2月16日公開の映画『グレイテスト・ショーマン』で主演を務めたヒュー・ジャックマンの来日スペシャルイベントが13日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われ、来日したばかりのヒュー・ジャックマン、主題歌「This Is Me」を歌ったキアラ・セトルが出席した。来日スペシャルイベントに登場したヒュー・ジャックマン『X-メン』シリーズの主演に抜てきされて一躍スターの仲間入りを果たし、今や国際的な俳優として全世界で人気のヒュー・ジャックマン。そんな彼の主演作『グレイテスト・ショーマン』の公開を間近に控えたこの日、ヒュー・ジャックマンの来日記念イベントが行われた。寒空の野外会場にもかかわらず、詰めかけた多くのファンに対してヒュー・ジャックマンは「こんばんは~! 皆さんにお会いできてうれしいです」と流暢な日本語であいさつ。続けて「本当に日本に来るのが大好きで、5年前にミュージカルを携えてやってきました。その時は『レ・ミゼラブル』だったんですけど、今回は全然また違った形のミュージカルとなっています。日本の方々は本当にミュージカルをサポートしてくださるので、この映画もぜひよろしくお願いします。この映画は7年半もかかったので、この映画を紹介するのにとても興奮しています」と力を込めた。イベント中の途中から、今年の米・アカデミー賞の主題歌賞にもノミネートされている「This Is Me」を歌ったキアラ・セトルも登壇。ヒュー・ジャックマンから「4年間ずっと彼女はこの映画に関わってくれました。彼女が歌う『This Is Me』は、75カ国で大ヒットしています。昨日着いたばかりで今日歌ってくれますよ。彼女は最高の女優で歌手、そして人間的にも素晴らしい方なんです」と紹介されて登場したキアラ・セトラは「本当に皆さんとこの時を過ごせると思うとうれしいです。この映画をぜひ楽しんで欲しいと思います」とアピール。そして観客を前に初めて主題歌「This Is Me」の生パフォーマンスを披露し、日本のファンはもちろん、ヒュー・ジャックマンも彼女の歌声に酔いしれていた。ヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の製作チームが贈る本作。19世紀半ばのアメリカを舞台に、ショービジネスの原点を築いた伝説的なプロモーター・P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)のドラマティックなサクセスストーリーをバラエティー豊かなミュージカルナンバーで描き出す。映画『グレイテスト・ショーマン』は、2月16日より全国公開。
2018年02月13日来日中のヒュー・ジャックマンが2月13日(火)、東京・新宿歌舞伎町で行われた主演作『グレイテスト・ショーマン』のPRイベントに出席。厳しい寒さのなか、予定されていた報道陣向けの写真撮影や挨拶などを割愛し、ファンとの交流を優先させる神対応を見せていた。■約9か月ぶりの来日で「日本は特別な国」ヒューの来日は『LOGAN/ローガン』のプロモーション以来、約9か月ぶり。壇上では自身の代表作である『レ・ミゼラブル』に触れて、「日本は特別な国。5年前に皆さんが応援してくれたことは、いまでも心に残っている。今回の作品は、また全然違ったタイプのミュージカル映画だし、(構想から)7年半をかけたので、ぜひサポートしてほしい」とアピールしていた。■“新星”キアラ・セトルが「This Is Me」を熱唱!映画は19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナムが、社会から迫害された個性的なパフォーマーたちを起用し、常識を覆す“ショー”を生み出す姿を描く。『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームとコンビを組み、劇中歌の「This Is Me」はゴールデン・グローブ賞主題歌賞受賞。第90回アカデミー賞でも同楽曲が、歌曲賞にノミネートされている。この日のイベントには、バーナム一座で人気を博すパフォーマーのレティを演じるキアラ・セトルも駆けつけ、「This Is Me」を生熱唱!寒さを吹き飛ばすパワフルな歌声を、歌舞伎町に響かせた。ヒューも「最高の歌手にして、最高の女優。人間性もすばらしいんだ」と太鼓判を押していた。■さすがのヒューも、寒さに勝てず?キアラの歌唱後、ステージに再登場したヒューは厚手のコートに身を包み、手には皮手袋をはめて完全防寒。さすがのヒューも、日本の寒さには勝てない様子だ。司会者から、キアラの歌唱について感想を求められたが、それはスルーし、約300人のファンが待つレッドカーペットに降臨。「寒いなか、ファンを待たせていられない」というヒューの思いもあって、予定されていた報道陣向けの写真撮影は一瞬で打ち切られた。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月13日ヒュー・ジャックマン主演のオリジナル・ミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。このたび、本作でヒュー演じる主人公の相棒役を演じ、歌声やダンスを久々に披露したザック・エフロンのインタビュー映像をシネマカフェが入手した。ディズニー・チャンネルの「ハイスクール・ミュージカル」で大ブレイクし、ミュージカル映画『ヘアスプレー』でも知られるザック・エフロン。近年は『ネイバーズ』や『ダーティ・グランパ』、『ベイウォッチ』など鍛え上げられた肉体美を披露しながらコメディやアクション映画に出演することが多かったザックは、本作では、ロンドンのステージで大成功した劇作家でありながら、バーナム(ヒュー・ジャックマン)の斬新なビジネス・スタイルに魅了され、全てを捨てて相棒になる上流階級出身の青年フィリップを演じている。ヒューvsザックの対決はミュージカル風西部劇!?劇中での見どころの1つは、『ラ・ラ・ランド』に続いて2年連続ゴールデン・グローブ賞「主題歌賞」を受賞したジャスティン・ポールとベンジ・パセックが手掛けた「The Other Side」でのヒューとの競演。バーナムがフィリップを自分のショーに参加させようと説得する場面で、ヒューとザックにミュージカル風の対決をさせるという意図の元に作られたという。「アコースティック・ギターの雰囲気があり、ウエスタン酒場での撃ち合い場面の感じになった」とポールは語り、ヒューは「ザックは、演技力、ダンス、歌唱力を別次元に持っていくために、新しいことに挑戦しようと強い気持ちを持っていた」と、このシーンのレベルを上げたザックを絶賛。今回入手した映像でも、ザック自身がフィリップの役どころや、この「The Other Side」について「数杯のカクテルとド派手なダンスナンバーでバーナムはフィリップの協力を勝ち取るんだ」とアツく語っている。ゼンデイヤとのデュエットに胸キュンセリフ!「歌で本当の愛を表現する以上に優れた方法なんてある?」やがて、バーナムの相棒となったフィリップはバーナム一座の空中ブランコ乗りのアンに恋をするが、公私共に様々な障害にぶつかる。住む世界の違いを乗り越えて愛し合うフィリップとアンのデュエット曲「Rewrite the Stars」について、パセックは「フィリップは全てを失う立場にあり、アンは評判が落ちそうになる。悲恋な恋人たちだが、しっかりと2人は愛し合っていて、この歌はフィリップとアンの気持ちに寄り添う。“世間が言うことなんて気にするな。僕と一緒に夢を見てくれないか”とフィリップがアンに気持ちを伝えるんだ」と、非常にロマンティックなシーンであることを説明する。そんなフィリップを演じたザックは、スタントなしで挑んだこの楽曲のシーンについて「ミュージカルナンバーの中で恋に落ちるのは、僕が何よりも大好きなことの1つだ。歌で本当の愛を表現する以上に優れた方法なんてあるだろうか?」と胸キュン必至のひと言。さらに映像では「いままで出演した作品の中で最も技術を要する振り付けだ」とふり返っており、フィリップの恋の行方に加えて、ダンスにも期待が高まる。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月10日『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の音楽チームが贈る『グレイテスト・ショーマン』。来週に、主人公P.T.バーナムを演じたヒューとレティ役キアラ・セトルの来日も控える本作から、サントラ収録の楽曲「Never Enough」を贅沢に活用したエモーショナルな特別映像が到着した。本作の主人公バーナムは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師。妻・チャリティへの一途な愛を糧に夢を追いかけた彼は、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。「特権階級の世界で暮らしていたチャリティが、多くを持っていないバーナムと一緒にいたいと思ったのは、彼がお金では買えないもの、つまり“想像力”を持っていたからだ。チャリティがバーナムの目で世界を観ると、そこは魔法にかかった場所になる」とマイケル・グレイシー監督は語る。到着した映像でも、想像力を駆使して子どもたちに“魔法”をかけているバーナムの姿にチャリティが惚れこんでいることが伝わってくる。ヒューもまた「一番気に入っているのは、危険を冒しても自分の夢を追いかけ、想像力を発揮すれば、人は素晴らしいことを達成できるという考えだ」と、バーナムの成功の鍵は想像力にあることを明かす。主人公を取り巻く成功を支えた妻と女性スター歌手の存在…映像では、内助の功でバーナムの成功を支えたチャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)だけでなく、バーナムを取り巻くもう1人の女性、世界的なスーパースターのジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)の姿も映し出す。驚異のソプラノでヨーロッパでは人気を博していたものの、アメリカでは無名だった彼女は、バーナムのプロモーションにより、現在でいえばレディー・ガガに匹敵するほどの有名人になっていく。映像全編に流れる、リンドが圧巻の歌声で魅了する楽曲「Never Enough」は、バーナムに対する“誘惑的な思い”を込めて熱唱する曲でもあり、この曲を聞けばリンドのバーナムへの気持ちが容易に想像できる。そんな楽曲に乗って描かれる映像では、チャリティがバーナムと暮らす家を出て行くシーンや、バーナムの型破りなショーに反対する根強い反対派の抗議なども映され、単なるサクセスストーリーではない物語の深さが垣間見えてくる。