ちたい。『ロブスター』は、3月5日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日年末年始はどうしても太りやすい2015年12月28日、アドレス通商株式会社が運営する「ホリスティックハーモニー」は新サービスの提供開始を発表した。その新サービスとは「ダイエット整体」。年末から年始にかけて宴会やイベント、実家帰省などによっていつも以上に飲んだり食べたりする機会が多くなることが多い。しかも、多くの人が集まる席では食べる時間も長くなり食べる量が増えがちだ。食べる機会や量が増えるのに「寒くて動きたくない」「せっかくの休みだからゆっくりしたい」などの理由で運動量や消費カロリーは激減。さらに冬の寒さが追い打ちをかけるように体を冷やし、血行やリンパの流れが悪くなり正月太りを加速させる。柔らかいうちに対処つきたての餅は柔らかくてなんとも言えない美味しさがある。つきたての餅の味を知る人は「餅はつきたてに限る」と言う。実は脂肪もつきたてが肝心。もちろん食べる訳ではない。ついたばかりの脂肪は水分が多くて柔らかいため、分解されやすい。しかし、時間が経つにつれ水分が減少し霜降り肉のように脂肪と筋肉が絡み合う。このような脂肪は落とすのに時間がかかるため、脂肪を落とすにはできるだけ早い対処が効果的なのだ。今回提供開始される「ダイエット整体」では、エネルギーの通り道である経絡の流れを整える。ねじれてしまった経絡を体の中心に戻し流れを整えることで、体の歪みをとるだけでなく内臓の働きも活発になり代謝がアップして痩せやすくなる。(画像はプレスリリースより)【参考】・アドレス通商株式会社プレスリリース(ValuePress!)
2016年01月02日11月13日に公開を控えるアニメーション映画『ハーモニー』の入場者プレゼントが6日、発表された。本作は、『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』(15年)に続く「ノイタミナムービー第2弾」として発表された、故・伊藤計劃氏(享年34)が遺した3作の小説群を次々とアニメ化していく「Project Itoh」の一環として完成。同名の原作は、第40回星雲賞"日本長編"部門および第30回日本SF大賞を受賞し、伊藤氏の夭折後となる2010年には英訳版が刊行された。これによって日本のみならず、海外でも高い評価を獲得し、日本人で初めてフィリップ・K・ディック賞特別賞をも受けた。そんな名実ともに伊藤氏の代表作のアニメーションを制作したのは、映画『ベルセルク 黄金時代篇』3部作などで知られる STUDIO4℃。メガホンを取ったのは、『AKIRA』(88年)で作画監督を務めた、なかむらたかし監督と『鉄コン筋クリート』(06年)のマイケル・アリアス監督の2人。主役の霧慧トァンを沢城みゆきが担当するほか、上田麗奈、洲崎綾、榊原良子、大塚明夫らが声優キャストとして集まった。物語の舞台は、極端な健康志向と調和を重んじる社会。欺瞞に満ちた世界に抵抗を示すため、かつて自殺を試みたトァンは、社会を恐怖へとたたき落とした犯行グループの"宣言"に、ともに自死を計画した聡明な少女・御冷ミァハ(上田)の影を感じ、それを確かめるために立ち上がり、事件の真相を追う様を描く。発表された入場者プレゼントは、3種の"原作朗読音声付きしおり"。トァン役の沢城、ミァハ役の上田、零下堂キアン役の洲崎が、それぞれ原作小説の一節を朗読した声がダウンロードできる仕様になっている。公開初日の13日からランダムでの配布がスタートし、なくなり次第終了となる。なお、『ハーモニー』での仕事のほか、沢城は『月刊少女野崎くん』(14年)の瀬尾結月役や『ブラック★ロックシューター』(12年)の小鳥遊ヨミ役で知られる。また、上田は『プリパラ』(15年)の黄木あじみ役や『ハナヤマタ』(14年)の関谷なる役、洲崎は『極黒のブリュンヒルデ』(14年)の橘佳奈役や『たまこまーけっと』シリーズでの北白川たまこ役などを、それぞれ担当してきた。
