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女優の河合優実が、29日に都内で行われた劇場アニメ『ルックバック』(公開中)の公開記念舞台挨拶に吉田美月喜、押山清高監督とともに登場した。同作は、藤本タツキ氏が原作を手掛けた同名コミックの劇場アニメ化作。ひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本という2人の少女の姿を描いている。○河合優実、MCからの質問に困り顔「どうしよう……」同作の内容にちなみ、監督・キャスト陣に「いま熱中していることは?」という質問が寄せられる。河合は「どうしよう……ない。すみません、正直に(笑)」と困ったような表情を見せる。改めて河合は「いま自分がやっているお仕事ですかね……今はそれひとつだけ。仕事と趣味を分けて、趣味があるから仕事を頑張れるタイプではなく、作品に取り組むこと・準備をすることと自分の生活が地続きに繋がっているタイプなので、今はそれしかやっていないです」と仕事との向き合い方を明かした。続く吉田も「私もないんですけど……(笑)」と苦笑いを見せると、河合が「やばい舞台挨拶(笑)」とコメントし、笑いを誘っていた。
2024年06月29日劇場アニメ『ルックバック』の公開記念舞台挨拶が29日に都内で行われ、河合優実、吉田美月喜、押山清高監督が登場した。同作は、藤本タツキ氏が原作を手掛けた同名コミックの劇場アニメ化作。ひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本という2人の少女の姿を描いている。○河合優実&吉田美月喜、『ルックバック』公開記念舞台挨拶に登場イベントでは、河合と吉田に押山監督が描いた似顔絵色紙をサプライズプレゼント。アフレコ時の姿を描かれた似顔絵を受け取った河合は「すごい……見せたくない……!」と感激した様子を見せ、色紙をじっくりと見つめていた。改めて河合は「感動的ですね……こんなに嬉しい気持ちになるとは思わなかったです。すごい……宝物にします!」と喜び、自身が演じたキャラター・藤野を彷彿させるようなイラストについても「アフレコをしていて、自分と藤野が重なる瞬間があったんですが、それを具現化されたような気持ちです」と話した。吉田も「すごい!! 素敵です! 私もこんな気持ちでアフレコしていたなと思いました。こうやってちゃんと似顔絵をいただくのは初めて。憧れていた部分もあるので嬉しいです。大切にさせていただきます」と笑顔を見せていた。その後に行われたフォトセッションでも、互いに色紙をじっくりと見ていた河合と吉田。吉田が「これ隣に並べて飾りたいね!」と語り掛けると、河合は「一緒に住むしかその選択肢取れない(笑)」と返し、笑いを誘っていた。
2024年06月29日『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』『PLAN 75』『ある男』『少女は卒業しない』等々、数々の力作で存在感を発揮してきた河合優実。2024年も『四月になれば彼女は』やドラマ「不適切にもほどがある!」「RoOT / ルート」、アニメ映画『ルックバック』、第77回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品された『ナミビアの砂漠』ほか、話題作がひしめく彼女が、実在した人物を熱演した主演映画『あんのこと』が劇場公開中だ。幼い頃から母親に虐待され、売春を強要され、その過程で薬物依存症になってしまった21歳の杏(河合優実)。人情派の刑事・多々羅(佐藤二朗)とその友人でジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)と出会い、どん底の人生をやり直そうと奮闘していく。生傷が広がっていくような壮絶な役どころを、一人の人物として寄り添い、文字通り「生きて」見せた河合さん。舞台裏と共に、表現者としての信念や葛藤を語っていただいた。映画を通して「世の中がよくなっていけば」――本作は新聞記事に掲載された実在の人物と事件をベースにした物語です。入江悠監督と共に記者の方にも入念な取材を経たうえで臨まれたと伺いました。公開を控えた今のお気持ちはいかがですか?何を言えばいいんだろうというくらい、怖いです。撮影中に自分自身が「つらい」と感じることはあまりなく、ただただ「杏を生きる。自分のところに来たからにはもう大丈夫だよ」という気持ちで臨むことに集中していたのですが、杏として追い込まれるというより彼女のことを映画にして届けることが重くのしかかっている部分があります。正直なところを言うと、どう捉えて自分が表に立ったらいいかまだ全部は整理がついていません。ただそんななかで、雑誌社で働いている高校の同級生がこの前本作の取材に来てくれて「この映画は絶対届けなきゃいけない」と言ってくれました。そして、こうやってインタビューをしてくださる皆さんの温度感で「ちゃんと受け取ってくれている」とも感じます。私自身も「作ったからには絶対にたくさんの人々に届けなきゃいけない」とは強く思っているので、そのことを自分に言い聞かせ、何とか奮い立たせて頑張って世に送り出そうとはしています。この作品をある種媒介にして、もう少し世の中がよくなっていけばいいなという感覚です。もうそれしか目指すところはないと思いますし、今まで出演させて頂いた全部の映画にたいしてもそうかもしれません。――『あんのこと』にはDV被害者の方等が暮らすシェルターマンションや薬物依存症からの更生を目指した自助会等々、各々の“再生”に向けた現実社会の事柄も描かれます。映画を通して「知る」「理解を深める」という効能もありますね。多々羅(佐藤二朗)という警察の中にいる人が、「薬物で捕まってしまった人を更生させてあげたい」という個人的な想いで自主的に作ったグループという点には驚かされました。「助けたい」「よりよい環境に連れて行ってあげたい」という人の想いで作られている組織の存在を、私は全然知りませんでした。「自分たちで助け合う」という気持ちがないとなかなかその状態から抜けだせないし、逆にいうとセーフティーネットがないから共助していかないとダメな状況なのだろうな、とも言うことがわかりました。出演後に変化した社会の見え方と心境――漠然とした質問で恐縮ですが、本作に出演されて河合さんご自身の社会の見え方は変化されましたか?変わったと思います。これまでも様々なニュースを観て「自分と違う境遇にある人がたくさんいる」ということを知識としてわかっているつもりでしたが、その当事者を演じるなかで自分自身が疑似体験したことや、映画にしていくことで感じた事柄によって見え方は変容しました。こうした社会問題について、どういう風に情報が発信されて人々がキャッチしているのかといった部分についても考えるようになりました。――先ほど河合さんがおっしゃった「怖さ」について思うのは、こうやって取材等で言葉にすることもそのひとつなのではないかということです。そうですね。言葉にすることへの怖さもあれば、難しさも感じます。そもそも、本作に限らず言葉で言えないから映画になっているところもありますし。言葉にしなくて済んだものを言葉にすることで、自分がそのとき感じていたことや、表現したことからズレてしまったり、より大きく伝わってしまったり小さくしか言えなかったり、そういったことは本当にたくさん起こります。ただ、映画に出た後に作品や自分のお芝居が何を表現していたかちゃんと言語化したいとも思うので、どんな作品でも頑張って言葉にしようとはしています。――ちなみに、本作のように実話から派生した作品に出演したことで、ご自身の観客としての心持に変化はございましたか?私が作品を観て感動するときは、そこにある人間や精神、命をとても尊重していると感じられた瞬間だと思います。いい作品にはモラルがあるものだと私は考えていて「これはフィクションではあるけれど、人の尊厳を踏みにじっているんじゃないか」と思うときはやっぱり、いい作品と思えません。これは『あんのこと』に関わっている際に、よく考えたことです。現実社会の課題を描く映画へ多数出演――河合さんがこれまで出演された作品には『PLAN 75』や「神の子はつぶやく」ほか、現実社会とリンクするものも多くありますね。確かに今までも、様々な社会の課題に対しての映画に出演させていただきました。そのなかで『あんのこと』は実在した人物の人生を映画にしたという意味で直接的ですし、そのぶん自分の中で重くのしかかるところはありました。――そうですよね。劇映画という性質上、どうしたってある種の暴力性や、見ようによっては搾取という部分から切り離すことはできないとも思いますし。そういった部分との折り合いについては、いかがでしょう。「ついている」とは言い切れないですね。でも、主演として、この作品を世に出していく立場としてそう言っていいのかもわかりません。だからこそ「どうしよう」と悩みはしますが、「絶対に映画にして世の中に伝えるべき」と信じた入江さんの気持ちや、私が取り組んでいた気持ちは本物です。他者の気持ちを完全に察することは難しいけれど、ご本人にお話を聞くことが叶わないぶん自分の中では「敬意を払う」ことしかできないから、できる限りのことはやり切りました。「観てほしい」と言っていい、と自分が思える材料はそこにしかないと思います。今現在はまだ客観的に受け止めきれておらず、「入江さんや自分が精いっぱいやった」ということだけが免罪符になっているような感覚です。――河合さんの全身全霊のお芝居を目の当たりにされたら、きっとその想いは伝わるのではないかと思います。今回は「生き返す」がテーマだったそうですね。入江さんが最初に下さった文章に書いてあった言葉です。「描きたいことを描くためにどういうシーンを構築していくか」や「そこにいる人をどう撮るか」を一端脇において、私の身体を通して彼女が生きているということをもう一度見つめようとしているのかなと感じました。そういった目標があったため、私自身のアプローチもこれまでとは違ったものになりました。普段は全体から入ることが多く「このシーンは全体の中でこれくらいの場所にあるから、こういう道のりを辿ろう」や「映画全体の中でこういう役割を果たす」と逆算してお芝居を考えていくのですが、今回は杏という人物に出来るだけフォーカスしようという考え方にどんどん近づいていきました。私自身も実在した方の役は初めてでしたし、歴史上の人物ということとも違い、何年か前まで生きていらっしゃった方ですから、強い気持ちがないとやれないと当初から感じてはいました。撮影もほぼ順撮り(脚本の順番、或いは時系列通りに演じること)だったので、よりそうした方向に進みやすかったとも思います。作品作りも“モラル”が重要「人間性で信頼できる方とご一緒したい」――河合さんは「入江監督との信頼関係」を語っていらっしゃいましたよね。物語としての全体を意識して動くのではなく、その瞬間の役に集中するということは、“見え方”をこれまで以上に監督に委ねることになりますから。そうですね。一つ記憶に残っているのは、高架下のシーンです。薬物をやめていた杏がもう一回使ってしまい、多々羅が迎えに来る場面ですが、撮影後に背中をポンと叩いて「よかったよ」と言って下さったんです。入江さんはいい/悪いをあまりオープンに役者に伝えない方という印象があったため、嬉しかったです。その後にも「僕は今日、あのシーンを撮って香川杏という人を尊敬出来ました」とメッセージを送ってくださいました。一緒に映画を作っていくうえで、もう一段階踏み込んで手をつなげたような気持ちになった出来事でした。――素敵なエピソードですね。例えばご自身が「組みたい」と思うクリエイターや「参加したい」と思う企画においても、先ほどお話しいただいた「モラル」が重要なのでしょうか。それは大きいかもしれません。これは映画に限りませんが、「決して善い人間ではないけど歴史的な芸術を生み出した」という人物もこれまでたくさんいますし、その人たちの作品を好きな自分はいます。ただ、自分が一緒に組むとなると、表現すること以前に人間性で信頼できる方とご一緒したいと現時点では思います。(text:SYO/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年06月10日河合優実主演、2020年の日本で現実に起きた事件をモチーフに入江悠監督が映像化した『あんのこと』。この度、主人公・杏を演じる河合さんが脚本を読んだ感想や意気込み、そして佐藤二朗と稲垣吾郎との共演について語るインタビューとメイキング映像が解禁となった。主人公・杏を務め河合さんはドラマ「不適切にもほどがある!」