3月29日(水)にMovieNEXが発売される『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』より、ボーナス・コンテンツが一部解禁された。第95回アカデミー賞衣装デザイン賞を含む5部門ノミネートされ、受賞への期待が高まる本作。MCU初登場となった海底王国タロカンの王ネイモアの衣装デザインMCU初登場となった海底王国タロカンの王ネイモアを演じたテノッチ・ウエルタ・メヒアは、「私はメキシコ人で、先住民の血が混じっています。だから、私にとって、この世界の一部になることは夢なんです。世界中の多くの子供たち、特にラテンアメリカの、最も強い先住民の遺産を持つ子供たちのために、表現するという意味で本当に重要なキャラクターを演じる機会なのです」と熱く語る。この度解禁された映像では、王ネイモアの衣装デザインに関して、衣装デザイナーがこだわりのポイントについて明らかにしている。衣装デザイナーのルース・カーターがネイモアの衣装について「ネイモアの衣装は伝統を反映している。多くの資料を調べた。玉座で身に着ける肩のマントや頭の飾りは後古典期のマヤの文化を参考にした。蛇もそう。必要に応じてコミックを参照したりもした。ネイモアのパンツとかね。ビーズを加えたりマヤっぽいデザインも加えたけど、基本はコミックに忠実にした」と、古代マヤ文化を参考にしつつも原作に忠実に作り上げたと語っている。海底王国タロカンやネイモアのルックスにまつわるエピソードルース・カーターとそのチームは、タロカンにメソアメリカのインスピレーションを取り入れ、歴史学者と協力して、ルックスに信憑性を持たせるよう努めた。しかし、この映画で描かれる世界は、歴史的なマヤ文化とはかけ離れたものであることは言うまでもない。カーターは、海洋の専門家と相談しながら、タロカンの外見に深海の要素を取り入れたという。ネイモアのコスチュームには、彼が重んじる伝統と王としての地位が反映されている。ヘッドドレスや手編みのマントには、たくさんの昆布が使われており、貝殻やビーズも使って、まるでタイムスリップしたかのようなルックスとなっている。カーターは、「腕の下から肩にかけるドレープは、ローマ時代やギリシャ時代のものです」「マヤの時代に縛られているわけではないので、それで済んでいるのです。マヤの時代に縛られることなく、彼の物語を表現しているのです。彼は自分の人生とこの世界の成長の物語を持っているのです」と説明している。また、ネイモアのヘアーについて、スタッフは「ネイモアのルックスの進化を見るため原作を研究しました。コミックで確立された彼の特徴的なヘアスタイルの四角い形を残しつつ、エッジの効いたモダンなルックにしたかったんです」と明らかにした。本作のMovieNEXには、製作の舞台裏を追うメイキング映像のほか、シュリ役レティーシャ・ライトの可愛らしいミスや、ネイモア役のテノッチ・ウエルタ・メヒアが水中でおどける様子を収録した「NGシーン集」、惜しくも本編には採用されなかった貴重な「未公開シーン」など見ごたえのあるボーナス・コンテンツを収録している。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は3月29日(水)よりMovieNEX発売。デジタル配信中(購入/レンタル)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2023年03月12日第95回アカデミー賞にてアンジェラ・バセットの助演女優賞を含む5部門にノミネートされている『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。この度、3月9日の「感謝の日」に合わせ、主人公シュリが感謝を語る国王の親衛隊長オコエとの未公開シーンが解禁された。本作のMovieNEX発売を記念し、解禁されたのは、シュリとドーラ・ミラージュ(国王の親衛隊)を抜けてワカンダを去ったオコエとの別れを描いた未公開シーン。いまは亡き国王ティ・チャラの元恋人ナキアを訪ねるため、ハイチにやって来たシュリ。すると、ドーラ・ミラージュで隊長を務めていたオコエが姿を現す。シュリは「護衛はもう必要ない」と伝えるが、オコエは「護衛ではなく、別れを告げに来た」と答える。さらに「どこへ行くの?」というシュリの問いかけに、冗談を交えた回答で明言を避けるオコエだったが、シュリが思いを込めた感謝を伝えると「必要なら駆けつける。いつどこへでも」と声をかけてシュリの元から去っていく。切なくも温かい別れを描いた、貴重な未公開シーンとなっている。監督が語る「シュリが新たな主人公になった理由」ライアン・クーグラー監督によると、シュリがいたからこそストーリーテリングに命が吹き込まれたという。「シュリから始めることが重要だったのは、様々な意味で彼女がこの映画の観客の代理人だからです。彼女は主人公であり、彼女の目を通して、私たちは映画の旅に出るのです。脚本家兼監督である私にとっても、彼女は観客の代わりだったと思います」と語る。「ティ・チャラは、シュリが最も尊敬しているキャラクターだったと思います。シュリ役のレティーシャ(・ライト)の演技で素晴らしかったのは、ティ・チャラを笑顔にする方法を知っていたことです。彼女はティ・チャラを弱くする方法も知っています。そして、レティーシャとティ・チャラ役のチャドウィック(・ボーズマン)の俳優としての相性の良さが、その多くを生んでいると思います。レティーシャはチャドウィックの鎧を突き破り、彼からユニークな反応を引き出すことができたのです。それはまるで本当の兄妹のように感じられました」と監督。「だから、彼女がこの映画の感情の旅路の窓となることは、とても理にかなっていました。シュリの旅はファンタスティックですが、とてもリアルです。例えば、無敵だと信じていた大切な人の死や、自分自身の失敗を受け入れなければならないこと、そして、当たり前だと思っていた人間関係に感謝できるようになることなど、大人なら誰もが悩むようなことに取り組んでいるのです。彼女はこうしたことをすべて探求できるキャラクターになったと思います」と、シュリのキャラクターについて明かしている。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』はデジタル配信中(購入/レンタル)、3月29日(水)よりMovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2023年03月09日3月29日(水)にMovieNEXが発売される『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』より、ボーナス・コンテンツが一部解禁された。偉大な王であり、守護者であるティ・チャラを失ったワカンダ王国を舞台に、新たな物語が紡がれる本作。第95回アカデミー賞では助演女優賞(アンジェラ・バセット)、衣装デザイン賞含め5部門にノミネートされ、受賞への期待がかかっている。解禁された映像でシュリ役のレティーシャ・ライトは「美術面で言えばワカンダはアフリカを表現し、それに加えて、今回はメソアメリカの素晴らしい文化も描いている」と語る。また、見事な造作のタロカン王国の美術セットを歩きながら会話する、ライアン・クーグラー監督とプロダクション・デザイナーのハナー・ビーチラーによれば、階段は何と発泡スチロールを彫ったものを組み合わせて制作したといい、グローワーム(洞窟などに生息する光を放つ昆虫)を表現しているのは、70年代に流行ったビーズのカーテンを1本ずつ違う長さに切って垂らしたものだという貴重な制作エピソードが明かされている。さらに本作には、アフリカ、メソアメリカ、アメリカの楽器、シンガー、ミュージシャンが参加したオリジナル曲があり、サウンドトラックアルバム制作にはライアン・クーグラー監督やオスカー受賞者の作曲家であるルートヴィヒ・ゲランソンなどが参加。衣装やデザインだけでなく、音楽の面でもアフリカ文化が活かされている。この度発売されるMovieNEXには、このほかにも、文化や歴史を重んじながら作り上げた製作の舞台裏を追う「ワカンダとタロカン」、「継承されるブラックパンサー」、「NGシーン集」など、惜しくも本編には採用されなかった貴重な「未公開シーン」など、見ごたえのあるボーナス・コンテンツを収録している。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は3月29日(水)よりMovieNEX発売。デジタル配信中(購入/レンタル)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2023年03月01日3月29日(水)に『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のMovieNEXが発売されることが決定。それを記念し、ボーナス・コンテンツの一部から未公開シーンが解禁された。第80回ゴールデングローブ賞では助演女優賞(アンジェラ・バセット)を受賞し、第95回アカデミー賞では助演女優賞(アンジェラ・バセット)、衣装デザイン賞、主題歌賞(「Lift Me Up」)、メイク・ヘアスタイリング賞、視覚効果賞の5部門ノミネートし、受賞への期待がかかる本作。本作でマーティン・フリーマンが演じた(吹き替えは森川智之が続投)、アメリカのCIAエージェント・エヴェレット・ロス。彼がMCUに初めて登場したのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』だ。この頃のロスは、まだワカンダ人と彼らの苦境に心を寄せていなかった。しかし、『ブラックパンサー』では、国王ティ・チャラの恋人ナキアの前に飛び出し、彼女のために銃弾を受けるなど、最終的にワカンダへの自由な旅を手に入れ、さらにシュリが彼を救うことで、善人かつ味方としての役割を確実なものとした。この度解禁されたのは、そんなロス捜査官が極秘任務に挑む未公開シーン。ロス捜査官はオコエやシュリと協力し、別人に扮して無事に目的のオフィスへ潜入成功。メインのコンピューターをハッキングするにはワカンダの貴重な鉱物ヴィブラニウムから作られた通信装置キモヨビーズを近づける必要があり、その場に留まるために周囲に話しかけたり時間を稼ごうとする。しかし、担当者に怪しまれ、あと少しのところで時間が足らず、コンピューターのある部屋の真上にトイレがあることを聞き出すと、トイレに寄るフリをしてビーズを流す。排水管の鉄パイプを通して信号を増幅させ、コンピューターとの距離を縮めてハッキングを成功させようとする、緊張感がありながらもなぜか笑ってしまうロス捜査官の極秘任務の様子が分かる未公開シーンとなっている。ロス捜査官の本作での活躍にも注目だ。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は3月29日(水)よりMovieNEX発売。デジタル配信中(購入/レンタル)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2023年02月20日第95回アカデミー賞にてアンジェラ・バセットの助演女優賞やリアーナの主題歌賞、また前作に続く衣装デザイン賞など5部門にノミネートされている『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。3月29日(水)からのMovieNEX発売を記念し、ワカンダの街並みや衣装デザインにまつわるエピソードが一部解禁された。解禁となった映像で、オコエ役のダナイ・グリラは「町並みに私のルーツが入ってて大喜びした。前作で監督が示してくれたルーツをいい加減に扱ってはいけないとね。監督はその点で毅然と対応してくれてすごく感謝してる」と喜びを口にする。また、前作『ブラックパンサー』でアカデミー賞を受賞している衣装デザイナーのルース・カーターは、川(リバー)部族の衣装について、「ワカンダを見ているとその概念を洗練させたくなる。新たな一団をデザインする必要にも迫られた。前作には登場しない“海軍”。彼らの基調は緑だから様々な色味を織り交ぜて、ワカンダのまだ見ぬ軍隊として印象づけた。ワカンダの三角形をあしらい階級を示す記章も加えた」と語るなど、2月9日の「服の日」に舞台の設定やデザインの詳細に触れることができる貴重な映像が公開された。アカデミー賞助演女優賞や衣装デザイン賞ノミネート!アンジェラ・バセット演じる女王ラモンダの衣装に注目「彼女の衣装は、美しさ、アフリカの王族、テクノロジーに基づいたものです」と語る、衣装デザイナーのルース・カーター。