2015年11月06日夭折の作家・伊藤計劃の小説3作を劇場アニメ化していく一大プロジェクト「Project Itoh」の2作目として11月13日(金)に公開が迫った『ハーモニー』から、キャラクターデザインを務めたredjuice書き下ろしのメインビジュアルが解禁された。アメリカで発生した暴動をきっかけに世界を戦争と未知のウィルスのるつぼに叩き込んだ「大災禍(ザ・メイルストロム)」。政府は弱体化し、やがて、人間こそ最重要の公共リソースであると位置づける高度発達医療社会=“生府”が立ち上がった。人々は「健康」と「優しさ」を尊ぶ“生命主義”の名の下に、WatchMe(恒常的体内監視システム)を体に埋め込み、あらゆるリスクを遠ざけ美しく管理されることに。人々は自らを優しい牢獄へと閉じ込めたのである。主人公の霧慧トァンには、友だちがいた。御冷ミァハ。成績優秀でありながら、“生府”の管理を憎悪する少女。個人用医療薬精製システム<メディケア>を騙せば世界を転覆させることだってできると語り、トァンと零下堂キアンはミァハに心酔していた。「私たちは大人にならないって、一緒に宣言するの」。ミァハの導くままに死を試みる2人。そしてミァハだけが死に、トァンとキアンだけがこの牢獄に取り残された。13年が経ち、トァンは、善良な市民として暮らすキアンと再会。その食事中に、ある犯行グループによって同時に数千人規模の命を奪う事件が発生。キアンもその犠牲となり、死に際にある言葉を遺した…。犯行声明として発せられた彼らの「宣言」により、世界は「大災禍」以来の恐怖へと叩き落される。それは、平和に慣れすぎた世界に対しての警告であり、死んだはずのミァハの思想そのものだった。トァンはミァハの息遣いを感じながら、事件の真相を求めて立ち上がる。原作は伊藤氏の遺作となった2008年刊行の「ハーモニー」。病に伏す伊藤氏が紡いだ高度発達医療社会で繰り広げられる物語は、圧倒的な存在感を帯び、国内外で高い評価を獲得。第40回星雲賞(日本長編部門)および第30回日本SF大賞を受賞し、さらには2010年に英訳版が刊行され、同年のフィリップ・K・ディック記念賞(特別賞)を受賞した。この度解禁されたメインビジュアルは、redjuice による描き下ろし。左手に御冷ミァハ、右手に霧慧トァン、ふたりの手と手が触れ合う瞬間が描かれている。「健康」と「優しさ」を尊ぶ“生命主義”の名の下に、美しく管理される高度発達医療社会をバックに浮遊する構図は、物語の鍵を握るミァハとトァンの運命の対峙を表現。先日公開された本予告と合わせて物語の世界観を盛り上げる仕上がりとなっている。『ハーモニー』は11月13日(金)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍者の帝国 2015年10月2日より全国にて公開(C) Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSESハーモニー 2015年11月13日より全国にて公開(C) Project Itoh / HARMONY
2015年11月04日トップレスのジャケット写真でも話題となった「ナイト・タイム、マイ・タイム」のリリースや「サマーソニック2014」への参戦など、日本での音楽活動も浸透し始めているミュージシャンでモデルのスカイ・フェレイラ。このほど、ホラー映画界のカリスマ、イーライ・ロスの6年ぶりの監督作『グリーン・インフェルノ』に出演していることが分かった。全世界をトラウマの渦に巻き込んだホラー映画の金字塔『食人族』をモチーフにした『キャビン・フィーバー』で、鮮烈な監督デビューを果たし、容赦なき描写で観客を圧倒した『ホステル』でホラー界のカリスマとなったイーライ・ロス。近年は製作・出演に精力的で、クエンティン・タランティーノ監督『イングロリアス・バスターズ』や『ピラニア3D』、さらには『アフターショック』では主演を務めていた彼が、タランティーノ製作総指揮『ホステル2』から6年ぶりに監督を務めたのが、この残酷無慈悲な食人エンターテインメント。アマゾンの森林伐採の不正を暴くため、意識の高い学生たちは現地に乗り込んで中止運動を起こすも、政府に捕まり強制送還。不幸にも帰路の途中、飛行機が墜落、命からがら助けを求めるが、彼らを待っていたのは人間を喰らう人族だった…という衝撃の物語。主人公ジャスティンを務めるのは、イーライの妻でもある女優ロレンツァ・イッツォ。そして、そのルームメイト、ケイシー役を好演するのが、スカイ・フェレイラだ。劇中では、環境保護を訴える学生団体と一緒に森林に行こうとするジャスティンを心配し、引き止める友達思いの役柄。