パナソニックは、SSDポータブルナビゲーション「ゴリラ(Gorilla)」の新モデル「CN-GL705D」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は30,000円前後(税込)。CN-GL705Dは、ゴリラの誕生20周年を記念したモデル。2,000台の限定モデルで、在庫がなくなり次第、販売を終了する。ベースモデルは「CN-GP750D」。CN-GP750Dは12V車と24V車のどちらでも利用できるが、CN-GL705Dは12V車専用となっており、その分低価格化されている。本体部分は共通だ。液晶パネルは7V型のWVGA(800×480ドット)。16GBのSSDを使用しており、HDDナビ並みの地図情報や検索情報が収録されている。GPSとみちびき、グロナスという3種類の衛星からの信号を利用でき、Gジャイロも搭載。高い精度で自車位置を測定する。オプションのOBD2アダプターを接続すれば、車速情報にも対応可能。道路の情報は、高速・有料道路が2014年12月、国道・都道府県道が2014年10月のものとなっている。2年ごとの夏ごろに有償アップデートを予定。AV機能としては、ワンセグチューナーを内蔵するほか、音楽や動画の再生、静止画の表示も可能だ。サポートするのは、音楽がMP3形式とWMA形式、動画がMP4形式、静止画がJPEG形式。パナソニックのWebサイトで配布されているGアプリにも対応し、ゴリラ本体にさまざまな機能、ゲームを追加できる。電源は専用のシガーライターコードと、内蔵のリチウムイオンバッテリー。内蔵バッテリーでの動作時間は約1時間30分だ。本体サイズはW176×D19.5×H113.8mmで、質量は約355g。
2015年11月04日パナソニック、日本電信電話(NTT)、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、パナソニック ソリューションテクノロジー、KDDI研究所、みらい翻訳の6社・法人は10月26日、これら各社・法人に8社を加えた14団体で「総務省委託研究開発・多言語音声翻訳技術推進コンソーシアム」を設立した。同コンソーシアムは、訪日外国人などが言葉の壁を感じることなくコミュニケーションが可能な多言語音声翻訳技術について、5年を目途に技術研究・開発を実施し、2020年までに社会実装の実現を目指す。同コンソーシアムは、総務省が平成27年度情報通信技術の研究開発である「グローバルコミュニケーション計画の推進 -多言語音声翻訳技術の研究開発及び社会実証- I.多言語音声翻訳技術の研究開発」の委託先として、上記6社・法人を選定したことを受けて設立したもの。この他に、東日本電信電話(NTT東日本)、日立製作所、パナソニック システムネットワークス、KDDI、富士通、富士通研究所、エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ(NTT-AT)、エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所(NTTデータ経営研究所)の8社が加わる。主な活動内容は、「多言語音声翻訳技術を実用レベルで利用するための各種技術の研究開発」「多言語音声翻訳技術を2020年までに社会で実用化するための社会実証」「多言語音声翻訳技術が2020年以降も社会に根付き、利活用されるモデルの検討と試行」の3分野。各種技術の研究開発のうち雑音抑圧技術の研究開発では、音声入力デバイスにおける雑音抑圧のための集音技術をパナソニックが、多様な環境における雑音抑圧最適化技術をNTTが担当する。この他、翻訳自動学習技術の研究開発をNICTが、特殊文字認識技術の研究開発をパナソニック ソリューションテクノロジーが、位置情報を利用する翻訳精度向上技術の研究開発をKDDI研究所が、各研究開発技術を利用可能とする多言語音声翻訳プラットフォームの開発をみらい翻訳が、それぞれ担当する。社会実証では、防災分野をNTT東日本とNTTデータ経営研究所、鉄道分野を日立、ショッピング分野をパナソニック システムネットワークス、タクシー分野をKDDI、医療分野を富士通と富士通研が、それぞれ担当する。モデルの検討と試行では、NICTが開発し技術的に世界トップクラスの評価を得ているという「多言語音声翻訳システム」を、実用レベルで利用するための各種技術の研究開発を実施すると共に、実社会の各場面において社会実装に向けた実証を実施するとのこと。同コンソーシアムによる研究開発を通じて、2020年までに多言語音声翻訳技術を用いたサービスを病院・ショッピングセンター・観光地・公共交通機関などの生活拠点に導入し、日本語を理解できない外国人が日本国内で言葉の壁を感じることなく、生活で必要なサービスを利用できる社会の実現を目指すという。こうした社会の実現は、訪日外国人旅行者の満足度や安心感の向上、旅行者数増加やリピート率の上昇、さらには観光などによる地域経済への波及につながることが期待できるとしている。
2015年10月27日パナソニックの高級美容家電シリーズのイベントパナソニック株式会社は、同社が展開する女性向けの美容家電「Panasonic Beauty PREMIUM」シリーズを無料で体験できるイベントを期間限定で開催する。年齢と共に深くなる悩みをケアする美容家電「Panasonic Beauty PREMIUM」シリーズは、年齢と共に深くなる女性の悩みをケアする美容家電シリーズ。微細な動きの「かっさ」と集中保湿で肌へハリを与える温冷スチーマーや、ふんわりしっとりした髪へと仕上げるドライヤーなど高い効果と本質的なケアを実現する。表参道ヒルズに巨大ドライヤーが出現!同イベントは、2015年10月20日(火)から11月1日(日)の期間限定で開催。イベントの一環として、表参道ヒルズ1階エントランスに世界的アートディレクターJack Dahl氏が手掛けた巨大ヘアドライヤーのオブジェが登場する。オブジェは自由に撮影が可能となっており、撮影した写真をSNSに投稿すると無料で写真のフォトプリントをプレゼントする。また、期間中の土曜・日曜にはメンズモデルが登場。オブジェ前で一緒に写真を撮ることができる。地下3階には製品体験ブースが展開しており、無料で最新美容家電を体験できる他、ビューティーカウンセラーが一人一人の肌や髪の悩みからお勧めの製品の使い方を紹介する。(画像はパナソニック株式会社Webサイトより)【参考】・パナソニック株式会社 イベント・キャンペーン
2015年10月19日パーティーシーズンの前に美容家電を体験!秋冬はファッションを楽しむのに絶好のシーズンである一方で、人前に出る機会が増えて、肌荒れや髪の傷みが気になる人も多い。パーティーシーズンを迎える前に、美容家電でしっかりケアしてみては。10月14日、パナソニックは、美容家電シリーズ「Panasonic Beauty PREMIUM」の体験イベントを、表参道ヒルズ内において10月20日~11月1日まで開催すると発表した。未体験の肌のハリへ!同シリーズは、より本質的なケアを求める女性のために開発された美容家電だ。体験コーナーで是非トライしてみたいのが、「スチーマーEH-XS10」。温冷スチーマーで肌がしっかりうるおったら、“リズムかっさ”でフェイスラインにアプローチ!未体験の肌のハリへと導いてくれる。その他、化粧水の保湿成分をしっかりと角質層まで浸透させる「ブースターマスクEH-XM10」や、肌をすっきり引き締めてくれる「超音波美容器EH-XU10」、ふんわりとしたうるおいボリュームヘアーを実現する「ヘアードライヤーEH-XD10」など、手に取りたい商品が目白押しだ。注目!巨大ドライヤーオブジェ同イベント会場の目印である巨大ドライヤーオブジェにも注目したい。世界で活躍するJack Dahl氏の手によるこのオブジェは自由に撮影できる上、撮影後にSNS投稿をすると、撮影写真をフォトプリントして無料でプレゼントしてくれるという。(画像はプレスリリースより)【参考】・パナソニック プレスリリース(PR TIMES)
