クリス・コロンバスが監督する次回作『木曜殺人クラブ』に、ヘレン・ミレン、ピアース・ブロスナン、ベン・キングスレーが出演することになった。イギリスのテレビ番組ホスト、リチャード・オスマンが書いた小説の映画化で、コロンバスは脚色も手がける。未解決事件の調査をして暇を潰す老人たちが、身近に起きた殺人事件の解決に乗り出すことになるというユーモアに満ちた物語。製作はスティーブン・スピルバーグのアンブリン・エンタテインメント。撮影は6月にイギリスで始まる。コロンバスの最近の監督作は、Netflixの『クリスマス・クロニクル PART2』文=猿渡由紀
2024年04月24日「パエリア・タパス祭り2024 in 横浜赤レンガ倉庫」が、2024年4月12日(金)から4月14日(日)まで開催される。日本最大級のパエリア・タパスイベントが横浜赤レンガ倉庫で「パエリア・タパス祭り」は、日本各地のスペイン料理屋が集結する日本最大級のスペイン料理の祭典.。今回の「パエリア・タパス祭り in 横浜赤レンガ倉庫」は、2023年の日比谷公園開催時よりもさらにパワーアップして開催される。巨大鍋で作るパエリア毎年好評の直径1.5mの巨大鍋で作るパエリアが2024年も登場。福島県葛尾村のはねるエビを使用した、新メニューの魚介パエリアとなっている。パプリカやインゲンなど色鮮やかな野菜を使用したパエリアアートは必見だ。一度に最大250人前を作ることができるので、その大きさも実際に見てぜひ体感してみてほしいところ。蟹の旨味を詰め込んだパエリアまた、「スペイン料理 バル エスパーニャ カルネ」による北海道産の本ズワイ蟹、厚岸産牡蠣、いくらをふんだんに使い、米には本ズワイ蟹のほぐし身、かにみそを混ぜ込んだ蟹の旨味をたっぷりと詰め込んだ「北海道産 本ズワイ蟹と牡蠣のパエリア」や、「五ノ神精肉店」の合鴨ローストと肉汁を使用したちょっぴり変わり種の「合鴨のパエリア」など、個性豊かなパエリアが勢揃いする。“日本一”を決める「パエリア選手権」&「タパス選手権」来場者の投票でパエリア・タパスの日本一を決める「パエリア選手権」と「タパス選手権」も開催。各店自慢のパエリアやタパスを食べ比べしながら、投票先を選ぶことができる。春の陽気な気候の中、横浜赤レンガ倉庫を舞台にスペイン料理を心ゆくまで堪能してみて。【詳細】「パエリア・タパス祭り2024 in 横浜赤レンガ倉庫」開催期間:2024年4月12日(金)~4月14日(日)場所:横浜赤レンガ倉庫住所:神奈川県横浜市中区新港1-1 横浜赤レンガ倉庫時間:11:00~20:00※最終日は11:00~18:00※雨天決行・荒天中止総店舗数:約20店舗来場見込:約8万人入場料:無料(飲食代は別)購入方法:現金/タッチ決済/電子マネー(Suica・iDなど)/QRコード決済(PayPay、楽天Payなど)【問い合わせ先】パエリア・タパス祭り実行委員会 事務局TEL:03-6811-1135
2024年04月08日演劇ユニットActPostによる『熱海殺人事件~モンテカルロイリュージョン~』が、2024年5月15日(水) から19日(日) に東京・すみだパークシアター倉で上演されることが決定した。棒高跳びの元オリンピック日本代表選手である木村伝兵衛部長刑事が、山口アイ子の殺人事件の捜査をしていたところに、“山形の死神”の異名をとる速水健作刑事が赴任してくる。彼は6年前に死亡した、同じく棒高跳びの日本代表選手だった自分の兄を殺したのは木村だと疑っていて……。ヒロインの水野朋子 / 山口アイ子役は、ハロー!プロジェクトの研修過程を経て、2011年『きっかけはYOU!』でソロデビュー後、アメリカ、フランス、台湾、ブラジルなど海外でのステージも多数経験してきた吉川友と、特技は鎖鎌・薙刀・ジークンドー、歌唱音域は3オクターブと異色の個性を持つ音羽美可子が演じる。また、速水健作役でDIAMOND☆DOGSメンバーの咲山類、木村伝兵衛役で晃映ヒロが名を連ねた。演出は小田竜世が手がける。チケットは先行販売が3月30日(土) 12時よりスタートする。<公演情報>『熱海殺人事件~モンテカルロイリュージョン~』作:つかこうへい演出:小田竜世【出演】水野朋子 / 山口アイ子役:吉川友(Wキャスト)水野朋子 / 山口アイ子役:音羽美可子(Wキャスト)速水健作役:咲山類大山金太郎役:鮫島拓馬タケシ役:相田真滉デン助/謎の男役:うちだまさのり木村伝兵衛役:晃映ヒロ公演日程:2024年5月15日(水) ~19日(日)会場:東京・すみだパークシアター倉チケット先行販売:3月30日(土) 12:00~4月3日(水) 23:59()※URLは受付時間以降有効公式X:
2024年03月27日実写ドラマ「十角館の殺人」より、連続殺人の始まりを告げる本予告映像が到着。ミステリ研究会のキャストも明らかになった。これまでベールに包まれてきた、十角館での物語も垣間見える今回の映像。K大学のミス研メンバーたちは、合宿のため、孤島・角島にある【十角形の奇妙な館】“十角館”を訪れていた。半年前、この島で起きた通称・青屋敷事件は、未だ解決していない。そんな彼らの前に、殺人予告を思わせるプレートが現れる。本土では、青屋敷事件で焼死したとされる天才建築家・中村青司(仲村トオル)から一通の手紙、“死者からの告発状”が届き、元ミス研メンバーの江南(奥智哉)と、江南と行動を共にする男・島田(青木崇高)が手紙の真相を調べ始める。また、ミステリ研究会のメンバーとして、『ソロモンの偽証』で注目を集めた望月歩、「ウソ婚」「院内警察」「366日」とドラマ出演が続く元「欅坂46」長濱ねる、「3年A組-今から皆さんは、人質ですー」に出演した今井悠貴、雑誌のモデルとしても活動する鈴木康介。「劇団あしからず。」の小林大斗、「星星のベラベラENGLISH」(「ZIP!」)のヒロインを務めた米倉れいあ、俳優・モデルの瑠己也(るきや)、「Woman」『メタモルフォーゼの縁側』の菊池和澄(きくち・あすみ)の出演も決定した。監督の内片輝は「若い役者たちは重圧に追いつめられ、苦しんだと思います。空き時間には台本を手にメンバーでディスカッション。本当のミス研メンバーのようでしたね。みんなで輪になって、意見を交換して。生半可な覚悟ではこの作品には挑めないと、彼らはよくわかっていたのです。そんなプロ意識がクオリティ高く『映像版・十角館の殺人』を生み出したのです!」と撮影の様子を明かしている。ストーリー十角形の奇妙な外観を持つ館“十角館”が存在する、角島。1986年、“十角館”を建てた天才建築家・中村青司は、焼け落ちた本館・青屋敷で謎の死を遂げていた。半年後、無人島と化していた角島に、K大学ミステリ研究会の男女7人が合宿で訪れる。その頃、海を隔てた本土では、かつてミス研メンバーだった江南孝明のもとに【死んだはずの中村青司】から1通の手紙が届く。<十角館に滞在するミス研メンバー>と<死者からの手紙>。「偶然とは思えない」。江南は調査を進めるなか、島田潔という男と出会い、行動を共にしていく。一方“十角館”では、ミス研の1人が何者かに殺害される。「犯人は一体誰だ?」疑心暗鬼に陥り、互いに仲間を疑いはじめるメンバーたち…孤島である角島から出ることができるのは、1週間後。2つの物語から起こる【想像を超えた衝撃の結末】とは――。Huluオリジナル「十角館の殺人」は3月22日(金)10時よりHuluにて一挙独占配信(全5話)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月13日MTV Entertainment Studiosと101 Studiosが、ジョンベネ殺人事件をリミテッドシリーズ化(タイトル未定)することが分かった。製作総指揮・ショーランナーは『P.S. アイラヴユー』の監督・脚本家のリチャード・ラグラヴェネーズ。「Variety」誌が報じた。1996年にアメリカのコロラド州で起こったジョンベネ殺人事件。被害者は当時6歳のジョンベネ・ラムジーで、美少女コンテスト常連の少女だった。ジョンベネはクリスマスの夜に行方不明となり、翌日自宅の地下室で遺体となって発見された。27年経った現在も未解決だが、依然として注目度は高く、この10年間にも『ジョンベネ -誰が少女を殺したのか-』『ジョンベネ殺害事件の謎』『アントールド・ストーリー -ジョンベネ事件 新たな証拠-』など、事件を題材として取り上げた映画やドキュメンタリー作品が誕生している。本作について、公式ログラインには「ジョンベネ・ラムジー殺害事件における謎めいた死と、それを取り巻くマスコミの狂乱ぶりについて詳述する。この事件は全米を虜にし、私たちに答えよりも疑問を多く残した」と記載されている。(賀来比呂美)
2024年03月08日1月26日、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(51)が自身のYouTubeチャンネルを更新。京都アニメーション放火殺人事件について語った。36人が犠牲になり、32人が重軽傷を負った同事件。1月25日には、青葉真司被告に死刑判決が言い渡された。「責任能力、刑事責任能力の有無、心身耗弱状態にあったかどうかみたいなところが争われたわけですけれども、まあ当然のように死刑になってしまいました」と切り出した堀江氏。「まあ、日本の極刑は死刑なので、あの、1番重い刑は死刑なので、こうなるのは法治国家として当然のことだと思います」と判決については妥当だとの認識を示した。一方で、今回の事件について思うところがあるという。青葉被告は犯行によって、全身の9割超にやけどを負っていた。当初の死亡率は95%超だったというが、医師の治療によって話せるまでに回復した。しかし、犯行の重大さや、治療への労力の大きさから一部で、“どうせ死刑になるのだから治療をする必要はなかったのでは?”と疑問を呈す意見も多かった。このような意見について堀江氏は「放火で9割以上やけどを負って死にそうになってたみたいですけれども、“どうせ死刑になるんだからそれを治療したのは意味がねえんじゃねえか“みたいなこと言ってる馬鹿がいますけれども」と苦言。日本は法治国家だとして、「死刑判決が出て、執行されるまではですね、未決なので、最低限の人権、基本的人権というのはありますので、当然、治療を受ける権利があると。これが法治国家というものなので、それを無視した暴論を吐くのはいかがなものかと」と述べた。また、死刑は執行されることが刑のため死刑囚は未決囚と同じように拘置所に収容されるとも説明。実際に、堀江氏が収容されていた東京拘置所にも死刑囚がいたといい、未決囚の人たちはテレビが見れないなか、死刑が確定している人たちはテレビが見れたのだと振り返っていた。堀江氏のこの指摘に対しては、コメント欄で共感の声が相次いでいる。《死なずに審理を受けたことで動機を初め犯人が何を考えてたのかが明らかになったということはものすごく価値があったと思うけどね。むしろ「何でこんなやつを弁護するんだ」という裁判の意味をミリしらのヤツも多かったなと思う》《死刑制度や刑罰については、ホントにご指摘のとおりですね》《某氏の医療処置に関するコメントは本当に呆れました。死なせず生きて法の判断を受けさせようと必死に対応した医療関係者の努力を馬鹿にしてる》《これから専門家が犯人を研究してほしい。そして少しでも、この狂気な犯罪が少なくなるキッカケを作ってほしい。。。。》
