7月26日(水)にバイエルン・ミュンヘンとマンチェスターシティが国立競技場で対戦する。サッカーファンなら見逃すことのできない一戦だが、本試合をスタンドだけでなく、特別な場所で楽しめるプログラムが登場することが決まった。ブンデスリーガ10連覇中のバイエルンと欧州最強のクラブであるマンチェスター・シティが揃って来日し、日本で激突する。全世界のサッカーファンが気になるこの試合を“特別な1日”にするホスピタリティプログラムが決定した。ホスピタリティプログラムは、欧米ではよく知られるスタイルで、観戦だけでなく、個室やラウンジでの飲食やエンターテイメントを組み合わせて、単に豪華・高額なだけではない“特別な体験”ができるもの。家族との特別な1日や、ビジネスでの活用など幅広い層のファンが活用している。ラウンジでは、ブッフェ形式での料理提供が予定されている ※画像はイメージ「ボックスプラン」では国立競技場内のビューボックスで観戦し、さらにフルコースの食事やドリンクを楽しめる。「ラウンジプラン」は専用のラウンジで試合を楽しめるもので、マンチェスター専用ラウンジ、ミュンヘン専用ラウンジは各クラブチームのホスピタリティ再現を意図して設けるラウンジになる。ラウンジ内装※画像はイメージコースによっては前日の練習見学や、選手入場の見学、選手とのミート&グリートも用意。これまで以上に“深く”試合を堪能できそうだ。Audi Football Summit powered by docomoバイエルン・ミュンヘン VS マンチェスターシティ7月26日(水) 19:30国立競技場■チケット情報
2023年06月13日コロナ禍によってコンサートが激減し、家で音楽を楽しむ機会が増えたところに、久々のビッグニュースが到着した。ドイツの名門「バイエルン国立歌劇場」が自主レーベルをスタートすることが発表され、5月28日にその第1段が発売になる。しかもその中身が、キリル・ペトレンコ指揮バイエルン国立管弦楽団によるマーラーの交響曲第7番なのだから素晴らしい。キリル・ペトレンコといえば、2019年よりサイモン・ラトルの後任としてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督に就任したクラシック・ファン大注目のマエストロだ。しかしその実力に比して録音の数が極端に少なく、今だに全貌がつかめない状況だ。その彼がバイエルン国立管弦楽団を指揮した2018年の話題のライブ録音が発売になるのだからこれは楽しみだ。*演奏会評は以下の通り「このマーラー7番はあらゆる点で議論の余地なく最上級だ『ジ・アーツ・デスク』」「素晴らしいバイエルン国立管弦楽団による真に輝かしいマーラー『ザ・ガーディアン』 」「息をのむばかりの完璧な演奏『アーべントツァイトゥング』」「超高解像度のマーラー。CD はいつ出るのか?『ミュンヘン・メルクール』」今回のシリーズを手掛けるナクソス・グループによる今後のリリース計画にも注目したい■CD情報グスタフ・マーラー:交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」キリル・ペトレンコ指揮、バイエルン国立管弦楽団録音:2018年5月28日&29日 ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場 (ライヴ)NYCX-10223国内仕様盤・日本語解説付 定価3,300円輸入盤:BSOrec0001:オープンプライス2021年5月28日発売キリル・ペトレンコ(C)Wilfried_Hoesl(C)Wilfried_Hoesl■今後のリリース計画(順不同、発売日未定)※オーケストラはすべてバイエルン国立管弦楽団【CD】〇ベートーヴェン:交響曲第2 番、ブレット・デイーン:テスタメントウラディーミル・ユロフスキ(指揮)、録音:2020年10月〇シューベルト:交響曲第8番「ザ・グレート」ズービン・メータ(指揮)、録音:2021年1月【映像作品】〇コルンゴルト:歌劇《死の都》ヨナス・カウフマン(テノール)、マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)、キリル・ペトレンコ(指揮)収録:2019年12月〇アブラハムセン:歌劇《雪の女王》バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)、レイチェル・ウィルソン(メゾ・ソプラノ)、ピーター・ローズ(バス・バリトン)、コルネリウス・マイスター(指揮)収録:2020年1月〇ストラヴィンスキー:マヴラ、チャイコフスキー:イオランタバイエルン国立歌劇場オペラ・スタジオ、アレフティナ・ヨッフェ(指揮)収録:2019年4月〇リヒャルト・シュトラウス:ばらの騎士マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)、クリストフ・フィシェッサー (バス)、サマンサ・ハンキー(メゾ・ソプラノ)、ヨハネス・マルティン・クレンツレ(バリトン)、カタリーナ・コンラーディ(ソプラノ)、ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)収録:2021年3月
