ホップってこんなに凄かったの?!キリン株式会社は、ホップを熟成させることで生成される「熟成ホップ由来苦味酸」に、体脂肪低減効果があることを世界で初めて確認したと発表した。ビールの原料として1000年以上にわたって使用されているホップは、その華やかな香りと爽やかな苦味でビールの魅力を増幅させてきた。これまで同社はホップ成分にアルツハイマー病予防効果や発がん抑制効果、骨密度低下抑制効果などがあることを解明してきたが、このたび「熟成ホップ由来苦味酸」に、脂肪を燃焼させる褐色脂肪組織を活性化するはたらきがあることを確認した。ビールの可能性が拡大!さらに「熟成ホップ由来苦味酸」を含み、さまざまな飲料へ展開可能な「熟成ホップエキス」の開発にも成功した。熟成ホップエキスは体脂肪低減効果のほか、ビールや飲料に穏やかで厚みのある苦味を与えるはたらきをもつという。すでにこの熟成ホップエキスの量産体系を確立しているという同社。今後、体脂肪低減が期待できるビールや飲料の展開が期待される。(画像はプレスリリースより)(左図)第36回ヨーロッパ醸造学会 2017(右図)引用文献:Nutrition Journal 2016, Volume 15, No.25【参考】※キリン株式会社プレスリリース
2017年06月06日ヴァレンティノ(VALENTINO)の2018年リゾートコレクションが5月24日、ニューヨークで発表された。コレクションのエレメンツは、シャツ、ドレス、プリーツスカート、トラックジャケット、トレンチコートなど。それぞれのベーシックなシルエットは保ちつつ、ボリュームを足したり、新しいカットで表情を一変させて、洗練さを際立たせている。カラーパレットは、クリエイティブディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)がこだわりを持って表現する、さまざまなトーンのピンク、レッドやバーガンディー、モスグリーン、スカイブルーなど、ビビッドなカラーを効果的に使った躍動感のある色彩が心地よい。70年代のトラックスーツをモダンにチューニングしたアイテムは、大胆なシアーカットやドローストリングがアクセントとなり、動くたびに揺れるステッチのラインでさらに表情豊かに。トップスにはボリューミーなファーコートやボタニカル柄のジャケット、なめらかなフーディーシャツがスタイリングされ、フェミニンなムードも薫り立つ。ツタンカーメンを思わせる古代のシンボルや野獣、鳥、蝶など、いくつものユニークなモチーフがスパンコール刺繍やステッチで彩られ、時空を旅するかのようにボーダレスな世界へと誘う。そして、イギリス出身のデザイナー、ザンドラ・ローズ(Zandra Rhodes)のイラストを起用したドレス。今シーズンは、彼女が1970年代に発表した“口紅と唇”のモチーフを採用。先シーズンの「ラブブレード」が新ラインとして人気を博しただけに、今回のコラボレーションも大いに注目を集めた。さらに、ソックスとスニーカーが一体化したようなストライプファーのシューズや、アイコニックな角鋲をあしらったカラフルなキルティングバッグ、エスニック調のジュエリーなども、ピッチョーリの洒脱なアイデアとアヴァンギャルドな精神を強く印象付ける要素となっていた。
2017年05月30日70年代のニューヨーク・サウスブロンクスを舞台に、バズ・ラーマン監督がヒップホップ黎明期を描くNetflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」。このほど、本作でプロダクションデザインと衣装デザインを担当し、エグゼクティブ・プロデューサーも兼任したキャサリン・マーティンの当時の衣装に対する分析とともに、超貴重な彼女のスケッチが到着した。ビビッドな色彩とスピード感のあるカメラワークで知られるラーマン監督が描くのは、70年代のニューヨークカルチャー。本作は、アカデミー賞作品コンビ、ラーマン監督×マーティンによる初のドラマシリーズで、昨年8月に配信となった前編Part1に続く待望の後編となり、全11話のストーリーがついに完結する。マーティンは、『ロミオ&ジュリエット』(’96)でアカデミー美術賞に初ノミネートされ、『ムーラン・ルージュ』(’01)では見事、アカデミー美術賞と衣装デザイン賞を受賞。『華麗なるギャツビー』(’14)でも同じく2冠に輝いた。映画以外にも、ニコール・キッドマンが出演したシャネルの香水「No.5」の短編映像でもデザイン全般を担当するなど、誰しも一度は彼女の仕事を目にしたことがあるだろう。マーティンは「70年代の人々のファッションを見ると、いまよりも上品ぶった気取りがないことに気付くと思います」と語る。「実際、肌の露出度やショートパンツの丈が非常に短いことなどが、すごく印象に残りました。いわばセクシーの時代ですね。付け加えるなら、グラマラスでエキゾチックで、それは、70年代のすべてのファッションにしみ込んでいます」と、当時を分析する。その言葉を象徴するように、今回シネマカフェに到着した彼女のスケッチでは、華やかなディスコシーンに憧れを抱く歌姫マイリーンが、第7話でスターへの一歩を踏み出す重要なシーンで着用している衣装が描かれている。彼女にとっては勝負の一夜。胸元も開き、シースルーの生地が使用された、セクシーな衣装を身につけていることがわかる。また、ディスコシーンはもちろんだが、本作に関するリサーチは、2年もの歳月を費やし、ヒップホップに関連するありとあらゆる事柄を調べ上げたという。「リサーチに加えて、ヒップホップの音楽面における創始者と呼ばれるDJクール・ハーク、アフリカ・バンバータ、グランドマスター・フラッシュが、現在も存命で本作にコンサルタントとして関わってもらっているので、彼らに実際に当時の状況を教えてもらうことができたの」と語り、当時をリアルに表現しつつも、現代に受け入れられるようにアレンジされたこだわりの音楽についても触れる。続けて、「さらに女性グラフィティアーティストの先駆けであるレディー・ピンク、彼女の名前を出さないわけにはいきません。彼女にもコンサルタントを務めていただきました。アートワークも提供してもらいましたが、ディジー(ジェイデン・スミス)のジャケットの背に描かれたトップハット姿のエイリアンは彼女の傑作です。いくつかのエピソードで見ることができますよ」と明かし、女性の活躍と本作のファッション面での楽しみ方についても明かした。後編のストーリーでは、貧しく波乱に満ちたサウスブロンクスから生まれたヒップホップチーム“ゲット・ダウン・ブラザーズ”による新たなムーブメントはもちろん、主人公エゼキエル“ブックス”(ジャスティス・スミス)とヒロインのマイリーン(ヘライゼン・グアルディオラ)のラブロマンスにも大きなドラマが巻き起こる。その中で、マーティンの担当した衣装や美術が果たす役割にも注目してみて。「ゲットダウン」Part2(第7~11話/全11話)はNetflixにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月12日ヒップホップアーティスト・TAKATSU-KINGが9日、都内で行われた「OTTOTTO」完成記念イベントに登場した。今回は35歳のTAKATSU-KINGと、35周年をむかえる森永製菓「おっとっと」がコラボ企画を実施した。おっとっと大使に就任したTAKATSU-KINGが、新曲「OTTOTTO」を披露した。TAKATSU-KINGがプロデュースし、作詞・作曲・編曲はPeach、振付はダンスユニット・s**t kingzのOguriが担当。TAKATSU-KINGに憧れるTAKATSU-KIDSと共に撮影したPVは同社のサイトで公開される。森永製菓 歌詞マーケティング部 木戸口典洋部長は、「幅広い層に人気がある」ことからTAKATSU-KINGとのコラボを決定したと説明。木戸口部長が「カモンTAKATSU-KING! カモンTAKATSU-KING!」と呼び込むとTAKATSU-KINGが現れ、2人はハグをした。TAKATSU-KINGは「だいぶ無理してたよね、ありがとうね」と木戸口部長を労った。司会者から「関ジャニ∞の村上(信五)さんということでいいんですよね?」と聞かれたTAKATSU-KINGは「そこはノーなんだよね」ときっぱり否定。サングラスで顔を隠しているが「これとる時は死ぬときだからダメなんだよね」と語り、村上について「彼はピアノの練習してるって言ってたよ。大変だって。テレ朝の番組大変だって言ってたよ」と伝えた。自身の故郷である大阪府高槻市について聞かれると、「高山右近と肩並べたと思ったよね。隠れキリシタンだったんだよ、大名で」と故郷の偉人をライバル視。おっとっとについては「桜公園ってあるんだけど高槻に。そちらへ行くときにおっとっと抱えて行ってたよね」と思い出を振り返り、「僕はヒトデをメインにいただいてたけど。やっぱスターだから」と明かした。「海外を基本に活動している」というTAKATSU-KINGは、活動していた場所としてシンガポールの「マリーナベイ・サンズ」を挙げる。「アポロも行くよ。アポロ・シアターも行くし」と幅広く活動していることを示した。実際に新曲のパフォーマンスを披露したTAKATSU-KINGは、「日本だけじゃなくて海外の皆さんにも、おっとっとという素晴らしい歌詞を届けていきたい」と意気込みを語る。「おっとっとを食べながら曲を聴いて、家族でも楽しむ時間を持って」とメッセージを送ったが、微妙な反応に「あと何とかしてよ」と困惑。「(ジャスティン・)ビーバー君に電話しなきゃあかんから」と言い残して去っていった。
2017年05月09日出産後、「昔に比べてお尻が大きくなってきたかも」と感じているママも多いのではないでしょうか。実はヒップの形や大きさは、椅子の座り方も大きな影響があるのだとか。どっしりと大きなヒップは、後ろ姿を一気にオバサン化させてしまうもの。キレイなヒップラインを手に入れるために、普段のクセを見直してみましょう。■腰を丸めて座ると四角い「ピーマン型」にいつも前屈みの姿勢で座っているとなりやすいのが、四角い「ピーマン型」ヒップ。デスクワークの人や長時間スマホを見る習慣のある人に多く、座るときに腰が丸まってしまうのが特徴です。腰を丸めて座っていると、お腹の肉も段になってたるみやすくなります。ヒップばかりか、腰回りにも脂肪がついてしまうため要注意です。■背もたれに寄りかかりすぎは「洋なし型」に日本人の女性に多いといわれる「洋なし型」のヒップ。お尻を中心に肉がつき、放っておくと年齢とともに“垂れ尻”になってしまいます。このタイプの人は、椅子の背もたれにだらんと体を預けて座りがち。骨盤の重心が後ろに傾いてヒップが下がり、お腹もポッコリと出やすくなってしまいます。■腰を反りすぎると「モモ型」にお腹を前に押し出すように腰を反って座っていると、骨盤が前屈気味に。その結果、どっしりとボリュームのある「モモ型」ヒップになりやすくなってしまいます。骨盤が前に傾くと、ヒップや太ももの筋肉が伸びてゆるみやすくなります。「姿勢をよくしなければ」と思っても、座るときには腰を反りすぎないように気をつけましょう。■正しい座り方でヒップラインを美しく座ったときに椅子にあたる骨を坐骨といいます。坐骨がどこにあるか分からない場合は、椅子に座ってお尻の下に手を入れ、太ももの付け根あたりの左右にポコッと触れる骨を探してみてください。キレイなヒップラインを作るために大切なのは、骨盤を立て、「坐骨で座る」ことを意識すること。椅子は座面がやや硬めのものがおすすめです。腰が反らないように注意しながら背筋を伸ばし、両方の足の裏は床につけます。また、座るときは背もたれにもたれかからないようにしましょう。とくにデスクワークなど椅子に座る機会の多い人は、座り方がヒップラインに影響している可能性大です。普段の座り方をチェックして、“オバサンヒップ”を解消しましょう。