2015年10月16日パナソニック システムネットワークスは14日、ガス爆発リスクのある場所でも使用できる、"防爆"仕様の5型タブレットを発表した。同社の頑丈タブレット「TOUGHPAD」シリーズの新製品で、過酷な屋内外の作業現場での利用を想定したもの。10月下旬に販売開始し、価格はオープン。本体を帯電防止構造とすることなどで、公益社団法人 産業安全技術協会による国内防爆検定を取得した、防爆仕様のタブレットPC。大型プラントや化学・製薬工場などの防爆エリアで利用できる。また、国内主要キャリアの音声通話/データ通信に対応し、無線LAN設備がなくとも通信可能。手袋をしたままの状態や、画面に水滴がついた状態での操作モードも備える。ラインナップは、NTTドコモ網対応の「FZ-E1BDCBACJ」および「FZ-X1ADABACJ」、KDDI(au)網対応の「FZ-E1BKCBACJ」および「FZ-X1ADABACJ」の4種類。「FZ-E1BDCBACJ」および「FZ-E1BKCBACJ」の主な仕様は、OSがWindows Embedded 8.1 Handheld Update2、CPUがQualcomm MSM8974AB(2.3 GHz)、メモリが2GB、ディスプレイが5型液晶(1280×720ドット、10点マルチタッチ対応)、カメラ機能が背面800万画素、前面130万画素、インタフェースがUSB 2.0、microUSB、microSDカードスロット、NFCなど。センサーは1次元/2次元バーコードリーダー、GPS、GLONASS、照度、近接、加速度など。バッテリは6200mAhで、バッテリ駆動時間は約14時間。ホットスワップにも対応する。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。本体サイズはW101×D188×H4mm(ハンドストラップ除く)、重量は約600g。動作温度は-20度~40度。「FZ-X1ADABACJ」および「FZ-X1ADABACJ」では、上記仕様からOSがAndroid 4.2.2、CPUがQualcomm APQ8064T(1.7GHz)となる。
2015年10月16日パナソニックは10月15日、ファッションブランド「ハナエモリ・マニュスクリ」とコラボレーションしたヘッドホン「RP-HX550HM」を発表した。発売が2016年1月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別8,700円前後。カラーはピンクとブルーの2色。RP-HX550HMは、ファッションブランド「ハナエモリ・マニュスクリ」のデザイナー天津憂氏が監修したアラウンドイヤー型ヘッドホン。デザインには、ブランドアイデンティティーである蝶を使用している。DTSが開発したヘッドホン用サラウンド規格「Headphone:X」をサポートしており、2chのヘッドホンでありながら11.1chサラウンドサウンドを楽しめる。Headphone:X対応のコンテンツを再生するには、スマートフォンアプリ「Music Live」などが必要となる。ハウジング部はスイーベル機構になっており、フラットに折りたためる。イヤーパッドは耳の形状に合わせたオーバル型。ハウジングの密閉性を高めることで音漏れを防止する。イヤーパッドの素材はやわらかく、長時間リスニングの際も圧迫感を低減する。主な仕様は、再生周波数帯域が8Hz~26kHz、インピーダンスが40Ω、音圧感度が96dB/mW、最大入力が1,000mW、ケーブル長が約1.2m、重量が約260g(ケーブル含む)。ケーブルプラグはL型の3.5mmステレオミニとなっている。
2015年10月15日KDDIは10月14日、パナソニック システムネットワークス製の法人向けタブレットPC「TOUGHPAD FZ-E1(Windows Embedded 8.1 Handheld モデル)」と「TOUGHPAD FZ-X1(Androidモデル)」の提供を10月下旬より開始すると発表した。「TOUGHPAD FZ-E1/ FZ-X1」は、電気火花や高温度の物体などの点火源に触れると爆発や火災が起こる可能性がある危険な場所でも使用可能な「国内防爆検定」を取得したタブレットPC。人口カバー率99%超であるプラチナバンド(800MHz)の「4G LTE」に対応し、広いエリアでデータ通信を利用できるだけでなく、音声通話も可能となる。実利用面では「高感度近接検知タッチパネル」を搭載しており、画面が濡れていても手袋をしたままで画面操作ができる。そのため、大型プラントや石油・ガス貯蔵庫、化学工場といった作業現場における業務効率化に貢献できるとしている。
2015年10月15日●買い物は週1~2回派が増えているパナソニックは10月14日、報道関係者向けに「パナソニック冷蔵庫 保存方法による比較試食会」を開催した。テーマは、同社冷蔵庫の一部に搭載されている「微凍結パーシャル」機能。「味博士」ことAISSY 代表取締役社長 鈴木隆一氏が登場し、人間の味覚について解説したほか、微凍結パーシャルで保存した肉と冷凍保存した肉の比較試食会も行われた。○冷蔵庫にまつわる3つの悩みはじめに、パナソニック 冷蔵庫チームの山本秀子氏が登壇し、生鮮食品の保存と冷凍庫が抱える問題点について説明した。パナソニックが700人以上の既婚女性(※)を対象に行った「生鮮食品の保存に関する調査」によると、共働き女性の約45%が「週に1~2回」の頻度で買い物へ行き、約1週間分のまとめ買いをする。生鮮食品のうち、「購入頻度の高い食品」は、1位から順に豚肉、鶏モモ肉、鶏ムネ肉で、調査対象者の半数弱が、これらを冷凍しているという。※:週に3回以上自炊をする、関東圏に住む25歳から59歳までの既婚女性(有職)が対象。頻繁に使用されている冷凍機能だけに不満や悩みも。なかでも、鮮度やおいしさを本当に維持できているのか? という心配が多い。冷凍すると解凍に手間や時間がかかるうえ、解凍に失敗することもある、という不満も挙がった。さらに、調査対象の約46%が、自宅の冷凍庫に放置したままの「冷凍化石」が存在すると回答したという。パナソニックでは、冷凍冷蔵庫への不満点を「長期保存時のおいしさと鮮度の低下」、「解凍の手間と失敗」、「冷凍したまま忘れ去られる食材『冷凍化石』の存在」の3つだと分析している。●微凍結パーシャルで「味」も変わる山本氏は、前ページで挙げた3つの問題を、すべてパナソニックの「微凍結パーシャル」機能が解消してくれると説明した。微凍結パーシャルとは、冷蔵室・チルド室より低温で、冷凍室よりは高温の「冷蔵と冷凍と間の温度帯」といえる、-3℃~-1℃で食材を保存する機能。冷蔵室の最下段にある「パーシャル室」を利用する。微凍結パーシャルでは、冷蔵室やチルド室で保存するよりも鮮度が長持ちし、冷凍保存ほど食材がかたくならないので、解凍の手間もいらない。微凍結の状態を生かした調理といったメリットもある。○生肉の鮮度を7日間キープまず、1つめの不満点であった「長期保存時のおいしさと鮮度の低下」について。生肉を保存する場合、チルド室では2~3日しかもたないのに対し、微凍結パーシャルでは約7日間鮮度を保てる。もちろん、冷凍室の約31日という保存期間にはかなわないが、1週間分の食材をまとめ買いする家庭ならば、7日という保存期間は十分実用的だ。一般的な冷凍室で肉を冷凍すると、細胞の中に氷結晶が生成される。細胞内に氷結晶ができると細胞が傷つきやすく、解凍時は旨味成分を含んだドリップが流出しやすい。一方でパーシャル室で保存した微凍結状態の肉は、細胞と細胞の間にある外液が凍るだけ。そのため細胞も傷つきにくく、ドリップ流出も防げておいしさもキープできる。8月発表の新モデルから、冷気を勢いよく吹き付けて食品表面をすばやく微凍結させる「酸化ブロック冷却」を追加。微凍結状態になった表面がバリアとなり、酸素の侵入を防ぐので、油脂の酸化も抑制できる。