「ライアン・クーグラー監督は、ラモンダを演じるアンジェラ・バセットが国連の総会会場に入るときに、とても威厳のある、大きな存在感を放つものを身につけてほしいと強く望んでいました。国連には紫、宮殿には赤が選ばれました。彼女が身につける白にも、色の物語があります。アンジェラは間違いなく彼女のコスチュームに力を与えています。もちろん、アンジェラが10ガロン入りの帽子をかぶっても、うまくいきます」と言う。また、ラモンダのヘアスタイルについても、「彼女は世界で最も美しい女性の一人です。彼女のヘアカラーをホワイト、シルバー、グレーのトーンにしながらも、違う印象を与えるために短めにデザインしました。アンジェラは、私が知っている中で、白やグレーのトーンを身にまとい、なおかつ魅力的に見える唯一の女優です」とスタッフは明かしている。本作は、アカデミー賞にて助演女優賞、衣装デザイン賞、主題歌賞「Lift Me Up」、メイク・ヘアスタイリング賞、視覚効果賞の5部門にノミネートされている。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』はデジタル配信中(購入)/3月29日(水)よりMovieNEX発売。© 2023 MARVEL発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2023年02月09日第95回アカデミー賞で5部門にノミネートされた『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。この度、2月1日(水)からのデジタル配信開始(購入)を記念して、同・助演女優賞にノミネートされたアンジェラ・バセット演じる女王ラモンダが、ワカンダ王国を守るため世界各国の首脳陣と対峙する迫力の本編プレビューが解禁となった。今回解禁となったのは、女王ラモンダが国連の総会で世界各国の首脳陣と対峙する、約5分の本編プレビュー。息子でありブラックパンサーであった国王ティ・チャラを失った悲しみの中、ワカンダの女王となったラモンダは、各国の首脳陣からワカンダ王国が保有する貴重な金属・ヴィブラニウムを独占していると激しく非難される。それに対しラモンダは、ヴィブラニウムを奪おうとやってきた一味を国の親衛隊ドーラ・ミラージュに捕らえさせ、逆に他国を「侵略者」として糾弾する。夫も息子も失うという深い喪失感を背負いながら、圧倒的な迫力と女王の貫録を見せるアンジェラの演技が光る珠玉のシーンとなっている。アンジェラ・バセットが語る女王ラモンダとは「彼女の息子、シュリの兄が亡くなってから1年が経ちました。そして、ラモンダにとって、伝統は重要です。悲しむこと、その悲しみを認識すること、その様々な段階を経ることは、この母親が理解していることであり、夫と息子の死によって、この女王が理解していることなのです。彼女は信仰心のある女性で、シュリは科学者です。だから、それを尊重し、認め、受け入れることは、彼女の得意とするところではない。しかし、母親はそれを可能にするのです」と言うアンジェラ。アンジェラは、このキャラクターと、彼女に命を吹き込む機会を大切にしたという。「断れないオファーでした。私に似た女性たちの輝く姿を見ることができるのです。そして、そのような機会はほとんどなかったのです。そして、ライアン(・クーグラー監督)やスタッフたちが、私なら彼女を世に送り出し、光を与えることができると考えてくれたことに、ただただ感謝しています。私はこのキャラクターを愛し、賞賛し、敬愛するようになりました。観客の一人として、有色人種の女性として、映画とキャラクター、そしてキャラクターが誰を表し、スクリーン上でどのようなインスピレーションを与えるのかに恋した少女として、まるで私が外から見ているような感じです」と語っている。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は2月1日(水)よりディズニープラスで配信開始、デジタル配信(購入)開始/2月15日(水)よりデジタル配信(レンタル)開始。発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2023年01月25日マーベル・シネマティック・ユニバース初、ラモンダ女王役のアンジェラ・バセットがゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞した『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が2月1日(水)よりディズニープラスにて見放題独占配信されることになった。アンジェラ・バセットがMCU初の快挙となった本作は、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たし、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こしてエンターテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』(2018)からつながる物語。2020年、国王ティ・チャラ=ブラックパンサーを演じ、多くの人々に愛されたチャドウィック・ボーズマンが病で他界し、世界中を深い悲しみに包んだが、チャドウィックの想いを受け継ぐという決意を胸に、スタッフ・キャストが一丸となって完成させた特別な作品だ。国内では前作『ブラックパンサー』の138%の興行収入を記録し、洋画No.1の大ヒットスタートを切ったことも記憶に新しいが、1月9日時点では全世界興行収入8億3,122万ドル(約1,095億/1ドル131.74円換算・1月9日時点、※Box Office Mojo調べ)を超える数字と上位ランキングをキープし続けている。国王ティ・チャラを失った妹のシュリ、国王親衛隊を率いる戦士オコエ、そしてティ・チャラの母・ラモンダの前に新たな脅威が立ちはだかる。誰もが道標にしてきた王を失った時、残された者たちはどのようにして“希望”を見つけ出すのか。去った王が残した意思や想いをどのように引き継ぐのか。前作以上にハードで新たな趣向をこらしたアクションシーンは、その舞台を空と海にも拡大。ワカンダの科学技術から生み出された武器、ガジェットもそれぞれ進化を遂げ、一級のスパイ・アクションのような緊迫感と爽快感のあるアクションが繰り広げられる。さらに、海の帝国を率いる王ネイモア、天才発明家にして物語の重要なカギを握るとされる少女リリ・ウィリアムズ=アイアンハートなど新キャラクターも登場し、一瞬も気を抜けない先の読めないストーリー展開が観客を魅了。SNS上では「こんなヒーロー映画観たことない!」「ラスト5分で泣き崩れた」「感情のジェットコースター」「2022年を締めくくるのに最も適した作品!」といった声が続出。ブラックパンサーの母ラモンダ役として、悲しみや困惑、様々な感情が入り混じった複雑な心境を見事に演じたアンジェラは、『TINA ティナ』(1993)でゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞以来の受賞となった。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は2月1日(水)よりディズニープラスにて見放題独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2023年01月12日12月2日から4日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、公開4週目を迎えた『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。2位は、この週末デビューした新作アクションコメディ『バイオレント・ナイト』。3位はディズニーのアニメーション『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』、4位は『ザ・メニュー』、5位は『Devotion』だった。次の週末は、サム・メンデス監督の『エンパイア・オブ・ライト』などが公開される。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』公開中(C)Marvel Studios 2022文=猿渡由紀
2022年12月05日11月18日から20日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、先週末に続いて『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。2位は、この週末デビューした『ザ・メニュー』。3位は、やはり新作の『The Chosen : Season 3』。4位は『ブラックアダム』、5位は『チケット・トゥ・パラダイス』だった。感謝祭の連休に当たる来週末は、ディズニーのアニメーション『ストレンジ・ワールド』、『トップガン マーヴェリック』のグレン・パウエルとジョナサン・メジャーズが主演する戦争アクション映画『Devotion』などが全米規模で公開される。文=猿渡由紀
2022年11月21日『ブラックパンサー』の主演で、ワカンダの国王ティ・チャラにしてブラックパンサーを演じたリアルヒーロー、チャドウィック・ボーズマンの亡き後、いったいどんな物語を紡ぐのか。世界中が注目するなか、11月11日より公開された『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、日本では公開3日間で前作の138%となる興行収入を記録し、世界的にも大ヒットスタートを切っている。“主人公不在”という前代未聞の出来事を、ライアン・クーグラー監督はチャドウィック=ブラックパンサーを喪ったことのグリーフワーク(グリーフ:悲嘆からの立ち直り)として、いわば追悼作品のように描ききった。「喪失と心痛、そして復讐を、MCUには稀有な成熟ぶりとシリアスさで描いていた」「俳優それぞれの道のりと追悼を全編に感じる」「あらゆる意味でMCU最高傑作のひとつ」と評論家陣から言われるのも納得。そして、シュリたちが直面する喪失の大きさは、もちろん私たち観客も共有することになる。そのため、今作はMCUのどの作品と繋がっているとか、実はあまり気にしなくてもいい映画でもある。前作はチェックしておいたほうがベターだが、しいて言えば『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』くらいか。たとえ、それらを観ていなくても1本の新作映画として十分に楽しむことができるはずだ。※以下、本作とこれまでのMCU作品のネタバレにふれています。ご注意ください。★オープニングのマーベルロゴから涙…シュリの悔いと悲しみ「兄の病気を治させてほしい…」。シュリ(レティーシャ・ライト)がワカンダの神バースト(パンサーの女神)に祈る場面から幕を開ける本作。ワカンダのロイヤル・パープルに染まったチャドウィック追悼の特別版オープニングロゴから涙腺が決壊した方は多いだろう。ディズニープラスで配信中の『ブラックパンサー』も同様のロゴとなっている。屈強なワカンダの守護者ブラックパンサー/ティ・チャラを襲ったのはヴィランではなく、不治の病だった。超文明国ワカンダで、物心ついたときからヴィブラニウムによるテクノロジーとともに育ち、あらゆる課題を科学とテクノロジーで解決してきたシュリは、兄の延命のためにハート型の“ハーブ”を人工で作ろうとするが間に合わなかった。飲んだ者に超人的なパワーをもたらす自生のハーブは、前作でキルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)がすべて焼き払ってしまっていたためだ。シュリはずっと科学とテクノロジーの力を信じてきたが、愛する兄の命だけは救えなかったことを激しく悔い、なかなか彼の死を受け入れることができない。悲嘆と自己嫌悪の中で、1年もラボに籠もりきりとなっていた。前作ではコミックリリーフ的な役回りでもあり、国王にしてヒーローである兄ティ・チャラを唯一からかうことのできる存在で、けらけらと無邪気に笑っていたのに、今作では“兄”不在の世界を生きていかなければならないシュリ。彼女が心の底からの笑みと安らかな表情を見せたのは、下の項で触れるラストシーンだけだ。今回は、王位継承の儀式に代わりにやってきたジャバリ族のリーダー、エムバク(ウィンストン・デューク)や、国王親衛隊“ドーラ・ミラージュ”隊長のオコエ(ダナイ・グリラ)らが喪失感貫く劇中でユーモアを提供するキャラクターとなっている。★母ラモンダの悲しみと葛藤前作『ブラックパンサー』も喪失が始まりだった。