で話題となり、先日、主演作『ナミビアの砂漠』でカンヌ国際映画祭に初参加、作品は国際映画批評家連盟賞を受賞し世界からも注目を集めている。まず脚本を読んだ感想について「重いという言葉で片付けたくはない」としながら、「はじめて読んだ時から自分の中にずっと離さない部分というか、そういうものを一個ずっと持っていれば大丈夫だなと思ってました」と本作への強い思いを話す河合さん。その言葉通り、杏の苦しみと喜びを完璧に演じ切った。今回初共演となる佐藤さんのことを聞かれると、「特にこういうお話なので佐藤二朗さんが多々羅を演じてくれて一個軽やかにしてくれたと思う」「役としても本人としてもパワーを貰ってました」と劇中で特別な関係を演じ、近い距離にいたからこそ感じた佐藤さんの魅力を明かす。そして稲垣さんについては、「独特な方ですごい大事な役」と話し、「稲垣さんの持っている他の人にはない柔らかさとどこにも寄らない感じというか、それが週刊誌の記者という役で中和してくれてる感じがあって」と、稲垣さんが放つ唯一無二の存在感を肌で感じていたようだ。インタビュー映像に加え、河合さんが佐藤さんや稲垣さんと話し合うシーンや、屋外ロケなどを捉えたメイキングも公開。キャストとスタッフが団結し作品を創り上げていく様子が感じとれる映像となっている。実力派俳優たちが織りなす迫真の演技は、現代社会の歪みや不均衡といった実相を容赦なく突きつける。同時に、単なる社会派ドラマという枠を超え、生きようとする杏の意志、そして彼女が見た美しい瞬間をも映し出す、見応えたっぷりの1作となっている。『あんのこと』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年06月07日6月7日公開の映画『あんのこと』の完成披露舞台あいさつが8日、都内で行われ、主演の河合優実をはじめ、佐藤二朗、稲垣吾郎、入江悠監督が出席した。2020年6月に新聞に掲載された「少女の壮絶な人生を綴った記事」に着想を得た本作は、実話をもとにした衝撃の人間ドラマ。『ビジランテ』や『ギャングース』の入江悠監督が、社会の中で見えない存在にされてしまった人々を鎮魂と後悔の思いを込めてまっすぐな視点で描く。ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)で注目された河合優実が主演を務め、底辺から抜け出そうともがく少女・杏という難しい役を熱演。杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を佐藤二朗が、2人を取材するジャーナリストの桐野を稲垣吾郎がそれぞれ演じている。実在する人物をモチーフにしたキャラクターを演じた河合は「実在する方のお話ということが最初から最後まで自分の中で大きくて、とても強い気持ちで大切に触らないと出来ないなと思っていました」と撮影前は相当な覚悟を要したといい、「どこまでも真剣に誠実にやるということに徹しました。その中でご本人に近づきながら途中から"香川杏"というこの映画の中の役として作るという方向にシフトチェンジしていった感覚です」と撮影の途中から役に対するアプローチを変えたという。底辺から抜け出そうともがく杏を演じたことで「人生観というか色んな作品や役がありますが、これまでもこれからも特別な役だと思っています。色んなことがこの先にあると思いますが、これをやったっていうことが自分の糧になるし、この経験が支えにもなるだろうと思っています」と語った。佐藤は「予告編の冒頭に使われている、あるトンネルのシーンがあるんですけど、非常にお互いエモーショナルになって、そのシーンの前に河合がいきなり僕の手を握ったんです。この大事なシーンをやる前に佐藤さんの体温を感じたかったと。僕は逆に感謝しています。俺をそういう気にさせてくれて」と河合に感謝。佐藤の言葉に照れ笑いを浮かべた河合は「あまり言うとそれを皆さんが思って見ちゃうので」と佐藤のネタバレを注意すると、稲垣が「ごめん! 僕ら不適切だったよ!」と河合をスターダムにのし上げた『ふてほど』を思わせる発言で会場の笑いを誘った。本作は主人公の杏が多々羅、桐野といった人物と出会うことで大きく運命を変えていく。それにちなみ「人生の転機となった出会いは?」という質問に河合は「私は高校3年生の時に事務所に入ったんですが、決心したのが高3の夏ぐらい。その時に受験勉強を一切やめて気分転換に映画を見に行ったら、DMが届いたんです。『今日映画館で映画を見ていた人ですか? 私は映画を作っている学生ですが僕の映画に出て欲しいです』と。でも怖いじゃないですか。だから文化祭でその人を呼んで、大丈夫かなと思いながらその人と初めて映画を作りました」と芸能界入りを決心させた時のエピソードを。一方の稲垣は「中学2年生ぐらいからこの業界にいて声をかけてくれてました。グループは解散してますが、今は草なぎさんや香取さんと一緒にやっているので、これはすごいことだなと。もう30年以上ですからね」としんみりと振り返っていた。映画『あんのこと』は、6月7日より全国公開。
2024年05月09日コロナ禍に掲載された新聞記事を基に描くヒューマンドラマ『あんのこと』の完成披露試写会が5月8日(水)、都内で行われ、主演の河合優実、共演する佐藤二朗と稲垣吾郎、脚本も手がけた入江悠監督(『SR サイタマノラッパー』『AI崩壊』)が出席した。母親から虐待の末に、売春を強いられ、ドラッグに溺れる少女・杏(河合さん)は、人情味あふれる型破りな刑事・多々羅(佐藤さん)に補導されたことがきっかけで、少しずつ更生の道を歩み出していく。そこに、多々羅の友人でジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)も加わり、杏は彼らの助けも借りながら、新たな仕事や住居を探し始めるが、突然のコロナ禍で、杏は再び救いようのない孤独と不安に直面せざるを得なくなる。壮絶な人生を歩む主人公を演じた河合さんは、「実在する方のお話しなので、とても強い気持ちで、大切に触れないといけないと思った。どこまでも真剣に、誠実に演じることに徹していました」と述懐。それだけに、役への思いは強く「私にとっては、これまでも、これからも特別な役。この作品を経験できたことは大きいですし、糧になって、支えになるだろうと思う」としみじみ語った。河合優実杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を演じた佐藤さんからは、河合さんとの共演シーンに隠された“ふたりだけが知る”エピソードが披露されたが、当の河合さんは「あまり言ってしまうと、お客様もそう見てしまうので…」と思わず苦笑い。すかさず、稲垣さんが「ゴメン、僕らが“不適切”だったよ!」と、河合さんが出演したドラマ「不適切にもほどがある!」を引き合いにフォローし、会場を笑いに包む場面もあった。その稲垣さんは、正義感と友情に揺れるジャーナリスト・桐野を演じ、「撮影中は、杏ちゃんの心の叫びを皆さんに届けたいという思いで演じていた。誰しも絶望に落ちることがあるが、それを救ってあげられる、安心できる社会、声を聞いてあげられる世の中を作っていかなければいけないとつくづく思った」と真摯に語っていた。佐藤二朗劇中で描かれる“運命の出会い”にちなんだ質問には、佐藤さんが「運命の出会い?妻です」と即答。また、稲垣さんは、「30年近く一緒にやってきたメンバーですね」と回答し、「グループは解散しましたけど、いまは『新しい地図』として、草彅(剛)さん、香取(慎吾)さんと一緒にファンミーティングをやっていて、親子2代3代で来てくださるファンの方も。ありがたいですし、すごいこと」と感謝していた。稲垣吾郎『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年05月08日河合優実が主演を務め、「少女の壮絶な人生を綴った新聞記事」を基に描く衝撃の人間ドラマ『あんのこと』から、河合さん演じる少女・杏を捉えた新規場面写真9点が解禁された。本作は、機能不全の家庭に生まれ、虐待の末に薬物に溺れる少女が、人情味あふれる型破りな刑事をはじめとした人々に出会い、生きる希望を見いだしていく。しかし、微かな希望をつかみかけた矢先、どうしようもない現実が彼女の運命を残酷に襲う――。主演を務める河合さんは、TBSドラマ「不適切にもほどがある!」、テレビ東京ドラマ「RoOT / ルート」で脚光を浴び、さらには映画『ナミビアの砂漠』(2024年公開予定)が、5月14日から開催する第77回カンヌ国際映画祭の監督週間へ出品されることが決定するなど、次世代の日本映画を担う若き才能として躍進を続ける俳優。本作ではドラマの印象から一転、新たな役柄に挑戦。入江悠監督が「この人なら杏という主人公を託しても大丈夫だ」と語る演技力で、少女・杏の苦しみと喜びを体現している。解禁となった新場面写真は、薬物から更生する前のまだ荒々しい印象を残す金髪姿を活写した1枚をはじめ、夜間学校に通うワンシーン、介護施設で働き始めた杏のあどけない笑顔を捉えたカットなどを含む計9点。薬物から更生し、自分の人生を始めようと誓った矢先。どうしようもない現実に行く手を阻まれた1人の少女の姿が焼きついている。本作のシナリオと出会い「彼女の人生を、自分が生き直す」と決意したという河合さんの鬼気迫る演技と、環境によって次々と変化していく杏の表情に注目の場面写真となっている。『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年05月07日河合優実主演、山中瑶子監督・脚本の『ナミビアの砂漠』よりカンヌ版予告とポスターが解禁となった。さらに追加キャストも発表された。第77回カンヌ国際映画祭・監督週間に正式出品されることが決定している本作は、『あみこ』(2017)で注目を集めた山中瑶子監督の本格的な長編第一作。この度、本作に金子大地と寛一郎が出演することが分かった。金子さんが演じるのは、河合優実演じる主人公カナと徐々に関係を深めていく自信家のクリエイター、ハヤシ。寛さんは、カナと同棲し、身の回りの世話をやく恋人・ホンダを演じる。そのほか、カナを取り巻く面々として、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(23)の新谷ゆづみ、ドラマ「不適切にもほどがある!」などの中島歩、日韓両国で活躍する唐田えりか、『悪は存在しない』(24)の渋谷采郁らが出演する。金子さん、寛さんも、山中監督、河合さんとともに、カンヌ国際映画祭に出席する。解禁となったカンヌ版予告編では、疾走するカナ、弾けんばかりの笑顔、怒り、虚無といった、カナの爆発寸前のエネルギーをみずみずしく、そして魅力的に演じる河合さんの真骨頂ともいうべき姿が見て取れる。そしてカンヌ版ポスターは、謎のピンクの背景にカナの後ろ姿が映っている1枚。ここはどこなのか、彼女は笑っているのか、泣いているのか…。見る者の想像を掻き立てるビジュアルとなっている。<ハヤシ役 金子大地 コメント>いつかご一緒したかった山中監督、そして河合さんを始めとする素敵なキャスト、素晴らしいスタッフさんとこの作品が作れたこと、そしてその作品をカンヌで世界の方に観ていただけること、自分がどれだけ恵まれているかということをつくづく感じます。カンヌをきっかけに1人でも多くの方にこの作品を観ていただけるかと思うと興奮が醒めません。自分にとって大切なこの作品が多くの人に届きます様に。宜しくお願いします!<ホンダ役 寛一郎 コメント>生々しくシュールでシニカル、だけどチャーミング。監督、脚本、役者、スタッフの皆さんが素晴らしく。今までにあるようでなかった映画になっていると思います。そして嬉しいことに、この作品がカンヌ映画祭で上映されることが決まったとのこと。今日の日本の若者の恋愛観や物語の展開に、海外の皆さんがどう反応してくれるのか楽しみです。『ナミビアの砂漠』は2024年公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナミビアの砂漠 2024年公開予定©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