また、バーナムだけでなく、ザック・エフロン演じるバーナムの若き相棒フィリップとゼンデイヤ演じるバーナム一座のスター・アンとの恋愛にも触れられており、さまざまな人間模様に期待が高まる映像となっている。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月09日ヒュー・ジャックマン出演のミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』と、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとのビッグプロジェクト「グレイテスト・よしもと・ショーマン」の特別映像が、このほど公開された。「チュートリアル」の徳井義実を団長として結成されたこの「グレイテスト・よしもと・ショーマン」は、「トレンディエンジェル」、「尼神インター」、「南海キャンディーズ」しずちゃん、椿鬼奴、「ジャルジャル」、「マテンロウ」、「しずる」、そして「ピスタチオ」が、ゴールデン・グローブ賞主題歌賞受賞楽曲「This Is Me」に込められた、“ありのままの自分で生きよう”というメッセージを体現すべく集結。映像では、団長をはじめとする団員たちが撮影場所のYouTube Space Tokyoへ入ってくる様子から始まり、汗だくになりながらの練習を経て、深夜に及ぶまで40~50テイク撮影したというバーナム一座に負けない見事なダンスを披露。バーナム役のヒューが「本作は人々の胸をいっぱいにしてくれ、人は立ち上がって笑顔になり元気いっぱいになるだろう。この世に生まれたことを誇りに思えるような映画だ」と表現する言葉を裏付けるように、団員たちの笑顔が印象的で、ひとりひとりオンリーワンの個性を輝かせている。また、ミュージカルはちょっと苦手なジャンルだと言う徳井さんだが、「この映画は『ラ・ラ・ランド』と同じようにストーリーもシンプルで本当に見やすい作品です。だから、演出が際立っていると思います。気づいたら3~4回泣いていました」と本作を絶賛。団員たちは、「私たち芸人もいろいろなコンプレックスを持っていることが多いのですが、それを笑いに上手く使える方法が見つかったとき、一気に人生が変わるんです。ユニークな人物が数多く出てくるこの映画にとても共感しました」(しずちゃん)、「僕も石を投げられていた頃がありましたが、それを跳ね返すのは才能しかないことを思い出しました」(斎藤司)とコメントしている。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月05日ヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフがタッグを組み、ミシェル・ウィリアムズ、ゼンデイヤ、ザック・エフロン、キアラ・セトルらハリウッドを代表する豪華スターが共演するミュージカル・エンターテインメント作品『グレイテスト・ショーマン』。この度、ザックとゼンデイヤのロマンティックなデュエットシーンを映した映像が公開された。今回到着した映像は、ザック演じるフィリップとゼンデイヤ演じるアン、悲恋な2人が空中を舞い、愛を歌うロマンチックなデュエットシーン。この「Rewrite the Stars」のミュージカルシーン、ゼンデイヤはトレーニングに励み、空中ブランコのプロたちと何か月も協力して上半身と体幹を鍛え、恐怖をおさえる方法を学び挑んだそう。ザックは、「ゼンデイヤは空中ブランコがとても上手になっていたから、2人で空中のスタントをやり、ハーネスも使わずに空中ブランコに乗った。美しくユニークなシーンになったし、ある意味、シルク・ドゥ・ソレイユとシェイクスピアの組み合わせのようだと思っているよ」と話している。ザック演じるフィリップは、上流階級の生活を捨てバーナム(ヒュー・ジャックマン)の弟子に、またゼンデイヤ演じるアンは、タブーを破るピンク色の髪をした空中ブランコ乗りで、フィリップが夢中になる女性だ。ゼンデイヤは、「アンとフィリップが、それぞれの皮膚の色のせいで、自分たちが望む形で愛し合えないのは痛ましいことよ」と、この切ないラブストーリーについて言及し、「彼らにできるのは視線を交わすことだけだった。愛は自分でコントロールできるものではないの」とコメント。そして『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞のW受賞を2年連続で果たすという快挙へ王手をかけているベンジ・パセックは、「これはフィリップが上流階級のルールを捨て去り、アンを追い求めようと決心した瞬間だ。彼は彼女に、“自分にはもうルールは存在しないから僕と一緒に夢を見てくれないか”と言う」とこのシーンが胸キュン必至であると明かしている。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月01日新作公開のたびに毎回のように来日する親日家として、アクションからミュージカル、ドラマまで幅広いジャンルで主役を務めるスターとして、また大スターなのに親しみやすい人柄でも知られるヒュー・ジャックマン。最近の主演作2本が今年のオスカー候補(『LOGAN/ローガン』が脚色賞、『グレイテスト・ショーマン』が主題歌賞)になり、キャリアも円熟期を迎えている。■ヒュー・ジャックマン、スターダムへ駆け上がる!2月16日(金)公開の『グレイテスト・ショーマン』は19世紀に実在したエンターテイナー、P・T・バーナムの活躍をミュージカルのスタイルで描く伝記映画。音楽を『ラ・ラ・ランド』の作曲チームが手がけ、もともとミュージカルの舞台で頭角を現して映画界に進出したヒューが、歌とダンスの実力を惜しみなく披露。同時に、エンターテイナーとしての使命と家族愛の狭間で苦しむ一人の男性のドラマも見事に演じる。オーストラリアのシドニーに生まれ育ち、高校時代は生徒会長を務めるなど、秀才だったヒュー。大学ではジャーナリズムを専攻したが、たまたま演劇のクラスを履修したのが俳優の道へ進むきっかけとなった。名門校である西オーストラリア演劇学校で演技を学び、映画やドラマ出演をしながら、ミュージカル版「美女と野獣」「サンセット大通り」に出演。1998年、イギリスのロイヤル・ナショナル・シアターで「オクラホマ!」に主演し、国際的な活躍が始まると、すぐに映画『X-MEN』シリーズでウルヴァリン役に大抜擢されて、一躍スターの座に駆け上がった。ルックスと演技力、スターに不可欠のオーラを持つ彼は、まずアクション作を中心に大活躍。演技もアクションもOKなスターとして地位を築き、本場ブロードウェイでミュージカル公演にも出演。出世作「The Boy from Oz」でトニー賞ミュージカル部門最優秀俳優賞を受賞した。その才能はトニー賞やアカデミー賞の授賞式の司会などを通じて、実際に観劇が叶わないファンの目にも届き、また『レ・ミゼラブル』の映画化では主人公ジャン・ヴァルジャンを演じてアカデミー賞主演男優賞候補にもなった。■快活で優しいヒュー・ジャックマン!後輩との素敵エピソードもヒューといえば、アワード・ショーやレッド・カーペット、出演作の宣伝活動で見せる、快活で誰に対しても分け隔てない優しさに定評がある。2013年のアカデミー賞授賞式で主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスが、ステージに上がろうとして転んでしまったとき、ステップに倒れ込んだ彼女に駆け寄って手を貸そうとした光景は印象的。撮影現場では自ら先頭に立って明るく盛り上げるムードメイカーとして知られ、特に経験の少ない若手共演者たちへの気配りはきめ細かく、慕われている。『グレイテスト・ショーマン』で共演したゼンデイヤがジミー・ファロンの「The Tonight Show」で明かしたエピソードは空中ブランコのシーンに臨んだときのこと。セットの高さが4、50メートルもあって尻込みしかけたときに、ヒューが一言、「ゼンデイヤ、君は超イケてる(Badass)よ」と声をかけてくれたことで勇気が出たそう。真田広之やTAOら、日本人キャストと共演した『ウルヴァリン:SAMURAI』では、相棒役を演じた福島リラが本格的映画出演は初めてだったこともあり、カメラの立ち位置から撮影中の食事の取り方(アクション・シーンが多く、体力消耗を避けるため「食べることも仕事のうち」と教えた)まで丁寧にアドバイスした。ツイッターやインスタグラムなどSNSも活用し、まもなく結婚22周年の愛妻で女優のデボラ=リー・ファーネスと夫婦円満な様子やプライベートでのお茶目な素顔も披露。2013年に皮膚がんを発症、その後何度か再発したときもSNSを介して公表、日焼け止めの使用を勧めるなど啓蒙にも熱心だ。■“エンターテインメントと社会へ向けてのメッセージの共存”の担い手として…その素顔はどこまでも明るく優しいけれど、実は演じる役は、ヒーローであっても正しさで押し切るだけではない、葛藤を抱えたキャラクターが多い。出世作となった『X-MEN』シリーズのウルヴァリンはその代表格。ウルヴァリンが主役となるスピンオフ作シリーズでは、人とは違う能力ゆえに自分も周囲を傷つけてきた者の苦しみに焦点が当てられてきたが、不寛容が広がる世界へのメッセージも込めた最新作『LOGAN/ローガン』は3月発表の第90回アカデミー賞で脚色賞にノミネートされている。エンタメの中に、しっかりと主張を込めた作品という点では、『グレイテスト・ショーマン』もこの系譜。また『プレステージ』(06)でクリストファー・ノーラン、『ファウンテン永遠につづく愛』(06)でダーレン・アロノフスキー、そして『プリズナーズ』(13)ではドゥニ・ヴィルヌーヴ…といまをときめく鬼才監督たちといち早く仕事をしている点も見逃せない。昨年から今年にかけて、ハリウッドは差別やハラスメントなど様々な問題に直面し、大きく揺れている。その渦中で、エンターテインメントと社会へ向けてのメッセージの共存という、彼にしかできない使命を担い、ヒュー・ジャックマンはハリウッドの新生をリードしていくに違いない。(text:Yuki Tominaga)