『シビル・ウォー』で描かれた前国王ティ・チャカの死、そして1992年のカリフォルニア・オークランド、ティ・チャカの弟でキルモンガーの父ウンジョブの死。その後、キルモンガーという脅威の出現と、戦いと決着。今回もおおむねその流れを組み、海底王国タロカンを治め、マヤ神話の創造神で“羽の生えた蛇”を意味する“ククルカン”と呼ばれるネイモア(テノッチ・ウェルタ・メヒア)たちが新たな脅威となった。それだけでなく、ワカンダの高い技術力と資源のヴィブラニウムを広く世界に開放すると宣言したティ・チャラの亡き後、母である女王ラモンダ(アンジェラ・バセット)は、“世界の安全保障”とかいう名目で「ヴィブラニウムを分けてよこせ」と迫る欧米諸国という別の脅威とも対峙する。ラモンダは毅然としてその要求を突っぱねるが、ヴィブラニウムで無敵の大量破壊兵器を作りたいアメリカやフランスの思惑のせいで、結果的にワカンダがタロカンから攻め込まれることになる。夫を亡くし、息子を亡くし、そしてシュリまでネイモアたちにさらわれてしまったラモンダの悲しみや怒りもまた図り知れない。そんな彼女も、ネイモアの襲撃時にリリ・ウィリアムズを庇って命を落としてしまい、たった1人遺されたシュリがその復讐のために新たなブラックパンサーとして立ち上がることになる。★CIAエージェント・ロスの上司“ヴァル”って誰?前作でティ・チャラとシュリに命を助けてもらったことに恩義を感じるCIAエージェント、エヴェレット・ロス(マーティン・フリーマン)。タロカンの襲撃現場からキモヨビーズをこっそり持ち帰ると、ラモンダたちと秘密裏に情報を交換する。そんな彼を「ワカンダの専門家」と持ち上げながら、ちゃっかり盗聴していたのは、新しいCIA長官の“ヴァル”ことヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)。“ヴァル”役ジュリア・ルイス=ドレイファス彼女が実はロスの元妻だった、というのは衝撃の展開となった。ワカンダの力をもしアメリカが手にしたら悲劇になると話すロスに向かい、「その日を夢見てる」と返すデ・フォンテーヌ長官はやはり油断できない、恐ろしい存在。2人が離婚した理由がよく分かる。デ・フォンテーヌ長官こと“ヴァル”は、ドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に初登場。キャプテン・アメリカの盾を一度継承して失敗したジョン・ウォーカーに名刺を渡していた人物で、さらに映画『ブラック・ウィドウ』のエンドクレジットにも登場して、エレーナに「姉ブラック・ウィドウの仇はホークアイ」と吹き込んでいたのが彼女。2024年7月26日よりUS公開予定の映画『サンダーボルツ』(原題)にはヴァルがリクルートしたヴィランチーム、バッキーことウィンターソルジャーや、ジョン・ウォーカーことUSエージェント、『ブラック・ウィドウ』のレッドガーディアン、タスクマスターにエレーナ、『アントマン&ワスプ』のゴーストと、MCUの“クセモノ”たちが集結する。『サンダーボルツ』(原題)★アイアンハート=リリ・ウィリアムズがシュリと意気投合!女性キャラクターたちが前作以上の大活躍を見せた今作。スピア(槍)での戦いにこだわるオコエよりも目新しいものを好むドーラ・ミラージュのアネカ(ミカエラ・コール)は、シュリが開発した“エナジー・ダガー”のほうが扱いやすいよう。悲しみを乗り越えた2人は新コスチュームを纏い、新たにミッドナイト・エンジェルとなってタロカンと戦う。また、アネカとドーラ・ミラージュの新隊長となったアヨ(フローレンス・カサンバ)は同性カップルとしても描かれていた。そして注目は、MIT・マサチューセッツ工科大学の学生ながら“授業の課題”でヴィブラニウム探知機をうっかり発明したリリ・ウィリアムズことアイアンハート(ドミニク・ソーン)、19歳の登場だ。そのフレッシュさはシリアスな物語に活気を与え、シュリともすぐに意気投合。シカゴ出身ゆえ、シュリをブルズの試合観戦に誘う場面もあった。リリ・ウィリアムズことアイアンハート役ドミニク・ソーン2人とも幼い頃から発明が大好きで天才的な頭脳を持ち、既存の価値にとらわれない自由な精神と好奇心、探究心を持ち合わせていて共通点が多い。ただ、潤沢な資源や資金のあるシュリとは違い、リリが車のパーツや身近なスクラップから工夫を凝らしてスーツを作り上げたのは、やはりアイアンマンぽい。鋼鉄を叩いて成形するところや、高度8,500mまで上昇して酸素不足となり急降下して海面すれすれで意識を取り戻すのも『アイアンマン』へのオマージュだろう。ネイモアに捕らわれたとき、レイア姫やベルなどを例に出して“悪役はまずドレスに着替えさせる”と言うリリは、かなりの映画好きのようで、シュリとともにラボで作業する姿はピーター・パーカーも思い出させる。継父と「よく車をいじっていて」と何度も出てくるが、もしかしたらそれがトニー・スタークの可能性もあるのかも…。アイアンハートことリリ・ウィリアムズは「ワンダヴィジョン」のモニカ・ランボーや、2代目ホークアイのケイト・ビショップ、カマラ・カーン/ミズ・マーベル、ジェニファー・ウォルターズ/シーハルクらに続く新しい女性ヒーローだ。今作のその後を描くドラマシリーズ「アイアンハート」(原題)が2023年にディズニープラスで配信予定で、2026年US公開予定の『アベンジャーズ』シリーズ第6弾『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』(原題)にも登場する模様。今後のMCUのキーパーソンの1人となる。「アイアンハート」(原題)★シュリが共鳴した海の王ネイモアと、“あの人”ネイモアが率いる海底王国タロカンは、ワカンダと同じく、ヴィブラニウムの恩恵を受けながら海中で栄えてきた。シュリはネイモアの案内でタロカンを見て回るうちに、彼が武力行使をしてでも守らなければならない美しい王国と民について知り、共鳴する。アフリカと同様、タロカンのモチーフになったマヤやアステカなどのメソアメリカも侵略・搾取されてきた歴史がある。ネイモアはタロカンとワカンダが手を組めば、外の世界は脅威ではなくなると考え、兄亡き後に「世界を燃やしたい」と吐露したシュリに共感を寄せていた。なお、足首に羽根を持ち、空を飛べて、老化は遅く、肺呼吸と皮膚呼吸を使い分けるネイモアは自身を「ミュータント」と呼んでおり、『X-MEN』シリーズとの関連が予想されている。だが、タロカンの襲撃によって母ラモンダまでも喪ったシュリは、ネイモアから譲られたヴィブラニウムで育った海草を編んだネックレスを用い、さらにティ・チャラのDNA情報も加えて再度、人工のハーブ作りに挑戦。そこで、ついに新生ブラックパンサーのパワーを手に入れる。パンサーらしい、しなやかなアクションはシュリにぴったりだ。また、ティ・チャラがハーブを飲んだときには父ティ・チャカが幻覚に現れて彼を導いたが、シュリの幻覚に現れたのはまさかのキルモンガーことウンジャダカ!仇討ちをするならやはり彼が背中を押すのか。彼もまたワカンダの秘匿主義を好まず、ワカンダの力で世界を制圧したいという野望を持っていたためか。シュリはウンジャダカが身につけたブラックパンサーのマスクを選択する。とはいえ、シュリとキルモンガー/ウンジャダカが決定的に違うのは、彼女はワカンダやタロカンはもちろん、この世界を愛していること。『シビル・ウォー』で父の仇ジモ、前作でキルモンガー/ウンジャダカにとどめを刺さなかった兄ティ・チャラのように、ヒーローとして気高くあることを忘れなかったこと。それには「自分が何者かを示しなさい」と語りかけてくれた母ラモンダや、ナキア(ルピタ・ニョンゴ)、オコエ、さらに「神を倒したら、それこそ戦争が起きる」と進言したエムバクらの思い、いわばティ・チャラが遺してくれたものがあったからだ。それに、ティ・チャラとはまた異なるブラックパンサーとなったのも、シュリの頭脳と才能があればこそ。★落涙必至…MCU史上最もエモーショナルなラストシーンワカンダには、人は亡くなっても、バーストやセクメトという神のもと祖先たちと“緑の草原”に存在し続けるという死生観がある。ティ・チャラの死を1年たっても受け入れられないシュリに、母ラモンダは彼は常にそばにいて、サバンナで佇んでいるときにはそよ風に彼を感じたことがあるとも話していた。そうした価値観には懐疑的だったはずのシュリが、戦いを終えた後、王位継承の儀式には参加せずに訪れたハイチのビーチで、そよ風に吹かれながら兄の存在を感じて静かに涙するシーンは本作で最もエモーショナルな場面。チャドウィックが亡くなっているため回想に現れるのは前作のティ・チャラ/ブラックパンサーなのだが、そこには兄の傍らで無邪気に笑うシュリ自身の姿もある。★賛否両論!? のミッドクレジットシュリが兄の面影と再会した感動も冷めやらぬうちに、ミッドクレジットに現れたナキアが連れていたのはティ・チャラとの息子、トゥーサン。ナキアがワカンダを去ったのは6年前との言及があり、トゥーサンも6歳くらい。まさしくティ・チャラのレガシーである。ワカンダの王座が重荷にならないようにハイチでひっそり暮らしてきたと言い、2人だけで葬儀もおこなったという。トゥーサンは言う。「僕の名前はティ・チャラ王子、ティ・チャラ王の息子」と。ただ、少年の手を引いたナキアの姿が見えたとき、「おやおやおや?」と不安がよぎってしまったのも事実。ここまで女性たちが大活躍して、王女シュリが新しいブラックパンサーとなったところに男子が突然現れるとなると、話はちょっと違ってくるのではないか。大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の新シリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」では、家父長制に女性主人公が必死に抗ったばかりなのだが…。とはいえ、シュリは王になるよりもラボにいるほうが自分らしいことは自身でもよく分かっているはず。クーグラー監督もマーベル・スタジオもそれは承知のことだろうから、もしかしたら、王(王位継承者)と守護者ブラックパンサーは必ずしも同じ人物でなくていいという、これまでの前提を覆していく展開を示唆しているのかもしれない。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は全国にて公開中。(上原礼子)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年11月20日マーベル・スタジオが贈る最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。チャドウィック・ボーズマンが演じた、偉大な王であり、ヒーローのブラックパンサーであるティ・チャラの妹シュリを演じるレティーシャ・ライトも深い悲しみを背負う1人だったが、チャドウィックの意志を受け継ぎ、続編への参加を決意。並々ならぬ想いを抱いて本作の制作をやり遂げたという。前作に続いて監督を務めるライアン・クーグラーは、彼女について「レティーシャ(・ライト)の演技で素晴らしかったのは、ティ・チャラを笑顔にする方法を知っていたことです」と前作の撮影をふり返る。「レティーシャとチャドウィック(・ボーズマン)の俳優としての相性の良さが、その多くを生んでいると思います。レティーシャは、どんな理由であれ、チャドウィックの鎧を突き破り、彼からユニークな反応を引き出すことができたのです。それはまるで兄妹のように感じられました。そして、チャドウィックと知り合ってから、映画や個人的に、彼は兄妹のような存在になりました」と、まるで本当のきょうだいのような信頼関係を築いていった2人について語る。「だから、彼女がこの映画の感情の旅路の窓となることは、とても理にかなっていました」と映画と現実の垣根を越えて、公私ともに深い仲を築いていたレティーシャ/シュリの感情が映画のストーリーを運んでいくことを明かした。一方でチャドウィックへの想いを胸に最新作に挑んだレティーシャは、不安もあったそう。「私自身が直面した課題は、このキャラクターをどのように進化させるかを考えることでした。1作目では、彼女の使命が新しい技術を生み出し、発明することであることは明らかでした。彼女はその場を盛り上げる存在だったのです。シュリが今経験していること考えると、私にはそれができないとわかっていたので、挑戦でした」と語る。ティ・チャラの妹として、そして戦う相棒として、二人三脚で歩んできたシュリ。前作では、冗談を言い合ったり、まるで友達のようにくだけた会話をしたりと、仲睦まじいティ・チャラとシュリの関係性が描かれていた。