2017年05月09日X-girl(エックスガール)』とロサンゼルス発のヒップホップ・ピザショップ「デリシャス ピザ(Delicious Pizza)」がコラボレーション。ボーリングシャツやTシャツが、全国のX-girl SHOPおよび公式オンラインストアで2017年3月17日(金)より発売される。「デリシャス ピザ」は西海岸のヒップホップシーンで活躍する老舗レコードレーベル「デリシャス ヴァイナル(Delicious Vinyl)」の創設者と、ロサンゼルスにある人気レストラン「Fred 62」のオーナーが2015年にオープンした、ヒップホップ・ピザショップだ。店内はオールドスクールなサウンドが響く中、ヒップホップ黄金期名盤がディスプレイされており、地元の人々や音楽好きが通う場所となっている。今回登場するコラボレーションウェアは、デリシャス ピザのスタッフユニフォームからインスパイアされている。ピンバッジがセットになったボーリングシャツや、両ブランド名がプリントされたビッグサイズのTシャツなどを展開。ロゴデザインは「デリシャス ヴァイナル」のアイコンキャラクターやアートワークを手がけるCOOK DZTが担当した。すべてのアイテムは特製のピザBOX入りの特別仕様となっている。【詳細】X-girl×Delicious Pizza発売日:2017年3月17日(金)取り扱い:全国のX-girl SHOPおよび公式オンラインストア価格:・X-girl×Delicious Pizza BOWLING SHIRT 15,000円+税・X-girl×Delicious Pizza S/S TEE 5,500円+税
2017年03月18日1970年代後半のニューヨーク・サウスブロンクスを舞台に、ヒップホップの黎明期に生きる若者たちを描き出すNetflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」。4月7日(金)より、完結編となるパート2が世界同時配信されることに合わせ、待望の本予告映像、キービジュアル&場面写真が解禁となった。70年代後半のニューヨーク。ディスコシーンが全盛期を迎え、マンハッタンのライブハウスでは誕生したばかりのパンクロックが鳴り響く中、サウスブロンクスでは“ヒップホップ”が生まれつつあった。貧しく波乱に満ちた環境を生き抜くティーンエイジャーたちが創り出した、まったく新しい形の音楽は、やがて世界に広がり、現在のミュージック・シーンに大きな影響を与えることになる――。アカデミー賞作品コンビ、バズ・ラーマン監督とキャサリン・マーティンによる初のドラマシリーズとなる本作。映画や音楽だけに留まらない幅広い層のファンの支持を受ける本作は、先日、後編の配信日決定がニュースとなった際には、ネット上に「キター! 待ちわびてたー!」「ブラザーズにまた会える!」「4月7日は寝れない」と、後編を待ち望んでいた多くの熱い声が飛び交った。今回解禁された新たなキーアートビジュアルは、N.Y.を背景にレコード、マイクと登場人物たちがコラージュされた本作のテイストあふれるもので、場面写真では、相変わらず最強のチームワークでキメまくりの“ゲット・ダウン・ブラザーズ”の勇姿や、歌手として動き始めたヒロイン・マイリーンの姿があり、いよいよクライマックスを迎えるドラマへの期待を煽るものとなっている。キャストは引き続き、時代が生んだ歌姫マイリーン役にヘリゼン・グアルディオラ、エゼキエル役のジャスティス・スミス、DJシャオリン・ファンタスティック役のシャメイク・ムーアほか、ジェイデン・スミス、スカイラン・ブルックス、トレメイン・ブラウン・Jr.といった若手が“ゲット・ダウン・ブラザーズ”を演じる。さらに同時に解禁された本予告映像には、ミュージック番組のニュース風に紹介される冒頭から、成功へと駆け上がっていく彼らの超絶クールなパフォーマンスが炸裂。しかし、ブロンクスの影の部分でもある大人たちや周囲の変化も描かれ、エゼキエルやシャオリンたちの身にも大きな波乱の展開、決断の時が待っていることが伺える。彼らはどうなるのか?いよいよ完結を迎える本作から目が離せない。「ゲットダウン」パート2(第7~13話/全13話)は4月7日 (金)より全世界同時配信。(text:cinemacafe.net)
2017年03月10日『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』などで知られるバズ・ラーマン監督が手がける、ヒップホップ誕生に迫るNetflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」。ついに完結へと向かう待望の後編が、4月7日(金)より全世界同時配信されることが決定。数々のパフォーマンスの一端を収めた予告映像も解禁となった。本作は、『ムーラン・ルージュ』と『華麗なるギャツビー』というアカデミー賞作品を生み出したコンビ、バズ・ラーマン監督×キャサリン・マーティンによる初のドラマシリーズ。2016年8月より配信となった前編・Part1に続く、後編・Part2となり、全13話のストーリーがついに完結を迎える。配信開始と同時に、その作品クオリティの高さと70年代後半を蘇らせた斬新な映像美で、映画・海ドラファン、ヒップホップやラップのファンはもちろん、幅広い音楽やファッション、ダンスカルチャーの世界でも注目され、新しいミュージックドラマの誕生として大きな話題を呼んだ。また、グランドマスター・フラッシュ、DJクール・ハーク、カーティス・ブロウなどの名だたるヒップ・ホップレジェンドがアドバイザーとして協力し、カリスマ・ラッパーであるナズ(Nas)が劇中ナレーションやプロデュースを務めるなど、その“本物”の世界観や音楽は瞬く間に世界中の視聴者を魅了することに。後編のストーリーでは、貧しく波乱に満ちたN.Y.サウスブロンクスから生まれたヒップホップチーム“ゲット・ダウン・ブラザーズ”による新たなムーブメントはもちろん、主人公のエゼキエル“ブックス”(ジャスティス・スミス)とヒロインのマイリーン(ヘライゼン・グアルディオラ)のラブロマンスにも大きなドラマが巻き起こっていくという。このたび公開された予告映像では、彼らの圧巻のパフォーマンスの一部を確認することができ、ドラマチックな急展開を遂げるストーリーも予感させている。また、ブルース・リーに憧れるDJシャオリン・ファンタスティック(シャメイク・ムーア)のカンフー風パフォーマンスもますます冴え渡っているようだ。本作発表時には、「あのバズ・ラーマン監督がなぜヒップホップを題材に?」という声も多数聞かれた本作。ラーマン監督は過去作品の映像センスと本作の新たな表現方法の関係性について、「僕はこれまでの人生でも、ずっとコラージュ・アーティストだったんだ。ブロンクスで生まれたこのムーブメントが、僕に作品の作り方を教えてくれたんだよ。違うものを組み合わせて、新しいものを作り上げる。大人になってからのクリエイティブな人生全てに大きな影響を与えてもらったという気がしているね」と語っている。いよいよクライマックスに向かう後編を、見逃さないで。Netflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」Part2(第7~13話/全13話)は4月7日 (金)より全世界同時配信。(text:cinemacafe.net)
2017年02月26日アイドルグループ・V6の岡田准一が30日、都内で行われた「サッポロ 麦とホップ The gold」商品リニューアル・新CM発表会に、栗山千明、リリー・フランキーとともに出席した。同CMは、岡田と栗山が「真面目すぎるがゆえに、本質的なことが口をついて出てしまう不器用な人間」に扮し、偶然居合わせた謎の男・リリーが「言っちゃった……」とつぶやくという展開になっている。「麦とホップ The gold エレベーター編」「麦とホップ The gold レストラン編」の2種類が31日より全国で放送される。今後のシリーズ化が予定されているため、発表会ではCM次回作についての企画会議が行われた。電車で首をカックンカックンさせて眠っているおじさんに対して岡田がどう行動するか、出演者で展開を選ぶことになると、リリーは参考として、新幹線で隣の女性が眠りながら自分の肩に頭を乗せてきたエピソードを披露。リリーが「名古屋から大阪くらいまでずっと、髪の匂いを嗅いでました」と告白すると、岡田は「そこ、『肩貸してた』でいいんじゃないですかね」と突っ込んだ。岡田は「僕が次のCMでするかもしれないので、おじさんの匂いを嗅いでるCMって、あれなんで」と困惑しながらも、「隣の席に着席する」という回答を選んだ。さらに栗山が「お疲れおじさんに肩を貸す」と岡田の行動を選び、リリーが「次のCMは岡田さんがおじさんに肩を貸しているっていう、不思議な絵になりますね」とまとめると、岡田は「『匂いを嗅ぐ』まで聞いちゃってるので、ちょっと意識しちゃいますけどね」と苦笑していた。CMの締めに必要なリリーの一言を求められると、リリーは「でも、それを見たら『ああ~そうなんだ』って」と回答。「そうなっちゃいますよね。『好きで肩に乗せに行っちゃったんだ』と思いますよ」とひょうひょうと答えつつ、「岡田さんはそういう優しさというか、正義感がありそうですね」とフォローした。もし実現したらリリーが監督に、という薦めにリリーは「俺が監督したら『もうちょっとおじさんにひっついてみようか』『もっと積極的に(髪の匂いを)嗅いでみ!』」と指示を想定し、岡田が「やめてください」と辞退していた。また発表会ではそれぞれのメンタルタイプ診断も行われ、岡田は「自己防衛型」、栗山は「自己解決型」、リリーは「ストレスフリー型」と診断された。
2017年01月30日Step1足を後ろに10cm伸ばして5秒キープ(左右)右足を後ろに10cm伸ばして5秒キープします。重心が倒れないよう気をつけて。ポイントはつま先を伸ばすこと。左側も同様に、丁寧にゆっくりと、筋肉を意識して伸ばしてください。Sep2足を横に10cm伸ばして5秒キープ(左右)あまり横に広がりすぎないよう注意しながら、右足を横に10cm伸ばして5秒キープ。左右で同じ動きを行いましょう。通勤時間のちょっとしたエクササイズの積み重ねが、美尻につながります。明日からぜひ、はじめてみてください♪
2017年01月26日シューズブランド「エイティーズ(EYTYS)」とスウェーデンのヒップホップグループ「サッドボーイズ(Sad Boys)」がコラボレートしたスニーカーが登場。2016年12月10日(土)より、東京・新宿にあるセレクトショップ「ジャックポット(jackpot)」で発売される。2013年にデビューし、メランコリックなラップのスタイルで一躍カルト的な人気ミュージシャンとなった「サッドボーイズ」。独特な雰囲気と芸術性の高いミュージックビデオが、世界規模でセンセーションを巻き起こしている。そんなサッドボーイズとコラボレートした新しいコレクション「スパイダー(Spider)」は、ユニセックスのロートップスニーカー。ヌバックレザーのアッパーやヴィヴィッドなグリーンのソール、結束バンドを模したシューレースは落ち着きがありながら変化に富んだフォルムを生み出している。エイティーズとサッドボーイズ両者のロゴもスニーカーに刻印。今回のコラボレーションのために特別にデザインされたカスタムパッケージングと共に、180足限定で用意される。【詳細】エイティーズ×サッドボーイズ「スパイダー」価格:33,000円+税限定数:180足発売日:2016年12月10日(土)展開店舗:ジャックポット住所:東京都新宿区新宿3-22-11 サンパーク7F営業時間:12:00〜19:00(月曜〜金曜)TEL:03-3352-6912【問い合わせ先】エドストローム オフィスTEL:03-6427-5901