2024年05月02日「不適切にもほどがある!」「RoOT / ルート」など、いま最も注目度の高い俳優となった河合優実を主演に迎えた、入江悠監督最新作『あんのこと』から、河合さん演じる杏、彼女に関わる“刑事”佐藤二朗と“記者”稲垣吾郎をとらえたメインビジュアルと場面写真が一挙に解禁された。本作は、2020年6月に掲載された「少女の壮絶な人生を綴った新聞記事」を基に描く、衝撃の人間ドラマ。河合さんは、入江監督が「河合さんでなければこの映画は撮れなかった」と口にするほどの圧倒的リアリティを持って、杏の苦しみと喜びを体現している。今回解禁となったポスタービジュアルは、杏(河合さん)が歩く姿を多々羅(佐藤さん)と桐野(稲垣さん)がそばで見守っている、まるで3人の関係性を表現したようなビジュアル。不安気な表情の杏は、どこに向かって歩いているのか。コロナ禍で未来を閉ざされ、社会が見落とした1人の少女の姿を描く本作は、「彼女は、きっと、あなたのそばにいた」と観る者に強く訴えかける。さらに、杏と杏の人生に交差する人々の様々な姿が切り取られた新場面写真も到着。入江監督が「たしかに彼女の人生は過酷といえます。と同時に、彼女にも楽しく豊かな時間はあったにちがいない。そう考えたとき、彼女の人生と並走し、その体温を身近に感じてみたくなったんです」と語るように、取調室での多々羅と杏や、予告の冒頭でも印象的な泣き崩れる杏を多々羅が抱きかかえる様子。こうしたカットで杏の過酷な暮らしを映す一方、介護の仕事に携わった老人ホームや、多々羅や桐野と3人で行ったラーメン屋のシーンでは笑顔が見られ、彼女の生き生きとした瞬間が捉えられている。なお、本作のムビチケカードが4月26日(金)より全国の上映劇場(※一部劇場を除く)で発売開始に。また5月8日(水)には、完成披露上映会の開催が決定。6月7日(金)からの劇場公開に先駆けて、映画本編と、河合さん、佐藤さん、稲垣さん、そして入江監督による舞台挨拶が行われる。『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年04月24日河合優実主演、山中瑶子監督作『ナミビアの砂漠』がカンヌ国際映画祭・監督週間に正式出品されることが決定した。本作は、2017年の『あみこ』で話題をさらった山中瑶子監督の最新作。偶然『あみこ』をニューヨークの映画祭で観た坂本龍一もその才能に惚れ込み、「60年代初頭に登場したヌーヴェル・ヴァーグの映画のような軽さと滑稽さ、痛さとテンポが感じられる。今後の作品が楽しみだなあ」とコメントを寄せており、撮影当時僅か19歳という若さで務めた初監督作品は、各国映画祭でも大きな注目を集めた。あれから7年、本作『ナミビアの砂漠』は山中監督の本格的な長編第一作となる。山中瑶子監督主役に抜擢されたのは、2021年に公開された『由宇子の天秤』、『サマーフィルムにのって』の演技で数々の映画賞の新人賞を総なめにし、テレビドラマ「不適切にもほどがある!」でも話題を集めた河合優実。彼女もまた、『あみこ』を観て衝撃を受けた一人。公開当時学生だった彼女は『あみこ』を観て女優になりたいと思い、山中監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行ったという。そしてついに、本作でその思いが叶えられることとなった。河合優実まさに新時代の若き才能溢れる2人の夢のタッグが実現した本作。第77回カンヌ国際映画祭監督週間より正式招待を受け、世界の舞台に立つ。本作の公開は、2024年を予定している。<山中瑶子監督 コメント>あのときのわたしたちでしか作れなかった、この苦しくて自由で愛おしい映画の旅が、ラディカルな監督週間からスタートすることをうれしく思います。お目が高い!!スタッフ、キャスト全員が天才的でした!関わり、見守ってくださった皆さまに大きな感謝と敬意でいっぱいです。そして主演、河合優実さんの圧倒的な身体の煌めきよ!毎カットご褒美のように撮っていました。ひと足早く見ていただけるカンヌの観客の皆さんの反応が楽しみです。<主演・河合優実 コメント>心の底から嬉しいです。映画に実りをもたらし続けてきたカンヌの景色を、この作品と共に見られることに、胸の内がキラキラ燃えています。山中瑶子監督を信じて良かったです。信じて作れば絶対に豊かなもの ができるし、伝わるはずだ、と思い続けていました。同じように、監督や、映画のことを信じていた人が沢山いました。一緒に映画を作った皆さんの顔が早く見たい思いでいます。この巡り合わせに感謝しています。世界に届くことがとにかく楽しみです。『ナミビアの砂漠』は2024年公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月16日河合優実&坂東龍汰W主演ドラマ「RoOT / ルート」より、第1話の場面写真と相関図が公開された。映画化、舞台化と展開してきたアニメ「オッドタクシー」の世界から新たに誕生する本作は、漫画「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」で展開する若手探偵コンビの奮闘劇を基に、ドラマオリジナルストーリーを展開。第1話では、新人の佐藤(坂東さん)を引き連れ、銀行員の不倫現場を調査中の探偵の玲奈(河合さん)は、いくつかのトラブルに見舞われながらも任務を遂行。しかし、2人の背後には、不気味な影が忍び寄っていて――というあらすじ。本作は、一癖も二癖もあるキャラクターが数多く登場。そんな登場人物の関係性を一気に整理できる相関図も合わせて到着。主人公が所属する指宿探偵事務所の所長・指宿(黒田大輔)と事務員・大谷(福田温子)。調査対象のタクシードライバー・小戸川(篠原篤)。友人の柿花(政修二郎)と常連の居酒屋に足しげく通い、女将のタエ子(吉本菜穂子)とも仲がいいが、ひょんなことからタエ子と知り合った玲奈と佐藤に小戸川の素行調査を依頼したのは、タエ子。素行調査が女子高生失踪事件に繋がっていく。行方不明の女子高生・三矢ユキ(菊池日菜子)は、玲奈の高校の後輩であり、親友の花音(寺本莉緒)とも行動を共にし、同姓同名の三矢ユキ?(小林桃子)が所属するアイドルグループ「ミステリーキッス」を調査する。さらに、得体の知れない裏組織のボス・黒田(渡辺いっけい)、ドブ(三浦誠己)、ドブと犬猿の仲のヤノ(奥野瑛太)、マネージャー・山本(島谷宏之)、裏がありそうな警察官・大門(富川一人)らの存在も気になるところだ。「RoOT / ルート」は4月2日より毎週火曜日24時30分~テレビ東京ほかにて放送、Netflixにて見放題独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年04月02日女優の河合優実が2日、都内で行われた資生堂「ファンデ美容液」発表会に登場した。資生堂は、独自の技術によって誕生した新カテゴリー「ファンデ美容液」を発表。それに伴い、TBS系のドラマ『不適切にもほどがある!』の出演で話題を集めている河合優実がアンバサダーに就任した。アンバサダーに就任する前から同商品が気になっていたという河合は「実際にSNSとかで情報を見て目にしたことがありました。マネージャーさんからどの商品か聞いたら『ファンデ美容液』だと聞いてすごくうれしかったです」とアンバサダー就任を喜び、「資生堂さんが新たな技術開発で完成したファンデ美容液ですが、本当に瑞々しくて軽いつけ心地で使ってみて気持ちが良くなるアイテムです。皆さん是非一度は使ってみてください」とアピールした。使用前は「発想の逆転というか美容液の中にファンデが入っているということで気になっていました」と明かし、実際に同商品を使用してみて「負担がないですし、使うことでスキンケアじゃなくて化粧品なのにこんなにキレイになるんだと思ってびっくりしました。しっとりもしますし、つけて1日目に帰って鏡を見た時のツヤ感が1日の終わりのメイク感が今までとは違いましたね」と感想を語った。河合が出演するCMは現在編集中で、近日公開されることに。「楽しかったですね。こういったCMではなかなかできない体験をさせていただきました。『ファンデ美容液』のコンセプトを映像で掴もうとする面白い仕掛けもあるので、その辺りの撮影はワクワクしました」と撮影は楽しかったといい、「こういったCMなのでファーストインプレッションというか表情みたいなところが映画やドラマとは違って勉強になりました」と映画やドラマとは異なる表現法に刺激を受けた様子だった。ベースメイクの概念を変える資生堂独自の技術によって生まれたメイクの新選択となる新商品。それにちなみ、「実は私◯◯なふりして◯◯なんです」という設問に河合は「静かなふりして仕切り屋」と回答した。その理由について「お仕事を始めてから『どんな学生だったんですか?』と質問されて、『図書室でずっと本を読んでいたタイプ』とよく言われるんですけど、本当に私はでしゃばりで校内行事やイベントで何とかリーダーや何とか長と常に肩書きがあるような学生でした」と告白。「大声を出し続けてましたね(笑)。誰もいないから『やろう!』みたいなところから段々そういうキャラになってしまったという感じです。お祭り事が好きでした」とクールなイメージとは異なる意外な一面も。続けて「新しくチャレンジしたいことは?」という質問に「英語」と答えた河合は「言語の勉強は好きなんですけど、使わないとどんどん分からなくなっちゃいますし、お仕事だったりこれからの人生で喋れて損はないと思うので、もっと力を入れて勉強したいと最近は思っています」と意欲。「英語でお芝居も?」という質問に対しても「思いますね。色んな世界を見てみたいと思います」と世界進出に意欲を見せ、アンバサダーとしても「海外でもPRします!」と目を輝かせていた。
2024年04月02日「不適切にもほどがある!」をはじめ話題作への出演があいつぎ、“快進撃にもほどがある”といわれる河合優実が、2023年連続ドラマ初主演を務めた「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」が、NHK総合波(地上波)ドラマ10にて放送されることが決定した。昨年、NHK BSで放送されると大きく話題を集め、ギャラクシー賞月間賞を受賞するなど高い評価を受けた本作。原作は、作家・岸田奈美の同名エッセーで、ベンチャー企業家だった父が急逝し、母は突然車いすユーザーに。弟はダウン症、祖母はものわすれの症状が…。そんな家族をめぐる日々の出来事を、笑えて泣けて考えさせられて、心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセーとして発表。ドラマでは、岸田さんが実話を基に描いたエッセーに、家族や関係者への取材によるエピソードや、独自の視点での脚色を加えて表現し、話題に。主人公・岸本七実役を演じるのが河合さん。主人公を見守る両親として、母役に坂井真紀、父役に錦戸亮。ダウン症のある弟役には、オーディションを経て新人の吉田葵を起用。そして祖母役は美保純という、個性的な家族がそろった。今回はBSで放送したバージョンからの「短縮版」となるが、演出の大九明子監督が時間をかけて再編集した本バージョンも、変わらず楽しめる内容となっている。【河合優実 コメント(主人公・岸本七実役)】岸本七実を演じました、河合優実です!自分にとって、本当に大切な作品です。このかけがえのない、宝物のようなドラマを、よりたくさんの方にご覧いただけることが大変嬉しく、この機会に心から感謝しています。家族の世界を一緒に作ったキャストのみなさんと、スタッフのみなさん、大九明子監督、そして家族の物語を我々に貸してくださった岸田奈美さん一家、みんなのエネルギーがあの時ひとところに集まり、他に類を見ないあたたかな奇跡をまとったドラマができあがりました。どうか画面の向こうのみなさんに届きますように。是非ご覧ください。<あらすじ>岸本七実(河合優実)は高校生。学校では、きらきらした一軍女子たちの輪に入れずに、今日も同じ三軍同士、天ヶ瀬環(福地桃子)と授業でペアを組まされていた。いささか自意識をこじらせながら暮らしていたある日、母のひとみ(坂井真紀)から連絡が入る。ダウン症の弟・草太(吉田葵)が万引きをしたかもしれないというのだ。七実の、ありえないことが次々と起こるてんやわんやな日々が続いていく…。大好きだった父・耕助(錦戸亮)の死、あまりにマイペースな祖母・芳子(美保純)との生活など、様々な出来事と向き合い、必死で笑い飛ばし、時々涙しながら七実は“作家”としてブレイク…する予定?ドラマ10「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は7月9日(火)より毎週火曜22時~NHK総合にて/毎週火曜18時15分~NHK BSプレミアム4Kにて放送(全10話)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月27日ドラマ「不適切にもほどがある!」でいま最注目の若手俳優・河合優実が主演、佐藤二朗、稲垣吾郎を共演に迎えた入江悠監督最新作『あんのこと』から衝撃の予告編が解禁となった。