2024年01月26日「その年、私たちは」のチェ・ウシクと「私の解放日誌」のソン・ソックが共演する、最新Netflixシリーズ「殺人者のパラドックス」の配信日が2月9日(金)に決定。ティザー予告編が公開され、ファンの注目を集めている。同名のウェブ漫画を原作にした本作。ティザー予告編では、無気力に日常をやり過ごしていたコンビニアルバイトの大学生イ・タン(チェ・ウシク)が、ある夜、無差別的な暴力に遭い、思わずハンマーを手に反撃してしまう衝撃的なシーンから幕を開ける。暗闇に“殺される者”という文字が浮かび上がるが、すぐさま“殺す者”へと置き換わり、事件を追う刑事チャン・ナンガム(ソン・ソック)が登場する。偶発的な殺人をきっかけに次第に殺人に魅了されていくかのようなイ・タンと、彼に疑いの目を向けるチャン・ナンガム。緊張が高まるなか、彼の「チューインガムと風船ガムに違いがあるか?」というセリフとともにガムの風船がパチンと割れ、映像は幕を閉じる。『パラサイト 半地下の家族』で一躍人気を集め、「その年、私たちは」では朴訥とした画家の青年役もハマっていたチェ・ウシクの『THE WITCH/魔女』の狂気を彷彿とさせるような殺人犯の姿。そして、「D.P.」シリーズや「私の解放日誌」、「カジノ」、映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』などで魅力を発揮してきたソン・ソック。人気俳優同士の共演に、コメント欄やSNSでは「はい神キャスト」「期待しかない!」「楽しみすぎる」「2人の共演はヤバい」など、早くも期待の声が上がっている。Netflixシリーズ「殺人者のパラドックス」2月9日(金)より独占配信開始。(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月14日『悪なき殺人』ドミニク・モル監督最新作『12日の殺人』より予告映像と場面写真が解禁された。第48回セザール賞最多受賞、第28回リュミエール賞2部門受賞など世界で高い評価を得た本作は、ひとりの女子大生が何者かに殺された事件とその捜査に当たる刑事を描く。10月12日の夜、21歳女子大生・クララが殺され、複数の容疑者が候補に上がり、地道な聞き込みをしていく班長のヨアンと相棒のマルソー、そして捜査班の刑事たち。だが最初の数週間で何も手掛かりが出てこない。生きたまま焼かれた悲惨な殺人事件であるにもかかわらず、時間だけが過ぎ、マスコミは興味を失い、いつしか忘れさられていくことに。当時班長に昇格したばかりのヨアンは、事件を追い続け、やがて闇へと飲み込まれてしまう…。この度解禁された予告映像からは、考えれば考えるほど事件に取り憑かれていく刑事たちの様子が映し出される。そして浮かび上る容疑者らは、全員クララと関係のあった男たちだった。果たして犯人の胸に宿るのは後悔か、それとも快感か?「『ゾディアック』や『殺人の追憶』を彷彿させる重厚で謎めいた犯罪捜査ドラマ」「本作が観客を引き込むことができないのならそれこそ未解決の謎だ」といった絶賛の評も期待感を煽る。併せて解禁された場面写真には、捜査班の刑事たちが、事件解決に向け邁進する様子が映し出されており、緊迫感溢れる場面が切り取られている。『12日の殺人』は3月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年01月11日余ったカレーをカレーうどんにしたり、煮物の煮汁を炊き込みご飯にしたりと、残り物をリメイクする人は多いもの。大学生の、てるやき(@TLyk2872)さんは、アヒージョを作った際に、残ったオイルでパエリアを作ろうと思い立ちました。アヒージョのオイルでパエリアを作るのは、定番のリメイク方法で、ネットには多くのレシピが存在しています。てるやきさんはきっと、具材の出汁が染み込んだオイルで作る、パエリアを味わうことを楽しみにしていたでしょう。しかし、パエリアを作っている最中に、とんでもない悲劇が…。「アヒージョの残りでパエリアを作ろう思ったのに、そのまま寝落ち。大焦げして泣いた。何これ」調理中にうとうとしてしまい、まさかの寝落ち…!おいしく食べるはずだったパエリアは、真っ黒になってしまいました。なんともおぞましいビジュアルになったパエリアには、ギョッとしますね。この日は幸い火事になりませんでしたが、加熱中に目を離すのはとても危険。料理中の眠気には、注意しなければなりません。おいしいパエリアを食べられなくなったのは残念ですが、写真を見た多くの人がきっとこう思ったはずです。「無事でよかった」と…![文・構成/grape編集部]
2023年12月28日『悪なき殺人』のドミニク・モル監督最新作『12日の殺人』より特報映像とポスタービジュアルが解禁された。第75回カンヌ国際映画祭プレミア部門に出品された本作は、21歳の女子大生が生きたまま焼かれるという衝撃の事件にのめり込んでいく刑事を描く、第48回セザール賞最多受賞の話題作。この度解禁となった特報映像では、帰宅途中の21歳の女子大生クララが何者かに火をつけられ、焼死体として発見される衝撃的なシーンから始まる。そしてこの殺人事件を捜査するうちに、訳もなく事件が頭から離れなくなり、いつしか事件にのめり込んでしまう主人公ヨアン。果たしてヨアンは、事件の闇から抜け出すことができるのだろうか…。さらに日本版ポスタービジュアルは、生前の女子大生クララが辺境の小さな町で薄暗い夜道を帰宅している姿を切り取ったもの。果たして犯人は、誰なのか…?「”未解決事件”――それは、人間の欲望を刺激する」というキャッチコピーも意味深だ。深まる謎に期待が高まる特報映像とポスタービジュアルとなっている。『12日の殺人』は2024年3月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月21日大切なペットが快適に生活できるよう、飼い主たちはそれぞれ工夫をするもの。便利で安全なペット専用のアイテムを、日々探し回っている人は多いかもしれません。愛猫のために『ニトリ』のペットキャリーを買ったら?2匹の猫と暮らしている、飼い主(@zuccherofugo)さんは、体重7.3kgの大型猫種であるフーゴくんも入れるような、ペットキャリーを探していました。そんな時、家具や生活雑貨を販売する『ニトリ』で、よさそうなリュック型のペットキャリーを発見。耐荷重が約8kgと記載されていたため、「フーゴくんもいける!」と確信し、購入したそうです。しかし、実際にフーゴくんをキャリーに入れてみたところ…。とっても居心地が悪そう…!耐荷重はクリアしていたものの、フーゴくんにとっては、サイズが小さかったのです。飼い主さんは「いけると思ったんだよ…」とコメントしつつも、ショックを隠せない様子…。とはいえ、メッシュの部分から見える、フーゴくんの不満げな表情には、つい笑ってしまいますね!投稿には、愛らしいフーゴくんの姿に魅了された人たちから、コメントが寄せられました。・ミッチミチで笑った。かわいすぎる!・鼻水が出た。快適とはいえなさそう…!・笑いが止まらない。実家の猫も、ペットキャリーでこんな感じになっていたな。また、同じ悩みを抱えていた猫飼いたちからは「この商品がよかった」などの情報も続々。きっとフーゴくんにピッタリなペットキャリーは、今後すぐに見つかることでしょう。もう少しだけ待っていてね、フーゴくん…![文・構成/grape編集部]
2023年12月21日映画『落下の解剖学』が、2024年2月23日(金・祝)に公開される。人里離れた雪山の山荘で起きた殺人事件映画『落下の解剖学』は、人里離れた雪山の山荘にて発生した男性の転落死を巡る物語。死亡した男性の妻に殺人容疑がかかるが、潔白を証明してくれる唯一の証人は視覚障碍のある11歳の息⼦のみ。事故か、自殺か、殺人か、裁判が開かれる。見所は、事件を追うごとに明らかになっていく夫婦の秘密や嘘。死亡した夫と妻サンドラが、夫が亡くなる前日に繰り広げた壮絶な夫婦喧嘩の音声録音の一部始終が露わになるなど、真実に迫る過程で“仲睦まじい夫婦像”が徐々に崩れゆき、表の顔とは全く違う真の姿が暴かれていく様子を強烈に描き出す。夫殺人の容疑をかけられる主人公にザンドラ・ヒュラー夫殺人の罪に問われる主人公・サンドラ役は、映画『ありがとう、トニ・エルドマン』や『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』のザンドラ・ヒュラーが演じる。知的なポーカーフェイスの下で、底なしの冷酷さと⾃我を爆発させる圧巻の演技に注目だ。主人公・サンドラ…ザンドラ・ヒュラーベストセラー作家。息⼦の悲鳴を聞いて夫が転落したと救助を要請するも、夫が死亡。唯一現場にいたこと、前日に夫と喧嘩をしていたことから、夫殺しの嫌疑をかけられる。サンドラの息⼦…ミロ・マシャド・グラネール視覚障がいを持つ、サンドラの11歳の息⼦。ある日、血を流して倒れている父親を発見する。転落事件の唯一の“証人”として法廷に立つ。監督はジュスティーヌ・ トリエ監督は、映画『落下の解剖学』が長編映画4作品目にして、第76回カンヌ国際映画祭最⾼賞であるパルムドールを受賞したジュスティーヌ・トリエ。フランスで公開され瞬く間に話題を呼んだ作品が、遂に日本にも上陸する。アカデミー賞では作品賞含む5部門ノミネートなお、『落下の解剖学』は第81回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞と非英語作品賞の2部門を獲得。さらに第96回アカデミー賞においては、作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞といった主要部門含む5部門にノミネートされている。【作品詳細】映画『落下の解剖学』公開時期:2024年2月23日(金・祝)監督:ジュスティーヌ・トリエ脚本:ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ出演:ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネール、アントワーヌ・レナルツ配給:ギャガ字幕翻訳:松崎広幸原題:Anatomie d’une chute英題:Anatomy of a Fall