2016年12月10日アディダス オリジナルス(adidas Originals)の「EQT」シリーズと、ヒップホップアーティストのプシャ・T(PUSHA T)によるコラボレーションコレクション「King Push EQT」より第3弾となる「EQT GREYSCALE PUSHA T」(2万5,000円)を、12月3日に発売する。今回発売されるのは、90年代の伝統的な「EQT」からインスピレーションを得て製作されたシューズ。アディダスのパフォーマンステクノロジーであるBOOSTやプライムニットに、PUSHA Tモデルの代名詞とも言えるウロコ状のオーバーレイを融合することで、象徴的なデザインに仕上げられた。取り扱いはアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス オリジナルスショップ 心斎橋、アディダス オンラインショップ、アトモス(atmos)渋谷、ビームス(BEAMS)原宿、Dice&Dice 福岡、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、エディフィス(EDIFICE)新宿店、キックスラボ(KICKS LAB.)、ミタスニーカーズ(mita sneakers)、Styles代官山、アンディフィーテッド(UNDEFEATED)東京、ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)、UPTOWN Deluxeなど。
2016年12月03日同じヨーロッパにある大都市、ロンドンやパリと比較すると存在感の薄いベルリン。2016年現在、日本からは直行便もないため、謎めいたイメージを持つ人も少なくはないのでしょうか。しかし、実際はここが最後の楽園と言わんばかりに、新しい出会いや刺激を求めた若者が世界中から続々と訪れ、その人気と比例してこの10年足らずでその姿を大きく変えてきました。近年はおしゃれなカフェやレストランが次々とオープンし、モダンで洗練されたヒップタウンへと変貌を遂げたエリアも。一方で、アートと呼ぶにふさわしい作品から単なる落書きまで、相変わらずストリートにはグラフィティが溢れ、毎夜クラブや廃墟同然のような場所でパーティが行われるなど、壁崩壊以前から続く、ベルリンらしいアンダーグラウンドなカルチャーも息づいています。近頃の家賃や物価の高騰を目の当たりにして去る人も少なくないようですが、自らの可能性や才能を広げようと、この街に魅せられて移り住む人も後を絶ちません。ここでは、観光名所のリストアップはなしにして、ローカルのように楽しむ、今行きたい、見たいベルリンのウイークエンドスポットを紹介します。■Friday9am:コーヒーショップで目覚めの一杯サードウェーブコーヒーの人気はここベルリンも例外ではなく、日々新たなコーヒーショップが増え続けています。まずチェックするべきは市内中心地、ミッテ地区ある「ザ バーン ロースタリー(THE BARN ROASTERY)」。店内に併設する工場で焙煎した豆を使うエスプレッソやラテを出す他、スタッフがじっくりと淹れてくれるフィルターコーヒーが人気です。街を代表するロースター、「ボナンザ コーヒー(BONANZA COFFEE)」が、この夏にクロイツベルク地区にオープンさせた新店舗も足を運んで欲しい一軒。サードウェーブ系のコーヒーショップでは、ドイツ国外からやって来た外国人スタッフが働いていることも多く、ドイツ語と英語が飛び交う空間は、超国際的な今のベルリンを物語るかのようです。焙煎工場を中に併設する「ザ バーン ロースタリー」。人と人とのコミュニケーションを重視するため、窓際の席はPC利用禁止などのポリシーがあります12pm:湖で心を休める実は緑豊かなベルリン。市街地から少し電車に乗ればそこには森が広がり、秋はきのこ狩りに出掛けるのがローカル達のお決まりです。また、内陸という土地柄、夏は皆こぞって海ではなく、市内にいくつも点在する湖に泳ぎに出掛けます。ヴァイセンゼー(Weisensee)はアクセスも良く、音楽フェスティバルも開催される人気スポット。クルメ ランケ(Krumme Lanke)は都心から少々離れますが、そのぶん時の流れが穏やかで、深い自然の中で時間を過ごすことができます。市街地から1時間ほどの場所にあるクルメ ランケは、夏になるとベルリナー達が泳ぎに集まる湖。シーズンを外せば、静寂に包まれた幻想的な風景を堪能できます15pm:空港でBBQ。食料はマーケットで買い揃えるヒトラーの指揮によって建設され、2008年まで空港として使われていた敷地をそのまま公園にした「フルークハーフェン テンペルホフ(Flughafen Tempelhof)」。都市のど真ん中にある一等地を、公園にして市民に開放するという、他の先進国では考えられないようなことをやってのけるのが、この国の魅力のひとつです。夕日を背に滑走路を散歩するのも最高ですが、天気に恵まれたならBBQをするという選択肢も。自転車をレンタルして、夕暮れ時の滑走路をサイクリングするのもおすすめ敷地内には火を起こすことが認められている専用エリアが設けられており、スーパーでは簡易BBQセットが安く手に入るので、好きな食材を買い込みつつ異国の地でBBQを楽しんでみてはいかがでしょうか。また、毎週火曜日と金曜日には、市内で最も人気のあるフードマーケット、「ターキッシュ マーケット(Turkish Market)」が開催されているので、ここで食料を調達するのもありですよ。フレッシュな野菜、肉、魚、チーズや珍しい惣菜なんかを販売するスタンドもあります。立ち入ることはできませんが、ターミナルも当時の姿のまま残されています指定のエリアでは、誰でも自由にBBQをすることができますマイバッハウーファー(Maybachufer)という川沿いで、毎週火曜日と金曜日に開かれる「ターキッシュ マーケット」。地元のオーガニック野菜を販売するスタンドも18pm:湖に浮かぶデザイナーズホテルにステイせっかくなら、宿泊先も他にはない場所を選びたいですよね。街の喧噪から逃れて、リラックスした時間を過ごしたいという人におすすめなのが、中心地からほど近いルンメルスブルク(Rummelsburg)地区にあるデザインホテル「モダン ハウスボート(Modern Houseboat)」 。工場が建ち並ぶ、都市開発中のエリアにある湖に浮かぶボートホテルです。ベッド、バス、キッチン、ストーブなど、ステイに必要な機能はすべて完備。外に目をやるとすぐそばに野鳥が泳ぐ、都心とは思えないほど穏やかなロケーションです。オーナーのクリス(Chris)さんのおすすめは、静けさを増す冬の滞在。辺りが雪に覆われた景色は格別だそうですよ。ルンメルスブルグ湖に浮かぶボートホテル。マンションの建設が進む開発中のこのエリアにはいまだ工場が多く立ち並び、旧東ドイツ時代のベルリンの風景が垣間見えますシステムキッチンを完備。薪ストーブのチョイスも素敵ですリビングのソファーはベッドとしても使用可能大人2名、子ども2名まで宿泊することができます湖を泳ぐ野鳥がすぐそばに!レンタルバイクで近くを散策するのも楽しそうです明日(11月19日)は、土曜日ならではのベルリンの楽しみ方をお届けします!ベルリンの食とアートを満喫!ベルリンで過ごす土曜日【A weekend in Berin】へベルリンの夜は眠らない!ベルリンで過ごす日曜日【A weekend in Berin】 へ
2016年11月18日フォレスト・ウィテカーが『Labyrinth』に出演することになった。ヒップホップ界の大スター、トゥパック・シャクールが殺された事件の捜査を描く物語で、ジョニー・デップがL.A.警察の刑事を演じる。ウィテカーは、この捜査を追うジャーナリストを演じるようだ。監督は『リンカーン弁護士』『ランナーランナー』のブラッド・ファーマン。その他の情報ウィテカーの最新作は、先週北米公開されたドゥニ・ヴェルヴィーニュ監督のSF映画『メッセージ』。共演はエイミー・アダムス、ジェレミー・レナー。来月は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が控えている。最近は、KKKについての映画『Burden』を撮り終えた。共演はギャレット・ヘドランドとトム・ウィルキンソン。またマーベルの『ブラックパンサー』にも出演が決まっている。文:猿渡由紀
2016年11月17日ヒップホップユニット電波少女が、“電波少女的ヒッチハイクの旅”47都道府県ストリートライブTOURと題した企画を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】この企画は、11月11日(金)に北海道・時計台を出発、ヒッチハイクで移動し47都道府県全県にてストリートライブを行いながら、2017年1月31日(火)までに地元宮崎にゴールできればメジャーデビューが決定するという企画。この企画にはゴールのほかにも、ストリートライブの観客やヒッチハイクで乗せてくれた人など、旅で出会った人と友達になり1000人を目指す「LINEで友達1000人できるかな!?」、毎日必ずLINELIVEにてストリートライブやヒッチハイクの移動模様を生配信するといったミッションがある。また、食事・宿泊等生活に必要とされるお金はストリートライブでの稼ぎのみ。リスナーやファンからの移動協力は禁止。個人携帯電話と個人SNSなどは禁止というルールがある。支給される持ち物は寝袋、音響機材、筆記用具、地図、携帯電話1台のみ。道中の模様は随時LINELIVEで生配信され、YouTubeではダイジェスト版が投稿される。なぜこんな企画を敢行する事になったのか、など詳細はオフィシャルホームページに掲載された動画でご確認を。さらに、この企画発表と同タイミングで2017年2月4日(土)に東京・Shibuya WWWにてワンマンライブの開催も発表された。ヒッチハイク企画の結末がすべてわかるワンマンライブとなりそうだ。現在、チケットぴあではオフィシャルHP先行を実施中。受付は11月13日(日)午後11時59分まで。■電波少女ワンマンライブ“サライ”~電波少女的ヒッチハイクの旅完~日程:2017年2月4日(土)開場 17:00 / 開演18:00会場:Shibuya WWW(東京都)料金:前売り3,500円(ドリンク代別)
2016年11月02日俳優の浅野忠信、アイドルグループ・V6の岡田准一、モデルのメロディー洋子が出演する、サッポロビールのコク系新ジャンル「麦とホップ」屋外広告「麦とホップ The HALLOWEEN -FLASH GHOST」が掲出されることが7日、わかった。期間は10月10日~16日、東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードにて実施される。同広告は、光の反射に対して発光する「リフレクト印刷S」という技術を活用した世界初の屋外広告。一見何もない風景の広告だが、スマートフォン等でフラッシュを使って撮影すると、写真の中にゾンビやゴーストが写り込む。このゴースト達の中には「シークレットゴースト」として、浅野、岡田、メロディー洋子が隠れている。ハロウィン特別仕様として、浅野は狼男、岡田は吸血鬼、メロディー洋子は小悪魔に扮しており、ビジュアルをフラッシュ撮影することによって、探すことができる。