肉なら7日、魚なら3日、買った日の鮮度をキープできるそうだ。○ほしい分だけサクサク切れる2つめの不満点「解凍の手間と失敗」について。微凍結状態の食品は、冷凍状態ほどかたくならない。取り出してすぐ包丁で切ったり、加熱したりといったことも可能だ。解凍作業そのものと無縁になるので、解凍ムラやドリップ流出などの失敗もなくなり、これまで解凍にかかっていた時間も短縮できる。微凍結パーシャルであれば、肉や魚などを塊のまま保存しても、調理する分だけサクッと切り分けられるので、「解凍するのを忘れたから、今日はあの食材を使うのやめよう」と思うことも減り、いつの間にか忘れ去られてしまう「冷凍化石」の問題も解決できるはずだ。●「味博士」が登場○人間が感じる「おいしさ」を数値化微凍結パーシャルの実力を証明するため、AISSY 代表取締役社長でもあり、慶応義塾大学 理工学部共同研究員でもある鈴木隆一氏が登壇した。鈴木氏は、「味博士」としてテレビなどでも活躍している。まず、鈴木氏は「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」「無味」の水が入ったカップを配って簡単な味覚テストを行ったあと、人間の味覚の基本ともいえる「5基本味」(甘味、塩味、旨味、酸味、苦味で構成される)について解説した。人間は各味の強さを感じ取る以外にも、「コーヒー(苦味)」に「砂糖(甘味)」を加えると苦味が抑制されたように感じたり、「ダシ(旨味)」に「塩(塩味)」を加えると旨味が増したように感じたり、「味同士の相互作用」という複雑な味覚処理をする。この味の相互作用もふまえて解析できる味覚センサー「レオ」を用いて、微凍結パーシャルの実力を検証したという。○いざ、試食!レオでの測定は、豚ロース肉、牛モモ肉、マグロの3種類の食材で実施。実験方法は、豚ロース肉と牛モモ肉は7日間、マグロは3日間、微凍結パーシャルと冷凍室、チルド室でそれぞれ保存する。その後、レオで5基本味とコク(味の総和のこと。5基本味がバランス良く含まれているとコクを感じる)を測った結果、甘味や塩味などはほぼ変化がなかったものの、旨味とコクについては全食材で微凍結パーシャルが冷凍保存に大きく差をつけた(※)。※:味覚データ分析平均において、0.2ポイント以上の差で、95%の人がちがいを認識できる。実験結果説明のあと、微凍結パーシャルと冷凍庫で7日間ずつ保存した、牛モモ肉の試食会も行われた。会場では「微凍結パーシャルのほうがジューシー」「冷凍の肉は食感がキシキシとする」「冷凍の肉は後味が生ぐさく感じる」などのコメントが出ていた。
2015年10月15日パナソニックは10月14日、ハイレゾ音源に対応したステレオヘッドホン「RP-HD5」を発表した。発売は11月14日。価格はオープンで、推定市場価格は12,000円前後(税別)。RP-HD5は、密閉型オーバーヘッドタイプのヘッドホン。2014年10月に発売された「RP-HD10」の設計思想を継承した、ハイレゾ対応のエントリーモデルだ。新開発のφ40mmHDドライバーを搭載。振動板の形状を最適化したことによって、応答性に優れるほか、低域から広域までバランス良く再生できるという。不要な振動や共振を抑える制振構造ドライバーフレームを採用。再生周波数帯域は4Hz~40kHzで、インピーダンスは44Ω。音圧感度は99dB/mWで、最大入力は1,000mWとなっている。独自のHS(Horizontal Slide)アジャスト機構を採用し、ヘッドバンドを水平方向にスライドさせることで、ハウジングとヘッドバンドを頭の形状にフィットするよう調整可能だ。ケーブルは片出しタイプで、長さは約1.2m。質量はケーブルを除いた状態で約228g、コードを含む状態で約240g。
2015年10月14日パナソニック ソリューションテクノロジーは、11月2日より、既存のソフトウェアやシステムにOCR機能を組み込むことができる開発キット(SDK)「マイナンバーカード認識ライブラリー」の提供を開始する。同製品は、パナソニックの「カラーOCRライブラリー」の新しいラインアップとなる。新製品は、パナソニック独自の高精度な活字認識技術をもとに開発したマイナンバー対応OCRエンジンを搭載。また、10月5日から配布が始まった通知カードや、来年1月以降支給される個人番号カードに記載された個人番号、氏名、住所、生年月日、性別、発行日の認識し文字コードに変換することが可能で、チェックデジット機能の搭載により、確認・修正作業を効率化する。そのほか、画像の歪みをパナソニック独自の画像処理技術(台形補正)で自動補正することで、スマートフォンやタブレット端末などのカメラで撮影した際の文字認識精度が向上する。提供価格は550,000円(税別)で、無料体験版(30日間利用可能)で事前検証が可能となっている。
2015年10月08日パナソニックは9月28日、ブルーレイディスクレコーダー「DIGA(ディーガ)」の新モデル「DMR-BRZ1010」「DMR-BRW1010」「DMR-BRW510」「DMR-BRS510」を発表した。DMR-BRS510は11月13日発売で、他の3製品は10月16日発売。価格はいずれもオープンで、推定市場価格はDMR-BRZ1010が80,000円前後、DMR-BRW1010が70,000円前後、DMR-BRW510が60,000円前後、DMR-BRS510が50,000円前後(いずれも税別)。4製品は、新番組の録り逃しを防ぐ新機能「新番組お知らせ」を搭載したBDレコーダー。同機能は、番組表を開いた際に、新番組の通知をポップアップで表示するもので、そこから情報確認や録画予約を行う。また、外出先からでも録画番組や放送中の番組の視聴が可能な「外からどこでもスマホで視聴」機能も搭載。専用アプリの「メディアアクセス」を使用することで、AndeoidやiOSに対応した端末から、ネットワーク経由でのストリーミング再生が可能だ。アドバンスドAVCエンコーダーのネット最適化技術により、低ビットレートでの画質と安定性を向上させている。4製品とも「お部屋ジャンプリンク機能(DLNAサーバー)」を搭載しており、録画番組や放送中の番組を、別室のスマートフォンなどで再生できる。DMR-BRS510を除く3製品の内蔵HDDは、テレビ放送を録画するだけでなく、ハイレゾ音源や4K動画の保存にも利用可能。ハイレゾ音源をダイレクトに再生するだけでなく、音楽サーバー機能を搭載しており、DLNAに対応したオーディオ機器からネットワーク経由で再生させることも可能だ。
2015年09月29日パナソニックは9月28日、品川シーズンテラスにて「ランニングビューティキャンペーン」の体験&試食会を開催した。イベントではエクササイズ機器「ビューティトレーニング(ラン・ウォーク用ウエスト) ES-WB60」(以下、ES-WB60)の体験のほか、トレーニング後に最適なアスリート食が振る舞われた。○ビューティトレーニングが無料で使えるチャンス今回の催しは、9月28日から12月10日まで行われる「走って、引き締めて、美味しい! 品川ランニングビューティキャンペーン」の先行体験会。キャンペーン期間中は、品川シーズンテラスにあるランナーサポート施設「10over9 RUNCUBE 品川シーズンテラス」にてES-WB60を無料でレンタルできる。さらに、同施設内にある「鹿屋アスリート食堂」では、鹿屋アスリート食堂とパナソニックの共同開発による、スポーツ栄養学にもとづいた「ビューティトレーニング定食」を限定発売する。また、10月23日と11月6日、11月20日は、ES-WB60とビューティトレーニング定食を楽しめるランニング会も開催予定だ(各回定員15名)。先行体験会では、ライフスタイルデザイナーの栗原冬子氏と、パナソニック アプライアンス社 コンシューマーマーケティングジャパン本部 スモールアプライアンスグループ ビューティ・ヘルスケアチーム 主事 岡橋藍氏、鹿屋アスリート食堂の管理栄養士である臼井里佳氏の3名が、対談形式でES-WB60やビューティトレーニング定食について説明をした。