家庭ごみを少なくするためにエコバッグを持参したり、リサイクルをすることは当たり前の時代に。1つ1つは小さなことかもしれないけれど、みんなが気をつければその影響は大きなものに。ママたちが普段気をつけているごみの削減ポイントについて調査しました。Q.家庭ごみを減らす工夫、どうしてる?1.レジ袋はもらわない 23.3%2.詰め替え用がある製品を買う 50.7%3.食べ残しなど、食品ごみをなくす 12.9%4.その他 3.5%5.特にしていない 9.6%詰め替え用の製品を買う人は半数以上。みなさん、分別やリサイクルなどごみを減らす意識しているようです。まだやってないという人は、続けられるものからはじめてみましょう。■エコバッグはもはや常識!コメントでもっとも多かったのがエコバッグの携帯。最近では可愛いものもたくさんありますので、気分に合わせて持ち替えるのもOK。また、ポイントをもらえるスーパーもあるので習慣化した人も。「エコバックは常に携帯!またできるだけ詰め替え品を購入し、ごみを削減!生ゴミはしっかり水気を切るのは基本ですね」(茨城県 40代女性)「コンビニへ行くときもマイバッグを持っていきます」(茨城県 40代女性)「レジ袋はもらいません。エコバッグ持参でポイントもたまるし」(千葉県 40代女性) ■リサイクルで多かったのは紙類!意外にも大量でおどろいた牛乳パックやペットボトルはスーパーで集めていたりすることも。毎日行く場所にあるのがいいですね。紙類が減るだけで、燃えるゴミがけっこう少なくなるって知ってましたか?「牛乳パック、ペットボトル、アルミ缶などリサイクルできるものは、近くのスーパーにリサイクルスペースがあるので持っていきます」(千葉県 40代女性)「お菓子の箱などを雑紙として小学校の収集ボックスへ入れるようにしています」(千葉県 30代女性)「商品パッケージの紙はしっかり集めてリサイクルに出しはじめたら、毎週けっこうな量になり、今まで気にしなかったのを反省しました」(千葉県 40代女性)■生ゴミは出さない!そして家庭で再利用野菜の皮は捨てずに食べるという人もかなりいました。皮つきのままのほうが調理がラク、きんぴらにすればおいしいなどの意見も。また、家庭用のごみ処理機を使っているという人も。「にんじん、じゃがいもなどの野菜の皮に栄養があると思って皮をむかずに調理」(千葉県 30代女性)「生ゴミを腐葉土や堆肥に変えて、庭やベランダの植物を育てています。1300円くらいのペールに生ゴミを入れ、ボカシという粉をかけ、溜まったら土かプランターにいれ、腐葉土にします。これでごみがかなり減りました」(神奈川県 30代女性)Q.家庭ごみを減らす工夫、どうしてる?集計期間:2016.06.02〜2016.06.09アンケート回答数:9715件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月04日2000年以降、生涯未婚率が急増している日本。結婚した人はどれくらいの交際期間を経て結婚にいたったのでしょうか? 調査の結果、数値だけでなく、多くのコメントから結婚相手として押さえるべきポイントもわかりました。Q.パートナーとどのくらいの交際期間で結婚した?1.半年未満 11.4%2.半年〜1年未満 18.8%3.1年〜3年未満 37.1%4.3年〜5年未満 15.8%5.5年以上 16.9%ボリュームゾーンは1年〜3年未満。結婚するにあたってお互いを知るのに必要な期間であり、いわゆる「永すぎた春」にならないという意味では納得の交際期間と言えそうです。とはいえ、恋愛は人それぞれ。電撃結婚から計画的な結婚までタイプ別に見てみましょう。■まさに運命!この人だってビビッときた彼氏がいてもビビッと来たんだから仕方ない! なかには中学時代の予感が的中したという人も。「旦那と出会ったことで8年付き合っていた彼氏と別れ、出会って8ヶ月で同棲して、その後1年後に入籍、すぐに妊娠して双子が生まれました。双子ももう5年生になります。いまだにバタバタした日々ですが幸せです」(神奈川県 40代女性)「付き合って3ヶ月で親に挨拶をしに行きました。何より一緒にいて飾らなくてよくてラクで楽しいからです」(愛媛県 40代女性)「中学時代に出会って12年後から交際、それから5年ほどで結婚に至りました。結婚して10年ですが、ビビッと来たあの瞬間の予感的中! 結婚してよかった」(茨城県 40代女性) ■長期戦派は計画的な人が多数長く付き合って結婚した人は、結婚に向けて計画的にすすめていた人が多いよう。いつの間にか10年以上過ぎていたなんて、結婚生活においては幸せの象徴かもしれません。「私は8年付き合って結婚しました。しっかり計画を立てて、親に負担をかけないように式を挙げて、そしてマイホームも購入しました。8年間二人で貯金をしたから今日があります」(岐阜県 40代女性)「予定通り25歳で結婚、27歳で一人目出産、30歳で2人目出産」(愛知県 30代女性)「なんと13年!高校の同級生でした。結婚当初から新婚気分もなくいつの間にか17年が過ぎています。空気みたいな存在です」(三重県 40代女性)■2回目の結婚で幸せになった人もシングルマザーも多い今の時代。子育てで忙しい中、気づいたら身近にいた人がよきパートナーになっていたという人もいます。「今の旦那は良き相談相手でした。なので、旦那から結婚前提で付き合ってと言われた時にはさすがに考えました。それは、私がバツイチで2人の子持ちだったから。でも、子どもの理解もあり今があります。再婚して2人の子どもにも恵まれ11年が経ちます」(千葉県 40代女性)Q.パートナーとどのくらいの交際期間で結婚した?集計期間:2016.06.06〜2016.06.20アンケート回答数:10370件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月03日お弁当作りに欠かせないのが冷凍食品。毎日のことですし、とくに働いているママにとっては強い味方です。でもちょっとだけ罪悪感もあったり……。さて、実際ママたちはどれくらい冷凍食品を使っているのでしょうか? Q.お弁当に冷凍食品、どのくらい入れている?1.1品 32.4%2.2〜3品 46.0%3.4品以上 6.4%4.入れていない 13.0%5.お弁当を作らない 2.3%約半数の人が2〜3品を入れているようです。1品という人も入れると、8割近くの人がお弁当作りのときに冷凍食品にお世話になっていることがわかりました。では、どんな冷凍食品が人気なのでしょうか?■これが我が家の人気の冷凍食品お弁当は子どもにとっても楽しみなもの。隙間を埋めるいろどりおかずを入れたり、作るのが大変な揚げものなどが人気のようです。「娘が小さいカップのグラタンの冷凍食品が大好きで、それを入れるとお弁当を残さず食べてくれるのでよく入れています」(東京都 30代女性)「隙間なくつめたいのと、保冷剤がわりにシュウマイや枝豆、冷めてもかたくなりにくいから揚げを使っています」(神奈川県 40代女性)「いろどりもさることながら、今はおいしくなりました。『エビ寄せフライ』と『白身 タルタル』は常備品。子どもも大好きです」(神奈川県 40代女性) ■とにかく時短!忙しいママたちの強い味方です幼稚園のころは小さかったお弁当箱も、中学生や高校生になるとその面影はなし。男の子だと2リットルのお弁当箱なんていうことも。どうやって埋めたらいいのか、頭を抱えることに。「何作って入れようって考えている間に、チンって簡単に隙間がうまっちゃって。便利よね、やっぱり」(茨城県 40代女性)「毎回入れています。ホント、男の子の弁当はデカすぎ。2リットルの弁当を埋めるためには欠かせませんよ〜」(神奈川県 40代女性)「昔は冷凍ものはダメ!と思っていましたが、最近はビタミンなど考えられて作られていると聞いたので使っています。国産かは確かめて買うようにしています」(千葉県 40代女性)「冷凍食品さまさまです」(神奈川県 50代女性)■冷凍食品はまったく使わない使わない人も自家製の冷凍食品を入れている人もいました。冷凍食品をいれてもいれなくても、空っぽのお弁当箱で戻ってくることが、ママはいちばんうれしいようです。「入れたことありません。子どもは2人とも冷食を食べてくれません。たまには使いたいのですが、いつもきれいに食べてくれるので、手作り頑張っています」(茨城県 40代女性)「自家製のひじきや切り干し大根、かぼちゃ煮などをお弁当用のシリコンカップに小分けして、冷凍しているものを入れます」(愛知県 40代女性)Q.【リクエスト】お弁当に冷凍食品、どのくらい入れている?集計期間:2016.05.27〜2016.06.10アンケート回答数:12142件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月30日ママのみなさん、パパに言われた悪気のないひと言で「カチン」ときてしまったことはありませんか?そんなつもりじゃないことはわかっているけれど、その言い方は許せない! 言われた時こう反撃した! 今回はそんなひと言をクローズアップしてみました。 ■家事をしてると「●●しようか?」と言ってくるきっと「何か手伝ってあげたいな」と良心的に言ってくれているのだと思いますが、そのひと言に「他人事」を感じてカチンとくるケース。「え? それって私の仕事だっけ?」そもそもそれってあなたの仕事でもあるんですけど…。早く気付いていただきたいものです。 ■ご飯のリクエストを聞いたら「テキトーなものでいいよ」これは本当に多く見受けられる地雷です。家事において料理パートを担当するのは女性のパターンがほとんどですが、ご飯のリクエストを聞かれて「テキトーなものでいい」と答えられることにカチンとくるのです。テキトーなご飯て何? いかにもいつもテキトーみたいに聞こえませんか? 「今日はテキトーなもので済ましちゃった」とよく言いますが、このセリフを使っていいのは女性だけ。食べる方は、「テキトー」なご飯などこの世にないことを肝に銘じてほしいですね。 ■忙しそうにしていると「時短勤務じゃん」とひと言家事に育児に怒涛の毎日を頑張るワーママ。保育園の送迎に仕事、家に帰っても家事、となかなか休める時がありません。そんなママに「時短勤務なんだから」と、とんでもないひと言を! つまり時短だから暇って言いたいの? その分時間があるのだから、育児も家事もできるでしょって?先日こう言われて、「家事育児に”終わり”があるなら苦労することなんてないんだけど。」と一発かましてやったところです。 ■体調の不調を訴えると「病院に行きなよ」「子どもにうつすなよ」具合悪いなら病院に行った方がいいなんて誰にでもわかること。でも子どもがいる家庭だと、これにさらにひと言追加。「子どもにうつすなよ」はまさに地雷。私の友人は「じゃあ完治するまで実家に帰るね」と笑顔で出ていき反撃。結果何もできないパパが半泣きで迎えにいくという事態に。いやいや、いじわるとかじゃなくて。「うつすなよ」って言われても一体どうすればいいの? これこそ本当の意味で「余計なひと言」。隔離していたってインフルエンザになることもあります。 ■話していると「女ってそうだよね~」とまとめる夫婦の会話の中、ママ友の話題になることも多々あるはず。今日の出来事、会話の内容、たわいもないことを話しているときに「ほんと女ってそうだよね~」と、ひと言で返される。「そう」って何? 男性の立場から女性を語られることほど腹の立つことはありません。そんな ひと言で片づけられるなら、もうあなたにママ友の話題はしません!男性陣には申し訳ないですが、ここは何か思ったとしても黙ってうなずいてください。 いかがでしょうか。例え契(ちぎり)を交わした夫婦と言っても、ともに生活をしているのですから、ひと言ひと言に小さな配慮が必要ですよね。お互いに「気を遣わなくていい仲」ではなく、「自然に気が遣える仲」であってほしいものです。
2016年09月29日今や子どもの生活で切っても切りはなせないゲーム。自分たちは親世代に「ゲームはダメ!」と頭ごなしに言われてきたかもしれませんが、今ではゲーマー世代が親に。楽しさを知っているだけに、子どもにどんなルールを作るべきか、頭を悩ませている親が続出しています。Q.お子さまのゲーム時間、どれくらい?1.30分未満 13.1%2.30分以上1時間未満 28.2%3.1時間以上1時間30分未満 23.1%4.1時間30分以上 25.4%5.ゲームをしない・その他 10.1%1回のゲーム時間について調査したところ、「30分以上1時間未満」「1時間以上1時間30分未満」「1時間30分以上」がほぼ同じ割合に。多くのママたちがゲームとの付き合い方について迷っているようです。■制限をしなければずっとやってしまう怖さ子どもにとっては中毒性のあるゲーム。親がルールや制限をもうけなければずっとやり続けてしまうのが現実です。「ほっておいたら何時間でもやっています。困っています。」(美付県 40代女性)「ゲームをするときの決まりはありますが、時間を見て声かけをしないと夢中になっているのでいつまでもやっているので難しいですね」(茨城県 40代女性)「外食に行くと家族で座っている中に子どもがゲームに夢中になっている姿をよく見かけます。ここまで持ってこなくでもよくない?と端から見て思うのですが。そのうち欲しがるのかと思うと、そのときが怖い気がします」(千葉県 40代女性) ■ルールは家庭でそれぞれ。時間以外の考え方も単純に時間で決めるというだけでなく、やるべきことが終わっていればOKという考えも。子どもとゲームのルールについて話し合ってみるのも効果的なようです。「うちでは小学生の子には宿題や支度がしっかり終わったら夕方5時までならOKとしています」(神奈川県 50代女性)「うちも暇さえあればしていました。でも、時間をお互いで決めてから守れないときには1週間没収しました。そうしたら最近では守れるようになってきました。一方的に決めるより、一緒にルールを決めるといいかもしれません」(大阪府 40代女性)「自分がゲーム世代なのでゲームの楽しさも知っているため、子どもに強くは言えません。メリハリがつくようにやらせてあげています。ガミガミ言うのは逆効果なので、やることをちゃんとやったらゲームもさせてあげています」(千葉県 30代女性)■IT関係者にはゲーマーが多い!?IT企業がこれだけ成長しており、小学校でのプログラミングの必修化も目前の今、ゲームを全くさせないというのも時代錯誤かも。将来役に立つこともあるのかもしれません。「IT関係にお勤めの友人が『周りの人はみんな小さいころからゲームしてばっかりだった人たち』という話を聞いてから少しゆるくなりました」(鳥取県 40代女性)Q.お子さまのゲーム時間、どれくらい?集計期間:2016.05.19〜2016.05.26アンケート回答数:11154件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月29日しつけの中でも食事中のマナーは厳しくしているという人が多数いました。その理由は、自分が大人になってから困った経験があったり、もしくは周りの大人で食べ方が気になる人を見たことがあるから。最近のパパやママが、どれくらい子ども食事のしつけについて厳しくしているかをみてみましょう。Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?1.箸づかい 22.5%2.姿勢やひじをつかせない 57.0%3.口の中にものを入れながら話さない 9.2%4.嫌いなものを残さない 7.1%5.その他・特にない 4.2%食事のマナーで一番意識してしつけをしたことの1位は「姿勢やひじをつかせない」に。