2016年10月07日「とても嬉しかったよ。バズの作品が好きだったからね、撮影に入るのが待ちきれなかったよ」。1977年のサウスブロンクスを舞台に、ヒップホップ黎明期を生きる若者たちを描いたNetflixオリジナルドラマ「ゲット・ダウン」。本作への参加が決まった当時のことを、ジェイデン・スミスは興奮を隠しきれない様子で語った。思わずバズ・ラーマンでお気に入りの映画は?とたずねると、ジェイデンはなんとも嬉しそうに頭を抱えて答える。「うーん…そうだな…『ロミオ+ジュリエット』かな。いや、『華麗なるギャツビー』も同じくらい大好きだ。『ロミオ+ジュリエット』は本当に純粋な初恋を描いたラブストーリーなんだ。シェイクスピアという古典から、バズは全く新しいものを生み出している。それは『ゲット・ダウン』にも言えることだよね」。『ロミオ+ジュリエット』『華麗なるギャツビー』など、美しい衣装や斬新なサウンドトラックで彩られた独自の映像世界を描くバズ・ラーマンが製作総指揮を務める本作。ジェイデンが演じる“ディジー”は、グラフィティアーティストとして活動する傍ら、主人公たちと結成する「ゲット・ダウン・ブラザーズ」でラップを披露するという、登場人物の中でもとりわけクールでアーティスティックな雰囲気をまとうキャラクターだ。自身もラッパーとして活動し、ファッションブランド「MSFTSrep」や、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の広告モデルを務める彼にとって、本作はぴったりの役柄とテーマだと言える。「アフリカ系アメリカ人としてアメリカで生まれた僕にとって、ヒップホップっていうのは人生において本当に重要なことなんだよ。この作品で学んだことは、これからの人生でも追求していきたいと思ってる」。かつて「ザ・フレッシュ・プリンス」の名前でラッパーとして活動していた父ウィル・スミスの影響で、幼少期からヒップホップは身近なものだったという語るジェイデンだが、本作に臨むにあたって、あらためて1977年のヒップホップについて勉強したのだそう。中でも、本作で監修に参加した伝説のDJ、グランドマスター・フラッシュや、ラッパーのNas(ナズ)、グラフィティアーティストのレディ・ピンクからは、大きな刺激を得たようだ。「とにかく勉強して、様々なことを吸収したんだ。フラッシュ、バズ、そしてNasの言うことに耳を傾けて、彼らのビジョンや世界観を自分で理解した上で、自分にできるベストな方法でどう表現できるか考えたよ。その中でも、グラフィティアーティストのレディ・ピンクが言っていたことがとても印象的だった。そのひとが本当のグラフィティアーティストかどうかは、靴と手を見ればわかるんだ。もしそのどちらかがペンキで汚れていたとしたら、そのひとはグラフィティアーティストなのさ。どこでどんな表現をしているか、ペンキの汚れを見るだけでわかるんだよ」。ジェイデンが演じるディジーをはじめ、同年代のキャストたちからなる主人公たちの若々しくエネルギッシュな演技アンサンブルは、本作のストーリーを魅力的に引っ張っていく。そのポジティブな雰囲気は映像からもひしひしと伝わってくるが、実際にジェイデンは撮影を大いに楽しんだようだ。「撮影現場は素晴らしいヴァイブだったよ。彼らと一緒にいるときは楽しくてしょうがなかった。バカなことしたりね。一緒に仕事ができて本当に楽しかったよ」。登場人物それぞれが自分自身のスタイルを見つけていく過程は、本作におけるハイライトのひとつだ。ヒップホップという音楽がまだ産声をあげたばかりの時代に、彼らが自分という存在を表現の中で見出していく姿は、ストーリーをドラマチックに引き立てている。「ディジーのラップのスタイルは、彼がグラフィティアーティストであることに基づいているんだ。実際にラップを書くのはエゼキエルなんだけど、ディジーのスタイルや世界観は彼が描くグラフィティに基づいている。ほかのメンバーも、ブーブーは女の子について、ララはスキニーなファッションについてラップしてる。エゼキエルは詩人であることについてラップするんだ」。最近はめっきりフランク・オーシャンのニューアルバム「Blonde」に夢中だというジェイデンだが、近々アルバムのリリースや、世界中のひとがアイデアを共有することができるアプリのローンチも予定しているのだという。そんな彼が考える、ヒップホップの精神とは?「反抗だよ!でもそれと同時に、誰かに伝えること、表現すること、優しく、知的であることも大事なんだ」。「僕はこの世界がよりよくなるために貢献したいと思っている」。そう語るジェイデンの言葉は、表現することに対するまっすぐな気持ちと、アーティストとしての気概に満ち溢れていた。そしてそれは、彼の名前の前に語られがちな“ウィル・スミスの息子”であるという言葉に頼ることのない、一人の表現者としての逞しさを感じることができる。1977年に生きる青年を演じた彼は、現代に生きる観客へ力強く語りかける。「1977年、サウスブロンクの人々が、2つのターンテーブルと2枚のレコードで新しいものを生み出したんだ。2つのものを組み合わせることで、全く新しいものが作り出せるんだよ。この作品を見た世界中の人に、その可能性を感じて欲しい」。(photo:MIchimaro Takeuchi)
2016年09月15日今回のインタビューを通して強烈に感じたのは、ヒップホップの立役者でもあるフラッシュが抱く、若い世代へこの物語を伝えなくてはいけないという確固たる使命感だった。「俺たちにとってこのことが何のプラスになるか?それは彼ら(ジェイデンとシャメイク)のような若者だよ。俺が思うに、俺やネルソンの年代の者たちだけがこの作品を作っていたら、限界があったんだと思う。でもこの若者たちが、このような驚くべき方法で作品を作ったから、視点を拡大することができたんだろう」。フラッシュは、ジェイデン、シャメイクの方へ身体をぐっと傾けて問いかける。「ところで、この作品のパイプとなる役を担っている君たちは、自分の演じている役についてどう思うんだ?」。ジェイデンが演じるエゼキエルの親友ディジーは、主人公たち“ゲット・ダウン・ブラザーズ”の中でも独特な雰囲気を持つキャラクターだ。主人公のグループとは別に、スプレー缶を持ち歩き、グラフィティライターとして活動するディジーは、アフロヘアにリメイクのデニムジャケットという出で立ちで、いかにもアーティストといった風格。これまで『幸せのちから』における子役から、『ベスト・キッド』におけるカンフー、『アフターアース』におけるSFアクションなど、様々な作品に出演してきたジェイデンだが、音楽やファッションといった様々なフィールドで活躍する彼にとって、本作の役は最も彼らしいキャラクターなのではないだろうか。フラッシュの問いかけに対してジェイデンが答える。「世界中の若者たちにとって、この作品を見ることはものすごく重要だと思うよ。みんな、グランドマスター・フラッシュがいなければドレイク(※1986年生まれのトロントのラッパー)も存在しないということを知らない。若者たちは現代の音楽に熱中しているけれど、それがどこから来たのか、起源を知る必要があるんだ。そうすれば理解が深まり、もっとありがたみがわかるようになるから。この作品は若者たちにそういったことを教えてくれるはず。それにもっと上の年代の人たちで、この物語を知っている人たちにとっても、生き生きとした映像で見ることによってもっとよく理解できるのではないかと思うよ。この作品は音楽のありがたみを得られるための情報を与えてくれる。全てのジャンルの音楽に対してね」。続いて話し始めるのは、そこにいたもうひとりの若者、シャメイク・ムーアだ。今年になって日本公開された彼の主演映画『DOPE/ドープ!!』では、90年代のラップに夢中な若者という役柄を、本作のワイルドなキャラクターとは真逆と言えるナードな佇まいで演じている。リラックスした穏やかな口調で、シャメイクは話し始める。「まさにこの作品を見たときに、これは若者たちにとっては教育になると思ったよ。若者だけではなく、観るもの全てが学ぶものがあると思う。何も知らない人にとって、まるで学校で授業を受けているみたいに。みんなきっとグランドマスター・フラッシュの名前くらいは聞いたことがあるとしても、彼が実際に何をしたのかということは知らないだろうしね。僕が言おうとしていることは、いま、現代のヒップホップに傾倒している人は、この作品を見て学ぶことができるということさ。彼らの目を覚まさせてくれると思うよ」。本作でシャメイクが演じるシャオリン・ファンタスティックは、ジェイデン演じるディジーたちグラフィティライターの憧れの的であり、ギャングのファミリーとともに生活を送っている。グランドマスター・フラッシュとの出会いが彼をDJへの情熱へと向かわせるのだが、ギャングとしての人生と音楽との間で苦しむ姿は、観るものの心をなんとも締めつける。表現することの自由さと、人生に捕らわれてしまう苦しみ、そのどちらもが描かれる本作において、シャオリンという役を通した感慨をシャメイクは述べる。「多くのラッパーたちは自ら選んでこの道を進んでいるけれど、シャオリンには選択肢はなかったんだ。この作品を観た人には、学校には行きたい、でも自分のクリエイティビティを表現したい、その両方選ぶことはできるのだろうか?と思っている人たちもいると思う。僕の中国の友だちにも、自分が置かれた環境から抜け出そうとしている奴がいるよ。フラッシュが、僕らがこの役を演じていることによって、観るものが自分と同じだと共感するはずだと言ったけど、この70年代の話のように、いまでも僕らも同じことを感じているんだよ」。ヒップホップ黎明期をフィクションとして克明に描くこと、そういったミッションに加え、フラッシュと同様にバズは、本作における主人公の若者たちに、ある思いを託している。「シーズン1全体を通して、全登場人物が常に選択肢の間でバランスを取っている。エゼキエルの学校の先生は、彼に『インターンシップをしなさい』と勧める。でも彼の両親は『ダメだ。インターンシップなんてバカバカしい。音楽をやりなさい。これはもっとリアルだ。素晴らしいものだ』と言う。でも、これを観ている我々は、彼らがやろうとしているヒップホップが、今後世界を変えるものだと知っているんだ。何が正しくて何が間違っているか、若いときはみんな自分自身に問いかけるよね。我々が提供してあげられることは、それは必ずしも思っているほどシンプルではないということさ。そうすればみんな孤独を感じなくても済む。ふたりともこの若者たちをとても上手く演じているよ」。さらに、話さずにはいられないとばかりにフラッシュとネルソンが語り始める。フラッシュ:人生で起こるいろんなことに対して、この若者たちは必死に努力しているんだ。それぞれが違うゴールを目指しているし、抱えている問題も違うものかもしれないが、それでもみんな何かを達成しようとしている。それこそが、この作品を見る若者たちがこの物語から得るものだろう。何かを得るために努力する姿勢さ。普通の家庭の子どももいれば、素晴らしい両親を持つ子どももいる。みんながどこかにたどり着くために頑張っている。バズはこの作品に様々な感情を盛り込んでいるんだよ。この主人公たちのストーリーは、誰でもない(Nobody)ものが、何者か(Somebody)になってく様子を描いているんだ。そういうことは現実に起こるんだよ。ネルソン:ちょっと話させてもらっていいかい?この若者たちが当時のステップを踏み、スラングを使い、あのムーブメントを再現するとき、僕はあの時代に戻ることができたんだ。ジェイデンやシャメイク、ジャスティスたちが時代を変換して、物語を超越しているんだ。この作品は過去と現在を表している。彼らは「ああこれは僕の父たちの話だ」とは思わないだろう。「この登場人物たちも僕と似ている」と思うはずだ。興味やムーブメントや文化が、この若者たちのエネルギーによって変換されているんだよ。フラッシュ:この作品は何層にもなっているんだ。バズは全てのエネルギーを調和させている。最初の頃、俺は彼の仕事をただ見ていたんだよ。「どうやって仕上げるんだろう」と思っていた。作品を観ればわかるけど、あらゆる要素の全てが繋がって、交差するんだ。これこそさっき言ったように、俺が彼にDJを思い起こさせた部分さ。俺がどうやってDJのテクニックを思いついたかというと、違うジャンルの音楽を交差して繋げたんだ。バズはこれを映像でやっている。これは大変な仕事であるし、誰もができることではないと思う。近年、映画監督の制作のフィールドとして、「Netflix」をはじめとする動画配信サービスでのオリジナル作品が、新たな表現のかたちとして大きな注目を集めている。資金面での違いはもちろん、これらの表現フォーマットの変化は、今後のクリエイターたちにとっては大きな焦点となることは間違いないだろう。