2021年04月14日3月、iFというデザイン賞の取材で訪れた南ドイツ、ミュンヘン。中世の風情ある美しき旧市街、シンデレラ城のモデルと言われる古城、雄大な自然、そんな風景を想像していたミュンヘンだったけれど、それら歴史に溶け込むように現代のデザインやアートが共存する街はとてもユニーク。街を歩いているだけでおもろデザインに出会う。今回は、そんな創造性に溢れたミュンヘンのコンテンポラリーな側面についてを書きたいと思う。私の滞在期間中は、年に一度の「ミュンヘン・クリエイティブ・ビジネス・ウィーク(MCBW)」が9日間(3月9日から17日)にわたって開催中だった。街の美術館やギャラリーなどではデザインにまつわるイベントやワークショップが企画され、世界各国・国内各地から関係者が集い、地元を含むバイエルン州を始めドイツの産業や学生たちにとってもデザインとつながる重要な機会となっているようだ。「MCBW」のカタログが美術館などで配布されていた。MCBWの一環で、ドローグデザインの創設者の一人であるGijs Bakkerのレクチャーなども企画されていた!さらに今年はバウハウス設立100周年という節目の年であることから、ここミュンヘンでもバウハウスの歴史を紐解く展覧会「Reflex Bauhaus」(~2020年2月2日)が約1年間にわたって開催されたりとデザインに対して人々の意識は高まっている。「Reflex Bauhaus」展が開催されているのは、ピナコテーク・デア・モデルネ(PINAKOTHEK DER MODERNE)という、ミュンヘン市内の中心部(ミュンヘン中央駅から徒歩20分ほど)にある現代美術館。この美術館、ちょっと複雑なのだが、一つの館に、ミュンヘン工科大学建築ミュージアム(建築)、ミュンヘン版画館(グラフィックアート)、バイエルン州立現代美術館(現代アート)、ディ・ノイエ・ザムルング(デザイン)、4つの美術館が同居する、まさにコンテンポラリーアートの殿堂。入場料10ユーロで4つの美術館すべての展示を見ることができる。訪れた際、1階のミュンヘン版画館(STAATLICHE GRAPHISCHE SAMMLUNG MÜNCHEN)では、西ドイツ生まれのアメリカ人アーティスト、キキ・スミス(Kiki Smith)の展覧会「TOUCH. PRINTS BY KIKI SMITH」が開催中だった。本展では、キキ・スミスを代表する作品の一つであるルイス・キャロル『地下の国のアリス(1886年)』をモチーフにした版画「Pool of Tears 2 (after Lewis Carroll)」を始めとするリトグラフ、ドローイング、コラージュ、写真などプリントワークに焦点を当てた繊細でドリーミーで美しすぎる作品群が記憶に残っている。キキ・スミス「Pool of Tears 2 (after Lewis Carroll)」現代アートを展示する2階のバイエルン州立現代美術館(PIN. Freunde der Pinakothek)では、ウォーホル、ピカソやダリ、フランシス・ベイコン、バウハウスで教鞭を取ったクレーなど、1900年以降の膨大なコンテンポラリーアートを見ることができる(所蔵2万点超え! )。フランシス・ベイコン「Kreuzigung, 1965」ダン・フレイヴィン「‘monument’ for V. Tatlin」2017年にはエスパス ルイ・ヴィトン東京でもフィーチャーされた。それに加えてバウハウス展を行う地下のディ・ノイエ・ザムルング(Die Neue Sammlung)では、世界最古にして最大のモダンデザインコレクションを公開。ピナコテーク・デア・モデルネは、近現代美術の展示館としてはヨーロッパ最大規模というだけあり、見応えがとにかくすごいのだ。ディ・ノイエ・ザムルングでの「Reflex Bauhaus」展(~2020年2月2日)それだけではなくこの区画一帯には、ピナコテーク・デア・モデルネを含め、ALTE PINAKOTHEK(旧絵画館)、NEUE PINAKOTHEK(新絵画館)と「ピナコテーク」と名のつく3つの美術館がテレジエン通りを挟んで向かい合っている。