2023年12月15日映画『12日の殺人』が2024年3月15日(金)より公開される。“未解決事件の闇”へと飲み込まれる刑事を描くフランス警察が捜査する殺人事件は、年間800件以上。しかし約20%は未解決だという。映画『12日の殺人』は、ポリーヌ・グエナが2020年に発表したノンフィクション本『18.3. Une année passée à la PJ』をベースにしたスリラー作品。突然焼死体となって発見された女子大学生の事件と、その事件を追う2人の刑事が“未解決事件の闇”へと飲み込まれてしまう様が描かれる。捜査の中で複数の容疑者が候補に上がり、刑事たちは地道な聞き込みをしていたが、最初の数週間で何も⼿掛かりが出てこない。⽣きたまま焼かれた悲惨な殺⼈事件であるにもかかわらず、時間だけが過ぎていく。考えれば考えるほど事件に取り憑かれていく刑事たちの姿や画面に溢れる緊迫感に注目だ。監督は映画『悪なき殺人』のドミニク・モル監督を務めるのは、2019年の東京国際映画祭で『悪なき殺人』を発表し、観客賞と最優秀女優賞を受賞したドミニク・モル。映画『12日の殺人』は、第75回カンヌ国際映画祭プレミア部門に出品したほか、第48回セザール賞で10部門にノミネートされ、作品賞/監督賞/助演男優賞/有望若手男優賞/脚色賞/音響賞と6部門に輝いた。キャストは、『悪なき殺人』にも出演しているバスティアン・ブイヨンが主人公の刑事ヨアン役を務め、ブーリ・ランネールがヨアンの相棒マルソー役を演じた。ヨアン…バスティアン・ブイヨン昇進したばかりの刑事。焼死体となって発見された女子大学生クララの事件を担当することになる。マルソー…ブーリ・ランネールベテラン刑事。ヨアンと一緒に、彼女の周りの容疑者となり得る関係者への聞き込みを行う。映画『12日の殺人』あらすじ10月12日の夜、小さな町で女子大生・クララが何者かに殺された。彼女は焼死体となって発見される。事件を担当することになったのは、昇進したばかりの刑事ヨアンとベテラン刑事のマルソー。捜査が進む中、彼女の周りの容疑者となり得る関係者への聞き込みをするが、男たちは全員クララと関係していたことがわかる。クララの殺害が明らかに計画的な犯罪であることは判明したが、取り調べに浮上する人物たちを誰一人として容疑者と特定することができない。事件解決への糸口が見えなくなるなか、班長に昇格したばかりのヨアンは、未解決事件の闇へと飲み込まれてしまう……。【作品詳細】映画『12日の殺人』公開日:2024年3月15日(金)監督:ドミニク・モル脚本:ドミニク・モル、ジル・マルシャン原案:ポリーヌ・グエナ作「18.3. Une année passée à la PJ」出演:バスティアン・ブイヨン、ブーリ・ランネール、テオ・チョルビ 、ヨハン・ディオネ 、ティヴー・エヴェラー、ポリーン・セリエ 、ルーラ・コットン・フラピエ配給:STAR CHANNEL MOVIES原題:La Nuit du 12© 2022 - Haut et Court - Versus Production - Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
2023年11月28日ゴツプロ合同会社主催、ゴツプロ!presents / 青春の会 第五回公演『熱海殺人事件』が3会場にて上演されます。【東京公演】2024年1月20日(土)~1月28日(日)/新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3-20-8 WaMall TOPS HOUSE ビル4階)【大阪公演】2024年2月2日(金)~4日(日)/扇町ミュージアムキューブ CUBE01(大阪府大阪市北区南扇町 6-26)【福岡公演】2024年2月9日(金)~12日(月・祝)/ぽんプラザホール(福岡県福岡市博多区祇園町8-3)チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて11月18日(土)11:00より一般発売開始です。カンフェティにて11月18日(土)11:00よりチケット一般発売開始 公式ホームページ 公式X(旧Twitter) 2024年1月20日(土)〜1月28日(日)新宿シアタートップスにて上演する、ゴツプロ!presents / 青春の会 第五回公演『熱海殺人事件』の一般発売が間近となりました。本公演は東京公演を皮切りに、2月2日(金)〜2月4日(日)の大阪公演、2月9日(金)〜2月12日(月・祝)の福岡公演と、3都市にて上演を予定しております。青春の会は、ゴツプロ!とブラボーカンパニーに所属する佐藤正和と北区つかこうへい劇団14期生の井上賢嗣が、「演劇をもっと気軽に楽しんでもらいたい!」という思いで2020年に結成したユニットです。これまでに『熱海殺人事件』や『父と暮せば』を上演し、好評を得てきました。今回は、1990年以降数々のつかこうへい作品に出演してきた山本亨が1998年以来26年振りに『熱海殺人事件』に出演し、初の木村伝兵衛役に挑みます。他に、塚原大助、酒井晴江、佐藤正和が出演し、脚色を高橋広大(ナイーブスカンパニー、※「高」ははしご高が正式表記です)が、演出を井上賢嗣が担当いたします。出演者プロフィール・コメント【山本亨】木村伝兵衛役1979年ジャパンアクションクラブ入団。1990年「幕末純情伝」再演で岡田以蔵役に抜擢され、その後もつかこうへい作品、tptを中心に活躍。舞台俳優として多彩な活動を続け、劇団☆新感線やパルコ、新国立劇場、椿組野外劇等で存在感を示す。第1回すみだパークスタジオ演劇賞を受賞。【コメント】初めて部長刑事に挑戦します。阿部寛さんバージョンでは刑事役を、あれから数十年!還暦を過ぎ葛藤がありましたが青春の会、佐藤正和・井上賢嗣、ゴツプロ!塚原大助と出会いモア・パッションを思い起こさせて頂きました!つかさんはもういません。が、共演者たちとシンプルに掘り下げ格闘し、先生の根底に流れている哲学を・愛を体現出来ればと傲慢に考えております。今の年齢の自分と諍いたいと思っています。応援して頂ければ幸いです。【塚原大助】熊田留吉役ゴツプロ!主宰。本公演のプロデュースも務め、新しい取り組みを推進。2023年より新企画「ブロッケン」を始動。2024年放送予定の台湾公共電視ドラマ「聽海湧(邦題:波の音色)」に出演。他に、こまつ座「人間合格」、映画「ソワレ」等。【コメント】山本亨さんが木村伝兵衛役を引き受けてくださることが決まったとき、震えました。興奮して全身に鳥肌が立ちました。青春の会主宰の佐藤正和は歓喜の涙を流していました。長年演劇を続けていると、こんなとんでもない事が起きるのだ。しかし、これは責任重大です。水野役に酒井晴江さんをお迎えし、脚色の髙橋広大と演出の井上賢嗣と共に、老若男女幅広いつかファンの方々にも喜んで頂けるよう全力で挑みます。皆様、何卒宜しくお願い致します。【酒井晴江】水野朋子役劇団KAKUTA所属。17歳の時に青山演劇フェスティバル「転校生」(作・演出/平田オリザ)で舞台デビュー。その後北区つかこうへい劇団に入団し、『銀ちゃんが逝く』『ロマンス』『二等兵物語』等、つかこうへい作・演出作品に出演。【コメント】初めて熱海殺人事件を見たのは紀伊國屋ホールで中学生の時でした。青春時代をつかこうへいさんの作品と共に過ごしてきました。つかさんの作品を演じるのは24年ぶりです。今回、楽しみな気持ちと同時に畏れ多さも感じています。山本亨さんとは高校生以来の共演、塚原さんと佐藤さんとは初めましてですが、このメンバーなら熱く楽しい熱海殺人事件になる予感がしています。真摯にそして大胆に、気合いを入れて挑みたいと思います。【佐藤正和】大山金太郎役ゴツプロ!メンバーでブラボーカンパニー(福田雄一主宰)の創立メンバー。「青春の会」をプロデュースし、「父と暮せば」では東京・広島・大阪・福岡の4都市公演を成功させた。舞台「宇宙の旅、セミが鳴いて」(劇団道学先生)、ハリウッド共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE」等出演。【コメント】1990年代前半、大学生の私はつかこうへいさんが大好きで劇場へ通った。紀伊国屋ホールや銀座セゾン劇場でギラギラギラギラ生きている山本亨さんに釘付けになった。30年が経ち、昨年、ゴツプロ!『十二人の怒れる男』で共演した時は足が震えた。そしてまさかの『熱海殺人事件』。稽古場で、劇場で、どんな感情が湧くのだろう。酒井晴江さんと塚原大助と4人だけの贅沢な空間。まずは私たちが山本亨初の木村伝兵衛を目撃できる。そして新しい「熱海」を一緒に作る。演劇にしがみついてきてよかった。公演概要ゴツプロ!presents / 青春の会 第五回公演『熱海殺人事件』原作:つかこうへい脚色:高橋広大(ナイーブスカンパニー) ※「高」ははしご高が正式表記です演出:井上賢嗣キャスト:山本亨・塚原大助・酒井晴江(KAKUTA)・佐藤正和【東京公演】日程:2024年1月20日(土)~1月28日(日)全9回会場:新宿シアタートップス(東京都新宿区新宿3-20-8 WaMall TOPS HOUSE ビル4階)【大阪公演】日程:2024年2月2日(金)~4日(日)全3回会場:扇町ミュージアムキューブ CUBE01(大阪府大阪市北区南扇町 6-26)【福岡公演】日程:2024年2月9日(金)~12日(月・祝)全4回会場:ぽんプラザホール(福岡県福岡市博多区祇園町8-3)★終演後にアフタートークを開催※受付開始は開演の45分前、開場は30分前。※未就学児童は入場不可。※上演中に喫煙シーンがございます。アレルギーのある方、苦手な方はご注意くださいますようお願いいたします。■チケット料金一般:5,500円U25:3,500円(25歳以下・枚数限定・一般発売日より販売)※全席指定、消費税込、前売・当日とも◆ハッピーマンデー割引:4,500円(東京公演・1/22(月)対象)リピーター割引:1,000円割引 ※公演期間中劇場にて販売(空席がある場合のみ)【お問い合わせ】 staff@52pro.info 【青春の会公式サイト】 【ゴツプロ!公式サイト】 【宣伝衣装協力】Y-3【制作協力】株式会社ピクニック(福岡公演)【プロデューサー】佐藤正和・塚原大助【企画製作】青春の会【主催】ゴツプロ合同会社 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月16日11月5日未明、新宿・歌舞伎町の路上にてホスト男性がカッターナイフで刺される事件が発生。刺した女性は男性の交際相手とみられており、その場で殺人未遂の容疑で現行犯逮捕された。