アーノルド・シュワルツェネッガーが、アクション・サスペンス『サボタージュ』の日本語アフレコ収録イベントが9月30日に都内で行われ、高田延彦と、三四郎の小宮浩信が登場した。その他の写真本作は、DEA(麻薬取締局)最強の特殊部隊を率いるジョン・ウォートン(シュワルツェネッガー)が、こつぜんと消えた麻薬カルテルの隠し金の行方を追いながら、迫り来る脅威に立ち向かう姿を描いたアクション・サスペンスで、日本語版で高田はサム・ワーシントンが演じるチームの副リーダー“モンスター”を、小宮はチームの中で一番早く殺されそうな男“パイロ”の声を演じている。「今まで長いセリフはやったことがなかったし、シュワちゃんと共演できて光栄」という高田は、「戦闘シーンがリアルでそこにいるような臨場感がある。画が面白いからアフレコ中も前へ前へマイクのほうに出てしまい、その距離感が難しかった」とコメント。「最後まで敵か味方かわからないハラハラドキドキして楽しかった」という小宮は、「すぐに死ぬ役と聞いていたけど、意外とセリフが多くて噛まないように家で練習した」そうで、“かつぜつの悪さ”を乗り越えて見事に収録を終えた。『サボタージュ』11月7日(金)、TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
2014年10月01日カメイ・プロアクトが製造販売を行うブランド、パトリックは8月から、ランニングシューズ「MX90-EL(エムエックス90・エボリューション)」の新色2色を発売する。同商品は、パトリックが開発した本格的なランニングシューズ。アッパーデザインには1980年代後半に開発された「MX90」を、ソールには独自開発のランニング用のソールを採用している。今回発売する新色は、ネイビーとレッドの2色。素材はナイロンメッシュ×ベロアで、サイズは35~45(22.5~28.0cm)で展開する。価格は1万4,800円(税別)。パトリック正規取扱店舗にて販売される。
2014年07月07日2011年にカリフォルニア州知事の任期を無事に終えて、本格的に俳優復帰を果たそうとしているアーノルド・シュワルツェネッガー。『エクスペンダブルズ2』で「アイム・バック」というキメ台詞を吐いたのは、ホンのあいさつ代わり。2013年には、じつに10年ぶりとなる単独主演作品がやってくるのだ!その他の写真本格的な復活の第1弾となるのは、『ラストスタンド』。ハイテクメカを駆って逃亡する凶悪な脱獄犯の国外逃亡を阻止しようとする辺境の街の保安官役を、シュワは演じている。事件らしい事件がほとんど起こらない田舎町が舞台だから、保安官が所有する武器も時代錯誤的な古い拳銃程度で、『コマンドー』の時のようなランチャー砲はもちろんないし、『トゥルー・ライズ』のように戦闘機を操ることもできない。そんな圧倒的な劣勢に置かれても、「この男なら何とかしてくれるのでは」と思わせるのがシュワの凄いところ。「俺もトシだな」などとボヤキつつも、やるべきことを全力でやる姿にはアツくならざるをえない。そんな設定だけでも十分に挑戦的だが、シュワが今回組むのが『悪魔を見た』で知られる韓国の鬼才キム・ジウンというのも斬新。韓国では鬼才でも、ハリウッド進出作でどんな演出を見せるのかは、まったくの未知数。そんな監督とあえて組んだところに、これまでとは違うアクションを作ろうとするシュワの意気込みがヒシヒシと伝わってくる。『ラストスタンド』に続く主演作『ザ・トゥーム』も撮影をすでに終えており、さらなる新作『テン(原題)』の撮影にすでに入っているというシュワ。ブランクをモノともせず、65歳という高齢さえも気にさせず、意欲的に突っ走る彼の姿は、やはり頼もしい。これはもう宣伝文句でもなんでもなく、“完全復活”なのだ!『ぴあ Movie Special 2012-2013』より文:相馬学『ラストスタンド』4月27日(土)全国ロードショー
2012年12月20日アーノルド・シュワルツェネッガーが10年ぶりに主演を務める、来年4月公開のアクション作『ラストスタンド』の特典付き前売り鑑賞券が14日(金)から発売されることが決定した。その他の写真本作は、『ターミネーター』『プレデター』など数々の名作に主演するも、政治活動のため長年俳優業から遠ざかっていたシュワルツェネッガーの主演復帰作で、今回、彼が扮するのは、アメリカとメキシコの国境付近にある小さな田舎町の保安官・オーウェンズ。極秘移送中に脱走した、最新鋭の武器を誇る凶悪犯・コルテスに、時代錯誤な武器しか持たないオーウェンズと仲間たちが“ラストスタンド(最後の砦)”として戦いに挑む。このほど発売が決定した前売り鑑賞券は、完全復活を果たしたシュワルツェネッガーが“(ラスト)スタンド”するメモパッドが特典としてプレゼントされる。強靭な肉体をもつシュワちゃんが、仕事中や勉強中のあなたをそっと見守ってくれるファンにはうれしい特典だ。さらにメモパッドにはパラパラ漫画も掲載されており、どんな内容になっているのかも気になるところだ。遊び心満載の豪華特典付き前売り券は数量限定販売で、なくなり次第終了となる。『ラストスタンド』2013年4月27日(土)全国ロードショー