さらにSAMMLUNG SCHACK(19世紀の名品を含むドイツの芸術家約180点の絵画を収蔵)、MUSEUM BRANDHORST(サイ・トゥオンブリーやアンディ・ウォーホルを常設)も隣接(私は時間切れで回ることはできませんでした)。以上が美術館のレポート。ちなみに、ミュンヘン空港からホテルのある市内中心まではタクシーで30分(70ユーロくらい)ほどなのだが、車の窓からは中心部に近づくにつれ、BMWミュージアム(BMWの自動車博物館)やアリアンツ・アレーナ(バイエルン・ミュンヘンのホームスタジアム)、ミュンヘン・オリンピアシュタディオン(1972年ミュンヘンオリンピックのメインスタジアム)といったユニークなかたちをしたモダン建築を見ることができる。ミュンヘンへ旅する方におすすめしたい、ミュンヘンのデザイン&アートのスポット。ご参考にいただけたら嬉しいです!PINAKOTHEK DER MODERNE住所:Barer Str. 40, 80333 MünchenURL::(オフィシャルサイトは日本語対応)※ノイエ・ピナコテークは改修工事のため2018年12月31日より一時閉館中。
2019年08月16日6年ぶり7度目の引越し公演のために来日したバイエルン国立歌劇場。オペラ公演は9月21日(木)に初日を迎えるが、それに先立って来日会見が行なわれた。劇場の音楽総監督で、2019年からベルリン・フィル首席指揮者就任が決まっている指揮者キリル・ペトレンコが初来日。取材嫌いで知られる彼も出席するとあって、報道陣が詰めかけた(9月17日・東京文化会館)。バイエルン国立歌劇場 日本公演 チケット情報冒頭、ニコラウス・バッハラー劇場総裁の挨拶に続いて注目のペトレンコが口を開いた。いくぶんシャイな、でも穏やかな話ぶりだ。「劇場の伝統でもある来日公演が自分の任期内に実現できることは本当に名誉。期待を裏切らない上演ができると思っている。初めて日本にやってきて今日で4日目。街も人々も、そして食事も素晴らしい」と、まずは型どおりの挨拶。さらに、質問に答える形で次のように話した。「大切なのはどんな公演にも十分に準備して真摯に向かうこと。その意味で、音楽に向かい合う際の私の一番の信条は『リハーサル』だ。リハーサルでオーケストラと一体になることができれば、本番での指揮者の役割は音楽を伝えることだけ。ステージでやることは、なるべく少ないほうがいい」「録音が少ないのは、ライヴがより重要だから。ライヴでは音楽が生き生きとしている。録音のように確実すぎる状況で音楽をするべきではないと思う」そして、なぜインタビューを受けないのかという質問には、「自分の仕事について語るべきではない。指揮者の仕事は指揮台の上だけにある。秘密はできるだけ多いほうがいい」とニヤリと笑った。会見には21日(木)に初日を迎える《タンホイザー》(ワーグナー)の歌手たちも同席。ペトレンコ観を問われた彼らが一様に語ったのは、その無駄のないリハーサル、それを可能にする正確な楽譜の読みと周到な事前準備。しかもそのすべてが本番につながっていること。そのおかげで歌手もリハーサルの時間を有効に使えるし、エネルギーをより良く配分できること。等々。ペトレンコ自身の言葉を裏付ける内容で、彼の音楽づくりの一端が垣間見えるやりとりだった。今回上演されるのは劇場にとって対照的な2演目。1978年に制作され長く愛されている、アウグスト・エヴァーディング演出の《魔笛》(モーツァルト)と、今年5月に新制作初演されたばかりの、ロメオ・カステルッチ演出の《タンホイザー》。革新と伝統が絶妙にバランスする同劇場の本領発揮という選択だ。特に《タンホイザー》は、舞台写真を見るだけでも、ヴェーヌスの異形などかなり刺激的なのだが、「この演出の中での自分たちの役どころは?」の質問を、総裁が「明日も長いリハーサルが」とやんわり遮って会見は終了。これも音楽総監督同様、十分な準備こそが自分たちの仕事という姿勢のあらわれかもしれない。となればやはり、自分の目で見て確かめるしかない。いざ劇場へ!取材・文:宮本明