毎日のことなので小さいうちから習慣づけたいと、ママたちの熱い声が集まりました。■食事のマナーがよくない大人になってほしくない厳しくしつけていると答えた人は、身近な人や今まで出会った人の中に、食事のマナーが良くなかった人がいるようです。あの人のようにはなってほしくない…という思いが、子どものしつけにつながっているようです。「会社の食堂で男性上司と一緒になるとき、マナーが良くない食べ方をみると本当にガッカリします。そういったマナーを周りの人たちはとても見ています。しつけは大切だと思います」(福島県 40代女性)「姿勢は一番に注意しますね。他には、手を添える、音を立てない、立ち上がらない。基本かと思います」(茨城県 40代女性)「小さい頃からしつけないと大人になってから子どもが恥ずかしい思いをすると思います」(静岡県 40代女性) ■日本人ならお箸をきれいに使える人に箸を使うということに日本人らしさや、日本の文化を重ね合わせているようです。大きくなってから直すのはなかなか難しいので、最初に覚えるときがカギになりそうです。「どれも大切ですが、日本人ですからまずは箸をきれいに持つことです。箸がきれいに使えれば、ひじをつくこともありません。高校生になりましたが、クラスの友だちで箸をきれいに使える人が少ないといいます。『フォークやスプーンじゃないんだよ。カッコ悪いよな〜』とつぶやいています。」(神奈川県 50代女性)「日本人ですから、まずは、お箸を正しく持ち、使えるようにさせました」(神奈川県 40代女性)■親の姿を見て自然に身につくもの注意することも必要ですが、親の姿を見て子どもは育つもの。まずは、正しいマナーで親が食事をすることが大切。もう一度、自分自身の食事のマナーについて見直してみましょう。「我が家は特に厳しくしつけることはありませんでした。親を見てなのか、箸の持ち方や食べ方が自然と上手に食べるようになりました。主人も私も好き嫌いなくおいしく食べているので、ほとんどないです」(茨城県 40代女性)Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?集計期間:2016.05.06〜2016.05.20アンケート回答数:9274件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月28日塾といえば、一昔前は高校生が大学受験のために行くものがメインでした。ところが今では低年齢化しているようです。もっとも塾に行っているのは中学生。そして、驚くことに小学1年生でも20%の子どもが塾に通っていることがわかりました。Q.現在、子どもを塾に行かせていますか?1.行かせている 31.5%2.行かせていない 68.5%子どもの年齢に関係なく全体としてみると、3割の子どもが塾に行っているという結果になりました。3人のうち2人が塾に行っていないことになります。では、小学生・中学生・高校生別だとどうなるのでしょうか?■なんと小1でも20%が塾に行っていた!小学1年生でも塾に行っている子どもが20.5%も。小学生全体では27.1%が塾に通っていることがわかりました。学年による急激な増加は見られず、1年生から6年生まで一定数が塾通いをしているというのが、今どきの小学生のようです。通っていない人の多くの意見は、「学校の勉強で十分」「まだ早いと思う」というものでした。「出来るという自信を持たせたい。それによって、学校での授業も余裕をもって受けられると思うから」(福島県 40代女性)「英語の塾に行かせてます。これから授業に英語が入るので、早めに英語を習わせました」(埼玉県 30代女性)「両親共働きで送迎困難なため、本人が通いたい意志もないためいかせていない」(岩手県 30代女性)■中学生になると約半数が塾通い高校受験が目の前に立ちはだかる中学生時代は約半数の51.8%が塾に通っており、世代別にみてもっとも塾に通う子どもが多いことがわかりました。学力を上げるということだけでなく、入試情報や、受験対策として塾にメリットを感じているようです。「今の高校入試が自分たちの時と全然違うので偏差値や対策を知るために必須だと考えてます」(神奈川県 40代女性)「受験生なのに勉強に対する頑張りどころか危機感がまるでないので、頑張っているお友達の頑張りが刺激になるといいなと思った。」(千葉県 50代女性)「本人の自己診断で勉強に付いていけなくなった時か、成績が目に見えて落ちてきたら考え様と思ってます」(埼玉県 50代女性)■意外!高校生の塾通いは3割に高校生になると塾通いは一気に減って29.9%まで減少。子どもの意思が優先されるようで、やる気がある子は通っているが、やる気がない子に通わせても無駄ということも。「行かせても効果がないから。結局のところ子供のやる気次第なので、やる気のないものにお金を出しても無駄」(千葉県 40代女性)「行かせていた塾が中学生までの塾だったので、高校受験が終わって、そのまま塾は卒業。高校では義務教育ではないので、本人の頑張りに任せますが、塾代が高くて、もう塾はこりごりと思っています」(神奈川県 30代女性)勉強の習慣づけや受験情報など塾に通うことのメリットを感じつつ、金銭的な理由で通わせていないという人が多数いました。必ず希望校に合格できるという保証がない中で、塾代にどこまでお金をかけられるかはかなり難しい問題です。Q.現在、子どもを塾に行かせていますか?集計期間:2016.08.30〜2016.09.06アンケート回答数:6578件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月26日早寝早起きがいいということはわかっていても、なかなか理想の時間に寝かせられないですよね。仕事をしていたり、上の子の習い事があったり……。そこで、今どきの子どもの就寝時間について調査してみました。Q.お子さまの就寝時間、何時?1.8〜9時 23.5%2.9〜10時 42.8%3.10〜11時 20.8%4.11時以降 11.7%5.その他 1.2%一番のボニュームゾーンは9〜10時。調査の結果を見ると、理想は9時就寝。でも実際は9時に布団に入って、10時までには寝ているという人が多いようです。■子どもは早寝早起きがやっぱり基本子どもの年齢によって就寝時間は変わってくると思いますが、小学生であれば9時には寝たいところ。小さいころからの生活習慣が基本となるので、幼児期から親が就寝環境を整えておいたほうがいいですね。「小2の息子と布団に入ってからの会話を大切にしています。9時前に布団に入って、9時頃には自然に眠れるように心がけています」(茨城県 40代女性)「幼稚園に入ってから小学校二年生の今まで就寝時間は8時です。5年もそんな生活をしているので、時計をみて8時までに寝る支度を自らしています。見たいテレビは録画して時間があるときに見ています」(茨城県 30代女性) ■下の子は上の子に引きずられて遅くなりがちに兄弟がいる場合、下の子の就寝時間が遅い傾向に。上の子の塾や習い事などで夕飯が遅くなり、その影響で寝る時間も遅くなってしまうようです。歳の差が離れるほどとその傾向も強まります。「高校生、中学生、小学生なので、どうしても上の二人が学校、塾でおそくなり、下の子まで寝るのが10〜11時にぐらいになってしまいます」(大阪府 40代女性)「習い事をしていると、ご飯も就寝もおそくなります。上の子の送迎などで遅くなると、下の子も必然的に就寝が遅く……。もっと早く寝かせたいんですが」(茨城県 30代女性)■共働きで10時間睡眠は正直厳しい小学生の理想の睡眠時間は10時間。とはいえ共働きの場合、仕事から帰ってきて、夕食とお風呂に入れるだけでも9時就寝がギリギリです。朝6時半起きとなると睡眠時間は9時間半。理想の10時間睡眠には惜しくも届かないというのが現実。「だいたい21時就寝、6時半起きというところです。共働きですと、さすがに10時間以上睡眠をとらせるのは難しいでしょう。だいたい8〜9時間だと思います」(神奈川県 40代男性)Q.お子さまの就寝時間、何時?集計期間:2016.05.05〜2016.05.12アンケート回答数:15428件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月23日私たちが子どものころはほとんどの学校が秋に運動会を行っていましたが、今では春に行う学校も増えてきています。熱中症なりにくいのは春? 思い出に残るのは秋? そこでママとパパに緊急調査をしました。子どもの運動会、春と秋どっちがいいですか?Q.運動会は春と秋、どちらが良いと思う?1.春 38.1%2.秋 52.0%3.わからない・どちらとも言えない 9.9%「運動会は秋がいい」という人がやや多い結果に。やはり、自分の子どものころや体育の日のイメージからでしょうか。王道の秋派と時流の春派に分かれる結果となりました。■暑いの中での練習で体調不良が続出?春派の意見は、夏休み明けの残暑厳しい中での練習が大変そうというもの。気象庁のデータによると、東京における9月の平均気温は2000〜2015年の平均で24.3℃。5月は19.3℃なので、やはり練習期間としては秋の運動会のほうが暑いことは確かなようです。「春は進学、入学と落ち着く間はないけど、今の時代、秋は暑すぎる!夏休み明けてすぐに1日外で練習、毎日数人具合悪くなって倒れる人もいるとの事。明日はうちの子かと心配しています」(千葉県 30代女性)「どちらも経験があり、どっちにしても練習期間は変わらなかったのですが、秋は残暑厳しすぎて練習中や本番でも途中で体調を崩す子が春よりも多かったですし、年配の方専用の絵tんとがあるとはいえ秋開催だとやはり熱中症になるお年寄りの方もいたので、それを思うと春開催がいいです」(埼玉県 40代女性) ■練習の成果を発揮するにはやっぱり秋!練習時間も充分にあり、クラスの結束力も高まるから秋の運動会がいいという親が多数。やはり1年に1度の運動会ですので、子どもの成長が見たいというのが親心なのかもしれません。「春だと一年生が対応出来ずにかわいそう。他の学年も新しいクラスで慣れていないのに無理やりなかんじがあり、やっぱり秋かな。と思います」(東京都 40代女性)「小学校は春ですが、5月末に運動会なので、新学年になったばかりで、すぐGWがありほとんど練習時間もありません。毎日2〜3時間の練習。今は5月でも気温が高く詰め込み過ぎの練習に体調管理が大変です。秋の開催ならもう少し余裕のある練習が出来ると思うので秋がいいと思います」(千葉県 40代女性)「小学校教諭です。春でも暑い時には急に暑く、体が慣れていないせいか熱中症になりやすい気がします。秋は準備の時間が長くとれるので、より完成度の高い演技もみどころではないでしょうか」(神奈川県 40代女性)■気温だけなら9月じゃなくて10月が希望天候だけのことを言えば、9月下旬よりも10月上旬にとの声もありました。気温だけでなく、台風の影響も少なくなりますね。「クラスにもなれてきた秋がいいと思います。うちの学校は秋に運動会をしますが、だいたい9月初旬にありまだ暑いので、出来れば10月開催がいいです」(鳥取県 40代女性)「うちの学校は9月開催なんですが、もう少し涼しくなった10月くらいにして欲しいです。9月もまだまだ暑くて、夏休み終わってすぐなので練習時間も短い気がします」(三重県 40代女性)Q.運動会は春と秋、どちらが良いと思う?集計期間:2016.**.**〜2016.09.06アンケート回答数:12664件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月22日子どもの人気職業にユーチューバーが挙がる今、あなたは自分のお子さんの将来の夢を知っていますか? 子どもの夢を知ることは、親としてもうれしいこと。そのために今できることって何かなと一緒に考えるいい機会にもなりそうですね。Q.お子さまの将来の夢、聞いてる?1.定期的に話し合っている 25.3%2.機会があった時だけ話し合う 50.9%3.将来の夢は知っているが話し合わない 13.2%4.わからない・どちらとも言えない 8.6%5.その他 2.0%話し合っている親子が、76.2%と大多数を占める結果に。子どもの夢やなりたい職業を聞いてサポートしてあげたいというパパやママの気持ちが伺えます。■親として子どもの夢を聞くのは楽しい小さいころから夢の話を聞いていると、その変化に子ども成長を感じられることもあります。また、夢がずっと変わらなくてほほえましく感じたり、たとえ夢がなくても親子のいいコミュニケーションの時間になりそうです。「上の子は小さい時は保育士だったけど、今は美容師になりたいみたいで家で自分の髪をセットして楽しんでます!下の子は警察官になりたいと言ってます!大きくなるにつれてもしかしたら夢は変わるかもしれないど、親として子供の夢を応援してあげたいなって思います。」(神奈川県 30代女性)「のんびりした子なので、まだ具体的な目標はないみたいです。ただ、自然とか科学に興味を示すので、そういった方面の職業とか、学校とかをたまに教えてあげています。憧れの人はさかなクンだそうです」(神奈川県 40代女性) ■否定せずに応援するのが親の役目自分が子どものころ、親に夢を否定されたことがある人もいるのではないでしょうか? 「どんな夢であっても応援してサポートしたい」いまどきの親はそう思っているようです。「私は自分の親からなりたい夢を話す度に、あれはダメこれはダメと否定され続け育ち、結局夢がなくなってしまい、何もないまま主婦になってしまったので、子どもたちが描く将来は否定しないようにしています」(神奈川県 30代女性)「親がこうなってほしいという希望を押し付けるのではなく、子どもの人生ですからやりたいことができるようサポートするように努力しています」(愛知県 40代女性)■未来には今ない職業ができるかも?子どものなりたい職業にユーチューバーが挙がる時代。これから20年後、どんな職業があるのかは親にとってもわかりません。「息子とは、これからの時代は新たなニーズを見いだして、いっそ新しい職業を編み出すぐらいでないと生き残れないかもしれないと話し合っています。子どもには今後の時代がどのように変化しようと、それなりに対応できる力を身につけさせたいですね」(神奈川県 40代女性)Q.お子さまの将来の夢、聞いてる?集計期間:2016.04.28〜2016.05.05アンケート回答数:9762件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月21日保育園とは雰囲気や制度も違う学童。来年から小学生になる子どもを持つママなら気になることだと思います。今日は学童について緊急調査。通わせてよかったことや安心だったことについて、先輩ママが教えてくれました。Q.お子さまを放課後児童クラブ(学童保育)に通わせてる?1.通わせている・通わせる予定 39.7%2.通わせていない・通わせる予定はない 54.5%3.その他 5.8%やや通わせていない人が多い結果に。でも、これは母親が働いていないからという理由がほとんど。共働きの家庭では預けなければ仕事ができないので、必然的に通うことに……。さて、その実態とは?■家ではできない体験が学童でできる季節の行事や将棋に一輪車。どれも親がやってあげられればいいですが、時間的にもそうはいきません。また、大勢でやるからこその楽しみや、みんなで競争して上達するということもあります。「迷わず入学と同時に入室しました。一輪車など普段時間がなくて付き合ってあげられないことも、学童で練習してなんでもできるようになって帰ってきます。