2012年12月14日「ぴあ」調査による10月20日公開の映画・満足度ランキングは、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーら豪華スターが集結した『エクスペンダブルズ2』がトップに輝いた。2位に1982年に放映され人気を博した特撮ヒーローの新作劇場版『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』が、3位に桜庭一樹の小説をアニメーション映画化した『伏 鉄砲娘の捕物帳』が入った。その他の写真1位の『エクスペンダブルズ2』は、2010年に公開された人気アクション大作の続編。観客からは「アーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスの掛け合いや、シルヴェスター・スタローンやジャン=クロード・ヴァン・ダムなど、豪華な顔ぶれの戦闘シーンに大満足!」「いたるところに様々な映画へのオマージュがあり、前作と比べて配役、内容も充実している」「往年のスターが出ていて、頑張っている彼らの姿に感銘を受けた」「まるで夢を見ているよう。観客の観たいものを観せて楽しませようというサービス精神が感じられた」など、男女問わず、幅広い世代から支持を集め、前作の満足度87.0点を上回る90.2点を記録した。2位の『宇宙刑事ギャバン…』は、初代ギャバンと新ギャバンが協力し、宇宙犯罪組織マクー残党の野望に立ち向かう姿を描いた作品。出口調査では、「新旧ギャバンの共演がカッコよくて、ふたりの師弟関係は情熱的でよかった」「子ども向けかと思ったが、大人も楽しめる内容。昔の作品を今ある技術で再現していて、少年時代に戻ったようで興奮した」「懐かしくて感動した。今までにない変身シーンなど、旧作から新作へと上手く受け継がれていてファンとして非常に満足した」など、40代を中心としたファンからも好評だった。(本ランキングは、2012年10月20日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年10月22日近年、俳優業から距離をおいていた大スター、アーノルド・シュワルツェネッガーが完全復帰し、主演を務めるアクション作『ラストスタンド』の予告編映像とポスター画像がこのほど公開された。『ラストスタンド』予告編『ターミネーター』『プレデター』『トータル・リコール』など数々のアクション作に主演し、米映画界の先頭を走ってきたシュワルツェネッガーは、2008年に政治活動を主にするために俳優業を休業。以降はゲスト出演はあったが、基本的にスクリーンからは距離をおいて活動していた。しかし、親友シルヴェスター・スタローンが監督・出演する『エクスペンダブルズ』にカメオ出演、さらに続編ではカメラの前でアクションを披露した。そんなシュワルツェネッガーが完全復活を遂げた主演作が、来年4月に公開される『ラストスタンド』だ。本作で彼は、アメリカとメキシコの国境付近にある田舎町の保安官オーウェンズを演じ、警官殺しのコルテスをはじめとする最凶犯罪者集団に立ち向かう。このほど公開された予告編も「年かな」とボヤきながらもマシンガンをぶっ放し、凶悪犯に捨て身で立ち向かうシュワルツェネッガーの活躍ぶりが紹介されており、タイトル通り彼こそが“ラストスタンド(最後の砦)”であることを印象づける内容に仕上がっている。『ラストスタンド』2013年4月27日(土) 全国ロードショー
2012年10月19日シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーら豪華スターが集結する映画『エクスペンダブルズ2』の日本語吹替え版に、本作のファンが声の出演をしたことが発表された。その他の写真本企画は、20歳以上限定で、『エクスペンダブルズ2』公式Twitterをフォローするか、Facebookで“いいね”ボタンを押し、映画に対するアツい思いをコメントすると参加できるというもの。多くのファンが応募したなか、見事当選して声の出演に参加したファンは山本剛さん、吉岡研一郎さん、中島達也さんの3人。彼らが担当するのはジャン=クロード・ヴァン・ダム演じるヴィランが率いる武装集団の手下という役柄で、作業員たちに指示を出す場面に登場する。ファンにとってはスタローンらと共演できるというたまらない企画ということもあり、スタローン役のささきいさお氏、シュワルツェネッガー役の玄田哲章氏といったベテラン声優陣に混じって、どんなセリフを話すのか気になるところだ。参加した山本さんは「初めての体験でしたが、劇場で上映される最強吹替え版に自分の声が残ると思うと一生の宝物になりました。声優さんのお仕事って本当に大変なんですね」と感無量の様子。自らも“声”に関する仕事をしているという吉岡さんは「とても楽しかったです。練習でスタローンの声の部分をやらせていただき、吹替えの収録が大変なんだと改めて思いました。歌の仕事をしているので、勉強になりました」と振り返り、中島さんは「参加できたのが本当にうれしいです。今日は吹替えを行うシーンだけしか見られなかったので、早く全編通して観てみたいです。緊張しましたが、いい記念になりました」とアツい思いを語っている。『エクスペンダブルズ2』は、自らを“消耗品”と名乗る命知らずの傭兵集団エクスペンダブルズが、惨殺された仲間の復讐を果たし、新たな敵に戦いを挑む姿を描くアクション作。『エクスペンダブルズ2』10月20日(土)全国ロードショー(C)2012 Barney’s Christmas Inc. All Rights Reserved.