○走りながら効率的に腹筋トレーニング対談では、まずはじめにES-WB60について説明。ES-WB60は、ランニングやウォーキング中のウエストの「ひねり」を検出し、伸びている筋肉に電気刺激を与えるEMSエクササイズ機器だ。伸びようとする筋肉を電気刺激で収縮させるため、走る、歩くといった動作に通常よりも大きな負荷をかけられる。そのため、効果的に筋肉をトレーニングができ、ウエストのくびれ作りに有効なのだという。岡橋氏いわく、今までも「筋肉を一定のリズムで刺激するだけ」のEMS機器はあったが、ES-WB60は使用者の筋肉の状態をセンシングする。筋肉が「伸びる」タイミングに合わせて電気刺激を与えるのは、ES-WB60だけ。効率的にウエストをしぼるには、有酸素運動と筋肉トレーニングの両方が重要だそう。しかし、パナソニックの調べによると、ランニングなどの有酸素運動は得意だが、腹筋などの筋トレは苦手という女性が意外に多い。ES-WB60を使用すれば、ランニングやウォーキングをしながら腹筋と同じ負荷をかけられ、効率的にお腹まわりを引き締められるという。○実際にES-WB60を体験!いよいよES-WB60を実際に体験する。ES-WB60は、4つの粘着パットを搭載したウエストベルト部と、リモコンコントローラー、そしてセンサー部で構成されている。リモコンとセンサー部は取り外し可能で、汗で汚れやすいベルト部は水洗いもできる。ベルト内側にあるピンクのマークを自分のヘソに合わせ、面ファスナーを締めて装着。さらに、サイドベルトで締めるので、ベルトがピッタリと身体にフィットし、大きく動いてもずれにくい。最後に、センサー部をベルトわきのポケットにはさめば装着完了だ。リモコンで選択可能なモードは、「ラン」「ウォーク」「ツイスト」のほか、一定リズムで筋肉を刺激するだけの「センサーオフ」。今回は軽く歩く運動ということだったので「ウォーク」を選択した。モード選択後はEMSの刺激の強さを、1~50までの50段階で選べる。筆者は「3」でピリピリとした感覚をおぼえ、「20」だと強くわき腹を刺激されるように感じた。さらに徐々にレベルを上げたが、筆者は「35」あたりが刺激の限界だった。人によって刺激の感じ方は異なり、低周波の刺激に慣れていたり、脂肪が厚い人ほど強いレベルでも刺激を感じにくいという。参加者のなかには「7」で限界という人もいれば、最大レベルの「50」でも平気というツワモノも。ちなみに、ES-WB60は低周波に中周波を加えており、通常の低周波だけのEMSと比較すると不快な刺激を与えにくいとのことだ。実際にウォーキングをしてみると、動きに合わせて「ビビビ」という断続的な刺激や、「ビー」と長い刺激などがわき腹に伝わる。あまり広くはない敷地内を数分間歩いただけで、身体はまったく疲れていないにもかかわらず、腹部だけは腹筋運動をしたような疲労感があり「これは効いている」と実感できた。使用時間は1日30分まで。効率的に筋肉を付けるには、毎日使用するよりも1週間に2~3回程度のトレーニングが有効だという。○美しい身体を作るビューティトレーニング定食管理栄養士の臼井氏いわく、美しい身体作りには、運動だけでなく食も重要。そこで、今回のキャンペーンでは、運動後に最適な栄養バランスの「ビューティトレーニング定食」を開発した。今回のイベントではこの定食の試食会も行われた。試食会で提供されたのは、9月28日~11月3日まで発売予定の「秋メニュー」。ビタミンの多い「かぼちゃとスモークサーモンのサラダ」、美容に良いとされるビタミンやミネラル、カルシウムが豊富なアーモンドミルクを使用した「豆腐とキノコのアーモンドミルク煮」、そして、パナソニックビューティのカラーであるピンクをイメージした「蒸し鶏のピンクグレープフルーツソース」は、グレープフルーツに含まれるクエン酸で、疲労回復を促進してくれる。さらに、ご飯には独自ブレンドの「アス米(アスリート米)」を使用。キヌアなどの鉄分や食物繊維が豊富な雑穀をブレンドしている。雑穀をよく噛むと栄養素が吸収されやすくなるため、ご飯はかために炊くなどの工夫をしているという。
2015年09月29日パナソニックは、「ハッキング」や「なりすまし」などの「サイバー攻撃」から低リソース環境のIoT/M2Mデバイスを守るため、従来実装が困難とされてきたパソコン並のセキュリティを実現できる暗号・認証モジュールを開発したと発表した。開発した暗号・認証モジュールは、同社のAVCネットワークス社が開発したもので、同モジュールには決済端末などで実績のある同社独自の暗号実装技術を組み入れ、CPUやROM RAMなどのリソースに使用制約があるIoT/M2Mデバイスでも軽量・高速に動作することを可能としたという。また今回同時に、各種セキュリティ対策のサービス基盤を構築し、2015年10月より順次提供する予定だという。サービス基盤としては、IoT/M2Mデバイスへのなりすまし行為を防止する「端末証明書発行」、未知なるサイバー攻撃を防止する「サイバー攻撃検知・分析」、そしてログ収集や攻撃対策を行う「リモートメンテナンス」を準備する予定。なお、「端末証明書発行」はシマンテックと、「サイバー攻撃検知・分析」に関してはシマンテックなどセキュリティベンダー各社との協業により展開する予定で、同社製品では、"IP-PBX"や"監視カメラ"から展開を図り、将来的には、ネットワークへの接続が増大することが予想される、自動車産業、物理セキュリティ業界、エネルギーマネジメント業界、医療業界等の各種機器に対しても積極的に展開していくという。
2015年09月14日パナソニックは9月9日、水平・垂直の本体形状「キュービックフォルム」を採用したななめドラム洗濯機「Cuble(キューブル)」を発表した。発売は11月上旬。「NA-VG1000」のほか、全3タイプでいずれも価格はオープン。NA-VG1000の推定市場価格は税別290,000円前後だ。Cubleは、サニタリー空間(洗面台まわり)に調和するよう、水平・垂直の本体形状「キュービックフォルム」を採用したドラム式洗濯機。ななめ10°のドラム槽で培ってきた洗浄力・節水性はそのままに、本体形状を曲線から水平垂直の立方体風のデザインに変更している。扉上部に配置された操作部は、電源を入れると表示が浮き出る静電タッチパネル。凹凸のない「フラットフェイス」や、槽内が見やすい「クリアウィンドウ」など、使い勝手も考慮されたデザインになっている。新型バランサーの開発によって、衣類の投入口面積は従来比で約138%にアップ。直径は530mm。投入口最上部を約83mm高く配置し、衣類を出し入れしやすい。洗浄機能では、約15・40・60℃で温度設定可能な「温水機能」、泡立てた洗剤を繊維の奥まで浸透させ、ガンコな汚れを浮かせて落とす「即効泡洗浄」を搭載。乾燥機能では、ヒーター排気式の「低温風パワフル乾燥」を新たに搭載した。室温より約10℃高い低温風を、1分間に約3立法mという大風量でドラム後方から衣類に当て、衣類の縮みや傷み・シワを抑えながら乾かす。自動槽洗浄や「約30℃槽洗浄コース」などの機能も持つ。NA-VG1000L/Rの給・排水ホース含む本体サイズはW639×D665×H1,050mm。質量が72kg。洗濯~乾燥にかかる時間は195分、消費電力量は1,380Wh。カラーはシルバーとノーブルシャンパン。ラインナップは洗濯・脱水容量が10kg、乾燥容量が3kgの「NA-VG1000L/R」(左開き/右開き)のほか、洗濯・脱水容量が7kg、乾燥容量が3kgの「NA-VG700L/R」(同)、洗濯・脱水容量が10kgの「NA-VS1000L/R」(同)の全6機種。推定市場価格はNA-VG1000L/Rが290,000円前後、NA-VG700L/Rが250,000円前後、NA-VS1000L/Rが240,000円前後(価格はいずれも税別だ)。