「ゲット・ダウン」においても、これまで映画監督としてのキャリアを積んできたバズが手掛けるドラマだということは、大きな注目を集める要因のひとつだ。実際にバズが監督としてクレジットされているのは第一話のみだが、話を進めていくと、ほかのシーンにおいてもクリエイティブを統括する役割として、バズの存在は大きく影響しているようだ。「僕たちはこの作品を製作するにあたって様々な言語やスタイルを構築したんだ。だから、(第二話以降のエピソードで)たとえどんなに素晴らしい監督が撮影しても、僕がかなり関わって撮影中にフィードバックを与えなければならない。言語やスタイルがこの作品独特のものだからね。だから、基本的な部分をそれぞれの監督が演出しているだけど、僕もかなり参加している。僕としてはずいぶん静かにしているつもりだけど。横柄な態度ではなく、静かに、ね(笑)。僕が言えることは、どんな作品でも、僕はとても野心的に作る。僕の時間は全て捧げるよ。完全に週7日間、昼も夜もね」。同じNetflixオリジナル作品「ハウス・オブ・カード」においても、デヴィッド・フィンチャーが制作総指揮を務めており、フィンチャーが監督としてクレジットされているのはわずかだが、全体としては統一されたトーンが貫かれている。本作においても、バズ・ラーマンが描き出す世界が全6話において一貫したものとして描かれており、今後ドラマシリーズ製作におけるクリエイターたちの関わり方に、バズの言葉はヒントを与えてくれるかもしれない。「僕だけがやることを考案するのじゃないんだよ。みんなのやることを考案するんだ。でもそれをどうやってやるかは、前例がないんだ。たくさんの人が来て助けてくれているけど、結局は(製作総指揮の)僕が中心にいなければならない。そうでなければ、この物語で語ろうとしている人々が受けるにふさわしいレベルの基準とリスペクトを受けられないんだ。僕はフラッシュをがっかりさせるわけにはいかないし、歴史をがっかりさせるわけにもいかないんだよ」。10年の歳月を経て本作の企画を温めてきたというバズだが、やはりこのタイミングでNetflixと手を組んだことは、Netflixへの注目度とその勢いに寄るものが大きいのではないかと思われる。Netflixとのパートナーシップについて、率直にバズは語った。「Netflixはいま独特な立ち位置にいると思うよ。TVはきっとダメージを受けるだろうね。Netflixの作品はTVではない。映画かと言うと、それもわからない。とにかく長編だ。Netflixはとても興味深いよ。韓国もヨーロッパも、日本も、世界中を相手にしている。それに、創造性の基準を高くすることに献身している。いまの映画界では、もし最近のヒット作が恐竜を描いたものなら、『バズ、恐竜の映画を作れるか?』と言われる。しかもきっとミュージカルのね(笑)。Netflixの場合、もし最近のヒット作が大統領の話だったら、それとは全く違う作品で何か作れるか?と聞いてくるんだ。ほかの人がやっているものと全く違うものを作れるか?と。だからNetflixはクリエイティビティへの自由を提供してくれるところだ。とてもよくサポートしてくれる」。「僕にとっては、これまでで最も大規模なコラボレーションだった。こんなに多くのアーティストたちをチームに迎えたことはない」。そうバズが語るように、本作のクレジットにはこの上なく豪華な名前が並んでいる。インタビューに応じてくれたフラッシュ、そしてネルソンをはじめ、クール・ハーク、カーティス・ブロウ、Nasといったヒップホップ界におけるレジェンドが本作の意思に賛同し、ヒップホップの黎明期を描く本作を、よりリアルに、よりドラマティックなものに仕上げている。「ブロンクスの何も持っていなかった若者たちが、2枚のレコードに情熱を捧げ、執着したということ…この作品では、若者たちのストーリーを神話のように描いているんだ。そうして彼らが作り上げたものが世界を変えた。このことは素晴らしいメッセージだと思う。何も持っていなくても、一生懸命やることで、小さいものから美しいものを作り出すことができるんだ」。昨年大ヒットを記録した『ストレイト・アウタ・コンプトン』をはじめ、これまでにも『Style Wars』(1983)、『ワイルド・スタイル』(1983)、『8マイル』(2002年)、『ハッスル・アンド・フロウ』(2005年)、Nasのドキュメンタリー『タイム・イズ・イルマティック』(2014年)など、多くのヒップホップを描いた映画は作られてきたが、本作で最も印象的なのは、バズが語るように、ヒップホップのはじまりを神話的に描くことから生まれる、希望に満ち溢れた生き生きとした力強さだろう。主人公たちは、それぞれの葛藤の中から、自らの力と仲間たちとの協力で、自分自身のスタイルを見出していく。物語が進むにつれ、次第に輝きを増していく主人公たちの表情には、思わず胸に迫る感動を覚えざるをえない。「今日はここで全てのヒップホッパーに言いたい。別に説教しようとか、ああしろこうしろと指図するつもりはない。視点が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。ただ、見て欲しいんだ。それだけだ」。フラッシュは最後に力強くそう語った。この言葉は、決してヒップホッパーだけに向けられたのではないと思う。これは、いまこそ“Somebody”になろうと必死にあがく、すべての“Nobody”に向けられた言葉なのだ。「ゲットダウン」はNetflixにて配信中。協力:Netflix(text:cinemacafe.net)
2016年09月11日「田舎町でニューヨークの方を見つめていたあの15歳の頃――何年もの間、ニューヨークこそが優れたクリエイティブな場所だと思っていた。そんなあるとき、ここにいるふたりの男が、若いときにどうやってこの最も純粋かつ独創的な表現方法を思いついたのだろう、という疑問が湧いてきたんだ」。1977年を舞台に、ヒップホップの黎明期を描いたNetflixオリジナルドラマ「ゲット・ダウン」。シネマカフェでは、「ゲット・ダウン」の撮影が行われたクイーンズのスタジオにて、製作総指揮を務めたバズ・ラーマンをはじめとするスタッフ、キャストにスペシャルインタビューを実施。歴史が生まれる瞬間を描こうと情熱を注いだ彼らの言葉に、現地ニューヨークにて耳を傾けた。製作総指揮を務めるバズ・ラーマンは、その日インタビューに同席した目の前にいる“ふたりの男”に尊敬の眼差しを向ける。1977年のニューヨークで、ヒップホップという新たな音楽があげた産声をまさに聞いた人物であり、その発展に貢献をしてきたふたりの人物だ。ひとりは、クール・ハーク、アフリカ・バンバータと並び、ヒップホップ黎明期における3人の重要なDJ、グランドマスター・フラッシュ。もうひとりは、当時のヒップホップシーンの目撃者であると同時に、ヒップホップという音楽を批評的なフィールドで初めて論じた、ネルソン・ジョージである。フラッシュはアソシエートプロデューサーとして本作に関わり、ネルソンはスーパーバイジング・プロデューサーとして参加。同年代のふたりは、1977年という時代を生きた人物として、本作のリアリティーに大きく寄与している。「ある日、バズが俺のところにやって来て、『僕はあなたのレコードの成功やスター性などには興味がありません。成功してからの時代ではなく、これが内在していた時代のことが知りたいのです』と言ったんだ。俺が『なぜだ?』と尋ねると、彼は『これまで誰も試みたことがないから、それを敢えてやってみたい』と」。今年で58歳とは思えないエネルギッシュな語りに圧倒されながら、フラッシュはバズとの制作当初のことを語り始める。全身を黒と白で統一したスタイル、靴はもちろん、シャオリン・ファンタスティックをはじめとする劇中の登場人物たちと同様、プーマだ。そのときにずしんと足を踏みならしながら、巨大な体躯から発せられる彼の力強い言葉にただ耳を傾ける。「長い間、こういった作品が出来て欲しいと思っていた。どういうわけか、この70年代の物語を世界に示す作品がこれまでなかったんだ。ブロンクスという町が、いまとなっては巨大なビジネスとなっているものを創造したという事実を伝えることさ。そして、いまの全てのヒップホッパーたちに『君たちがヒップホッパーとしてやっていることをこれからも続けてくれ。でも時間があるときに座ってこれを見てくれ。そしてどう思ったかを教えてくれ』と言うことさ」。1977年に何が起こったのか――『サタデー・ナイト・フィーバー』の公開とともにディスコ・ミュージックは全盛を迎え、世界が『スター・ウォーズ/新たなる希望』に熱狂した年。また、音楽ファンであるならセックス・ピストルズが「勝手にしやがれ(Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols)」をリリースした、パンク・ミュージックにおける象徴的な年としても記憶しているかもしれない。本作では、ヒップホップとディスコという当時のブラックミュージックが辿ることになる分かれ道が、エゼキエルとマリーンというふたりの主人公によって描かれていく。まずは、バズをはじめ、ネルソン、フラッシュら3人が、1977年という年について語り始める。バズ:77年は特に並外れた年だった。フラッシュは75年も74年もこういうことをやっていたけれど、77年はまさに中核の年で、エルビスが死んだ年でもある。ネルソン: ニューヨーク市長選挙もね。バズ:もちろん。ニューヨーク市は破産しかけていたし、悲しい出来事もたくさん起こった。もしそこで起こっていた全てのことに目を向けても、77年という年を語るのは不可能なくらいだ。あまりに様々なことが何層にも重なって起こっていたからね。ディスコが全盛で、レコード業界にとって史上最高の年さ。音楽の売り上げは20億ドル。映画は15億ドル。スポーツは5億ドルしかなかった。それくらい音楽ビジネスは大きかったんだ。その一方で、ビッグなバンドが出てきた。ネルソン:「バッドカンパニー」とか、「フォリナー」とか「カンサス」とか…。バズ:それと同時に、パンク・ムーブメントがあり、世界が変わりつつあった。この年、ヒップホップはすでに十分に生まれていたんだけど、まだ多くの人々には知られていなかった。ヒップホップと呼ばれるようになったのは3年後だ。ブロンクスという小さな町では、全く独創的なものが起こり始めていた。この2人は、あの頃実際にそこにいたんだ。危険な時代だった。ストリートは荒れていた。暴力がはびこっていた。でも当時若者だった彼らは、ネガティブなものは一切感じていなかったと思うよ。フラッシュ、そうだろ?フラッシュ:正直なところ、80年代の一部のジャーナリストたちが、この場所をいつも火事が起こっていた危険な場所として型にはめてしまったと思うよ。でも、俺たちにとってブロンクスは真っ白なパレットだった。音楽の部分ではね。1970年代、当時のニューヨークは経済的な破綻を迎え、街の治安は悪化の一途を辿っていた。ブロンクスでは、無人となってしまったアパートの所有者が保険金目当てにギャングに放火させ、至るところから炎が立ち昇っていた。本作では、当時のニュースや記録映像の数多くが本編中に幾重にも差し込まれており、街の荒廃した様子がアリティーのある映像とともに示される。劇中において、テクスチャーの異なる様々な映像をコラージュ的に展開させていく手法は、これまでのバズ・ラーマンの作品にも多く見られる表現方法であった。『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』における、その独自の感性によって繰り広げられる大胆で華美な意匠、耽美なアレンジメントの数々に感じられる斬新なミクスチャー感覚は、サンプリング主体の音楽であるヒップホップとフィーリングとして通じるものがある。フィルモグラフィー的に前作にあたる『華麗なるギャツビー』においては、1920代=ジャズエイジを舞台にしたフィッツジェラルドの古典において、ヒップホップ界の“キング”であるJAY-Zをクレジットに配し、華やかな当時の時代性に現代的な解釈を織り交ぜ、豪華絢爛な3D映像で仕上げるという、まさにバズ・ラーマン節ここに極まれりといった作風が話題を集めた。