2018年01月29日憎めないダメ男をチャーミングに演じさせたら天下一品!世界中の女性たちを魅了し続ける永遠の二枚目俳優、ヒュー・グラント(57)が、映画『パディントン2』(公開中)で、8年ぶり7度目の来日を果たした。ヒューに日本の印象を聞くと、こんなブラック・ジョークが飛び出した。 「僕はフグに夢中なんだ。昨夜はフグを食べたよ。シェフに聞いたんだけど、フグの毒を摂取すると人間は数時間で苦しみながら死ぬらしいね?僕はロンドンに何人か殺したい人間がいるから、フグの毒を持って帰れないだろうかと考えているんだ」(ヒュー・以下同) 『パディントン2』でヒューが演じるのは、若いころは有名だったが、今は落ち目のローカル俳優、フェニックス・ブキャナン。変装の名人でもあるため、騎士、尼僧などの七変化も披露している。歌って踊るチャーミングな悪役という新境地を開拓したヒューが、本誌インタビューに答えてくれた! 【Q】本作のスタッフから“落ち目のスター、フェニックス・ブキャナンを演じてほしい”と言われたとき、どう思いましたか? 「大いに傷ついたよ。でも1作目が大好きで、興味深い役だからオファーを受けたんだ」 【Q】ブキャナンは変装の魔術師という設定だけに、劇中、犬の着ぐるみから美貌の尼僧まで、バラエティに富んだ変装を披露しています。楽しんで演じることができましたか? 「僕は楽しんで演じるという気持ちが一切なくて。すべてがうまくいって作品が完成した後、劇場で観客が楽しんでくれたときに初めて喜びを感じるんだ。特にコメディは受けるかどうか不安だし、撮影現場はすごく寒いときだってあるからね」 【Q】ミュージカル・シーンも素晴らしかったです 「ありがとう。歌とダンスのトレーニングは数週間行ったんだ。昔は自分が歌ったり踊ったりすることが嫌いだったけど、いまは年のせいか好きになって。往年のMGMミュージカル映画みたいに、歌って踊って人を楽しませるってシンプルだけど素敵なことだなと思えるようになったよ」 【Q】ミュージカル・シーンでピンクのひらひらの衣装を着ているあなたが新鮮でした。プライベートでピンクを着ることはないですよね? 「まぁ、ないね。これからはピンクを取り入れてみようと思っているけど。’70年代はピンク色の服を持っていたよ。14歳ぐらいのころかな」 【Q】イギリスの国民的キャラクターである、パディントンとの思い出を教えてください 「子どものころ、母親がパディントンの絵本の読み聞かせをしてくれた。そのせいで、いまもパディントンの話を聞かないと眠れないんだ!」 【Q】最後に、映画『パディントン2』の見どころは? 「僕はすごく感動した。僕と同じくらい笑って感動してくれるとうれしいね」 『パディントン2』ジャパンプレミアでは、吹き替えを担当した斎藤工と対面。斎藤に出演作品選びの悩みを相談されると、ヒューは「年を重ねて劣化すれば、面白いやりがいのある役が舞い込んでくるよ」。ユーモアあふれる回答で返した。
2018年01月26日『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽家チームが手掛けたミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』の「GreatestよしもとShowman」記者会見が1月25日(木)、都内にて行われ、徳井義実(チュートリアル)、「トレンディエンジェル」(たかし、斎藤司)、「尼神インター」(渚、誠子)、しずちゃん(「南海キャンディーズ」)が出席し、全員で生ダンスを披露した。『グレイテスト・ショーマン』は、ショービジネスの概念を生み出し、夢と愛に生きた伝説のエンターテイナー・P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)の、ドラマティックな人生を描いたミュージカル・エンターテインメント。本作の世界が、このたび、徳井さんをはじめとする、よしもと芸人たちとコラボレーションをすることになった。主題歌「This Is Me」に込められた「ありのままの自分で生きよう」というメッセージを体現すべく、芸人たちがダンスPVを制作した。ダンスレッスンを重ねて、とにかく何時間も踊ったという面々。団長を務めた徳井さは「24時近くまでやっていて、撮影する前に山ほど練習して、何テイクも撮った。斎藤さん、軽い貧血みたいになってた」と苦労を明かす。そんな斎藤さん、実は「個人的にはダンスがすごく好きで、得意という自負があったんです。練習をすごいしたんですけど、誰も褒めてくれないので(いじけて)帰った」とナルシスト感満載に発言。すかさず、渚さんが「ちょっといきってるっていうか、ずっといきってはった!」とバッサリ。斎藤さんは、「うざさ、出ちゃった…。それも感じて早く帰ったんですけど」と、やや落ち込んでいた。それでも、記者会見では全員で息の合ったダンスを披露。「ダンスって楽しい」と息を弾ませた徳井さんは、「このPVを見てもらえれば、映画のキャストがいかにすごいダンスかがわかる」と自虐気味に言うも、「よしもと興行はサーカスみたいなもの。しずちゃんみたいな子もいれば、誠子みたいな子もいて、いろいろなギャグをする人が、あちこちにいる。そういう意味では、すごく気持ちがわかります」と、映画が伝える世界観に寄り添っていた。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。「GreatestよしもとShowman」は1月29日(月)より配信予定。(cinamacafe.net)
2018年01月25日マイケル・ボンドによるロングセラー児童文学の実写映画第2弾『パディントン2』(公開中)で、チャーミングな悪役を演じたヒュー・グラントが来日。ヒューが演じたのは、心優しい紳士のクマ・パディントンを罠にかけようとする落ちぶれた俳優ブキャナン役だ。今回も抜群のコメディ・センスで、観る者を爆笑の渦へと巻き込むヒューに単独インタビュー。ユニークな撮影秘話を聞いていくと、仕事への向き合い方から、今抱える心の葛藤に至るまで赤裸々に明かしてくれた。○■子供の頃から身近なパディントンへの思い本シリーズは、ペルーのジャングルから大都会ロンドンにやってきた小さな紳士のクマ、パディントンの冒険を描くハートウォーミングなストーリー。ヒュー自身も生粋のロンドン生まれで、パディントンに対しては特別な思い入れがあった。「『パディントン』は、イギリス人にとってはいっしょに育ってきたアイコンのような存在だ。僕も小さい頃、よく母親に読み聞かせをしてもらったよ。僕だけではなく、みんなにとっても大好きなキャラクターで、イギリス人にとっては生活の一部になっている存在なんじゃないかな。だからこそ1作目が映画化されると聞いた時、万が一、質の悪い作品になったらどうしようと思っていたけど、完成版を観たらすごく面白かった。実際に、原作者のマイケル・ボンドもすごく大好きと言っていたそうだから本当に良かったと思う」変装の名人であるブキャナンは、騎士、尼僧、ハゲ男と、愉快な七変化をしていく。スキンヘッドのウィッグについてはヒュー自身が提案したそうだ。「あのウィッグはかぶるとすごくかゆかったよ(苦笑)。でも、我ながらイケてると思った。お気に入りの変装は尼僧かな?」○■見せ場のアクションシーンの裏話劇中でヒューは走る列車上で、パディントンと共にドキドキハラハラのアクションを繰り広げる。この見せ場のシーンについての裏話も興味深い。「あのシーンはポール・キング監督から『ちょっと変更を加えたい』と言われ、すべて撮り終えた後でもう1回撮り直したんだ。しかも電車の上を歩くくだりで、1カットだけ僕ではなくアバターが演じているシーンがある。僕の身体を全身スキャンして作ったデジタル版のアバターを使ったが、彼はけっこう良い演技をしているよ。今後は、代役をお願いできるかもね(笑)」誰に対しても思いやりをもって接するパディントンは、とても愛らしい紳士の中の紳士だ。「やはりパディントンを育てたルーシーおばさんの哲学が素晴らしいと思う。親切で心優しくあれば、世の中はより良い場所になるということだ。特に世知辛い今の時代、我々が受け取るべきメッセージなんじゃないかな」“ラブコメの帝王”ヒュー・グラントのパブリックイメージは、ウィットに富んだ楽しいイケメン俳優だが、パディントン並みに気配りのきく英国紳士でもある。今回彼は、『ノッティングヒルの恋人』(99)以来、約20年ぶりに共演したヒュー・ボネヴィルと一緒に来日したが、プレミアでは彼との爆笑共演話を披露し、ボンドの存在もちゃんとアピールしていた。○■パニック障害の恐怖と付き合い方ギャラリーの前では常に笑顔を絶やさないヒューだが、ある時、パニック障害に陥ったことが報じられ、それ以降は出演作も減らしてきた。「新しい年となり、僕は頑張っているけど、全然光が見えなくて。いつも恐怖心を感じながら仕事をしているよ」と告白したヒュー表情は穏やかだったが、その内容はいつになくシリアスだった。「ちょうど『ノッティングヒルの恋人』の撮影中、パニックになってしまった。汗をかくわ、台詞を忘れてしまうわ、演技が突然できなくなるわで、自分自身、申し訳ないやら恥ずかしいやらで本当にショックだった。それからは撮影中、1~3回くらいは必ずパニック障害に陥ってしまう。そうなると、共演者やスタッフはもちろん、家族などみんなに心配や迷惑をかけてしまうことになる。困ったことに、そうなるんじゃないかという恐怖心がより一層拍車をかけてしまう。毎回克服できるんじゃないかと思ってはいるんだけど、なかなかそうもいかなくて」心の葛藤を吐露したヒューは、聞き手である私の心のざわめきを察知したのか、こう続けた。「とはいえ、以前よりは随分上手く病気とつき合えるようになってきた。これをやれば大丈夫、ということを学ぶようになってきたんだ。たとえば、朝ランニングをするとすごくコンディションが良くなったりするよ」私は続ける言葉を探しつつ「ファンからの応援は励みになったりしますか?」と尋ねると、ヒューは「もちろん。それはうれしいことだよ」と柔和な表情を見せてくれて少しほっとした。○■作品選びのポイント数多くの作品で映画ファンを魅了してきたヒューに、作品選びのポイントについても聞いてみた。「まずは自分ができるかどうか、及第点に少しでも近づけるだろうかと考えてみるんだ。実際にどうなるかわからないからね」とやはり慎重派だ。特に意識して選んでいるのは、娯楽性のある作品だと言う。「僕はいつも不安でいっぱいで、苦しみながら映画を作っている。そんなに苦労して演じた作品が、誰にも観られないような作品だと悲しいでしょ。だから芸術性だけで出演を決めるということはしない。もちろん出会いあってのものだけど」ちなみに『パディントン2』は、自身の出演作の中でも最高の1本だと公言した。「本当に自分が誇らしく思っている作品なので、心から観てほしいと思う。僕のファンのみなさんも、そうでない日本のみなさんも楽しんでもらえるとうれしい」■プロフィールヒュー・グラント1960年9月9日生まれ、イギリス・ロンドン出身。『モーリス』(87)でベネチア映画祭、主演男優賞を受賞し注目を集める。『フォー・ウェディング』(94)でアカデミーにノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞を受賞。その後『ノッティングヒルの恋人』(99)や『ラブ・アクチュアリー』(03)、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどに出演し、“ラブコメの帝王”と呼ばれる。近作は『コードネーム U.N.C.L.E.』(15)、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』(16)など。(C)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.
