アカデミー賞俳優マシュー・マコノヒーと異才監督がタッグ、オールスター・キャストが集った『ジェントルメン』と『ビーチ・バム まじめに不真面目』が、10月20日(水)よりリリースされることが決定した。原点回帰したガイ・リッチー監督作品に、米英の超豪華キャストが結集!デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『スナッチ』以来、地元ロンドンのクライム・ワールドに帰還したガイ・リッチー監督は、ひねりを効かせたプロットとイキで愉快なセリフの応酬を、緩急自在にスタイリッシュに演出。映画ファンを喜ばす小ネタ、珍ネタも多数散りばめられた痛快クライム・サスペンスを作りあげた。キャストにはミッキー役にマシュー・マコノヒーほか、『キング・アーサー』のチャーリー・ハナム、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』のヘンリー・ゴールディング、「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリー、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のコリン・ファレル、そして『コードネーム U.N.C.L.E.』のヒュー・グラントが結集。『ジェントルメン』Blu-ray&DVDは10月20日(水)より発売、レンタルも同日リリース。Blu-ray:5,280円(4,800円+税)DVD:4,290円(3,900円+税)ハーモニー・コリンとオールスター・キャスト&スタッフの夢の饗宴19歳で『KIDS/キッズ』を発表し、22歳の『ガンモ』で“映画の革命児”といわれたハーモニー・コリン。その後も、寡作ながら新作を発表するたびに観客に未知の衝撃を与え続けてきたが、『スプリング・ブレイカーズ』以来となる本作は集大成にして新境地ともいうべき最高傑作を完成させた。マシュー演じる詩人ムーンドッグと一緒に遊ぶ仲間たちには、ザック・エフロンに、コリン監督もカメオ出演した『mid90s』で監督デビューを飾ったジョナ・ヒル、さらにはスヌープ・ドッグ、ジミー・バフェットら豪華スターが名を連ねる。神秘的なカメラワークはギャスパー・ノエとのコンビで知られる撮影監督ブノワ・デビエ。『WAVES/ウェイブス』『ネオン・デーモン』の美術監督エリオット・エスターとともに、『スプリング・ブレイカーズ』に続いてタッグを組み、世にも楽しい祝祭的な空間を作り上げた。音楽は、『グレイテスト・ショーマン』などの巨匠ジョン・デブニーのオリジナル・スコアに加え、ヴァン・モリソン、「ザ・キュアー」などの極上のバラードが陽気に彩る。『ビーチ・バム まじめに不真面目』Blu-rayは10月20日(水)より発売、レンタルDVDも同日リリース。Blu-ray:5,280円(4,800円+税)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビーチ・バムまじめに不真面目 2021年4月30日よりキノシネマみなとみらい・立川・天神ほか全国にて公開©2019 BEACH BUM FILM HOLDINGS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年08月23日マシュー・マコノヒー主演、ハーモニー・コリン監督最新作『ビーチ・バム まじめに不真面目』の予告編が完成し、新たな場面写真とともに解禁。また、批評家の浅田彰氏から「パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風」とのコメントが到着した。予告編では、物語の舞台である、アメリカ最南端の楽園フロリダ州キーウエスト島で開催されている地元のフェスで、本人役で登場している伝説的カントリー・ミュージシャン、ジミー・バフェットらに続いて登壇した詩人ムーンドッグ(マコノヒー)が、得意のポエムを朗読し、雄叫びで客席を沸かせる場面からはじまる。スヌープ・ドッグがほぼ本人役で演じる悪友ランジェリーたちと、ハウスボート上でパーティー三昧の日々を送るも、とある事件をきっかけに警察につかまり、「馬鹿騒ぎはおしまい」と裁判所で更生を強要される――。