2012年10月12日アーノルド・シュワルツェネッガーは、自身の有名なセリフである「I’ll be back(また戻ってくる)」を劇中でセリフにするかどうかを巡って、『ターミネーター』シリーズを手がけたジェームズ・キャメロン監督と激論を交わしていたことを告白した。先日、自叙伝「トータル・リコール:マイ・アンビリーバブリー・トゥルー・ライフ・ストーリー」を出版したばかりのシュワルツェネッガーだが、自身のオーストリア訛りの英語を心配し、「I’ll be back」を「I will be back」に変えてもらうようにキャメロン監督に頼み込んでいたと同書で明かしている。「僕とジェームズが一番意見が合わなかったのは、『I’ll be back』のセリフについてなんだ。僕としては『I will be back』の方がいいと思ったんだよ。縮めない方がよりマシーンっぽいし、怖い感じも出るしね。それに『I’ll』って言うのはちょっと女っぽいと思ったんだよ。だからジェームズにその問題に気がついてもらうために、何度も『I’ll、I’ll、I’ll…』って繰り返し言って、文句も言ったんだ。『I’ll』にはターミネーターのイカツイ感じがしなかったんだよ。でもジェームズは、僕の方がおかしいっていう感じで僕を睨むんだ」と明かし、また「そしたらジェームズは『いや、I’ll be backでいこう』って譲らないんだよ。でも僕としてはそれを言う心の準備はできていなかったから、その後ずっとお互いに綱引き状態だったね。そしたら結局ジェームズが『いいかい、ただ僕を信用しろよ。いいね?君には演技指導しないから、君も僕の脚本にケチをつけないでくれるか!』って大声で叫んできたんだよ。でも実際に僕の英語のアクセントで発してみると、やっぱり変だったんだ。でもジェームズは『僕は全然気にしないよ。10通りの言い方で試してみて、その内一つは上手くいくから』って感じさ。まあ、2人でこんなモメ方をしてたんだよ」と記している。そんな心配をしていたシュワルツェネッガーだが、実際「I’ll be back」は人気を博し、1984年公開の『ターミネーター』以降、『バトルランナー』『ツインズ』『トータル・リコール』『キンダガートン・コップ』『ジングル・オール・ザ・ウェイ』などほかの多くの主演作でも同じセリフを発しており、20日(土)に日本公開予定の『エクスペンダブルズ2』でもお馴染みのセリフを耳にすることができるという。■関連作品:エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.
2012年10月05日10月20日(土)に日本での公開を迎える『エクスペンダブルズ2』に出演のアーノルド・シュワルツェネッガーが、『ダイ・ハード』と『ザ・ロック』の出演オファーを断っていたと明らかにした。両作品とも脚本の出来に満足できなかったというアーノルドは、『ザ・ロック』のプロデューサーを務めていたドン・シンプソンが自身のトレーラーに「完璧に酔っ払って」入ってきて、ジェリー・ブラッカイマーの手づくり脚本を手渡されたときのことを「『ほら、この脚本を見なよ。でも読んじゃだめだ!』ってドンが言ってきたんだ。これで分かるだろって。彼は酔っ払っていて、支離滅裂だったんだ。だから僕は『ドン、君が見せてくれたものからじゃこの企画に関われないよ。脚本をそもそも読むなって言うんだからね!もっと企画を煮詰めてから出直してきたらどうだい』って言ったんだ」と語っている。アーノルドに撥ねつけられたドンは「かなりご立腹」だったようで、その後ニコラス・ケイジにアプローチしたという。一方『ダイ・ハード』については、脚本の一部を渡されたというが、「Empire Online」に「未完成の状態の脚本だったんだ。なのに僕に『これに出ないか?』って言って来たんだよ。ジョエル・シルバーとは『プレデター』で組んでいたんだけど、『ダイ・ハード』は彼の次回作だったんだ。だから話し合いは持ったんだけど、ジョエルは結局ブルース・ウィリスを選んだんだ」と明かしている。■関連作品:エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.
2012年09月26日アーノルド・シュワルツェネッガーが自伝本『Total Recall: My Unbelievably True Life Story』を執筆した。本の中では、メイドの子どもが自分の子どもだったと、妻マリア・シュライバーに告白した状況など、私生活の破綻についても語られている。その他の情報シュワルツェネッガーの本によると、長年の秘密が暴露されたのは、夫婦で受けているカップル・セラピーの最中だったようだ。いつものように夫婦がセラピストの前の席に着くと、セラピストが「メイドの子どもの父親はあなたなのですか? あなたの妻が知りたがっています」といきなり切り出したという。シュライバーは以前から疑っていたようで、シュワルツェネッガーがカリフォルニア州知事の任期を終えるまで、この件に触れるのを待っていたらしい。このセラピーのセッションが行われたのは、2011年1月4日。同年5月9日に夫婦は別居を発表し、5月17日に、シュワルツェネッガーが、15年前に生まれたメイドの子どもの父親は自分であると公に認めている。シュワルツェネッガーは、15年前、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』の撮影時に、家族がバケーションに出かけているとき、メイドと関係を持ったとのことだ。「(メイドの妊娠を知った時)正しい行動を取るかわりに、考えないようにしてしまった」と、後悔の気持ちも本に書かれている。シュワルツェネッガーはシュライバーに許してほしいと必死で頼んだが、シュライバーは聞く耳を持たず、昨年7月に離婚申請をしている。自伝本の中で、シュワルツェネッガーは、まだ妻との復縁に望みをかけていると語っている。文:猿渡由紀