2018年01月23日19世紀を舞台に送るオリジナルのミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。このほど、本作で主演を務めるヒュー・ジャックマンと、劇中でゴールデン・グローブ賞主題歌賞受賞の「This Is Me」を歌い上げるキアラ・セトルが2月に来日することが決定。ヒューが本作についてたっぷりと語るインタビュー映像も到着した。『レ・ミゼラブル』の熱唱で世界を泣かせたヒューが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームとコンビを組んで完成させた本作。ヒューが演じたのは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナム。差別や偏見の中で立ち尽くしていた才能あふれる者たちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。ヒュー・ジャックマン「みなさんが、ミュージカルが大好きなことを知っているよ」昨年の『LOGAN/ローガン』のプロモーション以来、約9か月ぶりの来日となるヒューからは、「日本のみなさんが、ミュージカルが大好きなことを知っているよ。本作を観た後は、必ず笑顔になれることを保証できるから、きっと日本のみなさんにも気に入ってもらえると思うよ。本当に来日が楽しみだ!」と、親日家の顔をのぞかせながら本作への自信を見せてコメント。また、彼と共に来日するのは、バーナムの一座で人気を博すパフォーマーで、「This Is Me」(これが私!)と主張できる自分を獲得していくレティを演じるキアラ・セトル。『ラ・ラ・ランド』で昨年のアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞受賞を果たしたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビが、ゴールデン・グローブ賞主題歌賞2年連続で受賞した楽曲「This Is Me」を、劇中ではセトルが圧巻の歌声を響かせながら力強く披露する。「Hands on a Hardbody」でブロードウェイに旋風を巻き起こし、2013年トニー賞にもノミネートされたセトルについて、パセックは「彼女のことはずっと大好きでずっと尊敬していた女優だ。あんなにスキルとハートを持った人に歌ってもらえて作詞家人生の中で一番感動的な体験だったよ」と絶賛。「キアラが『This Is Me』を歌った瞬間に歌がぐっと持ち上がったんだ」とも語っている。「This Is Me」(これが私!)はいまの時代に響く応援ソング到着した映像で、ヒューが「聞いた瞬間に“絶対にヒットする。自分が歌いたい”と思った」と述懐する「This Is Me」は、“外見や地位がどうであれ、ありのままの自分らしく生きようとする気持ちがあなたを輝がやかせる”という、バーナムがショーを通して観客に投げかけたメッセージを反映させたもの。多様性を認め合ういまの時代を生きる私たちにとっても、唯一無二の応援歌になるはずだ。今回来日するヒューとセトルは、2月13日(火)に作品の世界観をイメージした大規模なレッドカーペットイベントへの参加を予定している。「オリジナルのミュージカルが作られるのは23年ぶりなんだよ。皮肉なことに僕らと同じ時期に『ラ・ラ・ランド』もゴーサインが出ている。だけど僕らの作品には、3倍の予算がかかっているんだ。スタジオにとっては、すごいリスクだ」とヒュー。「ほかと違うことをやったバーナムから、ほかと同じことはやるな、違うことをやれと教えられたんだ」とヒューが話すように、オリジナルのミュージカルのヒットが難しいといわれている時代に、本作にはバーナムの精神がしっかりと息づいていることをヒューは明かしている。自身もゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされたヒューが自信作を引っさげ、大好きな日本の地で何を語るのか?また、キアラの圧巻の歌声は日本中に響き渡るのか、期待していて。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月23日俳優ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(2月16日公開)と、"バブリーダンス"で話題の大阪府立登美丘高校ダンス部がコラボレーションした映像が17日、公開された。『グレイテスト・ショーマン』と登美丘高校ダンス部のコラボ映像が完成『グレイテスト・ショーマン』は、ロマンティックな一途な愛とドラマティックな人生を描いた感動ミュージカル・エンタテイメント。『レ・ミゼラブル』の歌声で世界中を魅了したヒュー・ジャックマンが主人公P.T.バーナムを演じ、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を手がけ、バーナムが投げかける「ありのままの自分らしく生きようとする気持ちがあなたを輝かせる」というメッセージを反映させた9曲の楽曲がストーリーを彩る。このたび、アメリカ時間1月7日に行われた第75回ゴールデングローブ賞で主題歌賞を獲得した「This Is Me」を核としたの日本での本格プロモーションが始動し、第1弾として、昨年動画再生数No.1を記録した登美丘高校ダンス部の総勢72人の女子高生とのコラボが実現。同ダンス部は、17年9月にYouTubeで公開された「バブリーダンス」の動画で注目を集め、昨年末の日本レコード大賞で荻野目洋子と、紅白歌合戦では郷ひろみとの共演で出場を果たした注目のダンス部だ。そんな登美丘高校ダンス部が、主題歌「This Is Me」のプロモーションビデオに参加。常にオンリーワンを目指し、他の高校ダンス部とは異なる表現を目指してきた同ダンス部は、ありのままの自分らしく生きることを謳い上げた『グレイテスト・ショーマン』、そして「This Is Me」のメッセージに深く共感し、オファーを快諾したという。コーチとしてダンス部を率いるakaneさんは「ハリウッド映画のPR大使に選ばれたことは驚きでしかなかった。自分たちの頑張る姿が映画と重なるという説明を受け、ちゃんと自分たちのことを見てくれているということも嬉しかった。生徒たちも自分たちが踊る曲のThis Is Meを聞いて、嬉しすぎたのか、ほとんどの子が泣いていました」とオファーを受けた時の部員の様子を明かした。約1カ月の特訓を経て、撮影は冬休み中の1月6日、隣県・和歌山市の市立和歌山高校を借りて実施。移動車やドローンも駆使した12時間に及ぶ撮影は、渡り廊下、教室、屋上、グランド、体育館と校内をくまなく使って行われた。akaneさんは「これまでは“面白い”パフォーマンスをやってきましたが、今回は登美丘高校ダンス部として新たなテイストのダンスになりました」と手ごたえ。「主役を演じた生徒の表情がだんだん明るくなっていくところに注目してください。それは彼女の力だけでなく、周りの生徒たちの協力もあってそうなりました」と続け、「本気の大人の撮影スタッフの皆さんに力を引き出してもらい、感謝しています。良い経験をさせていただきました」と話している。(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年01月17日俳優のヒュー・グラントが1月16日(火)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『パディントン2』ジャパンプレミア&舞台挨拶に共演者のヒュー・ボネヴィル、日本語吹き替え版声優を務めた三戸なつめ、斎藤工と共に出席した。グラントは「長年自分の作品を応援していただいて感謝しています」と笑顔を見せると「いままで出演した作品のなかでベストだと思いました」と最新作に自信をのぞかせた。■ヒュー・グラント、8年ぶり7度目の来日!本作は、世界40か国以上で翻訳されているイギリスの児童文学「パディントン」シリーズの実写映画化第2弾。ジャングルの奥地からロンドンにやってきたパディントンは、親切なブラウン一家に囲まれ、楽しい暮らしを満喫していたが、ある事件に巻き込まれ逮捕、投獄されてしまう…。映画『噂のモーガン夫妻』以来、約8年ぶり7度目の来日となったグラントさんは、ボネヴィルさんや、斎藤さんたちとレッドカーペットイベントに訪れた約150人の観客に対して、気軽にサインや写真撮影に応じるなどのファンサービスを実施。■『パディントン』はファミリー映画の『ゴッドファーザー』に!舞台挨拶でもグラントさん&ボネヴィルさんは、客席から登場すると、大歓声のなか、気軽にファンの声援に応じ、笑顔で登壇。グラントさんは、本作で演じたブキャナンについて「脚本を送ってもらったとき、ポール・キング監督から手紙をもらったんだ。そこには『かつて有名な俳優だったけれど、落ちぶれて苦々しい自己愛に溢れる人物を登場させようと思っているのだけれど、君にぴったりだよね』と書かれていて…傷ついたな」とのしょんぼりした顔を見せて客席を笑わせていた。一方のボネヴィルさんは、前作に続いて、パディントンがお世話になるブラウン一家の大黒柱を演じているが「非常にナーバスかつワクワクした気持ちでした」と語ると「(原作者の)マイケル・ボンドさんのお墨付きをいただけたというワクワクした思いと、セカンドアルバムシンドロームという言葉がありますが、2作目というのはうまくいかないというナーバスな気持ちが入り混じった感覚でした」と率直な思いを述べる。それでも「ファミリー映画の『ゴッドファーザー』シリーズのようになれば」と期待を込めていた。■斎藤工、グラントさんに質問攻め!グラントさん演じるブキャナンの声を担当した斎藤さんは、グラントさん、ボネヴィルさんを目の前にすると「映画ファンとして、Wヒュー様の隣に立ててよかった」と笑顔をみせる。続けて「(グラントさんの吹き替えに)僕でいいのかなと思いました。グラントさんの近年のコメディラインを含めた、演技の振り幅に興味を持っているんです」と興味津々の様子でグラントさんを質問攻めに。そんな斎藤さんの問いかけにグラントさんは「年を重ねて醜くなれば、やりがいのある役は舞い込んできますよ」とアドバイスしていた。『パディントン2』は1月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月16日俳優のヒュー・グラント(57)に第5子が誕生するようだ。ヒューの恋人であるスウェーデン人テレビプレゼンターのアンナ・エバースタイン(39)が目撃されたことで明らかになった。ヒュー・グラント(C)BANG Media Internationalヒューとアンナの間には、すでに5歳の息子ジョン君と2歳の娘がおり、2人にとっては第3子。元恋人ティンラン・ホンとの間に6歳の娘と4歳の息子を持つヒューにとっては5人目の子供となる。ヒューとアンナは未だコメントを発表していないものの、アンナの母親がスウェーデンのアフトンブラーデ紙に「もう一人孫ができるなんてとても嬉しいです。出産予定日はもうすぐです」と話している。2人は7日に開かれたゴールデン・グローブ賞に出席しており、その際アンナはゆったりとしたブラックのトップスにブラックのブレザーを合わせ、お腹の曲線はあらわにはしていなかったものの、その膨らみが見て取れた。(C)BANG Media International