しかし、ムーンドッグは何が起こっても、「Fun is a fucking Fun」と言い放ち、現状を楽しむことを恐れない。予告では、ジョナ・ヒル演じるムーンドッグの出版担当から「お前は酒と女で才能をムダにしたんだ」とからかわれるも、ジャーナリストからのインタビューに対しては、「(社会の人々は)無理をしてつまづく奴が多い。(生きるのは)ただでさえ大変なのに。人生ってのは山あり谷ありだ。俺はとことん楽しみ尽くしてやる」と自らの生き方を高らかに宣言する、印象的なシーンが切り取られている。また、映像にはムーンドッグが刑務所で出会った牧師の息子(ザック・エフロン)や、イルカ船の船長(マーティン・ローレンス)など、個性豊かな面々も登場。彼らを頼りながら自由を奪回する旅に出るのだが、果たして、ムーンドッグが辿り着く先は...?そして、異例のベストセラー&ロングセラー哲学書となったデビュー作「構造と力」(83)と次作「逃走論―スキゾ・キッズの冒険」(86)によって、ハーモニー・コリンと同じく“アンファン・テリブル(恐るべき子供)”としてセンセーショナルに世に登場した批評家・浅田彰氏よりコメントが到着。マコノヒー演じる放蕩詩人・ムーンドッグの一見、不道徳・不謹慎で周囲から嘲笑されるその生きざまを、絶妙なバランスが取れた快楽主義者や真の自由人として賛美しており、予告にも掲載されている。浅田彰氏コメント全文自己規制(自粛)と相互監視を逃れ、しかも「自由という名の野蛮」を振りかざして「死に至る悦楽」へと暴走することがない。軽やかに快楽の波に乗りながら、他者とともにあくまでも明るく生き続ける。これはそんな真の自由人の姿を描く美しい映画――パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風だ。『ビーチ・バム まじめに不真面目』は4月30日(金)よりキノシネマ横浜みなとみらい・立川高島屋 S.C.館・天神の3館で公開した後、全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビーチ・バムまじめに不真面目 2021年4月30日よりキノシネマみなとみらい・立川・天神ほか全国にて公開©2019 BEACH BUM FILM HOLDINGS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年03月06日shojiをリーダーに、kazuki、NOPPO、Oguriの男性4人で構成、2007年から活動を始めたダンスパフォーマンスグループs**t kingz(シットキングス)、通称“シッキン”。ダンスの技術はもとより、多彩な振付とアーティストとしての表現力に秀で、かっこいいダンスとおもしろ楽しい企画を織り交ぜた舞台を繰り広げ、人気が高い。そんな彼らが、1月27日(水)、初の“見るダンス映像アルバム”『FLYING FIRST PENGUIN』をリリースする。これまでダンス作品を作っても、他者の楽曲では著作権問題などでSNS公開や映像販売ができなかった。今回そこに着目し「ダンサーたちが表現したいものをちゃんと未来に残していけるように」(shoji)という思いで、音楽アーティストや映像クリエイターたちと一緒に作り上げたのが“見るバム”。昨年の初夏ごろから始動したシッキンの新たな挑戦、4人が意気込みを語った。アルバムタイトルにも思いを込めた。「“ファーストペンギン”は、群れの中から最初に海へ狩りに出る勇敢なペンギンで、新しい世界に飛び込んでいく者を例えた言葉として使われます。そしてさらに、飛べない鳥が飛んで行く。シットキングスが、これまでダンサーたちがやりたくてもできなかったことを、まず自分たちで始めていくんだという思いです」(shoji)。「音楽、振付、映像…本当に細部まで4人でこだわり抜いた映像作品集、渾身の作品です」(Oguri)。「映像作品にここまで力を注いだのは、シットキングスとして初めて。愛情のこもりまくった作品たちの、バラエティに富んだアルバムになっています」(kazuki)。「生で会えない時間を映像で楽しんでもらったり、ダンサーを目指す若い子たちの刺激になったり、ダンサーのいろいろな機会につながれば…そんな思いで作ったので多くの方に届いてほしい作品です」(NOPPO)。