本作では製作総指揮として全体のクリエイティブの手綱を引く立場のバズだが、一作目では実際にメガホンを取っている。一話目を撮り終えたときのことをバズは回想する。「第一話を仕上げたときに、フラッシュがどう思うかとても緊張したんだ。そしたら彼は『ああ!バズ!君はDJだね!』と言ったんだよ。たぶん気に入ってくれたということだと思う」。さらに、今回のインタビューに応じてくれたキャストのひとり、本作で主人公たちのクルーのひとりを演じたジェイデン・スミスも、バズの手腕への賛辞を送る。「この作品全体の繋がり方は、ストーリーから何から全てシームレスで、フラッシュが言うように、本当にバズはDJだと思うよ。全ての映像が一体になっていて、特にオリジナルのフッテージの映像の荒々しさが、新しく撮影した映像に移り変わるつなぎ目とか、そういったもの全て僕は大好きなんだ。本当に素晴らしいと思うし、僕の目には全く非の打ち所のないものに映るよ」。バズ・ラーマンがなぜヒップホップ?という疑問を抱いた映画ファンがいたとするならば、まさにフラッシュやジェイデンが送る賛辞の言葉とバズ自身の言葉が、見事な回答を与えてくれる。バズ・ラーマン映画における独自のミックス感覚は、まさしくヒップホップの影響から培われたということが、本作におけるヒップホップへの愛として表現されている。「僕はこれまでの人生でもずっとコラージュ・アーティストだったんだ。ブロンクスで生まれたものが、僕に作品の作り方を教えてくれたんだよ。こういう部分とこういう部分を併せて、新しいものを作り上げる。大人になってからのクリエイティブな人生全てに大きな影響を与えてもらったという気がしている」。「ゲット・ダウンを知らないのか?」――シャオリンは、エゼキエルたち主人公にそう問いかけ、その音楽が鳴らされるクラブへと彼らを連れていく。劇中では、本作で本格的にデビューを飾る新人、マモウドウ・アシーが演じる若きグランドマスター・フラッシュが登場し、彼がどのようにして“ゲット・ダウン”を見つけたのかが、驚くほど鮮明にストーリーの中で描かれていく。“ゲット・ダウン”とは、楽曲の中で歌やメロディが鳴らされるメインのパートではない、ドラムとベースといったビートの部分のみ鳴らされ、リズムが強調されるわずかなパートのことを意味し、のちに“ブレイクダンス”、“ブレイクビーツ”などといった言葉で広まることになる“ブレイク”と同義でもある。DJは、あるレコードの中で“ゲット・ダウン”を見つけると、同じもう一枚のレコードを用意し、2つのターンテーブルとミキサーがあれば、ブレイクの部分を永遠にまで引き延ばすことができる。こうしてヒップホップのビートは“発明”され、MCはそこにライムを乗せ、ダンサーたちは新たなダンスを披露するようになり、ヒップホップというアートフォームが生まれたのだ。フラッシュ:ブロンクスでは、この時期は俺たちにとっての実験的な期間だったんだ。いろいろなことを試すためのね。さっきバズが言ったように、当時はディスコが盛り上がっていた頃だ。最初、俺たちはポップやロック、ジャズ、ブルース、ファンク、ディスコ、R&B、オルタナティブ、そしてカリビアンのドラムなど、いろいろな音楽における“ブレイク”を、それまでこういうものを聞いたことがないかたちで観客に対して試すことができたんだ。バズ:劇中で、若いときのフラッシュがこの主人公たちに向かって「これは魔法の力だ。でもただ渡すわけにはいかない」と言う。そうして神話を語るんだ。まるでカンフーのようなものさ。フラッシュがやっていたことは、ほかの人たちが音楽を作り出すのとは全く違うものだ。誰も考えつかなかったし、コラージュなどという言葉もなかった。彼は同じレコードを2枚使ってビートを繋げなければならなかったんだ。彼は片方のレコードを逆回転させて戻し、手で押さえておいてもう片方に繋げ、この感動的なフレーズを継続させていた。まるで循環呼吸のようなものさ。ネルソン:フラッシュがバズに自分の秘密について話していたときのビデオを僕は持っているんだ。いまもどこかにあるよ。そのときの会話が作品の中にそのまま入っている。だからそのセリフは作り上げられたものではない。過去と現在を生きている彼の言葉さ。ほぼ同年齢のフラッシュとネルソン。当時のことを語りだすと、自然と音楽談義に花が咲いていく。本作の劇中で使用される様々な楽曲の数々――それは77年当時を象徴する楽曲はもちろん、新旧交えた様々な楽曲が使用され耳を楽しませてくれるが、これらの選曲はネルソンが行っている。止まらない音楽談義の中で、日本人である取材陣を意識してか、「YMO」の名前まで飛び出した。ネルソン:その夏のことが忘れられないよ。僕はニューヨークのブルックリンにいたんだけど、突然道の向こう側から大きなサウンドシステムの音がしたんだ。僕はちょうど寝ようとしていたところだったんだけど、向かいに住む男が「チッチチチッチチ…」と音を出し始めて、それが一晩中続いた。そして僕たちは「ヨーロッパ特急」(※ドイツのテクノグループ「クラフトワーク」による77年リリースのアルバム。のちにブロンクスのDJであるアフリカ・バンバータの「プラネット・ロック」にてサンプリングされた)を聞くようになった。僕はイースト・ニューヨークのフッド(黒人街)に住んでいたのに、そこにいる奴らはドイツのコンピューター化された音楽をかけていたんだ。バズ:日本のバンドもあったよね。ネルソン:「イエロー・マジック・オーケストラ」だよ!フラッシュ:彼らのレコード手に入れたのを覚えてるよ。ダラス・ダンス・レコードのニックから電話をもらった。日本のレコードを手に入れたよ、と。「すぐ行く!」と言って、俺は電車に乗って行った。それで黄色いシースルーのレコード(※「YMO」のファーストアルバム「Solid State Survivor」のこと)を手に入れたんだ!ネルソン:ああ、あの黄色いやつだ!フラッシュ:それをブロンクスでかけたよ。ネルソン、お前が言ってるブロンクスでテクノをかけたやつっていうのは、きっと俺のことだ(笑)。こういう話をして何時間も笑っていられね。ブルックリンで1枚、マンハッタンで1枚っていう感じで、俺たちがレコード屋を回って集める楽しさを味わっていたことを知って欲しい。ブレイクがあると思って買ったのに無くて「くそっ!」と叫ぶんだ。それで、出来の悪いレコードを良いレコードの間に入れていたよ(笑)。ネルソン:それ、ドラマに入れるの忘れてたな!フラッシュ:みんなが俺のレコードをこっそり見て、真似をして買おうとするんだけど、間違ったものを買ってしまうんだよ。そういうことやってDJは楽しんでいたんだ。ほかの奴らより秀でるためにね。―劇中の「CAN」の「Vitamin C」が印象的でした。バズ:そう。日本人のリードボーカル(※ダモ鈴木のこと)だよね。ドイツのバンドで、音楽がイケテる(笑)。フラッシュが「CAN」のブレイクを使っていたんだよ。フラッシュは(ブレイクの)変な部分にしか興味がない。彼が興味あるのは「ブン、チッ、チャッチャ、ブン(ビートを口で真似して)」だけ。フラッシュ:(「Vitamin C」の歌い出しを口ずさんで)「ヘイ、ユー!」、でもほかの部分はくだらないじゃないか(笑)。バズ:そう、とても過激だ。この作品では、古い音楽も新しい音楽も使っているよ。神がかり的なディスコのスタイルも取り入れている。参加してくれたナイル・ロジャース(※音楽プロデューサー。ドナ・サマーなどの、数々のディスコヒッツを手掛ける。近年では「DAFT PUNK」の「Get Lucky」に参加し、レジェンドとしての風格を見せた)は、ヒップホップにとってのフラッシュのような存在だ。それに、ぼくたちは昔の曲から新しい曲を作ったよ。すでにある曲と他の曲を取り入れて、全く別のものを作る。それがヒップホップというものだからね。ネルソンがスピーカーから大音量で鳴らされる「クラフトワーク」に衝撃を受けたと話す中で、劇中でも描かれるニューヨークの大停電についても話が及んだ。「あんな音を出せる機材は、その2年前にはなかったんだよ。ブルックリンでそんな大きな音を夜中にかける人はいなかった。つまり、停電の波及効果なんだ。ニューヨーク中の機材があちこちに散らばったんだよ」。1977年の7月、雷による大々的な停電がニューヨークを襲い、街は一夜にして混沌に陥った。一晩で1,000件を超える放火や盗難が相次ぎ、多大なる経済的損失があった報じられている。しかしながら、それはニューヨークの闇の時代を象徴する事件であると同時に、ヒップホップにとっては必ずしも悪いことではなかったことは、正面切って明言しづらいことではあるが、事実として否定できないところである。劇中においてこの停電のことが描かれ、主人公たちはこの停電のおかげで、ターンテーブルをはじめとする機材を手に入れることになる。当時のことについて、今回のインタビューに応じてくれたもうひとりのキャスト、本作でシャオリン・ファンタスティックを演じたシャメイク・ムーアがフラッシュに尋ねると、なんとも苦笑いを浮かべながらフラッシュは答えた。シャメイク:ぼくはあの停電(1977年7月13日に起こった)のことを知らなかったんだ。劇中では、停電が起こったとき、みんなターンテーブルとかを持ち出してるけど…あれは本当に起こったこと?フラッシュ:そうだな…俺は…。バズ:フラッシュ、まだ時効ではないらしいよ(笑)。フラッシュ:(笑)停電が起こったとき、俺の隣人が、「フラッシュ、スピーカーたくさん必要だろ?」と言ったんだ。「そうだね。多分ね。僕が持ってるのはゴミだからな」と答えた。そしたら彼らが俺に(スピーカーを)持ってきた。僕は「どこから持ってきたんだ?」と聞いたが、「そんなことはどうでもいい。欲しいか?」「う、うん、欲しい」(笑)と。決して良いこととは言えないけどね、(小声で)まあ助かったんだよ。<後編へ続く>協力:Netflix(text:cinemacafe.net)
2016年09月10日自国ニュージーランドをはじめ、各国の映画祭で高い評価を受けた、平均年齢83歳のヒップホップダンスグループを追うドキュメンタリー『はじまりはヒップホップ』。このほど、ニュージーランドの小さな島から“聖地”ラスベガスを目指してきた彼らが、いよいよその舞台で本番を迎えるダンス披露直前の本編映像が解禁となった。平均年齢83歳のダンスグループの意外すぎる挑戦を追った本作。94歳のスターダンサーに、元軍曹、主婦歴70年のベテラン、杖が相棒の人もいれば、目がほとんど見えない人も…。このニュージーランドで生まれたギネス認定の世界最高齢ダンスグループの彼らの夢は、ラスベガスで行われる世界最大のヒップホップダンスの選手権に出場すること。その大いなる挑戦は、BBCやウォール・ストリート・ジャーナルでも報じられ、アメリカでも話題に。メンバー自身が「これは、奇跡のようなものよ」と語るように、彼らの新しいことに挑戦する勇気は多くの人を動かしていく。また、ダンスを通じて10代の若者たちとも交流し、新しい世代や音楽、ダンスとの出会いを楽しむ彼らの姿を、カメラは魅力的に映し出す。人生を楽しむことに、年齢は関係ない。若さも肌のハリもない、持っているのは勇気だけ!前途多難の悪戦苦闘をジョークで笑い飛ばしながら、彼らは夢のために一直線に進んでいく!すでに世界40以上の映画祭で上映された本作は、アカデミー賞の前哨戦として知られるサンタバーバラ国際映画祭で観客賞を受賞し、絶賛を浴びている。先日も実際のメンバーたちが来日を果たし、話題となった。そして今回解禁となった本編映像では、その名も「ヒップオペレーション(股関節の手術)クルー」が、ついに世界大会が行われるラスベガスのステージへ!お揃いのフードをかぶり、暗いバックステージでお互いをたたえ合うメンバーたち。仕掛人ビリーによって彼らの努力が報われ、ついにその時がやってきた。