週末の繁華街ということもあり、事件発生時、現場には多数の目撃者がいたため、居合わせた人々が携帯で撮影し、SNS上で瞬く間に拡散されることに。刺されている男性に暴行を加えている女性を、ほとんどの人々が取り囲んで男性を眺めるだけだったが、命を助けるべく懸命に救護する女性の姿がーー。本誌は救護にあたった歌舞伎町の店で働く女性・Aさんに当時の状況を聞いた。倒れている男性を見て、「助けた時は正直何も考えず、体が動いてました。血でてる。やばい。行かな」(以下、カッコ内はAさんの発言)と、咄嗟に体が動いたというAさん。止血しようと布を探したが見つからなかったため、着ていた自分の上着を脱ぎ、タンクトップ一枚の姿になり救助にあたった。しかし、その間にも加害女性は殴る、蹴るなどの暴行を加えていたようで、現場はかなり混乱していたようだ。Aさんが救助を開始してから数十分ほど経ったところで、警察が到着。Xでは、救急隊が駆けつけるまで《警察は見てるだけ》とAさんは綴っていたが、実際の様子についてこう明かしてくれた。「警察には、野次馬に動画やめさせて欲しかったし、刺した女性を近づけないで欲しかったです。私は恐怖でしかなかったです。突っ立って、何もしないならそれぐらいはできたと思います」また、見て見ぬふりをしていたのは周囲の“野次馬”も同じだったようだ。加害女性の暴行を止めたり、Aさんの救助を手伝ったりする人はひとりもいなかった。「刺されて血でてるホストに、それでもまだ殴ったり蹴ったり、髪の毛引っ張ったりしてて、周りは笑いながら動画撮影してました。止めようとしてる人1人もいなくてびっくりしました。私が血を止めに行ってる時も、私の顔も、服脱いで血止めてるのに、タンクトップ姿も凄くたくさんの人に撮られて、撮らないで!やめて!って言ってるのに、ずっと動画回されてました。正直服脱ぐのは何も考えず、血止めな、と思ってて周りに布も何もなかったので、咄嗟に脱いでました」助けてくれないどころか、Aさんに“まさかの対応”を見せた人も。「携帯で撮影してる人に、私は結構怒鳴ったのですが、笑われました。ほんとに悲しかったです。それでも意地でも撮影しようとしてきました。逆ギレもされました」Aさんの救助の甲斐もあって、一命をとりとめた被害男性。勇気あるAさんの行動に心から敬意を示したい。
2023年11月08日11月5日未明に新宿・歌舞伎町で発生した刺傷事件。ホスト店に勤務する男性が女性にカッターナイフで肩を刺され、女性は駆け付けた警察官に殺人未遂の容疑で現行犯逮捕された。「男性を刺した女性は逃げることもなく、『おまえ人生なめんなよ。私のお金まだ搾り取る気でふざけんなって』などと怒鳴っていたようです。ネット上では女性が男性を刺した直後の映像が拡散。深夜とはいえ騒然とした現場に、多くの人だかりができていました」(全国紙記者)野次馬が群がるなか、刺された男性に応急処置していたとして注目を集めていた人物が。それは、動画編集スクール「動画編集CAMP」を主催する“あおささ”こと青笹寛史氏(27)。「青笹さんは島根大学医学部医学科に在学していた’19年に動画編集フリーランスとして活動を始め、翌年に会社を設立。医師免許を取得したそうですが、医師にはならずに動画マーケティングの分野で活躍している異色の実業家です。人気YouTubeチャンネル『令和の虎』にも出演するなど、幅広い支持を集めています」(WEBメディア記者)だが青笹氏が医学部卒業後に研修を終えていないことから、応急処置していたことに対して一部ネット上で否定的な声が寄せられていたのだ。そんな青笹氏は、5日夜に更新したXで反論。《研修を終えていない身であることは自覚しているので、出過ぎた真似をせず、》と前置きした上で、自らがとった行動をこう説明していた。《・明らかにまずい処置を周りの人が行ってしまうことを回避させる(意識があり出血もしている方に胸骨圧迫(心臓マッサージ)をしようとしてる人を止めたり)・救急隊の方が到着するまでABCDEの評価を経時的に行い、救急隊到着後速やかに引き継ぐ》■「民度の低さが一線を超えている」「カメラを向ける必要はありません」さらに、青笹氏は7日にも1200文字にも及ぶ怒りの長文をXに投稿。《せっかく発信力が多少ある身のため 『人間』について危機意識を感じたことについて文章にします。結論、『民度の低さが一線を超えている』と感じました》と切り出し、当時の状況を説明している。「青笹さんによれば、救急車を呼ぶことやAEDを持ってきてもらうことを周囲にお願いしたそうです。ですが30~40人もの人がいたにもかかわらず、誰も協力してくれなかったといいます。しばらくして1人の男性が救急車を呼んでくれたのみで、応急処置に携わっていた人たち以外の群衆はスマホのカメラを向けてくるばかりだったようです。また、周囲の人だかりのせいで警察や救急車両の到着が遅れたとも指摘しています」(前出・WEBメディア記者)文章の後半では、次のように問題提起している青笹氏。《なぜすぐAEDを持ってきてくれないんですか? なぜ、1人を除いて手で持っているスマホですぐに110と119をしないんでしょうか? 現場で撮った動画をTwitterやストーリーに載せて稼ぐイイネ数や、知り合いに直接見せて「お前現場にいたの!?」と驚かれて満たされるその承認欲求は、 本当に大事なものなのでしょうか? 「AEDを持ってきてくれ」という言葉を無視してスマホで動画を撮り続けることが間違っているとは気付けないんでしょうか?》その上で、《人が倒れていたら、スマホは119にかけることを優先してください。カメラを向ける必要はありません。AED持ってきてって言われたら持ってきてください。 少しでも 「まともな人」が、意図せず晒されたりすることがない世界に変わっていくことや 「クズ」が「まともな人に生まれ変わることを祈ってます》と訴えている。青笹氏の発信に、《はっとさせられました。自分も野次馬になりかねない。 というかアップされた動画にしたり顔でコメントしてた。改心します》《本当に私もそう思いました。緊急時に助け合いのできる世の中になるように願います》などのコメントが寄せられている。
2023年11月07日演劇企画 heart more need 特別公演『熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~』が2023年11月29日 (水) ~2023年12月3日 (日)に雑遊(東京都新宿区新宿3-8-8新宿O・Tビル1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 演劇企画 heart more need公式ホームページ Twitter 木村伝兵衛を遠藤裕司が演じる『熱海殺人事件〜モンテカルロ・イリュージョン』上演決定!豪華日替わりゲストにも注目。カンフェティにてチケット発売。公演概要演劇企画 heart more need 特別公演『熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~』公演期間:2023年11月29日 (水) ~2023年12月3日 (日)会場:雑遊(東京都新宿区新宿3-8-8新宿O・Tビル1F)■出演者遠藤裕司、土田卓、木村玲子、清水宗史、鷲尾直人日替わりゲスト井上賢嗣、今井孝祐、さひがしジュンペイ、塩崎こうせい、末原拓馬、竹石悟朗、丸山正吾■スタッフ脚本つかこうへい演出小田竜世照明阿部将之(合同会社LICHT-ER)音響香田泉(零’s Record)美術mild×mild写真撮影朝比奈里奈/井上賢嗣ヘアメイク柴田桃子(宣伝)ヘアメイクアシスタント馬場良美(宣伝)宣伝美術鈴木あかり制作協力Estragon/熊野ふみ企画遠藤裕司/演劇企画 heart more need■公演スケジュール11月29日(水)19:0011月30日(木)19:0012月1日(金)14:0019:0012月2日(土)14:0019:0012月3日(日)13:0017:30※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売:5,000円当日:5,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月02日株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023年10月28日に『家康の誤算――「神君の仕組み」の創造と崩壊』(磯田道史著/税込990円)を発売します。徳川家康は江戸幕府をひらき、巧妙な制度によって長きにわたる太平の世の礎を築きますが、その幕府も265年後に滅びました。本書は、永続するはずだった徳川政権が消えたメカニズムを、歴史の知の巨人としておなじみの磯田道史氏が徹底検証するものです。幕府の命脈を縮めた人物や政策を、「家康の誤算」をキーワードに読み解く本書への反響は大きく、書店からの注文が予想を大きく上回ったため、急きょ発売前に重版を決定しました。最新の研究をふまえた「徳川政権消滅事故」の調査報告書磯田道史氏は『徳川家康弱者の戦略』(文春新書)で、「弱かった家康が、どうやって天下を獲ったのか?」を解説しました。大河ドラマでも描かれる経緯を「成功物語」とするならば、最新刊『家康の誤算』の焦点は「失敗事例」です。265年もの長期政権を可能にするほど堅固だった「家康ルール」ですが、長期化による制度疲労の結果、政権は滅亡しました。本書は、この「徳川政権消滅事故」について、最新の学術研究をふまえて作成された事故調査報告書なのです。徳川政権を変質させた人物や政策を詳細に解説「どんな政権も必ず衰える」と断言する著者は、現代人も「衰え」に備えなくてはならないし、そのためには成功よりも失敗のほうが為になると、本書「まえがき」で述べています。自分たちの劣化を防ぐ力は、歴史の実例を学ぶことで養われるからです。①家康がつくった平和の仕掛け、②「神君の仕組み」を骨抜きにした人物や政策、③明治以降の近現代に残る「徳川の影響」。本書は、この3つのポイントで解説します。【こんなはずじゃなかった!本書で取り上げる主要な「誤算」】・家康がよかれと思って作った制度が、時代の変化で、かえって幕府を苦しめることになった・阿部正弘や勝海舟たちが解禁してしまった海軍の再登場は、のちに倒幕派の人材も輩出した・大名と京都を切り離すという家康や家光の仕掛けは、江戸から京都に権力が移った幕末に壊滅・天照大神や天皇、富士山など、家康以来の「将軍を飛び越えた存在」を民衆が意識し始めた・庶民の伊勢信仰を規制しなかったことが、徳川政権の維持にはマイナスとなった現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」では、天下獲りのカウントダウンが始まりました。