2020年6月、新聞に掲載された「ある1人の少女の壮絶な人生を綴った記事」に着想を得て描いた本作。いま話題沸騰中の河合さんは、本作では機能不全の家庭に生まれ、虐待の末にドラッグに溺れる少女・杏という難しい役どころに挑戦している。解禁となった予告編は、泣き叫ぶ杏(河合さん)を刑事・多々羅(佐藤二朗)が抱きかかえるシーンから始まる。「2020年、この日本で起きていた、本当のこと」「衝撃の実話、映画化」という字幕が表すように、本作は実際の事件から着想を得ている。社会から見落とされた少女・杏は売春やドラッグに溺れ、荒んだ生活を送っていたが、ある日、人情味あふれる型破りな刑事・多々羅に補導されたことがきっかけで、少しずつ更生の道を歩み出していく。そこに、多々羅の友人でジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)も加わり、杏は彼らの助けも借りながら新たな仕事や住居を探しはじめる。彼らとの奇跡のような出逢いが、杏を確かに救おうとしていた。しかし、ある日を境に3人はすれ違い、それぞれが救いようのない孤独と不安に直面せざるを得なくなっていく…。予告編は、薄暗い街を所在なさげにふらつく杏の姿と、「彼女(あん)はたしかに、あなたの傍にいた」という字幕で締めくくられる。コロナ禍、日本中の誰もが体験したあの不安定な日常。非情な現実から目を背けず、“あのとき”を正面から映し出した新たな傑作映画が誕生した。『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年03月20日河合郁人が、いま旬のミュージシャンをアウトドアでおもてなしする野外トーク旅バラエティ番組「ぐれジャニ」。他愛もない雑談や音楽へのこだわり、そして意外すぎる一面……ステージでは見せない素のミュージシャンとの旅を記録。風が吹くまま気の向くまま、きっと台本通りにはすすまないロードムービー風リアリティショーをお届け!<#10>のゲストは、世界の度肝を抜くサムライギタリスト・MIYAVI。ワールドツアーをはじめ、ドジャー・スタジアムやNBAでのパフォーマンスなど世界を飛び回って活躍するMIYAVIの、“一周回って意外と知らないMIYAVI”の素顔を深掘りするディープなトークを展開。さらにアーティスト・ギタリスト・俳優・日本人初のUNHCR親善大使・パパ……“MIYAVIの肩書きが多すぎる”問題に切り込むなどド直球勝負に出る河合、吉と出るか凶と出るか?そして番組恒例の一夜限りのコラボセッションでは、MIYAVIの超絶ギターテクニックを河合に伝授!待っていたのはMIYAVIからの衝撃サプライズだった。■■番組情報■■<番組名>ぐれジャニ <#10><放送日時>2024/3/28(木)23:00~24:00[再]2024/4/11(木)23:00~24:00\番組公式Instagramでは、ここでしか見られないオフショットも!/ ▼番組に関する詳細は、こちらをご覧ください 以上MUSIC ON! TV(エムオン!)は、スカパー!、ケーブルテレビ、ひかりTVなどでご覧いただける音楽チャンネルです。詳しくは、MUSIC ON! TV(エムオン!)公式サイト( )まで。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月18日藤本タツキ原作の劇場アニメ化『ルックバック』に、河合優実と吉田美月喜がW主演することが分かった。コミック配信サイト「ジャンプ+」にて2021年7月に発表され、初日で閲覧数250万以上を記録した藤本タツキ原作「ルックバック」を劇場アニメ化した本作。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『借りぐらしのアリエッティ』、『風立ちぬ』など、数多くの話題作に主要スタッフとして携わってきた押山清高が、監督、脚本、キャラクターデザインを務める。本作で藤野役に抜擢されたのは、『あんのこと』(24)主演や『四月になれば彼女は』(24)などの出演作も控える、注目俳優・河合優実。河合さんは「息や声を吹き込むというかたちで、藤野と京本の生きた時間を新たに彩る試みをしました」と語り、声優初挑戦となる本作に対し、「はじめて参加の機会を頂いたアニメの世界でしたが、絵の中ですばらしく躍動する藤野の身体に添う切実な声を乗せられるよう、精一杯取り組みました」と真摯に役に向き合ったことを明かした。そして、京本役をオーディションで勝ち取ったのは、ドラマ「今際の国のアリス」(20)「ドラゴン桜」(21)などの話題作に出演、『あつい胸さわぎ』(23)『カムイのうた』(24)では主演を務め、6月から上演の主演舞台「デカローグ」デカローグ7「ある告白に関する物語」が控え、活躍目覚ましい、吉田美月喜。河合さんと同じく、本作で初の声優挑戦となる。吉田さんは「初めての声優のお仕事でしたが、精一杯心を込めて演じています」と語り、初めて映像を見た際は、「『うわ!あの世界が生きている!』と未完成の絵ながら感激して、収録中に思わず涙が出てきてしまうくらい更に藤野と京本が愛おしく大好きになりました」と作品愛あふれるコメントを寄せた。■藤野役・河合優実 コメント藤野役を演じました、河合優実です。『ルックバック』は、多くの人々の心を動かした漫画です。今回、押山監督はじめ制作陣の皆さんはそれをアニメーションにすることで、そして私は息や声を吹き込むというかたちで、藤野と京本の生きた時間を新たに彩る試みをしました。はじめて参加の機会を頂いたアニメの世界でしたが、絵の中ですばらしく躍動する藤野の身体に添う切実な声を乗せられるよう、精一杯取り組みました。映画『ルックバック』、ぜひ劇場でご覧ください!■京本役・吉田美月喜 コメント『ルックバック』を初めて読んだ時、藤本タツキ先生が描かれた臨場感溢れる世界に衝撃を受けて、この作品がどのように映像化されるのだろうと凄く楽しみにしていました。オーディションで京本の役を頂き初めて映像を観た時「うわ!あの世界が生きている!」と未完成の絵ながら感激して、収録中に思わず涙が出てきてしまうくらい更に藤野と京本が愛おしく大好きになりました。初めての声優のお仕事でしたが、精一杯心を込めて演じています。是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。『ルックバック』は6月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月14日2月下旬、東京都内のある商店街でとある撮影が行われていた。真剣な表情で佇むのは河合優実(23)。大人気ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)のロケだった。「河合さんが演じるのは、主演の阿部サダヲさん(53)の娘・純子役。この日のロケでは休憩中も笑顔はあまりなく、常に集中を切らさずにいるようでした」(制作関係者)中森明菜ヘアや真っ赤な口紅、ロング丈のセーラー服など、劇中でさまざまな昭和スタイルを披露する河合。高校時代には友達から「山口百恵さんに似てる」と言われたこともあり、「ふてほど」の反響を受け“令和の百恵ちゃん”と呼ばれることも多くなったそうだ。だが、昭和の時代を演じるにはさまざまな苦労があったようだ――。「平成生まれの河合さんは当時の文化や流行語などをまったく知らず、台本に知らない単語が出てくるたびに検索して意味を調べたそう。言葉遣いなどが板につくよう、ドラマ『毎度おさわがせします』(85~87年・TBS系)を見て勉強もしたといいます。昭和について研究するあまり、今では昭和歌謡にすっかりハマっているそうです」(前出・制作関係者)とはいえ、台本に登場する“昭和の不適切”には戸惑うこともあったようで……。「放送では難なくこなしているように見えますが、時折出てくる過激なセリフには相当悩んだそうです。令和の時代だったら『使ってはいけない』とされている言葉を、ドラマ内の昭和の人々は当たり前のように使っていますからね。それでも河合さんは、“昭和のことをありのままに表現することが大切”と考え、やり遂げたようです」(前出・制作関係者)そんな河合だが、キャスティングにはこんな裏話が。「純子役にピッタリの役者がなかなか見当たらず、制作スタッフは頭を悩ませていました。そんなとき、プロデューサーが見たのが彼女の主演ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK BSプレミアム)でした。また、このドラマで共演した錦戸亮さん(39)も河合さんの演技力を絶賛していたことから、河合さんにオファーを出したのです」(前出・制作関係者)キャスティングはまさに“適切”だった!
2024年02月29日アイドルグループ・A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)による舞台『ABC座星(スター)劇場2023 〜5 Stars Live Hours〜』の千秋楽公演が21日に東京・帝国劇場で行われた。2012年の同グループDVDデビュー時より、毎年演劇劇場でミュージカルとショーを上演してきた演劇プロジェクト『ABC座』。様々な題材で上演を重ね、2021年からは同グループが主演に加えて初めて演出も手掛けている。この度、改修前の現・帝国劇場で最後のABC座となる最新作を上演。河合は千秋楽の21日をもって同グループを脱退する。○■A.B.C-Z、最後の5人ステージにそれぞれがコメント本編ラストの挨拶で、橋本は「僕ちょっと危なかったです。『頑張れ、友よ!』が流れてきた瞬間に」と泣きそうになったことを告白。「別に泣いてもいいんですけど、最後の最後ぐらい、笑顔で見届けて帰してもらいたいなという気持ちで今挑んでます」と心境を吐露する。「これにてA.B.C-Zの第1章が終わるんですけども、すごく悲しいですね。悲しいですけども、明日から第2章が始まるんだなと思うとすごくワクワクしております。5人でできなかったことありましたけども、これから4人でやってく上で、4人にしかできないこともたくさんありますから、そこは自信持って4人で突き進んでいきたいなと思ってます」と決意を表明した。橋本は「僕は明日でセンターじゃなくなります。誰とシンメになるかわかんないですけども。1人抜けた分、郁人の分までがんばってやろうという気持ちでセンター割に立っていたいし、頑張っていきたいなって思います」と、メンバーが偶数になったことでフォーメーションが変わることに言及。「5人で東京ドームに立ちたかったなという思いがあります。その夢を昨日寝る前に考えて、危なかったんです。でも、河合郁人のアクリルスタンドを立てればいいなと。そしたら僕がセンターに立って、5人で東京ドームに立てるので、その時は皆さんよろしくお願いいたします」とお願いする。「センターじゃなくなるんですけど、皆さんの心の中にあるA.B.C-Zのセンターからは退きませんからね。絶対一生退かないので。来年もABC座があると僕は信じてるんで、4人を応援してくれたら嬉しいし、また遊びに来てくれたら嬉しいと思います」と語りかけた。塚田は「2つのこととお別れしなければいけないかもしれないんだよね。2024年で帝国劇場は改修工事に入って、来年の演目はわかんないんですけれども、もしかしたら最後になるかもしれない」としみじみ。同劇場での思い出について「堂本光一くん主演の『SHOCK』」と説明し、アクロバットで客席に着地してしまったエピソードを披露する。「多分ステージの神様っていると思ってて、その神様に助けてもらった気がします。だからステージの神様に『大きくなりましたよ!』と。今はアクロバットステージから落ちることなく今日も成功しましたよ!」と叫んだ。そして「もう一つは、河合卒業。ABC座が終わったら卒業するわけなんですけれど、やっぱり河合のA.B.C-Zの活動が最後になるわけだから、河合のファンで埋め尽くされているのかなと思ったんだけど、なんかそうでもなかった」と発言し、会場はざわつく。しかし塚田は「いろんなファンの人たちがいて、僕のファンとかとっつーのファンとかジュニアのファンとか、河合の最後見届けたい、応援したいということで来てくれてるのかなと思って」「やっぱり河合、愛されてるなあって。幸せもんだなというと楽観的なんだけど、多分、その幸せは自分の努力で勝ち取った幸せなんだよね」といい話。「今後一人になって、何にも心配してません。お互い体に気をつけて頑張ってきましょう」とメッセージを送った。