スカイとロレンツァは一見、タイプが真逆のような2人だが、実はスクリーン上だけではなく、プライベートでも大親友。この2人のことをイーライ監督は「ロレンツァは遠慮がちだが、スカイは明らかにロックスターだ。彼女は、ラリー・クラークやハーモニー・コリンの映画に出てくる人物のような強烈な個性がある。でも彼女を自身のタイプとは違う役に配役できて面白かったよ。彼女もまた素晴らしい女優だ」と手放しで絶賛する。「ナイト・タイム、マイ・タイム」を引っさげて「サマソニ」にも参加したスカイ・フェレイラは、女優としては『Putty Hill』(’10/未)でデビューし、本作が長編映画2作目。次作には、エヴァン・ピーターズ、ケヴィン・スペイシー出演の『Elvis&Nixon』(’16/未)、ニコラス・ケイジ主演『The Trust』(’16/未)と、着々と女優としての活動も広がりつつある。これから映画ファン、音楽ファンも要注目の1人となりそうだ。『グリーン・インフェルノ』は11月28日(土)新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月31日11月13日に公開を控えるアニメーション映画『ハーモニー』の新たな場面写真と本予告映像が23日、公開された。本作は、『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』(15年)に続く「ノイタミナムービー第2弾」として発表された、故・伊藤計劃氏(享年34)が遺した3作の小説群を次々とアニメ化していく「Project Itoh」の一環として完成。同名の原作は、第40回星雲賞"日本長編"部門および第30回日本SF大賞を受賞し、伊藤氏の夭折後となる2010年には英訳版が刊行された。これによって日本のみならず、海外でも高い評価を獲得し、日本人で初めてフィリップ・K・ディック賞特別賞をも受けた。そんな名実ともに伊藤氏の代表作のアニメーションを制作したのは、映画『ベルセルク 黄金時代篇』3部作や『鉄コン筋クリート』(06年)で知られるSTUDIO4℃。『AKIRA』(88年)で作画監督を務めた、なかむらたかし監督と『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアス監督の2人がメガホンを取った。主役の霧慧トァンを『月刊少女野崎くん』(14年)の瀬尾結月役や『ブラック★ロックシューター』(12年)の小鳥遊ヨミ役で知られる声優の沢城みゆきが担当するほか、上田麗奈、洲崎綾、榊原良子、大塚明夫らがキャストとして集まった。物語の舞台は、極端な健康志向と調和を重んじる社会。欺瞞に満ちた世界に抵抗を示すため、かつて自殺を試みたトァンは、社会を恐怖へとたたき落とした犯行グループの"宣言"に、ともに自死を計画した少女・御冷ミァハ(上田)の影を感じ、それを確かめるために立ち上がる。公開された場面写真は、血まみれになったトァンの顔をはじめ、意味ありげに背後を振り向くミァハの顔のアップを描いたもの。これらのほかに作品内の独自マークアップ言語で書かれた"ハレルヤ"の不吉な文字列の絵も並んでおり、正気を失ったディストピアを見せつける。本予告映像も同様に、調和の取れた社会を強要される異様な世界観の一端を収録。終盤では、「トァン行こう、『ハーモニー』の世界へ」と呼びかけられるとともに、「わたしの心が、幸福を拒絶した」というキャッチコピーが流れ、トァンが世界を捨て去ってしまったかのような不気味な演出がなされている。なお、11月10日から23日にかけて秋葉原UDX内の東京アニメセンターでは、「Project Itoh展」を開催。ここでは、『屍者の帝国』(公開中)、『ハーモニー』、『虐殺器官』(公開日未定)の劇場アニメ3作品の中で、実際に本編で使われている生原画やさまざまな作品資料、キャラクター原案のredjuice氏の拡大イラストパネルなどが展示される。開館時間は、月曜日以外の11時から19時までで、入場料は無料。