2012年09月25日シルベスター・スタローンをはじめとする大スターが集結する映画『エクスペンダブルズ2』。前作ではアクションなしの出演だったが、本作では本格的なアクションシーンをみせているアーノルド・シュワルツェネッガーの特報動画が届いた。特報動画本作は、自らを消耗品と名乗る最強無敵の傭兵集団・エクスペンダブルズの活躍を描いたアクション作。前作『エクスペンダブルズ』に出演したスタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、テリー・クルーズ、ランディ・クートゥアらおなじみのメンバーに加え、悪役にジャン=クロード・ヴァン・ダムが出演する。カリフォルニア州知事の任期を終え、本作で実に9年ぶりにアクション作に復帰したシュワルツェネッガー。彼が今回演じる役柄は、敵の反乱軍に捕えられ拷問を受けていたところをエクスペンダブルズに救出され、新たに仲間に加わるライバル傭兵会社のリーダー・トレンチだ。本映像では、エクスペンダブルズの援軍として仲間に加わったトレンチが、彼らと協力して敵軍に攻撃を仕掛ける場面を公開。巨大なマシンガンを手に銃撃戦に応戦するその姿は、9年のブランクを感じさせないほどの熟練された演技を観ることができる。映画『ターミネーター』を代表作に、数多くのアクション映画で活躍しているシュワルツェネッガー。人気スターの迫真の演技が観られる本映像をチェックして、映画の公開を心待ちにしたいところだ。『エクスペンダブルズ2』10月20日(土)全国ロードショー
2012年09月21日シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーら豪華スターが集結したアクション大作の続編『エクスペンダブルズ2』のワールドプレミアが現地時間15日に米ロサンゼルスで開催され、先月に息子を亡くしたばかりのスタローンがシュワルツェネッガーらとともに出席した。その他の写真本作は、自らを“消耗品”と名乗る命知らずの傭兵軍団エクスペンダブルズが、惨殺された仲間の復讐を果たし、世界を守るために最大の危機に立ち向かう。スタローン、シュワルツェネッガー、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リーら前作からのキャストに加え、今作では新たにチャック・ノリスとジャン=クロード・ヴァン・ダムが参戦し、前作を遥かに上回る“最強軍団”の活躍が描かれる。当初、LAでのワールドプレミアは今月の3日に予定されていたが、先月に突如息子のセイジ・スタローンが36歳の若さで亡くなり、スタローンがイベントをキャンセル。その後のパリでのプレミアでは姿を見せ、復帰を果たしたが、今回行われたLAプレミアでは、メディアからの質問にはほぼ答えることなく、悲しみの大きさがうかがえた。それでも集まった大勢のファンからのサインに気さくに応じ、舞台あいさつでは「家族や関係者の協力がなければ、決してこの日を迎えることはなかった。本当に感謝している」とメッセージをおくった。また、フォトコールでは親友のシュワルツェネッガーがスタローンを気遣い、代わりに派手なパフォーマンスを行うなど、本作のテーマでもある“仲間の絆”を感じさせるひと幕もあったようだ。シュワルツェネッガーは日本のファンに向けて「僕たちはこの映画を宣伝するために、日本にまた行きたいと思ってるよ。僕はいつも日本に行くのが大好きなんだ」とコメント。前作ではPRでスタローンとドルフ・ラングレンが来日しており、今作では誰が来日するのかにも注目が集まりそうだ。『エクスペンダブルズ2』10月20日(土)全国ロードショー
2012年08月17日ニコラス・ケイジが、シルヴェスター・スタローン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーら豪華アクションスターが共演する話題作『エクスペンダブルズ』シリーズの第3作目『The Expendables3』(原題)に出演することが決定した。プロデューサーのアヴィ・ラーナーによれば、同作にはニコラス以外にも第1作目で武器商人・トゥールを演じ第2作目で降板したミッキー・ロークが再び同役でカムバックする可能性もあるとのこと。ラーナー氏は「トータル・フィルム」誌に、「今回ニコラス・ケイジを迎えるよ。それにもしミッキーがあんまりクレイジーでなければカムバックもあり得るね。僕はミッキーが好きなのさ。それに元からのキャストももちろん続投するよ」と明かしている。また同作の製作陣は、2010年12月から脱税の罪で服役中のウェズリー・スナイプス(『ブレイド』シリーズ)が3年の服役期間を終えて出所すれば、彼をシリーズ3作目に迎える意欲を見せている。ラーナー氏は同誌に「我々はウェズリー・スナイプスが刑務所から出てきたら、キャストに迎えたいと思っているんだ」と付け加えた。さらに、13日(現地時間)にロンドンで行われた『エクスペンダブルズ2』のプレミアでは、ラーナー氏は「BANGショービズ」に「クリント・イーストウッドやハリソン・フォードと交渉を始めたところなんだ。スティーヴン・セガールについてはまだ分からないな」と語っていた。■関連作品:エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.ゲットバック 2012年11月10日より新宿ミラノ、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて公開© 2012 MEDAL PRODUCTIONS, INC.
2012年08月15日歌手のテイラー・スウィフトが、ケネディ家の御曹司と交際していることが発覚した。22歳のテイラーが交際中なのは、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの政権下で司法長官を務めた弟ロバート・ケネディの孫にあたる18歳のコナー・ケネディで、先日2人でロマンティックな週末を過ごしているのを目撃されているが、2人の共通の友人はテイラーがロバートの関係を真剣に考えていると「People」誌に明かした。「2人は少しだけですがデートを重ねています。テイラーはロバートに心を奪われたようですね」。またテイラーはコナーの近くにいたいため、マサチューセッツ州ハイアニスポートにあるケネディ家の隣の物件をすでに押さえているという。先日テイラーはケネディ家と共に、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子で、コナーとは従兄弟にあたるパトリック・シュワルツェネッガーと米独立記念日を過ごしているのを報道され、パトリックとの交際がうわさされていた。