五関は「悲しいですよね、もうこのシーンの僕の漫談が聞けなくなるってことですから」とジョークを飛ばしつつ、「それともう一つ河合くんが卒業ということで。ずっと同じグループのメンバーとしてやってきて。最初の方は赤ちゃんですから、MCとか前に出れない時から1人で突っ走って引っ張ってくれたから感謝だし、そのおかげでこんな堂々と漫談できるようになったのは忘れずにいたい」と、漫談の観点からも河合に感謝する。さらに五関は「でもA.B.C-Zというのは終わりじゃないですから。これからもずっと続いていくし、 皆さんの心の中にもこの5人のA.B.C-Zていうのはずっと残ると思います。今日、最後に目に焼き付けましたか? 一生忘れないでください」と強い言葉。「今後、河合が自分の番組で出演しているテレビを見ながら、子供や甥っ子姪っ子、友達に『この人、もともとA.B.C-Zだったんだよ』と。お互いそんな会話ができるぐらいでっかくなれるように、 というか、でっかくなっていかなきゃなって今思ってます」とコメント。「今回このABC座、やるかやらないかぐらいのレベルで2、3転したんですけども、皆さんの協力もあって、 5人のラストを素晴らしい形で終えることができたので、本当にありがたく思ってますし、だからこそ僕たちよりも河合も明日からのスタートを思いっきり切って素晴らしいタレントにならなきゃなと思っています」と決意を新たにした。戸塚は、河合が「脱退」と表されることに「ピンと来なかった」と疑問を提示。「それで卒業だとか、旅立ちだとか言い換えてたんですけれども、もしかして自分のメンバーだからバイアスがかかって美化しちゃってるのかなと思って。なんだろうと思った時に、『脱』はいいんですよ。A.B.C-Zを脱いで1人で行くわけですから。ただ『退く』という言葉が納得いかなくて。僕は『進』という字を当てて『脱進』という言葉を自分の中で作りました」と明かす。続けて「でも、もしかしたら既存の言葉にあるんじゃないかなと思って調べたら、ありました。『脱進機』という機械式の時計のパーツみたいです。どうやら秒針だったり、ゼンマイに関わるパーツのことでした。『河合くんの話を聞いてたら心の時計が止まってました』『脱進機が壊れてました』そんな方もファンの方でもいるんじゃないかなと思います。しかし今、一緒に最後のショーを重ねて、この1年を一緒に過ごして最後の5人のミッションとして河合くんを送り出すこと、そして4人の新しい一歩を踏み出すことを成功させた時に、時計の針を進めようと思っていました。明日にときめいて、胸の振り子を踊らせて、時計の針を進めるんだって。明日から時計の針、進めますよ」と宣言。「皆さんまだついてこれないかもしれないですけど、時計の針を止めません。進めます。なので、この僕たち4人もそうだし河合くんの物語は進んでいきます。もしよろしければついてきてください」とメッセージを送った。戸塚はスタッフ陣にも感謝の意を示し、「河合くん、1999年からおよそ四半世紀、デビューしてからは11年一緒にいてくれて、そばでずっと一緒に夢を追いかけてくれてありがとうございました。ファンのみんな、いつでもどんな時でも俺たち5人を応援してくれて、どうもありがとうございました」と語りかけた。○■河合郁人が涙最後に河合は「僕はA.B.C-Zの一員としてステージに立つのは今日が最後になります」と語り始め、「初日が始まって悲しいという気持ちより、楽しい気持ちが勝っていたんですけど、今はやっぱ寂しい気持ちがあります。が、自分が掲げた目標をしっかり目指して。だからといって、今までA.B.C-Zとファンの皆さんと作った思い出はなくなることはありません。強がっていろんな約束しちゃったけど、叶えられなくてごめんね。僕の力不足です」と涙で声を詰まらせる。客席のファンからの「そんなことないよ!」という声に、河合は涙ながら「本当に叶えたいことって叶わないこと多いんだけど、新しく違う道に進んでいくと思えたのも、今までの思い出があったから。力強いみんなの応援があったからこそ、次に進めるし、メンバー一人ひとりにも本当に迷惑かけたし、楽しいこともたくさんしたし、悩んだりもいっぱいしました。それでも今メンバーがこうやって背中を押してくれる気持ちを背負って新しいステージに僕は行きます」ときっぱり。「ただ、僕は引退するわけではありません。この世界におります。だからこそ 今までのことをしっかり背負って新しい道で戦っていきます。もしこんなわがままな僕でも、もし応援してくれるなら引き続き応援の方、よろしくお願いします」と頭を下げた。カーテンコールでは5人で「明日の為に僕がいる」を歌い、河合は「全然聞いてなかったんだけど、こんなにカメラの方来てくれたんだ」と驚き。戸塚は「脱進でお願いします」と見出しについて頼む。最後には「みんなで歌っちゃおう!」と「サポーターズ!」をファンと熱唱。橋本が「最後にみんなで叫びますか。ラストですからね、5人での叫びは」と客席を煽ると、塚田が「今度から『俺たちと皆と河合で〜!』」と提案する。河合が「ライブを観に行ったら言って!」と苦笑すると、五関が「それか、みんなで言ってもらってもいいよね。『俺たちと皆でA.B.C-Z!』『河合も〜!』」と案を示す一幕も。塚田が「最後だね、みんな一つになろう!」とまとめ、橋本が「俺たちと皆で!」と言うと、客席のファンも「A.B.C-Z〜!」と応えていた。
2023年12月22日『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』『ちょっと思い出しただけ』『PLAN 75』『ある男』等々、話題をさらった力作に立て続けに出演している河合優実。彼女の待望の初主演映画『少女は卒業しない』が、2月23日に劇場公開を迎える。朝井リョウの同名小説を、『カランコエの花』の中川駿監督が脚本・監督を務めて映画化。廃校が決まった高校の“最後の卒業式”までの2日間を美しくも切なく描き出す青春群像劇だ。河合さんは本作で、卒業式での答辞を任された卒業生・まなみを繊細に演じている。2019年のデビューから4年。河合さんが歩んできた初主演映画までの道のりを、じっくりと語っていただいた。デビューから丸4年「ステージがどんどん上がっていく」――河合さんは『少女は卒業しない』公開タイミングで、デビューから丸4年を迎えます。怒涛の年月だったかと思いますが、改めて振り返ってどういった出来事が印象的でしたか?たくさんありますが、初めて舞台に挑んだ際(2019年上演の「some day」)に「これが原風景であり、原点だ」とはっきり感じました。そのときにマネージャーさんが「原点と思うものが、この先どんどん更新されていくかもしれないね」と言ってくれたのですが、だんだんとその意味が分かってきた気がしています。セーブポイントが増えていく感じといいますか、「この経験は初めてだな」と思えるものがひとつずつ増えて、ステージがどんどん上がっていく感覚があります。記憶に新しいところでいうと、去年お仕事で海外に行ったことはいままでと全く違う経験でした。短編の撮影だったし、海外だから全部そうというわけではないかなと思いつつ――お金にも時間にも日本より余裕がある現場だったんです。そして、敬語がないのも一つの要因かもしれませんが、スタッフさん皆さんと対等に、友達のようにコミュニケーションを取りながら作っていけました。毎日「How are you?」から始まる現場を経験できたことで、私の“いつも”の余裕のなさに気づけたんです。慣れない環境で撮る経験も初めてでしたし、とにかく体の隅から隅まで新鮮な感覚で撮っていました。――「セーブポイント」という表現、非常にしっくりきます。経験がたまっていくことで、「ここからもう一回始めよう」というリロードできる場所が進んでいく。自分の中では結構たまってきたようにも感じますし、「これ2周目だな」と思う日がいつ来るんだろうとは思いますが、まだ経験したことのないポジションや感覚はまだまだある気もします。――それこそ『少女は卒業しない』は初主演映画ですしね。こういった取材の場でも「主演」ということを聞かれる機会が増える、つまり周囲も変わってくるかなと思うのですが、撮影現場ではいかがでしたか?出来るだけ自分にかからないように心がけていましたが、プレッシャーというか責任感はやっぱりありました。――出演した年はバラつくでしょうが、去年公開・放送・配信された河合さんの出演作はなんと15本以上でした。他に類を見ない数字かと思います。そんなに本数があったんですね…。もちろん公開年やその前年に全て撮っているわけではないのですが、数が増えていくことで怖いなと思うのは、こなしてしまうことです。現場に行ってセリフを言っちゃえば演じたことになってしまうので、それは絶対にしたくないと思います。ファストにしたくないんですよね。そこは常に気を付けています。いっぱい出させてもらったことはすごく嬉しい反面、いまは色々なプラットフォームがあって作品の全体数もすごく多い。消費のサイクルに飲まれないようにしたいと思っています。「演じること」への意識の変化「“好き”で終わりじゃない」――多忙を極めるなかで役を生きる=演じる準備等はどのように工夫されてきたのでしょう?そうですね、なかなか準備の時間が取れないことが一番苦しいのですが、自分にもバレないようにうっすら次の作品を考え始めて、撮影が終わった瞬間に準備を始めるというやり方をするしかないなとは感じています。ただ、自分のリアルなリズムでいうとそこまで働きづめということでもないんです。公開が重なってはいますが毎回ちゃんと準備する時間は取れているので、今後もそうでありたいと思っています。――『少女は卒業しない』だと、実際の学校で卒業式シーズンに撮影できたり、中川駿監督が俳優のその場の発想を吸い上げる作り方をされたことで、準備時間をカバーしてくれる部分もあったのではないでしょうか。それはありました。脇役やスパイスになるような役だとがっつり決めてかかるというかその日に出たものしかできないところがありますが、本作のように主演だったり撮影期間が長いと自分が考えていることも変わってきますし、今回はそれを反映できる環境でした。時系列順に撮っているわけではなくとも自分も役も成長していく感覚があって、それを利用しながら演じていきました。そうした自分の変化が作品に上手く作用していたら、一番ですよね。――今回は最後のセリフが空欄のまま、河合さんも中川監督もどんな言葉が入るか考えながら撮影をしていたとか。ここまではっきり空欄だったのは初めてでした。中川監督は「脚本通りじゃなくていいよ」と自由に泳がせてくださる方でありながら、同じ目線で悩んで考えて一緒に取り組んでくださる方という印象がすごく強いです。――そうした本作での経験も含めて、「演じること」への意識はこの4年で変わってきましたか?そうですね。演技のアプローチ自体は計算式があるわけではないので、「今回はこれをやってみよう」と常に何かしら試している感覚です。ただ、演じる“重み”は変わってきたように感じます。昔は「自分がやっていて楽しい」だけでよかったのが、いまは「好き」という気持ちもありつつ、それで終わりじゃないという気持ちが芽生えました。『少女は卒業しない』で主演を務めさせていただいたこともあり、「映画に出る」ということの中に演じる以外のこともたくさん含まれていると思うようになりました。いまは、「ものを作って届ける」という重みをより感じています。――河合さんは高校時代からダンスなどで人前で表現する機会は多かったのかと思いますが、プロの現場となるとまた心持も変わってくるというか。そうですね。特にいまは、気持ちだけでやる時期じゃないと思っています。藤原季節の言葉がいまも生きている――『少女は卒業しない』は、他者からかけられた言葉がその後の人生を左右するさまを描いています。河合さんの中で、いまも生きている言葉にはどのようなものがありますか?この作品にせっかく出ていらっしゃるので、(藤原)季節さんからいただいた言葉をお話ししたいと思います。季節さんとは『佐々木、イン、マイマイン』で出会いました。この作品の最後に季節さんや皆さんが佐々木コールをしているなかで私が泣くシーンがあるのですが、撮影時には音声さんからは「他の方は音声オフで、河合さんの声だけを録りたいです」と言われたんです。でも、どうしてもダメだと思い「本当にごめんなさい。皆さんにも声を出していただいていいですか」と相談したら音声さんも季節さんたちも快くOKしてくださって。後から季節さんに「あれは役を守った瞬間だったね。守れないときもあるから」と言われました。そのときは真意がわからなかったのですが言葉だけはずっと残っていて、年を経るごとに「そういうことか」とわかってきた感覚があります。