2015年10月23日『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く「ノイタミナムービー第2弾」として注目を集める「Project Itoh」より、『虐殺器官』『ハーモニー』の特報がこのほどWEBでも解禁となった。2009年に34歳で夭折した小説家・伊藤計劃が遺した3つの長編作品を映画化する「Project Itoh」。伊藤氏が残した30ページの序文を円城塔が書き継いだ『屍者の帝国』をはじめ、3か月連続で劇場公開を控えている。このほど、第2作目として公開される『虐殺器官』および3作目の『ハーモニー』の特報映像が解禁。8月28日(金)より劇場で上映され話題となっていた映像が、はれてウェブでも公開される運びとなった。「ゼロ年代最高のフィクション」とも称される『虐殺器官』は、スタジオ「manglobe」と組んだ『Ergo Prxy』が海外で多くのファンを獲得した村瀬修功が監督を務める。また、第40回星雲賞(日本長編部門)および第30回日本SF大賞を受賞、2010年、同年のフィリップ・K・ディック記念賞(特別賞)を受賞した『ハーモニー』は、『AKIRA』の作画監督として世界に知られたなかむらたかしと『鉄コン筋クリート』を監督したマイケル・アリアスの二人が監督を手掛け、両作共に世界的に評価の高い屈指のクリエイターによって映像化される。「Project Itoh」公式ホームページにて公開された特報は、どちらも伊藤計劃独自の世界観が展開され、確かなクオリティが見て取れる映像に仕上がっている。公開を楽しみに待ちたい。『虐殺器官』は11月13日(金)より、『ハーモニー』は12月4日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月11日英国紳士の代名詞コリン・ファースがブリティッシュ・スーツに身を包み、次々と華麗で過激なアクションを繰り広げる、全く新しいスパイアクション『キングスマン』。すでに全世界4億ドル超えの大ヒットを記録し、続編の製作の話も早々に浮上している本作に、『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカーこと俳優マーク・ハミルが出演していることが判明。その理由が明らかにされた。ロンドンの高級テーラー「キングスマン」。しかし、その実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関。ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなすハリー(コリン・ファース)は、そのエリートスパイ。組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の指令で、何者かに惨殺されたエージェントの代わりに新人をスカウトすることになったハリーは、街の若者エグジー(タロン・エガートン)に可能性を見出し、候補生に抜擢する。一方で、頻発する科学者失踪事件の首謀者でIT富豪のヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた。調査を開始した「キングスマン」にも、ヴァレンタインの魔の手が迫る――。本作は、『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で映画ファンを虜にしたマシュー・ヴォーン監督による、全編キレッキレのノンストップ・スパイアクション。これまでにないクールなカッコよさで華麗なアクションを披露する名優コリン・ファースほか、本作が映画初出演の大抜擢となるタロン・エガートンもフレッシュな魅力全開で、21世紀の新たなスパイ・ヒーローに扮している。原作は、『キック・アス』マーク・ミラー&『ウォッチメン』デイブ・ギボンズ。7月29日(水)には、その映画原作コミック「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」が発売となる。企画立ち上げの段階ですでに映画化を視野に製作された本コミック。映画とは異なる設定がいくつか存在するが、中でも注目すべきエピソードについてマーク・ミラー自身がこう語っている。「コミックの大きなストーリー展開の一つは、(映画で)サミュエル・L・ジャクソン演じるキャラクターに大勢のセレブが誘拐されることだ。(映画の)オープニング・シークエンスでは、マーク・ハミル演じるアーノルド教授が誘拐されるが、コミックではマーク・ハミル自身だ」。