しかし先週末になってテイラーがコナーと腕を組んで歩く姿が目撃されており、さらに先月29日(現地時間)にはケネディ一家と共に教会での日曜礼拝にも参加している。一方のコナーだが、父親のロバート・ケネディJr.が母親・メアリーと泥沼の離婚劇を繰り広げており、11歳から18歳までの4人の子どもの親権を父親が獲得したのを受け、5月16日(現地時間)には母・メアリーがニューヨークにある自宅近くの納屋で首吊り自殺をしているのが見つかっている。■関連作品:ロラックスおじさんの秘密の種 2012年10月6日よりTOHO シネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2012年08月03日アーノルド・シュワルツェネッガーの息子でイケメン俳優として注目されるパトリック・シュワルツェネッガーが、新作でテイラー・ロートナーと共演することになった。先日のアメリカ独立記念日に、テイラー・スウィフトと“ロマンチックな”ひと時を過ごしたと報じられたばかりのパトリックだが、2010年のアダム・サンドラー主演作『アダルトボーイズ青春白書』の続編となる『Grown Ups 2』(原題)で、テイラー・スウィフトの元カレであり『トワイライト』シリーズでもおなじみのロートナーと共演することになったのは何かの縁?『アダルトボーイズ青春白書』は、再会した学生時代の親友同士をアダムのほかケヴィン・ジェームズ、クリス・ロックら豪華キャストが演じたコメディ。同続編は今月6日(現地時間)から米・マサチューセッツ州にて撮影をスタートさせており、パトリックとロートナーの2人は撮影セットで既に顔合わせを済ませているようだ。自身の撮影初日となった8日に、パトリックは「すごい仲間たちと『Grown Ups 2』の撮影初日を迎えたんだ…、このキャストの一員になれて本当に幸せだよ」とツイートしている。『Grown Ups 2』(原題)は来年、全米公開予定。
2012年07月12日足もとから洗練された大人のおしゃれを提案するパトリックはこのほど、ブランド誕生120周年を記念したアニバーサリーモデル「St-SPR(セント・スーパー)」を製作し、全国のパトリック正規取扱店において販売を開始した。アニバーサリーモデル「セント・スーパー」は、人気の定番ハイカットモデル「St. PUNCH-HI」をベースに、厚底アウトソールでトリコロールを表現したポップで存在感抜群の1足。アッパーにはソフトなステアレザーを使用した。カラーはホワイトの1色、サイズ23~27.5cmで展開。価格は2万790円となっている。また、8月からは秋冬のニューモデル「GILGIT(ギルギット)」も販売。秋冬らしいシックなおしゃれをデザイン、素材、カラーバリエーションで表現し、アッパーには薄くやわらかいシープレザーを使用。オイルを含ませた素上げのレザーで、独特のシボ感とムラ感が特徴だ。アウトソールはモノトーン系を採用。履き口の切り返しがデザイン上のアクセントとなり、シューズ全体を薄くシャープな印象にしている。カラーはブラック / チョコ / パープルの3色、サイズ23~27.5cmで展開。価格は1万8,690円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日ハウスメイドとの不倫に隠し子発覚…といえば、先日のアーノルド・シュワルツェネッガー前カリフォルニア州知事をめぐる泥沼離婚劇が連日ゴシップを賑わせているが、そんな中、多額の慰謝料では決して済まされない(?)、狂気の復讐ドラマが韓国から誕生した。その名も『ハウスメイド』の最新予告編が、シネマカフェで先行解禁となった。主人公は無口で従順なメイド、ウニ。上流一家に仕えるためにやってきた彼女だったが、一家の主から求められるままに関係を持って以来、次々とこの家で不可解な出来事が起こり始める。無垢で危ういウニの存在が一家の本能を誘い出し、それぞれの野望を賭けた駆け引きが繰り広げられる――。巨匠マーティン・スコセッシもリスペクトする、故キム・ギヨン監督による傑作『下女』(’60)を、『浮気な家族』、『ユゴ 大統領有故』などで高い評価を受けるイム・サンス監督がリメイク。昨年のカンヌ国際映画祭での上映を皮切りに、世界各国の映画祭で喝采を浴びた本作。主人公のメイド、ウニを官能的な魅力たっぷりに演じるのは、韓国映画界を代表する女優のひとり、チョン・ドヨン。無垢でいながら、やがて狂気に翻弄されていくさまに注目したい。これを観たらシュワルツェネッガーも、身につまされるどころではない…?緊張感あふれる予告編映像をまずはご覧あれ。『ハウスメイド』は8月、TOHOシネマズ シャンテ、新宿ミラノほか全国にて順次公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ハウスメイド 2011年8月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 MIROVISION Inc. All Rights Reserved
2011年06月02日2期務めたカリフォルニア州知事の職を離れると同時に元家政婦との間に隠し子がいることが発覚、5月初旬に25年間連れ添った夫人のマリア・シュライヴァーとの別居が明らかになったアーノルド・シュワルツェネッガー。離婚に踏み切るのも時間の問題と目されているが、その際マリアに支払う慰謝料の額が250万ドルになるのでは、と言われている。夫妻は財産に関する婚前契約(プリナップ)を交わしていると思われるが、結婚生活が25年という長期間にわたっていることや、シュワルツェネッガーが浮気したことにより、契約が白紙になる可能性もあるという。マリアは離婚専門の辣腕の女性弁護士を雇い、策を練っている。一方、シュワルツェネッガーの浮気相手と2年前に離婚した夫が英国の大衆紙「Daily Mirror」の取材を受け、元妻とシュワルツェネッガーの間に生まれた今年13歳になる少年について、ずっと自分の息子だと信じていたこと、少年が生まれたときにシュワルツェネッガーが「(少年の誕生を)誇りに思うだろう?」としらじらしいお祝いの言葉を述べたことを明らかにした。この男性は「裏切らたと知って、ショックです。怒りを感じています。私たちは何度も会っているし、彼は私と友だちのように接してくれた。でも、それは嘘だったんです。シュワルツェネッガー氏がこの件についてどう思っているのか知りたい」と訴えている。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INC■関連記事:シュワルツェネッガー、隠し子発覚がマリア夫人との破局理由だったアーノルド・シュワルツェネッガー、25年間連れ添った夫人と別居へ第14回ハリウッド・アワード授賞式に新旧ハリウッド・スターが勢ぞろい!ブルース・ウィリス主演作の晴れ舞台に盟友スタローン&J・フォスターも登場スタローン&ドルフがおしゃれイズム出演!「一番怖いものは…」