学童様様です」(東京都 40代女性)「共働きなので、預けています。近くに遊ぶ公園などがないため、学童クラブが幼稚園と兼ねているので、友達と思っきり遊具で遊んだり、先生方から昔の遊びを教えてもらったりと子供は楽しんでいます」(千葉県 30代女性)「私立の学童に通わせています。帰宅時間が7時なので私立の学童ではないと間に合わないから。いろんなイベントを企画してくれてありがたいです。外で身体を動かしたり、将棋やオセロ、トランプなどで遊んでゲームなどできないようになっています。」(神奈川県 50代女性) ■子どもが一人で家にいる不安も解消家と職場が遠ければ遠いほど気になるのが、「もし子どもに何かあったら」ということです。事件や事故に巻き込まれたり、災害のときなどは大人がいる施設にいると安心です。「この物騒な世間、一人で家に居させるのは心配でした。いろいろありましたが、家庭ではできない経験ができたかと思っています」(広島県 40代女性)「通わせていた。東日本大震災の時は、自宅で一人で待っていたらかなり心配だったけど、学童にいたので、避難する・待機するなどの大人の判断が仰げる場所なので安心だった。普段よりお迎えが遅くなったけど、先生も残って待っていてくれたし、おやつを夕飯代わりに出してくれたので子供は一人ぼっちにならず、少しお腹も満たせ、大変ありがたかった」(神奈川県 40代女性)■料金が安ければ預けたい!そしてもっとも気になるのが料金。自治体によっても違うようで、月に2000円というところから、1万円以上というところまでバラつきがありました。「もっと、安くあずけられたらいいですよね。がんばって、働いても、学童に1万円以上かかっては、働いてる意味がないとおもいます」(千葉県 40代女性)「放課後利用のみ利用したいので利用料金を見直してほしい。料金を考えるとなかなか預けにくい」(滋賀県 40代女性)------Q.お子さまを放課後児童クラブ(学童保育)に通わせてる?集計期間:2016.04.14〜2016.04.21アンケート回答数:11177件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月16日手塩にかけたかわいい娘が、将来どこの馬の骨とも分からない男を連れてきて、「娘さんをください」などと言われる日を想像すると、発狂しそうになるパパは少なくないと思います。それだけ父親にとって娘とはかけがいのない存在なのです。とはいえ、いずれ娘も良い相手を見つけて結婚しなければなりません。娘のほうも30過ぎて「パパのお嫁さんになる〜」なんて言ってられませんからね。いずれはよそ様へ嫁いでいくのです。しかし!どうせ娘を嫁がせるなら、立派な男のもとに嫁がせたいもの。世の中には、まだヨチヨチ歩きの娘を横目に、「俺を倒すことができれば娘をやろう」と仁王立ちでシュミレーションを繰り返している強者パパもいます。女性からすれば“頭お○しい”と思われるかもしれませんが、おそらく娘を持つパパなら共感できる話ではないでしょうか。そこで今回は、娘がいるパパさんたちに、“こんな奴を連れてきたら追い返す”という男の特徴について聞いてみました!●(1)礼儀がなっていない男『「ちーっす!あいさつにきちゃいましたw」みたいな野郎が来たら全力で追い返す。お茶の代わりに手を出すわ 』(31歳男性/3歳娘のパパ)『とりあえず礼儀のなってない男は無条件で追い返すな。手土産とか敬語の使い方とか、基本的なことすらできない奴に娘は幸せにできん』(38歳男性/6歳娘のパパ)礼儀のなっていない男はいやですね〜。礼儀は社会で生きていく上で必要不可欠な要素ですから、それができていない人は“社会人失格”という風に見てしまいますね。とくにお堅い職業に就いている人ほど、そう感じてしまいそうです。●(2)定職に就いていない男『今の時代、非正規雇用が多いのは分かってるけど、それでも非正規でフラフラと仕事している男はいやだな。やっぱり定職に就いていないと』(41歳男性/7歳、10歳娘のパパ)『アーティスト目指してます系とか絶対無理 。きちんとした会社に務めてて、きちんとした収入がないとダメ』(37歳男性/5歳娘のパパ)定職に就いていない男もNG扱いされる傾向にあるようです。たしかに男のほうにちゃんとした収入がなければ、その分娘が働いて稼ぐことになりますから、苦労しないようにできるだけ安定した収入のある男と結婚してほしいですよね。これから非正規雇用がどんどん増えて、非正規が当たり前みたいな世の中になれば考え方も変わるでしょうが、今の段階だとやはり定職に就いている男が一番です。●(3)自分と同年代か年上の男『自分と同い年くらいの男を紹介されたら戸惑う。え?何してんの?みたいな感じになる』(42歳男性/9歳娘のパパ)『自分と同年代の男は絶対認めない。娘より先に死ぬのが目に見えてる し、介護とかいろいろ苦労させそうだから』(36歳男性/4歳娘のパパ)自分と同世代か年上の男も受け付けない、というパパは多いようです。芸能界だとお笑い芸人の加藤茶さんが45歳年下の綾菜さんと結婚して話題になりましたが、綾菜さんのお父さんの年齢が加藤さんよりも25歳下だったというのも注目されましたね。綾菜さんのお父さんは、加藤さんがあいさつに来たときの心境を「戸惑った」と語っています。そりゃそうですよね。25歳差っていったら、自分の父親でもおかしくない年齢ですからね。このように、自分と同性代もしくは年上の男を紹介されると人間関係がギクシャクするわけですが、さらに“娘よりも高確率で先に死ぬ”という問題もあります。介護や収入の問題などで残された方には大きな負担がかかりますから、将来のことを見据えてNGを出すパパが多いようです。●(4)バツイチの男『バツイチの男性だから信用できないというわけではないけど、やっぱり一度失敗してると不安にはなる 』(42歳男性/10歳、13歳娘のパパ)『妻に先立たれたとかの理由でバツイチなら許せるけど、そうでないならお引き取り願いたいね』(32歳男性/2歳娘のパパ)これは意見の分かれるところでしょう。しかし、“バツイチの男性は信用できない”と感じているパパは少なくないようです。バツイチであること自体は何も悪いことではないのですが、どうしても脳裏に「また同じ失敗を繰り返すんじゃないか?」という疑いが浮かんでしまいます。仮に娘がバツイチの男性とそうでない男性の二人で悩んでいたら、バツイチでない男性をおすすめするパパが大多数でしょう。----------いかがでしたか?こうやって見ると世間のパパは娘の彼氏に対して厳しいように感じますが、実際決め手になるのは“情熱”ではないでしょうか。なんだかんだいって、真剣に「娘さんをください」と頼み込まれたら許してしまうパパが大半でしょう。ママはそんな不器用なパパを上手にフォローしてあげてくださいね。●文/パピマミ編集部
2016年09月13日わが子の学習状況をどれくらい把握しているかを調査。そこには親とはいえ越えられない壁があるようです。小学生のうちは良くても、中学生、高校生になると……。英語が苦手、数学が苦手な人には頭が痛い現実です。Q.お子さまの学習状況、把握してますか?全て把握している 11.8%だいたい把握している 61.0%あまり把握していない 24.5%全く.把握していない 2.7%だいたい把握している人がもっとも多い結果になりました。では、子どもの年齢ごとに変わっていくリアルな親の現状を見てみましょう。小学校の低学年まではマンツーマンで内容も把握小学3年生ごろまでは親もパッと見て答えられる内容なので、宿題などもマンツーマンでやっている人が多数。特に小学1年生は、つきっきりで宿題をしないといけないので、学習状況はもちろん子どもの間違えやすいところなどにも気づいて反復学習をさせているようです。「まだ小1なのでほぼ把握しています」(神奈川県 30代女性)「算数、国語、音読と宿題があるので最後見直しています。間違っているところは、一緒に考えてやりなおします。テストで間違ったところを、もう一度、自宅で再テストしています」(神奈川県 30代女性)「小4男児。毎日宿題の内容が記載されている連絡帳をチェックしているので把握はしていますが…全ての勉強までは目を通しておりません。プリント宿題だけは、親がその日の内にチェックして間違いを直させます。図形なんて見ると、吐き気がするので、算数は旦那さんの担当です…」(茨城県 40代女性) 中学生になるとレベルアップ!思春期も重なるのでやや放置に小5あたりから雲行きがあやしいと思っていた親も、いよいよ子どもが中学生になるとお手上げに。塾へ行かせたり、どこがわからないのかを一緒に考えるなどサポートの仕方も変化していきます。「中学になったら把握も難しくて親も限界を感じます。親の言うことは素直に聞かないし…」(千葉県 40代女性)「中学生。全体の中での位置・得意・不得意科目を把握しています。思春期の息子で難しい年頃。二人で釣りに行くなど、距離感を大切にしながらサポートしています」(神奈川県 40代女性)「中学生ですが、とりあえず定期テストの結果と成績表の評価は悪くないし、保護者会には参加して先生などの話は聞いていて悪くないと言われるので野放しです」(千葉県 50代女性)高校生になると写経かと思うほどのレベルに高校生ともなると大学受験レベルの学習内容に。親としては学習内容の把握というよりは、自主性や自立を考えて、口出しをしない人が多いようです。「限界…わかります。高校生の娘のノートをみて、陰陽師にでもなる修業の写経かなー?なんて聞いたら、物理の勉強中でした」(広島県 40代女性)小さい時は親が学習内容を把握して一緒に勉強することも必要ですが、年齢を追うごとにそのスタイルは変わっていくようです。また年齢だけではなく、本人の性格によっても関わり方は変わってくるのかもしれませんね。Q.お子さまの学習状況、把握してますか?集計期間:2016.03.16〜2016.03.25アンケート回答数:5043件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月12日最近では、英語やリトミック、水泳など2〜3歳ごろからできる習い事も増えてきています。でも、小さいうちから習い事をするメリットとって何? そもそも、習い事ってしたほうがいいの? みんなはいつからはじめた? 親なら一度は考える「子どもの習い事」について、ママたちに意見を聞いてみました。Q.お子さまの習い事、いつから?3歳未満 13.2%3〜4歳 26.1%5〜6歳 30.0%7歳以上 15.6%習い事をさせていない 15.1%やはり習い事の低年齢化は進んでいるよう。未就学児で習い事をしているのは69.3%と、ほとんどの子どもが小学校入学前に、何かしらの習い事をしているようです。習い事は子どもが自分でやりたいかどうかが大事子どもに習い事をさせる親が多いなか、全く習い事をさせていないという人も15.1%いました。「必要なし派」の人の意見としては、子どもがある程度大きくなって、自分の意思でやりたいと言ったら考えるというものです。「習い事は基本なし! 子どもがしたいと言ったら考えます」(三重県 40代女性)「小さいうちはたくさん遊ばせたいです。本人が自発的にしたい習い事でしたら進んでやらせます」(鳥取県 40代女性)「本人がやりたいと自分から言えるようになって、やりたい事があるならやらせてあげたいと思います」(茨城県 40代女性)「小さいうちは習い事とかは基本やらせたくないかな! ある程度勉強するようになり、本人と良く話しをして、苦手科目や本人の意見も聞きながら習わせたいです。無理やりは本人には苦痛になる事があるので! 実際、小さい頃私がそうだったので! 」(千葉県 40代女性)子どもの頃の経験が将来生かされる! 習い事をするメリットでは、習い事をさせている人はどう思っているのでしょうか? すでに子どもに習い事をさせているママたちはどんなときに「習い事をさせてよかった」と感じているのでしょうか。「英語を2歳から。もうじき4歳になりますが、動物や野菜や数字などの単語は頭に入っているようです。最近は家でも英語で歌を口ずさんでいます。教科書で学ばず遊びながら耳と目と完成で英語を習得している感じで羨ましいです。なによりネイティブ先生なので、外でも外国人に対しておじけづかないところがいいですね」(千葉県 40代女性)「2人の子どもに小1くらいから習字を習わせました。上の子どもは現在中3ですが、とても素晴らしい字を書きます。習わせてよかったです」(佐賀県 40代女性)「子どもの頃の経験が、その子の将来の精神面やスキルに大きな影響を与えます。習い事は親がやらせるのではなく、親がいろいろなきっかけを種まきして、その子が興味を持ったタイミングで取り組ませるのがいいのではないでしょうか。習い事に興味を持つかは親の仕掛け次第です。」(神奈川県 40代男性)習わせている人も習わせていない人も子どもの自主性を尊重しよう習い事をさせている人はメリットや成果を感じているようです。もちろん、1年未満でやめてしまったなどでは話になりませんが、2〜3年間続けることで、子どもの成長を感じられるのは親としてはうれしいですね。そして習わせている人でも、「子どもがやる気がないならやめるつもり」という意見も多数ありました。月に5,000〜10,000円程度費用がかかることを考えると、子どもがイヤイヤやっているものに、そこまでお金を出す余裕はないというのも本音かもしれません。せっかく習い事をするなら、長く続けることを前提にし、毎月の家計に継続的なプラスがあっても大丈夫かは考えてみると良いでしょう。Q.お子さまの習い事、いつから?集計期間:2016.02.04〜2016.02.11アンケート回答数:7572件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月09日100円ショップと言えば、スーパーやドラッグストアーのように日常的に買い物する場所のひとつ。最近では、色やデザインがかわいいものも多くあり、たくさんのママたちをとりこにしています。今日は、みんながイチオシの100円ショップグッズを教えます。Q.100円ショップの商品で愛用しているもの、ある?ある 85.6%ない 9.4%わからない・何とも言えない 5.0%ほとんどのママたちが100円ショップのグッズで愛用品があるという結果に。「気がついたら家じゅう100円ショップグッズだった」なんて人も。毎日使う生活用品、実は100円グッズが占領してた生活用品や消耗品での愛用品が目立っていました。注目したいのは安さだけでなく実用性の高さ。安かろう悪かろうでは、消費者の目はごまかせません。「安いのに使える!」これこそがママたちをとりこにしている理由です。「排水溝や三角コーナーの袋はかかせません」(滋賀県 40代女性)「キッチンの消耗品や掃除用品、洗濯用品などあらゆるところで大活躍です。必要なものが出たらとりあえず100均にないか探しに行きます。最近のオススメはセリアの洗濯ネット。普通のではなく厚みのあるタイプで、旅行などのときの衣料品を入れるのにgoodです」(三重県 30代女性)「日本製のウェットティッシュ」(徳島県 50代女性)「ハンドソープは薬品メーカーの物よりやすくてちゃんときれいになるので、100円ショップで買い続けています。あと、フェルトも大判サイズであのやすさはたまりません」(茨城県 30代女性)子ども用品も充実!なくしても汚してもオッケー次に多い愛用グッズは子ども用品。子どもってとにかくすぐなくすし、すぐ汚しますよね。でも、100円で買ったものならあきらめもつきます。「明日保育園に持っていかなきゃ!」そんなときに近所にあって、速攻買えるのもうれしいです。