言葉の壁、年齢の壁を越え、ヒップホップで世界を一つにすることが目標の「ヒップオペレーションクルー」。果たして、大舞台で彼らのダンスは無事成功するのだろうか!?ダンス披露直前の緊張感に、思わず手に汗握る映像となっている。『はじまりはヒップホップ』はシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月27日Netflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」のイベントが8月22日(月)、都内で行われ、本作のジャパン・アンバサダーを務める「EXILE」のUSAが出席。劇中に描かれるヒップホップ界隈の厳しい上下関係に触れ、「まあ、僕らも体育会系ですけど…」と話していた。70年代後半のニューヨーク、サウスブロンクスを舞台に、貧しく波乱に満ちた環境を生き抜くティーンエイジャーたちが創り出した音楽が、やがて世界を席巻するヒップホップへと進化する過程を描く。『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマンが製作総指揮を手がけ、 ウィル・スミスの長男であるジェイデン・スミスら旬の若手スターが顔をそろえる。USAさんは90年代に、舞台となったサウスブロンクスを訪ねた経験があるといい「ケンタッキーのレジが(防犯のため)とても小さく頑丈だったので、とてもドキドキした」とふり返り、ドラマに登場するダンスシーンの数々に「昔の(ダンスの)ネタの宝庫」と瞳を輝かせた。イベントにはUSAさんに加えて、いとうせいこう、スチャダラパー(ANI、Bose、SHINCO)、高木完、DJ SARASAという日本のヒップホップ界を代表する著名人が駆けつけ、「ゲットダウン」の魅力を熱弁。「ひとまわりして、当時のディスコやファッションがカッコいい。当時のニュース映像を、まるでサンプリングのように使っていて、とてもヒップホップ的」(いとうさん)、「台詞や語りがちゃんとライミングしている」(Boseさん)、「当時がちゃんと描かれていて、まるでタイムマシーンに乗ったみたい」(高木さん)と本作をディープに語りつくした。Netflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」は全世界オンラインストリーミング中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月22日サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「ブラジルではヒップが最重要パーツ! 美しいヒップラインの作り方」を公開した。リオ オリンピックが開幕した。開催国のブラジルは、リオのカーニバルが行われることで知られている。カーニバルでは、健康的でグラマラスなボディのブラジル女性たちが、露出度の高いサンバカーニバルの衣装を着て踊っているが、ブラジル女性の美の基準は、日本の女性とは大きく異なるという。ブラジルの女性は、ヒップは小さいよりも丸く大きく、脚は細いよりもしっかりとした肉感のあるものを好むという。特にヒップはブラジルにおいては最重要パーツで、ヒップの美しさを競う「ミス ブンブンコンテスト」も毎年開催されている。体形維持のため、美しいヒップラインを作るためのエクササイズを重要視しているとのこと。同サイトでは、日本人も参考にできる美しいヒップラインの作り方を紹介している。ヒップの脂肪は、女性らしい丸みを作るというメリットもあるが、反面、下に垂れやすい。垂れないようにするためには、骨盤を後傾させないような姿勢を日常生活の中で意識することが大切であるという。座るときは、骨盤を立てて座る「坐骨(ざこつ)座り」が良いとのこと。坐骨は骨盤の下にあり、座ったときに椅子の座面に触れる部分。坐骨が椅子の座面に直接当たるように座り背筋を伸ばすことで、理想的な姿勢が保たれるという。背もたれに寄りかかる場合は、お尻から背もたれにくっつくように深く座り、背筋を伸ばして座ることがポイントとのこと。椅子ではなく床に直接座る際には、正座をして足の裏を重ねずにまっすぐにして背筋を伸ばすのがポイント。足の裏を重ねると骨盤が後傾し左右にも歪(ゆが)むので注意が必要とのこと。ペタンコ座りは骨盤が歪むだけでなく、O脚の原因にもなるという。歩くときは、ひざとももの裏を伸ばすようにして大股で歩くように心がけると、ヒップアップ効果が期待できる。ひざを伸ばさずに曲げたまま歩くと、骨盤が後傾している状態になり、お尻が垂れ下がる原因となるという。ヒールの高い靴でひざを伸ばして歩くのが困難であれば、ヒールの低い靴に変えても良いとのこと。ヒップアップのためのエクササイズも紹介している。まず、うつぶせに寝て、ひじを曲げ両手はあごの下に置く。両足は肩幅ほど開き、足の甲が床につくようにして伸ばしていく。次に、息を吸いながらゆっくり片側の脚を付け根から上げる。ひざが曲がらないように気をつけ、息を止めずに呼吸をしながら、その状態で10~15秒ほどキープする。さらに詳しい説明は、microdiet.netの最新の記事「ブラジルではヒップが最重要パーツ!美しいヒップラインの作り方」で案内している。
2016年08月09日福山雅治が主演を務める映画『SCOOP!』の主題歌で、ヒップホップバンド「TOKYO No.1 SOUL SET」と福山さんがコラボしていることが判明。「TOKYO No.1 SOUL SET feat.福山雅治 on guitar」という名義で、主題歌となる楽曲にギタリストとして参加する。かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた敏腕カメラマン・都城静(福山雅治)。しかし、その輝かしい業績も、現役の雑誌編集者たちにはほとんど知られていない。過去のある事件をきっかけに報道写真への情熱を失ってしまった静は、芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身。それから何年のも間、自堕落な日々を過ごしてきたのだ。そんな彼に、再び転機が訪れる。ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりのド新人記者・行川野火(二階堂ふみ)とコンビを組まされる羽目になってしまったのである。案の定まったく噛み合わずケンカばかりの静と野火。この凸凹コンビが、まさかまさかの大活躍で独占スクープを連発!そしてついに、日本中が注目する重大事件が発生する…。キャストには、凄腕カメラマン・都城静役の福山さんを始め、静とコンビを組む相棒の新人記者役に二階堂ふみ、そして吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキーら豪華キャストが集結している。今回、監督を務める大根仁が“東京の夜”を切り取っている本作の音楽を考え、劇伴は「TOKYO No.1 SOUL SET」の川辺ヒロシに依頼。さらに主題歌は同じ世界観のつながりを大事にしたいという思いから、「TOKYO No.1 SOUL SET」が制作を進めてきたという。福山さんがギタリストとして参加することになったのは、何度かライブで福山さんのギターを聞いていたと言う大根監督が「主題歌に福山さんのギターが入ったら、主題歌がさらに面白くなるんじゃないか」と言う思いに駆られこのコラボが実現。レコーディングは「TOKYO No.1 SOUL SET」が制作した音源に、福山さんがギターを重ねる形で行われ、音源を聴いた大根監督は「いいじゃないですかー。こういう大人仕事のギター、すきなんですよねえ。いや、これは面白い」と絶賛。また川辺さんは「誰も予想できなかったこの組み合わせ。口笛、闇に消えるメロディ、ソウルセットのビートに乗る福山さんの一級品のギターサウンド、福山さんのギターについては、80年代のディスコをイメージしていただきました。この素晴らしい映画と共に一生聴いてもらえる作品に仕上がったと感じております」と自信を覗かせた。一方“80年代ディスコ”と言うテーマに苦労したと言う福山さんは、「ディスコ行ったことないんです。なので、今回のTOKYO No.1 SOUL SETさんとのセッションが僕のディスコデビューです」とコメント。そして「映画全体の空気感、そして余韻を、より味わい深くする楽曲『無情の海に』。ギターのみでの参加、嬉し過ぎます!」と語った。『SCOOP!』は10月1日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月28日自分のヒップに悩みを抱えている人は少なくない。キュッと引き締まったヒップやより小さなヒップにすべく、日夜努力している人もいることだろう。ただ、自分の目指しているヒップ像が、必ずしも相手が理想と感じるヒップと合致するとは限らない。特に相手が日本人とは異なる価値観を持つ外国人であるならば、その可能性はさらに高まる。そこで今回は日本在住の外国人20人を対象に「理想的なお尻だと考える有名人」を答えてもらったので、気になった回答を理由とあわせて紹介しよう。Q.「理想的なお尻」の日本の有名人は誰ですか? 理由とあわせて教えてください。・「男性なら室伏広治で女性なら藤原紀香。理由は好きだから」(インドネシア/20代後半/男性)・「藤原紀香。きれい」(中国/20代中盤/男性)・「北川景子のお尻だけではなく、全体が好きです。可愛くて上品な見た目だからです」(スペイン/30代前半/男性)・「女性ならオシリーナ(秋山莉奈)。検索したら綺麗でしたので。男性は小栗旬。筋肉質な感じだから」(韓国/30代前半/女性)・「藤原紀香さんです。セクシーだと思います」(台湾/40代後半/女性)・「女性だとローラだと思います。男性はわからないです。キュッと上がったヒップお尻がいいと思います。普段運動しないとならないと思います」(香港/20代後半/女性)・「女性は黒木メイサさん。とてもセクシーと思います。男性は阿部寛さん。丸くてしっかりしたお尻と思う」(フィリピン/30代中盤/女性)・「沢尻エリカさんです。とても綺麗です」(ポーランド/30代前半/女性)・「小嶋陽菜です。雑誌で見て綺麗だと思いました」(ウクライナ/20代中盤/女性)・「沢尻エリカ」(シンガポール/20代後半/男性)・「丸くて、ちょっと上がっているのが理想的なお尻です。芸能人にあまり興味がないので、誰のが理想かはわからないです」(ベトナム/30代前半/女性)・「特にいませんが、男女ともにスポーツをやっている人は、かっこいいお尻をしていると思います」(トルコ/40代前半/男性)■総評複数の回答が寄せられたのは沢尻エリカさんと藤原紀香さんのみで、その他は回答がばらけるという結果になった。日ごろからヒップラインに気を配っていることもあってか、女性の方が回答理由が具体的だった。ちなみに、お尻だけにフォーカスせず、全身の体形について過去に同様のアンケートを取得したところ、男性は「体ががっしりとしていて筋肉がある体形」が、女性は「細身・スリム系」や「ふくよか系」の体形が好まれる結果だった。海外出身の意中の相手にアプローチする際の参考にしてみては!?※写真と本文は関係ありません調査時期: 2016年2月15日~2016年3月15日調査対象: 日本在住の外国人調査数: 20名調査方法: インターネット応募式アンケート