『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役でおなじみ、最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演するハミルは、「マーク・ミラーの書くストーリー、デイヴ・ギボンズのアートワークの大ファンだった」と語り、本作について「原作がコミックブックでなかったら、私は出演しなかっただろう。マーク・ミラーから連絡がきたので、本作に出演した。彼はコミックブックで、マーク・ハミルとして私の画を使いたいと言ってきた」と言う。「それから彼は、『ところで、映画化を予定していますが、決まったときには、ご自身の役を演じていただけますか?』と、だから『もちろんだ』と答えた。でも、(映画は)脚本の内容が変わって、私は誘拐される人物を演じることになった。科学者の役でね(笑)」と語り、コミックがあったからこそ出演が決まった秘密を明かしている。ちなみに、共同原案として名を連ねるヴォーン監督により、二度も映画化され、もはやアメコミ史に残る大ヒットシリーズとなった「キック・アス」シリーズの完結版コミック「キック・アス3」の中で言及される“頻発するセレブ誘拐事件”とは、本作での出来事を指しているという。ロンドンのサヴィル・ロウで仕立てるスーツや、数々のスパイガジェットなど『007』シリーズへのオマージュが数多く見受けられ、アメコミには珍しい“イギリスらしさ”を前面に出した原作本「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」。映画を観る前に、ぜひこちらも楽しんでみては?『キングスマン』は9月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation
2015年07月29日シネフィルとしても有名なデザイナー、アニエスベーの初監督作品『わたしの名前は…』が今年10月に渋谷アップリンクほか全国にて公開されることが決定した。ハーモニー・コリン作品のプロデュースを行い、デヴィッド・リンチ監督作『マルホランド・ドライブ』やクエンティン・タランティーノ監督作『パルプ・フィクション』など数々の映画で衣装デザインを手掛けるなど映画に情熱を注ぎ続けたアニエスベーが、本名アニエス・トゥルブレとして初監督を務めた『わたしの名前は…』。本作は、父親の虐待から逃げ出した12歳の少女とスコットランド人運転手の奇妙な旅を描いたロードムービー。アニエスベーが10年以上前に新聞で読んだ、とある事件の記事に着想を得て、自ら脚本を執筆した。アニエスベーは本作について「旅で経験する出会いや日常から切り離された純粋な自由を描きたかったのです」と語っている。12歳の少女を演じるルー=レリア・デュメールリアックと運転手を演じるダグラス・ゴードンの脇を固めるのは、シルビー・テステュー、ジャック・ボナフェといったフランス映画界の名優たち。撮影はアニエスベーの友人たちの協力を得て行われた。音楽には、フランスのエレクトロポップ・デュオ「エール(Air)」のジャン=ブノワ・ダンケルが参加し、アメリカのオルタナティブ・ロックバンド「ソニック・ユース(Sonic Youth)」も未発表音源を提供している。ほかにもジョナス・メカス監督が撮影したシーンにイタリアの政治哲学者アントニオ・ネグリが出演するなど豪華アーティストや文化人たちが集結していのも見所だ。『わたしの名前は…』は10月、渋谷アップリンクほか全国順次ロードショー。
2015年07月09日ハーモニー・コリン、デヴィッド・リンチ、クエンティン・タランティーノら名だたる監督作品において衣装デザインや、プロデュースをしてきたファッション・デザイナー、アニエスベーの初監督作品『わたしの名前は…』が10月より公開することが決定した。舞台はフランス・ボルドー地方。主人公の12歳の少女は父親から虐待を受けていた。ある日、学校の遠足で出かけた海辺で偶然停まっていたトラックに乗り込んだ彼女は、スコットランド人のトラック運転手と共に逃避行に出る。フランス語と英語、言葉が通じない2人は、次第に心を通わせていくが…。アニエスベーがアニエス・トゥルブレという本名で初監督を務めた本作。10年以上前に新聞で読んだとある事件の記事をきっかけに、彼女自身が脚本を書いたという。彼女の下に集結したのは、豪華アーティストや文化人たち。