2018年01月11日ヒュー・グラントの恋人アンナ・エバースタインが第3子を妊娠したという。「Evening Standard」紙によれば、ヒューからの発表はないが、アンナの母が地元スウェーデンの新聞社に「孫がもう1人増えるなんてうれしいわ。出産時期は割とすぐなのよ」と語ったそうだ。先日、ゴールデングローブ賞授賞式にヒューとともに出席したアンナのお腹は確かに膨らんでいた。ヒューとスウェーデン出身でテレビプロデューサーのアンナの間には、すでに2012年誕生のジョンくん、2015年誕生の女児(名前非公開)の2人の子どもがいる。ヒューが57歳で再びパパになることにも驚きだが、さらに驚くのはヒューがこの7年間で子どもを5人ももうけているという点だ。ヒューにとっての第1子は、元恋人のティンラン・フォンが2011年に産んだタビサちゃん。ティンランは2013年にもヒューの子どもフェリックスくんを出産した。ティンランが2人を産んだ2011年から2013年の間に、現在のヒューのパートナーであるアンナが2012年にジョンくんを出産している。なかなか複雑な男女関係がうかがえるが、アンナがヒューとの第3子を妊娠しているいま、2人の関係は安定していそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年01月10日ヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の製作チームが贈る、ミュージカル・エンタテインメント作品『グレイテスト・ショーマン』。この度、ヒューの愛娘が痛烈な一言を放ったというエピソードがシネマカフェに到着した。夢と愛に生きた、伝説のエンターテイナーの映画史上最高にロマンティックな一途な愛と、ドラマティックな人生を描いた本作。ヒューが本作で演じるのは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナム。妻への一途な愛を糧に夢を追いかけた彼は、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。ヒュー・ジャックマン、ドクターストップを無視し傷口開くヒューをはじめ、歌やダンスの実力にも定評があるスターが集結し、劇中で披露している本作。しかし、小さな外科手術を受けた後、ヒューは一時的に医師から歌うことを禁じられていたのだが、「リハーサルの初日、見ているだけというのは拷問以外の何物でもなかった。そして、最後の曲になったとき、“始まりの部分だけ歌おう”と思った。そして、歌い始めて気づいたら全曲を歌ってしまい、突然傷口が開いた」と明かす。当然、医師には激怒されたようだが、「それほど本作の音楽は人に影響を与えるものなんだ」と、自身の身が危険にさらされても歌いたくなる音楽であると語る。愛娘から「口パクやれば?」と一言! しかし…また、音楽の全てのバージョンを自身の子どもたちに聞かせたというヒュー。愛娘に「FROM NOW ON」をレコーディングすると伝えると、「レコーディングするってどういうことよ!彼に歌わせるべきよ。パパは、口パクやれば?」と、なんと『レ・ミゼラブル』以来2度目のゴールデン・グローブ賞の栄冠を目指すヒューの歌声よりも、デモシンガーの歌声を気に入ってしまい痛烈な一言を浴びせたよう。しかし、最終的にヒューがレコーディングしたものを聴かせると、「パパ、やっぱりいいわ!パパが歌うべきね」と言われたと明かし、辛口ご意見番を納得させたと胸をなでおろした。さらに完成した作品も観せたようで、「“気を悪くしないでね…この映画はいままでのパパの映画で群を抜いて最高よ”って言われたんだ」と喜んだ。ヒューの歌声はもちろん、「最近は3、4曲飛び抜けた音楽があると素晴らしいって人は賞賛しがちだけど、この作品に関しては本当に全ての曲が傑出している。2番手に当たる歌が存在しないんだ」とヒューが絶賛する本作の音楽に益々期待が高まるばかりだ。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月10日2018年公開される映画の中からシネマカフェライターが期待している作品No.1をご紹介!黒豆直樹:『マザー!』『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督×ジェニファー・ローレンス&ハビエル・バルデムによるサイコスリラーと聞いただけで、ゾクゾク! …が、まさかの日本公開中止!?理由も不明?何とかならないんでしょうか…?『マザー!』(C) 2017 Paramount Pictures. All rights reserved.内田涼:『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』スピルバーグの新作2本、ピクサーの新作2本、パシリム2、ジュラ2、インフィニティ・ウォー、SWハン・ソロ…。洋画は超豪華ラインナップで盛り上がり必至!特に前作が傑作すぎた「ファンタビ」第2章はいまから楽しみ。作品の成否はジョニデ次第か?『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(C) 2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights(C) JKR.赤山恭子:『キングスマン:ゴールデン・サークル』マスコミ試写で拝見、試写なのに最高すぎて半分お尻を浮かして叫んでしまった。マシュー・ヴォーンのファンタスティックな演出は無論冴えわたり、新キャラのジュリアン・ムーア&エルトン・ジョン(!)が、あの癖のあるキャスト勢を食わんばかり。期待値、上げに上げても裏切られない。『キングスマン:ゴールデン・サークル』(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation新谷里映:『グレイテスト・ショーマン』ヒュー・ジャックマンの『レ・ミゼラブル』超えなるかという期待はもちろん、久々にミュージカル作品出演のザック・エフロンの歌声も楽しみ。サントラを買って映画に登場する全9曲のミュージカル・ナンバーはすでにチェック済み。待ち遠しい!『グレイテスト・ショーマン』(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation渡邉ひかる:『犬ヶ島』敬愛するウェス・アンダーソンの新作である上に、舞台は日本。メガ崎市?コバヤシ少年?学校牛乳?和太鼓がドンドコ鳴り響くファニーなアンダーソン・ワールドに身悶えながら、グサッとくる物語に出会える予感。可愛い(気がする)犬たちに、すでに夢中。ウェス・アンダーソン監督/『Isle of Dogs』(原題)明美トスト:『A Star Is Born』(原題)新年もとにかく大作目白押しで色々迷った挙句、王道の『アベンジャーズ』とかはやめまして、ブラッドリー・クーパーとレディガガの豪華コラボによる往年大ヒット作リメイクの『A Star Is Born(原題:スター誕生)』に期待度イチバン決定!ブラッドリー・クーパー&レディー・ガガ(C) Getty Images牧口じゅん:『女は二度決断する』大好きな『ソウル・キッチン』のファティ・アキン監督が描く社会派スリラー。テロにより愛する家族を失った女性が主人公。対立が激化する世界をどう描いているのかが気になるところ。また、各国の賞レースでも絶賛されたダイアン・クルーガーの演技に注目したい。『女は二度決断する』(C) 2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathe Production,corazon international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH賀来比呂美:ディズニー実写版『くるみ割り人形』(『The Nutcracker and the Four Realms』)『トワイライト』のレネズミ役少女が美しく成長し、クララ役で主演。名門バレエ団のソリストやキーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマンなど錚々たるキャストに監督はラッセ・ハルストレム。ディズニーならではの幻想的な世界観溢れる予告編からも期待が高まるばかり!冨永由紀:『犬ヶ島』ウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメ。近未来の日本でその名も犬ヶ島に隔離された犬たちと、飼い犬を探しに島にやって来た少年の物語。見事に構築された世界、ブライアン・クランストンから野田洋次郎まで、豪華な声のキャスト陣も楽しみ。『犬ヶ島』石井隼人:『ミッドナイト・バス』名匠のもとで助監督経験を積んできた竹下昌男監督による、約14年ぶり2作目となる長編映画監督作。加藤正人の重厚な脚色と竹下監督の尋常ならざる演出力によって、原田泰造、山本未來、小西真奈美、葵わかなが魅せる!大人の鑑賞に堪えうる稀有な邦画と断言!『ミッドナイト・バス』(C) 2017「ミッドナイト・バス」ストラーダフィルムズ/新潟日報社編集部:『リメンバー・ミー』ここ数年で、唯一泣いてしまった映画。少年ミゲルの冒険を、壮大で美しくカラフルな情景とともにドラマティックに描く「家族の絆」がテーマのディズニー/ピクサー作品。卒業や就職などライフステージの変化がなにかと多い3月、劇場できっとあなたの大切な人たちの意味を気付かせてくれるだろう。『リメンバー・ミー』(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2018年01月03日ヒュー・ジャックマンが『ラ・ラ・ランド』の音楽チームとコンビを組んで完成させた、映画史に残るゴージャスでスペクタクルなミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。この度、第75回ゴールデングローブ賞3部門にノミネートされた本作の“生パフォーマンス”映像が公開された。今回到着した映像は、米フォックスの「A Christmas Story LIVE」の生放送中に初めての試みとして放送された、ライブの映画コマーシャル。ワーナー・ブラザースのバックロットにある、ニューヨーク・ストリートを使って屋外で行われたこの撮影。ヒュー演じるバーナムを筆頭に、その相棒フィリップ(ザック・エフロン)、フィリップと当時の禁断の恋に落ちるエンターテイナーのアン(ゼンデイヤ)、ショーのなかでスポットライトを浴びることで“This is me(これが私)”と主張できる自分を獲得することになるレティ(キアラ・セトル)が集結!またマイケル・グレイシー監督と、LIVEディレクターのベス・マッカーシー・ミラーが共に監督した。映像では、まるでブロードウェイ・ミュージカルのような、力強い歌声と息ピッタリな4人のダンス姿が確認できる。また、子どもから大人まで、大勢の人たちの揃ったダンスは圧巻だ。ヒューは本作について「我々は、観客が席に着いたときよりも上機嫌で劇場を出てほしいんだ。『グレイテスト・ショーマン』はまさに人生に対してハッピーになれる映画だ」と語っているように、この映像だけでも気分がアガること間違いなし。パフォーマンスに使われたのは、「COME ALIVE」というショービジネスを始めるP.T.バーナムの夢と希望が詰まった楽曲。2016年度のアカデミー賞主題歌賞を受賞し、世界中から注目を集めたジャスティン・ポールは、「バーナムが自分の気持ちを他の人に伝えたいと思ったときの曲だと考えた。