2015年09月09日パナソニックは9月3日、ドイツ・ベルリンで開催される「IFA2015」での展示概要を明らかにした。「A Better Life, A Better World」をテーマに出展する。IFA2015は、9月4日から9日(現地時間)まで開催される。パナソニックブースのテーマは「A Better Life, A Better World」。「Future Lifestyle」コーナーでは、2018~2020年を想定した「憧れのくらし」を、キッチンとダイニング、リビング、ベッドルームの4つの住空間において提案。映像を表示する時以外は透明になるスクリーンや、カーペットに内蔵された「ラグスピーカー」、バイタルチェックなどもできる「インタラクティブミラー」といったコンセプトモデルが展示される。「Home Entertainment」コーナーでは、パナソニックが欧州で発売する65型有機ELパネル搭載の「TX-65CZ950」をはじめとする4K対応テレビ「VIERA」のラインナップを展示。また、現在開発中の、24型防水ポータブルテレビや、Ultra HD Blu-ray規格対応プレーヤーも参考出展される。このほか、Wi-Fi経由で、家庭内の複数の機器で同時に音楽を再生する「AllPlay」に対応した製品や、ハイレゾ対応製品、ネットワークカメラ「Nubo」などの新製品も展示する。「Imaging」ブースでは、4K動画の記録に対応したミラーレス一眼デジタルカメラ「LUMIX DMC-GX8」や、レンズ一体型デジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ300」、単焦点レンズ「LUMIX G 25mm/F1.7」といったラインナップを展示。ブースではGX8に搭載した6コントロール手ブレ補正システムや、撮影後にフォーカス位置を自由に選択できる開発中の機能「フォーカスセレクト」のデモを実施する予定だ。重さ約45のウェアラブルカメラ「HX-A1H」なども体験できる。「Technics」コーナーでは、ブランド50周年を迎えるにあたって、これまでの歩みを映像で紹介。新開発「ダイレクトドライブモーター」を搭載したアナログターンテーブルの開発試作機も展示。サウンドでもを実施するための試聴ルームも用意する。このほか、「Beauty/Spa」コーナーではプロのスタイリストやスキンケアアドバイザーによる美容家電やナノイー搭載ドライヤーを体験できる展示、「Laundry」コーナーでは汚れを自動検知して最適な洗濯をするAutocare機能のパフォーマンス、「Cooking/Kitchen」コーナーではビルトイン機器やスロージューサーなど最新調理家電を紹介する。特設ステージで辻調理師学校の講師によるIHクッキングヒーターを用いた和食の料理デモも実施。
2015年09月03日パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは9月2日、ストラーダシリーズのSDカーナビゲーション「ストラーダ美優Navi(ビューナビ)」4機種を発表した。発売は10月8日。価格はオープンで、推定市場価格はBDドライブ搭載の「CN-RX02WD」「CN-RX02D」が120,000円前後、DVDドライブ搭載の「CN-RS02WD」「CN-RS02D」が100,000円前後(いずれも税込)。○「CN-RX02WD」CN-RX02WDは、200mm幅ワイド画面を備えるほか、交通情報サービス「VICS WIDE」を標準搭載。リアルタイムのプローブ情報や統計プローブ情報などを利用しルートを探索する「スイテルート案内」により、交通状況の変化に素早く対応できる。さらに、レーン別の渋滞表示により、スムーズな交差点通過を可能にしている。このほか気象警報や災害速報の配信機能を用意し、ゲリラ豪雨や火災などの各種情報をナビ画面に割り込み表示。また、制限速度や標識の内容を音とディスプレイ表示で知らせる「安心運転サポート」機能を備える。ディスプレイは7V型ワイド液晶で、画素数は800×480ドット。タッチパネルは、表示が見やすい静電式を採用している。○「CN-RX02D」CN-RX02Dは、180mm幅の標準コンソールに対応したモデル。ハードウェアボタンの一部が省略されているほかは、CN-RX02WDと同一の機能を持つ。○「CN-RS02WD」CN-RS02WDは、200mm幅のワイドコンソールに対応したDVDドライブ搭載モデル。CN-RX02WDのタッチパネルは静電式だが、CN-RS02WDでは抵抗感圧式を採用している。○「CN-RX02D」CN-RS02Dは、180mm幅の標準コンソールに対応したモデル。ハードウェアボタンの一部が省略されているほかは、CN-RS02WDと同一の機能を持つ。
2015年09月02日パナソニックは9月1日、店舗のレジカウンターに設置されるPOS端末を管理するバックオフィスソフトウェア(BOSW:Back Office Software)を主力商品とするカナダのQuick Service Software(QSS)の株式を51.0%取得し、買収する契約を締結したことを発表した。QSSは、北米におけるファーストフード店などのクイックサービスレストラン(QSR)業界向けBOSWの大手企業で、カナダでは約60%のシェアを持つという。パナソニックは今回の買収により、同社が保有する商材とQSSの店舗管理のBOSWをつなげることで相乗効果を最大限に発揮し、BtoBソリューション事業の非連続な成長を目指すとしている。なお、本買収後も、QSSは現経営陣の指揮の下、引き続きシステムをグローバル市場に提供していくという。
2015年09月02日パナソニックは9月1日、ルームエアコン「Xシリーズ」と「WXシリーズ」を発表した。10月下旬より順次発売する。価格はすべてオープンで、推定市場価格は冷房定格能力によって異なり、Xシリーズが240,000円前後から370,000円前後、WXシリーズが330,000円前後から420,000円前後だ(いずれも税別)。XシリーズとWXシリーズは、「ひと・ものセンサー」や「日射センサー」に加えて、温冷感センサーを搭載したルームエアコン。温冷感センサーでは、人や部屋の温度を同時に測定し、体の表面温度と周囲の温度差から人が発する放熱量を計算する。算出された放熱量を独自のアルゴリズムにより解析し、個人が「暑い」と感じているか「寒い」と感じているかを判断。暖房運転時に「暑い」と感じている人にはひかえめな温風、「寒い」と感じている人には強い温風を届けるといった気流の制御が可能となった。気流を届けるファンには、2014年に発売した「Xシリーズ」と同じ大口径のクロスフローファンと大型フラップを使用しているが、気流制御を見直すことで実感音(SONE値)が2014年モデル「CS-X405C2」と比べて、約1/5に静音化。2枚の大型フラップによって、足もとを約35℃に温める「足元暖房」なども引き続き搭載している。WXシリーズのみ室外機のコンプレッサーから大気中に排出していた熱を蓄熱ユニットに蓄える「エネチャージシステム」を搭載。蓄えられた熱は暖房のエネルギーとして活用できる。霜取り中も暖房を止めることなく運転が可能だ。
