日本エアバドミントン協会は4月1日、元五輪選手の小椋久美子さん(40)が新会長に就任したと発表した。エアバドミントンは、世界バドミントン連盟(BWF)が開発した屋外でもバドミントンを楽しめるアウトドア・スポーツ。協会の公式サイトで、小椋の近影とともに会長就任あいさつを掲載。小椋も自身のインスタグラムで「エアバドミントンの普及、強化に向け尽力をされていた日本エアバドミントン連盟の方々に、私自身何か協力できる事があればと考え、会長のお話を引き受けることにしました」と報告した。そして「まずは、来年のワールドビーチゲームズに向け日本代表の派遣を目指し、国内大会を開催して、選手の選抜と競技強化を図りたいと考えています。また、もう一方でエアバドミントンをレジャーとしてやってみたい!と思う人も増やしていきたいです」と張り切った。1983年7月5日生まれ。三重県出身。ダブルスでは、潮田玲子との“オグシオ”ペアで北京オリンピックで5位入賞、全日本総合バドミントン選手権では5連覇を達成した。■小椋久美子日本エアバドミントン協会会長就任あいさつこの度、日本エアバドミントン連盟の会長に就任しました小椋久美子でございます。エアバドミントンは、世界バドミントン連盟(BWF)が、バドミントンを「いつでも、どこでも、だれとでも」をコンセプトに開発し、より多くの人がより多くの場所で楽しめる、レジャー&スポーツNEWスポーツとして、現在世界各地で普及が行われています。日本におきましても2021年4月に本連盟を立上げ、本格的に普及活動を開始いたしました。私は、このエアバドミントンを通じ、競技スポーツの普及・振興に取り組み、スポーツ文化の発展と活力ある社会づくりに向け、役割を果たしていけるよう、各関係先の皆様と協力し、歩んでいく所存でございます。今後とも、より一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年04月02日BS松竹東急株式会社(本社:東京都中央区築地、代表取締役:橋本 元)では、2024年2月24日(土)昼12時29分から、バドミントン S/Jリーグ2023 TOP4トーナメント 男女決勝戦を全国無料生中継いたします!国内の実業団チームを中心に争う最高峰のリーグ戦! 日本代表選手も多く出場し、団体戦で国内最強チームを目指します。東京体育館から会場の熱気を生中継でお伝えします!NTT東日本桃田賢斗© NipponBA男子では元世界ランク1位・桃田賢斗選手が所属するNTT東日本、女子では世界ランク4位につける日本のエース・山口茜選手が所属する再春館製薬所などがTOP4トーナメントに進出しております。放送にあたり、女子・再春館製薬所の山口茜選手からコメントが届きました!再春館製薬所 山口茜が語るS/Jリーグの見どころ再春館製薬所山口茜© NipponBAQ. バドミントン競技・S/J リーグの魅力を教えて下さい。バドミントンは老若男女、気軽に楽しめるところが魅力ですが、競技としてのバドミントンはかなり激しく、スピード感やパワフルなプレーが魅力のひとつです。また対人競技ならではの駆け引きなど、体格差があっても技術や戦術で勝負できるところも魅力です。S/Jリーグは、個人競技でありながら団体戦ならではの独特な雰囲気や緊張感があり、応援などの盛り上がりもあります。また、リーグ期間中は全国各地で試合が行われ、生観戦のチャンスが広がるところも魅力だと感じます。Q. 観戦のポイントを教えてください。選手それぞれに個性やプレースタイルがあるので、お気に入りの選手やプレーを真似したい選手を見つけていただければと思いますし、団体戦なので個人の結果がチームの結果に結びつくプレッシャーや緊張もある中で戦っている、ということも感じていただければと思います。Q. 今大会の目標は何ですか。チームとしての目標は優勝です。試合に出場する機会があれば、チームの安定感に繋がるような結果やプレーを求めつつ、見ている方も楽しんでいただけるようなプレーができればと思います。Q. 今大会のここまでの調子を教えてくださいチームとしてはリーグ戦での敗戦の内容など課題となる部分もありましたが、若手選手の起用が増えた中で一戦ごとにチーム全体で集中して、TOP4トーナメントに向けて一丸となって戦えてきた点は良かったと感じています。Q. 中継をご覧になる皆さまにメッセージをお願いします。普段からバドミントンに触れている方も、初めてバドミントンを見るという方も、ハイレベルな戦いを楽しんで頂けたら嬉しく思います。S/Jリーグについて© NipponBAS/Jリーグとは国内最高峰の団体戦による大会です。男女各12チームが6チームからなるリーグに分かれ団体戦を戦い、各リーグ戦の上位2チームがTOP4トーナメントに進み総合優勝を目指します。団体戦は第1ダブルス、シングルス、第2ダブルスで行われ、2勝先取り方式となります。対戦チーム選手起用を読み、それに対してどのようなオーダーを組むのかも勝敗の鍵を握ります。今大会は東京都渋谷区の東京体育館にてTOP4トーナメントが行われます。男子はBIPROGY、ジェイテクト、NTT東日本、トナミ運輸が進出。