シュリは常に笑顔で明るく活発なキャラクターだったが、誰よりも愛する兄の死に直面し、最新作の彼女の雰囲気は全く違う。あまりにも大きすぎる悲しみを前に、キャラクターをどのように向かわせるか、大きな課題に挑んだレティーシャ。“シュリを進化させる”、と語る彼女はどのような物語をみせてくれるのか?並々ならぬ想いを抱いて挑戦したレティーシャ/シュリの活躍を目撃してほしい。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年11月19日先週公開となった『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』から、劇中で描かれる架空の国・ワカンダの新たな脅威となる海帝国タロカンの王ネイモアの特別映像が解禁となった。ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こした『ブラックパンサー』。その続編となる本作の舞台は、偉大な王であり、ヒーロー/ブラックパンサーであるティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)を失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの元に海帝国の王ネイモアの脅威が迫る……。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初登場を飾るネイモアだが、漫画原作では最古のひとりに数えられるキャラクターで、ファンの間でも熱い視線が注がれている存在。本作のプロデューサーであるネイト・ムーアも「続編を作る上での最大のチャレンジは、ネイモアを出すと決めたことだった」と明かしている。解禁された映像では、そんなネイモアが牛耳る海の帝国タロカンの世界が公開。シュリを演じるレティーシャ・ライトが「見どころのひとつが実在するかのような海の帝国の描写」と語るように、観客も海の中に入っているかのようなスケール満載のシーンとなっている。この架空の世界は漫画原作のアトランティスの世界を映画のために創造しなおしたもので、もしもリアルな社会が他の人種や文化と隔絶した海底で長い年月をかけて変化し進化することを余儀なくされたとしたら、きっとこうなっているのではないか?という発想をもとに創作された。タロカンでのシーンは可能な限り実際に水中で撮影する方法を考え、アトランタに4つのタンクを制作。役者たちは水中に長時間潜り、演技をするという課題に全員が取り組んだことで、本当に実在するかのようなリアルなタロカンが完成した。そんなタロカンで育ったネイモアを演じるメキシコ俳優のテノッチ・ウェルタは、役柄について“こよなく民を愛する王”だと語る。王としてタロカンを率いる彼の想いはシュリやラモンダらがワカンダの人々を愛することと同じで、本作では民を守るがゆえに国を率いるそれぞれのリーダーたちが激突することに。果たして、彼がワカンダと戦う理由とは? 敵か味方なのか? 謎のベールに包まれているネイモアにさらに注目だ。また、映像内には無数のタロカン人を従える強烈なオーラを放つネイモアの姿や、海中だけではなく、足の羽を使って空をも高速で飛び回るシーンが公開され、ワカンダにとって彼はただならぬ強敵となる様子。ラモンダを演じたアンジェラ・バセットは「ふたりの対決には思わず身震いするわ」と絶賛。ネイモアが加わったことでさらにスケールアップした、ワカンダVS海帝国の王ネイモアの海・陸・空を股に掛けた熾烈な戦いは見逃せない。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』特別映像『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』公開中
2022年11月15日マーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』がついに11月11日より日米同時公開。公開3日間で前作『ブラックパンサー』の138%の興行収入を記録し、洋画No.1の大ヒットスタート。全世界では3億3,000万ドル超えを達成した。本作は、公開3日間で興行収入4億9,011万円、303,356名を動員し、洋画No.1の大ヒットスタートを記録。全米でも今年NO.2のオ―プニング数字1億8,000万ドル(日本円で約250億円)を叩きだし、全世界では3億3,000万ドル(日本円で約458億円)を超える数字を記録した(1ドル139円換算・11月14日時点※Box Office Mojo調べ)。本作は、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たした、まさにエンターテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』(2018)からつながる物語。2020年、国王ティ・チャラ=ブラックパンサーを演じ、多くの人々に愛されたチャドウィック・ボーズマンが病で他界し、チャドウィックの想いを受け継ぐという決意を胸に、スタッフ・キャストが一丸となって作品を完成。ワールドプレミアでは「チャドウィックのことばかり考えるよ。彼ならどう思うだろう?って。『どう思う?』と聞いてみたい」と、ライアン・クーグラー監督がチャドウィックへの想いと、主人公の不在という前代未聞の出来事を乗り越え完成を迎えられた喜びと安堵を語っていた。日本公開を迎えると、待ち望んでいた多くのファンが訪れ、客層は10代・20代の男性・女性、カップルをはじめ、30代・40代の男性客を中心に初日から幅広く、幸先の良いスタートを切った。国王ティ・チャラを失った妹のシュリ、国王親衛隊を率いる戦士オコエ、そしてティ・チャラの母ラモンダの前に新たな脅威が立ちはだかる。海の帝国を率いる王ネイモア、天才発明家にして物語の重要なカギを握るとされるリリ・ウィリアムズ=アイアンハートなど新キャラクターも登場し、一瞬も気を抜けない先の読めないストーリー展開が、観客を魅了している。早くもSNS上では「こんなヒーロー映画観たことない!」「ラスト5分で泣き崩れた」「感情のジェットコースター」「2022年を締めくくるのに最も適した作品!」など、予想をはるかに超える展開に観る者の感情が揺さぶられることに。早くも「大作映画の新次元!」「最高傑作!」の声が上がっている。さらに「興奮と感動で約3時間があっという間」「心の中に深く刻まれる大傑作」「全人類に観てほしい」と作品力に心動かされたという声や、「開始0秒で泣かされる」「チャドウィックに遭えた気がする」「フィクションであってフィクションじゃない」とチャドウィックを失った現実と国王のいない、ヒーローが不在となったワカンダとのリンクにエモーショナルな気持ちになる声が相次いでいる。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年11月14日11月11日から13日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。3日間の売り上げは1億8,000万ドルあたりと推定され、11月の公開作では史上最高。2位は先週まで首位をキープしたドウェイン・ジョンソン主演の『ブラックアダム』。3位は『チケット・トゥ・パラダイス』、4位は『シング・フォー・ミー、ライル』、5位はホラー映画『Smile』だった。先週末2位デビューした『ONE PIECE FILM RED』は7位に転落した。文=猿渡由紀
2022年11月14日『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では前作より引き続き女性キャラクターたちの活躍が目覚ましい。シュリ役のレティーシャ・ライトは彼女たちが「強くあり続けるために、団結する」と語っている。国王ティ・チャラ=ブラックパンサーの活躍だけではなく、妹のシュリをはじめ彼女の母親、そしてワカンダの女王であるラモンダや、ワカンダの親衛隊ドーラ・ミラージュを率いるオコエ、スパイとして活躍するティ・チャラの元恋人のナキアなど、女性陣の輝かしい活躍も印象的だった前作。本作で彼女たちはティ・チャラ亡き後、意思を引き継ぎ、物語の中心となっていく。「物語を通して、彼女たちが直面する挑戦を通して、それがより広がっていくところを見れる。そして今回、彼女たちが強くあり続けるために、団結する方法も見れる」と語るのは、シュリを演じたレティーシャ・ライト。シュリは幼い頃から発明家、科学者としての才能を発揮し、ワカンダには欠かせない存在。ブラックパンサーとして戦う兄の心強い“相棒”として一心同体の存在だった彼女は、突然訪れたティ・チャラ=愛する兄の死を、誰よりも重く受け止めている。そんなシュリの前に、新たな脅威が迫る。そのほかにもワカンダを愛しどんな戦いにも自らの身を挺して立ち向かうが、愛する夫、そして息子までも失ってしまったラモンダ女王や、隣で支え戦ってきたオコエやナキアもまた深い悲しみを乗り越え、祖国を守るため立ち上がることを決意する。1作目の『ブラックパンサー』をはじめ、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2014)や『エターナルズ』(2021)を手掛け、本作でもプロデューサーを担当するネイト・ムーアは「ティ・チャラの死によって最も影響を受けたのはこれらの(シュリやナキア、オコエ、ラモンダ)キャラクターたちなんだ」と語る。「僕たちは、シュリやオコエ、ナキア、ラモンダになにが起こっているのかを見てみたいと思わせるような、キャラクターに命を吹き込んでくれる素晴らしいキャストに恵まれている」と、前作に引き続き見事な演技を披露したキャスト陣を絶賛している。すでに公開されている映像では、ネイモアの登場を前に、並々ならぬ想いを抱える彼女らの力強い表情、そして新生ブラックパンサーによる白熱のバトルが見られ、国王亡きワカンダで彼女らがどのような活躍をしてくれるのか、期待が高まる。さらに本作には、アイアンハートことリリ・ウィリアムズも登場。若くして圧倒的な学力と想像力、発明の才能を誇る彼女が参戦したことで、よりダイナミックかつ迫力ある戦いに期待できそうだ。国王不在であっても決して怯むことのない、シュリはじめ、ラモンダやオコエ、ナキア、そしてアイアンハートらの壮絶な戦い、そしてワカンダの命運を握る彼女らの熱きドラマに注目したい。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年11月13日マーベル・スタジオの劇場公開最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』がついに本日から公開になる。全世界で驚異的なヒットを記録した前作から4年。主人公ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが病でこの世を去った後、制作陣が新作で挑んだのは、ボーズマンが役を通じて表現した“気高さ”と、そこに至る苦闘のドラマを新たに描くことだったようだ。これから劇場に足を運ぶのを楽しみに待っている人のために具体的な内容には可能な限り触れずに作品を紹介する。本作の舞台はアフリカにある架空の国ワカンダ。遥か昔、“ヴィブラニウム”と呼ばれる物質が宇宙からこの地に飛来したことで、ワカンダは驚異的な発展を遂げた。その一方でこの物質をめぐって人々が争うことを避けるため、彼らは対外的には貧しい国として振る舞い、国に脅威が迫った際には代々の王が守護者“ブラックパンサー”として国を守ってきた。前作『ブラックパンサー』の主人公ティ・チャラはワカンダの若き王子だった。爆破テロによって命を落とした父に代わって国をおさめることになった彼は一度は王座に座るも、国を離脱した叔父の息子ウンジャダガが出現し、危機に陥る。ウンジャダカは自らを“キルモンガー”と名乗り王座を狙い、チャラは一度は生死の境を彷徨うが、復活を遂げ、ウンジャダカを倒して再び王の座についた。しかし、最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ではティ・チャラが病でこの世を去るところから幕を開ける。チャラの母ラモンダは愛する息子を失った悲しみを胸に秘めたまま国を率いるが、妹のシュリは愛する兄を失った悲しみからまだ立ち直れずにいる。そんなある日、ワカンダを揺るがす事件が起こり、彼らは“王がいない状態”で危機に立ち向かうことになる。本作の最大のポイントは前作の主演チャドウィック・ボーズマンがすでにこの世を去っていることだ。劇中でも同じように彼が演じた若き王ティ・チャラがこの世を去っており、母ラモンダや妹シュリは“喪失”を抱えている。