2017年09月19日IBMは12月16日(ドイツミュンヘン現地時間の15日)、Watson IoT事業のグローバル拠点を開設、デバイス・センサー・システムなどのモノが相互に接続し、構成するIoTの世界の実現を支えるコグニティブ・コンピューティングの能力強化に向け、機能、パートナー・エコシステムの拡張を Watson IoT 事業本部を軸に推進し、新しいオファリング提供を開始することを発表した。これらの一連の新しいオファリングは、IoT事業者および開発者向けにIBMのグローバル・プラットフォーム「IBM Watson IoT Cloud」を通じて提供される。また同社は、Watson IoT事業のグローバル拠点および欧州地域のWatsonイノベーション・センターをドイツのミュンヘンに、Watson IoT Client Experience Centerをアジア、欧州、米国の8カ所に、開設することも発表。ミュンヘンの拠点には、IBMの開発者、コンサルタント、研究者、設計担当者などの1,000人体制で、利用者やビジネス・パートナーと、より深く関わりあいながら、データ・サイエンティスト、エンジニア、プログラマーの革新的な共創拠点としての役割も果たし、コグニティブ・コンピューティングとIoTの世界が密に連携する「つながる」ソリューションを構築するという。この取り組みは、IBMの欧州における投資としては、過去20年における最大規模のものだとしている。Watson IoT Client Experience Centerの各拠点は、北京(中国)、ボブリンゲン(ドイツ)、サンパウロ(ブラジル)、ソウル(韓国)、東京(日本)、マサチューセッツ州、ノース・カロライナ州、テキサス州(米国)となっており、同センターでは、利用者とパートナー向けに 、Watson IoT Cloud Platformを通じて提供する、コグニティブ知能を使用した新しい製品およびサービスの開発、作成に必要なテクノロジー、ツールおよび人材が提供されるという。さらに同社では、新しいIBM Watson IoT Analyticsの一部としてWatson APIサービスの4つのファミリーを提供するという。新しいAPIサービスとして、「自然言語処理(NLP)APIファミリー」では、ユーザーが簡単な人間の言語を使用して、システムやデバイスと対話でき、「機械学習Watson APIファミリー」では、データ処理が自動化され、新しいデータやユーザーとの対話を継続的に監視、学習した優先順位に基づいて、データと結果をランク付けするとしている。「ビデオ・イメージ・アナリティクスAPIファミリー」では、配信動画やスナップショット画像などの非構造化 データを監視して、場面(シーン)やパターンを識別でき、「テキスト・アナリティクスAPIファミリー」では、カスタマー・コール・センターの記録、保守担当者の対応記録、ブログのコメント、ツイートなどの非構造化テキスト・データのマイニングを行い、それらの大量のデータに隠れた相関関係やパターンを見つけるという。
2015年12月17日世界屈指のオーケストラ、バイエルン放送交響楽団のベートーヴェン交響曲全曲演奏会が、11月26日(月)から12月2日(日)まで東京と横浜で開催される。「バイエルン放送交響楽団」日本公演の公演情報バイエルン放送交響楽団は、1949年設立とドイツの楽団の中では比較的歴史の浅いオーケストラながら、その実力は世界屈指。グラモフォン誌をはじめ、各国の専門誌がオーケストラのランキングを選出する際には、ウィーン・フィルやベルリン・フィルと並んで必ずトップ5に入るほど。2003年に現首席指揮者マリス・ヤンソンスが就任して以降、その音楽性と人気にはますます磨きがかかり、充実の一途を辿っている。この世界屈指の楽団が今秋の日本公演で挑むのが、“音楽史の金字塔”ことベートーヴェンの交響曲全9曲だ。「ベートーヴェンの音楽には“不屈の精神”が滲み出ている」と評すヤンソンスは、これまでもベートーヴェンの交響曲をレパートリーの中核に入れているが、短期の日本ツアーでこれだけ集中的に取り上げるのは非常に稀だ。しかも“第九”こと交響曲第9番のために、欧州屈指の合唱団であるバイエルン放送合唱団を帯同、ソリストも藤村実穂子らの超一流歌手陣を起用と、その意気込みたるや並々ではない。ドイツ音楽の伝統にのっとった、名匠ヤンソンスとバイエルン放送響の重厚なサウンドは、大きな感動をもたらしてくれるに違いない。バイエルン放送交響楽団 ベートーヴェン交響曲全曲演奏会は、11月26日(月)から12月1日(土)にサントリーホール(東京都)で、12月2日(日)に横浜みなとみらいホール(神奈川県)で開催。チケットの一般発売は6月2日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行先着プリセールを6月1日(金)23時まで受付。◆バイエルン放送交響楽団 ベートーヴェン交響曲全曲演奏会指揮:マリス・ヤンソンス【第1日】11月26日(月) サントリーホール第4番・第3番「英雄」【第2日】11月27日(火) サントリーホール第1番・第2番・第5番「運命」【第3日】11月30日(金) 19:00開演サントリーホール第6番「田園」・第7番【第4日】12月1日(土) 19時開演 サントリーホール第8番・第9番「合唱付」【横浜公演】12月2日(日) 15時開演 横浜みなとみらいホール第2番・第9番「合唱付」※その他の日本公演スケジュール11月23日(金・祝) 京都コンサートホール11月24日(土) 兵庫県立芸術文化センター11月28日(水) 東京文化会館