『少女は卒業しない』で、答辞のシーンの撮影で「テスト段階から回していただいてもいいですか」とお願いしたのも、この経験がつながっています。季節さんは自分にとって、熱くて優しい先輩です。――河合さんは『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『ラ・ラ・ランド』がお好きと伺いましたが、観る側としてのご自身はいかがですか?変化があったのか、それともなかったのか。そこは変わっていないように思います。もちろん仕事につながることではあるけど別に勉強とは思っておらず、かといって完全な娯楽でもない。映画を観るのはずっと変わらない日常です。――素敵な言葉ですね。自分だとそれこそ映画の仕事を始めて3・4年目くらいで「実写を観るのが無理」みたいな状態に陥ってしまい、しばらくアニメばかり観ていました…。ライターさんだと「この時までに観ないといけない」があるでしょうから、より大変だと思います。私の場合も、波はありますね。例えば現場中だと「最近あまり観る気分になれないな」ということはあります。直近だと年末までがっつり撮影していたので映画館に行けていなかったのですが、ようやく『RRR』を観に行けました。最高に面白かったです。――河合さんの『RRR』評、気になります。すごく評判になっていたので気になっていた作品でした。ある意味思っていた通りの面白さというか、「インドの映画の力がここに結集しました」というようなエネルギーを感じましたね。インド国民の観賞率がものすごいだろうな、と思いました。――劇場の熱気も凄まじいと聞きます。本当に、近年稀にみる客席のざわめきでした。席も埋まっていましたし、上映後にみんなが熱くなったまま作品の話をしている光景を久々に観た気がします。――まさに劇場映画の良さですね。河合さんも『少女は卒業しない』の東京国際映画祭の上映などで、お客さんの熱を感じたとおっしゃっていましたね。舞台挨拶等でお客さんの前に立たせていただくことはありますが、基本的に上映前の登壇が多いため、上映後に皆さんの反応を見られることは稀なんです。東京国際映画祭ではお客さんと一緒に観賞できたので、リアルタイムな反応を見られました。皆さんマスクをしていて言葉にしなくても、伝わってくる空気ってありますよね。今後もそういった機会があると嬉しいです。(text:SYO/photo:Maho Korogi)■関連作品:少女は卒業しない 2023年2月23日より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 朝井リョウ/集英社・2023 映画「少女は卒業しない」製作委員会
2023年02月23日『サマーフィルムにのって』『PLAN 75』などで大きな注目を集める河合優実を主演に迎え、直木賞作家・朝井リョウの同名連作短編小説「少女は卒業しない」を映画化、2023年2月23日(木・祝)より公開が決定した。本作は、廃校が決まり、校舎の取り壊しを目前に控えたとある地方高校を舞台に、世界の全てだった“学校”と“恋”にさよならを告げる4人の少女たちの卒業式までの2日間が描かれる。原作は、同世代のリアルな心情を鮮やかに描き出し、共感を呼ぶ作品を発表し続け『桐島、部活やめるってよ』や『何者』など映像化作品も数多の直木賞作家・朝井リョウが、2012年に発表した連作短編小説。発表当時、現役高校生からこれまでに“卒業”を経験した20代以上の大人世代まで多くの共感を呼んだ話題作が、10年の時を経て映画化となった。原作に感銘を受け、監督・脚本を手掛けたのは、高校生を主人公に描いた短編映画『カランコエの花』が国内映画祭で13冠を受賞し話題を呼んだ中川駿。商業長編映画デビューとなる本作では、原作の持つ瑞々しさと甘酸っぱさをそのままに群像劇へと構成を変え、少女たちの心の機微を丁寧に描き出す。彼氏へのある“想い”を抱えながら卒業生代表の答辞を担当する料理部部長の主人公・山城まなみを演じるのは、いま映画界を中心に熱視線を浴びる河合優実。『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』で数々の映画祭の新人賞を受賞し、2022年には『ちょっと思い出しただけ』『PLAN 75』『ある男』など8本の映画に出演。本作で初主演を果たす。将来の夢のために進路の違いで彼氏と離れることを選んだバスケ部の部長・後藤由貴役には、連ドラ初レギュラーとして出演した「中学聖日記」で話題となり、『アルプススタンドのはしの方』での好演が記憶に新しい小野莉奈。軽音部の部長で同じ部内の中学校からの同級生に恋心を抱く神田杏子役は、『ヤクザと家族 The Family』で主人公の娘役で銀幕デビューした小宮山莉渚。クラスに馴染めず図書室に通いながら先生に密かな想いを寄せる作田詩織役には、2021年には『かそけきサンカヨウ』など3本立て続けに出演作が公開され注目を集める中井友望が演じる。キャストらコメント到着河合優実(山城まなみ役)この映画は卒業というひとつのリミットに直面する高校生たちの群像劇です。誰もが生きる上で経験する「絶対的な終わり」をいまどう捉えて物語に向き合うか、じっくり自分に問いながら臨みました。また、主演という形でお話を頂き、肩肘張らずに挑もうとは思いましたが、やはり1番目に名前がくるとなると良いものを作りたいという気持ちがいつも以上にメラメラと燃えはじめたのを最初から感じていました。中川監督が有難いことに私たち若いキャストと常に同じ目線に立とうとして下さったので、なんとか感覚を伝えあおうと沢山言葉を交わしながらシーンを紡いでいきました。キャストの皆さんとの日々も、とても瑞々しく感じられる出会いや再会が重なった春でした。ラストカットを残して、皆が出番を終えて現場を去ってゆく体育館で、人知れず泣いてしまったほどです。あの時それぞれの中に映っていた景色が、観てくださる方の胸にもたしかに反射するような映画になっていたらいいなと願っています。小野莉奈(後藤由貴役)後藤の性格や思考回路はとても共感できてこの役を自分が演じられるのはとても光栄だと思いました。また脚本には描かれていないこれまでの後藤の人生も沢山想像した上で現場でどんな後藤という人物像が生まれるのかも楽しみでした。中川監督は役者さん1人1人を信じて、寄り添いながら演出してくださる方だと思いました。私は監督が役者を信じて期待している感じが嬉しく、心地良くて、その気持ちにしっかり応えられるお芝居がしたいと想いながら毎日撮影に挑んでいました。本当に撮影現場では共演者の子たちとよく笑っていました。同世代の子とたわいもない話をして、まるで学生時代にタイムスリップしたような感覚でした。大人になってから学生時代を追体験できる事はなかなか無いのでこの時間を噛み締めようと思っていました。今でもこの撮影期間は大切な思い出です。あと、中川監督にバスケットボールを熱血指導していただいたのも忘れません。笑映画を見て、大人の方はきっと忘れていた思い出や学生時代の感情を思い出して初心に戻るような気がしますし、学生の方が見たら、今しかない時間を大事に生きようと思える作品なのではないかと思います。私は公開がとても楽しみです。個人的な話ですが後藤のバスケシーン、本当に頑張ったので良かったら見てほしいです。笑小宮山莉渚(神田杏子役)私が今回の作品で演じさせていただいた神田杏子は、軽音部部長で、部員から頼りにされるしっかりした子なんですが、10代の高校生らしい部分もちゃんと持っている女の子だなーと思ったのが第一印象でした。普段の自分と近いところもあったので、映画を通して神田の魅力がたくさん伝わると嬉しいです。中川監督には、台本にとらわれずリアルな高校生を演じて欲しいと言っていただいたので、撮影中も普段学校に行くのと変わらない感覚で、監督を‘先生’と呼んでしまいそうになったり、年齢関係なく皆さん本当の同級生のように接してくださって、毎日がとても楽しかったです。私も卒業まで、これからの高校生活を悔いのないよう充実させていきたいと思います。完成した映画を観て更にいろいろな変化を感じられると思うので、今から楽しみです!中井友望(作田詩織役)私は作田という役を演じさせていただいたのですが、いい意味でああ何もしなくていいかも、と思えたほど最初から作田に寄り添えました。そんな風に思える役と出逢えた事が凄く嬉しかったです。中川監督は、明確な提案をくださり監督の頭の中で毎秒映画が出来上がっていってるようでした。物腰は柔らかく必要のない緊張や不安を初めからふーっと消し去ってくれました。撮影期間は冬の残りから桜が満開になる頃で、撮影に行きながら季節の移り変わりを感じていました。人の数だけ物語や感情があり、それが合わさった時の心の振動は、生きていてよかったなと思えることのひとつです。そういうものがスクリーンから伝わればと思います。完成が楽しみです。中川駿(監督・脚本)初めて原作を読んだ際、少女達の繊細で複雑な心理描写に感銘を受けると共に、映像化することへの大きなハードルを感じました。それでも挑戦してみたいと思えたのは、やはり原作の持つ魅力や世界観に魅せられたからだと思います。4人の少女を演じていただいた河合さん、小野さん、小宮山さん、中井さんはそれぞれが全く違う素敵な個性の持ち主で、ご自身の個性をなるべくそのまま作品に反映できるよう、キャラクター設定はもちろん、現場での向き合い方も意識して臨みました。コロナ禍であり、天候や桜の開花具合に左右され、かつスケジュールもタイトな中での撮影でしたが、終わってみれば万事滞りなくやり遂げることができ、やはりこの作品には何かがあるなと感じています。本作に関わっていただいたすべての方に感謝しています。皆様の想いに応えられる作品になっていますので、ぜひ楽しみにお待ちください。朝井リョウ(原作)まず、十年以上前に書いた小説に新たな命が吹き込まれることを、本当に嬉しく、そして幸運に思います。そのうえで、企画をいただいた当初は少し戸惑いました。なぜなら、原作にある七編の物語から四編を抜き出し再構築するという提案だったからです。七編の物語は互いに関係し合っているため、三編を差し引いて組み立て直すとなると相当細やかな作業が必要だと感じました。正直難しいのではと思いましたが、いただいた脚本を拝読し、とても巧みな再構築具合とセンスの光るオリジナル要素の数々に「これは映像で観てみたい」と素直に胸が高鳴りました。一人の観客として完成を楽しみにしています。『少女は卒業しない』は2023年2月23日(木・祝)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:少女は卒業しない 2023年2月23日より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 朝井リョウ/集英社・2023 映画「少女は卒業しない」製作委員会
2022年08月24日アイドルグループ・A.B.C-Zの河合郁人が、3月25日に埼玉・ベルーナドームで行われる西武ライオンズの開幕戦「オリックス・バファローズ戦」で始球式に登板することが発表された。西武ライオンズは、2022シーズン開幕戦の3月25日を含むオリックス・バファローズとの3連戦を「開幕シリーズ」と題し、 さまざまなイベントを実施する。ベルーナドームがある所沢市に隣接する東京都武蔵村山市出身の河合は、幼少の頃からのライオンズファン。球場で何度も試合を観戦しているほか、これまでもジャニーズ事務所の野球大会などでプレーをしている野球好きとして知られている。河合が登板する始球式は、3月1日より球場名が変更となったベルーナドーム初。ジャニーズ事務所所属のタレントがライオンズの開幕戦始球式を務めるのも、河合自身も初の経験となる。■A.B.C-Z 河合郁人A.B.C-Zの河合郁人です。今回、埼玉西武ライオンズの開幕戦始球式を務める事が決まりました。家族で応援しているライオンズの始球式は本当に夢でした。少年野球のチーム名も「ライオンズ」の名前が入っておりましたが、その時に一度だけ、選手の皆さんとイベント形式で練習が出来たのが今でも良い思い出です。当時の純粋な野球少年の気持ちを思い出し、たくさん練習をして当日を迎えたいと思います。よろしくお願いいたします。