「子供の学校提出用のぞうきん。家では使い古しのタオルを雑巾にするが、提出はさすがに新品じゃないと…」(千葉県 30代女性)「お弁当のカップ。いつも種類がたくさんある」(埼玉県 40代女性)「子どもの軍手とかよく買います。たまにしか使わないんですが、すぐなくしてくるので…。ノートとか文具類も最近は100均です」(神奈川県 30代女性)「保育園で毎日使うキャップ付き歯ブラシを買います。かわいいキャラ物もあるし、キャップ付きで100円はありがたい!」(神奈川県 20代女性)欲しいものがあったら100円ショップへGOいつも買っているものをお目当てに行くのは当たり前。旅行や手芸、お菓子作りなどのときにも大活躍するアイテムもあって、いつでも新製品に出会える場所。100円ショップは、もはやママたちの買い物駆け込み寺的な存在になっているのかもしれません。Q.100円ショップの商品で愛用しているもの、ある?集計期間:2016.03.03〜2016.03.10アンケート回答数:7386件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月05日毎日の食事作り、大変ですよね。さらに夏休みになると、子どものお昼ごはんも増えます。そうめん、焼きそば、レトルトカレー、なんとか手がかからないお昼ごはんを至難の業で考え出し、あっという間に夕食の時間。ワーキングマザーの場合は「晩ごはんの残りをあたためて食べて」「今日のお昼は買って食べて、お金置いとくね」と猛烈に忙しい朝になります。主婦業の負担を軽減する外食のメリットとは次から次へと来る食事の準備に「ゆっくり外食したい!」と思って当然なのです。外食のよいところは普段と違うもの、家では作らないものを味わうだけではありません。買い物をしなくてもよい献立で悩まなくてよい食器やお鍋やフライパンを洗わなくてよいパパでもママでも「ごはんを作る人」にとって、この3大要素は大きなメリットです。特に食後の片づけは、少しビールを飲んでほろ酔い気分になった大人には「一番さけたい家事」になることも。できれば食べ終わったらゴロンと横になりたい、のんびり家族と会話を楽しみたい、たまに心の底から「外食したい」と思うのです。しかし、外食はお金がかかります。お財布と相談して「行くべきかあきらめるべきか」厳しい選択をしなければなりません。Q.「贅沢した」と感じる外食費はいくら?¥1,500以上 28.7%¥3,000以上 28.8%¥5,000以上 34.6%わからない 0.6%今回アンケートで「贅沢した」と感じる外食費はいくらかたずねたところ、5,000円以上が34.6%でトップでした。各家庭の構成人数でも違いがありそうです。5人家族ならば、1人1,000円とすると全員で5,000円。コメントではファーストフードでも、まわるお寿司でも5人で行くと贅沢な金額になるとあります。おじいちゃんやおばあちゃんがごちそうしてくれる、ママがフルタイムで働いているのでダブルインカムだからなんとかなるなど、各家庭によって外食費に対するとらえ方はさまざまであることがわかりました。「5人家族でそのうち3人が男の子なので、ファミレスでも8,000円くらいになってしまい十分贅沢ですが、食べ放題じゃない焼き肉や、回らない寿司屋は「贅沢した~」ですね。」(静岡 40代男性)「高校3年 中学3年の息子がいます。子どもたちもいろいろ忙しく、そろうことが難しくなってきました。金額もそうですが、そろってゆったりと食事をすることが、贅沢に感じます。外だと話をしてくれたりするので、いいコミュニケーションになっています。」(三重県 40代 女性) 「1週間分の食費の買い物分を、1回の食事で消費したと考えるだけで、贅沢しすぎたと感じます。」(東京40代 女性)手間が省かれるだけじゃない、外食をすることの喜びはここにある食事代に代えられない「無形の幸せ」を見出すコメントも特徴的でした。子どもたちがとても喜ぶ。日常とは違う空間で、いつもと違うごはんを食べる。ママはなんだか楽ちんみたいでご機嫌。それだけで子どもはワクワクします。お寿司が回っていようが止まっていようが関係ありません。100円のハンバーガーでも1,800円のハンバーガーでも家族一緒に出かけていることが嬉しい。家族が喜ぶ顔を見てパパも嬉しいそんなコメントが目立ちました。外食をすることで得られる子どもたちの社会性外食は、子どもたちに食事のマナーも教えることができます。また、接客という仕事があることも学びます。年頃の子どもにはアルバイト意欲が芽生えるかもしれません。そして「高いものを頼むとパパとママが困った顔をする」のを察知する能力、気づかいのスピリッツも養われます。プチ贅沢で家族のハッピーと子どもにマナーと気づかいを教える。そう考えると、「外食というイベントのために頑張って働こう! 」と意欲が湧いてくる気もします。一人5,000円以上なら贅沢と答えた方もいました。これはこれで教育の一環であると思います。知らない世界を垣間見る、高級店の味を知ることで子どもたちが夢を見るきっかけを作る。「子どもたちよ! 仕事をたくさんして、これぐらいの食事を自分で食べることができる大人になりなさい。上質の空間と味を知っておいて損はないんだよ」。こんなことを言える親もかっこいいかもしれませんね。Q. 「贅沢した」と感じる外食費はいくら?集計期間:2016.08.23 ~ 2016.08.29 アンケート回答数:6665件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月01日さまざまなアニメに登場する、パパキャラ。ちょっと頼りないパパや、思いっきり男らしいパパなど、いろいろなパパが登場しますよね。その中で、あなたが「こんなパパが家にいたら最高かも」と思うパパはいますか? 今回は、あんふぁん読者アンケートで読者に聞いてみた「あなたの理想のパパキャラ総選挙」の結果を発表します(アンケートは2016年6月16日~6月30日実施)。アンケートは264人のママが回答。1人3票まで投票できるルールで行いました。結果を見てみると、現在のママたちが求める理想のパパ像が見えてきました。第1位は「トトロ」でおなじみのあのパパ!第1位、122票を獲得したのは、「となりのトトロ」でおなじみの草壁タツオ。サツキとメイのお父さんです。サツキとメイのお母さんが病気で入院している中、1人で2人の子どもたちを連れて引っ越しをし、自転車に2人を乗せてお母さんの看病に出かけます。家では家事も仕事もしなくてはならず、大学までバスと電車を乗り継いで通勤。大変すぎる毎日ですが、子どもたちを優しく見守り育児に奮闘しています。ママからのコメントでは「常に落ち着いていて、子どもに対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。「常に落ち着いてていて、子供に対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。(『もしかして、まっくろくろすけかな…?』とか、『どんぐり好きのネズミかな?』とか) また、メイが机でドンドンしているのに対して叱る際、怒鳴るのではなく、『メイ、やめなさい』と静かにピシッと言えるのが、理想の叱り方だと思います」(30代ひまわりの種チョコさん)という、叱り方について感心したという声や、「トトロ、子供の頃に見た時は子供の目線だったけれど、大人になってみるとお父さんが肩肘はらない素敵な子育てをしてることに気づいた。 妻が入院中で、子供2人の面倒をみているのに大変そうにもせず、周りを上手く頼っている。 穏やかに子供に接する姿もとてもいいです」(30代水さん)と、周囲に上手に頼る姿や穏やかさを評価する声が寄せられました。第2位は家族アニメの王道「クレヨンしんちゃん」のひろしがランクイン!第2位には、クレヨンしんちゃんに登場する野原ひろしがランクイン(94票)。霞が関の商社で働き、埼玉県春日部市まで毎日通勤。休日はゴロゴロしていることも多く、だらけた父親のイメージもあるひろしですが、アニメの中ではときに子どもと同じ目線で遊ぶ姿や、頭ごなしに子どもを叱るのではなく、しっかりと子どもの言い分を聞き、対話をする場面があるなど、育児の中の面倒に思われがちな部分にも向き合うイクメンぶりも見られます。ママからは「野原ひろしさんはどんなに疲れていても帰りを待っている家族と一杯のビール、そんな小さな幸せを大切にする姿がとてもカッコいいなと思います。家族への愛情が本当に深くて、特に映画で見せる本気の家族愛や言葉のひとつひとつには思わず涙があふれてしまう、まさに理想のお父さんです」(20代まなをさん)という声や「綺麗なお姉さんに目移りしても、家族に後ろめたいようなことはしないところに家族への本当の愛を感じる!多少頼りなくっても、それが1番大切だと思う」(20代Asaさん)という、家族に対する熱い愛情を貫いている男らしさが良いという声がありました。また、野原ひろしの作品中の発言について「ママが帰って来れなくなった日、パパが2人の面倒をみてクタクタになり、ママが、帰って来た時に「ママは偉いよ~」と感謝の言葉を言っていて、なかなか言えるパパはいないんじゃないかなと感心した」(30代ひなひなひなこさん)という声も。ママが不在の日に子どもの面倒を見たら「俺が大変だった」ということを主張するパパも多そうですが、普段のみさえの頑張りに気づき、それを感謝の言葉として表せるひろしは、やっぱり男前ですね!第3位は長寿アニメ「サザエさん」から抜群の人間力を持つ「マスオさん」第3位には国民的長寿アニメ、サザエさんから、タラちゃんの父であるマスオさんがランクイン(74票)。マスオさんは婿養子ではありませんが、奥さんであるサザエさんの実家、磯野家に住んでいます。家族関係として難しい立場でありながら、波平やフネ、カツオやワカメとも良い関係を築く抜群の人間力を持っています。早稲田大学卒業という、意外と高学歴な一面も。そして、サザエさんの失敗にも「それがサザエのいいところ」と言ってあげられる優しさが大きな魅力です。ママたちからは「マスオさん、嫁家族とストレスなさそうに同居してるのがすごい」(30代ゆずタイムさん)という現実的な意見や「マスオさんは、サザエを褒めまくりそして同居の義兄弟にも優しい。私も、あんなに褒めてくれる夫が欲しい! 」(30代たゆなさん)という、サザエさんを羨ましがる声まで集まりました。「妻の家族を大事にする姿を子どもに見せている」(30代もりささん)というタラちゃん視点の声も。確かに、マスオさんの姿を小さいころから見ているタラちゃんは、将来優しい夫になりそうですね。年代別ではこんなキャラのランクインも…!年代別ランキングでは、年代ごとに選ぶキャラクターに差が見られました。■20代では世代を感じるあの作品のパパがランクイン20代では1位、2位は全体と変わりませんでしたが、3位に「ライオンキング」でおなじみのムファサ(シンバの父)がランクイン。また、第4位には胸キュン作品として大人気のジブリ映画「耳をすませば」から、月島雫の父、月島靖也が選ばれました。抜群の強さと父親らしさが光るムファサは頼りがいがありますよね。「自分の考えや善悪をしっかり子に伝えていたし、命をかけて子を守る姿にグッときた。」(20代まめめがねさん)という声があるように、しっかりと育児に自分なりのビジョンを持っているところも素晴らしいですね。月島靖也は、無口で無関心にも見える父でありながら、娘が進路ややりたいことで思い悩んだときには「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね」と諭(さと)しながらも、「生き方はひとつじゃない」と、最終的には背中を押してくれる強さを持った父であります。ママのコメントでは「思春期の娘との接し方はとても難しいと思うけど、自分の意見を無理強いせず見守りながら時に諭すように接してくれるお父さんは理想的。あと妻を大学に行かせてくれる寛大さも素敵」(30代potileさん)という声がありました。大人になってからこのお父さんの言葉のすごさや寛大さに気が付いたママも多いのではないでしょうか。この2人のパパに対しては「優しさと強さを兼ね揃えている。そして、見守るということで子どもたちを信じている。心配でも見守るということはなかなかできないのですごいと思います」(20代AちゃんMちゃんママさん)という意見が寄せられました。育児まっ盛りで子どもがまだ小さい家庭も多い20代ママにとっては「見守る」ということのハードルが高い場面も多いですよね。そんな中、静かに子どもの成長を見守り、子どもの考えを認めていく父親たちの姿は輝いて見えるのかもしれません。■50代には熱血&頑固な父親たちが人気!50代では「巨人の星」に登場する星飛雄馬の父、星一徹が第1位に。星飛雄馬を鬼の猛特訓で厳しく指導しながらも、飛雄馬が巨人入りを夢見たときには父親らしく励ます一面も。日本中探しても星一徹以上の熱血父はいないかもしれませんね。また、第2位には磯野波平がランクイン。40代以下のランキングで、波平がマスオさんを超えることはありませんでしたが、50代ではマスオさんを破り、波平が高順位を確保する結果になりました。磯野波平は”カミナリ親父ぶり”が目立ちますが「昔の日本のお父さんのイメージ 家族思いでいいと思う」(30代匿名さん)という声がありました。確かに、厳しくカツオやサザエを叱る姿もありながら、いつも家族に目を向け、時にはやりたいようにやらせるなど、一方通行ではない愛情を感じる存在でもありますね。厳しいといわれる2人のパパに対するコメントでは「子どもに嫌われたくないからと友だち親子を装わずに、きちんとしつけをしてくれそうだから」(50代以上あずきさん)という意見も。子どもに好かれたいあまり、甘~い対応をするパパも多い現代ですが、厳しくびしっと教育できるパパもカッコいいですね。■ランク外ながら熱狂的ファンの多い荒岩一味(クッキングパパ)ランキングでは40代のランキングのみ5位ランクインとなったクッキングパパですが、コメントを見ていくと熱狂的なファンが多いのが特徴的でした。「理想のパパと言ったら、荒岩一味しかいないでしょう!子どものために定時で帰り、ごはんを作ったり家のことをしたり。作るごはんはプロ並み!感情的に怒ることもなく、相談事にものってくれます。仕事もバリバリで課長にもなっていて部下の信頼も厚い。笑顔が苦手だという不器用なとこもあるけど、家族みんなが大好きなお父さんです!奥さんが帰ってくると、ちょうどおいしそうなごはんができてるとこが羨ましい~」(30代REさん)など、共働きでバリバリ働く妻よりも早く帰宅し、家事や料理に没頭する姿を高く評価する声が多く聞かれました。他にも「家族思いが行動に表れているから」(30代こばちん)「理想の父親はクッキングパパしか思いつかなかった」(20代ジョン)と、漫画の内容を知っているファンからは抜群に高く評価されている様子。長く放送されているテレビアニメや映画に比べて知名度が低めだったかもしれませんが、みんながクッキングパパを知っていたらもっと上位へのランクインが期待できたかもしれませんね。父親に求められるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」今回のランキングで上位にランクインしたパパたちを見てみると、共通して見えるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」でした。どのパパも子どもたちや家族、周りの人に対する優しさがあり、また、何かが起きたときには全力で家族を守る強さがありました。