彼がこの曲をパフォーマーたちに伝えると、パフォーマーたちはそれを観客に伝え、観客は友人や家族へと伝えていく。こういうことを歌でやるのは楽しかったよ」と明かしている。『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月26日検索サイト「Google」が2017年、最も検索されたもののランキングを発表、すべての地域を対象にした俳優部門では昨年に続いて、英王室ヘンリー王子と婚約したメーガン・マークルが1位になった。昨年、ヘンリー王子との交際が発覚したことから1位になったメーガンは、11月に婚約を発表したことで、さらに世間の関心度がアップしたようだ。3位には『ワンダーウーマン』のガル・ガドット、5位には『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のビル・スカルスガルドと、出演映画の大ヒットとともにブレイクした2人がトップ5入りを果たした。ちなみに2位のケヴィン・スペイシー、4位のルイス・C・Kはともに今年後半のハリウッドを震撼させたセクハラ騒動で、被害者たちから告発された2人。6位にはNetflixのドラマ「ストレンジャー・シングス未知の世界」のイレブン役のミリー・ボビー・ブラウン、7位は『スパイダーマンホームカミング』のトム・ホランド、8位はドラマ「ビッグバンセオリー/ギークなボクらの恋愛法則」のケイリー・クオコ、9位は最新作『Lady Bird』(原題)が各映画賞で絶賛され、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)候補にもなっているシアーシャ・ローナン、10位は「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズや『ジャスティス・リーグ』で活躍を見せたジェイソン・モモア。映画部門で1位になったのは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。『ワンダーウーマン』が続き、3位は『美女と野獣』。4位にヒュー・ジャックマン主演の『LOGAN/ローガン』、5位に『ジャスティス・リーグ』が入った。ちなみにアメリカ合衆国のランキングでは2位と3位の順位が入れ替わり、4位にはジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』が入っている。ドラマ部門の1位は「ストレンジャー・シングス未知の世界」、2位は「13の理由」とNetflixのドラマが独占。アメリカ合衆国のランキングでは、女子高生の自殺に隠された理由を描いた後者が1位になっている。3位はブラジルのリアリティ番組「Big Brother Brasil」で、シーズン7が放送された「ゲーム・オブ・スローンズ」は4位。5位もNetflixのドラマ「アイアン・フィスト」だった。ミュージシャン&バンド部門では、5月に英マンチェスターの公演中に爆破テロが発生、その後にチャリティ・ライブを行ったアリアナ・グランデが1位になった。2位はボーカルのチェスター・ベニントンが自ら命を絶つという衝撃のニュースが飛び込んだリンキン・パーク、3位は線維筋痛症であることを公表し、活動を休止したレディー・ガガ、手術で大幅減量したマライア・キャリーが4位、自転車事故で右腕骨折してしまったエド・シーランが5位、と心配なニュースを気にしたファンたちの検索結果が如実に表れた。ちなみにメーガン・マークルは俳優部門に限らず、「最も検索された人物」リストでは2位にランクインしたが、こちらにリストアップされたのは、1位の米NBCの看板キャスター、マット・ロウアーをはじめ、ハーヴェイ・ワインスタインや前述のスペイシーといった積年のセクハラ行為で告発された面々が名を連ねた。(text:Yuki Tominaga)
2017年12月15日『オデッセイ』『エイリアン』の巨匠リドリー・スコット監督が、世界で初めての“億万長者”といわれた石油王ジャン・ポール・ゲティの孫誘拐事件を映画化する『All the Money in the World/オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』(原題)の日本公開が決定。さらに、このほど発表された第75回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションにて、先日のケヴィン・スペイシー降板を受けて急きょ代役に決まったクリストファー・プラマーの助演男優賞をはじめ、ミシェル・ウィリアムズが主演女優賞、そしてリドリー・スコットが監督賞にノミネートされた。■あらすじ“世界中のすべての金(All the Money in the World)を手にした”といわれた大富豪ジャン・ポール・ゲティ。だが、1973年11月、愛する17歳の孫ポールが誘拐され1700万ドル(約47億円、※事件当時のレート)もの破格の身代金を要求されたゲティは、あろうことか、その支払いを拒否。彼は大富豪であると同時に、稀代の守銭奴だったのだ。離婚によりゲティ家から離れ、中流家庭の人間となっていたポールの母ゲイルは、息子のために誘拐犯のみならず、世界一の大富豪とも戦うことに。一方、一向に身代金が払われる様子がないことに犯人は痺れを切らし、ポールの身には危険が迫る。しかし、事件は思いも寄らぬ方向へ――。実力派のミシェル・ウィリアムズ、マーク・ウォールバーグに加え、アカデミー賞受賞のケヴィン・スペイシーが石油王ゲティ役で出演…するはずだった本作。ところが、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインのセクハラ告発に端を発した一連の騒動で、ケヴィンもセクハラで告発されたことから、12月22日の全米公開を目前に降板劇が発生。お蔵入りすらささやかれたが、急きょオスカー俳優のクリストファー・プラマーをゲティ役に迎え、ミシェル、マーク、そしてスタッフが一致団結して、この短期間での再撮影を敢行!予定通り全米公開することが発表され、先日無事に再撮影が終了したばかり。全キャスト、スタッフの本作にかける情熱とこれまでに例を見ない展開が注目を集め、今回、サプライズともいえるゴールデン・グローブ賞3部門にノミネート。ひそかにオスカー候補有力作の声も聞こえ始め、まさかの逆転劇に向けてますます期待が高まっている。また、デヴィッド・スカルパによる脚本は、2015年度のハリウッドのザ・ブラックリスト(※映画スタジオ重役が選ぶ映画化前の優秀脚本リスト)にも選ばれており、すでに内容はお墨付きだ。昨日まで普通の母親だった人間が、世界中の金を手にした男と手段を選ばない犯人グループにどう立ち向かうのか?息子の命を救えるのは母の愛か、金の力か?重厚なドラマと最後まで目が離せないスリリングな展開には要注目。そんな本作のゴールデン・グローブ賞ノミネートを受け、スコット監督、クリストファー、ミシェルから感謝のコメントが到着している。■リドリー・スコット監督「観客の皆様を思いながら、挑戦する決意を固めた」ハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)が「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド」を評価してくれたことに感激し、心から感謝しています。またミシェル・ウィリアムズとクリストファー・プラマーの素晴らしい演技が称賛されたことも、誇りに思います。撮影後に予期せぬ挑戦が待ち受けていましたが、公開を楽しみにしている世界中の観客の皆様を思いながら、挑戦する決意を固めました。このプロジェクトに関わった何百人ものスタッフ・キャストが全てのシーンに魂を込めて、この挑戦へと立ち向かいました。素晴らしいニュースに、格別の喜びを感じています。ありがとうございます。■クリストファー・プラマー「素晴らしいチームに感銘」「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド」を完成させたリドリー・スコット監督の素晴らしいチームに深い感銘を受けました。チームは驚異的な偉業を成し遂げ、私もこのかつてない機会に関われたことを嬉しく思います。ハリウッド外国人記者クラブの評価に深く感謝いたします。■ミシェル・ウィリアムズ「作品に関われたことを誇りに」名誉あるノミネートに心から感謝しています。この感動を私の親愛なる友人リドリー・スコット監督と新しい友人であるクリストファー・プラマーと一緒に分かち合えることにも、大きな喜びを感じています。この作品に関われたことを誇りに思います。私にとって素晴らしい道のりでした。また、ヒュー・ジャックマンと『グレイテスト・ショーマン』のスタッフ達にも大きな祝福を贈りたいです。『All the Money in the World/オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』(原題)は2018年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月13日夢と愛に生きた伝説のエンターテイナーのロマンティックで一途な愛と、ドラマティックなその人生を描き、ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門3部門(作品賞・主演男優賞・主題歌賞)にノミネートされた『グレイテスト・ショーマン』。12月8日(現地時間)、ニューヨーク・ワールドプレミアが開催された。実在の人物P.T.バーナムの野心と想像力にインスパイアされた本作は、バーナムが何もないところからアイデアと野心でショービジネスを立ち上げるさまを描くミュージカル・エンタテイメント。そのバーナムが、ニューヨークとイギリス間をキュナード客船を利用して幾度となく航海したことにちなみ、ワールドプレミアは最高峰のオーシャンライナー、クイーン・メリー2にて行われた。主人公P.T.バーナムを演じたヒュー・ジャックマンをはじめ、上流階級出身でバーナムの相棒となるフィリップを演じたザック・エフロン、空中ブランコのパフォーマーでフィリップと惹かれあうアンを演じたゼンデイヤ、バーナムによって世界的な名声を手にしたスウェーデン人のソプラノ歌手ジェニー・リンドを演じたレベッカ・ファーガソン、バーナムの一座でスポットを浴びることで「This Is Me」(これが私)と主張できる自分を獲得していくレティを演じたるキアラ・セトルほかキャスト陣や、日本の人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写版監督にも起用されている新鋭マイケル・グレイシー監督、本作の音楽を担当した『ラ・ラ・ランド』のアカデミー賞コンビ、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールたちが船上に駆けつけた。ザック・エフロン、歌うことは「初恋のようなもの」映画史に残る、ゴージャスなオリジナル・ミュージカルとなる本作らしく、花火も上がり、華やかなプレミアとなった今回。『レ・ミゼラブル』以来の歌声を披露し、ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門主演男優賞にノミネートされたヒューは、「本作は思いやりに満ちた、感動を呼ぶ、楽しい作品で、人を笑顔にする。