『家康の誤算』は、ドラマでは描かれない「その後」の真実に迫り、人生の役に立つ生きた歴史をお届けする一冊です。『家康の誤算』について著者磯田道史(いそだみちふみ)1970年、岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。国際日本文化研究センター教授。専門は日本近世・近代史、社会経済史。主な著書に『武士の家計簿』(新潮新書)、『無私の日本人』(文春文庫)、『天災から日本史を読みなおす』『日本史の内幕』『日本史を暴く』(以上、中公新書)、『感染症の日本史』『徳川家康 弱者の戦略』(以上、文春新書)などがある。書誌情報磯田道史著『家康の誤算』(PHP新書)書影タイトル:家康の誤算サブタイトル:「神君の仕組み」の創造と崩壊著者:磯田道史価格:990円(10%税込)判型・製本・頁数:新書判並製240ページISBN978-4-569-85541-7レーベル:PHP新書発行:PHP研究所家康の誤算 | 磯田 道史著 | 書籍 | PHP研究所 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月25日本国でスマッシュヒットを記録した韓国ホラー『トンソン荘事件の記録』より新場面カットが解禁された。殺人事件の一部始終が収められたビデオに映った“あるもの”を追って、取材班が調査をする過程がフェイクドキュメンタリーで描かれる本作。そのリアルな恐怖と予測不能な展開が話題を呼び、韓国での劇場公開時には、ハリウッド作品が並ぶ中で初登場5位にランクインした。この度、新たに解禁されたのは「トンソン荘」で起きた殺人事件の真相に迫っていく中で登場する印象的なシーンや場所を切り取った場面カット9点。長らく韓国検察庁の地下室に保管されていた猟奇殺人の真相解明のため、調査に乗り出した制作会社の取材クルーが、撮影の過程で遭遇する説明がつかない現象の数々や不気味な登場人物、行き着いた不気味すぎる場所の数々が捉えられている。焼け焦げた部屋、岩場で見つめ合う血だらけの女と老人、祈祷師を睨みつける女…それら1枚1枚からは言葉にできないおぞましい恐怖が伝わってくる。果たして、ラストに待ち受ける恐怖の正体とは…?韓国を震撼させた本作に期待が高まる場面カットとなっている。『トンソン荘事件の記録』は10月27日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:トンソン荘事件の記録 10月27日(金)より、シネマート新宿・心斎橋ほか全国にて公開© 2020 KT ALPHA Co., Ltd., BALPO PLAN INC. & BROTHER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED
2023年10月21日映画『罪と悪』が2024年2月2日(金)に公開される。主演は高良健吾。過去の罪と新たな事件の真相に迫る本格サスペンス映画『罪と悪』は、3人の幼馴染にまつわる本格サスペンス。彼らが13歳で背負った罪、そして22年後に起きる新たな殺人事件の真相に迫りながら、正義の在り方を問う。高良健吾が罪と向き合う主人公に主演を務めるのは、数多くの話題作に出演し続けている俳優・高良健吾。共演には、テレビ・映画・舞台など幅広く活躍する大東駿介と演技派俳優・石田卓也らが名を連ねる。春…高良健吾13歳の時、同級生の正樹が殺されてしまう。友人の晃・朔・直哉と考えた末、犯人は正樹がよく遊びに行っていた怪しい老人・おんさんに違いないと家に押しかける。もみ合いの末、1人がおんさんを殺してしまう。荒んだ家庭環境で育ち、現在は地元の不良たちを集めた闇の仕事も請け負う建設会社を経営している。晃…大東駿介春と同じく罪を背負いながらも、過去の秘密を隠し大人になった幼馴染。警察官の家庭に育ち、自らも捜査一課の刑事となる。父の死をきっかけに故郷のさびれた田舎町に戻ってくる。朔…石田卓也暗い過去を背負う人物。家業の農業を継いで働きながら、引きこもりになってしまった双子の弟・直哉の面倒を見ている。清水…村上淳街を牛耳る白山會の傘下である清水組の組長。笠原…佐藤浩市白山會の会長。佐藤…椎名桔平晃と同じ警察署の先輩刑事。監督・脚本は齊藤勇起監督・脚本は、井筒和幸の作品を中心に、岩井俊二・武正晴・廣木隆一の作品などでの助監督を務めてきた齊藤勇起。初監督となる映画『罪と悪』において、人間の本質に迫る本格サスペンスを届ける。映画『罪と悪』あらすじ13歳の少年、正樹が殺された。死体は町の中心にある橋の下に無残に捨てられており、小さな田舎町はたちまち不安と恐怖に包まれた。住人は警戒しあい、あらぬ噂で持ちきりに……。正樹の同級生、春・晃・朔・直哉は、犯人は正樹がよく遊びに行っていた怪しい老人「おんさん」に違いないと考える。家に押しかけもみ合いの末、1人がおんさんを殺してしまい、彼はおんさんの家に火を放ち、事件は幕を閉じた。そして22年の月日が過ぎる。警察官の家庭に育った晃は刑事になり、父の死をきっかけに町に帰ってきた。葬式に来た朔に礼をし、久々に話す2人。朔は引きこもりの弟・直哉を面倒を見ながら、親の農家を継いでいるという。ほどなく1人の少年が橋の下で死体で見つかる。その事件は、正樹の事件を彷彿させるものだった。晃は少年の殺害事件の捜査で、春と再会する。春は建設会社を営みながら、不良少年たちの面倒を見ていることで慕われており、殺された少年も春のもとに出入りしていたのだ。3人の幼馴染の再会で、それぞれが心の奥にしまっていた22年前の事件の扉が再び開き始める。【作品詳細】映画『罪と悪』公開日:2024年2月2日(金)出演:高良健吾、大東駿介、石田卓也、村上淳、佐藤浩市、椎名桔平監督・脚本:齊藤勇起製作プロダクション:ザフール配給:ナカチカピクチャーズ
2023年10月21日東野圭吾の傑作ミステリーを成井豊の脚本・演出で舞台化した『仮面山荘殺人事件』が2019年の初演以来、4年ぶりに再演される。初日を前に10月上旬に行われた通し稽古の模様を取材した。製薬会社社長の森崎が所有する別荘に、森崎夫妻、数か月前に自動車事故で亡くなった夫妻の娘の朋美の婚約者だった高之、朋美の親友で作家の桂子、朋美の従姉妹の雪絵ら8名が朋美を偲んで集まるが、そこに逃走中の2人組の銀行強盗が侵入し、彼らを軟禁する。高之らは外部との接触を試みるも全て失敗に終わり、ついに1人が死体で発見される。だが状況から考えて、犯人が強盗たちであることはありえなかった。残された7人は犯人探しを開始するが……。物語は高之と朋美が幸せいっぱいのムードで結婚式の打ち合わせをする回想シーンから始まるが式の1週間前、教会に最後の打ち合わせに向かった朋美の運転する自動車が崖から転落して朋美は亡くなってしまう。山荘で起きた殺人事件の行方と並んで、警察の捜査で居眠り運転による事故と結論づけられた朋美の死の真相が物語の主軸となっており、高之と朋美の出会いや馴れ初め、その後、仲を深めていくさまが時折、回想シーンで挿入される。初演で木戸邑弥と平野綾が演じた高之と朋美を今回、溝口琢矢と清水由紀が演じているが、清水は事故でバレリーナの夢を絶たれ、自殺を試みるほどの絶望の淵に落とされるも、高之との出会いをきっかけに幸せを掴みとっていく朋美を情感豊かに好演。溝口も、朋美の愛を真正面から受け止める好青年・高之を見事に演じており、ふたりのシーンには見ている側が気恥ずかしくなるほどのラブラブ感を醸し出している。一方、銀行強盗犯による軟禁&殺人(しかも犯人は身内にいる!?)というショッキングな事件に遭遇する山荘内の面々も一見、どこにでもいそうな人物をそれぞれの俳優陣がしっかりと味付けし、個性豊かに演じている。推理や状況の把握など、どうしても説明的なセリフが多くなりがちな中で、緊迫した密室劇と会話劇の面白さをしっかりと感じさせてくれる。そして、終盤の大どんでん返し! 怒涛の展開に圧倒されつつ、この原作小説が演劇で表現されることの意味を実感させられ、東野作品の中でも決して多くの人に知られているとは言えないこの作品を舞台化しようと考えた成井の慧眼ぶりに驚かされる。キャスト陣の演技を楽しみつつ、あっと驚く展開に心地よくのみ込まれてほしい。取材・文・撮影:黒豆直樹<公演情報>舞台『仮面山荘殺人事件』原作:東野圭吾(講談社文庫)脚本・演出:成井豊出演:溝口琢矢 / 清水由紀 / 畑中智行(キャラメルボックス) / 三浦剛(キャラメルボックス) / 原口健太郎(劇団桟敷童子) / 岡田さつき(キャラメルボックス) / 森めぐみ(キャラメルボックス) / 瀧原光(NORD) / 稲田ひかる / 北見翔(GROUP THEATRE) / 上ノ町優仁 / 松崎浩太郎 / 南木春香【東京公演】2023年10月11日(水) ~ 10月15日(日)会場:サンシャイン劇場【大阪公演】2023年10月18日(水) ~10月19日(木)会場:サンケイホールブリーゼチケット情報公式サイト
2023年10月10日36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件の143日間にわたる裁判員裁判が京都地裁で続く。殺人や現住建造物等放火を含む五つの罪に問われた青葉真司被告(45)は起訴内容を認め、弁護側が主張する「妄想」の支配の程度が争点だ。青葉被告の主張から、同じく殺人事件として「戦後最悪」とうたわれたある事件との一致が浮かび上がる。車いすで出廷し、顔面に生々しいやけど痕が残る青葉被告。公判の傍聴を続ける社会部記者によると、青葉被告が被告人質問で自ら語った犯行までの経緯はおおむねこうだ。事件前の2016年に小説コンクール「京アニ大賞」に応募した作品が落選。インターネット掲示板を通じて創作の助言をもらったとする京アニの著名な女性監督に「(アイデアを)パクられた」と思い込んだ。そして、パクりをやめさせるには、もう事務所を「つぶすしかない」と、「やけくそ」で第1スタジオにガソリンをまき、着火――。女性監督に「ラブ」な好意を寄せていたが、その反動は大きかった。10年にわたって書きためた小説の「アイデア帳」を燃やし、恨みを募らせていったという。■与謝野大臣へのメールで「ナンバー2」が監視?ここまででも虚実が入り交じる展開だが、さらにこの先の説明の飛躍が、真相解明を期待する遺族を失望させ、傍聴人をあきれさせた。犯行は「『ナンバー2』と呼ばれた闇の人物」に対し、「付け狙うのをやめてくれというメッセージ」だったと答えたからだ。女性監督を含めた京アニに対する怨恨と、「ナンバー2」からの逃避。支離滅裂な主張はどう交わるのか。いわく、「ナンバー2」が自身と女性監督を結婚させようとたくらみ、結婚によって「守り」に入らせ、自身の「発言力」を奪うよう企てたという。犯行は「ナンバー2」の陰謀に対する反逆というわけだ。「ナンバー2」とは何者なのか。