そして子どもだけではなく、妻に対しても愛情を持ち、優しい言葉をかけていたり、いつもはけんかをしていてもいざというときには大切にする姿勢が見られます。アニメに登場するパパキャラたちは実際には存在しませんが、その作品の中で育児をしながら、自分なりのビジョンを持って子育てしている姿がありますね。ママの陰に隠れてしまうのではなく、育児をする当事者としてがんばる姿こそが、ママたちからの人気の秘訣なのかもしれません。我が家のパパたちにも、このキャラクターたちのように「優しさ」「強さ」そして「妻への愛」を忘れずにいてほしいものですね!<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年08月25日この夏、ポケモンGOのアプリ配信が始まり、街の風景がガラリと変わったと実感した人も多いのでは。夜の公園も駅前の商店街も祭りのような人出。しかも全員スマホとにらめっこ。ある意味、異様な光景です。13歳以上を対象に作られたアプリですが、こんなおもしろそうなゲームを子ども達が指をくわえて見ているはずありません。「ママ、僕も(私も)したい」という声が各家庭で聞かれたことでしょう。でも事故や犯罪に巻き込まれては大変。大人としてどう対応するかパパママの意見を聞いてみました。Q. ポケモンGO、子どもに遊ばせる?遊ばせる 24.5%遊ばせない 56.0%わからない・どちらとも言えない 19.5%遊ばせない人が全体の半分以上に。ゲームに夢中になって事故に遭う、犯罪に巻き込まれるというニュースが日々流れるため、子どもには遊ばせたくないのが保護者心理のようです。■歩きスマホ反対! 否定派のパパママが多い?反対派の理由は「わが子が事故に遭うのを避けさせたいから」という理由が多数。さらに、勉強をせずにゲームに夢中になる。見知らぬ人に狙われる可能性がある。言葉づかいが悪くなるなどの理由があげられました。「ニュースになるほどトラブルになっているのに、子どもにやっていいよと言えません。楽しいゲームが大参事なったら遊びではすまされません」(茨城県 40代女性)「明らかに事故を起こす要因があるのに、楽しさだけを理由に子どもたちを危険にさらすのはおかしいと思う。ただでさえ歩きスマホの危険性が高いのにそれを助長するようなアプリには反対」(神奈川県40代女性)「こんなに歩きスマホが問題視されているのに…。『歩きスマホしてください』と言っているようなものですね~。子どもにどう説明したらよいか悩みます」(東京都 40代女性)「やらせたくないです。テレビなどで取り上げられているように、事故などが気になります。あまり好印象はもてないですね」(千葉県30代女性)■ルールを決めて親子でやるならOK反対に反対ではない派の意見はある一定のルールを設ければやってもいいとの声も。いくつかの声をご紹介します。「ルールを決めて親子でやってます。もちろん、私の携帯で監視の下やっています。基本ポケモンがいる時はバイブで知らせるので、歩きスマホにならないよう、それまでは画面を見ないこと、周囲を確認すること、道の端に寄って立ち止まることを前提としています。今後も続けるかは分りませんが、気をつけながら楽しんでます」(神奈川県40代女性)「公園の遊具でも、事故があったら全国の公園からその遊具がなくなるというご時世ですが、私はどんなふうにしたら安全に遊べてどんなことをしたら危ないかをちゃんと大人が教えてあげながら、子どもはいろいろなことを覚えて成長していくものだと思っています。このゲームに関しても、安全に遊べる方法を子どもと考えて楽しく遊べたらいいと思います」(三重県40代 女性)■重要なのは家族でルールを築けるかどうか否定派の意見が多い中、ルールとマナーを守れば良いという意見もあります。「親子の会話が増えた」「引きこもっていた子が外に出て遊びだした」などの例も報告されています。さらに東北・熊本の4県がポケモンGOを活用した観光集客に乗り出すことが発表され、ゲームによる復興の後押しが期待されています。ゲームやテクロノジーは良い面も悪い面もあります。最初から禁止するのではなく「我が家なりのルール」を考えるきっかけになればいいのではないでしょうか。例えば、家庭の方針や事情で禁止したいのであれば「ママもやりたいことひとつ我慢するから」と、親子で一緒に「我慢する力」を養うことも、ひとつの方法かもしれません。これを機会にポケモンGOとの向き合い方をパパとママで話し合って、各家庭のルールを築いていけるといいですね。Q. ポケモンGO、子どもに遊ばせる?集計期間:2016.07.22 ~ 2016.08.03 アンケート回答数:9643件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年08月18日ウーマンエキサイトが子どもを持つ親を対象に「現在お子さまの教育にかかる費用で、負担が大きいと感じているものは何ですか?」という質問に6625人が回答しました。負担が大きいと感じているものはお稽古・習い事の費用と学費の票が拮抗し、次いで塾・家庭教師の費用、保険・学資保険と続きます。教育は知識だけではない、子どものやる気やコミュニケーションの発達を期待お稽古・習い事と回答した人たちに「お子さまの教育について、最も大切だと思うことを教えてください」と質問したところ、「本人の意志を尊重しながら、常識やあるべき姿を教える」「習い事は無理やりじゃなく、楽しく習うことが一番大切だと思います」「やり甲斐」「やる気」などがあがりました。お稽古・習い事と回答した人たちの最も多い月の支出は「10,000円~15,000円」でした。次に学費と回答した人たちに「お子さまの教育について、最も大切だと思うことを教えてください」と質問したところ、「集中力」「やる気」「コミュニケーション」「あいさつ」などがあがりました。また学費と回答した人たちの最も多い月の支出は「20,000円以上」という結果になりました。次に塾・家庭教師の費用と回答した人たちに「お子さまの教育について、最も大切だと思うことを教えてください」と質問したところ、「やる気」「コミュニケーション」「継続」など上記の学費と回答した人たちと重なる回答が目立ちました。塾・家庭教師の費用と回答した人たちの最も多い月の支出は「20,000円以上」とこちらも上記の学費と回答した人たちと同じ結果になりました。最後に保険・学資保険と回答した人たちに「お子さまの教育について、最も大切だと思うことを教えてください」と質問したところ、「やる気」「相手の気持ちを思いやる」「家庭学習」「学校での授業」などがあがりました。保険・学資保険と回答した人たちの最も多い月の支出は「5,000円~10,000円」となりました。また、今回のアンケートでもっともボリュームゾーンとなった回答者の世帯年収は300万円~500万円。上記の結果から、不景気でもやりくりをして「子供にしっかり教育を受けさせる環境作りを」と考える人たちが多く、学費や塾・家庭教師にお金を最もかけていることがわかる結果となりました。Q.現在子どもの教育にかかる費用で、負担が大きいと感じているものは何ですか?集計期間:2016.06.20 13:00 ~ 2016.06.27 00:00アンケート回答数:6625件ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年07月11日あなたの家では、家事分担はどうしていますか?家事は分担することがママの理想ですが「パパは忙しいので分担なんてしていない」「分担したはずなのに結局ママがすべてやっている」そんな家庭が多いのではないかと思います。実際、わが家もついこの間まで分担はしていませんでした。しかし今年の春、私の仕事復帰を機に、家事について夫婦で考え直してみました。問題だらけだった、わが家の家事分担私が育児休業中は、家事分担はなく、どうしても手が回らないときだけお願いして手伝ってもらっていました。夫が積極的に家事をすることはなく、寝かしつけをしている最中に夫が帰宅し、リビングに取り込んだだけの洗濯物が積み上がっている状態でも、それを畳むことはありません。自分の食事や入浴後、一切家事をせずテレビゲームをしていました。それに対して私が文句を言うと「今できないなら明日やればいい、俺は仕事に行ってるんだから疲れてる」と一言…。言い返したいのは山々ですが、休職をしている私が家でどれだけ忙しいのかわからない夫に、これ以上言ってもムダではないかと感じてしまい、何も言えないことも。しかし、春から私が仕事復帰となると、今までの夫の理論のように「明日やれば」ということではなくなります。そこでいよいよ、家事を分担することになったのです。細かい家事も書き出し、見える化するまずは自分がしている家事を一つ一つ書き出す作業をしました。”保育園のおむつの名前書き"など、細かい作業も書き出すのは多少面倒でしたが、分担するためには必要な作業です。そして週末の夜、話し合いを行い、家事を分担しました。朝の保育園送りは、復帰後は夫が行うため、朝食の支度から見送りまではすべて夫の仕事。私は何もせず自分の支度だけをして早朝に家を出ます。夜の家事は分担。夕食の支度など、帰りの遅い夫では絶対にできないものから私の分担にしていき、どちらでもできるものだけを残します。そして残りを話し合いの上分担しました。分担は5:5が望ましいのですが、わが家の場合は夫の帰宅が遅いので、だいたい7:3で私のほうが多くなりました。そして「どちらがやってもよい」とされたものはホワイトボードに見える化し、とりあえず担当者で色分けされたマグネットで進捗がわかるようにしました。終わったらマグネットを右に移動することで、何が終わっていないかがひと目でわかります。どちらかが家事が終わらない場合は、お互いにフォローすることを約束しました。このとき夫は「こんなことしなくても楽勝」と言っていましたが、その予想は見事に外れることになるのです…。復帰直後「楽勝」とはほど遠い状況に…復帰直後は戦争のような状態が続きました。帰宅してから食事に入浴、子どもの話を聞き、遊び、寝かしつけ。子どもが起きている時間に家事を終わらせることは不可能でした。夫が帰宅すると2人で協力して家事を片付けます。主人はホワイトボードを見ては「こんなにやることがある…」とつぶやき、それが私の仕事であっても手伝うようになりました。この変化は、主人が朝の担当をしたことも大きく影響しています。子どもがいる時間、1人で面倒を見ていたら家事なんてできないことがわかったのです。また、昼間に時間があったとしても「夜しかできない」家事がとても多く(夕食の後片付け、子どものお風呂、洗濯、翌日のお弁当準備など)、昼間家にいるからといって家事がすべて片付けられないことも、日々の家事の順番を考えていく中でわかったようです。そしてホワイトボードに、山積する今まで私が1人でしていた家事の数々が「見える化」されていること。それだけの量をこなすのがどれだけ大変か、身をもって感じてくれたようでした 。気づいたことはこまめに話し合いを1度は決めた家事分担も、時間が経つにつれ「これは厳しい」「これは分担に入っていない」ということが出てくるもの。わが家では「月に一度は分担について話し合おう」と決めていましたが、結果として月に1度を待たず、気づいたことは何でも相談するようになっています。たとえばシャンプー等の詰め替えや、保育園用の書類作成など、細かい作業が増えた時は「こちらはやるので、あれはお願い!」と、細かく分担し、なるべく同時に作業を終えて休めるように工夫しています。“見える化”で家庭円満元々はほとんど何もせず、俺の方が大変、と胸を張っていた夫。それがこんなにも変わってくれたのは、やはり家事の「見える化」が大きな要因だと思います。ママがいつもどれだけのことをしているのかが見え、それを自分がやろうとするとどれだけ大変かを知ってくれたことで、夫婦喧嘩も減りました。また「見える化」することでやり忘れが減り、翌日に「あれをやっていなかった!」ということがなくなりました。夫が家事に積極的になり家事の負担が減ると、これまでは「家のことはなにもしてくれない」と、夫に対して攻撃的になりつつあった私自身の気持ちも変化し、仕事をがんばる夫を尊敬する気持ちも持てるようになりました。夫婦円満は家族にとってもいい影響があり、とても忙しい毎日ですが、家庭でみんなの笑顔が多く過ごせていると思います。みなさんも家事の「見える化」に取り組んでみませんか?<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年07月07日ウーマンエキサイトが子どもを持つ親を対象に「子どもに将来進学させる場合、勧めたい大学はありますか?」という質問を388人にしたところ、38%が具体的な大学名を記載、残りの62%が「特にない」と回答しました。また、「お子さまに将来就いてもらいたい職業はありますか?」という質問に対しては、62%が具体的な職業名をあげたのに対し、38%が「特にない」「本人の希望に任せる」と回答しました。この結果から、親は子どもに進学させたい大学よりも、将来就いてほしい職業をあげている方が24%も多いことが分かりました。子どもの将来に安定した職業を望む親がほとんど実際に職業をあげた62%の人たちの回答を見てみると、「安定しているから」という理由で、公務員、教師、公認会計士、税理士などが多く上がりました。また、「手に職を付けてほしい」「テクノ失業にならないように、プログラマーになってほしい」「海外でも通用する通訳の仕事」など、将来子どもが困らない職業についてほしいという声も。そのほかにも「人の為になる仕事だから消防隊員や研究者になってほしい」「人の痛みや気持ちをわかてもらいたいので介護職に就いてほしい」という、いつまでも子どもの成長を願う親心が現れている回答も見られました。また、具体的な職業名をあげなかった38%の人たちは、「本人が決めることだから特にない」「自分の好きな職業ならばなんでもいい」「自らやりたいことを見つけてほしい」という意見が寄せられました。金銭的な理由から国立大を希望する声もまた、進学させたい大学名をあげた38%の回答には、就職に有利という理由から東京六大学の名前が多く、「国家資格が取れる大学ならばどこでもいい」「大学の名前や偏差値よりも就職活動をしっかり指導してくれる大学にしてほしい」など、ここでも就職先を気にしていることが分かりました。また、それとは別に「一人暮らしは金銭面的にさせられないから地元の大学にしてほしい」「学費が安いので国立大学にしてほしい」など、金銭面を考慮した理由から大学名をあげている意見も。不景気が続く今、「子どもには大変な思いをさせたくない」という親世代の思いが教育事情にも現れている結果となりました。