さらに詳細は書かないが、彼らの前に立ちはだかる新たなキャラクターも“喪失”を抱えている。誰もが懸命に生きているのに、何かを失ってしまう。どれだけ願っても取り返すことのできないものが、この世にはある。通常の娯楽映画であれば、“喪失から立ち直って前向きになるまでの物語”が描かれる。実際、本作もそのようなドラマが中心に据えられている。しかし、人は何かを失った時、悲しみや落胆だけを感じるのだろうか? 時にその喪失が“誰かのせい”だと思ってしまった場合、怒りや復讐心、自分では制御できない激情が生まれたりはしないだろうか? 時に喪失は理不尽なものとして人々を襲う。自分では何もできなかった。あるいは、この喪失は自分のせいだと思い込んでしまう。やり場のない感情は時に混乱や、誰かに向けた怒りとなって現れる。本作では単に登場人物が愛する人やものを失うだけでなく、その喪失の中で混乱したり、時に怒りにのみこまれる瞬間を容赦なく描き出していく。さらに劇中では何か事件が起こるたびに憶測や、思い込みや、気持ちのすれ違いが繰り返し出現する。冷静さを失った時、怒りや混乱にのみこまれた時、人は安易な憶測や思い込みを信じる。喪失には魔物が潜んでいるのだ。思い返せば、ティ・チャラ=ブラックパンサーが『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初めてスクリーンに登場した時、彼は愛する父を爆破テロで失い、復讐に燃える若者として登場した。やがてチャラは様々な苦難に直面しながら、忍耐力や民を愛する心、愛する故郷を守ろうとする意思を身につけていった。彼の前に現れたウンジャダカ=キルモンガーは喪失によって変貌し、復讐心が生きるよすがになった。しかし、ティ・チャラは混乱や怒りを自らの意思で乗り越えた。彼の“気高さ”は、生まれや育ちに依るものではなく、彼自身が戦い、苦しみ、自らの存在と意思を表明することで得たものだ。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、単にティ・チャラの喪失を悲しんだり、その存在を懐かしんだりするのではなく、かつて彼が歩んだ道のりを再びたどるように、喪失と混乱と復讐の渦に巻き込まれる人々を描く。観客は“リーダーのいない国”で最大の危機に立ち向かう母ラモンダや妹シュリの物語を目撃することになるだろう。そして私たちは彼女たちを通して、改めてチャドウィック・ボーズマンが魂をこめて演じたティ・チャラの“気高さ”の本質を目撃することになる。スクリーンにその姿はない。しかし、ティ・チャラは確かにここにいる。そう感じられるはずだ。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』公開中(C)Marvel Studios 2022
2022年11月11日待望の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』よりキャラクターポスターと特別映像が解禁された。公開に向けてSNSでは“待ちきれない!”とますます注目度が上がっている本作だが、先日開催されたワールドプレミアで本編を鑑賞した批評家からも早くも絶賛の嵐が吹き荒れている。「傑作。喪失と心痛、そして復讐を、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)には稀有な成熟ぶりとシリアスさで描いています。レティーシャ・ライト、アンジェラ・バセット、テノッチ・ウエルタは今年観た中でも最高の演技」(オーランド・マルドナド/映画評論家)、「感情のジェットコースター。チャドウィックの不在を感じる一方、俳優陣の演技に目を見張ります。俳優それぞれの道のりと追悼を全編に感じる映画です」(李維玲/映画評論家)、「あらゆる意味でMCU最高傑作のひとつ、正真正銘の素晴らしい映画だと思います」(ジャック・マクブライアン/The Direct)と、感動のドラマやキャストの演技に“最高傑作”と賞賛の声が相次いでいる。そんな本作の特別映像が公開。ジャバリ族のリーダーであるエムバクが攻撃するも、まったく歯が立たない“超人的”な強敵ネイモアを前に、シュリはじめ、女王ラモンダたちはワカンダを守るため立ち上がる。その決戦の一幕がとらえられた映像にはアイアンハートことリリ・ウィリアムズがパワードスーツを着て攻撃するシーンや漆黒の中に金色の模様が輝くスーツに身を包んだ新ブラックパンサーが鋭い爪をたて、次から次へと敵を倒していく白熱バトルもとらえられている。ワカンダのために再び立ち上がろうとするシュリの表情からは並々ならぬ強い意志がみてとれ、悲しみを胸に前に進もうとするワカンダの人々の重厚なドラマ、ネイモアの襲撃に迎え撃つ先の読めないストーリーや疾走感溢れるアクションまで、見逃せない魅力が満載だ。併せて解禁されたキャラクターポスターは、「ブラックパンサー」ならではのカラフルで煌びやかなデザインがあしらわれた、物語の鍵を握る6人の姿が写し出されたもの。愛する兄ティ・チャラの死を誰よりも重く受け止めるシュリ、ワカンダの国王親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長オコエ、ティ・チャラ、シュリの母でありワカンダの女王ラモンダ、そしてティ・チャラの幼なじみで元恋人のナキアやジャバリ族のリーダーエムバクら、ワカンダを守り戦う勇士たち、そして新たな敵となるネイモアの姿も。愛する祖国を守るため、ついにはじまるワカンダVSネイモアとの決戦。亡きチャドウィック・ボーズマンの意志を受け継ぎ“最高傑作”と称賛された製作&キャスト陣による渾身の一作は、映画の枠を超え、エンターテインメント史に語り継がれる新たな“傑作”となることだろう。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年11月08日11月11日(金) に日米同時公開される映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の特別映像が公開された。本作は、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞(R)作品賞ノミネートを果たし、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こした『ブラックパンサー』の続編。舞台は、偉大な王でありヒーロー / ブラックパンサーであるティ・チャラを失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの元に<海帝国の王ネイモア>の脅威が迫る……。先日開催されたワールドプレミアで本編を鑑賞した批評家からは、「傑作。喪失と心痛、そして復讐を、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)には稀有な成熟ぶりとシリアスさで描いています。レティーシャ・ライト、アンジェラ・バセット、テノッチ・ウエルタは今年観た中でも最高の演技。」(オーランド・マルドナド/映画評論家)、「感情のジェットコースター。チャドウィックの不在を感じる一方、俳優陣の演技に目を見張ります。俳優それぞれの道のりと追悼を全編に感じる映画です。」(李維玲/映画評論家)、「あらゆる意味でMCU最高傑作のひとつ、正真正銘の素晴らしい映画だと思います。」(ジャック・マクブライアン/The Direct)、など早くも絶賛をもって迎えられた。特別映像では、ジャバリ族のリーダーであるエムバクが攻撃するも、まったく効かない“超人的”とまで呼ばれる強敵ネイモアを前に、シュリはじめ、女王ラモンダたちはワカンダを守るため立ち上がる姿が映し出される。アイアンハートことリリ・ウィリアムズがパワードスーツを着て攻撃するシーンや漆黒の中に金色の模様が輝くスーツに身を包んだ新ブラックパンサーが鋭い爪をたて、次から次に敵を倒していく白熱バトルも公開された。特別映像【すべてはワカンダのために編】併せて、『ブラックパンサー』ならではのカラフルで煌びやかなデザインがあしらわれた、物語の鍵を握る6人のキャラクターポスターも公開。愛する兄ティ・チャラの死を誰よりも重く受け止めるシュリ、ワカンダの国王親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長オコエ、ティ・チャラ、シュリの母でありワカンダの女王ラモンダ、そしてティ・チャラの幼馴染で元恋人のナキアやジャバリ族のリーダーエムバクら、ワカンダを守り戦う勇士たち、そして新たな敵となるネイモアの姿も描かれている。<作品情報>『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』2022年11月11日(金) 日米同時公開『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』US版本ポスター監督:ライアン・クーグラー製作:ケヴィン・ファイギ出演:レティーシャ・ライト ほか特別映像【今こそ、戦いの時編】インタビュー映像【想いは、受け継がれる編】予告【ワカンダに迫る新たな危機編】(C)MarvelStudios 2022
2022年11月08日マーベル・スタジオの劇場公開最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』がついに公開になる。アフリカにある架空の国ワカンダの守護者でもある国王ティ・チャラが”ブラックパンサー”として戦い、葛藤し、成長していく姿を描いた前作は全世界で驚異的なヒットを記録し、映画の枠を超えた反響を呼んだ。しかし、ティ・チャラを演じた若き名優チャドウィック・ボーズマンが病によってこの世を去り、最新作は王の不在から物語が始まる。前作に続いて日本語版でティ・チャラの妹シュリの声を演じた百田夏菜子は、前作以上にシュリの気持ちに寄り添い、セリフひとつ、表情ひとつまで丁寧に拾い上げて演技に生かしたという。前作に登場したシュリは活発で明るい女性だった。驚くべきパワーを秘めた鉱物ヴィブラニウムを埋蔵しているワカンダで育ったシュリは、発明の才能をいかして様々なスーツや武器を開発して兄ティ・チャラをサポート。国が危機に陥れば自らも立ち上がる、勇ましくて、天真爛漫ながら頼れる女性、それが前作に登場したシュリだった。しかし、百田は最新作のシュリは「前作とはまったく違う印象でした」と収録を振り返る。「今回の映画では彼女が登場した瞬間から立ち姿、表情、声のテンションまで大きく変わっていて『これが本当にシュリ?』と思うぐらいでした。収録前にも『今回のシュリは前作とは違うよ』とは伺っていたのですが『ここまで違うのか』と思うぐらい変わっていて。もちろん前作から4年が経っていますし、チャドウィック・ボーズマンさんがお亡くなりになってしまったということもありますし、今回の映画もティ・チャラがいない状態から始まっているわけですから、シュリの気持ちも、演じられたレティーシャ・ライトさんの気持ちも前作とはまったく違う状態だったんだと思います。もちろん収録前には前作を見直して準備したんですけど、今回はとにかく“現在のシュリ”に寄り添う気持ちで収録するようにしました」愛する兄を失ったシュリはまだその事実から立ち直れない状態でいる。さらに最新作ではワカンダを揺るがす事件が発生し、彼らは極限の状態で選択を迫られることになるという。もう明るくて活発なだけのシュリはそこにはいない。彼女もまた極限の状態で危機に立ち向かうことになる。「お芝居で演じる時は“自分の中にはない感情”を探していくんですけど、今回のシュリの感情は想像するのが難しかったです。彼女がどれほどの悲しみや憎しみや怒りを感じているのか……。さらに私はこの作品では声だけでシュリの気持ちを表現しなければならないわけで、これまでお芝居をさせていただく中でやってきた感情の動きや気持ちの持っていき方を役立てながら、映画の中では描かれていないシュリの気持ちを探ったり、シーンごとに『なぜこのような表情をしているんだろう?』と細かく観ていきながら、ひとつずつ丁寧にシュリに近づいていきました。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は“ヒーローのいない映画”百田夏菜子私は前作『ブラックパンサー』で初めて実写映画の吹替を担当させていただいたのですが、アニメーションと違って、実際に演じた方がすでにいて、そこに声を入れるんですよね。台本を読んでいる段階での私の気持ちや感覚はなくさないように収録したいとは思いますけど、画面を観ると言ってしまえば”すでに正解が出ている”状態なわけです(笑)。