2016年06月29日『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』など、数々のヒット作を生み出してきた巨匠バズ・ラーマン監督が、70年代後半のニューヨークを舞台にヒップホップの黎明を描くNetflixオリジナルドラマ「ゲットダウン」。そのパート1(第1~6話)を8月12日 (金) より全世界同時配信することが決定、場面写真が解禁となった。物語の舞台となるのは、70年代後半のニューヨーク。ディスコシーンが全盛期を迎え、マンハッタンのライブハウスでは誕生したばかりのパンクロックが鳴り響き、サウスブロンクスではまさに“ヒップホップ”が生まれつつあった。貧しく波乱に満ちた環境を生き抜くティーンエイジャーたちが創り出した音楽は、やがて世界に広がり、現在のミュージック・シーンに大きな影響を与えることになるーー。この劇的な物語を、音楽やダンスを通じて自己表現しようともがくティーンエイジャーたちの目を通して描き出すのは、バズ・ラーマン監督。第1話の監督とエグゼクティブ・プロデューサーを務め、全13話のクリエイティブを監修。妻で4度のアカデミー賞に輝くプロダクションデザイナーのキャサリン・マーティンらクリエイティブチームとともに時代を表現し、スタイリッシュかつエモーショナルな新しいドラマを完成させた。また、70年代をリアルに表現しつつも、現代に受け入れられるようにアレンジされたこだわりの音楽、ダンス、ファッションも話題。ヒップホップ界のパイオニアである3人のDJ、グランドマスター・フラッシュ、DJクール・ハーク、アフリカ・バンバータをはじめ、劇中の登場人物として描かれる同時代の伝説的ラッパー、カーティス・ブロウも参加。現在も絶大な人気を誇るNas(ナズ)が、劇中で使用されるラップのライミングを書き下ろしている。さらに、マイケル・ジャクソンやマドンナの振付師として知られるRich&Tone兄弟がダンスの振り付けを担当。70年代のスニーカーやジーンズも各メーカーの協力のもとで復刻されるなど、最先端のプロが当時をリスペクトしてこだわりを見せている。キャストには、本作が女優デビューとなるシンガーソングライター、ヘリゼン・グアルディオラをはじめ、ウィル・スミスの長男で『幸せのちから』のジェイデン・スミスほか、『ペーパータウン』のジャスティス・スミス、『DOPE/ドープ!!』のシャメイク・ムーア、『サウスポー』のスカイラン・ブルックス、新人のトレメイン・ブラウン・Jr.といった若手が出演を果たしている。「ゲットダウン」パート1(第1~6話/全13話)は8月12日 (金) よりNetflixにて全世界同時配信。(text:cinemacafe.net)
2016年06月23日ギネス認定“世界最高齢”ダンスグループによる、世界最大のヒップホップ選手権への挑戦を追ったドキュメンタリー『はじまりはヒップホップ』。本作から、笑いと涙と感動が詰まった予告編とポスタービジュアルが解禁となり、日本公開を楽しみにしているメンバーを来日させるべく、クラウドファンディングを実施することも決定した。平均年齢83歳のダンスグループの、まさかの挑戦を追った本作。ニュージーランドで生まれたギネス認定の世界最高齢ダンスグループの彼らの夢は、ラスベガスで行われる世界最大のヒップホップダンスの選手権に出場すること。その大いなる挑戦は、BBCやウォール・ストリート・ジャーナルでも報じられ、アメリカでも旋風を起こした。メンバー自身が「これは、奇跡のようなものよ」と語るように、彼らの新しいことに挑戦する勇気は、多くの人を動かしていく――。ニュージーランドで公開されるや、映画祭からの上映オファーが殺到し、世界40以上の映画祭で上映された本作は、アカデミー賞の前哨戦「サンタバーバラ国際映画祭」で観客賞を受賞し、絶賛を浴びた。今回、その予告編映像が解禁!映像の中では御年94歳で体調を気にする最高齢メンバーと、それぞれに問題を抱える73歳と93歳のメンバーも登場。ヒップホップダンスのリズムに戸惑ったり、昔のようには動かない身体に弱気になったり…。一方で、家族に支えられてラスベガスへの夢に向かう彼女たちの姿をとらえている。また、若者ダンスグループに教えを請いながら一緒に陽気にダンスを踊ったり、抱き合ったりするシーンも微笑ましい。映像の後半には、夢にまで観たラスベガスについに彼らが降臨!若者たちで埋まった会場が熱狂の渦に包まれる中、勇気と好奇心をエネルギーに、さまざまな問題に悪戦苦闘してきた彼らのヒップホップダンスは、世界に通用するだろうか…!?まさに笑顔と爽快感に満ちあふれた映像となっている予告編。今回、この “ギネス認定 世界最高齢ダンスグループ”の来日を実現するべく、クラウドファンディングを実施することも決定。プロジェクト名を「ギネス認定!“世界最高齢のダンスグループ”の来日を実現したい!」とし、100万円を目標額に出資を募っている。特典には、金額に応じて鑑賞券やオリジナルトートバッグのほか、ニュージーランドのワインやはちみつ、さらに来日するメンバーとの都内ツアーが用意されている。『はじまりはヒップホップ』は8月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月17日米サンディエゴのインディーミュージック&アートシーンを舞台に、悲劇に直面してもなお、クリエイティブであろうとするアーティストの姿を描いたヒューマンドラマ『ヒップスター』。このほど、「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」にてプレミア公開される本作の予告編映像が、シネマカフェにて解禁となった。地元でファンを増やしつつある、1人の若きシンガーソングライター、ブルック・ハイド(ドミニク・ボガート)。無気力な日々を送る彼のもとへ、ある日、父親が3人の妹を連れてやってくる。それは、母の遺灰を海に撒くためだった。この再会をきっかけに、若者はオハイオに置き忘れてきた過去の自分を思い出し、別人のようになったいまの自分と向き合っていく…。本作は、じんわりと心温まるストーリーで、日本でも口コミからスマッシュヒットとなったブリー・ラーソン主演作『ショート・ターム』の新鋭デスティン・D・クレットン監督のデビュー作品。ロバート・レッドフォードが主催するインディペンデント映画祭の最高峰、サンダンス映画祭に正式出品され、話題を呼んだ。予告編は、アメリカ・サンディエゴの西海岸の街並みを美しく描きながら、主人公である人気シンガー、ブルックのノスタルジックな歌声が印象的な映像に仕上がっている。「なぜ歌うのか?」その答えを探し、アーティストとしての葛藤にもがくブルック。彼を誇りに思う親友や、母の遺灰を撒くために再会した家族との心の触れ合いを通じて、いまの自分自身と向き合い、前を向いて生きることを模索し始める。『ショート・ターム』で人気を博した、ジョエル・P・ウェストのオリジナル曲の演奏シーンも聴きどころだ。悲劇に直面したとき、すぐには前に進めない人間の悲しみが、だれかの優しさに触れて氷解していくヒューマン音楽ドラマに注目だ。『ヒップスター』は7月30日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日アディダス オリジナルス(adidas Originals)が6月11日、音楽プロデューサーでヒップホップアーティストのカニエ・ウエストとのコラボレーションライン「adidas Originals by KANYE WEST」より、新色としてライトグレーの「YEEZY BOOST 750」(4万5,000円)を発売する。新色のプレミアムスエードで仕上げた同スニーカーでは、コレクションで初となるガムソールを採用。透き通ったガムソールには、衝撃吸収性と反発力を兼ね備えたクッション素材であるBOOSTフォームを搭載した他、ヒール部分には上質なレザーとスウェードをあしらった。その他、通気性の高いメッシュのライニング、補強素材のアイレット、ストレッチの効いたベルクロのストラップ、アイコニックなパーフォレイテッドトウキャップなども施されている。国内での取り扱いは、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス オリジナルスショップ心斎橋、アディダス ブランド コアストア名古屋、アディダス オンラインショップ VIP ROOMをはじめ、一部の限定されたショップのみとなっている。
2016年06月06日ギネス公認の世界最高齢ダンスグループが世界最大のヒップホップ選手権へ挑戦する姿を追った、笑いと涙の感動のドキュメンタリー『はじまりはヒップホップ』が、8月より日本公開されることになった。ニュージーランド・ワイヘキ島。のどかな島で誕生したダンスグループの平均年齢は、なんと83歳!94歳のスターダンサーに元軍曹、主婦歴70年のベテラン…超個性的なメンバーたちは、振り付けを決めるのも一苦労。そんな彼らの目標は、エンターテインメントの最高峰・ラスベガスで行われる世界最大のヒップホップダンス選手権に出場することだった!耳慣れないリズムに、昔のようには動かない体。ひざも痛いし、持病もある。旅費もないし、パスポートもない。前途多難ではあるけれど、それでも彼らには“勇気”がある。悪戦苦闘もジョークで笑い飛ばしながら、彼らは夢のために一直線に進んでいく!サンタバーバラ国際映画祭にて観客賞を受賞したほか、ニュージーランド・アカデミー賞ドキュメンタリー賞受賞など大絶賛を受けた本作。ギネス認定の世界最高齢ダンスグループである彼女たちの大いなる挑戦は、BBCやウォール・ストリート・ジャーナルでも報じられ、アメリカでも旋風を起こした。メンバー自身が「これは、奇跡のようなものよ」と語るように、彼らの挑戦への勇気は、彼らの活動を知ったプロからミュージックビデオの撮影や楽曲の提供のオファーが来るなど、多くの人を動かしていく。また、ダンスを通じての“孫・ひ孫世代”の10代の若者たちとも交流し、新しい世代や音楽、ダンスとの出会いを心から楽しむ彼らの姿が、スクリーンで魅力的に躍動する。本国ニュージーランドでは、公開されるやいなや「この映画には喜びがある。人の歴史が備わっている。そして、良く生きた人生への純粋な賛歌である。」(Stuff)、「この人生の実話は最も感動させられ、勇気づけられ、人生を肯定してくれる物語の一つだ。今年だけではなく永遠に。」(Verve)など賞賛が相次ぎ、各国のドキュメンタリー映画祭から上映のオファーが殺到。アカデミー賞の前哨戦として注目されるサンタバーバラ国際映画祭では観客賞を受賞した。世界を驚かせた“世界最高齢ダンスグループ”の挑戦。「いまが一番楽しい!」と語る前向きでチャーミングな彼らの姿に、この夏、大きな笑顔をもらえそうだ。『はじまりはヒップホップ』は8月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日ヒップホップバンドのザ・ルーツが、デビッド・ボウイさんの追悼コンサートに参加しないことを決定したようだ。バンドメンバーのクエストラブは、同バンドに加えキンブラ、ビラルも、ニューヨークのカーネギー・ホールとラジオ・シティ・ミュージック・ホールで3月31日と4月1日にそれぞれ行われる公演を、機材の共有における問題が生じたために降板したとインスタグラムで明かした。「あるミュージシャンに自分の機材(もしくは、バンドの機材、人材、連絡先、知識、などなど何でも)を使用することを拒否して、こんなにも精神的に不安定でケチな感覚に陥ったことはこれまでにないよ。同じような作法へのお返しがないことが俺を怒らせたんだ」「冷静さを失わず、自滅的でないことが俺が克服しようとしている弱点さ。でも、自分は見失わないんだ。ザ・ルーツ、ビラル、キンブラ(ウェンディ・メルヴォワン、DDジャクソン、レイ・アングリー)はボウイのギグから降板するよ。俺らは、我慢強さを持っている。でも、クソッタレなことには我慢しないたちなんだ。君の大切な機材を楽しんでくれ」クエストラブがどのミュージシャンのことに言及しているかは明らかになっていない。「ザ・ミュージック・オブ・デヴィッド・ボウイ」とタイトルが付けられたこの2公演には、予定通りデボラ・ハリー、ピクシーズ、マイケル・スタイプ、シンディ・ローパーらが出演し、デヴィッドの曲を披露することになる。このコンサートは、1月にデヴィッドの訃報が公に確認される何時間か前に、敢行することが発表されていた。(C)BANG Media International
2016年04月01日