2016年07月04日外では仕事を頑張ってくれるパパですが、家の中では散らかしっぱなし、いつでもマイペース…。そんなパパに対して、思わずキツい言葉を言ってしまうことはありませんか? でもそれでは、パパが傷つくだけでメリットはないようです。ママが自慢したくなるパパになってもらうためのヒケツを池内ひろ美さんに聞きました。お話を聞いたのは池内ひろ美さんいけうち・ひろみ夫婦・家族問題評論家。著書に「読むだけで『いい夫婦』になる本」(講談社文庫)など多数。「妻によるDV」を扱った著作のほか、離婚から結婚、恋愛、夫婦・家族・親子、教育に関わる作品を発表し続けている。6つのシーン別言いがちNGワードをチェックその一言がパパをめげさせているかも?イラッときたときこそ、言葉遣いを改める良いチャンスです!シーン1ママが忙しいのにテレビやゲームゴロゴロしていられていいよね!嫌みではなく理想の姿を言葉にしてパパをその気にさせる嫌みを言われてもパパは反省しません。「そんなに言うなら、意地でもゴロゴロしてやるさ」、これがパパの心境です。パパの頭には、自分のプライドを傷つけた「ゴロゴロしている」という言葉が残り、その姿を実現する方向にいってしまうんですね。この特性を逆手に取って、理想の姿を口にしてみましょう。例えば、「ママ友にあなたのこと、〝休日でもポロシャツ姿で、さっそうとしてるわね〞って言われちゃった!」と言えば、パパの脳内は「俺ってさっそうとしてる」モードになります(笑)。その姿を実現するため、自然と行動が伴うはずです。シーン2片付けない、服を脱ぎっぱなしだらしない! 片付けてよ!片付けは自分のためと割り切って手を抜くのも夫婦円満のヒケツパパが片付けないのは、散らかっていても平気だから。一方、ママが片付けたいのは、自分にとってきれいな部屋が快適だからですよね。「家族のために片付けてるのに、私ばかり苦労している」と思うから腹が立つので、「片付けは自分のため」と捉えてみませんか。そこまで割り切るのはなかなか…と思うかもしれませんが、これも夫婦円満のヒケツ。「自分のため」と思えば、忙しいときや疲れているときは手を抜くことができます。自分が手を抜けば、人の手抜きを許せる余裕ができます。自分にも相手にも完璧を求めず、許し合える関係でいきましょう!シーン3たまに手伝うとすごくエラそう私はいっつもやってますけど!「ありがとう」と言ってパパの承認欲求を満たせば自然に回数が増えるはずたいていの男性は、母親が家事をし、父親が仕事をする姿を見て育っています。「家事は女性の役割」と思っているパパにとっては、10回のうち、たった1回手伝っただけだとしても、これは偉業。誇らしい気持ち・褒められたい気持ちでいっぱいになっています。「私はいつもやってるのに」「それくらいで偉そうに」と言いたい気持ちはぐっと我慢して、まずはそのサービス精神にお礼を言いましょう。パパの承認欲求を何より満たしてくれるのは、ママからの「ありがとう」です。手伝うたびにいい気持ちになれば、自然と回数も、2回、3回…と増えると思いますよ。シーン4複数のことを同時にこなせないどうしてできないの!?やり方を具体的に伝えてパパに新しい行動パターンをインプットする私たち女性は、子どもを抱っこしながら電話に出て、やかんが沸いたら火を止め、宅配便が来たらハンコを押して…と、同時に複数のことをこなせます。けれど男性は一度に1つのことしか処理できません。子どもを抱いている間に宅配便が来たら、「誰か来たぞー」と、ママを呼ぶはめになってしまうんです。そんな時は、できないことを怒るのではなく、「子どもを抱っこしながら出て」と言いましょう。取るべき行動を具体的に言葉にすることで、パパの中には「抱っこしながら出ればいいんだ」という新しい行動パターンがインプットされていきます。シーン5何回教えても家事のやり方が違う何度言ったら分かるの?プライドを傷つけずにパパが自分で気付ける方法で伝える例えば、パパに食器洗いを任せたとき。終わった後の流し台がビショビショになっていたとしても、まずはお礼を言いましょう。その上で、ママの満足いくやり方をどう伝えるかですが、毎回直されるとやる気が下がってしまうので、3回のうち2回はこっそりママが拭きます。そして残りの1回は、あえてパパの見ている前で拭くことで、「俺がビショビショにしちゃったんだな」と気付けます。子どもに対するのと同じように「何もかも教える」という姿勢はパパのプライドを傷つけるだけ。頼りにされるからこそ、頼りがいのあるパパになっていくのです。シーン6子どもより自分を優先させるちょっとは子どものことも考えてよ!ママがパパのことを優先させればパパは子どもを優先させる少し厳しい言い方になりますが、これは普段、いかにママがパパを優先していないかの現れ。ママは子どもに対しては、「すごい!」「できたね!」と褒めるのに、パパのことは褒める必要がないと思っているからです。けれど、パパだって手伝ったら褒められたいし、疲れていたらいたわってもらいたいもの。けれど、誰も自分のことを褒めてくれないから、自分で自分を優先せざるを得ないんです。ママにはぜひ「おうちの中ではパパが一番」という姿勢でいてもらいたいですね。そうすれば、パパの方にも自然と子どもを優先させる余裕が生まれるはずです。Q1パパに対してキツい言動を取ることがありますか?Q2子どもの前でパパを否定する言葉を言いますか?<あんふぁん読者アンケート>※2016年3月2日~4月12日WEBアンケート、有効回答数1019人パパへの陰口と収入へのダメ出しは絶対禁句前ページで6つのNG例を紹介してきましたが、一緒に暮らしていれば、腹が立つことがあるのは当然。ダメと分かっていても、ついキツい言い方をすることもあると思います。ただ、絶対に避けてほしいのは、次の2つです。1つは、子どもの前でパパの陰口を言うこと。ママとパパはもともと他人ですが、子どもは、ママとパパから半分ずつ血を分けている存在です。例えば、「パパってうそつきね」というセリフは、子どもには「あなたの体の半分はうそつきだ」と言われているのと同じことです。このように育っては、自己評価が低くなり、自尊心も育ちません。もう1つは、パパの給料や収入にダメ出しをすること。「だらしがない」や「子どものことを考えない」という言葉はまだ、パパにとっては逃げ道のあるダメ出しです。なぜなら、「だって片付けや子育てはママの仕事でしょ」という言い訳が成り立つから。でも、給料が安い・収入が低いという指摘は、パパの本分へのダメ出しになります。あなたが働いていてもいなくても、パパの誇り・存在意義をも深く傷つけるので、決して口には出さないでください。夫婦はお互いの鏡「ありがとう」の気持ちを忘れずにここまで読んだママの中には、「私が家事も育児も頑張っていることに対しては、パパは当たり前と思っているのに、私だけパパを気遣うなんておかしい」と思う方もいるかもしれません。それでは質問ですが、ママはパパの給料日に「ありがとう」と言っているでしょうか?給料が入るのは当たり前と思っていませんか。夫婦は鏡のようなもの。「パパがお礼を言ってくれれば、私だってお礼を言うわよ」とママが思っているとしたら、パパの方も同じように思っていると考えてください。だから、「パパ、いつもお仕事ありがとう」と言えば、「ママも、家事・育児ご苦労さま」と返ってくるはず。文句や嫌みを言うのはエネルギーを使うし、眉間にシワが寄って、確実に〝ブサイク〟になっているはず(笑)。笑顔で「ありがとう」と言えば、5文字で済んで簡単だし、美容にもいい。出し惜しみしているのはもったいないですよ。結婚前は誰だってサービス精神旺盛な男性だった「うちのパパは何もやってくれない」と思っているママは、結婚前を思い出してください。パパはあなたを振り向かせるため、必死にサービスをしてくれませんでしたか?あなたはそれに対して「ありがとう」の言葉を惜しみなく言いませんでしたか?それがいつからか、ママからのお礼がなくなり、パパのサービスは空振りに終わり、結果「うちのパパは何もしてくれない」という事態になっているわけです。あなたが結婚相手に選んだ人なんですから、パパのサービス精神は隠れているだけです。その意欲を引き出すのはママ自身。やってもらったら「ありがとう」とお礼を言うこと。頼むときは「ごめんね、お願い」と添えることです。最後にもう1つ、私が夫婦円満のコツだと考えているのは「関心を持って、干渉はしない」こと。関心というのは、「仕事が大変そうだね」とねぎらったり、パパの趣味を一緒にやってみたりすることです。一方、仕事の内容にまで余計な口を挟んだりするのが干渉です。大事なのは、相手の問題と自分の問題とをきっちり分けつつ、相手への気遣いは忘れないこと。夫婦円満な家庭を築いていきましょう!監修/西東桂子(あんふぁんサポーター)illustration/HARANIKU Tsuyako
2016年06月08日妊娠中から少しずつ親になっていくママと違い、突然目の前に現れた小さな我が子に、戸惑う「新米パパ」は多いようです。「接し方がわからないから…」と、我が子と距離を置いてしまうパパも少なくありません。しかし、そんな新米パパに対して、「もっと育児に参加してよ!」と強制したり、「何やってんの!」と失敗を責めたりするのは逆効果。かえって育児から遠ざけてしまうかもしれません。そこで今回は、ママたちの体験談をもとに、新米パパに育児参加してもらうためのコツについて考えてみたいと思います。■「見ておくよ」って言ったのに…「ショッピングモールで夫が『俺が子ども見とくよ』と言ってくれたので、私は一人で買い物へ。待ち合わせ場所のキッズコーナーに行ってみると、夫はベンチに座って携帯ゲームに夢中。子どもは隣のお店に入って商品で遊んでいました」(Kさん/32歳/不動産)ここで「全然見ていないじゃない!」と感情的になってしまっては、夫がヘソを曲げてしまう可能性も。まずは一言、「おかげで買い物できたよ、ありがとう」とお礼を言えると良いですね。ただ、これでは安心して子どもを任せられないので、「ちゃんと見ていてほしい」とも伝えておきたいところ。そんなときは、子どもの成長を夫婦で実感し、感動を分かち合う言い方が効果的です。「好奇心旺盛で、一人で動き回れるようになったんだね。もう目が離せないね」と、子どもの成長をよろこびつつ、「目を離してはいけない」ということも、しっかり伝えられるように工夫してみましょう。■わからないなら聞いて!「私がお風呂に入れた子どもの体を、夫が拭いてくれるというので任せたら、やり方がわからなかったのかオロオロしていました。結局、私がお風呂から出るまで濡れたまま放置。できないならせめて、私を呼んでくれたら良かったのに…」(Sさん/29歳/主婦)「できないなら、やるって言わないでよ!」と言いたくなりますが、ここで怒ってしまうと、パパのヤル気を削いでしまいそう。育児の経験・知識は、たいていの場合はママの方が豊富。ママにとっては当たり前でも、パパは「知らない、わからない」というケースは案外多いので、はじめてのことをお願いするときには、できるだけ具体的に、やり方や注意点を伝えるように心がけましょう。パパ一人に任せる前に、まずはママがやっているところを見てもらって、やり方を伝えておくのも良いですね。■まさかの逆ギレ?「息子が産まれたばかりのころ、夫の抱き方が少し危なっかしかったので『それじゃ危ないよ』と注意したら、『うるさい! 俺はちゃんと気をつけて抱いてる!』と夫が怒りだしました。それからしばらく、夫は息子に近寄らないようになってしまい…。私の言い方が悪かったのでしょうか?」(Tさん/28歳/公務員)パパは「自分の抱き方を否定された」と感じたのかもしれません。新米パパの慣れない手つきは見ていて心配になりますが、まずは褒めてあげることが一番です。「やっぱりパパの方が、手が大きいから安心するみたいね」と褒めてから、「もうちょっと、こうすると手が疲れにくいよ」とさりげなくコツを伝えると、パパの受ける印象は大きく変わるはず。新米パパにイラッとする瞬間もあるとは思いますが、「パパの育児参加」を促したいなら、そこはちょっとだけ我慢が必要。少しずつ育児に参加してもらえるように、言い方を工夫したり、感謝の気持ちを伝えたりしながら、まずは簡単なことからお願いしてみてはいかがでしょうか?
2016年06月02日ママが頑張っているのを知っているから、自分ができることはする。わが子の成長を間近で感じたいから、子どもとの時間を大切にする。 前回のレポート では、家事も子育ても「自分がしたいからする」、理想に近いパパたちの声を中心にご紹介しました。しかし、なかには「ママをサポートしたい気持ちはあるけれど、時間的な余裕がない」と、きまりが悪そうなパパもちらほら。実際、世の中には「平日は寝に帰るだけ」のパパは少なくないかもしれません。そんな事情は百も承知だけれど、ママだって子育てに家事、仕事をこなしている身です。だから、「もっと協力してほしい」と思うのも、自然な心の動きではないでしょうか。パパ会レポート・その2では、時間がないパパとどう折り合いをつけていくかを、パパとママ両方の声を交えながら考えてみます。■家庭での「自分の在り方」に疑問も… 悩めるパパのリアルな胸中保育園のパパ会メンバーのひとり、Eさんは、朝は保育園が開園する前に出社、帰宅は23時過ぎの毎日で、平日は子どもと顔を合わせる時間がほとんどない、と言います。「子育ても家事も、もっとやりたい気持ちはあります。妻の負担も軽くしたい。でも、時間がない。妻は理解してくれていると思いますが、それでも不満だってあるはず。家庭における自分のポジションはこれでいいのかな、という疑問は常につきまとっています」(Eさん)。また、Rさんからはこんな話も。「共働きがスタンダードになったいま、男性の育児参加や家事協力があたりまえの風潮になってきていますよね。もちろん、大切なことだし、やれる範囲でやっているつもりですが、なんでも平等は難しいのかなと。僕の場合、どうしても育児や家事は妻がメイン、僕はアシスト的な意識があって、妻ともめる火種になっています」(Rさん)。ママのことも子どものことも愛していて、自分ができることは精一杯したい。そんな思いはパパ会メンバーみんなに共通していますが、それをどのようなかたちで表せばいいのか。そのように家庭での自分の在り方を、いまなお模索しているパパも少なくないのです。■忙しいパパとどう向き合う? 先輩ママのアドバイスパパたちも、さまざまな悩みや葛藤を抱えています。そんな状況は理解しつつも、ママとしては「もっとこうしてくれたら…」と期待する部分だって、あるのではないでしょうか。そこで、実際に忙しいパパと暮らすママに、共働き生活の工夫から気の持ち方まで聞いたところ、いくつかのポイントが見えてきました。 ポイント1:スケジュールを共有する一緒に暮らしていても、お互いの1日の動きが、実は見えていないことも。そこで、パパとママのスケジュールを、子育て、家事を含めて書き出し、共有します。こうすると、お互いにサポートが必要な部分が可視化でき、話し合いがスムーズになります。ポイント2:「週末パパ」もありと割り切る平日は家にいる時間が少ないパパは、できることも限られてきます。帰宅後の食器洗いなど、パーツで頼めそうなところを「引き受けてくれたらラッキー」程度に考えておきます。それも負担そうなら、いっそ「週末パパ」と割り切って、1~2時間でも子どもを外に連れ出してもらい、自分の時間を確保するのも方法です。ポイント3:「いいとこどり」もよし、やりたいことをやってもらうママがやってほしいことと、パパがやりたいことが重なるとは限りません。とりあえずお試しでやってもらい、パパが楽しそうにできることを担当してもらうと、長続きしやすくなります。ポイント4:完ぺきを求めないパパにやってもらうことも、自分のことも、完ぺきである必要はありません。1日お皿を洗わなくても病気になるわけではない、くらいの心もちでいられると、パパにも、自分にも寛容になれます。お互いに忙しすぎて、ふたりの手ではどうしても回らない部分は、週に一度ハウスキーパーを頼むなど、他の人の手を借りることも選択肢に入れておくと、気持ちが楽になりそうです。ポイント5:不満が溜まり切る前に、小出しに解消不満を口にしすぎると、お互いげんなりしてしまいますが、溜めすぎて爆発しても大ダメージに。夫婦で定期的に話し合う時間をつくり、もう少し頑張ってほしいところ、協力してほしいところをひとつずつ解消していけると、気持ちのリセットにもつながります。 育児も家事も協力的なパパの話を聞くと、ついうらやましくなるものです。しかし、父親として求められる役割が増えつつあるいま、プレッシャーを感じていたり、やりたいけれどできない自分へのジレンマを抱えていたりするパパも、少なからずいます。今回の多くのパパの話を聞くなかであらためて感じたのが、夫婦のかたちはそれぞれで、正解はない、ということ。そして、夫婦関係のベースにお互いへのリスペクトさえあれば、それぞれの家庭の「わが家流」が見つかるのではないかと強く感じました。どんなスタイルがより自分たちらしいか、時折夫婦で話し合う時間を持つことが、大切なのかもしれません。