だから、その正解にどんな風に近づいていくのか? どこが正解なのかを見極めるのが難しくて。英語と日本語では音の抑揚も違いますし、収録ではとにかく音響監督や周囲の方の意見を信じて“ついていく”感覚が大きかったです」さらに本作は単なるアクションや危機の応酬だけでなく、物語に、キャラクターに、そして会話のひとつひとつに現代社会に向けたメッセージや歴史的な背景を感じさせる描写が盛り込まれている。「そうですね。いまの時代であったり、社会的な問題、世界が抱えている問題を細かく取り上げている作品だと思います。メッセージ性がしっかりとあって、セリフひとつひとつに意味が込められている印象があります。特に今回の作品はチャドウィックさんが亡くなってしまったことで“ヒーローのいない映画”なんです。さらに国の王が亡くなってしまったところから始まる物語でもあるし、家族のひとりが亡くなってしまったところから始まる物語でもある。いろんな視点から映画が描かれているんですけど、“大切な人が亡くなってしまう”ことは私たちにとって非現実的なことではないんですよね。その悲しみからどのようにして立ち上がっていくのか? そこは非常に現実的な話で、アクションシーンは非現実的な場面もあったりするんですけど、そこで交わされる会話はとてもリアル。だから楽しめるし、同時にいまの時代にぶつけるものがある内容になっている映画だと思います。この映画を観ていると“確かに人間ってこんな風になる可能性もあるよね”って思うんです。ここまでの苦しみや悲しみを味わってしまうと人間は……こんな選択をしてしまうんだ。その選択は本当に幸せなのか? とか。そんなことも考えたりもしましたね」最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ではアクションやドラマはさらにパワーアップしつつも、前作以上にシリアスな展開、人間の本質や現代社会の核心をつくテーマが描かれるようだ。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』11月11日(金)公開(C)Marvel Studios 2022撮影:杉映貴子ヘアメイク:横山藍(KIND)スタイリスト:滝沢真奈
2022年11月08日『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のウィンストン・デューク(エムバク役)とミカエラ・コール(アネカ役)が、グラハム・ノートンが司会を務めるトーク番組「The Graham Norton Show」に出演。同作の撮影前に、前作で主人公のブラックパンサーを演じ、2020年に亡くなったチャドウィック・ボーズマンの墓を訪れたと明かした。「ほかのキャストみんなとこの作品に戻ってこられたのは、うれしいことでした。しかし、チャドウィックを失って大きな穴がぽっかりと開いてしまった。それを埋めるのはどんなに難しいことだったか。本当に実感しました」とふり返ったウィンストン。「彼の墓を訪れ、正式に別れを告げて祝福を求めたことは、大いに役に立ちました。だって、本当に驚いたのですから。だれ一人として、彼が病気だったことを知らなかったし、彼が亡くなったのは(続編の)撮影が始まる数週間前だったのです」と語った。今作でキャストに仲間入りを果たしたミカエラは、「お墓の傍らを訪れたことで、マーベルの視点からチャドウィックを見るだけでなく、彼がいかにキャストの友人であったかということや、本当の意味で人を失うということを理解することができました」とチャドウィックとキャストを思いやった。(賀来比呂美)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年11月07日全世界で社会現象を生んだ『ブラックパンサー』待望の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。この度、本作の特別映像とラージフォーマット版ポスタービジュアルが公開された。本作の舞台は、偉大な王でありヒーロー/ブラックパンサーであるティ・チャラを失ったワカンダ。そこに<海の帝国>の脅威が迫ってしまう。今回公開された映像では、ワカンダの民がいる<地上>と海の帝国の王・ネイモアがいる<海底>を舞台にした大迫力のバトルシーンが映し出されている。新ブラックパンサーの新たなアクションシーン、ネイモアや、アイアンハートことリリ・ウィリアムズによるド迫力の戦闘は、本作で繰り広げられるダイナミックなアクションへの期待がより一層高まる。本作では、2D(字幕、吹替)に加え、3D(吹替版)、映像に合わせて立体的で奥行のある音響を楽しむことができるドルビーシネマ(3D字幕)、大きな画面で高画質な映像と高い技術力を誇る音響が掛け合わされ、IMAXカメラで撮影されたシーンを最大26%増の映像世界で体感できるIMAX(3D字幕)、五感を刺激する特殊効果が繰り出される「体感型」シアターシステム4DX・MX4D(3D吹替)、左右の壁にも映像が投影され世界が広がるSCREENX(2D字幕、吹替)、さらに4DXとSCREENXが掛け合わされた4DX Screen(2D字幕、吹替)のラージフォーマット含む全11バージョンの形態にて上映。特別映像と合わせて、映像や音楽等、様々な要素を最大限に楽しむことのできる、IMAX、4DX、SCREEN Xのラージフォーマット版のポスタービジュアルも公開。それぞれが異なった色合いとデザインが施され、本作の多彩な楽しみ方を表現している。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年11月02日11月11日(金) に日米同時公開される映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の特別映像とラージフォーマット版ポスター全3種が公開された。本作は、全世界歴代興行収入No.1を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)や、日本でもヒットを記録した『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』などを制作したマーベル・スタジオの最新作。ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞(R)作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こし、エンタテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』からつながる作品だ。舞台は偉大な王であり、ヒーロー/ブラックパンサーであるティ・チャラを失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの元に、海の帝国の脅威が迫っていた……。公開されたのは新ブラックパンサーの新たなアクションシーンに加え、ワカンダに迫りくる海の帝国の王・ネイモアやアイアンハートことリリ・ウィリアムズによるド迫力の戦闘シーン。本作で繰り広げられるダイナミックなアクションへの期待がより一層高まる映像となっている。併せて公開されたラージフォーマット版のポスターは、それぞれが異なった色合いとデザインが施されており、本作の多彩な楽しみ方が表現されている。本作では、2D(字幕 / 吹替)に加え、より作品への没入感を体感できる3D(吹替版)、映像にあわせて立体的で奥行のある音響を楽しむことができるドルビーシネマ(3D字幕)、通常のスクリーンよりも圧倒的に大きな画面と高画質映像で没入感を体験できるIMAX(3D字幕)、映画のシーンにあわせて客席が動き、風やミストなど五感を刺激する特殊効果が繰り出される「体感型」シアターシステム4DX・MX4D(3D吹替)、前方のスクリーンに加え、左右の壁にも映像が投影され、視界の限界を超える270°の世界が広がるSCREENX(2D字幕 / 吹替)、そして4DXとSCREENXが掛け合わされた究極の映画体験を堪能できる4DX Screen(2D字幕 / 吹替)のラージフォーマットを含む全11Verにて上映される。特別映像【今こそ、戦いの時編】<作品情報>『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』2022年11月11日(金) 日米同時公開『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』US版本ポスター監督:ライアン・クーグラー製作:ケヴィン・ファイギ出演:レティーシャ・ライト ほかインタビュー映像【想いは、受け継がれる編】予告【ワカンダに迫る新たな危機編】(C)MarvelStudios 2022
2022年11月02日『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が、11月11日に日米同時公開される。映画の公開前の11月3日に、ポッドキャスト「Wakanda Forever:The Official Black Panther Podcast」がデビューすることが分かった。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の公式SNSによると、ポッドキャストの司会&脚本を務めるのはタナハシ・コーツ。製作はライアン・クーグラー監督が昨年立ち上げたマルチメディア・カンパニー「Proximity Media」が担当。クーグラー監督とマーベルのケヴィン・ファイギ、キャストのアンジェラ・バセットらがゲスト出演し、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の製作についてインタビューを受ける。また、音声による“語り”も聞けるようだ。現在、Apple PodcastsとSpotifyで6分間のプレビューを再生することができる。11月3日に配信となる第1話は、コーツとクーグラー監督の対談が収められているという。『ブラックパンサー』の文化的な影響、亡きチャドウィック・ボーズマンのレガシー(遺したもの)、彼がキャストやスタッフに与えたインスピレーションについて掘り下げる。第1話以降のエピソードは、『ブラックパンサー』第1弾の公開から5周年を迎えることを記念し、2023年1月より毎週配信される。(賀来比呂美)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年11月02日M·A·C(マック)から、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』とコラボレーションした限定コスメが登場。2022年11月18日(金)より全国発売される。M·A·C×映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』M·A·Cの人気コスメをベースにしたコラボレーション製品は、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の舞台である“ワカンダの世界”にインスパイア。豪華で鮮やかなカラーを纏った、限定パッケージのアイシャドウやリップが展開される。“ワカンダを象徴する8色”のアイパレット注目は、リッチな発色とやわらかい質感が魅力のアイシャドウパレット。限定デザインのパレットの中には、ワカンダを象徴するカラーであるパープルやブラックをはじめ、鮮やかなオレンジ、アーシーなグリーンなど、心躍るカラフルな全8色をセットしている。ワカンダ戦士のパワフルさと優雅さは、ジュエルトーン、マット、メタリックの3種類のテクスチャーで表現。好きな色を自由にのせれば、大胆でクールなカラーメイクを楽しむことができそうだ。“ホワイトorディープパープル”のアイライナーアイメイクの仕上げは、正確なラインが長持ちするリキッドアイライナーで。今回は、瞳をクリアに見せてくれるホワイトと、魅惑的な目もとを叶えるディープパープルの2色を限定発売する。“濃密うるおい”リキッドリップに限定4色“濃密発色”なのにふっくら潤うリキッドリップ「ラブ ミー リキッド リップカラー」からは、コラボレーション限定色がお目見え。メタリックな輝きを纏うレッドやパープルなど全4色が展開される。中でも一押しは、「ザ シャドウズ」。コラボレーションならではの個性的なブラックリップは、ダーキッシュで大胆不敵なメイクアップを叶えてくれる。ピンクゴールドに煌めく「リップ ガラス」もまた、“ガラス”のようなみずみずしい質感と輝きをもたらす人気リップ「リップ ガラス」には、“栄光の輝き”を表現したピンクゴールドのシェードが仲間入り。定番人気の「リップスティック」からも、映画の世界観にインスパイアされた限定カラー4色が登場する。“まるで王族のような輝き”限定色ハイライターメイクアップのラストを飾るのは、光沢のあるメタリックな仕上がりを叶えるハイライター。「ウォーム ゴールド」と「チョコレート ブロンズ」、艶感たっぷりの限定2色がラインナップする。軽くシルキーなつけ心地のパウダーで、王族のような輝きを手に入れて。【詳細】M·A·C×映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』発売日:2022年11月18日(金)取扱店舗:M·A·C全国店舗、M·A·C公式オンラインショップ価格例:・「アイシャドウ×8 マーベル スタジオズ ブラック パンサー コレクション バイ M·A·C」 限定1色 7,370円・「リキッドラスト ウォータープルーフ ライナー」 限定2色 各5,060円・「リップスティック」 限定4色 各3,960円・「ラブ ミー リキッド リップカラー」 限定4色 各5,170円・「リップガラス」 限定1色 3,520円・「エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ」 限定2色 各5,830円【問い合わせ先】M·A·C(メイクアップ アート コスメティックス)お客様お問合せ先TEL:0570-003-770