2012年05月31日イングランドの名門フットボールクラブ、マンチェスター・ユナイテッドのチーム危機から再建するまでを実話を基に描いた映画『ユナイテッド ミュンヘンの悲劇』が7月7日(土)より公開されることが決定し、ポスター画像が発表された。マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は、英国トップリーグ優勝19回、ヨーロピアンカップ優勝3回、国内カップ優勝11回を誇るイングランドの名門クラブ。これまでにジョージ・ベスト、ブライアン・ロブソン、エリック・カントナ、デイヴィッド・ベッカムなど多くの有名選手を輩出してきた。本作は1958年2月に選手たちを乗せたチャーター機が離陸に失敗し、チームの主力選手8名とクラブ関係者3名の命が奪われた未曾有の事故と、伝説的な監督マット・バスビーに代わりコーチを務めたジミー・マーフィー、チーム復活に貢献したボビー・チャールトンの活躍が描かれている。本作の主人公ジミー役は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のデイヴィッド・テナント、ボビー役は『THIS IS ENGLAND』に出演した若手俳優ジャック・オコンネル、バスビー監督は『M:I-2』で注目を浴びたダグレイ・スコットが務める。このほど公開されたポスターには“マンチェスターの魂は熱かった”という言葉とチームを支えた彼ら3名の姿がクローズアップされており、マンU復活までの苦闘を感じさせるような内容に仕上がっている。『ユナイテッド ミュンヘンの悲劇』7月7日(土)よりシアターN渋谷、新宿K’s cinema他全国ロードショー
2012年04月26日ドイツ・オペラの名門、バイエルン国立歌劇場が6年ぶりの来日公演の開幕を翌日に控えた9月22日 都内で記者会見を開催。ニコラウス・バッハラー総裁、音楽総監督ケント・ナガノ、ヨハン・ボータ、ワルトラウト・マイヤーらが登壇した。今回の来日公演では、日本でも高い人気を誇るソプラノ界の女王エディタ・グルベローヴァを主演に迎える『ロベルト・デヴェリュー』(ドニゼッティ作曲)、劇場と縁の深い大作曲家ふたりの名作―『ローエングリン』(ワーグナー作曲)と『ナクソス島のアリアドネ』(リヒャルト・シュトラウス作曲)を上演する。バッハラー総裁は、一大事業と捉える今回の日本公演に向け、4年前から準備を進めていたことに触れ、日本公演への参加を強く希望するメンバー400名で来日したことを明かした。「震災後の日本で意欲の高いスタッフと世界的なソリストを揃えて日本公演を行える事を嬉しく思います。私たちは世界を代表するオペラハウスのひとつだと自負しています。今回の3作品はどれも劇場を代表するもので、芸術性の高さをつぶさに見ていただきたい」と自信をのぞかせた。今回『ローエングリン』『ナクソス島のアリアドネ』で指揮者として日本でのオペラ・デビューを果すケント・ナガノは「明日からの本番に向けて準備万端です。エキサイティングな気持ちで臨みたい」と抱負を語った。会見には『ローエングリン』のキャストが登壇。ワーグナーテノールとして知られるヨハン・ボータ(ローエングリン役)は、「2年前にミラノ・スカラ座日本公演で歌ったばかりですが、また日本で歌えて嬉しく思っています」。これまで何度も来日しており、今回バイエルンでは初のオルトルート役を披露するワルトラウト・マイヤーは、「日本の観客は、来るたびに素晴らしいと感じます。今回の舞台もとても楽しみです」と、日本公演への思いをそれぞれ語った。バイエルン国立歌劇場 来日公演は、9月23日(金・祝)から10月10日(月・祝)まで、神奈川県立県民ホール、東京文化会館、NHKホールで上演される。また、9月28日(水)にはサントリーホールにて、来日記念特別演奏会としてバイエルン国立管弦楽団の公演も開催される。チケットは発売中。■バイエルン国立歌劇場 2011年日本公演《ロベルト・デヴェリュー》9月23日(金・祝) 神奈川県立県民ホール9月27日(火)・10月1日(土) 東京文化会館《ローエングリン》9月25日(日)・9月29日(木)・10月2日(日) NHKホール《ナクソス島のアリアドネ》10月5日(水)・8日(土)・10日(月・祝) 東京文化会館《特別演奏会》9月28日(水) サントリーホール
2011年09月22日