4人がやりたいことを詰め込んだ8作品には、大自然に溶け込んで踊るOguri、ドラマチックに魅せるkazuki、セクシーなNOPPO、shojiは日常をダンスで表現するなど、個性が光るソロも。クールな彼らの見ごたえあるダンスが満載の“見るバム”本編に加え、メイキングやおもしろコンテンツの特典映像、グッズも付いた予約限定版と通常版を提供。また、5月には、持田将史(shoji)と小栗基裕(Oguri)のふたりでダンス×朗読の舞台『My friend Jekyll(マイ フレンド ジキル)』の再演が大阪に初登場する。「新しいことに挑戦しながら、自分たちが今ベストだと思うことをやっていきたいと思います」。取材・文:高橋晴代
2021年01月25日『スプリング・ブレイカーズ』から7年、異才ハーモニー・コリン監督が手がけ、アカデミー賞俳優マシュー・マコノヒーが破天荒な放蕩詩人を演じる『ザ・ビーチ・バム/The Beach Bum』が4月より日本公開されることが決定した。19歳で脚本を執筆したラリー・クラーク監督作『KIDS/キッズ』(95)、そして初監督作『ガンモ』(97)にてセンセーショナルなデビューを飾り、「アンファン・テリブル(恐るべき子ども)」「ゴダール以来の映画の革命児」と称され、カルト的な人気を誇るハーモニー・コリン。その後も映画は数年に1本と寡作ながら、小説や詩、絵画、写真などアート全般にわたって創作を発表しながら、近年はファッションブランド「グッチ(GUCCI)」の CMシリーズの監督や、リアーナやグッチ・メイン、ビリー・アイリッシュなどのMVや写真のディレクターも務めてきた。前作『スプリング・ブレイカーズ』撮影後、フロリダ州マイアミに移住したコリンが「とにかく笑える、めでたいヒーローを中心とした、気持ちよく揺れるヨットのような」作品の構想を思い立ち、同作以来7年ぶりの長編を手がけた。マシュー・マノコヒーが演じる主人公のムーンドッグは、かつて1冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛されていた詩人。しかし、その後は長らく大富豪の妻に頼り、酒とマリファナと女、太陽 と海、船をこよなく愛し、ハウスボートでのパーティなどお祭り騒ぎの放蕩生活を送っていた。フロリダの太陽と海のもと、自由気ままに日々楽しんでいたが、ある事件がきっかけで新しい詩集を出版しなければ、無一文のホームレスになるという窮地に陥る......。伝説的ラッパーのスヌープ・ドッグがムーンドッグと毎日のようにつるんで遊ぶ親友役を、アイラ・フィッシャーが謎の大富豪の妻を演じる。ムーンドッグが道中に出会うエキセントリックな仲間たちには、『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロンをはじめ、本作で11 年ぶりの映画出演となった『バッドボーイズ』のマーティン・ローレンス、そしてマイアミ在住の歌手ジミー・バフェットが本人役で出演。さらにはハーモニー・コリンも特別出演した『mid90s ミッドナインティーズ』で監督デビューを果たしたジョナ・ヒルは、本作ではムーンドッグと腐れ縁の出版エージェントとして出演する。ドレスやワンピースなど独特で過激なファッションを終始身にまとうマコノヒーをはじめ、豪華キャストの個性的な衣装を担当するのは、『スプリング・ ブレイカーズ』も担当し、HBOドラマ「ユーフォリア」でエミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた気鋭のデザイナー、ハイディ・ビヴェンス。その鮮烈な衣装により本作は米メディア「GQ」より「2019年で最も重要なファッション映画」と絶賛もされた。そのほかにも、ギャスパー・ノエとのタッグで知られる撮影監督ブノワ・デビエや『WAVES/ウェイブス』『ネオン・デーモン』の美術監督エリオット・エスターら『スプリング・ブレイカーズ』組、編集には『バードマン』のダグラス・クライス、音楽監督には『グレイテスト・ショーマン』のジョン・デブニーらハリウッドの一流スタッフが集結している。『ザ・ビーチ・バム』(原題)は4月、キノシネマみなとみらい・立川・天神にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年01月11日