「ハリウッドやシリコンバレーに人脈があり、闇の世界に生きているフィクサーみたいな人」。2012年にコンビニ強盗を起こして服役していた刑務所で「一度だけチラッと見た」という。「ナンバー2」につきまとわれていたのは、「日本を財政破綻させる世界的なシナリオ」に気付き、「国家破綻を回避」するための警告メールを与謝野馨・経済財政担当相(当時)に送信したためらしい。青葉被告は「こうした影響力を行使した人を放っておくわけにはいかないと思った」と持論を展開。京アニ大賞の応募作を落選させたのは「ナンバー2」だったと結論づけた。弁護側は、事件当時の青葉被告がこうした「妄想」にとらわれ、刑事責任を問えない心神喪失の状態だったとして無罪を主張する。■衆院議長に手紙、国家の「滅亡」回避結果の重大性、陰謀論への傾倒、被害妄想、憂国心とゆがんだヒロイズム、政治家への接触、さらに弁護方針――。京アニ事件は裁判の進捗とともに、同じく「戦後最悪」と形容された事件とうり二つの様相を呈してきた。2016年に神奈川県相模原市の障害者施設「やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員2人を含む26人が重軽傷を負った事件だ。犯人の元職員、植松聖死刑囚(33)は精神鑑定で、自己愛性パーソナリティー障害と診断されていた。自身を特別な存在と思い込んだり、周囲から称賛を求めたりする人格障害を指す。植松死刑囚は事件5カ月前、大島理森・衆院議長(当時)の公邸を訪ね、職員に犯行予告の手紙を手渡していた。内容はこうだ。《日本国と世界の為と思い、居ても立っても居られずに本日行動に移した》。青葉被告と同じように国家の「滅亡」を未然に防ぐため、と警告していた。逮捕段階で「暴力団から命を狙われている。殺される前に決行しないといけない」と供述。オカルトまがいの「イルミナティカード」に入れ込み、裁判で「横浜に原子爆弾が落ちる」と“予言”。「陰謀阻止」が犯行の動機だったとも説明していた。こうした不合理な言動から、青葉被告と同じように弁護側は精神障害による無罪を主張したが、退けられて2020年に一審死刑判決が確定している。■秋葉原事件を模倣、人生の「一発逆転」犯行現場に持ち込んだ刃物は、青葉被告が6本、植松死刑囚が5本だ。この近似は、17人が死傷した秋葉原無差別殺傷事件(2008年)によってつながる。奇しくも2人は事件前、襲撃を模倣しようと、ともに秋葉原事件について調べていたからだ。犯人の加藤智大・元死刑囚(2022年執行)が事前に購入した刃物が6本、現場に携行したのが5本だった。作家として「10年後は大御所」になるはずだった青葉被告は、加藤元死刑囚の境遇にも共感していた。「他人事に思えなかった。何とかしないと自分もこんな感じになると思った」と裁判で明かしている。「京アニは光の階段を上っていくのに、自分の半生は余りにも暗い。ここまできたら『やろう』と思った」という。悲観する人生の“一発逆転”を狙い、事件を利用した身勝手さも、植松死刑囚とそっくりだ。「才能がない」「容姿がいびつ」と劣等感を隠さなかった植松死刑囚。拘留中に接見取材した社会部記者によると、「自分は社会にとって役に立たない人間だった。(事件を起こし)ようやく役に立てた」と語っている。黒人奴隷の解放を宣言した第16代米大統領リンカーンになぞらえ、こうも言ってのけたという。「自分は重度障害者を生み育てる恐怖から皆様を救済した」極めつけは、司法判断に自身の生死をゆだねようとする“潔さ”まで一致する。「どんな刑でも罰を受けなければいけない」(青葉被告)「どんな判決でも控訴しない」(植松死刑囚)ちなみに、前出の記者によると、拘留中に京アニ事件を知った植松死刑囚は青葉被告についても言及していた。「あんな凶悪犯を世に出しておいてはいけない」。そう切り捨てたという。(文:笹川賢一)
2023年10月07日京都アニメーション放火殺人事件で36人の殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)。その裁判員裁判の第8回公判が9月20日、京都地裁で開かれた。被害者参加制度を利用した遺族や代理人が初めて被告へ直接質問を行ったのだが、青葉被告が驚くべき“逆ギレ”の反論をしたことにネット上では唖然とする人が続出した。各メディアによると、20日の被告人質問では、亡くなった作画監督の女性の夫からの「放火殺人をする対象者に家族や子どもがいることは知っていたか」という質問に青葉被告は謝罪した上で、「そこまで考えていなかった」と回答。事件当時、入社4ヶ月で死亡した女性の母親からの「(青葉被告が主張する)“盗作”のアニメの制作の後に入った社員がいたことは考えなかったのか」という質問にも、「そこまで考えが及ばなかった」と話した。それまでは淡々と質問に答えてきた青葉被告だが、遺族側の質問に苛立ちを見せる場面も。遺族の代理人弁護士が「犯行前に別の選択肢はなかったのか?」と問うと、青葉被告は「逆に聞きますけど、それはこんなことするなら、さっさと死んでくれということですか」とムッとした声で反論。これには「あなたが質問する立場ではない」と裁判長が制止。さらに、京アニに対して怒りをあらわにし、「京アニが(作品を)パクったときに何か感じたのでしょうか。ただ被害者という立場だけ述べて、良心の呵責はないのですか。自分の立場では罰を受けないといけないと思いますが、京アニが不問なのはどうかと思います」などと話し、今も京アニに対する憤りがあるかと問われると「ございます」と言い放ったという。前日の公判で、事件を振り返った今の心境について「行き過ぎたと思っている。小説一つでそこまでしなきゃならなかったのかというのが、今の正直な思いです」と後悔を口にしていた青葉被告。そのため、公判中に飛び出した“逆ギレ”にネット上では「全く反省してない」「これが本心」などと批判が殺到した。《こうやって生きてきたんだろうな。叱られてもぼくわるくないもんって》《彼の中ではいまだに「自分は悪くない。悪いのは京アニ。」何だろうな…》《青葉の言動、一語一句が息苦しくなる。遺族の方の心情はもちろんそれ以上で言葉が見つからない》《治療中の「変わらざるをえない」という言葉はどうなってしまったのか・・・》《たとえ相手に自らのアイデンティティを否定されたとしても、引き替えに命を奪う事は明らかに釣り合いが取れていないのだと、未だに認識できていない》
2023年09月21日『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続くシリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』がアガサ・クリスティの誕生日でもある9月15日に公開。SNSでも「ミステリー好きには堪らない」「驚きの結末に裏切られた」といった声が寄せられている中、ケネス・ブラナーやミシェル・ヨーらが、ミステリアスで恐怖に満ちた、事件現場となる古びた屋敷での撮影について語るメイキング特別映像が解禁された。本作の事件の舞台は、ミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。流浪の日々を送るポアロ(ケネス・ブラナー)は、ハロウィーンの夜、霊能者レイノルズ(ミシェル・ヨー)の“超常現象”を見破るため、子どもの亡霊が出現するという屋敷での降霊会に参加。ポアロは亡霊の仕業としか説明のできない“人間には不可能”な殺人事件に挑む。解禁された映像は、アカデミー賞に6度のノミネート歴を誇るケネスや、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェルらの口から、観る者をミステリーの世界に引き込む、事件現場での撮影について語られていく。犯人が人間か亡霊かすら分からない難事件が巻き起こる本作で目指したことについて、ケネスは「本作には緊張感や怪しい雰囲気がある。呪われた屋敷に実際にいると感じさせたい」と熱を込める。その言葉を体現するかのように、映像ではいまにも闇に飲み込まれてしまうかのような屋敷内での怪しき撮影風景が映し出されていく…。自身を“世界一の霊能者”と称し、「死者の声を聞ける」と断言するレイノルズを演じるミシェルも「セットの雰囲気は最初から完璧に作りこまれていた」とふり返る。ミステリアスな雰囲気を常に醸す屋敷内で行われた撮影は、SNSでも「ミシェル・ヨーの演技かなりインパクト強かった」「ミシェル・ヨーはこんな役も演じられるのか...」などと絶賛される彼女の“怪演”を引き出した。さらに映像の中では、キャスト・製作陣の口から観客を恐怖へ陥れる方法も語られていく。ポアロの旧友の作家で、犯人候補の1人でもあるオリヴァ役のティナ・フェイは、「家のようにセットを歩き回れる」と解説し、プロダクション・デザインを務めたジョン・ポール・ケリーも「ケネスが求めたのは、どこから見ても実在しそうと思える空間だった」と説明。閉鎖的で恐怖に満ちた屋敷を徹底して作り込むことで、思わず手に汗握るほどの没入感を生み出し、観る者をリアリティあふれる恐怖へと引きずり込むことに成功した。その作り込み具合は、キャストさえも恐怖へと陥れたそうで、犯人候補の1人を演じるカイル・アレンは「怖くて不気味だけど興味をそそられる」とさえ語っている。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月21日少年少女たちの瑞々しい感情と友情を描いた、著者初の青春ミステリーアップルシード・エージェンシー契約作家の矢樹純さんの新刊『幸せの国殺人事件』(ポプラ社)が9月13日に発売されました。あらすじ中学一年の薗村海斗は、最近は学校に来なくなってしまっている同級生・桶屋太市、同じく同級生の女子・烏丸未夢と、オンラインゲームを通して交流を深めていた。ある日三人は、廃園になった遊園地≪ハピネスランド≫で撮影されたと思われるある動画を見てしまう。《動画見た?》《このことで話したい》《明日学校終わったらうち来て》その動画が一体何なのかを突き止めるため、三人はハピネスランドに侵入することに……。思わぬ方向へ展開していく事件を追いながら、海斗たちは少しずつ真実に近づいていく―。気鋭のミステリー作家が、少年少女たちの友情と成長を描く、傑作青春ミステリの誕生です。『幸せの国殺人事件』に登場する少年達も、それぞれ悩みや葛藤を抱え、時には衝突しながら、事件を追う中で成長していきます。その辺りも読みどころではありますが、もちろん自分はミステリー作家ですので、これまでの作品同様、盛りだくさんのサスペンスと謎を詰め込んだハラハラ&ワクワクするお話に仕上げました。若い読者の方にも、大人の読者の方にも、3人の少年少女の一夏の冒険を夢中になって楽しんでいただければと思います。