株式会社コーセーは、2019年7月31日にマルホ株式会社との合弁会社「コーセーマルホファーマ株式会社」を設立。商品ライン第一弾として、高保湿機能を備えた化粧水や乳液などのスキンケアライン『Carté(カルテ) ヒルドイド』【医薬部外品】を、2020年9月16日より市場で展開する。『Carté(カルテ) ヒルドイド』『Carté(カルテ) ヒルドイド』は、マルホが供給する、長年にわたり実績のある保水有効成分「ヘパリン類似物質HD」と、コーセーが化粧品づくりで培った、使い易さや使い心地の良さを実現する製剤技術を融合。毎日のお手入れの中で、確かな肌効果と、心地の良い使用感の両立を実現した医薬部外品ラインだ。肌の乾燥へ全方位からアプローチすることにより、肌あれしやすい乾燥肌も、使うたびにうるおいを向上させる。ヘパリン類似物質とはヘパリン類似物質は、医療用医薬品の商品名「ヒルドイド」の主成分。ヒルドイドは乾燥による肌荒れ、やけど、しもやけなどの治療用に、皮膚科などで処方されることがある。保湿力が高く、美容成分に着目したメディア「Liruu」で取り上げられるなど、美容感度の高い女性を中心に注目を集めてきた。()『Carté(カルテ) ヒルドイド』にはヘパリン類似物質「ヘパリン類似物質HD」が配合されており、マルホ株式会社が医薬部外品向けに当成分を他社に供給することは初めてとなる。『Carté(カルテ) ヒルドイド』商品情報『Carté(カルテ) ヒルドイド』の基本ラインナップは化粧水、乳液、クリーム、オールインワンゲルの4種類6品種。さらに2020年10月1日に、「カルテヒルドイドトライアルセット【医薬部外品】(通販限定品)」が発売予定だ。こちらは、化粧水と乳液のミニボトル(14日分)にクリームとオールインワンゲルの2回分がついた、うるおい体感通販トライアルセットとなっている。コーセーとマルホ、各社の技術と知見を結集した最先端の高機能スキンケアライン『Carté(カルテ) ヒルドイド』。9月の発売と、同ブランドの今後の展開に注目したい。【参考】※Liruu※PR TIMES
2020年07月15日クチコミで広がるヒルドイド誤った認識・情報に警鐘アトピー性皮膚炎の患者などに保湿剤として処方される「ヒルドイド」が、一部の雑誌やインターネット上で「美容効果がある」などと噂されていることについて、販売元のマルホ株式会社が適正利用を呼びかける声明を出した。高い保湿効果にくわえ、医療保険が適用され安価で手に入るヒルドイドは、一部雑誌やSNSを通じて「化粧品代わりになる」などと噂されてきた。マルホはこうした情報を確認するたびに、各配信元に対し「ヒルドイドを化粧品同様に紹介することは控えてほしい」との要請を続けてきたほか、出版媒体から、医療用医薬品としての使用目的ではない内容の取材要請があった場合もすべて断ってきたという。「副作用が発現するリスク」もマルホは「患者さん一人ひとりの皮膚の状態を診察した結果を踏まえ、必要に応じて処方されているヒルドイドについて、患者さんが自己判断で治療以外の目的で使用することは、適切な効果が見込めないだけでなく、思わぬ副作用が発現するリスクがあります」(マルホ株式会社プレスリリースより引用)と、美容目的としてヒルドイドが注目・拡散されている現状に注意喚起を行っている。(画像はマルホ株式会社より)【参考】※マルホ株式会社プレスリリース
2017年11月06日