2022年03月01日恒松祐里、河合優実、坂ノ上茜といった次世代の注目女優たちが参加したイヤードラマ「夢の中のメロディ」が、本日6月14日(月)より、音声版サブスクリプションサービス「NUMA」にて配信スタートする。ストーリーに拘わったイヤードラマを中心とした個性的なイヤーコンテンツを定期的に配信している「NUMA」。今回ここで新たに配信される「夢の中のメロディ」は、“自称”オカルト部の高校生2人が、盲目の転校生と仲良くなり、青春の思い出づくりと称して心霊スポットへ行くことなるという、青春ホラー作品。放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」に出演する恒松さんと、「監察医 朝顔」に出演した坂ノ上さんが、“自称“オカルト部の女子高生を。盲目の転校生役は『サマーフィルムにのって』の河合さんが演じ、主人公の兄役を、「今日から俺は!!」「高嶺のハナさん」に出演する猪塚健太が演じる。収録前は「音声ドラマでホラー作品をやったらどうなるか。最初はどうなるのか想像がつかなかった」とふり返る恒松さんだが、「完成したものを聴いたら本当に怖い!!!一人で聴いていたのですが、怖すぎて途中から家族がいる部屋でイヤフォンを外して聴いたくらい怖くて…(笑)普通の会話なのに、どこか不気味さを感じたり、後半に連れて臨場感あふれる展開になっていったりと、とても聴き応えのある作品になっています」と明かしている。▼「夢の中のメロディ」あらすじ紗友里(恒松祐里)と佐子(坂ノ上茜)は、ビビりだけど怖い話が大好きな“自称”オカルト部の高校生。一度聴くとその音が頭から離れなくなるという不気味なサイレンの都市伝説で盛り上がっていた2人は、ひょんなことから盲目の転校生・美咲(河合優実)と仲良くなる。どこか浮世離れした雰囲気の美咲だったが、高校生らしく放課後のカラオケで親交を深めた3人は、青春の思い出づくりと称して心霊スポットへ行くことに。紗友里の兄・アキトの車で、隣町にある“呪いの館”を探検するべく出発した4人だったが、そこで…。「夢の中のメロディ」は6月14日よりNUMAにて配信、毎週月曜日新エピソード更新(全5話)。(cinemacafe.net)
2021年06月14日アイドルグループ・A.B.C-Zの河合郁人が、NHK Eテレのこども向け特別番組『でこぼこポン!』(30日・31日15:30~15:40)で声優を務めることが23日、分かった。発達障がいやグレーゾーンの子どもが、社会生活を送るうえで大切なスキルを学べる同番組。ドラマパートをメインに、ゲームや体操を通じて子どもの発達をサポートする。長年かけてスーパーロボットを開発している、研究所に住まう年老いた1人のはかせ。ようやく完成という瞬間、どう猛なネコ・ポン(声:河合)がネズミを追いかけ回して開発用コンピューターをめちゃくちゃに操作し、研究所は大爆発してしまう。その影響ではかせは身も心も幼い子ども(猪股怜生)になり、ポンはちょっと変わったやさしいネコに、そしてロボットのでこりんは、でこぼこなロボット(鳥居みゆき)に。騒動を引き起こしながらも、はかせとネコにやさしくサポートされ、でこりんは成長していく。ネコ・ポンの声を務める河合は、「本格的なアテレコは今回が初めてですので、収録前から緊張しておりますが、観てくれる子どもたちにしっかり伝わり、親子で楽しんで頂けるように精一杯取り組みたい」と意気込み、「Eテレの子ども番組や声の出演は未知の領域ですので、戸惑いがありますが、私自身も楽しむ事で番組に対する知識をより深めていきます。楽しい時間を一緒に過ごしましょう」とコメント。また、ロボット・でこりんを演じる鳥居は、「でこぼこしている人たちもフラットになる必要は全然なくて、『個性』を伸ばしていけたらそれもいいし、生きづらかったら人の言葉に耳を傾けてみるのもいいのかなと思います」と持論を述べ、「わたし自身も含めてですが、『周りから浮いているな』と感じている人にはぜひ見ていただきたいです。子どもだけじゃなく、大人が見ても良いんです。『こんなに心が子どものままで良いのかな』と悩んでいる大人の方にも見てほしい。みんなにとって、ちょっとした支えになる番組になったらうれしく思います」と、大人に向けてもメッセージを送った。(C)NHK
2021年03月23日東京・代々木公園で「ベトナムフェスティバル 2020~ベトナム・アジアの心~」が、2020年11月7日(土)・8日(日)に開催される。アジア各国の料理を堪能!「ベトナムフェスティバル 2020」が代々木公園で「ベトナムフェスティバル 2020~ベトナム・アジアの心~」では、ベトナム料理、タイ料理、中華料理などアジア各国の料理店舗が約30ブースで出店予定。ベトナム料理からは、人気のフォーやベトナム風サンドイッチの“バインミー”、揚げ春巻き、バトナムゼンザイなどが登場する。また、ベトナムコーヒーやベトナムの国民的ビールともいわれる「333(バーバーバー)」も一緒に楽しむことができる。フードだけでなく、特別ステージでのイベントも「ベトナムフェスティバル」の魅力。メインステージでは、サンプラザ中野くんとパッパラー河合が登壇。毎年好評を博している「ランナー」のベトナム語版を披露する予定だ。なお、本イベントは、ベトナム政府が海外で開催する唯一の公認交流イベントとして開催してきた「ベトナムフェスティバル」をベースとしている。【詳細】ベトナムフェスティバル 2020~ベトナム・アジアの心~開催日程:2020年11月7日(土)・8日(日) 10:00~19:00※開会式 7日(土) 11:00~場所:代々木公園 イベント広場※雨天決行、荒天中止。出店数:約50ブース(飲食店 30ブース、物販・企業・団体 20ブース)
2020年10月09日アイドルグループ・A.B.C-Zの河合郁人が17日、東京・よみうり大手町ホールで行われた主演ミュージカル『天国の本屋』公開ゲネプロ・囲み取材に、乃木坂46の井上小百合、ブラザートムとともに登場した。断裁寸前からシリーズ100万部超えのベストセラーとなり、舞台化、映画化はもちろん、海外でも出版されている話題の小説『天国の本屋』をミュージカル化。主人公のさとし役を河合、ヒロインのユイ役を井上、物語のキーとなるヤマキ役をブラザートムが演じる。河合は、井上との共演について「どっちも人見知りでなかなか話すタイミングがなかったんですけど、役的にもうまくいかない2人が最初続くので」と距離を縮めるのに苦戦したそう。ブラザートムが「2人が近づいていくシーンがすっごく面白かった。横につかなきゃいけないのになかなか近づけないのよ。おかしくておかしくて、お互い照れちゃって」と暴露すると、「今日のゲネプロが一番くっついてました」と笑った。また、今回のラブストーリー挑戦で「藤ヶ谷とかってうまいんだなって思いました」と、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔を称賛し、「勉強しながら自分のレベルも上げていきたい」とコメント。見てほしい人を聞かれると、「メンバーは見てほしくないんですよ、初めて。自分がラブストーリーやっているのを見られると恥ずかしい」と照れつつ、「見には来るんじゃないですか。俺のことみんな好きだから」とうれしそうに話した。続けて、「ジャニーズの先輩方とか見てほしいですね。仲間に。それこそ藤ヶ谷とかに見てほしいですね」と話すと、ブラザートムがカメラ目線で「近藤!」と親交のある近藤真彦に呼びかけ、河合は「上過ぎます!」と大慌て。さらにブラザートムが「違うって!」と続けると、「それも違う!」とタジタジだった。河合はまた、「曲が多い」と言い、「今までA.B.C-Zの曲ほとんど歌ってなかったんだなと思いました。人生で一番歌っています、1公演。あらためてメンバーも、先輩方も、(堂本)光一くんとか1人でやっていてすごいんだなって。ミュージカルすげーなって思いました」とミュージカルの大変さを実感。「途中、怖かったです。寝られない日が続いて。でも今は楽しんでやれるようになりました」と語った。今年の目標を聞かれると、「去年はちょっとずつバラエティ番組に出させていただく機会が増えたのでもっともっと増えていきたいと思ったんですけど、お芝居も力をつけていかないと。俳優としての活動もガンガンしていきたい」と意欲。また、「メンバーの五関(晃一)も藤ヶ谷も日テレのドラマに出るのでそちらを見ながら勉強したいですね」とさりげなく仲間のドラマもPRしていた。ミュージカル『天国の本屋』は、1月17日~25日に東京・よみうり大手町ホールにて、1月31日~2月2日に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。
2020年01月17日「ベトナムフェスティバル 2019」が、2019年6月8日(土)と9日(日)に代々木公園にて開催される。「ベトナムフェスティバル」は、食、伝統芸能、音楽、観光といったあらゆる分野でベトナムの“今”を紹介する、ベトナム政府公認の交流イベント。2008年の開催より11回目を迎える今回もまた豊富なベトナム料理が楽しめるブースをはじめ、トップアーティストによる伝統芸能のステージなどを用意する。やはり1番の見どころは、ベトナム料理店が集うブース。ここでは、「フォー」をはじめ、ベトナム風サンドイッチ「バインミー」、ベトナム風お好み焼き「バインセオ」などを楽しめる。また、ちょうど夏を迎える季節に、喉を潤すならベトナムコーヒーがオススメだ。ベトナムからアーティストが来日。アイドルとして活躍しているウェンリン、ベトナムロックバンド「マイクロウェーブ」のボーカル・カーンをはじめ、ファムクィンアン、ヨリなどがライブを行う。また、ベトナムだけでなく、サンプラザ中野くん&パッパラー河合いかすFrom オレスカバンドなど、日本人アーティストも会場を盛り上げる。【詳細】ベトナムフェスティバル 2019開催日時:2019年6月8日(土) 10:00~20:00、9日(日) 10:00~20:00※開会式 8日(土)11:00~会場:代々木公園 イベント広場 ※雨天決行、荒天中止。住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1
2019年04月04日舞台『トリッパー遊園地』の初日公演後会見が15日に東京・新橋演舞場で行われ、河合郁人(A.B.C-Z)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、榎木孝明、渋谷天笑、純名里沙、いしのようこ、惣田紗莉渚(SKE48)が登場した。同舞台は、河合郁人の単独としては初めての主演舞台。廃れた遊園地の経営改革の乗り出そうとする山ノ内遊園地の社長・山ノ内マサヒロ役に河合が扮し、戦時中の1944年にタイムスリップして遊園地のあるべき姿や人々が楽しめる場所の大切さに気づき始める、というストーリーとなっている。新橋演舞場での初単独主演に、河合は「最初にステージに立った時に、10年前に滝沢(秀明)くんが立っていたので、どうしてもどっかに滝沢君がいるんじゃないかと錯覚を起こしながら。稽古をするうちに、自分がこのステージで立つんだ、しっかりしないといけないと思って、初日を迎えました」と感慨深い様子。緊張しすぎて本番前は、辰巳の楽屋何回も行き来していたというが、辰巳が「今回タッキーがいないので、"タッツー"の楽屋に来てました」と言うと、「ちょっと弱いなあ」と苦笑していた。約20年ぶりの共演という2人だが「安心感がすごい」(河合)、「何をしてもフォローし合える仲」(辰巳)と、息はピッタリ。これまで、プライベートのカラオケでは「愛のかたまり」などをハモっていたというが、辰巳は「初めてデュエット曲があるので、『修二と彰』のように、『マサヒロとショウヘイ』で舞台を飛び出してどこかでお届けできたら」と意気込んだ。さらに、前日に行われたゲネプロのカーテンコールで2人が握手し、河合が何事か辰巳に囁いていた場面について聞かれると、河合は「引き寄せて、『好きだよ』っていってました。恋愛感情とかじゃなくて、友情として」と明かし、レポーターは「すごい……」と驚いた様子に。辰巳は「そういうこと言うと、(昔)同居してた情報とかおかしくなるから!」とつっこんでいた。また、惣田は「その場のみんなの話とかを聞いて、お芝居するのって本当に楽しいんだなと思って、こういう機会をいただけて幸せだなとも思います」とフレッシュな魅力を見せ、いしだは「頼もしいんですよ、2人が。今日も初日で急にセリフ増やされても、全然微動だにせずにペロッといってしまうから」と感心。榎木も「物怖じしない世代。芝居を忘れて見入っちゃいますね」と2人のパフォーマンスを称讃する。今回、"マサヒロ"と"正彦"の2役を演じる河合は「一度にジャニーズの先輩2人の名前をできるのが、ジャニーズ大好きジャニーズとしては嬉しいですね」と喜び、「マッチさん、"マサヒコ"という名前お借りしてるので、もしよかったら来てください」と、近藤真彦メッセージを送る一幕も。メンバーの来場予定について聞かれると、河合は「戸塚(祥太)が何年か前に演舞場で主演をやってるので、戸塚に見てもらって、どういう感想くれるか楽しみですよね」と期待。辰巳は「全員来てくれると思います。『(Endless) SHOCK』をやってるんですけど、合間を縫っていくわとは言ってくれますね」とふぉ〜ゆ〜のメンバーについて予想し、「これだけ髪を短くしたのは、一緒にいた中で初めて。顔が小さくて、"豆"ってあだ名だったんですけど、今度は"米"って呼ばれるんじゃないかと心配です」と語ると、河合は「発芽玄米」と表現していた。