2015年09月01日パナソニックは8月28日、衛星電波受信モジュール、ワイヤレスWAN、1周波RTK-GNSS機能を拡張したパナソニック独自の衛星測位技術(特許出願中)を開発したと発表した。環境により、10cm程度の測位が可能だという。RTKは、Real Time Kinematic(相対測位)の略で、測位を行う移動局が受信した衛星電波の搬送波と、既知点から携帯電話や無線を利用して送信されるGPS補正データ(搬送波)を用いて、コード情報ではなく、搬送波の数や位相を用いることで、既知点からの相対位置をリアルタイムに、正確に演算して測位する方式だという。1周波RTKとは、航法衛星から送信される複数の周波数の電波のうち、一般に測位に用いられる2つの周波数電波の1つのみを用いる方式。これまで、1周波RTK-GNSS機能は、膨大な演算を伴うことから、組込系OSが搭載された端末上ではCPU処理性能の制約から1つの測位エンジンしか動作できないため、測位演算終了までに平均10分程度を要していたが、パナソニックは、高性能CPUと豊富なメモリーを搭載した頑丈タブレットPC「TOUGHPAD(タフパッド)」上で動作する「複数の測位エンジンにより時間をずらして順次測位エンジンを追加しながら測位し、最も確からしい測位結果を迅速に導き出すアルゴリズム」を独自開発し、測位演算終了までの時間を平均90秒程度にすることで、実用的なものにした。同社はこの機能を、頑丈タブレットPC「TOUGHPAD(タフパッド)」に搭載し、「高精度測位システム」とした。そして同社では、今年の12月より北海道岩見沢市で、本システムを用いた除排雪作業支援システム実証実験を開始する。測定精度は、市街地の幹線道路環境で約50cm、オープンスカイな水田や農地環境では約10cmだという。これまでの除排雪作業は道路知識を持つ熟練者が作業していたが、除排雪作業支援システムは道路構造部を可視化できるため、道路知識が無い作業者でも除排雪作業が行えるとしている。岩見沢市による実証実験は、積雪が予想される3月まで行う予定だ。同社は同システムを、豪雪地域の各自治体やスマート農業を行う農機メーカーをはじめ、各種ソリューション・ベンダーへ提案していく。
2015年08月29日パナソニックは、スマートフォンと連携するホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」シリーズ5製品を10月中旬に発売する。対応製品を使うことで、ホームセキュリティ、子供・ペットの見守りがスマートフォンから行える。「スマ@ホーム システム」は、屋内カメラ、屋外カメラ、開閉センサー、人感センサー、ホームユニットからなるネットワークシステム。Android 4.0、iOS 7.0以降のAndroid、iOSデバイスに対応し、いずれも専用アプリ「ホームネットワーク」をインストールしたスマートフォンと、Wi-Fi環境が必要になる。屋外カメラは、赤外線LEDを搭載し、昼夜を問わず、自宅前の様子を確認できる。また、内蔵スピーカーやマイクを通じて、カメラに写った人物へスマートフォンを通じて声をかけることも可能。屋内カメラは屋外カメラの特徴に加えて、温度センサー、音センサーを搭載し、これらが反応するとスマートフォンに通知し、映像を送ることができる。開閉センサーは、窓/ドアに取り付け、窓/ドアが開くと、開閉センサーから警戒音が鳴り、近くの人に通知するほか、スマートフォンに通知することもできる。人感センサーは、人や動物の動きを赤外線による温度変化を検知、離れて暮らす両親や子供の安否確認として活用できる。スマートフォンには、センサー反応時、無反応時のいずれの場合も通知設定をすることが可能。ホームユニットは、シリーズ製品の全機器を制御する。屋外カメラ、屋内カメラ利用時の映像、音声の録画が可能になるほか、開閉センサー、人感センサーの利用開始に必要なものとなり、また各機器の登録などに用いる。
2015年08月27日パナソニックは8月26日、自宅の様子をスマートフォンから確認できるホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」を発表した。同日開催の新製品発表会では、新製品の開発背景や、導入のメリットが解説されたほか、実機を使ったデモンストレーションなどが行われた。スマ@ホーム システムは、外出先でもスマートフォンなどから自宅の様子を確認できるシステム。今回発表されたスマ@ホーム システムは、1台の「ホームユニット」と、それに接続するカメラやセンサーといった機器で構成される。ホームユニットが自宅の無線LAN経由でインターネットに接続し、スマートフォンなどへ通知を送る仕組み。家屋や家族構成に応じて機器を組み合わせることで、防犯や見守り用のシステムを比較的安価に、容易な設定で導入できるのが特徴だ。今回発表された第1弾は全部で5製品だが、個々の製品については、こちらの記事を参照のこと。○防犯意識が高まっている発表会の冒頭、パナソニック コンシューマーマーケティング ジャパン本部 本部長の中島幸男氏が壇上に立ち、今回投入する新製品を第1弾として、「ホームセーフティー」「見守り」といったテーマの製品を展開していくと宣言。また、今回の新製品を投入するに至った背景を説明した。パナソニックの調査によれば、セキュリティについて、7割以上の人が何らかの不安を感じており、一般家庭でも防犯意識が高まっていることが明らかとなった。また、総務省の調査では、共稼ぎ世帯が1,000万世帯超、高齢者の単身・二人暮らしが約1,122万世帯という結果も出ている。留守宅や離れて暮らす家族の様子を気がかりに思う人が増加する傾向にあるなか、従来のホームセキュリティシステムや防犯機器は、ランニングコストや設置の難しさがハードルとなって導入が進みにくいというのが現状だ。家の中の様子をスマートフォンで確認できる製品について、設置に対して前向きな回答をした人は6割以上いた。特に、ペットを飼っている人や子育て中の母親、要介護者の同居者では7~8割の人が設置に前向きな回答をしたという。そこでパナソニックでは、家の中を見守るニーズがあると判断。先述したハードルをクリアすべく、導入が容易でランニングコストもあまりかからないスマ@ホーム システムを市場に投入する運びとなった。パナソニックでは、これまでもスマートフォンとつながる家電製品や、家庭内のエネルギー管理システム「スマートHEMS」など、ネットワークを活用した製品を提案してきた。今回のスマ@ホーム システムも、無線LAN(Wi-Fi)やスマートフォンを使用する環境への導入が前提となっており、今後は他の家電製品と接続してコントロールできるようにするなど、事業を拡大していく。パナソニックショップや家電量販店での販売を予定しており、将来はカーショップやペットショップでの展開も期待しているという。発売当初はドアホンの売り場などに置かれることになるだろう。○導入のハードルを低く続いて、コミュニケーション事業担当の南 恭博氏が登壇。スマ@ホーム システムにおいて、ホームユニットと、屋外・屋内カメラや開閉・人感センサーを接続するために採用されているDECT準拠方式の強みや、スマ@ホーム システムのメリットなどについて語った。スマ@ホーム システムのメリットは、大きく分けて3つ。スマートフォン専用アプリから設定するだけという初期設定の容易さ、1.9GHz帯のDECT準拠方式を採用するため、電波干渉が少ないこと、月々の定額費用などが不要で、購入時の費用だけで済むということだ。パナソニックでは、これらのメリットにより、導入のハードルが下がり、ホームセーフティー市場全体を拡大できると予想する。DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)は、世界で広く普及している無線通信方式の一つであり、日本でも海外でも展開しやすい。海外ではすでに販売している「水漏れセンサー」や「ガラス割れセンサー」「屋内サイレン」「スマートプラグ」といった製品は、国内への投入も検討しているそうだ。南氏は、「スマ@ホーム システムをIoT(Internet of Things、モノのインターネット化)の商品として拡充していく」と述べた。今後、国内市場において、2015年度(2014年10月~2015年3月)で約5億円の売上を見込み、2018年度には国内で70~100億円程度を目指す。海外と合わせて、2018年度には400億円弱の売上に伸ばす考えで、中島氏は「次の柱となる事業に育てていきたい」と意気込む。