人はこの音楽を覚えてしまって、頭から離れなくなるだろう。音楽は並外れてすばらしい。それに多様性の受け入れとか、忍耐とかすばらしいメッセージもあるし、完璧な要素をそろえた作品だ」と言葉に力を込める。「ミュージカル映画は以前からやりたかった」そうで、「オリジナルのミュージカル映画を作ろうというガッツのあるスタジオで仕事をするのは楽しかった。なんといっても、23年ぶりのことだ。とてもエキサイティングだ」と語り、「この世に生まれたことを誇りに思えるような映画」と手応えを覗かせる。また、「ハイスクール・ミュージカル」で世に出たザックも、「歌うこと、真実の愛を歌うことには気持ちを最高にさせるような魅力がある。映画の中だけではなくて現実でもね。とても突き抜けた感じのもの。それに、これは僕が子どものときに経験したルーツに戻るものだ。若いときに楽しんだものにね。…初恋のようなものだ」と明かす。そして、本作の見どころとして、「P.T.バーナムはユニークなところがあって、さまざまな人種や容貌の人たちに自由にしていい勇気を与え、スポットライトを浴びることを楽しみ、個人として本当のありのままの自分を受け入れる機会を与えたんだ。これはいまの人たちにとって、大切なメッセージだと思う」と語った。さらに、ゼンデイヤは「映画を観て、とにかく、楽しいと思った。それが私の頭に最初に浮かんだ言葉よ。皆さんには、映画を観終わって笑顔になってほしいと思っているわ。それに『愛』ね。これは受け入れる気持ちを描いた作品」と本作の魅力に言及。イギリス女王の前で歌う人気歌手ジェニー・リンドを演じたレベッカも「完成した映画を観てとても楽しんだ。だから、本作を観た人には私が経験したのと同じように楽しんでもらいたいと思っている。本当に圧倒されたの」と、まるでショーの観客の1人であるかのように、その感動を語っていた。『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月12日『レ・ミゼラブル』で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した才能あふれる音楽チームとタッグを組んだミュージカル・エンターテイメント『グレイテスト・ショーマン』。このたび、ついにヒューのすばらしい歌声が披露される最新予告編が到着した。「グレイテスト・ショーへようこそ」との言葉とともに幕を開ける映像で、まず映し出されるのは、誰もが自分らしく輝ける場所をエンターテインメントの世界に作り出し、ショービジネスの原点を築いたP.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)の姿。仕事を失いながらも、妻(ミシェル・ウィリアムズ)と2人の娘を幸せにすることを願うバーナムは、オンリーワンの個性を持つ人々にスポットライトを当てた、誰も観たことがない華やかなショーを思いつく。世界中の観客を楽しませるためイギリスへ渡ったバーナムは、女王に謁見。そこで出会った奇跡の声を持つ美貌のオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)と共にアメリカに戻り、全米を魅了するショーを繰り広げ、名士の仲間入りを果たす。だが、彼の行く手には、これまで築き上げてきたものすべてを失いかねない波乱が待ち受けていた…。なんと言っても今回の映像では、アメリカ演劇界で最も権威ある「トニー賞」ミュージカル主演男優賞受賞経験もあるヒューの歌声が披露されていることに注目。『ラ・ラ・ランド』の音楽チームによる楽曲とヒューの歌声が相まって、わずか2分の映像でショーの世界に観る者を誘い、感動を呼び起こす。ヒューが「人と違っていても自分自身でいることの重要なメッセージがある。人と違うことこそが自分を特別な存在にしてくれるんだ」と語っているように、冷たい視線を浴びて生きてきた、人と違った個性を持つ人々が「みんな違うから輝くんだ」というバーナムの信念によって繰り広げられる華やかなショーで、その個性を輝かせながら自分の居場所を見つけていく様子には胸を打たれること必至。さらに、ショーに参加するフィリップ(ザック・エフロン)とアン(ゼンデイヤ)の恋愛は簡単には進まないことを予感させるひと幕もあり、目が離せない。ヒューをはじめ、久しぶりにミュージカル作品に臨むザックなど、歌やダンスの実力にも定評があるハリウッドを代表する豪華スターが集結した本作。ハリウッドのミュージカル・ブームが再燃する中、このゴージャスなオリジナル・ミュージカルが2018年の映画界を席巻するに違いない。『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月07日世界中で親しまれ、数々の名曲を生み出したアマデウス・モーツァルト生誕260年を記念して製作された『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』。本作には、映画『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役に大抜擢されたサマンサ・バークスが出演、圧倒的な歌唱力を見せている。アカデミー賞8部門を制した『アマデウス』(’84)以降、満を持して制作された本格的モーツァルト映画となる本作。1787年、モーツァルトがプラハでオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を作曲したという史実に着想を得て、猟色家ドン・ファンを主人公にしたオペラ創作の背景には愛と嫉妬と陰謀の三角関係があった…という独創的な物語だ。本作で、モーツァルト(アナイリン・バーナード)の10年来の友人で、彼をプラハに招待するきっかけをつくる重要なオペラ歌手ヨゼファ・ドゥシェク夫人役を演じたのは、トム・フーパー監督、ヒュー・ジャックマン主演の『レ・ミゼラブル』(’12)でエポニーヌ役に抜擢され注目を集めたサマンサ・バークス。もともとは歌手としてデビューし、その後、オーディション番組へ出場したのをきっかけに、ミュージカル「キャバレー」や「アラジン」などに出演し、舞台の場でキャリアを積んできた。そして、舞台版「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役を演じた際に、その演技と歌唱力をプロデューサーのキャメロン・マッキントッシュに絶賛され、映画版への出演も勝ち取ることに。当初、エポニーヌ役はテイラー・スウィフトで決定と報じられていたため、サマンサは大逆転での起用。彼女の歌う「オン・マイ・オウン」は多くの涙を誘った。『レ・ミゼラブル』では歌のライブ録音が話題となったが、本作の歌唱シーンでも、吹き替え一切なしでサマンサ本人の美しく迫力のある歌声が堪能できる。特に、「フィガロの結婚」で彼女が披露する伯爵夫人のアリア「Porgi Amor(愛の神よ)」は、きっと誰もが耳にしたことがある有名なフレーズなので注目だ。本作でサマンサ演じるヨゼファ夫人は、国際的歌手として活躍し、モーツァルトの招聘と「ドン・ジョヴァンニ」の作曲依頼にも大きく関与していたのではないかと推測されている実在の人物。プラハ滞在中には、ヨゼファのためにモーツァルトが演奏会用アリアを作曲するなど、2人の関係があまりにも親密だったため、ある高名な研究者が20年ほど前にモーツァルトとヨゼファの不倫説を発表し、ちょっとした話題になった。現在では、その可能性は否定されているものの、ふたりの不倫説は本作のプロットにも少なからず影響を与えている。『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』は12月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月27日名作『タイタニック』の主人公ジャックとローズが共に生き延びられたという理論を、オーストラリアの学生が発表した。ジェームズ・キャメロン監督による同作のエンディングでは、2人が乗船していたタイタニックが沈没した後、ケイト・ウィンスレット演じるローズが浮かんだドアの上に横たわって生き延びるのに対し、レオナルド・ディカプリオ演じるジャックは水中に留まり、最終的には低体温症で死亡してしまう。1997年の公開以降、ローズの乗っていたドアにはジャックも乗るのに十分なスペースがあったのではないかという説やそれでも2人が乗ったら沈んでしまっていたのではないかという説など議論が繰り広げられてきた。そこで今回、豪アデレードにあるウェストミンスター・スクールの学生が、2人とも生き延びられたという説を証明する計算式を打ち出した。その説によれば、2人がライフジャケットをそのドアの下に取り付ければ良かったという。しかし、映画の終盤ではジャックはライフジャケットを身に着けていなかったという反論している人もいるようだ。(C)BANG Media International
2017年11月15日トーガ(TOGA)がセレクトする古着店「TOGA XTC」の10周年を記念して、グラフィティ・アーティストMOZYSKEYが原宿店をジャックする。期間は10月27日〜11月12日まで。「TOGA XTC」のために描かれた文字をモチーフにしたグッズや、MOZYSKEY自身がコレクションしているアクセサリーの“ZADA” がラインアップするなど、スペシャルなイベントとなっている。なお、発売初日にはTEX MEXスタイルの“まつり”を開催。中目黒のチリドッグスタンド「CHILITA」が出店し、新メニューのケサディーヤを販売する。【イベント情報】「TOGA XTC 10TH ANNIVERSARY! 」会期:10月27日〜11月12日会場:TOGA XTC 原宿店住所:東京都渋谷区神宮前6丁目31-10「オープニングレセプション “XTCまつり”」会期:10月27日時間:18:00 〜 21:00
2017年10月26日今年公開されたヒュー・ジャックマン主演の『LOGAN/ローガン』は、R指定ながら予想以上の大ヒットを放った。公開直後からささやかれていたスピンオフ映画の製作が、いよいよ実現しそうだ。スピンオフ映画では、『LOGAN/ローガン』のキーパーソンであったローラ(X-23)の物語が描かれるという。『LOGAN/ローガン』で監督&製作総指揮を務めたジェームズ・マンゴールドと、プロデューサーのハッチ・パーカーが「いま、脚本を待っているところ」であることを「The Hollywood Reporter」に認めている。スーパーヒーローの少女が主人公という、ハリウッドではウケの悪そうな題材ではあるが、パティ・ジェンキンス監督の『ワンダー・ウーマン』の世界的ヒットがマンゴールド監督たちの背中を押した。「パティの成功は、製作スタジオに女性が主役の映画を作ることを恐れる必要はないと教えてくれたんた」。『LOGAN/ローガン』を最後に、ウルヴァリン役の引退宣言をしたヒュー・ジャックマンはスピンオフ映画にも関わらないもよう。今後、彼の代わりに『X-MEN』シリーズで活躍する次期ウルヴァリン役俳優に、広い心で接したいと語っている。というのも、ヒューが17年間演じてきたウルヴァリン役は、当初はダグレイ・スコットに決まっていたがスケジュールの都合で降板。ヒューが引き継いだところ、後にダグレイから「きみはすごい役を手にしたんだよ。思いっきり演じてよね!」と激励を受け、感動したからだという。(Hiromi Kaku)