2016年05月12日出勤前に子どもを保育園に送り、帰宅後は子どもをお風呂に入れて、夕食の後片付け。妊娠・出産後も仕事を続ける女性が珍しくないいま、家庭のなかで「パパに求められる役割」も変化しているように感じます。では実際、共働き家庭のパパたちは、どんなことをしていて、「イクメン」についてどう思っているの?そんな疑問を探るべく、未就学児を持つパパたちの会に潜入し、皆さんの本音を聞いてきました。■未知なる「パパ会」発足の経緯は、パパならではのママへの気遣い!ママ会ならぬ、「パパ会」が行われたのは、とある週末の夜。子どもが同じ保育園に通う30代前半~50代のパパ、15人が集まりました。ほとんどがママと同世代のご夫婦で、20代後半から30代のはじめに1人目のお子さんが誕生しています。このパパ会、そもそもは保育園の保護者会長を務めたパパが、忙しい時間を割いてほんの数百円の運営費をやりくりしようとがんばっているママたちの姿を目の当たりにしたことをきっかけに発足したそう。定期的にパパ会を開き、会費を多めに集め、余剰金を保護者会費に回す仕組みをつくり、ママたちの時間、精神的負担をサポートしています。年齢も職業も異なるパパ同士ですが、子どものことから日常生活の他愛のない話題まで、とてもリラックスした様子で盛り上がっていました。■「朝食づくり」担当も! 気になるパパの家事分担事情夫婦ともに仕事をし、忙しい毎日を送っている皆さんに、まずは子育て、家事においてご自身が担っていることを聞いてみると、約半数が「保育園への送り」をしているとのこと。さらに、そのうち4人のパパは朝食づくりも担当! 毎朝5時半起きで和食を用意しているパパもいました。帰宅後も、食器洗いに洗濯、子どもとお風呂、そして自分のワイシャツのアイロンがけなど、「家のことはママにまかせっきり」スタンスなパパは見当たらず、それぞれのライフスタイルのなかで、できることをしている様子でした。ここで気になるのが、育児や家事を積極的にする、その動機。 ちょっとうがった見方をすると、ママに指示されてそうなったとか、ご機嫌取りのためやむなく、とも思えそうですが…。「妻に指示されてやるようになった部分も、ないとはいえません。けれど、毎日頑張っている妻を見て、少しでも負担を軽くしてあげたい気持ちもあるんです。家族のために、自分が役立っていると思えることがうれしくもあり、やらされている感はあまりないんですよ」と、パパ会メンバーのMさん。また、Iさんは「うちは夫婦で話し合って、お互い納得できる方法を最初に決めました。面倒なときもありますが、どのみちやるのであれば、前向きに取り組みたいと思っています」と言います。基本は奥さまへの愛からくる行動であることが伝わりましたが、それでも「完璧を求められると、ちょっとキツイね」とちらっと本音をこぼす一面も。Nさんの「お皿がきれいに洗えていないと、妻に『仕事は最後まできっちりやってください』と、自分がいつも部下に言っているようなことを指摘される。そんなことがあった次の日は、部下にいつもより優しくなったりするんだよね(笑)」との発言には、周囲のパパがいっせいに「そうそう!」と賛同。「男性って単純だから、言い回しひとつでやる気になったり、逆にモチベーションが下がったりするもの。『助かるな』、『ありがとう』など、ひとことでいいので添えてくれると、よし、次も頑張ろう! と思えちゃう」というのが、パパさんたちの共通意見でした。パパにもっと協力してほしい! と思うママは、パパのやる気を引き出す上手な言い回しを心がけてみるのも、ひとつの手かもしれません。■「イクメン」と呼ばれるのはこそばゆい? パパたちの本音子育ても家事も、自分がしたいからする。そんな能動的な姿勢は、周囲から見ると「イクメン」として映りそうです。では、ご自身にはズバリ、イクメンの自覚はあるのでしょうか。 この問いを投げかけると、皆さん、うーんと考え込んでしまいました。そんななか、パパたちに「イクメン中のイクメン」と称されるSさんはこう語ってくれました。「本来、子育てって夫婦一緒にするものですよね。子どものお世話や家事の分量ではかるものではないから、どこまでやったらイクメン、ということではないのかなと。僕の場合で言えば、子どもの成長ってあっという間なので、子どもにまつわることは何でも関わっていきたいんです。自分が見ていないときに、面白いことが起こると悔しくなる(笑)。だから、保育園の保護者会にも出たいし、妻と一緒に子育てを楽しんでいきたい。もしかすると、それが世の中的にはイクメンに映るかもしれませんが、イクメンと呼ばれたくてそうしているわけではないんですよ」(Sさん)。Iさんは、「育児をしている男性は、だれでもイクメンなんじゃないかなと。一昔前の、仕事人間な父親だって、家族のために、子どものために働いていて、口に出さなくても子どもを気にかけている。それだって、イクメンだと思うんですよ。流行り言葉的にイクメンと呼ばれると、若干抵抗があったりしますね」と、ぽつり。奥さまにほめられたい、周囲にイクメンとして認められたいからそうしているのではなく、自分自身が「子育てをめいっぱい楽しみたい」のが、今回集まったパパたちの大きなモチベーション。だから、イクメンと呼ばれると、ちょっとこそばゆいような、複雑な気持ちになるようです。さて、今回は、子育てに家事に協力的なパパの声を中心にご紹介しましたが、なかには「ママを支えたい気持ちはあるけれど、時間的に難しい」と、複雑な胸の内を明かしてくれたパパもいました。次回はそんなパパにフィーチャーし、求められる役割について思うところ、そして、ママの心の持ち方について、考えてみます。
2016年05月10日カゴに「パトロール中」というプレートのようなものを付けた自転車をよく見かけます。小学校のPTAなどで防犯のために使用しているようですが、おしゃれなデザインではないし、ちょっと恥ずかしい気もします。実際にこのプレートを自転車に付けているママに本音を聞いてみました。■「紙製よりはまし」と自分を納得させて付けている小2と小5の娘がいるママは、このプレートを渡されたときに付けることをためらったそうです。「最近は物騒な事件も多いし、地域の防犯のためになるのはわかります。でも、はっきりいってダサいじゃないですか。カバーなどで隠したら意味がないし、だからといっておしゃれにデコレーションできないし、もっとかわいいデザインにしてほしいです」たしかに、目立つように「防犯パトロール中」と書かれたプレートは、お世辞にもおしゃれとはいいがたい…。このママは、「プラスチック製なので、紙製よりはまし」と自分を納得させて付けているそうです。■独身時代から拒否反応が…「このプレートは、独身時代からいやでした。自分が出産するころにはなくなっていることを期待したのに、いまでもあるんですよね。これを付けた自転車には乗りたくありません」そう言いきるのは、息子が小学校に入学したばかりのママ。仕方なく付けたものの、自分がオバサンになったような気がして、自転車には乗らなくなってしまいました。「ちょっとした移動にも車を使うから大変。でも、やっぱりあの自転車はいやなんです」とのこと。プレートを付けた自転車には乗らないけれど、声かけ運動など、ちがう形で防犯活動に協力しているそうです。■「プレートに感謝している」というママも転勤族のママは、「このおかげで地域の人と仲良くなれた」と、プレート付き自転車に感謝しているのだとか。「地域のためになっているから問題ありません。それに、このあたりには知りあいが誰もいないから寂しかったんですよ。でも、この自転車に乗ってスーパーへ行くと、同じ小学校のママに話しかけられることもあって、知りあいが少しずつ増えてきました」また、プレート付き自転車に乗っていると「見知らぬ子どもにも声をかけやすい」といいます。それまではあいさつしても無視されてしまったけれど、PTAの人とわかれば元気よくあいさつしてくれるようになったそうです。このプレートは防犯を第一に考えているので、見た目の良さはあまり意識していないのかもしれません。そのせいで付けることをためらうママもいるのは、もったいないと感じました。もっとかわいいデザインのプレートが登場することを期待します。
2016年04月16日妊娠中のママはホルモンバランスが大きく変化するため、心と体が不安定な状態です。些細なことでも不安を感じやすく、ママ自身の気持ちに関わらず、精神的に落ち着かないことがあります。その際、一番に寄り添ってほしい相手こそ、パパなのです。妊娠、出産までの期間をママと共に過ごすにあたり、パパ自身に実感が伴わないことがあります。お腹が大きくなったり、つわりで辛い思いをしたりなど体の変化を経ることで、ママは新しい命の存在を実感しますが、肉体的な変化のないパパだからこそ戸惑うこともあるでしょう。また、ママは出産について情報を集めたり、妊婦健診を受診したりすることでママの知識と実感を備えていきます。しかしパパが知識を養う場はそう多くなく、ママの得た情報と親の心構えを比べた時に、どこかおいて行かれた気分になるような、寂しいような気持ちになることもあるでしょう。だからこそ、体の変化やママの知識を積極的にシェアしてもらうよう、パパからも働きかけていきましょう。パパ自らが一緒に妊娠・出産を自分ごととして捉えて乗り越えていく意識を伝えることでママは安心し、心も安定しやすくなります。パパにとってほしい基本姿勢・妊娠や出産に関する知識を身に着ける・赤ちゃんの成長に興味を持つ・ママからのメールや電話に応える・ママの体調を気遣う・思いやりを持ってママに接する妊娠超初期に、ママが話を聞いてほしいタイミングとは妊娠0~3週目ごろまでの時期は妊娠超初期に該当します。とはいえ、妊娠0週0日は月経の初日で、妊娠1日目(0w1d)は生理の2日目ということになります。生理開始日以降、7日で1週、そして4週を1ヶ月としてカウントしていきます。妊娠2週に排卵が起き、卵管膨大部というところまで移動した卵子へ精子がもぐりこみ、受精します。受精し、受精卵となった卵は約6日かけて子宮へ到着し、子宮内膜に接着します(3w0d)。この通り、妊娠超初期は妊娠の準備段階でもある生理の期間が含まれるため、症状自体が現れにくい時期であります。ママの体質や体調によっては妊娠に気づかない人も多いと言われています。とは言え、ママ自身も説明がつけられないけれど、いつもと違う感覚を抱えていることも多いものです。ママのその感覚が妊娠症状によるものなのか、それとも別の体調不良なのか、言葉にできない戸惑いなのか、しっかり耳を傾けましょう。妊娠状況を調べるため妊娠検査薬も使用することもできますが、市販の妊娠検査薬は妊娠3~4週目頃からの使用が一般的であるため、この時期では妊娠しているかどうかの正確な判定をみることはできません。ホルモンバランスの変化でも陽性反応が出る可能性があり、陽性判定が出ても最終的な妊娠の判断は産婦人科での診断によります。妊娠に思い当たり、ママから可能性を伝えられたら、喜びの気持ちを伝えましょう。ママの体調の変化について十分に気遣い、適切なタイミングで産婦人科に行けるように備えておきましょう。妊娠初期に、ママが話を聞いてほしいタイミングとは妊娠4~6週目ごろには妊娠症状を自覚するママも多く、妊娠検査薬での妊娠判定などを経て、産婦人科で妊娠の有無を知る人が多くなります。妊娠6週~8週目頃には赤ちゃんの心拍を確認することができ、いよいよ妊娠が確定します。この時期のママはたくさんの新しいことを体験します。健診施設での妊婦健診、赤ちゃんの心拍の確認、お腹の中にいる命の実感、つわりで自分自身の体がうまくコントロールできないことなど、ママが体験したひとつひとつに耳を傾け、パパも一緒にママのはじめてを体験しましょう。ママだけではなくパパも、お腹にしっかりと目を気持ちを向ける意識が必要です。つわりについてこのころから妊娠症状の一つ、つわりが始まります。つわりには、ものが食べられなくなる吐きづわりや、空腹で嘔吐症状が出る食べづわり、においなどに敏感になるつわりなど種類がありますが、妊娠8~11週ごろのピークに向けて症状が強まる傾向があるため、ママには負担の大きな時期となります。つわりには個人差があり、経産婦であっても症状が違うケースもあります。ママのつわり症状について尋ね、家事のサポートを行ったり、家事代行サービスを利用するなど、ママへのフォローを検討しましょう。妊娠の伝え方についてつわりで体調が思わしくないときは、穏やかに過ごすほうが良い場合もあります。家族や両親に妊娠を伝えることは、ママの心と体調が安定しているときでもよいでしょう。伝えるタイミングや伝え方も、ママとしっかり話し合って決めましょう。俗説や昔の知恵に振り回されないことについて例えば、「妊娠したら二人分食べる」「妊娠は病気ではないので妊婦を甘やかさない」「小さく産んで大きく育てる」「分娩前には赤ちゃんの胎動がおさまる」など、妊娠にまつわる俗説や、数十年前の妊娠における知恵などは、現代の産婦人科医療の下では間違いであることがたくさんあります。妊娠と出産は病気ではありませんが、いつでもどんな時も安全に済むものではありません。健やかな妊娠と出産のためには、ママとパパが正しい知識を身に付けることが大切です。ハイリスク妊娠についてママが高齢である場合や、持病による合併症の可能性があるなどのハイリスク妊娠においては、赤ちゃんの発育状態やママの健康状態をきちんと把握するため、セカンドオピニオンをたて、母子の健康状況を見る専門施設や他の医療機関などで、妊娠状況に合わせて検査や通院を行います。また、羊水検査は調べるかどうかを、出生前診断に詳しい医師や医療機関に、セカンドオピニオンとして相談してもよいでしょう。そのほか、妊娠中期ごろまでの妊婦健診のみに対応するなど分娩設備の用意がない産婦人科もあり、その場合は分娩施設がある産婦人科の転院が必要となります。転院先では、事前の分娩予約がないと転院受け入れができない場合などもあるため、あらかじめ確認しましょう。バースプランについてバースプランは、希望の産み方のほか、お産時の呼吸法(ソフロロジー式呼吸法、ラマーズ法)、分娩室で希望すること(音楽をかけたい、立ち合い出産や付き添いの有無、会陰切開についての希望の有無など)などについて助産師などからアドバイスを受けながら、ママとパパが考えるお産のプランです。お産を行う施設によってはバースプランを推奨しており、医療的に安全が確保されるプランであれば希望内容に沿ったお産ができる分娩施設もあります。ママが納得するお産と産後の振り返りを行うことは、ママの心のケアにもつながります。希望のお産を迎えられなかった後悔は、産後にうつ症状が現れる産後PTSDとしてママの心に残る可能性もあるためです。産後の心のケアを視野に入れながら、夫婦で、お産の仕方について考えてみましょう。妊娠中期に、ママが話を聞いてほしいタイミングとは妊娠中期にさしかかると、胎盤が完成して赤ちゃんの発育状態が安定する安定期に入ります。ママ自身もマタニティライフを楽しんだり、出産後の準備に取り組んだりすることが可能になりますが、妊娠している現実に無頓着すぎてもいけません。海外旅行や無理な活動などは控え、いつ何があっても対処できるようにパパからもはたらきかけましょう。またママのつわりは収まる傾向にありますが、むくみや倦怠感、腰痛などそのほかの妊娠症状に悩まされる人もいます。外出について外出時には母子手帳と妊婦健康診査受診票(補助券)、保険証、かかりつけ医の連絡先は必ず持ち歩きましょう。遠出や旅行の計画がある際は、あらかじめかかりつけの健診医に予定を伝え、出かけることが可能かを相談しましょう。出先で万が一の妊娠トラブルが起きた際についても想定し、現地の産婦人科などの所在や、緊急時の対応が可能かを確認しておきましょう。ママの仕事について働いているママであれば、産後も職場復帰するか、辞めるか、転職するかなどについても考えなければなりません。家庭の経済的な状況や将来のビジョンについて、改めて二人で目標を定め、話し合いましょう。ママの体調についてママは健診医から、妊娠前期にかけて体重コントロール指導を受けています。体重が増えすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、お産時の異常などのリスクが高まり、増えない場合はママの貧血、切迫早産、低出生体重児出産などのリスクが高まります。体重コントロールに伴う食欲の増減や、つわり以外の妊娠症状の出現で、ママの体調の変化は続きます。体調への気遣いや家事のサポートなどは引き続きパパから積極的に行い、ママの話にも耳を傾けましょう。妊婦健診の結果についてママが妊婦健診に行くたびに、赤ちゃんの成長を知ることができます。赤ちゃんの発育の様子や、どんな検査を受けたかについて話を聞きましょう。