2015年08月26日パナソニックは8月25日、骨盤まわりから太ももにかけて使用するエアーマッサージャー「骨盤おしりリフレ EW-NA75」を発表した。発売は10月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別25,000円前後だ。EW-NA75は、骨盤まわり、おしり、太ももをケアするエアーマッサージャー。ベルトに内蔵された12個のエアーバッグによって、骨盤まわりを締め付けて下半身をもみほぐす。エアーの力を逃さないよう設計された「X(クロス)サポートライン」、おしりの筋肉を支える「ヒップストッパー」を採用し、下半身をサポートしながらマッサージする。立った姿勢、座った姿勢、横になった姿勢のいずれでも使用可能だ。マッサージプログラムとして、骨盤まわりの「しめつけ」と「もみほぐし」、おしりの「ひきあげ」、太ももの「もみほぐし」の4コースを搭載。マッサージの強さは弱・中・強の3段階から選択できる。肘で押す感覚をイメージして突起を設けた「ほぐしパッド」が2個付属。ほぐしパッドをベルトと身体の間に挟むことで効果的にマッサージできるという。サイズはベルトがW1,310×D30×H290mm、操作器がW50×D52×H170mm、ベルトと操作器を合わせた重量は750g。ベルト対応サイズは巻きつけ周囲約80cm~約110cm。定格消費電力は9W。
2015年08月26日●歩きながらひざ周りの筋肉を鍛えられるパナソニックは、8月21日に筋力トレーニング機器「ひざトレーナー EU-JLM50S-K」を発売する。人間の動作と電気刺激を融合させた「ハイブリッドトレーニング」を行えるという製品だ。発売直前の8月19日には、ひざトレーナーについての技術セミナーが開催された。ひざトレーナーは、主にひざ周りに不安を抱えている高齢者やウォーキング習慣のある人をターゲットとして開発され、「ハイブリッドトレーニング」という運動理論を採用する。ハイブリッドトレーニングとは、動作時に伸びる筋肉(拮抗筋)を電気刺激で収縮させることによって負荷を与え、効率よく鍛えるというもの。ハイブリッドトレーニングは、高齢者のロコモティブシンドローム(※)と宇宙飛行士の筋肉や骨の廃用萎縮についての類似性に着目して考案された。※運動器症候群。日本整形外科学会によれば「運動器の障害による移動機能の低下した状態」のこと。技術セミナーには、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術部門 宇宙飛行士運用技術ユニット 宇宙医学生物学研究グループ 技術領域主幹 主幹研究員 大島博氏、久留米大学医学部整形外科学講座 志波直人主任教授、パナソニック 商品企画部 ヘルシー・アクア商品企画課 課長 川治久邦氏が登壇した。○宇宙飛行士と高齢者に共通の課題大島氏は、宇宙飛行の医学リスクについて紹介したうえで、筋萎縮は高齢者と宇宙飛行士の共通課題だと語る。大島氏によれば、微小重力の宇宙では1日あたり1%の筋萎縮変化が起こる。加齢にともなう筋萎縮は、60歳以後だと1年で2%。つまり、1日の宇宙飛行で、高齢者の半年分と同等の筋萎縮変化が起こることになる。この筋萎縮を防ぐために、宇宙飛行中は運動プログラムが用意され、宇宙飛行士たちは週6日・1日2時間、有酸素運動と筋力運動を行う。これら運動プログラムのためには大がかりな装置が必要だが、より多くの荷物を積み込めるスペースシャトルの退役にともない、大型の装置に代わるような小型かつ有効、継続可能な運動機器が求められているという。○ハイブリッドトレーニングとは続いて、ハイブリッドトレーニングを研究・提唱している志波教授が登壇し、ハイブリッドトレーニングについて紹介した。先述のとおり、ハイブリッドトレーニングとは、動作時に伸びる筋肉(拮抗筋)を電気刺激で収縮させることによって負荷を与え、効率よく鍛えるというもの。志波教授は、加齢が原因のロコモティブシンドロームと、微小重力の空間に身を置く宇宙飛行士の筋骨格系の変化に類似性を見出した。そこで、コンパクトな装置で、重力にかわる運動抵抗を自身の体内で生みだせるハイブリッドトレーニングを考案。伸びようとする筋肉に電気刺激を与えて、あえて収縮させることで、筋肉にかかる負荷を大きくする。これにより、トレーニングの効率がアップするだけでなく、弱い電気刺激で筋肉への負荷を高くできるというメリットもある。航空機を用いた無重力実験や、2009年度国際公募国際宇宙ステーション利用研究における実験などを経て、高齢者を対象とした臨床実験を行ったところ、ハイブリッドトレーニングは高齢者にも効果があることがわかった。そのハイブリッドトレーニングにもとづいたひざトレーナーを1回30分・週3回・12週間使用した場合、ひざを伸ばす力が41.6%、ひざを曲げる力が37.3%アップしたという(パナソニック調べ)。●15個の試作機を経て○歩行動作のセンシングが難しい続いて、川治氏がひざトレーナーについて説明。川治氏によれば、開発で最も苦労したのは歩行動作のセンシングだそうだ。2010年秋に志波教授のもとでハイブリッドトレーニングを試して以降、製品化への道はラクではなかったと語る。結局、15回の試作を経て製品化にこぎつけた。ハイブリッドトレーニングの肝ともいえるのが、電気刺激を与えるタイミングだ。歩行動作をセンシングし、伸びる筋肉に対して電気刺激を与える必要がある。そこで、シニア層に特徴的なすり足や遅い歩行でも正しくセンシングできるよう、シニア層の歩行動作を徹底的に分析。ジャイロセンサーと独自のアルゴリズムを採用したボディモーションセンサーを左右1基ずつ搭載することによって、「歩きながら」のトレーニングが可能となった。ひざトレーナーが電気刺激を与えるのは、太ももの前にある大腿四頭筋と、太ももの後ろにあるハムストリングスといわれる部分。これらの箇所に電極ユニットを貼り付けて使用する。ひざトレーナーは今後、地域に根ざしたパナソニックショップを中心に展開していく。それも、パナソニックが実施する研修を受講した認定店のみとすることで、ていねいなカウンセリングを行いつつ販売する。ひざトレーナー認定店は、発表当初予定していた目標店数1,000店を大きく上回る4,800店となったそうだ(2015年8月19日時点)。
2015年08月19日パナソニックは8月19日、サンドイッチ用の食パンを作れる専用コースを搭載したホームベーカリー「SD-BMT1001」を発表した。発売日は11月1日で、価格はオープン。推定市場価格は税別37,000円前後だ。SD-BMT1001は、「サンドイッチ用食パン」コースを搭載しているのが特徴のホームベーカリー。このコースでは、従来モデル「SD-BMT1000」の食パンとは異なり、水分量を抑えたレシピと新たな調理プログラムを採用した。生地に大きな気泡が発生しにくいため、高さを抑えたパンが焼きあがる。パンの中身(クラム)のきめを細かくすることによって、サンドイッチ用にスライスしやすく、具材もはさみやすい食パンになるという。また、生地にはレーズンやココアなどを混ぜたり練り込んだりすることも可能だ。インバーターモーターの高速回転によって実現した「8分スピード生地」コースも搭載。最高速で生地を練ることで、従来モデルでは約45分かかっていた「ピザ生地」コースを8分に短縮。8分生地コースではピザ生地だけでなく、ナンやあんまん、ぎょうざの皮なども作れる。一般的に、パンの膨らみが小さくなりやすい傾向がある国産小麦を使用できるレシピを開発。国産小麦を使用できるのはパン・ド・ミ、食パン、早焼き食パン、全粒粉パン(30%)、パン生地、ピザ生地、8分スピード生地(クリスピーピザ生地、あんまん生地)、クイックブレッドの8種類で、国産小麦特有のもちもち感を味わえるという。SD-BMT1001で焼き上げ可能なパンのサイズは1斤。搭載メニュー数は36種類。本体サイズはW24.1×D30.4×H34.7cm、重量は5.6kgだ。消費電力は430W。カラーはブラウン。