『ジダン/神が愛した男』の監督で現代美術家のダグラス・ゴードンがトラック運転手を演じ、アメリカン・アンダーグラウンドを代表する映画監督、ジョナス・メカスが撮影したシーンには、イタリアの政治哲学者アントニオ・ネグリが出演。音楽にはフランスのエレクトロポップ・デュオ「エール(Air)」のジャン=ブノワ・ダンケルが参加、米オルタナティブ・ロック界の最重要バンド「ソニック・ユース」も未発表音源を提供している。「旅で経験する出会いや日常から切り離された純粋な自由を描きたかった」と語るアニエスベー。映画に情熱を注ぎ続けてきた彼女ならではの作品に期待が高まる。『わたしの名前は…』は10月、渋谷アップリンクほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日『キック・アス』を手掛けたマシュー・ヴォーン監督がオスカー俳優コリン・ファースを主演に迎えたスパイアクション『キングスマン』。このほど、コリンがキレッキレなアクションを披露する予告編とポスタービジュアルが公開となった。高級テーラー「キングスマン」。その裏の顔は世界最強のスパイ機関である。ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなすハリー(コリン・ファース)は、そのエリートスパイ。組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の指令で、何者かに惨殺されたエージェントの代わりに新人をスカウトすることに。ハリーは街の若者エグジー(タロン・エガートン)に可能性を見出し、「キングスマン」の候補生に抜擢。実はハリーは、死んだエグジーの父と旧知の仲で、ある約束を果たそうとしていたのだった。一方で、頻発する科学者失踪事件の首謀者でIT富豪のヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた。調査を開始した「キングスマン」にも、ヴァレンタインの魔の手が迫る。果たして、エグジーはキングスマンの一員となれるのか?そして、「キングスマン」はテロを阻止できるのか…?本作は、『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で世界中の映画ファンを虜にしたヴォーン監督の最新作。常識を覆す誰も見たことのない全編キレッキレの超過激スパイアクションの本作は、既に全世界で4億ドルのメガヒットを記録している。今回公開されたのは、早速超絶アクション満載の予告編。コリンを始め、タロン・エガートン、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソンなど、主要キャストの姿を確認できる。映像の冒頭から、名優コリンが、スタイリッシュなブリティッシュ・スーツに身を包み、紳士についての手ほどきをはじめるかと思いきや、突然のアクションを展開!コリン演じる高級テイラーに勤める一人の紳士の裏の顔である、“キングスマン”の一員としてのハリーの姿が映し出されている。続いて“キングスマン”本部と思われる豪華な屋敷や、ジェット機、数々のガジェットなど、スパイ映画ならではワクワクさせるような映像が続き、“キングスマン”のボス・アーサー(マイケル・ケイン)や、マーリン(マーク・ストロング)が登場。そして、若者エグジー(タロン・エガートン)が新人として“キングスマン“に迎え入れられる様子が描かれている。さらに、サミュエル・L・ジャクソン演じる悪役、IT富豪・ヴァレンタインが大量虐殺へのカウントダウンを開始!『アベンジャーズ』シリーズでは地球を守る側の彼が、ノリノリで悪役を演じる姿は必見だ。続く映像では、華麗かつ過激な“キングスマン”の超絶アクションが展開!ヴァレンタインの側近にして最凶の敵ガゼル(ソフィア・ブテラ)も登場し、誰も観たことのないアクションに目が離せない。また、同時公開となったポスターは、それぞれのコスチュームに身を包んだメインキャストと一匹の犬、そして背景に描かれた色鮮やかな花火など、スパイ映画新時代の幕開けを感じさせるビジュアルとなっている。『キングスマン』は9月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月01日