2017年10月25日『レ・ミゼラブル』で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した才能あふれる音楽チームとコンビを組んで完成させた主演作『グレイテスト・ショーマン』。2018年のアカデミー賞候補の呼び声も高い本作の日本公開日が、2月16日(金)に決定し、ポスタービジュアルがお披露目された。先日、米国のエンターテインメント紙「ハリウッド・レポーター」が公表した2018年の第90回アカデミー賞作品賞候補予想作に、『ダンケルク』や『ダウンサイズ』などと並んで選ばれた本作。主人公P.T.バーナムを演じるのは、ヒュー・ジャックマン。パーナムは、「ショービジネス」の概念を生み出した実在の人物。誰もが“オンリーワンになれる場所”をエンターテインメントの世界に作り出し、人々の人生を勇気と希望で照らし出した。そんなバーナムを支えたのは、どんなときも彼の味方であり続けた幼なじみの妻チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)。彼女の愛を心の糧に、仲間たちの友情を原動力に、バーナムはショーの成功に向かって、ひたむきに歩む。到着したポスタービジュアルでも、「夢が、踊りだす」というキャッチコピーの通り、バーナムが夢を掴み、水面に映る彼の仲間たちも生き生きと躍動している様子が描かれている。バーナムの刺激的な人生のストーリーを彩るのは、圧巻の音楽と胸躍るミュージカル・シーン、ゴージャスな映像、そして心揺さぶる人間ドラマだ。バーナムを演じたヒューは、「『レ・ミゼラブル』は素晴らしい経験だったが、音楽をはじめ、全てが新しい作品を作るのは、僕がやりたいことだったんだ。観客が何も知らずに劇場に来て、僕たちが作ったものを観てくれるのを想像するとワクワクするよね」と語り、バーナムを演じることで自身の“夢が叶った”ことも明かしている。さらに、ヒューは、バーナムについての著書を37冊も読んだといい、「『人生がどうなるかは自分次第だ』というバーナムの名言がある。自分に相応しいと感じるものは何でもやったらいい。簡単なものなどないし、人生は簡単ではない。だからといって止めることもできないよね」とバーナムの精神に共感しつつ、夢に向かって1歩踏み出そうとする人の背中を押す。そして、「オスカーなんてどうでもいいと言う人がいたら、きっとウソをついているに決まっている」と笑うヒュー。彼自身の主演ノミネートはもちろん、さまざまな部門で賞レースを騒がせることになるであろう本作に、引き続き注目していて。『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月11日女優の天海祐希が『マイティ・ソー バトルロイヤル』にて、2度のオスカーを獲得したケイト・ブランシェット演じるマーベル史上最強の女性ヴィランの日本語吹き替えを務めることが決定。さらに、人気声優・沢城みゆきが戦闘力MAXの女戦士役でマーベル映画に初参加することになった。『崖の上のポニョ』や『ミニオンズ』『名探偵コナン 純黒の悪夢』『メアリと魔女の花』など多数のアニメ作品でも声優をつとめてきた天海さん。シリーズ累計興行収入全世界NO.1のマーベル・シネマティック・ユニバースの最新作となる本作で、史上最強の女ヴィラン(悪役)の声を担当する。天海さんにとって、実写作品の吹き替えは『リアル・スティール』(ヒュー・ジャックマン主演/’11)以来2度目。今回声を務めるのは、復讐に燃える“死の女神・ヘラ”。主人公ソーの究極の武器ムジョルニア(ハンマー)をいとも簡単に破壊し、ソーやハルクたちの前に立ちはだかる最強の敵を演じる。“マーベル映画初となる女性ヴィラン”として世界中から注目されるこのキャラクターを、オスカー女優のケイトが演じていることで話題を呼んでいる中、天海さんの声が彼女の声質に相応しいと本国から判断されたことも、今回抜擢された大きな理由だという。天海さんは「俳優としても尊敬するケイト・ブランシェットさんの声を演じるということで、お仕事をいただきとても光栄でした。ケイト・ブランシェットさんがすごく素敵な低音の声で演じられていたので、低音の声で、英語の流れるような印象が出るように意識して演じさせていただきました」と、今回の起用への喜びとともに吹き替えについてコメント。「私が演じた死の女神・ヘラというキャラクターは、1人で1,000人に立ち向かうほど最強なのですが、なぜ復讐をするのか?がわかる重要なシーンでは、彼女が深い心の闇を抱えていることがわかってとても好きなシーン」と語り、「完成前のものを役得で先に拝見させてもらいましたが、とってもおもしろいです。期待していてください。ファンの方が多い作品なので、気に入ってもらえると嬉しいです」と、期待を込めてアピール。なお、天海さんは、ロサンゼルスにて10月10日(現地時間)に開催される本作のワールドプレミアにも招待され、参加することが決まっている。さらに、新キャラクターとして主人公ソーたちと共にヘラに立ち向かう女戦士・ヴァルキリー役(テッサ・トンプソン)を、2011年より「ルパン三世」シリーズの峰不二子役を担当し、劇場版も大ヒットした「ソードアートオンライン」シリーズのシノン/朝田詩乃役など数多くの作品に出演、絶大な人気を誇る沢城さんが務めることも決定。沢城さんもまた、「マイティ・ソーとロキ、大・大・大好きです!ですので、お仕事のオファーをいただいたときは、とても嬉しく、光栄でした」と喜びいっぱい。「ヴァルキリーの、戦士としてのカッコ良さだけではなく、彼女のチャーミングなキャラクターを出せるように、工夫しながら担当させていただきました。皆様、どうぞご期待ください!」とコメントを寄せている。もちろん、ソー役(クリス・ヘムズワース)には「マイティ・ソー」シリーズや「アベンジャーズ」シリーズを通じて声優を担当する三宅健太、ロキ役(トム・ヒドルストン)は同じく平川大輔、ハルク/ブルース・バナー役も宮内敦士(マーク・ラファロ)が本作でも声を担当。また、タイカ・ワイティティ監督自らが演じる新キャラクターのコーグ役を、アニメ「笑ゥせぇるすまんNEW」をはじめ、近年は声優として活躍する金谷ヒデユキが担当する。『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2017
2017年10月03日10月12日で40代ラストイヤーとなる49歳を迎えるヒュー・ジャックマン渾身の最後の“ウルヴァリン”『LOGAN/ローガン』が、10月18日(水)についにDVDリリースされる。本作を筆頭に、この秋に相次いでリリースされる、過激なアクションもいとわないオヤジスターたちの作品に注目した。■『LOGAN/ローガン』ヒュー・ジャックマンの“ウルヴァリン”卒業!17年にわたりスーパー・ヒーロー“ウルヴァリン”を演じ続けてきたヒューが最後の雄姿を刻んだ『LOGAN/ローガン』は、世界の未来を握る少女ローラを守るため、ローガンが最強の敵に立ち向かう過激で鮮烈なヴァイオレンス・アクション。17年前と変わらぬアクションを見せ、全身全霊で謎の少女ローラを守るウルヴァリンを熱演するヒュー。本作ではローラ(ダフネ・キーン)と、チャールズ/プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)とともに疑似家族のような関係を築いていく点にも注目。彼が、強靭な肉体を持つウルヴァリンというキャラクターを長きに渡って演じることができた裏には、ストイックなボディメイキングを行ってきた努力あってこそ。ヒュー入魂のラストウルヴァリンは絶対に見逃せない。■『ブラッド・ファーザー』メル・ギブソンが荒野に帰ってきた!元犯罪者のアウトロー・オヤジをメル・ギブソンが演じ、『マッドマックス』ばりに、ハーレーに跨り荒野でバイカーアクションを見せてくれる本作。警察にも、殺し屋にも追われる娘を命がけで守ろうとする父親の姿には注目だ。■『レイルロード・タイガー』ジャッキー・チェンが華麗に鉄道アクション!世界のアクションスターにして、アジア人俳優として初めてアカデミー名誉賞を受賞したジャッキー・チェーンが、63歳とは思えぬ動きで、鉄道アクションを披露。素人強盗団“レイルロード・タイガース”を率いるジャッキーのアクション・パワーは、まだまだ健在と映画ファンを魅了している。若い者には負けられない!年齢を重ねたからこそできるベテラン勢たちの熟練アクションをぜひ目に焼きつけて。『LOGAN/ローガン』は10月18日(水)よりDVDリリース&レンタル開始、デジタル配信中。『ブラッド・ファザー』は10月3日(火)よりDVD/BD発売(レンタル同日開始)。『レイルロード・タイガー』は10月25日(水)よりDVD/BD発売(レンタル同日開始)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOXレイルロード・タイガー 2017年6月16日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開
2017年09月23日スイスのプレミアムチョコレートブランド「リンツ(Lindt)」からハロウィンに向けたチョコレートが登場。2017年9月15日(金)から発売される。ジャック・オ・ランタン&ゴーストのチョコハロウィン期間しか買えない特別チョコレートが登場。ジャック・オ・ランタンの包み紙に包まれた「リンドール パンプキン」は、ミルクチョコレートのシェルの中に、同じくなめらかなミルクチョコレートのフィリングが詰まっている。一方「リンドール ゴースト」は、黒いラッパーにかわいらしいゴーストが描かれた一品。ミルクチョコレートのシェルの中に、ミルキーな優しい味わいのホワイトクリームのフィリングを入れた。シナモンが効いた新フレーバー秋限定ハロウィンテイストに仕上げたチョコレート「リンドール パンプキンスパイス」も新登場。まろやかなミルクチョコレートのシェルに、シナモンの風味が香るフィリングを詰めており、少しスパイシーな大人の味わいとなっている。ホーンテッドハウスやオバケがモチーフのセットもハロウィンチョコが詰め合わされたお得なセットもおすすめ。ホーンテッドハウスをモチーフにした「リンドール ハロウィンバッグ」は、窓から「リンドール パンプキン」「リンドール ゴースト」をはじめ、ハロウィンカラーの「リンドール」が覗く。屋根のデザインの蓋を開けるとかぼちゃが現れ、裏側にはメッセージが書ける仕様になっている。このほか、三匹のおばけが飛び出す三角形のバッグの「トリック・オア・トリートバッグ」、かぼちゃや黒猫が隠れるハロウィンの夜の街をイメージしたラウンドボックスの「リンドール リボン ギフトボックス」などが展開される。【詳細】リンツ ハロウィンチョコレート発売日:2017年9月15日(金)取り扱い:リンツ全店(アウトレット店含む)※ギフトバッグ類はリンツ ショコラ カフェ、リンツ ショコラ ブティックのみ価格:・リンドール パンプキンスパイス各781円/100g (量り売りで販売)・リンドール パンプキン<ハロウィン限定>各781円/100g (量り売りで販売)・リンドール ゴースト<ハロウィン限定>各781円/100g (量り売りで販売)・トリック・オア・トリートバッグ4種7個入り 1,080円・リンドール ハロウィンバッグ6種12個入り 1,620円・リンドール リボン ギフトボックス5種8個入り 1,080円、5種16個入り 2,160円※価格はすべて税込
2017年09月14日