女子は再春館製薬所、ヨネックス、北都銀行、BIPROGYが進出しています。2/23(金)の準決勝を勝ち進んだチームで、2/24(土)に決勝が行われ国内最強チームが決定します!放送情報「国内最強チームをかけて!S/Jリーグ2023 TOP4トーナメント・決勝」東京体育館2月24日(土) 昼12時29分~夕方5時 生中継 ※最大延長午後6時【BS松竹東急(BS260ch)/ 全国無料放送】2022年3月に開局。あらゆるジャンルを放送する無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届けします。【番組お知らせページ】 【局公式X(旧・Twitter)】@BS260_official 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月19日バドミントンの世界選手権がデンマークで始まった。来年4月までの1年間、パリオリンピックの出場権を国際大会のポイントで争う「五輪選考レース」が続く中、日本選手はどのような戦いを見せるのか注目だ。バドミントン・マガジン編集長の田邉由紀子さんに見どころを聞いた。「日本人で一番優勝に近い位置にいるのは、女子シングルスで2連覇中の山口茜選手でしょう。山口選手に加え韓国・中国・台湾とランキング上位4選手の実力が拮抗する中で、3連覇を十分狙える位置にいます」過去、世界選手権では金銀銅独占したこともある女子ダブルスは日本のお家芸というほど層が厚い種目。「シダマツこと志田千陽・松山奈未ペアは、東京五輪後に急成長した注目株。細身な二人が繰り出すスピード感のあるプレーが特徴です。一方、東京五輪出場組も健在。五輪前の大怪我を乗り越えて復活したフクヒロ(福島由紀、廣田彩花)ペア、世界選手権にはめっぽう強いナガマツ(永原和可那・松本麻佑※まゆ)ペアと共に、上位独占もあり得ます」東京五輪での活躍も記憶に新しい、混合ダブルスのワタガシ(渡辺勇大・東野有紗)ペアも見逃せない。「バドミントン初心者に一番見てほしいのが彼らのプレー。混合ダブルスでは女性が前、男性が後ろを主に担当しますが、前衛の東野選手がネット前に切り込むショットや、渡辺選手のスマッシュを打つと見せかけてからのネット際にふわりと落とすドロップショットには観客も盛り上がり、見ていて楽しいです」男子シングルスは東京五輪金メダリストにして前回覇者、デンマークのアクセルセン選手が圧倒的王者として君臨する。「桃田賢斗選手と同世代の彼は、高身長でスマッシュも強いオールラウンダー。誰が彼を倒せるか、に注目が集まる中、この一年で日本男子のエースに躍り出たのが奈良岡功大選手です。A代表歴わずか1年の大学生で、現在世界ランキングは4位。パワーで押すタイプではないですが、ディフェンスからの攻防に秀でていて、ネット際ギリギリのヘアピンショットや相手の裏をかくフェイントが得意。そんな技ありプレーを楽しみながら応援してほしいですね」日本人の注目選手は?女子シングルス 山口 茜選手7月末時点で世界ランキング1位。身長156cmと小柄ながら「相手の予想を覆すクリエイティブなプレーが魅力。女子には珍しいジャンピングスマッシュが決まると、観客が沸きます」。女子ダブルス 松山奈未選手&志田千陽(ちはる)選手東京五輪後に急成長し、一時世界ランク2位につけた。「前衛・後衛を自在にローテーションするプレーで、相手を押し込みます」。ナガマツ、フクヒロと共に活躍に期待。混合ダブルス 渡辺勇大(ゆうた)選手&東野有紗選手東京五輪銅メダリスト。中学時代からペアを組み、昨年の世界選手権では銀メダルを獲得。パリでの金を目指す。「プレーの面白さは随一。前回王者の中国ペアを倒してほしい」男子シングルス 奈良岡功大(こうだい)選手昨年代表デビューし、世界ランキングで日本人トップに立つ、22歳の新鋭。「とにかくスキルが高くて、ゲームセンスがあります。粘りのディフェンスで、上位に食い込めるか」世界バドミントン選手権2023日程/開催中~8月27日(日)会場/デンマーク・コペンハーゲン「ロイヤルアリーナ」テレビ朝日、CSテレ朝チャンネルほかで中継。田邉由紀子さん『バドミントン・マガジン』編集長。ベースボール・マガジン社でテニス、野球専門誌を経て現編集部。試合情報はWebサイト「バド×スピ!」で。※『anan』2023年8月30日号より。写真・Getty Images(by anan編集部)
2023年08月23日闘争心をあらわにした試合中の凛々しい表情から一転、応援するファンに向ける等身大の笑顔にも惹きつけられる。第一線で活躍する女性アスリートに秘められた強さの秘密や、プライベートの楽しみに接近します!「撮影、すごく楽しかったです。普段は遠征ばかりでおしゃれをする時間もほとんどないので、新鮮な気分でした」リラックスした様子で撮影の感想を語ってくれた、奥原希望選手。今年の世界選手権を制したバドミントン界の女王だ。もともと、奥原選手がこの競技を始めたのは、高校でバドミントン部の顧問をしていた父親の影響だったとか。「小学生のあいだは父がコーチ代わり。私のために練習メニューを考えたり、出場した全試合をビデオに収めてくれたりしていました。