2011年05月27日先日、結婚25周年にして妻のマリア・シュライヴァーとの別居を発表したアーノルド・シュワルツェネッガーだが、隠し子の存在を打ち明けたのが破局の理由だったことが明らかになった。「ロサンゼルス・タイムズ」紙によると、シュワルツェネッガーは20年もの間、同家の家政婦を務め、今年1月に職を退いた女性との間に10年以上前に一児をもうけたことを認め、「知事職を離れ、妻に10年以上前に起きた出来事を話した。家族や友人の私に対する怒りや失望を理解し、甘んじて受ける。みんなを傷つけてしまったすべての責任を取る。マリアと子供たち、私の家族に謝罪した。本当にすまないと思っている」とコメントした。シュワルツェネッガー夫妻には14歳から21歳までの子供が4人いる。家族についてシュワルツェネッガーは「つらい時期を過ごしている妻と子供のプライバシーを守ってほしい。私自身はこの件で注目され、批判されて当然だが、家族は違う」と語り、メディアに対して配慮を求めている。夫の突然の告白を受けてマリアも「とてもつらく胸がかきむしられます」と沈黙を破った。「母親として、子供たちのことが心配です。子供たちと私が立ち直るまで、プライバシーを尊重していただけるようお願いします。その日が来るまで、コメントは出しません」と声明を発表している。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INC■関連記事:アーノルド・シュワルツェネッガー、25年間連れ添った夫人と別居へ第14回ハリウッド・アワード授賞式に新旧ハリウッド・スターが勢ぞろい!ブルース・ウィリス主演作の晴れ舞台に盟友スタローン&J・フォスターも登場スタローン&ドルフがおしゃれイズム出演!「一番怖いものは…」アクション界のスターたちが競演『エクスペンダブルズ』試写会に10組20名様ご招待
2011年05月18日1月にカリフォルニア州知事を退任したばかりのアーノルド・シュワルツェネッガーと夫人のマリア・シュライヴァーさんが9日(現地時間)、別居生活を送ることを明らかにした。今春、結婚25周年を迎えた夫妻だが、「熟慮と議論、祈りを重ねたうえで、この結論に達しました」と連名で声明を発表した。別居の理由は「2人の今後の関係について検討する」ためであるとして、離婚については言及していない。夫妻には4人の子供(21歳、20歳の娘2人と18歳、14歳の息子2人)がいるが、その養育は2人で行っていくとしている。シュワルツェネッガーと、米NBCテレビのリポーターだったシュライヴァーさんは1986年に結婚。シュライバーさんは故ケネディ元米大統領の姪で民主党支持者だが、シュワルツェネッガーは共和党支持者。彼が州知事選に出馬するのにもシュライヴァーさんは反対していた。シュワルツェネッガーの就任期間中も家族は州都のサクラメントに住むことはなく、シュワルツェネッガー自身もプライベート・ジェットで自宅からサクラメントに通勤していた。すでに別居を始めた2人だが、先月の結婚記念日にも会っており、先日の母の日には家族全員でサンタモニカのレストランでブランチをとっている。シュワルツェネッガーは今年1月の退任後、俳優業へのカムバックに意欲を見せており、政界でのニックネーム「ガバネーター(The Governator)」をネタにしたTV番組やコミック本の制作や、『ターミネーター』シリーズ最新作への出演のうわさもある。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:エクスペンダブルズ 2010年10月16日より全国にて公開© 2010 ALTA VISTA PRODUCTIONS, INC■関連記事:第14回ハリウッド・アワード授賞式に新旧ハリウッド・スターが勢ぞろい!ブルース・ウィリス主演作の晴れ舞台に盟友スタローン&J・フォスターも登場スタローン&ドルフがおしゃれイズム出演!「一番怖いものは…」アクション界のスターたちが競演『エクスペンダブルズ』試写会に10組20名様ご招待スタローン、シュワちゃんら濃い男たちズラリ『エクスペンダブルズ』全米初登場1位
2011年05月11日昨年、すい臓がんを患っていると公表し、闘病中だったパトリック・スウェイジが14日、ロサンゼルス近郊の自宅で亡くなった。享年57。スウェイジの代理人は「パトリック・スウェイジは過去20か月間の闘病の末、家族に見守られながら安らかに眠りにつきました」と声明を発表した。スウェイジは昨年1月にすい臓がんの4期と診断され、化学療法を受けていた。経過は良く、昨年9月にはガン撲滅運動「Stand Up to Cancer」に参加、今年からスタートしたTVシリーズ「The Beast」(原題)に主演するまで回復した。治療を続けながらの撮影だったが、病状の悪化によりシリーズは13話で打ち切りとなっていた。バレエダンサーとしてキャリアをスタートさせたスウェイジはブロードウェイの舞台からハリウッドへと活躍の場を移し、1983年にフランシス・フォード・コッポラ監督の『アウトサイダー』で注目を浴び、1987年の『ダーティ・ダンシング』で人気を不動のものにした。彼にとって最大のヒット作であり代表作『ゴースト/ニューヨークの幻』(’90)で共演したデミ・ムーアは「あなたは多くの人に愛されました。そしてあなたの光は私たちを永遠に照らし続けるでしょう」とコメントを発表。同じく同作の共演者であるウーピー・ゴールドバーグは「私は『ゴースト/ニューヨークの幻』のメッセージを信じています。これからも彼はいつもそばにいてくれるでしょう」と話している。TVインタビューで病に倒れた気持ちを聞かれて「とても怖いし、怒りもある。なぜ僕が?と思っているよ」と正直に答えながら、希望を捨てずに闘病していた彼の冥福を、心よりお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)今年1月、「The Beast」に出演した際のパトリック。© Splash/AFLO