2022年10月30日全世界待望のマーベル最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が間もなく公開。プロデューサーと監督が本作は「“母と娘”の物語」になると語った。若く有望で、正義感溢れるワカンダのヒーロー、ティ・チャラを失い、悲しみに暮れる人々。そんなワカンダに、海の帝国の王、ネイモアによる新たな脅威が迫る。危機を前に、ワカンダ人たちは王がいなくとも自分たちのやり方でネイモアに立ち向かう努力をしはじめる…。しかし、ワカンダを守る女王として、そしてシュリやティ・チャラの母として、ラモンダは残された娘シュリの身の安全を心配せずにはいられないのだという。「ラモンダとシュリの関係性を掘り下げられるということに私たちはとても心を躍らせました」と語るのは、前作に続き本作でもメガホンをとったライアン・クーグラー監督。「1作目の映画では、父と息子の人間関係が多く描かれています・・・主人公も敵対者も、それぞれの父の死を乗り越えて前進しなければなりませんでした」と、父の意志を受け継ぎ、ワカンダを守るために活躍したティ・チャラやキルモンガーとの戦いをふり返る。「今回の映画は、母性をモチーフにした作品だと言うことができるでしょう。母親というものは、得てして、困難な状況の中でさえも母親でい続けなければならないものなのです」と、前作は父の意志を受け継ぐ息子ティ・チャラが活躍するストーリーだったが、本作では母ラモンダと娘シュリの関係性が深く描かれるという。ラモンダは愛する夫を失ったあと勇敢に戦うが、最新作では最愛の息子までも亡くしてしまう。本作のプロデューサー、ネイト・ムーアは「ラモンダは実に重要なキャラクターです」と続ける。「彼女はまた王が不在のワカンダを統治してもいる。女王と王女という女性リーダーとしての2人そして、母と娘としての2人、この状況は見ていて実に興味深いダイコトミー(二分法)ですよ」と、リーダーとしてワカンダを守りたいという願望を抱く一方で、大事な人を亡くしてきたラモンダは残された娘シュリも守らなければならない。深い悲しみの中、女王というリーダーとしての正義感、そして母親としての我が子を守りたい一心が交差するラモンダは、新たに迫るワカンダの危機を前にどんな道を選択するのか…。大切な家族を失うも新たに迫る戦いに身を投じるラモンダとシュリ。2人はワカンダを守るリーダーとしてどんな活躍をみせてくれるのか?期待が高まる。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年10月30日11月11日(金)に日米同時公開されるマーベル・スタジオ劇場公開最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。そのワールドプレミアが日本時間10月27日(木)、アメリカ・ロサンゼルスにて行われ、故チャドウィック・ボーズマンへの想いを込めた本作が世界初上映。リアーナが楽曲提供していることがサプライズで発表された。本作は、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こし、エンターテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』からつながる物語。国王ティ・チャラ=ブラックパンサーを演じ、多くのファンやキャスト、スタッフに愛されたチャドウィックが2020年に病のため他界。彼の想いを受け継ぐという決意を胸に、スタッフ・キャストは一丸となって作品を完成させた。シュリ役レティーシャ・ライト超文明国ワカンダの技術開発を担う天才科学者であり、本作で重要な役を担うシュリ役のレティーシャ・ライトをはじめ、前作に引き続きワカンダを守る戦士オコエを演じるダナイ・グリラ、ティ・チャラの母でありワカンダの女王ラモンダ役のアンジェラ・バセット、ワカンダ史上最高のスパイのナキアを演じるルピタ・ニョンゴ、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に深く関わるであろう注目のキャラクター、アイアン・ハートことリリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーン。リリ・ウィリアムズ役ドミニク・ソーンエムバク役ウィンストン・デューク、ネイモア役テノッチ・ウェルタ、前作を手掛けアカデミー賞7部門にノミネートさせたライアン・クーグラー監督など豪華メンバーが集結し、公開を待ち望むファンと共に特別な想いで作品の完成を祝った。ネイモア役テノッチ・ウェルタプレミア会場の入り口には、まるで“ワカンダ”へ続く道を守っているかのようなワカンダの戦士ドーラ・ミラージュたちの姿が!“ブラックパンサー”といえば紫のイメージということで、前作のプレミアに続きパープルカーペットが敷かれた会場には、4年ぶりの続編に心躍らせたファンが大勢集まり、中にはブラックパンサーやネイモア、ワカンダの戦士たちなど、作品に登場するキャラクターのコスチュームを着るファンの姿も。そして、満を持して豪華キャスト陣が登場すると大歓声が巻き起こった。オコエ役ダナイ・グリラブラックパンサーを想起させる黒くスタイリッシュな「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」の衣装で登場したレティーシャは、「夢が実現したんです。コスプレをする人たちが集まって、とても興奮しているのが分かって、とても価値のあることでした」と語る。「シュリだけでなく、思い出した人も一緒になって、母娘で悲しみに苦しむ様子を探る良い機会です。この作品は多くの人に共感され、多くの人がそこから成長することができると思います」と作品に込めた思いにも触れた。さらにシルクの豪華な衣装で登場したクーグラー監督のネックレスには亡きチャドウィックの姿が。「友人を失った喪失感を克服するという意味では、『乗り越える』という言葉は使いません」と監督。「この映画を作るために、私たちは多くのことを乗り越えてここまでやってきました。そして、とても満足感を感じています」と言い、初お披露目に際し「チャドウィックのことばかり考えます。彼ならどう思うだろう?って。『どう思う?』と聞いてみたい」と語った。ライアン・クーグラー監督ダナイやアンジェラは高貴な紫のドレス、ルピタは白のドレスで登場した。ルピタも「この作品に戻ってくることは特別な瞬間です。私たちは、彼に敬意を表し、彼を念頭に置いてこの映画を作りました。ですから、私たちは彼を連れています。そして、私たちが作ったのと同じような愛と寛容さで受け止めてもらえることを願っています」とチャドウィックに思いながらコメント。ナキア役ルピタ・ニョンゴ“母”を演じたアンジェラは「彼もまた、この映画を祝福してくれていると思います」と語りながら、「愛してるよ、兄弟。私たちを支えてくれてありがとう。私たちの背中を押してくれて、美しい映画を作る力を与えてくれてありがとう」と伝えたいと明かした。ラモンダ役アンジェラ・バセットプレミアにはMCUのシャン・チー役のシム・リウや、マイケル・B・ジョーダンら、マーベルの仲間たちも登場し、この日を迎えた一同に祝福の言葉をかけるひと幕も。シムは「彼の遺志を尊重してくれてありがとうと言うしかない、彼の物語とその続きに立ち会えることを非常に光栄に思っています」と感慨深げで、「『ブラックパンサー』のストーリーは僕の心の中にあるものなんです。もちろん、チャドウィックの遺産はすべてを覆っていますし、この物語に名誉がもたらされることに、本当に興奮しています」とコメントした。また、『ブラックパンサー』は音楽面でも高い評価を受けており、本作に参加するアーティストも注目されていたが、本作オリジナルサウンドトラックのリードシングルとしてリアーナが歌う「Lift Me Up」が発表。ワールドプレミアにはリアーナ本人も長い手袋がアクセントのグレーのスパンコールドレスを身に纏い、パープルカーペットに登場し、一段と大きな声援を浴びていた。リアーナ『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年10月28日11月11日(金)に日米同時公開される『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』より前作『ブラックパンサー』のメイキングを含む特別映像が公開となった。本作は、全世界歴代興行収入No.1を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)をはじめ、日本でもヒットを記録した『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』など、観客を熱狂の渦に巻き込み続けているマーベル・スタジオが贈る最新作。ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞(R)作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こした、まさにエンタテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』からつながる物語である。舞台は偉大な王であり、ヒーロー/ブラックパンサーであるティ・チャラを失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの元に、海の帝国の脅威が迫っていた……。公開された映像は、ブラックパンサーを演じた生前のチャドウィック・ボーズマンを捉えた前作の映像やそのメイキングが含まれた、ボーズマンへの熱い想いに溢れた特別映像。シュリ役:レティーシャ・ライトや、ラモンダ役:アンジェラ・バセットら、本作の主要キャストたちと、ライアン・クーグラー監督が『ブラックパンサー』を主演として引っ張ってきたボーズマンへの今の想いを語っている。それぞれのキャストたちが、ボーズマンを失ったことへの悲しみを抱えながらも、「物語を創ることで、皆で彼に敬意を評した」(バセット)、「ワカンダの物語をもう度描くことは、祝福の儀式のように思えて感動した」(ナキア役:ルピタ・ニョンゴ)と、彼へのリスペクトを胸に撮影へ挑んだという。そして、本作の中心人物となるであろうライトは「シリーズの新たな挑戦を見届け、チャドウィックに敬意を表するの。彼の望みは私たちが世界を感動させること」と語るなど、本作へ携わったキャストやスタッフたちが、ボーズマンが注ぎ込んできた想いを“継承”しそれを最高の作品として世界中へ届けるという熱い気持ちを持っていることがひしひしと伝わってくる映像となっている。ボーズマンへの並々ならぬ想いが込められた本作で、ワカンダの新たな脅威として登場するのが、テノッチ・ウエルタ演じる”海の帝国の王”・ネイモア。「態度を決めてくれワカンダは味方か敵か」というネイモアと思われるセリフからは、世界トップの技術力を誇る超文明国家ワカンダ相手にも強固な姿勢で迫るネイモアの気迫と冷酷さが伝わってくる。映像では、本作についてキャスト陣が熱く思いを語る場面も。「物語はとても丁寧に描かれている。だからこそ私たちは全身全霊で演じられたの」(オコエ役:ダナイ・グリラ)、「シリーズの一員であることが誇らしい皆が情熱的な演技を披露した」(バセット)、「その情熱が特別な作品を創り出したんだ」(エムバク役:ウィンストン・デューク)、「アクションと冒険が感情を高ぶらせる見どころが満載よ」(ニョンゴ)と、それぞれから、本作への確固たる自信が伺える。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』11月11日(金)公開