反省点が多いのは、どうしても結果が出なかった試合なので、負けた時の映像は後で必ず見返すのですが、その時間がものすごく憂鬱だったのを覚えています。自分が負けた試合を見ても、ちっとも面白くないですから(笑)」自分の好きなことに関しては、徹底的にのめり込む。それはバドミントン以外の分野でも同じ。「勉強では数学が得意だったのですが、それだけは誰にも負けたくなくて。海外遠征で授業に出られないことがあっても、テストのために深夜まで猛勉強していました。気づいたら夜中の1時くらいになっていて『もう寝なきゃ』と焦るけれど、『もっともっと解きたい』と思う自分もいて。バドミントンでも、時間を忘れて練習してしまうので、コーチに止められることが多かったですね。私はただ負けたくないからやっていただけなので、それを“努力”と呼ぶのは少し違うと思うんです。とにかく、自分が納得いかないまま残しておくことが嫌なんだと思います」奥原選手の持ち味といえば、コート内を縦横無尽に駆け回るフットワークの軽さ。身長156cmの小柄な体型ながら、長身の海外選手を粘り強いプレーで圧倒する。「“身長が小さいから不利”とよく言われるのですが、私はそうではないと思います。バドミントンはラリーの配球や駆け引きが魅力の一つでもあるので、身長が高い、低いも含めて相手をどうやって崩していくかを考えることが大事。不利と思ったら先はありません」そんな奥原選手が心から尊敬しているアスリート。それは、フィギュアスケート元日本代表選手の浅田真央さん。「みんなの期待を一身に受けながら、最後まで自分が好きな競技と向き合って戦い続けたところに感銘を受けました。悔しい思いをしても何度も立ち上がって挑戦する姿勢に、アスリートとしての真の強さがあると思います。実際にお会いしたことはないのですが、どこからその強さが生まれてくるのか、もしお話しする機会があったらいろいろ聞いてみたいですね」実はこれまで、膝の怪我に悩まされ続けている奥原選手。たくさんの挫折を味わいながらも、コートに立ち続ける強い精神力は浅田さんに通ずるものがある。「ここまで来たら、私の中に“やめる”という選択肢はないんですよ。自分の目標も、もはや一人の目標ではないし、みんなの思いも背負って戦わないといけない。怪我を経験したことで、そういう自覚がどんどん出てきましたね。もちろん、目標は東京オリンピックの表彰台で『君が代』を皆さんと一緒に歌うこと。この夢が叶うまで、他の大会で優勝しても絶対に満足することはないと思います」おくはら・のぞみ1995年3月13日生まれ。長野県出身。日本ユニシス所属。リオオリンピックでは銅メダルを獲得し、日本のバドミントン史上初のシングルスでのメダリストとなる。今年8月の世界選手権では、リオオリンピック銀メダリストのシンドゥ・プサルラ選手を撃破。日本人選手としてはじめて世界選手権女子シングルスを制覇した。BWF世界ランキングは7位(2017年10月13日時点)ニット¥18,500(シップス)スカート¥28,000(メドモワゼル)共にシップス 渋谷店TEL:03・3496・0481※『anan』2017年11月1日号より。写真・三瓶康友スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・高松由佳インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2017年10月29日17日に行われた、リオオリンピック「バドミントン準々決勝・女子シングルス」は、奥原希望選手と山口茜選手の日本人対決で注目を集め、視聴率は(8:15~9:05)に15.4%、(9:08~9:36)に13.7%となった。また、銅メダルに輝いた「卓球女子団体表彰式」(9:36~10:00)は10.9%を記録。金メダルラッシュとなった「レスリング予備戦~準々決勝・女子フリースタイル69kg級/女子フリースタイル58kg級/1回戦~準々決勝・女子フリースタイル48kg級」(22:00~25:00、テレビ朝日)は、深夜帯でも11.8%を記録した。視聴率の数字はビデオリサーチ調べ・関東地区。表記のない番組はNHK総合での放送。
2016年08月18日パナソニックは10月31日、同社の企業スポーツ活動のうち、バスケットボール部「パナソニック トライアンズ」およびバドミントン部「パナソニック バドミントンチーム」について、今シーズン終了後に休部することを決定したと発表した。同社は現在、業績回復に向けたさまざまな経営合理化の取り組みを進めており、企業スポーツの在り方についても、多面的に検討してきた。今後は、より一層「多くのファンから支持され、常にトップを目指す」スポーツに集中していくとしている。この決定により、同社の企業スポーツは、野球部、バレー部「パナソニック パンサーズ」、ラグビー部「パナソニック ワイルドナイツ」の3部体制となる。同社では、これからも、スポーツファンと感動を分かち合えるチームづくりに力を注ぐとともに、「パナソニック キッズスクール」などスポーツを通じた社会貢献活動を進めていく、と話している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日