2009年09月16日1984年以来、世紀の変わり目を挟んで3作が製作され、多くのファンを熱狂させてきた『ターミネーター』シリーズ。アーノルド・シュワルツェネッガーの印象が強いせいか、一見、男性中心の物語と思われがちだが、リンダ・ハミルトン扮するサラ・コナーに代表されるように、強く、美しい女性像が描かれてきたのも特徴のひとつと言える。まもなく公開を迎える最新作『ターミネーター4』でも、旧来のシリーズ同様に女性の活躍を見ることができる。ブライス・ダラス・ハワードが演じるのは医師、そして妻としてクリスチャン・ベイル扮する主人公のジョンを支えるケイト。そして、ジョンと物語の鍵を握る謎の男・マーカス(サム・ワーシントン)を結びつける、女性パイロットのブレアを好演しているのはムーン・ブラッドグッド。公開を前に、2人に話を聞いた。仲良さそうに、おしゃべりに花を咲かせながらインタビュー・ルームに入ってきた2人。まずは、女性の視点で見た本作の魅力を尋ねると、ブライスが口を開いた。「これまでは、リンダが演じたサラが物語の軸として存在していたけど、今回からは中心となる女性キャラクターがケイトとブレアの2人になって、見どころが増えたんじゃないかしら?アクションとSFの要素がこの映画の中心だと思われがちだけど、ジョンとケイト、それからマーカスとブレアという2組の男女のロマンスがあることで、物語の味付けが変わって、より女性にも親しみやすくなったと思うわ」。劇中でケイトは、お腹の中に新たな生命を宿すが、ブライス自身、本作の撮影に入る前に子供を授かっている。「自分の役柄だけでなく(実生活における)夫の存在、そしてお腹の子供を含めた人類の未来を強く意識した」と語るように、自らの人生経験が役柄に強く反映されたようだ。ケイトの感情が最もよく表れているのが、戦いへと赴くジョンとの別れのシーン。この場面を演じる上で、クリスチャンと話し合う時間を設けたという。「妊娠という事実が2人の関係にどこまで影響するのか、というところまで想像を膨らませて話し合ったの。この場面は、決して映画の中で主流のエピソードとは言えないかもしれないけど、ここを疎かにすれば、物語が浅くなってしまう。親としての感情、“犠牲”ということについても深く考えさせられたわ。自分の実生活に置き換えて、ジョンのように我が身を人類のために捧げられるか?と考えたとき、理性ではそうすべき、と思っても自分の中で消化しきれないところもありました」と屈指の名シーンの誕生の裏にあった、彼女自身の揺れる思いを明かしてくれた。ムーンが演じたブレアは、激しいアクションシーンに加えて、複雑な感情表現が求められる役柄である。子供の頃から本シリーズのファンだったというムーンは、「出演が決まったときは嬉しくて跳び上がったわ!」とその喜びを語るが、そこからブレアの人物像を作り上げていく作業は、決して楽ではなかった。「出演が決まってからしばらくは、手許に決まった台本がない状態だったんです。だから、どこから役作りを始めたらいいのか?という感じで…。戸惑いつつも、過去のシリーズを観たりしながら、自分なりに彼女のバックボーンについて考えを巡らせました。父親はパイロットで、母親を早くに亡くしてしまい、愛情を知らずに大きくなった。他人を信じたいんだけど、信じることが出来ない…といった具合にね」。ブレアの人生、そして人類の未来にとって重要な意味をもたらすことになるのが、脳と心臓以外は全て機械で出来たマーカスという謎の男の出現。人間と機械の間で苦悩するマーカスは、ブレアの輪郭をくっきりと浮かび上がらせる強烈な“光”のような存在と言える。「そう、ブレアはマーカスが人間だと信じることで、これまでの自分を乗り越えようとするの。そのことが原因で、ジョンと衝突することになっても、彼女は信念を曲げようとしない。ブレアを演じる上で、彼女の持つ“強さ”を何よりも意識しました」。タイプは全く違えど、それぞれに“美しさ”と“強さ”を持った2人の女性の生きるさまは、同性の共感、憧れを呼ぶこと間違いなし!脈々と受け継がれてきた、女たちの熱き戦いにも、ぜひ注目してほしい。■関連作品:ターミネーター4 2009年6月6日、7日先行公開、6月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SONY PICTURES DIGITAL INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:「ドラえもん」にターミネーター乱入猫型ロボットvs不死身のアンドロイドが実現!帰ってきたぜ!『ターミネーター4』シュワちゃん出演シーン含むTVスポットが到着“人類を救う男”クリスチャン・ベイルと“球界のターミネーター”清原が対面!『ターミネーター4』始動!クリスチャン・ベイルが妻と娘とプロモ・ツアーに出発クリスチャン・ベイルら登場!『ターミネーター4』ジャパン・プレミアに50組100名様をご招待
2009年06月12日みなさん、こんにちは。どうやらハリウッドではまだリメイク・ブームが続いているようです。と言うのも、あのアーノルド・シュワルツェネッガーとシャロン・ストーン共演の大ヒットSF映画『トータル・リコール』(’90)がリメイクされるみたいなんです!まだ出演者の詳細はコロンビア・ピクチャーズから発表されてませんが、プロデューサーのニール・モーリッツは既に脚本家にカート・ウィマーを抜擢したそうです。ニールは『トーマス・クラウン・アフェアー』(’99)、そして最近ではアンジェリーナ・ジョリーの最新作『Salt』(原題)の脚本を手がけています。ほかのニュースでは、スマッシュ・ヒットを遂げた『トワイライト』の続編『New Moon』(原題)が来る11月に公開されます。先週末、L.A.で行われたMTVムービー・アワードの場で主演のロバート・パティソンとクリステン・スチュワートが予告編を披露しました。サミット・エンターテイメント社によれば、既にマイ・スペース上で公開された新作の予告編を420万人以上の人が視聴、さらにmtv.comでは160万人が視聴しているとか。