(矢樹純noteより)青春小説としてもミステリとしても楽しめる作品です。矢樹さんの小説を読んだことがある人も読んだことのない人も、本作をきっかけに矢樹作品の世界に触れていただけたら幸いです。著者略歴矢樹純(やぎ・じゅん)小説家、漫画原作者。1976(昭和51)年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、加藤山羊の合同ペンネームで、2002(平成14)年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にてデビューする。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書きかごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020(令和2)年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する。他の小説作品に『がらくた少女と人喰い煙突』『妻は忘れない』『マザー・マーダー』『残星を抱く』『不知火判事の比類なき被告人質問』がある。公式サイト: メルマガ「やぎのおたより」: 公式ブログ「やぎのくらし」: 公式note: 公式X(Twitter): 幸せの国殺人事件 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月18日桃や梨など、秋の果物が美味しい季節がやってきました。朝食や夕食後のデザートとして切り分けたい時、わざわざまな板を使わなくても「チョップレート」が1枚あれば、そのまま食卓へサーブも出来て便利です。「チョップレート」は、まな板兼お皿としても使えるキッチンアイテム。新たに幅26cmが登場し、更に幅広い食材に使いやすくなりました。電子レンジ、食洗機にも対応チョップレートは、シリーズで全3種類のサイズ展開。17.4cm、22cmに加えて、新たに仲間入りしたのは26cm。大きめの冷凍ピザやホールケーキなども、カットからサーブまでできる大きめサイズです。また、ステーキやハンバーグなどのワンプレートディッシュとしても活躍。素材は、軽くて高硬度なSPS材を使用。表面はザラついた仕上げで、包丁を使っても傷が目立ちにくくなっています。そして、注目すべき点は電子レンジ、食洗機に対応しているということ。耐熱素材だから、レンジで温めて、そのままカット、テーブルサーブまでがこれ1枚でOK。まな板を使ったり、器を移し変える必要もないから洗い物が減らせるんです。サイズを生かして大きめ食材の盛り付けに使うのもよし、オードブルやおつまみを盛りつければ、スタイリッシュな食卓に。カラーは、ブラックとストーングレーの2色をご用意。食材や、お持ちの食器類に合わせてセレクトしてくださいね。さて、ここからは、26cmサイズをお迎えくださったインスタグラマーさん達の使用レポをお伝えしていきます。サイズ違いも欲しい!(@y.myhome.m さま)北欧雑貨に囲まれた、素敵な暮らしを投稿されている y.myhome.m さま。食後のフルーツにご使用くださったようですが、プレートに盛り付けられたデザートがとっても美味しそうに映えています…!両実家から送ってもらったフルーツで冷蔵庫が賑やか食後にフルーツ出す時に、このプレートが本当に便利まな板のように使えて、そのままお皿として使えるなんて最高しかもこのプレート電子レンジも食洗機もOK!!使い勝手が凄くいいのでサイズ違いも欲しい!!めちゃくちゃおすすめです<写真・コメント@y.myhome.m さま>洗い物も減らせて、早速出番多め(@uca__kurashi さま)愛らしいご姉妹との日々の様子を投稿されている uca__kurashi さま。電子レンジ対応のプレートだから、温めて、カットしてそのままサーブできる点も気に入ってくださったご様子。洗い物が減らせるのも、忙しいママにとっては嬉しいですね。洗いものは、極力減らしたい。まな板とお皿の2役を担ってくれるCHOPLATE(チョップレート)から大きめの26cmサイズが登場ワンプレートディッシュとしてぴったりのサイズ感でキウイやホットサンドも、このチョップレートの上で切ってそのまま盛り付けザラついた表面仕上げで落ち着いたブラックの見た目が好み。ピザやホールケーキにも絶対良い電子レンジもOKな耐熱素材で温め → そのままカット → テーブルサーブまでがこれ1枚で完結。洗い物も減らせて早速出番多めだよ<写真・コメント@uca__kurashi さま>わが家で4枚目をお迎え!(@mih5222 さま)整理収納アドバイザーとして活躍されている mih5222 さまは、今回4枚目となるチョップレートをお迎えくださいました。長めのフランスパンも、チョップレート26cmなら切り分けもしやすそうですね。使ったらそのまま食洗器で洗えるのも家事が楽になるポイントです。わが家で4枚目となる「まな板になるお皿」待望の260mm220mmで小さいなってことがあるので260mmはありがたいホールケーキも余裕でのせれる大きさ推しPOINTは洗い物が少なくて良きまな板になるから、パンやドーナツをカットする時に本当便利めっちゃおすすめ<写真・コメント@mih5222 さま>サイズ違いで揃えたい!チョップレートシリーズいかがでしたか。今回ご紹介した26cmサイズなら、ピザの切り分けやそのままワンプレートディッシュとして使えるから、安心のサイズ感。シリーズでご用意している17.4cmは、おつまみやちょっとした果物、おやつのカットに。22cmなら、食パン+野菜や果物をのせて、朝食メニューに、など使用シーンに合わせて使い分けていただけます。今なら、本店限定!「アンジェ いいなの日」特別イベントとして、チョップレート全サイズポイント10倍企画を開催中です。(~9/19(火)10:00まで)気候も心地よくなるこれからの季節、チョップレートを持参してピクニックやアウトドアを楽しむのも◎ですね。ぜひ、その時々の美味しい食材を、チョップレートで手軽に味わってくださいね。 【ご紹介したアイテム】まな板として使える素材なのに、そのままお皿としても絵になるデザインの「CHOPLATE(チョップレート)」。こちらはピザやホールケーキなどのカットからサーブまでできる、大きめの26cmサイズです。⇒ まな板になるお皿 CHOPLATE 260mm/チョップレート 【ご紹介したアイテム】こちらはリンゴなど大きめのフルーツをカットしたり、お肉料理をワンプレートでサーブするのにも便利な、ちょっと大きめの22cmサイズです。⇒ まな板になるお皿 CHOPLATE 220mm/チョップレート 【ご紹介したアイテム】おやつやデザートに果物を切ったり、おつまみのチーズを少しカットしたり。大きなまな板を出すのはちょっと面倒だな、と感じるこんなシーンに、あると便利な17.4cmサイズです。⇒ まな板になるお皿 CHOPLATE 174mm/チョップレート 富阪愛アンジェ編集部。転勤族の夫、3人の子どもたちと賃貸の戸建てに5人暮らし。毎日賑やかで慌ただしくも「みんなの笑顔」を大切に、暮らしを楽しんでいます。
2023年09月15日『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』のケネス・ブラナーによる“名探偵ポアロ”シリーズ最新作『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』より特別映像が解禁された。アガサ・クリスティが手掛けた“名探偵ポアロ”シリーズの中でも人気の高い「ハロウィーン・パーティ」を映画化した本作では、数々の難事件を解決してきた名探偵が、亡霊の仕業としか説明のできない“人間には不可能”な殺人事件に挑む。この度解禁されたのは、ケネス・ブラナーが本作で描かれる謎について語る特別映像。映像の中でポアロが「今夜は皆、恐れている」と語るように、今回の謎は世界一の名探偵さえも恐怖と混沌へ陥れるものだ。事件の舞台はミステリアスで美しい水上の迷宮都市ベネチア。アカデミー賞脚本賞受賞のほか5度のノミネート歴を誇る“英国の至宝”ケネスによる「ミステリー・ファンの皆さん、ケネス・ブラナーです。あの名探偵が再び難事件に挑みます」との“ご挨拶”から始まる映像では、彼のナビゲートで観る者を謎だらけのミステリー世界へと誘っていく。『オリエント急行殺人事件』では“復讐”、『ナイル殺人事件』では“強欲”を扱ってきたが、「今回の殺人事件は超常現象も謎のひとつです」と本作のミステリーについて語るケネス。流浪の日々を送るポアロは、謎めいた霊能者のトリックを見破るため、子どもの亡霊が出現するという降霊会に参加することから物語が始まる。ポアロの前に立ちはだかるのは、“エブエブ”こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー演じる霊能者レイノルズ。彼女の降霊会で起きる様々な超常現象、そしてその招待客が人間には不可能と思われる方法で殺害されはじめる…。ケネスが「ポアロにとって初めての経験だ」「一夜の事件がポアロの常識を変えてしまう」と語るように、犯人が本当に実在するかさえ不明な殺人事件に戸惑いながらも、“合理的な答えがある”と信じて真相に迫っていくポアロ。しかし、“超常現象”は容赦なく襲い掛かり、遂にはポアロの命すらも狙われてしまう…。ケネスが「すべてに裏がある」と断言するこの難解な殺人事件の犯人は、果たして“人間”か“亡霊”か…?映像の最後は、「あなたはこの謎を映画館で解き明かせるか?」というケネスの挑戦的でミステリアスな一言で締めくくられている。『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』を成功に導いてきたケネス・ブラナーが満を持して贈る、“予測不能”な迷宮ミステリーの衝撃と結末に期待が高まる。『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』は9月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊 2023年9月15日より全国にて公開Ⓒ2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月01日8月4日(金)、紀伊國屋ホールにて『熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s』が開幕した。三浦洋一、風間杜夫らの名演が記憶される、つかこうへいの代表作『熱海殺人事件』の、誕生50周年を記念する特別公演だ。