2015年08月19日パナソニックは8月4日、アイマスク型の「目もとエステ(ビューティタイプ) EH-SW54」と「目もとエステ(リフレタイプ) EH-SW31」を発表した。発売は11月1日で、価格はオープン。「目もとエステ」シリーズは、温スチームで目もとをケアするエステ機器。スチームと強弱のあるリズムタッチで目もとをマッサージするビューティタイプと、温感スチームに特化したリフレタイプを用意する。EH-SW54には、アロマ機能を追加。アロマタブレット(別売)を本体に差し込んでボタンをセットすることで、好きな香りを楽しめる。香りは「真正ラベンダー」(EH-4S11)と「ベルガモット」(EH-4S12)、「ゼラニウム」(EH-4S13)から選べる。アロマタブレット(4個入り)の希望小売価格は税別2,500円。EH-SW31は「アイホール集中スチーム」で目もとを温める。約42℃の「高」、約40℃の「中」、約38℃の「低」の3段階から温度を選択可能だ。本体サイズと重量は、EH-SW54がW14.1×D10.4×H6cm/190g、EH-SW31がW14.1×D8.4×H6.2cm/135g。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大で約2回の使用が可能だ(1回あたりの運転時間は約12分)。EH-SW54にはお試し用のアロマタブレットが付属する。
2015年08月05日パナソニックは8月3日、ICレコーダー「RR-XS460」「RR-XS360」「RR-US330」を発表した。RR-XS460とRR-XS360は10月15日発売で、RR-US330は9月17日発売。価格はいずれもオープン。推定市場価格(税別)は、RR-XS460が10,000円前後、RR-XS360が8,000円前後、RR-US330が6,000円前後。○前方正面の音を強調して録音できるICレコーダーRR-XS460とRR-XS360は、ステレオ録音に対応したICレコーダーだ。前方正面の音を強調して録音する「センター強調クリアズーム録音」を装備。通常の「ステレオ録音モード」とワンタッチで切り替えることが可能だ。センター強調クリアズーム録音は講義やインタビューなどの録音に、ステレオ録音モードは会議などの録音に適している。また、会話や講義など、目的にマッチした録音設定をプリセットした「録音シーンセレクト」機能も搭載している。2機種とも内蔵メモリは4GB。44.1kHz/16bitのPCM形式と、MP3形式での録音に対応する。44.1kHz/16biiのPCMで録音した場合は約6時間、128kbpsのMP3(ステレオ)で録音した場合は約66.5時間、8kbpsのMP3(モノラル)で録音した場合は約1,069時間の音声データを保存できる。電源は単4形電池×1本で、RR-XS460はNi-MH充電池にも対応している。本体にUSBコネクタを備え、USBケーブルを使わずにパソコンと接続できる「USBダイレクト接続」を採用した。○再生時のノイズキャンセル機能を搭載したモノラルICレコーダーRR-US330は、モノラル録音専用のICレコーダー。小さな音と大きな音をバランスよく調整して記録する「音声レベル自動調整」機能や、再生時に周期性のある雑音(エアコンの音など)を減らす「ノイズキャンセル」を装備している。内蔵メモリは2GBで、録音モードはXPモノラル、LPモノラル、SLPモノラルの3種類。XPモノラルでは約22時間、LPモノラルでは約44時間、SLPモノラルでは約133時間の音声データを保存できる。「USBダイレクト接続」、「録音シーンセレクト」機能も搭載している。電源は単4形電池×1。本体サイズはW37.5×D15.7×H107.5mmで、質量は約50g(電池含む)。
2015年08月03日パナソニックは7月29日、デジタルハイビジョン液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」の「C305シリーズ」を発表した。ラインアップは、50型「TH-50C305」、42型「TH-42C305」、32型「TH-32C305」、24型「TH-24C305」、19型「TH-19C305」の5モデル。発売は、50型が10月23日で、他の4モデルは8月21日。価格はオープンで、推定市場価格は50型が130,000円前後、42型が95,000円前後、32型が58,000円前後、24型が45,000円前後、19型が37,000円前後(いずれも税別)。C305シリーズは、地上/BS/110°CSデジタルチューナーを1基内蔵した液晶テレビ。USB HDDへの録画機能を搭載している。今回新たに「お部屋ジャンプリンク」機能を採用しており、同機能に対応したVIERAやDIGAの録画データを、ホームネットワーク経由で視聴できる。「放送転送機能」を持つVIERAやDIGAと組み合わせると、現在放送中の番組をホームネットワーク経由で視聴することも可能。アンテナコンセントのない部屋でもテレビ放送を楽しめる。50型「TH-50C305」と42型「TH-42C305」には1,920×1,080ドットのフルハイビジョンパネルを採用。他の3モデルは1,366×768画素のハイビジョンパネルだ。また、42型「TH-42C305」と32型「TH-32C305」には、視野角が広いIPSパネルを採用している。
2015年07月29日パナソニック エコソリューションズ社 エイジフリービジネスユニット傘下のパナソニック コムハートは7月27日、サービス付き高齢者向け住宅の首都圏初進出拠点となる「エイジフリーハウス川崎登戸を9月1日にオープンすると発表した。「エイジフリーハウス」は、パナソニックグループの住宅設備や電気製品、介護施設や介護サービスのノウハウを生かした住まい。同じ建物内に地域密着型の介護保険サービスである小規模多機能型居宅介護事業所「エイジフリー小規模多機能ケア川崎登戸」を併設する。これにより、介護が必要となった高齢者が、住み慣れた家、地域での生活を継続することができるように、「通い」「泊まり」「訪問」の3つのサービスを組み合わせた在宅介護サービスを、ケアプランに基づいて定額制で24時間365日受けることが可能。さらに、「エイジフリーハウス川崎登戸」は、パナソニック コムハートとして初めて、パナソニックグループの住宅会社であるパナホームがオーナー開発・設計・施工を担当し、長年にわたる高齢者住宅・介護福祉施設建築のノウハウを活用しているという。パナソニック コムハートは、近畿エリアで13拠点を既にオープンしているが、「エイジフリーハウス川崎登戸」は首都圏へ初進出となる。
2015年07月28日パナソニックは7月22日、首かけタイプのLEDライト「BF-AF10」のバリエーションモデルとして、日本を代表する絵画や風景などをモチーフにした「キラリJAPAN」シリーズを発表した。発売は8月29日。価格はオープンで、推定市場価格は1,500円前後(税別)。BF-AF10は、首にかけて、手元や足元を照らす軽量のネックライト。夜間のウォーキングやランニング、ペットの散歩などの際に役立つ。キラリJAPANシリーズの絵柄は、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴」、山下清の「長岡の花火」、「雷門」「風神雷神」「桜」「竹」「くまモン」「エボルタくん」の全9タイプだ。電源はコイン型リチウム電池のCR2032×2。本体サイズは約W30×D26×H50mmで、ネックホルダーは約φ215mm。質量は約40g(電池含む)。
2015年07月23日パナソニックは22日、サイクロン掃除機への本音をTwitterで投稿するキャンペーン「あなたの#サイク論を大募集」を開始した。Twitterの公開アカウントを持つユーザーが対象となる。実施期間は8月25日17時まで。TwitterでPanasonic Japan公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#サイク論」をつけてツイートしたユーザーの中から、抽選で100名にイラストレーター・小山健さんのオリジナルTシャツが当たるキャンペーン。期間中は何度でも応募できる。
2015年07月23日