2022年10月25日『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』より特別映像が解禁。本編映像やキャストのインタビューのほか、生前のチャドウィック・ボーズマンの姿も捉えられている。本作は、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たすなど、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こした、『ブラックパンサー』待望の続編。偉大な王であり、ヒーロー/ブラックパンサーであるティ・チャラを失ったワカンダ。国王が不在となったワカンダの元に<海の帝国>の脅威が迫る。この度解禁された特別映像では、ブラックパンサーを演じた生前のチャドウィック・ボーズマンを捉えた前作の映像やそのメイキングが含まれた、チャドウィックへの熱い想いに溢れている。シュリ役レティーシャ・ライトや、ラモンダ役アンジェラ・バセットら、本作の主要キャスト達と、ライアン・クーグラー監督が『ブラックパンサー』を主演として引っ張ってきたチャドウィックへのいまの想いを語っている。それぞれのキャスト達が、チャドウィックを失ったことへの悲しみを抱えながらも、「物語を創ることで、皆で彼に敬意を評した」(アンジェラ)、「ワカンダの物語をもう度描くことは、祝福の儀式のように思えて感動した」(ナキア役:ルピタ・ニョンゴ)と、彼へのリスペクトを胸に撮影へ挑んだという。そして、本作の中心人物となるであろうレティーシャは「シリーズの新たな挑戦を見届け、チャドウィックに敬意を表するの。彼の望みは私たちが世界を感動させること」と語るなど、本作へ携わったキャストやスタッフの【チャドウィックが注ぎ込んできた想いを“継承”しそれを最高の作品として世界中へ届ける】という熱い気持ちがひしひしと伝わってくる。また、チャドウィックへの並々ならぬ想いが込められた本作で、ワカンダの新たな脅威として登場するのが、テノッチ・ウエルタ演じる”海の帝国の王”ネイモア。「態度を決めてくれワカンダは味方か敵か」というネイモアと思われるセリフからは、世界トップの技術力を誇る超文明国家ワカンダ相手にも強固な姿勢で迫るネイモアの気迫と冷酷さが伝わってくる。そんな本作についてキャスト陣は、「物語はとても丁寧に描かれている。だからこそ私たちは全身全霊で演じられた」(オコエ役:ダナイ・グリラ)、「シリーズの一員であることが誇らしい皆が情熱的な演技を披露した」(ラモンダ女王役:アンジェラ・バセット)、「その情熱が特別な作品を創り出したんだ」(エムバク役:ウィンストン・デューク)、「アクションと冒険が感情を高ぶらせる見どころが満載」(ナキア役:ルピタ・ニョンゴ)と、それぞれが熱く語るなど、彼らから本作への確固たる自信も伺える。“情熱”に溢れた、ティ・チャラ亡きワカンダの物語から目が離せない映像となっている。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年10月25日声優の浪川大輔と早見沙織が、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に吹き替えで参加していることが明らかに。物語の重要なカギを握るであろう新キャラクターを担当する。「ルパン三世」シリーズの石川五ェ門役、「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン・スカイウォーカー役などを務めている浪川さんが演じるのは、物語の大きなカギを握る<海の帝国>の謎の王ネイモア。マーベル作品では自身初となる主要キャラクターだ。本編では未だ多くの謎に包まれているネイモア。漫画原作では最古の1人に数えられるキャラクターとしてファンの間では人気を得ている。予告編では、海中に鎮座する玉座へ降り立つシーンや、足首にある羽根を駆使して空中を自在に飛ぶ場面が登場。狂気を帯びた力強さも漂わせる。大人気アニメ「SPY×FAMILY」ではヨル・フォージャーを、「鬼滅の刃」では胡蝶しのぶといった、人気キャラクターの声を担当している早見さんは、今後のマーベル・シネマティック・ユニバースに深く関わるであろう注目のキャラクター、アイアンハートことリリ・ウィリアムズを演じる。2023年配信予定のドラマ「アイアンハート」にて、主人公アイアンハートになるキャラクターとして発表されたリリ・ウィリアムズは、天才的頭脳を持つ19歳のマサチューセツ工科大学生。予告編では、彼女が纏うであろうアイアンマンを彷彿とさせる赤いハイテクスーツが登場している。リリのキャラクターポスターでは、ゴーグルや機械を身に纏い、近い将来に迫っている脅威を危惧するような眼差しが印象的だ。浪川大輔コメント全世界を社会現象に巻き込んだ映画。賞賛と深い悲しみを乗り越えての続編ということであらゆる分野の方が注目するであろう今作。自分のキャリアの中でもヒーロー映画に重要ポジションで関わるのは初めてです。ずっと携わりたいと強く願っていました。なので、喜びの極みです。映画の注目ポイントは正直挙げきれません。どのような展開になるのか、どのような映像美があるのか。迫力満点な作品だと思います。またもや全世界を巻き込む社会現象になること間違いなしだと思います!早見沙織コメントリリ・ウィリアムズ役の吹替えを担当させていただくこととなりました。あの「ブラックパンサー」に今作から参加することができて、大変嬉しく思います。リリは、頭脳明晰でありながら、若者らしい、くだけたノリと勢いを持った人です。作中では、シュリを中心としたキャラクターたちとも深く関わっていきます。表情豊かな彼女の人物像を声でもお伝えできるよう、精一杯アフレコをさせていただきました。ぜひ劇場でお楽しみくださいませ!『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年10月20日マーベル・スタジオが贈る劇場映画の最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が11月11日(金)に日米同時公開。全世界が公開を待ち望む最新作では、”想いは受け継がれる”という言葉が物語の鍵に。ワカンダの王ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンの想いを受け継ぐ、新ブラックパンサーの誕生に注目が集まっている。今回は本作以外にも、“先輩”の想いを受け継いでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で奮闘しているヒーローたちの誕生の軌跡を紹介する。アイアンマンから受け継がれる鉄の意志:スパイダーマントム・ホランド演じるスパイダーマンことピーター・パーカーは、アベンジャーズに憧れ大きな事件を解決することを夢見ていた高校生。そんな彼を導いたのはロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマンだ。真のヒーローとは何か、本当に守るべき存在とは何かをピーターに指南し、『スパイダーマン:ホームカミング』では、「スーツがないと何もできない」と弱音を吐くピーターに対し、かつてスーツ依存症になってしまった自らの過ちを繰り返させないために、「スーツなしじゃダメならスーツを着る資格はない」と厳しく突き放しながらも、側で見守り寄り添った。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で衝撃の結末を迎えた後も、最後まで気にかけていたピーターのために手を尽くし、その後も彼の心の支えになり続けた。ピーターは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では、思わずハッピー・ホーガンもにんまりしてしまうような、アイアンマンを彷彿とさせる“メカ好き”の一面を覗かせた。そして『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、アイアンマンの決断を受け継ぐかのように、“親愛なる隣人”として大切な仲間や街の人々を守ることを選択。見た者の心を揺さぶる感動の物語を見せてくれた。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はディズニープラスにて配信中。ヒーローに必要な資質とはーーファルコンが新キャプテン・アメリカへ『アベンジャーズ/エンドゲーム』でクリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカから盾を受け継ぎ、その重責に思い悩むファルコンことサム(アンソニー・マッキー)。分断された世界で平和の象徴”キャプテン・アメリカ”を失った人々は、新たな”象徴”となるヒーローを求めるも、様々な想いが錯綜し、ひと筋縄ではいかない事態へと発展していく。サムは事件を追っていく中で出会った、キャプテン・アメリカと同じくスーパー・ソルジャー計画に巻き込まれながら、歴史上から抹殺された“イザイア”の存在によって、ヒーローの役割、自分の役割とは何なのかを自覚していく。そんなイザイアのため、サムは同じ黒人である自分こそがキャプテンの名を背負うべきではないかと考え始めるようになる。どんな場面でも自分の役割を全うしようとする強い心と不屈の精神を持つサムは、スティーブから託されたヒーローの象徴でもある盾を手に、自分にしか果たせない“新キャプテン・アメリカ”として歩むこととなった。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はディズニープラスにて配信中。アベンジャーズになるために…ホークアイと出会ったケイト・ビショップ『アベンジャーズ/エンドゲーム』に至るまで、多くの犠牲と喪失を経験したジェレミー・レナー演じる、ホークアイことクリント・バートン。数々の戦いで大きなダメージを負っていたクリントは家族と平和で穏やかな日常を過ごしていたが、世界の暗殺者“ローニン”だった過去が彼を苦しめる。時を同じくして、『アベンジャーズ』でホークアイに助けられた過去を持つケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)は、彼に憧れ自分もヒーローになろうと弓矢の達人になっていた。ひょんなことから事件に巻き込まれ共闘することになった2人。初めは空回りばかりしていたケイトだったが、クリントと共に過ごしながら、本当のヒーローとは“正しいことを勇敢にやり通すこと”だと学び、ついにクリントの意志を受け継いだ。「ホークアイ」はディズニープラスにて配信中。ティ・チャラから偉大な王の意志を受け継ぐ者は?前作『ブラックパンサー』では、国を守るべく鎖国をしてきた先代王たちの意志を継いでいたティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)は、他国で貧困や差別、迫害に苦しむ人々へ手を差し伸べることを決め開国し、ワカンダの比類のない高い技術と資源を世界の平和に役立てようと強く決意する――。次世代ヒーローが次々と誕生し、MCUの未来がますます期待されている中、ワカンダの国王/ブラックパンサーの後継者となるのは誰なのか…。先日公開された予告編では、王を失い悲しみに包まれるワカンダの様子が映し出され、平和を脅かすような海の帝国の謎の王ネイモアの姿も。新しいキャラクター・アイアンハートも参戦し、大決戦の予感を感じさせるワカンダで、ついに新たなブラックパンサーの全身も明らかに!そんな予告編が公開されるや、SNSでは「本当に希望に満ち溢れてる二代目で泣いた」「初お目見え期待値上がってきた!」と、早くも大きな話題を呼んでいる。偉大な王ティ・チャラの意志を受け継ぎ、新ブラックパンサーはどんな想いでワカンダを導いていくのだろうか。新ブラックパンサー誕生の背景にも注目が集まる。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年10月16日