その初日前日、ゲネプロが公開され、木村伝兵衛部長刑事役の荒井敦史、ヒロイン水野朋子役を演じる元乃木坂46の新内眞衣はじめ、オーディションで役を勝ち取ったフレッシュなメンバーを含む俳優たちが登場、舞台挨拶をした。冒頭では、総合演出を手がけた河毛俊作が挨拶。生前のつかと親しくし、いくつもの作品で一緒に仕事をしたが、舞台での『熱海殺人事件』演出は今回が初めてだという。「やっぱりあの人はすごい芝居を書いたんだなと改めて思いました。台詞の行間に埋まっているものの、時代を感じさせない深さ、広がりを掘り起こす作業をずっとやってきた。多くの人に、特に若い方に、この作品に触れていただきたい」と思いを明かした。50年の間にさまざまなヴァージョン、異版が登場し、プロアマを問わず、日本の演劇史上最も愛されてきたといわれる『熱海』。演劇の聖地、紀伊國屋ホールにおいても、59年の歴史の中で最も上演回数の多い作品だそう。その幕開きは、チャイコフスキーの「白鳥の湖」の音楽が鳴り響くお馴染みの景色。荒井演じる木村伝兵衛が、黒電話片手にエキセントリックにがなりたてると、客席は瞬く間に『熱海』の世界へと巻き込まれていく。舞台挨拶で荒井は、「『熱海殺人事件』と名のつく作品は今回で4度目。毎回進化できるよう精一杯、必死でやっています」と意気込むが、平凡な殺人事件を、容疑者・大山金太郎を取り調べる中で華麗に改ざんしていくその姿は実に力強く、濃厚な演技で舞台を牽引。ダブルキャストの池田純矢は、「この作品独特の熱量を届け、何か心に響くものを持って帰っていただきたい」。そのフレッシュな演技が期待される。この日、木村伝兵衛の愛人である婦人警官水野朋子を演じたのは3年連続で同役を務める新内。そのコケティッシュかつ清潔感あふれるヒロイン像が強い印象を残すが、「二度目の挑戦ですが、一緒に演じさせていただく役者の方々で変わる舞台。セリフは一緒でも、感情が揺さぶられるところが違ったりして、何度演じても楽しいと思う作品です」とコメント。トリプルキャストの佐々木ありさ、小日向ゆかの活躍も興味津々だ。小日向は体調不良でこの日は欠席となったが、佐々木は「初めての挑戦になります。仲間を信じて、この大好きな紀伊國屋ホールで頑張っていきたい」と抱負を述べた。舞台は、このふたりに熊田留吉刑事、犯人の大山金太郎が加わった4人の登場人物の、まさにバトルのようなセリフの応酬で、約2時間、ノンストップで疾走する。熊田留吉役の高橋龍輝は「紀伊國屋ホールに熊田として戻ってくることができ、心から嬉しく思います」、ダブルキャストの三浦海里も「自分ができる精一杯を、舞台上でアクセル全開で一生懸命走りたい」と意欲を見せる。また『熱海』は4度目ながら大山役に初役で挑む多和田任益は、「大山金太郎としての『熱海』が始まるんだ、と身の引き締まる思い」と感慨深げ、ダブルキャストの北野秀気の活躍にも期待が寄せられる。長く上演を重ねながら、ずっと観客に新鮮な衝撃を与え続けてきた『熱海』。今回の上演でも、巷をざわつかせている中古車販売会社の不正事件や「鬼滅の刃」の話題が挿入されるなど、私たちの「いま」を映し出す仕掛けも忘れない。が、この作品が50年の時を経てもいっこうに古びる気配がないのは、この戯曲の底知れぬ力ゆえ、また、俳優たちがその都度この戯曲に真摯に向き合うからこそと実感させられる。公演は8月20日(日)まで。50周年記念イベントとして、スペシャルゲストを迎えてのトークショーなども行われる。取材・文:加藤智子<公演情報>『熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s』2023年8月4日(金)~8月20日(日)会場:東京・紀伊國屋ホールチケット情報公式サイト
2023年08月09日韓国検察庁の地下室に保管されていた門外不出の映像を基にしたフェイクドキュメンタリー『トンソン荘事件の記録』が10月27日(金)より公開決定。特報映像と場面カットが解禁された。1992年、釜山の旅館「トンソン荘」で殺人事件が起きた。旅館のアルバイトの男が恋人を連れ込み、隠しカメラで部屋の様子を撮影。男はその部屋で恋人を殺害してしまう。逮捕された男は、心神耗弱による無罪を主張したが、判決は無期懲役。そして、仮釈放の1年前に自ら命を絶った。その殺害の一部始終が収められたビデオは、その残虐性から当局によって封印。しかし、検事の間で話題になったのは、殺害の様子ではなく部屋の鏡に映っていたものだった。それは、男でも恋人でもなく、そこにいるはずのない何かの姿。取材班は、その真相を突き止めるべく調査を開始。その様子を記録映画として撮影するが…。2019年、寺に放置された車から見つかった映像素材。それは、1992年に「トンソン荘」起きた殺人事件を追った記録だった。映像は検察が押収したが、制作会社が訴訟を起こし取り戻す。この映画は、その映像を編集し完成させたものであるーー。近年のアジア・ホラー映画の躍進は、「台湾史上最も恐い映画」といわれた『呪詛』や、韓国・タイ合作『女神の継承』など、フェイクドキュメンタリーが原動力となっている。本作もまた、殺人事件の一部始終が収められたビデオに映った“あるもの”を追って、取材班が調査をする過程がフェイクドキュメンタリーで描かれる。そのリアルな恐怖と予測不能な展開が話題を呼び、韓国での劇場公開時には、ハリウッド作品が並ぶ中で初登場5位にランクイン。スマッシュヒットを記録した。この度解禁するのは、「韓国検察庁によって封印された門外不出の禁断映像、ついに解禁」という強烈なメッセージから始まる特報映像。30年前に旅館トンソン荘で起きた殺人事件の犯人が残したビデオにはいるはずのない何かが…。併せて解禁された場面カットも、壁に血痕が残る殺人現場のようなシーンを捉えたものや、何かを咥える返り血を浴びたような血だらけの女性、監視カメラに写り込んだこちらを見つめる女性、1人だけ目にモザイクがかかっていない不気味なクラス写真など、いずれも震撼するカットとなっている。『トンソン荘事件の記録』が10月27日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月02日1973年に文学座に書き下ろされ、翌74年に岸田國士戯曲賞を受賞、86年には映画化もされ、つかこうへいの代表作と言える『熱海殺人事件』が、初演から50周年を迎える。そんなメモリアルイヤーの今年、『熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s』と銘打った舞台が8月4日(金) から東京・紀伊國屋ホールで上演される。開幕を控えた7月20日(木)、都内で行われている稽古が報道陣に公開された。作品冒頭のおよそ15分のシーンを熱演したほか、出演者らが公演に懸ける思いを話した。荒井敦史部長刑事の木村伝兵衛を演じる荒井敦史は「50周年という節目に紀伊國屋ホールでやらせていただくということで気合が入っています。僕自身、これで4度目の『熱海殺人事件』。今まで周りに助けてもらった分を、僕が引っ張っていけたらと思います」と話す。左から)佐々木ありさ、池田純矢同じく伝兵衛を演じる池田純矢は、今回が初めての『熱海殺人事件』だ。「舞台を志す者であれば、誰もが通る道でもあるし、憧れる道。重みは確かに感じるけれど、それをプレッシャーとせずに、今まで作ってこられなかった木村伝兵衛像を見つけられたら」と語っていた。新内眞衣(中央)3年連続でヒロインの婦人警官・水野朋子を演じる新内眞衣は「歴史ある『熱海殺人事件』に3回も出演するのは光栄なこと。今回はメンバーもチェンジして、今まさに稽古に励んでいるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」とアピール。同じく水野役の佐々木ありさは「私にとっては念願の『熱海殺人事件』。大好きな紀伊國屋ホールで、岡村(俊一)さんの演出でできることをとても嬉しく思います」と話す。また、オーディションで水野役に選出された小日向ゆかは「プレッシャーを感じていますが、稽古を通して自信をつけて、お客様に何かを届けられたら」と意気込む。小日向ゆか高橋龍輝刑事・熊田留吉を演じる高橋龍輝は「2度目の熊田。前回を自分自身で超えられるように、素敵な力強い熊田をみなさんに届けられるように、頑張っていきたい」と話、同じく熊田役の三浦海里は「2年前『新・熱海殺人事件』で大山役を演じて苦労したので、もう2度と呼ばれないだろうと思っていた」と明かしつつ「記念すべきタイミングで熊田として再び参加できることを嬉しく思います」と感慨深げ。三浦海里多和田任益過去に熊田と木村を演じた経験がある多和田任益は、今回、犯人大山金太郎を演じることで、本作の男役を全役制覇することになる。多和田は「役者としてやりがいを感じていますし、ありがたく思っているんですが、(自分は)今までの大山を演じてこられた方のイメージと違って......。劇場で観ていただいたときに『多和田もちゃんと大山だな』と思っていただけるように、残りの稽古も全力で挑みたいです」と全役制覇に向け武者震い。オーディションで大山役に選ばれた北野秀気は「大学の図書館で初めて『熱海殺人事件』の台本を読んで、そこから絶対に出たいと思っていて。それを紀伊國屋でやれるのは本当に幸せで最高です」と改めて喜びの表情。北野秀気取材会で「他のキャストには負けない魅力」を尋ねると「坊主にした気合い」(高橋)、「喉の弱さと若さ」(三浦)、「まっすぐなところ」(佐々木)、「田舎っぽさ」(北野)、「汗の量」(荒井)といった個性的な答えが寄せられた。最後に、カンパニーを代表して荒井は「このタイミングで、この作品を、このメンバーでやらせてもらえることは本当にありがたい。これだけ50年の長きにわたって愛される作品は他にはないので、僕らの世代で終わらせるのではなく、次の世代にもつないでいきたいと思います。紀伊國屋でぶっ倒れる気持ちでやりますので、よろしくお願いします!」と締め括った。公演は8月20日(日) まで。今回はスペシャルゲストも迎えたトークショー(8月15日)、「誰がどの役で出るかお楽しみ」というシャッフル公演(8月16日)、演出家が開演前に『熱海殺人事件』を解説するセミナー(8月8、9、13、18日)も予定されている。詳細は公式ホームページ( )を確認しよう。取材・文=五月女菜穂撮影:天野莉絵<公演情報>50周年記念特別公演『熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s』作:つかこうへい総合演出:河毛俊作演出:岡村俊一出演:荒井敦史 / 池田純矢新内眞衣(スタンダード公演)佐々木ありさ(エキサイト公演)小日向ゆか(フレッシャーズ公演)高橋龍輝 / 三浦海里多和田任益北野秀気(フレッシャーズ公演)2023年8月4日(金)~8月20日(日)会場:東京・紀伊國屋ホールチケット情報:
2023年08月01日