2019年03月15日アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮と河合郁人が主演を務める、音楽劇『コインロッカー・ベイビーズ』の再演が行われることが27日、わかった。同舞台は、村上龍原作の同名ベストセラー小説を音楽劇にし、コインロッカーに捨てられたハシとキクの葛藤や破壊衝動を描いていく。2016年に初舞台化され話題を呼んだ。初演時は橋本がハシ、河合がキクを演じたが、今回は公演日によって橋本がキク、河合がハシと、互いの役を入れ替わって演じるというWキャスト制となる。初演当時から、「お互いの役に挑んでみたい」という2人の強い想いが実現した。ハシのパートナーとなるニヴァ役のシルビア・グラブ、ハシを歌手として育てる猥雑なプロデューサーD役のROLLYらは続投、さらにキクに多大なる影響を与えるワニを飼う不思議な少女アネモネ役で山下リオが新たに加わる。脚本・演出は木村信司が務める。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて7月11日~29日。大阪公演は豊中市立文化芸術センター・大ホールにて8月11日〜12日、富山公演はオーバード・ホールにて8月18日〜19日。○橋本良亮コメント◆2016年初演時の思い出は?初演をご覧頂いた方からは「(原作に登場する)ハシは橋本君だったんだね」と、「それほどハシ役に入り込んでたね」と言って頂き、自分の中でも手ごたえがありました。公演初日から「この役は他の人にやってほしくない」と思っていましたし、「ハシができるのは僕だ」と自信を持っていました。それこそ、後輩がやっているのなんて絶対に観たくないです(笑)。初演で演じたハシは、すごくネガティブで常に落ち込んでいる役だったので、ハッピーなシーンがなくて演じていても本当につらく、いい意味で楽しかったシーンはなかったです。稽古場でも、演出の木村信司さんを筆頭に皆さん熱い方ばかりだったので、ケンカしたり意見がぶつかったりしながらも、刺激をいっぱい受けて、最終的にいい作品に仕上がったと思います。◆再演が決定した時の感想は?最初に再演の話を聞いた時は、生意気かもしれませんが「やっぱりそうだよな。再演もするし、演じるのはこの二人だよな」と思いました。それほど自信がありましたが、一方で「またできるんだ」とホッとしました。今回はハシだけでなく、キクも出来るのが本当に楽しみです。キクはハシとは全く逆のキャラクターなので気持ちの入れ替えが大変だと思います。セリフも歌のハモリも二人分覚えないといけないので怖い部分もありますが、お客様に「橋本はキクも出来るんだぞ!」とアピールできるように頑張ります。◆本作への意気込み今回は、ハシだけでなくキクも演じるので、「(河合君から)絶対にキク役を奪うぞ!」という気持ちで挑みます。前回を越えるような芝居とパワーアップした歌で皆様に届けたいと思います。○河合郁人コメント◆2016年初演時の思い出は?『コインロッカー・ベイビーズ』は、初めて「お芝居って面白いな」と思えた作品で、観に来て下さった方からも「今まで見たことのない河合君だったね」と言って頂きました。ファンの方たちもキクのような役の河合郁人が好きなようで、以降、色んな役を演じていてもキクと比べられるほどに影響力がありました。劇中、ハシが刑務所に入って頭がおかしくなったのを見たキク自身の感情を歌うシーンは、歌に感情を乗せるのが凄く難しく大変でしたが、キクが答えを見つける瞬間の歌で、とても大事な歌だったで、去年のA.B.C-Zのライブでも歌いたいと思うくらいに大好きな曲になりました。演出の木村信司さんはかなり熱い方で、本読みの段階から軍隊のような熱い稽古でした(笑)。一緒に悩んでくれる方で、ご自身で先に演じてみて危険がないかを確認してから演出してくださるので、余計に頑張らないといけない気持ちになりました。◆今回、再演が決定した時の感想は?あの『コインロッカー・ベイビーズ』の世界にまた入れると聞いた時は、緊張よりワクワクの方が強かったです。初演の時は20代だったのですが、今は30代になりました。最初は10代の役をやるのは大丈夫かなと思いましたが、まだまだ若いので大丈夫だと思います。前回の大成功以上のものを見せないと、というプレッシャーもありますが、自信を持って再演ができるなという思いが強いです。さらに、今回はハシもキクも演じます。一つの作品で二つの役を入れ替わって演じるのは初めての経験ですが、それによってお芝居の幅が広がったらいいなと思います。何よりも話題性がありますし、真逆なキャラをそれぞれ違うバージョンで見られるので、原作ファンの方にも楽しんで頂けるのではと思います。◆本作への意気込み再演ということで、前回よりもパワーアップした『コインロッカー・ベイビーズ』を見せつつ、「河合郁人とはこんなにも色んな事ができるんだ」という発見も見られるような作品にしていきたいと思いますので、チーム一丸となって頑張ります。
2018年02月27日「河合神社は、手鏡の形をした絵馬に自分の化粧品を使ってお化粧をして奉納する美人祈願がユニーク。自分自身のなりたい顔を絵馬に描いて、厄を落として美人になるというわけです」 そう話すのは、スピリチュアリストで古神道研究家の暁玲華さん。最近、女性に注目されているという“美人になれる神社”。祭られている女神さまにあやかって美肌になったり、お参りで浄化され、内面から輝くオーラあふれる美人になれたり……と、全国には美の御利益がある神社が数多くあるそう。 なかでも、最近とくに人気急上昇で、多くの女性が訪れているのが京都市にある河合神社。ご祭神は、女性の守護神として知られる玉依姫命だ。 そこで、美人願望あふれる記者が、暁さんイチオシの河合神社に行ってみた。 河合神社は、世界遺産にも指定されている由緒正しい下鴨神社の摂社で、下鴨神社境内に鎮座している。京阪「出町柳」駅から徒歩8分。正面の入口から境内に入って左手に河合神社があるが、表参道をそのまま北に進み、まずは下鴨神社本殿へ。 「表参道沿いには清らかな小川が流れ、原生林の姿が残る『糺の森』が広がります。本殿でのお参りの前に、ここを通ると心身が浄化されますよ」(暁さん) 確かに林の中を歩いていると、冬のキリッと冷えた空気が気持ちよく、心の中も澄んでいくよう。本殿でのお参りを済ませたら、来た道を戻り、目的の河合神社へ。朱色の鳥居をくぐると、シンプルな白木の門に「女性守護日本第一美麗神河合神社」との看板が。“日本第一”との文字に、期待が高まってくる。 まずは入口左手の奉納品・授与品の受付で「鏡絵馬」を授与いただく。一見どれも同じに見えるが、木目の出方がそれぞれ異なるので、美肌を目指す記者はなるべく木目が薄く、白っぽい絵馬を厳選。美人祈願は、すでにここから始まっているのだ! そしていよいよ絵馬に“なりたい顔”を描いていく。受付の正面に「鏡絵馬御化粧室」なる専用の建物があるので、そこへ移動。机と椅子が用意されており、納得いくまでじっくり“お化粧”できる。 御化粧室にはサインペンや色鉛筆もそろっているが、ふだん使っている化粧品を使うとより御利益があると聞き、愛用のアイシャドーやアイライナー、口紅も使って、絵馬にバッチリメークをほどこす。 目を大きく、印象的にしたい記者。まずは黒目をアイライナーで拡大し、まつげはバチバチに。仕上げに、小顔に見えるよう髪も書き込んでできあがり。描きあがった鏡絵馬を手に本殿へお参りして、美人祈願。 「どうか小顔&パッチリお目目の美人になれますように!!」といつもの5倍くらいの時間をかけ、神様に願かけ。ちなみに、本殿の脇には「御白石」という白いツヤツヤした石も祭られており、触ると色白の美肌になれるそう。「御白石様、どうかツルツル美肌を授けてください!!」と、気合を入れて10回ほどなでさせていただく。 最後に、本殿横に願いをこめて鏡絵馬を奉納。それにしても、ずらりと並んだ鏡絵馬は圧巻。1つとして同じ顔なく、「みんなどんな顔になりたいのかな」と想像しながら、眺めるのもちょっと楽しい。 受付には、鏡絵馬のほかに美人になれるお守りやご神水を使った石けんなど、美にまつわるさまざまな授与品が並んでいる。記者は、お財布の中などに忍ばせて持ち歩けるお守り「美志守」と、ふだん使っている鏡に貼れるシール状のお守り「御鏡守」をチョイス。「御鏡守」は和美人のかわいらしいイラスト入りで、おススメだ。 玉のように美しいといわれる美麗神・玉依姫命のご加護が得られますように!
2018年01月01日東京・代々木公園で「ラオスフェスティバル2017」が開催されます。日程は2017年5月27日(土)・28日(日)の2日間です。ラオス料理やタイ料理などの東南アジア料理や、ラオスと日本のトップアーティストによるパフォーマンスが楽しめますよ。では、さっそく詳細をチェックしてみましょう!「ラオスフェスティバル」とは?今年で8回目の開催となるラオスフェスティバルは、通称「ラオフェス」で親しまれるラオス大使館主催のイベントです。日本とラオスの友好親善をはかり、相互の発展につなげていくきっかけとなるべく2007年から開催されています。ラオスの伝統料理や飲み物、エンターテインメント、アーティストたちによるステージパフォーマンスなど、ラオスの魅力がたっぷり詰まったイベントです。ラオスの伝統料理がずらり!グルメとビールを堪能●本場のラオス料理を味わおう!フェスティバルの目玉のひとつにグルメがあげられます。ラオス料理はタイ料理、特にタイ東北部のイサーン地方の料理に似ています。たくさんの屋台があるので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。ナンプラーとライムで味付けされた、少しピリ辛の炒めたひき肉のサラダ「ラープ」や、そうめんとココナツミルクの取り合わせがアジアっぽい「カオプン」、ラオスでは主食として食べられている「カオニャオ」など、ラオスならではのグルメが目白押しです。甘いものが食べたい方には、かき氷や揚げバナナなどがおすすめ。食後のデザートにもぴったりです。●やっぱりビールははずせない!アメリカの有名雑誌「タイム」でアジアのベストビールと評されたラオスのビール「ビアラオ」も登場します。ラオスのビール市場のシェア90%を誇るビアラオは、日本人好みのラガーテイスト。本国では氷を入れて冷やして飲むのがスタンダードなので、ぜひラオス風の飲み方に挑戦してみてください。フード以外にも様々なブースが登場!ラオスの魅力が体感できる!会場にはフードブースのほか、ラオスの食材や雑貨、工芸品、洋服、音楽を扱うブースも設けられます。ラオス南部で盛んな手織り藍染布を用いた衣類や小物のコレクションも販売するブースや、ラオスのオーガニックコーヒーやジンジャー・ティーなど、ラオスの特産品を扱う店舗も登場する予定です。おすすめは「ヘナアート体験」。ヘナと呼ばれる特殊な植物性塗料を使って、体に模様を描いてもらえます。ヘナアートは約2週間で消えていきますが、この間に描いた時に祈った願いが叶うと言われているそうです。「家族に優しい、うれしいフェスティバル」を目指し、キッズコーナーも設置されます。みんなで絵を描く「青空ペイントコーナー」や縁日などが登場。お子様連れでも安心して楽しめますよ。ラオス・日本のアーティストが集合!圧巻のパフォーマンスで盛り上がろうメインステージでは日本とラオス両国のアーティストによるパフォーマンスが行われます。今年も元爆風スランプのサンプラザ中野くん氏とパッパラー河合氏が登場。美しい民族衣装をまとったラオス舞踊団の伝統舞踊も見逃せません。サテライトステージではラオス語講座やラオスダンスレクチャー、ラオスクッキングデモンストレーションなどラオス文化に触れられるイベントが行われます。今週末は、ラオスの魅力がたっぷり詰まった「ラオフェス」に遊びにいってみませんか。イベント詳細名称:ラオスフェスティバル2017会場:代々木公園イベント広場アクセス:JR原宿駅から徒歩約3分住所:東京都渋谷区神南2-1開催日程:2017年5月27日(土)・28日(日)※雨天決行開催時間:10:00~19:00入場:無料公式サイト:画像提供:ラオスフェスティバル公式サイト
2017年05月25日