まだまだ秋まで公開は先なのにこんなにたくさんの人が見ているんですね!『トワイライト』ファンのみなさんは忠誠心が高いんですね。そんなファンのみなさまにはとっても残念なお知らせですが、次世代スターのロバートとクリステンがプライベートでも交際しているといううわさはどうやら本当のようです…。先週、2人はロマンティックなディナーをした後、一緒にホテルに戻る姿が見かけれたそうですよ。さて、話題を変えてディズニー・ファンのみなさんに嬉しいニュースです。今年9月、ディズニーは史上初のファン博覧会をカリフォルニアのアナハイム市で4日間にわたり開催しますよ。このイベント「D23 Expo」ではファンはディズニーの今後の新作3本、『トロン2』、『トイ・ストーリー3』、そしてティム・バートンによる不朽の児童文学を再映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』(原題)の限定フッテージを観ることができるんです。当日は、数多くのセレブが登場し、過去のディズニーのヒット作で使われた小道具や“Disney Dream Home”というとある8つの部屋が披露されます。最後に、ケイト・ハドソンがやっとオーウェン・ウィルソンと別れたことが公式に明らかとなりました。そして最近では、メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースの中心選手、A-Rod(アレックス・ロドリゲス)とのディナーが目撃されてます。A-Rodと言えば、一時期マドンナとの交際も報道されましたが、マドンナがブラジル出身のモデルで23歳のカレ、ジーザス・ルスとの出会いをきっかけにあっさりと別れました。さてケイトですが、先日ヤンキース・スタジアムにて行われたミネソタ・ツインズ戦でA-Rodを応援する姿が見られました。関係者によれば、彼はケイトを友人たちに紹介したそうで、ケイトは遠征試合にも同行しているそうですよ!ひょっとして、2人は真剣な交際をしているということ?次から次へと交際相手が変わるケイトのことを考えると、これは、しばらく様子を見たほうがいいですね…、いや、たぶん違うでしょう!(text:Lisle Wilkerson)© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:NEW MOON (原題) 2009年11月、全国公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.トイ・ストーリー3 2010年7月、全国にて公開アリス・イン・ワンダーランド (原題) 2010年4月G.W.、全国にて公開
2009年06月11日アーノルド・シュワルツェネッガーを主演に、世界中で大ヒットを記録した『ターミネーター』シリーズ。その最新作にして、これまで描かれることのなかった“審判の日”以降の未来における機械軍“スカイネット”と人間との戦いを描いた『ターミネーター4』がまもなく公開を迎える。これに先立ちスタッフおよびキャスト陣が来日!6月4日(木)にジャパン・プレミアイベントが開催され、主演のクリスチャン・ベイルを始め、ブライス・ダラス・ハワード、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、そしてメガホンを握ったマックGが来場した。レッドカーペットにキャスト陣が姿を現すと、会場は興奮に包まれた。主人公のジョン・コナーを演じたクリスチャンは日本語で「みなさん、こんばんは!今日は来てくれてありがとう」とファンに呼びかけ大歓声を浴びた。その妻・ケイト役のブライスは、本作に参加する直前に子供を授かったことに触れ、「お腹の中に8か月の生命を宿っているということで、自分と夫、そして人類の未来を意識して演じました」と感慨深げに語った。未来から、シリーズ第一作で描かれた過去の世界に送られ、やがてジョンの父親となるべき運命を持っているカイルの若き日の姿を演じたアントン。「『ターミネーター』シリーズのファンだったからとても嬉しかったよ。素晴らしい経験でした」とふり返った。屈強な女戦士・ブレアに扮したムーンは、自身とブレアの共通点について尋ねられ「私も強い女性でありたいとは思っているけど、ブレアの方が強いわね」と笑顔で語った。そして、登壇者の中で最もハイテンションだったのが監督のマックG。「コンニチハ、ハジメマシテ!」と興奮気味に挨拶し「僕は日本の文化や映画を観て育ちました。この作品に詰まっている日本のハート、スピリットを感じてください!」と大声で呼びかけた。この日は、スペシャルゲストとして“球界のターミネーター”元プロ野球選手の清原和博が登場。清原さんは「激しいアクションと共に主人公の生きざまが魅力的でした」と映画を絶賛。さらに「何度も打ちのめされるところは自分と似てますね」と共感を口にした。これに対し、クリスチャンは「ジョンは自らの運命――人類を救うという重い責務を背負って戦い続ける男です。スポーツと映画、どちらも観る者を興奮させるというところはよく似てますね」と応じ、清原さんは笑顔で、ターミネーターの決めゼリフ「I’ll be back!」と叫んでプレミアイベントは幕を閉じた。『ターミネーター4』は6月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ターミネーター4 2009年6月6日、7日先行公開、6月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SONY PICTURES DIGITAL INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:『ターミネーター4』始動!クリスチャン・ベイルが妻と娘とプロモ・ツアーに出発クリスチャン・ベイルら登場!『ターミネーター4』ジャパン・プレミアに50組100名様をご招待約束通り…シュワちゃん『ターミネーター4』出演!クリスチャン・ベイル来日も決定謎めいた言葉の意味は?『ターミネーター4』ポスター解禁ノベライズ版も先行発売【ハリウッドより愛をこめて】『トランスフォーマー』第3弾の公開日が早くも決定!?
2009年06月07日