2016年04月04日ママはお腹の中で赤ちゃんを育てながら、心身ともに、親になる準備を一足早く始めます。さらに、母親学級に参加したり育児書を読んだりと自分事としての自覚を高めていきます。ところがパパには体型や体調の変化がないため、ママの話しを聞いたり、勧められた育児書を読んでいるだけでは、なかなか親になる自覚が持ちにくいものです。パパにとって必要な自覚とは、「ママの妊娠・出産に最も身近に寄り添えるパートナーである」という意識です。パパがそのパートナーとして最低限知っておくべきことを学べるのが、両親学級なのです。両親学級は、パパが「ママの心と身体の変化」について教えてもらうことができる最大のチャンスです。ママ自身から「身体が重い」「つわりが辛い」「なんだかイライラする」などのメッセージを発信されても、意外と「大げさなんじゃないの?」「病気じゃないんだし」などと思ってしまう事もあります。ですが、両親学級を通して専門家からしっかりとママの変化を教わったり、他のご夫婦の話しを聞くことで、ママの大変さに寄り添うための知識と体験を得ることができます。同じ時期に出産を控えているパパとの出会いもあり、中には2人目、3人目の先輩パパもいます。パパ達と話しをする中で、自分の夫として、そしてパパとしての役割を自覚することができるでしょう。両親学級って?「両親学級」とは、これからパパ、ママになる人に向けて開かれている講座のことです。「母親学級」との主な違いは夫婦を対象にしていること。つまりパパが参加できると言うことです。体調が安定する妊娠5~6カ月頃から受講できるところが多く、妊娠・出産の正しい知識や新生児のお世話の仕方などを詳しく学ぶことができます。主に産院、市町村など地域の保健所、母子保健センターなどが行っており、中には育児関連企業が主催するものもあります。主催する施設によって内容や回数は異なりますが、妊娠期間中に3~4回開催されることが多く、妊娠週数に応じたプログラムが組まれています。最近では、立ち会い出産を希望しているパパに両親学級への参加を義務付けている産院もあり、普段仕事をしているパパも参加しやすいように土日に開催される場合も増えています。両親学級に参加するには両親学級のプログラムの多くは「妊娠初期」、「中期」、「後期・産後」に分かれており、妊娠中に3~4回開催されます。ママの体調が安定している妊娠中期以降からの受講がよいと言われていますが、共働きなど、夫婦のお休みが合いにくい場合は産休に入ってからでも十分間に合います。両親学級の開催場所や日時については、近隣の保健センターなどに問い合わせてみましょう。自治体の広報誌や、ホームページなどに情報が載っている場合もあります。プログラムの内容によっては、参加できる妊娠週数が決まっている場合があります。当日の持ち物は、メモをとるために筆記具があると便利です。妊婦体操の実施を行う講座の場合は、動きやすい服装で参加しましょう。パパにとっては、初めてのことだらけで戸惑うこともあるかもしれませんが、せっかくの機会です。分からないことはどんどん質問して、ママに負けないくらい、たくさんの情報を得て帰りましょう。両親学級の内容両親学級のプログラム内容、開催時期、1回あたりの時間、回数などは、主催者や開催している施設によって異なります。・妊娠中の生活助産師や保健師から妊娠中の過ごし方についての説明があります。パパもしっかり聞いて、ママ妊娠生活をサポートするすべを学びましょう。また、同じ時期に出産予定のパパ・ママが集まるので、自己紹介などパパ・ママ同士の交流の時間も設けられており、友達作りのきっかけにもなります。・妊娠中の歯と栄養について妊娠中は虫歯になりやすいため、歯科衛生士による妊娠中の歯に関する話と指導を受けます。栄養士からは妊娠中の必要な栄養や食事について、妊娠週数に合わせたメニューなどを教わることができます。パパにとっても、妊娠中の買い物をサポートする時などに、ママがどんな食事をするといいのかなどの情報はとても役立ちます。・妊婦体操/出産と産後について助産師から安産のための体操を教わったり、お産のときの呼吸法を実際に練習したりしながら、陣痛が来ても慌てずに対処できるような心構えについて学びます。教わった体操をママと一緒にやるなど、ママが「面倒くさいな」と思ってしまった時に気持ちを高めることも、大切なサポートです。・立ち会い出産/産後の育児両親学級によっては、特に立ち会いを希望するパパに参加を促す回も設定されています。妊婦ジャケットをつけて妊婦生活を疑似体験することができたり、立ち合い出産についての心構えを教わったりすることができます。また、新生児と同じ大きさの人形を使って沐浴の練習をします。産後に必要な育児用品の紹介などもあり、産前産後生活をよりイメージしやすくなります。両親学級のメリット両親学級のスタッフは主に助産師や保健師など、妊娠・出産の専門家です。プログラム内容によって栄養士、歯科衛生士からも詳しい話を聞くことができます。妊娠中や産後の細かな情報を専門家から教わる機会は貴重であり、栄養・健康指導も受けられることは大きなメリットです。初産はもちろん、第2子以降のお産の場合も、その時の一般的な妊娠・出産情報に基づいた内容を教わることができます。パパとママの、育児の予習場所として大いに活用しましょう。
2016年04月04日ママの喫煙が、お腹の赤ちゃんの健康や発育に悪影響を及ぼすということについてはよく知られています。ママ自身が喫煙しなくても、周囲の喫煙者からのタバコの煙(副流煙)を吸い込むことで受動喫煙(二次喫煙)する状態となり、ママとお腹の赤ちゃんの健康に影響を及ぼします。ママが副流煙を吸う環境にある以上、タバコから生ずる健康被害を避けることはできません。妊娠中のママの近くを避け、換気扇の近くやベランダで喫煙したとしても、副流煙を完全に避けることはできません。空気中に漂うすべてのタバコの煙を排出することは難しく、換気扇から漏れたり、窓の隙間を通じたりして室内に侵入します。また、タバコの煙が付いた髪の毛や衣服、カーテン、壁紙などには、タバコの煙に含まれる有害成分や化学物質が残っています。タバコを吸わない人がこれらの残留成分に触れて吸い込み、体内に摂取してしまうことをサードハンド・スモーク(三次喫煙)といいます。サードハンド・スモークも、ママや赤ちゃんの健康に影響を及ぼします。妊娠中のママとお腹の中の赤ちゃんをタバコの害から守るには、パパが完全に禁煙する必要があると言えます。家族で外出する際も、喫煙席があるお店や喫煙エリアに立ち入らないよう、パパが率先して気を付けていきましょう。(※1)タバコの副流煙による受動喫煙が、妊娠中のママに与える影響とはタバコには、タバコそのものに含まれるニコチンが心臓や血管にダメージを与え、新陳代謝のはたらきを邪魔します。同様に含まれる様々な有害物質には発がん性があるものが含まれます。タバコの煙には、タバコの燃えカスと共に、燃やすことで変化した化学物質や有害物質、一酸化炭素などが数多く含まれ、煙を吸い込んだ人の体や健康に悪影響を及ぼします。受動喫煙をしたママの体はニコチンの影響で血流が悪くなるほか、一酸化炭素が血中のヘモグロビン(酸素を体内に運ぶ役割をもつ成分)と結びつく影響で、体内に十分な栄養や酸素が行き届かなくなります。つまりお腹の赤ちゃんにも必要な栄養や酸素が行き渡らず、低体重出生児が生まれるリスクや、流産や早産のリスクが高まります。さらに前置胎盤や常位胎盤早期剥離といった胎盤のトラブルの発生率も高くなるとも言われています。また、ママが妊娠前に喫煙者だった場合にはママへの配慮が必要です。ママが妊娠のために禁煙していてもパパが喫煙している場合、ママのストレスは大きくなります。ママが禁煙するだけでは受動喫煙のリスクが減少しないことも踏まえ、これからの子育て知識としてパパも禁煙することが望ましいでしょう。タバコの受動喫煙が、乳児に与える影響とは出産後にも、赤ちゃんの近くで喫煙を行うことは、赤ちゃんへの健康被害を引き起こすことになります。呼吸器が十分に発達していない赤ちゃんにとって、受動喫煙はぜんそくや肺炎といった呼吸器系疾患の原因になる可能性が指摘されています。また赤ちゃんにとってサードハンド・スモークは大きな影響があります。赤ちゃんは身体が小さいため家具や床との距離が近く、喫煙環境である部屋内に蓄積されたタバコの有害物質を摂取しやすい状況にあります。これは、赤ちゃんがいないときに自家用車の中でタバコを吸った場合にも当てはまり、タバコを吸う人がいる環境下での赤ちゃんの三次喫煙は避けられないことを意味します。そのほか、赤ちゃんが受動喫煙しやすい環境にいると、乳幼児突然死症候群(SIDS)を引き起こしやすくなると言われています。SIDSとは、それまで健康上の問題もなく元気だった赤ちゃんが事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気で、詳しい原因はまだわかっていません。しかし両親が喫煙する家庭では、両親が喫煙しない家庭と比べおよそ4.7倍のSIDS発症リスクがあるため(※)、家庭内で受動喫煙がおこらない環境を整えておくべきだと言えるでしょう。そのほかの、禁煙の具体的なメリットそもそも喫煙は、ガンや脳卒中、心筋梗塞ほかさまざまな重大疾患のリスクを高める行為です。タバコを止めれば疾患のリスクを低下させられるうえ、個人差はありますが咳や痰で悩まされていた人も症状がおさまったり、味覚や嗅覚が改善され食事が美味しく感じられるようになったりします。喫煙後のタバコのニオイが減り、周囲へのマナーの質も向上するなどの効果もあります。また、1箱430円のタバコを1日1箱購入する場合、1ヶ月で12,900円がタバコ代として消費されます。1年間ではおよそ157,000円、10年間でおよそ1,570,000円にものぼります。禁煙すれば、それらのお金を家族のために使うこともでき、ひいてはパパ自身の健康リスクも下がることでしょう。パパが禁煙することは、ママや赤ちゃん、子どもたちの健康を守りながら、家族で長く暮らしていける方法の一つだと言えそうです。(※1) 東京都福祉保健局 健康増進法25条と厚生労働省健康局長通知
2016年04月04日赤ちゃんに早く会いたい、と予定日を心待ちにする一方「親になる自覚が持てない」という想いがあるのもまた、パパの本音ではないでしょうか。親になる自覚とは、小さな有用感の積み重ねで養われていきます。妊娠中であれば、ママが無事に出産に挑めるための一番のサポーターになること。例えばじっくりとママの話しを聞くことでも、買い物のサポートをすることでも、一緒にお散歩をすることでもいいのです。ママに「この人と一緒なら妊娠生活も、産後の生活もきっと安心して過ごせる」という安心感を与えられるようになりましょう。そうやって、パパ自身が「できること」や自分の「役割」を見出していくことで徐々に親になるんだと言う自覚が芽生えてきます。妊娠中からそうした積み重ねをすることが「パパになる準備」になります。パパになる自覚を持つメリットパパになる自覚を持つということは、パパ自身の有用感を高めることにつながります。自分も「ママを支えているんだ」という実感を得ることで、どこか他人事だった「妊娠」が自分事になってきます。そうするとママの検診後の興奮した話しやお腹の変化も、生まれてくる子どもについて考えることも、より一層楽しめるようになります。その「ぼくも一緒に妊娠生活を支えているんだ」という気持ちは、必ずママにも伝わります。それがママの安心感やメンタルケアに繋がるだけでなく、夫婦の関係をより深い絆で繋いでくれます。夫婦間の関係が良好であることは、「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む」とされる“産後クライシス”の予防にもなります。・産後クライシス出産によって心身にストレスやダメージを受け、妊娠期間中から産後にかけてのホルモンバランスの変化などが起こったママの意識と、家事や育児への関わり方についてのパパの意識が大きくずれ、夫婦の関係が悪化することを指します。パパになる自覚を持つ、具体的な方法とは子育ては、赤ちゃんがママのお腹の中にいるときから始まっています。親になる自覚を持つには、ママの心と体のことや赤ちゃんの成長についてを知り、自分にできるサポートを積極的に行うことが大切です。積極的に関わっていくことが大切です。・妊娠週数について学ぶまずはママとの共通言語を持つことが重要です。ママの身体の変化や、お腹の中の赤ちゃんの様子は週数で表現されることが多いのです。パパ・ママが参加できる両親学級や講座なども「妊娠◯◯週以降のパパママ向け」という表記があったり、母子手帳などの記録も週数で記録します。妊娠初期が15週目まで、など何となく理解していると妻の身体の変化をキャッチアップしやすくなります。なにより、同じ認識で夫婦で話しができると楽しいコミュニケーションが増えていきます。・一緒に妊婦健診に行くママと一緒に妊婦健診(妊婦健康診断)に行きましょう。地域自治体にもよりますが、妊婦健診は妊娠期間中で約14回設定されており、多くの健診施設や分娩施設でパパの同伴が可能です。妊婦健診は回によって内容が異なりますが、赤ちゃんの心音を聞けたり、パパの同室が許可される超音波検査(エコー検査)室で赤ちゃんが動いている様子を見ることができたりする回は、そう多くありません。赤ちゃんの存在を実感するために、積極的に参加しましょう。・お腹の赤ちゃんに話しかける赤ちゃんは5カ月を過ぎた頃から聴覚機能が発達し、パパやママの声などお腹の外の音が分かるようになります。お腹の赤ちゃんに向かって話しかけ、コミュニケーションをとるのもよいでしょう。妊娠6カ月頃になると、赤ちゃんの動きが胎動として感じられるようになります。ママのお腹に手を当てる習慣をつけ、赤ちゃんの動きの強さや回数を日々感じてみましょう。・両親学級に参加する地域自治体の保健センターや産院などで開催される「両親学級」では、妊娠・出産に関する詳しい知識が学べ、また申請時と同サイズの人形を使い、おむつ替えや沐浴の練習などができます。パパが参加しやすい土日に開催されることも増えているので、ぜひ夫婦で参加しましょう。赤ちゃんを迎える心構えができます。
2016年04月04日